JP2014027583A - 携帯端末用アンテナ及び携帯端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】下段のアンテナエレメントの接触バネが上部の筒状アンテナエレメントの拡径部に入り込んだときにも連続的、一体的な摺動感触を得ることができる。
【解決手段】上部の筒状アンテナエレメント21と、筒状アンテナエレメント21内に収納されるようにして出没可能に設けられる下段の棒状アンテナエレメント22を有し、棒状アンテナエレメント22の上端近傍の周囲に筒状アンテナエレメント21の内周面に摺動接触する導通性の接触バネ222が設けられると共に、筒状アンテナエレメント21の上端近傍に拡径部213が設けられ、拡径部213の内側に接触バネ222が摺動接触する導通性の円筒材5が圧入嵌合され、筒状アンテナエレメント21の基部211の内周面と円筒材5の内周面とが略面一となるように構成される携帯端末用アンテナ1。
【選択図】図4

Description

本発明は、多機能携帯電話等の携帯端末に用いられる携帯端末用アンテナ及びこの携帯端末用アンテナを備える携帯端末に関する。
従来、携帯端末用アンテナとして、筒状アンテナエレメントと棒状アンテナエレメントが出没可能に設けられる直線状のアンテナエレメント部と、アンテナエレメント部を保持する保持部と、保持部の下側に設けられる接触導通部を有し、上部を構成する筒状アンテナエレメントの上端近傍に拡径部が設けられ、収納状態で上部の筒状アンテナエレメントまで筐体内に収納可能に取り付けられるものが知られている。
このような携帯端末用アンテナは、例えば、伸長時においては、接触導通部が筐体のホルダー部の接触バネと接触し、筐体の給電部から給電されるホルダー部から接触バネ、接触導通部、保持部を介してアンテナエレメント部に給電されると共に、収納時においては、筒状アンテナエレメントの拡径部がホルダー部内の接触バネと接触し、給電部から給電されるホルダー部からアンテナエレメント部に給電されるようになっている(特許文献1参照)。
特開2010−35067号公報
ところで、上述のような携帯端末用アンテナでは、複数の筒状アンテナエレメントが出没可能に設けられ、上部を構成する筒状アンテナエレメント内に下段の筒状アンテナエレメントが収納可能に設けられる場合、下段の筒状アンテナエレメントの上端近傍の周囲に接触バネが周設され、この周設された接触バネが上部の筒状アンテナエレメント内を摺動するように構成される。また、上部を構成する筒状アンテナエレメント内に棒状アンテナエレメントが収納可能に設けられる場合には、棒状アンテナエレメントの上端近傍の周囲に接触バネが周設され、この周設された接触バネが上部の筒状アンテナエレメント内を摺動するように構成される。
しかしながら、上部の筒状アンテナエレメントには上端近傍に拡径部が設けられているため、下段の筒状アンテナエレメント或いは棒状アンテナエレメントを上部の筒状アンテナエレメント内に収納する際に、接触バネが拡径部に入り込んだときにそれまでの摺動感触が途切れてしまい、利用者がアンテナの収納動作で違和感を感じるという不具合がある。
本発明は上記課題に鑑み提案するものであって、上端近傍に拡径部を有する上部の筒状アンテナエレメントに、上端近傍の周囲に接触バネを有する下段のアンテナエレメントを収納する際に、接触バネが拡径部に入り込んだときにも連続的、一体的な摺動感触を得ることができ、利用者にアンテナの収納動作で心地よい感覚を与えることができる携帯端末用アンテナ、及びこの携帯端末用アンテナ用アンテナを備える携帯端末を提供することを目的とする。
本発明の携帯端末用アンテナは、少なくとも、上部を構成する筒状アンテナエレメントと、前記筒状アンテナエレメント内に収納されるようにして出没可能に設けられる下段のアンテナエレメントを有するアンテナエレメント部と、前記アンテナエレメント部を保持する保持部と、前記保持部の下側に設けられ、筐体に取り付けられるホルダーの接触部と接触する接触導通部とを備え、前記下段のアンテナエレメントの上端近傍の周囲に、前記上部の筒状アンテナエレメントの内周面に摺動接触する導通性の接触バネが設けられると共に、前記上部の筒状アンテナエレメントの上端近傍に拡径部が設けられ、前記拡径部の内側に前記接触バネが摺動接触する導通性の円筒材が圧入嵌合され、前記上部の筒状アンテナエレメントの基部の内周面と前記円筒材の内周面とが略面一となるように構成されることを特徴とする。
