JPH10195954A - 厨房装置 - Google Patents

厨房装置

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JPH10195954A
JPH10195954A JP204997A JP204997A JPH10195954A JP H10195954 A JPH10195954 A JP H10195954A JP 204997 A JP204997 A JP 204997A JP 204997 A JP204997 A JP 204997A JP H10195954 A JPH10195954 A JP H10195954A
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JP
Japan
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garbage
refuse
piping
cabinet
kitchen apparatus
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Application number
JP204997A
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English (en)
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Satoshi Furuta
聡 古田
Yasushi Hirata
康 平田
Utayoshi Akutsu
詠美 阿久津
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/10Waste collection, transportation, transfer or storage, e.g. segregated refuse collecting, electric or hybrid propulsion
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/82Recycling of waste of electrical or electronic equipment [WEEE]

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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Refuse Receptacles (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 家庭用もしくは業務用の厨房装置において、
キャビネット下部、あるいは内部を調理機器などの収納
スペースとして活用できるようにする。 【解決手段】 シンク11を備えたキャビネット13
と、キャビネット13の後部に設けられた機能ユニット
14と、ごみ処理手段15と、シンク11の排水口12
に連なる配管手段17と、キャビネット13内にあって
配管手段17に接続され汚水とごみを分別する分別手段
19と、分別された汚水を排出する排出手段22を備
え、ごみ処理手段15は配管手段17の途中に接続する
と共に機能ユニット14に組み込む。これにより、キャ
ビネット13下部、あるいは内部を調理機器などの収納
スペースとして活用することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流し台、テーブル
カウンター等の家庭用もしくは業務用の厨房装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の厨房装置としては、図4
に示す様に、流し台あるいは、調理台の下部あるいは流
し台又は調理台と平行な位置にごみ処理手段を設置する
ものがある(例えば特開平7−214040号公報)。
同図において、1は生ごみ処理装置であり、生ごみを分
解消滅させる処理室2と、処理室2内に生ごみを投入す
る投入口3とから構成され、流し台4内に設置されてい
る。処理室2は、生ごみを溜め醗酵させることにより液
状化させる内カゴ(醗酵部)5と、この液状物を微生物
