JP2014037009A - 加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置に拡張性を持たせることができ、板状ワークに対するトラブルや一部の加工手段に対する不具合に柔軟に対応すること。
【解決手段】本発明の加工装置は、複数の加工ユニット(4)と、複数の加工ユニット(4)間で板状ワーク(W)を載せたチャックテーブル(T)を搬送するチャック搬送手段(61)とを備え、各加工ユニット(4)には、チャックテーブル(T)を着脱可能に保持するテーブルベース(42)と、テーブルベース(42)に保持されたチャックテーブル(T)上の板状ワーク(W)を加工する加工手段(47)とが設けられ、チャック搬送手段(61)の搬送によりチャックテーブル(T)がテーブルベース(42)に着脱される構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、板状ワークを加工可能な加工装置に関し、特に複数の加工工程を並行して実施できる加工装置に関する。
従来、板状ワークを加工する加工装置として、板状ワークを目標である仕上げ厚みまで薄化する研削装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の研削装置には、板状ワークを粗研削する粗研削手段、板状ワークを仕上げ研削する仕上げ研削手段、板状ワークを研磨する研磨手段等の複数の加工手段が設けられている。また、研削装置には、複数のチャックテーブルを固定したターンテーブルが設けられており、ターンテーブル上の各チャックテーブルは各加工手段にそれぞれ位置付けられている。各チャックテーブルで板状ワークに対して粗研削工程、仕上げ研削工程、研磨工程が並行して実施され、ターンテーブルの回転によって板状ワークが工程間を移動される。
特開2012−135853号公報
ところで、特許文献1に記載の研削装置では、ターンテーブルの回転によってチャックテーブルが各加工手段に対して位置付けられている。この場合、ターンテーブル上に配置可能なチャックテーブルの数や装置基台に設置可能な加工手段の数に限度があり、装置に拡張性を持たせることができない。また、一連の加工工程において、加工途中で板状ワークにトラブルが生じた場合には、装置を停止させなければ、板状ワークを取り出すことができない。さらに、一部の加工手段で、砥石の目詰まり等の不具合が生じた場合には、装置を停止させる必要があり、他の加工手段で加工を継続することができない。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、装置に拡張性を持たせることができ、板状ワークに対するトラブルや一部の加工手段に対する不具合に柔軟に対応できる加工装置を提供することを目的とする。
本発明の加工装置は、板状ワークを保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに板状ワークを搬入出させるワーク搬送手段と、該チャックテーブルに板状ワークを搬入出させる時に該チャックテーブルを保持する待機ベースと、該チャックテーブルを搬送するチャック搬送手段と、該チャックテーブルに保持された板状ワークを加工する加工手段と、該チャックテーブルが保持する板状ワークを加工する時に該チャックテーブルを保持するテーブルベースと、該加工手段の加工位置に該テーブルベースを位置付ける位置付け手段と、を少なくとも備えた加工装置であって、該チャックテーブルへの板状ワークの搬入出をワーク搬送手段で行ない、複数の加工手段で加工するため該チャック搬送手段で該テーブルベースに板状ワークを保持した該チャックテーブルを搬送させる。
この構成によれば、板状ワークを保持した状態でチャックテーブルを搬送可能であり、チャックテーブルをテーブルベースに保持させて各加工手段の加工位置に位置付けている。このため、各加工手段の加工工程において、各テーブルベースをそれぞれ独立して駆動させることができる。よって、ターンテーブル上にチャックテーブルが配置される構成のように、チャックテーブルの個数や加工手段の数が限定されることがない。そして、新たに加工ユニットを増設して加工工程を増やしても、既存の加工工程に対する影響がなく、装置に拡張性を持たせることができる。また、加工途中で板状ワークにトラブルが生じた場合でも、装置全体を停止させることなく、チャックテーブルごと板状ワークを取り出すことができる。さらに、一部の加工手段で、砥石の目詰まり等の不具合が生じた場合であっても、装置を停止させることなく、他の加工手段では加工を継続させることができる。
また、本発明の加工装置において、該テーブルベース上面を洗浄するテーブルベース洗浄手段と、該チャックテーブル下面を洗浄するチャック洗浄手段とを備えている。
