JP2014029361A - 表示装置、画像処理装置、表示システム及び表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】右眼用の第1、第2色の映像及び左眼用の第3色の映像を一方の装置で投射し、左眼用の第1、第2色の映像及び右眼用の第3色の映像を他方の装置で投射した場合に表示される映像の色バランスのずれを抑える。
【解決手段】表示装置10Aは、右眼用の赤と青の映像と左眼用の緑の映像を投射し、表示装置10Bは、左眼用の赤と青の映像と右眼用の緑の映像を投射する。表示装置10Aは、自装置の三つの液晶ライトバルブのXYZ情報と、表示装置10Bから取得した液晶ライトバルブ1211RB、1211GB、1211BBのXYZ情報を用いて、各色の映像信号を補正するLUTを生成する。表示装置10Bは、自装置の三つの液晶ライトバルブのXYZ情報と、表示装置10Aから取得した液晶ライトバルブ1211RA、1211GA、1211BAのXYZ情報を用いて、各色の映像信号を補正するLUTを生成する。
【選択図】図2
【解決手段】表示装置10Aは、右眼用の赤と青の映像と左眼用の緑の映像を投射し、表示装置10Bは、左眼用の赤と青の映像と右眼用の緑の映像を投射する。表示装置10Aは、自装置の三つの液晶ライトバルブのXYZ情報と、表示装置10Bから取得した液晶ライトバルブ1211RB、1211GB、1211BBのXYZ情報を用いて、各色の映像信号を補正するLUTを生成する。表示装置10Bは、自装置の三つの液晶ライトバルブのXYZ情報と、表示装置10Aから取得した液晶ライトバルブ1211RA、1211GA、1211BAのXYZ情報を用いて、各色の映像信号を補正するLUTを生成する。
【選択図】図2
Description
本発明は、複数の表示装置を用いて立体映像を視聴する技術に関する。
特許文献1には、2つのプロジェクタを用いて立体視用の画像を投射するシステムが開示されている。このシステムにおいては、左眼用の赤の映像信号、右眼用の緑の映像信号及び左眼用の青の映像信号が第1のプロジェクタに供給される。第1のプロジェクタにおいては、赤色用の液晶ライトバルブからS偏光の赤の映像光が出力され、緑色用の液晶ライトバルブからP偏光の緑の映像光が出力され、青色用の液晶ライトバルブからS偏光の青の映像光が出力され、各映像光が投射レンズを介してスクリーンに投射される。また、右眼用の赤の映像信号、左眼用の緑の映像信号及び右眼用の青の映像信号が第2のプロジェクタに供給される。第2のプロジェクタにおいては、赤色用の液晶ライトバルブからS偏光の赤の映像光が出力され、緑色用の液晶ライトバルブからP偏光の緑の映像光が出力され、青色用の液晶ライトバルブからS偏光の青の映像光が出力される。各液晶ライトバルブを通過した映像光が投射レンズを通過するが、第2のプロジェクタの投射レンズにおいて光が出力される側には、位相差板が設けられているため、赤の映像光はP偏光となり、緑の映像光はS偏光となり、青の映像光はP偏光となってスクリーンに投射される。特許文献1のシステムによれば、左眼用の映像光はS偏光で揃い、右眼用の映像光はP偏光で揃うことになる。
液晶ライトバルブを用いたプロジェクタにおいては、供給された各色の映像信号を各色のライトバルブの特性に基づいて調整し、投射される映像において色のバランスが崩れないようにしている。
特許文献1のシステムにおいては、左眼用の赤と青の映像信号は第1のプロジェクタの液晶ライトバルブの特性に基づいて調整され、左眼用の緑の映像信号は、第2のプロジェクタの液晶ライトバルブの特性に基づいて調整されてしまう。ここで、緑の映像信号は、赤及び青の映像を投射するプロジェクタとは異なるプロジェクタの特性に基づいて調整されてしまうため、投射される映像は色のバランスが崩れてしまう。また、右眼用の映像信号についても、同様に緑の映像信号だけ異なるプロジェクタの特性に基づいて調整されてしまうため、投射される映像の色のバランスが崩れてしまう。
特許文献1のシステムにおいては、左眼用の赤と青の映像信号は第1のプロジェクタの液晶ライトバルブの特性に基づいて調整され、左眼用の緑の映像信号は、第2のプロジェクタの液晶ライトバルブの特性に基づいて調整されてしまう。ここで、緑の映像信号は、赤及び青の映像を投射するプロジェクタとは異なるプロジェクタの特性に基づいて調整されてしまうため、投射される映像は色のバランスが崩れてしまう。また、右眼用の映像信号についても、同様に緑の映像信号だけ異なるプロジェクタの特性に基づいて調整されてしまうため、投射される映像の色のバランスが崩れてしまう。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、右眼用の第1、第2色の映像及び左眼用の第3色の映像を一方の装置で投射し、左眼用の第1、第2色の映像及び右眼用の第3色の映像を他方の装置で投射した場合に表示される映像の色バランスのずれを抑えるようにすることにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る表示装置は、両眼の一方の眼用の第1色と第2色の映像及び他方の眼用の第3色の映像を投射する表示装置であって、前記第1色の光を変調して第1映像を生成するライトバルブで前記第1映像の階調を予め定められた範囲で変化させて測定した三刺激値、前記第2色の光を変調して第2映像を生成するライトバルブで前記第2映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値、及び前記第3色の光を変調して第3映像を生成するライトバルブで前記第3映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値を記憶する第1記憶部と、前記両眼の他方の眼用の第1、第2色の映像及び前記一方の眼用の第3色の映像を投射する第2表示装置が投射した映像を測定して得た三刺激値であって、前記第1色の光を変調して第4映像を生成するライトバルブで前記第4映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値、前記第2色の光を変調して第5映像を生成するライトバルブで前記第5映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値、及び前記第3色の光を変調して第6映像を生成するライトバルブで前記第6映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値を記憶する第2記憶部と、前記第1記憶部に記憶されている三刺激値と、前記第2記憶部に記憶されている三刺激値とに基づいて、自装置において前記第1色の映像信号を補正するルックアップテーブル、自装置において前記第2色の映像信号を補正するルックアップテーブル、及び自装置において前記第3色の映像信号を補正するルックアップテーブルを生成する演算部とを備える。
この構成によれば、右眼用の第1、第2色の映像及び左眼用の第3色の映像を一方の装置で投射し、左眼用の第1、第2色の映像及び右眼用の第3色の映像を他方の装置で投射した場合に表示される映像の色バランスのずれを抑えることができる。
この構成によれば、右眼用の第1、第2色の映像及び左眼用の第3色の映像を一方の装置で投射し、左眼用の第1、第2色の映像及び右眼用の第3色の映像を他方の装置で投射した場合に表示される映像の色バランスのずれを抑えることができる。
前記表示装置においては、前記第2表示装置と通信を行う通信部を有し、前記通信部は、前記第2記憶部に記憶させる三刺激値を前記第2表示装置と通信を行なって前記第2表示装置から取得し、取得した三刺激値が前記第2記憶部に記憶される構成としてもよい。
この構成によれば、通信を行なって取得した三刺激値を用いてルックアップテーブルを生成するため、組となる第2表示装置を替えても、表示される映像の色バランスのずれを抑えることができる。
この構成によれば、通信を行なって取得した三刺激値を用いてルックアップテーブルを生成するため、組となる第2表示装置を替えても、表示される映像の色バランスのずれを抑えることができる。
前記表示装置においては、前記第2表示装置は、当該第2表示装置を識別する識別子を有し、前記第2記憶部は、当該識別子と、当該識別子の第2表示装置から取得した三刺激値とを対応付けて記憶し、前記通信部は、前記識別子を取得し、取得した前記識別子が前記第2記憶部に既に記憶されている場合、前記第2表示装置から三刺激値を取得しない構成としてもよい。
この構成によれば、過去に組となった第2表示装置を使用する場合、三刺激値を新たに取得しなくてもルックアップテーブルを生成することができる。
この構成によれば、過去に組となった第2表示装置を使用する場合、三刺激値を新たに取得しなくてもルックアップテーブルを生成することができる。
前記表示装置においては、二次元映像を投射する場合、前記演算部は、前記第1記憶部に記憶されている三刺激値に基づいて、自装置において前記第1色の映像信号を補正するルックアップテーブル、自装置において前記第2色の映像信号を補正するルックアップテーブル、及び自装置において前記第3色の映像信号を補正するルックアップテーブルを生成する構成としてもよい。
この構成によれば、二次元映像を投射するときに使用するルックアップテーブルを生成することができる。
この構成によれば、二次元映像を投射するときに使用するルックアップテーブルを生成することができる。
上記目的を達成するために、本発明に係る画像処理装置は、両眼の一方の眼用の第1色、第2色の映像及び他方の眼用の第3色の映像を第1表示装置で投射し、前記他方の眼用の第1色、第2色の映像及び前記一方の眼用の第3色の映像を第2表示装置で投射する表示システムの前記第1表示装置が投射した映像を測定して得た三刺激値であって、前記第1色の光を変調して第1映像を生成するライトバルブで前記第1映像の階調を予め定められた範囲で変化させて測定した三刺激値、前記第2色の光を変調して第2映像を生成するライトバルブで前記第2映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値、及び前記第3色の光を変調して第3映像を生成するライトバルブで前記第3映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値を記憶する第1記憶部と、前記第2表示装置が投射した映像を測定して得た三刺激値であって、前記第1色の光を変調して第4映像を生成するライトバルブで前記第4映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値、前記第2色の光を変調して第5映像を生成するライトバルブで前記第5映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値、及び前記第3色の光を変調して第6映像を生成するライトバルブで前記第6映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値を記憶する第2記憶部と、前記第1記憶部に記憶されている三刺激値と、前記第2記憶部に記憶されている三刺激値とに基づいて、前記第1表示装置において前記第1色の映像信号を補正するルックアップテーブル、前記第1表示装置において前記第2色の映像信号を補正するルックアップテーブル、前記第1表示装置において前記第3色の映像信号を補正するルックアップテーブル、前記第2表示装置において前記第1色の映像信号を補正するルックアップテーブル、前記第2表示装置において前記第2色の映像信号を補正するルックアップテーブル、及び前記第2表示装置において前記第3色の映像信号を補正するルックアップテーブルを生成する演算部と、前記演算部が生成した前記第1表示装置に係るルックアップテーブルを前記第1表示装置へ送信し、前記演算部が生成した前記第2表示装置に係るルックアップテーブルを前記第2表示装置へ送信する通信部とを備える。
