JP2014034259A - ハイブリッド自動車 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転者にモタツキ感を感じさせるのを抑制する。
【解決手段】仮要求トルクTrtmpに要求トルク用レート値Rtrを用いたレート処理を施して得られる要求トルクTr*が駆動軸に出力されるようエンジンと第1モータと第2モータとを制御するものにおいて、エンジンの始動時でないときに比して要求トルク用レート値Rtrを小さくする場合には、要求トルク用レート値Rtrが小さいほど大きくなる傾向に最大トルクTcrmaxや上昇レート値Rcrupを設定する(S310,S320)。そして、その最大トルクTcrmaxや上昇レート値Rcrupを用いて設定されるモータリングトルクTcrが第1モータから出力されてエンジンがモータリングされて始動されるよう制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ハイブリッド自動車に関する。
従来、この種のハイブリッド自動車としては、エンジンと、第1モータと、車軸に連結された駆動軸とエンジンの出力軸と第1モータの回転軸とにリングギヤとキャリアとサンギヤとが接続されたプラネタリギヤと、駆動軸に回転軸が接続された第2モータと、第1モータや第2モータと電力をやりとりするバッテリとを備え、エンジンの運転を停止して停車している状態で運転者がアクセルペダルを大きく踏み込んで発進するときには、所定時間が経過するのを待って駆動軸に要求トルクを出力するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このハイブリッド自動車では、こうした制御により、エンジンが始動してその出力寄与分による車両加速度が増加するまでの出力不足による加速度の上昇が抑えられる時間を短くして、運転者にモタツキ感を感じさせるのを抑制している。
特開2006−335194号公報
こうしたハイブリッド自動車では、エンジンの始動時に、バッテリの保護などのために、始動時でないときに比して、要求トルクの増加を緩やかにしたり要求トルクを絞ったりして走行用のトルクを制限する場合がある。このことを考慮せずに第1モータから所定のモータリングトルクを出力してエンジンをモータリングして始動すると、エンジンの始動に要する時間すなわち走行用のトルクを制限している時間が比較的長くなり、運転者にモタツキ感を感じさせてしまうことがある。
本発明のハイブリッド自動車は、運転者にモタツキ感を感じさせるのを抑制することを主目的とする。
本発明のハイブリッド自動車は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のハイブリッド自動車は、
走行用の動力を出力可能なエンジンと、前記エンジンをモータリング可能な第1モータと、走行用の動力を出力可能な第2モータと、前記第1モータおよび前記第2モータと電力のやりとりが可能なバッテリと、を備えるハイブリッド自動車であって、
前記エンジンの始動時でないときに比して走行用のトルクが制限されながら該エンジンを始動する際、前記走行用のトルクが大きく制限されるほど大きなモータリングトルクが前記第1モータから出力されて前記エンジンがモータリングされて始動されるよう前記エンジンと前記第1モータとを制御する制御手段、
を備えることを要旨とする。
この本発明のハイブリッド自動車では、エンジンの始動時でないときに比して走行用のトルクが制限されながらエンジンを始動する際には、走行用のトルクが大きく制限されるほど大きなモータリングトルクが第1モータから出力されてエンジンがモータリングされて始動されるようエンジンと第1モータとを制御する。これにより、エンジンの始動に要する時間(始動時に比して走行用のトルクが制限される時間)を短くすることができ、運転者にモタツキ感を感じさせるのを抑制することができる。ここで、エンジンの始動時でないときに比して走行用のトルクを制限するとは、エンジンの始動時でないときに比して走行用のトルクを緩やかに増加させる(レート処理に用いるレート値やなまし処理に用いる時定数を小さな値とする)ことや、走行用のトルクそのものを小さくすることなどをいう。
こうした本発明のハイブリッド自動車において、車軸に連結された駆動軸と前記エンジンの出力軸と前記第1モータの回転軸とに3つの回転要素が接続されたプラネタリギヤを備え、前記第2モータは、前記駆動軸に回転軸が接続されてなる、ものとすることもできる。
