JP2014030722A - ヘアドライヤーのための回転式空気指向装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ヘアドライヤーのための回転式空気指向装置を提供する。
【解決手段】ヘアドライヤーのバレルのための回転式空気指向装置であって、入口開口部142および出口開口部144を有する管状アダプタ部材140であり、該入口開口部142は、該ヘアドライヤーの該バレルに取り外し可能に結合される。管状アダプタ部材140に回転可能に結合されたプロペラ部材112は、中心シリンダ120から延びる複数の湾曲した翼122、124、126を備える。プロペラ部材112ならびに該管状アダプタ部材140の該出口開口部144に隣接して配置され、そして該プロペラ部材112と一緒に回転するように適合されたノズル部材146は、角度付き管状部材を備え、該角度付き管状部材は、該管状アダプタ部材140の該出口開口部144に対して鋭角で配置されたノズル開口部を有する。
【選択図】図1
【解決手段】ヘアドライヤーのバレルのための回転式空気指向装置であって、入口開口部142および出口開口部144を有する管状アダプタ部材140であり、該入口開口部142は、該ヘアドライヤーの該バレルに取り外し可能に結合される。管状アダプタ部材140に回転可能に結合されたプロペラ部材112は、中心シリンダ120から延びる複数の湾曲した翼122、124、126を備える。プロペラ部材112ならびに該管状アダプタ部材140の該出口開口部144に隣接して配置され、そして該プロペラ部材112と一緒に回転するように適合されたノズル部材146は、角度付き管状部材を備え、該角度付き管状部材は、該管状アダプタ部材140の該出口開口部144に対して鋭角で配置されたノズル開口部を有する。
【選択図】図1
Description
(関連出願の引用)
本願は、米国特許出願番号13/564,267(2012年8月1日出願)および米国特許出願番号13/720,299(2012年12月19日出願)に対する優先権を主張する。これらの両方の米国特許出願の内容は、本明細書中に参考として援用される。
本願は、米国特許出願番号13/564,267(2012年8月1日出願)および米国特許出願番号13/720,299(2012年12月19日出願)に対する優先権を主張する。これらの両方の米国特許出願の内容は、本明細書中に参考として援用される。
(発明の背景)
(1.発明の分野)
本発明は一般に、ヘアドライヤーの分野に関し、そしてより特定すると、ヘアドライヤーからの空気の円形の流れを方向付けるための回転部材を有するデバイスに関する。
(1.発明の分野)
本発明は一般に、ヘアドライヤーの分野に関し、そしてより特定すると、ヘアドライヤーからの空気の円形の流れを方向付けるための回転部材を有するデバイスに関する。
(2.関連技術の説明)
ヘアドライヤーからの空気流を方向付ける多数のデバイスが公知である。これらのデバイスは、回転しながら空気を鋭角に曲げる、ノズル付属品または出口を備える。これらの付属品は、そのヘアドライヤーを出る空気によって押される、内部翼の使用によって回転を可能にされる。これらの翼は代表的に、この付属品内の中心点に接続され、そしてこの中心点の周りで回転する。この回転式付属品を出る空気の方向は、これによって常に変化させられ、時々、円形のパターンで変化させられる。しかし、この付属品から出る空気流は本質的に直線状のままであり、そしてこれらの翼は、この直線状の流れが方向付けられる方向を変化させるようにのみ働く。
ヘアドライヤーからの空気流を方向付ける多数のデバイスが公知である。これらのデバイスは、回転しながら空気を鋭角に曲げる、ノズル付属品または出口を備える。これらの付属品は、そのヘアドライヤーを出る空気によって押される、内部翼の使用によって回転を可能にされる。これらの翼は代表的に、この付属品内の中心点に接続され、そしてこの中心点の周りで回転する。この回転式付属品を出る空気の方向は、これによって常に変化させられ、時々、円形のパターンで変化させられる。しかし、この付属品から出る空気流は本質的に直線状のままであり、そしてこれらの翼は、この直線状の流れが方向付けられる方向を変化させるようにのみ働く。
本発明は、例えば、以下を提供する:
(項目1A)
ヘアドライヤーのバレルのための回転式空気指向装置であって、該装置は:
入口開口部および出口開口部を有する管状アダプタ部材であって、該入口開口部は、該ヘアドライヤーの該バレルに取り外し可能に結合されるように適合されている、管状アダプタ部材;
該管状アダプタ部材に回転可能に結合されたプロペラ部材であって、該プロペラ部材は、中心シリンダから延びる複数の湾曲した翼を備える、プロペラ部材;ならびに
該管状アダプタ部材の該出口開口部に隣接して配置され、そして該プロペラ部材と一緒に回転するように適合されたノズル部材であって、該ノズル部材は、角度付き管状部材を備え、該角度付き管状部材は、該管状アダプタ部材の該出口開口部に対して鋭角で配置されたノズル開口部を有する、ノズル部材;
を備える、回転式空気指向装置。
(項目2A)
上記プロペラ部材を回転可能に係合する上記管状アダプタ部材の内表面に配置された、少なくとも1つのストッパ部材をさらに備える、上記項目に記載の回転式空気指向装置。
(項目3A)
上記少なくとも1つのストッパ部材は、上記入口開口部に近接する第一のストッパ部材、および上記出口開口部に近接する第二のストッパ部材を備える、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目4A)
上記第一のストッパの外周および上記第二のストッパの外周ならびに上記管状アダプタ部材の内周は、少なくとも1つの平坦部分以外は実質的に円形であり、そして上記プロペラ部材が回転する間、該第一のストッパおよび該第二のストッパは、該管状アダプタ部材と一緒に静止したままである、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目5A)
上記プロペラ部材の上記中心シリンダの両端部は、上記第一のストッパ部材の中心開口部分および上記第二のストッパ部材の中心開口部分のそれぞれの内部に回転可能に配置されている、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目6A)
上記ノズル部材の内表面に配置された第三のストッパ部材をさらに備える、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目7A)
上記プロペラ部材の上記中心シリンダの最遠位端は、上記第三のストッパ部材の中心開口部分の内部に配置されている、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目8A)
上記中心シリンダの上記最遠位端の外周、および上記第三のストッパ部材の上記中心開口部分の内周は、少なくとも1つの平坦部分以外は実質的に円形であり、そして該第三のストッパ部材は、上記プロペラ部材と一緒に回転する、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目9A)
上記第三のストッパ部材の外周および上記ノズル部材の内周は、少なくとも1つの平坦部分以外は実質的に円形であり、そして該ノズル部材は、該第三のストッパ部材および上記プロペラ部材と一緒に回転する、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目10A)
上記プロペラ部材の上記中心シリンダの開口部分を通って延びるシャフトをさらに備え、該シャフトは、上記第一のストッパと、上記第二のストッパと、上記第三のストッパとを、該シャフトの両端の間で該中心シリンダ上に保持する、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目11A)
上記第一のストッパと、上記第二のストッパと、上記第三のストッパとは、上記シャフトのヘッドとナットとの間に保持される、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目12A)
上記複数の湾曲した翼は、第一の湾曲した翼、第二の湾曲した翼および第三の湾曲した翼を備える、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目13A)
上記ノズル開口部は、形状が卵円形であり、上記出口開口部の平坦な周の線上の点から、該出口開口部の中心と該出口開口部の該平坦な周上の反対側の点との間の線上の点まで延びる、最長直径を有する、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目14A)
上記プロペラ部材は、上記回転式空気指向装置の外側部分に、少なくともシャフトを介して固定されている、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目15A)
回転式空気指向装置を用いてヘアドライヤーの空気を指向する方法であって、該方法は:
管状アダプタ部材の入口開口部において、該ヘアドライヤーからの空気を受容する工程;
該管状アダプタ部材に回転可能に結合されたプロペラ部材を回転させるように該空気を指向する工程であって、該空気は、該管状アダプタ部材の出口開口部を通して、ノズルの入口開口部内へと指向されて、該ノズルを回転させる、工程;および
該空気流を該ノズルの出口開口部に通してさらに指向する工程であって、該ノズルの該出口開口部は該管状アダプタ部材の該出口開口部に対して鋭角で配置されている、工程
を包含する、方法。
(項目16A)
ヘアドライヤーのバレルのための回転式空気流指向付属品であって、該付属品は:
A)入口開口部および出口開口部を有する管状アダプタであって、該入口開口部は、該ヘアドライヤーの該バレルに取り外し可能に結合されるように適合されている、管状アダプタ;
B)該管状アダプタに回転可能に結合された回転部材内に配置された1つ以上の翼であって、該回転部材は、少なくともシャフトを介して、該付属品の外側部分に固定されている、1つ以上の翼;
C)該管状アダプタの該出口開口部に隣接して配置され、該1つ以上の翼と一緒に回転するように適合されたノズルであって、該ノズルは、該管状アダプタの該出口開口部に対して鋭角で配置された開口部を有する、ノズル、
を備え、
D)該ノズルは、切頭斜円錐形状を有する、
回転式空気流指向付属品。
(項目17A)
付属品を用いてヘアドライヤーの空気流を指向する方法であって、該方法は:
A)管状アダプタの入口開口部において、該ヘアドライヤーからの空気流を受容する工程;
B)該管状アダプタに回転可能に結合された回転部材内に配置された1つ以上の翼を回転させるように該空気流を指向する工程であって、該空気流は、該管状アダプタの出口開口部を通して、切頭斜円錐形状を有するノズルの入口開口部内へと指向されて、シャフトの周りで該ノズルを回転させる、工程;および
C)該空気流を該ノズルの出口開口部に通してさらに指向する工程であって、該ノズルの該出口開口部は形状が卵円形である、工程
を包含する、方法。
(項目18A)
上記ノズルの上記出口開口部を出る上記空気流は、操作者が上記ヘアドライヤーを乾燥させられるべき毛髪に対して手で操作するときに達成されるパターンに類似した加熱された空気流の動く回転するパターンを有する、上記項目に記載の方法。
(項目19A)
上記ノズルと1つ以上の翼との構成が、該ノズルおよび/または該1つ以上の翼を1500RPM〜2500RPMの速度で回転させることによって、上記出口からの拍動空気流を発生させる、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目1B)
ヘアドライヤーのバレルのための回転式空気指向装置であって、該装置は:
該ヘアドライヤーの該バレルに取り外し可能に結合されるように適合された管状アダプタ部材;
該管状アダプタ部材に回転可能に結合された管状回転部材であって、該管状回転部材は、周の内表面、入口開口部、出口開口部、および複数の湾曲した翼を備える、管状回転部材;
該管状回転部材の該出口開口部に隣接して配置され、そして該管状回転部材と一緒に回転するように適合されたノズル部材であって、該ノズル部材は、角度付き管状部材を備え、該角度付き管状部材は、該出口開口部に対して鋭角で配置されたノズル開口部を有する、ノズル部材;
を備え;
該複数の湾曲した翼の各々は、該管状回転部材の該入口開口部から該出口開口部まで延びる該周の内表面上の固定縁、および該管状回転部材の中心開口空間を規定する、反対側の自由縁を有し;そして
