JP2014033974A - ミスト捕集装置およびミスト捕集部材の洗浄方法 - Google Patents

ミスト捕集装置およびミスト捕集部材の洗浄方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ミスト捕集部材を用いて空気中のミストを捕集するとともにミスト捕集部材を洗浄液で洗浄するミスト捕集装置において、洗浄液の使用量を極力少なくする。
【解決手段】平板状に形成され、中心を通り厚さ方向に延びた軸を中心にして、筐体3の内部で回転自在に設けられ、空気吸入孔11から入って筐体3の内部を流れ空気排出孔13から排出される空気中のミストを捕集する部位がメッシュ39で構成されており、回転することでミストを捕集するミスト捕集部材5と、ミスト捕集部材5の、メッシュ39から離れている内側の部位洗浄液を供給するミスト捕集部材洗浄部101と、ミスト捕集部材5が回転しているとき、洗浄液の供給を所定の短い時間するようにミスト捕集部材洗浄部101を制御する制御部103とを有するミスト捕集装置1である。
【選択図】図2

Description

本発明は、慣性衝突型のミスト捕集装置およびミスト捕集部材の洗浄方法に係り、特に、空気中に存在するオイル等のミストをミスト捕集部材の回転によって捕集するものに関する。
自動車部品製造工場などの金属加工業の職場においては、金属等(ワーク)の切削、研削、鍛造時に、温度上昇を防ぎまた切削性等を良好にするために、ワークの表面等に切削油を供給しまた付着させる等している。これにより、ワークの加工時にオイルミストが発生する。
オイルミストは、たとえば、油剤粒子と油煙とに分けられる。油剤粒子は、加工部分に供給された切削油が高速で回転する工具や被削材(ワーク)に当たりせん断を受け物理的に微細化されて空気中に漂うものであり、油煙は、加工時の熱によって発生するものである。
物理的に発生するオイルミストは、切削油が高いせん断を受ける高圧給油加工や高速切削加工、研削加工において大量に発生する場合が多い。これらのオイルミストのうち、粒径の大きなミストは比較的短時間で凝集(再液化)するが、微細なミストは凝集が進行する前に大気中に放散されることがある。
加工熱によって発生するオイルミストは、切削油が切削点などの高温下において蒸発や分解することで生成されるものである。したがって、ミスト径は非常に小さく凝集しにくいため、オイルミストが大気中に放散されやすい。
たとえば、研削加工においては、粒径が3.3μm〜4.7μmあたりのミストが多く発生し、粒径が1μm以下のミストは少なくなっている。これは、砥石の回転によって物理的に飛沫ミストが発生しているからである。
一方、切削加工においては、粒径が2.1μm〜3.3μmあたりのミストが多く発生し、粒径が0.4μm以下のミストも発生する。これは切削熱によって煙状のミスト(粒径が1.0μm以下のミスト)と、工具の回転による飛沫ミストが発生しているからである。なお、切削加工において加工点にかけるクーラントの量が少ないと煙状のミストの発生量が増加する傾向にある。
切削加工や研削加工で発生したオイルミストが工場内の蛍光灯や床面に付着すると、作業者がすべって怪我をするおそれがあり、灯りが暗くなるなど、作業環境が悪化する。
ワークを加工する工作機械等では、オイルミストの飛散対策として、工具や砥石、ワーク、ワークが設置されている取付具等を扉付きのカバーで覆っている。そして、ワークを加工するときに扉を閉じてミストが機械の外に放散されないようにしている。
しかし、取付具へのワークの着脱時には、扉を開く必要があるので、このときにカバー内に溜まっていたミストがカバーの外に漏れ出すことがある。
オイルミストが大気中に放散してしまうことを防ぐ対策として、金属加工機(工作機械等)にオイルミスト捕集装置を取り付け、扉を閉じてワークの加工をしているときに、カバー内の空気(ミストを含んだ空気)をオイルミスト捕集装置で吸引し、ミストを除去する方式が採用されている。
従来のオイルミスト捕集装置として、フィルタ式、電気集じん式、慣性衝突式(固定衝突式、回転衝突式)のものが採用されているが、大規模な自動車部品製造工場では発生するオイルミスト量が多く、短時間の使用で目詰まり等してしまう。そして、フィルタ等が高粘度化したミストや粉塵等により目詰まりし、ミストの捕集効率の低下、処理風量が不足してしまう。そこで、ミスト捕集ディスクを用いてミストを捕集するとともに、メンテナンスを容易にするために、洗浄液を供給してミスト捕集ディスクを洗浄するものが知られている(たとえば特許文献1参照)。
なお、作業環境中のオイルミスト濃度について明確な作業者環境基準は定められていないが、自動車部品メーカ等では、作業者がミストを含有した空気に曝されても健康上の悪影響が出ないようにするため、オイルミスト濃度を0.5mg/m以下とする旨が定めているところもあり、捕集効率の高いオイルミスト捕集装置が求められている。
特開2012―55839号公報
ところで、特許文献1に記載されている従来のミスト捕集装置では、ミスト捕集ディスクのメッシュの部分に供給する洗浄液(水道水)を大量に消費してしまうという問題がある。
ここで、上記従来のミスト捕集装置における水道水の使用量を例示する。
パターン1;1日に16時間稼動し、1時間毎に5秒間水道水をサイクロンに供給してサイクロンの洗浄をする(使用水量;20g×5秒×16回=1600g)。また、16時間の最後に30秒間水道水をミスト捕集ディスクに供給してミスト捕集ディスクを洗浄する(使用水量131g×30秒=3930g)。パターン1では、1日に1600g+3930g≒5.5kgの水道水が消費される。
