JP5654624B2 - 制御装置、制御方法、プログラムおよびシステム - Google Patents

制御装置、制御方法、プログラムおよびシステム Download PDF

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Description

本発明は、SNS(Social Networking Service)などのサイトにおいて利用者間でメッセージを送受信する場合の問題を解決する技術に関する。
近年、インターネットを利用したサイトによって様々なメッセージの閲覧、共有、交換などができるサービスが普及している(例えば特許文献1参照)。
特開2008−242693号公報
ところで、このようなサービスを提供するにあたっては、年少者を適切に保護することが社会的に要請されつつある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、利用者間でメッセージを送受信するシステムにおいて、ある利用者から、見知らぬ年少者の1人のみにメッセージが送信されてしまうのを回避する機能を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明が採用する手段を説明する。なお、本発明の理解を容易にするために、以下では図面の参照符号を便宜的に括弧書で付記するが、本発明を図示の形態に限定する趣旨ではない。
上記目的を達成するために、本発明に係る制御装置(10)は、利用者間でメッセージを送受信するシステムに適用される制御装置(10)であって、メッセージの送信先の候補となる候補利用者の提示を要求する要求利用者から、利用者の属性情報の検索条件を受け付ける受付部(125)と、前記受付部によって受け付けられた検索条件を満たす候補利用者を特定する特定部(126)と、前記特定部(126)で特定された候補利用者を選択可能に表示部(211)に表示させる表示制御部(123)と、を備え、前記表示制御部(123)は、前記特定部(126)で特定された候補利用者のうち年齢情報によって年少者であることが示される特定利用者以外の利用者が選択される前では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が禁止されるように表示させ、当該利用者が選択された後では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が許可されるように表示させることを特徴とする。
本発明によれば、要求利用者が、候補利用者を選択する際に年少者以外の利用者を選択するまで、年少者の選択が禁止される。このため、要求利用者から1人の年少者のみにメッセージを送信することをできないようにすることが可能になる。
なお、ここでいうメッセージは、利用者に閲覧可能にさせる対象であるテキストのような文字情報、音声情報や映像情報などの本体情報の他に、送信者を識別する情報や、メッセージの発信日時情報、当該送信者を表象するアバターの動作を規定する情報などの付帯情報を含む。また、本体情報なしに付帯情報だけでのメッセージを送受信しても良い。
利用者の属性情報とは、利用者の年齢以外に関する情報であり、例えば名前(実名、ニックネームを問わない)、居住地、性別などである。年少者は、記憶部に記憶された年齢情報によって判断され、例えば18歳未満の者をいう。
表示制御部において、選択が禁止または許可されるように表示させる、とは、表示部の制御については、表示部の表示内容を直接的に制御する場合のみならず、表示の制御を記述したプログラムを埋め込んだ画面情報を、表示部を含む端末装置側に送信する一方、当該プログラムにしたがって表示内容を間接的に制御する場合を含む。
本発明において、前記特定部(108)は、複数の利用者のそれぞれについて前記属性情報と年齢情報とを関連付けて記憶する記憶部(106)にアクセスして、特定された候補利用者の年齢情報を取得する構成が好ましい。この構成において、「属性情報と年齢情報とを関連付けて記憶」には、属性情報に対し年齢情報を直接的に関連付けて記憶する態様のほか、属性情報に対しID等を介して年齢情報を間接的に関連付けて記憶する態様などが含まれ、属性情報で示される利用者の年齢情報を取得できるように記憶されていれば良い。
上記目的は、次のような構成の制御装置(10)によっても達成することができる。すなわち、利用者間でメッセージを送受信するシステムに適用される制御装置(10)であって、メッセージの送信先の候補となる候補利用者の提示を要求する要求利用者から、利用者の属性情報の検索条件を受け付ける受付部(125)と、複数の利用者のそれぞれについて前記属性情報と年齢情報とを関連付けて記憶する記憶部(106)にアクセスして、前記受付部(125)によって受け付けられた検索条件を満たす候補利用者を特定する特定部(126)と、前記特定部で特定された候補利用者を選択可能に表示部に表示させる表示制御部(123)と、を備え、前記表示制御部(123)は、前記年齢情報によって年少者であることが示される特定利用者以外の利用者が選択される前では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が禁止されるように表示させ、当該利用者が選択された後では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が許可されるように表示させることを特徴とする制御装置(10)によっても達成することができる。この制御装置(10)によっても、要求利用者が、候補利用者を選択する際に年少者以外の利用者を選択するまで、年少者の選択が禁止されるので、要求利用者から1人の年少者のみにメッセージを送信することをできないようにすることが可能になる。この構成において、「属性情報と年齢情報とを関連付けて記憶」には、属性情報に対し年齢情報を直接的に関連付けて記憶する態様のほか、属性情報に対しID等を介して年齢情報を間接的に関連付けて記憶する態様などが含まれ、属性情報で示される利用者の年齢情報を取得できるように記憶されていれば良い。
本発明において、前記記憶部(106)は、複数の利用者のそれぞれについて利用者が正会員か準会員を示す会員情報を関連付けて記憶しており、前記表示制御部(123)は、前記特定利用者に前記準会員を含めて、前記特定利用者の選択が許可または禁止されるように表示させる構成が好ましい。なお、年齢情報が不明な利用者であって当該利用者が年少者か否かの判断ができない場合には、当該利用者を特定利用者に含める構成でも良い。
この構成によれば、要求利用者からすれば、選択が禁止された特定利用者が年少者であるか準会員であるかを特定させないようにすることができる。ここで、準会員とは、正会員と比較して、提供されるサービスの種類、範囲、権能などに制限が課せられている者をいう。つまり、会員に対して提供するサービスが相違するグレーディングが設けられていれば良く、グレーディングの高い方の会員を正会員とし、グレーディングの低い方の会員を準会員としている。
本発明において、前記記憶部(106)は、利用者間の友達関係について、利用者を一意に識別する識別情報に関連付けて記憶しており、前記表示制御部(123)は、前記特定利用者が前記要求利用者と友達関係である場合には、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が許可されるように表示させる構成としても良い。実社会で要求利用者と年少者とが友達関係や知り合い関係にある場合、当該要求利用者から1人の年少者のみにメッセージを送信することを禁止する理由がないからである。実社会で要求利用者と年少者との知り合い関係の例としては、親子が挙げられる。
なお、特定利用者と要求利用者とが友達関係である場合とは、当該SNSにおいて、友だちとして互いに設定している場合である。ここで互いに設定しているとは、友達関係であることが互いに認識されていることを意味する。一度、友達関係となった後で、一方からの設定により友達関係が解除された利用者に対して、要求利用者による特定利用者の選択が許可されるように表示させるかどうかは任意である。また、一方的な友達関係を結ぶことができるSNSである場合には、年少者側から要求利用者に対する一方的な友達関係であるときには、要求利用者による特定利用者の選択が許可されるように表示させる構成としても良い。また、当該SNSにおいて友達関係となっていない場合でも、当該SNSで提供される画像共有やゲーム等のアプリケーション内で所定の関係が構築されている利用者を、当該SNSにおける友達関係に含めても良い。
本発明において、前記候補利用者のなかから、前記要求利用者によって選択された1または複数の利用者にメッセージを送信可能に管理する管理部(127)を備える構成としても良い。
本発明において、前記システム(1)は、グループを構成する2以上の利用者間で互いにメッセージを送受信するものであり、前記受付部(125)は、利用者が参加しているグループから退会する要求を受け付け、前記管理部(127)は、前記受付部(125)で受け付けられた利用者を前記グループから削除した場合に当該グループに参加している利用者が1人になるとき、当該グループの利用を不可能にする構成が好ましい。この構成によれば、ある利用者の退会によってグループに参加している利用者が1名となってしまうときに、グループが存置されてしまうことが防止される。
グループの利用を不可能にするとは、当該グループで新たなメッセージを送受信できないようにすることであり、これまでに送受信されたメッセージについては、閲覧可能な状態を保つようにしても良い。また、新たな利用者を追加するようにして当該グループを再利用できるようにしても良い。すなわち、ある利用者の退会によってグループに参加している利用者が1名となってしまった状態では、利用が不可能であることを意味する。
この構成において、前記管理部(127)は、前記受付部(125)で受け付けられた利用者を当該利用者が参加しているグループから削除した場合に当該グループに参加している利用者が2人であって、そのうち1人が特定利用者であるとき、当該グループの利用を不可能にする態様が好ましい。この態様によれば、事後的にグループに参加している人数が2名となる場合であって、そのうち1人が年少者(または準会員)の特定利用者であるときにも、グループの利用が不可能にされるので、ある利用者から1人の年少者のみにメッセージを送信できないようにすることができる。グループの利用を不可能にするとは、当該グループで新たなメッセージを送信できないようにすることであり、これまでに送受信されたメッセージを閲覧可能にしても良い。また、新たな利用者を追加するようにして当該グループを再利用できるようにしても良い。すなわち、事後的にグループに参加している人数が2名となる場合であって、そのうち1人が特定利用者である状態では、利用が不可能であることを意味する。
ここで、前記管理部(127)は、前記要求利用者によって選択された利用者が同意したときに、当該利用者をグループに参加させるようにしても良い。これにより、ある利用者が、あるグループに知らずに参加することが未然に回避される。
上記目的は、次のような構成の制御装置(10)によっても達成することができる。すなわち、利用者間でメッセージを送受信するシステムに適用される制御装置(10)であって、メッセージの送信先の候補となる候補利用者の提示を要求する要求利用者から、利用者の属性情報の検索条件を受け付ける受付部(125)と、前記受付部によって受け付けられた検索条件を満たす候補利用者を特定する特定部(126)と、前記特定部(126)で特定された候補利用者を選択可能に表示部に表示させる表示制御部(123)と、を備え、前記表示制御部(123)は、前記特定部(126)で特定された候補利用者のうち年齢情報によって年少者であることが示される特定利用者以外の利用者が選択される前に前記要求利用者によって当該特定利用者が選択された場合には前記表示部(211)にエラーを出力させ、当該利用者が選択された後に前記要求利用者によって当該特定利用者が選択された場合には前記表示部にエラーを出力させないことを特徴とする制御装置(10)によっても達成することができる。
また、上記目的は、次のような構成の制御装置(10)によっても達成することができる。すなわち、利用者間でメッセージを送受信するシステムに適用される制御装置(10)であって、メッセージの送信先の候補となる候補利用者の提示を要求する要求利用者から、利用者の属性情報の検索条件を受け付ける受付部(125)と、複数の利用者のそれぞれについて前記属性情報と年齢情報とを関連付けて記憶する記憶部(106)にアクセスして、前記受付部(125)によって受け付けられた検索条件を満たす候補利用者を特定する特定部(126)と、前記特定部(126)で特定された候補利用者を選択可能に表示部(211)に表示させる表示制御部(123)と、を備え、前記表示制御部(123)は、前記年齢情報によって年少者であることが示される特定利用者以外の利用者が選択される前に前記要求利用者によって当該特定利用者が選択された場合には前記表示部(211)にエラーを出力させ、当該利用者が選択された後に前記要求利用者によって当該特定利用者が選択された場合に前記表示部(211)にエラーを出力さないことを特徴とする制御装置(10)によっても達成することができる。
