JP2014032164A - デジタルカメラを用いた構造物の三次元変位測定システム - Google Patents

デジタルカメラを用いた構造物の三次元変位測定システム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、特殊な機器を必要とせず、簡単に採用可能な機器で構成出来る、構造物等の三次元変位測定システムを提供することを目的とする。
【解決手段】このシステムは、被測定物の表面の相対的に変位する箇所に夫々設置され、各々グリッド線が表示された2個の計測用パネルと、測定パネルを二方向から撮影するデジタルカメラと、デジタルカメラの画像データを処理するデータ処理装置とを備え、データ処理装置は、デジタルカメラの画像データを、グリッド線に基づき画像処理する手段と、画像データを角度補正して撮影角及び焦点距離を算出する手段と、グリッド線を基準にX軸方向及びY軸方向を規定し、更に、X−Y平面に垂直方向をZ軸方向と規定すると、画像処理された画像データ、角度処理データ及び焦点距離データより、2個の計測用パネル間のX軸方向距離、Y軸方向距離、Z軸方向距離及び直線距離を算出する手段とを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、デジタルカメラを用いた構造物の三次元変位測定システムに関する。更に具体的には、本発明は、構造物等に発生する亀裂(クラック)等の進行を管理するデジタルカメラを用いた構造物の経時的な三次元変位測定システムに関する。
従来、クラックの開き方向寸法(間隙)を測る場合、クラックスケール(物差しやノギスと同様の機能を有する測定器)等で直接計測を行っていた。この方法では、単に間隙を測定しているだけで、クラックの両側の構造物がどの様に変位しているかを把握することが出来なかった。
そこで、本出願人は、特許文献1に開示する「デジタルカメラを用いた構造物の亀裂変位計測方法」の提案を行った。特許文献1では、クラック挙動をデジタルカメラで撮影した画像データを高度情報処理することで数値により把握し管理を行うシステムである。具体的には、計測対象のクラックの両側に、専用の計測用パネル(図2Aに示すものと同じ。)を夫々貼り付け、デジタルカメラで正面から2枚の計測用パネルの状況を撮影し、画像処理/統計処理により画像データから数値化し、計測用パネル位置として、計測用パネルの演算点間のX軸方向移動量及びY軸方向移動量を求めている。特許文献1では、定期的に撮影を繰り返し、演算抽出した計測用パネル位置を、初期登録値と比較することで、クラックの挙動傾向を把握するためのデータ(2枚の計測用パネルの相対的2次元変位量)を演算し、表示・記録している。
特開2002-340529「デジタルカメラを用いた構造物の亀裂変位計測方法」(公開日:2002.11.27)出願人:日本工営株式会社(特許第4683516号)
特許文献1では、構造物の亀裂に対して、亀裂の両側に2枚の計測量パネルを夫々固定し、計測量パネルの相対的変位量を2次元数値データで把握している。しかし、亀裂の両側の変位は、本質的には3次元空間で変位するものである。例えば、亀裂を上下方向に走る状態で見て、亀裂に垂直方向をX方向、亀裂に沿った方向をY方向、亀裂のある構造物の面に垂直方向をZ方向とすると、亀裂の片側が隆起・陥没した場合、2次元数値データ(x,y値)には殆ど変化が見られない場合でも、3次元データ(x,y,z値)ではz値が大きく変化する。
特許文献1で開示する亀裂変位計測方法では、計測用パネルの相対的変位量を2次元数値データで把握するため、亀裂等の実体としての挙動(即ち、三次元で捉えた挙動)を把握することは出来ていない。そのため、亀裂等の実際の挙動を把握可能な構造物の三次元変位測定システムの開発が望まれていた。
そこで、本発明は、特殊な機器を必要とせず、簡単に採用可能な機器で構成出来る、構造物等の三次元変位測定システムを提供することを目的とする。
