JP2014025818A - 表示装置 - Google Patents

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卓丙 池
Hikaru Izumi
輝 和泉
Toshinari Maeda
俊成 前田
Masaaki Namegawa
昌昭 行川
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Abstract

【課題】時計等の表示装置において、小さな動力源しか必要とせず、しかも小さいケースに収納可能な簡単な構造で、数字等を立体表示させる。
【解決手段】7つの立体セグメント20のうち選択された複数の立体セグメント20の組み合わせに応じて、現在時刻を表す数字を表示する腕時計100(表示装置)であって、立体セグメント20の選択を、ムーブメント50内に設けられた回路基板60の一部である選択回路で行い、押しボタン80(操作入力部材)に外部から入力された、例えば使用者によって入力された操作力による変位を利用して、その選択された立体セグメント20を上方に突出させる。
【選択図】図6

Description

本発明は、腕時計や懐中時計などの携帯用の時計を始めとする表示装置に関し、詳細には、時刻等をセグメントで表示するものの改良に関する。
従来、複数のセグメント(線状のディジットや点状のドットを含む)を平面から飛び出させ、その飛び出した複数のセグメントの組み合わせによって、立体的な数字や文字、絵柄等の表示を行う表示装置が提案されている(特許文献1,2,3)。
ここで、特許文献1は、複数のドットの組み合わせにより数字を表示するものであり、突出可能の各ドットの背面側にそれぞれソレノイドを配置し、表示しようとする数字に応じた組み合わせの複数のドットに対応するソレノイドをそれぞれ作動させて、ソレノイドにより、対応するドットを突出させて数字を表示するものである。
また、特許文献2は、複数のディジット(表示エレメント)の組み合わせにより数字を表示するものであり、突出可能の各ディジットの背面側にそれぞれソレノイドを配置し、表示しようとする数字に応じた組み合わせの複数のディジットに対応するソレノイドをそれぞれ作動させて、ソレノイドにより、対応するディジットを突出させて数字を表示するものである。
なお、この特許文献2には、突出したディジットを背面から照明する技術も提案されている。
特許文献3は、ディジットの背面側に設けられた面カムにより、ディジットを突出させるデジタル時計の技術である。
特開昭60−260085号公報 特開平8−179687号公報 特開昭49−11399号公報
ところで、このような数字等を構成するセグメントを突出させて立体的な表示を行わせる構造は、例えば腕時計のような携帯用の時計のような小さなケースに収納するのは困難である。
つまり、セグメントごとにソレノイドで駆動させるものでは、腕時計の小さなケースに収納しうるサイズのソレノイドが存在せず、また、ソレノイド以外の駆動源でセグメントを動作させようとしても、セグメントを上方に持ち上げるだけのパワーが無いため、実現するのが困難である。
また、面カムを用いてセグメントを持ち上げることは可能であるが、このような構造は複雑で、腕時計のような小さなケースに収納するのは困難である。
一方、腕時計のような携帯用の時計ではない表示装置であっても、全体の大きさを小さくしようとする場合、上述した携帯用の時計の場合と同様の問題が起こりうる。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであって、小さな動力源しか必要とせず、しかも小さいケースに収納可能な簡単な構造で、セグメントを上方に突出させて数字等を立体表示させることができる表示装置を提供することを目的とするものである。
本発明に係る表示装置は、複数のセグメントのうち選択されたセグメントの組み合わせに応じて、互いに異なる数字、文字または絵柄を表示する表示装置であって、セグメントの選択を内部の選択回路で行い、その選択されたセグメントを上方に突出させるのに要する駆動力として、操作入力部材に外部から入力された、例えば使用者によって入力された操作力を使うことで、内部には小さな動力源しか必要とせず、しかも小さいケースに収納可能な簡単な構造で、セグメントを上方に突出させて数字等を立体表示させるものである。
