JP2014033005A - ウェーハ貼着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ステージ上に気密に貼り付いたシート付きのウェーハの搬出にかかる時間を短くして、ウェーハの搬入から搬出までの一連の作業の効率化を図ること。
【解決手段】ステージ(602)は、シート(S)の外周領域を保持する第一の保持面(652)と、シート(S)の内側領域に対応して設けられた凹部(622)の内底面でシート(S)の内側領域を保持する第二の保持面(653)と、凹部の内周面でシート(S)と第二の保持面(653)と共に閉空間(657)を形成する側面(654)と、閉空間(657)からエアを吸引する吸引口(656)とが形成され、吸引口(656)からのエアの吸引により、第一の保持面(652)に保持されたシート(S)を引き伸ばしつつ、第二の保持面(653)に保持させ、吸引口(656)からのエアの供給により、第二の保持面(653)に保持されたシート(S)を引き剥がす構成とした。
【選択図】図4

Description

本発明は、ウェーハ貼着装置に関し、特に、ウェーハメイキング工程においてシートに液状樹脂を介して半導体ウェーハを貼着するウェーハ貼着装置に関する。
ウェーハメイキング工程では、例えば、シリコン等の円柱状のインゴットがワイヤソーによってスライスされて、基板状のウェーハが形成される。スライスされたウェーハには、スライス時にうねりや反り等が生じるが、片面に液状樹脂が塗布されて平坦面が形成される。液状樹脂が塗布された平坦面には、ウェーハのハンドリングを容易とするシートが貼り付けられて、このシート面を基準として研削されることで、平坦な薄板状に形成される。
従来、シートに液状樹脂を介してウェーハを貼着するウェーハ貼着装置として、液状樹脂をウェーハの片面に均一に塗布するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のウェーハ貼着装置は、液状樹脂を塗布したシート上にウェーハを載置し、押圧パッドに対向するステージ上にウェーハを搬送する。そして、ウェーハ貼着装置は、ステージ上でウェーハを吸着保持した状態で、押圧パッドによりウェーハをシートに押し付けることで、ウェーハの片面に液状樹脂を均一に押し広げている。
特開2009−148866号公報
このようなウェーハ貼着装置では、加工前のウェーハの搬入から加工後のシート付きのウェーハの搬出までの一連の作業のさらなる効率化が求められている。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、液状樹脂によってシートが貼着されたウェーハを効率よく生産することができるウェーハ貼着装置を提供することを目的とする。
本発明のウェーハ貼着装置は、シートの上面に供給された液状樹脂の上からウェーハを押圧しシートに液状樹脂を介してウェーハを貼着するウェーハ貼着装置であって、シートを上面に保持するステージと、該ステージ上に保持されたシート上に該液状樹脂を供給する樹脂供給手段と、該シート上の供給された該液状樹脂の上からウェーハを押圧する押圧手段と、該ステージ上からウェーハの搬送を行うウェーハ搬送手段とを少なくとも有し、該ステージは、該シートを保持する第一の保持面と、周囲を該第一の保持面に囲まれ該第一の保持面よりも凹んだ第二の保持面と、該第一の保持面から該第二の保持面に至る側面と、該第一の保持面に開口した該シートを吸引する第一の吸引口と、少なくとも該第二の保持面もしくは該側面の一方に開口した第二の吸引口と、該第一の吸引口に開閉バルブを介して連通した負圧生成源と、該第二の吸引口に連結した分岐配管のそれぞれに開閉バルブを介して連通した負圧生成源及び圧縮エア供給源と、開閉バルブの開閉タイミングを制御する制御手段とを備え、該ウェーハ搬送手段は、該シートに該液状樹脂を介して貼着されたウェーハの上面を吸引保持するウェーハ吸引パッドと、該ウェーハ吸引パッドの外周に配設され該シートを吸引保持するためのシート吸引パッドと、該ウェーハ吸引パッド及び該シート吸引パッドを鉛直方向及び水平方向に移動させる移動部と、を備え、該シートを該ステージに載置する際には、該制御手段は、該第一の吸引口及び該第二の吸引口を該負圧生成源に連通させ、該シートの外周を該第一の保持面に吸引保持すると共に該シートと該第二の保持面と該側面とに囲まれた空間の空気を吸引し該シートの中央を該第二の保持面に吸引保持し、該ウェーハ搬送手段により該シートに該液状樹脂を介して貼着されたウェーハを該ステージ上から搬送する際には、該制御手段は、該第二の吸引口を該負圧生成源から圧縮エア供給源に連通させるように切り替え、該シートの外周は該第一の保持面に吸引保持されたまま該シートに貼着されたウェーハが圧縮エアにより該第二の保持面から浮き上がった状態で、該ウェーハ搬送手段の該ウェーハ吸引パッドによりウェーハが吸引保持されると共に該シート吸引パッドにより該シートが吸引保持されること、を特徴とする。
