JP2002340529A - デジタルカメラを用いた構造物の亀裂変位計測方法 - Google Patents

デジタルカメラを用いた構造物の亀裂変位計測方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 亀裂のわずかな進行を簡単な手段により確実
に検出できる方法を提供すること。 【解決手段】 亀裂などの計測対象位置を挟むように配
置して固定した2個以上の計測用パネルをデジタルカメ
ラで撮影し、撮影された画像データの画素を処理装置に
より計数することにより前記計測用パネルの位置関係デ
ータを取得し、時間経過とともに複数の位置関係データ
を取得し、これらの位置関係データを蓄積し、蓄積され
た位置関係データに基づいて亀裂の変位を計測する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構造物に発生する
亀裂の進行の初期発見を検出する方法及び装置に関する
もので、さらに詳しくは、ビル、橋梁などの建造物の亀
裂、トンネル、道路などの土木構造物の亀裂、崩落しそ
うな岩石、危険な斜面などの地山の亀裂などを簡単な手
段により確実に検出するようにした亀裂検出方法及びそ
の装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、被測定物11の亀裂を有する計測
対象位置12を測定するためには、図5ないし図8に示
すような種々の方法が行われていた。図5は、計測対象
位置12の生じた被測定物11に近づいてノギス13を
直接計測対象位置12に当てて計測対象位置12の幅d
を測定し、変化を検出する方法である。
【0003】図6は、計測対象位置12の両側の被測定
物11に所定間隔で2本の釘14を打ち込んでおき、定
期的にこれら2本の釘1の間隔を測定することにより、
計測対象位置12の変化を観察する方法である。図7
は、計測対象位置12の両側の被測定物11に所定間隔
で2本のアンカーボルト15を打ち込み、これらのアン
カーボルト15にそれぞれ目印17のついた細幅板16
を取付け、この2枚の細幅板16を略接しながら互いに
移動するように設けたもので、図6と同様に、定期的に
これら2枚の細幅板16に設けられた目印17の間隔か
ら計測対象位置の幅dを測定し、変化を検出する方法で
ある。
【0004】図8は、3次元タイプの亀裂測定装置で、
計測対象位置12を挟んだ一方側の被測定物11には、
X、Y目盛板18とZ目盛板24が接着などにより取り
付けられる。このとき、X、Y目盛板18のX方向目盛
19とY方向目盛板20、Z目盛板24のZ方向目盛2
5は、それぞれ3次元座標のX、Y、Zの各軸に合わせ
られる。また、計測対象位置12を挟んだ他方側の被測
定物11には、透明板21と基線板26が接着などによ
り取り付けられる。このとき、透明板21のY方向基線
22とX方向基線23は、それぞれ前記X方向目盛19
とY方向目盛板20に向かい合っており、また、基線板
26のZ方向基線27は、前記Z方向目盛25に向かい
合っている。そして、Y方向基線22とX方向目盛19
とのずれによりX軸方向の変化を検出し、X方向基線2
3とY方向目盛板20とのずれによりY軸方向の変化を
検出し、Z方向基線27とZ方向目盛25とのずれによ
りZ軸方向の変化を検出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す方法は、計
測対象位置の幅dをノギス13で直接測定し、変化を検
出する方法であるから、正確であるが、被測定物11に
接近できないような危険個所では測定することができな
い。
【0006】図6、図7に示す方法は、物差しやノギス
13などによる直接的な測定のみならず、望遠鏡、双眼
鏡、写真などによる間接的な測定もできるので、被測定
物11に接近できない場合に利用される。しかし、釘1
4、アンカーボルト15、細幅板16などの設置方法が
不安定であるとともに、望遠鏡、双眼鏡、写真などによ
る間接的な測定では、読取り方法が不安定であり、誤差
も大きいという問題を有する。
【0007】図8に示す簡易型の3次元タイプの方法
は、X、Y目盛板18、透明板21、Z目盛板24、基
線板26をコンクリートなどの被測定物11に直接接着
するタイプなので、接着しにくかったり、剥がれたりし
て使いにくく、また、透明板21とX、Y目盛板18と
のずれが読み取りにくく、しかも、写真撮影による間接
測定の場合には、X方向目盛19、Y方向目盛板20、
Z方向目盛25とY方向基線22、X方向基線23、Z
方向基線27の関係が鮮明に写らないなど、X、Y、Z
の正確な測定値が得られない、などの問題を有する。
【0008】本発明は、亀裂のわずかな進行を簡単な手
段により確実に検出できる方法及び装置を提供すること
を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願の発明は以上のよう
な問題点を解決するためになされたもので、亀裂などの
計測対象位置を挟むように配置して固定した2個以上の
