JP4994482B2 - バンド付長靴 - Google Patents

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この発明は、長靴の上からズボンの裾を止めるために、表面周囲に装着されるバンドを有する前記長靴に関する。
雨合羽と長靴を身につけて作業すると、雨合羽のズボンの裾がずり落ちてきて長靴で踏んでしまい、裾が破れてしまうことが多い。踏まないように、裾を長靴の中に入れると、雨水がズボンを伝わって長靴の中へ入り、中が濡れてしまう。
下記特許文献1では、靴と裾をすっぽりと覆う袋状のカバーを履き、その上から、面ファスナーが設けられたバンドで固定を行なう技術が開示される。
実用新案登録3155602
しかしながら、上特許文献1では、袋状のカバーやバンドを携帯しなければならず
、携帯を忘れると、使用できない。また、雨が激しくなった後で使用しようと思っても、携帯してこなかった時には、使用できない。
この発明は、以上の問題点を解決するために、バンドの携帯を忘れることを防止でき、いつでも使用できて、ズボンの裾を長靴で踏んでしまうことが無く、雨水が長靴の中へ入ることがないバンド付長靴を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、第一発明は、長靴と、ズボンの裾を止めるために前記長靴の表面周囲に装着されるバンドと、前記装着のために前記長靴の前記表面周囲に形成され前記バンドを収納できるバンド溝と、前記バンドの下縁でバンド肉厚方向奥側位置に下方向へ形成される下爪と、前記バンドの上縁でバンド肉厚方向奥側位置に上方向へ形成される上爪と、前記下爪が嵌合する位置に前記バンド溝の下縁で奥側位置に形成される下爪溝と、前記上爪が嵌合する位置に前記バンド溝の上縁で奥側位置に形成される上爪溝と、を有することを特徴とするバンド付長靴である。
第二発明は、更に、前記下爪及び前記下爪溝は、前記長靴の表面周囲の全周に形成され、前記上爪は、前記長靴の表面周囲の周方向に複数箇所へ分散して形成され、前記バンドの内面は、円弧状断面の曲面であり、前記バンドの下縁でバンド肉厚方向前側位置に表側下方へ突設されるスカート部と、を有することを特徴とするバンド付長靴である。
第一、又は第二発明によれば、長靴の表面周囲に形成されたバンド溝にバンドを収納できるので、長靴を通常使用することで、常にバンドを携帯することになる。よって、バンドの携帯を忘れることを防止できる。使用するには、バンド溝からバンドを外せば良く、いつでもバンドを使用できる。
外したバンドで、長靴の上からズボンの裾を止めれば、ズボンの裾を長靴で踏んでしまうことが無く、雨水が長靴の中へ入ることがない。使用状態のバンドをバンド溝に収納することもでき、バンドがずれるのを防止できる。
バンド溝にバンドを収納する際には、バンドの下爪を下爪溝へ嵌合させ、その後、バンドの上爪を上爪溝へ嵌合させる。収納が容易である。
第二発明によれば、更に、下爪及び下爪溝は、長靴の全周に形成され、しっかりとした嵌合ができる。また、上爪は、長靴の周方向に複数箇所へ分散して形成されるので、手で嵌合させる作業が楽に行える。
また、バンドの内面は、円弧状断面の曲面であり、上爪を上爪溝へ嵌合させる際に、バンドを上下幅方向で曲げやすいため、嵌合が容易である。
また、バンドの下縁にスカート部が突設されるので、このスカート部がバンド下のズボンの裾を押さえ込み、裾が跳ね上がった状態になりにくい。
この発明の一実施形態にかかるバンド付長靴を示すもので(A)は使用状態図、(B)はバンド付長靴の拡大斜視図である。 図1(B)のII−II断面を示すもので、(A)はバンドを収納する前の状態を示す断面斜視図、(B)はバンドを収納した状態を示す断面図である。 この発明の他の実施形態にかかるバンド付長靴で図2(A)右側に相当するバンド溝の断面図である。
この発明の第1実施形態を、図1及び図2に示す。
図1(A)に示すように、使用時には、雨合羽のズボン1の裾3の上から、バンド5を、長靴7の表面周囲に装着する。
図1(B)及び図2に示すように、長靴7の表面周囲には、バンド5を収納できるバンド溝9が形成される。図2に示すように、バンド5の下縁には、下爪11が形成される。この下爪11は、バンド肉厚方向の奥側の位置に、下方向へ形成される。また、下爪11は、長靴7の表面周囲の全周に形成される。
下爪11は、対応する下爪溝13に、嵌合する。この下爪溝13は、バンド溝9の下縁で奥側位置に形成される。そして、下爪溝13も、長靴7の表面周囲の全周に形成される。
次に、バンド5の上縁には、上爪15が形成される。この上爪15は、バンド肉厚方向の奥側の位置に、上方向へ形成される。また、上爪15は、長靴7の表面周囲の周方向に、複数箇所へ分散して形成される。
上爪15は、対応する上爪溝17に、嵌合する。この上爪溝17は、長靴7の表面周囲の全周に形成される。全周に形成することで、嵌合の際に、上爪溝17に対する上爪15の周方向の位置決めを行なわなくて済む。
バンド5の内面19は、薄い円弧状断面の曲面である。このため、下爪11や上爪15を嵌合する際に、バンド5を上下幅方向で曲げやすい。曲げることで、これらの嵌合が容易になる。
バンド5の下縁には、スカート部21が突設される。このスカート部21は、バンド肉厚方向の前側の位置でバンド5に連続し、バンド5の表側下方へ(図中の左下へ)斜めに突出した状態で設けられる。
