JP2014034000A - 生ゴミ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構成で、生ゴミが適度の水分を保持したまま菌により分解されるようにすると共に、切換部における完全な臭いの遮断を行うようにした生ゴミ処理装置を提供する。
【解決手段】 ディスポーザ14付近に配置される収容室12と、収容室の内部で水平軸の周りに回転可能に支持され且つ駆動手段により回転駆動される中空円筒状の透水性回転ドラム13と、を備え、回転ドラム内部が、生ゴミ分解のための菌の担持体13eを収容していると共に、ディスポーザに接続されている生ゴミ処理装置10であって、収容室が、上下方向中間高さに排水口12bを備え、排水口より下方領域に水滞留部12cを画成しており、回転ドラムが、一側の端面から突出する軸部内にディスポーザに接続される貫通穴13dを備えていると共に、収容室の水滞留部内に部分的に浸漬して配置されるように構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、厨房等におけるシンクに組み込まれた生ゴミ処理装置に関し、特にシンクの排水部に設けたディスポーザに接続される生ゴミ処理装置に関するものである。
従来、このような生ゴミ処理装置は、例えばシンクの排水部に配設されたディスポーザに隣接する収容室と、前記収容室の内部で水平軸の周りに回転可能に支持され且つ駆動手段により回転駆動される中空円筒状の透水性回転ドラムと、を備えており、前記回転ドラム内部が、生ゴミ分解のための菌の担持体を収容していると共に、前記ディスポーザに接続されることにより、構成されている。
このような構成の生ゴミ処理装置によれば、ディスポーザで粉砕された水分を含む生ゴミが、収容室内に配置された回転ドラム内に導入される。そして、回転ドラムが回転駆動されることによって、生ゴミが担持体に付着した菌と混ぜ合わされる。これにより、生ゴミが分解される。
ところで、上述した生ゴミ処理装置においては、生ゴミに含まれる水分は、回転ドラム内から収容室に落下し、収容室から外部へ排出される。従って、回転ドラム内の生ゴミは、水分が少なくなり、前記菌による分解作用の効果が減少してしまい、生ゴミの分解に時間がかかってしまう。
また、ディスポーザから収容室及び外部への通路の切換部に、生ゴミが付着して腐敗することにより切換部の切換えが完全に行なわれ得なくなってしまうことがあり、特に収容室側の完全な閉鎖ができないと、収容室内における分解中の生ゴミの臭いが切換部から漏出し、ディスポーザを経由してシンク内に進入してしまうおそれもある。
本発明は、以上の点に鑑み、簡単な構成により、生ゴミが適度の水分を保持したまま菌により分解されるようにすると共に、切換部における完全な臭いの遮断が行なわれるようにした生ゴミ処理装置を提供することを目的としている。
上記目的は、本発明によれば、ディスポーザ付近に配設される収容室と、収容室の内部で水平軸の周りに回転可能に支持され且つ駆動手段により回転駆動される中空円筒状の透水性回転ドラムと、を備え、回転ドラムがディスポーザに接続され、収容室内部に生ゴミ分解のための菌の担持体が収容された生ゴミ処理装置であって、収容室が、上下方向中間高さに排水口を備えることにより、排水口より下方領域に水滞留部を画成しており、回転ドラムが、一側の端面から突出する軸部内にディスポーザに接続される貫通穴を備えていると共に、収容室の水滞留部内に部分的に浸漬して配置されることを特徴とする、生ゴミ処理装置により、達成される。
上記構成によれば、回転ドラムの一部が水滞留部内の水に浸漬しているので、回転ドラムの回転により、内部を転動する生ゴミが断続的に水滞留部内で水面下に位置する。これにより、生ゴミが十分に水分を含んだ状態に保持されるので、含まれた水分によって菌による分解が促進され、菌による分解が効率的に行なわれ得る。従って、生ゴミの分解に要する時間が短縮される。
