JP2014036428A - 記録情報生成装置及び記録情報生成用プログラム並びに情報記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】録画システム全体としての電力消費を抑制しつつ、例えば上記トリガ信号が入力される前の映像をも録画の対象とすることが可能な記録情報生成装置を提供する。
【解決手段】カメラ1により撮像された画像を一時的に記憶するバッファメモリ2と、記憶されている画像をバッファメモリ2から読み出し、記録信号Srを生成して記録媒体5に出力する画像圧縮・記録制御部4と、カメラ1及びバッファメモリ2に対して駆動電力Pmを常時供給する主制御系電源部10と、画像圧縮・記録制御部4及び記録媒体5に対して駆動電力Psを供給する画像処理系電源部11と、記録信号Srの生成時又は記録時にのみ駆動電力Psを供給するように画像処理系電源部11を制御するマイコン3と、を備える。
【選択図】図1
【解決手段】カメラ1により撮像された画像を一時的に記憶するバッファメモリ2と、記憶されている画像をバッファメモリ2から読み出し、記録信号Srを生成して記録媒体5に出力する画像圧縮・記録制御部4と、カメラ1及びバッファメモリ2に対して駆動電力Pmを常時供給する主制御系電源部10と、画像圧縮・記録制御部4及び記録媒体5に対して駆動電力Psを供給する画像処理系電源部11と、記録信号Srの生成時又は記録時にのみ駆動電力Psを供給するように画像処理系電源部11を制御するマイコン3と、を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、記録情報生成装置及び記録情報生成用プログラム並びに情報記録媒体の技術分野に属する。より詳細には、画像情報又は音声情報等の情報を記録媒体に記録する場合において、当該記録媒体に記録される記録情報を生成する記録情報生成装置、並びに当該記録情報生成装置用のプログラム及び当該プログラムが記録された情報記録媒体の技術分野に属する。
近年、防犯又は事故防止等を目的とした映像監視システムや、車載用のドライブレコーダが一般化しつつある。これらの録画システムは、外部からの所定のトリガ信号に連動して、カメラにより撮像された画像情報を記録する構成とされている。このような背景技術の一例として、下記特許文献1に開示されているものがある。
このとき、下記特許文献1に開示されている技術では、カメラ及び画像情報の記録媒体が含まれている画像処理部の電源と、上記トリガ信号を外部から受信して画像処理部の電源を制御する主制御部の電源と、が切り離されている。そして通常時は主制御部だけが電源オン状態とされ、上記トリガ信号の入力時のみ、上記画像処理部の電源がオンとされる構成とされている。
しかしながら、上記特許文献1に開示されている構成によると、外部からのトリガ信号が入力された後に、上記カメラを含む画像処理部の動作が開始されるため、当該トリガ信号が入力される前の映像を記録することができず、上記のような防犯又は事故防止等のための録画システムとしてはその目的が達成できない場合があるという問題点があった。
そこで、本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、録画システム全体としての電力消費を抑制しつつ、例えば上記トリガ信号が入力される前の映像をも録画の対象とすることが可能な記録情報生成装置、並びに当該記録情報生成装置用のプログラム及び当該プログラムが記録された情報記録媒体を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、カメラ等の情報取得手段により取得されて入力された情報を一時的に記憶するバッファメモリ等の一時記憶手段と、前記一時的に記憶されている情報を前記一時記憶手段から読み出し、当該読み出された情報に基づいて記録媒体へ記録される記録情報を生成し、前記記録媒体へ当該記録情報を記録する記録手段に出力する画像圧縮・記録制御部等の生成出力手段と、前記情報取得手段及び前記一時記憶手段に対して、当該情報取得手段及び当該一時記憶手段を駆動するための第1駆動電力を常時供給する主制御系電源部等の第1電力供給手段と、前記生成出力手段、又は前記記録手段及び前記記録媒体に対して、当該生成出力手段、又は当該記録手段及び当該記録媒体を駆動するための第2駆動電力を供給する画像処理系電源部等の第2電力供給手段と、前記記録情報の生成時又は前記記録媒体への記録時にのみ、前記生成出力手段、又は前記記録手段及び前記記録媒体に対して前記第2駆動電力を供給するように前記第2電力供給手段を制御するマイコン等の制御手段と、を備える。