本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 HVECU70により実行される始動時駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 HVECU70により実行されるモータリングトルク設定ルーチンの一例を示すフローチャートである。 エンジン22の始動時に、始動時でないときに比して要求トルク用レート値Rtrを小さくする場合の要求トルクTr*,要求トルク用レート値Rtr,モータリングトルクTcr,エンジン22の回転数Neの時間変化の様子の一例を示す説明図である。 変形例のハイブリッド自動車120の構成の概略を示す構成図である。 変形例のハイブリッド自動車220の構成の概略を示す構成図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、ガソリンや軽油などを燃料として動力を出力するエンジン22と、エンジン22を駆動制御するエンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)24と、エンジン22のクランクシャフト26にキャリアが接続されると共に駆動輪38a,38bにデファレンシャルギヤ37を介して連結された駆動軸36にリングギヤが接続されたプラネタリギヤ30と、例えば同期発電電動機として構成されて回転子がプラネタリギヤ30のサンギヤに接続されたモータMG1と、例えば同期発電電動機として構成されて回転子が駆動軸36に接続されたモータMG2と、モータMG1,MG2を駆動するためのインバータ41,42と、インバータ41,42の図示しないスイッチング素子をスイッチング制御することによってモータMG1,MG2を駆動制御するモータ用電子制御ユニット(以下、モータECUという)40と、例えばリチウムイオン二次電池として構成されてインバータ41,42を介してモータMG1,MG2と電力をやりとりするバッテリ50と、バッテリ50を管理するバッテリ用電子制御ユニット(以下、バッテリECUという)52と、車両全体を制御するハイブリッド用電子制御ユニット(以下、HVECUという)70と、を備える。
エンジンECU24は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。エンジンECU24には、エンジン22の運転状態を検出する各種センサから信号、例えば、クランクシャフト26の回転位置を検出するクランクポジションセンサからのクランクポジションθcrやエンジン22の冷却水の温度を検出する水温センサからの冷却水温Tw,燃焼室内に取り付けられた圧力センサからの筒内圧力Pin,燃焼室へ吸排気を行なう吸気バルブや排気バルブを開閉するカムシャフトの回転位置を検出するカムポジションセンサからのカムポジションθca,スロットルバルブのポジションを検出するスロットルバルブポジションセンサからのスロットルポジションTP,吸気管に取り付けられたエアフローメータからの吸入空気量Qa,同じく吸気管に取り付けられた温度センサからの吸気温Ta,排気系に取り付けられた空燃比センサからの空燃比AF,同じく排気系に取り付けられた酸素センサからの酸素信号O2などが入力ポートを介して入力されており、エンジンECU24からは、エンジン22を駆動するための種々の制御信号、例えば、燃料噴射弁への駆動信号やスロットルバルブのポジションを調節するスロットルモータへの駆動信号,イグナイタと一体化されたイグニッションコイルへの制御信号,吸気バルブの開閉タイミングの変更可能な可変バルブタイミング機構への制御信号などが出力ポートを介して出力されている。また、エンジンECU24は、HVECU70と通信しており、HVECU70からの制御信号によりエンジン22を運転制御すると共に必要に応じてエンジン22の運転状態に関するデータをHVECU70に出力する。なお、エンジンECU24は、クランクシャフト26に取り付けられた図示しないクランクポジションセンサからの信号に基づいてクランクシャフト26の回転数、即ちエンジン22の回転数Neも演算している。
モータECU40は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するために必要な信号、例えばモータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ43,44からの回転位置θm1,θm2や図示しない電流センサにより検出されるモータMG1,MG2に印加される相電流などが入力ポートを介して入力されており、モータECU40からは、インバータ41,42の図示しないスイッチング素子へのスイッチング制御信号などが出力ポートを介して出力されている。また、モータECU40は、HVECU70と通信しており、HVECU70からの制御信号によってモータMG1,MG2を駆動制御すると共に必要に応じてモータMG1,MG2の運転状態に関するデータをHVECU70に出力する。なお、モータECU40は、回転位置検出センサ43,44からのモータMG1,MG2の回転子の回転位置θm1,θm2に基づいてモータMG1,MG2の回転角速度ωm1,ωm2や回転数Nm1,Nm2も演算している。
