JP2014026613A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子機器の筐体の薄型化を図ると共に、筐体内の配線を簡素化する。
【解決手段】内部機器(HDD24、ODD26、放熱装置28)と重なることなく基板28(基板本体30)を配置し、内部機器の間に基板延出部32を延出する。基板延出部32に内部機器あるいは外部機器との接続用のコネクタを設ける。
【選択図】図2

Description

本願の開示する技術は、電子機器に関する。
情報処理端末(たとえばノートブック型のコンピュータ)等の電子機器では、筐体内に、基板や、記憶装置等の内部機器が備えられる。
たとえば、筐体の内部において、後端部側の領域に、中央処理装置がキーボードと重なり合わないように搭載されたマザーボードが配置された技術が知られている。
特開2010−140510号公報
このような電子機器では、筐体の薄型化を図ると共に、筐体内の配線を簡素化することが望まれる。
本願の開示技術は、電子機器の筐体の薄型化を図ると共に、筐体内の配線を簡素化することが目的である。
本願の開示する技術では、筐体内で基板よりも厚い内部機器を基板と異なる位置(重ならない)位置に配置し、基板本体から内部機器の間に延出された基板延出部に、基板側接続端子を設けている。そして、内部機器には、基板側接続端子と接続される内部機器側接続端子を設けている。
本願の開示する技術によれば、電子機器の筐体の薄型化を図ると共に、筐体内の配線を簡素化することが可能である。
第1実施形態のノート型コンピュータを示す斜視図である。 第1実施形態のノート型コンピュータを部分的に示す分解斜視図である。 第1実施形態のノート型コンピュータを部分的に示す平面図である。 第1実施形態のノート型コンピュータを部分的に示す図3の4−4線断面図である。 第1実施形態のノート型コンピュータの筐体内部の構造を示す平面図である。 第1実施形態のノート型コンピュータの基板を部分的に拡大して示す平面図である。 第1実施形態のノート型コンピュータのHDDと基板とを部分的に拡大して示す斜視図である。
第1実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、第1実施形態では、電子機器の一例として、ノートブック型コンピュータ(以下、「ノート型コンピュータ」と略記する)12を挙げている。
本実施形態のノート型コンピュータ12は、筐体14を有している。筐体14は一例として、扁平な箱状に形成されている。そして、筐体14を平面視(矢印A方向視)すると、奥辺14A、手前辺14B、右辺14C及び左辺14Dを有する略長方形状に形成されている。
本実施形態の筐体14は、厚み方向(矢印T方向)で分割されたアッパー部材14Uとロアー部材14Lとを有する構造である。アッパー部材14Uとロアー部材14Lとは、重ね合わされた状態で、図示しない係合部材で互いに係合される(あるいはネジ等の締結部材で締結される)。そして、図4に示すように、アッパー部材14Uとロアー部材14Lの間が、収容空間16となる。
筐体14の奥辺14A側には、ヒンジ18により、ディスプレイ20が回転可能に取り付けられている。図4に示すように、筐体14を側面視した形状は、奥辺14A側から手前辺14B側へと厚みが連続的にあるいは段階的に漸減する略楔状とされている。
筐体14内(アッパー部材14Uとロアー部材14Lとの間)には、図2に示すように、基板22、Hard Disc Drive(HDD)24、Optical Disc Drive(ODD)26、及び放熱装置28が備えられている。HDD24、ODD26及び放熱装置28は、いずれも内部機器の一例である。
HDD24、ODD26及び放熱装置28は、筐体14の一方の辺に沿って並べて配置されている。以下、単に「並び方向」というときは、HDD24、ODD26及び放熱装置28が並んでいる方向をいう。本実施形態においてこの方向は、筐体14の幅方向(矢印W方向)と一致している。
HDD24は、その厚み方向を長手方向とする回転軸24Sを有している。そして、HDD24は、この回転軸24Sを中心としてハードディスクを回転させ、ハードディスクへの情報の記録や読取を行う。
ODD26も同じく、その厚み方向を長手方向とする回転軸26Sを有している。そして、ODD26は、挿入口26Hから挿入された光ディスクを、この回転軸26Sを中心として回転させ、光ディスクへの情報の記録や読取を行う。