この構成によれば、右眼用の第1、第2色の映像及び左眼用の第3色の映像を一方の装置で投射し、左眼用の第1、第2色の映像及び右眼用の第3色の映像を他方の装置で投射した場合に表示される映像の色バランスのずれを抑えることができる。
この構成によれば、右眼用の第1、第2色の映像及び左眼用の第3色の映像を一方の装置で投射し、左眼用の第1、第2色の映像及び右眼用の第3色の映像を他方の装置で投射した場合に表示される映像の色バランスのずれを抑えることができる。
上記目的を達成するために、本発明に係る表示システムは、両眼の一方の眼用の第1色、第2色の映像及び他方の眼用の第3色の映像を投射する第1表示装置と、前記他方の眼用の第1色、第2色の映像及び前記一方の眼用の第3色の映像を投射する第2表示装置を有する表示システムであって、前記第1表示装置と前記第2表示装置の各々は、前記第1表示装置が投射した映像を測定して得た三刺激値であって、前記第1色の光を変調して第1映像を生成するライトバルブで前記第1映像の階調を予め定められた範囲で変化させて測定した三刺激値、前記第2色の光を変調して第2映像を生成するライトバルブで前記第2映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値、及び前記第3色の光を変調して第3映像を生成するライトバルブで前記第3映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値を記憶する第1記憶部と、前記第2表示装置が投射した映像を測定して得た三刺激値であって、前記第1色の光を変調して第4映像を生成するライトバルブで前記第4映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値、前記第2色の光を変調して第5映像を生成するライトバルブで前記第5映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値、及び前記第3色の光を変調して第6映像を生成するライトバルブで前記第6映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値を記憶する第2記憶部と、前記第1記憶部に記憶されている三刺激値と、前記第2記憶部に記憶されている三刺激値とに基づいて、自装置において前記第1色の映像信号を補正するルックアップテーブル、自装置において前記第2色の映像信号を補正するルックアップテーブル、及び自装置において前記第3色の映像信号を補正するルックアップテーブルを生成する演算部とを有する。
この構成によれば、右眼用の第1、第2色の映像及び左眼用の第3色の映像を一方の装置で投射し、左眼用の第1、第2色の映像及び右眼用の第3色の映像を他方の装置で投射した場合に表示される映像の色バランスのずれを抑えることができる。
この構成によれば、右眼用の第1、第2色の映像及び左眼用の第3色の映像を一方の装置で投射し、左眼用の第1、第2色の映像及び右眼用の第3色の映像を他方の装置で投射した場合に表示される映像の色バランスのずれを抑えることができる。
なお、本発明は、表示装置のみならず、表示方法としても概念することが可能である。
[実施形態]
図1は、本発明の一実施形態に係る表示システム1を構成する装置を示した図である。本実施形態においては、表示システム1は、表示装置10A、表示装置10B、画像処理装置20及び分配装置30で構成されている。表示システム1は、偏光フィルターを有する眼鏡を用いて視聴者に立体映像を視聴させる偏光方式のシステムである。表示システム1においては、視聴者が左眼で見るための映像と、右眼で見るための映像が表示装置10Aと表示装置10Bによりスクリーンに投射される。
図1は、本発明の一実施形態に係る表示システム1を構成する装置を示した図である。本実施形態においては、表示システム1は、表示装置10A、表示装置10B、画像処理装置20及び分配装置30で構成されている。表示システム1は、偏光フィルターを有する眼鏡を用いて視聴者に立体映像を視聴させる偏光方式のシステムである。表示システム1においては、視聴者が左眼で見るための映像と、右眼で見るための映像が表示装置10Aと表示装置10Bによりスクリーンに投射される。
画像処理装置20は、右眼で見るため右眼用映像を生成する右眼用映像生成部21と、左眼で見るため左眼用映像を生成する左眼用映像生成部22を備えている。
右眼用映像生成部21には右眼で見るための映像を表す右眼用の映像信号RSが供給される。右眼用映像生成部21は、供給された映像信号RSを、赤(R)、緑(G)、青(B)の三色の信号に分解して右眼用の赤の映像信号Rr1、右眼用の緑の映像信号Rg1及び右眼用の青の映像信号Rb1を生成し、生成した各信号を出力する。
また、左眼用映像生成部22には左眼で見るための映像を表す左眼用の映像信号LSが供給される。左眼用映像生成部22は、供給された映像信号LSを、赤(R)、緑(G)、青(B)の三色の信号に分解して左眼用の赤の映像信号Lr1、左眼用の緑の映像信号Lg1及び左眼用の青の映像信号Lb1を生成し、生成した各信号を出力する。
右眼用映像生成部21には右眼で見るための映像を表す右眼用の映像信号RSが供給される。右眼用映像生成部21は、供給された映像信号RSを、赤(R)、緑(G)、青(B)の三色の信号に分解して右眼用の赤の映像信号Rr1、右眼用の緑の映像信号Rg1及び右眼用の青の映像信号Rb1を生成し、生成した各信号を出力する。
また、左眼用映像生成部22には左眼で見るための映像を表す左眼用の映像信号LSが供給される。左眼用映像生成部22は、供給された映像信号LSを、赤(R)、緑(G)、青(B)の三色の信号に分解して左眼用の赤の映像信号Lr1、左眼用の緑の映像信号Lg1及び左眼用の青の映像信号Lb1を生成し、生成した各信号を出力する。
分配装置30は、右眼用映像生成部21と左眼用映像生成部22から出力された信号を取得し、取得した信号を表示装置10Aと表示装置10Bに分配する装置である。分配装置30は、映像信号Rr1、映像信号Rg1及び映像信号Rb1を取得する。分配装置30は、取得した映像信号Rr1と映像信号Rb1を表示装置10Aへ供給し、映像信号Rg1を表示装置10Bへ供給する。また、分配装置30は、映像信号Lr1、映像信号Lg1及び映像信号Lb1を取得する。分配装置30は、取得した映像信号Lr1と映像信号Lb1を表示装置10Bへ供給し、映像信号Lg1を表示装置10Aへ供給する。
表示装置10A、10Bは、画像をスクリーンに投射する液晶プロジェクターである。
まず、表示装置10Aの構成について説明する。表示装置10Aは、色変換部100A、通信部110A及び投射部120Aを有している。通信部110Aは、後述する表示装置10Bの通信部110Bと通信ケーブルで接続される。通信部110Aは、通信部110Bと通信ケーブルを介して各種データの送信及び受信を行う通信インターフェースとして機能する。なお、本実施形態においては、通信部110Aは、通信ケーブルを介して通信を行うが、無線通信により通信部110Bと通信を行う構成であってもよい。
まず、表示装置10Aの構成について説明する。表示装置10Aは、色変換部100A、通信部110A及び投射部120Aを有している。通信部110Aは、後述する表示装置10Bの通信部110Bと通信ケーブルで接続される。通信部110Aは、通信部110Bと通信ケーブルを介して各種データの送信及び受信を行う通信インターフェースとして機能する。なお、本実施形態においては、通信部110Aは、通信ケーブルを介して通信を行うが、無線通信により通信部110Bと通信を行う構成であってもよい。
色変換部100Aは、分配装置30から表示装置10Aに供給される映像信号を取得し、取得した映像信号を補正して出力するものである。色変換部100Aは、分配装置30から供給された映像信号Rr1を取得し、映像信号Rr1を補正して得られる映像信号Rr2を投射部120Aに供給する。また、色変換部100Aは、分配装置30から供給された映像信号Rb1を取得し、映像信号Rb1を補正して得られる映像信号Rb2を投射部120Aに供給する。また、色変換部100Aは、分配装置30から供給された映像信号Lg1を取得し、映像信号Lg1を補正して得られる映像信号Lg2を投射部120Aに供給する。なお、色変換部100Aの詳細については後述する。
投射部120Aは、色変換部100Aから供給される映像信号Rr2、映像信号Lg2及び映像信号Rb2に対応した映像をスクリーンに投射するものである。投射部120Aは、光源1201A、ダイクロイックミラー1202A、1203A、ミラー1204A〜1206A、ダイクロイックプリズム1207A、投射レンズ1208A、偏光ビームスプリッター1210A、液晶ライトバルブ1211RA、1211GA、1211BAを有する。
光源1201Aは、光を発するランプを備えている。ランプの一例としては、メタルハライドランプ、ハロゲンランプ又はキセノンランプなどがある。光源1201Aが発した光は、偏光ビームスプリッター1210Aに入射する。偏光ビームスプリッター1210Aは、入射した光からS偏光を分離し、P偏光を通過させるものである。偏光ビームスプリッター1210Aを通過したP偏光は、ダイクロイックミラー1202Aに入射する。ダイクロイックミラー1202Aは、赤色波長帯域の光を透過し、緑色波長帯域及び青色波長帯域の光を反射する鏡である。ダイクロイックミラー1202Aを透過した光は、ミラー1204Aで反射されて液晶ライトバルブ1211RAに入射する。ダイクロイックミラー1203Aは、ダイクロイックミラー1202Aで反射された光のうち、緑色波長帯域の光を反射し、青色波長帯域の光を透過する鏡である。ダイクロイックミラー1203Aで反射した光は、液晶ライトバルブ1211GAに入射する。ミラー1205Aとミラー1206Aは、ダイクロイックミラー1203Aを透過した光を反射する鏡である。ミラー1205Aとミラー1206Aで反射した光は、液晶ライトバルブ1211BAに入射する。
