JP5654624B2 - 制御装置、制御方法、プログラムおよびシステム - Google Patents
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Description
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、利用者間でメッセージを送受信するシステムにおいて、ある利用者から、見知らぬ年少者の1人のみにメッセージが送信されてしまうのを回避する機能を提供することにある。
なお、ここでいうメッセージは、利用者に閲覧可能にさせる対象であるテキストのような文字情報、音声情報や映像情報などの本体情報の他に、送信者を識別する情報や、メッセージの発信日時情報、当該送信者を表象するアバターの動作を規定する情報などの付帯情報を含む。また、本体情報なしに付帯情報だけでのメッセージを送受信しても良い。
利用者の属性情報とは、利用者の年齢以外に関する情報であり、例えば名前(実名、ニックネームを問わない)、居住地、性別などである。年少者は、記憶部に記憶された年齢情報によって判断され、例えば18歳未満の者をいう。
表示制御部において、選択が禁止または許可されるように表示させる、とは、表示部の制御については、表示部の表示内容を直接的に制御する場合のみならず、表示の制御を記述したプログラムを埋め込んだ画面情報を、表示部を含む端末装置側に送信する一方、当該プログラムにしたがって表示内容を間接的に制御する場合を含む。
この構成によれば、要求利用者からすれば、選択が禁止された特定利用者が年少者であるか準会員であるかを特定させないようにすることができる。ここで、準会員とは、正会員と比較して、提供されるサービスの種類、範囲、権能などに制限が課せられている者をいう。つまり、会員に対して提供するサービスが相違するグレーディングが設けられていれば良く、グレーディングの高い方の会員を正会員とし、グレーディングの低い方の会員を準会員としている。
なお、特定利用者と要求利用者とが友達関係である場合とは、当該SNSにおいて、友だちとして互いに設定している場合である。ここで互いに設定しているとは、友達関係であることが互いに認識されていることを意味する。一度、友達関係となった後で、一方からの設定により友達関係が解除された利用者に対して、要求利用者による特定利用者の選択が許可されるように表示させるかどうかは任意である。また、一方的な友達関係を結ぶことができるSNSである場合には、年少者側から要求利用者に対する一方的な友達関係であるときには、要求利用者による特定利用者の選択が許可されるように表示させる構成としても良い。また、当該SNSにおいて友達関係となっていない場合でも、当該SNSで提供される画像共有やゲーム等のアプリケーション内で所定の関係が構築されている利用者を、当該SNSにおける友達関係に含めても良い。
グループの利用を不可能にするとは、当該グループで新たなメッセージを送受信できないようにすることであり、これまでに送受信されたメッセージについては、閲覧可能な状態を保つようにしても良い。また、新たな利用者を追加するようにして当該グループを再利用できるようにしても良い。すなわち、ある利用者の退会によってグループに参加している利用者が1名となってしまった状態では、利用が不可能であることを意味する。
また、上記目的は、次のような構成の制御装置(10)によっても達成することができる。すなわち、利用者間でメッセージを送受信するシステムに適用される制御装置(10)であって、メッセージの送信先の候補となる候補利用者の提示を要求する要求利用者から、利用者の属性情報の検索条件を受け付ける受付部(125)と、複数の利用者のそれぞれについて前記属性情報と年齢情報とを関連付けて記憶する記憶部(106)にアクセスして、前記受付部(125)によって受け付けられた検索条件を満たす候補利用者を特定する特定部(126)と、前記特定部(126)で特定された候補利用者を選択可能に表示部(211)に表示させる表示制御部(123)と、を備え、前記表示制御部(123)は、前記年齢情報によって年少者であることが示される特定利用者以外の利用者が選択される前に前記要求利用者によって当該特定利用者が選択された場合には前記表示部(211)にエラーを出力させ、当該利用者が選択された後に前記要求利用者によって当該特定利用者が選択された場合に前記表示部(211)にエラーを出力さないことを特徴とする制御装置(10)によっても達成することができる。
このような制御装置(10)にあっては、前記候補利用者のなかから、前記要求利用者によって選択された1または複数の利用者にメッセージを送信可能に管理する管理部(127)を備え、前記管理部(127)は、前記要求利用者と前記特定利用者とによってグループが構成される場合、当該グループの利用を不可能にしても良い。
ここで、コンピュータをサーバ(10)として機能させるプログラムは記録媒体に記録されても良い。この記録媒体を用いれば、例えば上記コンピュータに上記プログラムをインストールすることができる。ここで、上記プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であっても良い。
また、コンピュータを端末装置(20)として機能させるプログラムについても同様に記録媒体に記録されても良い。コンピュータを端末装置(20)として機能させるプログラムには、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部または外部に設けられた記録媒体も含まれる。配信サーバの記録媒体に記憶される上記プログラムのコードは、端末装置(20)で実行可能な形式のプログラムのコードと異なるものでも良い。すなわち、配信サーバからダウンロードされて端末装置(20)で実行可能な形でインストールができるものであれば、配信サーバで記憶される形式は問わない。なお、上記プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に端末装置(20)で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていても良い。
図1は、実施形態に係る制御装置を適用したシステムの全体的な構成を示すブロック図である。
この図に示されるように、システム1では、複数の端末装置20−1、20−2、20−3、…が、移動通信網Nb、ゲートウェイ15およびインターネットNaを介して、制御装置として機能するSNSサーバ10に接続された構成となっている。
以下においては、端末装置20−1、20−2、20−3、…については、端末装置を特定せずに一般的に説明するので、符号における「−(ハイフン)」以下を省略して単に「20」とする。
このような各種サービスを提供するため、SNSサーバ10は、会員に関する情報や会員から発信されたメッセージなどを管理する。また、SNSサーバ10は、後述するグループ作成や、メッセージの閲覧などに必要な情報をテーブル化して記憶する。
また、SNSサーバ10は、図1においては1台で構築されているが、2台以上に分散させるとともに外部からみたときに仮想的に1台であるかのようにみえる構成としても良い。一方で、SNSサーバ10の一部の機能を他のサービスを提供しているサーバで構築しても良い。また、SNSサーバ10が中継サーバを介して端末装置20と接続するように構成しても良い。
記憶部205は、SNSサーバ10から各種のサービスの提供を受けるためのアプリケーションプログラムや、各種のデータなどを格納する。ここでいうアプリケーションプログラムは、SNS運営者によって提供され、特定の配信サーバからダウンロードされて、端末装置20にインストールされたものである。また、端末装置20には、表示の制御が記述されたウェブページを閲覧するためのブラウザがインストールされている。RTC206は、現在時刻の時間情報を出力する。