図2(A)に示すように、バンド5の上縁での肉厚部分には、取り外し用溝23が形成される。この取り外し用溝23は、周方向に細長い略三日月形状を有する。この取り外し用溝23の前側を指で引っ張ることで、肉厚の薄くなった部分を指で引っ張ることになり、伸びやすく、引っ張りやすいので、バンド5の取外しが容易になる。
下爪溝13や上爪溝17は、長靴7の材質と一体に形成され、その内側にクッション材25,更にその内側に内布27が積層されて設けられる。
「実施形態の効果」
以上の実施形態により以下の作用効果を得る。すなわち
(1)長靴7の表面周囲に形成されたバンド溝9にバンド5を収納できる。このために、雨が降らない状態で長靴7を通常使用するときでも、常にバンド5を携帯することになる。よって、バンド5の携帯を忘れることを防止できる。
(2)使用するには、バンド溝9からバンド5を外せば良く、いつでもバンド5を使用できる。
(3)外したバンド5で、長靴7の上からズボン1の裾3を止めれば、ズボン1の裾3がずれて下がるのを防止でき、裾3を長靴7で踏んでしまうことが無い。また、雨水が長靴7の中へ入ることがない。
(4)使用状態のバンド5をバンド溝9に収納することもでき、バンド5が上下へずれるのを防止できる。もっとも、使用状態のバンド5をバンド溝9に収納しなくても、従来のバンド5と同じように、ズボン1の裾3を長靴7で踏んでしまうことが無く、雨水が長靴7の中へ入ることがない、等の効果を果たせる。
(5)バンド溝9にバンド5を収納する際には、バンド5の下爪11を下爪溝13へ嵌合させ、その後、バンド5の上爪15を上爪溝17へ嵌合させる。この順序で、嵌合を行なうことで、嵌合作業が容易になる。
(6)下爪及び下爪溝13は、長靴7の全周に形成され、しっかりとした嵌合ができる。
(7)図2(A)に示すように、上爪15は、長靴7の周方向に複数箇所(図中では3箇所が表されている)へ分散して形成されるので、上爪溝17へ、手で嵌合させる際に、分散させた上爪15を一つひとつ嵌合させることができ、嵌合作業が楽に行える。
(8)バンド5の内面19は、円弧状凹断面の曲面であり、上爪15を上爪溝17へ嵌合させる際に、バンド5を上下幅方向で曲げやすいため、嵌合が容易である。
(9)バンド5の内面19は、円弧状凹断面の曲面であり、雨が降らない状態で長靴7を通常使用するとき、バンド溝9にバンド5を収納した状態で、内面19がバンド溝9の内壁10に吸着することを期待でき、収納が安定する。
(10)バンド5の下縁にスカート部21が突設されるので、このスカート部21がバンド5下のズボン1の裾3を押さえ込み、裾3が跳ね上がった状態になりにくい。特に、使用状態のバンド5をバンド溝9に収納する時には、裾3が、下爪11と下爪溝13に挟まれて跳ね上がった状態になり易いので、裾3を押さえ込むことは効果がある。
(11)バンド5の取外しの際には、図2(A)に示す取り外し用溝23の前側を指で引っ張るとよい。すなわち、この前側、つまり肉厚の薄くなった部分を指で引っ張ることになり、伸びやすいので、引っ張りやすくなり、バンド5の取外しが容易になる。
「他の実施形態」
以上の実施形態では、下爪及び下爪溝13は、長靴7の表面周囲の全周に形成されるものであったが、他の実施形態では、上爪15と同じように、周方向に複数箇所へ分散して形成しても良い。
以上の実施形態では、上爪15は、長靴7の表面周囲の周方向に複数箇所へ分散して形成されるものであったが、他の実施形態では、下爪11と同様に全周に形成されるものであっても良い。この場合には、上爪15の厚さを薄くすること、あるいは切込みを入れ分散形成に近似させることで、嵌合を容易にすることが望ましい。
以上の実施形態では、バンド5の内面19は、円弧状断面の曲面であったが、他の実施形態では、平面であっても構わない。
以上の実施形態では、バンド5の下縁にはスカート部21が設けられたが、他の実施形態では、スカート部21は省略されても構わない。
以上の実施形態では、下爪溝13や上爪溝17は、長靴7の材質と一体に形成されるものであったが、他の実施形態では、例えば図3に示すように、後付とすることも可能である。すなわち、長靴7の表面周囲に、リング状で、断面が薄い庇様の後付材29、31を接着33などにより設ける。この後付材29、31庇様の形状の端部内側で、長靴7の表面周囲との間に、下爪溝13や上爪溝17が形成される。
1…ズボン、3…裾、5…バンド、7…長靴、9…バンド溝、11…下爪、13…下爪溝、15…上爪、17…上爪溝、19…内面、21…スカート部、23…取り外し用溝。

Claims (2)

  1. 長靴と、ズボンの裾を止めるために前記長靴の表面周囲に装着されるバンドと、前記装着のために前記長靴の前記表面周囲に形成され前記バンドを収納できるバンド溝と、前記バンドの下縁でバンド肉厚方向奥側位置に下方向へ形成される下爪と、前記バンドの上縁でバンド肉厚方向奥側位置に上方向へ形成される上爪と、前記下爪が嵌合する位置に前記バンド溝の下縁で奥側位置に形成される下爪溝と、前記上爪が嵌合する位置に前記バンド溝の上縁で奥側位置に形成される上爪溝と、を有することを特徴とするバンド付長靴。
  2. 前記下爪及び前記下爪溝は、前記長靴の表面周囲の全周に形成され、前記上爪は、前記長靴の表面周囲の周方向に複数箇所へ分散して形成され、前記バンドの内面は、円弧状断面の曲面であり、前記バンドの下縁でバンド肉厚方向前側位置に表側下方へ突設されるスカート部と、を有することを特徴とする請求項1に記載のバンド付長靴。
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