本発明に係るデジタルカメラを用いた三次元変位測定システムは、被測定物の表面の相対的に変位する箇所に夫々設置され、各々グリッド線が表示された2個の計測用パネルと、前記測定パネルを、二方向から撮影するデジタルカメラと、前記デジタルカメラの画像データを処理するデータ処理装置とを備え、前記データ処理装置は、前記デジタルカメラの画像データを、前記グリッド線に基づき画像処理する手段と、前記画像データを角度補正して撮影角及び焦点距離を算出する手段と、前記グリッド線を基準にX軸方向及びY軸方向を規定し、更に、X−Y平面に垂直方向をZ軸方向と規定すると、前記画像処理された画像データ、角度処理データ及び焦点距離データより、前記2個の計測用パネル間のX軸方向距離、Y軸方向距離、Z軸方向距離及び直線距離を算出する手段とを有している。
更に、上記三次元変位測定システムでは、前記デジタルカメラは、少なくとも300万画素以上の有効記録画素数を有していてもよい。
更に、上記三次元変位測定システムでは、前記演算点は、前記グリッド線の交点であってよい。
更に、上記三次元変位測定システムでは、前記計測用パネルは、更に、バーコードが表示され、該バーコードに基づき、データが処理されデータベース化されてもよい。
更に、上記三次元変位測定システムでは、更に、撮影時に、前記2個の計測用パネルを覆う、透明部材で形成されたテンプレートを備え、該テンプレートには、傾斜ガイド線が描かれており、撮影時に前記デジタルカメラの撮影フレームを該傾斜ガイド線に一致させることにより、所望の方向からの撮影が出来るようにしてもよい。
更に、上記三次元変位測定システムでは、前記被測定物には、建造物、土木構造物、岩石、危険な斜面、活動期の火山が含まれていてもよい。
更に、上記三次元変位測定システムでは、前記二方向からの撮影は、前記デジタルカメラをY軸方向には移動せず、X−Z平面内で移動して撮影されてもよい。
更に、上記三次元変位測定システムでは、前記二方向からの撮影は、前記デジタルカメラをX軸方向には移動せず、Y−Z平面内で移動して撮影されてもよい。
更に、本発明に係るデジタルカメラを用いた三次元変位測定方法は、被測定物の表面の相対的に変位する箇所に夫々設置され、各々グリッド線が表示された2個の計測用パネルを使った、デジタルカメラを用いた三次元変位測定方法に於いて、被測定物の表面に相対的に変位する箇所に夫々設置された、各々グリッド線が表示された2個の計測用パネルをデジタルカメラで二方向から撮影し、前記デジタルカメラからの画像データを前記グリッド線に基づき画像処理し、更に角度補正して撮影角及び焦点距離を算出して、前記2個の計測用パネル間のX軸方向距離、Y軸方向距離、Z軸方向距離及び直線距離を算出する。
更に、上記三次元変位測定方法では、前記二方向からの撮影は、前記デジタルカメラをY軸方向には移動せず、X−Z平面内で移動して撮影されてもよい。
更に、上記三次元変位測定方法では、前記二方向からの撮影は、前記デジタルカメラをX軸方向には移動せず、Y−Z平面内で移動して撮影されてもよい。
更に、本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、上記デジタルカメラを用いた三次元変位測定方法を実行させるためのコンピュータプログラムである。
更に、本発明に係る記録媒体は、上記のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
本発明によれば、特殊な機器を必要とせず、簡単に採用可能な機器で構成出来る、構造物等の三次元変位測定システムを提供することが出来る。
図1は、本実施形態に係る三次元変位測定システムの全体の構成を示す図である。 図2Aは、好ましい計測用パネルを示す図である。 図2Bは、トンネルの内壁に生じたクラックの両側に2個の計測用パネルを固定した様子を示す図である。 図3は、2個の計測用パネルの演算点と演算結果から得られる4要素を説明する図である。 図4Aは、上段は、カメラにより計測用パネルを撮影角αで撮影した状況を示す図である。下段は、その画像である。 図4Bは、撮影時に、計測用パネルの上に配置する、アクリル等の透明部材で形成されたテンプレートを説明する図である。 図4Cは、現場に於ける撮影時の作業フローを説明する図である。 図5は、画像処理ソフト「クラック定規デジタル画像簡易演算・管理システム(3D)」の処理方法の概略を説明する図である。 図6は、演算点の一例として、一方の計測用パネルのグリッド線の交点R1,R2,R3,R4と、他方の計測用パネルの夫々対応するグリッド線の交点L1,L2,L3,L4を説明する図である。 図7(A)は、上段に撮影角α方向からカメラを向けた撮影時の状況を示し、下段はその時の撮影画像を示している。図7(B)は、歪んだパネル枠を正方形に復元する角度補正を行った場合を示し、下段はその時の補正画像を示す図である。 図8は、上段に、計測用パネル20−1,20−2がZ軸方向に変位した状態にある図を示す図であり、下段にそれを右及び左方向から夫々撮影した画像を夫々示す図である。