ここで、検出可能なタッチ操作の種類には、例えばタップ、フリック、ドラッグ、ピンチ等が含まれる。このうち、タップとは、表示画面を指で軽く叩く操作である。フリックとは、画面に表示された対象物を指で軽く払う操作である。ドラッグとは、画面に表示された対象物を指で接触させた状態で移動させる操作である。ピンチとは、表示画面に二本の指を接触させた状態で広げたり狭めたりする操作である。
また、データベース108には、会員の情報等を記憶するユーザ登録テーブルTB1と、グループに関する情報を記憶するグループ登録テーブルTB2と、会員同士の友達関係を記憶する友達関係記憶テーブルTB3と、投稿・応答履歴をグループ毎に記憶する投稿・応答履歴記憶部118とが管理される。
なお、ユーザ登録テーブルTB1、グループ登録テーブルTB2、友達関係記憶テーブルTB3および投稿・応答履歴記憶部118の詳細については、後述することにする。
操作検出部222は、タッチパネル212で検出された位置情報に基づいて操作された位置や種類等を出力する。
ブラウザ221は、SNSサーバ10から送信されたウェブ画面情報を解析して表示部211に表示させるとともに、操作検出部222によって検出されたタッチパネル212への操作に応じてウェブ画面の一部または全部の表示を、切り替えたり、移動させたり、動きを与えたりするなどのような制御を行う。加えて、ブラウザ221は、表示部211に重ねられたタッチパネル212に対してなされた操作の情報をSNSサーバ10に出力する。この操作の情報には、フィールド220に入力された検索条件が含まれる。
特定部126は、受付部125によって受け付けられた情報や、表示制御部123、管理部127の指示にしたがって、記憶部106内のデータベース108にアクセスして、必要な情報を読み出したり、転送したり、書き込んだりする。
表示制御部123は、表示の制御を記述したプログラムを埋め込んだウェブ画面情報を作成して、端末装置20に送信する。これにより、端末装置20では、ブラウザ221がウェブ画面情報を解析して表示部211にウェブ画面を表示させるので、SNSサーバ10における表示制御部123が、端末装置20における表示部211の表示を間接的に制御することになる。
管理部127は、グループを構成する利用者へのメッセージの送信および受信を管理する。この管理には、グループの利用者におけるメッセージの送信を不可とすることも含まれる。
次に、データベース108で記憶されるテーブルや記憶部について説明する。
図5は、ユーザ登録テーブルTB1の一例を示す図である。
この図に示されるように、ユーザ登録テーブルTB1では、会員IDと、利用者IDと、利用者の名前情報と、アバター情報と、プロフィール画像と、年齢情報と、会員種別情報と、居住地情報とが会員毎に対応付けられて記憶される。
これらのうち、会員IDは、SNS会員を例えば複数の英数字で一意に識別する情報である。利用者IDは、メッセージ送信・閲覧サービスの提供を受ける利用者を、システム1の内部で一意に識別する情報であり、図の例では通し番号が用いられている。ここでは、会員の一部が当該メッセージ送信・閲覧サービスの提供を受けることを想定しているので、会員IDと利用者IDとが分けて管理されている。利用者の名前情報は、SNSにおいて利用者同士で呼び合う際に使用する名前を示し、実名やニックネームが用いられる。アバター情報は、当該利用者を表象するアバター画像を示し、プロフィール画像は、当該利用者を示す画像を示し、いずれも利用者によって選択または編集されたものが用いられる。なお、アバター情報およびプロフィール画像については、実体そのものではなく、実体のリンク先(参照先)であっても良い。いずれにしても、利用者ID等から、アバター情報およびプロフィール画像が取得できる手段が講じられていれば良い。
ここで、正会員とは、SNSが提供するサービスに制限が課せられない会員をいう。正会員になるためには、一般にはSNSに個人情報(実名、SNSで使用する名前、性別、年齢、生年月日、住所、電話番号、メールアドレスなど)を登録する必要がある。
準会員とは、仮発行されたアカウントによって試験的にSNSによるサービスの提供を受ける会員をいい、正会員と比較してSNSで提供されるサービスが制限されている。また、準会員には、仮発行されたアカウントではなく、例えば当該SNS以外の他のサービスのアカウントを利用してログインした者も含まれる。準会員は、SNSに個人情報の一部のみ(例えば性別、名前)の登録で足りるようにしているので、登録に際しての敷居が下げられている。
ここで、グループを作成するにあたって、グループを構成する利用者が見知らぬ者同士の2人のみであって、そのうち、少なくとも一方が年少者である場合、防犯上、風紀上、好ましくない状態にあるといえる。このため、本実施形態では、グループを作成するにあたって、このような状態を作り出さないようにする。
また、利用者がグループから退会する場合において、退会によって当該グループを構成する残りの利用者が見知らぬ者同士の2人のみであって、そのうち、少なくとも一方が年少者である場合も同様に好ましくない状態にあるといえる。このため、本実施形態では、退会などのように、グループの管理にあたって、このような状態を作り出さないようにする。
上述したように、メッセージ送信・閲覧サービスは、グループを単位として実行される。1つのグループは、2人以上の利用者で構成され、いずれの利用者も、このSNSの会員であることを条件としている。このようなグループの登録を管理するのが、グループ登録テーブルTB2である。
SNSでは、上述したように会員に各種のゲームが提供される。このゲームには、個人のみで完結し他者との連携を不要とする自己完結型のゲームのほか、他の会員とコミュニケーションをとりながらプレイするソーシャルゲームが含まれる。このようなソーシャルゲームで知り合った利用者同士の関係をゲーム毎に記憶したり、実社会において知り合いである利用者同士などの関係を記憶したりするのが友達関係記憶テーブルTB3である。
なお、利用者同士の友達関係は、利用者を識別する情報(利用者IDまたは会員ID)で互いに関連付けて記憶されるが、その具体的な記憶態様については、説明を省略することにする。
システム1においては、当該グループのメンバーによって送信されたメッセージが送信時間の順で表示される、というサービスが当該グループを構成するメンバーのそれぞれに提供される。
ここで、「メッセージ」には、メッセージの本文である文字情報のほかに、送信者を一意に識別する利用者IDや、メッセージの発信日時を示す発信日時情報、送信者のアバターのアバター情報、当該アバターの動作を規定するモーション情報を一意に識別する動作IDなどが含まれる。
また、以降では、ある特定の端末装置20に着目するとともに、当該端末装置20とSNSサーバ10とにおける動作を説明するので、着目する端末装置20の利用者を、他の端末装置20に係る利用者と区別する意味で特に「主体者」と呼ぶ場合がある。
ただし、本実施形態においては、「投稿」と「応答」とについては特に次のように必要がない限り、単にメッセージの送信として区別しないものとする。
「投稿」に対して、主体者や他の利用者がメッセージで「応答」したとき、当該メッセージは、その「応答」の基礎となる「投稿」の投稿IDと投稿者の利用者IDとに紐付けられるとともに、応答者の利用者IDと、その「応答」を一意に識別する応答IDと、発信日時とに対応付けられて投稿・応答履歴記憶部118に記憶される。
このようにして、ある1つの「投稿」に対して、0個または1個以上の「応答」が順次紐付けられたものが投稿・応答履歴である。データベース108における投稿・応答履歴記憶部118は、このような投稿・応答履歴を例えばグループに対応付けて記憶する。なお、投稿・応答履歴の具体的な記憶態様については、本願発明と特に関係しないので、説明を省略することにする。
まず、端末装置20において、メッセージ処理を実行するために、利用者が所定の操作をしたとき、例えば当該機能を示すアイコンなどをメインメニュー画面(図示省略)においてタップしたとき、当該端末装置20では操作検出部222が、当該タップを検出して、メッセージ処理の起動指示がなされたことをSNSサーバ10に通知する。