このような制御装置(10)にあっては、前記候補利用者のなかから、前記要求利用者によって選択された1または複数の利用者にメッセージを送信可能に管理する管理部(127)を備え、前記管理部(127)は、前記要求利用者と前記特定利用者とによってグループが構成される場合、当該グループの利用を不可能にしても良い。
なお、本発明は、サーバとしての制御装置(10)のみならず、当該制御装置(10)の制御方法や、コンピュータを当該サーバ(10)として機能させるプログラムとしても概念することができる。また、当該サーバ(10)と通信可能なコンピュータを、利用者によって操作される端末装置(20)として機能させるプログラムとしても概念することができる。
ここで、コンピュータをサーバ(10)として機能させるプログラムは記録媒体に記録されても良い。この記録媒体を用いれば、例えば上記コンピュータに上記プログラムをインストールすることができる。ここで、上記プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であっても良い。
また、コンピュータを端末装置(20)として機能させるプログラムについても同様に記録媒体に記録されても良い。コンピュータを端末装置(20)として機能させるプログラムには、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶される上記プログラムのコードは、端末装置(20)で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでも良い。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置(20)で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、上記プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置(20)で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていても良い。
実施形態に係る制御装置を適用したシステムの構成を示す図である。 同システムにおけるSNSサーバの構成を示すブロック図である。 同システムにおける端末装置を示すブロック図である。 同システムにおいてグループの作成時に構築される機能ブロック図である。 ユーザ登録テーブルの一例を示す図である。 グループ登録テーブルの一例を示す図である。 同システムにおけるメッセージ処理の動作を示すフローチャートである。 同システムにおけるグループ管理処理の動作を示すフローチャートである。 同システムにおけるグループ管理処理の動作を示すフローチャートである。 メッセンジャートップ画面の一例を示す図である。 フレンドトップ画面の一例を示す図である。 SNSフレンドのリスト画面の一例を示す図である。 ゲームフレンドのリスト画面の一例を示す図である。 フレンド検索の初期画面の一例を示す図である。 フレンド検索結果画面の一例を示す図である。 フレンド検索結果画面の一例を示す図である。 メッセージ内容とメッセージ表示との関係を示す図である。 メッセージ表示の位置を示す図である。 メッセージ表示画面の一例を示す図である。 メッセージ表示画面の一例を示す図である。 フレンド検索結果画面におけるエラーの一例を示す図である。 応用例(その1)に係るシステムの構成を示す図である。 応用例(その2)に係るシステムの構成を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
<全体構成>
図1は、実施形態に係る制御装置を適用したシステムの全体的な構成を示すブロック図である。
この図に示されるように、システム1では、複数の端末装置20−1、20−2、20−3、…が、移動通信網Nb、ゲートウェイ15およびインターネットNaを介して、制御装置として機能するSNSサーバ10に接続された構成となっている。
以下においては、端末装置20−1、20−2、20−3、…については、端末装置を特定せずに一般的に説明するので、符号における「−(ハイフン)」以下を省略して単に「20」とする。
SNSサーバ10は、SNS運営者によって運営され、SNS会員(以下、単に「会員」という。)同士が交流するためのソーシャル・ネットワーキング・サービスを提供する。このサービスには、会員に各種のゲームを提供したり、グループを構成する複数の利用者同士でメッセージを送信・閲覧するサービスを提供したりすることが含まれる。
このような各種サービスを提供するため、SNSサーバ10は、会員に関する情報や会員から発信されたメッセージなどを管理する。また、SNSサーバ10は、後述するグループ作成や、メッセージの閲覧などに必要な情報をテーブル化して記憶する。
図2は、SNSサーバ10のハードウェア構成を示すブロック図である。この図に示されるように、SNSサーバ10は、装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit)101と、CPU101の主記憶部として機能するRAM(Random Access Memory)102と、ブートプログラムなどを記憶したROM(Read Only Memory)103と、ネットワークを介して通信するためのインターフェース(I/F)105と、各種のプログラムやデータを記憶するストレージユニットの記憶部106と、を含む。また、記憶部106には、データベース108が記憶されてCPU101によって管理される。
なお、データベース108によって管理されるデータやテーブルの詳細については後述する。このほかにも、SNSサーバ10では、時間情報を出力するリアルタイムクロックが設けられるが図示を省略している。
また、SNSサーバ10は、図1においては1台で構築されているが、2台以上に分散させるとともに外部からみたときに仮想的に1台であるかのようにみえる構成としても良い。一方で、SNSサーバ10の一部の機能を他のサービスを提供しているサーバで構築しても良い。また、SNSサーバ10が中継サーバを介して端末装置20と接続するように構成しても良い。
端末装置20は、例えば利用者が操作する携帯電話機である。この端末装置20は、表示部211に重ねられたタッチパネル212を有し、利用者が表示部211の画面に対してタッチ操作等することで、必要な情報の入力や各種の指示が与えられる構成となっている。
図3は、端末装置20のハードウェア構成を示すブロック図である。この図に示されるように、端末装置20は、CPU201と、RAM202と、ROM203と、通信部204と、記憶部205と、RTC(Real Time Clock)206と、表示部211と、タッチパネル212と、を含む。
このうち、CPU201は端末装置20の全体を制御し、RAM202はCPU201の主記憶部として用いられ、ROM203は基本プログラムなどを記憶する。通信部204は、移動通信網Nbを介してSNSサーバ10と通信する。
記憶部205は、SNSサーバ10から各種のサービスの提供を受けるためのアプリケーションプログラムや、各種のデータなどを格納する。ここでいうアプリケーションプログラムは、SNS運営者によって提供され、特定の配信サーバからダウンロードされて、端末装置20にインストールされたものである。また、端末装置20には、表示の制御が記述されたウェブページを閲覧するためのブラウザがインストールされている。RTC206は、現在時刻の時間情報を出力する。
表示部211は、例えば液晶表示装置や有機EL(Electro Luminescence)装置などの表示パネルである。タッチパネル212は、詳細な説明については省略するが、表示部211による表示画面のタッチ位置(XY座標値)を検出し、検出したタッチ位置を示す位置情報をCPU201に出力する。CPU201は、タッチパネル212からの位置情報に基づいて、タッチ位置の移動方向や、移動速度、タッチ操作の種類等を検出する。
ここで、検出可能なタッチ操作の種類には、例えばタップ、フリック、ドラッグ、ピンチ等が含まれる。このうち、タップとは、表示画面を指で軽く叩く操作である。フリックとは、画面に表示された対象物を指で軽く払う操作である。ドラッグとは、画面に表示された対象物を指で接触させた状態で移動させる操作である。ピンチとは、表示画面に二本の指を接触させた状態で広げたり狭めたりする操作である。
なお、端末装置20は、移動通信網Nbに限られず、無線LAN(Local Area Network)に接続される構成であっても良い。無線LANに接続される場合、端末装置20は、無線基地局(アクセスポイント)およびインターネットNaを経由して、上記SNSサーバ10に接続される。また、端末装置20は、携帯電話機に限られず、タブレット型コンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)などでも良い。
図4は、端末装置20がSNSサーバ10からメッセージ機能(メッセンジャー)によってサービスの提供を受ける場合に、システム1で構築される機能ブロックを示す図である。この図に示されるように、SNSサーバ10側では、サービスを提供するためのプログラムをCPU101が実行することによって、表示制御部123、受付部125、特定部126および管理部127が構築される。
また、データベース108には、会員の情報等を記憶するユーザ登録テーブルTB1と、グループに関する情報を記憶するグループ登録テーブルTB2と、会員同士の友達関係を記憶する友達関係記憶テーブルTB3と、投稿・応答履歴をグループ毎に記憶する投稿・応答履歴記憶部118とが管理される。
なお、ユーザ登録テーブルTB1、グループ登録テーブルTB2、友達関係記憶テーブルTB3および投稿・応答履歴記憶部118の詳細については、後述することにする。
一方、端末装置20側では、CPU201がアプリケーションプログラムを実行することによって、ブラウザ221、操作検出部222が構築される。
操作検出部222は、タッチパネル212で検出された位置情報に基づいて操作された位置や種類等を出力する。
ブラウザ221は、SNSサーバ10から送信されたウェブ画面情報を解析して表示部211に表示させるとともに、操作検出部222によって検出されたタッチパネル212への操作に応じてウェブ画面の一部または全部の表示を、切り替えたり、移動させたり、動きを与えたりするなどのような制御を行う。加えて、ブラウザ221は、表示部211に重ねられたタッチパネル212に対してなされた操作の情報をSNSサーバ10に出力する。この操作の情報には、フィールド220に入力された検索条件が含まれる。
SNSサーバ10側において、受付部125は、ブラウザ221または操作検出部222からタッチパネル212に対してなされた操作の情報を受け付ける。
特定部126は、受付部125によって受け付けられた情報や、表示制御部123、管理部127の指示にしたがって、記憶部106内のデータベース108にアクセスして、必要な情報を読み出したり、転送したり、書き込んだりする。
表示制御部123は、表示の制御を記述したプログラムを埋め込んだウェブ画面情報を作成して、端末装置20に送信する。これにより、端末装置20では、ブラウザ221がウェブ画面情報を解析して表示部211にウェブ画面を表示させるので、SNSサーバ10における表示制御部123が、端末装置20における表示部211の表示を間接的に制御することになる。
管理部127は、グループを構成する利用者へのメッセージの送信および受信を管理する。この管理には、グループの利用者におけるメッセージの送信を不可とすることも含まれる。
なお、図において、表示制御部123から端末装置20以外に向かう矢印は、当該端末装置20以外の端末装置にも情報が出力されることを示し、同様に、端末装置20以外から受付部125に向かう矢印は、他の端末装置20からも情報が入力されることを示している。
次に、データベース108で記憶されるテーブルや記憶部について説明する。
<ユーザ登録テーブル>
図5は、ユーザ登録テーブルTB1の一例を示す図である。
この図に示されるように、ユーザ登録テーブルTB1では、会員IDと、利用者IDと、利用者の名前情報と、アバター情報と、プロフィール画像と、年齢情報と、会員種別情報と、居住地情報とが会員毎に対応付けられて記憶される。
これらのうち、会員IDは、SNS会員を例えば複数の英数字で一意に識別する情報である。利用者IDは、メッセージ送信・閲覧サービスの提供を受ける利用者を、システム1の内部で一意に識別する情報であり、図の例では通し番号が用いられている。ここでは、会員の一部が当該メッセージ送信・閲覧サービスの提供を受けることを想定しているので、会員IDと利用者IDとが分けて管理されている。利用者の名前情報は、SNSにおいて利用者同士で呼び合う際に使用する名前を示し、実名やニックネームが用いられる。アバター情報は、当該利用者を表象するアバター画像を示し、プロフィール画像は、当該利用者を示す画像を示し、いずれも利用者によって選択または編集されたものが用いられる。なお、アバター情報およびプロフィール画像については、実体そのものではなく、実体のリンク先(参照先)であっても良い。いずれにしても、利用者ID等から、アバター情報およびプロフィール画像が取得できる手段が講じられていれば良い。
