JP2014027129A - テープフィーダおよびテープセット方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】スプライシングレス方式において、後続のキャリアテープを安定してセットすることができるテープフィーダおよびテープセット方法を提供する。
【解決手段】テープ導入口5dから導入されたキャリアテープ14をスプロケット21Bによって下流側に送る第2のテープ送り機構20Bにおいて、スプロケット21Bをテープ送り方向に対応する第1回転方向にのみ空転可能とし、さらにキャリアテープ14をスプロケット21Bに対して付勢して係合させる付勢機構25を有する構成とし、相前後して送られる2つのキャリアテープ14のうち、先行して送られる先行テープ14(1)がスプロケット21Bに係合した状態で、後続して送られる後続テープ14(2)の先頭部をスプロケット21Bと先行テープ14(1)との間に挿入し、付勢機構25によって先行テープ14(1)を付勢して後続テープ14(2)をスプロケット21Bに係合させる。
【選択図】図6

Description

本発明は、キャリアテープに保持された電子部品を部品実装機構による部品吸着位置に供給するテープフィーダおよびテープセット方法に関するものである。
部品実装装置における電子部品の供給装置としてテープフィーダが知られている。このテープフィーダは電子部品を保持したキャリアテープをピッチ送りすることにより、部品実装機構の実装ヘッドによる部品吸着位置に電子部品を供給するものである。テープフィーダにおいて実装動作を停止することなく連続して部品供給を継続する方法として、従来より先行する既装着のキャリアテープ(先行テープ)の末尾部に後続の新たなキャリアテープ(後続テープ)を接続するテープスプライシングが用いられている。このテープスプライシング方式では、作業者は供給リール交換毎に煩雑な作業を実行する必要があり、これらの作業負荷を低減することが望まれていた。このため、新たなテープ補充方式としてテープスプライシング作業を行うことなく、後続テープをテープフィーダにセットするスプライシングレス方式のテープフィーダが用いられるようになっている(例えば特許文献1参照)。
この特許文献例に示す先行技術においては、テープフィーダの後端部に設けられたテープ挿入部に、キャリアテープの送り孔に係合する送りピンを備えたスプロケットとキャリアテープをこのスプロケットに対して付勢する付勢手段を備え、スプロケットを回転駆動することによりキャリアテープをテープ送りするテープ送り機構を配設している。そして後続テープを供給する際には、スプロケットに係合した状態の先行テープと付勢手段との間に後続テープの先頭部を挿入する。これにより、先行テープのテープ送りに伴って後続テープも先行テープとともにテープ送りされ、先行テープの末尾部がスプロケットを通過することにより、後続テープがスプロケットに係合し下流側へのテープ送りが可能となる。
特開2011−211169号公報
しかしながら上述の先行技術例には、後続テープの供給形態に起因して、以下のような不都合が生じるという難点がある。すなわち後続テープのセット時には、後続テープは先頭部をスプロケットに係合した状態の先行テープと付勢手段との間に挿入されるのみで、スプロケットと直接に係合状態にあるわけではない。このため、後続テープのセット時の保持状態が安定せず、先行テープと付勢手段との間から抜け落ちて脱落する場合があった。このように、従来のスプライシングレス方式のテープフィーダにおいては、後続テープのセット時の保持状態が不安定になりやすいという問題があった。
そこで本発明は、スプライシングレス方式において、後続のキャリアテープを安定してセットすることができるテープフィーダおよびテープセット方法を提供することを目的とする。
本発明のテープフィーダは、部品実装装置に装着され電子部品を収納したキャリアテープをテープ送り方向にピッチ送りすることにより、実装ヘッドによる部品吸着位置に前記電子部品を供給するテープフィーダであって、前記テープ送り方向における上流端部に開口したテープ導入口から前記部品吸着位置まで連通して設けられ、前記キャリアテープのテープ送りをガイドするテープ走行路と、前記テープ走行路における下流側に設けられ、前記キャリアテープを前記部品吸着位置にピッチ送りする第1のテープ送り機構と、前記テープ走行路における上流側に設けられ、前記テープ導入口から導入されたキャリアテープを下流側に送る第2のテープ送り機構とを備え、前記第2のテープ送り機構は、外周面に設けられた複数の送りピンを前記キャリアテープの送り孔に嵌入させてこのキャリアテープと係合された状態で回転することによりこのキャリアテープをテープ送りし、且つこのテープ送り方向に対応する第1回転方向にのみ空転が許容されたスプロケットと、前記キャリアテープを前記スプロケットの外周面に対して付勢することにより、スプロケットとキャリアテープとを係合させる付勢手段とを有し、相前後して送られる2つのキャリアテープのうち、先行して送られる先行テープが前記スプロケットに係合した状態で、後続して送られる後続テープの先頭部を前記スプロケットと前記先行テープとの間に挿入し、前記付勢手段によってこの先行テープを付勢することにより、前記後続テープを前記スプロケットに係合させる。