該複数の湾曲した翼の各々は、互いから間隔を空けており、これによって、複数の湾曲した放射状開口部を、隣接する湾曲した翼間に規定し、そして該複数の湾曲した放射状開口部の各々は、該中心開口空間に隣接することにより、連続的な開口通路を形成する、
回転式空気指向装置。
(項目2B)
上記管状アダプタ部材の内表面と、上記管状回転部材の外表面とに配置された少なくとも1つのリングベアリングをさらに備える、上記項目に記載の回転式空気指向装置。
(項目3B)
上記少なくとも1つのリングベアリングは、上記出口開口部に近接する第一のリングベアリング、および上記入口開口部に近接する第二のリングベアリングを備える、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目4B)
上記複数の湾曲した翼は、上記管状回転部材と一体的に形成されている、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目5B)
上記複数の湾曲した翼は、第一の湾曲した翼、第二の湾曲した翼および第三の湾曲した翼を備える、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目6B)
上記複数の湾曲した翼の各々は、上記固定縁と上記自由縁との間に延びる1つ以上の側縁を備える、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目7B)
上記複数の湾曲した翼の各々の上記反対側の自由縁は、その対応する固定縁の両端に接触するように湾曲している、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目8B)
上記管状回転部材は、該管状回転部材の周の外表面のそれぞれのボールベアリング保持部内に複数のボールベアリングを備える、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目9B)
上記複数のボールベアリングは、内側レッジおよび上記管状アダプタ部材の周の内表面において、上記管状回転部材と該管状アダプタ部材との間の接触を提供する、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目10B)
上記管状回転部材の上記入口開口部に隣接して上記管状アダプタ部材内に固定されて配置された空気指向部材をさらに備える、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目11B)
上記空気指向部材は、複数の翼を備え、該複数の翼の各々は、該空気指向部材の中心から該空気指向部材の周まで放射状に延び、そして空気流の方向を変化させるように個々に傾斜している、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目12B)
上記複数の翼は、上記空気指向部材の上記周に対して垂直である対応する面から鋭角に傾斜している、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目13B)
上記ノズル開口部は、形状が卵円形であり、上記出口開口部の平坦な周の線上の点から、該出口開口部の中心と該出口開口部の該平坦な周上の反対側の点との間の線上の点まで延びる、最長直径を有する、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目14B)
上記中心開口空間は、上記回転管状部材が回転しているときに開いたままである、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目15B)
ヘアドライヤーのバレルのための回転式空気流指向付属品であって、該付属品は:
A)入口開口部および出口開口部を有する管状アダプタであって、該入口開口部は、該ヘアドライヤーの該バレルに取り外し可能に結合されるように適合されている、管状アダプタ;
B)該管状アダプタに回転可能に結合された羽根;
C)該管状アダプタの該出口開口部に隣接して配置され、該羽根と一緒に回転するように適合されたノズルであって、該ノズルは、該管状アダプタの該出口開口部に対して鋭角で配置された開口部を有する、ノズル、
を備える、回転式空気流指向付属品。
(項目16B)
上記羽根は、1つ以上の羽根を備え、該1つ以上の羽根のうちの少なくとも1つは湾曲している、上記項目に記載の付属品。
(項目17B)
上記ノズルは、半円錐および/または切頭円錐の形状を有する、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目18B)
上記ノズルは、(i)上記管状アダプタにしっかりと結合されているか、または(ii)1つのユニタリ構造体として該管状アダプタと一体的に形成されているかのいずれかである、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目19B)
上記管状アダプタは、上記付属品の温度を低下させるように構成されている、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目20B)
上記ノズル開口部は、該ノズル開口部の中心を通る垂線が上記管状アダプタの上記出口開口部の中心を通る垂線と90度未満の角度を形成するように配置されている、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目21B)
操作者が上記ヘアドライヤーを乾燥させられるべき毛髪に対して手で操作するときに達成されるパターンに類似した加熱された空気流の動く回転するパターンを、上記ノズルが該ノズルの上記出口開口部を通して発生させるように構成されている、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目22B)
上記ノズルは、該ノズルの出口開口部を通して、環形状を有する空気流を発生させるように構成されている、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目23B)
上記羽根は、上記管状アダプタに回転可能に結合された回転部材内に配置されている、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目24B)
上記羽根は、上記管状アダプタ内に一体的に形成されており、そして上記ノズルは、該管状アダプタにしっかりと取り付けられている、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目25B)
上記回転部材は、旋回軸構造体を介して、上記付属品の外側部分に固定されている、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目26B)
付属品を用いてヘアドライヤーの空気流を指向する方法であって、該方法は:
A)管状アダプタの入口開口部において、該ヘアドライヤーからの空気流を受容する工程;
B)該管状アダプタ内に配置された羽根を回転させるように該空気流を指向する工程であって、該空気流は、該管状アダプタの出口開口部を通して、該出口開口部に隣接して配置されたノズルの入口開口部内へと指向されて、該ノズルを回転させる、工程;
C)該空気流を該ノズルの出口開口部に通してさらに指向する工程であって、該出口開口部は、該管状アダプタの該出口開口部に対して鋭角で配置されている、工程
を包含する、方法。
(項目27B)
上記ノズルの上記出口開口部を出る上記空気流は、操作者が上記ヘアドライヤーを乾燥させられるべき毛髪に対して手で操作するときに達成されるパターンに類似した加熱された空気流の動く回転するパターンを有する、上記項目に記載の方法。
(項目28B)
上記ノズルの上記出口開口部を出る上記空気流は、形状が環状である、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目29B)
上記管状アダプタを用いて上記付属品の外側部分の温度を低下させる工程をさらに包含する、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目30B)
上記ノズルと羽根との構成が、該ノズルおよび/または該羽根を1500RPM〜2500RPMの速度で回転させることによって、上記出口からの拍動空気流を引き起こす、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目1C)
ヘアドライヤーのバレルのための回転式空気指向装置であって、該装置は:
該ヘアドライヤーの該バレルに取り外し可能に結合されるように適合された管状アダプタ部材;
該管状アダプタ部材に回転可能に結合され、そして該管状アダプタ部材内に配置された管状回転部材であって、該管状回転部材は、周の内表面、入口開口部、出口開口部、および複数の湾曲した翼を備える、管状回転部材;
斜円錐形状を有し、そして該管状回転部材と一緒に回転するように適合されたノズル部材であって、該ノズル部材は、角度付き管状部材を備え、該角度付き管状部材は、該管状回転部材の該出口開口部に隣接して配置されたノズル入口開口部、および該管状回転部材の該出口開口部に対して鋭角で配置されたノズル出口開口部を有する、ノズル部材;
を備え;
該複数の湾曲した翼の各々は、該管状回転部材の該入口開口部から該出口開口部まで延びる該周の内表面上の固定縁、および該管状回転部材の中心開口空間を規定する、反対側の自由縁を有し;そして
該複数の湾曲した翼の各々は、互いから間隔を空けており、これによって、複数の湾曲した放射状開口部を、隣接する湾曲した翼間に規定し、そして該複数の湾曲した放射状開口部の各々は、該中心開口空間に隣接することにより、連続的な開口通路を形成する、
回転式空気指向装置。
(項目2C)
上記管状アダプタ部材の内表面と、上記管状回転部材の外表面とに配置された少なくとも1つのリングベアリングをさらに備える、上記項目に記載の回転式空気指向装置。
(項目3C)
上記少なくとも1つのリングベアリングは、上記出口開口部に近接する第一のリングベアリング、および上記入口開口部に近接する第二のリングベアリングを備える、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目4C)
上記複数の湾曲した翼は、上記管状回転部材と一体的に形成されている、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目5C)
上記複数の湾曲した翼は、第一の湾曲した翼、第二の湾曲した翼および第三の湾曲した翼を備える、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目6C)
上記複数の湾曲した翼の各々は、上記固定縁と上記自由縁との間に延びる1つ以上の側縁を備える、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目7C)
上記複数の湾曲した翼の各々の上記反対側の自由縁は、その対応する固定縁の両端に接触するように湾曲している、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目8C)
上記管状回転部材は、該管状回転部材の周の外表面のそれぞれのボールベアリング保持部内に複数のボールベアリングを備える、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目9C)
上記複数のボールベアリングは、内側レッジおよび上記管状アダプタ部材の周の内表面において、上記管状回転部材と該管状アダプタ部材との間の接触を提供する、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目10C)
上記管状回転部材の上記入口開口部に隣接して上記管状アダプタ部材内に固定されて配置された空気指向部材をさらに備える、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目11C)
上記空気指向部材は、複数の翼を備え、該複数の翼の各々は、該空気指向部材の中心から該空気指向部材の周まで放射状に延び、そして空気流の方向を変化させるように個々に傾斜している、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目12C)
上記複数の翼は、上記空気指向部材の上記周に対して垂直である対応する面から鋭角に傾斜している、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目13C)
上記中心開口空間は、上記回転管状部材が回転しているときに開いたままである、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目14C)