年齢情報は、会員の年齢を示す。年齢情報としては、年齢そのものではなく、例えば16歳以上18歳未満、18歳以上20歳未満、20歳以上25歳未満、25歳以上30歳未満というような年齢区分のいずれに当該会員が属するのかを示す情報でも良い。また、年少者か否かを示す情報であっても良い。
会員種別情報は、会員が例えば正会員、準会員のいずかであるかを示す。
ここで、正会員とは、SNSが提供するサービスに制限が課せられない会員をいう。正会員になるためには、一般にはSNSに個人情報(実名、SNSで使用する名前、性別、年齢、生年月日、住所、電話番号、メールアドレスなど)を登録する必要がある。
準会員とは、仮発行されたアカウントによって試験的にSNSによるサービスの提供を受ける会員をいい、正会員と比較してSNSで提供されるサービスが制限されている。また、準会員には、仮発行されたアカウントではなく、例えば当該SNS以外の他のサービスのアカウントを利用してログインした者も含まれる。準会員は、SNSに個人情報の一部のみ(例えば性別、名前)の登録で足りるようにしているので、登録に際しての敷居が下げられている。
ここで、メッセージ送信・閲覧サービスの提供を受けることができる会員は、正会員および準会員のみとする。また、本説明では、例えば18歳未満の会員は、年少者として取り扱い、18歳以上の会員は、年長者(非年少者)として取り扱うものとする。準会員は、年齢を問わず、サービスを制限する意味で、年少者と同じ扱いとする。
ところで、本実施形態において、メッセージ送信・閲覧サービスは、複数の利用者で構成されたグループを単位として実行される。
ここで、グループを作成するにあたって、グループを構成する利用者が見知らぬ者同士の2人のみであって、そのうち、少なくとも一方が年少者である場合、防犯上、風紀上、好ましくない状態にあるといえる。このため、本実施形態では、グループを作成するにあたって、このような状態を作り出さないようにする。
また、利用者がグループから退会する場合において、退会によって当該グループを構成する残りの利用者が見知らぬ者同士の2人のみであって、そのうち、少なくとも一方が年少者である場合も同様に好ましくない状態にあるといえる。このため、本実施形態では、退会などのように、グループの管理にあたって、このような状態を作り出さないようにする。
なお、図5に示したユーザ登録テーブルTB1において、居住地情報は、会員の住所または居所を示す情報である。準会員では、上述したように年齢と居住地の登録が要件とされていないので、図5に示されるように未入力(未登録)を示す「−」となっている。
<グループ登録テーブル>
上述したように、メッセージ送信・閲覧サービスは、グループを単位として実行される。1つのグループは、2人以上の利用者で構成され、いずれの利用者も、このSNSの会員であることを条件としている。このようなグループの登録を管理するのが、グループ登録テーブルTB2である。
図6は、グループ登録テーブルTB2の一例を示す図である。この図に示されるように、グループ登録テーブルTB2では、グループを一意に識別するグループIDと、グループの名称と、グループを構成するメンバーとして例えばAからEまでの5人の利用者IDとがグループ毎に対応付けられて記憶される。なお、グループメンバーの<null>は、未設定の空き状態であることを示している。
ここで、図6の例において、矢印で示されるグループは、グループIDが「xxx1」であって、グループ名称が「ゲーマーズ」であり、利用者IDが「3」、「5」、「2」、「8」の4名の利用者によって構成されていることを示している。ここで、利用者IDが「3」、「5」、「2」、「8」の利用者については、図5に示したユーザ登録テーブルを参照することによって、必要な情報を取得することができる。
<友達関係記憶テーブル>
SNSでは、上述したように会員に各種のゲームが提供される。このゲームには、個人のみで完結し他者との連携を不要とする自己完結型のゲームのほか、他の会員とコミュニケーションをとりながらプレイするソーシャルゲームが含まれる。このようなソーシャルゲームで知り合った利用者同士の関係をゲーム毎に記憶したり、実社会において知り合いである利用者同士などの関係を記憶したりするのが友達関係記憶テーブルTB3である。
なお、利用者同士の友達関係は、利用者を識別する情報(利用者IDまたは会員ID)で互いに関連付けて記憶されるが、その具体的な記憶態様については、説明を省略することにする。
<投稿・応答履歴記憶部>
システム1においては、当該グループのメンバーによって送信されたメッセージが送信時間の順で表示される、というサービスが当該グループを構成するメンバーのそれぞれに提供される。
ここで、「メッセージ」には、メッセージの本文である文字情報のほかに、送信者を一意に識別する利用者IDや、メッセージの発信日時を示す発信日時情報、送信者のアバターのアバター情報、当該アバターの動作を規定するモーション情報を一意に識別する動作IDなどが含まれる。
アバターは、送信者(利用者)を表象する一種のキャラクター画像であり、例えばメッセージの送信前に予め作成/選択されて、例えばSNSサーバ10に登録される。これにより、各利用者には、それぞれアバターが関連付けられることになる。なお、アバターは、例えば頭部、胴部、両手、両足に相当するブロックでデフォルメして、これらの関節において一定のルールで動きが与えられる構成となっている。
また、以降では、ある特定の端末装置20に着目するとともに、当該端末装置20とSNSサーバ10とにおける動作を説明するので、着目する端末装置20の利用者を、他の端末装置20に係る利用者と区別する意味で特に「主体者」と呼ぶ場合がある。
メッセージの送信には、厳密にいえば「投稿」と「応答」との2種類がある。このうち、「投稿」とは、主体者や他の利用者が基礎となるメッセージを発信(送信)することをいう。また、「応答」とは、ある投稿(または応答)に対して他の利用者や主体者がメッセージで返信することをいう。このため、「応答」には、必ず基礎となる「投稿」が存在することになる。なお、「応答」に対して別の「応答」が発生する場合もある。
ただし、本実施形態においては、「投稿」と「応答」とについては特に次のように必要がない限り、単にメッセージの送信として区別しないものとする。
本実施形態において、主体者や他の利用者がメッセージを「投稿」したとき、そのメッセージは、そのメッセージを構成する文字情報と、投稿者の利用者IDと、その「投稿」を一意に識別する投稿IDと、発信日時(日付および時間)とに対応付けられて投稿・応答履歴記憶部118に記憶される。なお、厳密にいえば、後述するようにメッセージに文字情報(本体情報)が含まれない場合があり、その一方で、アバターの動作を規定するモーション情報(付帯情報)が対応付けられる場合もある。
「投稿」に対して、主体者や他の利用者がメッセージで「応答」したとき、当該メッセージは、その「応答」の基礎となる「投稿」の投稿IDと投稿者の利用者IDとに紐付けられるとともに、応答者の利用者IDと、その「応答」を一意に識別する応答IDと、発信日時とに対応付けられて投稿・応答履歴記憶部118に記憶される。
このようにして、ある1つの「投稿」に対して、0個または1個以上の「応答」が順次紐付けられたものが投稿・応答履歴である。データベース108における投稿・応答履歴記憶部118は、このような投稿・応答履歴を例えばグループに対応付けて記憶する。なお、投稿・応答履歴の具体的な記憶態様については、本願発明と特に関係しないので、説明を省略することにする。
次に、システム1において、メッセージ送信・閲覧サービスを提供するメッセージ処理が実行される際の動作について説明する。
図7は、メッセージ処理の動作を示すフローチャートであり、図8および図9は、メッセージ処理におけるグループ管理処理の動作を示すフローチャートである。
まず、端末装置20において、メッセージ処理を実行するために、利用者が所定の操作をしたとき、例えば当該機能を示すアイコンなどをメインメニュー画面(図示省略)においてタップしたとき、当該端末装置20では操作検出部222が、当該タップを検出して、メッセージ処理の起動指示がなされたことをSNSサーバ10に通知する。
SNSサーバ10において、受付部125が当該起動の通知を受け付けると、当該通知を特定部126に転送する。特定部126は、グループ登録テーブルTB2にアクセスして、当該端末装置20の利用者をメンバーとするグループが存在するか否かを判別する(ステップSa11)。
グループが存在しなければ(ステップSa11における判別結果が「No」であれば)、処理手順が後述するステップSa20に移行する。一方、グループが存在すれば(ステップSa11における判別結果が「Yes」であれば)、特定部126は、当該端末装置20の利用者をメンバーとするグループの情報をすべて読み出し、これらの情報に基づいたメッセンジャートップ画面を作成するように表示制御部123に指示する。表示制御部123は、読み出された情報に基づく画面情報であって、当該画面の制御を記述したプログラムを埋め込んだウェブ画面情報でメッセンジャートップ画面を作成し、起動を通知した端末装置20に送信する。
端末装置20では、ウェブ画面情報をブラウザ221が解析して、表示部211にメッセンジャートップ画面を表示させる(ステップSa12)。
図10は、メッセンジャートップ画面の一例を示す図である。
この図に示されるように、端末装置20の表示部211においては、当該端末装置20の利用者がメンバーとして登録されているグループが、名称、メンバーのプロフィール画像、当該グループのメンバーによる最終発言日時などとともに、例えば最新の投稿・応答があった順番で一覧表示される。
ボタン231は、新規グループの作成を指示するソフトウェアボタンである。
領域232では、端末装置20の利用者に関係する「お知らせ」が通知される。なお、この領域232の表示部分を例えばタップすると、別画面が開いて「お知らせ」についての詳細が表示される。
マーク233は、それが付されたグループにおいて当該端末装置20の利用者が未だに閲覧していないメッセージがあることを示している。
ボタン234、235、236のそれぞれは、各グループに対応してそれぞれ表示されたソフトウェアボタンである。このうち、ボタン234は、対応するグループのメッセージの閲覧への移動を、その操作によって指示するものであり、ボタン235は、そのグループの編集を指示するものであり、ボタン236は、そのグループから退会を指示するものである。
ボタンFinは、このメッセージ処理の終了を指示するものである。
なお、各グループにおいて、左端のメンバーのプロフィール画像を囲む太枠は、当該グループの管理者(作成者)であることを示す。
グループが多数あって、表示部211で1度に表示しきれない場合でも、例えばフリックや、スライドバー237の移動などの操作をすれば、上下にスクロール表示される。また、各グループの表示順序は、最新の投稿・応答があった順に限られず、グループの作成順(新しい順、古い順)、グループメンバーの多い順、少ない順などでも良い。
このようなメッセンジャートップ画面において、ブラウザ221は、タッチパネル212に対して適切な操作がなされたのか否かを操作検出部222の検出結果から判別する(ステップSa13)。ここで、適切な操作とは、タップやフリックなどが想定されるボタン表示部分や領域などへの操作をいう。操作がなければ、または、操作があっても想定されていない無効な操作であれば(ステップSa13の判別結果が「No」であれば)、処理手順がステップSa12に戻る。このため、何らかの適切な操作があるまで、メッセンジャートップ画面の表示が継続することになる。
適切な操作が操作検出部222によって検出されたとき(ステップSa13の判別結果が「Yes」になったとき)、ブラウザ221は、当該操作が終了の指示、すなわちボタンFinの表示部分への操作であったか否かを判別する(ステップSa14)。
終了の指示であれば(ステップSa14の判別結果が「Yes」であれば)、このメッセージ処理が終了して図示省略したメインメニュー画面に戻る。
一方、終了の指示でなければ(ステップSa14の判別結果が「No」であれば)、ブラウザ221は、当該操作がグループ選択の指示、すなわち、いずれかのグループに対応したボタン234の表示部分への操作であったか否かを判別する(ステップSa15)。
当該操作がグループの選択であれば(ステップSa15の判別結果が「Yes」であれば)、処理手順がステップSa16に移行する。当該操作がグループ選択でなければ(ステップSa15の判別結果が「No」であれば)、処理手順がステップSa20に移行する。
ステップSa20では、図8および図9に示されるグループ管理処理が実行される。
まず、グループ管理処理においてブラウザ221は、メッセンジャートップ画面に対してなされた操作が新規グループ作成の指示、すなわちボタン231の表示部分への操作であったか否かを判別する(ステップSb11)。
新規グループの作成の指示でなければ(ステップSb11の判別結果が「No」であれば)、処理手順が後述するステップSb51に移行する。一方、新規グループの作成の指示であれば(ステップSb11の判別結果が「Yes」であれば)、ブラウザ221は、当該指示がなされたことをSNSサーバ10に通知する。SNSサーバ10において、受付部125が当該指示を受け付けると、当該指示を特定部126に転送する。特定部126は、友達関係記憶テーブルTB3にアクセスして、当該端末装置20の利用者と友達関係にある利用者の情報を読み出し、これらの情報に基づいたフレンドトップ画面を作成すべき旨を表示制御部123に指示する。表示制御部123は、読み出された情報に基づく画面情報であって、当該画面の制御を記述したプログラムを埋め込んだウェブ画面情報でフレンドトップ画面を作成して、指示を通知した端末装置20に送信する。
