JP2014031113A - 多機能浮箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】特に係合構造を介して複数組み合わせ、浮島や浮き桟橋などを作成することができる多機能浮箱を提供する。
【解決手段】多機能浮箱は、ケース10と、蓋と、連結盤30と、固定部材40とを備え、その内、該ケースは、4つの隅角にそれぞれ連結部131が設けられ、それら連結部を貫通する挿設孔が形成され、該蓋は、該ケースの上部に被嵌され、該連結部と対応する隅角にそれぞれ嵌着部が設けられ、該嵌着部を貫通する蓋孔が形成され、該連結盤は、水平方向に該ケースの連結部に設置され、該挿設孔及び蓋孔と連通する貫通孔32が形成され、該固定部材は、該ケースの挿設孔、蓋の蓋孔、連結盤の貫通孔を貫通するように、該ケース、蓋、連結盤を組み立てる、この構造によれば、複数の浮箱を組み立ててもよく、浮島や浮き桟橋などを作成することが可能である。
【選択図】図1

Description

本発明は、特に連結構造により組み立てて浮島や浮き桟橋などを作成するために使用する多機能浮箱に関するものである。
従来の浮箱は、ベースを有し、該ベースの上部開口に蓋が被嵌され、該ベースと蓋との内部に物を収納するための空間が形成されるものであるが、浮箱を互いに組み立てるための係合構造を有しないことから、それぞれ個別には使用できるが、浮島や浮き桟橋などを作成することができないという欠点があった。その問題点を改良するために、既存の浮箱は、文献1に示すように、箱体に連結構造が設けられ、その連結構造によって、複数の浮箱を組み立てることができ、浮島や浮き桟橋などを作成することも可能であるが、その浮箱の内部に物を置くことができないことから、多機能を備えなく、利便性が低下であった。
台湾実用新案第315829号
従来の浮箱は、互いに組み立てるための係合構造が設けられていないことから、夫々個別に使用することはできるが、それらを組み合わせて浮島や浮き桟橋などを作成することができないという欠点を有する。この欠点を改良するために、既存の浮箱に連結構造が設けられ、その連結構造によって、複数の浮箱を組み立てることができ、浮島や浮き桟橋などを作成することが可能であるが、その連結構造からの係合効果が低く、浮箱の内部にも物を置くことができないので、多機能を備えなく、利便性が低下であった。
本発明に係る多機能の浮体は、四角形のプレートである底板と、該底板の外周縁から上方へ延設される側壁と、該側壁の上部に凸設される当接リブと、該当接リブの4つの隅角にそれぞれ設けられる連結部と、該当接リブの4つの側縁にそれぞれ設けられる横長方形の当接面と、該連結部を挿設上部と挿設下部とに区画するように、該連結部の外周面の中段部に形成される設置凹部と、該連結部の挿設上部を貫通するように、孔の長手方向が両側の当接面の延出方向に対して45度であると共に、底部により大きい内径を備える大径凹部が形成される上部挿設孔と、該連結部の挿設下部を貫通するように、該上部挿設孔と対応するように形成されると共に、孔の長手方向が両側の当接面の延出方向に対して45度である下部挿設孔とを備えるケースと、
前記ケースの上部に被嵌される四角形の蓋本体と、該蓋本体の4つの隅角にそれぞれ連結部と対応するように設けられる嵌着部と、該嵌着部における、上部挿設孔の上部と対応する位置に形成されると共に、同一形状を呈する蓋孔とを備える蓋と、
同一間隔をおいて形成される4つの嵌合部と、該各嵌合部を貫通すると共に、上部挿設孔と同一形状を呈するように、それぞれの長手方向が四辺形を囲むように配列される貫通孔とを備え、そのうちの1つの該嵌合部が設置凹部に嵌合されると共に、該嵌合部の貫通孔が対応する上部挿設孔及び下部挿設孔と連通するように、水平状態に設置される少なくとも1つの連結盤と、