によって分解する分解室6と、分解の際に発生する水を
排水する排水口7と、好気性分解を維持するために空気
を送る通気孔8とから構成されている。投入口3は、流
し台4の上面に設けられた孔9と、孔9に接続された開
閉自由な扉10とから構成されている。
【0003】この構成において、生ごみを扉10を開け
て処理室2内に投入すると、投入された生ごみは、内カ
ゴ5内において醗酵し液状化される。液状化された生ご
みは分解室6内に浸透し、微生物によって水とガスに分
解され、水は排水口7から排水される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記したような
従来の厨房装置では、生ゴミ処理装置を流し台あるい
は、調理台の下部あるいは流し台又は調理台と平行な位
置に設置していたので、以下に述べる問題があった。
【0005】(1)流し台あるいは調理台の下部は、普
通は調理器具の収納庫になっているが、生ゴミ処理装置
を設置することで、収納容積が狭くなり調理器具の収納
が行い難くなる。
【0006】(2)生ゴミ処理装置のサイズによっては
流し台や調理台に組み込むのには、流し台等の施工が必
要となり、コスト高になる。
【0007】(3)流し台、特にシンク内で発生した生
ごみを投入口まで移動させる際に、シンクから投入口ま
での流し台あるいは調理台上に生ごみが落下、あるいは
生ごみに付いた汚水が落下し、流し台あるいは調理台が
汚れる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、ごみ処理手段を内部に設けた機能ユニット
を、シンクを備えたキャビネットの後部に設け、ごみ処
理手段をシンクの排水口に連なる配管手段の途中に接続
したものである。
【0009】上記発明によれば、キャビネト後部の機能
ユニット内にごみ処理手段を組みこんだことで、シンク
下部のキャビネット内部を調理器具の収納庫として使う
事が可能となる。また、ごみ処理手段を機能ユニット内
に組み込んだことで、キャビネットの種類、サイズを選
ばず、かつキャビネットを施工せずにごみ処理手段を設
置することが可能となる。さらに、ごみの投入口をシン
クの排水口としたことで、シンク内で発生した生ごみの
移動がなくなり、生ごみの落下等によるキャビネット上
部の汚れがしなくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、シンクを備えたキャビ
ネットと、キャビネットの後部に設けられた機能ユニッ
トを有し、前記機能ユニットにはごみ処理手段と、シン
クの排水口に連なる配管手段と、キャビネット内におい
て配管手段に接続されていて、汚水とごみを分別する分
別手段と、分別された汚水を排出する排出手段を設け、
ごみ処理手段は配管手段の途中に接続したものである。
【0011】そして、ごみ処理手段を機能ユニット内に
組み込んだことで、キャビネット下部、あるいは内部を
ごみ処理手段で占有される事がなく、調理機器などの収
納スペースとして活用することが可能となる。また、ご
み処理手段とキャビネットの接続が配管接続だけである
ため、キャビネット外装の施工が不要となり、どのよう
なキャビネットにもごみ処理手段を設置することが可能
となる。さらに、ごみ処理手段へのごみの投入口をシン
クの排水口としたことで、シンク外へのごみの移動がな
くなり、キャビネット上へのごみの落下、散乱を防ぎ、
キャビネットの掃除を軽減することが可能となる。
【0012】さらに、ごみ処理手段を生ごみを分解する
ごみ分解手段で構成したものは、ごみ処理手段がごみ分
解手段である事によって、生ごみが分解消滅され、処理
後の生ごみを取り出さずに済む。したがって、ごみ処理
手段を組み込んだ機能ユニットを、処理後の生ごみを取
り出す、取り出し口等の施工を考えずに、どのような住
宅、キッチンにも設置することが可能となる。
【0013】さらに、機能ユニットに換気口を設け、ご
み処理手段を生ごみを分解するごみ分解手段と、換気口
に接続し分解の際に発生するガスを機能ユニット外に排
出する排気手段で構成したものは、生ごみ分解の際に発
生するガスを、排出する排気手段を、生ごみ分解手段に
設けたことで、ガス充満によるごみ処理手段内部のガス
膨張破壊がなくなり、長期的に安定した性能を維持する