計測用パネルをデジタルカメラで撮影し、撮影された画
像データの画素を処理装置により計数することにより前
記計測用パネルの位置関係データを取得し、時間経過と
ともに複数の位置関係データを取得し、これらの位置関
係データを蓄積し、蓄積された位置関係データに基づい
て亀裂の変位を計測するようにしたものである。
【0010】デジタルカメラには、光学レンズの特性に
起因する歪みが存在する。そのため、初期化用パネルを
デジタルカメラで撮影し、この初期化用パネルの画像デ
ータに基づいてデジタルカメラの光学レンズの特性に起
因する画像データの歪みを補正する。また、撮影角度の
傾きによっても撮影された画像データに歪みが生ずる。
そのため、撮影された計測用パネルの画像データに基づ
いて補正を行い、補正した画像データに基づいて画素を
計数する。これらの光学レンズの特性に起因する歪みや
撮影角度の傾きに起因する歪みを補正するための基準と
して、初期化用パネルおよび計測パネルには縦横の複数
の枠線で包囲された正方形のグリッドを表示する。
【0011】画像データから画素を計数するためには、
ビットマップ形式の画像データが適している。したがっ
て、処理装置による画像データの画素の計数は、ビット
マップ形式の画像データを利用する。しかし、昨今のデ
ジタルカメラの画像データ出力は、JPEG形式が主流
である。したがって、デジタルカメラから出力されるJ
PEG形式を含む他の形式の画像データは、処理装置に
よりビットマップ形式の画像データに変換して利用す
る。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1ないし図
4に基づき説明する。本発明の変位量計測方法では、図
1に示す2枚の計測用パネル1、第3図に示す初期化用
パネル4、デジタルカメラ7(図示せず)およびパーソナ
ルコンピュータなどの処理装置8(図示せず)を用意す
る。
【0013】計測用パネル1は、図2に示すように、1
辺が50mmの正方形中に縦横それぞれ10mm間隔で
10mm角のグリッド2が枠線3により描かれており、
野外で使用されることが多いため、例えば、陶器、磁
器、琺瑯、金属など、野外環境(日常的な温度変化や風
雨、日照など)によって破壊や変形、伸縮を起こし難い
材質で形成される。陶器、磁器、琺瑯の場合は、素地の
色が白色またはそれに近い薄い色のものが利用され、金
属パネルで色の濃いの場合は白色などに着色される。枠
線3は、黒またはそれに近い濃い色により、野外環境に
よって退色や剥離を起こし難い方法で描かれており、陶
器、磁器、琺瑯の場合は、焼成の前に描かれて焼き込ま
れる。
【0014】初期化用パネル4は、図2に示すように、
1辺が50mmの正方形中に縦横それぞれ10mm間隔
で10mm角のグリッド2が枠線3により描かれてい
る。材質については特に制限はないが、温度変化による
伸縮の影響を補償するために、前記計測用パネル1と同
じ材質で形成されるのが好ましい。デジタルカメラ7
は、概ね200万画素以上のCCDを搭載した汎用(市
販)のものを利用し、処理装置8についても、汎用(市
販)の製品を利用するので、ここでの詳細な説明は省略
する。
【0015】つぎに、計測画像の撮影について説明す
る。まず、上述の2枚の計測用パネル1を、図1に示す
ように、亀裂の変化や発生を監視する計測対象位置12
を挟むように配置して固定する。固定は、通常は接着剤
を利用するが、計測対象位置に影響を与えない方法であ
って、現場の環境に耐え得る方法であれば、コンクリー
ト用の釘や螺子など、どのような方法でも良い。なお、
2枚の計測用パネル1同士の間隔は、亀裂の現状の幅な
ど、現場の状況によって適当に設定されるが、本実施例
では、初期には2mmの間隔がをもって固定したものと
して以下の説明をする。
【0016】つぎに、上述の初期化用パネル4を撮影し
て基準画像を得る。上述の初期化用パネル4を、前述の
計測用パネル1とできるだけ同じ条件のもとで、デジタ
ルカメラ7で撮影する。この基準画像の撮影は、デジタ
ルカメラ7のレンズなどが有する固有の画像の歪みや、
現場によって異なる条件を校正するための作業であるの
で、計測用パネル1を設置した計測対象位置12の撮影
の前に行っても良いし後で行っても良い。
【0017】つぎに、計測対象位置12に固定した計測
用パネル1を撮影してデータ画像を得る。計測対象位置
12に固定した計測用パネル1を、デジタルカメラ7で
撮影する。このとき、計測用パネル1がデジタルカメラ
7のフレームからはみ出さない範囲で、できるだけ一杯
になるように撮影するが、ピントさえ合っていれば多少
のズレや傾きは問題とならない。フレーム一杯に撮影す
るための手段は、例えば、マクロ機能やズーム機能など
を利用することができるが、他の如何なる手段を用いて
も良い。
【0018】つぎに、撮影した基準画像および計測画像
のデータを、パーソナルコンピュータなどの処理装置8
に転送して処理を行う。画像データの転送はUSB(U
niversal Serial Bus)やSCSI