本発明による生ゴミ処理装置は、好ましくは、収容室の底部に、水滞留部内に溜まった水を加熱するための加熱手段が備えられている。これにより、水滞留部内の水の温度が高くなるので、回転ドラムの回転に伴って、生ゴミが温度の高い水分を含むことになる。従って、生ゴミ及び菌の温度が高くなることで、菌による生ゴミの分解がより一層促進される。
本発明による生ゴミ処理装置は、好ましくは、収容室の底部に、気泡発生装置が備えられている。水滞留部内の水が気泡発生装置からの気泡により酸素を供給されることで、生ゴミに含まれる水分がより高い酸素濃度になるので、菌による生ゴミの分解がより一層促進される。
本発明による生ゴミ処理装置は、好ましくは、収容室の他側の壁部に、外部から閉塞された状態で収容室内に突出した軸受部が備えられていて、回転ドラムの他側の端面から軸方向に突出した軸が、軸受部に嵌入することで、回転ドラムが回転可能に軸受けされている。この構成により、回転ドラムの他側の端面に設けられた軸が、収容室の他側の壁部を貫通していないので、簡単で低コストの構成で軸受部分が完全に液密的に構成される。
本発明による生ゴミ処理装置は、好ましくは、収容室の一側の壁部に、回転ドラムの一側の端面から突出する軸部に整合する導入口が備えられていて、回転ドラムの一側の軸部の軸端に開口する貫通穴が導入口に嵌合することで、回転ドラムが回転可能に軸受けされると共に、導入口が貫通穴を介して回転ドラム内部と連通する。回転ドラム側の貫通穴が収容室側の導入口に嵌合することで、簡単で低コストの構成で軸受部分が完全に液密的に構成される。
本発明による生ゴミ処理装置は、好ましくは、回転ドラムが、付勢手段により、収容室の一側の壁部に向かってスラスト方向に付勢されて、貫通穴が導入口に対して液密的に圧接される。これにより、回転ドラム側の貫通穴と収容室側の導入口との嵌合がより一層確実に密着し、軸受部分がより一層完全に液密的に構成される。
本発明による生ゴミ処理装置は、好ましくは、回転ドラムの一側の端面の周囲に沿って、回転用ギヤが備えられており、駆動手段の駆動用ギヤが、回転用ギヤに噛合している。よって、駆動手段の駆動用ギヤが直接に回転ドラムの周縁に設けられた回転用ギヤと噛合して、回転ドラムが駆動手段により回転駆動される。従って、簡単な構成で回転ドラムが回転駆動される。
本発明による生ゴミ処理装置は、好ましくは、駆動手段が収容部内の水滞留部より上方の高さ位置に配置されている。よって、駆動手段は収容部内の水滞留部に溜まった水に浸漬しない。従って、駆動手段に防水対策を施す必要がないので、低コストで構成することができる。
本発明による生ゴミ処理装置は、好ましくは、ディスポーザから生ゴミ及び排水の通路を回収室及び外部に切り換える切換部が備えられており、切換部の内面が銀イオンをコーティングされている。従って、切換部の内面が銀イオンの抗菌作用によって、通過する生ゴミの腐敗によるぬめりが付着することがなく、切換部による回収室側または外部側への切換えが確実に行なわれる。しそて、切換部の外部側への切換えの際に、回収室側が完全に閉鎖されるので、回収室内で分解途中の生ゴミから発生する臭いが切換部からディスポーザを経由してシンク内に進入するようなことがない。
本発明による生ゴミ処理装置は、好ましくは、ディスポーザから生ゴミ及び排水の通路を回収室及び外部に切り換える切換部が備えられており、切換部の少なくとも一部に紫外線透過性材料から構成された窓部と、窓部から切換部内に紫外線を照射する紫外線照射部と、を備えている。紫外線照射部から窓部を介して切換部内に紫外線を照射することで紫外線の殺菌効果によって、切換部の内面に、通過する生ゴミの腐敗によるぬめりが付着せず、同様にして切換部による回収室側または外部側への切換が確実に行なわれる。
本発明によれば、簡単な構成により、生ゴミが適度の水分を保持したまま菌により分解されるようにすると共に、切換部における完全な臭いの遮断が行なわれるようにした生ゴミ処理装置が提供される。