バッテリECU52は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な信号、例えば、バッテリ50の端子間に設置された電圧センサ51aからの端子間電圧Vbやバッテリ50の出力端子に接続された電力ラインに取り付けられた電流センサ51bからの充放電電流Ib,バッテリ50に取り付けられた温度センサ51cからの電池温度Tbなどが入力されており、必要に応じてバッテリ50の状態に関するデータを通信によりHVECU70に送信する。また、バッテリECU52は、バッテリ50を管理するために、電流センサ51bにより検出された充放電電流Ibの積算値に基づいてそのときのバッテリ50から放電可能な電力の容量の全容量に対する割合である蓄電割合SOCを演算したり、演算した蓄電割合SOCと電池温度Tbとに基づいてバッテリ50を充放電してもよい許容入出力電力である入出力制限Win,Woutを演算したりしている。なお、バッテリ50の入出力制限Win,Woutは、電池温度Tbに基づいて入出力制限Win,Woutの基本値を設定し、バッテリ50の蓄電割合SOCに基づいて出力制限用補正係数と入力制限用補正係数とを設定し、設定した入出力制限Win,Woutの基本値に補正係数を乗じることにより設定することができる。
HVECU70は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。HVECU70には、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号やシフトレバー81の操作位置を検出するシフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP,アクセルペダル83の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル85の踏み込み量を検出するブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBP,車速センサ88からの車速Vなどが入力ポートを介して入力されている。HVECU70は、前述したように、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU24やモータECU40,バッテリECU52と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20では、運転者によるアクセルペダルの踏み込み量に対応するアクセル開度Accと車速Vとに基づいて駆動軸36に出力すべき要求トルクTr*を計算し、この要求トルクTr*に対応する要求動力が駆動軸36に出力されるように、エンジン22とモータMG1とモータMG2とが運転制御される。エンジン22とモータMG1とモータMG2との運転制御としては、要求動力に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にエンジン22から出力される動力のすべてがプラネタリギヤ30とモータMG1とモータMG2とによってトルク変換されて駆動軸36に出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御するトルク変換運転モードや、要求動力とバッテリ50の充放電に必要な電力との和に見合う動力がエンジン22から出力されるようにエンジン22を運転制御すると共にバッテリ50の充放電を伴ってエンジン22から出力される動力の全部またはその一部がプラネタリギヤ30とモータMG1とモータMG2とによるトルク変換を伴って要求動力が駆動軸36に出力されるようモータMG1およびモータMG2を駆動制御する充放電運転モード,エンジン22の運転を停止してモータMG2からの要求動力に見合う動力を駆動軸36に出力するよう運転制御するモータ運転モードなどがある。なお、トルク変換運転モードと充放電運転モードとは、いずれもエンジン22の運転を伴って要求動力が駆動軸36に出力されるようエンジン22とモータMG1とモータMG2とを制御するモードであり、実質的な制御における差異はないため、以下、両者を合わせてエンジン運転モードという。