SNSサーバ10において、受付部125が当該起動の通知を受け付けると、当該通知を特定部126に転送する。特定部126は、グループ登録テーブルTB2にアクセスして、当該端末装置20の利用者をメンバーとするグループが存在するか否かを判別する(ステップSa11)。
端末装置20では、ウェブ画面情報をブラウザ221が解析して、表示部211にメッセンジャートップ画面を表示させる(ステップSa12)。
この図に示されるように、端末装置20の表示部211においては、当該端末装置20の利用者がメンバーとして登録されているグループが、名称、メンバーのプロフィール画像、当該グループのメンバーによる最終発言日時などとともに、例えば最新の投稿・応答があった順番で一覧表示される。
ボタン231は、新規グループの作成を指示するソフトウェアボタンである。
領域232では、端末装置20の利用者に関係する「お知らせ」が通知される。なお、この領域232の表示部分を例えばタップすると、別画面が開いて「お知らせ」についての詳細が表示される。
マーク233は、それが付されたグループにおいて当該端末装置20の利用者が未だに閲覧していないメッセージがあることを示している。
ボタン234、235、236のそれぞれは、各グループに対応してそれぞれ表示されたソフトウェアボタンである。このうち、ボタン234は、対応するグループのメッセージの閲覧への移動を、その操作によって指示するものであり、ボタン235は、そのグループの編集を指示するものであり、ボタン236は、そのグループから退会を指示するものである。
ボタンFinは、このメッセージ処理の終了を指示するものである。
グループが多数あって、表示部211で1度に表示しきれない場合でも、例えばフリックや、スライドバー237の移動などの操作をすれば、上下にスクロール表示される。また、各グループの表示順序は、最新の投稿・応答があった順に限られず、グループの作成順(新しい順、古い順)、グループメンバーの多い順、少ない順などでも良い。
適切な操作が操作検出部222によって検出されたとき(ステップSa13の判別結果が「Yes」になったとき)、ブラウザ221は、当該操作が終了の指示、すなわちボタンFinの表示部分への操作であったか否かを判別する(ステップSa14)。
一方、終了の指示でなければ(ステップSa14の判別結果が「No」であれば)、ブラウザ221は、当該操作がグループ選択の指示、すなわち、いずれかのグループに対応したボタン234の表示部分への操作であったか否かを判別する(ステップSa15)。
当該操作がグループの選択であれば(ステップSa15の判別結果が「Yes」であれば)、処理手順がステップSa16に移行する。当該操作がグループ選択でなければ(ステップSa15の判別結果が「No」であれば)、処理手順がステップSa20に移行する。
まず、グループ管理処理においてブラウザ221は、メッセンジャートップ画面に対してなされた操作が新規グループ作成の指示、すなわちボタン231の表示部分への操作であったか否かを判別する(ステップSb11)。
新規グループの作成の指示でなければ(ステップSb11の判別結果が「No」であれば)、処理手順が後述するステップSb51に移行する。一方、新規グループの作成の指示であれば(ステップSb11の判別結果が「Yes」であれば)、ブラウザ221は、当該指示がなされたことをSNSサーバ10に通知する。SNSサーバ10において、受付部125が当該指示を受け付けると、当該指示を特定部126に転送する。特定部126は、友達関係記憶テーブルTB3にアクセスして、当該端末装置20の利用者と友達関係にある利用者の情報を読み出し、これらの情報に基づいたフレンドトップ画面を作成すべき旨を表示制御部123に指示する。表示制御部123は、読み出された情報に基づく画面情報であって、当該画面の制御を記述したプログラムを埋め込んだウェブ画面情報でフレンドトップ画面を作成して、指示を通知した端末装置20に送信する。
端末装置20では、ウェブ画面情報をブラウザ221が解析して、表示部211にフレンドトップ画面を表示させる(ステップSb12)。
ここで、SNSフレンドとは、当該SNSの会員であって、実社会においても知り合いの会員である。また、ゲームフレンドとは、当該SNSの会員であって、当該SNSで提供されるソーシャルゲームにおいてコミュニケーションした会員である。検索結果とは、利用者全体を対象として利用者の名前や居住地などの属性情報から検索して得られた結果である。検索結果については、SNSフレンドやゲームフレンドで見つけることができなかった場合などに利用されることを想定している。
この図に示されるように、表示部211においては、ボタン241、243、245が表示される。また、ボタン241、243の表示部分の間の領域242においては、グループのメンバーになり得る候補者をゲームフレンドから選択する前段階として、当該端末装置20の利用者が参加しているゲームの一覧が表示される。ここで、参加しているゲームが多数あって、1度に表示しきれない場合、例えばスライドバー244を移動させたり、一覧表示部分をフリックしたりするなどすれば、上下にスクロール表示される。
ボタン241は、その操作によって、グループのメンバーになり得る候補者をSNSフレンドから選択するためのリスト画面への移行を指示するソフトウェアボタンである。また、ボタン243は、その操作によって、グループのメンバーになり得る候補者を検索するための検索画面への移行を指示するソフトウェアボタンである。ボタン245は、その操作によって、メッセンジャートップ画面に戻ることを指示するソフトウェアボタンである。
適切な操作がなされたとき(ステップSb13の判別結果が「Yes」になったとき)、ブラウザ221は、当該操作がボタン241の表示部分、または、領域242への操作であったか否かを判別する(ステップSb14)。
当該操作がボタン241の表示部分への操作ではなく、領域242への操作でもなければ(ステップSb14の判別結果が「No」であれば)、当該操作は、ボタン243またはボタン245の表示部分への操作である。このため、処理手順は、後述するステップSb31に移行する。
なお、図8においてステップSb15、Sb16、さらには、以降のステップSb17、Sb18については、SNSフレンドリスト画面とゲームフレンドリスト画面とに分けて説明すべきであるが、処理内容が似通っているので、共通化して説明している。
なお、図13に示したゲームフレンドリスト画面は、図11に示したフレンドトップ画面において、領域242のうち、「龍収集」というゲームの表示部分が操作されたときに、当該ゲームにおいてコミュニケーションしたゲームフレンドの一覧表示の例である。
フレンドリスト画面では、ボタン251、252、253が表示される。このうち、ボタン251は、チェックボックス250にチェックされた候補者のオールクリアを指示するソフトウェアボタンである。ボタン252は、チェックボックス250へのチェックを確定させて、チェックされた候補者によってグループを作成する旨を指示するソフトウェアボタンである。ボタン253は、フレンドリスト画面を閉じて、フレンドトップ画面に戻ることを指示するソフトウェアボタンである。
なお、候補者が多数あって、表示部211で1度に表示しきれない場合でも、例えばフリックやスライドバー254を移動させるなどの操作をすれば、上下にスクロール表示される。
また、SNSフレンドの全員ではなく、例えば居住地が近い30名や、直近でコミュニケーションした30名など、のように候補者を一部に限っても良い。
一方、適切な操作がなされたとき(ステップSb16の判別結果が「Yes」になったとき)、ブラウザ221は、フレンドリスト画面に対してなされた操作が、候補者の表示部分をタップするような選択操作であったか否かを判別する(ステップSb17)。
当該操作が選択操作でなければ(ステップSb17の判別結果が「No」であれば)、処理手順は、後述するステップSb19に移行する。