入射した光を変調する液晶ライトバルブ1211RA、1211GA、1211BAは、透過型の液晶パネルであり、各液晶ライトバルブは、複数行複数列に配置された画素を備えている。
液晶ライトバルブ1211RAは、映像信号Rr2に応じて各画素が制御され、各画素の透過率が変化する。液晶ライトバルブ1211RAは、波長板を備えており、入射したP偏光の光はS偏光となってダイクロイックプリズム1207Aに入射する。なお、液晶ライトバルブ1211RAに入射する光は、赤色波長帯域の光であるため、液晶ライトバルブ1211RAを透過した光は、映像信号Rr2が表す赤の映像(第1映像)となる。
液晶ライトバルブ1211BAは、映像信号Rb2に応じて各画素が制御され、各画素の透過率が変化する。液晶ライトバルブ1211BAも、波長板を備えており、入射したP偏光の光はS偏光となってダイクロイックプリズム1207Aに入射する。なお、液晶ライトバルブ1211BAに入射する光は、青色波長帯域の光であるため、液晶ライトバルブ1211BAを透過した光は、映像信号Rb2が表す青の映像(第2映像)となる。
液晶ライトバルブ1211GAは、映像信号Lg2に応じて各画素が制御され、各画素の透過率が変化する。また、液晶ライトバルブ1211GAは、波長板を備えておらず、透過した光はP偏光のままダイクロイックプリズム1207Aに入射する。なお、液晶ライトバルブ1211GAに入射する光は、緑色波長帯域の光であるため、液晶ライトバルブ1211GAを透過した光は、映像信号Lg2が表す緑の映像(第3映像)となる。
液晶ライトバルブ1211RAは、映像信号Rr2に応じて各画素が制御され、各画素の透過率が変化する。液晶ライトバルブ1211RAは、波長板を備えており、入射したP偏光の光はS偏光となってダイクロイックプリズム1207Aに入射する。なお、液晶ライトバルブ1211RAに入射する光は、赤色波長帯域の光であるため、液晶ライトバルブ1211RAを透過した光は、映像信号Rr2が表す赤の映像(第1映像)となる。
液晶ライトバルブ1211BAは、映像信号Rb2に応じて各画素が制御され、各画素の透過率が変化する。液晶ライトバルブ1211BAも、波長板を備えており、入射したP偏光の光はS偏光となってダイクロイックプリズム1207Aに入射する。なお、液晶ライトバルブ1211BAに入射する光は、青色波長帯域の光であるため、液晶ライトバルブ1211BAを透過した光は、映像信号Rb2が表す青の映像(第2映像)となる。
液晶ライトバルブ1211GAは、映像信号Lg2に応じて各画素が制御され、各画素の透過率が変化する。また、液晶ライトバルブ1211GAは、波長板を備えておらず、透過した光はP偏光のままダイクロイックプリズム1207Aに入射する。なお、液晶ライトバルブ1211GAに入射する光は、緑色波長帯域の光であるため、液晶ライトバルブ1211GAを透過した光は、映像信号Lg2が表す緑の映像(第3映像)となる。
ダイクロイックプリズム1207Aは、入射した緑色波長帯域の光を直進させ、入射した赤色波長帯域と青色波長帯域の光を反射して赤色波長帯域と青色波長帯域の光の進行方向を変更するプリズムである。ダイクロイックプリズム1207Aに入射した緑の映像の光は直進して投射レンズ1208Aに入射する。また、ダイクロイックプリズム1207Aに入射して進行方向が変更された赤と青の映像の光も、投射レンズ1208Aに入射する。
投射レンズ1208Aは、入射した光が表す映像を拡大してスクリーンに投射するレンズである。ダイクロイックプリズム1207Aから入射した光が投射レンズ1208Aを通過すると、右眼用でS偏光の赤の映像、左眼用でP偏光の緑の映像及び右眼用でS偏光の青の映像がスクリーンに投射される。
投射レンズ1208Aは、入射した光が表す映像を拡大してスクリーンに投射するレンズである。ダイクロイックプリズム1207Aから入射した光が投射レンズ1208Aを通過すると、右眼用でS偏光の赤の映像、左眼用でP偏光の緑の映像及び右眼用でS偏光の青の映像がスクリーンに投射される。
次に表示装置10Bの構成について説明する。表示装置10Bは、色変換部100B、通信部110B及び投射部120Bを有している。通信部110Bは、表示装置10Aの通信部110Aと通信ケーブルで接続される。通信部110Bは、通信部110Aと各種データの送信及び受信を行う通信インターフェースとして機能する。
色変換部100Bは、分配装置30から表示装置10Bに供給される映像信号を取得し、取得した映像信号を補正して出力するものである。色変換部100Bは、分配装置30から供給された映像信号Lr1を取得し、映像信号Lr1を補正して得られる映像信号Lr2を投射部120Bに供給する。また、色変換部100Bは、分配装置30から供給された映像信号Lb1を取得し、映像信号Lb1を補正して得られる映像信号Lb2を投射部120Bに供給する。また、色変換部100Bは、分配装置30から供給された映像信号Rg1を取得し、映像信号Rg1を補正して得られる映像信号Rg2を投射部120Bに供給する。なお、色変換部100Bの詳細については後述する。
投射部120Bは、色変換部100Bら供給される映像信号Lr2、映像信号Rg2及び映像信号Lb2に対応した映像をスクリーンに投射するものである。投射部120Bは、光源1201B、ダイクロイックミラー1202B、1203B、ミラー1204B〜1206B、ダイクロイックプリズム1207B、投射レンズ1208B、波長板1209、偏光ビームスプリッター1210B、液晶ライトバルブ1211RB、1211GB1211BB有する。なお、光源1201B、ダイクロイックミラー1202B、1203B、ミラー1204B〜1206B、ダイクロイックプリズム1207B、投射レンズ1208B、偏光ビームスプリッター1210Bの各々の構成は、表示装置10Aにおいて同じ名称の部品と同じ構成であるため、その説明を省略する。
入射した光を変調する液晶ライトバルブ1211RB、1211GB、1211BBは、表示装置10Aが有する液晶ライトバルブと同じく、透過型の液晶パネルである。
液晶ライトバルブ1211RBは、映像信号Lr2に応じて各画素が制御され、各画素の透過率が変化する。液晶ライトバルブ1211RBは、波長板を備えており、入射したP偏光の光はS偏光となってダイクロイックプリズム1207Bに入射する。なお、液晶ライトバルブ1211RBに入射する光は、赤色波長帯域の光であるため、液晶ライトバルブ1211RBを透過した光は、映像信号Lr2が表す赤の映像(第4映像)となる。
また、液晶ライトバルブ1211BBは、映像信号Lb2に応じて各画素が制御され、各画素の透過率が変化する。液晶ライトバルブ1211BBも、波長板を備えており、入射したP偏光の光はS偏光となってダイクロイックプリズム1207Bに入射する。なお、液晶ライトバルブ1211BAに入射する光は、青色波長帯域の光であるため、液晶ライトバルブ1211BBを透過した光は、映像信号Lb2が表す青の映像(第5映像)となる。
液晶ライトバルブ1211GAは、映像信号Rg2に応じて各画素が制御され、各画素の透過率が変化する。液晶ライトバルブ1211GBは、波長板を備えておらず、透過した光はP偏光のままダイクロイックプリズム1207Bに入射する。なお、液晶ライトバルブ1211GBに入射する光は、緑色波長帯域の光であるため、液晶ライトバルブ1211GBを透過した光は、映像信号Rg2が表す緑の映像(第6映像)となる。
液晶ライトバルブ1211RBは、映像信号Lr2に応じて各画素が制御され、各画素の透過率が変化する。液晶ライトバルブ1211RBは、波長板を備えており、入射したP偏光の光はS偏光となってダイクロイックプリズム1207Bに入射する。なお、液晶ライトバルブ1211RBに入射する光は、赤色波長帯域の光であるため、液晶ライトバルブ1211RBを透過した光は、映像信号Lr2が表す赤の映像(第4映像)となる。
また、液晶ライトバルブ1211BBは、映像信号Lb2に応じて各画素が制御され、各画素の透過率が変化する。液晶ライトバルブ1211BBも、波長板を備えており、入射したP偏光の光はS偏光となってダイクロイックプリズム1207Bに入射する。なお、液晶ライトバルブ1211BAに入射する光は、青色波長帯域の光であるため、液晶ライトバルブ1211BBを透過した光は、映像信号Lb2が表す青の映像(第5映像)となる。
液晶ライトバルブ1211GAは、映像信号Rg2に応じて各画素が制御され、各画素の透過率が変化する。液晶ライトバルブ1211GBは、波長板を備えておらず、透過した光はP偏光のままダイクロイックプリズム1207Bに入射する。なお、液晶ライトバルブ1211GBに入射する光は、緑色波長帯域の光であるため、液晶ライトバルブ1211GBを透過した光は、映像信号Rg2が表す緑の映像(第6映像)となる。
波長板1209は、直線偏光の偏光方向を変えるものであり、入射したP偏光をS偏光に変え、入射したS偏光をP偏光に変えるものである。投射レンズ1208Bからは、左眼用でS偏光の赤の映像、右眼用でP変更の緑の映像及び左眼用でS偏光の青の映像が入射するため、波長板1209を通過した後は、左眼用でP偏光の赤の映像、右眼用でS変更の緑の映像及び左眼用でP偏光の青の映像がスクリーンに投射されることになる。表示装置10Aの投射レンズ1208Aからは、右眼用でS偏光の赤の映像、左眼用でP偏光の緑の映像及び右眼用でS偏光の青の映像がスクリーンに投射されるため、右眼用の各色の映像はS偏光で揃い、左眼用の各色の映像はP偏光で揃うことになる。
左眼側にP偏光を透過する偏光フィルタを有し、右眼側にS偏光を透過する偏光フィルタを有する偏光眼鏡を視聴者が装着すると、P偏光である左眼用の映像が左眼に到達し、S偏光である右眼用の映像が右眼に到達することになり、視聴者は、立体映像を視聴することができる。
左眼側にP偏光を透過する偏光フィルタを有し、右眼側にS偏光を透過する偏光フィルタを有する偏光眼鏡を視聴者が装着すると、P偏光である左眼用の映像が左眼に到達し、S偏光である右眼用の映像が右眼に到達することになり、視聴者は、立体映像を視聴することができる。