また、本発明の加工装置において、該第2のチャック搬送手段は複数の連結部を備えていて、該第2のチャック搬送手段の搬送距離の伸縮が可能である。
本発明によれば、チャックテーブルを搬送可能に構成することで、装置に拡張性を持たせることができ、板状ワークに対するトラブルや一部の加工手段に対する不具合に柔軟に対応できる。
本実施の形態に係る加工装置の模式図である。 本実施の形態に係るチャックテーブルの模式図である。 本実施の形態に係る第1のチャック搬送手段のテーブル保持部の模式図である。 本実施の形態に係る第1、第2のチャック搬送手段による搬送動作の説明図である。 本実施の形態に係る加工装置の動作の説明図である。
以下、添付図面を参照して、本実施の形態に係る加工装置について説明する。図1は、本実施の形態に係る加工装置の模式図である。なお、本実施の形態では加工装置として研削装置を例示して説明するが、この構成に限定されない。加工装置は、複数の加工工程を並行して実施できるものであればよく、レーザー加工装置、切削装置、テープ貼着装置等でもよい。
図1に示すように、加工装置1は、フルオートタイプの研削装置であり、板状ワークWに対する粗研削加工、仕上げ研削加工、研磨加工からなる一連の加工を全自動で実施するように構成されている。板状ワークWは、略円板状に形成されており、表面が不図示の分割予定ラインによって複数の領域に区画されている。分割予定ラインで区画された各領域には、IC、LSI等の回路が形成されている。板状ワークWの表面には、IC等の回路を保護する保護テープ(不図示)が貼着されている。板状ワークWの表面が保護テープを介してチャックテーブルTに保持されることで、板状ワークWに対する加工時の回路破損が防止される。
なお、保護テープとしては、例えば、板状ワークWの表面を保護する目的だけでなく、薄型の板状ワークWの割れを防止するために厚めに形成されたテープが使用されてもよい。例えば、仕上げ厚み10μmまで薄化されるウエーハWの場合には、90μm以上の厚みの保護テープTが使用される。
なお、本実施の形態においては、シリコンウェーハ(Si)、ガリウムヒソ(GaAs)、シリコンカーバイド(SiC)等の板状ワークWを例に挙げて説明するが、この構成に限定されるものではない。例えば、セラミック、ガラス、サファイア(Al23)系の無機材料基板、板状金属や樹脂の延性材料、ミクロンオーダーからサブミクロンオーダの平坦度(TTV: Total Thickness Variation)が要求される各種加工材料を板状ワークWとしてもよい。なお、ここでいう平坦度とは、ウエーハWの被研削面を基準面として厚み方向を測定した高さのうち、最大値と最小値との差を示している。
加工装置1は、搬入搬出ユニット2、中継ユニット3、複数の加工ユニット4を横並びに配置して、各加工ユニット4において並行して各加工工程を実施可能に構成されている。この加工装置1では、搬入搬出ユニット2と中継ユニット3との間は板状ワークWだけが搬送され、中継ユニット3から最奥の加工ユニット4までのユニット間は板状ワークWを載せたチャックテーブルTが搬送されている。したがって、中継ユニット3及び複数の加工ユニット4はチャックテーブルTを共有しており、チャックテーブルTがユニット間を移動することによってチャックテーブルT上の板状ワークWに各種加工が施される。
搬入搬出ユニット2は、加工前の板状ワークWを装置内に搬入し、加工済みの板状ワークWを装置外へ搬出するように構成されている。搬入搬出ユニット2の基台11の前面12には一対のカセット台5、6が設けられている。カセット台5には、加工前の板状ワークWが収容された搬入用カセット7が載置される。カセット台6には、加工済みの板状ワークWが収容される搬出用カセット8が載置される。このように、カセット台5は加工装置1の搬入口として機能し、カセット台6は加工装置1の搬出口として機能している。
基台11には、搬入用カセット7及び搬出用カセット8に対して板状ワークWを出し入れするワーク搬送手段13が設けられている。ワーク搬送手段13は、複数のアームからなる多節リンク部14と、多節リンク部14の先端に設けられたハンド部15とを有している。多節リンク部14は、ハンド部15を上下方向及び水平方向に移動するように構成されている。また、多節リンク部14は、リニアモータ式の移動機構16のスライドヘッドに取り付けられ、X軸方向に移動可能に構成されている。ワーク搬送手段13は、搬入用カセット7から中継ユニット3に加工前の板状ワークWを搬入する他、中継ユニット3から搬出用カセット8に加工済みの板状ワークWを搬出する。