上記の課題を解決するために、請求項6に記載の発明は、カメラ等の情報取得手段により取得されて入力された情報を一時的に記憶するバッファメモリ等の一時記憶手段と、前記一時的に記憶されている情報を前記一時記憶手段から読み出し、当該読み出された情報に基づいて記録媒体へ記録される記録情報を生成し、前記記録媒体へ当該記録情報を記録する記録手段に出力する画像圧縮・記録制御部等の生成出力手段と、前記情報取得手段及び前記一時記憶手段に対して、当該情報取得手段及び当該一時記憶手段を駆動するための第1駆動電力を供給する主制御系電源部等の第1電力供給手段と、前記生成出力手段、又は前記記録手段及び前記記録媒体に対して、当該生成出力手段、又は当該記録手段及び当該記録媒体を駆動するための第2駆動電力を供給する画像処理系電源部等の第2電力供給手段と、を備える記録情報生成装置に含まれるコンピュータを、前記情報取得手段及び前記一時記憶手段に対して前記第1駆動電力を常時供給するように前記第1電力供給手段を制御する第1制御手段、及び、前記記録情報の生成時又は前記記録媒体への記録時にのみ、前記生成出力手段、又は前記記録手段及び前記記録媒体に対して前記第2駆動電力を供給するように前記第2電力供給手段を制御する第2制御手段、として機能させる。
上記の課題を解決するために、請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の記録情報生成用プログラムが前記コンピュータにより読取可能に記録されている。
請求項1、請求項6又は請求項7のいずれか一項に記載の発明によれば、情報取得手段及び一時記憶手段に対しては第1駆動電力を常時供給すると共に、生成出力手段、又は記録手段及び記録媒体に対しては記録情報の生成時又はその記録時にのみ第2駆動電力を供給する。よって、記録情報生成装置全体としての電力消費を抑制しつつ、記録情報の生成時又は記録時以外に取得された情報をも記録の対象とすることができる。
上記の課題を解決するために、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の記録情報生成装置において、前記制御手段はトリガ信号が入力されたときに起動される制御手段であり、予め設定されている基準に基づいて前記記録情報の生成又は前記記録媒体への記録を行うか否かを判定し、当該生成又は記録を行うと判定された場合に、前記生成出力手段、又は前記記録手段及び前記記録媒体に対して前記第2駆動電力を供給するように前記第2電力供給手段を制御するように構成される。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加えて、トリガ信号が入力されたときに制御手段が起動されると共に、既定の基準に基づいて記録情報の生成又は記録を行うと判定された場合に生成出力手段、又は記録手段及び記録媒体に対して第2駆動電力を供給する。よって、記録情報生成装置全体としての電力消費をより確実に抑制することができる。
上記の課題を解決するために、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の記録情報生成装置において、前記一時記憶手段は、前記入力された情報を予め設定された記録時間だけ記録した後に消去することを、前記情報取得手段から連続して入力される前記情報に対して順次繰り返し、前記生成手段は、前記記録情報を生成して記録すべきタイミングにおいて前記一時記憶手段に記憶されている前記情報を読み出して当該記録情報を生成し、前記記録手段に出力するように構成される。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明の作用に加えて、一時記憶手段において、入力された情報を既定の記録時間だけ記録した後に消去することを、連続して入力される情報に対して順次繰り返す。そして、記録情報を生成して記録すべきタイミングにおいて一時記憶手段に記憶されている情報を読み出して記録情報を生成し、記録手段に出力する。よって、一時記憶手段の記憶容量を最小限としつつ、記録情報の生成時又は記録時以外に取得された情報をも記録の対象とすることができる。
上記の課題を解決するために、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の記録情報生成装置において、前記記録時間は、前記情報取得手段により取得される前記情報の属性に基づいて予め設定されている記録時間であるように構成される。
請求項4に記載の発明によれば、請求項3に記載の発明の作用に加えて、記録時間が情報の属性に基づいて予め設定されている記録時間とされる。よって、記録すべき情報の属性に応じて一時記憶手段の記憶容量を最小限とすることで、記録情報生成装置全体としての小型化及び安価化を図ることができる。
