JP5894819B2 - メッセージ交換システム、制御方法およびプログラム - Google Patents
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Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、利用者に対して面白みがあり、興味を抱くような新規の機能を提供することにある。
また、上記プログラムは記録媒体に記憶させても良い。この記録媒体を用いれば、例えば上記コンピュータに上記プログラムをインストールすることができる。ここで、上記プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であっても良い。
図1は、実施形態に係るシステム1を含む全体的な構成を示すブロック図である。ここで、本説明においてシステムとは、メッセージを送信するメッセージ送信システム、交換されたメッセージを表示するメッセージ交換システムの双方をいう。
この図に示されるように、システム1では、複数の端末装置20−1、20−2、20−3、…が、インターネットNa、ゲートウェイ16および移動通信網Nbを介してSNSサーバ12に接続された構成となっている。
ここで、端末装置20−1、20−2、20−3、…については、以下において端末装置を特定せずに一般的に説明するので、符号における「−(ハイフン)」以下を省略して単に「20」とする。
ユーザ登録テーブルは、図5に示されるように、SNSに登録している会員を例えば複数の英数字で一意に識別する会員IDと、後述するメッセージ表示機能およびメッセージ送信機能を実行する際の利用者を、システム1の内部で管理する利用者IDと、利用者の名前(実名やニックネーム)と、当該利用者を表象するアバター画像を示すアバター情報と、当該利用者を示すプロフィール画像とを対応付けて記憶するテーブルである。
また、アバター情報およびプロフィール画像については、実体そのものではなく、実体のリンク先(参照先)であっても良い。いずれにしても、利用者IDから、利用者の名前、アバター情報およびプロフィール画像が取得できる手段が講じられていれば良い。
グループ登録テーブルでは、図6に示されるように、グループIDで識別されるグループが1または複数登録される。各グループには、グループ名称が付与されるとともに、AからEまでの5人の利用者IDが設定される。なお、グループメンバーの<null>は、未設定の空き状態であることを示している。
図6の例にあって、矢印で示されるグループは、グループIDが「xxx1」であって、グループ名称が「アラフォーズ」であり、利用者IDが「3」、「5」、「2」、「8」の4名の利用者によって構成されていることを示している。ここで、利用者IDが「3」、「5」、「2」、「8」の利用者については、図5に示したユーザ登録テーブルを参照することによって、必要な情報を取得することができる。
なお、端末装置20は、移動通信網Nbに限られず、無線LAN(Local Area Network)に接続される構成であっても良い。無線LANに接続される場合、端末装置20は、無線基地局(アクセスポイント)およびインターネットNbを経由して、上記SNSサーバ12に接続される。また、端末装置20は、携帯電話機に限られず、タブレット型コンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)などでも良い。
ここで、検出可能なタッチ操作の種類には、例えばタップ、フリック、ドラッグ、ピンチ等が含まれる。このうち、タップとは、表示画面を指で軽く叩く操作である。フリックとは、画面に表示された対象物を指で軽く払う操作である。ドラッグとは、画面に表示された対象物を指で接触させた状態で移動させる操作である。ピンチとは、表示画面に二本の指を接触させた状態で広げたり狭めたりする操作である。
詳細には、端末装置20の利用者を含む複数人が予めグループ化されるとともに、メッセージ表示機能の実行によって、当該グループのメンバーによって送信されたメッセージが送信時間の順で表示される、というサービスが提供される。また、グループ化に際し、別の利用者を追加登録したり、すでに登録した利用者を削除したりして、グループ編集も可能となっている。
アバターは、送信者(利用者)を表象する一種のキャラクター画像であり、例えばメッセージ処理の実行前に予め作成/選択されて、例えばSNSサーバ12に登録される。これにより、各利用者には、それぞれアバターが関連付けられることになる。なお、アバターは、例えば頭部、胴部、両手、両足に相当するブロックでデフォルメして、これらの関節において一定のルールで動きが与えられる構成となっている。このようなアバターの情報は、端末装置20においてグループが作成されたときに、当該グループメンバーのアバターに関する情報がSNSサーバ12から当該端末装置20(の記憶部205)に転送されるようになっている。
ただし、本実施形態においては、特に「投稿」と「応答」とについては特に次のように必要がない限り、単にメッセージの送信として区別しないものとする。
このような「投稿」に対して、主体者や他の利用者がメッセージで「応答」したとき、当該メッセージは、その「応答」の基礎となる「投稿」の投稿IDと投稿者の会員IDとに紐付けられるとともに、応答者の会員IDと、その「応答」を一意に識別する応答IDと、発信日時とに対応付けられてSNSサーバ12の記憶部に記憶される。
このようにして、SNSサーバ12の記憶部では、1つの「投稿」に対して、0個または1個以上の「応答」が順次紐付けられ、これによって投稿・応答履歴が形成される。
なお、発信された「投稿」および「応答」がSNSサーバ12に記憶される状態については、本願発明と特に関係しないので、説明を省略することにする。
図3は、端末装置20で構築される機能ブロックを示す図である。