この後、処理手順がステップSb15に戻り、これにより、チェックを入れた、または、チェックを外したフレンドリスト画面が表示される。
この後、処理手順は、ステップSb12におけるフレンドトップ画面の表示に戻る。なお、処理手順の戻り先は、フレンドトップ画面ではなく、チェックマークが全て外れた状態のフレンドリスト画面でも良い。
当該操作がボタン252の表示部分への操作でなければ(ステップSb21の判別結果が「No」であれば)、ボタン253の表示部分への操作であったことになるので、処理手順は、ステップSb12におけるフレンドトップ画面の表示に戻る。
ここで、チェックリストとは、端末装置20側でチェックが入れられた後に、確定のボタン252が操作されたときに選択されていた候補者を示すリストである。このチェックリストには、図12、図13で示したフレンドリスト画面や、後述する図15のフレンド検索結果画面においてチェックが入れられた候補者のリストが含まれる。なお、グループのメンバーは、最終的にチェックリストに登録された候補者と、選択した利用者(主体者)とによって構成されることになるので、主体者は、チェックリストに登録されない。
この後、ブラウザ221は、画面の例示は省略するが、当該チェックリストに登録された候補者をメンバーとするグループを作成するか否かの確認画面を表示させる(ステップSb23)、グループの作成が指示されたとき(ステップSb23の判別結果が「Yes」であるとき)、別画面によって入力されたグループ名称とチェックリストの登録内容とをSNSサーバ10に送信する。当該時点においてチェックリストに登録された人数がゼロであれば、ブラウザ221は、その旨の警告を表示部211に表示させる。一方、SNSサーバ10において、受付部125が当該登録内容等を受け付けると、当該登録内容を特定部126に転送する。特定部126は、当該登録内容等を送信した端末装置20の利用者と当該登録内容で示される候補者とをメンバーとするとともに、入力された名称のグループを、グループ登録テーブルTB2に追加する。これにより、当該端末装置20の利用者とチェックリストに登録されていた利用者とをメンバーとするグループが作成されたことになる(ステップSb24)。
この後、処理手順が図7におけるステップSa11に戻る。
このため、SNSフレンド、ゲームフレンドについては年少者であっても、当該端末装置20の利用者(主体者)との2名のみによるグループの構成が許容される。ただし、後述するように、検索して得られた候補者は、当該端末装置20の利用者を知らない場合がある。このため、検索して得られた候補者については、年少者であれば、当該端末装置20の利用者との2名のみによるグループの構成が禁止される構成となっている。
一方、当該操作がボタン243の表示部分への操作であったならば(ステップSb31の判別結果が「Yes」であれば)、ブラウザ221は、現時点においてチェックリストに登録されている候補者の人数が0人であるか否かを判別する(ステップSb32)。
一方、チェックリストに登録された候補者の人数が1人以上である場合、ブラウザ221は、後の検索結果を表示する画面において、年少者または準会員である候補者の選択禁止を解除する設定とする(ステップSb34)。
ステップSb33、Sb34での設定の後、ブラウザ221は、表示部211に検索画面を表示させる(ステップSb35)。
この図に示されるように、検索画面では、フィールド220、ボタン253、261が表示される。このうち、フィールド220は、検索条件を入力するため領域である。このフィールド220がタップされると、ソフトウェア・キーボードが別途表示され(図示省略)、これにより検索条件の入力が可能となっている。ボタン261は、フィールド220に入力された検索条件での検索を指示するソフトウェアボタンである。ここで、検索条件としては、候補者の名前の一部または全部や、居住地などが挙げられる。また、ユーザ登録テーブルTB1において、会員の趣味などの項目を追加すれば、この項目を検索条件としても良い。
なお、領域260は、検索結果が表示される領域である。
一方、何らかの適切な操作がなされたとき(ステップSb36の判別結果が「Yes」になったとき)、ブラウザ221は、検索画面に対してなされた操作がフィールド220に検索条件が入力された状態でボタン261の表示部分への操作であったか否かを判別する(ステップSb37)。
検索画面に対してなされた操作がボタン261の表示部分への操作等であったならば(ステップSb37の判別結果が「Yes」であれば)、ブラウザ221は、フィールド220に入力された検索条件をSNSサーバ10に送信する。一方、SNSサーバ10において、受付部125が当該検索条件を受け付けると、当該検索条件を特定部126に転送する。特定部126は、ユーザ登録テーブルTB1にアクセスして、検索条件を満たす正会員および準会員の情報を読み出し、これらの検索結果のフレンドリスト画面を作成する旨を表示制御部123に指示する。また、このとき、読み出される会員の情報としては、利用者の名前と利用者のプロフィール画像と年齢情報と会員種別情報とである。
表示制御部123は、読み出された情報に基づく画面情報であって、当該画面の制御を記述したプログラムを埋め込んだウェブ画面情報でフレンドリスト画面を作成して、検索条件を送信した端末装置20に返信する。
端末装置20では、ウェブ画面情報をブラウザ221が解析して、表示部211における領域260にフレンドリスト画面を表示させる(ステップSb38)。
この検索結果を示す画面、または、図14に示した検索画面において、何らかの操作がなされた場合に、当該操作がボタン261の表示部分への操作でないとき、ブラウザ221は、なされた操作が、候補者の表示部分をタップするような選択操作であったか否かを判別する(ステップSb39)。
当該操作が選択操作でなければ(ステップSb39の判別結果が「No」であれば)、当該操作は、ボタン251、252、253のいずれかの表示部分への操作であるので、処理手順が、上述したステップSb19に移行する。
なお、選択状態にされた候補者のチェックリストへの登録、または、非選択状態にされた候補者のチェックリストからの削除については、ボタン252への操作、すなわち、処理手順がステップSb39→Sb19→Sb21→Sb22で進行することによって実行される。
一方で、年長者の正会員については、SNSフレンドリスト画面やゲームリスト画面と同様にチェックボックス250が表示される。ここで、5人のうち、年長者の正会員のいずれか1人のチェックボックス250にチェックを入れる選択操作がなされた場合、処理手順がステップSb35→Sb36→Sb37→Sb39→Sb40→Sb32→Sb33→Sb35という順番で進行する。この状態においてボタン253が操作されると、処理手順がステップSb36→Sb37→Sb39→Sb19→Sb21→Sb22→Sb23→Sb32という順番で進行する。このため、チェックリストに登録された候補者は1人になるので、ステップSb32の判別結果が「No」となる。したがって、ステップSb34において、年少者または準会員である候補者の選択禁止を解除するように設定されるので、次のフレンド検索結果画面は、図16に示されるように、年少者または準会員については、マーク255からチェックボックス250の表示に切り替わる。このため、以後においては、年少者または準会員についてはグループのメンバーとして選択することが可能になる。
なお、図16に示される画面の例においてチェックボックス250を外す操作がなされると、チェックリストに登録された候補者は0人になるので、年少者または準会員である候補者についての選択が禁止される(ステップSb33)。このため、再び図15に示されるように、年少者または準会員を選択ができない画面に切り替わる。
したがって、本実施形態では、端末装置20の利用者は、自己と、検索して得られた年少者または準会員の1人とでグループを作成しようとしても、当該年少者等をグループの候補者として選択できないようになっている。このため、年少者等と一対一となるようなメッセージ交換を阻止することが可能になる。
