JP2014035322A - コアホルダ及び電流センサ - Google Patents

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宗貴 岡本
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Abstract

【課題】コアの磁気特性の変化を抑制するコアホルダ及び電流センサを提供する。
【解決手段】コアホルダ3は、コア2が一方向から挿入開口34を介して収容部33に挿入され、この挿入される方向から挿入開口34を介して射出成形によりコア2と一体にインサート成形される本体部3Aを有し、本体部3Aは、収容部33に設けられコア2を点当てで支持する支持部としての突起部321(331)を有して概略構成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、コアホルダ及び電流センサに関する。
従来の技術として、コアとホール素子とをケース本体内の部品収容室に収容する電流センサが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この電流センサは、部品収容室内をモールド剤で充填することで、コアとホール素子を一体的に固定している。
特開2009−222729号公報
しかし、従来の電流センサは、成形によりコアに付加される成形圧によってコア内部に応力が発生し、また残留応力として残る。このコア内部の応力によりコアの残留磁化が大きくなるなど、磁気特性が変化して電流の検出精度が低下する問題がある。
従って、本発明の目的は、コアの磁気特性の変化を抑制するコアホルダ及び電流センサを提供することにある。
[1]本発明は、上記目的を達成するため、コアが一方向から挿入開口を介して収容部に挿入され、この挿入される方向から前記挿入開口を介して射出成形により前記コアと一体にインサート成形される本体部を有し、前記本体部は、前記収容部に設けられ前記コアを点当てで支持する支持部を有することを特徴とするコアホルダを提供する。
[2]前記コアは、測定対象の電流が流れるバスバーの近傍に配置され、前記コアを一部に含んで前記電流により磁路が形成されることを特徴とする上記[1]に記載のコアホルダであってもよい。
[3]また、前記コアは、前記挿入開口から前記本体部の前記収容部に挿入される方向の前記コアの投影面積が、前記方向と交差するその他の方向の前記コアの投影面積よりも小さいことを特徴とする上記[1]又は[2]に記載のコアホルダであってもよい。
[4]本発明は、上記目的を達成するため、上記[1]乃至[3]のいずれか1に記載のコアホルダを備えた電流センサを提供する。
本発明によれば、コアの磁気特性の変化を抑制するコアホルダ及び電流センサを提供することができる。
図1は、第1の実施の形態に係る電流センサの斜視図である。 図2は、第1の実施の形態に係るコアとコアホルダの斜視図である。 図3(a)は、第1の実施の形態に係るコアホルダを収容部側から見た概略図であり、(b)は、コアを第1の側面から見た概略図である。 図4(a)は、図2においてコアがコアホルダに収容されてインサート成形された状態のB−B断面図であり、(b)は、図2(b)のA方向からコアホルダを見た図である。 図5は、第2の実施の形態に係るコアとコアホルダの斜視図である。 図6(a)は、図5においてコアがコアホルダに収容されてインサート成形された状態のE−E断面図であり、(b)は、(a)の変形例を示す断面図である。
(実施の形態の要約)
実施の形態に係るコアホルダ3は、コア2が一方向から挿入開口34を介して収容部33に挿入され、この挿入される方向から挿入開口34を介して射出成形によりコア2と一体にインサート成形される本体部3Aを有し、本体部3Aは、収容部33に設けられコア2を点当てで支持する支持部としての突起部321(331)を有する。
[第1の実施の形態]
(電流センサ1の構成)
図1は、第1の実施の形態に係る電流センサの斜視図である。図2は、第1の実施の形態に係るコアとコアホルダの斜視図である。図3(a)は、第1の実施の形態に係るコアホルダを収容部側から見た概略図であり、(b)は、コアを第1の側面から見た概略図である。図4(a)は、図2においてコアがコアホルダに収容されてインサート成形された状態のB−B断面図であり、(b)は、図2(b)のA方向からコアホルダを見た図である。なお、実施の形態に係る各図において、部品と部品との比率は、実際の比率とは異なる場合がある。