この構成によれば、シートをステージに載置する際には、第一の保持面にシートの外周が保持されたまま、シートと側面と第二の保持面とに囲まれた空間から第二の吸引口によって空気が吸引されることで、第二の保持面にシートの中央が保持される。このとき、シートは、弾性を有しているため、第一の保持面と第二の保持面との段差によって、しわを消すように引き伸ばされつつ第二の保持面に沿って貼り付けられる。このため、第二の保持面にシートが密着され、シートに対してウェーハを良好に貼着することができる。また、ステージ上からシート付きのウェーハを搬出する際には、第一の保持面にシートの外周が保持されたまま、第二の吸引口から圧縮エアが供給されることで、第二の保持面からシートが浮き上がる。この状態で、ウェーハ吸引パッドによってウェーハが保持される共に、シート吸引パッドによってシートが保持される。このため、ステージ上面に気密に貼り付けられたシートを、ステージ上面から容易に剥がすことができる。このようにして、ウェーハの搬入から搬出までの一連の作業の効率化を図ることができる。
本発明によれば、ステージ上に気密に貼り付いたシート付きのウェーハの搬出にかかる時間を短くして、ウェーハの搬入から搬出までの一連の作業の効率化を図ることができる。
本実施の形態に係るウェーハ貼着装置の斜視図である。 本実施の形態に係るステージの模式図である。 本実施の形態に係るシートの貼り付け動作の説明図である。 本実施の形態に係るシート付きのウェーハの搬出動作の説明図である。
以下、本実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係るウェーハ貼着装置の斜視図である。なお、本実施の形態に係るウェーハ貼着装置は、図1に示す構成に限定されない。ウェーハ貼着装置は、シートに液状樹脂を介してウェーハを貼着するものであれば、どのような構成を有していてもよい。なお、図1においては、説明の便宜上、ウェーハ貼着装置の外部筐体を破線で示している。
図1に示すように、ウェーハ貼着装置1は、ウェーハWの下面に液状樹脂が塗布されたシートSを貼着するように構成されている。このウェーハ貼着装置1は、ステージ602に吸着保持されたシートSに液状樹脂を供給し、ステージ602の上方にて押圧手段604に保持されたウェーハWをシートSに対して上方から押し付けるように動作する。ウェーハ貼着装置1は、シートSに対してウェーハWを押し付けることで、ウェーハWの下面の全域に液状樹脂を行き渡らせている。
ウェーハWは、デバイスパターンが形成される前のものであり、円柱状のインゴットをワイヤソーで切断することにより得られる。ウェーハWは、カセット4に収容された状態でウェーハ貼着装置1に搬入される。なお、ウェーハWは、シリコンウェーハ(Si)、ガリウムヒソ(GaAs)、シリコンカーバイド(SiC)等のウェーハに限定されるものではない。例えば、セラミック、ガラス、サファイヤ(Al23)系の無機材料基板、板状金属や樹脂の延性材料、ミクロンオーダーからサブミクロンオーダの平坦度(TTV: total thickness variation)が要求される各種加工材料をウェーハとしてもよい。なお、ここでいう平坦度とは、ウェーハWの被研削面を基準面として厚み方向を測定した高さのうち、最大値と最小値との差を示している。また、シートSは、例えば、ポリエチレンテレフタラート等の弾性を有する柔らかい材料であればよい。
ウェーハ貼着装置1は、X軸方向に延在する直方体状の外部筐体2を有している。外部筐体2の後端部には、左右一対の収容部屋102を上下2段に形成したカセット収容手段100が設けられている。上段の収容部屋102には、加工前のウェーハWを収容する搬入側のカセット4が載置される。下段の収容部屋102には、シートS付きのウェーハWを収容する搬出側のカセット5が載置される。外部筐体2内において、カセット収容手段100の前方には、カセット4、5に対してウェーハWの搬入及び搬出を行うウェーハ搬入搬出手段200が設けられている。