次に、色変換部100A及び色変換部100Bの構成について説明する。図2は、色変換部100Aと色変換部100Bの構成を示したブロック図である。色変換部100Aは、三次元LUT(Look Up Table)1002A、演算部1003A、第1記憶部1004A、第2記憶部1005Aを有している。
第1記憶部1004Aは、液晶ライトバルブ1211RA、1211GA、1211BAの特性を表す特性データを記憶するものである。本実施形態においては、液晶ライトバルブ1211RA、1211GA、1211BAを透過した光が表す映像について、XYZ表色系の三刺激値を測定し、測定結果を特性データとして第1記憶部1004Aに記憶させる。
具体的には、例えば、液晶ライトバルブを駆動する映像信号が0〜255の256段階の階調値を表し、値が0の場合には透過率を最小とし、値が255の場合には透過率を最大とする。この場合、液晶ライトバルブ1211GAを駆動する映像信号の階調値と、液晶ライトバルブ1211BAを駆動する映像信号の階調値を0とし、液晶ライトバルブ1211RAを駆動する映像信号の階調値を0から255まで一づつ変更して三刺激値を測定すると、例えば、図3の(a)に示した測定結果が得られる。この測定結果は、赤の映像を生成する液晶ライトバルブの階調を変化させて得られるものであるため、以下、図3の(a)のX、Y及びZの三刺激値を、RのXYZ情報と称する。
また、液晶ライトバルブ1211RAを駆動する映像信号の階調値と、液晶ライトバルブ1211BAを駆動する映像信号の階調値を0とし、液晶ライトバルブ1211GAを駆動する映像信号の階調値を0から255まで一づつ変更して三刺激値を測定すると、例えば、図3の(b)に示した測定結果が得られる。この測定結果は、緑の映像を生成する液晶ライトバルブの階調を変化させて得られるものであるため、以下、図3の(b)のX、Y及びZの三刺激値を、GのXYZ情報と称する。
また、液晶ライトバルブ1211RAを駆動する映像信号の階調値と、液晶ライトバルブ1211GAを駆動する映像信号の階調値を0とし、液晶ライトバルブ1211BAを駆動する映像信号の階調値を0から255まで一づつ変更して三刺激値を測定すると、例えば、図3の(c)に示した測定結果が得られる。この測定結果は、青の映像を生成する液晶ライトバルブの階調を変化させて得られるものであるため、以下、図3の(c)のX、Y及びZの三刺激値を、BのXYZ情報と称する。
第1記憶部1004Aは、図3の(a)のX、Y及びZの値(RのXYZ情報)と、図3の(b)のX、Y及びZの値(GのXYZ情報)と、図3の(c)のX、Y及びZの値(BのXYZ情報)を記憶する。
具体的には、例えば、液晶ライトバルブを駆動する映像信号が0〜255の256段階の階調値を表し、値が0の場合には透過率を最小とし、値が255の場合には透過率を最大とする。この場合、液晶ライトバルブ1211GAを駆動する映像信号の階調値と、液晶ライトバルブ1211BAを駆動する映像信号の階調値を0とし、液晶ライトバルブ1211RAを駆動する映像信号の階調値を0から255まで一づつ変更して三刺激値を測定すると、例えば、図3の(a)に示した測定結果が得られる。この測定結果は、赤の映像を生成する液晶ライトバルブの階調を変化させて得られるものであるため、以下、図3の(a)のX、Y及びZの三刺激値を、RのXYZ情報と称する。
また、液晶ライトバルブ1211RAを駆動する映像信号の階調値と、液晶ライトバルブ1211BAを駆動する映像信号の階調値を0とし、液晶ライトバルブ1211GAを駆動する映像信号の階調値を0から255まで一づつ変更して三刺激値を測定すると、例えば、図3の(b)に示した測定結果が得られる。この測定結果は、緑の映像を生成する液晶ライトバルブの階調を変化させて得られるものであるため、以下、図3の(b)のX、Y及びZの三刺激値を、GのXYZ情報と称する。
また、液晶ライトバルブ1211RAを駆動する映像信号の階調値と、液晶ライトバルブ1211GAを駆動する映像信号の階調値を0とし、液晶ライトバルブ1211BAを駆動する映像信号の階調値を0から255まで一づつ変更して三刺激値を測定すると、例えば、図3の(c)に示した測定結果が得られる。この測定結果は、青の映像を生成する液晶ライトバルブの階調を変化させて得られるものであるため、以下、図3の(c)のX、Y及びZの三刺激値を、BのXYZ情報と称する。
第1記憶部1004Aは、図3の(a)のX、Y及びZの値(RのXYZ情報)と、図3の(b)のX、Y及びZの値(GのXYZ情報)と、図3の(c)のX、Y及びZの値(BのXYZ情報)を記憶する。
第2記憶部1005Aは、液晶ライトバルブ1211RB、1211GB、1211BBの特性を表す特性データを記憶するものである。表示装置10Bの第1記憶部1004Bは、表示装置10Aの場合と同様に、液晶ライトバルブ1211GBを駆動する映像信号の階調値と、液晶ライトバルブ1211BBを駆動する映像信号の階調値を0とし、液晶ライトバルブ1211RBを駆動する映像信号の階調値を0から255まで一づつ変更して測定したRのXYZ情報を記憶している。また、第1記憶部1004Bは、液晶ライトバルブ1211RBを駆動する映像信号の階調値と、液晶ライトバルブ1211BBを駆動する映像信号の階調値を0とし、液晶ライトバルブ1211GBを駆動する映像信号の階調値を0から255まで一づつ変更して測定したGのXYZ情報を記憶している。また、第1記憶部1004Bは、液晶ライトバルブ1211RBを駆動する映像信号の階調値と、液晶ライトバルブ1211GBを駆動する映像信号の階調値を0とし、液晶ライトバルブ1211BBを駆動する映像信号の階調値を0から255まで一づつ変更して測定したBのXYZ情報を記憶している。
通信部110Aは、通信部110Bと通信を行い、第1記憶部1004Bに記憶されているRのXYZ情報、GのXYZ情報及びBのXYZ情報を取得し、取得した各XYZ情報を第2記憶部1005Aに記憶させる。
通信部110Aは、通信部110Bと通信を行い、第1記憶部1004Bに記憶されているRのXYZ情報、GのXYZ情報及びBのXYZ情報を取得し、取得した各XYZ情報を第2記憶部1005Aに記憶させる。
演算部1003Aは、第1記憶部1004Aに記憶されているR、G及びBのXYZ情報と、第2記憶部1005Aに記憶されているR、G及びBのXYZ情報を用いて、一次元LUT1001RA、一次元LUT1001GA及び一次元LUT1001BAを生成するものである。一次元LUTの生成方法については後述する。
各一次元LUTは、赤、緑及び青の各映像信号の階調値が全て同じ値の場合、投射される映像が無彩色となるように、映像信号を液晶ライトバルブの特性にあわせて補正するためのルックアップテーブルである。一次元LUT1001RAは、供給される赤の映像信号Rr1を補正して映像信号Rr3を出力する。また、一次元LUT1001GAは、供給される緑の映像信号Lg1を補正して映像信号Lg3を出力し、一次元LUT1001BAは、供給される青の映像信号Rb1を補正して映像信号Rb3を出力する。
各一次元LUTは、赤、緑及び青の各映像信号の階調値が全て同じ値の場合、投射される映像が無彩色となるように、映像信号を液晶ライトバルブの特性にあわせて補正するためのルックアップテーブルである。一次元LUT1001RAは、供給される赤の映像信号Rr1を補正して映像信号Rr3を出力する。また、一次元LUT1001GAは、供給される緑の映像信号Lg1を補正して映像信号Lg3を出力し、一次元LUT1001BAは、供給される青の映像信号Rb1を補正して映像信号Rb3を出力する。
三次元LUT1002Aは、入力される赤の映像信号、緑の映像信号及び青の映像信号に対して階調の補正を行うルックアップテーブルである。三次元LUT1002Aは、入力される赤の映像信号Rr3の階調値、緑の映像信号Lg3の階調値及び青の映像信号Rb3の階調値の組に対応付けられている赤の階調値、緑の階調値及び青の階調値を特定する。三次元LUT1002Aは、特定した赤の階調値を表す赤の映像信号Rr2、特定した緑の階調値を表す緑の映像信号Lg2、及び特定した青の階調値を表す青の映像信号Rb2を投射部120Aへ供給する。
次に、表示装置10Bが備える色変換部100Bについて説明する。色変換部100Bは、三次元LUT1002B、演算部1003B、第1記憶部1004B、第2記憶部1005Bを有している。
第1記憶部1004Bは、上述したようにRのXYZ情報、GのXYZ情報及びBのXYZ情報を記憶している。第2記憶部1005Bは、第1記憶部1004Aに記憶されているRのXYZ情報、GのXYZ情報及びBのXYZ情報を記憶するものである。通信部110Bは、通信部110Aと通信を行い、第1記憶部1004Aに記憶されているRのXYZ情報、GのXYZ情報及びBのXYZ情報を取得し、取得した各XYZ情報を第2記憶部1005Bに記憶させる。
演算部1003Bは、第1記憶部1004Bに記憶されているR、G及びBのXYZ情報と、第2記憶部1005Bに記憶されているR、G及びBのXYZ情報を用いて、一次元LUT1001RB、一次元LUT1001GB及び一次元LUT1001BBを生成するものである。
演算部1003Bの一次元LUTは、演算部1003Aの一次元LUTと同じく、赤、緑及び青の映像信号の階調値が全て同じ値の場合に、投射される映像が無彩色となるように、液晶ライトバルブに供給される映像信号を液晶ライトバルブの特性にあわせて補正するためのテーブルである。一次元LUT1001RBは、供給される赤の映像信号Lr1を補正して映像信号Lr3を出力する。また、一次元LUT1001GBは、供給される緑の映像信号Rg1を補正して映像信号Rg3を出力し、一次元LUT1001BBは、供給される青の映像信号Lb1を補正して映像信号Lb3を出力する。
演算部1003Bの一次元LUTは、演算部1003Aの一次元LUTと同じく、赤、緑及び青の映像信号の階調値が全て同じ値の場合に、投射される映像が無彩色となるように、液晶ライトバルブに供給される映像信号を液晶ライトバルブの特性にあわせて補正するためのテーブルである。一次元LUT1001RBは、供給される赤の映像信号Lr1を補正して映像信号Lr3を出力する。また、一次元LUT1001GBは、供給される緑の映像信号Rg1を補正して映像信号Rg3を出力し、一次元LUT1001BBは、供給される青の映像信号Lb1を補正して映像信号Lb3を出力する。
三次元LUT1002Bは、入力される赤の映像信号、緑の映像信号及び青の映像信号に対して階調の補正を行うルックアップテーブルである。三次元LUT1002Bは、入力される赤の映像信号Lr3の階調値、緑の映像信号Rg3の階調値及び青の映像信号Lb3の階調値の組に対応付けられている赤の階調値、緑の階調値及び青の階調値を特定する。三次元LUT1002Bは、特定した赤の階調値を表す赤の映像信号Lr2、特定した緑の階調値を表す緑の映像信号Rg2、及び特定した青の階調値を表す青の映像信号Lb2を投射部120Bへ供給する。