特に本実施形態では、HDD24を並び方向(矢印W方向)の中央に配置し、ODD26を並び方向(矢印W方向)における筐体14の一方の縦辺(図5では右辺14C)側に配置している。これにより、ODD26の挿入口26Hを右辺14C側に露出させることができ、光ディスクの出し入れが容易である。
放熱装置28は、放熱ファンを有しており、筐体14内の空気を筐体の外部に放出することで筐体14内の熱も外部に排出することが可能である。本実施形態では、放熱装置28を、上記した並び方向(矢印W方向)における他方の端部(図5では左辺14D)側に配置している。これにより、放熱ファンの駆動時には、筐体14に形成された排気口14Gから、筐体14内の空気を外部に排出することが可能である。
基板22は、基板本体部30を有している。基板本体部30には、中央処理装置76や、主記憶装置、各種の処理回路等が搭載されている。
本実施形態では、基板本体部30は、平面視で、HDD24よりも広い(実質的に、右辺14Cの近傍から左辺14Dの近傍に至る程度の)幅を有している。また、基板本体部30は、HDD24、ODD26及び放熱装置28よりも、手前辺14Bに近い位置に配置されている。換言すれば、基板本体部30は、奥辺14Aに対し、HDD24、ODD26及び放熱装置28よりも離間した位置に配置されていることになる。
また、基板本体部30には、放熱装置28からの気流の下流側となる位置に放熱フィン36を設けている。放熱装置28の駆動によって生じた空気流が放熱フィン36を通過するため、基板22及び周辺の各種部材を放熱フィン36から効率的に冷却できる構造とされている。
筐体14の奥辺14Aの外側には、この奥辺14Aに沿ってバッテリ38が取り付けられている。
基板22は、基板本体部30から奥辺14Aに向かって延出された基板延出部32を有している。本実施形態では、平面視にて、ODD26の左側からHDD24とODD26の間へ延出された第1延出部32Aと、HDD24と放熱装置28の間に位置する第2延出部32Bと、を有している。さらに、第1延出部32Aの先端と第2延出部32Bの先端とは、基板連設部34によって連なっており、枠状部40が形成されている。枠状部40は、内部機器の1つ(複数でもよい)を取り囲む形状とされている。本実施形態では、枠状部40は平面視にて長方形状に形成されており、HDD24を平面視したときの形状よりもわずかに大きくされている。
図5に示すように、基板22は、平面視で、HDD24、ODD26及び放熱装置28と重ならない形状及び位置とされている。また、図2及び図4から分かるように、基板22よりも、HDD24、ODD26、放熱装置28及びバッテリ38の厚みが厚くなっている。
図6に示すように、第1延出部32AとHDD24の双方には、基板22とHDD24とを直接的に(ケーブルを介することなく)電気接続するためのHDD用コネクタ42C、44Cがそれぞれ設けられている。HDD用コネクタ42Cは基板側接続端子の一例であり、HDD用コネクタ44Cは内部機器側接続端子の一例である。
図7に示すように、HDD24のHDD用コネクタ44Cは、HDD24から分離可能とされ、側辺24Sに取り付けられている。そして、HDD用コネクタ44CをHDD24に対し矢印B方向に取り付けることができる。このようにHDD用コネクタ44CをHDD24に取り付けた状態では、HDD用コネクタ42Cとの接続部分がHDD24の厚み方向(図示の例では下方向)を向くようになっている。これに対し、第1延出部32AのHDD用コネクタ42Cも、HDD24のHDD用コネクタ44Cと接続可能となるように、接続部分が基板22の厚み方向(図示の例では上方向)を向くようになっている。
このようなHDD用コネクタ42C、44Cを用いたことで、HDD24と基板22との電気的接続は、HDD24を横方向(矢印W方向)にスライドさせることなく、厚み方向(矢印A方向)に移動させて基板22に接近させることで可能となる。このため、HDD24を横方向にスライドさせるためのスペースが不要であり、このスペースに、基板延出部32を設けることが可能な構造になっている。
基板本体部30とODD26の双方には、基板22とODD26とを直接的に(ケーブルを介することなく)電気接続するためのODD用コネクタ46C、48Cが設けられている。ODD用コネクタ46Cは基板側接続端子の一例であり、ODD用コネクタ48Cは内部機器側接続端子の一例である。
ODD26のODD用コネクタ48Cは、HDD24と対向する側辺26Sに取り付けられている。また、この側辺26Sに沿った方向(側辺26Sの延出方向)では、ODD26のODD用コネクタ48Cが、HDDのHDD用コネクタ44Cからずれた位置に設けられている。