ウェーハ搬入搬出手段200の前方空間は、コラム部605の背面に支持されたベース台3により上下に分けられている。ベース台3の上面には、加工前のウェーハWの位置及び向きを検出するウェーハ検出手段400が設けられている。ベース台3の下面には、ウェーハWに貼着されたシートSをウェーハWの外形に沿って切断するシート切断手段500が設けられている。ウェーハ搬入搬出手段200は、加工前のウェーハWを上段のカセット4内からウェーハ検出手段400に搬送し、シートS付きのウェーハWをシート切断手段500から下段のカセット5内に搬送する。
ウェーハ検出手段400及びシート切断手段500の前方には、シートSに対して液状樹脂を介してウェーハWを貼着する貼着装置600が設けられている。貼着装置600は、シートSを吸着保持するステージ602と、ステージ602の上方においてウェーハWを吸着保持する押圧手段604とを有している。ステージ602の近傍には、ステージ602上のシートSに対して光硬化性の液状樹脂を供給する樹脂供給手段603が設けられている。貼着装置600は、液状樹脂が供給されたシートSに対し、ウェーハWを保持した押圧手段604を近付けることで貼着動作する。また、貼着装置600の基台601内には、ステージ602を介して液状樹脂に光を照射する発光部668が設けられている。
ウェーハ検出手段400及びシート切断手段500の側方には、ウェーハ検出手段400と貼着装置600との間、及び貼着装置600とシート切断手段500との間でウェーハWを搬送するウェーハ搬送手段300が設けられている。ウェーハ搬送手段300は、加工前のウェーハWをウェーハ検出手段400からステージ602に搬送し、シートS付きのウェーハWをステージ602からシート切断手段500に搬送する。貼着装置600の前方には、貼着装置600に対してシートSを供給するシート供給手段700が設けられている。シート供給手段700は、ロールシートRから繰り出されたシートSを所定長で切断する。
シート供給手段700の側方には、シート供給手段700からのシートSを貼着装置600に搬送するシート搬送手段800が設けられている。シート搬送手段800は、シート供給手段700において所定長で切断されたシートSを保持して、ステージ602上に搬送する。また、外部筐体2には、ウェーハ貼着装置1の各部を統括制御する制御手段6が設けられている。制御手段6は、ウェーハ貼着装置1の各種処理を実行するプロセッサや、メモリ等により構成されている。メモリは、用途に応じてROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の一つ又は複数の記憶媒体で構成される。
以下、ウェーハ貼着装置を構成する各部分について説明する。カセット収容手段100は、ウェーハ貼着装置1に対する搬入口及び搬出口として動作する。カセット収容手段100の各収容部屋102には、装置外側の出入口を開閉するスライド式の外部ドア(不図示)と、装置内側の出入口を開閉するスライド式の内部ドア107とが設けられている。各収容部屋102では、外部ドア及び内部ドア107のいずれか一方が開状態の場合に、いずれか他方が閉状態でロックされる。
ウェーハ搬入搬出手段200は、外部筐体2の底壁部に配置されたY軸方向に平行な一対のガイドレール201上に支持され、ボールねじ式の移動機構によりY軸方向に移動可能に構成されている。また、ウェーハ搬入搬出手段200は、上下方向に移動可能な支持台202と、支持台202上に設けられた多節リンク機構203と、多節リンク機構203の先端に設けられたウェーハ保持部204とを有している。ウェーハ搬入搬出手段200は、ボールねじ式の移動機構、支持台202、多節リンク機構203の駆動が制御されることにより、搬入側のカセット4とウェーハ検出手段400との間、シート切断手段500と搬出側のカセット5との間でウェーハWを搬送する。
ウェーハ検出手段400は、ウェーハ搬入搬出手段200によりウェーハWが仮置きされる小径の仮置きテーブル401と、仮置きテーブル401上のウェーハWを撮像する撮像部402とを有している。撮像部402は、L字状のアーム部403を介して仮置きテーブル401の上方に支持され、仮置きテーブル401上のウェーハW全体を撮像範囲に収めるように配置されている。撮像部402は、ウェーハWの外形を読み取り、ウェーハWの画像データを制御手段6に出力する。制御手段6は、ウェーハWの水平方向における向きや中心位置を算出する。