本発明のテープセット方法は、部品実装装置に装着され電子部品を収納したキャリアテープをテープ送り方向にピッチ送りすることにより、実装ヘッドによる部品吸着位置に前記電子部品を供給するテープフィーダにおいて、複数のキャリアテープを順次テープフィーダにセットするテープセット方法であって、前記テープフィーダは、前記テープ送り方向における上流端部に開口したテープ導入口から前記部品吸着位置まで連通して設けられ、前記キャリアテープのテープ送りをガイドするテープ走行路と、前記テープ走行路における下流側に設けられ、前記キャリアテープを前記部品吸着位置にピッチ送りする第1のテープ送り機構と、前記テープ走行路における上流側に設けられ、前記テープ導入口から導入されたキャリアテープを下流側に送る第2のテープ送り機構とを備え、前記第2のテープ送り機構は、外周面に設けられた複数の送りピンを前記キャリアテープの送り孔に嵌入させてこのキャリアテープと係合された状態で回転することによりこのキャリアテープをテープ送りし、且つこのテープ送り方向に対応する第1回転方向にのみ空転が許容されたスプロケットと、前記キャリアテープを前記スプロケットの外周面に対して付勢することにより、スプロケットとキャリアテープとを係合させる付勢手段とを有し、相前後して送られる2つのキャリアテープのうち、先行して送られる先行テープが前記スプロケットに係合した状態で、後続して送られる後続テープの先頭部を前記スプロケットと前記先行テープとの間に挿入し、前記付勢手段によってこの先行テープを付勢することにより、前記後続テープを前記スプロケットに係合させる。
本発明によれば、テープ走行路のテープ導入口から導入されたキャリアテープを下流側に送る第2のテープ送り機構において、キャリアテープと係合された状態で回転してキャリアテープをテープ送りするスプロケットをテープ送り方向に対応する第1回転方向にのみ空転可能とし、さらにキャリアテープをスプロケットの外周面に対して付勢してスプロケットとキャリアテープとを係合させる付勢手段とを有する構成とし、相前後して送られる2つのキャリアテープのうち、先行して送られる先行テープがスプロケットに係合した状態で、後続して送られる後続テープの先頭部をスプロケットと先行テープとの間に挿入し、付勢手段によってこの先行テープを付勢して後続テープをスプロケットに係合させることにより、スプライシングレス方式において、後続のキャリアテープを安定してセットすることができる。
本発明の一実施の形態の部品実装装置の平面図 本発明の一実施の形態の部品実装装置の部分断面図 本発明の一実施の形態のテープフィーダの構成説明図 本発明の一実施の形態のテープフィーダにおける第2のテープ送り機構の構成および機能説明図 本発明の一実施の形態のテープフィーダの第2のテープ送り機構に設けられた回転駆動部の機能説明図 本発明の一実施の形態のテープフィーダによるテープセット方法の動作説明図 本発明の一実施の形態のテープフィーダにおけるテープ送り方法の工程説明図 本発明の一実施の形態のテープフィーダにおけるテープ送り方法の工程説明図
次に本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。まず図1、図2を参照して、基板に電子部品を実装する部品実装装置1の構成を説明する。部品実装装置1は、基板に半導体チップなどの電子部品を実装する機能を有するものであり、図2は、図1におけるA−A断面を部分的に示している。
図1において基台1aの中央にはX方向(基板搬送方向)に基板搬送機構2が配設されている。基板搬送機構2は上流側から搬入された基板3を搬送し、部品実装作業を実行するために設定された実装ステージに位置決めして保持する。基板搬送機構2の両側方には、部品供給部4が配置されており、それぞれの部品供給部4には複数のテープフィーダ5が並列に装着されている。テープフィーダ5は、電子部品を収納したキャリアテープをテープ送り方向、すなわち部品供給部4の外側から基板搬送機構2に向かう方向にピッチ送りすることにより、以下に説明する部品実装機構の実装ヘッドによる部品吸着位置に電子部品を供給する。