この電流センサ1は、例えば、バスバー4に流れる電流により発生する磁場6を、コア2を介して磁気センサ5で検出するものである。この磁気センサ5は、例えば、検出した磁場6に応じた検出信号を電流センサ1に接続された変換器に出力する。変換器は、例えば、取得した検出信号を電流値に変換することで、バスバー4に流れる電流の電流値を得ることができるように構成されている。
本実施の形態に係る電流センサ1は、インサート成形時の外からの圧力からコア2を保護するためのコアホルダ3を備えている。
このコアホルダ3は、コア2が一方向から挿入開口34を介して収容部33に挿入され、この挿入される方向から挿入開口34を介して射出成形によりコア2と一体にインサート成形される本体部3Aを有し、本体部3Aは、収容部33に設けられコア2を点当てで支持する支持部としての突起部321を有して概略構成されている。
また、図1〜図3に示すように、コアホルダ3は、磁力線60が湧き出す又は吸い込まれる第1の磁極となる第1の端面22と磁力線60が吸い込まれる又は湧き出す第2の磁極となる第2の端面23とを有するコア2の外周面20を外からの圧力から保護する第1の保護壁30と、コア2の内周面21、第1の端面22、及び第2の端面23を外からの圧力から保護する第2の保護壁31と、第1の保護壁30及び第2の保護壁31と一体となり、コア2の少なくとも一方の側面を外からの圧力から保護する側面保護壁32と、を備えて概略構成されている。なお、第1の磁極と第2の磁極は、N極とS極、又はS極とN極である。
また電流センサ1は、電流が流れるバスバー4と、磁場を検出する磁気センサ5と、を備えている。
なお、磁力線60の向きは、バスバー4に流れる電流の向きに依存して変化する。本実施の形態では、電流は、例えば、図1の紙面において右から左に流れるとするので、磁力線60は、第1の端面22から湧き出し、第2の端面23に吸い込まれる。しかし電流が、例えば、図1の紙面において左から右に流れる場合、磁力線60の向きは逆になるので、第2の端面23から湧き出し、第1の端面22に吸い込まれる。
(コア2の構成)
コア2は、例えば、電磁鋼板(ケイ素鋼板)を馬蹄形状にプレス加工により打ち抜き、それを複数枚数かしめて一体となるように形成される。そして、コア2は、測定対象の電流が流れるバスバー4の近傍に配置され、コア2を一部に含んでバスバー4に流れる電流により磁路が形成される。
コア2は、例えば、図2に示すように、第1の側面25側から見て、楕円に近い形状を有している。第1の端面22は、磁力線60が湧き出す又は吸い込まれる第1の磁極となる面であり、この第1の端面22に対向する第2の端面23は、磁力線60が吸い込まれる又は湧き出す第2の磁極となる面である。第1の端面22及び第2の端面23は、このコア2の長径方向に形成されている。磁気センサ5は、第1の端面22及び第2の端面23によって囲まれる領域、すなわちギャップ24に配置される。この配置は、第1の端面22と第2の端面23の間に存在する磁力線60と、磁気センサ5の検出面と、が実質的に垂直に交わるような位置関係となるように行われることが好ましい。
(コアホルダ3の構成)
コア2、コアホルダ3及びバスバー4は、一例として、コア2、コアホルダ3及びバスバー4を組み付けた状態でインサート成形により一体とされる。このインサート成形の際、金型の治具は、例えば、コアホルダ3の後述する第1の端面保護部311と第2の端面保護部312の間に挿入され、コアホルダ3等は金型に取り付けられる。
コアホルダ3は、例えば、金型への樹脂100の注入、及び注入された樹脂100の硬化等に伴って付加されるコアホルダ3の外からの圧力(以下にそれらを成形圧と記載する。)を緩和する観点から、このインサート成形に用いられる樹脂100を用いて形成されることが好ましい。つまり同じ樹脂を用いることが、樹脂の膨張や収縮に伴って、コアホルダ3に付加される成形圧を抑制する点で有利となるからである。本実施の形態では、この樹脂100は、一例として、ポリフェニレンスルファイド(Polyphenylenesulfide‐PPS)を用いるものとする。従ってコアホルダ3は、例えば、ポリフェニレンスルファイドを用いて形成される。