エンジン運転モードでは、HVECU70は、アクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accと車速センサ88からの車速Vとに基づいて走行に要求される(駆動軸36に出力すべき)要求トルクTr*の仮の値としての仮要求トルクTrtmpを設定し、所定値Rtr1を要求トルク用レート値Rtrとして、次式(1)に示すように、要求トルク用レート値Rtrを用いたレート処理を仮要求トルクTrtmpに施して要求トルクTr*を設定する。ここで、所定値Rtr1は、エンジン22やモータMG1,MG2の特性などを考慮して、要求トルクTr*が仮要求トルクTrtmpに速やかに追従するよう定められた値を用いることができる。続いて、設定した要求トルクTr*に駆動軸36の回転数Nr(例えば、モータMG2の回転数Nm2や車速Vに換算係数を乗じて得られる回転数)を乗じて走行に要求される走行用パワーPdrv*を計算し、計算した走行用パワーPdrv*からバッテリ50の蓄電割合SOCに基づくバッテリ50の充放電要求パワーPb*(バッテリ50から放電するときが正の値)を減じてエンジン22から出力すべきパワーとしての要求パワーPe*を設定する。そして、要求パワーPe*を効率よくエンジン22から出力することができるエンジン22の回転数NeとトルクTeとの関係としての動作ライン(例えば燃費最適動作ライン)を用いてエンジン22の目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを設定し、バッテリ50の入出力制限Win,Woutの範囲内で、エンジン22の回転数Neが目標回転数Ne*となるようにするための回転数フィードバック制御によってモータMG1から出力すべきトルクとしてのトルク指令Tm1*を設定すると共にモータMG1をトルク指令Tm1*で駆動したときにプラネタリギヤ30を介して駆動軸36に作用するトルクを要求トルクTr*から減じてモータMG2のトルク指令Tm2*を設定し、設定した目標回転数Ne*と目標トルクTe*とについてはエンジンECU24に送信し、トルク指令Tm1*,Tm2*についてはモータECU40に送信する。目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを受信したエンジンECU24は、目標回転数Ne*と目標トルクTe*とによってエンジン22が運転されるようエンジン22の吸入空気量制御や燃料噴射制御,点火制御などを行ない、トルク指令Tm1*,Tm2*を受信したモータECU40は、モータMG1,MG2がトルク指令Tm1*,Tm2*で駆動されるようインバータ41,42のスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。こうした制御により、エンジン22を効率よく運転しながらバッテリ50の入出力制限Win,Woutの範囲内で要求トルクTr*を駆動軸36に出力して走行することができる。このエンジン運転モードでは、エンジン22の要求パワーPe*がエンジン22を運転停止した方がよい要求パワーPe*の範囲の上限として定められた停止用閾値Pstop以下に至ったときなどエンジン22の停止条件が成立したときに、エンジン22の運転を停止してモータ運転モードに移行する。
Tr*=max(min(Trtmp,前回Tr*+Rtr),前回Tr*-Rtr) (1)
モータ運転モードでは、HVECU70は、アクセル開度Accと車速Vとに基づいて仮要求トルクTrtmpを設定し、所定値Rtr1を要求トルク用レート値Rtrとして、次式(1)に示すように、要求トルク用レート値Rtrを用いたレート処理を仮要求トルクTrtmpに施して要求トルクTr*を設定する。続いて、モータMG1のトルク指令Tm1*に値0を設定する共にバッテリ50の入出力制限Win,Woutの範囲内で要求トルクTr*が駆動軸36に出力されるようモータMG2のトルク指令Tm2*を設定してモータECU40に送信する。そして、トルク指令Tm1*,Tm2*を受信したモータECU40は、モータMG1,MG2がトルク指令Tm1*,Tm2*で駆動されるようインバータ41,42のスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。こうした制御により、エンジン22を運転停止した状態でバッテリ50の入出力制限Win,Woutの範囲内で要求トルクTr*を駆動軸36に出力して走行することができる。このモータ運転モードでは、要求トルクTr*に駆動軸36の回転数Nrを乗じて得られる走行用パワーPdrv*からバッテリ50の充放電要求パワーPb*を減じて得られるエンジン22の要求パワーPe*がエンジン22を始動した方がよい要求パワーPe*の範囲の下限として定められた始動用閾値Pstart以上に至ったときなどエンジン22の始動条件が成立したときに、エンジン22を始動してエンジン運転モードに移行する。
次に、こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20の動作、特に、エンジン22を始動する際の動作について説明する。図2は、ハイブリッド用電子制御ユニット70により実行される始動時駆動制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、エンジン22の始動条件が成立したときに実行される。