ウェーハ搬送手段300は、外部筐体2の底壁部に配置されたX軸方向に平行な一対のガイドレール301上に支持され、ボールねじ式の移動機構によりX軸方向に移動可能に構成されている。また、ウェーハ搬送手段300は、上下方向に移動可能な支持台302、支持台302上に設けられた旋回アーム303、旋回アーム303の先端に設けられたウェーハ保持部304を有している。ウェーハ保持部304には、後述するウェーハ吸引パッド312及びシート吸引パッド313が設けられている(図4C参照)。ウェーハ吸引パッド312及びシート吸引パッド313は、ボールねじ式の移動機構、支持台302、旋回アーム303からなる移動部の駆動が制御されることにより、水平方向及び鉛直方向に移動される。このような構成により、ウェーハ搬送手段300は、ウェーハ検出手段400とステージ602との間、ステージ602とシート切断手段500との間でウェーハWを搬送する。
シート切断手段500は、ベース台3の下部に取り付けられた回転台501と、回転台501の外周面から外方に突出したカッター502とを有している。回転台501は、Z軸回りに回転可能、かつZ軸方向に移動可能に形成されている。カッター502は、ウェーハWの外形寸法に合わせて、刃の位置が調整されている。シート切断手段500は、下方に配置されたシートS付きのウェーハWに対して、回転台501のZ軸方向の移動によりシートSに対する切り込み深さを調整し、回転台501の回転によりシートSをウェーハWの外形に沿って切断する。
貼着装置600は、略直方体状の基台601を有している。基台601上面の略前半部には、シートSを吸着保持するステージ602が設置されている。ステージ602は、石英ガラス等の透光性材料によって円板状に形成されている。ステージ602の上面中央には、上面視円形状の凹部651が形成されている。ステージ602は、この凹部651の段差を利用して、シートSのしわを消すように引き伸ばしつつ吸着する。ステージ602の近傍には、シートS上面に液状樹脂を供給する樹脂供給手段603が設けられている。
樹脂供給手段603は、貼着装置600の動作に合わせて、基台601上面においてシートSの中央位置と、中央位置から退避した退避位置との間で旋回可能に取り付けられている。液状樹脂としては、紫外線硬化性樹脂等の光硬化性樹脂が用いられ、例えば、50〜30000[MPa]程度の粘度を有する樹脂が選択される。樹脂供給手段603は、基台601内に設けられた不図示の樹脂タンクに接続されており、樹脂タンクから汲み上げられた液状樹脂をシートS上面に供給する。
基台601上面の略後半部には、ステージ602の上方に押圧手段604を支持するコラム部605が立設されている。コラム部605の前面には、押圧手段604をステージ602に対して接近及び離反させる移動部606が設けられている。移動部606は、Z軸方向に平行な一対のガイドレール611と、一対のガイドレール611にスライド可能に設置されたZ軸テーブル612とを有している。Z軸テーブル612は、ボールねじ式の移動機構によりZ軸方向に移動可能に構成されている。Z軸テーブル612の前面には、支持部613を介して押圧手段604が支持されている。
押圧手段604は、ウェーハWを吸着可能に構成されている。貼着装置600は、押圧手段604に保持したウェーハWを、液状樹脂が供給されたシートSに押し付けるように動作する。すなわち、押圧手段604がウェーハWを保持する保持面は、シートSに対してウェーハWを押圧する押圧面となっている。このとき、貼着装置600は、液状樹脂から押圧手段604の押圧面に作用する圧力の変化を測定している。押圧面に作用する圧力は、液状樹脂がウェーハWの外縁に向かって押し広げられるのに伴って増加し、ウェーハWの外縁から食み出ると低下し始める。貼着装置600は、この特性を利用して、押圧力の変化に応じて移動部606の駆動量を調整することで、液状樹脂をウェーハWの外縁まで行き渡らせている。
本実施の形態に係る貼着装置600では、液状樹脂の圧力の変化に応じて押圧手段604の押し込み量が調整されるため、ウェーハWやシートSの寸法誤差、樹脂の塗布量の誤差等によって液状樹脂の塗布範囲がばらつくことがない。基台601内には、ステージ602に向かって紫外光等の光を照射する発光部668が設置されている。発光部668は、ステージ602を介して照射した光により液状樹脂を硬化させることで、ウェーハWとシートSとの間に樹脂膜を形成する。発光部668による照射は、押圧手段604による押し付け動作の完了後、すなわち、押圧手段604がウェーハWから離れた後に実施される。このため、ウェーハWに内部応力を残留させずにウェーハWに対して樹脂膜を形成することができる。
シート供給手段700は、ロールシートRからシートSを引き出すシート引き出し部701と、引き出されたシートを所定長で切断するカット部702とを有している。シート引き出し部701は、ロールシートRに近付いてシートSの前端を把持し、シートSの前端を把持した状態でロールシートRから離間して、ロールシートRからシートSを引き出す。ロールシートRからシートSが引き出されると、シート搬送手段800によりシートSが保持される。カット部702は、シート搬送手段800によりシートSが保持された状態で、引き出し方向に直交する幅方向でシートSを切断する。