コアホルダ3は、例えば、図1〜図4に示すように、本体部3Aの第1の保護壁30、第2の保護壁31及び側面保護壁32によって形成される収容部33に、コア2を収容できるように構成されている。
コアホルダ3は、本体部3Aの収容部33にコア2を収容することにより、インサート成形に伴って付加される成形圧からコア2を保護するものである。ここで、図4(a)、(b)に示すように、本体部3Aの側面保護壁32の内壁部320aには、コア2、すなわち、コア2の端部(第2の側面26)を支持する支持部としての突起部321が形成されている。本実施の形態では、図4(b)に示すように、4ヶ所の突起部321が形成されている。
コア2は、一方向(図2に示すA方向)から挿入開口34を介して収容部33に挿入される。図4(a)に示すように、コア2は、コア2の端部(第2の側面26)が突起部321に支持された状態で挿入開口34側から成形圧を受けながら、射出成形により本体部3Aと一体にインサート成形される。収容部33においてコア2が占有する空間以外の領域は、樹脂100により充填される。これにより、コア2と本体部3Aはインサート成形により一体とされる。
上記示した支持部としての突起部321は、コア2、すなわちコア2の端部(第2の側面26)を点当てで支持する。突起部321の先端は細く、コア2を面ではなく点で支持するものである。なお、点当てで支持するとは、コア2を広い面積で支持する面当てで支持するものではなく、コア2を小さい領域で支持することを意味する。また、点当てで支持するとは、突起部321を複数配置すること、複数配置することにより線状にコア2を支持することも含む。
ここで、インサート成形に伴ってコアに付加される成形圧により、コアの磁気特性が変化する場合があることが知られている。成形圧がコアの周面側から付加される場合は、磁気特性の変化が大きいことが分かっている。
この磁気特性の変化とは、一例として、磁気ヒステリシス曲線が開いて行くことである。コアの磁気ヒステリシス曲線が開くことにより、磁界がない、つまりバスバーに電流が流れていないときでもコアに磁化が残り(残留磁化)、磁気センサに検出される。つまり電流センサ1のオフセットが変化してしまう。従って磁気センサが、コアの残留磁化により、バスバーに流れる電流によって発生する磁場を正確に検出できず、電流の検出精度が低下する。
しかし本実施の形態では、コア2は、点当てで支持された状態でコアホルダ3に収容されているので、コア2の外周面20、内周面21、第1の端面22及び第2の端面23に、成形圧が付加され難くなっている。よってコア2は、インサート成形を行った後でも、インサート成形が行われる前と実質的に変わらない磁気特性を有することが可能となる。なお、本実施の形態では、コアホルダ3は、コア2の一方の側面が露出する構造であるが、これに限定されず、蓋等によって露出する側面を覆っても良い。
この収容部33とコア2とのクリアランスは、例えば、金型に注入された樹脂100が、収容部33とコア2の隙間に入り込まない程度であることが好ましい。このクリアランスは、一例として、0.1mm〜0.2mmである。
コアホルダ3の第1の保護壁30は、例えば、図1及び図3に示すように、コア2の外周面20を覆うように形成されている。この第1の保護壁30の両端部により、挿入開口34が形成される。
第2の保護壁31は、コア2の内周面21を保護する内周面保護部310と、内周面保護部310に形成され、測定対象の電流が流れるバスバー4を保持するバスバー保持部310aと、を備える。
また第2の保護壁31は、第1の端面22を保護する第1の端面保護部311と、第2の端面23を保護する第2の端面保護部312と、第1の端面保護部311と第2の端面保護部312との間からバスバー保持部310aまでバスバー4を挿入可能なスリット35と、を備えている。言い換えるなら、第2の保護壁31は、例えば、コア2の第1の側面25から第2の側面26に貫通する孔210と、コア2のギャップ24と、に対応する部分を連結したスリット35が形成されている。
