JP2014026423A - 端末装置、端末装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

端末装置、端末装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】メッセージの送信相手に応じて差出人を示すプロフィール情報の設定内容を切り替える。
【解決手段】複数の利用者のそれぞれから送信されたメッセージを表示部で閲覧可能に提供する端末装置は、同一の利用者に対して、差出人情報1、差出人情報2に対応したプロフィール情報を設定するとともに、差出人情報1、2のそれぞれと関連付けて送信相手となる利用者を管理し、差出人情報に対応した複数の利用者の一部または全員に対し、差出人情報1または差出人情報2のうち、関連付けられた差出人情報を付してメッセージを送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、差出人情報を付してメッセージを閲覧させる技術に関する。
近年、インターネットを利用してメッセージの閲覧などができるサービスが普及している。このようなサービスにおいては、主題に関して複数の利用者の相互間による結び付きの度合いであるリンク強度に基づいてメッセージの送信先を選択する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2005−92579号公報
ところで、差出人情報を付してメッセージを送信する際に、差出人情報についてはプライバシー保護の観点からどう扱うかが問題となりやすい。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、メッセージを送信する際の差出人情報について問題になりにくくした技術を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明が採用する手段を説明する。なお、本発明の理解を容易にするために、以下では図面の参照符号を便宜的に括弧書で付記するが、本発明を図示の形態に限定する趣旨ではない。
本発明に係る端末装置(20)は、複数の利用者のそれぞれから送信されたメッセージを表示部(216)で閲覧可能に提供する端末装置(20)であって、同一の利用者に対して、異なる差出人情報に対応した複数のプロフィール情報を設定する設定部(232)と、前記異なる差出人情報のそれぞれと関連付けて送信相手となる複数の利用者を管理する管理部(233)と、前記差出人情報に対応した複数の利用者の一部または全部に対し、前記異なる差出人情報のうち、関連付けられた差出人情報を付してメッセージを送信する送信部(236)と、メッセージを前記表示部(216)に表示させる表示制御部(234)と、を備えることを特徴とする。
ここで、プロフィール情報とは、メッセージの差出人を特定する情報であり、例えば、差出人の名前等や人物像に関連する画像等である。したがって、異なる差出人情報とは、同じ利用者(差出人)に対応しているが、プロフィール情報が異なっていることをいう。また、複数の利用者の一部または全部とは、メッセージの送信対象者を、差出人情報に対応した複数の利用者のうち一部であっても良いし、複数の利用者の全員であっても良いという趣旨である。
本発明において、前記管理部(233)は、送信相手となる利用者をグループ毎に管理することが可能であり、一のグループには、前記異なる差出人情報のいずれか一の差出人情報を関連付け、前記送信部(236)は、当該一のグループを構成する利用者に対し、関連付けられた差出人情報を付する構成としても良い。
グループ毎に管理可能とする場合、前記表示制御部(234)は、前記管理部(233)で管理されている複数のグループのそれぞれを、差出人情報ごとに区分して前記表示部(216)に表示させても良い。
また、前記表示制御部(234)は、前記管理部(233)で管理されている複数の他利用者のそれぞれを、差出人情報ごとに区分して前記表示部(216)に表示させても良い。このとき、前記表示制御部(234)は、差出人情報ごとに区分して表示させた他の利用者を、一の差出人情報から他の差出人情報に移動可能に表示し、前記管理部(233)は、前記表示制御部(234)によって他の利用者が差出人情報から他の差出人情報に移動されたときに、当該他の利用者に関連付けられた差出人情報を当該他の差出人情報に変更するようにしても良い。
本発明において、外部サービスを提供する外部サービスサーバ(30、40)と連携する連携部(240)を備え、前記設定部(232)により設定された利用者が前記外部サービスの利用者である場合、前記連携部(240)は、当該利用者における外部サービスのプロフィール情報を取得し、前記設定部(232)は、当該利用者の差出人情報を、前記連携部(240)により取得されたプロフィール情報を反映させた差出人情報に設定する構成としても良い。
ここで、前記メッセージの閲覧は、予め定められた手続きを経た利用者同士で可能であり、前記連携部(240)は、前記外部サービスサーバに対し、前記外部サービスの別の利用者を前記メッセージの閲覧に招待させることを指示しても良い。
なお、招待とは、当該メッセージの閲覧に参加することを促すことをいう。
また、本発明において、前記利用者の連絡先を一意に特定する連絡先情報が予め登録された登録部(TB24)にアクセス可能な判断部(242)を備え、前記判断部(242)は、他の利用者の連絡先情報が取得されたときに、当該取得した連絡先情報が前記登録部(TB24)に登録されているか否かを判断し、前記管理部(233)は、取得された他の利用者の連絡先情報が前記登録部(TB24)に登録されていると判断された場合に、前記異なる差出人情報のうちいずれかを、予め選択的に設定または固定的に当該他の利用者に関連付ける構成としても良い。
本発明は、端末装置(20)のみならず、端末装置(20)の制御方法や、コンピュータを端末装置(20)として機能させるプログラムでも概念することができる。
また、上記プログラムは記録媒体に記憶させても良い。この記録媒体を用いれば、例えば上記コンピュータに上記プログラムをインストールすることができる。ここで、上記プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であっても良い。
第1実施形態に係る端末装置の動作概要を示す図である。 同端末装置を含むシステムの構成を示す図である。 同システムにおける管理サーバの構成を示すブロック図である。 同システムにおける端末装置の構成を示すブロック図である。 同システムにおける機能ブロック図である。 同端末装置におけるプロフィール登録テーブルの一例を示す図である。 同端末装置におけるプロフィール登録画面の一例を示す図である。 同端末装置における送信相手管理テーブルの一例を示す図である。 同端末装置の動作を示すフローチャートである。 同端末装置における相手一覧画面の一例を示す図である。 同端末装置における相手一覧画面の一例を示す図である。 同端末装置における相手一覧画面の一例を示す図である。 同端末装置における相手一覧画面に対する操作の一例を示す図である。 同端末装置の相手一覧画面に対する操作後の画面例を示す図である。 同端末装置における送信相手管理テーブルの書き替え例を示す図である。 同端末装置における相手一覧画面の一例を示す図である。 同端末装置におけるメッセージ入力・表示画面の一例を示す図である。 同端末装置におけるメッセージ入力・表示画面の一部を示す図である。 第2実施形態に係る端末装置を含んだシステムの構成を示す図である。 同システムにおける機能ブロック図である。 同端末装置におけるプロフィール登録画面の一例を示す図である。 同端末装置におけるプロフィール登録画面の一例を示す図である。 招待画面の一例を示す図である。 第3実施形態に係る端末装置を含んだシステムの構成を示す図である。
<実施形態の概要>
近年、携帯電話機のような端末装置を用いて、ネットワークを介し2人以上からなるグループのメンバー同士でチャットする技術が広まりつつある。このようなチャットでは、ある端末装置においてチャットの相手となるグループが選択されると、メッセージが管理サーバおよびネットワークを経由して、当該グループを構成するメンバーの端末装置にそれぞれ送信される一方、端末装置では、選択されたグループに関連付けられたメッセージを受信すると、自己の端末装置で送信したメッセージとともに時系列の順で表示される。これにより、メンバー同士において1つのタイムラインを共有した擬似的なチャットが行われることになる。
このようなチャットは、実社会において面識のある知人同士の利用を中心に広く普及しており、このチャットにおいて、メッセージの送信者を表示するプロフィール情報の設定として、仲間内で特定しやすいように、例えば名前には実名が、プロフィール画像には本人の写真画像が、それぞれ用いられる場合が多い。
ところで、第三者によって運営されている電子掲示板を介してユーザIDを交換するなどの手法によって、面識がある知人同士に限られず、面識がなく単にネットワーク上の関係のみを有する者(ネット知人)同士でも、上記チャットが利用されつつある。このため、上記チャットにおいては、面識の有無にかかわらずコミュニケーションが楽しめるようになっている。
