JP2014032212A - 多焦点眼用レンズ - Google Patents

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Abstract

【課題】中年齢者から高齢者と幅広い年齢層への処方に対応するハイブリット型の多焦点眼用レンズを提供すること。
【解決手段】光軸を含む中央部に形成された回折面構造と、中央部を囲う周囲部に形成された屈折面構造と少なくとも一面に有する多焦点眼用レンズにおいて、入射光束を分割して遠方視側集光点と近方視側集光点にそれぞれ集光する回折作用を回折面構造に付与し、屈折面構造を曲率の異なる複数の屈折面領域で構成し、複数の屈折面領域が中央部を囲う円環形状を有し、最も中央部側の屈折面領域に、入射光束を遠方視側集光点に集光する遠方度数を付与する。
【選択図】図4

Description

本発明は、眼に処方する遠近両用の多焦点眼用レンズに関する。
白内障の治療を目的として、混濁した水晶体を摘出して眼内レンズ(Intraocular Lens, IOL)を挿入する手術が普及している。この種の手術において、水晶体の摘出によって失われる調整力を補う場合は、多焦点眼内レンズを挿入する。多焦点眼内レンズには、遠方度数又は近方度数をエリア毎に付与した屈折型や、遠方度数と近方度数に配分する回折構造型があり、集光点が光軸方向に複数(遠方視、近方視)に分割されている。すなわち、多焦点眼内レンズは、レンズ装用者が日常生活を眼鏡無しで送れるように、遠方視と近方視の何れの集光点においても視力を確保するデザインとなっている。この種の多焦点眼内レンズの具体的構成例は、特許文献1〜3に記載されている。
特許文献1には、レンズ面が少なくとも5つの光学ゾーンに分割された屈折型多焦点レンズが記載されている。この種の屈折型多焦点眼内レンズは、主に近方視の見え方がレンズ装用者の瞳孔径に依存して大きく変わるという問題を抱えている。例えば特許文献1に記載の屈折型多焦点眼内レンズの装用者が晴天時に屋外にいる場合を考える。この場合、レンズ装用者の瞳孔径が絞られて、眼内レンズに入射する光束径が最大でも第2ゾーンの一部までに制限されると考えられる。レンズ装用者は、主に遠方視用の光学ゾーンしか利用できないため、近方視することが難しい。
特許文献2には、レンズの片面全面にブレーズ型の回折構造を形成した回折構造型多焦点眼内レンズが記載されている。回折構造型多焦点眼内レンズには、瞳孔径に依存して近方視や遠方視の見え方が変わるという問題が生じない。しかし、回折構造型多焦点眼内レンズは、コントラストが低下するという問題を抱えている。例えば特許文献2に記載の回折構造型多焦点眼内レンズは、入射光量の約80%を遠方度数と近方度数に配分し利用する。ところが、残りの約20%は、視野の広範囲に広がるノイズ(フレア)となり、コントラストを低下させる。特に、夜間等の暗所視において街灯や車のヘッドライト等の明るい光源が視野内にある場合は光源のフレアが視野全体に広がり、ホワイトアウトのような視界一面が真っ白で何も見えない状況になる虞がある。
特許文献3には、レンズの片面中央部にアポダイズ回折構造を形成し、該回折構造の周囲部に回折構造を持たない回折構造型多焦点眼内レンズが記載されている。特許文献3に記載の回折構造型多焦点眼内レンズでは、特許文献1に記載されている屈折型多焦点レンズのような瞳孔径が小さく絞られた際に近方視することが難しいという状況はレンズ中央部の回折構造の存在によって生じない。しかし、瞳孔径が大きくなる夜間で近方視が難しくなるという問題がある。すなわち、レンズの片面中央部の回折構造の周囲部は単純な屈折面形状であり、遠方度数のみを有している。そのため、暗所視におけるフレアの発生が抑えられ、瞳孔径が大きくなる夜間において遠方視は良好である。しかし、近方視は光量不足となるため、視力低下が大きくなる。