一方で、正会員の年長者がチェックリストに1人でも登録されていれば、当該年少者等を候補者として選択できるように変更される。このため、端末装置20の利用者と、年少者等とのほかに、他の利用者とを含む3人以上のグループでのメッセージ交換は許容される。
また、本実施形態では、端末装置20の利用者と一対一となるメッセージ交換を阻止する対象者は、年少者のみならず準会員を含んでいる。このため、図15に示されるように、マーク255を伴う候補者が表示されても、当該候補者が年少者であるのか、それとも年長者を含む準会員であるかについて、端末装置20の利用者が一見して特定できないので、青少年等の育成の観点や、防犯上好ましい構成ということができる。
このため、例えばSNSフレンドリスト画面で候補者を選択してボタン252を操作することによって当該選択した候補者をチェックリストに登録した後、画面をゲームフレンドリスト画面に切り替えて別の候補者を選択してボタン252を操作すると、当該別の候補者が当該チェックリストに追加されて登録されることになる。さらに、当該ゲームフレンドリスト画面においてボタン253の表示部分を操作して、フレンドトップ画面を経由しフレンド検索画面に移行して、検索結果から候補者を選択してボタン252を操作したとき、当該候補者についても当該チェックリストに追加されて登録されることになる。このように、複数の画面にまたがって複数の候補者を選択した場合に、ある画面で候補者を選択して得られたチェックリストに対して、他の画面で選択した候補者がチェックリストに追加される構成となっている。
したがって、SNSフレンドリスト画面またはゲームフレンドリスト画面によって候補者がチェックリストに1人以上登録された状態において、フレンド検索画面に移行して検索結果が得られたとき、年少者または準会員については、選択ができない旨のマーク255ではなく、選択ができる旨のチェックボックス250で表示されることになる。
当該操作がグループの編集を指示する操作であれば(ステップSb51の判別結果が「Yes」であれば)、ブラウザ221は、グループ編集画面を表示部211に表示させる(ステップSb52)。
なお、グループ編集画面については、本発明を理解する上で重要ではないので、簡単に説明すると、ブラウザ221は、グループ編集画面で編集された内容をSNSサーバ10に送信する一方、SNSサーバ10において、受付部125が当該編集内容を受け付けると、当該編集内容を特定部126に転送する。特定部126は、当該編集内容をグループ登録テーブルTB2に反映させる(ステップSb53)。
当該操作がグループの退会を指示する操作であれば(ステップSb54の判別結果が「Yes」であれば)、ブラウザ221は、退会が希望されたグループの情報をSNSサーバ10に送信する一方、SNSサーバ10において、受付部125が当該グループの情報と当該情報を送信した端末装置20の利用者の情報とを特定部126に転送する。特定部126は、グループ登録テーブルTB2にアクセスし、当該グループに関する情報を取得して、管理部127に転送する(ステップSb55)。
なお、本実施形態において、ある利用者がそれまでメンバーであったグループから退会しても、当該グループの投稿・応答履歴から当該利用者のメッセージを削除せず、そのまま存置する構成とする。
また、管理部127は、退会直前まで当該グループを構成していた利用者に対して、当該グループが解散した旨のメールを送信する。なお、このメールを受信した端末装置20では、表示部211の領域232に「お知らせ」として通知される。
一方、残りの人数が1名である場合(ステップSb58の判別結果が「Yes」である場合)、もはやグループの体をなしていない。このため、処理手順が上述したステップSb60に移行して、当該グループの解散処理が実行される。
ステップSb53、Sb57、Sb60、Sb61の処理後、処理手順が図7におけるステップSa11に戻る。
すなわち、第1に、ブラウザ221は、タップされたボタン234に対応するグループを特定する情報を、SNSサーバ10に送信する。第2に、SNSサーバ10では、受付部125が当該情報を受け付けると、当該情報を特定部126に転送する。特定部126は、グループ登録テーブルTB2にアクセスして当該グループのメンバーを特定する。第3に、特定部126は、投稿・応答履歴記憶部118から、当該メンバーに係る投稿・応答履歴を読み出し、表示制御部123に転送するとともに、メッセージ表示画面の作成を指示する。第4に、表示制御部123は、これらの情報に基づくウェブ画面情報でメッセージ表示画面を作成して、グループを特定する情報を送信した端末装置20に返信する。表示制御部123は、メッセージ表示画面の作成にあたって必要な情報(例えば、後述するアバターや、プロフィール画像、モーション情報など)については特定部126を介してユーザ登録テーブルTB1から読み出し、当該画面の制御、例えばアバターに与えるモーションなどを記述したプログラムを当該ウェブ画面情報に埋め込む。第5に、端末装置20では、受信したウェブ画面情報をブラウザ221が解析して、表示部211にメッセージ表示画面を表示させる。
なお、発信日時が古いものほど画面の下方に向かうように配列させても良いが、ここでは便宜的に、同図に示されるように、新しいものほど画面の下方に向かうように配列させた例で説明する。
すなわち、タイプ(A)では、文字情報だけが含まれ、タイプ(B)では、文字情報と動作IDとの双方が含まれ、タイプ(C)では、動作IDだけが含まれるものとする。
なお、本実施形態において、メッセージに動作IDが含まれない場合をタイプ(A)としているが、メッセージに、予め動作IDなしを示す情報を含ませて、動作IDなしの情報が含まれる場合をタイプ(A)としても良い。
タイプ(B)では、タイプ(A)と同様な吹き出しとプロフィール画像と時間情報とともに、モーションを伴うアバターが表示される。このアバターは、利用者IDに対応したアバター情報で規定されるものであり、このモーションは、動作IDに対応するモーション情報にしたがっている。
タイプ(C)では、文字情報が含まれないので、吹き出しが表示されずに、プロフィール画像と時間情報とともにタイプ(B)と同様にモーションを伴うアバターが表示される。
また、図17の右欄は、メッセージの表示が画面において右側の地点に配置された場合の例である。メッセージの表示が画面において左側の地点に配置された場合には、同図の例を左右反転としたものとなる(図示省略)。また、自己が送信したメッセージである場合に、プロフィール画像については、他のメンバーと区別する意味で非表示とする。また、他のメンバーと区別するように自己が送信したメッセージの吹き出しの色または形状を、他の吹き出しのものと異ならせるようにしても良い。
このようにステップSa16においては、選択されたグループのメンバーによって送信されたメッセージ内容を時系列で示したメッセージ表示画面が表示される。
利用者がグループから退会したときに、当該グループの投稿・応答履歴から当該利用者のメッセージを削除してしまうと、時系列の順でメッセージ表示を配列させたときに内容がつながらなくてなってしまう。一方で、退会した利用者のメッセージを削除せずに存置するにしても、当該メッセージに対して、残った利用者が退会を忘れて(または知らずに)応答してしまう可能性もある。
そこで、本実施形態においては、退会した利用者のメッセージについては、アバターおよびプロフィール画像を、予め定められたパターンで表示し、当該メッセージを送信した利用者が退会したことを、他の利用者が一見して判るような構成としている。
ここでは、退会した利用者のアバターおよびプロフィール画像を黒塗りとする構成としている。
なお、この例は、利用者のアバターおよびプロフィール画像を黒塗りとしているが、アバター、または、プロフィール画像の少なくとも一方を、他の利用者とは異なる模様、色彩とすれば良い。