しかしながら、ネット知人とチャットする場合に、プロフィール情報に実名を設定してしまうと、実名が知られてしまうという不都合が生じる。一方で、プロフィール情報に実名ではなく、ハンドルネームを設定してしまうと、面識のある知人からすれば、本人を特定し難くなる。
そこで、本実施形態に係る端末装置では、次のようにチャットの相手のようにメッセージの送信相手に応じてプロフィール情報の設定内容を切り替える構成とした。
図1は、その概要を説明するための図である。
この図の(a)に示されるように、端末装置では、利用者Aについてのプロフィール情報がここでは差出人情報1と差出人情報2とで2種類設定される。差出人情報1は、知人である利用者Bとチャットする場合に用いられ、差出人情報2は、ネット知人である利用者Cとチャットする場合に用いられる。
本実施形態では、プロフィール情報としては、名前を規定する利用者名前情報と、プロフィール画像として用いる利用者画像情報とが含まれる。このとき、差出人情報1のプロフィール情報にあっては、利用者名前情報として利用者Aの実名が用いられ、利用者画像情報として利用者Aの実際の人物像を示す画像が用いられている。一方、差出人情報2のプロフィール情報にあっては、利用者名前情報として利用者Aのハンドルネームやニックネームなどの仮名が用いられ、利用者画像情報として利用者Aの外観のみを示す塗り潰し像が用いられている。
なお、差出人情報2の利用者画像情報としては、予め用意されたデフォルト画像であっても良いし、利用者Aの人物像を抽象化したデフォルメ画像であって良いし、差出人情報1の利用者画像情報を、利用者Aの人物像を特定できない程度に画像処理したものでも良い。
次に、図1の(b)に示されるように、利用者Aが端末装置においてチャット相手として知人である利用者Bを選択してメッセージを送信した場合、当該メッセージが管理サーバに送信される。このとき、当該メッセージには、利用者Aの差出人情報1と、相手が利用者Bであることを示す情報と、が添付される。管理サーバ10は、当該メッセージを差出人情報1とともに、利用者Bの端末装置に転送する。これにより、利用者Bの端末装置では、当該メッセージとともに差出人情報1が表示されるので、利用者Bは、送信者が利用者A本人であることを特定した上で、当該利用者Aのメッセージを閲覧することができる。
一方、利用者Aが端末装置においてチャット相手としてネット知人の利用者Cを選択してメッセージを送信した場合、当該メッセージは、利用者Aの差出人情報2と、相手が利用者Cであることを示す情報とが添付されて管理サーバ10に送信され、管理サーバは、当該メッセージを差出人情報2とともに、利用者Cの端末装置に転送し、利用者Cの端末装置では、当該メッセージとともに差出人情報2が表示される。これにより、利用者Cが、メッセージの送信者である利用者Aの実名や人物像を特定し難くさせることができる。
次に、実施形態の詳細について図面を参照して説明する。
<全体構成>
図2は、本発明の第1実施形態に係る端末装置を含むシステムの全体的な構成を示すブロック図である。
この図に示されるように、システム1では、複数の端末装置20−1、20−2、20−3、…が、移動通信網Nb、ゲートウェイ15およびインターネットNaを介して管理サーバ10に接続された構成となっている。なお、以降において、端末装置20−1、20−2、20−3、…については、端末装置を特定せずに一般的に説明するので、符号における「−(ハイフン)」以下を省略して単に「20」とする。
管理サーバ10は、チャットを提供するにあたって、ある利用者の端末装置20から送信されたメッセージを、相手先となる利用者の端末装置に転送する機能のほか、チャットの利用者やグループを管理する機能を有するものである。
なお、本実施形態において、チャットとしては、ある端末装置20を基準としてみたときに、当該端末装置20の利用者本人と他の1名以上の利用者とで構成されるメンバー同士のチャット、いわゆるグループチャットを想定している。このため、1グループは、当該端末装置20の利用者本人を含めて2名以上で構成される。
図3は、管理サーバ10のハードウェア的な構成を示すブロック図である。この図に示されるように、管理サーバ10は、装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit)101と、CPU101の主記憶として機能するRAM(Random Access Memory)102と、ブートプログラムなどを記憶したROM(Read Only Memory)103と、ネットワークを介して通信するためのインターフェース(I/F)105と、時間情報を出力するRTC(Real Time Clock)106と、各種のプログラムやデータを記憶するストレージユニット108と、を含む。ストレージユニット108では、CPU101によって管理されるデータベース118が構築される。なお、データベース118では、後述するように利用者やグループの情報を登録するテーブルが管理される。
また、管理サーバ10は、図2においては1台で構築されているが、2台以上に分散させるとともに外部からみたときに仮想的に1台であるかのようにみえる構成としても良い。一方で、管理サーバ10の一部の機能を他のサービスを提供しているサーバで構築しても良い。また、管理サーバ10が中継サーバを介して端末装置20と接続するように構成しても良い。
端末装置20は、例えば利用者が操作する携帯電話機である。この端末装置20は、表示パネル210に重ねられたタッチパネル220を有し、利用者が表示パネル210に表示された画面に対してタッチ操作等することで、必要な情報の入力や各種の指示が与えられる構成となっている。
図4は、端末装置20のハードウェア構成を示すブロック図である。この図に示されるように、端末装置20は、CPU201と、メモリ202と、I/F204と、RTC206と、ストレージユニット208と、表示パネル210と、タッチパネル220と、を含む。
このうち、CPU201は端末装置20の全体を制御し、メモリ202は基本プログラムや、チャットを実行するためのアプリケーションプログラムなどを不揮発性に記憶する。このアプリケーションプログラムは、メッセージを作成して管理サーバ10に送信したり、管理サーバ10から受信したメッセージをタイムライン表示したりするものであって、特定のサイトからダウンロードされて、端末装置20にインストールされたものである。
I/F204は、移動通信網Nbや無線LAN網など介して管理サーバ10と通信する。RTC206は、現在時刻の時間情報を出力する。ストレージユニット208では、CPU201によって管理されるデータベース218が構築される。なお、データベース218によって管理される各種のテーブル等の詳細については後述する。
表示パネル210は、例えば液晶表示装置や有機EL(Electro Luminescence)装置などのフラットディスプレイである。タッチパネル220は、詳細な説明については省略するが、表示パネル210によって表示された画面に対する操作位置(二次元座標値)を検出してCPU201に供給する。CPU201は、当該検出情報に基づいてタッチ位置の移動方向や、移動速度、タッチ操作など、タッチパネル220への操作内容を特定する。
ここで、特定可能なタッチ操作の種類には、例えばタップ、フリック、ドラッグ、ピンチ等が含まれる。このうち、タップとは、表示画面を指で軽く叩く操作である。フリックとは、画面に表示された対象物を指で軽く払う操作である。ドラッグとは、画面に表示された対象物を指で接触させた状態で移動させる操作である。ピンチとは、表示画面に二本の指を接触させた状態で広げたり狭めたりする操作である。
なお、端末装置20は、移動通信網Nbに限られず、無線LAN(Local Area Network)に接続される構成であっても良い。無線LANに接続される場合、端末装置20は、無線基地局(アクセスポイント)およびインターネットNbを経由して、上記管理サーバ10に接続される。
端末装置20は、携帯電話機に限られず、タブレット型コンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)などでも良い。
管理サーバ10においては、所定のプログラムを実行することによって、また、端末装置20においては、予めインストールされた上記アプリケーションプログラムを実行することによって、それぞれ次のような機能ブロックが構築される。
図5は、管理サーバ10および当該端末装置20で構築される機能ブロックを示す図である。
この図に示されるように、端末装置20の側では、操作検出部231、設定部232、管理部233、表示制御部234および送信部236のほか、データベース218においてメッセージ登録テーブル235、プロフィール登録テーブルTB21、送信相手管理テーブルTB22および利用者情報登録テーブルTB23が構築される。また、表示パネル210の表示領域には、相手一覧表示部212、メッセージ入力部214およびメッセージ表示部216が設けられる。