特許第3195386号公報 米国特許出願公開第2006/0098163号明細書 特開2008−43752号公報
本発明者は、特許文献3で想定される上記問題を解決すべく、レンズ中央部に形成された回折構造の周囲部に曲率の異なる2つ(遠方度数、近方度数)のゾーンを持つ屈折型構造を形成することを着想した。以下、説明の便宜上、回折構造の周囲部に屈折型構造を形成した眼内レンズをハイブリット型多焦点眼内レンズと記す。ハイブリット型多焦点眼内レンズは、瞳孔径が大きくなる夜間において遠方視と近方視の何れにおいても光量が確保されて良好な視界が保たれると考えられる。
しかし、ハイブリット型多焦点眼内レンズでは、回折構造と屈折型構造の配分を適切に設定しないと両者の利点が十分に生かせない虞がある。例えば回折構造の配分が大きすぎると視野の広範囲に広がるノイズが十分に抑えきれず、夜間の歩行や車の運転等に支障をきたす虞がある。そして、暗所視における最大瞳孔径は一般に年齢と共に小さくなり、例えば60代ではφ4mm程度まで、70代ではφ3mm程度までしか開かないといわれている。そのため、屈折型構造の配分が大きすぎると特に高齢者では多焦点化が不十分となり近方視が難しくなるという虞がある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは最大瞳孔径が比較的大きい中年齢者でも、最大瞳孔径が小さい高齢者であっても処方に適したハイブリット型の多焦点眼用レンズを提供することである。なお、本発明は眼内レンズに限らずコンタクトレンズ等の別形態の眼用のレンズにも適用することができる。そのため、上記においては多焦点「眼用」レンズと記している。
上記の課題を解決する本発明の一形態に係る多焦点眼用レンズは、光軸を含む中央部に形成された回折面構造と、中央部を囲う周囲部に形成された屈折面構造とを少なくとも一面に有している。回折面構造は、入射光束を分割して遠方視側集光点と近方視側集光点にそれぞれ集光する。屈折面構造は、曲率の異なる複数の屈折面領域を有している。複数の屈折面領域は、中央部を囲う円環形状を有している。最も中央部側の屈折面領域は、入射光束を遠方視側集光点に集光する遠方度数が付与されている。
本発明に係る多焦点眼用レンズによれば、中間的又は大きな瞳孔径においても遠方視及び近方視でバランス良く光量が確保されるため、中年齢から高齢の白内障患者等への処方に好適である。
本発明に係る多焦点眼用レンズは、瞳孔径によらず多焦点化をより確実に達成すると共にフレアによるコントラストの低下を抑えるため、中央部と周囲部との境界と光軸との距離をaと定義し、有効径をbと定義した場合、次の条件式(1)
0.29≦ a/b ≦0.50 (1)
を満たす構成としてもよい。
回折面構造は、例えば光軸を中心とした少なくとも1つの輪帯状の段差を有している。本発明に係る多焦点眼用レンズは、瞳孔径によらず多焦点化をより確実に達成すると共にフレアによるコントラストの低下を抑えるため、回折面構造の最も周囲部側に形成された段差と光軸との距離をa’と定義し、有効径をbと定義した場合、次の条件式(2)
0.25≦ a’/b ≦0.47 (2)
を満たす構成としてもよい。
本発明に係る多焦点眼用レンズは、瞳孔径に依存した遠方度数と近方度数の配分光量の変化と回折の影響による結像性能の劣化を共に抑えるため、各屈折面領域の幅をHと定義した場合、次の条件式(3)
0.040≦ H/b (3)
を満たす構成としてもよい。
本発明に係る多焦点眼用レンズは、瞳孔径に依存した遠方度数と近方度数の配分光量の変化を抑えるため、中央部から離れた屈折面領域ほど幅が広くなるように構成されてもよい。
