JP2014036402A - 記録装置及び記録方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単に、編集用の動画に対応した、編集対象の動画を見つけることができるようにする。
【解決手段】 記録装置は、第1の動画データと、前記第1の動画データよりも画素数が少ない第2の動画データを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された動画データを出力する出力手段と、前記生成手段により生成された動画データを複数の記録媒体に記録する記録手段と、前記出力手段により前記第1の動画データを出力しながら、前記記録手段により前記複数の記録媒体に前記第2の動画データを記録する場合に、前記複数の記録媒体に記録される前記第2の動画データのために同じ値の識別情報を生成し、生成した識別情報を前記出力手段により動画データに多重して出力するように前記出力手段を制御する制御手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は記録装置に関する。
従来、動画像の分割、結合等の編集を行う場合、編集対象の動画よりも画素数やフレームレートなど情報量が小さい編集用の動画を用意し、この編集用の動画を用いて編集点を決めた後、この編集点に基づいて編集対象の動画を編集することが行われている(例えば、特許文献1参照)。編集用の動画はプロキシとも呼ばれる。
特開2003−61041
プロキシを作成する場合、編集対象の元の動画を一旦復号し、画面サイズを縮小するなどの処理を施した後に、再度圧縮、符号化の処理を行う。そのため、プロキシを作成するために大変な時間がかかってしまう。
更に、複数の記録媒体に同時に動画を記録しておき、各記録媒体を別々の編集システムで編集することも考えられるが、この場合も、やはり、それぞれの編集システムにおいてプロキシを作成する必要があり、大変な時間と手間がかかっていた。
そのため、動画の記録時に、プロキシを同時に作成し、動画とは別の記録媒体に記録しておき、この記録媒体に記録されたプロキシを編集装置にて編集する構成が考えられる。しかしながら、その場合、編集用の動画に対応した、編集対象の動画を見つけるのが難しいという問題があった。
本発明はこの様な問題を解決し、簡単に、編集用の動画に対応した、編集対象の動画を見つけることができるようにすることを目的とする。
本発明の記録装置は、第1の動画データと、前記第1の動画データよりも画素数が少ない第2の動画データを生成する生成手段と、前記生成手段により生成された動画データを出力する出力手段と、前記生成手段により生成された動画データを複数の記録媒体に記録する記録手段と、前記出力手段により前記第1の動画データを出力しながら、前記記録手段により前記複数の記録媒体に前記第2の動画データを記録する場合に、前記複数の記録媒体に記録される前記第2の動画データのために同じ値の識別情報を生成し、生成した識別情報を前記出力手段により動画データに多重して出力するように前記出力手段を制御する制御手段とを備える。
本発明によれば、簡単に、編集用の動画に対応した、編集対象の動画を見つけることができるようになる。
実施形態の記録装置の構成示す図である。 外部の記録装置の構成を示す図である。 外部出力モードにおける動作を示すフローチャートである。 記録媒体に記録される動画ファイルに付加されるファイル番号を示す図である。 出力されるSDIフォーマットの動画の構成と、動画に多重されるコマンド及び識別情報の位置を示す図である。 出力される動画データのフィーマットを示す図である。 出力される動画データとSDIフォーマット及び、出力チャンネル数の関係を示す図である。 外部の記録装置による記録動作を示すフローチャートである。 外部の記録装置による再生動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態の記録装置の構成を示す図である。 第2の実施形態の外部出力モードにおける動作を示すフローチャートである。 記録媒体に記録される動画ファイルに付加されるファイル番号を示す図である。 第3の実施形態の外部出力モードにおける動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る記録装置100の構成例を示すブロック図である。
図1において、撮像部101はレンズ、絞り、シャッタ等の光学系やCCD、CMOS等の撮像素子を有し、被写体を撮影し、動画データを出力する。入力部101は、動画データや音声データを取得して出力する。本実施形態では、撮像部101は、1画面が横4096画素×縦2160画素で、毎秒60フレームの動画を出力することができる。カメラ信号処理部102は、撮像部101からの動画データに対して必要な処理を施す。メモリ103は、動画データやその他のデータを記憶する。記録装置100の各ブロックは、メモリ103に対してアクセスすることにより、必要な処理を行う。また、メモリ103は、動画データの他に、ファイルシステムの情報や、管理情報など、各種の情報を記憶し、更に、制御部112による制御のためのワークメモリ等の役割を果たす。また、メモリ103は、データの記録時や再生時におけるバッファメモリの役割を果たす。
動画処理部104は、入力された動画データの画素数を変換する。また、動画処理部104は、記録時においては、記録すべき動画データをMPEG等の公知の符号化により符号化して情報量を圧縮する。また、動画処理部104は、後述の様に、外部の記録装置に対して動画データを出力する場合、ユーザにより設定された出力形態に応じて動画データを変換する。また、動画処理部104は、再生時においては、再生された動画データを復号する。
記録媒体制御部105は、書き込み読み出し部106、107に対して、データの書き込み、読み出し指示を出力する。また、記録媒体制御部105は、書き込み読み出し部106、107に対し、記録すべきデータを出力し、また、書き込み読み出し部106、107より再生されたデータを受け取る。また、記録媒体制御部105は、書き込み読み出し部106、107より、記録媒体108、109が装着されているか否かの検出結果や、各記録媒体の記録残量の情報などを受け取る。
書き込み読み出し部106、107は、記録媒体108、109に対し、動画データや各種の情報を書き込み、また、読み出す。書き込み読み出し部106、107は、記録時においては、動画データを記録媒体108や109に記録する。また、書き込み読み出し部106、107は、再生時においては、記録媒体108や記録媒体109から動画データを読み出し、記録媒体制御部105に送る。本実施形態では、記録媒体108、109は互いに独立した、別の記録媒体として構成され、ハードディスク(HDD)、フラッシュメモリカード等、ランダムアクセスの記録媒体である。
また、記録媒体制御部105は、記録媒体108、109に記録する動画データや、各種の情報を、FAT(File Allocation Table)等のファイルシステムに従い、ファイルとして管理する。また、記録媒体制御部105は、ATA(AT Attachment)等の公知のインターフェイス(IF)を有し、制御部112における記録媒体IFとの間でデータや各種のコマンドを通信する。また、不図示の装着、排出機構により、記録装置100に対して記録媒体A108、記録媒体B109を容易に装着、排出することができるように構成するが、記録装置100各記録媒体108、109或いは何れか一方が内蔵される構成でもよい。表示制御部110は、表示部111に画像やその他の情報を表示する。表示部111は、液晶表示装置や有機EL装置等を含む。