また、基台11には、洗浄機構17が設けられている。洗浄機構17は、板状ワークWよりも小径なスピンナテーブル18を有している。洗浄機構17では、板状ワークWを保持したスピンナテーブル18が高速回転され、スピンナテーブル18に向けて洗浄水が噴射されることで板状ワークWが洗浄される。続いて、スピンナテーブル18が回転された状態で、洗浄水の代わりに乾燥エアが吹き付けられることで板状ワークWが乾燥される。また、基台11のスピンナテーブル18の近傍には、中継ユニット3とスピンナテーブル18との間で板状ワークWを搬送する搬送アーム19が設けられている。
中継ユニット3は、搬入搬出ユニット2と加工ユニット4との間で板状ワークWを中継するように構成されている。この中継ユニット3には、搬入搬出ユニット2から加工前の板状ワークWだけが搬入され、最奥の加工ユニット4(研磨ユニット4c)から加工済みの板状ワークWを載せたチャックテーブルTが搬入される。中継ユニット3は、チャックテーブルTを着脱可能に保持する待機ベース22を有しており、待機ベース22からチャックテーブルTが取り外されることでテーブル搬送を可能にしている。中継ユニット3は、搬入搬出ユニット2から板状ワークWが搬入されると、板状ワークWを載せたチャックテーブルTを隣の加工ユニット4(粗研削ユニット4a)に中継する。
また、中継ユニット3は、最奥の加工ユニット4(研磨ユニット4c)から板状ワークWを載せたチャックテーブルTが搬入されると、待機ベース22にチャックテーブルTを保持させて洗浄機構17に板状ワークWを中継する。待機ベース22は、基台21上の位置付け手段23により洗浄機構17に臨む洗浄位置に位置付けられる。位置付け手段23は、基台11に配置されたX軸方向に延びる一対のガイドレール24と、一対のガイドレール24上の待機ベース22に連結されたボールネジ式の駆動機構(不図示)とから構成される。待機ベース22は、駆動機構の駆動によりガイドレール24に沿ってX軸方向に移動される。
また、基台21には、チャック上面洗浄手段25及びワーク洗浄手段26が設けられている。チャック上面洗浄手段25及びワーク洗浄手段26は、アーム31、32の先端に複数の洗浄ブレード33、34を有しており、アーム31、32の基端を中心として回動可能かつ上下方向に移動可能に構成されている。チャック上面洗浄手段25は、洗浄機構17における板状ワークWの洗浄中に、空いたチャックテーブルTの上面を複数の洗浄ブレード33を用いて洗浄する。ワーク洗浄手段26は、板状ワークWの搬出直前に、チャックテーブルT上の板状ワークWの上面を複数の洗浄ブレード34を用いて洗浄する。なお、洗浄ブレード33、34は、例えば、硬質樹脂、アルミナセラミック、アルカンサスで形成される。
複数の加工ユニット4は、粗研削ユニット4a、仕上げ研削ユニット4b、研磨ユニット4cであり、それぞれ独立して駆動可能に構成されている。粗研削ユニット4a、仕上げ研削ユニット4b、研磨ユニット4cはチャックテーブルTを着脱可能に保持するテーブルベース42a−42cを有しており、テーブルベース42a−42cで板状ワークWを載せたチャックテーブルTを受け取るように構成されている。粗研削ユニット4a、仕上げ研削ユニット4b、研磨ユニット4cのテーブルベース42a−42cは、板状ワークWを載せたチャックテーブルTを受け取ると、チャックテーブルTを各加工手段47a−47cに向けて搬送する。
テーブルベース42a−42cは、各基台41a−41cに設けられた位置付け手段43a−43cにより、各加工手段47a−47cの加工位置に位置付けられる。位置付け手段43a−43cは、基台41a−41cに配置されたX軸方向に延びる一対のガイドレール44a−44cと、一対のガイドレール44a−44c上のテーブルベース42a−42cに連結されたボールネジ式の駆動機構(不図示)とから構成される。テーブルベース42a−42cは、駆動機構の駆動によりガイドレール44a−44cに沿ってX軸方向に移動される。
各加工手段47a−47cは、ボールネジ式の駆動機構(不図示)を介して、各基台41a−41cに立設されたコラム48a−48cに上下動可能に支持されている。各加工手段47a−47cは、この駆動機構によってチャックテーブルT上の板状ワークWに対して離間又は接近される。加工手段47aは、粗研削手段であり、チャックテーブルTに保持された板状ワークWの裏面に研削砥石を回転接触させて粗研削する。粗研削加工では、粒度の粗い研削砥石によって目標である仕上げ厚み近傍まで板状ワークWが高速で研削される。