本発明に係る多焦点眼用レンズは、少なくとも3つの屈折面領域を有した構成としてもよい。3つの屈折面領域は、例えば、中央部側から順に、遠方度数、入射光束を近方視側集光点に集光する近方度数、該遠方度数が付与されている。
本発明によれば、中年齢者から高齢者への処方に適したハイブリット型の多焦点眼用レンズが提供される。
本発明の実施形態(実施例1)のハイブリット型多焦点眼内レンズの概略構成を示すレンズ断面図である。 本発明の実施例1のハイブリット型多焦点眼内レンズの第一面の断面構造図、上面図である。 図2(a)に示す断面構造から遠方度数の曲率成分を差し引いて表現した断面構造図である。 本発明の実施例1のハイブリット型多焦点眼内レンズの遠方度数と近方度数の光量配分比を示す図である。 本発明の実施例2のハイブリット型多焦点眼内レンズの概略構成を示すレンズ断面図である。 本発明の実施例2のハイブリット型多焦点眼内レンズの第一面の断面構造図、上面図である。 図6(a)に示す断面構造から遠方度数の曲率成分を差し引いて表現した断面構造図である。 本発明の実施例2のハイブリット型多焦点眼内レンズの遠方度数と近方度数の光量配分比を示す図である。 本発明の実施例3のハイブリット型多焦点眼内レンズの概略構成を示すレンズ断面図である。 本発明の実施例3のハイブリット型多焦点眼内レンズの第一面の断面構造図、上面図である。 図10(a)に示す断面構造から遠方度数の曲率成分を差し引いて表現した断面構造図である。 本発明の実施例3のハイブリット型多焦点眼内レンズの遠方度数と近方度数の光量配分比を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態のハイブリット型多焦点眼内レンズについて説明する。
図1は、本発明の実施形態のハイブリット型多焦点眼内レンズ1の概略構成を示すレンズ断面図である。ハイブリット型多焦点眼内レンズ1は、外径ODを持ち、光軸AXを中心とした回転対称形状を有している。ハイブリット型多焦点眼内レンズ1の材料には、シリコーン、アクリル樹脂、Hydroxyethyl Methacrylate(HEMA)等が挙げられる。
ハイブリット型多焦点眼内レンズ1は、第一面R1、第二面R2を有している。ハイブリット型多焦点眼内レンズ1の装用時、第一面R1は物体側に位置し、第二面R2は像側に位置する。
第一面R1の中央部(光軸AXを中心とした円状領域)には、回折構造を持つ回折部DIFが形成されている。回折部DIFは、入射光束を分割して遠方視側集光点と近方視側集光点にそれぞれ集光する。回折部DIFの回折構造は、例えば鋸歯形状を有するブレーズ型回折構造であり、次の光路差関数φ(h)で表される。光路差関数φ(h)は、回折部DIFの回折レンズとしての機能を光軸からの高さhにおける光路長付加量の形で表現した関数であり、輪帯構造における各段差の設置位置を規定する。光路差関数φ(h)は、二次、四次、六次、・・・の光路差関数係数をそれぞれP、P、P、・・・と定義し、波長λの光の回折効率が最大となる回折次数をmと定義した場合に、次の式により表される。なお、本実施形態のハイブリット型多焦点眼内レンズ1は、1次の回折次数(m=1)を用いて近方視のための加入度数を付加し、1次回折光と遠方度数の0次回折光の回折効率をe線において一定範囲内にバランスさせるように設計されている。
φ(h)=(P2h2+P4h4+P6h6+P8h8+P10h10+P12h12)mλ
回折部DIFの周囲部(回折部DIFの最外周縁からハイブリット型多焦点眼内レンズ1の有効径の最外周縁までの領域)には、屈折部REFが形成されている。屈折部REFは、回折部DIFと同心の円環状の屈折面領域を複数有している。各屈折面領域は、互いに異なる曲率の屈折面を持ち、入射光束を遠方視側又は近方視側の何れか一方の集光点に集光する。