本発明による生ゴミ処理装置の一実施形態における全体の構成を示す長手方向の概略断面図である。 図1の生ゴミ処理装置におけるA−A線断面図である。 図1の生ゴミ処理装置における回収室の右側面内側の軸受部を示し、(A)は部分拡大側面図、(B)は正面図である。 図1の生ゴミ処理装置における右側の軸受部分を示す部分拡大断面図である。 図1の生ゴミ処理装置における左側の軸受部分を示す部分拡大分解断面図である。 図1の生ゴミ処理装置における駆動手段の駆動部分を示す部分拡大断面図である。 図1の生ゴミ処理装置における切換部を示す部分拡大断面図である。 図7の切換部を示すB−B線断面図である。
以下、図面に示した実施形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明による生ゴミ処理装置の一実施形態の構成を示している。図1及び図2において、生ゴミ処理装置10は、切換部11と、収容室12と、回転ドラム13と、を備えて構成されている。
切換部11は、図示しないシンクの排水部に設けられたディスポーザ14から外部への排出用配管15の途中に設けられている。ここで、ディスポーザ14は公知の構成であって、シンクの排水部からの排水を通過させると共に、シンクの排水部からの生ゴミを蓄積し且つ粉砕する。
切換部11は、この排出用配管15と収容室12側への処理用配管16を切り換えることにより、ディスポーザ14からの排水を、排出用配管15を介して外部に排出すると共に、ディスポーザ14により粉砕された生ゴミを、処理用配管16を介して収容室12内に導入する。
収容室12は、ディスポーザ14付近に配置されており、例えば上方が開放した中空の直方体状に形成されていて、金属,プラスチック等の不透水性材料から液密的に構成されている。さらに、収容室12は、後述する回転ドラム13の回転軸より下方にて、一側(図1にて左側)の側壁12aの中間高さに排水口12bを備えている。これにより、収容室12は、内部の底面から排水口12b下縁までの領域に水滞留部12cを画成している。
回転ドラム13は、横向きの中空円筒状に形成されており、その円筒状の表面が透水性材料、例えばネット,パンチングメタル等から構成されていて、内側と外側との間で水が自由に流出入し得るようになっている。
回転ドラム13は、図1及び図2に示すように収容室12内に収容されており、その中空円筒状の中心軸の周りに回転可能に支持されている。ここで、回転ドラム13は、図1にて右側の端面から軸部13aが中心軸に沿って右方に突出しており、この軸部13aが収容室12の他側(図1にて右側)の側壁12dの内面の中央付近に設けられた軸受部12eに係合することにより、収容室12に対して回転可能に支持されている。
軸受部12eは、図3に示すように、収容室12の他側の側壁12dから内側に向かって突出し、外部から閉塞された状態で形成されており、正面から見たとき、ほぼU字形状に、即ち上方が開放し且つ下側が円弧状に閉じて形成されている。軸受部12eは側壁12dにより液密に覆われており、外部と連通することなく収容室12の内部に外部から隔離された状態で配置されている。回転ドラム13の軸部13aが軸受部12eの上方から挿入されることで、軸部13aが重力によって軸受部12eに係合し、回転可能に保持される。
ここで、軸部13aは、さらに図4に詳細に示すように、回転ドラム13に対して、軸方向に移動可能に、中空円筒状の支持部13bにより支持されていると共に、バネ13cにより右方に向かって付勢されている。図示の場合、軸部13aは、右方に突出する本体部13a1と、左端から半径方向に拡大する拡大部13a2と、から構成されている。
支持部13bは、回転ドラム13と一体に構成された本体部13b1と、この固定部13b1の外側に被嵌され軸方向に着脱可能であるカバー部13b2と、から構成されており、本体部13b1内に軸部13a及びバネ13cが収容された後、カバー部13b2が本体部13b1に例えば接着等により固定される。
これにより、軸部13aの本体部13a1の外端面がバネ13cの力で収容部12の側壁12dに対して押圧され、これに伴って回転ドラム13全体が反対側、即ち収容部12の側壁12aに向かって付勢される。