上記の課題を解決するために、請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の記録情報生成装置において、前記情報取得手段はカメラ等の撮像手段であり、前記情報は前記撮像手段により撮像された画像情報であるように構成される。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、情報取得手段が撮像手段であり、情報が撮像手段により撮像された画像情報とされる。よって、記録情報生成装置全体としての電力消費を抑制しつつ、記録情報の生成時又は記録時以外に取得された画像情報をも記録の対象とすることができる。
本発明によれば、情報取得手段及び一時記憶手段に対しては第1駆動電力を常時供給すると共に、生成出力手段、又は記録手段及び記録媒体に対しては記録情報の生成時又はその記録時にのみ第2駆動電力を供給する。
従って、記録情報生成装置全体としての電力消費を抑制しつつ、記録情報の生成時又は記録時以外に取得された情報をも記録の対象とすることができる。
次に、本発明を実施するための形態について、図1及び図2を用いて説明する。なお以下に説明する実施形態は、例えば防犯等の用途に用いられる画像記録システムであって、例えば入口やエレベータかご内等の天井付近に設置されたカメラにより撮像された画像を記録する画像記録システムに対して本発明を適用した場合の実施の形態である。
また、図1は実施形態に係る画像記録システムを示す図であり、図2は当該画像記録システムにおける画像記録動作を示すタイミングチャートである。
図1(a)に示すように実施形態に係る画像記録システムSは、CCD(charge-coupled device)等からなる情報取得手段の一例及び撮像手段の一例としてのカメラ1と、例えば所定記録容量のFIFO(First-In, First-Out)メモリ等からなる一時記憶手段の一例としてのバッファメモリ2と、実施形態に係る画像記録システムSにおける電源管理等の処理を統括的に実行する制御手段の一例としてのマイコン(Micro computer)3と、画像圧縮・記録制御部4と、例えばハードディスクを含むハードディスクドライブ等からなる不揮発性の記録媒体5と、第1電力供給手段の一例としての主制御系電源部10と、第2電力供給手段の一例としての画像処理系電源部11と、により構成されている。
この構成において、カメラ1、バッファメモリ2及びマイコン3に対しては、主制御系電源部10からの駆動電力Pmが、当該主制御系電源部10自体の電源がオンとされた以降、常時供給されている。一方画像圧縮・記録制御部4及び記録媒体5には、主制御系電源部10からの駆動電力Pmが、マイコン3の制御に基づく画像処理系電源部11の動作により、必要に応じて駆動電力Psとして供給される。
この構成においてカメラ1は、主制御系電源部10からの駆動電力Pmにより駆動されている限りにおいて、その撮像範囲を撮像し、画像信号Spicとしてバッファメモリ2に出力することを繰り返す。
これによりバッファメモリ2は、主制御系電源部10からの駆動電力Pmにより、マイコン3からの制御信号Scbに基づいて画像信号Spicを所定時間記憶し、当該所定時間経過後に画像圧縮・記録制御部4に出力する。このときFIFOメモリであるバッファメモリ2は、先にカメラ1から入力されて記憶した画像信号Spicから順に、上記所定時間経過後に画像圧縮・記録制御部4に出力する処理を、カメラ1から連続して入力されてくる画像信号Spicに対して繰り返す。
一方、画像圧縮・記録制御部4は、画像処理系電源部11からの駆動電力Psにより駆動される。そして画像圧縮・記録制御部4は、マイコン3からの制御信号Scpに基づき、バッファメモリ2から出力されてくる画像信号Spicに対して順次所定の圧縮処理又はフォーマット変換処理等を施し、入力された画像信号Spicに相当する記録信号Srを生成して記録媒体5に出力する。これにより記録媒体5は、画像処理系電源部11からの駆動電力Psにより駆動され、画像圧縮・記録制御部4から出力されてくる記録信号Srを不揮発性に記録する。
他方、主制御系電源部10は、例えば画像記録システムSの使用者によりそれ自体の電源がオンとされた後、上記駆動電力Pmを生成してカメラ1、バッファメモリ2、マイコン3及び画像処理系電源部11に対してそれぞれ供給する。これにより画像処理系電源部11は、マイコン3からの制御信号Scsに基づき、上記駆動電力Psを生成して画像圧縮・記録制御部4及び記録媒体5にそれぞれ供給する。なお、主制御系電源部10自体に対して供給される駆動電力としては、例えば、いわゆる商用電源の他、蓄電池から供給される駆動電力が考えられる。