この図に示されるように、CPU201がアプリケーションプログラムを実行することによって、端末装置20の側では、管理部232、割当部233、表示制御部234、操作処理部235およびメッセージ作成部236が構築される。
割当部233は、操作ボタン割当テーブル(TB2)を参照して、複数の操作ボタン242に対して、後述する割当対象を所定のルールにしたがってそれぞれ割り当てる。
一方、表示制御部234は、メッセージ送信機能の実行時にあっては、後述する操作ボタン242を表示させるほか、後述する操作がなされたときに、画像選択部250となるサブ画面や、動作選択部260となるサブ画面などを表示させる。
メッセージ作成部236は、入力フィールド272に反映された文字情報や、操作処理部235による通知にしたがったメッセージを、必要に応じて管理部232を介し記憶部205から取得した情報を用いて作成する。
まず、端末装置20において、メッセージ処理を実行するために、利用者が所定の操作をしたとき、例えば当該機能を示すアイコンなどをメインメニュー画面(図示省略)においてタップしたとき、当該端末装置20においては、CPU201が当該機能に対応したアプリケーションプログラムを起動する。
いずれかの端末装置20でルームが作成されると、当該ルーム(グループ)を規定するグループ情報がSNSサーバ12のグループ登録テーブル(図6参照)に登録される。したがって、ある端末装置20においてルームが存在しているか否かについては、SNSサーバ12に対して、当該端末装置20に係る利用者IDがグループ登録テーブルにおいてグループメンバーとして登録されているか否かを問い合わせることで判別できる。SNSサーバ12は、問い合わせた端末装置20に係る利用者IDが登録されていれば、登録されているすべてのグループ情報を当該端末装置20に送信する一方、登録されていなければ、当該端末装置20にはルームが存在していない旨を当該端末装置20に送信する。
この図に示されるように、端末装置20の表示部211においては、「参加ルーム」というタブ281が付された画面と、「管理中のルーム」というタブ282が付された画面とが重ねられるとともに、いずれかが選択された方の画面が上面となるように表示される。ここで、タブ281が付された画面が選択されている場合、同図に示されるように、当該端末装置20の主体者がメンバーとして登録されているルームが、名称、メンバーのプロフィール画像、当該ルームのメンバーによる最終発言日時などとともに一覧表示される。
ボタン287は、新規ルームの作成を指示するものである。
ボタン288は、各ルームに対応してそれぞれ設けられるものであり、その操作によって当該ルームへの移動が指示される。
ボタンFinは、このメッセージ処理の終了を指示するものである。
なんらからの操作があったとき(ステップSa13の判別結果が「Yes」になったとき)、操作処理部235は、当該操作が終了の指示、すなわちボタンFinの表示部分への操作であったか否かを判別する(ステップSa14)。
一方、終了の指示でなければ(ステップSa14の判別結果が「No」であれば)、操作処理部235は、当該操作がルーム選択の指示、すなわち、いずれかのルームに対応したボタン288の表示部分への操作であったか否かを判別する(ステップSa15)。
当該操作がルーム選択であれば(ステップSa15の判別結果が「Yes」であれば)、処理手順がステップSa16に移行する。当該操作がルーム選択でなければ(ステップSa15の判別結果が「No」であれば)、操作処理部235は、当該操作がルーム編集の指示、すなわち、自己が管理者となっているルームに対応したボタン286の表示部分への操作であったか否かを判別する(ステップSa20)。
当該操作がルーム編集の指示でなければ(ステップSa20の判別結果が「No」であれば)、操作処理部235は、当該操作が新規ルームの作成指示であったと判別して、処理手順をステップSa21に移行させる。一方、当該操作がルーム編集の指示であれば(ステップSa20の判別結果が「Yes」であれば)、操作処理部235は、処理手順をステップSa22に移行させる。
一方、エリア289の下側には、メンバーとして登録可能な利用者が、プロフィール画像および名前で一覧表示される。また、チェックボックス290が、利用者毎にそれぞれ対応して表示される。ここで、主体者は、ルームメンバーとして登録したい利用者について、対応するチェックボックスをタップするなどしてチェックを入れる。
また、登録可能な利用者が多数あって、1度に表示しきれない場合でも、例えばスライドバー291を移動させたり、一覧表示部分をフリックしたりするなどすれば、上下にスクロール表示される。
SNSサーバ12は、主体者と参加許諾した利用者とをメンバーとするグループを、グループ登録テーブル(図6参照)に新規登録する。
したがって、自己を含むルームが作成された後にステップSa11に戻ったときに、当該ステップSa11の判別結果が「Yes」となり、続くルーム一覧画面においては、新規登録したルームが追加されて表示されることになる。
なお、新規ルーム作成画面において、ボタン293の表示部分がタップされると、作成内容が反映されずに破棄されて、処理手順がステップSa11に戻る。
ここで、ルームの名称を変更するには、エリア289をタップして、新たな名称を入力し直せば良い。また、メンバーとしての利用者を新たに追加するには、対応する利用者のチェックボックスにチェックを入れれば良いし、逆にメンバーの登録を解除する場合には、対応する利用者のチェックボックスに入れたチェックを外せば良い。
諸情報を受信したSNSサーバ12は、メンバーとして新たに追加された利用者があれば、当該利用者が構成員としてグループに追加された旨、および、このグループへの参加の許否を確認させるメールを送信する。当該メールを受信した利用者は、グループへの参加の許否についてSNSサーバ12に返信する。一方、SNSサーバ12は、メンバーとして登録が解除された利用者があれば、その旨のメールを当該利用者に送信する。
