JP2014033953A - X線診断装置 - Google Patents

X線診断装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014033953A
JP2014033953A JP2012178679A JP2012178679A JP2014033953A JP 2014033953 A JP2014033953 A JP 2014033953A JP 2012178679 A JP2012178679 A JP 2012178679A JP 2012178679 A JP2012178679 A JP 2012178679A JP 2014033953 A JP2014033953 A JP 2014033953A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ray
unit
detection
range
diagnostic apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012178679A
Other languages
English (en)
Inventor
Hironori Tonozuka
浩規 殿塚
Katsumitsu Kosugi
功光 小杉
Hiroshi Nakayama
博士 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Canon Medical Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Medical Systems Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2012178679A priority Critical patent/JP2014033953A/ja
Publication of JP2014033953A publication Critical patent/JP2014033953A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Abstract

【課題】アライメント調整の作業を容易に行え、且つX線透視が可能なX線診断装置を提供する。
【解決手段】実施形態に記載のX線診断装置は、被検体に対してX線を発生させるX線発生部と、被検体を透過したX線を検出するX線検出部とを有する。X線診断装置は、X線絞り部と、算出部と、制御部とを有する。X線絞り部は、X線発生部で発生したX線の照射幅を調整する。算出部は、X線発生部とX線検出部との相対的な位置及びX線絞り部の状態に基づいて、X線の照射範囲とX線検出部の検出範囲とのずれ量を算出する。制御部は、ずれ量が所定範囲内であると判断した場合、X線の照射範囲とX線検出部の検出範囲とのずれを調整させるよう、X線絞り部を駆動させる。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、X線診断装置に関する。
X線診断装置は、X線発生部から被検体に対してX線を照射し、当該被検体を透過したX線をX線検出部で検出する装置である。
X線診断装置としては、Cアームに支持されたX線発生部及びX線検出部を用いてX線撮影を行う装置がある。また、X線診断装置としては、検査室の天井から吊り下げられたX線発生部、及び平面検出器(Flat Pannel Detector。FPD)を含むX線検出部を用いてX線撮影を行う装置がある。
或いは、骨折している患者等、病室から移動することが困難な患者のために、病室で使用可能な可搬型のX線診断装置もある。このようなX線診断装置におけるX線発生部は、病室内のベッド位置や被検体の姿勢に応じて三次元的に移動可能となっている。また、このようなX線診断装置では、X線発生部とは別体で設けられる可搬型のX線検出部を用いる。
ここで、X線診断装置においては、照射したX線を確実に検出するために、X線を照射する範囲とX線を検出する範囲とのずれを少なくする必要がある。特に、X線透視のように被検体に対して連続的にX線を曝射する手技の場合には、被ばく低減のため、ずれが許容値以下でない限りX線を照射しないようにX線診断装置側で制限を設けなければならないことが、X線に関する規格で厳格に定められている。
このため、X線撮影を行う前に(被検体に対してX線を照射する前に)、X線を照射する範囲とX線を検出する範囲とのずれを解消するためのアライメント調整が行われる。一方、X線透視の場合は、X線診断装置側でアライメントが担保されている必要がある。従って、X線透視を行う度にアライメント調整が行われることはない。なお、「アライメント」とは、X線の照射範囲とX線の検出範囲とのずれ量をいう。
特開2009−106644号公報
しかし、従来のX線診断装置では、X線発生部とX線検出部とを別々に動かしながらずれの解消を行わなければならず、アライメント調整の作業が煩雑であるという問題がある。特に、可搬型のX線診断装置の場合、X線発生部及びX線検出部を病室内等で自由に移動させることができるため、アライメント調整の作業がより煩雑となる。更に、X線診断装置側でアライメントが担保できない場合には、X線透視を行うことができない。