ヘアドライヤーのバレルのための回転式空気流指向付属品であって、該付属品は:
A)入口開口部および出口開口部を有する管状アダプタであって、該入口開口部は、該ヘアドライヤーの該バレルに取り外し可能に結合されるように適合されている、管状アダプタ;
B)該管状アダプタに回転可能に結合された1つ以上の翼;
C)該管状アダプタの該出口開口部に隣接して配置され、該1つ以上の翼と一緒に回転するように適合されたノズルであって、該ノズルは、該管状アダプタの該出口開口部に対して鋭角で配置された開口部を有する、ノズル、
を備え、
D)該ノズルは、切頭斜円錐形状を有する、
回転式空気流指向付属品。
(項目15C)
上記1つ以上の翼のうちの少なくとも1つは湾曲している、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目16C)
上記ノズルの開口部は卵円形である、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目17C)
上記ノズルは、(i)上記管状アダプタにしっかりと結合されているか、または(ii)1つのユニタリ構造体として該管状アダプタと一体的に形成されているかのいずれかである、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目18C)
上記管状アダプタは、上記付属品の温度を低下させるように構成されている、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目19C)
上記ノズル開口部は、該ノズル開口部の中心を通る垂線が上記管状アダプタの上記出口開口部の中心を通る垂線と90度未満の角度を形成するように配置されている、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目20C)
操作者が上記ヘアドライヤーを乾燥させられるべき毛髪に対して手で操作するときに達成されるパターンに類似した加熱された空気流の動く回転するパターンを、上記ノズルが該ノズルの上記出口開口部を通して発生させるように構成されている、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目21C)
上記ノズルは、該ノズルの出口開口部を通して、環形状を有する空気流を発生させるように構成されている、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目22C)
上記1つ以上の翼は、上記管状アダプタに回転可能に結合された回転部材内に配置されている、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目23C)
上記1つ以上の翼は、上記管状アダプタ内に一体的に形成されており、そして上記ノズルは、該管状アダプタにしっかりと取り付けられている、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目24C)
上記回転部材は、少なくともシャフトを介して、上記付属品の外側部分に固定されている、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目25C)
付属品を用いてヘアドライヤーの空気流を指向する方法であって、該方法は:
A)管状アダプタの入口開口部において、該ヘアドライヤーからの空気流を受容する工程;
B)該管状アダプタ内に配置された1つ以上の翼を回転させるように該空気流を指向する工程であって、該空気流は、該管状アダプタの出口開口部を通して、切頭斜円錐形状を有するノズルの入口開口部内へと指向されて、該ノズルを回転させる、工程;
C)該空気流を該ノズルの出口開口部に通してさらに指向する工程であって、該ノズルの該出口開口部は形状が卵円形である、工程
を包含する、方法。
(項目26C)
上記ノズルの上記出口開口部を出る上記空気流は、操作者が上記ヘアドライヤーを乾燥させられるべき毛髪に対して手で操作するときに達成されるパターンに類似した加熱された空気流の動く回転するパターンを有する、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目27C)
上記管状アダプタを用いて上記付属品の外側部分の温度を低下させる工程をさらに包含する、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目28C)
上記ノズルと1つ以上の翼との構成が、該ノズルおよび/または該1つ以上の翼を1500RPM〜2500RPMの速度で回転させることによって、上記出口からの拍動空気流を引き起こす、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目29C)
ヘアドライヤーのバレルと一体である回転式空気流指向装置であって、該装置は:
A)該ヘアドライヤーの該バレルに回転可能に結合され、そして該バレルの内側に配置された管状回転部材であって、該管状回転部材は、入口開口部、出口開口部、および複数の湾曲した翼を備える、管状回転部材;ならびに
B)該管状回転部材の該出口開口部に結合されているか、または該出口開口部と一体的に形成されているノズル
を備える、回転式空気流指向装置。
(項目30C)
上記ノズルは、卵円形状を有する出口開口部を備える、上記項目のいずれかに記載の装置。
(項目1A)
ヘアドライヤーのバレルのための回転式空気指向装置であって、該装置は:
入口開口部および出口開口部を有する管状アダプタ部材であって、該入口開口部は、該ヘアドライヤーの該バレルに取り外し可能に結合されるように適合されている、管状アダプタ部材;
該管状アダプタ部材に回転可能に結合されたプロペラ部材であって、該プロペラ部材は、中心シリンダから延びる複数の湾曲した翼を備える、プロペラ部材;ならびに
該管状アダプタ部材の該出口開口部に隣接して配置され、そして該プロペラ部材と一緒に回転するように適合されたノズル部材であって、該ノズル部材は、角度付き管状部材を備え、該角度付き管状部材は、該管状アダプタ部材の該出口開口部に対して鋭角で配置されたノズル開口部を有する、ノズル部材;
を備える、回転式空気指向装置。
(項目2A)
上記プロペラ部材を回転可能に係合する上記管状アダプタ部材の内表面に配置された、少なくとも1つのストッパ部材をさらに備える、上記項目に記載の回転式空気指向装置。
(項目3A)
上記少なくとも1つのストッパ部材は、上記入口開口部に近接する第一のストッパ部材、および上記出口開口部に近接する第二のストッパ部材を備える、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目4A)
上記第一のストッパの外周および上記第二のストッパの外周ならびに上記管状アダプタ部材の内周は、少なくとも1つの平坦部分以外は実質的に円形であり、そして上記プロペラ部材が回転する間、該第一のストッパおよび該第二のストッパは、該管状アダプタ部材と一緒に静止したままである、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目5A)
上記プロペラ部材の上記中心シリンダの両端部は、上記第一のストッパ部材の中心開口部分および上記第二のストッパ部材の中心開口部分のそれぞれの内部に回転可能に配置されている、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目6A)
上記ノズル部材の内表面に配置された第三のストッパ部材をさらに備える、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目7A)
上記プロペラ部材の上記中心シリンダの最遠位端は、上記第三のストッパ部材の中心開口部分の内部に配置されている、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目8A)
上記中心シリンダの上記最遠位端の外周、および上記第三のストッパ部材の上記中心開口部分の内周は、少なくとも1つの平坦部分以外は実質的に円形であり、そして該第三のストッパ部材は、上記プロペラ部材と一緒に回転する、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目9A)
上記第三のストッパ部材の外周および上記ノズル部材の内周は、少なくとも1つの平坦部分以外は実質的に円形であり、そして該ノズル部材は、該第三のストッパ部材および上記プロペラ部材と一緒に回転する、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目10A)
上記プロペラ部材の上記中心シリンダの開口部分を通って延びるシャフトをさらに備え、該シャフトは、上記第一のストッパと、上記第二のストッパと、上記第三のストッパとを、該シャフトの両端の間で該中心シリンダ上に保持する、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目11A)
上記第一のストッパと、上記第二のストッパと、上記第三のストッパとは、上記シャフトのヘッドとナットとの間に保持される、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目12A)
上記複数の湾曲した翼は、第一の湾曲した翼、第二の湾曲した翼および第三の湾曲した翼を備える、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目13A)
上記ノズル開口部は、形状が卵円形であり、上記出口開口部の平坦な周の線上の点から、該出口開口部の中心と該出口開口部の該平坦な周上の反対側の点との間の線上の点まで延びる、最長直径を有する、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目14A)
上記プロペラ部材は、上記回転式空気指向装置の外側部分に、少なくともシャフトを介して固定されている、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目15A)
回転式空気指向装置を用いてヘアドライヤーの空気を指向する方法であって、該方法は:
管状アダプタ部材の入口開口部において、該ヘアドライヤーからの空気を受容する工程;
該管状アダプタ部材に回転可能に結合されたプロペラ部材を回転させるように該空気を指向する工程であって、該空気は、該管状アダプタ部材の出口開口部を通して、ノズルの入口開口部内へと指向されて、該ノズルを回転させる、工程;および
該空気流を該ノズルの出口開口部に通してさらに指向する工程であって、該ノズルの該出口開口部は該管状アダプタ部材の該出口開口部に対して鋭角で配置されている、工程
を包含する、方法。
(項目16A)
ヘアドライヤーのバレルのための回転式空気流指向付属品であって、該付属品は:
A)入口開口部および出口開口部を有する管状アダプタであって、該入口開口部は、該ヘアドライヤーの該バレルに取り外し可能に結合されるように適合されている、管状アダプタ;
B)該管状アダプタに回転可能に結合された回転部材内に配置された1つ以上の翼であって、該回転部材は、少なくともシャフトを介して、該付属品の外側部分に固定されている、1つ以上の翼;
C)該管状アダプタの該出口開口部に隣接して配置され、該1つ以上の翼と一緒に回転するように適合されたノズルであって、該ノズルは、該管状アダプタの該出口開口部に対して鋭角で配置された開口部を有する、ノズル、
を備え、
D)該ノズルは、切頭斜円錐形状を有する、
回転式空気流指向付属品。
(項目17A)
付属品を用いてヘアドライヤーの空気流を指向する方法であって、該方法は:
A)管状アダプタの入口開口部において、該ヘアドライヤーからの空気流を受容する工程;
B)該管状アダプタに回転可能に結合された回転部材内に配置された1つ以上の翼を回転させるように該空気流を指向する工程であって、該空気流は、該管状アダプタの出口開口部を通して、切頭斜円錐形状を有するノズルの入口開口部内へと指向されて、シャフトの周りで該ノズルを回転させる、工程;および
C)該空気流を該ノズルの出口開口部に通してさらに指向する工程であって、該ノズルの該出口開口部は形状が卵円形である、工程
を包含する、方法。
(項目18A)
上記ノズルの上記出口開口部を出る上記空気流は、操作者が上記ヘアドライヤーを乾燥させられるべき毛髪に対して手で操作するときに達成されるパターンに類似した加熱された空気流の動く回転するパターンを有する、上記項目に記載の方法。
(項目19A)