加工手段47bは、仕上げ研削手段であり、チャックテーブルTに保持された板状ワークWの裏面に研削砥石を回転接触させて仕上げ研削する。仕上げ研削加工では、粒度の細かい研削砥石によって仕上げ厚さまで板状ワークWが研削されると共に表面粗さが鏡面に近付けられる。加工手段47cは、研磨手段であり、チャックテーブルTに保持された板状ワークWの裏面に研磨パッドを回転接触させて研磨する。研磨加工では、研磨パッドによって板状ワークWの裏面に鏡面加工を施し、板状ワークWに生じた機械的なダメージを除去して抗折強度を改善している。
また、基台41a−41cには、チャック洗浄手段45a−45c及びテーブルベース洗浄手段46a−46cが設けられている。チャック洗浄手段45a及びテーブルベース洗浄手段46aは、アーム51a、52aの先端に複数の洗浄ブレード53a、54aを有しており、アーム51a、52aの基端を中心として回動可能かつ上下方向に移動可能に構成されている。チャック洗浄手段45aは、チャックテーブルTがテーブルベース42aから取り上げられた状態で、チャックテーブルTの下面を複数の洗浄ブレード53aを用いて洗浄する。テーブルベース洗浄手段46aは、チャックテーブルTがテーブルベース42aから取り上げられた状態で、テーブルベース42aの上面を複数の洗浄ブレード54aを用いて洗浄する。なお、チャック洗浄手段45b、45c及びテーブルベース洗浄手段46b、46cも同様に構成されている。なお、洗浄ブレード53a−53c、54a−54cは、例えば、硬質樹脂、アルミナセラミック、アルカンサスで形成される。
また、加工装置1には、中継ユニット3と粗研削ユニット4aとの間、粗研削ユニット4aと仕上げ研削ユニット4bとの間、仕上げ研削ユニット4bと研磨ユニット4cとの間でチャックテーブルTを搬送する第1のチャック搬送手段61a−61cが設けられている。また、加工装置1には、最奥の研磨ユニット4cと最前の中継ユニット3との間でチャックテーブルTを搬送する第2のチャック搬送手段71が設けられている。第1のチャック搬送手段61a−61cは、チャックテーブルTを保持するテーブル保持部62a−62cと、テーブル保持部62a−62cを昇降する昇降機構(不図示)とを有している。第1のチャック搬送手段61a−61cは、リニアモータ式の移動機構(不図示)によって隣り合うユニット間をY軸方向に移動される。
第2のチャック搬送手段71は、チャックテーブルTを保持するテーブル保持部72と、テーブル保持部72を昇降する昇降機構(不図示)とを有している。第2のチャック搬送手段71は、リニアモータ式の移動機構(不図示)によって研磨ユニット4cと中継ユニット3との間をY軸方向に移動される。また、第2のチャック搬送手段71は、第1のチャック搬送手段61a−61cよりも高い位置でチャックテーブルTを搬送している。このため、第1のチャック搬送手段61a−61cと第2のチャック搬送手段71とが衝突することがなく、上下ですれ違い可能となっている。なお、本実施の形態では、第1のチャック搬送手段61a−61cを下段、第2のチャック搬送手段71を上段に配置したが、逆に配置してもよい。
また、第2のチャック搬送手段71は、複数のレール74により搬送路を形成している。各レール74は連結部75を介して相互に連結されており、レール74の増設又は撤去により第2のチャック搬送手段71の搬送距離の伸縮が可能になっている。この構成により、加工装置1に新たに加工ユニットを増設する場合や加工ユニットを撤去する場合に、レール74の連結数を調整することで第2のチャック搬送手段71の搬送距離を調整することができる。
このように、本実施の形態に係る加工装置1は、各加工ユニット4において独立して加工を実施するように構成されている。このため、一部にユニットに不具合が生じた場合であっても、他のユニットに影響がない。よって、装置全体を止めることなく、板状ワークWに対するトラブルや一部の加工ユニットに対する不具合に柔軟に対応できる。また、加工装置1は、搬送手段や加工ユニットの増設により、装置に拡張性を持たせることができる。
図2及び図3を参照して、搬送対象となるチャックテーブル及び第1、第2のチャック搬送手段について詳細に説明する。図2は、本実施の形態に係るチャックテーブルの模式図である。図3は、本実施の形態に係る第1のチャック搬送手段のテーブル保持部の模式図である。なお、図3において、第1のチャック搬送手段のテーブル保持部を例示して説明するが、第2のチャック搬送手段のテーブル保持部も同一の構成である。
図2に示すように、チャックテーブルTは、表面に円形凹部36が形成されたテーブル本体37と、円形凹部36に取り付けられたポーラス板38とから構成される。テーブル本体37の内部には、円形凹部36の底面55から裏面56に向かう鉛直流路57と、鉛直流路57の途中から側面58に向かう水平流路59とが形成されている。鉛直流路57は、チャックテーブルTが待機ベース22に保持されることで、待機ベース22の内部流路65に連通される。待機ベース22の内部流路65は、中継ユニット3の吸引源67に接続されている。水平流路59は、チャックテーブルTがテーブル保持部62aに保持されることで、テーブル保持部62aの内部流路66に連通される(図3参照)。テーブル保持部62aの内部流路66は、搬送手段側の吸引源68に接続されている。