制御部112は、操作部113からの入力に応じて記録装置100の動作全体を制御する。制御部112はマイクロコンピュータやメモリ等を含み、不図示のメモリに記憶されたプログラムに従って記録装置100を制御する。また、制御部112は、記録媒体制御部105との間でデータやコマンドを通信するための記録媒体インターフェイスを内蔵している。操作部113は、ユーザにより操作可能な各種のスイッチを含む。そして、操作部113は、ユーザによる各種の指示などを受理して制御部112へ通知する。また、操作部113は、電源スイッチや記録の開始、停止を指示するためのスイッチ、記録装置100のモードを切り替えるためのスイッチ等を含む。
制御部112は、記録媒体108、109に対して動画ファイルの書き込み、読み出しを行う場合、記録媒体制御部105を制御して、記録媒体108、109から、ファイルシステムデータ(管理データ)を読み出してメモリ105に記憶する。このファイルシステムデータは、記録媒体108、109に記録されたデータのファイル名やファイルのサイズ、データの記録アドレスなどを示すデータであり、ファイルを管理するための管理情報である。そして、制御部112は、読み出したファイルシステムデータに従ってファイルの書き込み、読み出しを制御する。制御部112は、記録媒体108、109へのファイルの書き込みに応じて、メモリ105に記憶されたファイルシステムデータを更新する。そして、更新したファイルシステムデータを、記録媒体制御部105により記録媒体108、109に記録する。また、制御部112は、動画ファイルを記録する場合、各動画ファイルのファイル名(ファイル番号)を生成し、記録媒体制御部105に送る。制御部112は、新たに動画ファイルを記録する場合、記録先の記録媒体に記録された1以上の動画ファイルに付加された番号に基づいて、新たに記録する動画ファイルの番号を決める。制御部112は、記録先の記録媒体に記録された全ての動画ファイルの番号のうち、最大の番号に所定値、例えば1を加えた値を、新たに記録する動画ファイルの番号として付加する。
出力制御部114は、出力部115−118を複数の出力系統(チャンネル)として用いることにより、外部の記録装置に動画データを出力する。出力制御部114は、動画データを所定のフォーマットに適した形式に変換し、出力部115−118に出力する。本実施形態では、出力部115−118は、SMPTE(the Society of Motion Picture and Television engineers)で規定されているSDI(Serial Digital Interface)規格に準拠したフォーマットで動画データを出力する。そのため、出力制御部114は、SDIフォーマットに適した形式の動画データに変換して出力する。出力部115−118はそれぞれ、出力制御部114より受け取った動画データを出力する。出力部115−118は、BNC(Bayonet Neill Concelman)コネクタなどの接続部を有する。データバス119は各部の間でデータを受け渡す。
次に、記録装置100における通常の記録処理について説明する。本実施形態では、記録する動画データの1フレームの画素数として、横4096画素×縦2160画素、横1920画素×縦1080画素、横720画素×縦480画素の三種類の何れかをユーザが選択することができる。本実施形態では、1フレームの画素数が横4096画素×縦2160画素の動画を4Kと呼び、横1920画素×縦1080画素の動画をHDと呼び、横720画素×縦480画素の動画をSDと呼ぶ。また、記録する動画データのフレームレート(単位時間あたりのフレーム数)として、59.94フレーム/秒(fps)、50fps、29.97fps、25fps、24fps、23.98fpsの何れかをユーザが選択することができる。ユーザは、操作部113を操作することにより、記録する動画の画素数とフレームレートを選択する。なお、動画データの画素数やフレームレートをこれら以外の値とすることも可能である。
制御部112は、操作部113により電源が投入されると、各部を制御して、撮像部101により撮影された動画を表示部111に表示し、記録装置100を記録待機状態とする。記録待機状態において、操作部113より記録開始の指示があった場合、制御部112は、撮像部101及びカメラ信号処理部102に対して、指定されたフレームレートの動画データを出力する様に指示する。カメラ信号処理部102は、指定されたフレームレートの4Kの動画データを出力し、メモリ103に記憶する。動画処理部104は、メモリ103に記憶された4Kの動画データを読み出し、動画データの画素数をユーザにより指定された画素数に変換する。そして、動画処理部104は、変換した動画データを符号化し、メモリ103に記憶する。
制御部112は、記録媒体制御部105に対し、動画の記録を開始するように指示する。記録媒体制御部105は、メモリ103より動画データを読み出し、記録媒体108、109のうちの一方に記録するために、書き込み読み出し部106、107の何れかに出力する。本実施形態では、ユーザは操作部113を操作することにより、記録媒体108、109のうちの一方を選択し、選択した方の記録媒体に動画データを記録する。また、記録媒体108、109の一方だけが装着されている場合、制御部112は、ユーザによる設定にかかわらず、装着されている方の記録媒体に動画データを記録するように記録媒体制御部105に指示する。
記録媒体制御部105は、制御部112からの指示に従い、メモリ103より読み出した動画データを書き込み読み出し部106、107の何れかに出力し、書き込みを指示する。書き込み読み出し部106、107は、受け取った動画データを記録媒体108、109に記録する。記録を開始した後、操作部113より記録停止の指示があった場合、制御部112は記録媒体制御部105に対して記録停止を指示し、記録媒体108、109に対する動画データの記録を停止する。また、制御部112は、動画処理部104に対し、画素数の変換、及び符号化処理を停止するように指示する。
次に、同時記録について説明する。本実施形態では、二つの記録媒体108、109に対して、同じ動画データを同時に記録する機能を持つ。この機能を同時記録機能という。
本実施形態では、記録媒体108、109がともに装着されている場合、ユーザは操作部113を操作することにより、同時記録を設定することができる。同時記録が設定された場合、制御部112は、記録開始の指示に応じて、記録媒体108、109の両方に動画データを記録するように記録媒体制御部105に指示する。記録媒体制御部105は、書き込み読み出し部106、107の両方に対し、動画データを出力し、記録開始を指示する。書き込み読み出し部106、107は、記録開始の指示に応じて、記録媒体108、109に動画データの記録を開始する。記録を開始した後、操作部113より記録停止の指示があった場合、制御部112は、記録媒体制御部105に記録停止を指示する。記録媒体制御部105は、書き込み読み出し部106、107に対し、記録媒体108、109への動画データの記録停止を指示する。書き込み読み出し部106、107は、記録停止の指示に応じて記録媒体108、109への記録を停止する。
次に、外部出力モードについて説明する。本実施形態では、外部出力モードにおいて、撮影された動画データを四つの出力部115−118より外部の記録装置に出力する。そして、ユーザによる記録開始、停止の指示に応じて、外部の記録装置に対して記録の開始、停止を指示することにより、出力された動画データを外部の記録装置により記録する。ユーザは操作部113を操作することにより、外部出力モードを設定することができる。また、外部出力モードを設定した場合、ユーザは、出力する動画データの画素数とフレームレートを設定することができる。