上記ノズルと1つ以上の翼との構成が、該ノズルおよび/または該1つ以上の翼を1500RPM〜2500RPMの速度で回転させることによって、上記出口からの拍動空気流を発生させる、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目1B)
ヘアドライヤーのバレルのための回転式空気指向装置であって、該装置は:
該ヘアドライヤーの該バレルに取り外し可能に結合されるように適合された管状アダプタ部材;
該管状アダプタ部材に回転可能に結合された管状回転部材であって、該管状回転部材は、周の内表面、入口開口部、出口開口部、および複数の湾曲した翼を備える、管状回転部材;
該管状回転部材の該出口開口部に隣接して配置され、そして該管状回転部材と一緒に回転するように適合されたノズル部材であって、該ノズル部材は、角度付き管状部材を備え、該角度付き管状部材は、該出口開口部に対して鋭角で配置されたノズル開口部を有する、ノズル部材;
を備え;
該複数の湾曲した翼の各々は、該管状回転部材の該入口開口部から該出口開口部まで延びる該周の内表面上の固定縁、および該管状回転部材の中心開口空間を規定する、反対側の自由縁を有し;そして
該複数の湾曲した翼の各々は、互いから間隔を空けており、これによって、複数の湾曲した放射状開口部を、隣接する湾曲した翼間に規定し、そして該複数の湾曲した放射状開口部の各々は、該中心開口空間に隣接することにより、連続的な開口通路を形成する、
回転式空気指向装置。
(項目2B)
上記管状アダプタ部材の内表面と、上記管状回転部材の外表面とに配置された少なくとも1つのリングベアリングをさらに備える、上記項目に記載の回転式空気指向装置。
(項目3B)
上記少なくとも1つのリングベアリングは、上記出口開口部に近接する第一のリングベアリング、および上記入口開口部に近接する第二のリングベアリングを備える、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目4B)
上記複数の湾曲した翼は、上記管状回転部材と一体的に形成されている、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目5B)
上記複数の湾曲した翼は、第一の湾曲した翼、第二の湾曲した翼および第三の湾曲した翼を備える、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目6B)
上記複数の湾曲した翼の各々は、上記固定縁と上記自由縁との間に延びる1つ以上の側縁を備える、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目7B)
上記複数の湾曲した翼の各々の上記反対側の自由縁は、その対応する固定縁の両端に接触するように湾曲している、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目8B)
上記管状回転部材は、該管状回転部材の周の外表面のそれぞれのボールベアリング保持部内に複数のボールベアリングを備える、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目9B)
上記複数のボールベアリングは、内側レッジおよび上記管状アダプタ部材の周の内表面において、上記管状回転部材と該管状アダプタ部材との間の接触を提供する、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目10B)
上記管状回転部材の上記入口開口部に隣接して上記管状アダプタ部材内に固定されて配置された空気指向部材をさらに備える、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目11B)
上記空気指向部材は、複数の翼を備え、該複数の翼の各々は、該空気指向部材の中心から該空気指向部材の周まで放射状に延び、そして空気流の方向を変化させるように個々に傾斜している、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目12B)
上記複数の翼は、上記空気指向部材の上記周に対して垂直である対応する面から鋭角に傾斜している、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目13B)
上記ノズル開口部は、形状が卵円形であり、上記出口開口部の平坦な周の線上の点から、該出口開口部の中心と該出口開口部の該平坦な周上の反対側の点との間の線上の点まで延びる、最長直径を有する、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目14B)
上記中心開口空間は、上記回転管状部材が回転しているときに開いたままである、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目15B)
ヘアドライヤーのバレルのための回転式空気流指向付属品であって、該付属品は:
A)入口開口部および出口開口部を有する管状アダプタであって、該入口開口部は、該ヘアドライヤーの該バレルに取り外し可能に結合されるように適合されている、管状アダプタ;
B)該管状アダプタに回転可能に結合された羽根;
C)該管状アダプタの該出口開口部に隣接して配置され、該羽根と一緒に回転するように適合されたノズルであって、該ノズルは、該管状アダプタの該出口開口部に対して鋭角で配置された開口部を有する、ノズル、
を備える、回転式空気流指向付属品。
(項目16B)
上記羽根は、1つ以上の羽根を備え、該1つ以上の羽根のうちの少なくとも1つは湾曲している、上記項目に記載の付属品。
(項目17B)
上記ノズルは、半円錐および/または切頭円錐の形状を有する、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目18B)
上記ノズルは、(i)上記管状アダプタにしっかりと結合されているか、または(ii)1つのユニタリ構造体として該管状アダプタと一体的に形成されているかのいずれかである、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目19B)
上記管状アダプタは、上記付属品の温度を低下させるように構成されている、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目20B)
上記ノズル開口部は、該ノズル開口部の中心を通る垂線が上記管状アダプタの上記出口開口部の中心を通る垂線と90度未満の角度を形成するように配置されている、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目21B)
操作者が上記ヘアドライヤーを乾燥させられるべき毛髪に対して手で操作するときに達成されるパターンに類似した加熱された空気流の動く回転するパターンを、上記ノズルが該ノズルの上記出口開口部を通して発生させるように構成されている、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目22B)
上記ノズルは、該ノズルの出口開口部を通して、環形状を有する空気流を発生させるように構成されている、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目23B)
上記羽根は、上記管状アダプタに回転可能に結合された回転部材内に配置されている、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目24B)
上記羽根は、上記管状アダプタ内に一体的に形成されており、そして上記ノズルは、該管状アダプタにしっかりと取り付けられている、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目25B)
上記回転部材は、旋回軸構造体を介して、上記付属品の外側部分に固定されている、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目26B)
付属品を用いてヘアドライヤーの空気流を指向する方法であって、該方法は:
A)管状アダプタの入口開口部において、該ヘアドライヤーからの空気流を受容する工程;
B)該管状アダプタ内に配置された羽根を回転させるように該空気流を指向する工程であって、該空気流は、該管状アダプタの出口開口部を通して、該出口開口部に隣接して配置されたノズルの入口開口部内へと指向されて、該ノズルを回転させる、工程;
C)該空気流を該ノズルの出口開口部に通してさらに指向する工程であって、該出口開口部は、該管状アダプタの該出口開口部に対して鋭角で配置されている、工程
を包含する、方法。
(項目27B)
上記ノズルの上記出口開口部を出る上記空気流は、操作者が上記ヘアドライヤーを乾燥させられるべき毛髪に対して手で操作するときに達成されるパターンに類似した加熱された空気流の動く回転するパターンを有する、上記項目に記載の方法。
(項目28B)
上記ノズルの上記出口開口部を出る上記空気流は、形状が環状である、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目29B)
上記管状アダプタを用いて上記付属品の外側部分の温度を低下させる工程をさらに包含する、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目30B)
上記ノズルと羽根との構成が、該ノズルおよび/または該羽根を1500RPM〜2500RPMの速度で回転させることによって、上記出口からの拍動空気流を引き起こす、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目1C)
ヘアドライヤーのバレルのための回転式空気指向装置であって、該装置は:
該ヘアドライヤーの該バレルに取り外し可能に結合されるように適合された管状アダプタ部材;
該管状アダプタ部材に回転可能に結合され、そして該管状アダプタ部材内に配置された管状回転部材であって、該管状回転部材は、周の内表面、入口開口部、出口開口部、および複数の湾曲した翼を備える、管状回転部材;
斜円錐形状を有し、そして該管状回転部材と一緒に回転するように適合されたノズル部材であって、該ノズル部材は、角度付き管状部材を備え、該角度付き管状部材は、該管状回転部材の該出口開口部に隣接して配置されたノズル入口開口部、および該管状回転部材の該出口開口部に対して鋭角で配置されたノズル出口開口部を有する、ノズル部材;
を備え;
該複数の湾曲した翼の各々は、該管状回転部材の該入口開口部から該出口開口部まで延びる該周の内表面上の固定縁、および該管状回転部材の中心開口空間を規定する、反対側の自由縁を有し;そして
該複数の湾曲した翼の各々は、互いから間隔を空けており、これによって、複数の湾曲した放射状開口部を、隣接する湾曲した翼間に規定し、そして該複数の湾曲した放射状開口部の各々は、該中心開口空間に隣接することにより、連続的な開口通路を形成する、
回転式空気指向装置。
(項目2C)
上記管状アダプタ部材の内表面と、上記管状回転部材の外表面とに配置された少なくとも1つのリングベアリングをさらに備える、上記項目に記載の回転式空気指向装置。
(項目3C)
上記少なくとも1つのリングベアリングは、上記出口開口部に近接する第一のリングベアリング、および上記入口開口部に近接する第二のリングベアリングを備える、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目4C)
上記複数の湾曲した翼は、上記管状回転部材と一体的に形成されている、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目5C)
上記複数の湾曲した翼は、第一の湾曲した翼、第二の湾曲した翼および第三の湾曲した翼を備える、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目6C)
上記複数の湾曲した翼の各々は、上記固定縁と上記自由縁との間に延びる1つ以上の側縁を備える、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目7C)
上記複数の湾曲した翼の各々の上記反対側の自由縁は、その対応する固定縁の両端に接触するように湾曲している、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目8C)
上記管状回転部材は、該管状回転部材の周の外表面のそれぞれのボールベアリング保持部内に複数のボールベアリングを備える、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目9C)
上記複数のボールベアリングは、内側レッジおよび上記管状アダプタ部材の周の内表面において、上記管状回転部材と該管状アダプタ部材との間の接触を提供する、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目10C)