シート搬送手段800は、外部筐体2の底壁部に配置された基台801内から突出した搬送アーム部802と、搬送アーム部802の先端に設けられたシート保持部803とを有している。搬送アーム部802は、基台801内に設けられた不図示の移動機構によりX軸方向及びZ軸方向に移動可能に構成されている。シート保持部803は、上面視矩形状に形成されており、シートSを保持する保持面を有している。シート搬送手段800は、基台801内の移動機構によりシート供給手段700とステージ602との間でシートSを搬送する。
図2を参照して、ステージについて詳細に説明する。図2は、本実施の形態に係るステージの模式図である。なお、図2Aがステージの上面模式図、図2Bが図2AのB1−B1断面図である。
図2に示すように、ステージ602は、透光性材料により円板状に形成されており、上面の外周領域を除いて中央領域に凹部651が設けられている。ステージ602上面は、凹部651によって段状に形成され、外周領域に第一の保持面652、凹部651の内底面に第二の保持面653、凹部651の内周面に第一の保持面652から第二の保持面653に至る側面654がそれぞれ形成される。第一の保持面652には、シートSの外周領域を吸引保持する2つの第一の吸引口655が同心円状に形成されている。第二の保持面653と側面654との角部には、シートSの中央領域を吸引する環状の第二の吸引口656が形成されている。
第一の吸引口655は、ステージ602の内外に設けられた流路を通じて負圧生成源661に接続される。第二の吸引口656は、ステージ602の内外に設けられた流路を通じて分岐配管663に連結し、分岐配管663を介して負圧生成源661及び圧縮エア供給源662に接続される。第一の吸引口655は、開閉バルブ664を介して負圧生成源661に連通されている。第二の吸引口656に連結した分岐配管663は、開閉バルブ665を介して負圧生成源661に連通され、開閉バルブ666を介して圧縮エア供給源662に連通されている。開閉バルブ664、665、666は、それぞれ制御手段6により開閉タイミングが制御されている。
ステージ602上にシートSを載置する際には、第一の吸引口655の吸引によって第一の保持面652にシートSの外周領域が吸引保持される。これにより、シートSと第二の保持面653と側面654とによって閉空間657が形成される。第二の吸引口656によって、この閉空間657からエアを吸引されることでシートSが、第一の保持面652よりも凹んだ第二の保持面653に貼り付けられる。このとき、シートSは、第一の保持面652と第二の保持面653との段差によって引き伸ばされつつ第二の保持面653に沿って密着される。第二の保持面653は、第二の吸引口656が形成された外周縁を除いて平坦に形成されているため、シートSに対する密着性が高められると共に、ステージ602の下方に設けられた発光部668(図1参照)から照射される光の錯乱を無くすことができる。よって、シートSに対してウェーハWを良好に貼着することができる。
また、ステージ602上からシートSを剥がす際には、シートSの外周領域が第一の保持面652に保持された状態で、第二の吸引口656から閉空間657に圧縮エアが送り込まれる。これにより、シートSの中央領域が第二の保持面653から浮き上がり、第二の保持面653からシートSが離間される。このように、本実施の形態に係るステージ602は、シートSを第二の保持面653に対して気密に貼り付けると共に、第二の保持面653に気密に貼り付けられたシートSを容易に剥がすことができる。
図3を参照して、シート保持部及びシートの貼り付け動作について説明する。図3は、本実施の形態に係るシートの貼り付け動作の説明図である。
図3Aに示すように、シート保持部803には、下面の外周領域を除いて中央領域に凹部811が形成されている。シート保持部803の下面の外周領域は、保持面812となっており、シートSの外周領域を吸引保持する吸引口813が形成されている。吸引口813は、シート保持部803の内外に設けられた流路を通じて負圧生成源(不図示)に接続される。凹部811には、伸縮材により形成された膨張膜(膨張部)814が取り付けられている。膨張膜814は、凹部811の内底面に対して僅かに隙間を空けて取り付けられる。凹部811の内底面には、膨張膜814の中央部分に向けて圧縮エアを供給する供給口816が形成されている。供給口816は、シート保持部803の内外に設けられた流路を通じて圧縮エア供給源(不図示)に接続される。膨張膜814は、供給口816を介して圧縮エアが供給されることで、中央部分から膨らみ始めてドーム状に膨張するように構成されている。