また、回転ドラム13は、図1にて左方の端面から軸部13fが中心軸に沿って左方に突出している。軸部13fは、図5に示すように中空に形成されており、内側に貫通穴13dが画成されている。この軸部13fは、収容室12の左方の側壁12aの中央付近に設けられた導入口12fに整合すると共に、軸部13fの左端の周縁が、導入口12fの内端周縁に設けられた係合溝12g内に嵌入する。ここで、回転ドラム13は、前述したバネ13cにより左方に付勢されるので、軸部13fの左端の周縁が、対応する収容室12の導入口12fの係合溝12g内に圧接され、液密的に接続される。
回転ドラム13は、内部に生ゴミ分解のための菌の担持体13eを収容している。この担持体13eは、生ゴミ分解のための菌が付着しやすい材料から構成されている。
回転ドラム13を回転駆動する駆動手段17は、図1に示すように、収容室12内で水滞留部12cより上方に配置されている。そして、図6に示すように、駆動手段17の回転軸17aに取り付けられた駆動用ギヤ17bが、回転ドラム13の左端の周面に沿って備えられた回転用ギヤ17fと噛合している。これにより、駆動手段17が作動すると、回転軸17aそして駆動用ギヤ17bが回転することで、駆動用ギヤ17bと噛合する回転用ギヤ17fが回転駆動され、回転ドラム13が回転軸の周りに回転する。
さらに、収容室12の内部底面には、加熱装置18及び気泡発生装置19が配置されている。加熱装置18は公知の構成であって、動作することにより熱を発生し、収容室12の水滞留部12cに溜まった水を下方から加熱して、水滞留部12c内に溜まった水の温度を高くする。これにより、担持体13eに付着した菌の活動が高められて、生ゴミの分解が促進される。
また、気泡発生装置19は同様に公知の構成であって、動作することにより空気の細かい気泡を発生させて、水滞留部12c内の水に酸素を供給する。これにより、水滞留部12c内に溜まった水の酸素濃度が上昇する。これにより、担持体13eに付着した菌の活動が高められて、生ゴミの分解が促進される。
また、収容室12の開放した上面にはトレー20が配置されている。トレー20は、図示の場合、上方が開放した偏平な直方体状に形成されており、収容室12の上端に載置されている。
トレー20の上には、菌保持部21及び菌供給部22が配置されている。菌保持部21は、回転ドラム13内に収容された担持体13dに付着させた菌と同じ種類の菌を収容している。菌供給部22は、菌保持部21内に収容された菌を収容室12内に所定時間ごとに自動的に所定量供給する。
また、前述した切換部11は、より詳細には、図7及び図8に示すように構成されている。切換部11は、ディスポーザ14の排出口に接続される入り口部11aと、排出用配管15側に接続される出口部11bと、処理用配管16側に接続される分岐部11cと、切換弁11dと、から構成されている。
切換弁11dは、図8にて、実線で示す動作位置と鎖線で示す退避位置との間を図示しない駆動手段により切り換えられる。ここで、動作位置においては、切換弁11dは、分岐部11c側を開放すると共に、出口部11b側を閉鎖する。これにより、ディスポーザ14からの生ゴミが切換弁11dにより分岐部11c側に誘導され、回転ドラム13の貫通穴13dを介して収容室12に収容された回転ドラム13内に導入される。
これに対して、退避位置では、切換弁11dは出口側11bを開放すると共に、分岐部11c側を閉鎖する。これにより、ディスポーザ14からの排水が切換弁11dに当たることなく、下方に落下して、排出用配管15に導かれる。
ここで、入り口部11aから出口部11b及び分岐部11cの間の領域において、切換部11の内面は、銀イオンがコーティングされている。さらに、図8に示すように、切換部11の切換弁11dに対応する側壁部が、紫外線透過性材料から成る窓部11eとして構成されている。この窓部11eに対向して、切換部11の外側には、紫外線照射部11fが配置されている。紫外線照射部11fは、例えば紫外光を発生する発光ダイオード,レーザー素子等の発光素子を備えている。これにより、紫外線照射部11fから出射した紫外光UVは、窓部11eを透過して、切換部11の内部に進入し、切換部11の内面を照射する。