前記蓋の蓋孔、ケースの上部挿設孔、連結盤の貫通孔、ケースの下部挿設孔を順に貫通するシャフトと、該シャフトの上部に設けられ、該蓋孔と同一形状のブロック体であり、その長手方向が該蓋孔の長手方向と直交する着脱つまみと、該シャフトの底端における両側にそれぞれ、該下部挿設孔と同一形状を呈するように凸設され、長手方向が該着脱つまみの長手方向に対して45度であり、該連結部の底面に位置する下凸部と、該シャフトにおける、大径凹部と対応する位置の両側にそれぞれ凸設され、該上部挿設孔と同一形状のブロック体であり、該大径凹部の内部上面に位置する中凸部とを備える少なくとも1つの固定部材と、を有するものである。
また、かかる多機能浮箱において、前記当接リブにおける当接面及び連結部の内側に、矩形環状の封止凸縁が上方へ延設され、
前記蓋本体における4つの隅角にそれぞれ凹みが凹設されると共に、底面の内周面近傍に矩形環状の内側凸縁が下方へ延設され、該蓋本体の内周面と内側凸縁との間に、封止凸縁が嵌合される封止溝が形成され、前記各嵌着部は、蓋本体の凹みの底部から外側へ延設されることが好ましい。
また、かかる多機能浮箱において、前記凹みは、中央がより大きく凹み、
前記固定部材の着脱つまみの一端が凹みの中央に係合されることが好ましい。
また、かかる多機能浮箱において、前記各嵌着部の上面における相対する両側にそれぞれ嵌着台が設けられ、それら嵌着台が蓋孔の中央と対応するように、蓋孔の相対する両側に位置し、該各嵌着台の両側にそれぞれ傾斜面が設けられることが好ましい。
また、かかる多機能浮箱において、前記各嵌着台は、蓋孔の両端に向かって延設された長形凸部であり、両側にそれぞれ傾斜面が設けられることが好ましい。
また、かかる多機能浮箱において、前記各蓋孔における、底部両側にそれぞれ拡大凹部が形成されると共に、上部における該拡大凹部と対応する位置に、該拡大凹部と連通する収容凹部が凹設され、
前記シャフトにおける、蓋孔と対応する位置の両側にそれぞれ、拡大凹部の内部上面に当接される、収容凹部と同一形状の上凸部が凸設され、それら上凸部の延出方向が着脱つまみの長手方向に対して45度ずれていることが好ましい。
また、かかる多機能浮箱において、前記各上部挿設孔が両端へ行くにつれて狭くなるテーパー状を呈すると共に、前記各下部挿設孔が両端へ行くにつれて狭くなるテーパー状を呈し、前記蓋孔が上部挿設孔より大きく、その両端が外側へ行くにつれて狭くなるテーパー状を呈し、
前記各収容凹部が蓋孔と反対する側へ行くにつれて狭くなるテーパー状であることが好ましい。
前記上部挿設孔の上段における相対する両側にそれぞれ、該上部挿設孔の中央部と連通する位置決め凹部が凹設され、該位置決め凹部は、上部挿設孔の端部と同一形状を呈し、該上部挿設孔の長手方向に対して45度ずれていることが好ましい。
本発明に係る多機能浮箱を用いて複数のセットを組み合わせる時は、当接面を介して各ケースを互いに接触させ、連結盤を介して複数のケースを組み合わせるだけなので、ケースを簡単に且つスムーズに組み合わせることができ、また、浮島や桟橋などを作成することができるので、非常時や災害時に寄与するものである。
また、本発明に係る多機能浮箱は、蓋の取り外しが簡単であり、固定部材を捻れるだけで蓋を自由に着脱することができ、一方、その浮箱と他の浮箱とは、固定部材と連結盤との係合構造により安定した状態で組み合せれていることから、収納機能を提供しつつ、水面上に安定した状態で位置させることができる。また、本発明の浮箱は、海や川に浮かべてもよく、陸地に配置して使用してもよく、例えば、浮箱の内部に土を充填して植物を植えることもできるので、多機能性を有するものである。
さらに、複数の浮箱を横に倒して組み組み合わせる時は、複数のケースの間が当接リブの当接面により互いに組み合わされることから、安定的に且つ強固に組み立てることができる。故に、ケースが脱落することはなく、ケースの内部に本などを収納しても変形しないので、本棚や工具棚としても使用することができる。