出力部115−118は、SDI規格に従って動画データを出力する。図5は、SMPTEやITU−R(International Telecommunication Union Radio communications Sector)で規定されているSDIの種類と最大伝送ビットート、及び使用するケーブルの数の関係を表している。SD−SDIは伝送ビットレートが270メガビット/秒(Mbps)、HD−SDIは伝送ビットレートが1.485ギガビット/秒(Gbps)、DualLinkSDIと3GSDIは伝送ビットレートが2.970Gbpsである。
図6は、外部出力モードにおいて出力する4Kの動画データの画素配列を示している。本実施形態では、4Kの動画データの画素配列を、撮像装置において従来から広く用いられているベイヤー配列としている。ベイヤー配列では、R(赤)とGr(緑)を交互に配列したラインと、Gb(緑)とB(青)を交互に配列したラインの二つのラインを垂直方向に交互に配列している。そして、各画素を10ビットのデータとして出力する。そのため、1フレームあたりのデータ量は、4096×2160画素×10ビット=88.47メガビットとなる。
出力する4Kの動画データのフレームレートが59.94fpsの場合、出力される動画データのビットレートは、88.47Mビット×59.94=5.303ギガビット/秒となる。そのため、3GSDIでこの動画データを出力する場合、2チャンネルに分割して出力する必要がある。また、DualLinkSDIでこの動画データを出力する場合、4チャンネルに分割して出力する必要がある。
また、出力する4Kの動画データのフレームレートが29.97fpsの場合、出力される動画データのビットレートは、88.47Mビット×29.97=2.651ギガビット/秒となる。そのため、3GSDIでこの動画データを出力する場合は1チャンネルにより出力することができる。また、DualLinkSDIでこの動画データを出力する場合、2チャンネルに分割して出力する必要がある。このように2チャンネル、或いは4チャンネルに分割されて出力された動画データを、外部の記録装置において受け取り、一つの動画データとして記録することができる。
出力する動画データと、各動画データを出力するために用いるチャンネル数の関係を図7に示す。前述のように、ユーザは操作部113を操作することにより、出力する動画データの画素数とフレームレートを設定することができる。また、ユーザは、操作部113を操作することにより、出力系統(CH)毎に、出力する動画データの種類(画素数、及びフレームレート)と、動画データを出力するために用いるSDIの種類を設定することができる。また、ユーザは、操作部113を操作することにより、チャンネル毎に、動画データを出力するか否かを設定することができる。図1の出力部115−118は、チャンネル1−4に対応する。3GSDIで4K、59.94fpsの動画を出力するためにはSDIのチャンネル数は二つ必要である。そのため、例えば、本実施形態では、ユーザがCH1を3GSDIに設定し、出力する動画を4K、59.94fpsに設定した場合、CH2も自動的に3GSDIに設定され、出力する動画が4K、59.94fpsに設定される。
また、本実施形態では、外部出力モードにおいて、動画データ(第1の動画データ)を出力しながら、同時に、出力されている動画データよりも画素数が少ない編集用の動画データ(第2の動画データ)を生成し、記録媒体108、109に記録する。4Kの動画データを外部に出力している場合、動画データの出力と並列に、出力中の動画データに対応したHD、或いはSDの動画データを生成し、記録媒体108、109に記録する。また、外部出力モードにおいて、編集用の動画データを二つの記録媒体108、109に同時に記録することができる。ユーザは、操作部111を操作することにより、外部出力モードにおいて、編集用の動画データの同時記録を行うように設定することができる。編集用の動画データとして、SDまたはHDのどちらを記録するかをユーザが選択できるようにしてもよい。また、本実施形態では、外部出力モードにおいて、4Kの動画データをMPEGにより符号化せずに出力するが、HD或いはSDの動画データを出力するようにしてもよい。また、外部出力モードにおいて、制御部112は、記録媒体108、109に記録される編集用の動画データの識別情報を生成する。そして、出力制御部114により、この識別情報を外部の記録装置に出力される動画データに多重して出力する。
図3は、外部出力モードに関連した記録装置100の処理を示すフローチャートである。図3の処理は、制御部112が記録装置100の各部を制御することにより実行される。また、記録装置100が外部出力モードに設定されている状態において、図3の処理が繰り返し実行される。
記録待機状態において、外部出力モードが設定された場合、制御部112は、指定されたフレームレートの4Kの動画データを出力部115−118から出力するように各部を制御する(S301)。出力制御部114は、設定に応じて各動画データを対応するチャンネルから出力する。次に、制御部112は、操作部113により記録開始が指示されたか否かを判別する(S302)。
記録開始の指示があった場合、制御部112は、編集用の動画データの同時記録が設定されているか否かを判別する(S303)。同時記録が設定されていない場合、制御部112は、編集用の動画データの識別情報を生成する(S312)。本実施形態では、識別情報として、編集用の動画データが格納される動画ファイルのファイル番号を用いる。
また、同時記録が設定されていた場合、制御部112は、二つの記録媒体108、109に同時に記録される動画ファイルに対し、同じ識別情報を生成できるかどうか確認する(S304)。
図4は、制御部112により生成される、編集用の動画データの識別情報を示している。前述のように、本実施形態では、動画ファイルに付加されるファイル番号(ファイル名)を識別情報として用いる。例えば、図4(a)に示す例では、記録媒体A108に記録済みの動画ファイルに付加された番号のうち最大値が10で、記録媒体Bに記録済みの動画ファイルに付加された番号のうちの最大値が15となっている。
そのため、通常の記録モードでは、記録媒体A108に対して次に記録される動画ファイルには、10に1を加えた11がファイル番号として付加され、記録媒体B109に対して次に記録される動画ファイルには、15に1を加えた16がファイル番号として付加される。一方、外部出力モードにおいて、同時記録が設定されていた場合、制御部112は、各記録媒体に記録する動画ファイルに対し、同じ値をファイル番号として付加する。例えば、図4(a)では、記録媒体A108と記録媒体Bに記録済みの動画ファイルに付加された番号のうち、最大値である15に1を加えた16がファイル番号として付加される。
このように、二つの記録媒体に記録される編集用の動画データに対し、同一の識別情報を記録可能である場合、制御部112は、前記のように、二つの記録媒体に記録される編集用の動画データのために同一の識別情報を生成する(S305)。
次に、制御部112は、編集用の動画データの識別情報を出力制御部114に送り、出力部115−118から出力されている動画データに対して多重するように指示する(S306)。また、制御部112は、出力部115−118から出力されている動画データに対して記録開始を指示するコマンドデータを多重するように出力制御部114に指示する(S307)。出力制御部114は、出力されている動画データに編集用の動画データの識別情報と、記録開始のコマンドデータを多重して各出力部115−118に出力する。本実施形態では、記録開始の指示の後に出力される全てのフレームの動画データに対して識別情報を多重する。