上記管状回転部材の上記入口開口部に隣接して上記管状アダプタ部材内に固定されて配置された空気指向部材をさらに備える、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目11C)
上記空気指向部材は、複数の翼を備え、該複数の翼の各々は、該空気指向部材の中心から該空気指向部材の周まで放射状に延び、そして空気流の方向を変化させるように個々に傾斜している、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目12C)
上記複数の翼は、上記空気指向部材の上記周に対して垂直である対応する面から鋭角に傾斜している、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目13C)
上記中心開口空間は、上記回転管状部材が回転しているときに開いたままである、上記項目のいずれかに記載の回転式空気指向装置。
(項目14C)
ヘアドライヤーのバレルのための回転式空気流指向付属品であって、該付属品は:
A)入口開口部および出口開口部を有する管状アダプタであって、該入口開口部は、該ヘアドライヤーの該バレルに取り外し可能に結合されるように適合されている、管状アダプタ;
B)該管状アダプタに回転可能に結合された1つ以上の翼;
C)該管状アダプタの該出口開口部に隣接して配置され、該1つ以上の翼と一緒に回転するように適合されたノズルであって、該ノズルは、該管状アダプタの該出口開口部に対して鋭角で配置された開口部を有する、ノズル、
を備え、
D)該ノズルは、切頭斜円錐形状を有する、
回転式空気流指向付属品。
(項目15C)
上記1つ以上の翼のうちの少なくとも1つは湾曲している、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目16C)
上記ノズルの開口部は卵円形である、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目17C)
上記ノズルは、(i)上記管状アダプタにしっかりと結合されているか、または(ii)1つのユニタリ構造体として該管状アダプタと一体的に形成されているかのいずれかである、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目18C)
上記管状アダプタは、上記付属品の温度を低下させるように構成されている、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目19C)
上記ノズル開口部は、該ノズル開口部の中心を通る垂線が上記管状アダプタの上記出口開口部の中心を通る垂線と90度未満の角度を形成するように配置されている、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目20C)
操作者が上記ヘアドライヤーを乾燥させられるべき毛髪に対して手で操作するときに達成されるパターンに類似した加熱された空気流の動く回転するパターンを、上記ノズルが該ノズルの上記出口開口部を通して発生させるように構成されている、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目21C)
上記ノズルは、該ノズルの出口開口部を通して、環形状を有する空気流を発生させるように構成されている、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目22C)
上記1つ以上の翼は、上記管状アダプタに回転可能に結合された回転部材内に配置されている、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目23C)
上記1つ以上の翼は、上記管状アダプタ内に一体的に形成されており、そして上記ノズルは、該管状アダプタにしっかりと取り付けられている、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目24C)
上記回転部材は、少なくともシャフトを介して、上記付属品の外側部分に固定されている、上記項目のいずれかに記載の付属品。
(項目25C)
付属品を用いてヘアドライヤーの空気流を指向する方法であって、該方法は:
A)管状アダプタの入口開口部において、該ヘアドライヤーからの空気流を受容する工程;
B)該管状アダプタ内に配置された1つ以上の翼を回転させるように該空気流を指向する工程であって、該空気流は、該管状アダプタの出口開口部を通して、切頭斜円錐形状を有するノズルの入口開口部内へと指向されて、該ノズルを回転させる、工程;
C)該空気流を該ノズルの出口開口部に通してさらに指向する工程であって、該ノズルの該出口開口部は形状が卵円形である、工程
を包含する、方法。
(項目26C)
上記ノズルの上記出口開口部を出る上記空気流は、操作者が上記ヘアドライヤーを乾燥させられるべき毛髪に対して手で操作するときに達成されるパターンに類似した加熱された空気流の動く回転するパターンを有する、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目27C)
上記管状アダプタを用いて上記付属品の外側部分の温度を低下させる工程をさらに包含する、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目28C)
上記ノズルと1つ以上の翼との構成が、該ノズルおよび/または該1つ以上の翼を1500RPM〜2500RPMの速度で回転させることによって、上記出口からの拍動空気流を引き起こす、上記項目のいずれかに記載の方法。
(項目29C)
ヘアドライヤーのバレルと一体である回転式空気流指向装置であって、該装置は:
A)該ヘアドライヤーの該バレルに回転可能に結合され、そして該バレルの内側に配置された管状回転部材であって、該管状回転部材は、入口開口部、出口開口部、および複数の湾曲した翼を備える、管状回転部材;ならびに
B)該管状回転部材の該出口開口部に結合されているか、または該出口開口部と一体的に形成されているノズル
を備える、回転式空気流指向装置。
(項目30C)
上記ノズルは、卵円形状を有する出口開口部を備える、上記項目のいずれかに記載の装置。
(摘要)
ヘアドライヤーのバレルのための回転式空気指向装置が提供される。この装置は、入口開口部および出口開口部を有する管状アダプタ部材を備える。この入口開口部は、このヘアドライヤーのバレルに取り外し可能に結合されるように結合される。この装置はまた、この管状アダプタ部材に回転可能に結合されたプロペラ部材を備える。このプロペラ部材は、中心シリンダから延びる複数の湾曲した翼を備える。この装置はさらに、この管状アダプタ部材の出口開口部に隣接して配置され、そしてこのプロペラ部材と一緒に回転するように適合されたノズル部材を備える。このノズル部材は、角度付き管状部材を備え、この角度付き管状部材は、この管状アダプタ部材の出口開口部に対して鋭角で配置されたノズル開口部を有する。
ヘアドライヤーのバレルのための回転式空気指向装置が提供される。この装置は、入口開口部および出口開口部を有する管状アダプタ部材を備える。この入口開口部は、このヘアドライヤーのバレルに取り外し可能に結合されるように結合される。この装置はまた、この管状アダプタ部材に回転可能に結合されたプロペラ部材を備える。このプロペラ部材は、中心シリンダから延びる複数の湾曲した翼を備える。この装置はさらに、この管状アダプタ部材の出口開口部に隣接して配置され、そしてこのプロペラ部材と一緒に回転するように適合されたノズル部材を備える。このノズル部材は、角度付き管状部材を備え、この角度付き管状部材は、この管状アダプタ部材の出口開口部に対して鋭角で配置されたノズル開口部を有する。
(発明の要旨)
本発明は、少なくとも上記問題および/または欠点に取り組み、そして少なくとも以下に記載される利点を提供するために、なされた。従って、本発明の1つの局面は、可搬型の手で持つヘアドライヤーからの空気の円形の流れを方向付けるための回転部材に関する。
本発明は、少なくとも上記問題および/または欠点に取り組み、そして少なくとも以下に記載される利点を提供するために、なされた。従って、本発明の1つの局面は、可搬型の手で持つヘアドライヤーからの空気の円形の流れを方向付けるための回転部材に関する。
本発明の1つの局面によれば、ヘアドライヤーのバレルのための回転式空気指向装置が提供される。この装置は、入口開口部および出口開口部を有する管状アダプタ部材を備え得る。この入口開口部は、このヘアドライヤーのバレルに取り外し可能に結合されるように適合され得る。この装置はまた、この管状アダプタ部材に回転可能に結合されたプロペラ部材を備え得る。このプロペラ部材は、中心シリンダから延びる複数の湾曲した翼を備え得る。この装置は、ノズル部材をさらに備え得、このノズル部材は、この管状アダプタ部材の出口開口部に隣接して配置され、そしてこのプロペラ部材と一緒に回転するように適合される。このノズル部材は、この管状アダプタ部材の出口開口部に対して鋭角で配置されたノズル開口部を有する、角度付き管状部材を備え得る。
別の局面において、回転式空気指向装置を用いてヘアドライヤーの空気を指向する方法が存在する。この方法は、管状アダプタ部材の入口開口部において、このヘアドライヤーからの空気を受容する工程を包含する。この方法はまた、この管状アダプタ部材内に回転可能に結合されたプロペラ部材を回転させるようにこの空気を指向する工程であって、この空気は、この管状アダプタ部材の出口開口部を通して、ノズルの入口開口部内へと指向され、このノズルを回転させる、工程をさらに包含し得る。この方法は、この空気流をこのノズルの出口開口部に通してさらに指向する工程であって、このノズルの出口開口部は、この管状アダプタ部材の出口開口部に対して鋭角で配置されている、工程をさらに包含し得る。
なお別の局面において、ヘアドライヤーのバレルのための回転式空気流指向付属品が提供される。この付属品は、入口開口部および出口開口部を有する管状アダプタを備え、この入口開口部は、このヘアドライヤーのバレルに取り外し可能に結合されるように適合される。この付属品はまた、回転部材内に配置された1つ以上の翼を備え得、この回転部材は、この管状アダプタに回転可能に結合され、この回転部材は、少なくともシャフトを介して、この付属品の外側部分に固定される。ノズルが、この管状アダプタの出口開口部に隣接して配置され得、そして1つ以上の翼と一緒に回転するように適合され得る。このノズルは、この管状アダプタの出口開口部に対して鋭角に配置された開口部を有する。このノズルはまた、切頭斜円錐の形状を有し得る。
別の局面において、付属品を用いてヘアドライヤーの空気流を指向する方法が存在する。この方法は、管状アダプタの入口開口部において、このヘアドライヤーからの空気流を受容する工程を包含する。この空気流は、この管状アダプタに回転可能に結合された回転部材内に配置された1つ以上の翼を回転させるように指向する工程であって、この空気流は、この管状アダプタの出口開口部を通して、切頭斜円錐形状を有するノズルの入口開口部内へと指向され、シャフトの周りでこのノズルを回転させる、工程をさらに包含する。この空気流は、このノズルの出口開口部に通してさらに指向され得、このノズルの出口開口部は、形状が卵円形である。
いくつかの実施形態において、この回転式空気指向装置はまた、この管状アダプタ部材の内表面に配置された少なくとも1つのストッパ部材を備え得、この内表面は、プロペラ部材を回転可能に係合する。この少なくとも1つのストッパ部材は、入口開口部に近接する第一のストッパ部材、および出口開口部に近接する第二のストッパ部材を備え得る。第一のストッパの外周および第二のストッパの外周、ならびに管状アダプタ部材の内周は、少なくとも1つの平坦部分以外は実質的に円形であり得、そしてプロペラ部材が回転する間、第一のストッパおよび第二のストッパは、管状アダプタ部材と一緒に静止したままであり得る。プロペラ部材の中心シリンダの両端部は、第一のストッパの中心開口部分および第二のストッパ部材の中心開口部分のそれぞれの内部に回転可能に配置され得る。種々の実施形態において、第三のストッパ部材が、ノズル部材の内表面に配置され得る。