なお、切換部11は、図示の場合、出口部11bに隣接して、収容部12の排水口12bに接続される接続部11gも備えている。収容部12の排水口12bから流出した水は、切換部11の出口部11bから排出用配管15を通って外部へ排出される。
本発明の実施形態による生ゴミ処理装置10は以上のように構成されており、以下のように動作する。
まず通常時、即ち生ゴミの処理を行なわない場合にはディスポーザ14は動作せず、排水のみを排出する。ここで、切換部11の切換弁11dは、図8にて鎖線で示す退避位置に在って、ディスポーザ14からの排水は、切換弁11dに妨げられることなく、下方に落下し、排出用配管15から外部へ排出される。
これに対して、生ゴミの処理を行なう場合には、切換部11の切換弁11dが動作位置に切り換えられて、ディスポーザ14が動作する。これにより、ディスポーザ14から粉砕された生ゴミが排出され、この生ゴミは、切換弁11dにより分岐部11c側に誘導され、収容室12の導入口12fから回転ドラム13の貫通穴13dを介して、回転ドラム13内部に導入される。
この状態で、駆動手段17が動作することで回転ドラム13が回転駆動され、回転ドラム13内に収容された担持体13eが生ゴミと共に、回転ドラム13内を転動する。これにより、生ゴミと担持体13eが攪拌され、担持体13eに付着した菌が生ゴミに接触し、生ゴミの分解が行なわれる。
このとき、回転ドラム13の一部が収容室12の水滞留部12cに浸漬されるので、生ゴミ及び担持体13eは、所謂水切りにより乾燥することがなく、十分に水分を含んだ状態に保持され、生ゴミの分解が促進される。
さらに、加熱装置18が動作することにより、水滞留部12c内の水が加熱され、水滞留部12c内に溜まった水の温度が上昇する。また気泡発生装置19が動作することで水滞留部12c内に溜まった水に空気の気泡が供給され、水の酸素濃度が高められる。これらによって、菌による生ゴミの分解がより一層促進される。従って、生ゴミの分解がより短い時間で行なわれ得る。
生ゴミが分解されると、水滞留部12c内の水と共に、収容室12の排水口12bから外部へ排出される。このとき排水口12bが入り口部11aや貫通穴13dよりも太く形成されているため詰まりなども生じない。
なお収容室12内に供給された空気や内部で生成されたガス等は、分解時に開口している排水口12bから排出用配管15に放出されるが、図2に示すように、収容室12にガス抜き部12hを設け、このガス抜き部12hから排出用配管15に放出させてもよい。
このようにして、生ゴミの分解処理が行なわれる。
ここで、繰り返しの生ゴミ処理によって、回転ドラム13内に収容された担持体13eに付着した菌が減少したときには、所定時間毎に、例えば所定日数毎に菌供給部22を自動動作させることで、菌保持部21から収容室12内に所定量の菌が供給される。
そして、回転ドラム13の回転駆動によって、この菌が回転ドラム13内を転動する担持体13eと十分に混合されて、担持体13eに菌が付着する。これにより、生ゴミの分解に必要な量の菌が回転ドラム13内に存在することになる。尚、回転ドラム13内の菌の量を観察することにより、必要に応じて、菌供給部22を手動で動作させるようにしてもよい。
使用に伴って、切換部11の内面、特に切換弁11dの可動部付近は、銀コーティングが施されていることで、また紫外線照射部11fから窓部11eを介して紫外光が照射されることで、銀コーティングの抗菌作用及び紫外光の殺菌作用によって、ぬめり等の発生が抑制され、切換弁11dの円滑な動作が確保される。
特に、切換弁11dが退避位置に在るときは、切換弁11dがぬめり等により妨げられることなく、分岐部11c側を完全に閉鎖する。従って、収容室12側から、分解処理中の生ゴミの臭いが切換部11及びディスポーザ14を介してシンク内に進入してしまうことがない。