端末装置20では、ウェブ画面情報をブラウザ221が解析して、表示部211にフレンドトップ画面を表示させる(ステップSb12)。
フレンドトップ画面について説明する前に、新規グループを作成するにあたっては、グループのメンバーになり得る候補者(候補利用者)を知る必要がある。本実施形態においてメンバーの候補者は、SNSフレンド、ゲームフレンドおよび検索結果から得られた者の3種類から選択されることを想定している。
ここで、SNSフレンドとは、当該SNSの会員であって、実社会においても知り合いの会員である。また、ゲームフレンドとは、当該SNSの会員であって、当該SNSで提供されるソーシャルゲームにおいてコミュニケーションした会員である。検索結果とは、利用者全体を対象として利用者の名前や居住地などの属性情報から検索して得られた結果である。検索結果については、SNSフレンドやゲームフレンドで見つけることができなかった場合などに利用されることを想定している。
さて、図11は、フレンドトップ画面の一例を示す図である。
この図に示されるように、表示部211においては、ボタン241、243、245が表示される。また、ボタン241、243の表示部分の間の領域242においては、グループのメンバーになり得る候補者をゲームフレンドから選択する前段階として、当該端末装置20の利用者が参加しているゲームの一覧が表示される。ここで、参加しているゲームが多数あって、1度に表示しきれない場合、例えばスライドバー244を移動させたり、一覧表示部分をフリックしたりするなどすれば、上下にスクロール表示される。
ボタン241は、その操作によって、グループのメンバーになり得る候補者をSNSフレンドから選択するためのリスト画面への移行を指示するソフトウェアボタンである。また、ボタン243は、その操作によって、グループのメンバーになり得る候補者を検索するための検索画面への移行を指示するソフトウェアボタンである。ボタン245は、その操作によって、メッセンジャートップ画面に戻ることを指示するソフトウェアボタンである。
このようなフレンドトップ画面において、ブラウザ221は、タッチパネル212に対して適切な操作がなされたのか否かを判別する(ステップSb13)。操作がなければ、または、操作があっても無効な操作であれば(ステップSb13の判別結果が「No」であれば)、処理手順がステップSb12に戻るので、結局、何らかの適切な操作があるまで、フレンドトップ画面の表示が継続する。
適切な操作がなされたとき(ステップSb13の判別結果が「Yes」になったとき)、ブラウザ221は、当該操作がボタン241の表示部分、または、領域242への操作であったか否かを判別する(ステップSb14)。
当該操作がボタン241の表示部分への操作ではなく、領域242への操作でもなければ(ステップSb14の判別結果が「No」であれば)、当該操作は、ボタン243またはボタン245の表示部分への操作である。このため、処理手順は、後述するステップSb31に移行する。
一方、当該操作がボタン241の表示部分への操作、または、領域242への操作であれば(ステップSb13の判別結果が「Yes」であれば)、次のようにして、操作された表示部分に対応したフレンドのリスト画面が表示される(ステップSb15)。
詳細には、ボタン241の表示部分への操作であれば、ブラウザ221が当該操作の通知をSNSサーバ10に通知する一方、SNSサーバ10において、受付部125が当該通知を受け付けると、当該通知を特定部126に転送する。特定部126は、当該端末装置20の利用者(利用者ID)とはSNSフレンドの関係にある利用者(利用者ID)を、友達関係記憶テーブルTB3にアクセスして特定するとともに、特定した利用者の名前およびプロフィール画像を、ユーザ登録テーブルTB1にアクセスして取得する。特定部126は、これらの情報に基づいたSNSフレンドリスト画面を作成する旨を表示制御部123に指示する。表示制御部123は、これらの情報に基づくウェブ画面情報であって、当該画面の制御を記述したプログラムを埋め込んだウェブ画面情報で、SNSフレンドリスト画面を作成して、操作を通知した端末装置20に送信する。端末装置20では、ウェブ画面情報をブラウザ221が解析して、表示部211にSNSフレンドリスト画面を表示させる。
また、領域242への操作であれば、ブラウザ221は、一覧表示されたゲームのうち、どのゲームの表示部分が操作されたのかを示す情報をSNSサーバ10に通知する。一方、SNSサーバ10において、受付部125が当該情報を受け付けると、当該情報を特定部126に転送する。特定部126は、当該端末装置20の利用者とは、操作されたゲームにおいてゲームフレンドの関係にある利用者を、友達関係記憶テーブルTB3にアクセスして特定するとともに、特定した利用者の名前およびプロフィール画像を、ユーザ登録テーブルTB1にアクセスして取得する。特定部126は、これらの情報に基づいたゲームフレンドリスト画面を作成する旨を表示制御部123に指示し、表示制御部123は、これらの情報に基づいて、ウェブ画面情報でゲームフレンドリスト画面を作成して、これにより、端末装置20ではブラウザ221が、表示部211にゲームフレンドリスト画面を表示させる。
なお、図8においてステップSb15、Sb16、さらには、以降のステップSb17、Sb18については、SNSフレンドリスト画面とゲームフレンドリスト画面とに分けて説明すべきであるが、処理内容が似通っているので、共通化して説明している。
図12は、SNSフレンドリスト画面の一例を示す図であり、図13は、ゲームフレンドリスト画面の一例を示す図である。
なお、図13に示したゲームフレンドリスト画面は、図11に示したフレンドトップ画面において、領域242のうち、「龍収集」というゲームの表示部分が操作されたときに、当該ゲームにおいてコミュニケーションしたゲームフレンドの一覧表示の例である。
また、以降において、SNSフレンドリスト画面およびゲームフレンドリスト画面について区別しない場合には、単にフレンドリスト画面と称することがある。図12または図13に示したフレンドリスト画面では、グループのメンバーになり得る候補者が一覧表示されるとともに、各候補者のそれぞれには、選択するためのチェックボックス250が表示される。
フレンドリスト画面では、ボタン251、252、253が表示される。このうち、ボタン251は、チェックボックス250にチェックされた候補者のオールクリアを指示するソフトウェアボタンである。ボタン252は、チェックボックス250へのチェックを確定させて、チェックされた候補者によってグループを作成する旨を指示するソフトウェアボタンである。ボタン253は、フレンドリスト画面を閉じて、フレンドトップ画面に戻ることを指示するソフトウェアボタンである。
なお、候補者が多数あって、表示部211で1度に表示しきれない場合でも、例えばフリックやスライドバー254を移動させるなどの操作をすれば、上下にスクロール表示される。
また、SNSフレンドの全員ではなく、例えば居住地が近い30名や、直近でコミュニケーションした30名など、のように候補者を一部に限っても良い。
さて、図12または図13に示したフレンドリスト画面において、ブラウザ221は、適切な操作がなされたか否かを判別する(ステップSb16)。操作がなされないとき、または、操作があっても無効な操作であるとき(ステップSb16の判別結果が「No」であるとき)、処理手順がステップSb15に戻る。このため、何らかの適切な操作があるまで、フレンドリスト画面の表示が継続する。
一方、適切な操作がなされたとき(ステップSb16の判別結果が「Yes」になったとき)、ブラウザ221は、フレンドリスト画面に対してなされた操作が、候補者の表示部分をタップするような選択操作であったか否かを判別する(ステップSb17)。
当該操作が選択操作でなければ(ステップSb17の判別結果が「No」であれば)、処理手順は、後述するステップSb19に移行する。
一方、当該操作が選択操作であった場合に(ステップSb17の判別結果が「Yes」であった場合に)、ブラウザ221は、当該操作がチェックを入れる操作であれば、当該操作に係る候補者のチェックボックス250にチェックマークを入れた選択状態とする一方、当該操作がチェックを外す操作であれば、当該操作に係る候補者のチェックボックス250に入れられたチェックマークを外した非選択状態とする(ステップSb18)。
この後、処理手順がステップSb15に戻り、これにより、チェックを入れた、または、チェックを外したフレンドリスト画面が表示される。
フレンドリスト画面への操作が選択操作でなければ、ブラウザ221は、当該操作がボタン251の表示部分への操作であったか否かを判別する(ステップSb19)。当該操作がボタン251の表示部分への操作であれば(ステップSb19の判別結果が「Yes」であれば)、ブラウザ221は、画面に表示されているフレンドリストにおいて、チェックボックス250のチェックマークを全て外した表示状態にするとともに、チェックリストに登録された候補者のうち、当該フレンドリスト画面で登録された候補者を削除する(ステップSb20)。なお、チェックリストについては後述する。
この後、処理手順は、ステップSb12におけるフレンドトップ画面の表示に戻る。なお、処理手順の戻り先は、フレンドトップ画面ではなく、チェックマークが全て外れた状態のフレンドリスト画面でも良い。
一方、フレンドリスト画面への操作がボタン251の表示部分への操作であれば(ステップSb19の判別結果が「No」であれば)、当該操作はボタン252またはボタン253の表示部分への操作である。このため、ブラウザ221は、当該操作がボタン252の表示部分への操作であったか否かを判別する(ステップSb21)。
当該操作がボタン252の表示部分への操作でなければ(ステップSb21の判別結果が「No」であれば)、ボタン253の表示部分への操作であったことになるので、処理手順は、ステップSb12におけるフレンドトップ画面の表示に戻る。
当該操作がボタン252の表示部分への操作であれば(ステップSb21の判別結果が「Yes」であれば)、ブラウザ221は、当該判別の時点において当該フレンドリスト画面で選択状態とされた候補者をチェックリストに登録する(ステップSb22)。
ここで、チェックリストとは、端末装置20側でチェックが入れられた後に、確定のボタン252が操作されたときに選択されていた候補者を示すリストである。このチェックリストには、図12、図13で示したフレンドリスト画面や、後述する図15のフレンド検索結果画面においてチェックが入れられた候補者のリストが含まれる。なお、グループのメンバーは、最終的にチェックリストに登録された候補者と、選択した利用者(主体者)とによって構成されることになるので、主体者は、チェックリストに登録されない。
この後、ブラウザ221は、画面の例示は省略するが、当該チェックリストに登録された候補者をメンバーとするグループを作成するか否かの確認画面を表示させる(ステップSb23)、グループの作成が指示されたとき(ステップSb23の判別結果が「Yes」であるとき)、別画面によって入力されたグループ名称とチェックリストの登録内容とをSNSサーバ10に送信する。当該時点においてチェックリストに登録された人数がゼロであれば、ブラウザ221は、その旨の警告を表示部211に表示させる。一方、SNSサーバ10において、受付部125が当該登録内容等を受け付けると、当該登録内容を特定部126に転送する。特定部126は、当該登録内容等を送信した端末装置20の利用者と当該登録内容で示される候補者とをメンバーとするとともに、入力された名称のグループを、グループ登録テーブルTB2に追加する。これにより、当該端末装置20の利用者とチェックリストに登録されていた利用者とをメンバーとするグループが作成されたことになる(ステップSb24)。
この後、処理手順が図7におけるステップSa11に戻る。
なお、上記確認画面においてグループを作成しない旨が指示されたとき(ステップSb23の判別結果が「No」であるとき)、ブラウザ221は、処理手順を、図において※印で示されるようにボタン252が操作されたフレンドリスト画面の方に戻す。詳細には、SNSフレンドリスト画面(図12参照)またはゲームフレンドリスト画面(図13参照)におけるボタン252が操作されたのであれば、処理手順がステップSb15に戻り、フレンド検索結果画面(図15または図16参照)におけるボタン252が操作されたのであれば、処理手順がステップSb32に戻る。
なお、ステップSb24を経た後では、当該端末装置20の主体者をメンバーとするグループが作成されているので、以降においてステップSa11の判別結果は「Yes」となる。また、次のステップSa12におけるメッセンジャートップ画面では、作成されたグループが一覧に追加されて表示されることになる。
また、SNSフレンドは実社会において、ゲームフレンドは仮想社会において、それぞれ端末装置20の利用者とコミュニケーションした関係にある。したがって、これらのフレンドは、当該端末装置20の利用者について全く知らない関係ではない。