このうち、フィールド270は、メッセージの本文である文字情報を入力するための領域である。ボタン271は、1つ前のメッセンジャートップ画面に戻ることを指示するソフトウェアボタンである。ボタン272は、アバターに与える動作を指定するソフトウェアボタンである。ボタン273は、過去に送信したメッセージを再度用いる場合のソフトウェアボタンである。ボタン274は、メッセージの内容を確定させて送信を指示するソフトウェアボタンである。ボタン275は、メッセージの編集・情報閲覧を指示するソフトウェアボタンである。
当該操作がフィールド270への入力、または、ボタン272、273、274の表示部分へのタップであれば(ステップSa18の判別結果が「Yes」であれば)、ブラウザ221は、当該操作に応じた処理を実行する(ステップSb19)。
例えばフィールド270への入力であれば、ブラウザ221は、ソフトウェア・キーボードを別途表示して(図示省略)、利用者に対して文字入力させる。また、ボタン272へのタップであれば、ブラウザ221は、例えば「パンチ」、「キック」、「拍手」、「バンザイ」などの動作を複数例示したメニュー画面(図示省略)を表示させて、アバターに付与すべき動作を指定させる。ボタン273へのタップであれば、ブラウザ221は、過去に送信された本文、動作IDを組み合わせたメッセージを複数表示させて、再利用すべきメッセージを選択させる。
ステップSa19の後、処理手順がステップSa16に戻って、再びメッセージ表示画面(図19参照)が表示される。このとき、ステップSa19においてメッセージが送信されたならば、当該メッセージの表示が、時系列において最新のものとして追加されることになる。
このため、処理手順がステップSa12に移行して、メッセンジャートップ画面の表示に戻ることになる。
一方、ボタン275へのタップであれば(ステップSa21の判別結果が「Yes」であれば)、ブラウザ221は、メッセージの編集・情報閲覧の画面を表示させる(ステップSa22)。メッセージの編集・情報閲覧の画面に対して所定の操作がなされれば、編集や、閲覧、編集の内容などが反映される。この後、処理手順はステップSa16に戻る。なお、メッセージの編集・情報閲覧の画面については、本発明を理解する上で重要ではないので、説明を省略する。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば次に述べるような各種の応用・変形が可能である。なお、次に述べる応用・変形の態様は、任意に選択された一または複数を適宜に組み合わせることもできる。
実施形態にあっては、名前や居住地などの利用者の属性情報と当該利用者の年齢情報とを図5に示されるようにユーザ登録テーブルで直接的に関連付けて記憶する構成であった。この構成に限られず、あるテーブルで、利用者の属性情報を、利用者IDのように利用者を一意に識別するIDと関連付けて記憶する一方で、別のテーブルで利用者の年齢情報を当該IDと関連付けて記憶しておき、属性情報および年齢情報のうち一方から他方を、当該IDを介して間接的に特定する構成であっても良い。また、端末装置20が携帯電話機である場合には、当該携帯電話機の電話会社における電話契約時の個人情報を管理する管理装置に問い合わせして年少者であるか否かを確認する構成であっても良い。
実施形態にあっては、グループの候補者を選択させる際に、チェックリストに登録された人数が0名である場合に年少者(または準会員)の選択を禁止する設定(ステップSb33)とし、チェックリストに登録された人数が1名以上となった場合に年少者(準会員)の選択禁止を解除する設定(ステップSb34)としたが、同等な効果については次のような構成でも奏することが可能である。
すなわち、チェックリストに登録された人数が0名であっても年少者(準会員)の選択を可能とするが、年少者(または準会員)が選択されたときには、エラーを、例えば図21において領域262に示されるようなメッセージを出力する。正会員の年長者が選択されたときには、もちろんエラーを出力しない。このため、端末装置20の利用者と年少者(または準会員)との2名でグループが構成されてしまう可能性があるが、仮に、このようなグループが作成されたとしても、当該グループの利用を管理部127が禁止する、すなわち、当該グループの利用者同士のメッセージの送信・閲覧ができないような構成とする。
そして、当該グループであっても、メンバーの補充によって当該グループを構成する人数が3名以上となったときに、当該グループの利用を管理部127が許可する構成とすれば良いのである。
上述した実施形態にあっては、送信したメッセージをグループの利用者同士で閲覧するシステムに適用したが、本発明は、これに限らない。端的にいえば、複数人からなるグループでメッセージを送信するシステムにおいて、当該グループを構成する利用者を3名以上とするか、または、2名であっても年少者等を含ませないシステムに適用可能である。このため、例えばメーリングリストを利用したグループを構成する複数人宛にメールを送信する構成や、個別に宛先を指定して複数人宛にメールを送信する構成にも適用可能である。
上記説明では、18歳未満を年少者としているが、年少者の概念については、国や、地域、SNSを運営する企業のポリシーなどによって異なるので、これらに応じた年齢で適切に規定するのが好ましい。
利用者をグループに登録するにあたって、当該利用者による同意を条件としても良い。すなわち、当該利用者の端末装置20から当該グループに参加することについて同意する旨の通知を受け取ることを条件としても良い。ここで、同意を当該グループへの登録条件とする際には、事後的に参加の同意が得られない場合を考慮しなければならない。特に、例えば自己以外の3名にグループに参加の確認メールを送信した後に、2名が同意しなかった場合である。残りの1名が同意したときであって、その1名が年少者であるとき、事後的に自己と年少者とでグループを構成することになり、上記不都合と同様に、年少者との一対一のメッセージ交換となってしまうからである。
これを避けるために、同意が得られた利用者が年少者または準会員の1名以下であるときには、例えばグループの作成を不可とし、同意が得られた利用者が2名以上となった時点で、グループの作成を可能とする構成とすれば良い。
上記実施形態では、メッセージをタイプ(A)、(B)、(C)の3種類としたが、これ以外の組み合わせであっても良いのはもちろんである。例えば、端末装置20に内蔵するカメラで撮影した写真や映像、端末装置20に保存された写真や映像、または位置情報をメッセージとして含めても良い。
逆に、メッセージについてはタイプ(B)、(C)のように動作IDを伴うものに限定しても良い。動作IDを伴うものに限定する場合、メッセージを送信する際に動作IDが指定されていないとき、予め用意された複数の動作IDのなかから、いずれかを所定のルール(例えばランダム)にしたがって選択して、当該選択した動作IDをメッセージに強制的に含ませて送信する構成としても良い。また、動作IDが指定されていない旨を利用者に警告して、いずれかの動作IDを、送信しようとするメッセージに含めるように促す構成としても良い。
実施形態においては、SNSサーバ10側の表示制御部123が、表示の制御を記述したウェブ画面情報を作成して端末装置20に送信する一方、端末装置20側のブラウザ221がウェブ画面を表示するとともに、ウェブ画面(タッチパネル)に対する操作に応じた処理を実行する構成としたが、本発明は、この構成に限られない。
例えば、端末装置20にインストールされたアプリケーションプログラムの実行によって、表示部211の表示画面を制御する、いわゆるネイティブ型の構成としても良い。
この図に示されるように、端末装置20側では、アプリケーションプログラムの実行によって、表示制御部223、受付部225、特定部226および管理部227が構築される。これらの表示制御部223、受付部225、特定部226および管理部227は、図4においてSNSサーバ10における表示制御部123、受付部125、特定部126および管理部127を、当該端末装置20に移動させたものである。