実施形態は、前述の問題点を解決するためになされたものであり、アライメント調整の作業を容易に行え、且つX線透視が可能なX線診断装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、実施形態に記載のX線診断装置は、被検体に対してX線を発生させるX線発生部と、被検体を透過したX線を検出するX線検出部とを有する。X線診断装置は、X線絞り部と、算出部と、制御部とを有する。X線絞り部は、X線発生部で発生したX線の照射幅を調整する。算出部は、X線発生部とX線検出部との相対的な位置及びX線絞り部の状態に基づいて、X線の照射範囲とX線検出部の検出範囲とのずれ量を算出する。制御部は、ずれ量が所定範囲内であると判断した場合、X線の照射範囲とX線検出部の検出範囲とのずれを調整させるよう、X線絞り部を駆動させる。
第1実施形態に係るX線診断装置を示す全体図である。 第1実施形態に係るX線診断装置を示すブロック図である。 第1実施形態に係るX線検出部を示す図である。 第1実施形態に係るX線検出部を示す図である。 第1実施形態に係るX線診断装置の説明を補足する図である。 第1実施形態に係るX線診断装置による動作の概要を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るX線診断装置における表示部を示す図である。 第2実施形態に係るX線検出部を示す図である。
<第1実施形態>
図1から図5を参照して第1実施形態に係るX線診断装置1の構成について述べる。本実施形態では、病室等に移動させ、X線撮影ができる可搬型のX線診断装置1を例に説明を行う。
図1は、病室内におけるX線診断装置1の一例を示す図である。X線診断装置1は、可搬型のX線装置部10と、可搬型の検出装置部20とを有する。
X線装置部10を構成する本体部10aを移動させることにより、X線診断装置1を病室まで移動させることができ、且つ病室内で自由に移動させることができる。また、X線装置部10を構成するアーム10b及びヘッド10cを駆動させることにより、ヘッド10c内に設けられたX線発生部11(後述)を被検体Eの姿勢等に合わせて三次元的に移動させることができる。
一方、検出装置部20は、ベッド30と被検体Eとの間に載置される。この状態でX線装置部10からX線を照射することにより、X線診断装置1は被検体Eに対してX線撮影やX線透視を行うことができる。
[X線装置部]
次に、図2を参照してX線装置部10の詳細な構成について述べる。X線装置部10は、X線発生部11と、高電圧発生部12と、X線絞り制御部13と、発信部14と、入力部15と、算出部16と、制御部17とを有する。
X線発生部11は、ヘッド10c内に設けられ、被検体Eに対してX線を発生させる。X線発生部11は、X線管11a及びX線絞り部11bを有する。
X線管11aは、高電圧発生部12からの電圧に基づいてX線を発生させる。X線絞り部11bは、X線管11aからのX線の照射幅を調整する。X線絞り部11bは、直交する2方向に移動可能な絞り羽根を有する。絞り羽根を移動させることによりスリット(開口)が形成される。絞り羽根は移動できる範囲が予め決まっている。この移動できる範囲が「所定範囲」の一例である。
高電圧発生部12は、X線発生部11に対して高電圧を印加する。X線発生部11は、当該高電圧に基づいてX線を発生させる。
X線絞り制御部13は、制御部17の制御に基づいて、X線発生部11で発生したX線が所定の照射幅となるようX線絞り部11bを駆動させる。具体的には、X線絞り制御部13は、X線絞り部11bを構成する絞り羽根を直交する2方向(或いはいずれか一方向)に移動させることによりスリットの幅を調整することでX線の照射幅を決定する。なお、X線発生部11の位置及びスリットの幅(X線の照射幅)により、X線の照射範囲が決まる。
発信部14は、X線装置部10に設けられ、検出装置部20に対して所定の信号を発信する。本実施形態における発信部14は、X線管11a及びX線絞り部11bと位置関係が固定された既知の状態となっている。また、本実施形態では、3つの発信部14がX線発生部11(ヘッド10c)に所定の間隔で設けられている(図示なし)。それぞれの発信部14は、検出装置部20に対して(X線検出部21近傍に配置された受信部22に対して。後述)所定の信号を発信する。所定の信号は、受信部22(後述)で受信され、X線発生部11とX線検出部21との位置を算出するために用いられる。
図1に示すように、検出装置部20全体が被検体Eの背面にある場合、発信部14から発信する所定の信号は、被検体Eを透過するものでなければならない。つまり、発信部14は、電波、超音波、磁束等、被検体Eを透過する信号を所定の信号として発信することが望ましい。なお、検出装置部20全体が被検体Eで覆われない場合(少なくとも受信部22(後述)が被検体Eで覆われない場合。たとえば、骨折した腕の関節部分に対して行うX線撮影)には、所定の信号として光を用いることも可能である。
入力部15は、X線診断装置1に対する指示入力を行うための操作手段である。たとえば、入力部15からの指示入力に基づいて、X線診断装置1はX線撮影またはX線透視(X線発生部11からのX線の照射)を開始する。