このため、SNSフレンド、ゲームフレンドについては年少者であっても、当該端末装置20の利用者(主体者)との2名のみによるグループの構成が許容される。ただし、後述するように、検索して得られた候補者は、当該端末装置20の利用者を知らない場合がある。このため、検索して得られた候補者については、年少者であれば、当該端末装置20の利用者との2名のみによるグループの構成が禁止される構成となっている。
本実施形態では、説明の便宜上、ボタン252が操作された端末装置20以外の利用者をグループに登録するにあたって、当該利用者による同意を不問としているが、当該利用者による同意を条件としても良い。詳細については後述するが、グループ登録テーブルTB2へのグループの追加に際し、管理部127は、当該利用者に対し、このグループへの登録について確認させるメールを送信して、グループへの登録について許諾する旨の返信が得られた利用者のみをグループに登録する構成としても良い。
ところで、フレンドトップ画面に対する操作がボタン241の表示部分への操作ではなく、領域242への操作でもないとき、ブラウザ221は、当該操作がボタン243の表示部分への操作であったか否かを判別する(ステップSb31)。当該操作がボタン243の表示部分への操作でなければ(ステップSb31の判別結果が「No」であれば)、当該操作は、ボタン245の表示部分への操作である。このため、処理手順が図7におけるステップSa11に戻る。
一方、当該操作がボタン243の表示部分への操作であったならば(ステップSb31の判別結果が「Yes」であれば)、ブラウザ221は、現時点においてチェックリストに登録されている候補者の人数が0人であるか否かを判別する(ステップSb32)。
チェックリストに登録されている候補者の人数が0人である場合、ブラウザ221は、後の検索結果を表示する画面において、年少者または準会員である候補者の選択を禁止させる設定とする(ステップSb33)。なお、選択禁止の対象は、あくまでも年少者または準会員であり、年長者(非年少者)については、対象から除かれる。
一方、チェックリストに登録された候補者の人数が1人以上である場合、ブラウザ221は、後の検索結果を表示する画面において、年少者または準会員である候補者の選択禁止を解除する設定とする(ステップSb34)。
ステップSb33、Sb34での設定の後、ブラウザ221は、表示部211に検索画面を表示させる(ステップSb35)。
図14は、検索画面の一例を示す図である。
この図に示されるように、検索画面では、フィールド220、ボタン253、261が表示される。このうち、フィールド220は、検索条件を入力するため領域である。このフィールド220がタップされると、ソフトウェア・キーボードが別途表示され(図示省略)、これにより検索条件の入力が可能となっている。ボタン261は、フィールド220に入力された検索条件での検索を指示するソフトウェアボタンである。ここで、検索条件としては、候補者の名前の一部または全部や、居住地などが挙げられる。また、ユーザ登録テーブルTB1において、会員の趣味などの項目を追加すれば、この項目を検索条件としても良い。
なお、領域260は、検索結果が表示される領域である。
この検索画面において、ブラウザ221は、タッチパネル212に対して、適切な操作がなされたか否かを判別する(ステップSb36)。操作がなされないとき、または、操作があっても無効な操作であるとき(ステップSb36の判別結果が「No」であるとき)、処理手順がステップSb35に戻る。このため、何らかの適切な操作があるまで、検索画面の表示が継続する。
一方、何らかの適切な操作がなされたとき(ステップSb36の判別結果が「Yes」になったとき)、ブラウザ221は、検索画面に対してなされた操作がフィールド220に検索条件が入力された状態でボタン261の表示部分への操作であったか否かを判別する(ステップSb37)。
検索画面に対してなされた操作がボタン261の表示部分への操作等でなければ(ステップSb37の判別結果が「No」であれば)、処理手順は、後述するステップSb39に移行する。
検索画面に対してなされた操作がボタン261の表示部分への操作等であったならば(ステップSb37の判別結果が「Yes」であれば)、ブラウザ221は、フィールド220に入力された検索条件をSNSサーバ10に送信する。一方、SNSサーバ10において、受付部125が当該検索条件を受け付けると、当該検索条件を特定部126に転送する。特定部126は、ユーザ登録テーブルTB1にアクセスして、検索条件を満たす正会員および準会員の情報を読み出し、これらの検索結果のフレンドリスト画面を作成する旨を表示制御部123に指示する。また、このとき、読み出される会員の情報としては、利用者の名前と利用者のプロフィール画像と年齢情報と会員種別情報とである。
表示制御部123は、読み出された情報に基づく画面情報であって、当該画面の制御を記述したプログラムを埋め込んだウェブ画面情報でフレンドリスト画面を作成して、検索条件を送信した端末装置20に返信する。
端末装置20では、ウェブ画面情報をブラウザ221が解析して、表示部211における領域260にフレンドリスト画面を表示させる(ステップSb38)。
図15は、領域260にリスト画面を表示した検索結果の一例であり、検索条件を満たした候補者がチェックボックス250とともにリスト表示されている。
この検索結果を示す画面、または、図14に示した検索画面において、何らかの操作がなされた場合に、当該操作がボタン261の表示部分への操作でないとき、ブラウザ221は、なされた操作が、候補者の表示部分をタップするような選択操作であったか否かを判別する(ステップSb39)。
当該操作が選択操作でなければ(ステップSb39の判別結果が「No」であれば)、当該操作は、ボタン251、252、253のいずれかの表示部分への操作であるので、処理手順が、上述したステップSb19に移行する。
一方、当該操作が選択操作であった場合に(ステップSb39の判別結果が「Yes」であった場合に)、ブラウザ221は、当該操作がチェックを入れる操作であれば、当該操作に係る候補者のチェックボックスにチェックマークを入れた選択状態とする一方、当該操作がチェックを外す操作であれば、当該操作に係る候補者のチェックボックスに入れられたチェックマークを外した非選択状態とする(ステップSb40)。この後、処理手順は、ステップSb32に戻る。
なお、選択状態にされた候補者のチェックリストへの登録、または、非選択状態にされた候補者のチェックリストからの削除については、ボタン252への操作、すなわち、処理手順がステップSb39→Sb19→Sb21→Sb22で進行することによって実行される。
ここで、図15に示したフレンド検索結果画面の例は、フィールド220に「あり」を検索条件として入力された後、ボタン261の表示部分への操作がなされた場合であって、チェックリストに誰も登録されていない状態、すなわち登録された候補者が0人である状態の場合に、名前の一部または全部に「あり」を含む利用者が5人であったときの例を示している。
このフレンド検索結果画面に至るまでに、上述したステップSb33において年少者または準会員である候補者については選択を禁止させるように設定されているので、図15に示されるように、18歳未満の年少者または準会員についてはチェックボックスではなく、選択ができない旨のマーク255が表示される。
一方で、年長者の正会員については、SNSフレンドリスト画面やゲームリスト画面と同様にチェックボックス250が表示される。ここで、5人のうち、年長者の正会員のいずれか1人のチェックボックス250にチェックを入れる選択操作がなされた場合、処理手順がステップSb35→Sb36→Sb37→Sb39→Sb40→Sb32→Sb33→Sb35という順番で進行する。この状態においてボタン253が操作されると、処理手順がステップSb36→Sb37→Sb39→Sb19→Sb21→Sb22→Sb23→Sb32という順番で進行する。このため、チェックリストに登録された候補者は1人になるので、ステップSb32の判別結果が「No」となる。したがって、ステップSb34において、年少者または準会員である候補者の選択禁止を解除するように設定されるので、次のフレンド検索結果画面は、図16に示されるように、年少者または準会員については、マーク255からチェックボックス250の表示に切り替わる。このため、以後においては、年少者または準会員についてはグループのメンバーとして選択することが可能になる。
なお、図16に示される画面の例においてチェックボックス250を外す操作がなされると、チェックリストに登録された候補者は0人になるので、年少者または準会員である候補者についての選択が禁止される(ステップSb33)。このため、再び図15に示されるように、年少者または準会員を選択ができない画面に切り替わる。
このように、本実施形態では、検索条件を満たす利用者がフレンド検索結果画面で表示されるときに、チェックリストに登録されている候補者の人数が0人(ステップSb32の判別結果が「Yes」)であれば、年少者または準会員である候補者の選択を禁止される(ステップSb33)。その後、チェックリストに1名以上の年長者の正会員が登録されると(ステップSb32の判別結果が「No」であれば)、年少者または準会員である候補者の選択禁止が解除される(ステップSb34)。
したがって、本実施形態では、端末装置20の利用者は、自己と、検索して得られた年少者または準会員の1人とでグループを作成しようとしても、当該年少者等をグループの候補者として選択できないようになっている。このため、年少者等と一対一となるようなメッセージ交換を阻止することが可能になる。
一方で、正会員の年長者がチェックリストに1人でも登録されていれば、当該年少者等を候補者として選択できるように変更される。このため、端末装置20の利用者と、年少者等とのほかに、他の利用者とを含む3人以上のグループでのメッセージ交換は許容される。
また、本実施形態では、端末装置20の利用者と一対一となるメッセージ交換を阻止する対象者は、年少者のみならず準会員を含んでいる。このため、図15に示されるように、マーク255を伴う候補者が表示されても、当該候補者が年少者であるのか、それとも年長者を含む準会員であるかについて、端末装置20の利用者が一見して特定できないので、青少年等の育成の観点や、防犯上好ましい構成ということができる。
なお、チェックリストの登録内容は、チェックボックス250におけるチェックを外す操作の後に、または、ボタン251の操作の後に、ボタン252を操作することによってクリアされるが、それ以外では、登録内容がクリアされない。
このため、例えばSNSフレンドリスト画面で候補者を選択してボタン252を操作することによって当該選択した候補者をチェックリストに登録した後、画面をゲームフレンドリスト画面に切り替えて別の候補者を選択してボタン252を操作すると、当該別の候補者が当該チェックリストに追加されて登録されることになる。さらに、当該ゲームフレンドリスト画面においてボタン253の表示部分を操作して、フレンドトップ画面を経由しフレンド検索画面に移行して、検索結果から候補者を選択してボタン252を操作したとき、当該候補者についても当該チェックリストに追加されて登録されることになる。このように、複数の画面にまたがって複数の候補者を選択した場合に、ある画面で候補者を選択して得られたチェックリストに対して、他の画面で選択した候補者がチェックリストに追加される構成となっている。
したがって、SNSフレンドリスト画面またはゲームフレンドリスト画面によって候補者がチェックリストに1人以上登録された状態において、フレンド検索画面に移行して検索結果が得られたとき、年少者または準会員については、選択ができない旨のマーク255ではなく、選択ができる旨のチェックボックス250で表示されることになる。
ところで、メッセンジャートップ画面に対してなされた操作が新規グループ作成を指示する操作でなければ(ステップSb11における判別結果が「No」であれば)、ブラウザ221は、当該操作がグループの編集を指示する操作であったか否かを判別する(ステップSb51)。グループの編集を指示する操作とは、例えば、編集を希望するグループに対応するボタン235を操作したときである。
当該操作がグループの編集を指示する操作であれば(ステップSb51の判別結果が「Yes」であれば)、ブラウザ221は、グループ編集画面を表示部211に表示させる(ステップSb52)。
なお、グループ編集画面については、本発明を理解する上で重要ではないので、簡単に説明すると、ブラウザ221は、グループ編集画面で編集された内容をSNSサーバ10に送信する一方、SNSサーバ10において、受付部125が当該編集内容を受け付けると、当該編集内容を特定部126に転送する。特定部126は、当該編集内容をグループ登録テーブルTB2に反映させる(ステップSb53)。
一方、メッセンジャートップ画面に対してなされた操作が新規グループ作成を指示する操作でなく、グループの編集を指示する操作でもない場合(ステップSb51の判別結果が「No」である場合)、ブラウザ221は、グループの退会を指示する操作であったか否かを判別する(ステップSb54)。グループの退会を指示する操作とは、例えば、退会を希望するグループに対応するボタン236を操作したときである。