始動時駆動制御ルーチンが実行されると、HVECU70のCPU72は、まず、アクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Accや車速センサ88からの車速V,エンジン22の回転数Ne,モータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2,バッテリ50の入出力制限Win,Wout,仮要求トルクTrtmpに対するレート処理に用いる要求トルク用レート値Rtrなど制御に必要なデータを入力する処理を実行し(ステップS100)、入力したアクセル開度Accと車速Vとに基づいて仮要求トルクTrtmpを設定し(ステップS110)、上述の式(1)に示すように、要求トルク用レート値Rtrを用いたレート処理を仮要求トルクTrtmpに施して要求トルクTr*を設定する(ステップS120)。
ここで、エンジン22の回転数Neは、クランクポジションセンサからのクランク角θcrに基づいて演算されたものをエンジンECU24から通信により入力するものとした。また、モータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2は、回転位置検出センサ43,44により検出されたモータMG1,MG2のロータの回転位置に基づいて演算されたものをモータECU40から通信により入力するものとした。さらに、バッテリ50の入出力制限Win,Woutは、バッテリ50の電池温度Tbとバッテリ50の蓄電割合SOCとに基づいて設定されたものをバッテリECU52から通信により入力するものとした。加えて、要求トルク用レート値Rtrは、モータ運転モードで走行している最中にエンジン22の始動条件が成立したときのバッテリ50の端子間電圧Vbと充放電電流Ibとの積として得られる充放電電力Wbや要求トルクTr*などに基づいて設定されたものを入力するものとした。以下、この要求トルク用レート値Rtrについて説明する。
実施例では、エンジン22の始動時でないときに比して要求トルクTr*を制限すべき(要求トルクTr*の増加時にその変化を緩やかにすべき)制限条件が成立していないときには、エンジン22の始動時でないときと同一の所定値Rtr1を要求トルク用レート値Rtrに設定し、制限条件が成立しているときには、所定値Rtr1より小さな範囲内で要求トルク用レート値Rtrを設定するものとした。ここで、制限条件は、例えば、バッテリ50の充放電電力Wbが出力制限Woutより若干小さな電力(Wout−α)以上である条件や、バッテリ50の端子間電圧Vbが許容下限電圧Vbminより若干高い電圧(Vbmin+β)以下である条件,要求トルクTr*が値0を含む所定範囲内(値0近傍)である条件などを用いるものとした。そして、これらが全て成立しないときには制限条件は成立していないと判定し、少なくとも一部が成立しているときには制限条件は成立していると判定するものとした。また、制限条件が成立しているときには、バッテリ50の充放電電力Wbが大きいほど小さくなる傾向で、バッテリ50の端子間電圧Vbが低いほど小さくなる傾向で、要求トルクTr*が値0に近いほど小さくなる傾向に要求トルク用レート値Rtrを設定するものとした。これは、エンジン22の始動時におけるバッテリ50の保護や乗り心地の向上を図るためである。前者は、具体的には、モータMG1,MG2が共に力行駆動となったとき(モータMG1の回転数Nm1が正の値となったとき)のバッテリ50からの過大な電力での放電や過度の電圧低下を抑制することによってバッテリ50の保護を図るものであり、後者は、具体的には、駆動軸36と車軸(駆動輪38a,38b)とに介在する図示しないギヤでの歯打ち音や歯打ちによる振動などを低減することによって乗り心地の向上を図るためのものである。
続いて、エンジン22をモータリングするためのモータリングトルクTcrをモータMG1から出力すべきトルクとしてのトルク指令Tm1*に設定する(ステップS130)。ここで、モータリングトルクTcrは、実施例では、後述のモータリングトルク設定ルーチンによって設定されるものを用いるものとした。