操作検出部231は、タッチパネル220の検出信号に基づいて操作内容を示す操作情報を表示制御部234に供給するほか、メッセージ入力部214にメッセージ本文が入力されて所定の操作がなされたとき、当該メッセージに各種情報を添付して送信部236に供給する。なお、各種情報には、選択されているグループを識別するグループIDおよび送信者の利用者IDが含まれる。
設定部232は、プロフィール登録テーブルTB21に対して差出人情報毎にプロフィールを設定等するものであり、管理部233は、当該端末装置20とチャット相手となるグループについての情報が登録された送信相手管理テーブルTB22や、利用者のプロフィール画像等が登録された利用者情報登録テーブルTB23を管理等するものである。
なお、これらのテーブルの詳細については後述する。
表示制御部234は、操作検出部231から供給された操作情報が反映されるように表示パネル210の表示内容を制御する。また、表示制御部234は、相手一覧表示部212に送信相手を一覧表示させたり、メッセージ表示部216に管理サーバ10から転送されたメッセージをメッセージ登録テーブル235に格納させた後、読み出して送信日時の順にタイムライン表示させたりする。メッセージ登録テーブル235は、自他の利用者によるメッセージを、後述するようにグループ(グループID)毎に対応付けて格納するものである。送信部236は、操作検出部231から供給されたメッセージを添付された各種情報とともに管理サーバ10に送信する。
一方、管理サーバ10の側では、受付部121、転送先特定部123、転送部125のほか、データベース118において利用者/グループ登録テーブルTB11が構築される。受付部121は、端末装置20から各種情報が添付されたメッセージを受け付ける。
利用者/グループ登録テーブルTB11は、特に詳細については図示しないが、本サービスであるチャットに参加可能な利用者やグループに関する情報が登録されている。換言すれば、このチャットは、メールアドレスやパスワードの登録など所定の手続きを経て、利用者/グループ登録テーブルTB11に登録されないと、できない構成となっている。
なお、利用者/グループ登録テーブルTB11では、利用者にあっては、当該利用者の名前情報や、当該利用者を一意に識別する利用者ID、当該利用者の端末装置にアクセスするための情報などが登録され、また、グループにあっては、当該グループの名称情報や、当該グループを一意に識別するグループID、当該グループを構成するメンバーの利用者IDなどが登録されている。
ここで、端末装置20における送信相手管理テーブルTB22では、当該端末装置20とチャット相手となるグループについての情報が登録されたものであるのに対し、管理サーバ10における利用者/グループ登録テーブルTB11では、利用者全員とすべてのグループとについて情報が登録されたものである点について相違している。
転送先特定部123は、受け付けられたメッセージに添付された各種情報に含まれるグループIDおよび利用者IDから、当該グループIDで特定されるグループのメンバーのうち、利用者IDを除いたメンバー(利用者)の端末装置にアクセスするための情報を、利用者/グループ登録テーブルTB11を参照して取得する。これにより、受け付けられたメッセージの転送先が特定されることになる。
転送部125は、受付部121で受け付けられたメッセージを、転送先が特定された端末装置20に転送する。
なお、図5においては、説明の便宜上、ある1つ(1人の利用者)の端末装置20に着目して、当該端末装置20と管理サーバ10との情報やメッセージなどの授受について図示しているに過ぎない。管理サーバ10は、実際には、メッセージを複数の端末装置20から受け付け、逆に、メッセージを複数の端末装置20に転送する。図において、受付部121に向かう多数の矢印は、着目した端末装置20を除いた他の端末装置からもメッセージを受け付けることを示し、転送部125から向かう多数の矢印は、当該端末装置20以外の端末装置にもメッセージが送信されることを示している。
また、図2におけるインターネットNaや、ゲートウェイ15、移動通信網Nb、また、図3におけるI/F105、図4におけるI/F204などについては、情報やメッセージ等の伝送経路に過ぎないので、図5において図示を省略している。
次に、プロフィール登録テーブルTB21、送信相手管理テーブルTB22および利用者情報登録テーブルTB23について説明する。
<プロフィール登録テーブル>
まず、プロフィール登録テーブルTB21について説明する。このプロフィール登録テーブルTB21は、メッセージの差出人を識別するためのプロフィール情報を登録したテーブルである。
図6は、プロフィール登録テーブルTB21の一例を示す図である。
この図に示されるように、プロフィール登録テーブルTB21では、端末装置20の利用者についてのプロフィール情報が差出人情報1と差出人情報2とで設定される。なお、この例では、図1(a)と比較して、プロフィール情報として、利用者名前情報および利用者画像に加えて、検索IDおよび電話番号が追加されている。
なお、検索IDは、利用者を差出人情報別で識別するための情報であり、例えば利用者が他の利用者と重複しない限り、任意に設定可能である。この検索IDは、他の利用者が検索機能を実行するときに利用される。電話番号は、プロフィール情報として必須のものではないが、当該利用者を識別するための情報の1つとして用いられる場合がある。
図7は、利用者に対してプロフィール情報を登録や編集させるためのプロフィール登録画面の一例を示す図である。このプロフィール登録画面は、利用者が端末装置20に対し後述する相手一覧画面において所定の操作をすることによって表示される。
この図に示されるようにプロフィール登録画面では、電話番号を入力するための入力フィールド271が表示される。また、差出人情報1および差出人情報2のそれぞれに対応して、利用者名前情報を入力するための入力フィールド272と、検索IDを入力するための入力フィールド273とが表示される。ここで、入力フィールド271、272、273は、初期状態では空欄であるが、プロフィール登録テーブルTB21にすでに情報が登録されていれば、その登録された内容が反映されて表示される。なお、入力フィールド271、272、273への入力や修正等については、例えば別途表示されるソフトウェアキーボードを介して実行される。
また、プロフィール登録画面では、差出人情報1および差出人情報2のそれぞれに対応して、利用者画像を選択等させる選択フィールド274が表示される。選択フィールド274は、初期状態では空欄であるが、プロフィール登録テーブルTB21にすでに情報が登録されていれば、その登録された内容が反映されて表示される。
この選択フィールド274の表示部分がタッチ等されると、特に図示しないが、利用者画像を登録するための画面が別途表示されて、例えば利用者画像情報として用いるファイルの入力や、指定、選択等するように利用者に促される。もちろん、選択等された利用者画像情報に対し、適用する画像処理を選択等するようにしても良い。このようにして利用者画像情報が選択等されると、選択フィールド274には、選択等された利用者画像が確認のために表示される。
プロフィール登録画面では、ボタン275、276が表示される。このうち、ボタン275は、現時点においてプロフィール登録画面に入力された情報をプロフィール登録テーブルTB21に反映させて、相手一覧画面に戻ることを指定するソフトウェアボタンである。このため、図の例において、ボタン275の表示部分がタッチ等されると、操作検出部231がプロフィール登録画面に入力された情報を設定部232に供給し、設定部232が当該情報をプロフィール登録テーブルTB21に設定する一方、表示制御部234が相手一覧画面の表示に戻すことになる。
なお、ボタン276は、現時点における差出人情報を追加する旨を指示するソフトウェアボタンである。このため、図の例において、ボタン276の表示部分がタッチ等されると、差出人情報1および差出人情報2に対し、さらに差出人情報3に対応した空欄の入力フィールド272、273および選択フィールド274が追加表示されて、これらの情報の登録が利用者に促されることになる。
ただし、説明が複雑化するのを避けるために、本実施形態では、プロフィール登録テーブルTB21について差出人情報1および差出人情報2の2種類が登録されているものとして説明する。
<送信相手管理テーブル>
続いて、送信相手管理テーブルTB22について説明する。この送信相手管理テーブルTB22は、チャット相手をグループ単位で、端末装置20の側で管理するためのテーブルである。
図8は、送信相手管理テーブルTB22の一例を示す図である。
この図に示されるように、送信相手管理テーブルTB22では、当該端末装置20とチャット可能なグループを識別するグループID毎に、名称情報と、適用差出人情報と、グループを構成するメンバーの利用者IDとが関連付けられて登録される。