ここで、たとえば、ODD用コネクタ48Cを、HDD用コネクタ44Cと対向させて設けた構造を考える。すなわち、側辺26Sに沿った方向では、HDD用コネクタ44CとODD用コネクタ48Cとが同位置になっている。
この場合、第1延出部32AのHDD用コネクタ42CとODD用コネクタ46Cも同位置となるため、HDD用コネクタ42CとODD用コネクタ46Cの間では、第1延出部32Aが、HDD用コネクタ42Cと、ODD用コネクタ46Cの分だけ幅狭となる。すなわち、HDD用コネクタ42CとODD用コネクタ46Cの間で、第1延出部32Aの必要幅を確保しようとすると、この部分では、基板延出部32、HDD用コネクタ42C及びODD用コネクタ46Cを加えた幅が必要となり、結果的に幅広になってしまう。
これに対し、本実施形態のように、ODD用コネクタ46CをHDD用コネクタ42Cからずれた位置に設けると、基板延出部32として必要な幅を確保しつつ、過度に幅広とならない形状を実現することが可能である。
第1延出部32Aと基板連設部34との境界部分には、スピーカ(図示省略)との接続用のスピーカ用コネクタ60Cが設けられている。第1延出部32Aと基板連設部34との境界部分には、Universal Serial Bus(USB)ポートを搭載する基板(図示省略)との接続用のUSB用コネクタ62Cが設けられている。さらに、第1延出部32Aと基板連設部34との境界部分には、電源ケーブルとの接続用の電源ケーブル用コネクタ64Cが設けられている。
第2延出部32Bと基板連設部34との境界部分には、LANポート(図示省略)との接続用のLANポート用コネクタ66Cが設けられている。
基板連設部34には、バッテリ38との接続用のバッテリ用コネクタ68Cと、ディスプレイ20との接続用のディスプレイ用コネクタ70Cと、が設けられている。
第1延出部32Aには、HDD用コネクタ42Cとの間で信号のやりとりを行うHDD用配線パターン42Pと、スピーカ用コネクタ60Cに信号を送るスピーカ用配線パターン60Pとが設けられている。さらに、第1延出部32Aには、内部配線として、USB用コネクタ62Cとの間で信号のやりとりを行うUSB用配線パターン62Pが設けられている。基板本体部30には、ODD用コネクタ46Cとの間で信号のやりとりを行うODD用配線パターン46Pが設けられている。
第2延出部32Bには、LANポート用コネクタ66Cとの間で信号のやりとりを行うLANポート用配線パターン66Pが設けられている。さらに、第2延出部32B及び基板連設部34には、ディスプレイ用コネクタ70Cに信号を送るディスプレイ用配線パターン70Pが設けられている。
基板連設部34には、電源ケーブル用コネクタ64Cから電力を受ける電源ケーブル用配線パターン64Pと、バッテリ用コネクタ68Cとの間で電力のやりとりをするバッテリ用配線パターン68Pが設けられている。
各種の配線パターンは、2つ(複数)の基板延出部32に分散して設けられている。特に上記の例では、配線パターンがいずれかの基板延出部32に過度に集中しない構造である。したがって、配線パターンがいずれかの基板延出部32に集中した構造と比較して、基板延出部32が極端に幅広あるいは幅狭になることが抑制されている。
なお、上記したスピーカ用コネクタ60C、USB用コネクタ62C、LANポート用コネクタ66C、バッテリ用コネクタ68C、ディスプレイ用コネクタ70C等も、基板側接続端子の一例である。
図1〜図4に示すように、アッパー部材14Uの上面側には、操作パッド72が設けられると共に、キーボード74が取り付けられている。ノート型コンピュータ12の使用者は、操作パッド72及びキーボード74を用いて、必要な入力操作を行うことが可能である。
特に本実施形態では、筐体14を平面視したとき、キーボード74の一部と基板本体部30の一部とが重なっている。
次に、本実施形態のノート型コンピュータ12の作用について説明する。
このノート型コンピュータ12では、図2に示すように、筐体14内のHDD24、ODD26及び放熱装置28と基板22とが基板22の厚み方向に重ならない構造としている。したがって、HDD24、ODD26及び放熱装置28のいずれかと、基板22とが重なった構造と比較して、筐体14の薄型化を図ることが可能である。