すなわち、本発明に係る表示装置は、複数のセグメントのうち選択されたセグメントの組み合わせに応じて、互いに異なる数字、文字または絵柄を表示する表示装置であって、前記複数のセグメントは、互いに独立して表示板面から突出するように上下動可能に設けられ、前記上下動可能の方向に高さを有する立体セグメントであり、前記複数のセグメントのうち、表示しようとする数字、文字または絵柄に対応して組み合わされるべきセグメントを選択する選択回路と、外部からの操作が入力され、この入力された操作に応じて変位する操作入力部材と、前記操作入力部材の変位により、前記選択回路で選択された立体セグメントを上方に移動させるセグメント移動部材を、を備えたことを特徴とする。
本発明に係る表示装置によれば、内部に小さな動力源しか必要とせず、しかも小さいケースに収納可能な簡単な構造で、セグメントを上方に突出させて数字等を立体表示させることができる。
本発明に係る表示装置の一実施形態である腕時計を示す概略斜視図である。 図1に示した腕時計で表示される現在時刻を数字で表すセグメントを示す図である。 立体セグメントの詳細を示す図である。 モジュールに含まれる文字板およびムーブメントを示す分解斜視図である。 立体セグメントが文字板の表面から突出していない状態(現在時刻の非表示状態)を示す斜視図である。 選択された立体セグメントが文字板の表面から突出している状態(現在時刻の表示状態)を示す斜視図である。 立体セグメントの下方に配置された起伏部材を含む表示セグメント可選択ピンの動作を説明する要部断面図である。 押しボタンと伝達リンクを示す平面図である。 伝達リンクのうち、回路基板を上下動させる第4リンクの動作を示す要部断面図であり、(a)は回路基板を上昇させていない状態、(b)は回路基板を上昇させている状態、をそれぞれ示す。 回路基板の案内支柱の配置を示す平面図である。 図7に示した状態の起伏部材を含む回路基板の全体を、伝達リンクに伝達された操作力により、上方へ移動させたを示す要部断面図である。 文字板の下方に配置されたLEDから出射された可視光が、立体セグメントの胴体部から出射する様子を示す要部断面図である。
以下、本発明に係る表示装置の実施形態について、図面を用いて説明する。
(構成)
図1に示した腕時計100(以下、時計100という。)は、本発明に係る表示装置の一実施形態であり、ケース30の内部に、時刻をデジタル表示する、文字板10(表示板)やムーブメント50を含むモジュールが収納されている。
この時計100における時刻の表示形態は、図1に示すように、文字板10の上側半分の領域11に、現在時刻の「時」を12時間表示で行い、文字板10の下側半分の領域12に、現在時刻の「分」を表示する。
このように、「時」を表す2桁の数字と「分」を表す2桁の数字とを一直線上に並べるのではなく、上下の各領域11,12に2桁ずつの数字に分けて表示することで、「時」と「分」の合計4桁の数字を一直線上に並べて表示するよりも、文字板10に占める個々の数字を大きく設定することができ、大きな数字により、時刻を見易いものとすることができる。
なお、文字板10は、可視光を透過しない金属製であり、表面には、例えばヘアライン加工が施されて金属的な質感が強調されている。
ここで、「時」や「分」を表す各数字は、図2に示す、いわゆる7セグメントSによる表示形態となっている。
この7セグメントSは、水平方向に延びる3つのセグメントS1,S7,S4と、鉛直方向に延びる4つのセグメントS2,S3,S6,S5とからなり、これら7つのセグメントS1〜S7のうち選択された2つ以上のセグメントの組み合わせにより、0から9までの全ての数字(自然数)を表示可能としている。
各セグメントS1〜S7は、図3に示すように、文字板10の表面14に対して直交する上下方向Hに沿って伸びて、上下方向Hの高さを有する角柱状の立体的なセグメント(以下、立体セグメント20という。)として形成されている。