名称情報には、グループを構成するメンバーが端末装置20の利用者である本人を含んで3名以上であれば、グループの名称が登録され、メンバーが本人を含んで2名であれば相手利用者の名前が登録される。ただし、2名である場合に相手利用者の名前を事後的にグループの名称に変更しても良いのはもちろんである。また、2名である場合にメンバーが追加されて3名以上となるとき、入力されたグループの名称に登録内容が変更される。
適用差出人情報は、そのグループのメンバーに対して適用する差出人情報を規定する情報であり、具体的には“1”であれば差出人情報1を用い、“2”であれば差出人情報2を用いることを規定している。
この図の例においては1つのグループを構成するメンバー数の最大値が「5」である場合を示しており、メンバーとして例えばAからEまでの5名の利用者IDが登録可能である。なお、メンバーAからは、グループを開設した者から参加の順に登録される。
また、送信相手管理テーブルTB22は、端末装置20からみたときのグループメンバーを管理するものであるから、各グループのメンバーには当該端末装置20の利用者本人が必ず含まれる。図の例では、利用者IDが「xx31」である者が当該端末装置20の利用者本人である。
なお、図の例において、<null>は、未設定の空き状態であることを示している。
図8の例において、グループIDが「ax17」であるグループは、利用者IDが「xx31」である利用者本人と、利用者IDが「xx23」であって名前が「ケースケ」という相手利用者との2名で構成され、当該利用者本人が当該相手利用者とチャットする際には、当該利用者本人の差出人情報として差出人情報2を用いることが規定されている。
また、グループIDが「ay22」であるグループは、名称が「しぶや会」であって、利用者IDが「xx31」(利用者本人)、「xx33」、「xx34」、「xx39」である4名のメンバーによって構成されて、当該グループのメンバーとチャットする際には、当該利用者本人の差出人情報として差出人情報1を用いることが規定されている。
本実施形態では、一のグループには、いずれか一つの差出人情報を共通に関連付けるようにしているので、一つのグループに異なる差出人情報を用いてチャットすること、すなわち電子掲示板で行われるような同一人物で異なるアカウントを用いて書き込むことを防止することができる。換言すれば、いずれかの差出人情報でチャットに参加しているグループに対して、参加している差出人情報以外の差出人情報での参加を禁止することができる。
また、ここでは説明の便宜のために、グループを構成するメンバー数の最大値を「5」としているが、これに限定する趣旨ではなく、2名以上であれば、4人以下でも、6人以上でも、あるいは人数に上限を設けなくても良い点については、いうまでもない。
<利用者情報登録テーブル>
利用者情報登録テーブルTB23については、特に図示しないが、利用者ID毎に、名前情報やプロフィール画像情報を必須として登録するほか、年齢、性別、生年月日、メールアドレス、住所などを任意に登録したものである。本実施形態では、利用者情報登録テーブルTB23と送信相手管理テーブルTB22とを利用者IDで紐付けて別々のテーブルとしているが、一つのテーブルとしても良いのはもちろんである。
<システムの動作>
次に、システム1の動作について説明する。
図9は、端末装置20で上記アプリケーションプログラムによるチャットの動作を示すフローチャートである。
まず、端末装置20において、チャットをするために利用者本人が所定の操作をしたとき、例えば当該チャットに対応したアイコンなどをメインメニュー画面(図示省略)においてタップ操作したとき、操作検出部231は、設定部232および管理部233のそれぞれに対して次のように指示する。詳細には、操作検出部231は、設定部232に対して当該端末装置20の利用者名前情報の取得を指示する一方、管理部233に対して当該端末装置20とチャットが可能なグループの情報の取得を指示する。
設定部232は、プロフィール登録テーブルTB21にアクセスして、端末装置20の利用者について登録された利用者名前情報を差出人情報1および差出人情報2のそれぞれについて読み出す。
管理部233は、チャット可能なグループについて、送信相手管理テーブルTB22にアクセスして、名称情報および構成メンバーの利用者IDを適用差出人情報とともに取得する。
設定部232および管理部233のそれぞれは、取得した情報を操作検出部231に供給し、操作検出部231が表示制御部234に転送する。表示制御部234は、転送された情報に基づいて、チャットが可能な相手一覧画面を作成して、表示パネル210に表示させる。これにより、表示パネル210においては、相手一覧画面が表示される(ステップSa11)。
図10および図11は、相手一覧画面の一例を示す図である。これらの図で示されるように、表示パネル210の表示領域に設けられた相手一覧表示部212において、端末装置20とチャット可能な相手名称が一覧表示される。ここでいう名称は、グループを構成するメンバーが利用者本人を含んで3名以上であればグループの名称であり、2名であって事後的に変更されていなければ、相手利用者の名前である。
また、相手一覧画面は、仮想上1つの画面であるが、相手一覧表示部212に割り当てられる表示領域の制約上、図10および図11では当該1つの画面を左右に分割して表示されている。この分割画面のうち、左半分が図10に示され、右半分が図11に示されている。
このような相手一覧画面を、表示制御部234は次のように作成する。すなわち、表示制御部234は、送信相手管理テーブルTB22から読み出された名称情報のうち、適用差出人情報が“1”であるものを相手一覧画面の左半分に一覧表示させ、適用差出人情報が“2”であるものを相手一覧画面の右半分に一覧表示させる。
このとき、表示制御部234は、相手一覧画面の左半分のタブ部分に、プロフィール登録テーブルTB21から読み出された差出人情報1の利用者名前を、すなわち当該端末装置20の利用者の実名を表示させて、当該左半分で一覧表示させた相手先が差出人情報1に対応していることを知らせている。
同様に、表示制御部234は、相手一覧画面の右半分のタブ部分に、プロフィール登録テーブルTB21から読み出された差出人情報2の利用者名前を、すなわち当該端末装置20の利用者のハンドルネームを表示させて、当該右半分で一覧表示させた相手先が差出人情報2に対応していることを知らせている。
また、表示制御部234は、相手一覧画面において相手利用者の名前の表示部分近傍に、当該相手利用者に対応付けられているプロフィール画像を表示させ、グループの名称表示部分近傍に、それが利用者本人を含んで3名以上のグループ(利用者本人以外に複数人のメンバーにメッセージが送信されるグループ)であることを示すとともにメンバー確認用のボタン255を表示させる。
このように、相手一覧表示部212では、チャットが可能な相手利用者、または、利用者本人を含む3名以上のグループが、差出人情報1および差出人情報2のそれぞれに区分されて表示される。なお、この例では、チャットが可能な相手利用者と3名以上のグループとを混在させて一覧表示させているが、相手利用者と3名以上のグループとで区別して一覧表示させても良い。
このような一覧表示において、チャット相手の選択は、例えば相手利用者の名前またはグループの名称の表示部分を利用者がタッチすることによって行われる。
なお、図10に示した相手一覧画面の左半分における右側には、図11に示した相手一覧画面の右半分の一部が表示されて、当該一部領域へのタップや、左方向に払うフリックなどの操作によって、図10に示した画面から図11に示した画面に移動するようになっている。反対に、図11に示した相手一覧画面の右半分における左側には、図10に示した相手一覧画面の左半分の一部が表示されて、当該一部領域へのタップや、右方向に払うフリックなどの操作によって、図11に示した画面から図10に示した画面に移動するようになっている。
また、チャット可能な相手名称が多数であって一度に表示しきれない場合、フリックなどの操作によって相手一覧画面が上下にスクロール表示される。
表示制御部234は、相手一覧表示部212の下方に、ボタン249、251、253を、図10および図11において共通に表示させる。このうち、ボタン249は、上述したプロフィール登録画面に移行することを指示するソフトウェアボタンである。ボタン251は、チャットする相手を編集(新規登録、削除など)することを指示するソフトウェアボタンであり、ボタン253は、このアプリケーションプログラムの終了を指示するソフトウェアボタンである。
このような相手一覧画面において、操作検出部231は、タッチパネル220に対して適切な操作がなされたのか否かを判別する(ステップSa12)。ここで、適切な操作とは、予め想定された範囲内での操作、例えばボタンの表示部分や、名前名称の表示部分などに対する操作や、上述したフリックなど操作である。
操作がなければ、または、操作があっても想定されていない無効な操作であれば(ステップSa12の判別結果が「No」であれば)、処理手順がステップSa11に戻る。このため、何らかの適切な操作があるまで、相手一覧画面の表示が継続することになる。