特に、基板本体部30を、HDD24、ODD26及び放熱装置28よりも手前辺14B側に配置している。したがって、基板22の一部が、たとえば奥辺14A側でHDD24、ODD26及び放熱装置28のいずれかと重なっている構成と比較して、奥辺14A側での筐体の薄型化を図ることが可能である。
また、本実施形態では、筐体14の奥辺14Aに沿って、筐体14内にHDD24、ODD26及び放熱装置28を配置している。そして、これらの内部機器よりも、筐体14の手前辺14B側に基板本体部30を配置している。基板22は、これらの内部機器よりも薄いので、図4にも示すように、奥辺14A側から手前辺14B側に向かって、厚みが連続的にあるいは段階的に漸減する形状(側面が略楔状)とすることが可能である。
しかも、本実施形態では、基板22よりも厚いHDD24、ODD26及び放熱装置28を、筐体14の奥辺14Aに沿って配置している。したがって、これらの部材のいずれかが、筐体14の手前辺14Bに近い位置に配置された構造と比較して、筐体14を薄型にすること、及び筐体14の側面を上記した略楔状にすることが容易である。
加えて、筐体14の基板本体部30に中央処理装置76を搭載している。基板本体部30には、HDD24、ODD26及び放熱装置28は重なっていないので、中央処理装置76を搭載するのに十分なスペースを確保することが可能である。
また、本実施形態では、筐体14の奥辺14Aには、ディスプレイ20が設けられている。すなわち、筐体14において、相対的に厚みが薄い側(手前辺14B側)で使用者がノート型コンピュータ12を使用する。ノート型コンピュータ12の使用時には、筐体14の手前辺14B側が下がるように筐体14全体をわずかに傾斜させて使用できるので、キーボード74からの入力操作や操作パッド72への接触操作に優れた構造となる。
基板本体部30からは、第1延出部32A、第2延出部32Bが延出され、さらに第1延出部32Aと第2延出部32Bとが基板連設部34で連なる構造とされている。このような第1延出部32A、第2延出部32B及び基板連設部34が設けられていない基板の場合には、たとえば、HDD24やODD26を基板と接続するための配線ケーブルを設ける必要がある。ディスプレイ20と基板とを接続するための配線ケーブルは、ディスプレイ20が奥辺14A側、すなわち基板本体部30から遠い位置に配置されているため、特に長くなる。そして、これらの配線ケーブルを有する構造では、電子機器のコスト高を招くおそれがある。
これに対し、本実施形態では、基板22の一部である基板延出部32を用いて、HDD24、ODD26やディスプレイ20と電気的に接続する構造としている。配線ケーブルが不要(もしくは配線ケーブルの短縮化が可能)であり、配線を簡素化できる。また、配線のための工程も不要で、電子機器の製造コストを低くすることも可能となる。さらに、配線ケーブルを配置するスペースが筐体14内に不要であるので、省スペース化を実現することが可能である。
また、本実施形態では、HDD用コネクタ42C、44として、HDD24を基板22に対し厚み方向に移動させて接続し、筐体14内の所定位置に組み込むようにしている。すなわち、HDD24を基板22に対し横方向にスライドさせる必要がないので、このスライド分のスペースを有効に利用し、基板延出部32(第1延出部32A及び第2延出部32B)を設けている。
また、HDD用コネクタ44と、ODD用コネクタ48Cとを、ODD26の側辺26Sにおいてすれた位置に設けている。これにより、基板延出部32として必要な幅を確保しつつ、過度に幅広となることを避け、スペースの有効利用を図っている。
なお、上記では、基板本体部30から2つの基板延出部32(第1延出部32A及び第2延出部32B)を延出しているが、基板延出部は1つのみでもよく、3つ以上でもよい。2つ以上の基板延出部32を設けると、内部機器及び外部機器への配線パターンをこれらの基板延出部に分散して設けることで、それぞれの基板延出部の幅を抑制しつつ、配線パターンの簡素化を図ることが可能である。
しかも、各種の配線パターンが2つ(複数)の基板延出部32に分散して設けられているので、配線パターンがいずれかの基板延出部32に集中した構造と比較して、基板延出部32が極端に幅広あるいは幅狭になることが抑制されている。
特に、第1延出部32Aと第2延出部32Bとが基板連設部34で連なる構造において、一方の基板延出部32に配線パターンを偏在させると、これら配線パターンを基板連設部34に延ばした部分においても、基板連設部34が過度に幅広となる。各種の配線パターンを2つ(複数)の基板延出部32に分散させることで、基板連設部34が過度に幅広となることを抑制できる。