パターン2;1日に16時間稼動し、1時間毎に5秒間水道水をサイクロンに供給してサイクロンの洗浄をする(使用水量;20g×5秒×16回=1600g)。また、1時間毎に水道水を30秒間ミスト捕集ディスクに供給してミスト捕集ディスクを洗浄する(使用水量131g×30秒×16=62880g)。パターン2では、1日に1600g+62880g≒62.9kgの水道水が消費される。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、ミスト捕集部材を用いて空気中のミストを捕集するとともにミスト捕集部材を洗浄液で洗浄するミスト捕集装置およびミスト捕集部材の洗浄方法において、洗浄液の使用量を極力少なくすることができるものを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、空気吸入孔と空気排出孔とを備えた筐体と、平板状に形成され、中心を通り厚さ方向に延びた軸を中心にして、前記筐体の内部で前記筐体に回転自在に設けられ、前記空気吸入孔から入って前記筐体の内部を流れ前記空気排出孔から排出される空気中のミストを捕集する部位がメッシュで構成されており、回転することで前記ミストを捕集するミスト捕集部材と、前記ミスト捕集部材の、前記メッシュから離れている内側の部位に、前記筐体内の空気の流れの上流側から洗浄液を供給するミスト捕集部材洗浄部と、前記ミスト捕集部材が回転しているとき、前記洗浄液の供給を所定の短い時間するように前記ミスト捕集部材洗浄部を制御する制御部とを有するミスト捕集装置である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のミスト捕集装置において、前記ミスト捕集部材の回転が断続的になされる場合、前記ミスト捕集部材への洗浄液の供給を所定の時刻が経過する毎に間欠的にするとともに、前記所定の時刻が経過したときに前記ミスト捕集部材の回転が停止している場合には、前記ミスト捕集部材が回転を開始するときに、前記ミスト捕集部材への洗浄液の供給をするように、前記制御部が前記ミスト捕集部材洗浄部を制御するミスト捕集装置である。
請求項3に記載の発明は、平板状に形成され、中心を通り厚さ方向に延びた軸を中心にして回転自在であり、空気中のミストを捕集する部位がメッシュで構成されており、回転することで前記ミストを捕集するミスト捕集部材の洗浄方法において、前記ミスト捕集部材が回転しているときに、前記ミスト捕集部材の、前記メッシュから離れている内側の部位に、前記空気の流れの上流側から洗浄液を所定の短い時間供給する洗浄液供給段階を有するミスト捕集装置におけるミスト捕集部材の洗浄方法である。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のミスト捕集部材の洗浄方法において、前記ミスト捕集部材の回転が断続的になされる場合、前記洗浄液供給段階は、前記ミスト捕集部材への洗浄液の供給を所定の時刻が経過する毎に間欠的にするとともに、前記所定の時刻が経過したときに前記ミスト捕集部材の回転が停止している場合には、前記ミスト捕集部材が回転を開始するときに、前記ミスト捕集部材への洗浄液の供給をする段階であるミスト捕集部材の洗浄方法である。
本発明によれば、ミスト捕集部材を用いて空気中のミストを捕集するとともにミスト捕集部材を洗浄液で洗浄するミスト捕集装置およびミスト捕集部材の洗浄方法において、洗浄液の使用量を極力少なくすることができるという効果を奏する。
本発明の実施形態に係るミスト捕集装置の外観図であって、(a)は正面図であり、(b)は側面図である。 図1(b)におけるII−II断面を示す図である。 図2におけるIII−III矢視図である。 ミスト捕集ディスクの構成を示す図であって、(a)は正面図であり、(b)は側面図であり、(c)は背面図である。 上流側板の構成を示す正面図である。 下流側板の構成を示す正面図である。 メッシュの構成を示す正面図である。 本発明の実施形態に係るミスト捕集装置の概略構成を示す図であって図2に対応した図である。 ミスト捕集部材洗浄部を示す図であり、(b)は(a)におけるIXB矢視図である。 本発明の実施形態に係るミスト捕集装置におけるミスト捕集部材洗浄部のタイムチャートである。
発明の実施形態に係るミスト捕集装置(オイルミスト捕集装置)1は、従来のものと同様に金属等の加工の際に発生するミスト(たとえば、オイルミスト)を捕集する装置であり、図1、図2、図3、図8等で示すように、筐体3とミスト捕集部材(たとえば、ミスト捕集ディスク)5とオイルパン部6と清掃用孔7と清掃用扉(清掃用孔用扉)9とを備えている。
筐体3には、空気吸入孔11と空気排出孔13とが設けられている。空気吸入孔11は、筐体3の外部から筐体3の内部に空気を入れるために、筐体3の一端部側(たとえば側面)に設けられている。空気排出孔13は、筐体3の内部から筐体3の外部に空気を排出するために筐体3の他端部側(たとえば上面)に設けられている。
また、ミスト捕集装置1には、空気流生成手段15が設けられている。空気流生成手段15は、ミスト捕集装置1での空気の流れを生成するものである。ミスト捕集装置1での空気の流れによって、筐体3の空気吸入孔11から吸い込んだ空気が筐体3の内部を流れ筐体3の空気排出孔13から排出されるようになっている。
ミスト捕集ディスク(捕集ディスク)5は、筐体3の内部で筐体3に対し、たとえば水平方向に延びた軸を中心にして回転自在になっている。また、ミスト捕集ディスク5は、空気吸入孔11から入って筐体3の内部を流れ空気排出孔13から排出される空気中のミストを、回転することで捕集するようになっている。
オイルパン部6は、ミスト捕集ディスク5の下側で筐体3の下部に設けられている。また、オイルパン部6は、ミスト捕集ディスク5で捕集されることで凝集され液体状もしくは流動体状になり、ミスト捕集ディスク5から離れて落下してくるミスト集合体(オイル)を受けて一時的に溜めることができるようになっている。
清掃用孔7は、オイルパン部6とミスト捕集ディスク5とを清掃しまた点検するために、筐体3のたとえば側面に設けられている。
ミスト捕集装置1のオペレータは、清掃用孔7を通して、オイルパン部6のほぼ全体を見ることができ、しかも、ミスト捕集装置1のオペレータが、清掃用孔7から手や器具を筐体3の内部に差し込んで、オイルパン部6の全体を清掃し点検することができるようになっている。また、ミスト捕集装置1のオペレータは、清掃用孔7から手や器具を筐体3の内部に差し込んで、ミスト捕集ディスク5を筐体3から分離し、筐体3の外部に取り出すことができるようになっており、逆に、ミスト捕集ディスク5を筐体3内に設置することができるようになっている。清掃用扉9は、清掃用孔7を開閉するために筐体3に設けられている。
ミスト捕集装置1では、清掃用扉9を閉じてミスト捕集装置1を稼動したとき、筐体3内の空間のうちでオイルパン部6が設けられている部位が陰圧になる(大気圧よりの空気圧力が僅かに低くなる)ように構成されている。