本発明に係る多機能浮箱の部分拡大斜視図である。 本発明に係る多機能浮箱の部分分解図である。 本発明に係る多機能浮箱において蓋を取り外した状態を示す部分拡大斜視図である。 図3における連結部の挿設下部の部分拡大断面図である。 図3におけるの連結部の挿設上部の部分拡大平面図である。 図3における連結盤の平面図である。 本発明における蓋及びケースの部分分解斜視図である。 図1における蓋及び固定部材の底面図である。 図1におけるケース及び蓋の部分断面図である。 図5Bにおける部分拡大断面図である。 図1における固定部材の平面図である。 本発明に係るに係る多機能浮箱において、4セット組み合わせた状態を示す斜視図である。 本発明に係るに係る多機能浮箱において、複数のセットを組み合わせた状態を示す斜視図である。 本発明に係るに係る多機能浮箱において、複数のセットを組み立てて重ねた状態を示す斜視図である。 本発明に係る多機能浮箱において、固定部材を挿設した状態を示す部分断面斜視図である。 本発明に係る多機能浮箱において、固定部材を90度回転させて状態を示す部分断面斜視図である。 本発明に係る多機能浮箱において、蓋を取り外した状態を示す斜視図である。 本発明に係る多機能浮箱を4セット組み合わせて、植物を植えた状態を示す斜視図である。 本発明に係る多機能浮箱を4セット重ねた状態を示す断面図である。 本発明に係る多機能浮箱の他の実施例における上面視部分分解斜視図である。 本発明に係る多機能浮箱の他の実施例における底面視部分分解斜視図である。
以下、添付図面を参照して本発明の適切な実施の形態を詳細に説明する。
図1乃至図6に示すように、本発明に係る多機能浮箱の実施例においては、ケース10と、蓋20と、少なくとも1つの連結盤30と、少なくとも1つの固定部材40とを1セットとし、図7乃至図9に示すように、1つの連結盤30を介して複数セットを組み合わせれば浮島を作成することができる。
図2及び図3に示すように、前記ケース10は、直方形のプレートである底板11と、該底板11の外周縁から上方へ延設され、直方形を呈する4つの側部が設けられ、且つ該各側面が下部から上部へ行くにつれて斜め外側へ傾斜状となっている側壁12と、該側壁12の上部外周面に凸設される当接リブ13とを備える。
図3D、図5B及び図5Aに示すように、前記当接リブ13は、正方形を呈し、4つの隅角にそれぞれ、上面及び下面が平坦な連結部131が設けられると共に、4つの側縁にそれぞれ横長方形の当接面132が設けられ、隣り合う2つの当接面132の間に円弧面133が形成される。
前記当接リブ13は、連結部131の外周面の中段部に、連結部131を挿設上部と挿設下部とに区画する設置凹部134が形成され、該連結部131の上段部に挿設上部を上下方向に貫通する上部挿設孔135が形成されると共に、該連結部131の下段部に挿設下部を上下方向に貫通する下部挿設孔136が形成され、更に、該当接リブ13の上面における当接面132及び連結部131の内側に、矩形環状の封止凸縁14が上方へ延設される。
図3A、図3B、図3Dに示すように、前記上部挿設孔135は、長円形を呈し、孔の長手方向が両側の当接面132の延出方向に対して45度であり、底部により大きい内径を備える大径凹部1351が形成され、上段における相対する両側にそれぞれ位置決め凹部1352が凹設され、その位置決め凹部1352は、上部挿設孔135の上段から中段まで貫通するように形成され、且つ上部挿設孔135の端部と同一形状を呈するように形成され、該位置決め凹部1352が上部挿設孔135の長手方向に対して45ずれている。前記下部挿設孔136は、長円形を呈し、孔の長手方向が隣接している当接面132の延出方向に対して45度であり、該上部挿設孔135と対応するように形成され、該上部挿設孔135と同一形状を呈する。
前記蓋20は、ケース10の上部に被嵌され、四角形の蓋本体21を有し、該蓋本体21の4つの隅角の上部にそれぞれ、中央がより大きく凹んでいる凹み211が凹設され、該蓋本体21の底面に矩形環状の内側凸縁212が下方へ延設され、該蓋本体21の底面における外周面と内側凸縁212との間に封止溝213が形成される。尚、この構成によれば、前記封止凸縁14が封止溝213に嵌合され、蓋本体21がケース10の上部に密封状態に被嵌される。