いくつかの実施形態において、プロペラ部材の中心シリンダの最遠位端は、第三のストッパ部材の中心開口部分の内部に配置される。中心シリンダの最遠位端の外周、および第三のストッパ部材の中心開口部分の内周は、少なくとも1つの平坦部分以外は実質的に円形であり得る。種々の実施形態において、第三のストッパ部材は、プロペラ部材と一緒に回転し得る。第三のストッパ部材の外周およびノズル部材の内周は、少なくとも1つの平坦部分以外は実質的に円形であり得る。ノズル部材もまた、第三のストッパ部材およびプロペラ部材と一緒に回転し得る。シャフトが、プロペラ部材の中心シリンダの開口部分を通って延び得、そして第一のストッパと、第二のストッパと、第三のストッパとを、このシャフトの両端の間で、中心シリンダ上に保持し得る。第一のストッパと、第二のストッパと、第三のストッパとは、このシャフトのヘッドとナットとの間に保持され得る。
いくつかの実施形態において、複数の湾曲した翼は、第一の湾曲した翼、第二の湾曲した翼、および第三の湾曲した翼を備える。ノズル開口部は、形状が卵円形であり得、出口開口部の平坦な周の線上の点から、出口開口部の中心と出口開口部の平坦な周上の反対側の点との間の線上の点まで延びる、最長直径を有し得る。
種々の実施形態において、プロペラ部材は、回転式空気指向装置の外側部分に、少なくともシャフトを介して固定され得る。
いくつかの実施形態において、ノズルの出口開口部を出る空気流は、操作者がヘアドライヤーを乾燥させられるべき毛髪に対して手で操作するときに達成されるパターンに類似した加熱された空気流の動く回転するパターンを有する。ノズルと1つ以上の翼との構成は、ノズルおよび/または1つ以上の翼を1500RPM〜2500RPMの速度で回転させることによって、出口からの拍動空気流を発生させ得る。
本発明の上記および他の局面、特徴および利点は、添付の図面と合わせて読まれる場合に、以下の詳細な説明か明らかになる。
(詳細な説明)
本発明の実施形態が、添付の図面を参照しながら詳細に説明される。同じかまたは類似の構成要素は、異なる図に図示される場合であっても、同じかまたは類似の参照番号によって表され得る。当該分野において公知である構成またはプロセスの詳細な説明は、本発明の主題が曖昧になることを避けるために、省略され得る。
本発明の実施形態が、添付の図面を参照しながら詳細に説明される。同じかまたは類似の構成要素は、異なる図に図示される場合であっても、同じかまたは類似の参照番号によって表され得る。当該分野において公知である構成またはプロセスの詳細な説明は、本発明の主題が曖昧になることを避けるために、省略され得る。
図1〜図3は、本発明の実施形態による、ヘアドライヤーのバレルのための回転式空気指向装置を示す。この空気指向装置は、ヘアドライヤーのバレルに取り外し可能に固定されるように適合された付属品であり得るか、またはヘアドライヤーバレル自体と一体的であり得る。いくつかの実施形態において、ヘアドライヤーは、家庭または店において代表的に使用され得る、手で持つ可搬型のヘアドライヤーであり得る。
この回転式空気指向装置は、このヘアドライヤーから流れる空気の力によって、動力を与えられ得る。この装置は、乾燥させられるべき毛髪に対して操作者がヘアドライヤーを手で操作するときに達成されるパターンに類似した加熱された空気流の動く回転するパターンを発生させるような設計および構成にされ得る。本発明の1つの実施形態による回転式空気指向装置、すなわちヘアドライヤーアセンブリは、操作者がこのヘアドライヤーを連続的に操作する必要性を排除し得、これによって、操作者の疲労を軽減し得る。
最初に図1を参照すると、図は、本発明の1つの実施形態による回転式空気指向装置の分解斜視図を図示する。この回転式空気指向装置は、シャフト104を支持する第一のストッパ102を備える。第一のストッパは、2つ以上の支持部材106を備え、これらの支持部材は、中心開口部分108を第一のストッパ102の中心領域に保持する。シャフト104は、第一のストッパ102の中心開口部分108から延びる。種々の実施形態において、シャフト104のヘッド110は、中心開口部分108より広く、そして中心開口部分108の片側に配置される。一方で、シャフト104の主本体は、中心開口部分108の反対側の面から垂直に離れる方向に延びる。シャフト104のヘッド110は、このヘッドがねじ回しによって係合されて回転させられ得るように構成され得る。
いくつかの実施形態において、シャフト104は、プロペラ部材112内で、プロペラ部材112の近位端114から遠位端116を越えて延びるように構成される。種々の実施形態において、シャフト104は、プロペラ部材112の中心シリンダ120を通って延びる開口部分118を通って延びる。プロペラ部材112は、複数の湾曲した翼122、124および126を備え得る。
この回転式空気指向装置は、2つ、3つ、またはより多くの翼を備え得る。例えば、図1に示されるように、第一の湾曲した翼122、第二の湾曲した翼124および第三の湾曲した翼126が、プロペラ部材112の中心シリンダ120に配置されて、この中心シリンダ120から延びる。湾曲した翼122〜126は、ヘアドライヤーからの空気の流れが湾曲した翼122〜126を通って流れるときに、プロペラ部材112を回転させるように構成され得る。湾曲した翼122〜126の形状および配置は、空気の渦巻塊または回転塊を発生させ得る。具体的には、複数の湾曲した翼122〜126は、対応する複数の固定縁を中心シリンダ120において備える。各固定縁は、湾曲した翼122〜126の1つずつに関連し得る。
複数の湾曲した翼122〜126はまた、複数の自由縁を備え得る。各自由縁は、湾曲した翼122〜126の1つずつに関連し得る。いくつかの実施形態において、これらの自由縁は、プロペラ部材112の中心シリンダ120から間隔を空けている。
複数の湾曲した翼122〜126はまた、固定縁のそれぞれ1つと、自由縁のそれぞれ1つとの間に延びる、複数の側縁を備え得る。
種々の実施形態において、湾曲した翼122〜126は、等しく間隔を空けており、そして隣接する湾曲した翼間に、複数の弯曲した放射状開口部を規定する。
ワッシャ128と、第二のストッパ130と、第三のストッパ132とは、プロペラ部材112の中心シリンダ120上に配置され得る。第二のストッパ130は、第一のストッパ102と実質的に同じであり得る。いくつかの実施形態において、中心シリンダ120は、ワッシャ128および第二のストッパ130を通過し得、その結果、中心シリンダ120の実質的に円形の外周は、ワッシャ128の実質的に円形の内周内および第二のストッパ130の中心開口部分134内で、自由に回転する。
中心シリンダ120の遠位端116は、その頂部および底部に、平坦な部分を有し得る。これらの平坦な部分は、第三のストッパ132の中心開口部分136の内周の平坦な部分と一致し得る。第三のストッパ132は、これらの平坦な部分以外は、第一のストッパ102および第二のストッパ130と実質的に同じであり得る。従って、中心シリンダ120の遠位端116は、第三のストッパ132の中心開口部分136内で、これらの平坦な部分が許容する距離だけ延び得る。さらに、遠位端116と中心開口部分136との両方の平坦な部分が、第三のストッパ132がプロペラ部材112と一緒に回転することを可能にし得る。
いくつかの実施形態において、ナット138が、中心シリンダ120および第三のストッパ132を越えて延びるシャフト104の遠位端を係合し得る。シャフト104の遠位端は、このナットとの係合のために溝を付けられ得、そしてシャフト104のヘッド110は、組み立てのために、例えばねじ回しによって回され得る。従って、ナット138は、シャフト104が、第一のストッパ102、プロペラ部材112、ワッシャ128、第二のストッパ130、および第三のストッパ132を通って延びることを可能にし得る。種々の実施形態において、ナット138は、プロペラ部材112、ワッシャ128、および第二のストッパ130を、第一のストッパ102と第三のストッパ132との間に固定し得る。
第一のストッパ102と第二のストッパ130との間に配置された回転式空気指向装置の要素は、第一のストッパ102および第二のストッパ130を含めて、管状アダプタ部材140内に配置され得る。管状アダプタ部材140は、近位入口端142および遠位出口端144を備え得る。第三のストッパ132は、ノズル部材146内に配置され得る。ノズル部材146は、入口端148および出口端150を有し得る。
管状アダプタ部材140は、ヘアドライヤーのバレルに取り外し可能に結合されるように適合され得る。例えば、管状アダプタ部材140の内径は、ヘアドライヤーバレルの外径の外側に嵌って、プレスばめ(press−on fit)または摩擦ばめを提供するような寸法にされ得る。あるいは、管状アダプタ部材140の外径は、ヘアドライヤーバレルの内径の内側に嵌って、プレスばめまたは摩擦ばめを提供するような寸法を有し得る。管状アダプタ部材140とヘアドライヤーのバレルとの間に取り外し可能な結合を提供するための他の可能な機構としては、管状アダプタ部材140およびヘアドライヤーのバレルのうちの一方または両方への係合溝、螺合ばめ、ならびにクランプ止め要素が挙げられ得る。
いくつかの実施形態において、管状アダプタ部材140は、硬い軽量のプラスチック材料、または他の適切な材料(単数もしくは複数)から形成される。管状アダプタ部材140は、約30mm〜70mmの範囲、例えば約53mmの外径、および約40mm〜80mmの範囲、例えば約61mmの長さを有し得る。しかし、管状アダプタ部材140は、ヘアドライヤーに結合するための任意の適切なサイズであり得る。管状アダプタ部材140の長さは、約60mm〜100mmの範囲、例えば82mmであり得る。しかし、このアセンブリは、その意図される目的を達成するための、任意の適切な長さであり得る。
ノズル部材146の入口端148は、管状アダプタ部材140の遠位出口開口部144に隣接して配置され得、そして管状アダプタ部材140とは無関係に回転するように適合される。ノズル部材146は、プロペラ部材112にしっかりと固定され得るか、またはプロペラ部材112と一体的に形成されて1つのユニタリ構造体を提供し得る。ノズル部材146は、角度付き管状部材を備え得、この角度付き管状部材は、例えば、半円錐または切頭円錐の形状を有し得る。種々の実施形態において、このノズルは、切頭斜円錐の形状を有する。いくつかの実施形態において、この角度付き管状部材は、卵円形の開口部を有し得る。
ノズル部材146の出口端150は、管状アダプタ部材140の遠位出口開口部144に対して鋭角に配置され得る。いくつかの実施形態において、仮想垂線が、ノズル部材146の出口端150の中心を通り得、この仮想垂線は、遠位出口開口部144の中心を通る仮想垂線と90度未満の角度を形成する。この角度の付いたノズル開口部の構成に起因して、ノズル部材146が回転する場合、加熱された空気流の動く回転するパターンが発生し得、これは、乾燥させられるべき毛髪に対して操作者がヘアドライヤーを手で操作するときに達成されるパターンと類似である。ノズル部材146は、硬い軽量のプラスチック材料、または他の適切な材料(単数もしくは複数)から形成され得る。
ここで図2を参照すると、図は、本発明の1つの実施形態による回転式空気指向装置の第一の部分の斜視図を図示する。この回転式空気指向装置の第一の部分は、プロペラ部材112、第三のストッパ132、およびノズル部材146を備える。空気がプロペラ部材112の方に向けられるとき、プロペラ部材112、第三のストッパ132、およびノズル部材146は、全て一緒に回転する。
いくつかの実施形態において、第三のストッパ132およびナット138は、ノズル部材146内に配置される。第三のストッパ部材132は、周の頂部および底部の平坦な領域を除いて、実質的に円形の周を有し得る。第三のストッパ部材132の周は、ノズル部材146の同様の形状の内周内に嵌り得る。第三のストッパ部材132の周と、ノズル部材146の内周との両方の平坦な部分は、第三のストッパ部材132がノズル部材146の内部で回転することを妨げ得、そして第三のストッパ部材132とノズル部材146とが一緒に回転することを可能にし得る。
図1に関して上に記載されたように、プロペラ部材112の中心シリンダ120の遠位端116は、第三のストッパ132の中心開口部分136を係合する。遠位端116の周と第三のストッパ132の中心開口部分136の内周との、平坦な領域に起因して、中心シリンダ120は、第三のストッパ132の中心開口部分136の内部で回転することを妨げられ得、そして第三のストッパ132は、プロペラ部材112と一緒に回転することを可能にされ得る。ナット138は、シャフト104のねじ切りされた端部を係合し得、その結果、プロペラ部材112と第三のストッパ132ともまた、係合されたままになり得る。上記のように、シャフト104のねじ切りされ端部は、シャフト104のヘッド110をねじ回しと係合させることによって、ナット138内に締め付けられ得る。