算出部16は、X線発生部11とX線検出部21(後述)との相対的な位置及びX線絞り部11bの状態に基づいて、X線の照射範囲とX線検出部21(後述)の検出範囲とのずれ量を算出する。算出部16の詳細については後述する。
制御部17は、X線装置部10及び検出装置部20を含むX線診断装置1全体の各種制御を行う。検出装置部20の制御は無線通信により行う。また、算出部16で算出されたずれ量が所定範囲内であると判断した場合、制御部17は、X線の照射範囲とX線検出部21(後述)の検出範囲とのずれを調整させるよう、X線絞り部11bを駆動させる。制御部17の詳細については後述する。
[検出装置部]
図2に示すように、検出装置部20は、X線検出部21と、受信部22とを有する。検出装置部20は、たとえば、X線装置部10の本体部10aの側面に横置され、X線撮影またはX線透視を行う場合に取り外して使用することができる(パネル型。図1参照)。
X線検出部21は、被検体Eを透過したX線を検出する。X線検出部21は、X線を検出する平面検出器21a(FPD)と、ゲートドライバ21bとを有する。ゲートドライバ21bは、平面検出器21aで検出したX線の強さに対応する電荷を取り出す。取り出された電荷は、電圧変換器(図示なし)により電圧に変換され、更にA/D変換器(図示なし)によりデジタル信号に変換される。デジタル信号に変換された電荷は、外部処理装置40(後述)に送信される。なお、X線検出部21の位置及び平面検出器21aのサイズにより、X線検出部21の検出範囲が決まる。
受信部22は、検出装置部20に設けられ、発信部14からの所定の信号を受信する。図3Aは、検出装置部20を正面から見た図である。図3Aに示すように、本実施形態において、受信部22は、X線検出部21の4隅に配置されている。各受信部22は、発信部14からの所定の信号をそれぞれ受信する。
なお、図3Bに示すように、検出装置部20は、たとえば、X線検出部21にボールジョイント23で連結した複数のアーム24及び基台25を設けたスタンド型であってもよい。基台25に対し、アーム24を介してX線検出部21を駆動させることにより、X線検出部21を三次元的に移動させることができる。また、このような検出装置部20を使用する場合、発信部14は本体部10aに設けられていてもよい。
[外部処理装置]
外部処理装置40は、X線検出部21から送信されたX線画像データに対して画像処理を施す。外部処理装置40は、画像データ記憶回路41と、画像演算回路42と、モニタ43とを有する。画像データ記憶回路41は、X線検出部21から送信されたX線画像データを記憶する。画像演算回路42は、画像データ記憶回路41に記憶されたX線画像データに対して再構成処理やサブトラクション処理を施し、モニタ43にX線撮影画像またはX線透視画像を表示させる。なお、X線撮影にX線フィルムを使用する場合には、外部処理装置40は不要である。
[算出部及び制御部の具体例]
次に、図4を参照して、算出部16及び制御部17の具体的な処理の一例について述べる。図4は、X線の照射範囲RとX線検出部21の検出範囲Rとの関係を示す概略図である。図4における横方向をX方向とし、縦方向をY方向とする。また、X及びY方向に直交する方向をZ方向とする。X方向及びY方向は、X線絞り部11bを構成する絞り羽根の移動方向に対応する。なお、以下の説明において、4つの受信部22で囲まれる範囲は、X線検出部21(平面検出器21a)のサイズとほぼ等しく、各受信部22の位置は、X線検出部21の位置とほぼ等しいものとする。
本実施形態における算出部16は、受信部22の受信結果に基づいてX線検出部21に対するX線発生部11の位置を算出し、且つ算出された当該位置及びX線絞り部11bの状態に基づいて、X線の照射範囲RとX線検出部21の検出範囲Rとのずれ量を算出する。
具体的に、X線発生部11に設けられた3つの発信部14は、検出装置部20に所定の信号を送信する。検出装置部20(X線検出部21)に設けられた4つの受信部22それぞれが、各発信部14からの所定の信号を受信する。所定の信号は、発信部14と受信部22との距離や被検体Eを介することで減衰する。
算出部16は、受信部22で受信された所定の信号の減衰量に基づいて、4つの受信部22の位置に対するX線発生部11の位置を求める。上述の通り、受信部22の位置は、X線検出部21の位置とほぼ等しい。つまり、算出部16は、受信部22で受信された所定の信号の減衰量に基づいて、X線検出部21に対するX線発生部11の位置を求めることができる。位置の算出には、たとえば、三角測量法や、グローバルポジショニングシステム(Global Positioning System。GPS)で使用される三次元的な測位法を応用することが可能である。
なお、発信部14が本体部10aに設けられている場合、算出部16は、受信部22で受信された所定の信号の減衰量に基づいて、X線検出部21に対する本体部10aの位置を求める。そして、算出部16は、求めた本体部10aの位置に対するX線発生部11の位置を求める。
次に、算出部16は、算出されたX線発生部11の位置及びX線絞り部11bの状態に基づいて、X線の照射範囲RとX線検出部21の検出範囲Rとのずれ量を算出する。