また、鉛直流路57及び水平流路59には、それぞれ逆止弁81、82が設けられている。鉛直流路57の逆止弁81は、水平流路59に負圧が生じたときに鉛直流路57を遮断し、水平流路59の逆止弁82は、鉛直流路57に負圧が生じたときに水平流路59を遮断する。また、鉛直流路57の逆止弁81は、チャックテーブルTが待機ベース22上に載置されたときに開放され、水平流路59の逆止弁82は、チャックテーブルTがテーブル保持部62aに保持されたときに開放される。
よって、待機ベース22上のチャックテーブルTでは、逆止弁81の開放により中継ユニット3の吸引源67からポーラス板38に吸引力が付与される。一方、搬送中のチャックテーブルTでは、逆止弁82の開放により第1のチャック搬送手段61aの吸引源68からポーラス板38に吸引力が付与される。テーブル本体37の裏面56には、待機ベース22の表面83から突出した位置決めピン84に係合するピン穴85が形成されている。チャックテーブルTは、このピン穴85に位置決めピン84が係合されることで、待機ベース22に対して前後左右に位置決めされる。
なお、ここではチャックテーブルTが待機ベース22に保持される構成について説明したが、チャックテーブルTをテーブルベース42a−42cに保持する構成も同様である。
図3に示すように、テーブル保持部62aは、ベース部91の四方に設けたクランプロッド92(2つのみ図示)により、チャックテーブルTの周囲をクランプするように構成されている。ベース部91の上面には、前後方向に延びる一対のガイドレール93が設けられており、各ガイドレール93にはスライドテーブル94がスライド可能に支持されている。一対のスライドテーブル94は、シリンダ機構95を介して連結されており、シリンダ機構95のピストンロッド96の伸縮動作により互いに離間方向又は接近方向にスライドされる。
各スライドテーブル94には、それぞれチャックテーブルTをクランプする一対のクランプロッド92が設けられている。各クランプロッド92の下端側には、ロッド径が部分的に縮径されて下端部がフランジ状に形成されている。また、各スライドテーブル94には、チャックテーブルTを吸引源68に接続する搬送吸引部97が設けられている。搬送吸引部97には内部流路66が形成されており、外部配管(不図示)を通じて吸引源68に接続されている。搬送吸引部97は、チャックテーブルTの側面58に当接することで、内部流路66をチャックテーブルT内の水平流路59に連通させる。
このテーブル保持部62aは、図3Aに示すチャックテーブルTから離れた上方位置では、ピストンロッド96が外側に押し出されており、一対のスライドテーブル94の間隔が広げられている。この状態で、テーブル保持部62aが下降して、チャックテーブルTに近付けられると、クランプロッド92及び搬送吸引部97がチャックテーブルTの周囲に間を空けて位置付けられる。テーブル保持部62aは、図3Bに示すチャックテーブルTを保持する下方位置では、ピストンロッド96が内側に引き戻され、一対のスライドテーブル94が互いに引き寄せられる。
これにより、一対のスライドテーブル94の各クランプロッド92及び各搬送吸引部97がチャックテーブルTの周囲に当接される。チャックテーブルTは、各クランプロッド92の縮径部分でチャックテーブルTの周囲が四方から挟み込まれることでクランプされる。また、チャックテーブルTの側面58と搬送吸引部97の内面98とが当接することで、チャックテーブルTの水平流路59と搬送吸引部97の内部流路66とが連通する。この構成により、チャックテーブルTには、第1のチャック搬送手段61aによる搬送中に、搬送吸引部97を介して吸引源68から吸引力が付与される。
図4を参照して、第1、第2のチャック搬送手段による搬送動作について説明する。図4は、本実施の形態に係る第1、第2のチャック搬送手段による搬送動作の説明図である。
図4Aに示すように、第1のチャック搬送手段61a−61cは、それぞれ中継ユニット3の待機ベース22、粗研削ユニット4aのテーブルベース42a、仕上げ研削ユニット4bのテーブルベース42bの上方に位置付けられている。第2のチャック搬送手段71は、研磨ユニット4cのテーブルベース42cの上方に位置付けられている。このとき、中継ユニット3の待機ベース22には、加工前の板状ワークWを載せたチャックテーブルTが保持されている。粗研削ユニット4a、仕上げ研削ユニット4b、研磨ユニット4cのテーブルベース42a−42cには、加工済みの板状ワークWを載せたチャックテーブルTが保持されている。