第二面R2は、球面である。第二面R2は、収差補正のため非球面としてもよい。
本件特許出願時の当該分野の技術常識に基づいて寸法を決定し設計されたハイブリット型多焦点眼内レンズ1を装用した場合、φ3〜4mm程度の中間的な瞳孔径では、屈折部REFの最も内側の屈折面領域(以下、便宜上、「最内屈折面領域」と記す。)まで物体光が入射すると考えられる。そこで、本実施形態のハイブリット型多焦点眼内レンズ1は、最内屈折面領域に遠方度数を付与している。中間的な瞳孔径では、回折部DIFを透過した光束に加えて最内屈折面領域を透過した光束も遠方視側集光点に集光する。遠方視で光量が近方視よりやや多め程度にバランスされるため、最大瞳孔径がφ3〜4mm程度の高齢の白内障患者等に処方した場合でも夜間の遠方視及び近方視が良好に保たれる。
ハイブリット型多焦点眼内レンズ1は、回折部DIFの直径(回折部DIFと屈折部REFとの境界と光軸AXとの距離)をaと定義し、有効径をbと定義した場合、次の条件式(1)
0.29≦ a/b ≦0.50 (1)
を満たす構成としてもよい。又は、回折部DIFの最も外側に形成された輪帯段差の直径(当該輪帯段差と光軸AXとの距離)をa’と定義した場合に、次の条件式(2)
0.25≦ a’/b ≦0.47 (2)
を満たす構成としてもよい。有効径bは、外径OD又は屈折部REFの最外周径とほぼ等しく、一般に眼内レンズの場合はφ6mm程度となる。
60代の高齢者は瞳孔径がφ2〜4mm程度しかなく、70代ではφ2〜3mm程度しかないといわれている。このような瞳孔径変化が小さい高齢者等の処方に対応するためには、この範囲で遠方視側及び近方視側の光量をバランスさせかつ瞳孔径による変化を小さく保つ多焦点化が求められる。一般的な若年者の最大瞳孔径φ7mmのときを有効径bとし、上記瞳孔径φ2〜4mmをaとした場合、
2/7<a/b<3/7 =0.29<a/b<0.43 (70代)
2/7<a/b<4/7 =0.29<a/b<0.57 (60代)
が成り立つ。
高齢者等の瞳孔径で多焦点化をより確実に達成するためには、回折部DIFを大径化するのが最も確実かつ簡易な解決方法である。そのため、近年、高齢者の白内障手術において多焦点眼内レンズを処方する場合、屈折型より回折構造型の多焦点眼内レンズを選択することが多い。しかし、回折部DIFの直径が大きいほどフレアによるコントラストの低下が目立つ。特に最大瞳孔径がφ4〜5mmの50〜60代の年齢層では、フレアの影響は決して小さくない。そこで、条件式(1)は、高齢者等の瞳孔径で多焦点化をより確実に達成すると共にフレアによるコントラストの低下を抑えるため、上記の通りに設定されている。条件式(2)は、条件式(1)の回折部DIFの直径aを輪帯段差の直径a’に置き換えただけであり、技術的思想としては条件式(1)と実質的に同じである。
条件式(1)又は(2)の上限を上回ると、フレアによるコントラストの低下が大きくなり視界不良を招く。条件式(1)又は(2)の下限を下回ると、小さい瞳孔径に対しても回折部DIFの面積が小さく、十分な多焦点効果が得られない。
ハイブリット型多焦点眼内レンズ1は、屈折部REFの各屈折面領域の幅をHn(nは2以上の自然数)と定義した場合、次の条件式(3)
0.040≦ Hn/b (3)
を満たす構成としてもよい。なお、以降においては、説明の便宜上、回折部DIFを「第1ゾーン」、最内屈折面領域を「第2ゾーン」、最内屈折面領域の外側の屈折面領域を内側の屈折面領域から順に「第3ゾーン」、「第4ゾーン」、・・・とも記す。条件式(3)においては、第2ゾーン、第3ゾーン、第4ゾーン・・・の各幅に符号H2、H3、H4が付される。
