JP2014030597A - 防災スリッパ - Google Patents

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Yasuo Namikoshi
康夫 浪越
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Abstract

【課題】足の大小にかかわらず簡単に履くことができ、避難時に安全に移動できる防災スリッパを提供する。
【解決手段】後方開口状の足甲被覆部3を有し、かつ、危険物から足裏を保護するための硬質防護板を底部2に内有するスリッパ本体部1を備え、スリッパ本体部1に一端部4Aを固着した弾性伸縮自在の係止バンド4と、スリッパ本体部1外面の複数箇所にて該係止バンド4を固定自在とする係止手段10とを、有し、平常使用状態では、係止バンド4を折り畳んだ状態でスリッパ本体部1に固定し、非常時緊急避難使用状態では、係止バンド4を足首乃至かかとの後方から巻き付けた状態でスリッパ本体部1に固定している。
【選択図】図1

Description

本発明は、防災スリッパに関する。
従来、地震や火災等が発生した非常時に緊急避難する際、屋外での使用を想定した防災スリッパが提案されていた(特許文献1参照)。
特開2006−212388号公報
しかし、特許文献1記載の防災スリッパは、急いで避難する必要がある時には、歩いたり走ったりし易いように、かかと部を開いて使用するものであるため、足のサイズの大小に対応できないという欠点があった。大きな足のサイズに合わせた場合には、足の小さな使用者は、サイズが合わず、避難の途中で脱げてしまう虞れがあり、釘や割れたガラスが足裏に突き刺さって非常に危険であった。
また、普段は、かかと部を折り畳んで足裏で踏んで使用するので、折り畳んだかかと部や起立した両側部が邪魔になって着脱しにくくなり、しかも、デザイン的にも一般的なスリッパに劣るという欠点があった。
そこで、本発明は、足の大小にかかわらず簡単に履くことができ、避難時に安全に移動できる防災スリッパを提供することを目的とする。
本発明に係る防災スリッパは、後方開口状の足甲被覆部を有し、かつ、危険物から足裏を保護するための硬質防護板を底部に内有するスリッパ本体部を備え、該スリッパ本体部に一端部を固着した弾性伸縮自在の係止バンドと、上記スリッパ本体部外面の複数箇所にて該係止バンドを固定自在とする係止手段とを、有し、平常使用状態では、上記係止バンドを折り畳んだ状態で上記スリッパ本体部に固定し、非常時緊急避難使用状態では、上記係止バンドを足首乃至かかとの後方から巻き付けた状態で上記スリッパ本体部に固定しているものである。
また、上記係止手段が、面状ファスナーであって、該係止バンドの長手方向中間部と他端部に、面状ファスナーの雄片部を設け、上記スリッパ本体部が、上記足甲被覆部の外側全面に面状ファスナーの雌部を成すループ起毛部を有しているものである。
また、上記係止バンドは、三角形状縫着部によって上記一端部が上記スリッパ本体部に縫い付けられているものである。
本発明の防災スリッパによれば、スリッパ本体部の外面の複数箇所に係止バンドを固定することができ、足の大小にかかわらず係止バンドを足首乃至かかとの後方から巻き付けてスリッパ本体部に簡単に固定して、非常時に緊急で避難する際、途中で脱げることなく安全に移動できる。普段は、係止バンドを折り畳んだ状態でスリッパ本体部に固定して、邪魔にならないように使用できる。しかも、従前のスリッパとデザインの変更の必要もないため、低コストで製造できる。
本発明に係る防災スリッパの実施の一形態を示した斜視図である。 本発明の防災スリッパを示した斜視図である。 防災スリッパの平常使用状態の拡大断面図である。 足のサイズが大きい使用者が着用した非常時緊急避難使用状態を示した斜視図である。 足のサイズが小さい使用者が着用した非常時緊急避難使用状態を示した斜視図である。 本発明に係る防災スリッパの他の実施形態を示した斜視図である。
以下、実施の形態を示す図面に基づき本発明を詳説する。
図1、図2、図3に示すように、本発明の防災スリッパは、後方開口状の足甲被覆部3を有し、かつ、危険物から足裏を保護するための硬質防護板7を底部2に内有するスリッパ本体部1を備え、スリッパ本体部1に一端部4Aを固着した弾性伸縮自在の係止バンド4と、スリッパ本体部1外面の複数箇所にて係止バンド4を固定自在とする係止手段10とを、有している。
スリッパ本体部1は、フード状に縫製された足甲被覆部3の内側の開口部に足先から足甲を差し込んで(突っ込んで)履くものであって、一般家庭や病院、旅館、ホテル等で室内用履物として広く使用されているものと同等である。スリッパ本体部1は、地震や火災で慌てて屋外に飛び出した際に、屋外での歩行(移動)を安全に行えるように構成されており、硬質防護板7は、釘や割れたガラスが底部2を突き抜けて足裏に刺さるのを防止している。なお、硬質防護板7は、ポリカーボネートから成る樹脂製防護板が好ましく、又は、金属板であっても良い。
図1、図2では、本発明の防災スリッパは、係止手段10が、面状ファスナーであって、係止バンド4の長手方向中間部4Bと他端部4Cに、面状ファスナーの雄片部9を設け、スリッパ本体部1が、足甲被覆部3の外側全面に面状ファスナーの雌部を成すループ起毛部8を有している。
ループ起毛部8は、極細の繊維で編まれたパイル状生地から成り、面状ファスナーの雌部として雄片部9の被貼付面となる。
雄片部9は、係止バンド4の長手方向中間部4Bと他端部4Cに張り付けられた取付小片5,5に多数本突設されている。取付小片5,5は、一方が係止バンド4の一面側に貼り付けられ、他方が係止バンド4の他面側に貼り付けられている。係止バンド4は、中間部4Bと他端部4Cの雄片部9が足甲被覆部3のループ起毛部8に押し付けられると、面状ファスナーの雄片部9とループ起毛部8の係合により貼り付いて固定される。つまり、係止バンド4の雄片部9は、足甲被覆部3の外面のどの箇所に対しても貼り付けることが可能であり、また、必要に応じて係止バンド4の中間部4B・他端部4Cを足甲被覆部3から剥がして何度でも貼り直すことができる。