ことが可能となる。
【0014】さらに、排気手段を、ガスを通過させるガ
ス通過手段と、ガスの臭いを除去する臭い除去手段とで
構成したものは、排気手段のガス通過手段にガスの臭い
を除去する臭い除去手段を設けたことで、屋内にガスを
排出してもガスによる不快臭がなくなり、快適な調理作
業が可能となる。
【0015】さらに、臭い除去手段を酸化触媒材を含む
で構成としたもは、臭い除去手段が酸化触媒なので、臭
いが酸化分解消滅され、臭い除去手段を掃除等する必要
がなくなり、メンテナンスフリー化が可能となる。
【0016】さらに、配管手段に抗菌手段を施したもの
は、配管手段に抗菌手段を施す事によって、配管手段内
での生ごみ等の残留物腐敗による細菌増殖あるいは、配
管手段外、例えばシンク内への細菌繁殖がなくなり、細
菌感染などがない安全な調理作業が可能となる。
【0017】さらに、配管手段の内表面にAg,Cu,
Zn,Feの群から選ばれる少なくとも1種以上の重金
属を含む抗菌層を形成したものは、Ag,Cu,Zn,
Feの群の重金属が殺菌、抗菌作用を発揮する。抗菌作
用のメカニズムとしては、溶出した金属イオンが細菌の
細胞膜等の蛋白質に吸着されて代謝障害を引き起こすも
のと考えられる。したがって殺菌効果が発揮され、高い
殺菌効果が得られることで、より安全な調理作業が可能
となる。
【0018】さらに、ごみ処理手段に、ごみを吸引する
ごみ吸引手段を設けたものは、ごみ吸引手段により、シ
ンクの排水口あるいは、配管手段の途中に堆積した生ご
みを吸引することで、生ごみによる配管手段内の目詰ま
りや、それに伴うごみ処理手段内以外での生ごみの腐敗
を防止でき、キャビネトを常に衛生的に維持することが
可能となる。
【0019】さらに、機能ユニットにごみ処理手段内の
ごみを取り出す開口部Aを設け、ごみ処理手段に、生ご
みを分解するごみ分解手段と、生ごみ以外のごみを処理
する非生ごみ処理手段と、配管手段に接続しごみを生ご
みと非生ごみに分割する分割手段と、非生ごみ手段内の
非生ごみを取り出せる開口部Bを設けて構成することが
できる。
【0020】その場合、ごみ処理手段を、ごみ分解手段
と非生ごみ処理手段とし、非生ごみであるプラスッチク
トレーや包装紙を機能ユニット内の非生ごみ処理手段内
に捨てることで、非生ごみを捨てるごみ箱をキッチン内
に設ける必要がなくなり、キッチンスペースをより広く
活用することが可能となる。
【0021】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説
明する。 (実施例)図1に本発明の実施例における厨房装置の構
成図を示す。同図において11はシンクであり、排水口
12を設けていると同時に、キャビネト13内に設けら
れている。キャビネット13の後部には機能ユニット1
4が設けられ、機能ユニット14内部には、ごみを保管
あるいは分解処理するごみ処理手段15が設けられてい
る。また機能ユニット14の上部には、ごみ処理手段1
5内の処理後のごみを取り出せる開口部A16が設けら
れている。17は、排水口12とごみ処理手段15に接
続され、シンク内で発生した汚水や生ごみ等をごみ処理
手段15に送る配管手段である。配管手段17は、配管
内での細菌増殖、繁殖防ぐ抗菌手段18を有し、抗菌手
段18として配管手段17の表面にはAg,Cu,Z
n,Feの群から選ばれる少なくとも1種の重金属を含
む抗菌層を形成している。19は、機能ユニットの内部
でかつ配管手段17の途中に設けられ、汚水とごみを分
別する分別手段である。分別手段19は、汚水とごみの
送出の切り替えを行う二方弁A20と、二方弁A20の
切り替えを行うスイッチA21から構成されている。図
2はスイッチA21を操作正面から見た図であるが、ス
イッチA21には、水とごみのボタンがあり、水のボタ
ンを押すと二方弁A20は汚水を排出する排出手段22
の方へと開弁する。また、ごみのボタンを押すと二方弁
A20はごみ処理手段15に接続されている配管手段1
7の方に開弁する。また、ごみ処理手段15は微生物に
よって生ごみを水とガスに分解するごみ分解手段23
と、ごみ分解手段23に接続し発生したガスを機能ユニ
ット14外に排出する排気手段24と、生ごみ以外のご
み、例えばプラスチックトレーや包装紙等の非生ごみを