なお、図4に示した構成では、表示制御部123がタッチ操作やデータベース108などから取得した各種情報に基づきウェブ画面情報を作成し、端末装置20に送信して、ブラウザ221を介して表示部211に画面を間接的に表示させる構成であったが、図22に示した構成では、表示制御部223が各種情報に基づき表示部211に画面を直接的に表示させる構成となる。
実施形態では、SNSサーバ10に多数の端末装置20がアクセスしたときに、表示制御部123が、多数の端末装置20に対してウェブ画面を送信する必要があるので、負荷が集中してしまうが、ネイティブ型の構成では、画面の作成・制御が各端末装置20に分散するので、その意味において負荷を低減することができる。
このように表示制御部、受付部、特定部および管理部については、SNSサーバ10の側に構築されるか、端末装置20の側に構築されるかについては任意であり、各部のそれぞれがSNSサーバ10と端末装置20とに分かれる構成としても良い。
図23は、サーバ・クライアント型の応用例(その2)に係るシステム1の構成を示す機能ブロック図であり、受付部125、特定部126、管理部127がSNSサーバ10に構築され、表示制御部223が端末装置20に構成された例を示している。
結局、表示制御部、受付部、特定部および管理部については、端末装置20またはSNSサーバ10のいずれかが備えれば良い。なお、記憶部106は、SNSサーバ10以外の他のサーバで管理する構成、すなわちクラウドコンピューティングで管理するようにしても良い。
Claims (20)
- 利用者間でメッセージを送受信するシステムに適用される制御装置であって、
メッセージの送信先の候補となる候補利用者の提示を要求する要求利用者から、利用者の属性情報の検索条件を受け付ける受付部と、
前記受付部によって受け付けられた検索条件を満たす候補利用者を特定する特定部と、
前記特定部で特定された候補利用者を選択可能に表示部に表示させる表示制御部と、
を備え、
前記表示制御部は、
前記特定部で特定された候補利用者のうち年齢情報によって年少者であることが示される特定利用者以外の利用者が選択される前では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が禁止されるように表示させ、
当該利用者が選択された後では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が許可されるように表示させる
ことを特徴とする制御装置。 - 前記特定部は、複数の利用者のそれぞれについて前記属性情報と年齢情報とを関連付けて記憶する記憶部にアクセスして、特定された候補利用者の年齢情報を取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の制御装置。 - 利用者間でメッセージを送受信するシステムに適用される制御装置であって、
メッセージの送信先の候補となる候補利用者の提示を要求する要求利用者から、利用者の属性情報の検索条件を受け付ける受付部と、
複数の利用者のそれぞれについて前記属性情報と年齢情報とを関連付けて記憶する記憶部にアクセスして、前記受付部によって受け付けられた検索条件を満たす候補利用者を特定する特定部と、
前記特定部で特定された候補利用者を選択可能に表示部に表示させる表示制御部と、
を備え、
前記表示制御部は、
前記年齢情報によって年少者であることが示される特定利用者以外の利用者が選択される前では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が禁止されるように表示させ、
当該利用者が選択された後では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が許可されるように表示させる
ことを特徴とする制御装置。 - 前記記憶部は、
複数の利用者のそれぞれについて利用者が正会員か準会員を示す会員情報を関連付けて記憶しており、
前記表示制御部は、
前記特定利用者に前記準会員を含めて、前記特定利用者の選択が許可または禁止されるように表示させる
ことを特徴とする請求項2または3に記載の制御装置。 - 前記記憶部は、利用者間の友達関係について、利用者を一意に識別する識別情報に関連付けて記憶しており、
前記表示制御部は、前記特定利用者が前記要求利用者と友達関係である場合には、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が許可されるように表示させる
ことを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の制御装置。 - 前記候補利用者のなかから、前記要求利用者によって選択された1または複数の利用者にメッセージを送信可能に管理する管理部を備える
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の制御装置。 - 前記システムは、グループを構成する2以上の利用者間で互いにメッセージを送受信するものであり、
前記受付部は、利用者が参加しているグループから退会する要求を受け付け、
前記管理部は、
前記受付部で受け付けられた利用者を前記グループから削除した場合に当該グループに参加している利用者が1人になるとき、当該グループの利用を不可能にする
ことを特徴とする請求項6に記載の制御装置。 - 前記管理部は、
前記受付部で受け付けられた利用者を当該利用者が参加しているグループから削除した場合に当該グループに参加している利用者が2人であって、そのうち1人が特定利用者であるとき、当該グループの利用を不可能にする
ことを特徴とする請求項7に記載の制御装置。 - 前記管理部は、
前記要求利用者によって選択された利用者が同意したときに当該利用者をグループに参加させる
ことを特徴とする請求項7または8のいずれかに記載の制御装置。 - 利用者間でメッセージを送受信するシステムに適用される制御装置であって、
メッセージの送信先の候補となる候補利用者の提示を要求する要求利用者から、利用者の属性情報の検索条件を受け付ける受付部と、
前記受付部によって受け付けられた検索条件を満たす候補利用者を特定する特定部と、
前記特定部で特定された候補利用者を選択可能に表示部に表示させる表示制御部と、
を備え、
前記表示制御部は、
前記特定部で特定された候補利用者のうち年齢情報によって年少者であることが示される特定利用者以外の利用者が選択される前に前記要求利用者によって当該特定利用者が選択された場合には前記表示部にエラーを出力させ、
当該利用者が選択された後に前記要求利用者によって当該特定利用者が選択された場合には前記表示部にエラーを出力させない
ことを特徴とする制御装置。 - 利用者間でメッセージを送受信するシステムに適用される制御装置であって、
メッセージの送信先の候補となる候補利用者の提示を要求する要求利用者から、利用者の属性情報の検索条件を受け付ける受付部と、
複数の利用者のそれぞれについて前記属性情報と年齢情報とを関連付けて記憶する記憶部にアクセスして、前記受付部によって受け付けられた検索条件を満たす候補利用者を特定する特定部と、
前記特定部で特定された候補利用者を選択可能に表示部に表示させる表示制御部と、
を備え、
前記表示制御部は、
前記年齢情報によって年少者であることが示される特定利用者以外の利用者が選択される前に前記要求利用者によって当該特定利用者が選択された場合には前記表示部にエラーを出力させ、
当該利用者が選択された後に前記要求利用者によって当該特定利用者が選択された場合に前記表示部にエラーを出力さない
ことを特徴とする制御装置。 - 前記候補利用者のなかから、前記要求利用者によって選択された1または複数の利用者にメッセージを送信可能に管理する管理部を備え、
前記管理部は、
前記要求利用者と前記特定利用者とによってグループが構成される場合、当該グループの利用を不可能にする
ことを特徴とする請求項10または11に記載の制御装置。 - 利用者間でメッセージを送受信するシステムに適用される制御装置の制御方法であって、