各立体セグメント20は、無色透明の、例えばアクリル等の樹脂で全体が形成されていて可視光を透過させるが、各立体セグメント20の上面21には、文字板10と同様の、可視光を透過しない金属の薄板(以下、薄板21ということもある。)が貼り付けられている。なお、この金属の薄板21の表面にも、文字板10と同じヘアライン加工の模様が施されている。
また、各立体セグメント20は、文字板10に対して上下方向Hに沿って上下動可能に配置されている。
すなわち、文字板10には、図4に示すように、各立体セグメント20を上下方向Hに沿って貫通させるセグメント孔13が、各立体セグメント20に対応して形成されていて、各立体セグメント20は、図5に示した、その上面21が文字板10の表面14(表示板面)に略面一の状態(非表示位置)と、図6に示した、その上面21が文字板10の表面14から上方に突出した状態(表示位置)との間で、互いに独立して上下動可能に設けられている。
なお、各立体セグメント20の外周輪郭は、対応するセグメント孔13の外周輪郭よりもわずかに小さいが、各立体セグメント20の上面に貼付された金属の薄板21は、対応するセグメント孔13の外周輪郭よりわずかに大きく形成されている。
また、立体セグメント20の下面23(底面)の部分も、立体セグメント20の上面21と下面23との間の胴体部24よりも張り出した張出部22が形成されていて、この張出部22の外縁間の幅は、セグメント孔13の幅よりも大きく形成されている。
ここで、各立体セグメント20は、上面に金属の薄板21が貼付される以前の状態で、セグメント孔13に対して下方から、立体セグメント20を、その上面側から貫通させ、文字板10の表面から上方に突出した立体セグメント20の上面に、金属の薄板21が貼付されて形成される。
この結果、立体セグメント20は、その上面の金属の薄板21が文字板10の表面14に載った状態で下方に落下することなく、文字板10に吊り下げられた状態に付勢されて支持される。
そして、この立体セグメント20が文字板10に吊り下げられた状態では、各立体セグメント20の上面21が文字板10の表面14に略面一となって、時刻の表示を行わない非表示位置となる。
なお、立体セグメント20の上面の薄板21が、文字板10に載った状態で、文字板10の表面14に略面一となる構成は、後述する図12に示すように、薄板21は、胴体部21の周面から突出した部分21aを有しているため、この突出した部分21aが文字板10の表面14に載置されることになるが、文字板10には、この立体セグメント20の薄板21の突出した部分21aを収容する、突出した部分21aの輪郭形状と略一致し、かつ薄板21aの厚さと略一致した深さの凹部15が形成されている。
この結果、立体セグメント20の薄板21が文字板10に載った状態では、薄板21の突出した部分21aが凹部15にすっぽり収容され、薄板21の上面と文字板10の表面14とが略面一になるとともに、立体セグメント20の薄板21の外周縁が凹部15の外周縁と略一致する。
そして、薄板21と文字板10の表面14とがヘアライン加工による同じ模様付けがされていることで、立体セグメント20の薄板21の外周縁と凹部15の外周縁とによって形成される両者の境界線を目立たなくしている。
一方、立体セグメント20を下方から上方に向けて押し上げると、立体セグメント20の胴体部24の大部分が、文字板10の表面14よりも上方に突出するが、立体セグメント20の張出部22はセグメント孔13を通過せずに、文字板10に引っ掛かり、立体セグメント20が上方に脱離することはない。
そして、立体セグメント20の胴体部24が、文字板10の表面14よりも上方に突出した状態は、その突出した複数の立体セグメント20の組み合わせに応じて、上述した時刻を表示する表示位置となり、立体セグメント20によって時刻の表示を立体的に行う。なお、図6に示した表示位置での時刻の表示例は、「11時23分」である。