また、図3に示すように、スリッパ本体部1の底部2には、底板20を備え、底板20の上面に硬質防護板7を配設し、さらに、硬質防護板7の上に発泡性弾性樹脂21を設け、パイル状生地から成る表皮22によって硬質防護板7及び発泡性弾性樹脂21を包囲状に被覆した状態で縫着している。
係止バンド4は、帯状のゴムバンドから成り、三角形状縫着部6によって一端部4Aがスリッパ本体部1(足甲被覆部3)に縫い付けられている。
図1、図2では、係止バンド4は、足甲被覆部3の開口周縁部の左側の端部に一端部4Aが固着され、スリッパ本体部1の長手方向後方に向けて取着されている。図2に示すように、係止バンド4は、三角形状縫着部6にて、90度折返しが可能であって、スリッパ本体部1の後方から右方に折り返して、足甲被覆部3の(開口周縁部)外面に沿って折り畳めるように構成されている。
なお、図6に示すように、係止手段10は、係止バンド4の他端部4Cに付設するフック19と、スリッパ本体部1の3箇所〜4箇所に設けたフック受け部材18と、から成るものでも良く、複数回にわたって着脱を繰り返しても係止能力が劣化しないものとするのが好ましい。図6では、係止バンド4の一端部4Aが、スリッパ本体部1(足甲被覆部3)に止着され、中間部4Bで係止部に引っ掛けて折り返しできるように構成されている。係止バンド4は、折り畳んだ状態でフック19を一端部4A側に固定することができ、また、足首乃至かかとの後方から巻き付けた状態でフック19をフック受け部材18に係止して使用することができる。
上述した本発明の防災スリッパの使用方法(作用)について説明する。
図1と図3に示すように、平常使用状態では、係止バンド4を折り畳んだ状態でスリッパ本体部1に固定し、非常時緊急避難使用状態では、係止バンド4を足首乃至かかとの後方から巻き付けた状態でスリッパ本体部1に固定する。
係止バンド4は、一端部4Aを三角形状縫着部6にて折返して足甲被覆部3の外面に沿って弯曲させ、中間部4Bの雄片部9を足甲被覆部3のループ起毛部8に張り付けて固定する。そして、中間部4Bで係止バンド4をU字状に折り返して、他端部4Cの雄片部9を足甲被覆部3のループ起毛部8に張り付けて固定する。このようにして、係止バンド4は、平常使用状態では、二重に折り畳まれてスリッパ本体部1(足甲被覆部3)に固定され、邪魔にならないように配設される。しかも、図1、図3からも判るように、足甲被覆部3の足差込開口縁部の外面を美しく装飾することもできて好ましい。
図4と図5に示すように、非常時緊急避難使用状態では、係止バンド4を足首乃至かかとの後方から巻き付けた状態で他端部4Cを足甲被覆部3に貼り付けて固定する。
図4に於て、足のサイズが大きい使用者が着用した場合には、係止バンド4の他端部4Cを足甲被覆部3の開口周縁部近傍の右側の端部に貼り付ける。
図5に於て、足のサイズが小さい使用者が着用した場合には、係止バンド4の他端部4Cを足甲被覆部3の足先部寄りの位置まで引っ張って貼り付ける。
このように、本発明の防災スリッパは、係止バンド4の固定位置を適宜変更することにより、使用者の足のサイズの大小に対応して、避難する途中で脱げるのを防止する。
なお、本発明は、設計変更可能であって、図示省略するが、係止バンド外側全面に雄片部9を設けても良い。また、係止バンド4の外面にループ起毛部を形成し、平常使用状態で係止バンド4を折り畳んだ際、雄片部9を係止バンド4の外面のどの部分にでも貼り付けできるものとしても良い。
以上のように、本発明に係る防災スリッパは、後方開口状の足甲被覆部3を有し、かつ、危険物から足裏を保護するための硬質防護板7を底部2に内有するスリッパ本体部1を備え、スリッパ本体部1に一端部4Aを固着した弾性伸縮自在の係止バンド4と、スリッパ本体部1外面の複数箇所にて係止バンド4を固定自在とする係止手段10とを、有し、平常使用状態では、係止バンド4を折り畳んだ状態でスリッパ本体部1に固定し、非常時緊急避難使用状態では、係止バンド4を足首乃至かかとの後方から巻き付けた状態でスリッパ本体部1に固定しているので、スリッパ本体部1の外面の複数箇所に係止バンド4を固定することができ、足の大小にかかわらず係止バンド4を足首乃至かかとの後方から巻き付けてスリッパ本体部1に簡単に固定して、非常時に緊急で避難する際、途中で脱げることなく安全に移動できる。普段は、係止バンド4を折り畳んだ状態でスリッパ本体部1に固定して、邪魔にならないように使用できる。しかも、従前のスリッパとデザインの変更の必要もないため、低コストで製造できる。
また、係止手段10が、面状ファスナーであって、係止バンド4の長手方向中間部4Bと他端部4Cに、面状ファスナーの雄片部9を設け、スリッパ本体部1が、足甲被覆部3の外側全面に面状ファスナーの雌部を成すループ起毛部8を有しているので、スリッパ本体部1の足甲被覆部3外面のどの部分にでも係止バンド4を容易に固定することができる。災害時、暗いところでも、容易に面状ファスナーを着脱でき、手さぐりで迅速かつ簡単に係止バンド4を固定することができる。
また、係止バンド4は、三角形状縫着部6によって一端部4Aがスリッパ本体部1に縫い付けられているので、係止バンド4を三角形状縫着部6にて容易に90度折返しでき、係止バンド4を折り畳んだ状態で外観を美しく保ったまま足甲被覆部3に固定でき、デザイン性も良く、平常時は、係止バンド4が邪魔にならないように使用できる。
1 スリッパ本体部
2 底部
3 足甲被覆部
4 係止バンド
4A 一端部
4B 中間部
4C 他端部
6 三角形状縫着部
7 硬質防護板
8 ループ起毛部
9 雄片部
10 係止手段