この構成によれば、上端近傍に拡径部を有する上部の筒状アンテナエレメントに、上端近傍の周囲に接触バネを有する下段のアンテナエレメントを収納する際に、接触バネが拡径部に入り込んだときにも連続的、一体的な摺動感触を得ることができ、利用者にアンテナの収納動作で心地よい感覚を与えることができる。また、筒状エレメントの拡径部の肉厚を円筒材で補強することができ、筒状エレメントの強度と耐久性を高めることができる。また、下段のアンテナエレメントの接触バネで円筒材を介して拡径部を外側に付勢することができ、例えばホルダーの接触部への拡径部の接触と電気的接続の安定性を高めることができる。また、仮に上部の筒状アンテナエレメントを全長に亘って同一径とし、拡径部に相当する部位に導通性の円筒材を外嵌して、連続的な摺動感触と拡径部に相当する部位の導通性を確保する構成とした場合には、外嵌する円筒材に高い固定強度が必要となり、上部の筒状アンテナエレメントに外嵌する円筒材を接着する加工等が必要となるのに対し、本発明では拡径部の内側に円筒材を圧入嵌合することにより、かような接着加工を要せず、円筒材をがたつかないように安定して設置することができる。また、拡径部の外周に円筒材等を有しないシンプルなデザインを維持することができ、シンプルな機能美を有する携帯端末用アンテナを得ることができる。また、上部の筒状アンテナエレメントの外周を、外嵌する円筒材による急峻な段差等を有しない連続的な形状のままにすることができ、例えば上部の筒状アンテナエレメントの拡径部を連続的でスムーズな摺動感で収納してホルダーの接触部に接触させることができる。
本発明の携帯端末用アンテナは、前記上部の筒状アンテナエレメントの先端に樹脂キャップが嵌め込まれ、前記樹脂キャップと前記拡径部の下側に位置するテーパ部とで前記円筒材が軸方向に挟持されることを特徴とする。
この構成によれば、上部の筒状アンテナエレメントの先端に樹脂キャップが嵌め込まれるアンテナにおいて、別部材を用いることなく、拡径部内の円筒材を軸方向に挟持して安定した状態で設置することができる。また、上部の筒状アンテナエレメントと樹脂キャップの嵌め込み部分は、円筒材を設けずに二重にならないことから、設計管理の容易性、筒状アンテナエレメントへの樹脂キャップの嵌め込みやカシメ固定の容易性を確保することができる。
本発明の携帯端末用アンテナは、前記円筒材と前記拡径部との接触面において、他の領域より高い圧力で前記円筒材が前記拡径部を外側に付勢する局所的な領域を有するようにして、前記拡径部に前記円筒材が圧入嵌合されていることを特徴とする。
この構成によれば、例えば断面視略真円状の円筒材を僅かにカシメて断面視で僅かに楕円状にし、断面視略真円状の拡径部に圧入嵌合する等により、拡径部内に円筒材をがたつかないように安定して設置することができると共に、円筒材を簡単且つスムーズに圧入嵌合することができる。
本発明の携帯端末は、本発明の携帯端末用アンテナを備えることを特徴とする。
この構成によれば、本発明の携帯端末用アンテナの効果を有する携帯端末を得ることができる。
本発明の携帯端末用アンテナ或いはこれを備える携帯端末によれば、上端近傍に拡径部を有する上部の筒状アンテナエレメントに、上端近傍の周囲に接触バネを有する下段のアンテナエレメントを収納する際に、接触バネが拡径部に入り込んだときにも連続的、一体的な摺動感触を得ることができ、利用者にアンテナの収納動作で心地よい感覚を与えることができる。
(a)は本発明による実施形態の携帯端末用アンテナの伸長状態を示す斜視図、(b)はその収納状態を示す斜視図。 図1(a)のA部の拡大斜視図。 (a)は伸長状態における上部の筒状アンテナエレメントの周辺を示す縦断面図、(b)は収納状態における上部の筒状アンテナエレメントの周辺を示す縦断面図。 図3(b)のB部の拡大断面図。
〔実施形態の携帯端末用アンテナ〕
本実施形態の携帯端末用アンテナ1は、例えばスマートフォン(登録商標)など多機能携帯電話等の携帯端末に地上デジタルテレビ放送を受信する等のために設置されるアンテナであり、図1〜図4に示すように、伸縮可能なアンテナエレメント部2と、アンテナエレメント部2を保持する保持部3と、保持部3の下側に設けられ、筐体に取り付けられるホルダー10の接触部である接触バネ11と接触する接触導通部4とを備える。