当該操作がグループの退会を指示する操作であれば(ステップSb54の判別結果が「Yes」であれば)、ブラウザ221は、退会が希望されたグループの情報をSNSサーバ10に送信する一方、SNSサーバ10において、受付部125が当該グループの情報と当該情報を送信した端末装置20の利用者の情報とを特定部126に転送する。特定部126は、グループ登録テーブルTB2にアクセスし、当該グループに関する情報を取得して、管理部127に転送する(ステップSb55)。
管理部127は、当該グループから当該端末装置20の利用者が退会した場合に、残りのメンバー人数が3名以上であるか否かを判別する(ステップSb56)。残りのメンバー人数が3名以上であれば(ステップSb56の判別結果が「Yes」であれば)、管理部127は、当該利用者の退会を反映させる(ステップSb57)。具体的には、管理部127は、特定部126に対して退会を指示し、この指示を受けて、特定部126は、グループ登録テーブルTB2にアクセスして、当該グループから当該利用者を削除する。
なお、本実施形態において、ある利用者がそれまでメンバーであったグループから退会しても、当該グループの投稿・応答履歴から当該利用者のメッセージを削除せず、そのまま存置する構成とする。
一方、残りのメンバー人数が3名以上でなければ(ステップSb56の判別結果が「No」であれば)、管理部127は、当該人数が1名であるか否かを判別する(ステップSb58)。当該人数が1名でなければ(ステップSb58の判別結果が「No」であれば)、それは残りのメンバー人数が2名であることを示している。このとき、管理部127は、残りの2名のうち、少なくとも1人が年少者または準会員であるか否かを判別する(ステップSb59)。2人のうち1人が年少者または準会員であれば(ステップSb59の判別結果が「Yes」であれば)、年少者または準会員に対して一対一でメッセージ交換がなされる、という不都合が発生してしまうことを意味するので、事後的ではあるが、青少年等の育成の観点や防犯上好ましくないといえる。そこで、本実施形態では、当該グループを強制的に解散(削除)させることにしている。具体的には、管理部127は、特定部126に対して当該グループの削除を指示し、この指示を受けて、特定部126は、グループ登録テーブルTB2にアクセスして、当該グループを削除する(ステップSb60)。したがって、以降、管理部127によって当該グループについては利用することができなくなる。
また、管理部127は、退会直前まで当該グループを構成していた利用者に対して、当該グループが解散した旨のメールを送信する。なお、このメールを受信した端末装置20では、表示部211の領域232に「お知らせ」として通知される。
また、残りの2名のうち、少なくとも1人が年少者または準会員でなければ、すなわち、2名とも正会員の年長者であれば(ステップSb59の判別結果が「No」であれば)、上記不都合を考慮しなくて良いので、処理手順が上述したステップSb57に移行して、当該利用者の退会が反映される。
一方、残りの人数が1名である場合(ステップSb58の判別結果が「Yes」である場合)、もはやグループの体をなしていない。このため、処理手順が上述したステップSb60に移行して、当該グループの解散処理が実行される。
なお、図10に示したメッセンジャートップ画面に対してなされた操作が、新規グループ作成を指示する操作でなく、グループの編集を指示する操作でもなく、グループの退会を指示する操作でもなければ(ステップSb54の判別結果が「No」であれば)、ブラウザ221は、その操作の内容に応じた処理を実行する(ステップSb61)。このような処理の例としては、グループの一覧の表示部分がフリックされたときに、当該表示部分をスクロール表示させる処理などが挙げられる。
ステップSb53、Sb57、Sb60、Sb61の処理後、処理手順が図7におけるステップSa11に戻る。
さて、メッセンジャートップ画面において、あるグループに対応したボタン234の表示部分がタップされると、当該グループのメンバーによって送信されたメッセージ内容を表示する処理が実行される(ステップSa16)。
詳細には、次の通りである。
すなわち、第1に、ブラウザ221は、タップされたボタン234に対応するグループを特定する情報を、SNSサーバ10に送信する。第2に、SNSサーバ10では、受付部125が当該情報を受け付けると、当該情報を特定部126に転送する。特定部126は、グループ登録テーブルTB2にアクセスして当該グループのメンバーを特定する。第3に、特定部126は、投稿・応答履歴記憶部118から、当該メンバーに係る投稿・応答履歴を読み出し、表示制御部123に転送するとともに、メッセージ表示画面の作成を指示する。第4に、表示制御部123は、これらの情報に基づくウェブ画面情報でメッセージ表示画面を作成して、グループを特定する情報を送信した端末装置20に返信する。表示制御部123は、メッセージ表示画面の作成にあたって必要な情報(例えば、後述するアバターや、プロフィール画像、モーション情報など)については特定部126を介してユーザ登録テーブルTB1から読み出し、当該画面の制御、例えばアバターに与えるモーションなどを記述したプログラムを当該ウェブ画面情報に埋め込む。第5に、端末装置20では、受信したウェブ画面情報をブラウザ221が解析して、表示部211にメッセージ表示画面を表示させる。
メッセージ表示画面について具体的に説明すると、メッセージには、上述したように文字情報と、利用者IDと、発信日時情報と、動作IDとが含まれる。これらの情報から、表示制御部123は、投稿・応答履歴に基づくメッセージ表示画面を、図18に示されるように、発信日時の順番で左右交互に、かつ、新しいものほど画面の下方に向かうようにメッセージを単位として配列して表示されるように作成する。詳細には、同図に示されるように、表示制御部123は、あるグループで1番目に送信されたメッセージの表示(1)を図において右上端の地点に配置させた場合に、2番目に送信されたメッセージの表示(2)を、表示(1)に対して左斜め下側の地点に配置させ、3番目に送信されたメッセージの表示(3)を、表示(2)に対して右斜め下側の地点に配置させ、以下同様に繰り返すように、メッセージの表示を交互に配置させる。
なお、発信日時が古いものほど画面の下方に向かうように配列させても良いが、ここでは便宜的に、同図に示されるように、新しいものほど画面の下方に向かうように配列させた例で説明する。
本実施形態において、メッセージには、文字情報と動作IDとが、図17において便宜的にタイプ(A)、(B)、(C)の3通りの組み合わせのいずれかで含まれるものとする。
すなわち、タイプ(A)では、文字情報だけが含まれ、タイプ(B)では、文字情報と動作IDとの双方が含まれ、タイプ(C)では、動作IDだけが含まれるものとする。
メッセージの表示は、3通りの組み合わせに対して、同図右欄で示されるようなものとなる。詳細には、タイプ(A)では、文字情報に基づいた本文が吹き出しで表示されるとともに、利用者IDに基づくプロフィール画像と、発信日時情報に基づいて発信された時間情報とがそれぞれ吹き出しとは別個に表示される。
なお、本実施形態において、メッセージに動作IDが含まれない場合をタイプ(A)としているが、メッセージに、予め動作IDなしを示す情報を含ませて、動作IDなしの情報が含まれる場合をタイプ(A)としても良い。
タイプ(B)では、タイプ(A)と同様な吹き出しとプロフィール画像と時間情報とともに、モーションを伴うアバターが表示される。このアバターは、利用者IDに対応したアバター情報で規定されるものであり、このモーションは、動作IDに対応するモーション情報にしたがっている。
タイプ(C)では、文字情報が含まれないので、吹き出しが表示されずに、プロフィール画像と時間情報とともにタイプ(B)と同様にモーションを伴うアバターが表示される。
なお、吹き出しの大きさ、および、吹き出しに対する文字の配置などは、文字数や改行などにより適切に制御される。
また、図17の右欄は、メッセージの表示が画面において右側の地点に配置された場合の例である。メッセージの表示が画面において左側の地点に配置された場合には、同図の例を左右反転としたものとなる(図示省略)。また、自己が送信したメッセージである場合に、プロフィール画像については、他のメンバーと区別する意味で非表示とする。また、他のメンバーと区別するように自己が送信したメッセージの吹き出しの色または形状を、他の吹き出しのものと異ならせるようにしても良い。
動作IDは、実体(モーション情報)でなく、識別するための情報に過ぎないが、SNSサーバ10では、データベース108における別のテーブルに対し、または、別途のサーバに対し、当該動作IDに対応するモーション情報を要求することで、実体であるモーション情報を取得することができる。
タイプ(B)、(C)においてアバターを表示する際に、原則的に、当該アバターの視線方向が1つ後の発言に向かうように表示される。すなわち、発信日時が新しいものほど画面の下方に向かう左右の交互配列において、原則的に、左側に配置したアバターの視線は右斜め下方向となる一方、右側に配置したアバターの視線は左斜め下方向となる。ただし、視線方向を1つ前の発言に向かうように表示されるようにしても良い。
このようにステップSa16においては、選択されたグループのメンバーによって送信されたメッセージ内容を時系列で示したメッセージ表示画面が表示される。
図19は、このようなメッセージ表示画面の一例を示す図である。この図において、表示(1−1)はタイプ(A)の例であり、表示(1−2)、(1−3)のそれぞれはタイプ(B)の例である。この例において、表示(1−2)、(1−3)のアバターは、それぞれメッセージを送信した利用者に対応したものであり、当該グループの投稿・応答履歴においてメッセージを送信した利用者IDに対応したアバター、または、当該グループについてグループ登録テーブルTB2で登録された利用者IDに対応したアバターが用いられる。
ところで、本実施形態では、上述したように、ある利用者がグループから退会する場合がある。ここで、図19に示した画面において、例えば表示(1−2)の元となるメッセージを送信した利用者が退会したときに、当該利用者のアバターをどうするかが問題となる。
利用者がグループから退会したときに、当該グループの投稿・応答履歴から当該利用者のメッセージを削除してしまうと、時系列の順でメッセージ表示を配列させたときに内容がつながらなくてなってしまう。一方で、退会した利用者のメッセージを削除せずに存置するにしても、当該メッセージに対して、残った利用者が退会を忘れて(または知らずに)応答してしまう可能性もある。
そこで、本実施形態においては、退会した利用者のメッセージについては、アバターおよびプロフィール画像を、予め定められたパターンで表示し、当該メッセージを送信した利用者が退会したことを、他の利用者が一見して判るような構成としている。
ここでは、退会した利用者のアバターおよびプロフィール画像を黒塗りとする構成としている。
図20は、退会した利用者がいる場合のメッセージ表示画面の一例を示す図である。
なお、この例は、利用者のアバターおよびプロフィール画像を黒塗りとしているが、アバター、または、プロフィール画像の少なくとも一方を、他の利用者とは異なる模様、色彩とすれば良い。
ところで、図19、図20に示されるように、メッセージ表示画面では、メッセージ内容のほか、フィールド270とボタン271〜274とが表示される。
このうち、フィールド270は、メッセージの本文である文字情報を入力するための領域である。ボタン271は、1つ前のメッセンジャートップ画面に戻ることを指示するソフトウェアボタンである。ボタン272は、アバターに与える動作を指定するソフトウェアボタンである。ボタン273は、過去に送信したメッセージを再度用いる場合のソフトウェアボタンである。ボタン274は、メッセージの内容を確定させて送信を指示するソフトウェアボタンである。ボタン275は、メッセージの編集・情報閲覧を指示するソフトウェアボタンである。
メッセージ表示画面において、ブラウザ221は、タッチパネル212において何らかの操作があったか否かを判別する(図7におけるステップSa17)。操作がなければ(ステップSa17における判別結果が「No」であれば)、処理手順がステップSa16に戻る。このため、何らかの操作がなされるまで、ステップSa16およびSa17の処理がループして、メッセージ表示画面が継続することになる。
一方、何らかの操作があったとき(ステップSa17における判別結果が「Yes」であったとき)、ブラウザ221は、当該操作がフィールド270への入力、または、ボタン272、273、274の表示部分へのタップであったか否かを判別する(ステップSa18)。
当該操作がフィールド270への入力、または、ボタン272、273、274の表示部分へのタップであれば(ステップSa18の判別結果が「Yes」であれば)、ブラウザ221は、当該操作に応じた処理を実行する(ステップSb19)。