以下、本発明に係るデジタルカメラを用いた構造物の三次元変位測定システムの実施形態に関して、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。なお、この実施形態は、本発明の例示であって、本発明の範囲を何等限定するものではない。
[システムの全体]
図1は、本実施形態に係る構造物の三次元変位測定システム1の全体構成を示す図である。この構造物の三次元変位測定システム1は、例えば、典型的には、トンネル等に発生する亀裂の進行に関して、亀裂の両側に2個のマーカー(目印)を設置し、デジタルカメラを用いて時間の経過に伴うマーカー間の相対的変位を三次元で捉えて、亀裂の進行を数値管理するシステムである。
図1に示すように、三次元変位測定システム1の全体構成は、被測定物に固定された、マーカーとしての1組2枚の計測用パネル20と、この1組2枚の計測用パネルを撮影するデジタルカメラ30と、デジタルカメラの画像データを画像処理及び演算処理するデータ処理装置(コンピュータ)40と、データ処理装置に接続されたモニタ50、HDD60及び光ディスクドライブ70を備えている。
データ処理装置40では、後で説明する「三次元画像計測処理ソフト」としてプログラム化されたステップに沿って処理が行われる。この処理ソフトは、予め、データ処理装置40の内部記憶装置に蓄積しておいてもよく、或いはCD,DVD等に記録して処理毎に光ディスクドライブ70からデータ処理装置40にロードしてもよい。
構造物等としては、亀裂等の発生が予想されるビル、橋梁等の建造物、トンネル、道路等の土木構造物が対象となる。構造物等に発生する亀裂(クラック)等としては、現在進行中の亀裂、進行が疑われる亀裂(以下、まとめて「進行性亀裂」という。)が対象となる。しかし、亀裂は例示であって、例え亀裂が存在しなくても、2個のマーカーを設置した場合に三次元でマーカー間に時間の経過に伴う相対的変位が予想される構造物等も対象となる。更に、崩落が予想される岩石、危険な斜面、活動期の火山等の地山等も対象となる。本出願書類では、これらを総称して、「被測定物」という。
被測定物に設置した2個のマーカーに関しては、個数は2個に限定されない。3個以上のマーカーの場合、それらから選択された2個のマーカー間で相対的変位を求め、順次これを繰り返して、1個の基準マーカーに対する他のマーカーの相対的変位、又は第1のマーカーに対する第2のマーカーの相対的変位、第2のマーカーに対する第3のマーカーの相対的変位のような増分的な相対的変位を求めるシステムも含まれる。
なお、本明細書では、本実施形態の三次元変位測定システムを分かり易く説明するため、2個のマーカーを使ってトンネルに発生する進行性亀裂の両側の三次元の相対的変位を測定するシステムを例にとって説明する。各構成要素について説明する。
[各構成要素]
(計測用パネル)
計測用パネルは、デジタルカメラで撮影した場合のマーカー(目印)となる物である。図2Aは、好ましい計測用パネル20を示す図である。この計測用パネル20は、本出願人が意匠権者である登録意匠第1389057号(意匠に係る物品:クラック計測用パネル)と同じである。計測用パネル20は、一辺が50mmの正方形の表示領域27内に、10mm間隔で描かれた縦方向及び横方向のグリッド線24,25により、一辺が10mmの正方形26が4×4個描かれている。
計測用パネル20には、各計測用パネルを特定するバーコード22が表示されている。データ処理に際して、バーコード22を利用することにより、この計測用パネル20が設置されたトンネルのデータ(場所、設置日時、複数の組の計測用パネルを設置した場合の追い番等)、初期測定データ及びその後の計測データ等を分類整理し、演算処理、データベース化することが出来る。