基台1a上面においてX方向の一方側の端部には、リニア駆動機構を備えたY軸移動テーブル7が配設されており、Y軸移動テーブル7には、同様にリニア駆動機構を備えた2基のX軸移動テーブル8が、Y方向に移動自在に結合されている。2基のX軸移動テーブル8には、それぞれ実装ヘッド9がX方向に移動自在に装着されている。実装ヘッド9は複数の保持ヘッドを備えた多連型ヘッドであり、それぞれの保持ヘッドの下端部には、図2に示すように、電子部品を吸着して保持し個別に昇降可能な吸着ノズル9aが装着されている。
Y軸移動テーブル7、X軸移動テーブル8を駆動することにより、実装ヘッド9はX方向、Y方向に移動する。これにより2つの実装ヘッド9は、それぞれ対応した部品供給部4のテープフィーダ5の部品吸着位置から電子部品を吸着ノズル9aによって取り出して、基板搬送機構2に位置決めされた基板3の実装点に移送搭載する。Y軸移動テーブル7、X軸移動テーブル8および実装ヘッド9は、電子部品を保持した実装ヘッド9を移動させることにより、電子部品を基板3に移送搭載する部品実装機構10を構成する。
部品供給部4と基板搬送機構2との間には、部品認識カメラ6が配設されている。部品供給部4から電子部品を取り出した実装ヘッド9が部品認識カメラ6の上方を移動する際に、部品認識カメラ6は実装ヘッド9に保持された状態の電子部品を撮像して認識する。実装ヘッド9にはX軸移動テーブル8の下面側に位置して、それぞれ実装ヘッド9と一体的に移動する基板認識カメラ11が装着されている。実装ヘッド9が移動することにより、基板認識カメラ11は基板搬送機構2に位置決めされた基板3の上方に移動し、基板3撮像して認識する。実装ヘッド9による基板3への部品実装動作においては、部品認識カメラ6による電子部品の認識結果と、基板認識カメラ11による基板認識結果とを加味して搭載位置補正が行われる。
図2に示すように、部品供給部4にはフィーダベース12aに予め複数のテープフィーダ5が装着された状態の台車12がセットされる。基台1aに設けられた固定ベース1bに対して、フィーダベース12aをクランプ機構12bによってクランプすることにより、部品供給部4において台車12の位置が固定される。台車12には、電子部品を保持したキャリアテープ14を巻回状態で収納する供給リール13が保持されている。供給リール13から引き出されたキャリアテープ14は、テープフィーダ5によって吸着ノズル9aによる部品吸着位置までピッチ送りされる。
次に、図3を参照してテープフィーダ5の構成および機能を説明する。図3に示すように、テープフィーダ5は、本体部5aおよび本体部5aの下面から下方に凸設された装着部5bを備えた構成となっている。本体部5aの下面をフィーダベース12aに沿わせてテープフィーダ5を装着した状態では、装着部5bに設けられたコネクタ部(図示省略)がフィーダベース12aに嵌合する。これにより、テープフィーダ5は部品供給部4に固定装着されるとともに、テープフィーダ5におけるテープ送りを制御するために内蔵されたテープ送り制御部26は、部品実装装置1の制御部27と電気的に接続される。
本体部5aの内部には、供給リール13から引き出されて本体部5a内に取り込まれたキャリアテープ14を導くテープ走行路5cが設けられている。テープ走行路5cは、本体部5aの下端部が上流側に延出した延出部5eと本体部5aの上流端部との間に開口したテープ導入口5dから、実装ヘッド9によって電子部品を取り出す部品吸着位置まで連通して設けられている。部品実装作業を継続して実行する過程においては、1つの供給リール13への収納分を単位ロットとする複数のキャリアテープ14が、テープ導入口5dから順次挿入されてテープフィーダ5に供給される。
本実施の形態に示す部品実装装置1においては、テープフィーダ5に既装着のキャリアテープ14(1)(以下、先行テープ14(1)と略記する)の末尾端部と、部品切れに際して新たに装着されるキャリアテープ14(2)(以下、後続テープ14(2)と略記する)の先頭端部とを接合テープによって継ぎ合わせるテープスプライシングを行うことなく、それぞれが分離された状態のままテープ導入口5dに順次挿入して供給するスプライシングレス方式を採用している。
テープ走行路5cにおける下流側、上流側には、それぞれ第1のテープ送り機構20A、第2のテープ送り機構20Bが配設されている。第1のテープ送り機構20A、第2のテープ送り機構20Bは、スプロケット21A、21Bをそれぞれモータ22A、22Bで回転駆動する構成となっている。スプロケット21A、21Bの外周面に設けられた複数の送りピン21a(図4参照)を、キャリアテープ14の送り孔14aに嵌入させてキャリアテープ14と係合された状態で回転することにより、このキャリアテープ14をテープ送りする。