例えばフィールド270への入力であれば、ブラウザ221は、ソフトウェア・キーボードを別途表示して(図示省略)、利用者に対して文字入力させる。また、ボタン272へのタップであれば、ブラウザ221は、例えば「パンチ」、「キック」、「拍手」、「バンザイ」などの動作を複数例示したメニュー画面(図示省略)を表示させて、アバターに付与すべき動作を指定させる。ボタン273へのタップであれば、ブラウザ221は、過去に送信された本文、動作IDを組み合わせたメッセージを複数表示させて、再利用すべきメッセージを選択させる。
なお、ボタン274へのタップであれば、メッセージの内容を確定させて送信を指示する。詳細には、ブラウザ221は、当該指示時点におけるメッセージの本文、動作ID、を組み合わせたメッセージをSNSサーバ10に送信する。SNSサーバ10では、受付部125が当該メッセージを受け付けると、当該メッセージを特定部126に転送する。特定部126は、当該メッセージを当該グループに対応付けて投稿・応答履歴記憶部118に記録する。これにより当該メッセージが当該グループの投稿・応答履歴の最後に追加されることになる。
ステップSa19の後、処理手順がステップSa16に戻って、再びメッセージ表示画面(図19参照)が表示される。このとき、ステップSa19においてメッセージが送信されたならば、当該メッセージの表示が、時系列において最新のものとして追加されることになる。
一方、メッセージ表示画面において何らかの操作があった場合に、当該操作がボタン271、275へのタップであったとき(ステップSa18の判別結果が「No」であるとき)、ブラウザ221は、当該操作がボタン275の表示部分へのタップであったか否かを判別する(ステップSa21)。
当該操作がボタン275の表示部分へのタップでなければ(ステップSa21の判別結果が「No」であれば)、当該操作は、ボタン271の表示部分への操作である。
このため、処理手順がステップSa12に移行して、メッセンジャートップ画面の表示に戻ることになる。
一方、ボタン275へのタップであれば(ステップSa21の判別結果が「Yes」であれば)、ブラウザ221は、メッセージの編集・情報閲覧の画面を表示させる(ステップSa22)。メッセージの編集・情報閲覧の画面に対して所定の操作がなされれば、編集や、閲覧、編集の内容などが反映される。この後、処理手順はステップSa16に戻る。なお、メッセージの編集・情報閲覧の画面については、本発明を理解する上で重要ではないので、説明を省略する。
<応用・変形例>
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば次に述べるような各種の応用・変形が可能である。なお、次に述べる応用・変形の態様は、任意に選択された一または複数を適宜に組み合わせることもできる。
<属性情報・年齢情報>
実施形態にあっては、名前や居住地などの利用者の属性情報と当該利用者の年齢情報とを図5に示されるようにユーザ登録テーブルで直接的に関連付けて記憶する構成であった。この構成に限られず、あるテーブルで、利用者の属性情報を、利用者IDのように利用者を一意に識別するIDと関連付けて記憶する一方で、別のテーブルで利用者の年齢情報を当該IDと関連付けて記憶しておき、属性情報および年齢情報のうち一方から他方を、当該IDを介して間接的に特定する構成であっても良い。また、端末装置20が携帯電話機である場合には、当該携帯電話機の電話会社における電話契約時の個人情報を管理する管理装置に問い合わせして年少者であるか否かを確認する構成であっても良い。
<エラー出力>
実施形態にあっては、グループの候補者を選択させる際に、チェックリストに登録された人数が0名である場合に年少者(または準会員)の選択を禁止する設定(ステップSb33)とし、チェックリストに登録された人数が1名以上となった場合に年少者(準会員)の選択禁止を解除する設定(ステップSb34)としたが、同等な効果については次のような構成でも奏することが可能である。
すなわち、チェックリストに登録された人数が0名であっても年少者(準会員)の選択を可能とするが、年少者(または準会員)が選択されたときには、エラーを、例えば図21において領域262に示されるようなメッセージを出力する。正会員の年長者が選択されたときには、もちろんエラーを出力しない。このため、端末装置20の利用者と年少者(または準会員)との2名でグループが構成されてしまう可能性があるが、仮に、このようなグループが作成されたとしても、当該グループの利用を管理部127が禁止する、すなわち、当該グループの利用者同士のメッセージの送信・閲覧ができないような構成とする。
そして、当該グループであっても、メンバーの補充によって当該グループを構成する人数が3名以上となったときに、当該グループの利用を管理部127が許可する構成とすれば良いのである。
<メール宛先>
上述した実施形態にあっては、送信したメッセージをグループの利用者同士で閲覧するシステムに適用したが、本発明は、これに限らない。端的にいえば、複数人からなるグループでメッセージを送信するシステムにおいて、当該グループを構成する利用者を3名以上とするか、または、2名であっても年少者等を含ませないシステムに適用可能である。このため、例えばメーリングリストを利用したグループを構成する複数人宛にメールを送信する構成や、個別に宛先を指定して複数人宛にメールを送信する構成にも適用可能である。
<年少者の概念>
上記説明では、18歳未満を年少者としているが、年少者の概念については、国や、地域、SNSを運営する企業のポリシーなどによって異なるので、これらに応じた年齢で適切に規定するのが好ましい。
<グループの登録への同意>
利用者をグループに登録するにあたって、当該利用者による同意を条件としても良い。すなわち、当該利用者の端末装置20から当該グループに参加することについて同意する旨の通知を受け取ることを条件としても良い。ここで、同意を当該グループへの登録条件とする際には、事後的に参加の同意が得られない場合を考慮しなければならない。特に、例えば自己以外の3名にグループに参加の確認メールを送信した後に、2名が同意しなかった場合である。残りの1名が同意したときであって、その1名が年少者であるとき、事後的に自己と年少者とでグループを構成することになり、上記不都合と同様に、年少者との一対一のメッセージ交換となってしまうからである。
これを避けるために、同意が得られた利用者が年少者または準会員の1名以下であるときには、例えばグループの作成を不可とし、同意が得られた利用者が2名以上となった時点で、グループの作成を可能とする構成とすれば良い。
<メッセージタイプ>
上記実施形態では、メッセージをタイプ(A)、(B)、(C)の3種類としたが、これ以外の組み合わせであっても良いのはもちろんである。例えば、端末装置20に内蔵するカメラで撮影した写真や映像、端末装置20に保存された写真や映像、または位置情報をメッセージとして含めても良い。
逆に、メッセージについてはタイプ(B)、(C)のように動作IDを伴うものに限定しても良い。動作IDを伴うものに限定する場合、メッセージを送信する際に動作IDが指定されていないとき、予め用意された複数の動作IDのなかから、いずれかを所定のルール(例えばランダム)にしたがって選択して、当該選択した動作IDをメッセージに強制的に含ませて送信する構成としても良い。また、動作IDが指定されていない旨を利用者に警告して、いずれかの動作IDを、送信しようとするメッセージに含めるように促す構成としても良い。
<ネイティブ型>
実施形態においては、SNSサーバ10側の表示制御部123が、表示の制御を記述したウェブ画面情報を作成して端末装置20に送信する一方、端末装置20側のブラウザ221がウェブ画面を表示するとともに、ウェブ画面(タッチパネル)に対する操作に応じた処理を実行する構成としたが、本発明は、この構成に限られない。
例えば、端末装置20にインストールされたアプリケーションプログラムの実行によって、表示部211の表示画面を制御する、いわゆるネイティブ型の構成としても良い。
図22は、ネイティブ型とした応用例(その1)に係るシステム1の構成を示す機能ブロック図であって、メッセージ機能(メッセンジャー)が実行される場合に構築される機能ブロックを示している。
この図に示されるように、端末装置20側では、アプリケーションプログラムの実行によって、表示制御部223、受付部225、特定部226および管理部227が構築される。これらの表示制御部223、受付部225、特定部226および管理部227は、図4においてSNSサーバ10における表示制御部123、受付部125、特定部126および管理部127を、当該端末装置20に移動させたものである。
なお、図4に示した構成では、表示制御部123がタッチ操作やデータベース108などから取得した各種情報に基づきウェブ画面情報を作成し、端末装置20に送信して、ブラウザ221を介して表示部211に画面を間接的に表示させる構成であったが、図22に示した構成では、表示制御部223が各種情報に基づき表示部211に画面を直接的に表示させる構成となる。
実施形態では、SNSサーバ10に多数の端末装置20がアクセスしたときに、表示制御部123が、多数の端末装置20に対してウェブ画面を送信する必要があるので、負荷が集中してしまうが、ネイティブ型の構成では、画面の作成・制御が各端末装置20に分散するので、その意味において負荷を低減することができる。
<サーバ・クライアント型>
このように表示制御部、受付部、特定部および管理部については、SNSサーバ10の側に構築されるか、端末装置20の側に構築されるかについては任意であり、各部のそれぞれがSNSサーバ10と端末装置20とに分かれる構成としても良い。
図23は、サーバ・クライアント型の応用例(その2)に係るシステム1の構成を示す機能ブロック図であり、受付部125、特定部126、管理部127がSNSサーバ10に構築され、表示制御部223が端末装置20に構成された例を示している。
結局、表示制御部、受付部、特定部および管理部については、端末装置20またはSNSサーバ10のいずれかが備えれば良い。なお、記憶部106は、SNSサーバ10以外の他のサーバで管理する構成、すなわちクラウドコンピューティングで管理するようにしても良い。
1…システム、10…SNSサーバ、20…端末装置、101…CPU、106…記憶部、108…データベース、123…表示制御部、125…受付部、126…特定部、127…管理部、201…CPU、211…表示部、212…タッチパネル。

Claims (20)

  1. 利用者間でメッセージを送受信するシステムに適用される制御装置であって、
    メッセージの送信先の候補となる候補利用者の提示を要求する要求利用者から、利用者の属性情報の検索条件を受け付ける受付部と、
    前記受付部によって受け付けられた検索条件を満たす候補利用者を特定する特定部と、
    前記特定部で特定された候補利用者を選択可能に表示部に表示させる表示制御部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、
    前記特定部で特定された候補利用者のうち年齢情報によって年少者であることが示される特定利用者以外の利用者が選択される前では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が禁止されるように表示させ、
    当該利用者が選択された後では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が許可されるように表示させる
    ことを特徴とする制御装置。
  2. 前記特定部は、複数の利用者のそれぞれについて前記属性情報と年齢情報とを関連付けて記憶する記憶部にアクセスして、特定された候補利用者の年齢情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 利用者間でメッセージを送受信するシステムに適用される制御装置であって、
    メッセージの送信先の候補となる候補利用者の提示を要求する要求利用者から、利用者の属性情報の検索条件を受け付ける受付部と、
    複数の利用者のそれぞれについて前記属性情報と年齢情報とを関連付けて記憶する記憶部にアクセスして、前記受付部によって受け付けられた検索条件を満たす候補利用者を特定する特定部と、
    前記特定部で特定された候補利用者を選択可能に表示部に表示させる表示制御部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、
    前記年齢情報によって年少者であることが示される特定利用者以外の利用者が選択される前では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が禁止されるように表示させ、
    当該利用者が選択された後では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が許可されるように表示させる
    ことを特徴とする制御装置。
  4. 前記記憶部は、
    複数の利用者のそれぞれについて利用者が正会員か準会員を示す会員情報を関連付けて記憶しており、
    前記表示制御部は、
    前記特定利用者に前記準会員を含めて、前記特定利用者の選択が許可または禁止されるように表示させる
    ことを特徴とする請求項2または3に記載の制御装置。
  5. 前記記憶部は、利用者間の友達関係について、利用者を一意に識別する識別情報に関連付けて記憶しており、