保管する非生ごみ処理手段25と、配管手段17から送
られてくるごみを生ごみと非生ごみに分別し、ごみ分解
手段23と非生ごみ処理手段25とに送り出す分割手段
26とから構成されている。排気手段24は機能ユニッ
ト14に設けられた換気口27に接続され、ガスを通過
させるガス通過手段28とそのガスの臭いを除去する臭
い除去手段29で構成されている。また臭い除去手段2
9は、白金系や酸化マンガン系等の酸化触媒材30を含
んでいる。非生ごみ処理手段25には、非生ごみである
プラスチックトレー等を取り出せる開口部B31が設け
られている。分割手段26は、生ごみと非生ごみの送出
の切り替えを行う二方弁B32と、二方弁B32と非生
ごみ処理手段25を配管する非生ごみ配管33と、二方
弁B32とごみ分解手段23を配管する生ごみ配管34
と、二方弁B32の切り替えを行うスイッチB35とか
ら構成されている。図3はスイッチB35を操作正面か
ら見た図である。スイッチB35には、生ごみと非生ご
みの二つのボタンがついていて、生ごみのボタンを押す
と、二方弁B32を生ごみ配管34に開弁するように動
作させ、非生ごみボタンを押すと、二方弁B32を非生
ごみ配管33に開弁させるように動作させる。36は排
水口12、あるいは配管手段17内の途中に堆積したご
みをごみ分解手段23内あるいは非生ごみ処理手段25
内に吸引する吸引手段であり、吸引の運転、停止を制御
するスイッチC37を有している。また38はキッチン
壁面を示している。
【0022】以上の構成において次に本実施例の厨房装
置の作用動作について説明する。機能ユニット14内
に、ごみ処理手段15と、分別手段19を設け、機能ユ
ニット14を貫通する配管手段17で、ごみ処理手段1
5と分別手段19を接続している。この機能ユニット1
4をキッチン壁面38に設置する。次に、既に完成して
いるキャビネット13の排水口12に配管手段17を接
続する。この施工方法により、排水口12と配管手段1
7との接続を施すだけで全てのキャビネットに機能ユニ
ット14内のごみ処理手段15を接続することが可能と
なる。さらに、キャビネット13内には配管手段17し
かないので、調理器具等の収納スペースとして活用する
ことが可能となる。
【0023】一方、調理中に生ごみが発生すると、図2
のスイッチA21のごみボタンを押と共に、図3のスイ
ッチB35の生ごみボタンを押して排水口12に生ごみ
を捨てる。二方弁A20が配管手段17に開弁し、かつ
二方弁B32が生ごみ配管34に開弁している状態で、
生ごみが配管手段17を通過してごみ分解手段23内に
捨てられる。生ごみが配管手段17の途中で詰まった場
合等には、スイッチC37を押すことで吸引手段36が
動作し、配管手段17の途中に詰まった生ごみは、分解
手段23内に強制吸引される。ごみ分解手段23内に捨
てられた生ごみは、ごみ分解手段23内で繁殖している
微生物によって、ガスと水に分解される。ガスは、ガス
通過手段28を通り、酸化触媒材30で構成されている
臭い除去手段29内に達する。酸化触媒材30に達した
ガスは、酸化分解される。酸化分解され臭いのなくなっ
たガスはガス通過手段28を通り、機能ユニット14に
設けられた換気口27から排出される。
【0024】次に、調理中に生ごみ以外のごみ、例えば
プラスチックトレーや包装紙等の非生ごみが発生する
と、図2のスイッチA21のごみボタンを押と共に、図
3のスイッチB35の非生ごみボタンを押して排水口1
2に非生ごみを捨てる。二方弁A20が配管手段17に
開弁し、かつ二方弁B32が非生ごみ配管33に開弁し
ている状態で、非生ごみが配管手段17を通過して非生
ごみ処理手段25内に捨てられる。非生ごみが配管手段
17の途中で詰まった場合等には、スイッチC37を押
すことで吸引手段36が動作し、配管手段17の途中の
非生ごみを非生ごみ処理手段25内に強制吸引させる。
非生ごみ処理手段25内に捨てられた非生ごみは、非生
ごみ処理手段25内に保管され、一定量に達すると、非
生ごみ処理手段25に設けられた開口部B31と、機能
ユニット14に設けられた開口部A16から取り出され
る。
【0025】以上のように本実施例によれば以下の効果
が得られる。 (1)生ごみを直接、排水口12に捨てることで、シン
ク11以外のキャビネット上に生ごみから垂れる汚水等