適切な操作がなされたとき(ステップSa12の判別結果が「Yes」になったとき)、操作検出部231は、まず、当該操作がボタン253の表示部分への操作であったか否かを判別する(ステップSa13)。
終了の指示であれば(ステップSa13の判別結果が「Yes」であれば)、操作検出部231は、その旨を表示制御部234に通知し、アプリケーションプログラムを終了させる。
終了の指示でなければ(ステップSa13の判別結果が「No」であれば)、操作検出部231は、次に、当該操作がチャット相手の選択、つまり、相手利用者の名前やグループの名称の表示部分へのタッチ等の操作であったか否かを判別する(ステップSa21)。
当該操作がチャット相手を選択する操作でなければ(ステップSa21の判別結果が「No」であれば)、当該操作に応じた処理が実行される(ステップSa27)。
このような処理の例としては、本実施形態では次のようなものが挙げられる。すなわち、ボタン249、251、255への操作、プロフィール画像への操作、相手利用者の名前またはグループの名称の表示部分のドラッグ(移動)、および、相手先一覧画面のフリック等である。
これらの操作のうち、ボタン249への操作である場合、上述したプロフィール登録画面を表示させる。また、ボタン251への操作である場合、特に図示しないが、表示制御部234は、チャット相手の編集画面を別途表示させて、利用者によってグループの新規登録や、名称の変更、メンバーの追加や削除が指示されることになる。なお、チャット相手が編集された場合に、その編集内容が利用者本人の端末装置20における送信相手管理テーブルTB22に反映されるほか、管理サーバ10に送信されて、利用者/グループ登録テーブルTB11に反映されるとともに、当該管理サーバを経由して他のメンバーの端末装置20に転送されるとともに送信相手管理テーブルTB22にも反映される。
ボタン255への操作である場合、操作検出部231は、管理部233に対して当該ボタン255に対応するグループの構成メンバーについて情報の取得を指示する。管理部233は、第1に、送信相手管理テーブルTB22にアクセスして当該グループのメンバーの利用者IDを取得し、第2に、利用者情報登録テーブルTB23にアクセスして当該利用者IDに対応する名前情報およびプロフィール画像を取得する。管理部233は、取得した情報を操作検出部231に供給し、操作検出部231が表示制御部234に転送する。表示制御部234は、転送された情報を基に、ボタン255に対応するグループの構成メンバーを確認させる画面を作成して表示させる。
図12は、グループの構成メンバーの一覧画面の一例である。なお、図12は、図8に示した送信相手管理テーブルTB22においてグループIDが「ay22」であって名称が「しぶや会」のグループに対応するボタン255が操作されたときに、当該グループを構成する4名のメンバー、すなわち利用者IDが「xx31」、「xx33」、「xx34」、「xx39」であるメンバーの名前とプロフィール画像とを表示させた例である。
一方、相手一覧画面においてプロフィール画像への操作は、その利用者について、名前およびプロフィール画像以外の詳細情報を表示する指示である。このため、プロフィール画像への操作である場合、操作検出部231は、管理部233に対して当該プロフィール画像に対応する利用者についての詳細情報の取得を指示する。この指示を受けて、管理部233は、利用者情報登録テーブルTB23にアクセスして当該利用者に対応する詳細情報を取得する。当該詳細情報は、管理部233、操作検出部231を経由して表示制御部234に供給されて、当該表示制御部234が、当該詳細情報を当該プロフィール画像の近傍に表示させる(図示省略)。
なお、本実施形態において、詳細情報の表示については、相手一覧表示部212のうち、差出人情報1に対応した左半分と、差出人情報2に対応した右半分とで異なるパスワードロックを掛けることが可能である。例えば、差出人情報2に対応したパスワードロックが掛けられている場合には、図10に示した相手一覧画面の左半分の右側に表示されていた右半分の一部が表示されなくなる。ここで、右方向に払うフリックの操作をすれば、パスワード入力画面が表示され、パスワード入力後に図11に示した相手一覧画面の右半分が表示される。また、差出人情報1と差出人情報2のそれぞれに対応したパスワードロックが掛けられている場合は、アプリケーションプログラムを起動するとパスワード入力画面が表示され、入力したパスワードに対応した相手一覧画面が表示される。
このようにパスワードが掛けられた場合に、当該パスワードが入力されないために表示が隠されたとき、第三者は、表示が隠された相手について、送信相手管理テーブルTB22や利用者情報登録テーブルTB23に登録されているのか否かを含めて判別できないようになっている。
相手利用者の名前またはグループの名称の表示部分を相手一覧表示部212における左半分/右半分の一方から他方へのドラッグさせる操作は、そのグループに適用する差出人情報を変更する操作である。このため、名前または名称表示部分がチャット相手の選択と区別するために長押しされた後に、図13に示されるようにドラッグによって移動させる操作がなされた場合、操作検出部231は、その操作状況を示す情報を表示制御部234に供給する。表示制御部234は、名前または名称表示部分が当該情報にしたがって、同図に示されるように移動するように表示させる。
一方、操作検出部231は、移動操作されたグループのグループIDとともに、移動先を示す情報を管理部233に供給する。管理部233は、送信相手管理テーブルTB22にアクセスして、当該グループIDに対応する適用差出人情報を、移動先に対応する情報に書き替える。
例えば、図13に示されるように「いとう ゆうこ」の名前の表示部分を相手一覧画面における左半分から右半分に移動させるような操作がなされたとき、「いとうゆうこ」と利用者本人とをメンバーとするグループのグループID「ay27」とともに、移動先が右半分であることを示す情報が管理部233に供給される。これにより管理部233は、図15に示されるように、送信相手管理テーブルTB22において、当該グループに対する適用差出人情報を“1”から“2”に書き替える。
ここで、差出人情報が変更可能な相手については、一部に制限しても良い。このとき、変更可能なチャット相手については、例えば図16に示されるように、ボタン241を表示させて、変更できないチャット相手と区別できるようにしても良い。なお、反対に変更できないチャット相手については、ボタン243を表示させて、変更可能なチャット相手と区別できるようにしても良い。
なお、利用者本人(この例では「高橋 雄二郎」)の端末装置において、チャット相手のグループに適用する差出人情報を変更可能とする場合、変更可能とするチャット相手の端末装置において、例えば図13、図14および図16では「いとう ゆうこ」の端末装置において当該利用者(「高橋 雄二郎」)の差出人情報の変更を許可する旨(例えば図16に示されるようなボタン241)を表示させても良いし、その許可の旨を通知しても良い。
さて、相手先一覧画面のフリック等については上述した通りである。
ステップSa27の後、処理手順がステップSa11における相手一覧画面の表示に戻る。
ところで相手先一覧画面においてなされた操作がチャット相手を選択する操作であれば(ステップSa21の判別結果が「Yes」であれば)、操作検出部231は表示制御部234に対しその旨を通知し、この通知を受けて表示制御部234は、管理サーバ10からメッセージを受信する受信処理を実行する(ステップSa22)。
なお、チャット相手が選択されたときに、当該チャット相手に対する適用差出人情報について、自己のプロフィール情報がプロフィール登録テーブルTB21に設定されていることを受信処理の前提としても良い。設定されてなければ、プロフィール登録画面への移行を利用者に促して、例えばボタン249を操作するように促して、当該差出人情報の登録後に受信処理を実行すれば良い。
ここで、受信処理とは、選択されたチャット相手のグループを構成するメンバーの端末装置20から送信されたメッセージを、それぞれ表示制御部234が管理サーバ10を経由して受信する処理である。
表示制御部234は、受信したメッセージを、選択されたグループに対応付けてメッセージ登録テーブル235に格納する。
ここで、管理サーバ10を経由して受信したメッセージには、メッセージ本体である文字情報のほかに、付帯情報としてグループIDと、送信者の利用者IDと、送信者の名前情報と、送信日時情報と、プロフィール画像情報とが添付されている。
後述するように利用者本人がチャット相手を選択してメッセージを送信したときも、自己のメッセージが、付帯情報とともに、選択されたグループに対応付けてメッセージ登録テーブル235に格納される。このため、メッセージ登録テーブル235では、自他の利用者によるメッセージが、グループ毎に対応付けられて逐一格納されるので、一種のメッセージ履歴が形成されることになる。