また、ミスト捕集装置1では、ミスト捕集ディスク5とオイルパン部6との間に(ミスト捕集ディスク5の下方に)、障害物(たとえば、邪魔板)17が設けられている。邪魔板17は、ミスト捕集ディスク5の回転によって発生する空気の流れ(ミスト捕集ディスク5の回転の遠心力等で発生する空気の流れ)がオイルパン部6に直接到達することを防止するためのものである。
邪魔板17を設けたことで、たとえば、ミスト捕集ディスク5の真上から真下に向かって平行光線を照射すると、平行光線が邪魔板17で遮られて、ミスト捕集ディスク5の影がオイルパン部6に映らないようになっている。また、邪魔板17を設けたことで、ミスト捕集ディスク5の回転による遠心力でミスト捕集ディスク5から離れたミスト集合体がオイルパン部6に直接到達することも防止されるようになっている。すなわち、ミスト捕集ディスク5の回転による遠心力でミスト捕集ディスク5の外周から離れて飛び出すミスト集合体のうちで、下方に向かうミスト集合体の総てが、邪魔板17にぶつかってから、オイルパン部6に落下するようになっている。
空気流生成手段15は、上述したように、空気吸入孔11から入って筐体3の内部を流れ空気排出孔13から排出される空気の流れを生成するものであり、送風機(ファン;たとえば遠心ファン)19によって構成されている。
ファン19は、羽根部21が筐体3の内部であってミスト捕集ディスク5のたとえば下流側(筐体3の内部を流れる空気流の下流側;図8では右側)に設けられている。羽根部21を回転駆動するモータ23は筐体3の外部に設けられている。
筐体3の内部空間は、ミスト捕集ディスク5が設けられている空間(上流側空間)27と、羽根部21が設けられている空間(下流側空間)29とに、ベルマウス26とベルマウス支持部材28とによって仕切られている。なお、ベルマウス26とベルマウス支持部材28とは、詳細は後述する仕切り部材25(図2、図8等参照)とは異なる仕切り部材を構成している。
ベルマウス26には、上流側空間27から下流側空間29に空気を流すための貫通孔32が形成されている。羽根部21とミスト捕集ディスク5とは、モータ23の回転出力軸33の回転中心軸を回転中心にして回転するように構成されている。ベルマウス26とこの貫通孔32は、モータ23の回転出力軸33の回転中心軸と同軸で設けられている。
このようにして、ベルマウス26とベルマウス支持部材28が設けられていることで、清掃用扉9を閉じてファン19を稼動すると、上流側空間27が陰圧になり、下流側空間29のうちの羽根部21の外側の部位が陽圧になる。なお、オイルパン部6は、上流側空間27の下部にのみ設けられている。
また、ミスト捕集装置1には、整流部材(整流板)35が設けられている。整流部材35は、筐体3の内部で空気吸入孔11とミスト捕集ディスク5との間に設けられている。整流部材35は、ミスト捕集ディスク5のところにおける空気の流速分布をほぼ均一に(均一化)するようになっている。
空気吸入孔11の断面積(空気吸入孔11で空気が流れる方向から見た面積)は、ミスト捕集ディスク5の面積(空気吸入孔11で空気が流れる方向から見た面積)よりも小さくなっている。したがって、整流部材35を設けてないと、ミスト捕集ディスク5での空気の流速分布が不均一になる。しかし、整流部材35を設けることで、ミスト捕集ディスク5での空気の流速分布が、完全に均一にならないまでも、ほぼ均一になる。
筐体3の側面には、整流部材35を筐体3に設置しまた筐体3から取り外すための貫通孔(図示せず)が設けられており、この貫通孔を通して整流部材35を出し入れすることで、整流部材35が、筐体3に対して容易に着脱自在になっている。また、整流部材35には、プレフィルタ(図示せず)が設置可能になっている。なお、プレフィルタは、整流部材35に対して容易に着脱自在になっている。
捕集ディスク5は、図4等で示すように、平板状(たとえば、円形な平板状)に形成されており、中心を通り厚さ方向に延びた軸を中心にして回転するようになっている。そして、回転中心軸と平行に流れる空気が捕集ディスク5に衝突することで、空気中のミストが捕集され、捕集されたミストが凝集され、上述したように、液体状もしくは流動体状のミスト集合体になる。また、捕集ディスク5は、回転によって発生する遠心力で捕集したミスト集合体を外周から外側へ飛ばすようになっている。
捕集ディスク5の、ミストを捕集する部位(ミスト捕集部位)は、♯65〜♯100のメッシュ(メッシュ材)39で構成されており(図4等参照)、ミストを捕集するときには、捕集ディスク5の回転速度が、空気の流速(空気流生成手段15によって生成され捕集ディスク5の回転中心軸と平行に流れる空気の流速)よりも速く、空気の流速に対して1.67倍〜5.7倍の値になっている。
メッシュ39は、たとえば、メッシュを構成している素線の線径が0.18mmであり1インチあたりの目の数が65である金網で構成されているか、メッシュを構成している素線の線径が0.14mmであり1インチあたりの目の数が80である金網で構成されているか、もしくは、メッシュを構成している素線の線径が0.11mmであり1インチあたりの目の数が100である金網で構成されているか、もしくは、メッシュを構成している素線の線径が0.18mm〜0.11mmの中間値であり1インチあたりの目の数が65〜100の中間値である金網で構成されている。なお、メッシュを、多数の小さな貫通穴が設けられている部材で構成してもよい。
ミスト捕集ディスク5は、図4〜図7で示すように、メッシュ39と上流側板(上流側ディスク)41と下流側板(下流側ディスク)43とを備えている。上流側板41は、平板状に形成されており、空気の流れの上流側に位置している。下流側板43も平板状に形成されており、上流側板41よりも下流側に位置している(空気の流れの下流側に位置している)。
メッシュ39は、上流側板41と下流側板43とで挟み込まれることで、上流側板41とメッシュ39と下流側板43とが一体化している。なお、ミスト捕集ディスク5では、上流側板41の厚さ(たとえば1.0mm)が下流側板43の厚さ(たとえば1.5mm)よりも薄くなっている。
上流側板41と下流側板43とには貫通孔45,47が形成されており、これらの貫通孔45,47のところでメッシュ39が現れている。そして、空気がメッシュ39の間隙部を通ることで空気中のミストの捕集がなされるようになっている。
ミスト捕集ディスク5をこの厚さ方向から見ると、下流側板43の貫通孔47が上流側板41の貫通孔45の内側に存在している(貫通孔包含状態になっている)。