ムーブメント50には、外部から押される操作が入力され、この入力された押される操作に応じて変位する押しボタン80(操作入力部材)と、現在時刻の「時」と「分」とをそれぞれ表す数字を7セグメントSで表現するのに必要とされる複数の立体セグメント20の組み合わせ(例えば、数字「4」を表現するのに必要とされる立体セグメント20は、図2におけるセグメントS6,S7,S2,S3の組み合わせとなる。)を選択する選択回路と、押しボタン80の変位により、選択回路で選択された立体セグメント20を上下方向Hの上方に移動させるセグメント移動部材とを備えている。
ここで、選択回路は、回路基板60の一部として搭載されていて、回路基板60には、選択回路の外に、現在時刻を規定し、この規定された現在時刻を選択回路に送る時刻設定回路、選択回路で選択された組み合わせの複数の立体セグメント20にそれぞれ対応する、後述する表示セグメント選択ピン70(セグメント押上部材)を駆動する駆動回路、内蔵されたLED(発光ダイオード)65を点消灯させる点消灯回路とを有している。
表示セグメント選択ピン70は、図7に示すように、立体セグメント20のそれぞれに対応して、各立体セグメント20の下方に配置されている。
そして、各表示セグメント選択ピン70は、伏せた状態と立ち上がった状態との間で下端部近傍を回転中心として回転可能とされた起伏部材73と、この起伏部材73の回転中心に設けられた永久磁石72と、永久磁石72を回転させることにより起伏部材73を伏せた状態(図7において、左側に位置する表示セグメント選択ピン70の状態)または立ち上がった状態(図7において、右側に位置する表示セグメント選択ピン70の状態)に切り替えるコイル71とを備えた構成となっていて、回路基板60の駆動回路によってコイル71に、所定方向の電流が流された表示セグメント選択ピン70は、起伏部材73が伏せた状態から立ち上がった状態に変化し、コイル71に、上記の所定方向とは反対向きに電流が流された表示セグメント選択ピン70は、起伏部材73が立ち上がった状態から伏せた状態に変化する。
なお、コイル71に電流が流されない表示セグメント選択ピン70は、起伏部材73の状態が変化せず、伏せた状態の起伏部材73は伏せた状態に維持され、立ち上がった状態の起伏部材73は立ち上がった状態に維持される。
ここで、立ち上がった状態の起伏部材73の最も高い部分(上面)は、その上方に位置する、文字板10に吊り下げられている立体セグメント20の下面23に接した状態となる。
一方、伏せた状態の起伏部材73は、その上方に位置する、立体セグメント20の下面23との間には隙間を有した状態となる。
したがって、起伏部材73は、選択回路によって選択された立体セグメント20に対応するものが、選択されていない立体セグメント20に対応するものよりも、相対的に上方に突出した状態とされる。
回路基板60の駆動回路が、コイル71に電流を流す対象の表示セグメント選択ピン70は、回路基板60の選択回路によって選択された立体セグメント20に対応した表示セグメント選択ピン70であり、したがって、現在時刻を表すように組み合わされた複数の立体セグメント20に対応する起伏部材73が立ち上がった状態とされている。
セグメント移動部材は、表示セグメント選択ピン70と、回路基板60の一部である駆動回路と、押しボタン80の変位を、伏せた状態か立ち上がった状態かに係わらず全ての表示セグメント選択ピン70を上方に持ち上げる動作として伝達する伝達リンク90(伝達部材)と、押しボタン80を押されていない状態の側に付勢する戻しバネ81とを備えた構成である。
ここで、伝達リンク90は、回路基板60の下方に配置されていて、図8に示すように、押しボタン80の変位に連動して軸91a回りに回転するL字状の第1リンク91と、第1リンク91に連結された、2つの案内部材97a,97bの間に形成された通路に沿って、第1リンク91の回転を直線移動に変換するT字状の第2リンク92と、第2リンク92に連結された、第2リンク92の直線移動を、左右対称の軸93a,94a回りの回転にそれぞれ変換するL字状の第3リンク93,94と、第3リンク93,94にそれぞれ連結された、第3リンク93,94の、図8の面内での回転を、図9に示す鉛直面(上下方向Hを含む面)での、軸95a,96a回りの回転にそれぞれ変換するL字状の第4リンク95,96とを備えた構成である。