図5(a)は本実施形態において出力部115−118から出力される動画データの構成を示す図である。本実施形態では、SDI規格に従って動画データを出力する。図5(a)は、1フレームの動画データを示している。1フレームの動画データは、水平ラインの終了を示すEAV、ライン長データLN、エラーチェックCRCC、補助データであるHアンシラリ、水平ラインの開始を示すSAV、補助データであるVアンシラリ、有効画像領域から構成される。本実施形態では、Vアンシラリにおける所定の水平ラインに編集用の動画データの識別情報と、記録開始、停止のコマンドデータとを多重して出力する。編集用の動画データの識別情報の多重位置の例を図5(b)に示し、記録開始、停止コマンドの多重位置の例を図5(c)に示す。
次に、制御部112は、編集用の動画データの記録を開始する(S308)。同時記録が設定されていた場合、制御部112は、編集用の動画データを二つの記録媒体108、109に同時に記録する。また、制御部112は、各記録媒体に記録する動画ファイルに対し、同じファイル番号を付加するように、記録媒体制御部105に指示する。次に、制御部112は、操作部113より記録停止の指示があったか否かを判別する(S309)。記録停止の指示があった場合、制御部112は、各出力部115−118から出力されている動画データに対し、記録停止を指示するコマンドデータを多重するように出力制御部114に指示する(S310)。出力制御部114は、出力されている動画データに記録停止のコマンドデータを多重して出力部115−118に出力する。また、制御部112は、出力制御部114に対し、編集用の動画データの識別情報の多重を停止するように指示する。出力制御部114は、外部に出力される動画データに対する、識別情報の多重を停止し、識別情報を多重する位置には無効データを付加して出力する。
次に、制御部112は、記録媒体制御部105に対し、編集用の動画データの記録を停止するように指示する(S311)。記録媒体制御部105は、編集用の動画データの記録を停止するように書き込み読み出し部106、107に指示する。
また、S304で、同一の識別情報を生成できない場合、制御部112は、二つの記録媒体108、109のうち、何れかの記録媒体に編集用の動画データを記録可能か否か判別する(S313)。
例えば、図4(b)に示す例では、記録媒体Bに記録済みの動画ファイルに付加された番号のうちの最大値が9999となっている。本実施形態では、ファイル番号の上限を9999としている。従って、記録媒体B109には、最大値を超えるファイル番号を付加した動画ファイルを記録することができないので、記録媒体B109への新たな動画ファイルの記録が禁止される。一方、記録媒体A108に記録済みの動画ファイルに付加された番号のうち最大値が10である。そのため、次に記録される動画ファイルのファイル番号として11が付加される。
図4(b)に示すように、一方の記録媒体に対して動画ファイルを記録できる場合、制御部112は、同時記録が禁止され、一方の記録媒体、ここでは記録媒体108に編集用の動画データを記録する旨の情報を表示部111に表示する(S314)。そして、この、一方の記録媒体に記録された動画ファイルのファイル番号に基づき、前記のように編集用の動画データの識別情報を生成する。
また、図4(c)に示すように、何れの記録媒体においても、ファイル番号の最大値が上限値であった場合、制御部112は、編集用の動画データの記録を禁止する。そして、制御部112は、編集用の動画データの記録ができない旨の警告情報を表示部112に表示する。
そして、制御部112は、出力部115−118から出力されている動画データに対して記録開始を指示するコマンドデータを多重するように出力制御部114に指示する(S317)。出力制御部114は、出力されている動画データに編集用の動画データの識別情報と、記録開始のコマンドデータを多重して各出力部115−118に出力する。
次に、制御部112は、操作部113より記録停止の指示があったか否かを判別する(S318)。記録停止の指示があった場合、制御部112は、各出力部115−118から出力されている動画データに対し、記録停止を指示するコマンドデータを多重するように出力制御部114に指示する(S319)。出力制御部114は、出力されている動画データに記録停止のコマンドデータを多重して出力部115−118に出力する。
次に、記録装置100から出力された動画データを受け取って記録する外部の記録装置について説明する。図2は外部の記録装置200の構成を示す図である。本実施形態では、記録装置100と外部の記録装置200とを、SDIに対応したケーブルにより接続することにより、記録装置100から外部の記録装置200に動画データを出力する。
図2において、入力部201−204はそれぞれ、SDIフォーマットに従って記録装置100から出力された動画データを入力する。入力制御部205は、制御部211により設定された各入力部のSDIフォーマットや動画データの種類に基づいて、入力された動画データを入力してメモリ206に出力する。
メモリ206は、動画データやその他のデータを記憶する。記録装置200の各ブロックは、メモリ206に対してアクセスすることにより、必要な処理を行う。また、メモリ206は、動画データの他に、ファイルシステムの情報や、管理情報など、各種の情報を記憶し、更に、制御部211による制御のためのワークメモリ等の役割を果たす。また、メモリ206は、データの記録時や再生時におけるバッファメモリの役割を果たす。
動画処理部207は、動画データの画素数を変換する。また、動画処理部207は、記録された動画データが符号化されている場合、再生された動画データを復号する。また、動画処理部207は、再生された動画データを出力する場合、ユーザにより設定された出力形態に応じて動画データを変換する。
記録媒体制御部208は、書き込み読み出し部209に対して、データの書き込み、読み出し指示を出力する。また、記録媒体制御部208は、書き込み読み出し部209に対し、記録すべきデータを出力し、また、書き込み読み出し部209より再生されたデータを受け取る。また、記録媒体制御部28は、書き込み読み出し部209より、記録媒体210の記録残量の情報などを受け取る。
書き込み読み出し部209は、記録媒体210に対し、動画データや各種の情報を書き込み、また、読み出す。書き込み読み出し部209は、記録時においては、動画データを記録媒体210に記録する。また、書き込み読み出し部209は、再生時においては、記録媒体210から動画データを読み出し、記録媒体制御部208に送る。本実施形態では、記録媒体210は、記録装置200に内蔵されたハードディスク(HDD)、フラッシュメモリカード等、ランダムアクセスの記録媒体である。記録媒体210は、不図示の装着、排出機構により、記録装置100に対して容易に装着、排出することができるように構成してもよい。
また、記録媒体制御部208は、記録媒体210に記録する動画データや、各種の情報を、FAT(File Allocation Table)等のファイルシステムに従い、ファイルとして管理する。また、記録媒体制御部105は、ATA(AT Attachment)等の公知のインターフェイス(IF)を有し、制御部211における記録媒体IFとの間でデータや各種のコマンドを通信する。
制御部211は、操作部212からの入力に応じて記録装置200の動作全体を制御する。制御部211はマイクロコンピュータやメモリ等を含み、不図示のメモリに記憶されたプログラムに従って記録装置200を制御する。また、制御部211は、記録媒体制御部208との間でデータやコマンドを通信するための記録媒体インターフェイスを内蔵している。操作部212は、ユーザにより操作可能な各種のスイッチを含む。そして、操作部212は、ユーザによる各種の指示などを受理して制御部211へ通知する。また、操作部212は、電源スイッチや記録の開始、停止を指示するためのスイッチ、記録装置200のモードを切り替えるためのスイッチ等を含む。