X線絞り部11bの状態とは、X線絞り部11bのスリットの幅(絞り羽根がどの位置にあるか)に対応する。スリットの幅及びX線絞り部11b(X線発生部11)からX線検出部21までの距離(Z方向の距離)に基づいて、X線検出部21(被検体E)に対するX線の照射面積が決まる。たとえば、X線絞り部11bがあるスリット幅に固定されている状態において、X線発生部11を被検体Eに近づけると、X線の照射面積は狭くなる。
ここで、X線絞り部11bはX線発生部11に設けられている。つまり、上記Z方向の距離は、算出されたX線発生部11のZ方向の位置から求めることができる。
また、上述の通り、X線の照射範囲Rは、X線発生部11の位置及びX線絞り部11bの状態から決定される。すなわち、X線の照射範囲Rは、X線の照射面積及びX線発生部11のX方向及びY方向の位置により決定される(図4参照)。
一方、X線検出部21の検出範囲Rは、X線発生部11の位置を決定する基準となったX線検出部21の位置及び平面検出器21aのサイズにより決定される(図4参照)。
算出部16は、X線の照射範囲RとX線検出部21の検出範囲RとのX方向の差X及びY方向の差Yをずれ量(X、Y)として算出する。
制御部17は、算出部16で算出されたずれ量(X、Y)が所定範囲内にあるかどうかを判断する。
具体的に、制御部17は、算出されたずれ量(X、Y)が絞り羽根の移動できる範囲に含まれているかどうかを判断する。
制御部17において、ずれ量が絞り羽根の移動できる範囲に含まれると判断された場合、スリットの幅を調整することで、X線の照射範囲RをX線検出部21の検出範囲Rに合わせることが可能となる。従って、制御部17は、X線絞り制御部13を介してX線絞り部11bをずれ量(X、Y)だけ駆動させ、X線の照射範囲RとX線検出部21の検出範囲Rとのずれを調整させる(制御部17は、アライメント調整を行う)。
そして、ずれを調整した後、制御部17は、入力部15に対し、X線発生部11の操作を許可する制御を行う。通常、アライメント調整ができるまでは、不要な被爆を抑制するために入力部15からのX線透視開始の指示ができないようになっている。つまり、初期状態のX線診断装置1は、入力部15によるX線透視開始の指示入力が無効となるよう設定されている。制御部17は、この設定を解除し、X線透視(X線発生部11によるX線の発生)を可能とする。具体例として、制御部17は、X線絞り部11bの駆動が停止している状態を検知した場合にずれの調整が完了していると判断し、入力部15に対し、X線発生部11の操作を許可する制御を行う。
逆に、制御部17において、ずれ量が絞り羽根の移動できる範囲に含まれないと判断された場合、スリットの幅を調整してもX線の照射範囲RをX線検出部21の検出範囲Rに合わせることが不可能である。この場合には、アライメント調整ができないため、X線透視を行えない。よって、制御部17は、外部処理装置40のモニタ43等に警告メッセージを表示させる、または警告手段(図示なし)によりX線透視ができない旨の音声による警告を行う。この場合、術者は、手動でX線装置部10と検出装置部20との位置調整を行う。或いは、制御部17は、ずれ量に応じてX線装置部10(X線発生部11)を移動させることにより、自動で位置調整することも可能である。
なお、ずれの調整はずれを完全に解消するまでなされなくともよい。すなわち、X線の照射範囲RとX線検出部21の検出範囲Rとのずれは、少なくともX線の規格を満たす範囲(X線透視が可能となる範囲)で調整されていればよい。
[X線診断装置1の動作]
次に図5を用いて本実施形態に係るX線診断装置1の動作について述べる。
まず、被検体EのX線撮影を行う部位に検出装置部20を配置する(S10)。そして、X線装置部10の発信部14から所定の信号を発信する(S11)。
算出部16は、受信部22で受信された信号(S11において発信された所定の信号)に基づいて、X線検出部21に対するX線発生部11の位置を算出する(S12)。
算出部16は、S12で算出された位置及びX線絞り部11bの状態に基づいて、X線の照射範囲RとX線検出部21の検出範囲Rとのずれ量を算出する(S13)。
制御部17は、ずれ量が所定範囲内かどうかを判断する。
ずれ量が所定範囲内であると判断された場合(S14でYの場合)、制御部17は、S13で算出されたずれ量に基づいて、X線絞り部11bを駆動させ、X線の照射範囲RとX線検出部21の検出範囲Rとが一致するよう調整する(S15)。
その後、制御部17は、入力部15に対し、X線発生部11の操作を許可するよう制御する(S16)。従って、X線診断装置1は、アライメント調整ができた状態でX線撮影やX線透視が可能となる。
逆に、ずれ量が所定範囲外であると判断された場合(S14でNの場合)、X線絞り部11bの調整だけではアライメント調整を行うことができない。この場合、術者が手動でX線装置部10及び検出装置部20の少なくとも一方を移動させる。その後、X線診断装置1は、再度、X線の照射範囲RとX線検出部21の検出範囲Rとのずれ量を算出し、アライメント調整を行う。
なお、本実施形態では、発信部14がX線装置部10側に配置され、受信部22が検出装置部20側に配置される例について述べたが、逆の場合も可能である。すなわち、X線装置部10側に受信部22を配置し、検出装置部20側に発信部14を配置する。受信部22の受信結果に基づいて、算出部16は、X線発生部11に対するX線検出部21の位置を算出することも可能である。つまり、算出部16は、X線発生部11とX線検出部21との相対的な位置を算出することも可能である。