なお、表示制御部234は、メッセージ登録テーブル235に格納されたメッセージのうち、現在日時よりも一定期間以上古いメッセージ等については、順次削除するように管理しても良い。
受信処理後、表示制御部234は、表示パネル210の表示領域に対しメッセージ入力・表示画面を表示させる(ステップSa23)。
図17は、メッセージ入力・表示画面の一例を示す図であり、メッセージ表示部216が含まれる。表示制御部234は、選択されたチャット相手のグループに対応付けられたメッセージを付帯情報とともにメッセージ登録テーブル235から読み出して、メッセージ表示部216にタイムライン表示させる。
詳細には、表示制御部234は、読み出したメッセージを、付帯情報の送信日時情報で示される時間の順にソートして、例えば新しいものほど、メッセージ表示部216の上側になるように配列させて表示させる。このため、図において領域(1)〜(5)によるタイムライン表示は、領域(1)が最新で、領域(2)、(3)、(4)、(5)の順で古いものとなる。
各領域(1)、(2)、(3)、…、では、送信者を示すプロフィール画像が例えば画面右端に表示されるとともに、メッセージの本文が当該プロフィール画像から発せられたように吹き出しで囲まれて表現されている。さらに、メンバーのプロフィール画像の近傍には、メッセージの送信時間や、送信者の名前情報も表示される。このため、グループ内では、あたかもチャットしているかのような場がメンバー同士で共有されることになる。
ここで、図17におけるメッセージ表示部216のタイムライン表示は、図8においてグループIDが「ay22」であって名称が「しぶや会」というグループがチャット相手として選択された場合の例である。「しぶや会」というグループには、図8に示されるように適用差出人情報に“1”が設定されているので、領域(2)のメッセージ表示、すなわち、当該端末装置20の利用者本人によるメッセージの表示では、プロフィール画像および名前情報のそれぞれについて差出人情報1が適用されている。後述するように、このタイムライン表示は、グループメンバー同士で共有されるので、 実社会において面識のある他のメンバーからみれば、当該チャットにおいて当該メッセージの送信者を容易に特定させることができる。
仮に「しぶや会」というグループの適用差出人情報に“2”が設定された場合、プロフィール画像および名前情報のそれぞれについて差出人情報2が適用されるので、領域(2)のメッセージ表示は、図18に示されるようなものとなる。このため、面識のない他のメンバーからみれば、当該チャットにおいて当該メッセージの送信者の特定を困難にさせることができる。
なお、グループに対する適用差出人情報が図13に示されるようなドラッグ操作によって書き替えられた場合、当該チャット相手の選択により表示されるメッセージ入力・表示画面のうち、当該利用者が送信したメッセージの表示において、プロフィール画像および名前情報のそれぞれが、変更後の差出人情報に、過去に送信されたメッセージに遡って切り替えられて表示される。
例えば利用者が「しぶや会」というグループに対する適用差出人情報が“1”から“2”に書き替えられた場合、当該利用者が送信したメッセージの表示では、すなわち領域(2)のメッセージ表示では、プロフィール画像および名前情報のそれぞれが、図17に示したものから図18に示したものへと切り替えられて表示される。ここでは当該利用者が送信したメッセージ表示は1つだけしか示されていないが、当該利用者が過去に送信したメッセージの表示についても同様である。
また、メッセージ表示部216において表示されたメッセージのうち、自己によるメッセージについては、他のメンバーによるメッセージと区別できる態様で表示するようにしても良い。例えば、プロフィール画像を省略したり、メッセージの吹き出しの形状を他と異ならせたり、メッセージ本文の表示色やフォントなどを異ならせたりしても良い。
ところで、メッセージ入力・表示画面には、図17に示されるように、メッセージ表示部216のほかにメッセージ入力部214が含まれるとともに、ボタン255、257が表示される。メッセージ入力部214は、送信するメッセージをソフトウェアキーボードなどによって入力するための領域であり、ボタン255は、メッセージ入力部214に入力されたメッセージの内容を確定させて、送信を指示するソフトウェアボタンである。ボタン257は、1つ前の相手一覧画面に戻ることを指示するソフトウェアボタンである。
このように表示されたメッセージ入力・表示画面に対し、操作検出部231は、適切な操作がなされたのか否かを判別する(ステップSa24)。操作がなければ、または、操作があっても想定されていない無効な操作であれば(ステップSa24の判別結果が「No」であれば)、処理手順がステップSa22に戻る。
このため、何らかの適切な操作がなされるまで、処理手順がステップSa22→Sa23→Sa24→(Sa22)で循環するので、メッセージ入力・表示画面が継続するとともに、管理サーバ10を経由して新たなメッセージ等を受信すれば、そのメッセージがタイムラインにおいて追加表示されることになる。
本実施形態ではメッセージ入力・表示画面に対する適切な操作として、次のような操作を想定している。すなわち、第1に、ボタン255の表示部分へのタップ等の操作、第2に、ボタン257の表示部分へのタップ等の操作、および、第3に、その他の操作、を想定している。その他の操作としては、メッセージをスクロール表示させるためのフリックや、拡大表示のためのピンチ、メッセージ入力部214に対する入力操作などが挙げられる。
適切な操作がなされた場合(ステップSa24の判別結果が「Yes」になった場合)、操作検出部231は、まず、当該操作がメッセージの送信の指示、すなわちボタン255の表示部分へのタップ等の操作であったか否かを判別する(ステップSa25)。
ボタン255への操作であったとき(ステップSa25の判別結果が「Yes」であったとき)、操作検出部231は、当該操作時点においてメッセージ入力部214に入力されたメッセージを、当該送信の指示がなされたときにRTC206から取得した時間情報(送信日時)と、先のステップSa21で選択されたチャット相手のグループIDと、自己の利用者IDと、当該グループIDについて設定された適用差出人情報の利用者名前情報およびプロフィール画像情報とを付帯情報として添付して、表示制御部234と送信部236とに供給する。表示制御部234は、供給されたメッセージを付帯情報とともに、選択されたグループIDに対応付けてメッセージ登録テーブル235に格納する。
一方、送信部236は、供給されたメッセージを付帯情報とともに管理サーバ10に送信する(ステップSa26)。この後、処理手順はステップSa22に戻る。
管理サーバ10では、受付部121がメッセージ等を受け付け、転送先特定部123は、受け付けられたメッセージの転送先を、付帯情報に含まれるグループIDおよび送信者の利用者IDから特定する。具体的には、上述したように転送先特定部123は、当該グループIDで示されるグループのメンバーのうち、送信者の利用者IDを除いた利用者の端末装置を当該メッセージの転送先として特定する。ここで、転送先としてメッセージの送信者を除外している理由は、当該メッセージについては当該送信者の端末装置20におけるメッセージ登録テーブル235に格納されており、転送する必要がないためである。
そして、転送部125は、受け付けられたメッセージを特定された転送先の端末装置20に転送する。これにより、転送先の端末装置20では、当該アプリケーションプログラムが実行されていれば受信処理(ステップSa22)においてメッセージ登録テーブル235に格納されて、次のメッセージ入力・表示画面の表示(ステップSa23)においてそのメッセージがタイムラインにおいて追加表示されることになる。
これにより、グループのメンバー同士においては、送信されたメッセージが共有されることになる。
メッセージ入力・表示画面に対してなされた操作がメッセージの送信の指示でなかったとき(ステップSa25の判別結果が「No」であったとき)、操作検出部231は、次に、当該操作が相手一覧画面に戻ることを指定する操作、すなわちボタン257の表示部分へのタップ等の操作であったか否かを判別する(ステップSa28)。
ボタン257への操作であったとき(ステップSa28の判別結果が「Yes」であったとき)、処理手順がステップSa11における相手一覧画面の表示に戻る。
戻る操作でなければ(ステップSa28の判別結果が「No」であれば)、処理手順がステップSa27に移行して、なされた操作に対応した処理、具体的には、上記第3として挙げたその他の操作に応じた処理が実行される(ステップSa29)。この後、処理手順はステップSa22に戻る。
このように本実施形態によれば、ある利用者が差出人情報1を用いて送信したメッセージを、知人関係にある利用者が閲覧したときに送信者本人を特定することができる一方で、差出人情報2を用いて送信したメッセージを、送信者と面識のない利用者が閲覧したときに送信者本人を特定することができないようにすることが可能になる。