SNSサーバ12は、グループ登録テーブルに対し、参加許諾の返信があれば、当該グループのメンバーとして追加登録する一方、登録が解除された利用者については、当該グループのメンバーから削除する。
ステップSa11に戻ったときに、続くルーム一覧画面においては、編集後のルーム内容が反映されて表示されることになる。
すなわち、第1に、操作処理部235は、タップされたボタン288に対応するルームを特定する情報を、送信部204aを介してSNSサーバ12に送信する。第2に、SNSサーバ12は、グループ登録テーブルを参照して当該ルーム(グループ)のメンバーを特定し、当該メンバーに係る投稿・応答履歴を、ルームを特定する情報を送信した端末装置20に返信する。第3に、端末装置20では、表示制御部234が、当該投稿・応答履歴を、受信部204bを介して受信して、当該投稿・応答履歴に含まれる、メンバー毎のメッセージに基づく表示を表示部211に表示させる。
なお、発信日時が古いものほど画面の下方に向かうように配列させても良いが、ここでは便宜的に、同図に示されるように、新しいものほど画面の下方に向かうように配列させた例で説明する。
すなわち、タイプ(A)では、文字情報だけが含まれ、タイプ(B)では、文字情報と画像IDとが含まれ、タイプ(C)では、文字情報と動作IDとが含まれ、タイプ(D)では、文字情報と画像IDと動作IDとが含まれ、タイプ(E)では、動作IDだけが含まれるものとする。
また、本実施形態において、メッセージに動作IDが含まれない場合に、文字情報、画像IDの有無に応じてタイプ(A)または(B)としているが、メッセージに、予め動作IDなしを示す情報が含ませて、文字情報、画像IDの有無に応じてタイプ(A)または(B)としても良い。
タイプ(C)では、タイプ(A)と同様な吹き出しとプロフィール画像と時間情報とともに、モーションを伴うアバターが表示される。このアバターは、利用者IDに対応したアバター情報で規定されるものであり、このモーションは、動作IDに対応するモーション情報にしたがっている。タイプ(D)では、タイプ(B)と同様な吹き出しとプロフィール画像と時間情報とともに、タイプ(C)と同様にモーションを伴うアバターが表示される。タイプ(E)では、文字情報が含まれないので、吹き出しが表示されずに、プロフィール画像と時間情報とともにタイプ(C)と同様にモーションを伴うアバターが表示される。
また、図11の右欄は、メッセージの表示が画面において右側の地点に配置された場合の例である。メッセージの表示が画面において左側の地点に配置された場合には、同図の例を左右反転としたものとなる(図示省略)。また、自己が送信したメッセージである場合に、プロフィール画像については、他のメンバーと区別する意味で非表示とする。また、他のメンバーと区別するように自己が送信したメッセージの吹き出しの色または形状を、他の吹き出しのものと異ならせるようにしても良い。
表示(1−3)が、自己に係るメッセージに基づく場合、破線で示されるようにプロフィール画像が非表示となる。また、メッセージ表示画面については、他の例と同様に、上または下方向のフリック操作によって、スクロール表示されるようになっている。
このため、当該利用者のアバターについては、図14に示されるように、送信日時によらず、変更後のアバターに切り替えられて表示される。図14の例においては、アバターの変更指示よりも前に送信されたメッセージのアバターが変更後のものに切り替えられていることを示している。
この結果、アバターの変更指示前・後で、同一利用者のアバターが一致しないという不都合は回避されることになる。
すなわち、利用者がグループから退会したときに、当該グループの投稿・応答履歴から当該利用者のメッセージを削除してしまうと、時系列の順でメッセージ表示を配列させたときに内容が寸断して、他者が閲覧したときにメッセージの流れを理解するのが困難になってしまう。一方で、退会した利用者のメッセージを削除せずに存置するにしても、当該メッセージに対して、残った利用者が、当該利用者の退会を忘れて(または知らずに)応答してしまう可能性もある。
そこで、本実施形態においては、退会した利用者のメッセージについては、アバターおよびプロフィール画像を、予め定められたパターンで表示し、当該メッセージを送信した利用者が退会したことを、他の利用者が一見して判るような構成としている。ここでは、退会した利用者のアバターおよびプロフィール画像を黒塗りとする構成としている。
この図の例では、ここで例えば、図5において利用者IDが「8」の利用者が、退会した場合を示している。また、この例では、利用者のアバターおよびプロフィール画像を黒塗りとしているが、アバター、または、プロフィール画像の少なくとも一方を、他の利用者とは異なる模様、色彩とすれば良い。
すなわち、表示制御部234は、上述したようにアバターの視線方向を原則的に1つ後の発言に向かうように制御するが、あるメッセージに含まれる動作IDが特定動作IDであるときは、例外的に、当該メッセージに基づくアバターの視線方向を1つ前の発言に向かうように制御する。
さらに、特定動作IDを含むメッセージの1つ前に送信されたメッセージに、動作IDが含まれているとき、表示制御部234は、当該1つ前のメッセージに含まれる動作IDを、特定動作IDに関連付けられた動作IDに更新して、更新後の動作IDで示されるモーションに変更する。
ここでは、特定動作IDを含むメッセージの前に、(a)に示されるような、「謝るB」(図22参照)という動作IDを含むメッセージの表示(2−1)が、右上側の地点で配置されているものとする。