ここで、図9は、2つの第4リンク95,96のうち図8における左側の第4リンク95を示したものであるが、右側の第4リンク96は左側の第4リンク95と線対称の位置関係にあって、その動作も左側の第4リンク95と線対称の動作となるため、図9において、右側の第4リンク96に関する符号を括弧書きで参考として記載している。
そして、押しボタン80に入力された押す操作による変位が、図8において二点鎖線で示すように、第1リンク91、第2リンク92、第3リンク93,94、第4リンク95,96と順次伝達されて、第4リンク95,96は、軸95a,96a回りの回転により、表示セグメント選択ピン70やLED65も含めて回路基板60の全体を、上方に持ち上げるように移動させる。
なお、戻しバネ81は、押しボタン80を、押す操作が入力されていない側に付勢するだけでなく、伝達リンク90も、押しボタン80に押す操作が入力されていないときの状態(図8において実線で示した位置および図9(a)に示した位置)に、第1リンク91を付勢している。
また、回路基板60は、2つの第4リンク95,96により、上下方向Hに沿って上下動するように設けられているが、図10に示すように、この回路基板60は、上下方向Hに沿って延びた3つの案内支柱98,98,98に沿って上下動するように設けられているため、回路基板60を全体として傾かせずに水平に上下動させることができる。
特に、3つの案内支柱98,98,98のうち2つは、2つの第4リンク95,96で支持される回路基板60の部分を互いに結んだ直線を挟んだ両側(図10において上側と下側)に分散して配置されており、また、3つの案内支柱98,98,98のうち2つは、第4リンク95に近い側(図10において左側)と第4リンク96に近い側(図10において右側)に分散して配置されているため、2つの第4リンク95,96で回路基板60を上方に持ち上げる際に回路基板60に作用するモーメントが過大になるのを防止することができる。
したがって、回路基板60や伝達リンク90に変形や損傷が生じるのを防止するとともに、回路基板60を水平にスムーズに上下動させることができる。
伝達リンク90によって回路基板60が上方に移動されると、図11に示すように、回路基板60とともに、立ち上がった状態の起伏部材73が上方に変位し、その起伏部材73の上面に接している立体セグメント20(図示右側の立体セグメント20)も、起伏部材73とともに上方に押し上げられる。
この結果、立ち上がった状態の起伏部材73に対応した立体セグメント20は、文字板10の表面14から上方に突出した状態となる。
一方、伏せた状態の起伏部材73に対応した立体セグメント20(図示左側の立体セグメント20)は、伝達リンク90によって回路基板60が上方に移動されても、伏せた状態の起伏部材73が、その上方に位置する立体セグメント20に当たらないため、その立体セグメント20は文字板10の表面14から上方に突出せずに、立体セグメント20の上面21が文字板10の表面14と面一の状態を維持する。
なお、伏せた状態の起伏部材73と、この起伏部材73の上方に位置する立体セグメント20の下面23との間の間隔は、押しボタン80に押す操作が入力されて回路基板60が上方に移動した状態であっても、0以上の間隔が確保されるように設定されている。
(作用、効果)
上述のように本実施形態の時計100は、7つの立体セグメント20,…,20は、互いに独立して文字板10の表面14から突出するように上下動可能に設けられ、上下動可能の上下方向Hに高さを有する立体セグメントであり、7つの立体セグメント20のうち、表示しようとする数字に対応して組み合わされるべき立体セグメント20を選択する選択回路(回路基板60の一部)と、外部から押す操作が入力され、この入力された操作に応じて変位する押しボタン80と、押しボタン80の変位により、選択回路で選択された立体セグメント20を上方に移動させて文字板10の表面14から突出させるセグメント移動部材と、を備えた構成により、選択回路が、7つの立体セグメント20のうち、表示しようとする数字に対応して組み合わされるべき立体セグメント20を選択し、この状態で、外部から使用者の手動操作等によって押しボタン80に押す操作が入力されると、押しボタン80は、この入力された押す操作に応じて変位し、押しボタン80の変位によって、セグメント移動部材が、選択回路によって選択されている立体セグメント20を文字板10の表面14から突出させるように上方に移動させる。