計測用パネル20には、その他、トンネルに設置するため使用されるアンカーホール21、データを補助的に確認するノギス計測用ホール23等が形成されている。
計測用パネル20は、野外で使用されることが多いため、野外環境によって破壊、変形等を起こしにくい材質で形成される。計測用パネル20は、代表的には、ステンレスパネルにセラミック塗装を焼成処理した高強度・高耐久性パネルである。グリッド線24,25等は焼成前に描かれて焼き込まれる。計測用パネル20は、その他、例えば、陶器、磁器、琺瑯、金属で形成してもよい。
図2Bは、トンネルの内壁に生じたクラックの両側に2個の計測用パネルを固定した様子を示す図である。トンネルの内壁5に発生した進行性クラック7の両側に、2枚の計測用パネル20を、例えばアンカーボルトを使って夫々固定する。説明の便宜上、2枚の計測用パネル20の一方を第1の計測用パネル20−1とし、他方を第2の計測用パネル20−2とする。これら計測用パネル20−1,20−2の設置位置は、クラックが縮むことを考慮して、クラック7を挟んで数ミリの間隔で並置することが好ましい。
クラック7が進行すると、これら計測用パネル20−1,20−2の相対的位置が変化する。本実施形態では、クラックの挙動を計測用パネル20−1,20−2の相対的位置の変化に置き換えて把握している。
図3は、2個の計測用パネルの演算点と演算結果から得られる4要素を説明する図である。本実施形態では、相対的位置の変化は、任意の一方の計測用パネル(図3では20−2)のグリッド線25の方向をX軸方向、グリッド線24の走る方向をY軸方向、X−Y平面に垂直方向(即ち、計測用パネル20−2の表面に垂直方向)をZ軸方向として、把握する。
計測用パネル20−1,20−2に演算点20a,20b(図中、●で示す。)を夫々定めて、次の4要素を演算により求める。
x:演算点20a,20b間のX軸方向距離
y:演算点20a,20b間のY軸方向距離
z:演算点20a,20b間のZ軸方向距離
r:演算点20a,20b間の直線距離
これら4要素を使って、過去の測定データ(例えば、初期測定データ,前回の測定データ等)と今回の測定データの夫々の差分より、演算点20a,20b間の相対的3次元変位量(即ち、クラックの実際の挙動)を把握する。
(カメラ及び撮影方法)
デジタルカメラ30は、市販のカメラを利用することができる。デジタルカメラ30は、有効記録画素数300万又は500万画素以上であることが好ましい。
撮影方法に関し、特許文献1では、2枚一組の計測用パネルを正面から撮影し、計測用パネルに描かれたグリッド(格子)を画像処理して、計測用パネル間の距離を演算していた。即ち、図3に関連して説明した、演算点20a,20b間のX軸方向距離xとY軸方向距離yとを演算により求めていた。
本実施形態では、更にZ軸方向距離zを求めるために、計測用パネル20を右及び左方向から所定の角度で撮影する。この撮影角は、試作実験を通じて、約15度が好ましいことが判明した。そのため、撮影に不慣れな場合でも約15度の方向から簡単に撮影出来るように、次のようなテンプレートが用意されている。
図4Aの上段は、カメラ30により、計測用パネル20−1,20−2を撮影角αで撮影した状況を示している。カメラ30から見ると、計測用パネル20−1に比較して、計測用パネル20−2が近くに位置している。下段は、その撮影画像31であり、カメラ30からの遠近の差により、画像中の計測用パネル画像20−1vは、計測用パネル画像20−2vに比較して小さい。この計測用パネル画像20−1v,20−2vの下側の辺を結んだ傾斜線32の水平線に対する角度は、上段の撮影角αの関数となる。
図4Bは、撮影時に、計測用パネル20−1,20−2の上に配置する、アクリル等の透明部材で形成されたテンプレート34を説明する図である。テンプレート34には、予め、計測用パネル20−1,20−2に向かって右方向の撮影角15度から撮影した場合の傾斜線32(図4A参照)に一致する傾斜ガイド線33−Rが描かれている。同様に、左方向の撮影角15度から撮影した場合の傾斜線32に一致する傾斜ガイド線33−Lが描かれている。なお、テンプレート34の左右方向領域は、右端部34Rから左端部34Lまでである。
図4Cは、現場に於ける撮影時の作業フローを説明する図である。