図16(a)で示されるメッセージの次に、特定動作IDの「殴る」を含むメッセージが送信された場合、同図(b)で示されるように、当該メッセージの表示(2−2)が、表示(2−1)に対して左斜め下の地点に配置されるとともに、「殴る」のモーションを伴うアバターの視線方向が例外的に1つ前の発言である右斜め方向に制御される。
さらに、1つ前の発言に係るメッセージの「謝るB」のモーションの動作IDが、「殴る」に関連付けられた「倒れる」というモーション情報の動作IDに更新されるので、同図(b)で示されるように、表示(2−1)におけるアバターが「倒れる」というモーションに変更される。
すなわち、動作IDを含まないメッセージの表示(3−2)が、表示(2−1)に対して左斜め下の地点に配置されるとともに、特定動作IDを含むメッセージの表示(2−2)は、表示(3−2)に対して右斜め下の地点に配置されるとともに、「殴る」のモーションを伴うアバターの視線方向が原則通りに1つ後の発言(予定地点)である左斜め方向に制御される。なお、表示(2−1)における「謝るB」の動作IDが更新されないので、同図(c)で示されるように、表示(2−1)におけるアバターが「謝るB」というモーションから変更されない。
メッセージに画像情報IDが含まれている場合、表示制御部234は、例えば画像情報IDで示される参照先に画像情報を、送信部204aを介して要求する一方で、参照先から当該画像情報を、受信部204bを介して受信する。
吹き出しにおける画像情報で示される画像の位置については、図17(a)で示されるように本文に続いても良いし、同図(b)で示されるように本文の後、改行を経て、中央部分としても良い。また、画像は吹き出しの外に表示されるようにしても良い。
このメッセージ表示画面においては、図12に示されるように、また、送信画面への移行を指示するボタン297と、ルーム編集画面への移行を指示するボタン298と、ルーム一覧画面に戻すことを指示するボタン299とが表示されている。
ボタン297へのタップであれば(ステップSa18の判別結果が「Yes」であれば)、処理手順がステップSa19に移行して送信処理が実行され、この後、ステップSa16に戻る。
一方、ボタン297へのタップでなければ(ステップSa18の判別結果が「No」であれば)、操作処理部235は、当該操作がボタン298の表示部分へのタップであったか否かを判別する(ステップSa23)。
また、ボタン298へのタップでなければ(ステップSa23の判別結果が「No」であれば)、ボタン299へのタップであったと判別して、操作処理部235は、処理手順を上述したステップSa12に戻して、表示制御部234にルーム一覧画面を再度、表示させる。
メッセージ表示画面においてボタン297(図12参照)が操作されたのであれば(図4のステップSa18における判別結果が「Yes」であれば)、操作処理部235は、表示制御部234に対して、送信画面を表示するように指示する(ステップSb11)。この指示に対して、表示制御部234は、管理部232を介した割当対象登録テーブル(TB1)および操作ボタン割当テーブル(TB2)にしたがって操作ボタン242を配置した送信画面を表示部211に表示させる。
このうち、ボタン251は、メッセージ本文に添付するスタンプ画像を選択するためのものである。このボタン251の表示部分がタップされると、操作処理部235は、表示制御部234に対し、画像選択画面を表示させる旨を指示する。この指示によって、表示制御部234は、例えば図21に示されるような画像選択画面を表示部211に表示させる。この画像選択画面においては、スタンプ画像に対応する画像252が複数配列している。利用者が画像252を選択し、ボタン254の表示部分をタップすることによって、選択されたスタンプ画像を識別する画像IDが発信予定のメッセージに含まれるようになっている。これにより、この画像選択画面が画像選択部250として機能することになる。
なお、表示される画像252は、図においては3×3の計9個となっているが、例えばスライドバー256の移動や一覧表示部分へのフリックなどの操作によって、上下にスクロール表示される。このため、実際には、多数のスタンプ画像のなかから選択することができるようになっている。ボタン258は、この画像選択画面の表示の終了を指示するものである。
なお、表示される画像262は、図においては3×3の計9個となっているが、例えばスライドバー266の移動や一覧表示部分へのフリックなどの操作によって、上下にスクロール表示される。このため、実際には、多数のモーションのなかから選択することができるようになっている。ボタン268は、この動作選択画面の表示の終了を指示するものである。
また、モーションが選択されてボタン264がタップされたときに、送信画面に戻すとともに、確認の意味で選択されたモーションをアバター273に与えて表示するようにしても良い。
なお、メッセージの本文が長くて操作ボタン242の表面に全部を表示できない場合には、その最初の部分を表示したり、スクロール表示させて全体を表示したりするようにしても良い。
ここで、操作ボタン242に割り当てられる割当対象は、割当対象登録テーブル(TB1)によって管理され、割当対象が割り当てられた操作ボタン242の配列は、操作ボタン割当テーブル(TB2)によって管理される。
この図に示されるように、割当対象登録テーブル(TB1)では、割当対象IDに対し、メッセージの本文と、画像IDと、動作IDと、タイムスタンプと、使用回数とが関連付けられて記憶される。
また、本文、画像ID、動作IDにおける(NULL)は、それが含まれていない状態を示している。なお、本実施形態において、本文、画像ID、動作IDの組み合わせについては、上述したように図11に示したタイプ(A)からタイプ(E)までのいずれかとしている。
タイムスタンプには、その割当対象が最後に使われた時間(年月日時分秒)が記録され、使用回数には、その割当対象を用いたメッセージが送信された回数が記録される。
