JP2014031594A - 摺接部材 - Google Patents

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【課題】耐久性を十分に確保することが可能な摺接部材を提供する。
【解決手段】スタビライザーブッシュのライナーは、複数の糸を3重筒織りにしてなる筒状織物によって構成され、スタビライザーバーに対して摺接する状態で使用される。そして、筒状織物は、第1織物層21と、第1織物層21に積層される第2織物層22と、第2織物層22に積層される第3織物層23と、第1織物層21と第2織物層22とに織り込まれて第1織物層21と第2織物層22とを接結する第1接結糸24と、第2織物層22と第3織物層23とに織り込まれて第2織物層22と第3織物層23とを接結する第2接結糸25とを備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、被接触部に対して摺接する状態で使用される摺接部材に関する。
従来、このような摺接部材としては、例えば、スタビライザーブッシュのライナーとして使用されるものが知られている(例えば、特許文献1)。こうしたスタビライザーブッシュでは、本体ゴム弾性体の円形の軸孔の内周面全体に、繊維で編まれてなる円筒状のライナーが一体で設けられている。このようなライナーは、軸孔に挿通されるスタビライザーバー(被接触部)に摺接する内層と、本体ゴム弾性体の加硫成形の際に軸孔の内周面に接合される外層とを備えている。
すなわち、ライナーの内層は摺動性が良好なフッ素樹脂繊維で編まれた編み物からなる一方、ライナーの外層はポリエステル繊維で編まれた編み物からなっている。この場合、ライナーは、別々に形成された内層及び外層を重ね合わせてなる長方形の2つの素材を内層が内側となるようにそれぞれ丸めることで半円筒形状にし、これら丸めた両半円筒形状の素材の端部同士をそれぞれ縫い合わせることで円筒状に形成されている。
特開2007−237981号公報
ところで、上述のようなライナーは、編物による内層と外層との2層構造である上に、これら内層と外層とが周方向の対向する2箇所でしか縫い合わせられていないため、全体としての強度が不足してしまい、耐久性を十分に確保することができないという問題がある。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、耐久性を十分に確保することが可能な摺接部材を提供することにある。
上記課題を解決する摺接部材は、織物で構成され、被接触部に対して摺接する状態で使用される摺接部材であって、前記織物は、第1織物層と、当該第1織物層に積層される第2織物層と、当該第2織物層に積層される第3織物層と、前記第1織物層と前記第2織物層とに織り込まれて、前記第1織物層と前記第2織物層とを接結する第1接結糸と、前記第2織物層と前記第3織物層とに織り込まれて、前記第2織物層と前記第3織物層とを接結する第2接結糸とを備えた。
上記構成によれば、摺接部材を構成する織物は、所謂3重織物であるため、第1織物層、第2織物層、及び第3織物層が第1接結糸及び第2接結糸によって強固に接結されている。したがって、摺接部材の耐久性を十分に確保することが可能となる。
上記摺接部材において、前記織物は、複数の糸を筒状に織ってなる筒状織物であることが好ましい。
上記構成によれば、織物が筒状織物であるため、周方向に継ぎ目が存在しない。このため、筒状織物が継ぎ目からほつれることを抑制することが可能となる。
上記摺接部材において、前記第1織物層及び前記第3織物層のうち一方は他方よりも前記被接触部に対する摺動性が高いことが好ましい。
上記構成によれば、第1織物層及び第3織物層のうち摺動性が高い方を被接触部に対して摺接させることで、被接触部に対する摺動性を確保することが可能となる。
上記摺接部材において、前記第1織物層と前記第1接結糸とは同じ材料によって構成され、前記第3織物層と前記第2接結糸とは同じ材料によって構成されていることが好ましい。
通常、第1織物層の表面には第1接結糸が露出する一方、第3織物層の表面には第2接結糸が露出するため、第1織物層と第1接結糸とが異なる材料によって構成されるとともに、第3織物層と第2接結糸とが異なる材料によって構成されていると、次のような問題がある。すなわち、第1織物層及び第3織物層のいずれを被接触部に対して摺接させる場合であっても、被接触部に対する第1織物層の摺動性を第1接結糸が低下させたり、被接触部に対する第3織物層の摺動性を第2接結糸が低下させたりするおそれがあるという問題がある。この点、この摺接部材では、第1織物層と第1接結糸とが同じ材料によって構成されるとともに、第3織物層と第2接結糸とが同じ材料によって構成されている。このため、第1織物層及び第3織物層のいずれを被接触部に対して摺接させる場合であっても、被接触部に対する第1織物層の摺動性を第1接結糸が低下させたり、被接触部に対する第3織物層の摺動性を第2接結糸が低下させたりすることを抑制することが可能となる。