貫通孔包含状態とは、下流側板43の貫通孔47が上流側板41の貫通孔45よりも小さく形成されており、下流側板43の貫通孔47の外周と上流側板41の貫通孔45の外周がお互いに接することなく、下流側板43の貫通孔47が上流側板41の貫通孔45の内側に位置している状態を含むことは勿論である。
この他に、貫通孔包含状態は、下流側板43の貫通孔47の外周の一部が上流側板41の貫通孔45の外周の一部に重なっていて、下流側板43の貫通孔47の外周の他部が上流側板41の貫通孔45の内側に存在している場合も含む。ただし、下流側板43の貫通孔47と上流側板41の貫通孔45が同形状でお互いが重なっている場合は除かれる。
また、ミスト捕集ディスク5では、メッシュ39がミスト捕集ディスク5の回転中心軸から離れた外周側のみにたとえば環状に配置されている。
ミスト捕集ディスク5の回転時における周速は、上述したように、筐体3の内部を流れる空気の流速よりも速くなっている。
詳しく説明する。モータ23として2ポールの誘導電動機を60Hzの交流電源で使用しており、滑り率を5%程度とすると、ミスト捕集ディスク5の回転数は、3400rev/minになる。ミスト捕集ディスク5におけるメッシュ39の内径(上流側板41、下流側板43の中央部83,89の外径)D1が225mmであるので、メッシュ39の内径D1のところでは、ミスト捕集ディスク5の周速(周速度)が、40m/secになる。
また、ミスト捕集ディスク5におけるメッシュ39の外径(上流側板41、下流側板43の外側環状部の内径)D2が320mmであるので、メッシュ39の外径D2のところでは、ミスト捕集ディスク5の周速(周速度)が、57m/secになる。一方、メッシュを通過する空気の流速は、10m/sec〜20m/secである。なお、ミスト捕集ディスク5の外径D3は330mmである。
したがって、60Hzの交流電源で使用した場合には、捕集ディスク5の回転速度が空気の流速に対して、40m/sec÷20m/secで2倍になり、57m/sec÷10m/secで5.7倍になる。
なお、ミスト捕集装置1を50Hzの交流電源で使用してもよい。この場合、滑り率を5%程度とすると、ミスト捕集ディスク5の回転数は、2840rev/minになる。ミスト捕集ディスク5におけるメッシュ39の内径D1が225mmであるので、メッシュ39の内径D1のところでは、ミスト捕集ディスク5の周速(周速度)が、33.4m/secになる。ミスト捕集ディスク5におけるメッシュ39の外径D2が320mmであるので、メッシュ39の外径D2のところでは、ミスト捕集ディスク5の周速(周速度)が、47.6m/secになる。
50Hzの交流電源で使用した場合には、捕集ディスク5の回転速度が空気の流速に対して、33.4m/sec÷20m/secで1.67倍になり、47.6m/sec÷10m/secで4.76倍になる。
したがって、ミスト捕集装置1を60Hzもしくは50Hzの交流電源で使用した場合、捕集ディスク5の回転速度が空気の流速に対して、上述した1.67倍〜5.7倍になる。
なお、ミスト捕集ディスク5の回転時における周速が、さらに広範囲である、筐体3の内部を流れる空気の流速の1倍よりも大きく10倍以下になっていてもよい。
ミスト捕集装置1についてさらに詳しく説明する。ここで、説明の便宜のために、水平な一方向をX軸方向とし、水平な他の一方向であってX軸方向に直交する方向をY軸方向とし、X軸方向とY軸方向とに直交する方向(上下方向)をZ軸方向とする。
筐体3は、たとえば、平板状の素材を所定形状にした後に曲げ加工することで、外形と内部空間とが直方体状になっている。
空気吸入孔11は、円形状に形成されており、X軸方向の一端部側の平板状の壁部49の中央部で壁部49に形成されている。また、筐体3には、円筒状の筒状材51が一体的に設けられている。筒状材51は、空気吸入孔11を囲んでいるとともに、壁部49からX軸方向の一端側に(筐体3の外側に)突出している(図1等参照)。
整流部材35を着脱するための貫通孔(図示せず)は、細長い矩形状に形成されており、Y軸方向の一端部側の平板状の壁部53に形成されている。
空気排出孔は、矩形状に形成されており、Z軸方向の上端部側の平板状の壁部に形成されている。空気排出孔は、壁部のX軸方向の他端部側であってY軸方向の一端部側に設けられている。なお、空気排出孔は、下流側空間のところに位置しており、上流側空間のところには位置していない(図8等参照)。
また、筐体3のX軸方向の他端部側の平板状の壁部57は、モータ設置板59で構成されている(図1、図8等参照)。モータ設置板59は、筐体3の本体部(モータ設置板59以外の部位)に対して、ボルト等の締結具で固定されており、筐体3の本体部に対して容易に着脱自在になっている。
筐体3の本体部からモータ設置板59を取り外した状態では、筐体3のX軸方向の他端部には、矩形状の開口部が形成されるようになっている(図8参照)。
清掃用孔7は、矩形状に形成されており、Y軸方向の一端部側の平板状の壁部53に形成されている。清掃用孔7は、長手方向がZ軸方向になり、幅方向がX軸方向になるようにして、整流部材35を着脱するための貫通孔から離れて、X軸方向の中間部に設けられている。さらに、清掃用孔7は、上流側空間27のところ(整流部材35よりも下流側のところ)に位置しており、下流側空間29のところには位置していない。
ベルマウス26とベルマウス支持部材28とは平板状の素材を適宜加工することで形成されている。ベルマウス26は、中心に円形状の貫通孔32を備えた円板状に形成されている(図8参照)。また、貫通孔32の外周部には、円筒状の筒状部34が形成されている。
ベルマウス26とベルマウス支持部材28とが筐体3に設置された状態では、筒状部34は、下流側(羽根部21側)に突出している(図8参照)。
また、筐体3の内部であって、ミスト捕集ディスク5とベルマウス26との間には、仕切り部材25が設けられている。仕切り部材25を設けたことで、上流側空間27が第1の空間27Aと第2の空間27Bとに仕切られている(図8参照)。
仕切り部材25は、矩形な平板状に形成されており、X軸方向とY軸方向とに展開して(厚さ方向がZ軸方向になるようにして)、筐体3に一体的に設けられている。オイルパン部6は、上述したように、上流側空間27(第1の空間27A、第2の空間27B)内の下部に形成されている。また、オイルパン部6は、底部が傾斜している(図8参照)。