また、本実施形態では、可搬型のX線装置部10及び可搬型の検出装置部20を有するX線診断装置1を例に説明したがこれに限られない。たとえば、Cアームに支持されるX線検出部とX線発生部とを有するX線診断装置や、検査室内における据え置き型のX発生部及び検査室内での移動が可能なX線検出部を有するX線診断装置に本実施形態の構成を用いることも可能である。なお、通常、Cアームを有するX線診断装置は、製造時に照射範囲と検出範囲とのアライメント調整が行われる。一方、Cアームを有するX線診断装置に本実施形態の構成を適用し、X線撮影の都度にアライメント調整を行うことで、何らかの原因でずれが生じている場合であっても、X線撮影前にずれを解消することが可能となる。
<第1実施形態の作用効果>
実施形態に記載のX線診断装置1は、被検体Eに対してX線を発生させるX線発生部11と、被検体Eを透過したX線を検出するX線検出部21とを有する。X線診断装置1は、X線絞り部11bと、算出部16と、制御部17とを有する。X線絞り部11bは、X線発生部11で発生したX線の照射幅を調整する。算出部16は、X線発生部11とX線検出部21との相対的な位置及びX線絞り部11bの状態に基づいて、X線の照射範囲とX線検出部21の検出範囲とのずれ量を算出する。制御部17は、ずれ量が所定範囲内であると判断された場合、X線の照射範囲とX線検出部21の検出範囲とのずれを調整させるよう、X線絞り部11bを駆動させる。
このように、X線の照射範囲RとX線検出部21の検出範囲Rとのずれ量が所定範囲内であると判断した場合に、制御部17がX線絞り部11bを駆動させることにより、自動でずれの調整(アライメント調整)が可能となる。すなわち、本実施形態におけるX線診断装置1によれば、アライメント調整の作業を容易に行うことが可能となり、X線診断装置側でアライメントの担保ができる。よって、例えば可搬型のX線診断装置のような、装置側でアライメントを担保できずX線透視が行えない装置においても、X線透視を実施することができる。
具体的には、本実施形態におけるX線診断装置1は、被検体Eに対してX線を発生させるX線発生部11を有する可搬型のX線装置部10と、被検体Eを透過したX線を検出するX線検出部21を有する可搬型の検出装置部20とを有する。X線診断装置1は、X線絞り部11bと、発信部14と、受信部22と、算出部16と、制御部17とを有する。X線絞り部11bは、X線発生部11で発生したX線の照射幅を調整する。発信部14は、X線装置部10に設けられ、X線検出部21に対して所定の信号を発信する。受信部22は、検出装置部20に設けられ、発信部14からの所定の信号を受信する。算出部16は、受信部22の受信結果に基づいてX線検出部21に対するX線発生部11の位置を算出し、且つ算出された当該位置及びX線絞り部11bの状態に基づいて、X線の照射範囲とX線検出部21の検出範囲とのずれ量を算出する。制御部17は、ずれ量が所定範囲内であると判断した場合、X線の照射範囲とX線検出部21の検出範囲とのずれを調整させるよう、X線絞り部11bを駆動させる。
このように、X線の照射範囲RとX線検出部21の検出範囲Rとのずれ量が所定範囲内であると判断した場合に、制御部17がX線絞り部11bを駆動させることにより、自動でずれの調整(アライメント調整)が可能となる。すなわち、本実施形態におけるX線診断装置1によれば、アライメント調整の作業を容易に行うことが可能となり、X線診断装置側でアライメントの担保ができる。また、可搬型のX線装置部10及び可搬型の検出装置部20のように、病室内等で自由に移動させることができるX線診断装置であっても、装置側でアライメントの担保ができ、X線透視が実施可能となる。更には、可搬型のX線装置部10及び可搬型の検出装置部20を使用することにより、病室や災害現場等、検査室以外の場所でもX線撮影のみならず、従来は行えなかったX線透視も行うことが可能となる。
また、本実施形態におけるX線診断装置1は、入力部15を有する。制御部17は、ずれを調整した後、入力部15に対し、X線発生部11の操作を許可する制御を行う。
このように、ずれを調整した後にのみ、入力部15によるX線発生部11の操作を許可することで、アライメント調整ができていない状態でのX線照射を防止することができる。よって、不要な被爆を低減することが可能となる。
<第2実施形態>
次に、図6及び図7を参照して、第2実施形態に係るX線診断装置1の構成について説明を行う。第2実施形態は、X線の照射範囲とX線検出部21の検出範囲とのずれ量が所定範囲外の場合に、制御部17がずれを示す指標を表示する構成について述べる。第1実施形態と同様の構成については詳細な説明を省略する。
第1実施形態で述べたように、X線の照射範囲RとX線検出部21の検出範囲Rとのずれ量が所定範囲外であると判断された場合、X線診断装置1(制御部17)は、警告メッセージ等を表示させる。