ステップS40で、デジタルカメラ30を準備する。
ステップS41で、計測用パネル20−1,20−2にテンプレート34をセットする。
ステップS42で、カメラ30を計測用パネル20−1,20−2の正面に位置決めし、テンプレート34の左右端34R,34L(図4B参照)を、撮影フレーム36の左右の枠線に一致するまで、計測用パネルからのカメラの距離を調節する。計測用パネル20−1,20−2を撮影フレーム36一杯に大きく撮影するためである。撮影フレーム36とは、デジタルカメラに備えられた撮影画像表示用の液晶パネルのフレーム、カメラのファインダーのフレーム等である。
ステップS43で、図4Aの上段に示すように、右方向からの画像を得るため、撮影フレーム36の傾斜線32を、テンプレート34の傾斜ガイド線33−Rに一致するまで、カメラ30を+X軸方向に移動させて位置決めする。この位置決めにより、およそ角度15度の画角(図4Aの撮影角α)が得られる。
ステップS44で、この状態で、右方向から計測用パネルを撮影する。5枚以上撮影することが好ましい。
ステップS45で、左方向からの画像を得るため、撮影フレーム36の傾斜線32を、テンプレート34の傾斜ガイド線33−Lに一致するまで、カメラ30を−X軸方向に移動させて位置決めする。同様に、およそ、角度15度の画角(図4Aの撮影角α)が得られる。
ステップS46で、この状態で、左方向から計測用パネルを撮影する。5枚以上撮影することが好ましい。
なお、ステップS43とステップS45を入れ替えて撮影順序を逆にして、最初に左方向から撮影し、次に、右方向から撮影してもよい。
この撮影方法では、図4Aから分かるように、カメラ30をX−Z平面内で±X軸方向に移動し、±Y軸方向の移動を最小限にしている。即ち、右左の画像において、三次元のXYZの内、変動を二次元のX−Z平面内にしている。この代わりに、カメラ30をY−Z平面内で±Y軸方向に移動し、X軸方向の移動を最小限にしてもよい。
(データ処理装置及び画像処理方法)
図1を参照されたい。データ処理装置40として、市販のパーソナルコンピュータを使用することが出来る。データ処理装置40のOSとして、例えば、Windowes XP,Vista又はWindowes7、CPUとしてIntel Core 2Duo以上、メインメモリとして2GB以上が好ましい。
図1に示すように、データ処理装置40には、モニタ50と、画像データ、演算処理して得られた計測用パネル間の相対的三次元データ等を蓄積してデータベース化するHDD60と、この画像処理ソフト「クラック定規デジタル画像簡易演算・管理システム(3D)」が記録されたCD,DVD等を駆動する光ディスクドライブ70とを有する。
図5は、画像処理ソフト「クラック定規デジタル画像簡易演算・管理システム(3D)」の処理方法の概略のフローである。
最初に、測定データ及び変位量について説明する。図6は、一例として、一方の計測用パネル(20−1)のグリッド線の交点R1,R2,R3,R4と、他方の計測用パネル(20−2)の夫々対応するグリッド線の交点L1,L2,L3,L4を説明する図である。これら交点が演算点となる。これらは画像データであるので、参照符号に()を付して表示する。
測定データとして、演算点R1とL1の演算点間のX軸方向距離x1,Y軸方向距離y1,Z軸方向距離z1を演算により求める。同様に、演算点R2とL2の距離x2,y2,z2を求める。同様に、演算点RnとLn(n=1,2,3…)の距離xn,yn,znを求める。
次に、変位量として、X軸方向距離x1,x2,…,xnの数値は異なるが、計測を複数回に行った場合、過去の測定値(初回測定値,前回の測定値等)に対する夫々の差分(変位量)は同じはずである。従って、変位量(Δx1,Δx2,…,Δxn)の平均値をとり、X軸方向変位量Δxの測定精度を高めている。{Δx=(Δx1+Δx2+…+Δxn)/n}。Y軸方向変位量Δy、Z軸方向変位量Δz、直線距離変位量Δrに関しても同様である。
ステップS50で、デジタルカメラ30により、右及び左方向から計測用パネル20−1,20−2を夫々撮影する。通常のデジタルカメラから出力される画像データは、高解像度のデータを圧縮したJPEG形式であり、これをそのまま画像処理することは出来ない。