テープ走行路5cにおける下流側に設けられた第1のテープ送り機構20Aは、キャリアテープ14を実装ヘッド9による部品吸着位置にピッチ送りする。第1のテープ送り機構20Aの上方にはテープ押さえ部材23が配設されており、第1のテープ送り機構20Aによってピッチ送りされたキャリアテープ14は、テープ押さえ部材23によって上側から押さえ込まれてガイドされる。そしてキャリアテープ14に保持された電子部品は、部品吸着位置に対応してテープ押さえ部材23に形成された取り出し開口部23aを介して、実装ヘッド9の吸着ノズル9aによって取り出される。
またテープ走行路5cにおける上流側に設けられた第2のテープ送り機構20Bは、テープ導入口5dから導入されたキャリアテープ14を下流側に送る機能を有している。第2のテープ送り機構20Bには、キャリアテープ14をスプロケット21Bに対して付勢して係合させる付勢機構25が、延出部5eにおいてスプロケット21Bの下方に位置して設けられている。
テープ走行路5cにおける第1のテープ送り機構20Aの上流側の部品吸着位置の近傍には、キャリアテープ14を検出するための第1の検出位置P1が設定されており、第2のテープ送り機構20Bの下流側であって第1の検出位置P1よりも上流側には、同様にキャリアテープ14を検出するための第2の検出位置P2が設定されている。第1の検出位置P1、第2の検出位置P2にそれぞれ配設された第1のテープ検出センサS1、第2のテープ検出センサS2は、第1の検出位置P1、第2の検出位置P2におけるキャリアテープ14の有無を検出する。第1のテープ検出センサS1、第2のテープ検出センサS2による検出結果はテープ送り制御部26に伝達され、テープ送り制御部26はこれらの検出結果に基づいてモータ22A、22Bの回転動作を制御するとともに、以下に説明する第2のテープ送り機構20Bに備えられたクラッチ機構24を制御する。
本実施の形態においては、第1のテープ検出センサS1および第2のテープ検出センサS2によって、相前後して送られる2つのキャリアテープ14のうち先行して送られる先行テープ14(1)および後続して送られる後続テープ14(2)のそれぞれの末尾端部Eおよび先頭端部Tをそれぞれ検出する。そしてテープ送り制御部26は、第1のテープ検出センサS1および第2のテープ検出センサS2による末尾端部Eおよび先頭端部Tの検出結果に基づいて、第1のテープ送り機構20Aおよび第2のテープ送り機構20Bを制御することにより、テープ走行路5cにおける末尾端部Eと先頭端部Tとの間隔を予め設定された間隔制御パターンで制御するようにしている。この間隔制御パターンについては、図7,図8にて詳説する。
次に図4,図5,図6を参照して、第2のテープ送り機構20Bの構成および機能を説明する。図4(a)に示すように、スプロケット21Bはクラッチ機構24を介して連結ギア29に結合されており、連結ギア29と噛合したベベルギア28をモータ22Bで回転駆動することにより、スプロケット21Bはテープ送り方向に回転する。ここで、クラッチ機構24の機能を説明する。クラッチ機構24には、上流側から下流側へのテープ送り方向に対応する第1回転方向のみの空転を許容し反対方向への空転を禁止するワンウェイクラッチ機構および連結ギア29からスプロケット21Bへの駆動伝達を断接する断接機構が内蔵されている。
すなわち、図5(a)に示すように、スプロケット21Bは第1回転方向である矢印b方向(反時計方向)への空転が許容され、図5(b)に示すように矢印c方向(時計方向)には空転が禁止されるようになっている。そして図5(c)に示すように、モータ22Bを作動させてベベルギア28を矢印d方向に回転させることにより、スプロケット21Bはテープ送り方向に対応する第1回転方向(矢印e方向)に回転駆動される。
すなわち、モータ22B、連結ギア29およびクラッチ機構24は、スプロケット21Bを第1回転方向の空転を許容する空転モードと第1回転方向に回転駆動する駆動モードとの2つの作動モードで切り替え可能に作動させる回転駆動部を構成する。そしてモータ22Bおよびクラッチ機構24をテープ送り制御部26によって制御することにより、図5(a)に示す空転モードと、図5(c)に示す駆動モードとの切替が行われる。
スプロケット21Bの下方には、キャリアテープ14をスプロケット21Bの外周面に対して付勢することにより、スプロケット21Bとキャリアテープ14とを係合させる付勢機構25(付勢手段)が配設されている。付勢機構25は、延出部5eを部分的に切除して設けられた凹部5f内に、圧縮バネ33によって上方に付勢された付勢部材30を配置した構成となっている。付勢部材30は、上面の上下流の両端部がテーパカットされた台形状のブロック部材を主体としており、下流側の端部にはキャリアテープ14の下流側への移動を停止させるためのストッパ機構31が立設されている。