Claims (3)

  1. 後方開口状の足甲被覆部(3)を有し、かつ、危険物から足裏を保護するための硬質防護板(7)を底部(2)に内有するスリッパ本体部(1)を備え、該スリッパ本体部(1)に一端部(4A)を固着した弾性伸縮自在の係止バンド(4)と、上記スリッパ本体部(1)外面の複数箇所にて該係止バンド(4)を固定自在とする係止手段(10)とを、有し、
    平常使用状態では、上記係止バンド(4)を折り畳んだ状態で上記スリッパ本体部(1)に固定し、非常時緊急避難使用状態では、上記係止バンド(4)を足首乃至かかとの後方から巻き付けた状態で上記スリッパ本体部(1)に固定していることを特徴とする防災スリッパ。
  2. 上記係止手段(10)が、面状ファスナーであって、該係止バンド(4)の長手方向中間部(4B)と他端部(4C)に、面状ファスナーの雄片部(9)を設け、上記スリッパ本体部(1)が、上記足甲被覆部(3)の外側全面に面状ファスナーの雌部を成すループ起毛部(8)を有している請求項1記載の防災スリッパ。
  3. 上記係止バンド(4)は、三角形状縫着部(6)によって上記一端部(4A)が上記スリッパ本体部(1)に縫い付けられている請求項1又は2記載の防災スリッパ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6931947B1 (ja) * 2021-01-05 2021-09-08 株式会社パンジー 履物およびその製造方法

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