制御部211は、記録媒体210に対して動画ファイルの書き込み、読み出しを行う場合、記録媒体制御部208を制御して、記録媒体210から、ファイルシステムデータ(管理データ)を読み出してメモリ206に記憶する。このファイルシステムデータは、記録媒体210に記録されたデータのファイル名やファイルのサイズ、データの記録アドレスなどを示すデータであり、ファイルを管理するための管理情報である。そして、制御部211は、読み出したファイルシステムデータに従ってファイルの書き込み、読み出しを制御する。制御部211は、記録媒体210へのファイルの書き込みに応じて、メモリ206に記憶されたファイルシステムデータを更新する。そして、更新したファイルシステムデータを、記録媒体制御部208により記録媒体210に記録する。表示制御部213は、表示部214に画像やその他の情報を表示する。表示部214は、液晶表示装置や有機EL装置等を含む。出力部215は、入力された動画データや再生された動画データを外部に出力する。バス216は各部の間でデータやコマンドを送受信する。
次に、記録装置200において、入力部201−204により入力された動画データを記録する際の処理を説明する。図8は、記録装置200による記録処理を示すフローチャートである。図8の処理は、制御部211が各部を制御することにより実行される。
ユーザは操作部113を操作することにより、各入力部201−204より入力される動画データの画素数やフレームレート、及び、入力部201−204におけるSDIフォーマットを設定することができる。ユーザは、記録装置100の出力部115−118に設定した動画データの画素数やフレームレート、及び、SDIフォーマットに合わせて、各入力部201−204を設定することにより、記録装置100から出力された動画データを入力して記録することができる。
ユーザは、記録装置200の電源を投入後、記録装置100の出力部115−118と入力部201−204とをSDIフォーマットに従うケーブルで接続し、前記の通り各入力部201−204により入力される動画データやSDIフォーマットを設定する。そして、記録装置100が外部出力モードに設定されると、記録装置100より各入力部201−204に動画データが入力される(S801)。
この記録待機状態において、制御部211は、入力部201−204より入力されている動画データの各フレームのVアンシラリをチェックし、記録開始のコマンドが多重されているか否かを判別する(S802)。記録開始のコマンドがVアンシラリに多重されていた場合、制御部211は、入力部201−204から入力されている動画データを記録するように、記録媒体制御部208に指示する(S803)。記録媒体制御部208は、書き込み読み出し部209を制御して、入力された動画データを記録媒体210に記録する。このとき、本実施形態では、入力部201−204から入力された複数チャンネルの動画データを一つにまとめて記録する。また、入力された動画データのサイズが大きいため、扱うことが困難である場合には、入力された動画データの各フレームを一つのファイルとして記録することも可能である。即ち、図5(a)に示した1フレームのデータを含む一つのファイルとして記録する。この場合、制御部211は、記録開始のコマンドを検出してから、記録停止のコマンドを検出するまでの間に記録された一つのクリップの各ファイルを一つの動画として管理するための情報を管理情報に付加して記録する。
次に、制御部211は、入力された動画データのVアンシラリに編集用の動画データの識別情報が多重されているか否かを判別する(S804)。識別情報が多重されていた場合、制御部211は、この識別情報を記録媒体制御部208に送る。そして、制御部112は、識別情報を管理情報に格納し、記録された動画データに対応づけて記録するように、記録媒体制御部208に指示する(S805)。記録媒体制御部208は、識別情報を管理情報に格納し、動画データと対応づけて記録する。前述の様に、動画データの各フレームを一つのファイルとして記録する場合、記録媒体制御部208は、それぞれのファイルに対応づけて、識別情報を記録する。また、各フレームを一つのファイルとして記録する場合、各フレームのアンシラリデータもそのまま記録されるので、管理情報に識別情報を格納しないようにしてもよい。
このように動画データの記録を開始した後、制御部211は、入力部201−204から入力されている動画データのVアンシラリに記録停止のコマンドが多重されているか否かを判別する(S806)。記録停止のコマンドが多重されていない場合にはそのまま動画データの記録を継続する。また、記録停止のコマンドが多重されていた場合、制御部211は、動画の記録を停止するように記録媒体制御部208に指示する(S807)。記録媒体制御部208は、動画データの記録を停止する。
このように、外部記録装置200は、記録装置100から記録開始のコマンドを受ける度に、入力された動画データを記録媒体210に記録する。なお、一つのクリップを構成する各フレームを独立したファイルとして記録する場合、一つのクリップを構成する全てのファイルを一つのフォルダに格納することにより管理するようにしてもよい。こうすることで、一つのフォルダには同じクリップの動画が格納される。その場合、記録媒体制御部208は、新たなクリップの記録開始の指示の度に、新たにフォルダを作成し、動画ファイルを格納する。
次に、記録装置200における再生時の処理を説明する。図9は再生処理を示すフローチャートである。ユーザが操作部212を操作して、再生開始を指示すると、制御部211は記録媒体制御部208に対し、動画を再生するように指示する。記録媒体制御部208は、書き込み読みだし部209を制御して、記録媒体210に記録された管理情報を読み出す。そして、この管理情報に基づいて記録媒体210から動画データを読み出して、メモリ206に記憶する(S901)。また、記録媒体制御部208は、読み出した管理情報を制御部211に送る。表示制御部213は、メモリ206から動画データを読み出し、動画データの各フレームの画素数を表示部214の表示画素数に応じて変換し、表示部214に表示する。
次に、制御部211は、再生された管理情報から編集用の動画データの識別情報を検出する(S902)。編集用の動画データの識別情報が含まれていた場合、制御部211は、識別情報、ここではファイル名を表示制御部213に送る。表示制御部213は、再生された動画に、編集用の動画データのファイル名の情報を多重して表示部214に表示する(S904)。また、表示制御部213は、この他必要な情報を動画に多重して表示する。
その後、操作部213より再生停止の指示があった場合(S904)、制御部211は、記録媒体制御部208に対し再生停止を指示し、動画の再生を停止する(S905)。
このように、本実施形態では、外部出力モードにおいて、同時に記録される複数の編集用の動画データに対して付加されたファイル名を識別情報として外部に出力される動画に多重して出力する。そのため、外部の記録装置200において、記録した動画像を再生する際に、この動画像の記録時に同時に記録媒体108、109に記録された、対応する編集用の動画データを容易に認識することができる。
また、本実施形態では、二つの記録媒体に同時に記録された編集用の動画データに対し、同じファイル名を付加し、このファイル名の情報を外部に出力される動画に多重して出力する。
そのため、ユーザは、記録媒体108と109に記録された二つの編集用の動画データのうち、何れの動画データを使って編集作業を行った場合でも、編集結果を反映させるための動画を容易に見つけることが可能となる。