アンテナエレメント部2は、先端側に設けられる導通性の筒状アンテナエレメント21と、筒状アンテナエレメント21内に収納されるようにして出没可能に設けられる導通性の棒状アンテナエレメント22とから構成され、本実施形態では、筒状アンテナエレメント21が上部を構成する筒状アンテナエレメントに相当し、棒状アンテナエレメント22が上部の筒状アンテナエレメント内に収納されるようにして出没可能に設けられる下段のアンテナエレメントに相当する。
上部の筒状アンテナエレメントに相当する筒状アンテナエレメント21は、略真円状で略同一径で延びる円筒状の基部211と、基部211の上側で屈曲してテーパ状に拡がるテーパ部212と、テーパ部212の上側に設けられ、略真円状で略同一径で延びる円筒状の拡径部213と、基部211の下端で略直角に内側に屈曲して形成されている縮径抜止部214を有し、筒状アンテナエレメント21の上端近傍に設けられている拡径部213は、アンテナ収納状態において、後述するホルダー10のスリット12・12間で内側に凸となるように湾曲している接触バネ11と接触する。
拡径部213の内側には、後述する棒状アンテナエレメント22の接触バネ222が摺動接触する導通性の円筒材5が内装されている。円筒材5は略真円状で略同一径で延びる形状であり、拡径部213内に圧入嵌合され、がたつかないように設置されている。円筒材5の肉厚は、拡径部213と基部211の内径差を埋める厚さであり、筒状アンテナエレメント21の基部211の内周面と円筒材5の内周面とが略面一となるように構成されている。
尚、円筒材5の拡径部213内への圧入嵌合は、例えば拡径部213の内径と円筒材5の外径が略同一のものを用いて断面視略真円状の拡径部213に断面視略真円状の円筒材5を圧入嵌合することが可能であるが、例えば断面視略真円状の円筒材5を僅かにカシメて断面視で僅かに楕円状にし、断面視略真円状の拡径部213に圧入嵌合する等により、円筒材5と拡径部213との接触面において、他の領域より高い圧力で円筒材5が拡径部213を外側に付勢する局所的な領域を有するようにして、拡径部213に円筒材5を圧入嵌合する構成とすると、拡径部213内に円筒材5をがたつかないように安定して設置することができると共に、円筒材5を簡単且つスムーズに圧入嵌合することができて好適である。
筒状アンテナエレメント21の先端には、樹脂キャップ6が嵌め込まれており、樹脂キャップ6に形成されている拡径部213の径と肉厚に対応する環状溝61に、筒状アンテナエレメント21の拡径部213が嵌合されている。また、拡径部213内に入り込む樹脂キャップ6の内装部62は、拡径部213の長さと円筒材5の長さの差に略相当する長さとなっている。そして、樹脂キャップ6の内装部62の下面と、拡径部213の下側に位置する拡径部213より径の小さな部分であるテーパ部212とで円筒材5が軸方向に挟持されるようになっている。
棒状アンテナエレメント22は、その上端に略球形の拡径抜止部221が形成され、拡径抜止部221の下側における棒状アンテナエレメント13の上端近傍の周囲には、外側に膨出する導通性の接触バネ222が定置して設けられている。棒状アンテナエレメント22は、筒状アンテナエレメント21に接触バネ222を内装して筒状アンテナエレメント21に出没可能に設けられ、接触バネ222が筒状アンテナエレメント21の内周面を長手方向に接触しながら摺動し、接触バネ222を介して棒状アンテナエレメント22と筒状アンテナエレメント21とが導通されるようになっている。
そして、図3(a)に示すように、アンテナ伸長状態においては、接触バネ222の下端が筒状アンテナエレメント21の下端の縮径抜止部214に当接し、アンテナ伸長量が規制されると共に、棒状アンテナエレメント22から筒状アンテナエレメント21が脱落することが防止されるようになっている。また、アンテナ収納動作時には、接触バネ222が筒状アンテナエレメント21の内周面を長手方向に摺動接触しながら円筒材5の内周面に摺動接触するように移行し、アンテナ収納状態においては、図3(b)及び図4に示すように、接触バネ222が円筒材5の内周面に接触し、接触バネ222で円筒材5を介して拡径部213が外側に付勢され、ホルダー10の接触バネ11に対する拡径部213の接触が補強される。
保持部3は、図2に示すように、棒状アンテナエレメント22の下端部が嵌め込まれる基体31と、基体31の下端部に形成されている略弧状の板状部32とを有し、板状部32の下端面外周には凹部と凸部で構成される係合溝(図示省略)が複数形成されている。また、接触導通部4は、略筒形の本体41を有し、本体31の上端部は二股に分かれた板状部42・42になっており、板状部42・42は保持部3の板状部32の両側にそれぞれ配置される。