これらに対してマイコン3は、主制御系電源部10からの駆動電力Pmにより常時動作状態にあり、上記制御信号Scbを生成してバッファメモリ2に出力すると共に、後述するトリガ信号Strgに基づいて、上記制御信号Scp及び制御信号Scsを生成し、それぞれ画像圧縮・記録制御部4及び画像処理系電源部11に出力する。これらによりマイコン3は、実施形態に係る画像記録システムSの動作を統括制御する。
次に、図1(a)を用いて説明した構成を備える画像記録システムSにおいて主としてマイコン3を中心として実行される、実施形態に係る画像記録動作について、具体的に図1及び図2を用いて説明する。なお図2において時間軸は図中下向きであり、また図中横方向は、画像信号Spic又は記録信号Srに含まれる画像の流れを例示している。
実施形態に係る画像記録動作では、図1(b)に示すように、主制御系電源部10の電源がオンとされると(図1(b)ステップS1)、カメラ1、バッファメモリ2及びマイコン3が起動され、それぞれ、画像信号Spicの生成及びそれの一時記憶並びに画像圧縮・記録制御部4への出力を行う(図1(b)ステップS2)。
このときバッファメモリ2は、図2に例示するように、駆動電力Pmによりカメラ1と共に起動されると、カメラ1から画像信号Spicとして出力されてきた例えば画像Aを一時的に記憶し、上記所定時間Tだけ経過後に画像圧縮・記録制御部4に出力する動作を、カメラ1から連続して出力されてくる画像信号Spicについて繰り返す。なおこの場合、画像圧縮・記録制御部4が起動しない間にバッファメモリ2から出力された画像信号Spic(例えば図2に例示する画像A)は、記録媒体5に記録されることなく消失することになる。
カメラ1及びバッファメモリ2を起動したマイコン3は、その後、外部からのトリガ信号Strgの入力があったか否かを監視している(図1(b)ステップS3)。図1(b)ステップS3の監視動作においてトリガ信号Strgの入力がない場合(図1(b)ステップS3;NO)、マイコン3は当該監視動作を繰り返す。なお、バッファメモリ2に係る上記所定時間Tの長さと上記トリガ信号Strgの属性とは、例えばカメラ1の撮像対象の属性により異なるものである。この所定時間Tの長さとトリガ信号Strgの属性については、カメラ1の撮像対象の属性と共に、後ほど例を挙げて詳述する。
一方上記ステップS3の監視動作においてトリガ信号Strgの入力があった場合(図1(b)ステップS3;YES)、マイコン3は次に、上記制御信号Scsを生成して画像処理系電源部11に出力し、上記駆動電力Psの画像圧縮・記録制御部4及び記録媒体5への供給を開始させる(図1(b)ステップS4)。これにより、当該画像圧縮・記録制御部4及び記録媒体5が起動され(図1(b)ステップS5)、その起動のタイミング以降画像圧縮・記録制御部4へバッファメモリ2から出力されてきた画像信号Spicに対する上記圧縮処理等及び記録信号Srとしての記録媒体5への記録が行われる(図1(b)ステップS6)。
その後マイコン3は、予め設定された時間の画像記録(図1(b)ステップS6参照)が修了したら、画像圧縮・記録制御部4及び記録媒体5への駆動電力Psの供給を停止させるべく画像処理系電源部11をオフとする(図1(b)ステップS7)。なお、このときの画像記録時間についても例えばカメラ1の撮像対象の属性により異なってくるので、これについても後ほど例を挙げて詳述する。
ここで上記ステップS4乃至ステップS6の動作が行われた場合、図2に例示するように、トリガ信号Strgが入力されて画像圧縮・記録制御部4及び記録媒体5が起動される前に撮像された画像Bであっても、バッファメモリ2に所定時間Tだけ一時記憶されている間に画像圧縮・記録制御部4及び記録媒体5が起動され、その起動後に画像圧縮・記録制御部4にバッファメモリ2から出力された場合は、当該画像Bに対応する記録信号Srは記録媒体5に記録されることになる。
次にマイコン3は、主制御系電源部10の電源がオフとされたか否かを確認し(図1(b)ステップS8)、当該電源がオフとされた場合には(図1(b)ステップS8;YES)そのまま実施形態に係る画像記録動作を終了し、一方当該電源がオフとされていない場合には(図1(b)ステップS8;NO)、上記ステップS3に戻る。そしてマイコン3は、カメラ1及びバッファメモリ2の動作を継続させたまま、トリガ信号Strgの入力の監視を継続する。
次に、上記所定時間T、トリガ信号Strgの属性及び上記画像記録時間について、カメラ1の撮像対象の属性との関係により説明する。