また、待機ベース22上及びテーブルベース42a−42c上のチャックテーブルTには、各ユニット側の吸引源から板状ワークWに対する吸引力が付与されている。そして、第1のチャック搬送手段61a−61c及び第2のチャック搬送手段71が下降して、それぞれ待機ベース22、テーブルベース42a−42cからチャックテーブルTが取り上げられる。各チャックテーブルTは、待機ベース22、テーブルベース42a−42cから分離されることで、各ユニット側の吸引源から遮断される。この場合、各チャックテーブルTには、搬送手段側の吸引源から板状ワークWに対する吸引力が付与されている。このため、チャックテーブルTは、板状ワークWを吸引保持した状態で搬送される。
次に図4Bに示すように、第1のチャック搬送手段61aは、中継ユニット3から粗研削ユニット4aに向けて、加工前の板状ワークWを載せたチャックテーブルTを搬送する。第1のチャック搬送手段61bは、粗研削ユニット4aから仕上げ研削ユニット4bに向けて、粗研削済みの板状ワークWを載せたチャックテーブルTを搬送する。第1のチャック搬送手段61cは、仕上げ研削ユニット4bから研磨ユニット4cに向けて、仕上げ研削済みの板状ワークWを載せたチャックテーブルTを搬送する。第2のチャック搬送手段71は、研磨ユニット4cから中継ユニット3に向けて、研磨済みの板状ワークWを載せたチャックテーブルTを搬送する。
次に図4Cに示すように、第1のチャック搬送手段61a−61cは、粗研削ユニット4a、仕上げ研削ユニット4b、研磨ユニット4cのテーブルベース42a−42cの上方に位置付けられる。また、第2のチャック搬送手段71は、中継ユニット3の待機ベース22の上方に位置付けられる。そして、第1のチャック搬送手段61a−61c及び第2のチャック搬送手段71が下降して、それぞれテーブルベース42a−42c及び待機ベース22にチャックテーブルTを載置する。チャックテーブルTは、待機ベース22、テーブルベース42a−42cに載置されることで、各ユニット側の吸引源に再び接続される。
このようにして、粗研削ユニット4aに加工前の板状ワークWが搬送され、仕上げ研削ユニット4bに粗研削済みの板状ワークWが搬送され、研磨ユニット4cに仕上げ研削済みの板状ワークWが搬送され、中継ユニット3に研磨済みの板状ワークWが搬送される。この場合、第1のチャック搬送手段61a−61cと第2のチャック搬送手段71が異なる高さ位置で搬送され、第1のチャック搬送手段61a−61cと第2のチャック搬送手段71とが上下ですれ違うように構成されている。
ここで、図5を参照して、加工装置の全体的な動作の流れについて説明する。図5は、本実施の形態に係る加工装置の動作の説明図である。ここでは、説明の便宜上、単一の板状ワークが加工される流れについて説明するが、実際には複数の板状ワークが並行して加工される。なお、以下の説明は加工装置の動作の一例を示すものであり、加工装置の動作は、この動作に限定されない。
先ず、図5Aに示すように、板状ワークWが中継ユニット3から粗研削ユニット4aに中継される。この中継処理では、ワーク搬送手段13により搬入用カセット7から加工前の板状ワークWが取り出され、中継ユニット3のチャックテーブルTに載置される。このとき、チャックテーブルTは待機ベース22に保持されており、中継ユニット3の吸引源からの吸引力によりチャックテーブルTに板状ワークWが吸引保持される。次に、第1のチャック搬送手段61aにより、板状ワークWが乗ったチャックテーブルTが粗研削ユニット4aのテーブルベース42aに搬送される。第1のチャック搬送手段61aによる搬送中は、搬送手段側の吸引源からの吸引力によりチャックテーブルTに板状ワークWが吸引保持される。
次に、図5Bに示すように、粗研削ユニット4aにおいて板状ワークWに粗研削加工が実施される。この粗研削加工では、テーブルベース42aにチャックテーブルTが保持され、粗研削ユニット4aの吸引源からの吸引力によりチャックテーブルTに板状ワークWが吸引保持される。次に、テーブルベース42aがX軸方向に移動し、加工手段47aの下方の加工位置にチャックテーブルTが位置付けられる。そして、チャックテーブルT上の板状ワークWに対して加工手段47aの研削砥石が回転接触されることで、板状ワークWが仕上げ厚み近傍まで粗研削される。