(一次元LUTの生成方法)
次に一次元LUTの生成方法について説明する。
まず、説明の便宜上、赤の映像信号を補正する一次元LUTに入力される映像信号をrin、緑の映像信号を補正する一次元LUTに入力される映像信号をgin、青の映像信号を補正する一次元LUTに入力される映像信号をbinとする。また、赤の映像信号を補正する一次元LUTから出力された赤の映像信号をrout、緑の映像信号を補正する一次元LUTから出力された緑の映像信号をgout、青の映像信号を補正する一次元LUTから出力された青の映像信号をboutとする。
rin=gin=binのときの色をXYZ表色系で表したときの三刺激値をXt(Sin)、Yt(Sin)、Zt(Sin)とした場合、この三刺激値と一次元LUTから出力される映像信号の関係は、以下の数1の関係となる。
次に一次元LUTの生成方法について説明する。
まず、説明の便宜上、赤の映像信号を補正する一次元LUTに入力される映像信号をrin、緑の映像信号を補正する一次元LUTに入力される映像信号をgin、青の映像信号を補正する一次元LUTに入力される映像信号をbinとする。また、赤の映像信号を補正する一次元LUTから出力された赤の映像信号をrout、緑の映像信号を補正する一次元LUTから出力された緑の映像信号をgout、青の映像信号を補正する一次元LUTから出力された青の映像信号をboutとする。
rin=gin=binのときの色をXYZ表色系で表したときの三刺激値をXt(Sin)、Yt(Sin)、Zt(Sin)とした場合、この三刺激値と一次元LUTから出力される映像信号の関係は、以下の数1の関係となる。
ここで、X*(*out)、Y*(*out)、Z*(*out)(*=r、g、b)は、各液晶ライトバルブに供給する映像信号の階調値をrout、gout、boutにしたときの三刺激値である。数1の関係を満たすように一次元LUTを作成するために以下の数2の行列式を考える。
ここで、Xr(r)、Yr(r)、Zr(r)は、赤の映像信号に応じて駆動される液晶ライトバルブにおいて映像信号の階調値をrとし、他の液晶ライトバルブを駆動する映像信号の階調値を0にしたときの映像を測定したときの三刺激値(XYZ情報)である。また、Xg(g)、Yg(g)、Zg(g)は、緑の映像信号に応じて駆動される液晶ライトバルブにおいて、映像信号の階調値をgとし、他の液晶ライトバルブを駆動する映像信号の階調値を0にしたときの映像を測定したときの三刺激値(XYZ情報)である。また、Xb(b)、Yb(b)、Zb(b)は、青の映像信号に応じて駆動される液晶ライトバルブにおいて映像信号の階調値をbとし、他の液晶ライトバルブを駆動する映像信号の階調値を0にしたときの映像を測定したときの三刺激値(XYZ情報)である。数2の式が数1の式を満たすためには、R=G=B=1となるような、X*(*)、Y*(*)、Z*(*)(*=r、g、b)の組み合わせを、記憶しているXYZ情報から探索すればよい。
この探索は、図4に示したフローチャートに従って行われる。なお、本実施形態では、演算部1003Aは、一次元LUT1001RA、一次元LUT1001GA、一次元LUT1001BAの順番で一次元LUTを作成し、各一次元LUTを作成するときに図4の処理を行う。また、演算部1003Bは、一次元LUT1001RB、一次元LUT1001GB、一次元LUT1001BBの順番で一次元LUTを作成し、各一次元LUTを作成するときに図4の処理を行う。演算部1003Aと演算部1003Bは同様の処理を行うため、以下、演算部1003Aと演算部1003Bの各々を区別する必要のない場合は、演算部1003とする。
まず、演算部1003は、rin=gin=binとなるようにrin、gin、bin、を初期化する(ステップS1)。本実施形態においては、rin、gin、bin、を映像信号がとりうる階調値の最小値に初期化して各値を0にする。次に、演算部1003は、数2の式で使用するr、g、bの階調値を初期化する(ステップS2)。ここで演算部1003は、r、g、bの値を最大値、例えばr=g=b=255とする。
次に演算部1003は、rin、gin、binのときの三刺激値(Xt(Sin)、Yt(Sin)、Zt(Sin))を数2の式に代入する(ステップS3)。また、演算部1003は、r、g、bの値を用いてX*(*)、Y*(*)、Z*(*)(*=r、g、b)の三刺激値を特定し、特定したX*(*)、Y*(*)、Z*(*)(*=r、g、b)の三刺激値を数2の式に代入してR、G及びBを求める(ステップS4)。
なお、演算部1003Aは、一次元LUT1001RAを生成するときには、数2の式で用いるXr(r)、Yr(r)、Zr(r)として、第1記憶部1004Aに記憶されているRのXYZ情報を用い、Xg(g)、Yg(g)、Zg(g)として第2記憶部1005Aに記憶されているGのXYZ情報を用い、Xb(b)、Yb(b)、Zb(b)として第1記憶部1004Aに記憶されているBのXYZ情報を用いる。
また、演算部1003Aは、一次元LUT1001GAを生成するときには、数2の式で用いるXr(r)、Yr(r)、Zr(r)として第2記憶部1005Aに記憶されているRのXYZ情報を用い、Xg(g)、Yg(g)、Zg(g)として第1記憶部1004Aに記憶されているGのXYZ情報を用い、Xb(b)、Yb(b)、Zb(b)として、第2記憶部1005Aに記憶されているBのXYZ情報を用いる。
また、演算部1003Aは、一次元LUT1001BAを生成するときには、数2の式で用いるXr(r)、Yr(r)、Zr(r)として第1記憶部1004Aに記憶されているRのXYZ情報を用い、Xg(g)、Yg(g)、Zg(g)として第2記憶部1005Aに記憶されているGのXYZ情報を用い、Xb(b)、Yb(b)、Zb(b)として第1記憶部1004Aに記憶されているBのXYZ情報を用いる。
また、演算部1003Aは、一次元LUT1001GAを生成するときには、数2の式で用いるXr(r)、Yr(r)、Zr(r)として第2記憶部1005Aに記憶されているRのXYZ情報を用い、Xg(g)、Yg(g)、Zg(g)として第1記憶部1004Aに記憶されているGのXYZ情報を用い、Xb(b)、Yb(b)、Zb(b)として、第2記憶部1005Aに記憶されているBのXYZ情報を用いる。
また、演算部1003Aは、一次元LUT1001BAを生成するときには、数2の式で用いるXr(r)、Yr(r)、Zr(r)として第1記憶部1004Aに記憶されているRのXYZ情報を用い、Xg(g)、Yg(g)、Zg(g)として第2記憶部1005Aに記憶されているGのXYZ情報を用い、Xb(b)、Yb(b)、Zb(b)として第1記憶部1004Aに記憶されているBのXYZ情報を用いる。
また、演算部1003Bは、一次元LUT1001RBを生成するときには、数2の式で用いるXr(r)、Yr(r)、Zr(r)として、第1記憶部1004Bに記憶されているRのXYZ情報を用い、Xg(g)、Yg(g)、Zg(g)として第2記憶部1005Bに記憶されているGのXYZ情報を用い、Xb(b)、Yb(b)、Zb(b)として第1記憶部1004Bに記憶されているBのXYZ情報を用いる。
また、演算部1003Bは、一次元LUT1001GBを生成するときには、数2の式で用いるXr(r)、Yr(r)、Zr(r)として第2記憶部1005Bに記憶されているRのXYZ情報を用い、Xg(g)、Yg(g)、Zg(g)として第1記憶部1004Bに記憶されているGのXYZ情報を用い、Xb(b)、Yb(b)、Zb(b)として第2記憶部1005Bに記憶されているBのXYZ情報を用いる。
また、演算部1003Bは、一次元LUT1001BBを生成するときには、数2の式で用いるXr(r)、Yr(r)、Zr(r)として第1記憶部1004Bに記憶されているRのXYZ情報を用い、Xg(g)、Yg(g)、Zg(g)として第2記憶部1005Bに記憶されているGのXYZ情報を用い、Xb(b)、Yb(b)、Zb(b)として第1記憶部1004Bに記憶されているBのXYZ情報を用いる。
また、演算部1003Bは、一次元LUT1001GBを生成するときには、数2の式で用いるXr(r)、Yr(r)、Zr(r)として第2記憶部1005Bに記憶されているRのXYZ情報を用い、Xg(g)、Yg(g)、Zg(g)として第1記憶部1004Bに記憶されているGのXYZ情報を用い、Xb(b)、Yb(b)、Zb(b)として第2記憶部1005Bに記憶されているBのXYZ情報を用いる。
また、演算部1003Bは、一次元LUT1001BBを生成するときには、数2の式で用いるXr(r)、Yr(r)、Zr(r)として第1記憶部1004Bに記憶されているRのXYZ情報を用い、Xg(g)、Yg(g)、Zg(g)として第2記憶部1005Bに記憶されているGのXYZ情報を用い、Xb(b)、Yb(b)、Zb(b)として第1記憶部1004Bに記憶されているBのXYZ情報を用いる。
次に、演算部1003は、記憶しているXYZ情報を用いて、図3に示したようにXrtmpとなる場合の階調値rotmp、Ygtmpとなる場合の階調値gotmp、及びZbtmpとなる場合の階調値botmpを求める(ステップS6)。
ここで、演算部1003Aは、階調値rotmpを求めるときには第1記憶部1004Aに記憶されているRのXYZ情報を用い、階調値gotmpを求めるときには第2記憶部1005Aに記憶されているGのXYZ情報を用い、階調値botmpを求めるときには、第1記憶部1004Aに記憶されているBのXYZ情報を用いる。
また、演算部1003Bは、階調値rotmpを求めるときには第1記憶部1004Bに記憶されているRのXYZ情報を用い、階調値gotmpを求めるときには第2記憶部1005Bに記憶されているGのXYZ情報を用い、階調値botmpを求めるときには、第1記憶部1004Bに記憶されているBのXYZ情報を用いる。
ここで、演算部1003Aは、階調値rotmpを求めるときには第1記憶部1004Aに記憶されているRのXYZ情報を用い、階調値gotmpを求めるときには第2記憶部1005Aに記憶されているGのXYZ情報を用い、階調値botmpを求めるときには、第1記憶部1004Aに記憶されているBのXYZ情報を用いる。
また、演算部1003Bは、階調値rotmpを求めるときには第1記憶部1004Bに記憶されているRのXYZ情報を用い、階調値gotmpを求めるときには第2記憶部1005Bに記憶されているGのXYZ情報を用い、階調値botmpを求めるときには、第1記憶部1004Bに記憶されているBのXYZ情報を用いる。