前記蓋20は、蓋本体21の4つの隅角の下部にそれぞれ、連結部131と対応するように嵌着部22が設けられ、該嵌着部22は、蓋本体21の凹み211の底部から外側へ向かって延設され、上面及び下面が平坦なプレートであり、上部挿設孔135と対応する位置に同一形状を呈する蓋孔221が形成され、該蓋孔221は、長円形を呈し、長手方向が上部挿設孔135の長手方向と同一であり、全体的には上部挿設孔135より大きく、その両端が外側へ行くにつれて狭くなるテーパー状であり、底部により大径の拡大凹部2211が形成され、上部における相対する両側にそれぞれ収容凹部2212が凹設され、該相対する収容凹部2212は、蓋孔221の長手方向と直交するように形成されると共に、蓋孔221と反対する側へ行くにつれて狭くなるテーパー状の端部を備え、下部が該拡大凹部2211と連通している。
さらに、前記蓋20は、嵌着部22における各収容凹部2212の外側にそれぞれ嵌着台23が設けられ、それら嵌着台23が蓋孔221の中央と対応するように、蓋孔221の相対する両側に位置し、該各嵌着台23は、蓋孔221の両端に向かって延出された長形凸部である。また、前記各嵌着台23の両側にそれぞれ傾斜面231が設けられる。
図2、図3及び図3Cに示すように、前記連結盤30は、円盤状を呈し、水平方向に設置され、厚さは、設置凹部134の上下方向の高さと同一であり、中央部に矩形の中心孔31が形成され、該中心孔31の周囲に同一間隔で4つの嵌合部が形成され、該各嵌合部を貫通するように、上部挿設孔135と同一形状の貫通孔32が形成され、それら貫通孔32は、それぞれの長手方向が四辺形を囲むように配列される。前記連結盤30は、そのうちの1つの該嵌合部が設置凹部134に位置すると共に、且つ該嵌合部の貫通孔32が、対応する上部挿設孔135及び下部挿設孔136と連通するように位置する。
図2、図3、図4、図6に示すように、前記固定部材40は、蓋20、ケース10、連結盤30に貫挿され、円柱状のシャフト41を備え、該シャフト41は、蓋20の蓋孔221、ケース10の上部挿設孔135、連結盤30の貫通孔32、ケース10の下部挿設孔136を順に貫通するように挿設され、また、前記固定部材40の上端に着脱つまみ42が設けられ、該着脱つまみ42は、蓋孔221と同一形状の細長状のブロックであり、底面中央部分がシャフト41の上端に接着され、その長手方向が該蓋孔221の長手方向と直交する。また、該着脱つまみ42は、両端底面が蓋孔221の両側の嵌着台23の中央部分に当接されると共に、そのうちの一端が凹み211の中央に係合される。
また、前記シャフト41は、その底端が下部挿設孔136を通過して下部から突出するように貫設され、該シャフト41の底端における両側にそれぞれ、下部挿設孔136と同一形状である下凸部43が凸設され、該下凸部43は、長手方向が着脱つまみ42の長手方向に対して45度であり、連結部131における下部挿設孔136の底面周囲に係合される。さらに、前記シャフト41における、大径凹部1351と対応する位置の両側にそれぞれ、上部挿設孔135と同一形状の中凸部44が凸設され、該中凸部44は、下凸部43の上方に位置し、大径凹部1351の内端面に当接される。
また、前記シャフト41における、蓋孔221と対応する位置の両側にそれぞれ、収容凹部2212と同一形状の上凸部45が凸設され、それら上凸部45は、延出方向が着脱つまみ42の長手方向に対して45度ずれており、中凸部44の長手方向に対しても45度ずれており、蓋20の拡大凹部2211に係合される。
上述した本実施例においては、固定部材40の着脱つまみ42の底面両側が蓋孔221の両側における嵌着台23の中央部分に当接されるが、それら嵌着台23は必ずしも設けなくてもよく、着脱つまみ42の底面両側が蓋孔221の両側における嵌着部22の上面に当接されればよい。また、前記嵌着台23は、あってもなくても構わなく、着脱つまみ42を捻って固定部材40を90度回転させると、着脱つまみ42が蓋孔221と対応するように、着脱つまみ42の底部が蓋孔221の上部に嵌入する。