板状ワークWに対する粗研削加工が終了すると、チャックテーブルTを保持したテーブルベース42aが初期位置に戻される。次に、第1のチャック搬送手段61bにより、板状ワークWの載ったチャックテーブルTがテーブルベース42aから取り上げられる。この状態で、テーブルベース洗浄手段46aによってテーブルベース42aの上面が洗浄され、チャック洗浄手段45aによってチャックテーブルTの下面が洗浄される。テーブルベース42a及びチャックテーブルTの洗浄が終了すると、第1のチャック搬送手段61bにより、板状ワークWが乗ったチャックテーブルTが仕上げ研削ユニット4bのテーブルベース42b(図4参照)に搬送される。
次に、図5Cに示すように、仕上げ研削ユニット4bにおいて板状ワークWに仕上げ研削加工が実施される。この仕上げ研削加工では、テーブルベース42bにチャックテーブルTが保持され、仕上げ研削ユニット4bの吸引源からの吸引力によりチャックテーブルTに板状ワークWが吸引保持される。次に、テーブルベース42bがX軸方向に移動し、加工手段47aの下方の加工位置にチャックテーブルTが位置付けられる。そして、チャックテーブルT上の板状ワークWに対して加工手段47bの研削砥石が回転接触されることで、板状ワークWが仕上げ厚みまで仕上げ研削される。
板状ワークWに対する仕上げ研削加工が終了すると、チャックテーブルTを保持したテーブルベース42bが初期位置に戻される。次に、第1のチャック搬送手段61cにより、板状ワークWの載ったチャックテーブルTがテーブルベース42bから取り上げられる。この状態で、テーブルベース洗浄手段46bによってテーブルベース42bの上面が洗浄され、チャック洗浄手段45bによってチャックテーブルTの下面が洗浄される。テーブルベース42b及びチャックテーブルTの洗浄が終了すると、第1のチャック搬送手段61cにより、板状ワークWが乗ったチャックテーブルTが研磨ユニット4cのテーブルベース42c(図4参照)に搬送される。
次に、図5Dに示すように、研磨ユニット4cにおいて板状ワークWに研磨加工が実施される。この研磨加工では、テーブルベース42cにチャックテーブルTが保持され、研磨ユニット4cの吸引源からの吸引力によりチャックテーブルTに板状ワークWが吸引保持される。次に、テーブルベース42cがX軸方向に移動し、加工手段47cの下方の加工位置にチャックテーブルTが位置付けられる。そして、チャックテーブルT上の板状ワークWに対して加工手段47cの研磨パッドが回転接触されることで、板状ワークWが鏡面加工される。
板状ワークWに対する研磨加工が終了すると、チャックテーブルTを保持したテーブルベース42cが初期位置に戻される。次に、第2のチャック搬送手段71により、板状ワークWの載ったチャックテーブルTがテーブルベース42cから取り上げられる。この状態で、テーブルベース洗浄手段46cによってテーブルベース42cの上面が洗浄され、チャック洗浄手段45cによってチャックテーブルTの下面が洗浄される。テーブルベース42c及びチャックテーブルTの洗浄が終了すると、第2のチャック搬送手段71により、板状ワークWが乗ったチャックテーブルTが中継ユニット3の待機ベース22(図4参照)に搬送される。
次に、図5Eに示すように、搬入搬出ユニット2において板状ワークWに洗浄処理が実施される。この洗浄処理では、待機ベース22にチャックテーブルTが保持され、中継ユニット3の吸引源からの吸引力によりチャックテーブルTに板状ワークWが吸引保持される。次に、待機ベース22がX軸方向に移動し、洗浄機構17に臨む洗浄位置にチャックテーブルTが位置付けられる。そして、搬送アーム19によりチャックテーブルTから洗浄機構17に板状ワークWが搬送され、洗浄機構17において板状ワークWがスピンナ洗浄される。
この板状ワークWの洗浄中に、チャック上面洗浄手段25によってチャックテーブルTの上面が洗浄される。洗浄機構17において板状ワークWの洗浄が終了すると、搬送アーム19により洗浄機構17からチャックテーブルTに板状ワークWが搬送される。チャックテーブルTに板状ワークWが戻されると、ワーク洗浄手段26によってチャックテーブルT上の板状ワークWが洗浄される。そして、ワーク搬送手段13により中継ユニット3のチャックテーブルTから板状ワークWが取り上げられ、搬出用カセット8に板状ワークWが押し込まれる。