テープ導入口5dを介してキャリアテープ14を付勢部材30とスプロケット21Bとの間に挿入すると、圧縮バネ33によって上方に付勢(矢印a)された付勢部材30の当接面30aが、キャリアテープ14の下面(部品収納面の反対側)から当接して上方に付勢し、キャリアテープ14はスプロケット21Bの外周面に対して押しつけられる。これにより、送りピン21aがキャリアテープ14に形成された送り孔14aに嵌合し、キャリアテープ14とスプロケット21Bとが係合する。すなわち、付勢部材30および圧縮バネ33は、キャリアテープ14の下面に付勢部材30の当接面30aを当接させて押圧することにより、キャリアテープ14をスプロケット21Bの外周面に対して部品収納面の反対面側から付勢して、スプロケット21Bとキャリアテープ14とを係合させる付勢手段となっている。
図4(b)は、図4(a)におけるB−B断面を示しており、当接面30aには、テープ送り方向に沿って凹部30bが形成されている。また当接面30aにおいて、付勢部材30がスプロケット21Bに接近する際に送りピン21aに相当する範囲には、逃がし部30cが設けられており、送りピン21aと付勢部材30との干渉が避けられるようになっている。
下流側の端部に設けられたストッパ機構31は、スプロケット21Bと先行テープ14(1)との間に挿入された状態の後続テープ14(2)のテープ送り方向への進行を規制する機能を有している。ストッパ機構31は、付勢部材30の一方側の端部に立設されており、付勢部材30から上方に延出した支持部31aの上端に、後続テープ14(2)の先端部に当接してこの後続テープの進行を規制する規制部31bを、当接面30aの上方に延出させた構成となっている。そして規制部31bと当接面30aとの間には、1つのキャリアテープ14のみの進行を許容する隙間で開口部32が設けられている。
図4(c)は、付勢部材30に供給対象のキャリアテープ14を装着した状態を示している。すなわち、図4(c)(イ)では、小型部品を保持して厚みが比較的小さい紙テープ14Aを対象とした状態を示しており、紙テープ14Aの下面が当接面30aによって支持されており、送り孔14aに嵌合した送りピン21aと当接面30aとの干渉は、逃がし部30cによって防止されている。
また図4(c)(ロ)では、比較的大型部品を保持するために用いられ下面にエンボス部14bが形成されたエンボステープ14Bを対象とした状態を示しており、エンボステープ14Bの下面が当接面30aによって支持されるとともに、エンボス部14bが凹部30b内に収容される。そして同様に送り孔14aに嵌合した送りピン21aは逃がし部30cによって当接面30aとの干渉が防止されている。
次に図6を対象として、キャリアテープ14をテープフィーダ5にセットするテープセット方法について説明する。ここでは、テープフィーダ5によって部品実装機構10に連続的に電子部品を供給する部品実装作業を実行する過程において、相前後して送られる2つのキャリアテープ14のうち、先行して送られる先行テープ14(1)と後続して送られる後続テープ14(2)とを継ぎ合わせるテープスプライシングを行うことなく、先行テープ14(1)がスプロケット21Bに係合した状態で、後続テープ14(2)をテープフィーダ5に供給する。
まず図6(a)は、先行して送られる先行テープ14(1)がスプロケット21Bに係合した状態でテープ送りされ、先行テープ14(1)による部品供給が継続して実行されている状態を示している。このとき、付勢部材30は先行テープ14(1)を下面側からスプロケット21Bに押し付けており、先行テープ14(1)は付勢部材30の下流端部に設けられた規制部31bに阻まれることなく、開口部32を通過してテープ送りされる。この状態では、クラッチ機構24の切替によってスプロケット21Bはテープ送り方向への空転が許容されており、先行テープ14(1)は第1のテープ送り機構20Aによって第2のテープ送り機構20Bと関係なく自由にテープ送りされる。
