JP3186253U - 靴兼用スリッパ - Google Patents

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Abstract

【課題】カバー部材を反転させるだけで、簡単に靴の形態とスリッパの形態に変形することができ、形態を変更した時、底板の接地面が汚れていない新たな面となる靴兼用スリッパを提供すること。
【解決手段】底板3及び甲部4を有するスリッパ本体1、及び、底板3の底面前半部及び甲部4の外面を覆い、反転して底板3の底面後半部を覆うと共に、底板3の後部周縁から立ち上がって踵部となるカバー部材2を備える。
【選択図】図4

Description

本考案は、平時にはスリッパとして使用でき、緊急時や足元が不安定な場所で着用する際には靴となる靴兼用スリッパに関する。
屋内で寛ぐ際には、着脱しやすくて楽なスリッパを着用することが多い。しかし、火災や地震が発生して緊急に避難しなければならない時は、足を後方から支えることができないスリッパでは、走っている間に脱げる虞があるばかりか、足の側部及び後部が被覆されないため怪我をし易い。
一方、このような緊急時には、靴を履こうとしても、靴を置いてある場所に移動する途中で怪我をする危険性があり、あせって靴を探すのは困難である。
そこで、通常はスリッパとして使用でき、靴の形態にも変形できる靴兼用のスリッパが種々提案されている。
例えば、特許文献1には、スリッパの足両側部ないしかかと部が折り畳まれており、この折り畳み部を開くことにより足両側部ないしかかと部が起立して靴状となるスリッパが記載されている。
また、特許文献2には、台の両側外面のほぼ中央部に、踵部甲皮の両側端部を前後方向へ回転可能に取り付け、踵部甲皮を前へ倒して爪掛部甲皮に設けた止金具と結合することによりスリッパとして使用でき、踵部甲皮を後へ倒して台の後部に設けた止金具と結合することにより短靴として使用可能な短靴兼用スリッパが記載されている。
特開2006−212388号公報 実公昭39−15651号公報
本考案が解決しようとする課題は、カバー部材を反転させるだけで、簡単に靴の形態とスリッパの形態に変形することができ、形態を変更した時、底板の接地面が汚れていない新たな面となる靴兼用スリッパを提供することにある。
本考案の靴兼用スリッパは、上記課題を解決するために、底板及び甲部を有するスリッパ本体、及び、前記底板の底面前半部及び前記甲部の外面を覆い、反転して前記底板の底面後半部を覆うと共に、前記底板の後部周縁から立ち上がって踵部となるカバー部材を備える。
前記カバー部材は、前記底板の底面を被覆する底板被覆部と、該底板被覆部の外周縁から立ち上がる立上り部を連続して形成して成り、前記底板被覆部を幅方向に沿って前記底板の底面の前後方向中央部に反転可能に固定してもよい。
前記カバー部材は防水性材料とすることがある。
前記スリッパ本体の底板が硬質の足保護層を有することは望ましい。
前記立上り部の上端に摘み部を設けるとよい。
前記底板の前端部及び後端部に係止具の一方部材を設け、前記カバー部材の両面に、前記係止具の一方部材と着脱自在に係合する係止具の他方部材をそれぞれ設けてもよい。
請求項1に係る考案によれば、カバー部材を反転させるだけで、簡単に、底板の後部外周から立ち上がった踵部を有する靴の形態と、踵部の無いスリッパの形態とに変形できるので、平時に屋内で履いているスリッパを、緊急時や、足元が不安定な場所、あるいは、自動車を運転する際に安全性の高い靴として使用可能であり、靴を置いた場所に移動したり、靴を探す手間を省ける。
また、カバー部材を反転させて靴或いはスリッパの形態に変形させると、底板の底面のカバー部材で覆われていた半部及びカバー部材の裏面が汚れていない新たな設置面となるので、屋外から屋内に戻った場合、汚れた工場から通常の居室に戻った場合、或いは研究室等の汚れを嫌う環境でも着用できる。
請求項2に係る考案によれば、カバー部材が、確実にスリッパ本体に取り付けられ、底板に対する固定部分を中心として回転させることによりスムーズに反転する。
請求項3に係る考案によれば、水が浸入するのを防ぐため、足が濡れにくい。
請求項4に係る考案によれば、避難の途中でガラス片、釘等が足裏に刺さるのを防止することができる。
請求項5に係る考案によれば、摘み部を指で摘まんで引っ張ることにより、容易にカバー部材を反転させることが可能となる。
請求項6に係る考案によれば、スリッパの形態とした時も、靴の形態とした時も、カバー部材がその位置で保持されて外れにくい。
本考案の実施例を示す靴兼用スリッパのスリッパ形態における斜視図である。 本考案の実施例を示す靴兼用スリッパの靴形態における斜視図である。 本考案の実施例を示す靴兼用スリッパの底面図である。 本考案の実施例を示す靴兼用スリッパのスリッパ形態における断面図である。 本考案の実施例を示す靴兼用スリッパの靴形態における断面図である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