次に演算部1003は、ステップS4で算出したR、G、BがR=G=B=1であるか判断する(ステップS7)。演算部1003は、R=G=B=1である場合(ステップS7でYES)、一次元LUTに入力される階調値と、一次元LUTで補正した後の階調値とを対応付けて一次元LUTに格納する(ステップS8)。
具体的には、演算部1003Aは、赤の映像信号を補正する一次元LUT1001RAを作成している場合には、rinに対して出力する階調値rout=rotmpとし、rinにroutを対応付けて一次元LUT1001RAに書き込む。また、演算部1003Aは、緑の映像信号を補正する一次元LUT1001GAを作成している場合には、ginに対して出力する階調値gout=gotmp、とし、ginにgoutを対応付けて一次元LUT1001GAに書き込む。また、演算部1003Aは、青の映像信号を補正する一次元LUT1001BAを作成している場合には、binに対して出力する階調値bout=botmp、とし、binにboutを対応付けて一次元LUT1001BAに書き込む。
また、演算部1003Bは、赤の映像信号を補正する一次元LUT1001RBを作成している場合には、rinに対して出力する階調値rout=rotmpとし、rinにroutを対応付けて一次元LUT1001RBに書き込む。また、演算部1003Bは、緑の映像信号を補正する一次元LUT1001GBを作成している場合には、ginに対して出力する階調値gout=gotmp、とし、ginにgoutを対応付けて一次元LUT1001GBに書き込む。また、演算部1003Bは、青の映像信号を補正する一次元LUT1001BBを作成している場合には、binに対して出力する階調値bout=botmp、とし、binにboutを対応付けて一次元LUT1001BBに書き込む。
具体的には、演算部1003Aは、赤の映像信号を補正する一次元LUT1001RAを作成している場合には、rinに対して出力する階調値rout=rotmpとし、rinにroutを対応付けて一次元LUT1001RAに書き込む。また、演算部1003Aは、緑の映像信号を補正する一次元LUT1001GAを作成している場合には、ginに対して出力する階調値gout=gotmp、とし、ginにgoutを対応付けて一次元LUT1001GAに書き込む。また、演算部1003Aは、青の映像信号を補正する一次元LUT1001BAを作成している場合には、binに対して出力する階調値bout=botmp、とし、binにboutを対応付けて一次元LUT1001BAに書き込む。
また、演算部1003Bは、赤の映像信号を補正する一次元LUT1001RBを作成している場合には、rinに対して出力する階調値rout=rotmpとし、rinにroutを対応付けて一次元LUT1001RBに書き込む。また、演算部1003Bは、緑の映像信号を補正する一次元LUT1001GBを作成している場合には、ginに対して出力する階調値gout=gotmp、とし、ginにgoutを対応付けて一次元LUT1001GBに書き込む。また、演算部1003Bは、青の映像信号を補正する一次元LUT1001BBを作成している場合には、binに対して出力する階調値bout=botmp、とし、binにboutを対応付けて一次元LUT1001BBに書き込む。
一方、演算部1003は、R=G=B=1ではない場合(ステップS7でNO)、r、g、bの値を、ステップS6で求めた階調値rotmp、gotmp、botmpに設定(ステップS8)してステップS4に戻る。
また、演算部1003は、ステップS8の後、rin、gin及binの値が階調値のとりうる値の最大値(本実施形態では255)であるか判断する(ステップS10)。演算部1003は、rin=gin=bin=255ではない場合、(ステップS10でNO)、rin、gin及びbinの値に1を加算して処理の流れをステップS3へ戻す。演算部1003は、rin=gin=bin=255である場合(ステップS10でYES)、図4の処理を終了する。
本実施形態では、表示装置10Aの液晶ライトバルブ1211RA、表示装置10Aの液晶ライトバルブ1211BA、及び表示装置10Bの液晶ライトバルブ1211GBで右眼用の映像が構成される。
このため、右眼用映像について無彩色の映像とする場合、表示装置10Aの液晶ライトバルブ1211RA、表示装置10Aの液晶ライトバルブ1211BA、及び表示装置10Bの液晶ライトバルブ1211GBの特性に応じて一次元LUTを生成しないと、右眼用映像が無彩色とならなくなってしまう。
本実施形態においては、右眼用の映像に係る一次元LUT1001RA、一次元LUT1001BA及び一次元LUT1001GBは、右眼用の赤の映像を生成する液晶ライトバルブ1211RAの特性データ(赤のXYZ情報)、右眼用の青の映像を液晶ライトバルブ1211BAの特性データ(青のXYZ情報)、及び右眼用の緑の映像を液晶ライトバルブ1211GBの特性データ(緑のXYZ情報)に応じて生成されるため、無彩色の映像を投射する場合に、右眼用映像の色のバランスが崩れることがない。
このため、右眼用映像について無彩色の映像とする場合、表示装置10Aの液晶ライトバルブ1211RA、表示装置10Aの液晶ライトバルブ1211BA、及び表示装置10Bの液晶ライトバルブ1211GBの特性に応じて一次元LUTを生成しないと、右眼用映像が無彩色とならなくなってしまう。
本実施形態においては、右眼用の映像に係る一次元LUT1001RA、一次元LUT1001BA及び一次元LUT1001GBは、右眼用の赤の映像を生成する液晶ライトバルブ1211RAの特性データ(赤のXYZ情報)、右眼用の青の映像を液晶ライトバルブ1211BAの特性データ(青のXYZ情報)、及び右眼用の緑の映像を液晶ライトバルブ1211GBの特性データ(緑のXYZ情報)に応じて生成されるため、無彩色の映像を投射する場合に、右眼用映像の色のバランスが崩れることがない。
また、本実施形態では、表示装置10Bの液晶ライトバルブ1211RB、表示装置10Bの液晶ライトバルブ1211BB、及び表示装置10Aの液晶ライトバルブ1211GAで左眼用映像が構成される。
このため、右眼用映像について無彩色の映像とする場合、表示装置10Bの液晶ライトバルブ1211RB、表示装置10Bの液晶ライトバルブ1211BB、及び表示装置10Aの液晶ライトバルブ1211GAの特性に応じて一次元LUTを生成しないと、左眼用映像が無彩色とならなくなってしまう。
本実施形態においては、左眼用映像に係る一次元LUT1001RB、一次元LUT1001BB及び一次元LUT1001GAは、左眼用の赤の映像を生成する液晶ライトバルブ1211RBの特性データ(赤のXYZ情報)、左眼用の青の映像を液晶ライトバルブ1211BBの特性データ(青のXYZ情報)、及び左眼用の緑の映像を液晶ライトバルブ1211GAの特性データ(緑のXYZ情報)に応じて生成されるため、無彩色の映像を投射する場合に、左眼用映像の色のバランスが崩れることがない。
このため、右眼用映像について無彩色の映像とする場合、表示装置10Bの液晶ライトバルブ1211RB、表示装置10Bの液晶ライトバルブ1211BB、及び表示装置10Aの液晶ライトバルブ1211GAの特性に応じて一次元LUTを生成しないと、左眼用映像が無彩色とならなくなってしまう。
本実施形態においては、左眼用映像に係る一次元LUT1001RB、一次元LUT1001BB及び一次元LUT1001GAは、左眼用の赤の映像を生成する液晶ライトバルブ1211RBの特性データ(赤のXYZ情報)、左眼用の青の映像を液晶ライトバルブ1211BBの特性データ(青のXYZ情報)、及び左眼用の緑の映像を液晶ライトバルブ1211GAの特性データ(緑のXYZ情報)に応じて生成されるため、無彩色の映像を投射する場合に、左眼用映像の色のバランスが崩れることがない。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した実施形態及び以下の変形例は、各々を組み合わせてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、他の様々な形態で実施可能である。例えば、上述の実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。なお、上述した実施形態及び以下の変形例は、各々を組み合わせてもよい。
上述した実施形態においては、画像処理装置20と分配装置30とが別々の装置となっているが、画像処理装置20と分配装置30を一体化した構成であってもよい。
上述した実施形態においては、表示装置を一意に識別する装置識別子を各表示装置に記憶させるようにしてもよい。この構成においては、各表示装置は、接続相手の表示装置の装置識別子を取得し、生成した一次元LUTと取得した装置識別子とを対応付けて記憶してもよい。そして、各表示装置は、装置識別子を取得した場合、取得した装置識別子が既に記憶している装置識別子と一致した場合には、XYZ情報を接続相手の表示装置から取得して演算部で一次元LUTを生成するのではなく、記憶している一次元LUTを読みだして使用するようにしてもよい。
この構成によれば、例えば複数台の表示装置の中から2台を選択して一方を右眼用映像を表示する表示装置とし、他方を左眼用映像を表示する表示装置とする場合、過去に組み合わせたことのある2台であれば、一次元LUTを再度生成しなくてよいこととなる。
この構成によれば、例えば複数台の表示装置の中から2台を選択して一方を右眼用映像を表示する表示装置とし、他方を左眼用映像を表示する表示装置とする場合、過去に組み合わせたことのある2台であれば、一次元LUTを再度生成しなくてよいこととなる。
また、装置識別子を記憶する構成にあっては、各表示装置は、取得した装置識別子と、接続相手から取得したXYZ情報とを対応付けて記憶するようにしてもよい。そして、各表示装置は、装置識別子を取得した場合、取得した装置識別子が既に記憶している装置識別子と一致した場合には、XYZ情報を接続相手の表示装置から取得せず、当該装置識別子に対応付けて記憶しているXYZ情報を用いて一次元LUTを生成するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、各表示装置が一次元LUTの生成を行なっているが、この構成に限定されるものではない。例えば、画像処理装置の一例であるパーソナルコンピュータを表示装置10Aと表示装置10Bに接続し、パーソナルコンピュータは、第1記憶部1004Aに記憶されているXYZ情報と、第1記憶部1004Bに記憶されているXYZ情報を取得して記憶するようにしてもよい。