によって汚される事がなく、掃除の手間を軽減させる事
が可能となる。さらに、ごみ処理手段15を、生ごみを
分解消滅させるごみ分解手段23としたことで、処理後
の生ごみを取り出す施工をキッチン壁面38等に施す必
要が無くなり、どんな住宅にもごみ処理手段15を設置
することが可能となる。
【0026】(2)生ごみ分解手段23に、生ごみ分解
の際に発生するガスを排出する、排気手段24を接続し
たことで、生ごみ分解手段23の内部でのガス充満によ
る生ごみ分解手段23の破裂等を防ぐ事が可能となる。
さらに排気手段24に、酸化触媒材30を含む臭い除去
手段29を設けたことで、ガスを悪臭のない快適な無臭
の状態にすることが可能になると共に、ガスが酸化分解
され、臭いが臭い除去手段29に残らなくなったので、
臭い除去手段29のメンテナンスフリー化が可能とな
る。
【0027】(3)配管手段17に抗菌手段18を施す
ことで、特に生ごみ等の配管手段17内での残留によ
る、腐敗と細菌繁殖がなくなり、配管手段17内から発
生する腐敗臭のない快適な調理と細菌感染等がない衛生
的な調理が可能となる。さらに、配管手段17の内表面
にAg,Cu,Zn,Feの群から選ばれる少なくとも
1種の重金属を含む抗菌層を抗菌手段18として形成さ
せた事で、Ag,Cu等の重金属イオンが溶出し、生ご
みに付着した一般細菌が殺菌され、配管手段17全体に
わたって常時、一般細菌の増殖が抑制される。これによ
り常に衛生的な調理が可能となる。
【0028】(4)機能ユニット14内に組み込まれた
非生ごみ処理手段25内に、プラスチックトレーや包装
紙等を捨てることで、今までプラスッチクトレーや包装
紙の廃棄に使用していたごみ箱をキッチン内に置く必要
がなくなり、キッチン空間を広くかつ有効に使うことが
可能となる。
【0029】
【発明の効果】以上の説明から、明らかな様に本発明の
厨房装置によれば、次の効果が得られる。
【0030】(1)シンクを備えたキャビネットの後部
に、ごみ処理手段を組み込んだ機能ユニットとを設け、
ごみ処理手段を機能ユニットを貫通する配管手段で、シ
ンクの排水口と接続することにより、キャビネット下
部、あるいは内部を調理機器などの収納スペースとして
活用することができる。また、キャビネット外装の施工
が不要となり、どのようなキャビネットにもごみ処理手
段を設置できる。さらに、ごみを直接排水口に捨てられ
ることで、キャビネット上へのごみの落下、散乱を防
ぎ、キャビネットの掃除を軽減することができる。
【0031】(2)ごみ処理手段を、生ごみを分解消滅
させるごみ分解手段にした事によって、処理後の生ごみ
の取り出しが不要となる。それによって、処理後の生ご
みを取り出す、取り出し口等の施工が不要となり、どの
ような住宅、キッチンにもごみ処理手段を設置できるこ
とが可能となる。
【0032】(3)生ごみ分解の際に発生するガスを、
排出する排気手段を、生ごみ分解手段に設けたことで、
ガス充満によるごみ処理手段内部のガス膨張破壊がなく
なり、長期的に安定した性能を維持することができる。
【0033】(4)排気手段に、生ごみ分解の際に発生
するガスを通過させるガス通過手段と、ガスの臭いを除
去する臭い除去手段を設けたことで、屋内に排出したガ
スには悪臭がなくなり、快適な調理作業を行える。
【0034】(5)臭い除去手段を酸化触媒を含む構成
としたことにより、臭いが酸化分解消滅され、臭い除去
手段を掃除する必要がなくなり、メンテナンスフリー化
ができる。
【0035】(6)配管手段に抗菌手段を施す事によっ
て、配管手段内での細菌増殖あるいは、配管手段外への
細菌繁殖がなくなり、細菌感染などない安全な調理作業
ができる。
【0036】(7)配管手段の内表面にAg,Cu,Z
n,Fe等からなる抗菌層を形成したことで、殺菌効果
が発揮され、高い殺菌効果が得られることで、より安全
な調理作業ができる。
【0037】(8)ごみ処理手段はごみ吸引手段を設け
たことで、生ごみによる配管手段内の目詰まりに伴う、
生ごみの腐敗を防止し、キャビネトを常に衛生的に維持
することができる。
【0038】(9)ごみ処理手段を、ごみ分解手段と非
生ごみ処理手段とで構成し、非生ごみであるプラスッチ
クトレーや包装紙を機能ユニット内の非生ごみ処理手段
内に捨てることで、ごみ箱をキッチン内に設ける必要が