続いて、次式(2)に示すように、モータMG1をトルク指令Tm1*で駆動したときにプラネタリギヤ30を介して駆動軸36に作用するトルク(−Tm1*/ρ)を要求トルクTr*から減じてモータMG2から出力すべきトルクの仮の値としての仮トルクTm2tmpに設定し(ステップS140)、バッテリ50の入出力制限Win,WoutとモータMG1のトルク指令Tm1*に現在の回転数Nm1を乗じて得られるモータMG1の消費電力(発電電力)との差分をモータMG2の回転数Nm2で割ることによってモータMG2から出力してもよいトルクの上下限としてのトルク制限Tm2min,Tm2maxを式(3)および式(4)により計算し(ステップS150)、設定した仮トルクTm2tmpを式(5)によってトルク制限Tm2min,Tm2maxで制限してモータMG2のトルク指令Tm2*を設定し(ステップS160)、設定したモータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*をモータECU40に送信する(ステップS170)。モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を受信したモータECU40は、トルク指令Tm1*,Tm2*でモータMG1,MG2が駆動されるようインバータ41,42のスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。
Tm2tmp=Tr*+Tm1*/ρ (2)
Tm2min=(Win-Tm1*・Nm1)/Nm2 (3)
Tm2max=(Wout-Tm1*・Nm1)/Nm2 (4)
Tm2*=max(min(Tm2tmp,Tm2max),Tm2min) (5)
次に、エンジン22の回転数Neをエンジン22の燃料噴射制御や点火制御を開始する回転数としての所定回転数Nst(例えば、1000rpmや1200rpmなど)と比較し(ステップS180)、エンジン22の回転数Neが所定回転数Nst未満のときには、ステップS100に戻る。そして、ステップS100〜S180の処理を繰り返し実行してエンジン22の回転数Neが所定回転数Nst以上に至ると、(ステップS180)、燃料噴射制御や点火制御を開始するための制御信号をエンジンECU24に送信し(ステップS190)、エンジン22が完爆に至ったか否かを判定し(ステップS200)、未だ完爆に至っていないときにはステップS100に戻り、完爆に至ったときに本ルーチンを終了する。
次に、モータリングトルクTcrを設定する処理について図3のモータリングトルク設定ルーチンを用いて説明する。モータリングトルク設定ルーチンが実行されると、HVECU70は、まず、要求トルク用レート値Rtrを入力すると共に(ステップS300)、入力した要求トルク用レート値Rtrに基づいて、モータリングトルクTcrの最大値としての最大トルクTcrmaxと、モータリングトルクTcrを上昇させる際のレート値としての上昇レート値Rcrupとを設定する(ステップS310、S320)。ここで、最大トルクTcrmax,上昇レート値Rcrupは、実施例では、それぞれ、要求トルク用レート値Rtrと最大トルクTcrmax,上昇レート値Rcrupとの関係を予め定めて最大トルク設定用マップ,上昇レート値設定用マップとして図示しないROMに記憶しておき、要求トルク用レート値Rtrが与えられるとそれぞれのマップから対応する最大トルクTcrmax,上昇レート値Rcrupを導出して設定するものとした。最大トルクTcrmax,上昇レート値Rcrupは、いずれも、要求トルク用レート値Rtrが小さい(所定値Rtr1に比して小さい)ほど大きくなる傾向に設定される。この理由については後述する。
続いて、モータリングトルクTcrが最大トルクTcrmaxに至るまでモータリングトルクTcrを上昇レート値Rcrupずつ増加させる処理を実行し(ステップS340,S350)、モータリングトルクTcrが最大トルクTcrmaxに至ると、エンジン22の回転数Neが上述の所定回転数Nst以上に至るのを待つ(ステップS360,S370)。
そして、エンジン22の回転数Neが所定回転数Nst以上に至ると、モータリングトルクTcrが値0以下に至るまでモータリングトルクTcrを下降レート値Rcrdownずつ減少させる処理を実行しながら(ステップS380)、エンジン22が完爆するのを待って(ステップS390)、モータリングトルク設定ルーチンを終了する。ここで、下降レート値Rcrdownは、モータリングトルクTcrを下降させる際のレート値であり、固定値を用いるものとしてもよいし、要求トルク用レート値Rtrやエンジン22の回転数Neの変化率,エンジン22の始動時のモータMG1,MG2の消費電力などに応じた値を用いるものとしてもよい。