この図に示されるように、操作ボタン割当テーブル(TB2)は、割当対象登録テーブル(TB1)における割当対象IDを、操作ボタン242のマトリクス配列における各位置を示すボタンIDに、一対一に対応付けるものである。このため、ボタンIDについても、「1」から「48」までの通し番号としている。
ボタンIDの番号は、図25に示されるように、操作ボタン242のマトリクス配列において図において上側に向かうほど、同一行では左側に向かうほど、若くなるように対応している。したがって、本実施形態では、ボタンIDの番号が小さいほど、マトリクス配列において上位の地点が割り当てられることになる。
このように操作ボタン242への割り当てについては、メッセージ登録テーブル(TB1)で規定され、割り当てられた操作ボタン242の配列については、操作ボタン割当テーブル(TB2)によって規定される。
ステップSb13の判別結果が「Yes」であれば、操作処理部235は、当該操作の内容を入力フィールド272に反映させる反映処理を実行し(ステップSb14)、この後、処理手順をステップSb11に戻す。
まず、反映処理において、操作処理部235は、ステップSb12で有りと判別された操作が入力フィールド272に対する文字の入力操作であったか否かを判別する(ステップSc11)。入力フィールド272に対する文字の入力操作であったならば(ステップSc11の判別結果が「Yes」であれば)、操作処理部235は、入力された文字を入力フィールド272に表示させるように表示制御部234に指示する(ステップSc12)。この指示にしたがって、表示制御部234は、入力フィールド272に入力操作された文字を表示させる。これにより、入力操作された文字が入力フィールド272に反映された状態となる。ステップSc12の後、処理手順は、図18におけるステップSb11に戻って、次の操作に備える。
ステップSc13の判別結果が「Yes」である場合、または、後述するように読み出された割当対象に画像IDが含まれていた場合、操作処理部235は、その画像IDをメッセージ作成部236に通知する(ステップSc14)。
この後、操作処理部235は、フラグPが“0”であるか否かを判別する(ステップSc15)。ステップSc17の判別結果が「Yes」である場合、処理手順はステップSb11に戻って、次の操作に備える。
ステップSc16の判別結果が「Yes」である場合、または、読み出された割当対象に動作IDが残存する場合に、操作処理部235は、その動作IDをメッセージ作成部236に通知する(ステップSc17)。
この後、操作処理部235は、フラグQが“0”であるか否かを判別する(ステップSc18)。ステップSc18の判別結果が「Yes」である場合、処理手順はステップSb11に戻って、次の操作に備える。
この後、処理手順を先のステップSc14に移行させて、操作処理部235は、含まれている画像IDをメッセージ作成部236に通知する。ここで、フラグPに“1”がセットされているので、続くステップSc15の判別結果が「No」となる。
操作処理部235は、フラグPを“0”にリセットし(ステップSc24)、読み出された対象に含まれる画像IDを除去して(ステップSc25)、処理手順をステップSc20に移行させる。なお、当初読み出された割当対象に含まれていた画像IDが除去されているので、2度目のステップSc20の判別結果は「No」となる。
この後、処理手順を先のステップSc17に移行させて、操作処理部235は、含まれている動作IDをメッセージ作成部236に通知する。ここで、フラグQに“1”がセットされているので、続くステップSc18の判別結果が「No」となる。
操作処理部235は、フラグQを“0”にリセットし(ステップSc25)、含まれていた動作IDを除去して(ステップSc26)、処理手順をステップSc20に移行させる。ステップSc26を経由したときは、含まれていた画像IDが除去されているので、ステップSc22の判別結果は「No」となる。
ステップSc22の判別結果が「No」であるとき、ステップSc19において操作ボタン242の操作に応じて読み出された割当対象には、画像IDも動画IDも除去されるので、メッセージ本文だけが残る。そこで、操作処理部235は、残っているメッセージ本文を入力フィールド272に表示させるように表示制御部234に指示する(ステップSc27)。
したがって、タイプ(B)、(C)、(D)のような割当対象が割り当てられた操作ボタン242が操作されても、入力フィールド272に反映されるのは、本文のみであり、画像IDや動作IDについては反映されないことになる。また、本文が含まれないタイプ(E)のような割当対象が割り当てられた操作ボタン242が操作されても、入力フィールド272にはなに反映されない。
このため、文字の入力操作であれば、入力フィールド272に表示されていた文字に、当該入力操作に係る文字が追加される形で反映される。また、本文が割り当てられた操作ボタン242への操作であれば、入力フィールド272に表示された文字に、当該操作ボタン242に割り当てられた本文が追加される形で反映される。
また、入力フィールド272においては追加ではなく、上書きでも良い。すなわち、文字の入力操作であれば、入力フィールド272に表示された文字が、当該入力操作に係る文字に上書きされる形で反映されても良いし、本文が割り当てられた操作ボタン242への操作であれば、入力フィールド272に表示された文字が、当該操作ボタン242に割り当てられた本文に上書きされる形で反映されても良い。
なお、入力フィールド272に反映された文字については、一部の削除や置換などの編集が適宜可能である。