実施形態に係る画像記録システムSは、上述した構成により、画像記録システムS全体としての駆動電力の消費を抑制しつつ、画像圧縮・記録制御部4及び記録媒体5が動作している期間以外のタイミングにおいてカメラ1における撮像により取得された画像信号Spic(例えば図2に例示する画像B)をも、記録媒体5への記録の対象としようとするものである。従って、この課題を考慮するとき、上記所定時間T、トリガ信号Strgの属性及び上記画像記録時間としては、例えば以下のようなものが考えられる。なお以下の表1において、「出力元」とはトリガ信号Strgの出力元(生成元)のことであり、「出力要因」とは当該出力元からトリガ信号Strgが出力される要因となる事象のことである。また「出力条件」とは当該出力元からトリガ信号Strgが出力されるタイミングに対応する事象の変化等であり、「記録対象」とは実施形態に係る画像の他に記録媒体5に記録するのが好適と考えられる記録対象である。
また、トリガ信号Strgが入力されたときにマイコン3が起動されると共に、既定の基準に基づいて記録情報の生成又は記録を行うと判定された場合に画像圧縮・記録制御部4又は記録媒体5に対して駆動電力Psを供給するので、画像記録システムS全体としての電力消費をより確実に抑制することができる。
更に、バッファメモリ2において、入力された画像信号Spicを所定時間Tだけ記録した後に消去することを、連続して入力される画像信号Spicに対して順次繰り返し、記録信号Srを生成して記録すべきタイミングにおいてバッファメモリ2に記憶されている画像信号Spicを読み出して記録信号Srを生成して記録するので、バッファメモリ2の記憶容量を最小限としつつ、記録信号Srの生成時又は記録時以外に取得された画像をも記録の対象とすることができる。
更にまた、所定時間Tが記録対象の属性に基づいて予め設定されているので、記録対象の属性に応じてバッファメモリ2の記憶容量を最小限とすることで、画像記録情システムS全体としての小型化及び安価化を図ることができる。
なお、上述した実施形態においては、防犯等の用途に用いられる画像記録システムSに対して本発明を適用した場合について説明したが、本発明はこの他に、例えば、製造ラインの監視装置、いわゆるデータロガー又は車載用のドライブレコーダ等に対して同様に適用することも可能である。そして、これらの装置に本発明を適用した場合の上記所定時間T、トリガ信号Strgの属性及び上記画像記録時間の関係については、例えば以下の表2乃至表4の通りとなる。ここで、表2は上記製造ラインの監視装置に対して本発明を適用した場合の上記関係を例示する表であり、表3は上記データロガーに対して本発明を適用した場合の上記関係を例示する表であり、表4は上記ドライブレコーダに対して本発明を適用した場合の上記関係を例示する表である。また、表2乃至表4における「出力元」、「出力要因」、「出力条件」及び「記録対象」の意義は、それぞれ表1に示す場合と同様である。更に表4に示すドライブレコーダの場合において、記録対象における「速度情報」は加速度情報により示される加速度を積分して得られる情報であり、「位置情報」及び「操作履歴」はナビゲーションシステムから出力されて記録媒体5に記録されるものである。
この構成によれば、既定の基準に基づいて記録信号Srの生成等を行うと判定された場合に画像圧縮・記録制御部4等に対して駆動電力Psを供給するので、画像記録システムS全体としての電力消費をより確実に抑制することができる。
更に、図1(b)に示したフローチャートに対応するプログラムをインターネット等のネットワークを介して記録しておき、又は光ディスク等の記録媒体に記録しておき、これらを例えば汎用のマイクロコンピュータ等により読み出して実行することにより、当該マイクロコンピュータ等を実施形態に係るマイコン3として機能させることも可能である。
以上夫々説明したように、本発明は画像記録システムの分野に利用することが可能であり、特に長期間に渡って画像等を繰り返して記録しておくことが求められる画像記録システムの分野に適用すれば特に顕著な効果が得られる。
1 カメラ
2 バッファメモリ
3 マイコン
4 画像圧縮・記録制御部
5 記録媒体
10 主制御系電源部
11 画像処理系電源部
S 画像記録システム
Pm 駆動電力
Ps 駆動電力
Spic 画像信号
Sr 記録信号
Scp、Scs、Scb 制御信号
Strg トリガ信号
2 バッファメモリ
3 マイコン
4 画像圧縮・記録制御部
5 記録媒体
10 主制御系電源部
11 画像処理系電源部
S 画像記録システム
Pm 駆動電力
Ps 駆動電力
Spic 画像信号
Sr 記録信号
Scp、Scs、Scb 制御信号