本考案の靴兼用スリッパは、図1及び図2に示すように、スリッパ本体1とカバー部材2を備える。
スリッパ本体1は、底板3と、底板3の前部上面に後端が開口するよう取り付けられた甲部4を有し、通常のスリッパと同様に、底板3上に足を載せ、底板3と甲部4の間に足の前部を挿入して着用する。
図4及び図5に示すように、底板3は、金属、硬質プラスチック、セラミック等の硬質素材より成る薄板状の足保護層5を内蔵している。また、底板3の前端面及び後端面には、それぞれ係止具の一方部材(本実施例では、面ファスナのフック状部材)6,6'が装着されている。
カバー部材2は、伸縮性及び防水性があり、強靭な合成ゴム等を素材とし、図1〜図3に示すように、底板被覆部7と立上り部8とを連続して一体に形成して成る。
底板被覆部7は、底板3の底面前半部または底面後半部を択一的に被覆する寸法の略半長円形に形成される。
また、底板被覆部7の直線状の端縁は、底板3の底面の前後方向中央部に幅方向に沿って、接着、溶着等により固定されている。
立上り部8は、底板被覆部7の直線状の端縁を除く外周縁から、幅方向中央部が最も高く、両側に向かって次第に低くなるよう立ち上がっている。
立上り部8の上縁の長さは下縁の長さよりも短くなっており、立上り部8と底板被覆部7の間には、底板3の前後方向中央部に向かって開口する平面視で三日月状の空間が形成される。
また、立上り部8の上縁の中央部には、指でつまむための摘み部9を取り付けてある。
さらに、底板被覆部7と立上り部8との連結部分の中央部において、カバー部材2の両面には係止具の他方部材(本実施例では、面ファスナのループ状部材)10,10'が装着されている(図4及び図5参照)。
本考案の靴兼用スリッパをスリッパとして使用する際は、図1及び図4に示すように、カバー部材2の底板被覆部7でスリッパ本体1の底板3の底面前半部を被覆すると共に、立上り部8で甲部4の外面を覆う。
この時、底板3の前端部に設けた係止具の一方部材6と、カバー部材2の一面に装着した係止具の他方部材10を係合して、カバー部材2をその位置で保持する。
また、この状態では、底板3の底面の後半部及び底板被覆部7の他面が靴兼用スリッパの設置面となる。
摘み部9を摘まんで、図2及び図5に示すように、カバー部材2を底板3への固定部分から反転させ、カバー部材2の底板被覆部7で底板3の底面後半部を覆い、底板3の後端部に設けた係止具の一方部材6’と、カバー部材2の他面に装着した係止具の他方部材10’を係合する。すると、カバー部材2の立上り部8が底板3の後部周縁から立ち上がって、足の後部を支える踵部となり、靴兼用スリッパは靴形態となる。
また、この時、カバー部材2で覆われていた底板3の底面の前半部と、底板被覆部7の一面が新たな接地面となる。
なお、本考案の靴兼用スリッパの構造は上記実施例に限定されない。
例えば、カバー部材2は、強靭な伸縮性糸を編んだ編み地、或いは、立上り部8の上縁に沿って伸縮紐を取り付けた軟質プラスチックシートで形成することもできる。
また、底板被覆部7と立上り部8を異なる素材で形成することも可能である。
カバー部材2の両面と底板3の前後端部に設けた係止具としては、スナップボタン等の適宜留め金具を用いてもよい。
1 スリッパ本体
2 カバー部材
3 底板
4 甲部
5 足保護層
6,6' 係止具の一方部材
7 底板被覆部
8 立上り部
9 摘み部
10,10’ 係止具の他方部材

Claims (6)

  1. 底板及び甲部を有するスリッパ本体、及び、前記底板の底面前半部及び前記甲部の外面を覆い、反転して前記底板の底面後半部を覆うと共に、前記底板の後部周縁から立ち上がって踵部となるカバー部材を備えたことを特徴とする靴兼用スリッパ。
  2. 前記カバー部材は、前記底板の底面を被覆する底板被覆部と、該底板被覆部の外周縁から立ち上がる立上り部を連続して形成して成り、前記底板被覆部が幅方向に沿って前記底板の底面の前後方向中央部に反転可能に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の靴兼用スリッパ。
  3. 前記カバー部材が防水性材料より成ることを特徴とする請求項1又は2に記載の靴兼用スリッパ。
  4. 前記スリッパ本体の底板が硬質の足保護層を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の靴兼用スリッパ。
  5. 前記立上り部の上端に摘み部を設けたことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の靴兼用スリッパ。
  6. 前記底板の前端部及び後端部に係止具の一方部材を設け、前記カバー部材の両面に、前記係止具の一方部材と着脱自在に係合する係止具の他方部材をそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の靴兼用スリッパ。
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