図3は、本発明の1つの実施形態による回転式空気指向装置の第二の部分の斜視図を図示する図である。回転式空気指向装置の第二の部分は、第一のストッパ102、第二のストッパ130および管状アダプタ部材140を備え得る。第一のストッパ102と第二のストッパ130との両方は、周の頂部および底部の平坦な領域を除いて、実質的に円形の周を有し得る。第一のストッパ102および第二のストッパ130は、管状アダプタ部材140の内部の規定された領域に配置され得、この規定された領域において、管状アダプタ部材の内周は、対応する平坦な部分を有し得る。従って、第一のストッパ102の周および第二のストッパ130の周は、管状アダプタ部材140の同様の形状の内周内に嵌り得る。第一のストッパ102および第二のストッパ130の周の平坦な部分、ならびに管状アダプタ140の内側部分は、第一のストッパ102および第二のストッパ130が管状アダプタ140の内部で回転することを防止し得る。
第一のストッパ102および第二のストッパ130の中心開口部分の内周の円形の形状、ならびにプロペラ部材112の中心シリンダ120の円形の外周に起因して、中心シリンダは、第一のストッパ102および第二のストッパ130の中心開口部分の内部で回転し得る。従って、回転式空気指向装置の第一の部分と第二の部分とが組み立てられると、プロペラ部材112は、第一のストッパ102と第二のストッパ130との間に保持され得、そしてプロペラ部材112は、第一のストッパ102および第二のストッパ130とは無関係に回転し得る。
ここで図4を参照すると、この図は、本発明の1つの実施形態による、ヘアドライヤー付属品400の分解図を図示する。図示される実施形態において、付属品400は、管状アダプタ(すなわち「付属品本体」)410、ノズル420、管状回転部材430(すなわち「ファン」)、シャフト440、および空気指向部材450を備える。
図示される実施形態において、管状アダプタ部材410は、付属品本体410の外側部分413の温度を低下させるように構成される。図示される管状アダプタ410は、入口開口部411、出口開口部412、および外側部分414を備える。アダプタ部材410の入口開口部411は、ヘアドライヤーのバレルに取り外し可能に結合されるように適合され得る。管状アダプタ部材410は、取り付けられたヘアドライヤーによって発生させられた空気流を集中させるように、さらに構成され得る。
いくつかの実施形態において、ノズル420は、空気流の方向および速度を制御し得る。例えば、ノズル420は、約1500RPM〜2500RPMで回転することによって、拍動空気流を発生させ得る。図示される実施形態において、ノズル420は、環形状の空気流を出口開口部421から発生させるように構成され得る。ノズル420の入口端422は、管状アダプタ部材410の出口開口部412に隣接して配置され得、そして管状アダプタ部材410とは無関係に回転するように適合され得るが、種々の実施形態において、これらは一緒に回転し得る。ノズル420は、管状回転部材430にしっかりと結合され得るか、または管状回転部材430と一体的に形成されて1つのユニタリ構造体を提供し得る。ノズル420は、角度付き管状部材を備え得、この角度付き管状部材は、例えば、半円錐または切頭円錐の形状を有し得る。種々の実施形態において、このノズルは、切頭斜円錐の形状を有する。いくつかの実施形態において、この角度付き管状部材は、卵円形の開口部を有し得る。
ノズル420の出口端421は、管状アダプタ部材410の遠位出口開口部412に対して鋭角で配置され得る。種々の実施形態において、仮想垂線がノズル420の出口端421の中心を通り得、この仮想垂線は、遠位出口開口部412の中心を通る仮想垂線401と90度未満の角度を形成する。この角度の付いたノズル開口部の構成に起因して、ノズル部材420が回転するとき、加熱された空気流の動く回転するパターンが発生し得、これは、乾燥させられるべき毛髪に対して操作者がヘアドライヤーを手で操作することにより達成されるものに類似である。ノズル420は、硬い軽量のプラスチック材料、または他の適切な材料(単数もしくは複数)から形成され得る。
管状回転部材430および空気指向部材450はそれぞれ、管状アダプタ部材410内に配置され得る。空気指向部材450は、アダプタ部材410内で固定された位置に配置され得、そしてこのヘアドライヤーから受容された空気を方向付ける1つ以上の翼451を有し得る。空気指向部材450は、アダプタ部材410の入口開口部411に隣接して配置され得、そしてねじ470、471を用いて、管状アダプタ部材410に取り付けられ得る。
いくつかの実施形態において、各々の翼451の縁は、空気指向部材450の中心から空気指向部材450の周まで、半径方向外向きに延びる。各翼は、空気指向部材450の周に対して垂直な対応する面から特定の鋭角で傾き得/傾斜し得る。
種々の実施形態において、空気指向部材450の翼451から方向付けられた空気が管状回転部材430の内部の湾曲した翼431に衝突するとき、管状回転部材430は、アダプタ部材410内で自由に回転する。図示される実施形態において、部材430は、1つ、2つ、3つ、またはより多くの翼431を有し、これらの翼は、湾曲しているなどである。いくつかの実施形態において、管状回転部材430の翼431は、規定された自由縁および側縁を有し得る。翼431の自由縁はまた、自由縁と側縁との間に明確な転換を伴わずに、管状回転部材430の内周の固定縁まで湾曲した様式で延び得る。
この図示される実施形態において、管状回転部材430は、ノズル420にスナップばめされ、そしてノズル420を制御されたRPM数(例えば、1500RPM〜2500RPM)で回転させるが、種々の実施形態において、他の方法で構成され得る。さらに、管状回転部材430の外側部分は、空気流から付属品400の他の構成要素への熱移動を防止し得るか、または低減させ得る。
図示されるシャフト440は、管状回転部材430内に延びるように構成され得、そしてナット460、461を用いて空気指向部材450に取り付けられ得るが、種々の実施形態において、他の方法で構成され得る。図示される実施形態において、より具体的には、ナット460、461は、オイルレスブシングを備え得るが、種々の実施形態において、これらは、ワッシャまたは他の型のナットであり得る。
ここで図5を参照すると、図は、本発明の1つの実施形態による、ヘアドライヤー付属品500の分解図を図示する。図示される実施形態において、付属品500は、管状アダプタ(すなわち「付属品本体」)510、ノズル520、管状回転部材530(すなわち「ファン」)、シャフト540、および軸ホルダ550を備える。
図示される実施形態において、管状アダプタ部材510は、付属品本体510の外側部分513の温度を低下させるように構成される。図示される管状アダプタ510は、入口開口部511、出口開口部512、および外側部分514を備え得る。アダプタ部材510の入口開口部511は、ヘアドライヤーのバレルに取り外し可能に結合されるように適合され得る。管状アダプタ部材510は、取り付けられたヘアドライヤーによって発生させられた空気流を集中させるように、さらに構成され得る。
図示されるノズル520は、空気流の方向および速度を制御する。例えば、ノズル520は、約1500RPM〜2500RPMで回転することによって、拍動空気流を発生させ得る。図示される実施形態において、ノズル520は、出口開口部521から環形状の空気流を発生させるように構成され得る。ノズル520の入口端522は、管状アダプタ部材510の出口開口部512に隣接して配置され得、そして管状アダプタ部材510とは無関係に回転するように適合され得る。ノズル520は、管状回転部材530にしっかりと結合され得るか、または管状回転部材530と一体的に形成されて1つのユニタリ構造体を提供し得る。ノズル520は、角度付き管状部材を備え得、この角度付き管状部材は、例えば、半円錐または切頭円錐の形状を有し得る。種々の実施形態において、このノズルは、切頭斜円錐の形状を有する。いくつかの実施形態において、この角度付き管状部材は、卵円形の開口部を有し得る。
いくつかの実施形態において、ノズル520の出口端521は、管状アダプタ部材510の遠位出口開口部512に対して鋭角で配置される。他の実施形態において、仮想垂線が、ノズル520の出口端521の中心を通り得、この仮想垂線は、遠位出口開口部521の中心を通る仮想垂線501と90度未満の角度を形成する。この角度の付いたノズル開口部の構成に起因して、ノズル部材520が回転するとき、加熱された空気流の動く回転するパターンが発生し得、これは、乾燥させられるべき毛髪に対して操作者がヘアドライヤーを手で操作することにより達成されるものと類似である。ノズル520は、硬い軽量のプラスチック材料、または他の適切な材料(単数もしくは複数)から形成され得る。
管状回転部材530および軸ホルダ550はそれぞれ、管状アダプタ部材510内に配置され得る。軸ホルダ550は、回転軸を備え得、この回転軸は、付属品500の回転する構成要素と回転しない構成要素とを接続する。
種々の実施形態において、空気流が管状回転部材530の内部の湾曲した翼531に衝突するとき、管状回転部材530は、アダプタ部材510内で自由に回転する。図示される実施形態において、部材530は、1つ、2つ、3つ、またはより多くの翼531を有し得、これらの翼は、湾曲しているなどである。管状回転部材530の翼531は、規定された自由縁および側縁を有し得る。翼531の自由縁はまた、自由縁と側縁との間に明確な転換を伴わずに、管状回転部材530の内周の固定縁まで湾曲した様式で延び得る。
この図示される実施形態において、管状回転部材530は、ノズル520にスナップばめされ得、そしてノズル520を制御されたRPM数(例えば、1500RPM〜2500RPM)で回転させ得るが、種々の実施形態において、他の方法で構成され得る。さらに、管状回転部材530の外側部分は、空気流から付属品500の他の構成要素への熱移動を防止し得るか、または低減させ得る。
図示されるシャフト540は、管状回転部材530内に延びるように構成され、そしてナット560、561、562、563を用いて軸ホルダ550に取り付けられるが、種々の実施形態において、他の方法で構成され得る。種々の実施形態において、ナット551は、軸ホルダ550の構成要素である。他の実施形態において、ナット551は、物理的に分離した構成要素であるが、軸ホルダ550に取り付けられ得る。図示される実施形態において、より具体的には、ナット560、561は、オイルレスブシングを備え得るが、種々の実施形態において、これらは、ワッシャまたは他の型のナットであり得る。
ここで図6を参照すると、図は、本発明の1つの実施形態による、ヘアドライヤー付属品600の分解図を図示する。図示される実施形態において、付属品600は、管状アダプタ(すなわち「付属品本体」)610、ノズル620、管状回転部材630(すなわち「ファン」)、シャフト640、ストッパ650および軸ホルダ660、665を備え得る。
図示される実施形態において、管状アダプタ部材610は、付属品本体610の外側部分613の温度を低下させるように構成される。図示される管状アダプタ610は、入口開口部611、出口開口部612、および外側部分614を備え得る。アダプタ部材610の入口開口部611は、ヘアドライヤーのバレルに取り外し可能に結合されるように適合され得る。管状アダプタ部材610は、取り付けられたヘアドライヤーによって発生させられた空気流を集中させるように、さらに構成され得る。
図示されるノズル620は、空気流の方向および速度を制御する。例えば、ノズル620は、約1500RPM〜2500RPMで回転することによって、拍動空気流を発生させ得る。図示される実施形態において、ノズル620は、出口開口部621から環形状の空気流を発生させるように構成され得る。ノズル620の入口端622は、管状アダプタ部材610の出口開口部612に隣接して配置され得、そして管状アダプタ部材610とは無関係に回転するように適合され得る。ノズル620は、管状回転部材630にしっかりと結合され得るか、または管状回転部材630と一体的に形成されて1つのユニタリ構造体を提供し得る。ノズル620は、角度付き管状部材を備え得、この角度付き管状部材は、例えば、半円錐または切頭円錐の形状を有し得る。種々の実施形態において、このノズルは、切頭斜円錐の形状を有する。いくつかの実施形態において、この角度付き管状部材は、卵円形の開口部を有し得る。