屈折部REFの各ゾーン幅が狭いほど瞳孔径に依存した遠方度数と近方度数の配分光量の変化が小さくなる点で有利である。しかし、ゾーン幅が狭いほど透過周波数特性がゾーンの直径で決まる特定の周波数により一層収束して、屈折面領域であっても回折の影響による結像性能の劣化が大きくなる。そこで、条件式(3)は、瞳孔径に依存した配分光量の変化と回折の影響による結像性能の劣化を共に抑えるため、上記の通りに設定されている。
条件式(3)の上限を上回ると、瞳孔径に依存した配分光量の変化が大きい。条件式(3)の下限を下回ると、回折の影響が急激に増加して結像性能が著しく劣化する。
ところで、瞳孔径に依存した配分光量比は、入射光束径の全面積を分母とし、その内側にある遠方度数又は近方度数のゾーンの面積を分子とした値で近似的に求められる。(但し、第1ゾーンは面積に回折効率を乗じた値とする。)この計算では、瞳孔径が大きくなるほど分母の値が大きくなる。そのため、分子の値を外側のゾーンほど大きくしなければ配分光量比の変化を一定範囲内に抑えることができない。そこで、ハイブリット型多焦点眼内レンズ1は、屈折部REFの外側のゾーンほどゾーン幅が大きくなるように構成されてもよい。
屈折部REFは、少なくとも3ゾーンを有した構成としてもよい。例えば遠方度数が付与された第2ゾーンの外側の第3ゾーンに近方度数を付与し、第3ゾーンの外側の第4ゾーンに遠方度数を付与してもよい。
次に、これまで説明したハイブリット型多焦点眼内レンズ1の具体的数値実施例を3例説明する。本発明の実施例1〜3のハイブリット型多焦点眼内レンズ1は、何れも第1〜4ゾーンを有している。第2、3、4ゾーンにはそれぞれ、遠方度数、近方度数、遠方度数が付与されている。第二面R2は球面である。水中における遠方度数は20Dptrに設定されている。
本実施例1のハイブリット型多焦点眼内レンズ1の概略的なレンズ断面図は、図1に示される通りである。本実施例1のハイブリット型多焦点眼内レンズ1の第一面R1の具体的数値構成は、表1に示される通りである。
Figure 2014032212
本実施例1のハイブリット型多焦点眼内レンズ1の第一面R1以外の具体的数値構成は、次に示される通りである。
第二面R2の曲率=−13.24
中心厚(光軸AX上の光学部材厚)D=0.70
e線に対する屈折率ne=1.49379
e線に対するアッベ数νe=57.69
有効径b=6.0
水中における近方度数=23.5Dptr
図2(a)、(b)はそれぞれ、本実施例1のハイブリット型多焦点眼内レンズ1の第一面R1の断面構造図、上面図を示す。図2(a)の縦軸はサグ量(単位:mm)を示し、横軸はレンズ半径(単位:mm)を示す。図2(b)の縦軸と横軸は互いに直交するレンズ半径(単位:mm)を示す。図2(b)中、第一面R1上の実線は第1ゾーンに形成された輪帯段差を示し、第一面R1上の二点差線は第1〜4の各ゾーンの境界を示す。
図3は、図2(a)に示す断面構造から遠方度数(=20Dptr)の曲率成分を差し引いて表現した断面構造図を示す。図3の縦軸はサグ量(単位:mm)を示し、横軸はレンズ半径(単位:mm)を示す。図3中、遠方度数の曲率成分が差し引かれた第1ゾーンには、近方度数に寄与する典型的な鋸歯形状が残る。第1ゾーンの破線で示される曲線は、第1ゾーンの微細形状のベースとなる曲率半径Rから遠方度数の曲率成分を差し引いた形状を示す。遠方度数が付与された第2、4ゾーンはパワーが差し引かれたため、平面化される。第3ゾーンは、近方度数から遠方度数を差し引いた加入度数を示す傾斜面となる。