また、第1延出部32A、第2延出部32B及び基板連設部34により、枠状部40を形成している。このような枠状部40を形成しない構造と比較して、基板40の強度が高くなる。また、枠状部40の基板連設部34は、内部機器(HDD24)よりも奥側に位置しているので、内部機器の奥側のスペースの有効利用が可能である。
上記では、内部機器の例として、HDD24及びODD26を挙げている。これらは、内部に、基板22の厚み方向を軸方向とする回転軸(スピンドル)を有する部材であるため、基板22と比較して厚みが大きい場合が多い。また、放熱装置28も、基板22の厚み方向を軸方向とする回転軸を有し、この回転軸を中心として回転する羽根部材を有する構成とされる。このような回転軸を有する部材を筐体14内に備える構造であっても、上記実施形態のように、内部機器を筐体14の奥辺14A側に配置し、基板本体部30を手前辺14B側に配置することで、筐体14の薄型化を図ることが可能である。特に、奥辺14A側から手前辺14B側に向けて筐体14の側面の厚みが漸減する楔状の形状とすることも可能となる。
ノート型コンピュータ12の内部機器としては、上記したHDD24、ODD26及び放熱装置28を少なくとも有することで、コンピュータとしての基本的な動作を満足させることが可能である。この場合、筐体14の奥辺14Aに沿った中央にHDD24を配置し、端部すなわち側面14S側にODD26を配置すれば、ODD26への光ディスクの出し入れが容易になる。同様に、放熱装置28を端部に配置すれば、排気を効率的に筐体14の外部に排出できる。内部機器としての補助記憶装置としては、HDD24の他に、たとえばSolid State Drive(SSD)等を挙げることが可能である。内部機器としての放熱装置も、内部機器の一部として設けられていれば、放熱装置を筐体内に有する電子機器の薄型化を図ることが可能となる。
筐体14の外部に備えられる外部機器としては、バッテリ38やディスプレイ20がある。特に、バッテリ38は、HDD24やODD26と比較して、厚いことが多い。したがって、筐体14の奥辺14Aに沿って筐体14の外部に配置することで、側面が奥辺14Aから手前辺14Bに向かって漸減する楔形状を実現可能となる。
なお、電子機器としては、上記したノート型コンピュータに限定されず、たとえば、デスクトップ型のコンピュータや、ディスプレイ一体型のコンピュータ、携帯電話や電子辞書、携帯型音響・映像機器等を挙げることができる。
本明細書は、以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
筐体と、
前記筐体内に配置され基板本体部を備えた基板と、
前記筐体内において前記基板の平面視で前記基板と異なる位置に配置され前記基板よりも厚い複数の内部機器と、
前記基板本体部から前記複数の内部機器の間に延出された基板延出部と、
前記基板延出部に設けられ前記内部機器または前記筐体の外部の外部機器との接続用とされる基板側接続端子と、
前記内部機器に設けられ、前記基板側接続端子と接続される内部機器側接続端子と、
を有する電子機器。
(付記2)
前記複数の内部機器が前記平面視で前記筐体の一方の辺に沿って配置されている付記2に記載の電子機器。
(付記3)
前記基板本体部が、前記筐体の一方の辺に対し前記内部機器よりも離間した位置に配置されている付記2に記載の電子機器。
(付記4)
前記基板側接続端子と前記内部機器側接続端子とが前記基板の厚み方向に接近して互いに接続される付記1〜付記3のいずれか1つに記載の電子機器。
(付記5)
前記複数の内部機器の少なくとも一部が隣り合うように配置され、
前記隣りあう複数の内部機器の前記内部機器側接続端子が、前記内部機器の対向する辺において辺の長手方向で互いにずれた位置に設けられている付記1〜付記4のいずれか1つに記載の電子機器。
(付記6)
前記基板本体部に中央処理装置が設けられている付記1〜付記5のいずれか1つに記載の電子機器。
(付記7)
前記筐体の一方の辺に前記基板からの信号を受けて情報表示するディスプレイが取り付けられている付記2〜付記6のいずれか1つに記載の電子機器。
(付記8)
前記複数の内部機器の一部が、前記基板の厚み方向を軸方向とする回転軸を有している付記1〜付記7のいずれか1つに記載の電子機器。
(付記9)
前記複数の内部機器のうち前記回転軸を有する前記内部機器が、前記回転軸の周囲に記憶媒体を回転させる記憶装置である付記8に記載の電子機器。
(付記10)