仕切り部材25の中央には円形状の貫通孔31が形成されており、ファン19を稼動したときに、貫通孔31を通って、空気が第1の空間から第2の空間27Bに流れるようになっている。なお、貫通孔31は、ミスト捕集ディスク5の回転中心軸と同軸になっている。
邪魔板17は、細長い矩形状に形成されており、厚さ方向がZ軸方向になり、幅方向がX軸方向になるようにして、仕切り部材25から第1の空間27Aに突出し仕切り部材25に一体的に設けられている。また、邪魔板17は、Y軸方向では、仕切り部材25の全長にわたって設けられている(図3等参照)。
整流部材35のほぼ全域には、長円状の多数の貫通孔(図示せず)65が所定の間隔をあけて行列状に並んでいる。そして、ファン19を稼動すると、空気吸入孔11とプレフィルタと貫通孔とを通って、筐体3の上流側空間27内に空気が流れ込むようになっている。
モータ設置板59の中央には、貫通孔67が形成されている(図8等参照)。モータ23の筐体は、ボルト等の締結具によってモータ設置板59に一体的に設置されるようになっている。モータ23がモータ設置板59に設置された状態では、モータ23の回転出力軸33が貫通孔67を貫通して突出している。
また、モータ設置板59にはブラケット69がボルト等の締結具を用いて一体的に設置されている。そして、ブラケット69が、モータ設置板59と共に、モータ23の重量を支持するようになっている(図1等参照)。
なお、モータ23とブラケット69とが設置されたモータ設置板59を筐体3の本体部に設置した状態では、筐体3の外部でX軸方向の他端部側にモータ23の筐体(本体)とブラケット69とが突出している。また、モータ23の回転出力軸33は、下流側空間29内に突出している。
モータ23の回転出力軸33には、円柱状の回転出力軸延長部材71が、回転出力軸33と同軸で、一体的に設けられている。回転出力軸延長部材71は、ベルマウス26の貫通孔32と仕切り部材25の貫通孔31とを通って、下流側空間29から上流側空間27にわたって延びている。ただし、整流部材35までは到達していない(図2等参照)。
回転出力軸延長部材71には、ファン19の羽根部21とミスト捕集ディスク5とが同軸で一体的に設けられている。なお、ファン19の羽根部21は、下流側空間29内に存在しており、ミスト捕集ディスク5は、上流側空間27の第1の空間27A内であって仕切り部材25側で仕切り部材25から僅かに離れて設けられている。たとえば、ミスト捕集ディスク5と仕切り部材25との間の距離(図2や図8で示す左右方向の距離)は、1mm〜5mm程度になっている。
ところで、筐体3には、脚部73とミスト集合体排出部(ミスト集合体排出孔)75と指入れ防止網77とが設けられている(図1等参照)。
脚部73は、ミスト捕集装置1を設置するときに使用されるものであり、筐体3の下側で筐体3から突出している。ミスト集合体排出部75はオイルパン部6に溜まったミスト集合体を、筐体3の外部に排出するためのものである。指入れ防止網77は、作業者の指が誤って羽根部に接触することを防ぐためのものである。
なお、指入れ防止網77のところにフィルタ(図示せず)を設けてもよい。フィルタは、下流側空間29から排出される空気を浄化するためのものである。フィルタを設置することで、ミスト捕集ディスク5で除去しきれない極僅かなミストが、空気排出孔13を通って筐体3の外部に排出されることが防止される。
仕切り部材25の下端は貫通している。これにより、第2の空間27Bの下部(オイルパン部6の一部)にミスト集合体が溜まったとして、この溜まったミスト集合体が第1の空間27Aの下部(オイルパン部6の他部)に流れ、ミスト集合体排出部75から排出されるようになっている。
また、X軸方向から見たとき、羽根部21とミスト捕集ディスク5と空気吸入孔11とはお互いが同軸になっているが、羽根部21の中心の位置とミスト捕集ディスク5の中心の位置と空気吸入孔11の中心の位置とが異なっていてもよい。
ミスト捕集ディスク5の上流側板(上流側ディスク)41は、図5等で示すように、中央部83と外側環状部85と桟部87とで一体成形されている。中央部83は、円板状(円形な平板状)に形成されている。
外側環状部85は、中央部83と同じ厚さの平板状で内径が中央部83の外径よりも大きな円環状に形成されている。外側環状部85の外径は外側環状部85の内径よりも当然に大きくなっている。また、外側環状部85は、中央部と同軸になっており、厚さ方向が中央部83の厚さ方向と一致し、厚さ方向では中央部83と同じ箇所に位置している。
桟部87は、中央部83や外側環状部85と同じ厚さの平板状に形成されている。桟部87は、中央部83と外側環状部85との間で中央部83と外側環状部85とをお互いにつないでいる。桟部87は、この厚さ方向が中央部83や外側環状部85の厚さ方向と一致し、厚さ方向では中央部83と同じ箇所に位置している。
また、上流側ディスク41の桟部87は、細長い矩形状に形成されており、上流側ディスク41の中央部83の外周から中央部83の径方向に延びて中央部83から離れる方向に突出している。上流側ディスク41の桟部87は複数(たとえば4つ)設けられており、各桟部87は、上流側ディスク41の中央部83の外周を等配する位置(たとえば4等配する位置)に設けられている。なお、上流側ディスク41の桟部87の幅方向は中央部83や外側環状部85の周方向とほぼ一致している。
このように構成されていることで、上流側ディスク41は、円形な平板状の素材の外周側に、お互いが同形状である4つの扇状の貫通孔45を、中央部83や外側環状部85の円周を4等配するように設けた形状になっている。扇状の貫通孔45は、大きい扇形から小さい扇形を除去した形状に形成されている。大きい扇形は、中心角が90°であって半径が外側環状部85の内径(直径)の半分になっている。小さい扇形は、中心角が90°であって半径が中央部83の外径(直径)の半分になっている。大きい扇形の中心角の位置と小さい扇形の中心角の位置とはお互いに一致しており、大きい扇形の中心と小さい扇形の中心と円形な平板状の素材の中心(中央部83や外側環状部85の中心)とはお互いが一致している。
平板状の素材に打ち型を用いた打ち抜き加工を施すことで、上流側ディスク41が上述した形状に形成されている。