このスリット35は、例えば、コア2のギャップ24に対応する部分よりも肉厚であり、かつバスバー4が取り付けられる部分が、バスバー保持部310aとなっている。このバスバー保持部310aは、コア2の孔210に対応して形成されている。バスバー4は、流れる電流によって発生する磁場6が、効率良くコア2の内部に磁路を形成するように、コア2の孔210の中心が、磁場6の中心となるように配置されることが好ましい。従ってバスバー保持部310aは、挿入されたバスバー4に発生する磁場6の中心が、実質的に、コア2の孔210の中心となるように形成されている。
またスリット35のコア2のギャップ24に対応する部分には、例えば、磁気センサ5が挿入される。
(磁気センサ5の構成)
磁気センサ5は、例えば、磁場に応じた電気信号を出力するホールセンサ及びGMR(Giant Magneto Resistive)センサ等を用いることができる。本実施の形態では、磁気センサ5としてホールセンサを用いる。
また磁気センサ5は、例えば、磁気検出素子を樹脂でモールドしたセンサ、ベアチップ、及び制御回路等を集積したセンサIC(Integrated Circuit)等であっても良い。
(バスバー4の構成)
バスバー4は、例えば、導電性を有する材料を用いて板形状に形成されている。導電性を有する材料は、一例として、銅及び銅合金等である。
バスバー4は、例えば、図1に示すように、細長い板形状の基部40の一方端部が90°に曲げられたL字形状を有する。基部40の他方端部には、例えば、コネクタ部42が形成されている。
このコネクタ部42は、例えば、測定対象の電流がバスバー4を経由して流れるように、電子回路に電気的に接続されるように構成されている。
(第1の実施の形態の効果)
第1の実施の形態に係るコアホルダ3は、コア2の磁気特性の変化を抑制することができる。具体的には、コアホルダ3は、収容部33にコア2を点当てで支持した状態で収容することにより、磁気特性を変化させる原因となる、外周面20、内周面21、第1の端面22及び第2の端面23に付加される成形圧を低減することができる。その結果、コア2の残留磁化が抑制され、コアに残留磁化が発生する場合と比べて、オフセットの変化を抑制することができるのでオフセットの設定の手間が抑制され、電流センサ1の検出精度が向上する。
またコアホルダ3は、収容部33によりコア2を点当てで支持した状態で保持し、バスバー保持部310aによりバスバー4を保持するので、コア2とバスバー4の位置ずれを抑制することができる。インサート成形を行うとき、コアとバスバーを組み付けた状態で金型に入れ、金型に樹脂を注入すると、注入の際に発生する圧力により、バスバーが倒れるなどして、コアとバスバーの位置ずれが発生する場合があった。しかし、本実施の形態では、コアホルダ3により、コア2とバスバー4を保持し、コア2とバスバー4の位置関係を保持することができるので、金型への取り付けが容易であり、またインサート成形時の位置ずれ等を抑制することができるので、電流センサ1の検出精度が向上する。
さらに電流センサ1は、コアホルダ3によって、コア2とバスバー4の組み付けが容易になると共にインサート成形に起因する位置ずれが抑制されるので、製造が容易となり、製造コストを抑えることができる。
またコアホルダ3は、バスバー4が、コア2の孔210を通すことができない形状を有する場合であっても、コア2の外周面20から内周面21に向う方向に、バスバー4をスリット35に挿入することができるので、コアの孔に挿入する場合と比べて、バスバー4の形状の自由度が高い。従って電流センサ1は、設置の自由度が高い。
[第2の実施の形態]
図5は、第2の実施の形態に係るコアとコアホルダの斜視図である。また、図6(a)は、図5においてコアがコアホルダに収容されてインサート成形された状態のE−E断面図であり、(b)は、(a)の変形例を示す断面図である。
第2の実施の形態は、第1の実施の形態において、コア2をコアホルダ3の収容部33に挿入する方向を変更したものである。この挿入する方向を、挿入開口34から本体部3Aの収容部33に挿入される方向のコア2の投影面積の違いで表現すれば、次のようになる。すなわち、コア2は、挿入開口34から本体部3Aの収容部33に挿入される方向のコア2の投影面積が、方向Dと交差するその他の方向のコア2の投影面積よりも小さいものとする。