なくなり、キッチンスペースをより広く、有効に活用で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における厨房装置の断面構成図
【図2】同、スイッチAの操作パネルの正面図
【図3】同、スイッチBの操作パネルの正面図
【図4】従来の厨房装置の断面構成図
【符号の説明】
11 シンク 12 排水口 13 キャビネット 14 機能ユニット 15 ごみ処理手段 16 開口部A 17 配管手段 18 抗菌手段 19 分別手段 22 排出手段 23 ごみ分解手段 24 排気手段 25 非生ごみ処理手段 26 分割手段 27 換気口 28 ガス通過手段 29 臭い除去手段 30 酸化触媒材 31 開口部B 36 吸引手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シンクを備えたキャビネットと、前記キャ
    ビネットの後部に設けら れた機能ユニットを有し、前
    記機能ユニットにはごみ処理手段と、前記シンクの排水
    口に連なる配管手段と、前記キャビネット内において前
    記配管手段に接続されていて汚水とごみを分別する分別
    手段と、分別された汚水を排出する排出手段を設け、前
    記ごみ処理手段は前記配管手段の途中に接続した厨房装
    置。
  2. 【請求項2】ごみ処理手段を、生ごみを分解するごみ分
    解手段で構成した請求項1記載の厨房装置。
  3. 【請求項3】機能ユニットに換気口を設け、ごみ処理手
    段を、生ごみを分解するごみ分解手段と、前記換気口に
    接続し分解の際に発生するガスを機能ユニット外に排出
    する排気手段とで構成した請求項1記載の厨房装置。
  4. 【請求項4】排気手段を、ガスを通過させるガス通過手
    段と、ガスの臭いを除去する臭い除去手段とで構成した
    請求項3記載の厨房装置。
  5. 【請求項5】臭い除去手段は酸化触媒材を含む構成とし
    た請求項4記載の厨房装置。
  6. 【請求項6】配管手段には抗菌手段を施した請求項1な
    いし5の何れか1項記載の厨房装置。
  7. 【請求項7】配管手段の内表面にAg,Cu,Zn,F
    eの群から選ばれる少なくとも1種以上の重金属を含む
    抗菌層を形成した請求項6記載の厨房装置。
  8. 【請求項8】ごみ処理手段は、ごみを吸引するごみ吸引
    手段を設けた請求項1ないし7のいずれか1項記載の厨
    房装置。
  9. 【請求項9】機能ユニットにごみ処理手段内のごみを取
    り出す開口部Aを設け、ごみ処理手段には、生ごみを分
    解するごみ分解手段と、生ごみ以外のごみを処理する非
    生ごみ処理手段と、配管手段に接続しごみを生ごみと非
    生ごみに分割する分割手段と、前記非生ごみ手段内の非
    生ごみを取り出せる開口部Bとを設けた請求項1記載の
    厨房装置。
JP204997A 1997-01-09 1997-01-09 厨房装置 Pending JPH10195954A (ja)

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JP204997A JPH10195954A (ja) 1997-01-09 1997-01-09 厨房装置

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JP2006528054A (ja) * 2003-06-17 2006-12-14 エマーソン エレクトリック カンパニー 抗細菌部品を有する生ごみディスポーザ
JP2014034000A (ja) * 2012-08-08 2014-02-24 Tsunehisa Tahashi 生ゴミ処理装置
JP2014188481A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Panasonic Corp 微生物栄養源注入装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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