以上のように、本実施の形態に係る加工装置1によれば、チャックテーブルTへの板状ワークWの搬入出をワーク搬送手段13で行い、板状ワークWを保持したチャックテーブルTの搬送を第1、第2のチャック搬送手段61a−61c、71で行っている。また、粗研削ユニット4a、仕上げ研削ユニット4b、研磨ユニット4cにおいて並行して複数の加工工程を実施している。この場合、粗研削ユニット4a、仕上げ研削ユニット4b、研磨ユニット4cでチャックテーブルTが独立して駆動されている。このため、ターンテーブル上にチャックテーブルTが配置される構成のように、チャックテーブルTの個数や加工手段の数が限定されることがない。よって、新たに加工ユニットを増設して加工工程を増やしても、既存の加工工程に対する影響がなく、装置に拡張性を持たせることができる。また、加工途中で板状ワークWにトラブルが生じた場合でも、装置全体を停止させることなく、チャックテーブルTごと板状ワークWを取り出すことができる。さらに、一部の加工手段で、砥石の目詰まり等の不具合が生じた場合であっても、装置を停止させることなく、他の加工手段では加工を継続させることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上記した実施の形態においては、加工装置1が粗研削工程、仕上げ研削工程、研磨工程に対応する構成としたが、この構成に限定されない。加工装置1は、加工ユニットの交換又は増設により、切削工程、レーザー加工工程、テープ貼着工程等の他の加工工程に対応することも可能である。
また、上記した実施の形態においては、加工装置1が3つの加工工程を並行して実施する構成としたが、この構成に限定されない。加工装置1は、2以下の加工工程を並行して実施してもよいし、4つ以上の加工工程を並行して実施してもよい。
また、上記した実施の形態においては、第1のチャック搬送手段61a−61c及び第2のチャック搬送手段71が、複数のクランプロッドによってチャックテーブルTをクランプする構成としたが、この構成に限定されない。第1のチャック搬送手段61a−61c及び第2のチャック搬送手段71は、チャックテーブルTを搬送可能であれば、どのように構成されてもよい。
また、上記した実施の形態においては、位置付け手段23、43a−43cがボールネジ式の駆動機構で駆動される構成としたが、この構成に限定されない。位置付け手段23、43a−43cは、リニアモータ式の駆動機構で駆動されてもよい。また、待機ベース22は、チャックテーブルTに板状ワークWを搬入出させるときに、チャックテーブルTを保持するように構成されていれば、どのように構成されてもよい。また、テーブルベース42a−42cは、チャックテーブルTが保持する板状ワークWを加工する時に、チャックテーブルTを保持するように構成されていれば、どのように構成されてもよい。
以上説明したように、本発明は、装置に拡張性を持たせることができ、板状ワークに対するトラブルや一部の加工手段に対する不具合に柔軟に対応できるという効果を有し、特に、複数の加工工程を並行して実施できる加工装置に有用である。
1 加工装置
2 搬入搬出ユニット
3 中継ユニット
4 加工ユニット
4a 粗研削ユニット
4b 仕上げ研削ユニット
4c 研磨ユニット
13 ワーク搬送手段
22 待機ベース
23 位置付け手段
42a−42c テーブルベース
43a−43c 位置付け手段
45a−45c チャック洗浄手段
46a−46c テーブルベース洗浄手段
47a−47c 加工手段
61a−61c 第1のチャック搬送手段
71 第2のチャック搬送手段
74 レール
75 連結部
T チャックテーブル
W 板状ワーク

Claims (4)

  1. 板状ワークを保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに板状ワークを搬入出させるワーク搬送手段と、該チャックテーブルに板状ワークを搬入出させる時に該チャックテーブルを保持する待機ベースと、該チャックテーブルを搬送するチャック搬送手段と、該チャックテーブルに保持された板状ワークを加工する加工手段と、該チャックテーブルが保持する板状ワークを加工する時に該チャックテーブルを保持するテーブルベースと、該加工手段の加工位置に該テーブルベースを位置付ける位置付け手段と、を少なくとも備えた加工装置であって、
    該チャックテーブルへの板状ワークの搬入出をワーク搬送手段で行ない、複数の加工手段で加工するため該チャック搬送手段で該テーブルベースに板状ワークを保持した該チャックテーブルを搬送させる加工装置。
  2. 該チャック搬送手段は、待機ベース及び複数配設される該テーブルベースの隣同士で搬送する第1のチャック搬送手段と、複数配設された該テーブルベースと該待機ベースとの間で搬送可能とする第2のチャック搬送手段と、から構成され、
    該第1のチャック搬送手段と該第2のチャック搬送手段は上下ですれ違い可能な請求項1記載の加工装置。
  3. 該テーブルベース上面を洗浄するテーブルベース洗浄手段と、該チャックテーブル下面を洗浄するチャック洗浄手段とを備えた請求項1記載の加工装置。
  4. 該第2のチャック搬送手段は複数の連結部を備えていて、該第2のチャック搬送手段の搬送距離の伸縮が可能な請求項2記載の加工装置。
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