Strg トリガ信号
Claims (7)
- 情報取得手段により取得されて入力された情報を一時的に記憶する一時記憶手段と、
前記一時的に記憶されている情報を前記一時記憶手段から読み出し、当該読み出された情報に基づいて記録媒体へ記録される記録情報を生成し、前記記録媒体へ当該記録情報を記録する記録手段に出力する生成出力手段と、
前記情報取得手段及び前記一時記憶手段に対して、当該情報取得手段及び当該一時記憶手段を駆動するための第1駆動電力を常時供給する第1電力供給手段と、
前記生成出力手段、又は前記記録手段及び前記記録媒体に対して、当該生成出力手段、又は当該記録手段及び当該記録媒体を駆動するための第2駆動電力を供給する第2電力供給手段と、
前記記録情報の生成時又は前記記録媒体への記録時にのみ、前記生成出力手段、又は前記記録手段及び前記記録媒体に対して前記第2駆動電力を供給するように前記第2電力供給手段を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする記録情報生成装置。 - 請求項1に記載の記録情報生成装置において、
前記制御手段はトリガ信号が入力されたときに起動される制御手段であり、予め設定されている基準に基づいて前記記録情報の生成又は前記記録媒体への記録を行うか否かを判定し、当該生成又は記録を行うと判定された場合に、前記生成出力手段、又は前記記録手段及び前記記録媒体に対して前記第2駆動電力を供給するように前記第2電力供給手段を制御することを特徴とする記録情報生成装置。 - 請求項1又は請求項2に記載の記録情報生成装置において、
前記一時記憶手段は、前記入力された情報を予め設定された記録時間だけ記録した後に消去することを、前記情報取得手段から連続して入力される前記情報に対して順次繰り返し、
前記生成手段は、前記記録情報を生成して記録すべきタイミングにおいて前記一時記憶手段に記憶されている前記情報を読み出して当該記録情報を生成し、前記記録手段に出力することを特徴とする記録情報生成装置。 - 請求項3に記載の記録情報生成装置において、
前記記録時間は、前記情報取得手段により取得される前記情報の属性に基づいて予め設定されている記録時間であることを特徴とする記録情報生成装置。 - 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の記録情報生成装置において、
前記情報取得手段は撮像手段であり、
前記情報は前記撮像手段により撮像された画像情報であることを特徴とする記録情報生成装置。 - 情報取得手段により取得されて入力された情報を一時的に記憶する一時記憶手段と、前記一時的に記憶されている情報を前記一時記憶手段から読み出し、当該読み出された情報に基づいて記録媒体へ記録される記録情報を生成し、前記記録媒体へ当該記録情報を記録する記録手段に出力する生成出力手段と、前記情報取得手段及び前記一時記憶手段に対して、当該情報取得手段及び当該一時記憶手段を駆動するための第1駆動電力を供給する第1電力供給手段と、前記生成出力手段、又は前記記録手段及び前記記録媒体に対して、当該生成出力手段、又は当該記録手段及び当該記録媒体を駆動するための第2駆動電力を供給する第2電力供給手段と、を備える記録情報生成装置に含まれるコンピュータを、
前記情報取得手段及び前記一時記憶手段に対して前記第1駆動電力を常時供給するように前記第1電力供給手段を制御する第1制御手段、及び、
前記記録情報の生成時又は前記記録媒体への記録時にのみ、前記生成出力手段、又は前記記録手段及び前記記録媒体に対して前記第2駆動電力を供給するように前記第2電力供給手段を制御する第2制御手段、
として機能させることを特徴とする記録情報生成用プログラム。 - 請求項6に記載の記録情報生成用プログラムが前記コンピュータにより読取可能に記録されていることを特徴とする情報記録媒体。
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---|---|---|---|
JP2012178549A JP2014036428A (ja) | 2012-08-10 | 2012-08-10 | 記録情報生成装置及び記録情報生成用プログラム並びに情報記録媒体 |
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2012
- 2012-08-10 JP JP2012178549A patent/JP2014036428A/ja active Pending
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