動作IDが割り当てられていた操作ボタン242が操作された場合も同様であり、動作選択部260で動作IDが選択されたときと同じようにステップSc17を経由する。このため、動作IDが割り当てられた操作ボタン242の操作は、動作選択部260による選択と実質的に同等になり、動作選択部260による選択と同視することができる。
なお、ステップSc27の後、処理手順はステップSb11に戻って、次の操作に備える。
なお、このとき、特に図示しないが、送信しようとするメッセージがタイプ(A)からタイプ(E)までのいずれでもない場合、処理手順をステップSb18に移行させることなく、警告等を表示した上で、送信画面(ステップSb11)に戻す。
一方、当該操作がボタン271への操作でなければ(ステップSb16の判別結果が「No」であれば)、操作処理部235は、その操作の内容に応じた処理を表示制御部234に指示して、表示制御部234が当該操作に応じた画面を表示させる(ステップSb17)。ここで、ステップSb17における処理の例としては、例えば操作ボタン242の配列部分がフリックされたときに、当該配列部分をスクロール表示させる処理などが挙げられる。
これにより、当該メッセージは、選択されたルームの投稿・応答履歴の最後に追加されることになる。したがって、この後、ステップSa16に戻ってメッセージ表示画面が表示されたとき、作成したメッセージ表示が、時系列において最新のものとして追加されることになる。
すなわち、管理部232は、第1に、送信されたメッセージの全部と同一内容が、割当対象登録テーブル(TB1)にすでに登録されているか否かを判別し、第2に、登録されていなければ、未割当の割当対象IDの全項目、または、タイムスタンプが最も古い(もしくは、送信回数が最も少ない)割当対象IDの全項目を更新対象として特定する一方、登録されていれば、当該登録された割当対象IDに関連付けられたタイムスタンプおよび使用回数を更新対象とする。
具体的には、同一内容が登録されていない場合に、管理部232は、本文、画像IDおよび動作IDのすべてが(NULL)である未割り当ての割当対象IDを特定して、この割当対象IDの全項目を更新対象とする。また、同一内容が登録されていない場合に、「1」〜「48」までのすべての割当対象IDが登録済みであるとき、タイムスタンプが最も古い割当対象IDのレコードを削除した上で、その全項目を更新対象とする。なお、この場合に、タイムスタンプではなく、使用回数が最も少ない割当対象IDを削除した上で、その全項目を更新対象としても良い。
例えば送信されたメッセージに本文および画像IDが含まれ、動画IDが含まれないタイプ(B)である場合に、割当対象登録テーブル(TB1)に登録されている割当対象が本文および画像IDであって動画IDが(NULL)であり、かつ、メッセージに含まれる本文が割当対象の本文に一致するとともに、メッセージに含まれる画像IDが割当対象の画像IDに一致していれば、登録されている、と判別される。
一方、この場合に、メッセージに含まれる本文が割当対象の本文に一致し、メッセージに含まれる画像IDが割当対象の画像IDに一致していても、同じレコードに動画IDが登録されていれば、登録されていない、と判別される。
なお、送信されたメッセージの全部と同一内容が登録されている場合の事例としては、操作ボタン242が操作された場合と、入力フィールド272に反映された本文、画像選択部250により選択された画像IDまたは動作選択部260により選択された動作IDを含んで作成されたメッセージが、割当対象登録テーブル(TB1)に登録された割当対象と(偶然に、または、意図的に)一致した場合との2通りが想定される。
ここでは、操作ボタン242が、図26に示される送信画面に配置されるとともに、「おめでとうございます。」という本文が入力フィールド272に反映された状態を前提で、メッセージを送信する場合を例として説明する。
なお、「おめでとうございます。」の本文は、割当対象登録テーブル(TB1)に割当対象として登録されていないものとする。すなわち、入力フィールド272に反映されている「おめでとうございます。」は、操作ボタン242の操作によらずに、ソフトウェア・キーボード(図示省略)によって入力されたものとする。また、この例において送信しようとするメッセージは、「おめでとうございます。」の本文のみを含むみ、画像IDおよび動作IDを含まないものとする。
一方、図26における操作ボタン242の配置は、割当対象登録テーブル(TB1)が図23に示される内容であって、操作ボタン割当テーブル(TB2)が図23に示される内容である場合の例である。
このため、図27に示されるように、割当対象IDが「48」のレコードのうち、割当対象の本文には「おめでとうございます。」が登録されるとともに、タイムスタンプには送信日時が記録され、使用回数には初期値の「1」がセットされる。
また、それ以外の操作ボタン242は、直前状態(図26参照)から1つずつシフトしたものとなる。
ここで、2行目中央列のボタンIDは「5」(図25参照)である。このボタンIDが「5」には、割当対象IDが「3」が対応している(図28参照)。割当対象IDが「3」のレコードをみると、「いいよね〜」という本文のみを含むことが判る(図27参照)。すなわち、2行目中央列の操作ボタン242には、「いいよね〜」という本文のみが割り当てられ、タイプ(A)に相当することが判る。
したがって、反映処理では、処理手順がステップSc11→Sc13→Sc16→Sc19→Sc20→Sc22→Sc27という経路を辿る。このため、入力フィールド272には、図30に示されるように「いいよね〜」の本文が反映されることになる。
ここで、利用回数が多い割当対象の順に操作ボタン242を割り当てる場合において、メッセージの登録時に割当対象登録テーブル(TB1)に空きがない場合に、利用回数が最も少ないものを上書き(削除)対象として、入れ替えて登録する構成とすれば良い。