このような警告メッセージ等によって、術者はX線の照射範囲RとX線検出部21の検出範囲Rとのずれ量が所定範囲外であること(すなわち、X線撮影ができないこと)を認識できる。しかし、警告メッセージだけでは、術者は、ずれを修正するためにX線発生部11またはX線検出部21をどの方向に移動させたらよいかを認識することはできない。
そこで、本実施形態における制御部17は、ずれを示す指標を表示部等に表示させる制御を行う。
具体例として、たとえば、X線診断装置1のアーム10bに表示部10dを設ける。図6は、表示部10dを正面からみた図である。図6における横方向をX方向とし、縦方向をY方向とする。また、X及びY方向に直交する方向をZ方向とする。X方向及びY方向は、X線絞り部11bを構成する絞り羽根の移動方向に対応する。
制御部17は、X線の照射範囲RとX線検出部21の検出範囲Rとのずれ量が所定範囲外であると判断した場合、ずれの方向を示す指標を表示部10dに表示させる。本実施形態では、制御部17は、表示部10dに+X方向のずれに応じた矢印M1を表示させ、且つ+Y方向のずれに応じた矢印M2を表示させる。更に、Z方向に移動させることによりずれを解消できる場合には、制御部17は、Z方向への移動を示すアイコンM3(図6における「上」の文字)を表示させる。
この指標を参照して、術者がX線発生部11またはX線検出部21を移動させることにより、ある程度(第1実施形態の構成によるアライメント調整が可能となる程度)までずれを解消することが可能となる。なお、表示部10dは、アーム10bに限らず、本体部10aやヘッド10c等、術者がX線診断装置1を操作する際に確認可能な位置に設けられていればよい。或いは、X線撮影を行う部屋に外部処理装置40がある場合には、外部処理装置40のモニタ43に指標を表示させることも可能である。すなわち、モニタ43は、「表示部」の一例である。
別の例として、制御部17は、検出装置部20におけるX線検出部21に同様の表示をさせてもよい。図7は、検出装置部20を正面から見た図である。図6と同様、横方向をX方向とし、縦方向をY方向とする。また、X及びY方向に直交する方向をZ方向とする。X方向及びY方向は、X線絞り部11bを構成する絞り羽根の移動方向に対応する。
図7に示すように、制御部17は、X線検出部21に指標(矢印M1及び矢印M2)を表示させる。この指標により、術者はX線発生部11またはX線検出部21を移動させる方向を認識できる。
なお、ずれの方向だけでなくずれ量(X線発生部11またはX線検出部21をどれくらい移動させたらよいかを示す移動量)も併せて表示させることも可能である。ずれ量は、「ずれを示す指標」の一例である。
<第2実施形態の作用効果>
実施形態に記載のX線診断装置1は、表示部10dを有する。制御部17は、ずれ量が所定範囲外であると判断した場合、ずれを示す指標を表示部10dに表示させる制御を行う。
或いは、制御部17は、ずれ量が所定範囲外であると判断した場合、ずれを示す指標をX線検出部21に表示させる制御を行う。
このように、制御部17は、ずれ量が所定範囲外であると判断した場合、ずれを示す指標を表示させる。よって、本実施形態におけるX線診断装置1によれば、術者がずれの方向やずれ量を容易に認識することが可能となる。
<変形例>
上記実施形態では、発信部14からの所定の信号を受信部22で受信し、算出部16は、その結果に基づいてX線発生部11とX線検出部21との相対的な位置を算出する例について述べたが、相対的な位置が分かればこの手法に限られない。
たとえば、病室や検査室内で検出装置部20(X線検出部21)が配置される位置が予め決められている場合、算出部16は、予め決められた位置の位置情報をもとに、X線発生部11の位置を算出してもよい。この場合、発信部14及び受信部22は不要である。
<実施形態に共通の効果>
以上述べた少なくともひとつの実施形態のX線診断装置によれば、制御部がX線の照射範囲とX線検出部の検出範囲とのずれ量が所定範囲内であると判断した場合にX線絞り部を駆動させることにより、自動でずれの調整が可能となる。すなわち、本実施形態におけるX線診断装置1によれば、X線診断装置側でアライメント(ずれ量)の担保ができる。よって、例えば可搬型のX線診断装置のような、装置側でアライメントを担保できずX線透視が行えない装置においても、X線透視を実施することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 X線診断装置
10 X線装置部
10a 本体部
10b アーム
10c ヘッド
11 X線発生部
11a X線管
11b X線絞り部
12 高電圧発生部
13 X線絞り制御部
14 発信部
15 入力部
16 算出部
17 制御部
20 検出装置部
21 X線検出部
21a 平面検出器
21b ゲートドライバ
22 受信部
E 被検体

Claims (7)

  1. 被検体に対してX線を発生させるX線発生部と、前記被検体を透過したX線を検出するX線検出部とを有するX線診断装置であって、
    前記X線発生部で発生したX線の照射幅を調整するX線絞り部と、
    前記X線発生部と前記X線検出部との相対的な位置及び前記X線絞り部の状態に基づいて、前記X線の照射範囲と前記X線検出部の検出範囲とのずれ量を算出する算出部と、
    前記ずれ量が所定範囲内であると判断した場合、前記X線の照射範囲と前記X線検出部の検出範囲とのずれを調整させるよう、前記X線絞り部を駆動させる制御部と、