次いで部品供給が継続実行されて先行テープ14(1)の末尾部がテープ導入口5dに接近すると、後続テープ14(2)を追加してセットする。すなわち、図6(b)に示すように、後続して送られる後続テープ14(2)の先頭部を、スプロケット21Bと先行テープ14(1)との間に挿入する(矢印f)。このとき、付勢部材30は圧縮バネ33の付勢力に抗して後続テープ14(2)の厚み分だけ下方に押し下げられ(矢印g)、これに伴って規制部31bが付勢部材30とともに下降する。これにより、規制部31bは後続テープ14(2)の下流側へのテープ送りを阻止する高さに位置する。この状態でも同様にスプロケット21Bはテープ送り方向への空転が許容されており、先行テープ14(1)は第1のテープ送り機構20Aによって自由にテープ送りされる。また後続テープ14(2)は先頭端部が規制部31bに当接して停止状態にある。
そしてこの状態で先行テープ14(1)のテープ送りが進行すると、圧縮バネ33、付勢部材30より成る付勢機構25によって付勢された先行テープ14(1)は、後続テープ14(2)をスプロケット21Bに対して押し付けて係合させながら、スプロケット21Bと後続テープ14(2)との間に夾まれた状態から下流側へ離脱する。これにより、図6(c)に示すように、圧縮バネ33により上方に付勢された付勢部材30は先行テープ14(1)の厚み相当分だけ上方へ押し上げられ(矢印h)、後続テープ14(2)はスプロケット21Bと完全に係合する。このときスプロケット21Bはテープ送り方向に対応する第1回転方向にのみ空転が許容されており、反対方向への回転が禁止されていることから、後続テープ14(2)の上流側への抜け落ちが防止される。
この後、第1のテープ送り機構20Aによって先行テープ14(1)がテープ送りされ、第2の検出位置P2に配設された第2のテープ検出センサS2が先行テープ14(1)の末尾端部Eを検出すると(図7参照)、テープ送り制御部26によってクラッチ機構24が切替えられる。すなわち、モータ22B、連結ギア29、クラッチ機構24より成る回転駆動部の作動モードが空転モードから駆動モードに切り替えられる。これにより、スプロケット21Bはモータ22Bによってテープ送り方向に相当する第1回転方向へ回転駆動され、後続テープ14(2)のテープ送りが行われる。
次に、図7,図8を参照して、テープフィーダ5において複数のキャリアテープ14を順次テープ送りするテープ送り方法について説明する。図7,図8は、相前後して送られる2つのキャリアテープ14のうち、先行して送られる先行テープ14(1)および後続して送られる後続テープ14(2)をテープ走行路5cに沿って順次テープ送りする過程を示している。
まず図7(a)は、先行テープ14(1)をテープ走行路5cに沿ってテープ送りしながら部品実装作業を実行中の状態を示している。すなわち、先行テープ14(1)はテープ導入口5dを介してテープフィーダ5に導入され、第1のテープ送り機構20Aによってテープ送りされて(矢印i)、部品吸着位置にて実装ヘッド9によって電子部品が先行テープ14(1)から取り出される(矢印j)。
次いで部品実装作業を継続実行する過程において、先行テープ14(1)からの部品供給が終了に近づくと、図7(b)に示すように、後続テープ14(2)を部品補充のために追加してセットする。すなわち先行テープ14(1)が第2のテープ送り機構20Bのスプロケット21Bに係合した状態で、後続テープ14(2)の先頭部をテープ導入口5dから導入して(矢印k)、スプロケット21Bと先行テープ14(1)との間に挿入し、後続テープ14(2)をスプロケット21Bに係合させる(図6(b)参照)。そしてこの状態で、第1のテープ送り機構20Aによる先行テープ14(1)のテープ送り(矢印l)および実装ヘッド9による電子部品の取り出しが継続して実行される。
この後、先行テープ14(1)のテープ送りの途中において、図7(c)に示すように、先行テープ14(1)の末尾端部Eが第2のテープ検出センサS2によって検出され、検出結果はテープ送り制御部26(図3参照)に伝達される。そしてテープ送り制御部26は、予め設定された間隔制御パターンに基づいて、第1のテープ送り機構20A、第2のテープ送り機構20Bを制御する。
すなわち、図8(a)に示すように、第2のテープ検出センサS2によって先行テープ14(1)の末尾端部Eを検出したならば、第2のテープ送り機構20Bを駆動して後続テープ14(2)の先頭端部Tを第2の検出位置P2まで移動させるべく後続テープ14(2)をテープ送りした後に(矢印n)、この位置で待機させる。そしてこの状態で、第1のテープ送り機構20Aによる先行テープ14(1)のテープ送り(矢印m)および実装ヘッド9による電子部品の取り出しが継続して実行される。
そしてさらに第1のテープ送り機構20Aによる先行テープ14(1)のテープ送り(矢印o)を行う過程で、図8(b)に示すように、第1のテープ検出センサS1によって先行テープ14(1)の末尾端部Eを検出したならば、図8(c)に示すように、第2のテープ送り機構20Bを駆動して後続テープ14(2)の先頭端部Tを第2の検出位置P2から第1の検出位置P1まで移動させるべく、後続テープ14(2)をテープ送りする(矢印p)。