(Small Computer System In
terface)を利用してデジタルカメラ7と処理装
置8を有線接続して転送するようにしても良いし、赤外
線通信などの無線通信でも良い。また、メモリカードを
介して行っても良いし、他の如何なる方法であっても良
い。
【0019】つぎに、処理装置8に転送された画像デー
タの処理について説明する。本願の発明では、画像デー
タのドットの数を数えることにより、画像中の距離や間
隔を取得する。しかし、現在市販されているほとんどの
汎用のデジタルカメラ7から出力される画像データの形
式は、一般にJPEG(Joint Photogra
phic Coding Experts Grou
p)形式が用いられており、高解像度のデータを圧縮し
て出力している。このJPEG形式の画像データからは
ドットの数を直接数えることができないので、それが可
能なBMP(Bit MaP)形式へ変換し、さらに
「0」「1」(白黒)のデータに2値化する。ただし、撮
影した画像データを、解像度を下げずにBMP形式で出
力することができるデジタルカメラ7を用いた場合に
は、JPEG形式からBMP形式への変換は必要なく、
さらに、白黒のBMP形式の画像データを出力できる場
合は、2値化の処理も必要ない。
【0020】つぎに、BMP形式に変換された基準画像
のデータに基づいてキャリブレーションの処理を行う。
デジタルカメラ7で撮影された画像は、光学レンズの特
性(歪み)により歪んだ画像になっている。一般には、図
3(a)に示すように4隅に向かって歪んだ画像になって
いる。この画像の歪みを、図3(b)に示すように補正
し、グリッド2毎にその補正係数が算出される。
【0021】つぎに、前記キャリブレーションの結果に
基づいて光学レンズの歪みに起因する計測画像の補正を
行い、さらに補正された計測画像の撮影角度の傾きを補
正する。撮影角度が傾いている場合、光学レンズの歪み
を補正された計測画像は、図4(a)に示すように、一方
の端部より他方の端部の方が狭く撮影されている。計測
用パネル1のグリッド2の大きさは、規定値(この実施
例では、10mm角の正方形)であるので、図4(b)に
示すように、これらのグリッド2の大きさを等しい正方
形になるように計測画像全体を補正する。
【0022】つぎに、全ての補正を行った計測画像か
ら、2枚の計測用パネル1の位置関係Xを得る。2枚の
計測用パネル1の位置関係は、所定の枠線3間の画素数
を計数することにより得る。計測画像が図4(b)に示す
ものとすると、一点鎖線で示すライン上の画像データ
は、枠線3に相当する「1111… …11」とグリッ
ド2内の「000000… …0000」がグリッド2
の数に相当する回数だけ繰り返されている。連続する
「1」及び「0」の個数は、デジタルカメラ7の解像度
(画素数)とフレームに対してどれくらいの大きさで撮影
されているかによって相違する。334万画素のデジタ
ルカメラで、図4に示す程度の大きさで撮影されている
場合は、1mm幅内に約18画素となり、例えば、枠線
3の太さが0.5mmとすると「1」は約9個が連続し
て現れ、「0」は約171個が連続して現れる。
【0023】左右の計測用パネル1のそれぞれ外側から
3番目の縦の枠線3を横方向の位置関係を得るための枠
線3とすると、画像データの左側から3回目に現れる
「1」が約9個連続する位置から画素の係数を開始し、
7回目に現れる「1」が約9個連続する位置まで計数す
る。また、縦方向の位置関係を得るために同様にして係
数を行うが、いずれか一方の計測用パネル1の画像の横
方向の枠線3を延長して間隔を計数する。
【0024】計数された画素数は、外部記憶装置などに
記憶される。このとき、計測用パネル1に貼付されたバ
ーコード9を解析して撮影現場を表すデータを取得し、
日付や時間とともに所定のデータベースなどに蓄積され
る。この計測結果が初回の場合はその現場の初期値とし
て記憶し、すでにその現場の過去のデータが存在する場
合は計測履歴として蓄積される。蓄積されたデータは、
必要に応じて表示される。
【0025】以上の実施例では、デジタルカメラ7の画
素数を334万画素とした場合、前述したように1mm
に約18画素であるので、1mm/18≒0.06mm
が最小目盛となり、計測精度は±0.03mmとなる。
逆に0.1mm(±0.05mm)以上の計測精度を持
たせる場合、デジタルカメラ7のフレームの横方向の画
素数pは、k:精度係数、x:撮影される画像の最大幅
として、 p=k×x/0.1 で表される。係数精度kは、1以下では目標の計測精度
は得られないので1.2とし、最大幅xは2枚の計測用
パネル1の最大幅+間隔+αとして110mmとする
と、 p=1.2×110mm/0.1mm=1320 となる。この横方向の画素数は、200万画素以上のC
CDを搭載したデジタルカメラ7でその要件を満たすこ
とになる。
【0026】以上の実施例では、光学レンズの歪みや撮
影角度などによる計測画像の歪みを補正してから、画素
を計数して2枚の計測用パネル1の位置関係を得るよう