本体41の板状部42・42及び保持部3の板状部32の略中央には孔が形成され、前記孔にピン等を挿入することにより軸支部43とされており、軸支部43で保持部3が接触導通部4に軸支されている。保持部3は、軸支部43を中心に可動して接触導通部4に屈曲可能に支持されると共に、軸支部43で接触導通部4と保持部3及びこれに棒状アンテナエレメント22が嵌め込まれているアンテナエレメント部2とが導通される。
また、接触導通部4の内部には、本体41内の上端近傍に配置される球体等である係止体44と、本体41内に配置されて係止体44を上方に付勢するコイルバネである弾性材45とが設けられている。係止体44は弾性材45で接触導通部4の上方に付勢され、球体の球面など係止体44の係合面が板状部32の係合溝に係脱可能に係合される。この係合により、アンテナエレメント部2を所定の方向で定置することが可能になっていると共に、アンテナエレメント部2を軸支部43を中心に回転し、係止体44を弾性材45の弾性力に抗して押し下げ係合溝の係合から外してアンテナエレメント部2を所定の方向に調整し、調整後の方向に対応する係合溝に係止体44を係合して定置することが可能になっている。
接触導通部4の下端には、本体41よりも大径のストッパー46が形成されており、ストッパー46がホルダー10の円筒部13の下端で係止することにより、円筒部13に内装されて摺動する接触導通部4がアンテナ先端側に離脱することが防止されている。
ホルダー10は、円筒部13と、円筒部13の上端から外周方向に鍔状に突出形成されている取付板14とを有する。円筒部13の軸方向の略中間部には、軸方向に延びるスリット12が周方向に所定間隔を開けて複数形成され、スリット12・12間に内側に凸となるように湾曲している接触バネ11が形成されており、円筒部13内を摺動する接触導通部4の本体41と接触バネ11が接触してホルダー10と接触導通部4が導通するようになっている。ホルダー10には携帯端末の筐体内の給電部(図示省略)から給電され、接触導通部4、保持部3、アンテナエレメント部2に給電されるようになっている。
上記実施形態の携帯端末用アンテナ1によれば、上端近傍に拡径部213を有する上部の筒状アンテナエレメント21に、上端近傍の周囲に接触バネ222を有する下段の棒状アンテナエレメント22を収納する際に、接触バネ222が拡径部213に入り込んだときにも連続的、一体的な摺動感触を得ることができ、利用者にアンテナの収納動作で心地よい感覚を与えることができる。
また、筒状エレメント21の拡径部213の肉厚を円筒材5で補強することができ、筒状エレメント21の強度と耐久性を高めることができる。また、下段の棒状アンテナエレメント22の接触バネ222で円筒材5を介して拡径部213を外側に付勢することができ、ホルダー10の接触バネ11への拡径部213の接触と電気的接続の安定性を高めることができる。
また、仮に上部の筒状アンテナエレメントを全長に亘って同一径とし、拡径部213に相当する部位に導通性の円筒材を外嵌して、連続的な摺動感触と拡径部に相当する部位の導通性を確保する構成とした場合には、外嵌する円筒材に高い固定強度が必要となり、上部の筒状アンテナエレメントに外嵌する円筒材を接着する加工等が必要となるのに対し、本実施形態では拡径部213の内側に円筒材5を圧入嵌合することにより、かような接着加工を要せず、円筒材5をがたつかないように安定して設置することができる。また、拡径部213の外周に円筒材等を有しないシンプルなデザインを維持することができ、シンプルな機能美を有する携帯端末用アンテナ1を得ることができる。また、上部の筒状アンテナエレメント21の外周を、外嵌する円筒材による急峻な段差等を有しない連続的な形状のままにすることができ、上部の筒状アンテナエレメント21の拡径部213を連続的でスムーズな摺動感で収納してホルダー10の接触バネ11に接触させることができる。
また、上部の筒状アンテナエレメント21の先端に樹脂キャップ6が嵌め込まれる携帯端末用アンテナ1において、別部材を用いることなく、拡径部213内の円筒材5を軸方向に挟持して安定した状態で設置することができる。また、上部の筒状アンテナエレメント21と樹脂キャップ6の嵌め込み部分は、円筒材を設けずに二重にならないことから、設計管理の容易性、筒状アンテナエレメント21への樹脂キャップ6の嵌め込みやカシメ固定の容易性を確保することができる。
〔実施形態の変形例等〕