    を有することを特徴とするX線診断装置。
  2. 前記X線発生部または前記X線検出部の一方に設けられ、他方に対して所定の信号を発信する発信部と、
    他方に設けられ、前記発信部からの前記所定の信号を受信する受信部と、
    を有し、
    前記算出部は、前記受信部の受信結果に基づいて、前記相対的な位置を算出することを特徴とする請求項1記載のX線診断装置。
  3. 前記発信部は、電波、超音波、磁束のいずれかを前記所定の信号として発信し、
    前記受信部は、発信された前記所定の信号を検出することを特徴とする請求項2記載のX線診断装置。
  4. 入力部を有し、
    前記制御部は、前記ずれを調整した後、前記入力部に対し、前記X線発生部の操作を許可する制御を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のX線診断装置。
  5. 表示部を有し、
    前記制御部は、前記ずれ量が所定範囲外であると判断した場合、前記ずれを示す指標を前記表示部に表示させる制御を行うことを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載のX線診断装置。
  6. 前記制御部は、前記ずれ量が所定範囲外の場合、前記ずれを示す指標を前記X線検出部に表示させる制御を行うことを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載のX線診断装置。
  7. 被検体に対してX線を発生させるX線発生部を有する可搬型のX線装置部と、前記X線装置部とは別体で設けられ、前記被検体を透過したX線を検出するX線検出部を有する可搬型の検出装置部とを有するX線診断装置であって、
    前記X線発生部で発生したX線の照射幅を調整するX線絞り部と、
    前記X線装置部に設けられ、前記X線検出部に対して所定の信号を発信する発信部と、
    前記検出装置部に設けられ、前記発信部からの前記所定の信号を受信する受信部と、
    前記受信部の受信結果に基づいて前記X線検出部に対する前記X線発生部の位置を算出し、且つ算出された当該位置及び前記X線絞り部の状態に基づいて、前記X線の照射範囲と前記X線検出部の検出範囲とのずれ量を算出する算出部と、
    前記ずれ量が所定範囲内であると判断した場合、前記X線の照射範囲と前記X線検出部の検出範囲とのずれを調整させるよう、前記X線絞り部を駆動させる制御部と、
    を有することを特徴とするX線診断装置。
JP2012178679A 2012-08-10 2012-08-10 X線診断装置 Pending JP2014033953A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012178679A JP2014033953A (ja) 2012-08-10 2012-08-10 X線診断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012178679A JP2014033953A (ja) 2012-08-10 2012-08-10 X線診断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014033953A true JP2014033953A (ja) 2014-02-24

Family

ID=50283297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012178679A Pending JP2014033953A (ja) 2012-08-10 2012-08-10 X線診断装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014033953A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015132939A1 (ja) * 2014-03-06 2015-09-11 株式会社島津製作所 X線撮影装置
JP2019005346A (ja) * 2017-06-27 2019-01-17 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 X線診断装置
US11647974B2 (en) 2020-05-15 2023-05-16 Canon Medical Systems Corporation X-ray diagnostic apparatus and x-ray diagnostic method

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006122488A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Shimadzu Corp X線透視撮影装置
JP2008136773A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Toshiba Corp X線撮影装置およびx線撮影方法