このように本実施の形態では、第1のテープ検出センサS1および第2のテープ検出センサS2による末尾端部Eおよび先頭端部Tの検出結果に基づいて、第1のテープ送り機構20Aおよび第2のテープ送り機構20Bを制御することにより、テープ走行路5cにおける末尾端部Eと先頭端部Tとの間隔を予め設定された間隔制御パターン、すなわち末尾端部Eと先頭端部Tとの間隔が、第2の検出位置P2と第1の検出位置P1との間隔を超えないような制御パターンで制御するようにしている。
これにより、先行テープ14(1)からの電子部品の取り出しが終了するタイミングにおいて、後続テープ14(2)は第1の検出位置P1までの移動を完了した状態にある。したがってキャリアテープ14を補充供給する際に、実装ヘッド9への部品供給が無駄に滞留する事態が発生せず、後続のキャリアテープを補充供給する際のテープ送りを合理的に制御して、テープフィーダを効率的に作動させることができる。
上記説明したように、本実施の形態に示すテープフィーダおよびテープセット方法においては、テープ導入口5dから導入されたキャリアテープ14を下流側に送る第2のテープ送り機構20Bにおいて、キャリアテープ14と係合された状態で回転してキャリアテープ14をテープ送りするスプロケット21Bをテープ送り方向に対応する第1回転方向にのみ空転可能とし、さらにキャリアテープ14をスプロケット21Bの外周面に対して付勢してスプロケット21Bとキャリアテープ14とを係合させる付勢手段を有する構成としたものである。
これにより、相前後して送られる2つのキャリアテープ14のうち、先行して送られる先行テープ14(1)がスプロケット21Bに係合した状態で、後続して送られる後続テープ14(2)の先頭部をスプロケット21Bと先行テープ14(2)との間に挿入し、付勢機構25によってこの先行テープ14(1)を付勢して後続テープ14(2)をスプロケット21Bに係合させることができ、スプライシングレス方式において、後続のキャリアテープ14の上流側への抜け落ちを防止して、安定してセットすることができる。
また本実施の形態では、キャリアテープ14をスプロケット21Bの外周面に対して部品収納面の反対面側から付勢して送りピン21aを送り孔14aに係合させる付勢機構25において、付勢部材30の当接面30aに凹部30bが設けられた構成としている。これにより、部品収納面の反対面にエンボス部14bを有するエンボステープ14Bを含む複数種類のキャリアテープ14を作業対象とすることができ、テープフィーダ5の汎用性を向上させることが可能となっている。
さらに本実施の形態では、テープ走行路5cにおいて所定位置に設定された第1の検出位置P1、第2の検出位置P2において、第1のテープ検出センサS1および第2のテープ検出センサS2によって相前後して送られる2つのキャリアテープ14のうち先行して送られる先行テープ14(1)および後続して送られる後続テープ14(2)のそれぞれの末尾端部Eおよび先頭端部Tをそれぞれ検出し、テープ送り制御部26がこれら末尾端部Eおよび先頭端部Tの検出結果に基づいて第1のテープ送り機構20Aおよび第2のテープ送り機構20Bを制御してテープ走行路5cにおける末尾端部Eと先頭端部Tとの間隔を予め設定された間隔制御パターンで制御する構成を採用している。これにより、スプライシングレス方式において後続のキャリアテープを補充供給する際のテープ送りを合理的に制御することができ、テープフィーダを効率的に作動させることができる。
本発明のテープフィーダおよびテープセット方法は、スプライシングレス方式において後続のキャリアテープを安定してセットすることができるという効果を有し、テープフィーダから電子部品を取り出して基板に実装する部品実装分野において有用である。
1 部品実装装置
3 基板
4 部品供給部
5 テープフィーダ
5a 本体部
5c テープ走行路
5d テープ導入口
9 実装ヘッド
10 部品実装機構
14 キャリアテープ
14(1) 先行テープ
14(2) 後続テープ
20A 第1のテープ送り機構
20B 第2のテープ送り機構
21A、21B スプロケット
21a 送りピン
22A,22B モータ
24 クラッチ機構
25 付勢機構
26 テープ送り制御部
29 連結ギア
30 付勢部材
31 ストッパ機構
31b 規制部
32 開口部
S1 第1のテープ検出センサ
S2 第2のテープ検出センサ
P1 第1の検出位置
P2 第2の検出位置

Claims (4)

  1. 部品実装装置に装着され電子部品を収納したキャリアテープをテープ送り方向にピッチ送りすることにより、実装ヘッドによる部品吸着位置に前記電子部品を供給するテープフィーダであって、