本明細書開示の発明には、各発明や実施形態の構成の他に、適用可能な範囲で、これらの部分的な構成を本明細書開示の他の構成に変更して特定したもの、或いはこれらの構成に本明細書開示の他の構成を付加して特定したもの、或いはこれらの部分的な構成を部分的な作用効果が得られる限度で削除して特定した上位概念化したものも含まれ、下記変形例も包含する。
例えば上記実施形態では、上部を構成する筒状アンテナエレメントが筒状アンテナエレメント21、上部の筒状アンテナエレメント内に収納されるようにして出没可能に設けられる下段のアンテナエレメントが棒状アンテナエレメント22であるものとしたが、棒状アンテナエレメントの先端側に2段以上の複数段の筒状アンテナエレメントが出没可能に設けられる携帯端末用アンテナの場合等に、上部の筒状アンテナエレメント内に収納されるようにして出没可能に設けられる下段のアンテナエレメントが筒状アンテナエレメントであり、この下段の筒状アンテナエレメントの上端近傍の周囲に、上部の筒状アンテナエレメントの内周面に摺動接触する導通性の接触バネが設けられる構成も本発明に含まれる。
また、保持部3と接触導通部4の構成は、接触導通部4が保持部3の下側に設けられ、筐体に取り付けられるホルダーの接触部と接触するものであれば適宜であり、例えば保持部3と接触導通部4が軸支部43のような連結部を介さずに一体的に形成される構成や、保持部3が接触導通部4に回転機構を介さずに連結される構成等も本発明に含まれる。
また、本発明における携帯端末用アンテナには、上記実施形態のように、アンテナ収納状態で拡径部213がホルダー10の接触部と接触し、給電部からの給電がホルダー10の接触部と拡径部213を介して上部の筒状アンテナエレメント21に供給される構成の他、アンテナ収納状態で拡径部213がホルダー20の接触部と接触し、且つ給電が遮断されて上部の筒状アンテナエレメント21に給電されない構成など、上部の筒状アンテナエレメントの上端近傍に拡径部が設けられる適宜の構成が含まれる。
本発明は、例えば多機能携帯電話などの携帯端末用アンテナとして利用することができる。
1…携帯端末用アンテナ 2…アンテナエレメント部 21…筒状アンテナエレメント 211…基部 212…テーパ部 213…拡径部 214…縮径抜止部 22…棒状アンテナエレメント 221…拡径抜止部 222…接触バネ 3…保持部 31…基体 32…板状部 4…接触導通部 41…本体 42…板状部 43…軸支部 44…係止体 45…弾性材 46…ストッパー 5…円筒材 6…樹脂キャップ 61…環状溝 62…内装部 10…ホルダー 11…接触バネ 12…スリット 13…円筒部 14…取付板

Claims (4)

  1. 少なくとも、上部を構成する筒状アンテナエレメントと、前記筒状アンテナエレメント内に収納されるようにして出没可能に設けられる下段のアンテナエレメントを有するアンテナエレメント部と、
    前記アンテナエレメント部を保持する保持部と、
    前記保持部の下側に設けられ、筐体に取り付けられるホルダーの接触部と接触する接触導通部とを備え、
    前記下段のアンテナエレメントの上端近傍の周囲に、前記上部の筒状アンテナエレメントの内周面に摺動接触する導通性の接触バネが設けられると共に、
    前記上部の筒状アンテナエレメントの上端近傍に拡径部が設けられ、
    前記拡径部の内側に前記接触バネが摺動接触する導通性の円筒材が圧入嵌合され、
    前記上部の筒状アンテナエレメントの基部の内周面と前記円筒材の内周面とが略面一となるように構成される
    ことを特徴とする携帯端末用アンテナ。
  2. 前記上部の筒状アンテナエレメントの先端に樹脂キャップが嵌め込まれ、
    前記樹脂キャップと前記拡径部の下側に位置するテーパ部とで前記円筒材が軸方向に挟持される
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯端末用アンテナ。
  3. 前記円筒材と前記拡径部との接触面において、他の領域より高い圧力で前記円筒材が前記拡径部を外側に付勢する局所的な領域を有するようにして、前記拡径部に前記円筒材が圧入嵌合されていることを特徴とする請求項1又は2記載の携帯端末用アンテナ。
  4. 請求項1〜3の何れかに記載の携帯端末用アンテナを備えることを特徴とする携帯端末。

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