ここで、要求トルク用レート値Rtrが小さい(所定値Rtr1に比して小さい)ほど大きくなる傾向に最大トルクTcrmaxや上昇レート値Rcrupを設定する理由について説明する。エンジン22の始動時に、要求トルク用レート値Rtrを所定値Rtr1より小さな値とする場合、その時間が長くなると運転者にモタツキ感などを感じさせやすくなり、この要求トルク用レート値Rtrが小さいほど(要求トルクTr*の変化が緩やかとなるほど)運転者にモタツキ感を感じさせやすくなると考えられる。したがって、実施例では、要求トルク用レート値Rtrを所定値Rtr1より小さな値とする場合には、要求トルク用レート値Rtrが小さいほど最大トルクTcrmaxや上昇レート値Rcrupを大きくするものとした。これにより、要求トルク用レート値Rtrが小さいほどエンジン22の回転数Neをより迅速に上昇させることができ、エンジン22の始動に要する時間が短くなると考えられる。そして、エンジン22の始動が完了すると、要求トルク用レート値Rtrが所定値Rtr1に戻る。したがって、運転者にモタツキ感を感じさせるのを抑制することができる。なお、実施例のハイブリッド自動車20では、走行中にエンジン22を始動する際において、エンジン22のモータリング開始直後には、モータMG1の回転数Nm1が負であり、モータMG1を回生駆動することになるから、バッテリ50の充放電電力Wbが出力制限Woutを超えない範囲内で、最大トルクTcrmaxや上昇レート値Rcrupをある程度大きくすることができると考えられる。また、エンジン22の始動時に、要求トルク用レート値Rtrに所定値Rtr1を設定する場合には、運転者にそれほどモタツキ感を感じさせないと考えられることから、始動ショックなどの発生をより抑制するために、最大トルクTcrmaxや上昇レート値Rcrupをそれほど大きな値にはしないものとした。
図4は、エンジン22の始動時に、始動時でないときに比して要求トルク用レート値Rtrを小さくする場合の要求トルクTr*,要求トルク用レート値Rtr,モータリングトルクTcr,エンジン22の回転数Neの時間変化の様子の一例を示す説明図である。図中、実線は、要求トルク用レート値Rtrを小さくしないときに比して最大トルクTcrmaxや上昇レートTcr1を大きくする実施例の様子を示し、一点鎖線は、要求トルク用レート値Rtrに拘わらず一定の最大トルクTcrmaxや上昇レートRcrupを用いる比較例の様子を示す。また、図中、「ts」はエンジン22の始動条件が成立した時刻を示し、「te1」は実施例でエンジン22の始動が完了した時刻を示し、「te2」は比較例でエンジン22の始動が完了した時刻を示す。図4から分かるように、実施例(図中実線参照)では、比較例(図中一点鎖線参照)に比して上昇レート値Rcrupや最大トルクTcrmaxを大きくすることにより、エンジン22の始動に要する時間が短くなる。これにより、運転者にモタツキ感を感じさせるのを抑制することができる。
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20によれば、仮要求トルクTrtmpに要求トルク用レート値Rtrを用いたレート処理を施して得られる要求トルクTr*が駆動軸36に出力されるようエンジン22とモータMG1,MG2とを制御するものにおいて、エンジン22の始動時でないときに比して要求トルク用レート値Rtrを小さくする場合には、要求トルク用レート値Rtrが小さいほど大きくなる傾向の最大トルクTcrmaxや上昇レート値Rcrupを用いて設定されるモータリングトルクTcrがモータMG1から出力されてエンジン22がモータリングされて始動されるよう制御するから、この場合にエンジン22の始動に要する時間(要求トルク用レート値Rtrをエンジン22の始動時でないときに比して小さな値とする時間)を短くすることができ、運転者にモタツキ感を感じさせるのを抑制することができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、モータリングトルクTcrの設定に用いる最大トルクTcrmaxや上昇レート値Rcrupは、共に、要求トルク用レート値Rtrが小さいほど大きくなる傾向の値を用いるものとしたが、最大トルクTcrについては、要求トルク用レート値Rtrが小さいほど大きくなる傾向の値を用いるが、上昇レート値Rcrupについては固定値を用いるものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、エンジン22の始動時に、制限条件が成立していないときにはエンジン22の始動時でないときと同一の所定値Rtr1を要求トルク用レート値Rtrに設定し、制限条件が成立しているときには所定値Rtr1より小さな範囲内で要求トルク用レート値Rtrを設定するものにおいて、要求トルク用レート値Rtrが小さいほど大きくなる傾向に最大トルクTcrmaxや上昇レート値Rcrupを設定するものとしたが、エンジン22の始動時に、始動時でないときに比して要求トルクTr*を制限する(小さな値とする)ものにおいて、その程度が大きいほど(要求トルクTr*を小さな値とするほど)大きくなる傾向に最大トルクTcrmaxや上昇レート値Rcrupを設定するものとしてもよい。この場合でも、実施例と同様の効果を奏することができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、上述の式(1)に示すように、仮要求トルクTrtmpに要求トルク用レート値Rtrを用いたレート処理を施して要求トルクTr*を設定するものとしたが、次式(6)に示すように、仮要求トルクTrtmpに時定数τを用いたなまし処理を施して要求トルクTr*を設定するものとしてもよい。この場合、エンジン22の始動時に、始動時でないときに比して大きな時定数τを用いる場合、その時定数τが大きいほど最大トルクTcrmaxや上昇レート値Rcrupを大きくすればよい。こうすれば、実施例と同様の効果を奏することができる。