なお、本実施形態では、一方の記録媒体に記録された動画ファイルのファイル番号が決められた上限値に達していた場合、他方の記録媒体に編集用の動画データを記録していた。これ以外にも、何れかの記録媒体に記録されている動画ファイルのファイル番号が上限値に達していた場合には、編集用の動画データの記録を禁止するようにしてもよい。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態を説明する。図10は第2の実施形態における記録装置1000の構成を示す図である。図10の記録装置1000において、図1の構成と同一の構成については同一の番号を付加し、詳細な説明は省略する。図10の記録装置1000では、図1の構成に対し、書き込み読み出し部1001と、記録媒体C1002が追加されている。そして、記録装置1000では、これら三つの記録媒体108、109、1002に対し、同時に動画を記録することができる。また、外部出力モードにおいて、これら三つの記録媒体108、109、1002に対し、同時に編集用の動画データを記録することができる。ユーザは、操作部113を操作することにより、外部出力モードにおいて編集用の動画データを記録する記録媒体を選択することができる。即ち、外部出力モードにおいて、三つの記録媒体の何れか二つを選択し、これら選択した二つの記録媒体に編集用の動画データを同時に記録させることができる。
次に、記録装置1000における外部出力モードの処理を説明する。図11は、外部出力モードの処理を示すフローチャートである。図11において、図3と共通する処理については同一番号を付加している。
記録待機状態において、外部出力モードが設定された場合、制御部112は、指定されたフレームレートの4Kの動画データを出力部115−118から出力するように各部を制御する(S301)。出力制御部114は、設定に応じて各動画データを対応するチャンネルから出力する。次に、制御部112は、操作部113により記録開始が指示されたか否かを判別する(S302)。
記録開始の指示があった場合、制御部112は、編集用の動画データの同時記録が設定されているか否かを判別する(S303)。同時記録が設定されていない場合、制御部112は、編集用の動画データの識別情報を生成する(S312)。
また、同時記録が設定されていた場合、制御部112は、同時に記録する編集用の動画データの数を検出する(S1101)。同時に記録する編集用の動画データの数が3であった場合、制御部112は、三つの記録媒体108、109、1002に同時に記録される動画ファイルに対し、同じ識別情報を生成できるかどうか確認する(S1102)。
図12は、制御部112により生成される、編集用の動画データの識別情報を示している。例えば、図12(a)に示す例では、記録媒体A108、記録媒体B109、記録媒体C1002に記録済みの動画ファイルに付加された番号のうちの最大値はそれぞれ、10、15、20となっている。
そのため、通常の記録モードでは、記録媒体A108、記録媒体B109、記録媒体C1002に対して次に記録される動画ファイルには、それぞれ、11、16、21がファイル番号として付加される。一方、外部出力モードにおいて、同時記録する編集用動画の数が3であった場合、記録媒体A108、記録媒体B109、記録媒体C1002に記録済みの動画ファイルの番号のうちの最大値である20に1を加えた21がファイル番号として付加される。
このように、三つの記録媒体に記録される編集用の動画データに対し、同一の識別情報を記録可能である場合、制御部112は、三つの記録媒体に記録される編集用の動画データのために同一の識別情報を生成する(S1103)。
また、S1101で同時に記録する編集用の動画データの数が2であるか、S1102で三つの記録媒体に対して同じ識別情報を生成できない場合、制御部112は、二つの記録媒体に対し、同じ識別情報を生成できるか否かを判別する(S304)。
例えば、図12(b)に示す例では、記録媒体C1002に記録済みの動画ファイルに付加された番号のうちの最大値が9999となっている。従って、記録媒体C1002には、最大値を超えるファイル番号を付加した動画ファイルを記録することができないので、記録媒体C1002への新たな動画ファイルの記録が禁止される。
S1102で、三つの記録媒体に対して同じ識別情報を生成できなかった場合は、三つの記録媒体の何れか二つの記録媒体に対して同じ識別情報を生成できるか否かを判別する。図12(b)では、記録媒体Aと記録媒体Bのファイル番号の最大値は上限値に達していないため、これら二つの記録媒体に記録される動画ファイルのファイル番号として、同じファイル番号である16を生成する。
また、同時に記録する編集用の動画データの数が2であった場合には、ユーザが選択した二つの記録媒体に対し、同じ識別情報を生成できるか否かを判別する。図12(b)において、記録媒体Aと記録媒体Bが選択されていた場合は、これら二つの記録媒体に記録される動画ファイルのファイル番号として、同じファイル番号である16を生成する。また、記録媒体AとC、或いは、記録媒体BとCが選択されていた場合、記録媒体Cには、最大値を超えるファイル番号を付加した動画ファイルを記録することができないので、同じ識別情報を生成することができない。
S304において、二つの記録媒体に記録される動画ファイルに対し、同じファイル番号を付加することができると判断した場合、制御部112は、前述のように、二つの記録媒体に対して同じファイル番号を生成する(S305)。そして、制御部112は、同時に記録される編集用の動画データの数が二つになったことを示す情報を表示部112に表示する(S1104)。
また、S304で、同一の識別情報を生成できない場合、制御部112は、三つの記録媒体108、109、1002のうち、何れかの記録媒体に編集用の動画データを記録可能か否か判別する(S313)。例えば、三つの記録媒体のうち、二つの記録媒体に記録された動画ファイルのファイル番号の最大値が上限値であった場合、残りの一つの記録媒体に編集用の動画データを記録する。この場合、制御部112は、同時記録が禁止され、一つの記録媒体、ここでは記録媒体108に編集用の動画データを記録する旨の情報を表示部111に表示する(S314)。そして、この、一方の記録媒体に記録された動画ファイルのファイル番号に基づき、前記のように編集用の動画データの識別情報を生成する(S315)。
このように、一つ以上の編集用の動画データを記録する場合、制御部112は、編集用の動画データの識別情報を出力制御部114に送り、出力部115−118から出力されている動画データに対して多重するように指示する(S306)。また、制御部112は、出力部115−118から出力されている動画データに対して記録開始を指示するコマンドデータを多重するように出力制御部114に指示する(S307)。出力制御部114は、出力されている動画データに編集用の動画データの識別情報と、記録開始のコマンドデータを多重して各出力部115−118に出力する。
次に、制御部112は、編集用の動画データの記録を開始する(S308)。同時記録が設定されていた場合、制御部112は、編集用の動画データを選択された記録媒体に同時に記録する。また、制御部112は、各記録媒体に記録する動画ファイルに対し、同じファイル番号を付加するように、記録媒体制御部105に指示する。次に、制御部112は、操作部113より記録停止の指示があったか否かを判別する(S309)。記録停止の指示があった場合、制御部112は、各出力部115−118から出力されている動画データに対し、記録停止を指示するコマンドデータを多重するように出力制御部114に指示する(S310)。出力制御部114は、出力されている動画データに記録停止のコマンドデータを多重して出力部115−118に出力する。