図5、図6(a)に示すように、コア2の厚さをHとすると、図5で示す挿入する方向D、及び、図6(a)で示す成形圧Pの方向のコア2の投影面積は、H×W1であり、この投影面積は、コア2の短辺W1に対して長辺W2の側の投影面積H×W2よりも小さい。上記の例は、図5、図6(a)に示すコア形状の場合の投影面積が小さくなる方向であり、したがって、成形圧が小さくなる方向である。
一般に、コア2において、挿入開口34から本体部3Aの収容部33に挿入される方向のコア2の投影面積が、方向Dと交差するその他の方向のコア2の投影面積よりも小さいものとすることができる。図6(a)に示す位置関係の場合、上下方向のコア2の投影面積は、上下方向と交差するその他の方向のコア2の投影面積よりも小さい。
図6(a)に示すように、コア2は、支持部としての突起部331により点当てで支持されている。または、複数の突起部331により、点状、又は線状に支持されている。
図6(b)は、図6(a)の変形例である。コア2を面により支持する構成とされているが、コア2の投影面積が他の方向の投影面積よりも小さいので、成形圧を低減することができる。
(第2の実施の形態の効果)
第2の実施の形態では、第1の実施の形態に加えてさらに次のような効果を有する。すなわち、コア2において、挿入開口34から本体部3Aの収容部33に挿入される方向のコア2の投影面積を、方向Dと交差するその他の方向のコア2の投影面積よりも小さいものとする構成としているので、成形圧を低減することができる。この投影面積の減少により、第1の実施の形態での点当て支持による成形圧の低減と組み合せることにより、コア2への成形圧を大幅に緩和することが可能になる。これにより、コア2の残留磁化が抑制され、コアに残留磁化が発生する場合と比べて、オフセットの変化を抑制することができるのでオフセットの設定の手間が抑制され、電流センサ1の検出精度が向上する。
以上、本発明のいくつかの実施の形態を説明したが、これらの実施の形態は、一例に過ぎず、特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。これら新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更等を行うことができる。また、これら実施の形態の中で説明した特徴の組合せの全てが発明の課題を解決するための手段に必須であるとは限らない。さらに、これら実施の形態は、発明の範囲及び要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…電流センサ
2…コア
3…コアホルダ
3A…本体部
4…バスバー
5…磁気センサ
6…磁場
20…外周面
21…内周面
22…第1の端面
23…第2の端面
24…ギャップ
25…第1の側面
26…第2の側面
30…第1の保護壁
31…第2の保護壁
32…側面保護壁
33…収容部
34…挿入開口
35…スリット
40…基部
42…コネクタ部
60…磁力線
100…樹脂
210…孔
310…内周面保護部
310a…バスバー保持部
311…第1の端面保護部
312…第1の端面保護部
321、331…突起部

Claims (4)

  1. コアが一方向から挿入開口を介して収容部に挿入され、この挿入される方向から前記挿入開口を介して射出成形により前記コアと一体にインサート成形される本体部を有し、
    前記本体部は、前記収容部に設けられ前記コアを点当てで支持する支持部を有することを特徴とするコアホルダ。
  2. 前記コアは、測定対象の電流が流れるバスバーの近傍に配置され、前記コアを一部に含んで前記電流により磁路が形成されることを特徴とする請求項1に記載のコアホルダ。
  3. 前記コアは、前記挿入開口から前記本体部の前記収容部に挿入される方向の前記コアの投影面積が、前記方向と交差するその他の方向の前記コアの投影面積よりも小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載のコアホルダ。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のコアホルダを備えた電流センサ。
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