ステップ51で、JPEGデータを、BMP形式に変換し、更に、「1」,「0」の二値データ化する。
ステップS52で、レンズの歪み補正を行う。デジタルカメラ30の光学レンズの歪み特性により、撮影画像は歪んだ画像になっている。この歪み補正を行う。
ステップS53で、この二値化画像データより、ハフ変換(Hough変換)を利用して、計測用パネル20に表示された縦横のグリッド線24,25(図2A参照)の正確な直線方程式を求めて仮想空間に展開する。
ハフ変換自体は、デジタル画像処理で用いられる公知の特徴抽出方法である。簡単に説明すると、デジタルカメラで撮影した線分のデータ(ここでは、ほぼ線状に散在するドットの集合のグリッド線の二値化データ)にはノイズが乗っている。コンピュータの処理では、ノイズが乗った線分データから、これを表す直線方程式を一義的に定めることが出来ない。
このため、ハフ変換が利用される。一般に、直線は、ρ=xcosθ+ysinθ (ρ,θは未知のパラメータ)で表すことができる。コンピュータ内で、この直線方程式の(ρ,θ)を順次変化させ、デジタルカメラで撮影した線分のドットデータが最も乗っているときの(ρ,θ)を決定する。その結果得られた直線方程式 ρ=xcosθ+ysinθ(この時点では、ρ,θは既知)は、デジタルカメラで撮影した線分のデータ上を走る直線となる。換言すれば、グリッド線を正確に表す直線方程式となる。
ステップS54で、縦横のグリッド線24,25の正確な直線方程式から、グリッド線の交点位置を求める。グリッド線の交点は、図3及び図6で説明した演算点20a,20b(●)として使用される。
ステップS55で、右及び左方向から見た、2つの演算点間のX軸方向距離xR,xL及びY軸方向移動量yR,yLを演算する。
演算点R1とL1の演算点間のX軸方向距離xR,xL、Y軸方向距離yR,yLに関して説明する。図7(A)は、上段に右方向撮影角度α方向からカメラ30を向けた撮影時の状況を示し、下段はその時の撮影画像を示している。計測用パネル20−1,20−2は、カメラ30からの遠近により、その画像は20−1vに比較して、20−2vが大きくなる。図示していないが、左方向撮影角度α方向からカメラ30を向けた場合、画像は、逆に20−1vに比較して、20−2vが大きくなる。
更に、図8を参照されたい。図8は、上段に、計測用パネル20−1,20−2を示し、下段にそれを右方向及び左方向から撮影した画像を夫々示している。分かり易くするため、誇張して描かれていることを承知されたい。計測用パネル20−1,20−2の演算点を黒丸(●)で表示する。演算点間のX軸方向距離x1は、右の方向からはxRに撮影され、左の方向からはxLに撮影される。
計測用パネル20−1,20−2では、グリッド線24,25がX軸方向,Y軸方向に複数個の10mmの正方形を形成している。画像データでは、グリッド線が形成する正方形は、カメラ−測定用パネル間の遠近に応じて変形されている。これを使って、比例計算で右及び左方向から見たX軸方向移動量xR,xL及びY軸方向移動量yR,yLが演算される。他の演算点RnとLnの演算点間も同様に演算される。
ステップS56で、計測用パネルの表示領域27の枠の形状を利用し、歪んだパネル枠を正方形に復元する角度補正を行って、右及び左方向からの撮影角αR,αL及びカメラの焦点距離Fを演算により求める。焦点距離Fは、カメラのレンズ中心から結像面までの距離である。この補正では、表示領域27の枠でなく、グリッド線24,25が形成する正方形26やこの集合を使ってもよい。
再び図7を参照すると、図7(A)は、上段に撮影角度α方向からカメラ30を向けた撮影時の状況を示し、下段はその時の撮影画像を示している。図7(B)は、図7(A)の歪んだパネル枠を正方形に復元する角度補正、換言すれば、撮影画像の撮影角をαからゼロにする角度補正を行った場合を示す。この角度補正により、右方向からの撮影角αR,左方向からのαL及び焦点距離Fが演算により求められる。
ステップS57で、右及び左方向からの撮影角αR,αL、ステップS55で求めた計測用パネルの演算点間の距離xR,xL及び焦点距離Fから、演算点R1とL1の間のX軸方向距離x1、Z軸方向距離z1を演算により求める。Y軸方向距離y1は、ステップS55で求めたyR、yLの差が非常に小さいので、平均値を採用する。他の演算点RnとLnの間の距離も同様に演算する。