Tr*=τ・前回Tr*+(1-τ)・Trtmp (6)
実施例のハイブリッド自動車20では、モータMG2からの動力を駆動軸36に出力するものとしたが、図5の変形例のハイブリッド自動車120に例示するように、モータMG2からの動力を駆動軸36が接続された車軸(駆動輪38a,38bが接続された車軸)とは異なる車軸(図5における車輪39a,39bに接続された車軸)に出力するものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、エンジン22からの動力をプラネタリギヤ30を介して駆動輪38a,38bに接続された駆動軸36に出力するものとしたが、図6の変形例のハイブリッド自動車220に例示するように、エンジン22のクランクシャフトに接続されたインナーロータ232と駆動輪38a,38bに動力を出力する駆動軸36に接続されたアウターロータ234とを有しエンジン22からの動力の一部を駆動軸36に伝達すると共に残余の動力を電力に変換する対ロータ電動機230を備えるものとしてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン22が「エンジン」に相当し、モータMG1が「第1モータ」に相当し、モータMG2が「第2モータ」に相当し、バッテリ50が「バッテリ」に相当し、図2の始動時駆動制御ルーチンや図3のモータリングトルク設定ルーチンなどを実行するHVECU70と、HVECU70からの指令に基づいてエンジン22を制御するエンジンECU24と、HVECU70からの指令に基づいてモータMG1,MG2を制御するモータECU40とが「制御手段」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、ハイブリッド自動車の製造産業などに利用可能である。
20,120,220,320 ハイブリッド自動車、22 エンジン、23 クランクポジションセンサ、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、26 クランクシャフト、30 プラネタリギヤ、36 駆動軸、37 デファレンシャルギヤ、38a,38b 駆動輪、39a,39b 車輪、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、43,44 回転位置検出センサ、50 バッテリ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、70 ハイブリッド用電子制御ユニット(HVECU)、80 イグニッションスイッチ、81 シフトレバー、82 シフトポジションセンサ、83 アクセルペダル、84 アクセルペダルポジションセンサ、85 ブレーキペダル、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、230 対ロータ電動機、232 インナーロータ、234 アウターロータ、MG1,MG2 モータ。

Claims (2)

  1. 走行用の動力を出力可能なエンジンと、前記エンジンをモータリング可能な第1モータと、走行用の動力を出力可能な第2モータと、前記第1モータおよび前記第2モータと電力のやりとりが可能なバッテリと、を備えるハイブリッド自動車であって、
    前記エンジンの始動時でないときに比して走行用のトルクが制限されながら該エンジンを始動する際、前記走行用のトルクが大きく制限されるほど大きなモータリングトルクが前記第1モータから出力されて前記エンジンがモータリングされて始動されるよう前記エンジンと前記第1モータとを制御する制御手段、
    を備えるハイブリッド自動車。
  2. 請求項1記載のハイブリッド自動車であって、
    車軸に連結された駆動軸と前記エンジンの出力軸と前記第1モータの回転軸とに3つの回転要素が接続されたプラネタリギヤを備え、
    前記第2モータは、前記駆動軸に回転軸が接続されてなる、
    ハイブリッド自動車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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