本発明によれば、耐久性を十分に確保することが可能な摺接部材を提供することができる。
一実施形態におけるスタビライザーブッシュの正面図。 図1の側面図。 同スタビライザーブッシュのライナーを示す斜視図。 同ライナーを構成する織物の組織を示す一部拡大断面模式図。 同スタビライザーブッシュの車体側への組み付け状態を示す断面図。
以下、摺接部材をスタビライザーブッシュに備えられるライナーに具体化した一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、スタビライザーブッシュは、自動車のサスペンション装置に設けたスタビライザーバーと、車体側のブラケットとの間に装着される部品である。
図1に示すように、スタビライザーブッシュ11は、その軸線方向X(図1では紙面と直交する方向)から見て、上側半分が矩形状をなすとともに下側半分が半円形状をなすブッシュ本体12を備えている。ブッシュ本体12は、可撓性材料(本実施形態では、ゴム)によって構成されている。ブッシュ本体12の中心部には、ブッシュ本体12を軸線方向Xに貫通する円形の軸孔13が形成されている。
図2に示すように、ブッシュ本体12の軸線方向Xの両端部には、一対のフランジ部14が形成されている。ブッシュ本体12における両フランジ部14に挟まれた窪んだ部分は、後述するブラケット31が装着される装着面15とされている。また、ブッシュ本体12の軸孔13には、軸孔13の内周面全体を覆うように、摺接部材の一例としての円筒状のライナー16が設けられている。
なお、図1に示すように、スタビライザーブッシュ11の側部には、被接触部の一例としての後述するスタビライザーバー30を軸孔13に嵌め合わすための切割部17が軸線方向Xの全体にわたって形成されている。
次に、ライナー16の構成について詳述する。
図3及び図4に示すように、ライナー16は、複数の糸を3重筒織りにしてなる筒状織物によって構成されている。ライナー16を構成する織物は、内側(図4では下側)から外側(図4では上側)に向かって順に第1織物層21、第2織物層22、及び第3織物層23が積層された三層構造になっている。すなわち、第1織物層21の外側に第2織物層22が積層され、第2織物層22の外側に第3織物層23が積層されている。
図4に示すように、第1織物層21は、複数の第1縦糸21aと複数の第1横糸21bとを織ってなり、第2織物層22は、複数の第2縦糸22aと複数の第2横糸22bとを織ってなり、第3織物層23は、複数の第3縦糸23aと複数の第3横糸23bとを織ってなる。この場合、各織物層21〜23は、平織りであってもよいし、綾織りであってもよい。
また、本実施形態では、第1織物層21を構成する第1縦糸21a及び第1横糸21bに、摺動性の高いフッ素樹脂の一種であるポリテトラフルオロエチレン(PTFE)製の糸が用いられている。さらに、本実施形態では、第2織物層22を構成する第2縦糸22a及び第2横糸22bと、第3織物層23を構成する第3縦糸23a及び第3横糸23bとに、ポリエステルの一種であるポリエチレンテレフタレート(PET)製の糸が用いられている。したがって、第1織物層21は、第3織物層23に比べて、後述するスタビライザーバー30に対する摺動性が格段に高くなっている。
図4に示すように、第1織物層21と第2織物層22とには、これら第1織物層21と第2織物層22とを接結するように、複数の第1接結糸24が織り込まれている。すなわち、各第1接結糸24は、各第1縦糸21a及び各第2縦糸22aとそれぞれ組織されている。この場合、各第1接結糸24には、第1織物層21を構成する第1縦糸21a及び第1横糸21bと同じポリテトラフルオロエチレン製の糸が用いられている。したがって、各第1接結糸24と第1織物層21とは、同じ材料によって構成されている。
また、第2織物層22と第3織物層23とには、これら第2織物層22と第3織物層23とを接結するように、複数の第2接結糸25が織り込まれている。すなわち、各第2接結糸25は、各第2縦糸22a及び各第3縦糸23aとそれぞれ組織されている。この場合、各第2接結糸25には、第3織物層23を構成する第3縦糸23a及び第3横糸23bと同じポリテトラフルオロエチレン製の糸が用いられている。したがって、各第2接結糸25と第3織物層23とは、同じ材料によって構成されている。
そして、図1に示すスタビライザーブッシュ11は、ライナー16に円柱状の中型を挿通してから金型で挟んでセットし、金型のキャビティ内に生ゴムを注入して加硫成形することで形成される。このとき、ブッシュ本体12の軸孔13には、ライナー16におけるポリエチレンテレフタレートで構成された第3織物層23が接着される。このため、ブッシュ本体12の軸孔13には、第3織物層23を摺動性の高いポリテトラフルオロエチレンで構成した場合に比べて、ライナー16が強固に一体形成される。