次に、制御部112は、記録媒体制御部105に対し、編集用の動画データの記録を停止するように指示する(S311)。記録媒体制御部105は、編集用の動画データの記録を停止するように書き込み読み出し部106、107に指示する。
また、図4(c)に示すように、何れの記録媒体においても、ファイル番号の最大値が上限値であった場合、制御部112は、編集用の動画データの記録を禁止する。そのため、このような場合、S313では、編集用の動画データが記録できないと判断され、制御部112は、編集用の動画データの記録ができない旨の警告情報を表示部112に表示する。
そして、制御部112は、出力部115−118から出力されている動画データに対して記録開始を指示するコマンドデータを多重するように出力制御部114に指示する(S317)。出力制御部114は、出力されている動画データに編集用の動画データの識別情報と、記録開始のコマンドデータを多重して各出力部115−118に出力する。
次に、制御部112は、操作部113より記録停止の指示があったか否かを判別する(S318)。記録停止の指示があった場合、制御部112は、各出力部115−118から出力されている動画データに対し、記録停止を指示するコマンドデータを多重するように出力制御部114に指示する(S319)。出力制御部114は、出力されている動画データに記録停止のコマンドデータを多重して出力部115−118に出力する。
このように、本実施形態においても、外部出力モードにおいて、同時に記録される三つの編集用の動画データに対して同じファイル番号を付加し、このファイル番号を外部に出力される動画に多重して出力する。そのため、外部の記録装置200において、記録した動画像を再生する際に、この動画像の記録時に同時に記録媒体108、109に記録された、対応する編集用の動画データのファイル名を容易に認識することができる。
なお、第2の実施形態では、記録装置1000が三つの記録媒体に動画データを記録する構成であったが、これ以上の記録媒体に動画データを同時に記録可能な構成としてもよい。また、SDIフォーマット以外のフォーマットに従って動画データを出力することも可能である。また、外部に出力される動画データよりも画素数が少ない動画データを編集用の動画データとして記録したが、外部に出力する動画データよりも情報量が少ない動画データを編集用の動画データとすることも可能である。また、本実施形態では、四つの出力部を備え、これら4チャンネルの出力部を使って動画データを出力したが、チャンネル数はこれに限られず、複数のチャンネルを用いることができる。
(第3の実施形態)
第1、第2の実施形態では、編集用の動画データの識別情報として、ファイル番号を用いた。本実施形態では、ファイル番号ではない、固有の識別情報を生成し、編集用の動画データに付加して記録すると共に、外部に出力される動画データに多重して出力する。また、本実施形態では、編集用の動画データの記録中に、記録中の動画ファイルのサイズがファイルシステムにより規定された上限のサイズに基づいて決められた分割閾値に達した場合、記録中のファイルをクローズする。そして、新たに編集用の動画データのファイルを作成し、記録を続ける。
本実施形態における記録装置100の構成、及び外部記録装置200の構成は図1、図2と同様であり、また、や記録再生に関する機能は第1の実施形態と同様である。
以下、本実施形態における外部出力モードの処理を説明する。図13は、第3の実施形態における外部出力モードに関連した記録装置100の処理を示すフローチャートである。
記録待機状態において、外部出力モードが設定された場合、制御部112は、指定されたフレームレートの4Kの動画データを出力部115−118から出力するように各部を制御する(S1301)。出力制御部114は、設定に応じて各動画データを対応するチャンネルから出力する。次に、制御部112は、操作部113により記録開始が指示されたか否かを判別する(S1302)。
記録開始の指示があった場合、制御部112は、編集用の動画データの識別情報を生成する(S1303)。本実施形態では、識別情報として、記録開始の指示の度に所定値ずつ増加する値を用いる。例えば、前回の記録時に生成した識別情報の値が1であった場合、これよりも所定値、例えば1だけ増加した値2を今回の記録時に生成する。また、これ以外にも、例えば、記録装置100の固体番号と記録開始時の時、分、秒などを組み合わせることにより識別情報を生成することも可能である。また、本実施形態では、記録開始の指示から記録停止の指示までに記録される一つのクリップの編集用の動画データに対し、共通の識別情報を付加する。
次に、制御部112は、編集用の動画データの識別情報を出力制御部114に送り、出力部115−118から出力されている動画データに対して多重するように指示する(S1304)。また、制御部112は、出力部115−118から出力されている動画データに対して記録開始を指示するコマンドデータを多重するように出力制御部114に指示する(S1305)。出力制御部114は、出力されている動画データに編集用の動画データの識別情報と、記録開始のコマンドデータを多重して各出力部115−118に出力する。本実施形態では、記録開始の指示の後に出力される全てのフレームの動画データに対して識別情報を多重する。
次に、制御部112は、記録媒体制御部105に対し、編集用の動画データの記録を開始するように指示する。記録媒体制御部105は、記録開始の指示があった場合、記録媒体108、109に新たに動画ファイルを作成し(S1306)、編集用の動画データの記録を開始する(S1307)。本実施形態では、各記録媒体108、109に対して記録可能なデータレートは、編集用の動画データのデータレートよりも大きい。そのため、符号化された動画データを一旦メモリ103に記憶しておく。記録媒体制御部105は、メモリ103に格納された未記録の動画データのデータ量が所定量に達した場合にメモリ103から編集用の動画データを読み出して記録する。また、メモリ103に記憶された未記録の動画データのデータ量が所定値まで減少したときに記録を停止する。また、記録媒体制御部105は、一回の書き込みが完了すると、記録中の動画ファイルのファイルサイズの情報を制御部112に送る。
同時記録が設定されていた場合、制御部112は、編集用の動画データを二つの記録媒体108、109に同時に記録する。また、制御部112は、各記録媒体に記録する動画ファイルに対し、S1303で生成した識別情報を付加して記録する。
次に、制御部112は、操作部113より記録停止の指示があったか否かを判別する(S1308)。記録停止の指示があった場合、制御部112は、各出力部115−118から出力されている動画データに対し、記録停止を指示するコマンドデータを多重するように出力制御部114に指示する(S1309)。出力制御部114は、出力されている動画データに記録停止のコマンドデータを多重して出力部115−118に出力する。また、制御部112は、出力制御部114に対し、編集用の動画データの識別情報の多重を停止するように指示する。出力制御部114は、外部に出力される動画データに対する、識別情報の多重を停止し、識別情報を多重する位置には無効データを付加して出力する。
次に、制御部112は、記録媒体制御部105に対し、編集用の動画データの記録を停止するように指示する。記録媒体制御部105は、記録中の動画ファイルをクローズし、編集用の動画データの記録を停止する(S1312)。