また、本実施形態によれば、チャット相手を選択する際には、チャット可能な相手利用者やグループが差出人情報ごとに区分されて一覧表示されるので、利用者(送信者)からすれば、適用される差出人情報を認識しつつ相手を選択することが可能になる。
くわえて、本実施形態によれば、チャット相手に適用する差出人情報の変更を、相手一覧表示画面に対する容易かつ視覚的な操作で可能とすることができる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図19は、第2実施形態に係る端末装置20を含むシステム1の全体的な構成を示すブロック図である。この図に示されるように、第2実施形態では、図2に示した第1実施形態と比較して、外部サービスサーバ30、40のそれぞれがインターネットNaに接続された構成となっている。外部サービスサーバ30は、外部サービスAを提供するものであり、外部サービスサーバ40は、外部サービスBを提供するものである。外部サービスA、Bのそれぞれは、上記チャットとは異なるSNS(Social Networking Service)等のコミュニティに関するサービスを提供したり、ゲーム等のアプリケーションのサービスを提供したりするものであり、各サービスの提供にあたって名前などのアカウント情報の登録が要件となっている。
図20は、第2実施形態が適用される場合の管理サーバ10、端末装置20および外部サービスサーバ30で構築される機能ブロックを示す図である。
この図に示されるように、端末装置20の側では、図5に示した第1実施形態と比較して、さらに連携部240が構築される。連携部240は、外部サービスサーバ30(40)と通信するものである。詳細には、連携部240は、当該端末装置20の利用者が外部サービスA(B)の提供を受けることが可能な者である場合に、外部サービスサーバ30(40)に登録された当該利用者のアカウント情報を取得する。
一方、外部サービスサーバ30の側では、通信部312、制御部314および利用者登録テーブルTB31が構築される。このうち、通信部312は、図示された端末装置20や他の端末装置と通信するものであり、制御部314や、サーバ内部の各部を制御するものである。利用者登録テーブルTB31は、外部サービスAを提供するにあたって会員のアカウント情報を登録する。
なお、図20においては外部サービスサーバ30を図示し、外部サービスサーバ40を省略しているが、外部サービスサーバ40についても、外部サービスサーバ30と同様な構成である。
第2実施形態では、相手一覧画面(図10参照)において、ボタン249の表示部分が利用者によってタッチ操作されたときに、操作検出部231は、当該操作について表示制御部234に通知して、表示制御部234は、表示パネル210の表示領域に対してプロフィール登録画面を表示させる。
図21は、第2実施形態についてのプロフィール登録画面の一例を示す図である。この図に示されるように、プロフィール登録画面において、表示制御部234は、第1実施形態のプロフィール登録画面(図7参照)と比較して、差出人情報1および差出人情報2のそれぞれにボタン261、262を表示させる。
ここで、ボタン261は、外部サービスAについてのアカウント情報の取得を指定するソフトウェアボタンであり、ボタン262は、外部サービスBについてのアカウント情報の取得を指定するソフトウェアボタンである。
このようなプロフィール登録画面において、例えば差出人情報2に対応したボタン261の表示部分が利用者によってタッチ操作されると、操作検出部231は、当該操作について連携部240に通知する。連携部240は、外部サービスAを提供する外部サービスサーバ30に対して、当該利用者のアカウント情報の返信を要求する。当該要求を、通信部312を介して受信した制御部314は、利用者登録テーブルTB31にアクセスして、第1に、当該利用者が、この外部サービスAの会員であるか否かを判別し、会員であれば、第2に、当該利用者のアカウント情報のうち名前情報およびプロフィール画像を取得して、通信部312を介して連携部240に返信する。
名前情報等の返信を受けた連携部240は当該名前情報等を操作検出部231に供給し、操作検出部231が当該名前情報等を表示制御部234に転送して、表示制御部234は、当該名前情報を、差出人情報2に対応した入力フィールド272に反映させ、取得したプロフィール画像を、同じく差出人情報2に対応した選択フィールド274に反映させる。
図22は、このときのプロフィール登録画面の表示の一例である。この画面は、端末装置20の利用者である「高橋 雄二郎」が外部サービスAに「Y.Takahashi」という名前で登録していた場合の例であって、外部サービスAに対応した選択フィールド274に示されるようにチャットとは異なるプロフィール画像を登録していた場合の例である。
また、この例では、差出人情報2に対応したボタン261の表示部分が反転して、外部サービスAについてのアカウント情報の取得されている状態が示されている。ここで、ボタン275の表示部分が利用者によってタッチ操作されると、現時点のプロフィール登録画面に表示された内容、すなわちプロフィール登録テーブルTB21のうち、差出人情報2に対応したプロフィール情報が、外部サービスサーバ30から取得した名前情報およびプロフィール画像情報に書き替えられる。
第2実施形態によれば、例えば外部サービスAでコミュニケーションしたことがあるが面識のない利用者とチャットをする場合に、自己の差出人情報として外部サービスAでアカウント登録した名前情報を引き続き用いることができる。このため、第2実施形態において、相手方の利用者からすれば、外部サービスAとチャットとで差出人が同一であるために、違う人物であるとの誤認を避けることが可能になる。
ここでは、外部サービスAでアカウント登録した名前情報を取得する場合を例にとって説明したが、ボタン262の表示部分をタッチ操作することによって、外部サービスBでアカウント登録した名前情報を取得することもできる。
なお、ここでは差出人情報2に対応するボタン261、262が操作された場合を例にとって説明したが、後述するように差出人情報1を実名表記とする規制が緩和されるのであれば、当該差出人情報1にも適用可能である。
また、外部サービスサーバから取得して入力フィールド272に表示された名前情報を編集しても良いし、プロフィール画像情報を変更しても良い。
なお、編集の結果、名前情報やプロフィール画像情報が変更されたとき、もはやボタン261またはボタン262の操作により取得した情報とは異なっているので、表示部分の反転を解除しても良い。
また、連携部240は、外部サービスサーバ30に対して利用者のアカウント情報の返信を要求したときに、例えば当該外部サービスAにおいて当該利用者と友達関係にある別の利用者(ここではEとする)に対して、実施形態におけるチャットに招待すべき旨を、当該外部サービスサーバ30に指示しても良い。この指示を受信した制御部314は、通信部312を介し利用者Eの端末装置に招待通知を送信する。
図23は、この招待通知を受信した端末装置での表示例を示す図である。
なお、この図において、ボタン264の表示部分を利用者Eが操作したとき、管理サーバ10のリンク先で指定された画面、例えば当該利用者Eと「高橋 雄二郎」とで構成されるグループに参加するための画面に移行させても良い。また、ボタン265の表示部分を利用者Eが操作したとき、当該招待が保留されて、この招待通知を受信する前の状態に戻される。
<第3実施形態>
続いて、本発明の第3実施形態について説明する。
図24は、第3実施形態に係る端末装置20および管理サーバ10で構築される機能ブロックを示す図である。
この図において、第1実施形態(図5参照)と相違する点は、さらに判断部242および連絡先情報登録部TB24が構築される点である。そこで、第3実施形態については、相違点を中心に説明すると、連絡先情報登録部TB24(登録部)は、当該端末装置20において携帯電話機や端末装置として使用されるときの相手の連絡先登録簿であり、具体的には、通信相手の名前と、当該相手の電話番号やメールアドレスなどの連絡先情報とを対応付けて登録したテーブルである。なお、送信相手管理テーブルTB22および利用者情報登録テーブルTB23が、チャットが可能な相手のみを登録しているのに対して、この連絡先情報登録部TB24は、当該チャット以外で通信可能な相手を登録している点において異なっている。
判断部242は、チャット以外の通話やメールの送受信などによって、ある相手の連絡先情報を取得したとき、当該相手の連絡先情報が連絡先情報登録部TB24に登録されているか否かを判別する。登録されていれば、判断部242は、その旨および当該相手の名前情報を管理部233に通知する。
一方、この通知を受けた管理部233は、送信相手管理テーブルTB22において当該相手の名前情報だけを追加するように仮登録して、その仮登録の内容を管理サーバ10に送信する。この段階では、管理サーバ10における利用者/グループ登録テーブルTB11に当該相手が登録されていない場合があり、また、当該相手が真に当該端末装置20の利用者本人と面識があるか否かについて不明である。