ミスト捕集ディスク5の下流側板(下流側ディスク)43は、図6等で示すように、中央部89と外側環状部91と第1の桟部93と第2の桟部95とで一体成形されている。中央部89は、外径が上流側ディスク41の中央部83と同じ大きさの円板状(円形な平板状)に形成されている。
外側環状部91は、中央部89と同じ厚さの平板状で、内径が上流側ディスク41の外側環状部85の内径と同じ値であり、外径が上流側ディスク41の外側環状部85の外径と同じ値である円環状に形成されている。
外側環状部91は、中央部89と同軸になっており、厚さ方向が中央部89の厚さ方向と一致し、厚さ方向では中央部89と同じ箇所に位置している。
第1の桟部93と第2の桟部95とは、中央部89と外側環状部91との間で中央部89と外側環状部91とをお互いにつないでいる。第1の桟部93と第2の桟部95とは、中央部89や外側環状部91と同じ厚さの平板状に形成されており、厚さ方向が中央部89や外側環状部91の厚さ方向と一致し、厚さ方向では中央部89や外側環状部91と同じ箇所に位置している。
下流側ディスク43の第1の桟部93と第2の桟部95とは、上流側ディスク41の桟部87と同形状に形成されている。また、下流側ディスク43の第1の桟部93と第2の桟部95とは、下流側ディスク43の中央部89の外周から中央部89の径方向に延びて中央部89から離れる方向に突出している。下流側ディスク43の第1の桟部93と第2の桟部95とは、複数(たとえば8つ)設けられており、下流側ディスク43の各桟部93,95は、下流側ディスク43の中央部89の外周を等配する位置(たとえば8等配する位置)に設けられている。なお、下流側ディスク43の桟部93,95の幅方向は中央部89や外側環状部91の周方向とほぼ一致している。また、下流側ディスク43の第1の桟部93と第2の桟部95とは、交互に設けられている。
このように構成されていることで、下流側ディスク43は、上流側ディスク41と同様にして、円形な平板状の素材の外周側に、お互いが同形状である8つの扇状の貫通孔47を設けた形状になっている。平板状の素材に打ち型を用いた打ち抜き加工を施すことで、下流側ディスク43が上述した形状に形成されている。
メッシュ39は、図7等で示すように、外径が各ディスク41,43の外径(各ディスク41,43の外側環状部85,91の外径)と等しいか、またはやや小さく、内径が各ディスク41,43の中央部83,89の外径よりも小さい平板状の円環状に形成されている。
そして、ミスト捕集ディスク5は、上流側ディスク41とメッシュ39と下流側ディスク43とを、この順に、お互いの中心が一致し、お互いの厚さ方向が一致するようにして、重ね合わせて、たとえばリベット(図示せず)を用いて一体化することで、上流側ディスク41と下流側ディスク43とでメッシュ39を挟み込んだ円形な平板状に形成されている。
ミスト捕集ディスク5をこの厚さ方向から見ると、図4で示すように、上流側ディスク41の桟部87の総てと下流側ディスク43の第1の桟部93の総てとがお互いに重なっており、上流側ディスク41の中央部83の総てと下流側ディスク43の中央部89の総てとがお互いに重なっており、上流側ディスク41の外側環状部85の総てと下流側ディスク43の外側環状部91の総てとがお互いに重なっており、下流側ディスク43の第2の桟部95が、上流側ディスク41の桟部87と下流側ディスク43の第1の桟部93とから離れて存在している。これにより、上述した貫通孔包含状態が形成されている。
さらに説明すると、メッシュ39の外周側の部位(円環状の部位)は、上流側ディスク41の外側環状部85と下流側ディスク43の外側環状部91とで挟まれており、メッシュ39の内周側の部位(円環状の部位)は、上流側ディスク41の中央部83と下流側ディスク43の中央部89とで挟まれている。また、メッシュ39の中間部(外周側の部位と内周側の部位との間の円環状の部位)の一部が、上流側ディスク41の桟部87と下流側ディスク43の第1の桟部93とで挟まれている。
また、下流側ディスク43の第2の桟部95のところでは、メッシュ39が第2の桟部95にのみ係合している。すなわち、メッシュ39の下流側の面の一部が、下流側ディスク43の第2の桟部95に接触して支持されている。
メッシュ39の中間部(外周側の部位と内周側の部位との間の円環状の部位)の他の部位には、下流側ディスク43の貫通孔47(上流側ディスク41の貫通孔45)のところに位置している。したがって、メッシュ39の中間部(桟部87,93,95のところを除く)を通って空気が流れるようになっている。
また、ミスト捕集ディスク5には、鍔部が形成されている筒状のフランジ部材97が設けられており、このフランジ部材97を介して、ミスト捕集ディスク5が、回転出力軸延長部材71に一体的に設置されるようになっている(図2参照)。なお、フランジ部材97はボルト等の締結具によって、ミスト捕集ディスク5に一体的に設置されるようになっている。また、フランジ部材97は、キーやセットスクリュを用いて、回転出力軸延長部材71に一体的に設置されるようになっている。
ミスト捕集ディスク5が回転出力軸延長部材71に設置された状態では、すでに理解されるように、ミスト捕集ディスク5の中心軸と回転出力軸延長部材71の回転中心軸とはお互いに一致しており、ミスト捕集ディスク5の厚さ方向がX軸方向になっている。
ところで、空気吸入孔11の内径は、メッシュ39の内径(上流側ディスク41の中央部83や下流側ディスク43の中央部89の外径)よりも小さくなっている。なお、中央部83,89の外径は、225mmになっている。また、ミスト捕集ディスク5の外径はたとえば330mmになっており、メッシュ39の外径(上流側ディスク41の外側環状部85の内径や下流側ディスク43の外側環状部91の内径)は、たとえば、320mmになっている。
また、X軸方向から見ると、ミスト捕集ディスク5は、整流部材35よりも小さく、整流部材35の内側に位置している。
仕切り部材25の貫通孔31の内径は、メッシュ39の外径(外側環状部85,91の内径)よりも小さく、メッシュ39の内径(中央部83,89の外径)よりも大きく、たとえば、316mmになっている。また、ベルマウス26の貫通孔32の内径は、仕切り部材25の貫通孔31の内径よりも小さく、たとえば、130mmになっている。