パーソナルコンピュータは、第1記憶部1004Aに記憶されていたXYZ情報を記憶する第1記憶部と、第1記憶部1004Bに記憶されていたXYZ情報を記憶する第2記憶部を有する。また、パーソナルコンピュータは、一次元LUTを生成する演算部を有する。
この場合、パーソナルコンピュータは、一次元LUT1001RAを生成するときには、数2の式で用いるXr(r)、Yr(r)、Zr(r)として第1記憶部1004Aから取得したRのXYZ情報を用い、Xg(g)、Yg(g)、Zg(g)として第1記憶部1004Bから取得したGのXYZ情報を用い、Xb(b)、Yb(b)、Zb(b)として第1記憶部1004Aから取得したBのXYZ情報を用いる。
また、パーソナルコンピュータは、一次元LUT1001GAを生成するときには、数2の式で用いるXr(r)、Yr(r)、Zr(r)として第1記憶部1004Bから取得したRのXYZ情報を用い、Xg(g)、Yg(g)、Zg(g)として第1記憶部1004Aから取得したGのXYZ情報を用い、Xb(b)、Yb(b)、Zb(b)として第1記憶部1004Bから取得したBのXYZ情報を用いる。
また、パーソナルコンピュータは、一次元LUT1001BAを生成するときには、数2の式で用いるXr(r)、Yr(r)、Zr(r)として第1記憶部1004Aから取得したRのXYZ情報を用い、Xg(g)、Yg(g)、Zg(g)として第1記憶部1004Bから取得したGのXYZ情報を用い、Xb(b)、Yb(b)、Zb(b)として第1記憶部1004Aから取得したBのXYZ情報を用いる。
パーソナルコンピュータは、第1記憶部1004Aに記憶されていたXYZ情報を記憶する第1記憶部と、第1記憶部1004Bに記憶されていたXYZ情報を記憶する第2記憶部を有する。また、パーソナルコンピュータは、一次元LUTを生成する演算部を有する。
この場合、パーソナルコンピュータは、一次元LUT1001RAを生成するときには、数2の式で用いるXr(r)、Yr(r)、Zr(r)として第1記憶部1004Aから取得したRのXYZ情報を用い、Xg(g)、Yg(g)、Zg(g)として第1記憶部1004Bから取得したGのXYZ情報を用い、Xb(b)、Yb(b)、Zb(b)として第1記憶部1004Aから取得したBのXYZ情報を用いる。
また、パーソナルコンピュータは、一次元LUT1001GAを生成するときには、数2の式で用いるXr(r)、Yr(r)、Zr(r)として第1記憶部1004Bから取得したRのXYZ情報を用い、Xg(g)、Yg(g)、Zg(g)として第1記憶部1004Aから取得したGのXYZ情報を用い、Xb(b)、Yb(b)、Zb(b)として第1記憶部1004Bから取得したBのXYZ情報を用いる。
また、パーソナルコンピュータは、一次元LUT1001BAを生成するときには、数2の式で用いるXr(r)、Yr(r)、Zr(r)として第1記憶部1004Aから取得したRのXYZ情報を用い、Xg(g)、Yg(g)、Zg(g)として第1記憶部1004Bから取得したGのXYZ情報を用い、Xb(b)、Yb(b)、Zb(b)として第1記憶部1004Aから取得したBのXYZ情報を用いる。
また、一次元LUT1001RBを生成するときには、数2の式で用いるXr(r)、Yr(r)、Zr(r)として第1記憶部1004Bから取得したRのXYZ情報を用い、Xg(g)、Yg(g)、Zg(g)として第1記憶部1004Aから取得したGのXYZ情報を用い、Xb(b)、Yb(b)、Zb(b)として第1記憶部1004Bから取得したBのXYZ情報を用いる。
また、パーソナルコンピュータは、一次元LUT1001GBを生成するときには、数2の式で用いるXr(r)、Yr(r)、Zr(r)として第1記憶部1004Aから取得したRのXYZ情報を用い、Xg(g)、Yg(g)、Zg(g)として第1記憶部1004Bから取得したGのXYZ情報を用い、Xb(b)、Yb(b)、Zb(b)として第1記憶部1004Aから取得したBのXYZ情報を用いる。
また、パーソナルコンピュータは、一次元LUT1001BBを生成するときには、数2の式で用いるXr(r)、Yr(r)、Zr(r)として第1記憶部1004Bから取得したRのXYZ情報を用い、Xg(g)、Yg(g)、Zg(g)として第1記憶部1004Aから取得したGのXYZ情報を用い、Xb(b)、Yb(b)、Zb(b)として第1記憶部1004Bから取得したBのXYZ情報を用いる。
また、パーソナルコンピュータは、一次元LUT1001GBを生成するときには、数2の式で用いるXr(r)、Yr(r)、Zr(r)として第1記憶部1004Aから取得したRのXYZ情報を用い、Xg(g)、Yg(g)、Zg(g)として第1記憶部1004Bから取得したGのXYZ情報を用い、Xb(b)、Yb(b)、Zb(b)として第1記憶部1004Aから取得したBのXYZ情報を用いる。
また、パーソナルコンピュータは、一次元LUT1001BBを生成するときには、数2の式で用いるXr(r)、Yr(r)、Zr(r)として第1記憶部1004Bから取得したRのXYZ情報を用い、Xg(g)、Yg(g)、Zg(g)として第1記憶部1004Aから取得したGのXYZ情報を用い、Xb(b)、Yb(b)、Zb(b)として第1記憶部1004Bから取得したBのXYZ情報を用いる。
そして、パーソナルコンピュータは、生成した一次元LUT1001RA、一次元LUT1001GA及び一次元LUT1001BAを表示装置10Aへ送信し、生成した一次元LUT1001RB、一次元LUT1001GB及び一次元LUT1001BBを表示装置10Bへ送信する。各表示装置は、パーソナルコンピュータから送信された一次元LUTを記憶し、記憶した一次元LUTを用いて映像信号の補正を行うようにしてもよい。
上述した実施形態においては、表示装置10Aと表示装置10Bとで右眼用映像と左眼用映像を投射して視聴者に立体映像を視聴させるようにしているが、この構成に限定されるものではない。表示システム1においては、立体映像を視聴者に視聴させる立体映像モードと、二次元の映像を視聴者に視聴させる二次元モードとを切り替えられるようにしてもよい。
本変形例の場合、表示システム1は、立体映像モードの場合、上述した実施形態の構成で動作する。一方、表示システム1は、二次元モードの場合、赤の映像信号、緑の映像信号及び青の映像信号を表示装置10Aに供給し、表示装置10Aが、赤の映像、緑の映像及び青の映像をスクリーンに投射するようにしてもよい。また、二次元の映像を視聴者に視聴させる場合、表示装置10Aではなく、表示装置10Bに各色の映像信号供給し、表示装置10Bが、各色の映像をスクリーンに投射するようにしてもよい。
本変形例の場合、表示システム1は、立体映像モードの場合、上述した実施形態の構成で動作する。一方、表示システム1は、二次元モードの場合、赤の映像信号、緑の映像信号及び青の映像信号を表示装置10Aに供給し、表示装置10Aが、赤の映像、緑の映像及び青の映像をスクリーンに投射するようにしてもよい。また、二次元の映像を視聴者に視聴させる場合、表示装置10Aではなく、表示装置10Bに各色の映像信号供給し、表示装置10Bが、各色の映像をスクリーンに投射するようにしてもよい。
二次元モードで表示装置10Aを用いて映像を投射する場合、表示装置10Aは、液晶ライトバルブ1211RAを測定して得られたRのXYZ情報と、液晶ライトバルブ1211GAを測定して得られたGのXYZ情報と、液晶ライトバルブ1211BAを測定して得られたBのXYZ情報とを用いて一次元LUT1001RA、一次元LUT1001GA、及び一次元LUT1001BAを生成する。
また、二次元モードで表示装置10Bを用いて映像を投射する場合、表示装置10Bは、液晶ライトバルブ1211RBを測定して得られたRのXYZ情報と、液晶ライトバルブ1211GBを測定して得られたGのXYZ情報と、液晶ライトバルブ1211BBを測定して得られたBのXYZ情報とを用いて一次元LUT1001RB、一次元LUT1001GB、及び一次元LUT1001BBを生成する。
なお、二次元モードで使用する一次元LUTについては、第1記憶部に記憶させておき、二次元モードに切り替えたときに第1記憶部から読みだして使用するようにしてもよい。
また、二次元モードで表示装置10Bを用いて映像を投射する場合、表示装置10Bは、液晶ライトバルブ1211RBを測定して得られたRのXYZ情報と、液晶ライトバルブ1211GBを測定して得られたGのXYZ情報と、液晶ライトバルブ1211BBを測定して得られたBのXYZ情報とを用いて一次元LUT1001RB、一次元LUT1001GB、及び一次元LUT1001BBを生成する。
なお、二次元モードで使用する一次元LUTについては、第1記憶部に記憶させておき、二次元モードに切り替えたときに第1記憶部から読みだして使用するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、液晶ライトバルブを駆動する映像信号が0〜255の256段階の階調値を表し、値が0の場合には透過率が最小となり、値が255の場合には透過率が最大となる構成となっているが、値が0の場合には透過率が最大となり、値が255の場合には透過率が最小となる構成であってもよい。
上述した実施形態においては、投射部120A、120Bは、透過型の液晶ライトバルブを用いる構成となっているが、反射型の液晶ライトバルブを用いる構成としてもよい。
1…表示システム、10A,10B…表示装置、20…画像処理装置、30…分配装置、
100A…色変換部、110A…通信部、120A…投射部、100B…色変換部、110B…通信部、120B…投射部、1001RA,1001RB…一次元LUT、1001GA,1001GB…一次元LUT、1001BA,1001BB…一次元LUT、1002A,1002B…三次元LUT、1003A,1003B…演算部、1004A,1004B…第1記憶部、1005A,1005B…第2記憶部
100A…色変換部、110A…通信部、120A…投射部、100B…色変換部、110B…通信部、120B…投射部、1001RA,1001RB…一次元LUT、1001GA,1001GB…一次元LUT、1001BA,1001BB…一次元LUT、1002A,1002B…三次元LUT、1003A,1003B…演算部、1004A,1004B…第1記憶部、1005A,1005B…第2記憶部
Claims (7)
- 両眼の一方の眼用の第1色と第2色の映像及び他方の眼用の第3色の映像を投射する表示装置であって、