にしたが、本発明はこれに限られるものではなく、各歪
みの補正係数を算出し、歪みを有する計測画像から画素
を計数して2枚の計測用パネル1の位置関係を得てから
前記補正係数により係数値を補正するようにしても良
い。
【0027】以上の実施例では特に説明しなかったが、
計測用パネル1の汚れなどによるノイズによって現れる
「1」を除外するために、所定の位置近辺以外で現れる
連続した「1」の列を「0」とみなしたり、位置の相違
するライン上で複数の計数結果を取得し、平均値から飛
び抜けて相違するデータを除外することもできる。
【0028】以上の実施例では、特に説明しなかった
が、画素の計数は、VRAM(ビデオRAM)上に記憶
された画像データに基づいて行っても良いし、対象とな
る部分の画像データだけを作業用のRAMに逐次読み出
し、その画像データに基づいて行っても良い。
【0029】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、デ
ジタルカメラ7で計測用パネル1を撮影し、処理装置に
データを転送して処理を行うようにしたので、亀裂の計
測を極めて簡便かつ速やかに行うことができる。また、
計測機器の読み取りの個人差による誤差がなく、微小な
亀裂の変位を検出することができる。従来の方法によれ
ば0.2〜0.3mmの精度であったものが、汎用(市
販)の製品を利用したとしても、0.1mmより小さい
値の精度で計測が可能である。さらに、それほどの精度
が必要ない場合には、必要精度に応じて画素数の少ない
安価なデジタルカメラを利用することができ、費用を押
さえることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による亀裂変位計測方法の一実施例を示
す図である。
【図2】本発明に用いられる初期化パネルを示す正面図
である。
【図3】デジタルカメラの光学レンズの特性に起因する
歪みを説明する図で、(a)は歪みを有する画像、
(b)は歪みを補正した画像である。
【図4】撮影角度の傾きに起因する歪みを説明する図で
(a)は歪みを有する画像、(b)は歪みを補正した画
像である。
【図5】ノギス13を用いた従来の測定方法の説明図で
ある。
【図6】釘14を用いた従来の測定方法の説明図であ
る。
【図7】アンカーボルト15と細幅板16を用いた従来
の測定方法の説明図である。
【図8】従来の3次元測定方法の説明図である。
【符号の説明】
1…計測用パネル、2…グリッド、3…枠線、4…初期
化用パネル、7…デジタルカメラ、9…バーコード、1
2…計測対象位置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA02 AA03 AA49 BB05 CC14 CC40 DD03 DD06 EE08 FF04 JJ03 JJ26 QQ09 QQ31 RR08 SS13 UU01 5B057 AA01 BA11 CA18 CB16 CG01 DA03 DA13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】亀裂などの計測対象位置を挟むように配置
    して固定した2個以上の計測用パネルをデジタルカメラ
    で撮影し、撮影された画像データの画素を処理装置によ
    り計数することにより前記計測用パネルの位置関係デー
    タを取得し、時間経過とともに複数の位置関係データを
    取得し、これらの位置関係データを蓄積し、蓄積された
    位置関係データに基づいて亀裂の変位を計測するデジタ
    ルカメラを用いた構造物の亀裂変位計測方法。
  2. 【請求項2】初期化用パネルをデジタルカメラで撮影
    し、この初期化用パネルの画像データに基づいてデジタ
    ルカメラの光学レンズの特性に起因する画像データの歪
    みを処理装置により補正し、撮影角度の傾きに起因する
    画像データの歪みを処理装置により補正し、これらの補
    正をした画像データに基づいて画素を計数することを特
    徴とする請求項1記載のデジタルカメラを用いた構造物
    の亀裂変位計測方法。
  3. 【請求項3】初期化用パネルおよび計測パネルには縦横
    の複数の枠線で包囲された正方形のグリッドを表示して
    なることを特徴とする請求項2記載のデジタルカメラを
    用いた構造物の亀裂変位計測方法。
  4. 【請求項4】 処理装置による画像データの画素の計数
    は、ビットマップ形式の画像データを利用することを特
    徴とする請求項1記載のデジタルカメラを用いた構造物
    の亀裂変位計測方法。
  5. 【請求項5】 デジタルカメラから出力される他の形式
    の画像データを、処理装置によりビットマップ形式の画
    像データに変換して利用することを特徴とする請求項4
    記載のデジタルカメラを用いた構造物の亀裂変位計測方
    法。
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