    前記表示制御部は、前記特定利用者が前記要求利用者と友達関係である場合には、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が許可されるように表示させる
    ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の制御装置。
  6. 前記候補利用者のなかから、前記要求利用者によって選択された1または複数の利用者にメッセージを送信可能に管理する管理部を備える
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の制御装置。
  7. 前記システムは、グループを構成する2以上の利用者間で互いにメッセージを送受信するものであり、
    前記受付部は、利用者が参加しているグループから退会する要求を受け付け、
    前記管理部は、
    前記受付部で受け付けられた利用者を前記グループから削除した場合に当該グループに参加している利用者が1人になるとき、当該グループの利用を不可能にする
    ことを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
  8. 前記管理部は、
    前記受付部で受け付けられた利用者を当該利用者が参加しているグループから削除した場合に当該グループに参加している利用者が2人であって、そのうち1人が特定利用者であるとき、当該グループの利用を不可能にする
    ことを特徴とする請求項7に記載の制御装置。
  9. 前記管理部は、
    前記要求利用者によって選択された利用者が同意したときに当該利用者をグループに参加させる
    ことを特徴とする請求項7または8のいずれかに記載の制御装置。
  10. 利用者間でメッセージを送受信するシステムに適用される制御装置であって、
    メッセージの送信先の候補となる候補利用者の提示を要求する要求利用者から、利用者の属性情報の検索条件を受け付ける受付部と、
    前記受付部によって受け付けられた検索条件を満たす候補利用者を特定する特定部と、
    前記特定部で特定された候補利用者を選択可能に表示部に表示させる表示制御部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、
    前記特定部で特定された候補利用者のうち年齢情報によって年少者であることが示される特定利用者以外の利用者が選択される前に前記要求利用者によって当該特定利用者が選択された場合には前記表示部にエラーを出力させ、
    当該利用者が選択された後に前記要求利用者によって当該特定利用者が選択された場合には前記表示部にエラーを出力させない
    ことを特徴とする制御装置。
  11. 利用者間でメッセージを送受信するシステムに適用される制御装置であって、
    メッセージの送信先の候補となる候補利用者の提示を要求する要求利用者から、利用者の属性情報の検索条件を受け付ける受付部と、
    複数の利用者のそれぞれについて前記属性情報と年齢情報とを関連付けて記憶する記憶部にアクセスして、前記受付部によって受け付けられた検索条件を満たす候補利用者を特定する特定部と、
    前記特定部で特定された候補利用者を選択可能に表示部に表示させる表示制御部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、
    前記年齢情報によって年少者であることが示される特定利用者以外の利用者が選択される前に前記要求利用者によって当該特定利用者が選択された場合には前記表示部にエラーを出力させ、
    当該利用者が選択された後に前記要求利用者によって当該特定利用者が選択された場合に前記表示部にエラーを出力さない
    ことを特徴とする制御装置。
  12. 前記候補利用者のなかから、前記要求利用者によって選択された1または複数の利用者にメッセージを送信可能に管理する管理部を備え、
    前記管理部は、
    前記要求利用者と前記特定利用者とによってグループが構成される場合、当該グループの利用を不可能にする
    ことを特徴とする請求項10または11に記載の制御装置。
  13. 利用者間でメッセージを送受信するシステムに適用される制御装置の制御方法であって、
    メッセージの送信先の候補となる候補利用者の提示を要求する要求利用者から、利用者の属性情報の検索条件を受け付ける受付ステップと、
    受け付けられた検索条件を満たす候補利用者を特定する特定ステップと、
    特定された候補利用者を選択可能に表示部に表示させる表示ステップであって、
    特定された候補利用者のうち年齢情報によって年少者であることが示される特定利用者以外の利用者が選択される前では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が禁止されるように表示させ、
    当該利用者が選択された後では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が許可されるように表示させる表示ステップと、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  14. 利用者間でメッセージを、通信可能な端末装置に送受信するサービスを提供するコンピュータを、
    メッセージの送信先の候補となる候補利用者の提示を要求する要求利用者から、利用者の属性情報の検索条件を受け付ける受付部、
    前記受付部によって受け付けられた検索条件を満たす候補利用者を特定する特定部、および、
    前記特定部で特定された候補利用者を選択可能に表示部に表示させる表示制御部であって、
    前記特定部で特定された候補利用者のうち年齢情報によって年少者であることが示される特定利用者以外の利用者が選択される前では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が禁止されるように表示させ、
    当該利用者が選択された後では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が許可されるように表示させる表示制御部
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  15. 利用者間でメッセージを送受信するサーバであって、
    メッセージの送信先の候補となる候補利用者の提示を要求する要求利用者から、利用者の属性情報の検索条件を受け付けるとともに、
    受け付けた検索条件を満たす候補利用者を特定するサーバと
    通信可能なコンピュータを、
    特定された候補利用者を選択可能に表示部に表示させる表示制御部であって、
    特定された候補利用者のうち年齢情報によって年少者であることが示される特定利用者以外の利用者が選択される前では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が禁止されるように表示させ、
    当該利用者が選択された後では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が許可されるように表示させる表示制御部
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  16. サーバと利用者によって操作される端末装置と、を有し、
    一の端末装置からのメッセージを他の端末装置に中継するシステムであって、
    メッセージの送信先の候補となる候補利用者の提示を要求する要求利用者から、利用者の属性情報の検索条件を受け付ける受付部と、
    前記受付部によって受け付けられた検索条件を満たす候補利用者を特定する特定部と、
    前記特定部で特定された候補利用者を選択可能に表示部に表示させる表示制御部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、
    前記特定部で特定された候補利用者のうち年齢情報によって年少者であることが示される特定利用者以外の利用者が選択される前では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が禁止されるように表示させ、
    当該利用者が選択された後では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が許可されるように表示させる
    ことを特徴とするシステム。
  17. 利用者間でメッセージを送受信するシステムに適用される制御装置の制御方法であって、
    メッセージの送信先の候補となる候補利用者の提示を要求する要求利用者から、利用者の属性情報の検索条件を受け付ける受付ステップと、
    複数の利用者のそれぞれについて前記属性情報と年齢情報とを関連付けて記憶する記憶部にアクセスして、け付けられた検索条件を満たす候補利用者を特定する特定ステップと、
    定された候補利用者を選択可能に表示部に表示させる表示ステップであって、
    前記年齢情報によって年少者であることが示される特定利用者以外の利用者が選択される前では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が禁止されるように表示させ、
    当該利用者が選択された後では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が許可されるように表示させる表示ステップと
    を備えることを特徴とする制御方法
  18. 利用者間でメッセージを、通信可能な端末装置に送受信するサービスを提供するコンピュータを、
    メッセージの送信先の候補となる候補利用者の提示を要求する要求利用者から、利用者の属性情報の検索条件を受け付ける受付部、
    複数の利用者のそれぞれについて前記属性情報と年齢情報とを関連付けて記憶する記憶部にアクセスして、前記受付部によって受け付けられた検索条件を満たす候補利用者を特定する特定部、および、
    前記特定部で特定された候補利用者を選択可能に表示部に表示させる表示制御部であって、
    前記年齢情報によって年少者であることが示される特定利用者以外の利用者が選択される前では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が禁止されるように表示させ、
    当該利用者が選択された後では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が許可されるように表示させる表示制御部、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  19. 利用者間でメッセージを送受信するサーバであって、
    メッセージの送信先の候補となる候補利用者の提示を要求する要求利用者から、利用者の属性情報の検索条件を受け付けるとともに、
    複数の利用者のそれぞれについて前記属性情報と年齢情報とを関連付けて記憶する記憶部にアクセスして、受け付けた検索条件を満たす候補利用者を特定するサーバと、
    通信可能なコンピュータを、
    特定された候補利用者を選択可能に表示部に表示させる表示制御部であって、
    前記年齢情報によって年少者であることが示される特定利用者以外の利用者が選択される前では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が禁止されるように表示させ、
    当該利用者が選択された後では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が許可されるように表示させる表示制御部、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
  20. サーバと利用者によって操作される端末装置と、を有し、
    一の端末装置からのメッセージを他の端末装置に中継するシステムであって、
    メッセージの送信先の候補となる候補利用者の提示を要求する要求利用者から、利用者の属性情報の検索条件を受け付ける受付部と、
    複数の利用者のそれぞれについて前記属性情報と年齢情報とを関連付けて記憶する記憶部にアクセスして、前記受付部によって受け付けられた検索条件を満たす候補利用者を特定する特定部と、
    前記特定部で特定された候補利用者を選択可能に表示部に表示させる表示制御部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、
    前記年齢情報によって年少者であることが示される特定利用者以外の利用者が選択される前では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が禁止されるように表示させ、
    当該利用者が選択された後では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が許可されるように表示させる
    ことを特徴とするシステム。
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