図4は、本実施例1のハイブリット型多焦点眼内レンズ1のレンズ半径に応じた遠方度数と近方度数の光量配分比を示す。図4の縦軸は全光量に対する遠方度数又は近方度数の光量比(単位:%)を示し、横軸はレンズ径(単位:mm)を示す。図4中、遠方度数と近方度数の光量配分比が共に一定の領域が第1ゾーンに対応する。遠方度数の光量配分比が増加(別の側面によれば近方度数の光量配分比が減少)する領域が第2、4ゾーンに対応する。近方度数の光量配分比が増加(別の側面によれば遠方度数の光量配分比が減少)する領域が第3ゾーンに対応する。図4に示されるように、第1ゾーンの遠方度数と近方度数の光量配分比を加算すると80%程度である。残りの約20%は主にフレアである。本出願人は、光量配分比が30%を下回ると、視力が急激に低下することを見出した。そのため、第2〜4ゾーンの幅は、遠方度数と近方度数の光量配分比が何れも30〜60%の範囲にほぼ収まるように設定されている。
なお、実施例1の各図及び表についての説明は、以降の実施例で提示される各図及び表においても適用される。
図5は、本実施例2のハイブリット型多焦点眼内レンズ1の概略構成を示すレンズ断面図である。本実施例2のハイブリット型多焦点眼内レンズ1の第一面R1の具体的数値構成は、表2に示される通りである。
Figure 2014032212
本実施例2のハイブリット型多焦点眼内レンズ1の第一面R1以外の具体的数値構成は、次に示される通りである。本実施例2のハイブリット型多焦点眼内レンズ1は、本実施例1と比べて第1ゾーンの輪帯段差が狭いピッチで設けられると共に第3ゾーンの曲率が大きいため、近方度数が本実施例1よりも強い。
第二面R2の曲率=−13.24
中心厚(光軸AX上の光学部材厚)D=0.70
e線に対する屈折率ne=1.49379
e線に対するアッベ数νe=57.69
有効径b=6.0
水中における近方度数=24.5Dptr
図6(a)、(b)はそれぞれ、本実施例2のハイブリット型多焦点眼内レンズ1の第一面R1の断面構造図、上面図を示す。図7は、図6(a)に示す断面構造から遠方度数(=20Dptr)の曲率成分を差し引いて表現した断面構造図を示す。図8は、本実施例2のハイブリット型多焦点眼内レンズ1のレンズ半径に応じた遠方度数と近方度数の光量配分比を示す。
図9は、本実施例3のハイブリット型多焦点眼内レンズ1の概略構成を示すレンズ断面図である。本実施例3のハイブリット型多焦点眼内レンズ1の第一面R1の具体的数値構成は、表3に示される通りである。
Figure 2014032212
本実施例3のハイブリット型多焦点眼内レンズ1の第一面R1以外の具体的数値構成は、次に示される通りである。本実施例3のハイブリット型多焦点眼内レンズ1は、第1ゾーンで発生するフレアの抑制と暗所視等の瞳孔径が大きい状況での遠方視の確保の両方を重視した設計となっている。具体的には、本実施例3のハイブリット型多焦点眼内レンズ1は、本実施例1や2と比べて第1ゾーンが小さいと共に第4ゾーンの幅が広い。
第二面R2の曲率=−13.24
中心厚(光軸AX上の光学部材厚)D=0.70
e線に対する屈折率ne=1.49379
e線に対するアッベ数νe=57.69
有効径b=6.0
水中における近方度数=24.5Dptr
図10(a)、(b)はそれぞれ、本実施例3のハイブリット型多焦点眼内レンズ1の第一面R1の断面構造図、上面図を示す。図11は、図10(a)に示す断面構造から遠方度数(=20Dptr)の曲率成分を差し引いて表現した断面構造図を示す。図12は、本実施例3のハイブリット型多焦点眼内レンズ1のレンズ半径に応じた遠方度数と近方度数の光量配分比を示す。
(まとめ)
本実施例1〜3のハイブリット型多焦点眼内レンズ1は、図4、8、12に示されるように、φ3〜4mm程度の中間的な瞳孔径においても遠方視及び近方視で光量が適切に確保される。そのため、本実施例1〜3のハイブリット型多焦点眼内レンズ1は、高齢の白内障患者等への処方にも十分に対応可能である。また、φ3〜4mm付近に近方視の第3ゾーンを配置することで、最大瞳孔径が比較的大きい中年齢者における暗所視時においても遠方視及び近方視で光量が適切に確保される。さらに本実施例3においては、図10及び11に示されるように、中央回折部である第1ゾーンを必要最小限とすることにより、回折によるフレアが極めて小さく抑えられている。そのため、特に暗所視時でのコントラストが高く保たれている。