もちろん、上位ボタン群240a、下位ボタン群240bを構成する操作ボタン242の個数はこの例に限られないし、上位ボタン群240aを利用回数とし、下位ボタン群240bを送信日時としても良い。また、上・下に分割するのではなく、左・右に分割しても良い。
なお、このようにボタン群に分割する場合においても、割当対象登録テーブル(TB1)に空きがない場合に、送信日時が最も古いもの、または、利用回数が最も少ないものを上書き(削除)対象として、入れ替えて登録する構成としても良い。
この例において、割当対象IDには、割当対象となるメッセージの本文、画像IDまたは動作IDのいずれかと、割当対象としてどれが登録されているのかを示すタイプと、タイムスタンプと、使用回数とが関連付けられて記憶される。
ここで、送信されたメッセージの一部と同一内容が登録されているとは、送信されたメッセージのタイプが、割当対象登録テーブル(TB1)に登録されている割当対象の組み合わせを包含、または、一致している場合であって、当該メッセージに含まれる本文の一部が、割当対象登録テーブル(TB1)に割当対象として登録された本文と一致していることをいう。
例えば送信されたメッセージに本文および画像IDが含まれ、動画IDが含まれないタイプ(B)である場合であって、当該本文が「こんばんは。元気ですか?」である場合に、割当対象登録テーブル(TB1)に登録されている割当対象が本文のみのタイプ(A)に相当し、かつ、当該割当対象の本文が「こんばんは。」であれば、同一内容がすでに登録されている、と判別される。
あるいは、より広範には、タイプを考慮せずに、送信されたメッセージに含まれる本文の一部と同一内容が、割当対象登録テーブル(TB1)にすでに登録されているか否かを判別しても良い。
逆に、メッセージについてはタイプ(C)、(D)、(E)のように動作IDを伴うものに限定しても良い。タイプ(C)、(D)、(E)に限定する場合、メッセージを送信する際に、動作選択部260や操作ボタン242の操作によって動作IDが指定されていないとき、予め用意された複数の動作IDのなかから、いずれかを所定のルール(例えばランダム)にしたがって選択して、当該選択した動作IDをメッセージに強制的に含ませて送信する構成としても良い。また、動作IDが指定されていない旨を利用者に警告して、いずれかの動作IDを、送信しようとするメッセージに含めるように促す構成としても良い。
このため、図36に示されるように、例えば端末装置20における記憶部205、管理部232、割当部233、表示制御部234および操作処理部235に相当する各部が、SNSサーバ12に設けられた構成としても良い。図36においては、表示部211(タッチパネル212)およびメッセージ作成部236が端末装置20に設けられ、それ以外の各部がSNSサーバ12に設けられた構成を示している。
なお、図36における受信部は、SNSサーバ12に設けられ、端末装置20からのメッセージを受信するものである。また、メッセージ作成部236についてもSNSサーバ12に設けて、端末装置20における作成および送信を代行させても良い。
このような構成によれば、端末装置20での記憶容量や負荷などを軽減することができる。
Claims (11)
- 複数の利用者の間でメッセージの送受を行うメッセージ交換システムにおいて、
前記メッセージに含まれる文字情報と、当該メッセージを送信した利用者を表象するアバターとのうち、少なくとも一方に基づくメッセージ表示を表示部に時系列に表示させる表示制御部と、
前記アバターに与える動作を選択する動作選択部と、
入力フィールドに入力された文字情報と、前記動作選択部で選択された動作を一意に識別する動作IDとのうち、少なくとも一方を含むメッセージを送信する送信部と、
を備え、
前記動作選択部で動作が選択された場合、
前記表示制御部は、
メッセージを送信した利用者を表象するアバターを、当該メッセージに含まれる動作IDに従って動作させ、
前記動作選択部で動作が選択されなかった場合、
前記送信部は、
メッセージに動作IDを含めずに送信し、または、メッセージに予め定められた動作なしを示す情報を含めて送信し、
前記表示制御部は、
メッセージに動作IDが含まれなかった場合、または、メッセージに前記動作なしを示す情報が含まれている場合、メッセージを送信した利用者を表象するアバターを表示させない
ことを特徴とするメッセージ交換システム。 - 前記入力フィールドに文字情報が入力されていない場合に、前記動作選択部で前記動作が選択されているとき、
前記送信部は、前記動作選択部で選択された動作に対応する動作IDを含めたメッセージを送信し、
当該メッセージを受信したときに前記表示制御部は、前記文字情報を表示させずに、メッセージを送信した利用者を表象するアバターを、当該メッセージに含まれる動作IDに従って動作させる
ことを特徴とする請求項1に記載のメッセージ交換システム。 - 複数の利用者の間でメッセージの送受を行うメッセージ交換システムにおいて、
前記メッセージに含まれる文字情報と、当該メッセージを送信した利用者を表象するアバターとのうち、少なくとも一方に基づくメッセージ表示を表示部に時系列に表示させる表示制御部と、
前記アバターに与える動作を選択する動作選択部と、
入力フィールドに入力された文字情報と、前記動作選択部で選択された動作を一意に識別する動作IDとのうち、少なくとも一方を含むメッセージを送信する送信部と、
を備え、
前記表示制御部は、
時系列で表示されるメッセージを送信した利用者を表象するアバターを、メッセージごとに前記表示部の表示画面の左右のうち、一方と他方とで交互に表示させるとともに、当該アバターを、当該メッセージに含まれる動作IDに従って動作させる
ことを特徴とするメッセージ交換システム。 - 前記表示制御部は、
メッセージを送信した利用者を表象するアバターを、