続いて、シートSの貼り付け動作について説明する。図3Aに示すように、シート保持部803は、シートSをステージ602の上方に位置付ける。この場合、シートSは、保持面812に外周領域を保持された状態で搬送される。シート保持部803は、シートSを保持した状態で下方に移動し、ステージ602の第一の保持面652上にシートSを載置する。
次に、図3Bに示すように、シートSが第一の保持面652に載置されると、制御手段6によって開閉バルブ664が開かれて、第一の吸引口655が負圧生成源661に連通される。これにより、第一の吸引口655によって第一の保持面652にシートSの外周領域が吸着される。このとき、シートSと第二の保持面653と側面654とによって閉空間657が形成される。
次に、図3Cに示すように、ステージ602の第一の保持面652にシートSの外周領域が吸着されると、シート保持部803が吸引口813によるシートSの保持を解除する。そして、シート保持部803が供給口816から膨張膜814に向けて圧縮エアを供給し、膨張膜814をドーム状に膨らませる。これにより、シートSの中央領域が、ステージ602の第二の保持面653に押し付けられる。
次に、図3Dに示すように、制御手段6によって開閉バルブ665が開かれて、第二の吸引口656が負圧生成源661に連通される。これにより、第二の吸引口656によって閉空間657からエアが吸引され、シートSが第二の保持面653に貼り付けられる。このとき、シートSは、凹部651の段差によってしわが引き伸ばされつつ、中央領域から外側に向かって気泡を押し出すようにして押し広げられる。シートSは、押し出された気泡が第二の吸引口656により吸引されることで、内側から外側に向って徐々に第二の保持面653に密着される。このため、シートSとステージ602との間に気泡が入り込むことが抑制される。ステージ602にシートSが貼り付けられると、ステージ602上からシート保持部803が離れ、シートSに対して貼着装置600(図1参照)による貼着動作が実施される。
図4を参照して、ウェーハ保持部及びシート付きのウェーハの搬出動作について説明する。図4は、本実施の形態に係るシート付きのウェーハの搬出動作の説明図である。
図4Cに示すように、ウェーハ保持部304は、ベース部311の中央に設けられたウェーハ吸引パッド312と、ウェーハ吸引パッド312の周囲に設けられた複数のシート吸引パッド313とを有している。ウェーハ吸引パッド312及びシート吸引パッド313は、それぞれ軸部321、322とパッド部323、324とで構成されている。ウェーハ吸引パッド312及びシート吸引パッド313の軸部321、322は、それぞれベース部311に形成された貫通孔にスライド可能に挿通されており、上端部325、326によりベース部311に対して抜け止めされている。また、軸部321、322には、ベース部311とパッド部323、324との間に緩衝ばね327、328が装着されている。また、ウェーハ吸引パッド312及びシート吸引パッド313は、配管等を通じて負圧生成源(不図示)に接続されている。
続いて、シートS付きのウェーハWの搬出動作について説明する。図4Aに示すように、ウェーハWの貼着動作の直後は、制御手段6によって開閉バルブ664、665が開かれており、第一、第二の吸引口655、656が負圧生成源661に連通されている。また、制御手段6によって開閉バルブ666が閉じられており、第二の吸引口656が圧縮エア供給源662から遮断されている。この状態では、シートSが第一の保持面652及び第二の保持面653に気密に保持されている。
次に、図4Bに示すように、制御手段6によって開閉バルブ665が閉じられて、第二の吸引口656が負圧生成源661から遮断される。同時に、制御手段6によって開閉バルブ666が開かれて、第二の吸引口656が圧縮エア供給源662に連通される。このとき、開閉バルブ664は開かれた状態で維持され、第一の保持面652によってシートSの外周領域が吸引保持されている。このような制御により、圧縮エア供給源662から第二の吸引口656を介して閉空間657に圧縮エアが供給され、シートSの中央領域に貼着されたウェーハWが第二の保持面653から浮き上がる。