複数の前記内部機器の一部が、前記筐体の内部から外部へ放熱するための放熱機器である付記1〜付記9のいずれか1つに記載の電子機器。
(付記11)
前記記憶装置として、ハードディスクドライブ及び光ディスクドライブを備え、
前記筐体の側面側に前記光ディスクドライブが配置されている付記9に記載の電子機器。
(付記12)
前記放熱機器が、前記筐体の側面側に配置されている付記10に記載の電子機器。
(付記13)
前記基板延出部が複数設けられている付記1〜付記11のいずれか1つに記載の電子機器。
(付記14)
前記複数の基板延出部の先端を連ねる基板連設部により枠状部が形成されている付記13に記載の電子機器。
(付記15)
複数の前記基板延出部に、複数の前記内部機器又は前記外部機器との接続用の配線パターンが分散して設けられている付記13に記載の電子機器。
(付記16)
前記外部機器が、少なくともバッテリを含み、
前記バッテリが前記筐体の一方の辺の外側に取り付けられている付記1〜付記14のいずれか1つに記載の電子機器。
12 ノート型コンピュータ
14 筐体
14A 奥辺(一方の辺)
14B 手前辺(他方の辺)
14M 右辺
14H 左辺
20 ディスプレイ(外部機器の一例)
22 基板
24 HDD(内部機器の一例)
26 ODD(内部機器の一例)
28 放熱装置(内部機器の一例)
30 基板本体部
32 基板延出部
32A 第1延出部
32B 第2延出部
34 基板連設部
38 バッテリ(外部機器の一例)
40 枠状部
42C、44C HDD用コネクタ
42P HDD用配線パターン
46C、48C ODD用コネクタ
46P ODD用配線パターン
68C バッテリ用コネクタ
68P バッテリ用配線パターン
70C ディスプレイ用コネクタ
70P ディスプレイ用配線パターン
76 中央処理装置

Claims (10)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に配置され基板本体部を備えた基板と、
    前記筐体内において前記基板の平面視で前記基板と異なる位置に配置され前記基板よりも厚い複数の内部機器と、
    前記基板本体部から前記複数の内部機器の間に延出された基板延出部と、
    前記基板延出部に設けられ前記内部機器または前記筐体の外部の外部機器との接続用とされる基板側接続端子と、
    前記内部機器に設けられ、前記基板側接続端子と接続される内部機器側接続端子と、
    を有する電子機器。
  2. 前記複数の内部機器が前記平面視で前記筐体の一方の辺に沿って配置されている請求項2に記載の電子機器。
  3. 前記基板本体部が、前記筐体の一方の辺に対し前記内部機器よりも離間した位置に配置されている請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記基板側接続端子と前記内部機器側接続端子とが前記基板の厚み方向に接近して互いに接続される請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の電子機器。
  5. 前記複数の内部機器の少なくとも一部が隣り合うように配置され、
    前記隣りあう複数の内部機器の前記内部機器側接続端子が、前記内部機器の対向する辺において辺の長手方向で互いにずれた位置に設けられている請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の電子機器。
  6. 前記基板本体部に中央処理装置が設けられている請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の電子機器。
  7. 前記筐体の一方の辺に基板からの信号を受けて情報表示するディスプレイが取り付けられている請求項2〜請求項6のいずれか1項に記載の電子機器。
  8. 複数の前記内部機器の少なくとも1つが、前記基板の厚み方向を軸方向とする回転軸を有している請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の電子機器。
  9. 前記複数の内部機器のうち前記回転軸を有する前記内部機器が、前記回転軸の周囲に記憶媒体を回転させる記憶装置である請求項8に記載の電子機器。
  10. 複数の前記内部機器の一部が、前記筐体の内部から外部へ放熱するための放熱機器である請求項1〜請求項9のいずれか1項に記載の電子機器。
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