本発明を使用する時は、1セットのみの使用でもよく、複数セットを組み立てて浮島や浮き桟橋などとして使用してもよく、且つ該1セットは、例えば、1つのケース10、1つの蓋20、1つの連結盤30、1つの固定部材40からなり、該複数セットは、例えば、4つのケース10、4つの蓋20、1つの連結盤30、4つの固定部材40からなる。また、本発明に係る多機能浮箱は、収納機能を有し、川や海で遊ぶ際や、洪水の救難援助、泥土を充填して植物を植える盆栽、横に倒して本棚などとして使用してもよい。
図5Bに示すように、ケース10の内部には収容空間を有し、蓋20にはやや弾性を有することから、封止溝213にケース10の封止凸縁14をすると、ケース10と蓋20との間がしっかりと連結され、ケース10内の空気が漏れない密封状態となることから、収納物、例えば、食料や衣料などが水に触れることはないので、食料の腐敗を防止することができ、さらに、本発明においては、蓋20がケース10に封嵌されてケース10内に空気が充満することから、浮力を有するので、津波や洪水などの非常時に水面に浮かべて救助に役立てることができる。
また、本実施例においては、1つの連結盤30を用いて2セットから4セット組み立てることにより、浮島などを作成することができ、例えば、図7に示すように、4セットを組み立てた場合、隣接する当接リブ13の当接面132が互いに接触して、内側の隅角に形成された設置凹部134に連結盤30の嵌合部が嵌合されると共に、4本の固定部材40がれぞれケース10、蓋20、連結盤30に挿設されることにより連結される。故に、この構成によれば、4セットを組み立てて大面積の浮島を作成することにより、洪水などの非常時に役立てることができる。
上述したように、4セットを組み立てた状態においては、それら浮箱がそれぞれ、ケース10の当接面132により互いに接触することから、水波の揺れでケース10が外れることはない。尚、それらケース10の間に、クッションとしてプレートを設置してもよく、これにより、複数セットを組み合わせてもより安定して連結させることができる。
更に、本発明は、1つの連結盤30を用いて4セットを組み立てられるだけでなく、各浮箱の外側に更に他の浮箱を組み立てることにより、より大面積の浮島を作成することもできる。例えば、図8及び図9に示すように、複数セット組み立てて大面積の浮島を作って、遊び場として使用してもよく、さらに、複数セットを組み立てると共に、重ねることにより、より高い2層の浮島を作ってもよい。
一方、図10乃至図12に示すように、蓋20を取り外す時は、先ず固定部材40の着脱つまみ42を90度にひねり回すが、この時、着脱つまみ42に対して相当の力を入れる必要があり、これは蓋20を組み立てた時に、固定部材40の着脱つまみ42が蓋20から抜けないようにするためであって、内端が蓋20の凹み211のより凹んだ中央部分に係合されることから、相当な力を入れなければひねることができない。このような構成であることから、着脱つまみ42を90度にひねり回すと、着脱つまみ42が蓋孔221と対応するようになるが、上凸部45が収容凹部2212と対応していないので、固定部材40を蓋20から上方へ引き抜くことができない。しかし、この時、蓋20を少し上方へ移動させると、固定部材40の着脱つまみ42が蓋孔221を通過することにより、蓋20をケース10から取り外すことができるようになる。
上述したように、本発明の多機能浮箱における前記固定部材40は、一対の下凸部43及び一対の中凸部44により、連結部131の挿設上部及び挿設下部に係合されることから、そのうちの1つの下凸部43または中凸部44が破損し折れたとしても、固定部材40がケース10から抜け落ちることはないので、固定部材40とケース10の連結部131との係合効果を常に維持することができる。
更に、図2及び図3に示すように、着脱つまみ42を90度にひねると、上部挿設孔135の位置決め凹部1352に固定部材40の上凸部45が収容されると共に、固定部材40の着脱つまみ42が蓋20の蓋孔221と対応するように解放されることから、蓋20がケース10と組み合わせてもよく、ケース10から外れてもよい。