次に、スタビライザーブッシュ11の車体側への取り付け方法及びその作用について説明する。
図5に示すように、スタビライザーブッシュ11を車体側へ取り付ける場合には、まず、スタビライザーブッシュ11の切割部17を開いた状態で、車両のサスペンション装置(図示略)側に固定された金属製のスタビライザーバー30の所定位置に嵌め合わせる。続いて、スタビライザーブッシュ11を、ブラケット31を介して車体側の被取付部32にボルト33とナット34とによって締め付けて固定する。
すなわち、ブラケット31は、中央部にスタビライザーブッシュ11の装着面15に合わせてU字状に湾曲させた嵌合部31aを有するとともに、両端部にボルト33を挿通する挿通孔(図示略)が形成された取付部31bとを有している。そして、スタビライザーブッシュ11の装着面15にブラケット31の嵌合部31aを嵌め合わせた状態で、ブラケット31の各取付部31bをボルト33とナット34とによって車体側の被取付部32にそれぞれ固定する。これにより、スタビライザーブッシュ11が車体側に取り付けられる。
このように、スタビライザーブッシュ11をスタビライザーバー30とブラケット31との間に装着することで、サスペンション装置(図示略)側で振動が発生しても、この発生した振動がスタビライザーブッシュ11によって吸収される。このため、サスペンション装置(図示略)側からの車体側への振動の伝播が抑制される。また、スタビライザーブッシュ11のライナー16の内周面は、摺動性の高いポリテトラフルオロエチレン製の第1織物層21によって構成されているため、スタビライザーバー30が円滑に摺動する。
このため、スタビライザーブッシュ11によってスタビライザーバー30の動きが妨げられることが抑制されるとともに、ライナー16によってゴム製のブッシュ本体12と金属製のスタビライザーバー30との摩擦による異音の発生が抑制される。
以上詳述した実施形態によれば次のような効果が発揮される。
(1)スタビライザーブッシュ11のライナー16を構成する織物は、所謂3重織物であるため、第1織物層21、第2織物層22、及び第3織物層23が第1接結糸24及び第2接結糸25によって強固に接結されている。したがって、従来に比べて、ライナー16の耐久性を向上することができる。すなわち、ライナー16の耐久性を十分に確保することができ、ひいてはスタビライザーブッシュ11の耐久性を十分に確保することができる。
(2)ライナー16は、筒状織物によって構成されているため、周方向に継ぎ目が存在しない。このため、ライナー16の継ぎ目からのほつれを抑制することができる。
(3)スタビライザーブッシュ11は、第3織物層23よりもスタビライザーバー30に対する摺動性が高い第1織物層21がスタビライザーバー30に摺接する状態で使用される。このため、スタビライザーブッシュ11のスタビライザーバー30に対する摺動性を十分に確保することができる。
(4)実施形態の構成のライナー16では、第1織物層21の表面(ライナー16の内周面)に第1接結糸24が露出する一方、第3織物層23の表面(ライナーの外周面)に第2接結糸25が露出する。このため、例えば、第1織物層21と第1接結糸24とが異なる材料によって構成されるとともに、第3織物層23と第2接結糸25とが異なる材料によって構成されていると、次のような問題がある。
すなわち、第1織物層21が相対的に摺動性の高いポリテトラフルオロエチレンによって構成されるとともに、第1接結糸24が相対的に摺動性の低いポリエチレンテレフタレートによって構成されていると、第1織物層21の内周面に露出した第1接結糸24がスタビライザーバー30に接触することになる。このため、ライナー16のスタビライザーバー30に対する摺動性を低下させてしまうという問題がある。
一方、第3織物層23が相対的にブッシュ本体12を構成するゴムとの接着性の高いポリエチレンテレフタレートによって構成されるとともに、第2接結糸25が相対的にブッシュ本体12を構成するゴムとの接着性の低いポリテトラフルオロエチレンによって構成されていると、ブッシュ本体12と第3織物層23との接着性が低下することになる。すなわち、ブッシュ本体12の加硫成形時に、ライナー16の第3織物層23の外周面に露出した第2接結糸25が、ライナー16とブッシュ本体12との接着性を低下させてしまうという問題がある。
この点、本実施形態のライナー16は、第1織物層21と第1接結糸24とが同じ材料であるポリテトラフルオロエチレンによって構成され、第3織物層23と第2接結糸25とが同じ材料であるポリエチレンテレフタレートによって構成されている。このため、ライナー16のスタビライザーバー30に対する摺動性を確保しつつ、ブッシュ本体12の加硫成形時におけるブッシュ本体12とライナー16との接着性を確保することができる。
(変更例)