メッセージの送信先の候補となる候補利用者の提示を要求する要求利用者から、利用者の属性情報の検索条件を受け付ける受付ステップと、
受け付けられた検索条件を満たす候補利用者を特定する特定ステップと、
特定された候補利用者を選択可能に表示部に表示させる表示ステップであって、
特定された候補利用者のうち年齢情報によって年少者であることが示される特定利用者以外の利用者が選択される前では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が禁止されるように表示させ、
当該利用者が選択された後では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が許可されるように表示させる表示ステップと、
を備えることを特徴とする制御方法。 - 利用者間でメッセージを、通信可能な端末装置に送受信するサービスを提供するコンピュータを、
メッセージの送信先の候補となる候補利用者の提示を要求する要求利用者から、利用者の属性情報の検索条件を受け付ける受付部、
前記受付部によって受け付けられた検索条件を満たす候補利用者を特定する特定部、および、
前記特定部で特定された候補利用者を選択可能に表示部に表示させる表示制御部であって、
前記特定部で特定された候補利用者のうち年齢情報によって年少者であることが示される特定利用者以外の利用者が選択される前では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が禁止されるように表示させ、
当該利用者が選択された後では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が許可されるように表示させる表示制御部
として機能させることを特徴とするプログラム。 - 利用者間でメッセージを送受信するサーバであって、
メッセージの送信先の候補となる候補利用者の提示を要求する要求利用者から、利用者の属性情報の検索条件を受け付けるとともに、
受け付けた検索条件を満たす候補利用者を特定するサーバと
通信可能なコンピュータを、
特定された候補利用者を選択可能に表示部に表示させる表示制御部であって、
特定された候補利用者のうち年齢情報によって年少者であることが示される特定利用者以外の利用者が選択される前では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が禁止されるように表示させ、
当該利用者が選択された後では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が許可されるように表示させる表示制御部
として機能させることを特徴とするプログラム。 - サーバと利用者によって操作される端末装置と、を有し、
一の端末装置からのメッセージを他の端末装置に中継するシステムであって、
メッセージの送信先の候補となる候補利用者の提示を要求する要求利用者から、利用者の属性情報の検索条件を受け付ける受付部と、
前記受付部によって受け付けられた検索条件を満たす候補利用者を特定する特定部と、
前記特定部で特定された候補利用者を選択可能に表示部に表示させる表示制御部と、
を備え、
前記表示制御部は、
前記特定部で特定された候補利用者のうち年齢情報によって年少者であることが示される特定利用者以外の利用者が選択される前では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が禁止されるように表示させ、
当該利用者が選択された後では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が許可されるように表示させる
ことを特徴とするシステム。 - 利用者間でメッセージを送受信するシステムに適用される制御装置の制御方法であって、
メッセージの送信先の候補となる候補利用者の提示を要求する要求利用者から、利用者の属性情報の検索条件を受け付ける受付ステップと、
複数の利用者のそれぞれについて前記属性情報と年齢情報とを関連付けて記憶する記憶部にアクセスして、受け付けられた検索条件を満たす候補利用者を特定する特定ステップと、
特定された候補利用者を選択可能に表示部に表示させる表示ステップであって、
前記年齢情報によって年少者であることが示される特定利用者以外の利用者が選択される前では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が禁止されるように表示させ、
当該利用者が選択された後では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が許可されるように表示させる表示ステップと
を備えることを特徴とする制御方法。 - 利用者間でメッセージを、通信可能な端末装置に送受信するサービスを提供するコンピュータを、
メッセージの送信先の候補となる候補利用者の提示を要求する要求利用者から、利用者の属性情報の検索条件を受け付ける受付部、
複数の利用者のそれぞれについて前記属性情報と年齢情報とを関連付けて記憶する記憶部にアクセスして、前記受付部によって受け付けられた検索条件を満たす候補利用者を特定する特定部、および、
前記特定部で特定された候補利用者を選択可能に表示部に表示させる表示制御部であって、
前記年齢情報によって年少者であることが示される特定利用者以外の利用者が選択される前では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が禁止されるように表示させ、
当該利用者が選択された後では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が許可されるように表示させる表示制御部、
として機能させることを特徴とするプログラム。 - 利用者間でメッセージを送受信するサーバであって、
メッセージの送信先の候補となる候補利用者の提示を要求する要求利用者から、利用者の属性情報の検索条件を受け付けるとともに、
複数の利用者のそれぞれについて前記属性情報と年齢情報とを関連付けて記憶する記憶部にアクセスして、受け付けた検索条件を満たす候補利用者を特定するサーバと、
通信可能なコンピュータを、
特定された候補利用者を選択可能に表示部に表示させる表示制御部であって、
前記年齢情報によって年少者であることが示される特定利用者以外の利用者が選択される前では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が禁止されるように表示させ、
当該利用者が選択された後では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が許可されるように表示させる表示制御部、
として機能させることを特徴とするプログラム。 - サーバと利用者によって操作される端末装置と、を有し、
一の端末装置からのメッセージを他の端末装置に中継するシステムであって、
メッセージの送信先の候補となる候補利用者の提示を要求する要求利用者から、利用者の属性情報の検索条件を受け付ける受付部と、
複数の利用者のそれぞれについて前記属性情報と年齢情報とを関連付けて記憶する記憶部にアクセスして、前記受付部によって受け付けられた検索条件を満たす候補利用者を特定する特定部と、
前記特定部で特定された候補利用者を選択可能に表示部に表示させる表示制御部と、
を備え、
前記表示制御部は、
前記年齢情報によって年少者であることが示される特定利用者以外の利用者が選択される前では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が禁止されるように表示させ、
当該利用者が選択された後では、前記要求利用者による当該特定利用者の選択が許可されるように表示させる
ことを特徴とするシステム。
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