前記第1色の光を変調して第1映像を生成するライトバルブで前記第1映像の階調を予め定められた範囲で変化させて測定した三刺激値、前記第2色の光を変調して第2映像を生成するライトバルブで前記第2映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値、及び前記第3色の光を変調して第3映像を生成するライトバルブで前記第3映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値を記憶する第1記憶部と、
前記両眼の他方の眼用の第1、第2色の映像及び前記一方の眼用の第3色の映像を投射する第2表示装置が投射した映像を測定して得た三刺激値であって、前記第1色の光を変調して第4映像を生成するライトバルブで前記第4映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値、前記第2色の光を変調して第5映像を生成するライトバルブで前記第5映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値、及び前記第3色の光を変調して第6映像を生成するライトバルブで前記第6映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値を記憶する第2記憶部と、
前記第1記憶部に記憶されている三刺激値と、前記第2記憶部に記憶されている三刺激値とに基づいて、自装置において前記第1色の映像信号を補正するルックアップテーブル、自装置において前記第2色の映像信号を補正するルックアップテーブル、及び自装置において前記第3色の映像信号を補正するルックアップテーブルを生成する演算部と
を備える表示装置。 - 前記第2表示装置と通信を行う通信部を有し、
前記通信部は、前記第2記憶部に記憶させる三刺激値を前記第2表示装置と通信を行なって前記第2表示装置から取得し、
取得した三刺激値が前記第2記憶部に記憶される
請求項1に記載の表示装置。 - 前記第2表示装置は、当該第2表示装置を識別する識別子を有し、
前記第2記憶部は、当該識別子と、当該識別子の第2表示装置から取得した三刺激値とを対応付けて記憶し、
前記通信部は、前記識別子を取得し、取得した前記識別子が前記第2記憶部に既に記憶されている場合、前記第2表示装置から三刺激値を取得しない
請求項2に記載の表示装置。 - 二次元映像を投射する場合、前記演算部は、前記第1記憶部に記憶されている三刺激値に基づいて、自装置において前記第1色の映像信号を補正するルックアップテーブル、自装置において前記第2色の映像信号を補正するルックアップテーブル、及び自装置において前記第3色の映像信号を補正するルックアップテーブルを生成する
請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の表示装置。 - 両眼の一方の眼用の第1色、第2色の映像及び他方の眼用の第3色の映像を第1表示装置で投射し、前記他方の眼用の第1色、第2色の映像及び前記一方の眼用の第3色の映像を第2表示装置で投射する表示システムの前記第1表示装置が投射した映像を測定して得た三刺激値であって、前記第1色の光を変調して第1映像を生成するライトバルブで前記第1映像の階調を予め定められた範囲で変化させて測定した三刺激値、前記第2色の光を変調して第2映像を生成するライトバルブで前記第2映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値、及び前記第3色の光を変調して第3映像を生成するライトバルブで前記第3映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値を記憶する第1記憶部と、
前記第2表示装置が投射した映像を測定して得た三刺激値であって、前記第1色の光を変調して第4映像を生成するライトバルブで前記第4映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値、前記第2色の光を変調して第5映像を生成するライトバルブで前記第5映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値、及び前記第3色の光を変調して第6映像を生成するライトバルブで前記第6映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値を記憶する第2記憶部と、
前記第1記憶部に記憶されている三刺激値と、前記第2記憶部に記憶されている三刺激値とに基づいて、前記第1表示装置において前記第1色の映像信号を補正するルックアップテーブル、前記第1表示装置において前記第2色の映像信号を補正するルックアップテーブル、前記第1表示装置において前記第3色の映像信号を補正するルックアップテーブル、前記第2表示装置において前記第1色の映像信号を補正するルックアップテーブル、前記第2表示装置において前記第2色の映像信号を補正するルックアップテーブル、及び前記第2表示装置において前記第3色の映像信号を補正するルックアップテーブルを生成する演算部と、
前記演算部が生成した前記第1表示装置に係るルックアップテーブルを前記第1表示装置へ送信し、前記演算部が生成した前記第2表示装置に係るルックアップテーブルを前記第2表示装置へ送信する通信部と
を備える画像処理装置。 - 両眼の一方の眼用の第1色、第2色の映像及び他方の眼用の第3色の映像を投射する第1表示装置と、前記他方の眼用の第1色、第2色の映像及び前記一方の眼用の第3色の映像を投射する第2表示装置を有する表示システムであって、
前記第1表示装置と前記第2表示装置の各々は、
前記第1表示装置が投射した映像を測定して得た三刺激値であって、前記第1色の光を変調して第1映像を生成するライトバルブで前記第1映像の階調を予め定められた範囲で変化させて測定した三刺激値、前記第2色の光を変調して第2映像を生成するライトバルブで前記第2映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値、及び前記第3色の光を変調して第3映像を生成するライトバルブで前記第3映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値を記憶する第1記憶部と、
前記第2表示装置が投射した映像を測定して得た三刺激値であって、前記第1色の光を変調して第4映像を生成するライトバルブで前記第4映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値、前記第2色の光を変調して第5映像を生成するライトバルブで前記第5映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値、及び前記第3色の光を変調して第6映像を生成するライトバルブで前記第6映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値を記憶する第2記憶部と、
前記第1記憶部に記憶されている三刺激値と、前記第2記憶部に記憶されている三刺激値とに基づいて、自装置において前記第1色の映像信号を補正するルックアップテーブル、自装置において前記第2色の映像信号を補正するルックアップテーブル、及び自装置において前記第3色の映像信号を補正するルックアップテーブルを生成する演算部と
を有する表示システム。 - 両眼の一方の眼用の第1色、第2色の映像及び他方の眼用の第3色の映像を第1表示装置で投射し、前記他方の眼用の第1色、第2色の映像及び前記一方の眼用の第3色の映像を第2表示装置で投射する表示方法であって、
前記第1表示装置と前記第2表示装置の各々は、
前記第1表示装置が投射した映像を測定して得た三刺激値であって、前記第1色の光を変調して第1映像を生成するライトバルブで前記第1映像の階調を予め定められた範囲で変化させて測定した三刺激値、前記第2色の光を変調して第2映像を生成するライトバルブで前記第2映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値、及び前記第3色の光を変調して第3映像を生成するライトバルブで前記第3映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値を記憶する第1記憶部と、
前記第2表示装置が投射した映像を測定して得た三刺激値であって、前記第1色の光を変調して第4映像を生成するライトバルブで前記第4映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値、前記第2色の光を変調して第5映像を生成するライトバルブで前記第5映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値、及び前記第3色の光を変調して第6映像を生成するライトバルブで前記第6映像の階調を前記範囲で変化させて測定した三刺激値を記憶する第2記憶部
を有し、
前記第1記憶部に記憶されている三刺激値と、前記第2記憶部に記憶されている三刺激値とに基づいて、自装置において前記第1色の映像信号を補正するルックアップテーブル、自装置において前記第2色の映像信号を補正するルックアップテーブル、及び自装置において前記第3色の映像信号を補正するルックアップテーブルを生成する生成ステップ
を備える表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012169290A JP2014029361A (ja) | 2012-07-31 | 2012-07-31 | 表示装置、画像処理装置、表示システム及び表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012169290A JP2014029361A (ja) | 2012-07-31 | 2012-07-31 | 表示装置、画像処理装置、表示システム及び表示方法 |
Publications (1)
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012169290A Pending JP2014029361A (ja) | 2012-07-31 | 2012-07-31 | 表示装置、画像処理装置、表示システム及び表示方法 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2014029361A (ja) |
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2012
- 2012-07-31 JP JP2012169290A patent/JP2014029361A/ja active Pending
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