図8は、上段に、計測用パネル20−1,20−2がZ軸方向に変位した状態にある図を示し、下段にそれを右方向及び左方向から撮影した画像を夫々示している。
演算点間の距離xR,xL、撮影角αR,αL、焦点距離Fから、X軸方向距離x1及びZ軸方向距離z1を演算により求める。
図8から分かるように、演算点間のY軸方向距離y1を考慮していない。一般に、複数写真のデータを使った三次元計算では、XYZ軸方向の変位データx,y,zを処理している。しかし、本実施形態では、図4Cに関連して説明したように、カメラ30をX−Z平面内で移動し、Y軸方向には移動しないようにしてY軸方向距離の変化を抑制している。これにより、Z軸方向距離zを演算する際に、X−Z平面内の二次元データとして演算することが出来、パラメータを減らすことが出来、比較的簡単な演算により、Z軸方向距離zを求めることが出来る。更に、ステップS55で求めたY軸方向距離yR,yLの平均値をy1として使用することが出来る。カメラ30をX軸方向には移動しないようにした場合も同様に、Z軸方向距離zを演算するに、演算点間のX軸方向距離xを考慮しなくてよい。他の演算点RnとLnの間の距離も同様に演算する。
ステップS58で、演算点間の直線距離rを求める。演算点R1とL1の間の直線距離は、r1=(x1+y1+z10.5である。他の演算点RnとLnの間の直線距離も同様に、rn=(xn+yn+zn0.5である。
これらのデータを使って、各種の処理が可能となる。例えば、図6に関連して説明した変位量を求めて、クラックの挙動の経時的変化を把握することが出来る。例えば、測定頻度を比較的密にして、各測定データを直近の測定データと比較することにより、単に一方向の変位だけでなく、三次元空間内の複雑な挙動(XYZの各軸方向に経時的に変化する挙動等)も把握することが出来る。
例えば、これらのデータは、計測用パネル20に表示されたバーコード22により分類され、経時的変化等が直ちにモニタ50に表示され、或いはプリンタ(図示せず。)により出力される。
(誤差に関する検討)
本実施形態に係る構造物の三次元変位測定システム1を試作して、測定精度の検討を行った。演算点間距離に対する%FS(フルスケール)誤差を求めた。試作結果では、X軸方向移動量xに関してはmax.1.8%F、Y軸方向移動量yに関してはmax.1.8%FS、Z軸方向移動量zに関してはmax.16%FSであった。
(本システムの特徴・利点・効果等)
本システムは、次のような特徴を有している。
(1)システムを構成する要素として、特別な機器、専用機器等を使わず、いずれも市販の機器で構成できる。従って、コストも比較的廉価に抑えることが出来る。
(2)被測定物として、トンネル等の土木構造物に限らず、橋梁等の建造物、崩落が予想される岩石等、活動期の火山等の治山等も対象となる。
(3)Z軸方向移動量zを測定するため、Y軸方向の変化を抑えて、演算処理を簡単な物とすることにより、速い画像処理/演算処理が可能になった。
(4)被測定物の2点間の空間的な挙動を、数値データで把握することが可能になった。
(5)測定者は、遠方又は奥地の被測定物のある場所に行く際に、市販のデジタルカメラ、及び必要に応じてテンプレートを持参するだけで測定が可能である。
[まとめ]
以上、本実施形態に係るデジタルカメラを用いた構造物の三次元変位測定システムに関して説明したが、これらは例示であって、本発明の範囲を制限するものではない。当業者が、本実施形態に対して容易になしえる追加・削除・変更・改良等は、本発明の範囲内である。本発明の技術的範囲は、添付の特許請求の記載に基づいて定められる。
1:三次元変位測定システム、 5:トンネルの内壁、 7:クラック,亀裂,進行性クラック、 15:撮影角、 20:計測用パネル、 20a,20b:演算点 21:アンカーホール、 22:バーコード、 23:ノギス計測用ホール、 24:グリッド線、 26:正方形、 27:表示領域、 30:デジタルカメラ、 31:撮影画像、 31L:左方向からの画像、 31R:右方向からの画像、 32:傾斜線 33:傾斜ガイド線、 34:テンプレート、 34L:左端部、 34R:右端部、 34R:左右端、 36:撮影フレーム、 40:データ処理装置,コンピュータ、 50:モニタ、 70:光ディスクドライブ、