JP2010201186A (ja) * 2010-05-17 2010-09-16 Canon Inc X線撮影装置及び撮影方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006122488A (ja) * 2004-10-29 2006-05-18 Shimadzu Corp X線透視撮影装置
JP2008136773A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Toshiba Corp X線撮影装置およびx線撮影方法
JP2010201186A (ja) * 2010-05-17 2010-09-16 Canon Inc X線撮影装置及び撮影方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015132939A1 (ja) * 2014-03-06 2015-09-11 株式会社島津製作所 X線撮影装置
JP2019005346A (ja) * 2017-06-27 2019-01-17 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 X線診断装置
JP7005185B2 (ja) 2017-06-27 2022-01-21 キヤノンメディカルシステムズ株式会社 X線診断装置
US11647974B2 (en) 2020-05-15 2023-05-16 Canon Medical Systems Corporation X-ray diagnostic apparatus and x-ray diagnostic method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9155509B2 (en) Tube alignment for mobile radiography system
US10380718B2 (en) Method and apparatus for displaying medical image
US10098609B2 (en) X ray apparatus and method of operating the same
US20150327832A1 (en) Automatic selected human portion identification and adjustment device for medical treatment equipment
US20190311490A1 (en) Predictive visualization of medical imaging scanner component movement
KR20160063074A (ko) 엑스선 장치 및 엑스선 디텍터
JP2010119485A (ja) X線撮影装置、x線検出器の保持部材、及びx線検出器
JP5442381B2 (ja) 医用画像撮影システム
KR20160103518A (ko) 의료 영상 처리 장치 및 의료 영상 처리 방법
KR20190078853A (ko) 레이저 표적 투영장치 및 그 제어방법, 레이저 표적 투영장치를 포함하는 레이저 수술 유도 시스템
JP2013248083A (ja) ステレオx線撮影装置
JP2014033953A (ja) X線診断装置
JP2014217603A (ja) X線診断装置
JP2011004869A (ja) X線診断装置
JP2010183965A (ja) 放射線撮影システム及び放射線源の焦点位置からの位置ずれ量の検出方法
WO2019241042A1 (en) Radiation tracking for portable fluoroscopy x-ray imaging system
JP6512144B2 (ja) 放射線撮影装置
JP6073665B2 (ja) X線診断装置
WO2023183854A1 (en) Improved imaging systems and methods
JP2009261505A (ja) 医用画像撮影システム
WO2014136707A1 (ja) X線診断装置
JP5202574B2 (ja) X線撮影装置及び撮影方法
KR102501712B1 (ko) 엑스선 장치 및 그 동작 방법
KR101615001B1 (ko) 천장형 엑스선 촬영장치 및 그 제어방법
JP2009153579A (ja) X線ct装置および医用撮像システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150615

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160329

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160405

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20160527

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20161115