    前記テープ送り方向における上流端部に開口したテープ導入口から前記部品吸着位置まで連通して設けられ、前記キャリアテープのテープ送りをガイドするテープ走行路と、
    前記テープ走行路における下流側に設けられ、前記キャリアテープを前記部品吸着位置にピッチ送りする第1のテープ送り機構と、
    前記テープ走行路における上流側に設けられ、前記テープ導入口から導入されたキャリアテープを下流側に送る第2のテープ送り機構とを備え、
    前記第2のテープ送り機構は、外周面に設けられた複数の送りピンを前記キャリアテープの送り孔に嵌入させてこのキャリアテープと係合された状態で回転することによりこのキャリアテープをテープ送りし、且つこのテープ送り方向に対応する第1回転方向にのみ空転が許容されたスプロケットと、
    前記キャリアテープを前記スプロケットの外周面に対して付勢することにより、スプロケットとキャリアテープとを係合させる付勢手段とを有し、
    相前後して送られる2つのキャリアテープのうち、先行して送られる先行テープが前記スプロケットに係合した状態で、後続して送られる後続テープの先頭部を前記スプロケットと前記先行テープとの間に挿入し、前記付勢手段によってこの先行テープを付勢することにより、前記後続テープを前記スプロケットに係合させることを特徴とするテープフィーダ。
  2. 前記スプロケットを前記第1回転方向の空転を許容する空転モードと前記第1回転方向に回転駆動する駆動モードとの2つの作動モードで切り替え可能に作動させる回転駆動部と、前記テープ走行路における前記第1のテープ送り機構と第2のテープ送り機構との間の位置にて前記先行テープの末尾端部を検出するテープ検出センサと、このテープ検出センサの検出結果に基づいて前記回転駆動部を制御するテープ送り制御部とをさらに備え、
    前記テープ送り制御部は、前記テープ検出センサが前記末尾端部を検出すると前記回転駆動部の作動モードを空転モードから駆動モードに切り替えることを特徴とする請求項1記載のテープフィーダ。
  3. 部品実装装置に装着され電子部品を収納したキャリアテープをテープ送り方向にピッチ送りすることにより、実装ヘッドによる部品吸着位置に前記電子部品を供給するテープフィーダにおいて、複数のキャリアテープを順次テープフィーダにセットするテープセット方法であって、
    前記テープフィーダは、前記テープ送り方向における上流端部に開口したテープ導入口から前記部品吸着位置まで連通して設けられ、前記キャリアテープのテープ送りをガイドするテープ走行路と、
    前記テープ走行路における下流側に設けられ、前記キャリアテープを前記部品吸着位置にピッチ送りする第1のテープ送り機構と、
    前記テープ走行路における上流側に設けられ、前記テープ導入口から導入されたキャリアテープを下流側に送る第2のテープ送り機構とを備え、
    前記第2のテープ送り機構は、外周面に設けられた複数の送りピンを前記キャリアテープの送り孔に嵌入させてこのキャリアテープと係合された状態で回転することによりこのキャリアテープをテープ送りし、且つこのテープ送り方向に対応する第1回転方向にのみ空転が許容されたスプロケットと、
    前記キャリアテープを前記スプロケットの外周面に対して付勢することにより、スプロケットとキャリアテープとを係合させる付勢手段とを有し、
    相前後して送られる2つのキャリアテープのうち、先行して送られる先行テープが前記スプロケットに係合した状態で、後続して送られる後続テープの先頭部を前記スプロケットと前記先行テープとの間に挿入し、前記付勢手段によってこの先行テープを付勢することにより、前記後続テープを前記スプロケットに係合させることを特徴とするテープフィーダにおけるテープセット方法。
  4. 前記テープフィーダは、前記スプロケットを前記第1回転方向の空転を許容する空転モードと前記第1回転方向に回転駆動する駆動モードとの2つの作動モードで切り替え可能に作動させる回転駆動部と、前記テープ走行路における前記第1のテープ送り機構と第2のテープ送り機構との中間位置にて前記先行テープの末尾端部を検出するテープ検出センサと、このテープ検出センサの検出結果に基づいて前記回転駆動部を制御するテープ送り制御部とをさらに備え、
    前記テープ検出センサが前記末尾端部を検出すると前記回転駆動部の作動モードを空転モードから駆動モードに切り替えることを特徴とする請求項3記載のテープフィーダにおけるテープセット方法。
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