ノズル620の出口端621は、管状アダプタ部材610の遠位出口開口部612に対して鋭角で配置され得る。具体的には、仮想垂線が、ノズル620の出口端621の中心を通り得、この仮想垂線は、遠位出口開口部612の中心を通る仮想垂線601と90度未満の角度を形成する。この角度の付いたノズル開口部の構成に起因して、ノズル部材620が回転するとき、加熱された空気流の動く回転するパターンが発生し得、これは、乾燥させられるべき毛髪に対して操作者がヘアドライヤーを手で操作することにより達成されるものと類似である。ノズル620は、硬い軽量のプラスチック材料、または他の適切な材料(単数もしくは複数)から形成され得る。
管状回転部材630および軸ホルダ660、665はそれぞれ、管状アダプタ部材610内に配置され得る。軸ホルダ660、665は、回転軸を備え得、これらの回転軸は、付属品600の回転する構成要素と回転しない構成要素とを接続する。
種々の実施形態において、空気流が、管状回転部材630の内部の湾曲した翼631に衝突するとき、管状回転部材630は、アダプタ部材610内で自由に回転する。図示される実施形態において、部材630は、1つ、2つ、3つ、またはより多くの翼631を有し得、これらの翼は、湾曲しているなどである。管状回転部材630の翼631は、規定された自由縁および側縁を有し得る。翼631の自由縁はまた、自由縁と側縁との間に明確な転換を伴わずに、管状回転部材630の内周の固定縁まで湾曲した様式で延び得る。
この図示される実施形態において、管状回転部材630の外側部分は、空気流から付属品600の他の構成要素への熱移動を防止し得るか、または低減させ得る。
図示されるストッパ650は、シャフト640を支持する。このストッパは、2つ以上の支持部材651を備え得、これらの支持部材は、中心開口部分をストッパ650の中心領域に維持する。シャフト640は、ストッパ650の中心開口部分から延び得る。
図示されるシャフト640は、管状回転部材630内に延びるように構成され、そしてナットおよびねじ671、672、673、674、675を用いて軸ホルダ660、665に取り付けられるが、種々の実施形態において、他の方法で構成され得る。
ここで図7を参照すると、図は、本発明の1つの実施形態による、ヘアドライヤー付属品700の分解図を図示する。図示される実施形態において、付属品700は、管状アダプタ(すなわち「付属品本体」)710、ノズル720、管状回転部材730(すなわち「ファン」)、および軸ホルダ750を備え得る。
図示される実施形態において、管状アダプタ部材710は、付属品本体710の外側部分713の温度を低下させるように構成される。図示される管状アダプタ710は、入口開口部711、出口開口部712、および外側部分714を備え得る。アダプタ部材710の入口開口部711は、ヘアドライヤーのバレルに取り外し可能に結合されるように適合され得る。管状アダプタ部材710は、取り付けられたヘアドライヤーによって発生させられた空気流を集中させるように、さらに構成され得る。
図示されるノズル720は、空気流の方向および速度を制御する。例えば、ノズル720は、約1500RPM〜2500RPMで回転することによって、拍動空気流を発生させ得る。図示される実施形態において、ノズル720は、出口開口部721から環形状の空気流を発生させるように構成され得る。ノズル720の入口端722は、管状アダプタ部材710の出口開口部712に隣接して配置され得、そして管状アダプタ部材710とは無関係に回転するように適合され得る。ノズル720は、管状回転部材730にしっかりと結合され得るか、または管状回転部材730と一体的に形成されて1つのユニタリ構造体を提供し得る。ノズル720は、角度付き管状部材を備え得、この角度付き管状部材は、例えば、半円錐または切頭円錐の形状を有し得る。種々の実施形態において、このノズルは、切頭斜円錐の形状を有する。いくつかの実施形態において、この角度付き管状部材は、卵円形の開口部を有し得る。
ノズル720の出口端721は、管状アダプタ部材710の遠位出口開口部712に対して鋭角で配置され得る。種々の実施形態において、仮想垂線が、ノズル720の出口端721の中心を通り得、この仮想垂線は、遠位出口開口部712の中心を(例えば、シャフト740に沿って)通る仮想垂線と90度未満の角度を形成する。この角度の付いたノズル開口部の構成に起因して、ノズル部材720が回転するとき、加熱された空気流の動く回転するパターンが発生し得、これは、乾燥させられるべき毛髪に対して操作者がヘアドライヤーを手で操作することにより達成されるものと類似である。ノズル720は、硬い軽量のプラスチック材料、または他の適切な材料(単数もしくは複数)から形成され得る。
管状回転部材730および軸ホルダ750はそれぞれ、管状アダプタ部材710内に配置され得る。軸ホルダ750は、回転軸を備え得、この回転軸は、付属品700の回転する構成要素と回転しない構成要素とを接続する。
付属品700から方向付けられた空気が管状回転部材730の内部の湾曲した翼731に衝突するとき、管状回転部材730は、アダプタ部材710内で自由に回転する。図示される実施形態において、部材730は、1つ、2つ、3つ、またはより多くの翼731を有し得、これらの翼は、湾曲しているなどである。管状回転部材730の翼731は、規定された自由縁および側縁を有し得る。翼731の自由縁はまた、自由縁と側縁との間に明確な転換を伴わずに、管状回転部材730の内周の固定縁まで湾曲した様式で延び得る。
この図示される実施形態において、管状回転部材730は、ノズル720にスナップばめされ、そしてノズル720を制御されたRPM数(例えば、1500RPM〜2500RPM)で回転させるが、種々の実施形態において、他の方法で構成され得る。さらに、管状回転部材730の外側部分は、空気流から付属品700の他の構成要素への熱移動を防止し得るか、または低減させ得る。
当業者は、任意の図示された実施形態からの特定の要素が、他の任意の図示された実施形態からの特定の要素と組み合わせられ得ることを理解する。例えば、当業者は、図1のプロペラ部材112を、図4のヘアドライヤー付属品400と組み合わせ得る。この例において、プロペラ部材112は、図4の管状回転部材430の代わりになり得る。明示的に記載されない他の組み合わせが可能である。
本発明が、その特定の実施形態を参照しながら図示および記載されたが、添付の特許請求の範囲により規定される本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、形式および細部における種々の変更がなされ得ることが、当業者によって理解される。
Claims (19)
- ヘアドライヤーのバレルのための回転式空気指向装置であって、該装置は:
入口開口部および出口開口部を有する管状アダプタ部材であって、該入口開口部は、該ヘアドライヤーの該バレルに取り外し可能に結合されるように適合されている、管状アダプタ部材;
該管状アダプタ部材に回転可能に結合されたプロペラ部材であって、該プロペラ部材は、中心シリンダから延びる複数の湾曲した翼を備える、プロペラ部材;ならびに
該管状アダプタ部材の該出口開口部に隣接して配置され、そして該プロペラ部材と一緒に回転するように適合されたノズル部材であって、該ノズル部材は、角度付き管状部材を備え、該角度付き管状部材は、該管状アダプタ部材の該出口開口部に対して鋭角で配置されたノズル開口部を有する、ノズル部材;
を備える、回転式空気指向装置。 - 前記プロペラ部材を回転可能に係合する前記管状アダプタ部材の内表面に配置された、少なくとも1つのストッパ部材をさらに備える、請求項1に記載の回転式空気指向装置。
- 前記少なくとも1つのストッパ部材は、前記入口開口部に近接する第一のストッパ部材、および前記出口開口部に近接する第二のストッパ部材を備える、請求項2に記載の回転式空気指向装置。
- 前記第一のストッパの外周および前記第二のストッパの外周ならびに前記管状アダプタ部材の内周は、少なくとも1つの平坦部分以外は実質的に円形であり、そして前記プロペラ部材が回転する間、該第一のストッパおよび該第二のストッパは、該管状アダプタ部材と一緒に静止したままである、請求項3に記載の回転式空気指向装置。
- 前記プロペラ部材の前記中心シリンダの両端部は、前記第一のストッパ部材の中心開口部分および前記第二のストッパ部材の中心開口部分のそれぞれの内部に回転可能に配置されている、請求項3に記載の回転式空気指向装置。
- 前記ノズル部材の内表面に配置された第三のストッパ部材をさらに備える、請求項3に記載の回転式空気指向装置。
- 前記プロペラ部材の前記中心シリンダの最遠位端は、前記第三のストッパ部材の中心開口部分の内部に配置されている、請求項6に記載の回転式空気指向装置。
- 前記中心シリンダの前記最遠位端の外周、および前記第三のストッパ部材の前記中心開口部分の内周は、少なくとも1つの平坦部分以外は実質的に円形であり、そして該第三のストッパ部材は、前記プロペラ部材と一緒に回転する、請求項7に記載の回転式空気指向装置。
- 前記第三のストッパ部材の外周および前記ノズル部材の内周は、少なくとも1つの平坦部分以外は実質的に円形であり、そして該ノズル部材は、該第三のストッパ部材および前記プロペラ部材と一緒に回転する、請求項8に記載の回転式空気指向装置。
- 前記プロペラ部材の前記中心シリンダの開口部分を通って延びるシャフトをさらに備え、該シャフトは、前記第一のストッパと、前記第二のストッパと、前記第三のストッパとを、該シャフトの両端の間で該中心シリンダ上に保持する、請求項6に記載の回転式空気指向装置。
- 前記第一のストッパと、前記第二のストッパと、前記第三のストッパとは、前記シャフトのヘッドとナットとの間に保持される、請求項10に記載の回転式空気指向装置。
- 前記複数の湾曲した翼は、第一の湾曲した翼、第二の湾曲した翼および第三の湾曲した翼を備える、請求項1に記載の回転式空気指向装置。
- 前記ノズル開口部は、形状が卵円形であり、前記出口開口部の平坦な周の線上の点から、該出口開口部の中心と該出口開口部の該平坦な周上の反対側の点との間の線上の点まで延びる、最長直径を有する、請求項1に記載の回転式空気指向装置。
- 前記プロペラ部材は、前記回転式空気指向装置の外側部分に、少なくともシャフトを介して固定されている、請求項1に記載の回転式空気指向装置。
- 回転式空気指向装置を用いてヘアドライヤーの空気を指向する方法であって、該方法は:
管状アダプタ部材の入口開口部において、該ヘアドライヤーからの空気を受容する工程;
該管状アダプタ部材に回転可能に結合されたプロペラ部材を回転させるように該空気を指向する工程であって、該空気は、該管状アダプタ部材の出口開口部を通して、ノズルの入口開口部内へと指向されて、該ノズルを回転させる、工程;および
該空気流を該ノズルの出口開口部に通してさらに指向する工程であって、該ノズルの該出口開口部は該管状アダプタ部材の該出口開口部に対して鋭角で配置されている、工程
を包含する、方法。 - ヘアドライヤーのバレルのための回転式空気流指向付属品であって、該付属品は:
A)入口開口部および出口開口部を有する管状アダプタであって、該入口開口部は、該ヘアドライヤーの該バレルに取り外し可能に結合されるように適合されている、管状アダプタ;
B)該管状アダプタに回転可能に結合された回転部材内に配置された1つ以上の翼であって、該回転部材は、少なくともシャフトを介して、該付属品の外側部分に固定されている、1つ以上の翼;
C)該管状アダプタの該出口開口部に隣接して配置され、該1つ以上の翼と一緒に回転するように適合されたノズルであって、該ノズルは、該管状アダプタの該出口開口部に対して鋭角で配置された開口部を有する、ノズル、
を備え、
D)該ノズルは、切頭斜円錐形状を有する、
回転式空気流指向付属品。 - 付属品を用いてヘアドライヤーの空気流を指向する方法であって、該方法は:
A)管状アダプタの入口開口部において、該ヘアドライヤーからの空気流を受容する工程;
B)該管状アダプタに回転可能に結合された回転部材内に配置された1つ以上の翼を回転させるように該空気流を指向する工程であって、該空気流は、該管状アダプタの出口開口部を通して、切頭斜円錐形状を有するノズルの入口開口部内へと指向されて、シャフトの周りで該ノズルを回転させる、工程;および
C)該空気流を該ノズルの出口開口部に通してさらに指向する工程であって、該ノズルの該出口開口部は形状が卵円形である、工程
を包含する、方法。 - 前記ノズルの前記出口開口部を出る前記空気流は、操作者が前記ヘアドライヤーを乾燥させられるべき毛髪に対して手で操作するときに達成されるパターンに類似した加熱された空気流の動く回転するパターンを有する、請求項17に記載の方法。
- 前記ノズルと1つ以上の翼との構成が、該ノズルおよび/または該1つ以上の翼を1500RPM〜2500RPMの速度で回転させることによって、前記出口からの拍動空気流を発生させる、請求項18に記載の方法。
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