Claims (13)

  1. 被測定物の表面の相対的に変位する箇所に夫々設置され、各々グリッド線が表示された2個の計測用パネルと、
    前記測定パネルを、二方向から撮影するデジタルカメラと、
    前記デジタルカメラの画像データを処理するデータ処理装置とを備え、
    前記データ処理装置は、
    前記デジタルカメラの画像データを、前記グリッド線に基づき画像処理する手段と、
    前記画像データを角度補正して撮影角及び焦点距離を算出する手段と、
    前記グリッド線を基準にX軸方向及びY軸方向を規定し、更に、X−Y平面に垂直方向をZ軸方向と規定すると、前記画像処理された画像データ、角度処理データ及び焦点距離データより、前記2個の計測用パネル間のX軸方向距離、Y軸方向距離、Z軸方向距離及び直線距離を算出する手段とを有している、デジタルカメラを用いた三次元変位測定システム。
  2. 請求項1に記載のデジタルカメラを用いた三次元変位測定システムにおいて、
    前記デジタルカメラは、少なくとも300万画素以上の有効記録画素数を有している、システム。
  3. 請求項1に記載のデジタルカメラを用いた三次元変位測定システムにおいて、
    前記演算点は、前記グリッド線の交点である、システム。
  4. 請求項1に記載のデジタルカメラを用いた三次元変位測定システムにおいて、
    前記計測用パネルは、更に、バーコードが表示され、該バーコードに基づき、データが処理されデータベース化される、システム。
  5. 請求項1に記載のデジタルカメラを用いた三次元変位測定システムにおいて、
    更に、撮影時に、前記2個の計測用パネルを覆う、透明部材で形成されたテンプレートを備え、該テンプレートには、傾斜ガイド線が描かれており、撮影時に前記デジタルカメラの撮影フレームを該傾斜ガイド線に一致させることにより、所望の方向からの撮影が出来る、システム。
  6. 請求項1に記載のデジタルカメラを用いた三次元変位測定システムにおいて、
    前記被測定物には、建造物、土木構造物、岩石、危険な斜面、活動期の火山が含まれる、システム。
  7. 請求項1に記載のデジタルカメラを用いた三次元変位測定システムにおいて、
    前記二方向からの撮影は、前記デジタルカメラをY軸方向には移動せず、X−Z平面内で移動して撮影される、システム。
  8. 請求項1に記載のデジタルカメラを用いた三次元変位測定システムにおいて、
    前記二方向からの撮影は、前記デジタルカメラをX軸方向には移動せず、Y−Z平面内で移動して撮影される、システム。
  9. 被測定物の表面の相対的に変位する箇所に夫々設置され、各々グリッド線が表示された2個の計測用パネルを使った、デジタルカメラを用いた三次元変位測定方法に於いて、
    被測定物の表面に相対的に変位する箇所に夫々設置された、各々グリッド線が表示された2個の計測用パネルをデジタルカメラで二方向から撮影し、
    前記デジタルカメラからの画像データを前記グリッド線に基づき画像処理し、更に角度補正して撮影角及び焦点距離を算出して、前記2個の計測用パネル間のX軸方向距離、Y軸方向距離、Z軸方向距離及び直線距離を算出する、方法。
  10. 請求項9に記載のデジタルカメラを用いた三次元変位測定方法に於いて、
    前記二方向からの撮影は、前記デジタルカメラをY軸方向には移動せず、X−Z平面内で移動して撮影される、三次元変位測定方法。
  11. 請求項9に記載のデジタルカメラを用いた三次元変位測定方法に於いて、
    前記二方向からの撮影は、前記デジタルカメラをX軸方向には移動せず、Y−Z平面内で移動して撮影される、三次元変位測定方法。
  12. コンピュータに、
    請求項9〜11のいずれか一項に記載のデジタルカメラを用いた三次元変位測定方法を実行させるためのコンピュータプログラム。
  13. 請求項12に記載のコンピュータプログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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