また、前記蓋20は、固定部材40における一対の下凸部43及び一対の中凸部44が下部挿設孔136及び上部挿設孔135と対応していない状態である場合、それぞれ連結部131の底面に係合されていることから固定部材40を上方へ移動させることができないので、蓋20を取り外すことはできない。
一方、前記連結盤30を用いて複数セット組み立てた場合においては、1セットの蓋20を取り外しても他の浮箱に影響を与えることはなく、他の浮箱がそれぞれの固定部材40を介してケース10と連結盤30とを結合するので、作成した浮島が崩れないように、安定的に組み立てることが可能である。
図14に示すように、本発明においては、蓋20を取り外しても複数セットの組立状態を維持できることから、海や川などの水面に浮かべたり、陸地に置いて使用したり、ケース10の内部に土を充填して植物を植えることもできるので、多機能の浮箱を提供できる。
さらに、複数の浮箱を横に倒して組み立てる時は、複数のケース10の間が当接リブ13の当接面132により互いに組み合わされることから、安定的に組み立てることができ、ケース10の内部に本などを収容しても変形することはないので、本棚や工具棚として使用することもできる。
また、図14に示すように、複数の浮箱を収納する時は、単にそれぞれ上下方向に重ねて、各ケース10の当接リブ13を係合するだけでよく、更に、上側のケース10の底部外面と下側のケース10の底部内面との間にスペースが形成されるので、このスペースに連結盤30や固定部材40を収納することができる。
一方、図15及び図16に示すように、本発明に係る多機能浮箱の他の実施例は、殆ど上述した実施例と同一であるが、蓋20の各嵌着部22の上面に前記嵌着台23が設けられてないと共に、連結盤30がさらに転止め凸部33を備えることにおいて異なる。その連結盤30は、外周面にそれら嵌合部との隣接する位置にそれぞれ回転止め凸部33が外側へ突出するように設けられる。また、連結盤30における、中心孔31が円形を呈してもよく、貫通孔32が楕円形を呈してもよい。
その構造によれば、前記連結盤30の嵌合部がケース10の設置凹部134に嵌合される時、該嵌合部の両側の回転止め凸部33がそれぞれ設置凹部134の両側の当接面132に当接されることから、該連結盤30がケース10に対して回転することができなく、固定部材40が蓋20の蓋孔221、ケース10の上部挿設孔135、連結盤30の貫通孔32、ケース10の下部挿設孔136を順に貫通すると、蓋20と、ケース10と、連結盤30とを安定して組み立てることができる。
10 ケース
11 底板
12 側壁
13 当接リブ
131 連結部
132 当接面
133 円弧面
134 設置凹部
135 上部挿設孔
1351 大径凹部
1352 位置決め凹部
136 下部挿設孔
14 封止凸縁
20 蓋
21 蓋本体
211 凹み
212 内側凸縁
213 封止溝
22 嵌着部
221 蓋孔
2211 拡大凹部
2212 収容凹部
23 嵌着台
231 傾斜面
30 連結盤
31 中心孔
32 貫通孔
40 固定部材
41 シャフト
42 着脱つまみ
43 下凸部
44 中凸部
45 上凸部

Claims (8)

  1. 四角形のプレートである底板と、該底板の外周縁から上方へ延設される側壁と、該側壁の上部に凸設される当接リブと、該当接リブの4つの隅角にそれぞれ設けられる連結部と、該当接リブの4つの側縁にそれぞれ設けられる横長方形の当接面と、該連結部を挿設上部と挿設下部とに区画するように、該連結部の外周面の中段部に形成される設置凹部と、該連結部の挿設上部を貫通するように、孔の長手方向が両側の当接面の延出方向に対して45度であると共に、底部により大きい内径を備える大径凹部が形成される上部挿設孔と、該連結部の挿設下部を貫通するように、該上部挿設孔と対応するように形成されると共に、孔の長手方向が両側の当接面の延出方向に対して45度である下部挿設孔とを備えるケースと、
    前記ケースの上部に被嵌される四角形の蓋本体と、該蓋本体の4つの隅角にそれぞれ連結部と対応するように設けられる嵌着部と、該嵌着部における、上部挿設孔の上部と対応する位置に形成されると共に、同一形状を呈する蓋孔とを備える蓋と、