また、S1308で、記録停止の指示がない場合、制御部112は、記録中の動画ファイルのサイズが、ファイル分割の閾値に達したか否かを判別する(S1311)。記録中の動画ファイルのサイズが閾値に達していない場合はそのまま記録を続ける。また、記録中の動画ファイルのサイズが閾値に達していた場合、制御部112は、記録媒体制御部105に対し、記録中のファイルをクローズし、新たに動画ファイルを作成するように指示する(S1312)。記録媒体制御部105は、記録媒体108、109に記録中の動画ファイルをクローズする(S1312)。そして、S1306に戻って、記録媒体制御部105は、新たに動画ファイルを作成し、編集用の動画データの記録を継続する。このとき、新たに作成されるファイルに対しても、S1303で生成された識別情報が付加される。
この様に、本実施形態によれば、外部出力モードにおいて、同時に記録される1以上の編集用の動画データに対して付加された識別情報を外部に出力される動画に多重して出力する。そのため、外部の記録装置200において、記録した動画像を再生する際に、この動画像の記録時に同時に記録媒体108、109に記録された、対応する編集用の動画データを容易に認識することができる。
また、本実施形態では、記録開始から記録停止までに記録される一つのクリップの複数のファイルに対し、共通の識別情報を付加している。そのため、一回の記録中に複数のファイルが作成された場合にも、外部の記録装置に記録された動画に対応した、同じクリップの複数の編集用動画データのファイルを容易に認識することができる。
前述した本発明の実施形態に係わる記録装置を構成する各手段並び制御方法の各工程は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウエアのプログラムを、システムまたは装置に直接、または遠隔から供給する場合も含む。そして、そのシステムまたは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
したがって、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスクなどがある。さらに、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM、DVD−R)などもある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する方法がある。そして、前記ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記憶媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、その他の方法として、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される。さらに、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、その他の方法として、まず記憶媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。そして、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
また、各実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明は記録装置及び記録方法に関する。
本発明の記録装置は、第1の動画データと、前記第1の動画データに対応し前記第1の動画データより情報量の少ない第2の動画データとを生成する生成手段と、前記生成手段で生成された動画データを出力する出力手段と、前記生成手段で生成された動画データを記録媒体に記録する記録手段と、前記第2の動画データを識別するための識別情報を生成し、前記識別情報を、前記第2の動画データに付加して前記記録媒体に記録するように前記記録手段を制御し、前記第1の動画データに対応する前記第2の動画データの前記識別情報を、前記第1の動画データに付加して出力するように前記出力手段を制御する制御手段とを有する。

Claims (8)

  1. 第1の動画データと、前記第1の動画データよりも画素数が少ない第2の動画データを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された動画データを出力する出力手段と、
    前記生成手段により生成された動画データを複数の記録媒体に記録する記録手段と、
    前記出力手段により前記第1の動画データを出力しながら、前記記録手段により前記複数の記録媒体に前記第2の動画データを記録する場合に、前記複数の記録媒体に記録される前記第2の動画データのために同じ値の識別情報を生成し、生成した識別情報を前記出力手段により動画データに多重して出力するように前記出力手段を制御する制御手段とを備える記録装置。
  2. 前記記録手段は、前記第2の動画データを動画ファイルとして前記記録媒体に記録し、前記制御手段は、前記第2の動画データを含む動画ファイルのファイル名を前記識別情報として出力するように、前記出力手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記ファイル名は番号を含み、前記記録手段は、新たに動画ファイルを記録する場合に、前記記録媒体に記録された動画ファイルのファイル名に含まれる番号のうち、もっとも大きな番号に所定値を加えた値を、前記新たに記録する動画ファイルのファイル名に含まれる番号とすることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記制御手段は、前記出力手段により前記第1の動画データを出力しながら、前記記録手段により前記複数の記録媒体に対して前記第2の動画データを記録する場合に、前記記録媒体に記録された動画ファイルのファイル名に含まれる番号のうち、もっとも大きな番号に所定値を加えた値を含むファイル名を生成し、前記生成したファイル名を前記第2の動画データを含む動画ファイルのファイル名として記録するように前記記録手段を制御するとともに、前記生成したファイル名を前記識別情報として出力するように前記出力手段を制御することを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
  5. 前記記録手段は、前記第2の動画データを動画ファイルとして前記記録媒体に記録し、前記制御手段は、記録中の動画ファイルのサイズが閾値に達した場合、記録中のファイルをクローズして新たに動画ファイルを作成し、前記第2の動画データの記録を続けるように前記記録手段を制御するとともに、記録開始の指示から記録停止の間に作成された1以上の前記動画ファイルそれぞれに前記識別情報を付加することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  6. 前記制御手段は、前記記録開始の指示から記録停止の指示の間に作成された1以上の前記動画ファイルそれぞれに同じ値の前記識別情報を付加することを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
  7. 前記制御手段は、記録開始の指示に応じて前記第2の動画データの記録を開始するように前記記録手段を制御し、前記記録開始の指示に応じて、前記識別情報の出力を開始するように前記出力手段を制御することを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の記録装置。
  8. 前記制御手段は、前記出力手段から出力される動画データの複数のフレームのそれぞれに対して前記識別情報を付加して出力するように、前記出力手段を制御することを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の記録装置。
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