次に、図4Cに示すように、ウェーハ保持部304がステージ602上のウェーハWに近付けられる。そして、ウェーハ吸引パッド312によって、第二の保持面653から浮き上がったウェーハWが吸引保持され、複数のシート吸引パッド313によって、第一の保持面652上のシートSの外周領域が吸引保持される。このとき、ウェーハ吸引パッド312は、ベース部311に対して上下にスライド可能に支持されているため、ウェーハWをステージ602に向けて強く押し込むことがない。よって、ウェーハ吸引パッド312がウェーハWを吸引保持する際であっても、ウェーハWが第二の保持面653から浮いた状態を保つことができる。
次に、図4Dに示すように、制御手段6によって開閉バルブ664が閉じられて、第一の吸引口655が負圧生成源661から遮断される。そして、ウェーハ保持部304によってステージ602上からシートS付きのウェーハWが搬出される。このように、ステージ602上にシートSが気密に貼り付けられている場合であっても、圧縮エアによってシートSの裏面と第二の保持面653とが引き離されることで、ステージ602上からシートS付きのウェーハWを効率的に搬出することができる。
ここで、図1を参照して、ウェーハ貼着装置1による全体的な動作の流れについて説明する。先ず、オペレータによってカセット収容手段100に搬入側のカセット4が収容されると、ウェーハ搬入搬出手段200により搬入側のカセット4から加工前のウェーハWが取り出され、仮置きテーブル401に仮置きされる。このとき、外部ドア(不図示)及び内部ドア107のいずれか一方が開状態の場合には、いずれか他方が閉状態でロックされ、オペレータの作業の安全性が確保されている。
仮置きテーブル401上のウェーハWは、撮像部402により撮像され、制御手段6において水平方向における向きや中心位置が算出される。撮像後のウェーハWは、算出された向きや中心位置に基づいてウェーハ搬送手段300によって貼着装置600へ搬送され、押圧手段604によってステージ602の上方で保持される。一方、ウェーハWの貼着装置600への搬送に並行して、シート供給手段700によりロールシートRからシートSが引き出される。
シート供給手段700により引き出されたシートSは、所定長で切断されてシート搬送手段800によりステージ602上に搬送される。このとき、ステージ602上に搬送されたシートSはステージ602に対して気密に貼り付けられる。ステージ602の上のシートSは、中央部分に樹脂供給手段603から液状樹脂が供給される。そして、貼着装置600に対してシートS及びウェーハWが搬送されると、液状樹脂が供給されたシートSに対して押圧手段604に保持されたウェーハWが押し付けられる。これにより、液状樹脂がウェーハWの外縁まで行き渡る。
シートSに対するウェーハWの押し付けが完了すると、発光部668からの光の照射により液状樹脂が硬化され、ウェーハWとシートSとの間に樹脂膜が形成される。シートS付きのウェーハWは、ウェーハ搬送手段300によりステージ602から取り出され、シート切断手段500の下方に配置される。このとき、圧縮エアの供給によってステージ602上からシートSが引き離され、ウェーハ搬送手段300によってステージ602からシートS付きのウェーハWを容易に搬出可能となっている。そして、シートS付きのウェーハWは、シート切断手段500においてウェーハWの外形に沿って余分なシートSが取り除かれ、ウェーハ搬入搬出手段200によりシート切断手段500から搬出側のカセット5に押し込まれる。
以上のように、本実施の形態に係るウェーハ貼着装置1によれば、シートSをステージ602に載置する際には、第一の保持面652にシートSの外周領域が保持されたまま、シートSと側面654と第二の保持面653とに囲まれた閉空間657から第二の吸引口656によって空気が吸引されることで、第二の保持面653にシートSの中央領域が保持される。このとき、シートSは、弾性を有しているため、第一の保持面652と第二の保持面653との段差によって、しわを消すように引き伸ばされつつ第二の保持面653に沿って貼り付けられる。このため、第二の保持面653にシートSが密着され、シートSに対してウェーハWを良好に貼着することができる。また、シートS付きのウェーハWをステージ602から搬出する際には、第一の保持面652にシートSの外周領域が保持されたまま、第二の吸引口656から圧縮エアが供給されることで、第二の保持面653からシートSが浮き上がる。この状態で、ウェーハ吸引パッド312によってウェーハWが保持される共に、シート吸引パッド313によってシートSが保持される。このため、ステージ602上面に気密に貼り付けられたシートSを、ステージ602上面から容易に剥がすことができる。このようにして、ウェーハWの搬入から搬出までの一連の作業の効率化を図ることができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、本実施の形態では、シート保持部803に膨張膜814が取り付けられる構成としたが、この構成に限定されない。ステージ602の第二の保持面653にシートSが気密に保持されれば、シート保持部803に膨張膜814が設けられなくてもよい。