    同一間隔をおいて形成される4つの嵌合部と、該各嵌合部を貫通すると共に、上部挿設孔と同一形状を呈するように、それぞれの長手方向が四辺形を囲むように配列される貫通孔とを備え、そのうちの1つの該嵌合部が設置凹部に嵌合されると共に、該嵌合部の貫通孔が対応する上部挿設孔及び下部挿設孔と連通するように、水平状態に設置される少なくとも1つの連結盤と、
    前記蓋の蓋孔、ケースの上部挿設孔、連結盤の貫通孔、ケースの下部挿設孔を順に貫通するシャフトと、該シャフトの上部に設けられ、該蓋孔と同一形状のブロック体であり、その長手方向が該蓋孔の長手方向と直交する着脱つまみと、該シャフトの底端における両側にそれぞれ、該下部挿設孔と同一形状を呈するように凸設され、長手方向が該着脱つまみの長手方向に対して45度であり、該連結部の底面に位置する下凸部と、該シャフトにおける、大径凹部と対応する位置の両側にそれぞれ凸設され、該上部挿設孔と同一形状のブロック体であり、該大径凹部の内部上面に位置する中凸部とを備える少なくとも1つの固定部材と、を有することを特徴とする多機能浮箱。
  2. 前記当接リブにおける当接面及び連結部の内側に、矩形環状の封止凸縁が上方へ延設され、
    前記蓋本体における4つの隅角にそれぞれ凹みが凹設されると共に、底面の内周面近傍に矩形環状の内側凸縁が下方へ延設され、該蓋本体の内周面と内側凸縁との間に、封止凸縁が嵌合される封止溝が形成され、前記各嵌着部は、蓋本体の凹みの底部から外側へ延設されることを特徴とする請求項1に記載の多機能浮箱。
  3. 前記凹みは、中央がより大きく凹み、
    前記固定部材の着脱つまみの一端が凹みの中央に係合されることを特徴とする請求項2に記載の多機能浮箱。
  4. 前記各嵌着部の上面における相対する両側にそれぞれ嵌着台が設けられ、それら嵌着台が蓋孔の中央と対応するように、蓋孔の相対する両側に位置し、該各嵌着台の両側にそれぞれ傾斜面が設けられることを特徴とする請求項3に記載の多機能浮箱。
  5. 前記各嵌着台は、蓋孔の両端に向かって延設された長形凸部であり、両側にそれぞれ傾斜面が設けられることを特徴とする請求項4に記載の多機能浮箱。
  6. 前記各蓋孔における、底部両側にそれぞれ拡大凹部が形成されると共に、上部における該拡大凹部と対応する位置に、該拡大凹部と連通する収容凹部が凹設され、
    前記シャフトにおける、蓋孔と対応する位置の両側にそれぞれ、拡大凹部の内部上面に当接される、収容凹部と同一形状の上凸部が凸設され、それら上凸部の延出方向が着脱つまみの長手方向に対して45度ずれていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の多機能浮箱。
  7. 前記各上部挿設孔が両端へ行くにつれて狭くなるテーパー状を呈すると共に、前記各下部挿設孔が両端へ行くにつれて狭くなるテーパー状を呈し、前記蓋孔が上部挿設孔より大きく、その両端が外側へ行くにつれて狭くなるテーパー状を呈し、
    前記各収容凹部が蓋孔と反対する側へ行くにつれて狭くなるテーパー状であることを特徴とする請求項6に記載の多機能浮箱。
  8. 前記上部挿設孔の上段における相対する両側にそれぞれ、該上部挿設孔の中央部と連通する位置決め凹部が凹設され、該位置決め凹部は、上部挿設孔の端部と同一形状を呈し、該上部挿設孔の長手方向に対して45度ずれていることを特徴とする請求項7に記載の多機能浮箱。
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WO2018230870A1 (ko) * 2017-06-14 2018-12-20 (주)명일정공 해양플랫폼의 연결장치
JP2019530605A (ja) * 2016-09-20 2019-10-24 ソラリスフロート,エルディーアー. モジュール支持プラットフォームに用いられるコネクタ

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