ファン19の羽根部21の内径(空気吸入部の内径)は、ベルマウス26の貫通孔32の内径とほぼ等しいか、僅かに大きいか、もしくは僅かに小さくなっている。ファン19の羽根部21の外径は、ミスト捕集ディスク5の外径とほぼ等しいか、僅かに大きいか、もしくは僅かに小さくなっている。
また、ミスト捕集装置1には、ミスト捕集部材洗浄部(ミスト捕集部洗浄部)101と制御部(たとえばCPUを備えた制御部)103とが設けられている。制御部103は、たとえば筐体3に一体的に設けられた電装ボックス105内に設けられている。
ミスト捕集部材洗浄部101は、ミスト捕集部材5に、筐体3内の空気の流れの上流側から洗浄液(たとえば水道水もしくは工業用水、オイル等)を所定の短い時間(たとえば一定の短い時間)供給するものである。ミスト捕集部材洗浄部101によって洗浄液が供給される部位は、ミスト捕集部材5の、メッシュ39から離れている内側の部位(たとえば、メッシュ39で構成されているミストを捕集する部位よりも回転中心軸側に位置している部位)である。この部位は、1箇所になっているが、複数箇所となっていてもよい。
ミスト捕集部材洗浄部101は、制御部103の制御の下、ミスト捕集部材5が回転しているときに洗浄液の供給をするようになっている。
ミスト捕集部材洗浄部101は、図1等で示すように、洗浄液供給配管107とノズル109と電磁弁111とレギュレータ113とを備えて構成されている。洗浄液供給配管107は、筐体3の外部から筐体3の壁部を通過して内部の所定の部位まで延伸している。
洗浄液供給配管107の基端は図示しない水道配管に接続されており、上記水道配管から洗浄液供給配管107内に、たとえば0.1MPaの圧力の水道水が供給されるようになっている。
洗浄液供給配管107の途中(筐体3の外側に存在している部位)には、電磁弁111とレギュレータ113とが設けられている。洗浄液供給配管107の先端には、ノズル109が設けられている。
電磁弁111は、制御部103の制御の下、洗浄液供給配管107内の洗浄液(水道水)の流れを、オン・オフするもの(水道水を流したり止めたりするもの)であり、レギュレータ113は、レギュレータ113とノズル109との間の水道水の圧力を、水道配管の圧力よりも小さく調整する(たとえば0.02MPaに調整)するものである、
ノズル109は、先端の内径(水道水を噴射する部位の内径)が、たとえば、0.5mmになっており、図9等で示すように、ミスト捕集部材5の、メッシュ39から離れている内側の部位に向けて水道水を噴射するようになっている。噴射された水道水は、上流側板41の中央部83の外周の近傍のところに到達するようになっている。
なお、図9に示す態様では、水道水が、ノズル109から、板状のミスト捕集部材5に対して垂直方向に噴射されるが、水道水の噴射方向がミスト捕集部材5に対して斜めになっていてもよい。
また、ミスト捕集装置1では、制御部103の制御の下、洗浄液(水道水)が自動的にしかも断続的になされるようになっている。なお、ミスト捕集部材5の回転が連続してなされるか、もしくは、図示しないスイッチにより手動でなされるようになっていてもよい。
ミスト捕集部材5の回転が断続的になされる場合、制御部103の制御によってミスト捕集部材洗浄部101が、次の動作をするようになっている。
ミスト捕集部材洗浄部101は、図10で示すように、ミスト捕集部材5の回転時間と停止時間とにかかわらず、ミスト捕集部材5への洗浄液の供給を、所定の時刻が経過する毎に(図10の時間B(B1)毎に)間欠的にするとともに、所定(たとえば一定の時間B(B2))の時刻が経過したときにミスト捕集部材5の回転が停止している場合には、一定の時刻B2が経過したにもかかわらずミスト捕集部材5への洗浄液の供給をせず、一定の時刻B2が経過した後、ミスト捕集部材5が最初に回転を開始するときに(時間B3の間隔をあけて)、ミスト捕集部材5への洗浄液の供給を開始するようになっている。
なお、図10における時間B1+時間Aは、4時間であり、時間Aは30秒である。時間Aの間にノズル109からミスト捕集部材5の噴射(供給)される洗浄液の量は、50mlである。したがって、ミスト捕集部材洗浄部101からミスト捕集部材5へ供給される洗浄液の量は、1日あたり、たとえば、300ml(50ml×6回)になる。
また、ミスト捕集装置1において、ミスト捕集部材5の回転が断続的に自動でなされる場合、上記一定の時刻Bが経過していなくても、ミスト捕集部材5の回転が停止する直前に、所定の短い時間、ミスト捕集部材5への洗浄液の供給をするようにしてもよい。さらに説明すると、ミスト捕集部材5の回転が停止する時刻よりも所定の僅かな時間遡った時刻でミスト捕集部材5への洗浄液の供給を開始し、ミスト捕集部材5の回転が停止すると同時にミスト捕集部材5への洗浄液の供給を停止するようにしてもよい。これにより、ミスト捕集部材5へのオイル等の付着を一層防止することができる。
ここで、ミスト捕集装置1の動作を説明する。
回転出力軸延長部材71にミスト捕集ディスク5が設置され、清掃用扉9を閉じた状態で、モータ23を稼動すると、空気吸入孔11から入って筐体3の内部を流れ空気排出孔13から排出される空気の流れが生成される。
この空気の流れについて詳しく説明すると、空気吸入孔11から入った空気は、整流部材35の多数の貫通孔65を通り、筐体3内をミスト捕集ディスク5に向かって流れる。
ミスト捕集ディスク5まで流れてきた空気は、ミスト捕集ディスク5のメッシュ39にぶつかる。このとき、メッシュ39がX軸を中心にして回転しているので、メッシュ39の素線(特に、ミスト捕集ディスク5の周方向と直交等、交わる方向に延伸している素線)によって、空気の流れ(X軸方向の流れ)がせん断され、空気中のミストのほぼ総てが捕捉(捕集)され、ミスト集合体になる。
メッシュ39で捕集され集合体になったミストは、ミスト捕集ディスク5の回転による遠心力で、ミスト捕集ディスク5の外周からミスト捕集ディスク5の外側に離れる。この離れたミスト集合体は、筐体3の内面や邪魔板17にぶつかり、この後、重力で落下し、オイルパン部6に溜まる。
ミストが捕捉された空気は、仕切り部材25の貫通孔31とベルマウス26の貫通孔32とを通って、下流側空間29へ流れる。なお、上流側空間27から下流側空間29へ流れる空気のほぼ総てが、メッシュ39を通るのである。
下流側空間29まで流れてきた空気は、ファン19の羽根部21を通って、空気排出孔13から、筐体3の外部に排出される。ミスト捕集部材5が回転しているときに、メッシュ39から離れているミスト捕集部材5の内側の部位に、空気の流れの上流側から洗浄液を間歇的に所定の短い時間(たとえば、時間B毎に一定の短い時間A;図10参照)供給する。