当該メッセージに含まれる動作IDが特定動作ID以外である場合、当該動作IDにしたがって所定の方向に向くように動作させる一方、当該メッセージに含まれる動作IDが特定動作IDである場合、当該アバターを、時系列上において直前のメッセージを送信した利用者を表象するアバターに対向する方向に向くように動作させる
ことを特徴とする請求項3に記載のメッセージ交換システム。 - 前記表示制御部は、
メッセージに含まれる動作IDが特定動作IDである場合には、時系列上で直前のメッセージを送信した利用者を表象するアバターに対向するように表示させ、且つ、当該直前のメッセージを送信した利用者を表象するアバターの動作を、前記特定動作IDに関連付けられた動作に変更して表示させる
ことを特徴とする請求項4に記載のメッセージ交換システム。 - 一の利用者から、当該利用者のアバターの変更が指示されたとき、
前記表示制御部は、
当該利用者を表象するアバターを、時系列において、当該変更の指示前に送信されたメッセージに対応したものを含めて、変更指示されたアバターに切り替えて表示させる
ことを特徴とする請求項4または5に記載のメッセージ交換システム。 - 前記メッセージ交換システムは、グループを構成する複数名の利用者のメッセージを送受するものであり、
前記表示制御部は、前記グループから退会した利用者を表象するアバターを、予め定められたものに変更して表示させる
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のメッセージ交換システム。 - 複数の利用者の間でメッセージを交換させるサービスを提供するサーバと通信可能なコンピュータであって、
前記メッセージを表示させる表示部と、
前記表示部の入力フィールドに入力された文字情報と、動作選択部で選択されるとともにメッセージの送信者を表象するアバターに与える動作を一意に識別する動作IDとのうち、少なくとも一方を含んだメッセージを送信し、前記動作選択部で動作が選択されなかった場合に、メッセージに動作IDを含めずに送信し、または、メッセージに予め定められた動作なしを示す情報を含めて送信する送信部とを備えた前記コンピュータを、
送信または受信したメッセージに含まれる文字情報と、当該メッセージを送信した利用者を表象するアバターとのうち、少なくとも一方に基づくメッセージ表示を前記表示部に時系列に表示させるとともに、
前記動作選択部で動作が選択された場合、
メッセージを送信した利用者を表象するアバターを、当該メッセージに含まれる動作IDに従って動作させ、
メッセージに動作IDが含まれなかった場合、または、メッセージに前記動作なしを示す情報が含まれている場合、
メッセージを送信した利用者を表象するアバターを表示させない表示制御部
として機能させるプログラム。 - 複数の利用者の間で交換されるメッセージを、通信可能な端末装置の表示部に表示させるサービスを提供するコンピュータであって、
前記表示部の入力フィールドに入力された文字情報と、前記端末装置で選択されるとともにメッセージの送信者を表象するアバターに与える動作を一意に識別する動作IDとのうち、少なくとも一方を含んだメッセージを受信し、前記端末装置で動作が選択されなかった場合に、メッセージに動作IDを含めずに受信し、または、メッセージに予め定められた動作なしを示す情報を含めて受信する受信部を備えた前記コンピュータを、
受信したメッセージに含まれる文字情報と、当該メッセージを送信した利用者を表象するアバターとのうち、少なくとも一方に基づくメッセージ表示を前記表示部に時系列に表示させるとともに、
前記端末装置で動作が選択された場合、
メッセージを送信した利用者を表象するアバターを、当該メッセージに含まれる動作IDに従って動作させ、
メッセージに動作IDが含まれなかった場合、または、メッセージに前記動作なしを示す情報が含まれている場合、
メッセージを送信した利用者を表象するアバターを表示させない表示制御部
として機能させるプログラム。 - 複数の利用者の間でメッセージを交換させるサービスを提供するサーバと通信可能なコンピュータであって、
前記メッセージを表示させる表示部と、
前記表示部の入力フィールドに入力された文字情報と、動作選択部で選択されるとともにメッセージの送信者を表象するアバターに与える動作を一意に識別する動作IDとのうち、少なくとも一方を含んだメッセージを送信する送信部と、
を備えた前記コンピュータを、
前記メッセージに含まれる文字情報と、当該メッセージを送信した利用者を表象するアバターとのうち、少なくとも一方に基づくメッセージ表示を表示部に時系列に表示させ、
かつ、
時系列で表示させるメッセージを送信した利用者を表象するアバターを、メッセージごとに前記表示部の表示画面の左右のうち、一方と他方とで交互に表示させるとともに、当該アバターを、当該メッセージに含まれる動作IDに従って動作させる表示制御部
として機能させるプログラム。 - 複数の利用者の間で交換されるメッセージを、通信可能な端末装置の表示部に表示させるサービスを提供するコンピュータであって、
前記表示部の入力フィールドに入力された文字情報と、前記端末装置で選択されるとともにメッセージの送信者を表象するアバターに与える動作を一意に識別する動作IDとのうち、少なくとも一方を含んだメッセージを受信し、前記端末装置で動作が選択されなかった場合に、メッセージに動作IDを含めずに受信し、または、メッセージに予め定められた動作なしを示す情報を含めて受信する受信部を備えた前記コンピュータを、
時系列で表示されるメッセージを送信した利用者を表象するアバターを、メッセージごとに前記表示部の表示画面の左右のうち、一方と他方とで交互に表示させるとともに、当該アバターを、当該メッセージに含まれる動作IDに従って動作させる表示制御部
として機能させるプログラム。
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