このため、管理サーバ10は、当該相手に対して「高橋 雄二郎とは友達ではありませんか?」のような招待通知を通知し、当該相手の承諾を経た上で、当該相手に利用者IDを付与するとともに、当該相手と当該利用者本人とをメンバーとするグループのグループIDを付与して、利用者/グループ登録テーブルTB11に登録する。管理サーバ10は、このときに付与した当該相手の利用者IDおよびグループIDを当該端末装置20に送信する一方、当該端末装置20では、当該利用者IDが図示していない経路で管理部233に供給される。当該管理部233は、送信相手管理テーブルTB22において、仮登録した名前情報に対応するグループのメンバーとして当該端末装置20の利用者IDと当該相手の利用者IDとを登録するとともに、受信したグループIDを登録し、適用差出人情報として例えば“1”を登録する。
これにより、「高橋 雄二郎」の端末装置20では、当該相手とチャット可能になる。
なお、ここでは、追加登録された相手の適用差出人情報を“1”で固定的に登録したが、これは、チャット以外の通話やメールの送受信によって連絡先情報を取得したということは、当該相手と面識のある蓋然性が高いために、差出人情報1で登録しても差し支えない、という理由による。
しかしながら、相手によっては差出人情報2で登録したい、という場面も想定されるので、当該相手に対して適用する差出人情報については、利用者に“1”で登録するか、“2”で登録するかを選択させても良いし、当初固定的に“2”で登録して、実名で知らせても問題ないと判断される相手を“1”に変更する構成としても良い。
このように第3実施形態によれば、連絡先情報の取得を契機として、チャット相手を増やすことが可能になる。
<応用・変形例>
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば次に述べるような各種の応用・変形が可能である。なお、次に述べる応用・変形の態様は、任意に選択された一または複数を適宜に組み合わせることもできる。
<差出人情報>
各実施形態では、差出人情報を2種類としたが、3種類以上であっても良い。また、複数種類のうち1つは、必ずしも実名を伴うものである必要はなく、仲間内で特定できるような通称名や芸名などのようなものであっても良い。
<設定部等とテーブル>
各実施形態は、設定部232およびプロフィール登録テーブルTB21を別個のブロックとして記載しているが、これらを一体にしたものを設定部として考えても良い。同様に、管理部233、送信相手管理テーブルTB22および利用者情報登録テーブルTB23を一体にして管理部として考えても良い。
<チャット等>
各実施形態では、グループメンバー同士でチャットする場合を例にとって説明したが、ある利用者が別の利用者に対して単にメッセージをメールとして送信して、当該メッセージを閲覧させる場合にも、もちろん適用可能である。
<メッセージの形式>
メッセージについては、文字のみならず、音声信号や、静止画像、動画像としても良いし、これらを適宜組み合わせたものであっても良い。メッセージに、音声信号や、動画像を含ませる場合、これらを再生することがメッセージの閲覧となる。
<クラウド>
各種実施形態では、管理サーバ10がデータベース118を内包して管理する構成としていたが、管理サーバ10以外のサーバで管理する構成、すなわちクラウドコンピューティングで管理するようにしても良い。同様に、各種実施形態では、端末装置20がデータベース218を内包して管理する構成としていたが、他のサーバによってクラウドコンピューティングで管理するようにしても良い。
1…システム、10…管理サーバ、20…端末装置、30、40…外部サービスサーバ、101、201…CPU、118、218…データベース、212…相手一覧表示部、214…メッセージ入力部、216…メッセージ表示部、231…操作検出部、234…表示制御部、236…送信部、240…連携部、242…判断部。

Claims (10)

  1. 複数の利用者のそれぞれから送信されたメッセージを表示部で閲覧可能に提供する端末装置であって、
    同一の利用者に対して、異なる差出人情報に対応した複数のプロフィール情報を設定する設定部と、
    前記異なる差出人情報のそれぞれと関連付けて送信相手となる複数の利用者を管理する管理部と、
    前記差出人情報に対応した複数の利用者の一部または全部に対し、前記異なる差出人情報のうち、関連付けられた差出人情報を付してメッセージを送信する送信部と、
    メッセージを前記表示部に表示させる表示制御部と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  2. 前記管理部は、
    送信相手となる利用者をグループ毎に管理することが可能であり、
    一のグループには、前記異なる差出人情報のいずれか一の差出人情報を関連付け、
    前記送信部は、
    当該一のグループを構成する利用者に対し、関連付けられた差出人情報を付する
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記表示制御部は、
    前記管理部で管理されている複数のグループのそれぞれを、差出人情報ごとに区分して前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の端末装置。
  4. 前記表示制御部は、
    前記管理部で管理されている複数の他利用者のそれぞれを、差出人情報ごとに区分して前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の端末装置。
  5. 前記表示制御部は、
    差出人情報ごとに区分して表示させた他の利用者を、一の差出人情報から他の差出人情報に移動可能に表示し、
    前記管理部は、前記表示制御部によって他の利用者が差出人情報から他の差出人情報に移動されたときに、当該他の利用者に関連付けられた差出人情報を当該他の差出人情報に変更する
    ことを特徴とする請求項4に記載の端末装置。
  6. 外部サービスを提供する外部サービスサーバと連携する連携部を備え、
    前記設定部により設定された利用者が前記外部サービスの利用者である場合、前記連携部は、当該利用者における外部サービスのプロフィール情報を取得し、
    前記設定部は、当該利用者の差出人情報を、前記連携部により取得されたプロフィール情報を反映させた差出人情報に設定する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の端末装置。
  7. 前記メッセージの閲覧は、予め定められた手続きを経た利用者同士で可能であり、
    前記連携部は、
    前記外部サービスサーバに対し、前記外部サービスの別の利用者を前記メッセージの閲覧に招待させることを指示する
    ことを特徴とする請求項6に記載の端末装置。
  8. 前記利用者の連絡先を一意に特定する連絡先情報が予め登録された登録部にアクセス可能な判断部を備え、
    前記判断部は、他の利用者の連絡先情報が取得されたときに、当該取得した連絡先情報が前記登録部に登録されているか否かを判断し、
    前記管理部は、
    取得された他の利用者の連絡先情報が前記登録部に登録されていると判断された場合に、前記異なる差出人情報のうちいずれかを、予め選択的に設定または固定的に当該他の利用者に関連付ける
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の端末装置。
  9. 複数の利用者のそれぞれから送信されたメッセージを表示部で閲覧可能に提供する端末装置の制御方法であって、
    同一の利用者に対して、異なる差出人情報に対応した複数のプロフィール情報を設定するとともに、前記異なる差出人情報のそれぞれと関連付けて送信相手となる複数の利用者を管理するステップと、
    前記差出人情報に対応した複数の利用者の一部または全部に対し、前記異なる差出人情報のうち、関連付けられた差出人情報を付してメッセージを送信するステップと、
    を備えることを特徴とする端末装置の制御方法。
  10. 複数の利用者のそれぞれから送信されたメッセージを表示部で閲覧可能に提供するコンピュータを、
    同一の利用者に対して、異なる差出人情報に対応した複数のプロフィール情報を設定する設定部、
    前記異なる差出人情報のそれぞれと関連付けて送信相手となる複数の利用者を管理する管理部、
    前記差出人情報に対応した複数の利用者の一部または全部に対し、前記異なる差出人情報のうち、関連付けられた差出人情報を付してメッセージを送信する送信部、および、
    メッセージを前記表示部に表示させる表示制御部、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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