また、本実施の形態では、シートSが第二の吸引口656により第二の保持面653に吸着保持されるが、これに限定されない。第二の保持面653は、シートSの中央領域を吸着保持する構成であればよく、例えば、第二の保持面653と側面654との角部に形成された複数の孔により構成されてもよい。
また、本実施の形態では、第二の保持面653と側面654との角部に第二の吸引口656を形成したが、これに限定されない。第二の吸引口656は、少なくとも第二の保持面653及び側面654の一方に形成されていればよい。
また、本実施の形態では、第一、第二の吸引口655、656とが同一の負圧生成源661に接続される構成としたが、この構成に限定されない。第一、第二の吸引口655、656は、異なる負圧生成源、すなわち第一、第二の負圧生成源に接続されてもよい。
以上説明したように、本発明は、液状樹脂によってシートが貼着されたウェーハを効率よく生産することができるという効果を有し、特に、ウェーハメイキング工程においてシートに液状樹脂を介して半導体ウェーハを貼着するウェーハ貼着装置に有用である。
1 ウェーハ貼着装置
6 制御手段
300 ウェーハ搬送手段
301 ガイドレール
304 ウェーハ保持部
312 ウェーハ吸引パッド
313 シート吸引パッド
600 貼着装置
602 ステージ
603 樹脂供給手段
604 押圧手段
651 凹部
652 第一の保持面
653 第二の保持面
654 側面
655 第一の吸引口
656 第二の吸引口
657 閉空間
661 負圧生成源
662 圧縮エア供給源
663 分岐配管
664、665、666 開閉バルブ

Claims (1)

  1. シートの上面に供給された液状樹脂の上からウェーハを押圧しシートに液状樹脂を介してウェーハを貼着するウェーハ貼着装置であって、
    シートを上面に保持するステージと、該ステージ上に保持されたシート上に該液状樹脂を供給する樹脂供給手段と、該シート上の供給された該液状樹脂の上からウェーハを押圧する押圧手段と、該ステージ上からウェーハの搬送を行うウェーハ搬送手段とを少なくとも有し、
    該ステージは、該シートを保持する第一の保持面と、周囲を該第一の保持面に囲まれ該第一の保持面よりも凹んだ第二の保持面と、該第一の保持面から該第二の保持面に至る側面と、
    該第一の保持面に開口した該シートを吸引する第一の吸引口と、少なくとも該第二の保持面もしくは該側面の一方に開口した第二の吸引口と、該第一の吸引口に開閉バルブを介して連通した負圧生成源と、該第二の吸引口に連結した分岐配管のそれぞれに開閉バルブを介して連通した負圧生成源及び圧縮エア供給源と、開閉バルブの開閉タイミングを制御する制御手段とを備え、
    該ウェーハ搬送手段は、該シートに該液状樹脂を介して貼着されたウェーハの上面を吸引保持するウェーハ吸引パッドと、該ウェーハ吸引パッドの外周に配設され該シートを吸引保持するためのシート吸引パッドと、該ウェーハ吸引パッド及び該シート吸引パッドを鉛直方向及び水平方向に移動させる移動部と、を備え、
    該シートを該ステージに載置する際には、該制御手段は、該第一の吸引口及び該第二の吸引口を該負圧生成源に連通させ、該シートの外周を該第一の保持面に吸引保持すると共に該シートと該第二の保持面と該側面とに囲まれた空間の空気を吸引し該シートの中央を該第二の保持面に吸引保持し、
    該ウェーハ搬送手段により該シートに該液状樹脂を介して貼着されたウェーハを該ステージ上から搬送する際には、該制御手段は、該第二の吸引口を該負圧生成源から圧縮エア供給源に連通させるように切り替え、該シートの外周は該第一の保持面に吸引保持されたまま該シートに貼着されたウェーハが圧縮エアにより該第二の保持面から浮き上がった状態で、該ウェーハ搬送手段の該ウェーハ吸引パッドによりウェーハが吸引保持されると共に該シート吸引パッドにより該シートが吸引保持されること、
    を特徴とするウェーハ貼着装置。
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