本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において様々な形態で実施することができる。例えば、上述した実施形態においては、収容室12の底部に加熱装置18及び気泡発生装置19が配置されているが、これらはいずれも省略されてもよい。
上述した実施形態においては、収容室12の上に、菌保持部21及び菌供給部22が配置されているが、これらは省略されてもよい。
10 生ゴミ処理装置
11 切換部
12 収容室
12b 排水口
12c 水滞留部
12f 導入口
12g 係合溝
13 回転ドラム
13a,13c 軸部
13c バネ
13d 貫通穴
13e 担持体
14 ディスポーザ
15 排出用配管
16 処理用配管
17 駆動手段
18 加熱装置
19 気泡発生装置
20 トレー
21 菌保持部
22 菌供給部

Claims (8)

  1. ディスポーザ付近に配設される収容室と、上記収容室の内部で水平軸周りに回転可能に支持され且つ駆動手段により回転駆動される中空円筒状の透水性回転ドラムと、を備え、該回転ドラムが上記ディスポーザに接続され、収容室内部に生ゴミ分解のための菌の担持体が収容された、生ゴミ処理装置であって、
    上記収容室が、上下方向中間高さに排水口を備えることにより、上記排水口より下方領域に水滞留部を画成しており、
    上記回転ドラムが、一側の端面から突出する軸部内に上記ディスポーザに接続される貫通穴を備えていると共に、上記収容室の水滞留部内に部分的に浸漬して配置されていることを特徴とする、生ゴミ処理装置。
  2. 前記収容室の底部に、前記水滞留部内に溜まった水を加熱するための加熱手段が備えられていることを特徴とする、請求項1に記載の生ゴミ処理装置。
  3. 前記収容室の底部に、気泡発生装置が備えられていることを特徴とする、請求項1または2に記載の生ゴミ処理装置。
  4. 前記収容室の他側の壁部に、外部から閉塞された状態で上記収容室内に突出した軸受部が備えられていて、
    前記回転ドラムの他側の端面から軸方向に突出した軸が、前記軸受部に嵌入することにより、上記回転ドラムが回転可能に軸受けされていることを特徴とする、請求項1から3の何れかに記載の生ゴミ処理装置。
  5. 前記収容室の一側の壁部に、前記回転ドラムの上記一側の端面から突出する軸部に整合する導入口が備えられていて、
    上記回転ドラムの一側の軸部の軸端に開口する貫通穴が、前記導入口に嵌合することにより、上記回転ドラムが回転可能に軸受けされると共に、上記導入口が上記貫通穴を介して回転ドラム内部と連通し、
    上記回転ドラムが、付勢手段により、上記収容室の一側の壁部に向かってスラスト方向に付勢されて、上記貫通穴が上記導入口に対して液密的に圧接されることを特徴とする、請求項1から4の何れかに記載の生ゴミ処理装置。
  6. 前記回転ドラムの一側の端面の周囲に沿って回転用ギヤが備えられ、
    前記収容部内の水滞留部より上方の高さ位置に配置された上記駆動手段の駆動用ギヤが、上記回転用ギヤに噛合していることを特徴とする、請求項1に記載の生ゴミ処理装置。
  7. 前記ディスポーザから生ゴミ及び排水の通路を回収室及び外部に切り換える切換部が備えられており、
    上記切換部の内面に銀イオンがコーティングされていることを特徴とする、請求項1に記載の生ゴミ処理装置。
  8. 前記ディスポーザから生ゴミ及び排水の通路を回収室及び外部に切り換える切換部が備えられており、
    上記切換部の少なくとも一部に紫外線透過性材料から構成された窓部と、
    上記窓部から切換部内に紫外線を照射する紫外線照射部と、を備えていることを特徴とする、請求項1に記載の生ゴミ処理装置。
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