供給されたごく僅かな量の洗浄液は、ミスト捕集ディスク5の回転による遠心力で、ミスト捕集ディスク5のメッシュ39に供され、このときに、メッシュ39を洗浄し、ミスト捕集ディスク5の外周からミスト捕集ディスク5の外側に離れる。この離れた洗浄液は、筐体3の内面や邪魔板17にぶつかり、この後、重力で落下し、オイルパン部6に溜まる。
また、ミスト捕集部材5の回転が断続的になされる場合、ミスト捕集部材5の回転時間と停止時間とにかかわらず、ミスト捕集部材5への洗浄液の供給を、ミスト捕集部材洗浄部が所定の時刻が経過する毎に間欠的にするとともに、所定(たとえば一定)の時刻が経過したときにミスト捕集部材の回転が停止している場合には、上記一定の時刻が経過したにもかかわらずミスト捕集部材5への洗浄液の供給をせず、一定の時刻が経過した後、ミスト捕集部材5が最初に回転を開始するときに、ミスト捕集部材5への洗浄液の供給を開始する(図10の時間B1,B2,B3参照)。
ミスト捕集装置1によれば、ミスト捕集部材5が回転しているときに、ミスト捕集部材5のメッシュ39から離れている内側の部位に、筐体3内の空気の流れの上流側から洗浄液を所定の短い時間供給するので、メッシュ39を洗浄する洗浄液の使用量を極力少なくすることができるとともに、供給された洗浄液がミストを捕捉するメッシュ39に確実に供される。
すなわち、ミスト捕集部材5が回転しているとき、ミスト捕集部材5のメッシュ39から離れている内側の部位に、洗浄液が供給されるので、この供給された洗浄液が、ミスト捕集部材5の回転による遠心力でミスト捕集部材5の外周側に向かい、メッシュ39の全体に満遍なく供されるようになっている。このときに、メッシュ39に付着しているかもしくは付着予備軍である高粘度化したオイルの粘度を低下させ、また、メッシュ39に堆積しているかもしくは堆積予備軍である粉塵の定着力を低下させ、オイルや粉塵をメッシュ39から除去することができる。そして、洗浄液が無駄に消費されることがなく、従来のミスト捕集装置に比べて極めて少ない量で、メッシュ39の洗浄を確実に行うことができ、メッシュ39の目詰まりを防止することができる。
これに対して、特許文献1に記載のミスト捕集装置では、たとえば、ミスト捕集部材の回転が停止しているときに、ミスト捕集部材のメッシュの部分に洗浄液を供給しているので、供給された洗浄液が洗浄液としてほとんど働かず、メッシュを素通りしてしまい、洗浄液が無駄に消費されてしまう。
また、ミスト捕集装置1によれば、洗浄液の使用量を従来のものに比べてかなり少なくすることができるので、ミスト捕集部材5で捕集されミスト捕集装置1の下部(オイルパン部6)に溜まっているオイルが希釈されることが無くなり(希釈されてもごく僅かに希釈されるだけになり)、ミスト捕集部材5で捕集されてミスト捕集装置1の下部に溜まっているオイルの再使用を容易にすることができる。
また、ミスト捕集装置1によれば、洗浄液の噴射量(ミスト捕集部材5への供給量)が従来のものに比べてかなり少なくなっているので、供給された洗浄液が筐体3の空気排出孔13から筐体3の外に出てしまうことが無くなる。
また、ミスト捕集装置1によれば、ミスト捕集部材5の回転が断続的になされる場合、ミスト捕集部材5への洗浄液の供給を所定の時刻が経過する毎に間欠的にするとともに、所定の時刻が経過したときにミスト捕集部材5の回転が停止している場合には、ミスト捕集部材5が回転を開始するときに、ミスト捕集部材5への洗浄液の供給をするようになっているので、ミスト捕集部材5の回転が断続的になされる場合であっても、洗浄液の無駄を極力無くすことができる。
1 ミスト捕集装置
3 筐体
5 ミスト捕集部材
11 空気吸入孔
13 空気排出孔
39 メッシュ
101 ミスト捕集部材洗浄部
103 制御部

Claims (4)

  1. 空気吸入孔と空気排出孔とを備えた筐体と、
    平板状に形成され、中心を通り厚さ方向に延びた軸を中心にして、前記筐体の内部で前記筐体に回転自在に設けられ、前記空気吸入孔から入って前記筐体の内部を流れ前記空気排出孔から排出される空気中のミストを捕集する部位がメッシュで構成されており、回転することで前記ミストを捕集するミスト捕集部材と、
    前記ミスト捕集部材の、前記メッシュから離れている内側の部位に、前記筐体内の空気の流れの上流側から洗浄液を供給するミスト捕集部材洗浄部と、
    前記ミスト捕集部材が回転しているとき、前記洗浄液の供給を所定の短い時間するように前記ミスト捕集部材洗浄部を制御する制御部と、
    を有することを特徴とするミスト捕集装置。
  2. 請求項1に記載のミスト捕集装置において、
    前記ミスト捕集部材の回転が断続的になされる場合、前記ミスト捕集部材への洗浄液の供給を所定の時刻が経過する毎に間欠的にするとともに、前記所定の時刻が経過したときに前記ミスト捕集部材の回転が停止している場合には、前記ミスト捕集部材が回転を開始するときに、前記ミスト捕集部材への洗浄液の供給をするように、前記制御部が前記ミスト捕集部材洗浄部を制御することを特徴とするミスト捕集装置。
  3. 平板状に形成され、中心を通り厚さ方向に延びた軸を中心にして回転自在であり、空気中のミストを捕集する部位がメッシュで構成されており、回転することで前記ミストを捕集するミスト捕集部材の洗浄方法において、
    前記ミスト捕集部材が回転しているときに、前記ミスト捕集部材の、前記メッシュから離れている内側の部位に、前記空気の流れの上流側から洗浄液を所定の短い時間供給する洗浄液供給段階を有することを特徴とするミスト捕集装置におけるミスト捕集部材の洗浄方法。
  4. 請求項3に記載のミスト捕集部材の洗浄方法において、
    前記ミスト捕集部材の回転が断続的になされる場合、前記洗浄液供給段階は、前記ミスト捕集部材への洗浄液の供給を所定の時刻が経過する毎に間欠的にするとともに、前記所定の時刻が経過したときに前記ミスト捕集部材の回転が停止している場合には、前記ミスト捕集部材が回転を開始するときに、前記ミスト捕集部材への洗浄液の供給をする段階であることを特徴とするミスト捕集部材の洗浄方法。
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