なお、上記実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ライナー16において、第2織物層22の各第2横糸22b及び第3織物層23の各第3横糸23bは、少なくとも一部を熱溶融糸にしてもよい。この一部を熱溶融糸にする方法としては、熱溶融糸を各第2横糸22b及び各第3横糸23bに対して予め交撚させる方法が考えられる。この場合、各第2横糸22b及び各第3横糸23bに対するそれぞれの熱溶融糸の交撚比率は、用途に応じて適宜変更可能で、全てを熱溶融糸としてもよい。このようにすれば、ライナー16に熱を付与して熱溶融糸を溶融させることで、第1織物層21に影響を与えることなく、ライナー16全体を強固にすることができる。また、各第2横糸22b及び各第3横糸23bの少なくとも一部を熱溶融糸にすることで、ライナー16をヒートカットした場合に、切断面をほつれ難くすることができる。
・ライナー16において、第2織物層22の各第2縦糸22aの少なくとも一部を熱溶融糸にしてもよい。この一部を熱溶融糸にする方法としては、熱溶融糸を各第2縦糸22aに対して予め交撚させる方法が考えられる。この場合、各第2縦糸22aに対する熱溶融糸の交撚比率は、用途に応じて適宜変更可能で、全てを熱溶融糸としてもよい。このようにすれば、ライナー16に熱を付与して熱溶融糸を溶融させることで、第1織物層21及び第3織物層23に影響を与えることなく、ライナー16を強固にすることができる。
・第2織物層22の各第2縦糸22a及び各第2横糸22bの両方において、少なくとも一部を熱溶融糸にしてもよい。このようにすれば、各第2縦糸22a及び各第2横糸22bのいずれか一方に熱溶融糸を交撚して熱溶融させる場合に比して、ライナー16を強固にすることができる。
・ライナー16において、各織物層21〜23及び各接結糸24,25には、個別に適宜導電性を付与するようにしてもよい。
・摺接部材は、実施形態のようなライナー16を構成する筒状織物ではなく、平板状の織物で構成するようにしてもよい。このようにすれば、例えば電気掃除機の吸い込み具における床面(被接触部)との接触部に取着されるパッドとして摺接部材を使用することができる。
・ライナー16を構成する筒状織物は、各種の機械や装置が有する回転軸の軸受けとして用いるようにしてもよい。
・第1織物層21及び第3織物層23の被接触部に対する摺動性を同じにしてもよい。すなわち、第1織物層21を構成する材料と第3織物層23を構成する材料とを同じにしてもよい。
・ライナー16において、第1織物層21と第1接結糸24とを必ずしも同じ材料で構成する必要はなく、第3織物層23と第2接結糸25とを必ずしも同じ材料で構成する必要もない。
・各織物層21〜23及び各接結糸24,25は、ポリプロピレンやポリアミドなど、ポリテトラフルオロエチレンやポリエチレンテレフタレート以外の材料で構成するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態より把握できる技術的思想について以下に記載する。
(イ)前記第1織物層は、第1縦糸と第1横糸とを織ってなり、前記第2織物層は、第2縦糸と第2横糸とを織ってなり、前記第3織物層は、第3縦糸と第3横糸とを織ってなり、前記第1接結糸は、前記第1縦糸及び前記第2縦糸と組織され、前記第2接結糸は、前記第2縦糸及び前記第3縦糸と組織されることを特徴とする請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の摺接部材。
16…摺接部材の一例としてのライナー、21…第1織物層、22…第2織物層、23…第3織物層、24…第1接結糸、25…第2接結糸、30…被接触部の一例としてのスタビライザーバー。

Claims (4)

  1. 織物で構成され、被接触部に対して摺接する状態で使用される摺接部材であって、
    前記織物は、
    第1織物層と、
    当該第1織物層に積層される第2織物層と、
    当該第2織物層に積層される第3織物層と、
    前記第1織物層と前記第2織物層とに織り込まれて、前記第1織物層と前記第2織物層とを接結する第1接結糸と、
    前記第2織物層と前記第3織物層とに織り込まれて、前記第2織物層と前記第3織物層とを接結する第2接結糸と
    を備えたことを特徴とする摺接部材。
  2. 前記織物は、複数の糸を筒状に織ってなる筒状織物であることを特徴とする請求項1に記載の摺接部材。
  3. 前記第1織物層及び前記第3織物層のうち一方は他方よりも前記被接触部に対する摺動性が高いことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の摺接部材。
  4. 前記第1織物層と前記第1接結糸とは同じ材料によって構成され、
    前記第3織物層と前記第2接結糸とは同じ材料によって構成されていることを特徴とする請求項3に記載の摺接部材。
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