表4は、本実施例1〜3において条件式(1)〜(3)を適用したときに算出される値の一覧表である。表4に示されるように、本実施例1〜3のハイブリット型多焦点眼内レンズ1は、条件式(1)〜(3)を全て満たす。そのため、本実施例1〜3のハイブリット型多焦点眼内レンズ1は、中間的な瞳孔径での多焦点化が達成されると共にフレアによるコントラストの低下が抑えられている(条件式(1)又は(2)を満たすことによる効果)。本実施例1〜3のハイブリット型多焦点眼内レンズ1は、更に、瞳孔径に依存した配分光量の変化と屈折面領域における回折の影響による結像性能の劣化も同時に抑えられている(条件式(3)を満たすことによる効果)。
Figure 2014032212
以上が本発明の実施形態の説明である。本発明は、上記の構成に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲において様々な変形が可能である。例えば本実施形態のハイブリット型多焦点眼内レンズ1は、コンタクトレンズにも適用することができる。コンタクトレンズは、例えばメニスカス形状であり、物体側面又は像側面の少なくとも一方に第1〜4ゾーンに相当する領域を有する。
1 ハイブリット型多焦点眼内レンズ
DIF 回折部
REF 屈折部

Claims (6)

  1. 光軸を含む中央部に形成された回折面構造と、
    前記中央部を囲う周囲部に形成された屈折面構造と、
    を少なくとも一面に有し、
    前記回折面構造は、入射光束を分割して遠方視側集光点と近方視側集光点にそれぞれ集光し、
    前記屈折面構造は、曲率の異なる複数の屈折面領域を有し、
    前記複数の屈折面領域は、前記中央部を囲う円環形状を有し、
    最も前記中央部側の前記屈折面領域は、前記入射光束を前記遠方視側集光点に集光する遠方度数が付与されていることを特徴とする多焦点眼用レンズ。
  2. 前記中央部と前記周囲部との境界と前記光軸との距離をaと定義し、有効径をbと定義した場合、次の条件式(1)
    0.29≦ a/b ≦0.50 (1)
    を満たすことを特徴とする、請求項1に記載の多焦点眼用レンズ。
  3. 前記回折面構造は、前記光軸を中心とした少なくとも1つの輪帯状の段差を有し、
    前記回折面構造の最も前記周囲部側に形成された前記段差と前記光軸との距離をa’と定義し、有効径をbと定義した場合、次の条件式(2)
    0.25≦ a’/b ≦0.47 (2)
    を満たすことを特徴とする、請求項1に記載の多焦点眼用レンズ。
  4. 各前記屈折面領域の幅をHと定義した場合、次の条件式(3)
    0.040≦ H/b (3)
    を満たすことを特徴とする、請求項1から請求項3の何れか一項に記載の多焦点眼用レンズ。
  5. 前記中央部から離れた前記屈折面領域ほど幅が広いことを特徴とする、請求項1から請求項4の何れか一項に記載の多焦点眼用レンズ。
  6. 少なくとも3つの屈折面領域を有し、
    前記3つの屈折面領域は、前記中央部側から順に、前記遠方度数、前記入射光束を前記近方視側集光点に集光する近方度数、該遠方度数が付与されていることを特徴とする、請求項1から請求項5の何れか一項に記載の多焦点眼用レンズ。
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