この結果、時計100は、表示しようとする数字に対応して組み合わされるべき立体セグメント20だけが文字板10の表面14から上方に突出した状態となり、これらの突出した立体セグメント20により、表示しようとする数字を立体的に表示することができる。
そして、この立体的に表示された数字は、現在時刻を表すものであるため、時計100は、現在時刻を立体的に表示することができる。
しかも、立体セグメント20を上方に移動させるための駆動力は、外部から押しボタン80に入力された押す操作の操作力であるため、この時計100が立体セグメント20を上下に駆動するための動力源を備える必要がない。
つまり、時計100は、選択回路を駆動する動力を賄う程度の動力源を備えればよい。
したがって、本実施形態の時計100によれば、大きさを大きくすることなく、かつ、重量を重くすることなく、現在時刻を立体的に表示することができる。
なお、押しボタン80と伝達リンク90との間の隙間、伝達リンク90と回路基板60との間の隙間、立ち上がった状態の起伏部材73と立体セグメント20の下面23との間の隙間、をそれぞれ略ゼロに設定することで、押しボタン80に押す操作を加える使用者が、その押す操作を加えていく期間の途中で抵抗力(押す操作に対する反力)が急激に増大することがないため、その押しボタン80に入力した操作力が、立体セグメント20を文字板10の表面14から突出させる駆動力として利用されたと、使用者に気付かせ難い。
なお、本実施形態の時計100は、現在時刻を表示するものであるため、7つの立体セグメント20のうち選択された複数の立体セグメント20の組み合わせに応じて、互いに異なる数字のみを表示するが、本発明に係る表示装置は、本実施形態のような時計100に限定されるものではないため、複数の立体セグメントのうち選択された立体セグメントの組み合わせに応じて、互いに異なる数字の外、互い異なる文字または絵柄等を表示するものとしてもよく、この場合、7つのセグメントで数字や一部の英文字等を表示する、いわゆる7セグメントを用いた表示装置や、14個のセグメントで全ての英文字も表示可能とした、いわゆる14セグメントを用いた表示装置の外、縦横に多数のドットが等間隔で配列されたドットマトリクス方式の表示装置も、本発明に係る表示装置に含まれる。
また、複数の立体セグメントによって絵柄等を表示するものとしては、例えば、円を6つの扇状の領域に分割して、その分割して得られた扇状の部分のそれぞれを10秒間または10分間を表すセグメントとして用いるものや、全体として円または扇状の絵柄として時刻乃至経過時間を表示するものであってもよいし、その他、日付の月名を英文字の表記で表示するものなども適用することができる。
なお、本実施形態の時計100は、立体表示を行う最小分解能は1分間であるため、選択回路は、表示すべき時刻に対応した数字に対応した立体セグメント20の選択を常時行う必要はなく、1分間隔ごとに選択を行えば十分であり、このように1分間ごとに選択を行うことで、選択回路が選択のために消費する電力を低減することができる。
さらに、選択回路は、普段(押しボタン80への押す操作の入力がないとき)は立体セグメント20の選択を行わずに電力の消費を抑制し、押しボタン80に押し操作が入力されたときだけ、その入力操作による押しボタン80の変位の初期において、その瞬間での現在時刻に対応した選択を行うようにしてもよい。
この場合、押しボタン80への押す操作の入力に連動して、選択回路による立体セグメントの選択を行わせるようにすればよい。
また、本実施形態の時計100は、外部から入力される操作として押す操作を適用したものであるが、本発明に係る表示装置における操作入力部材は、押す操作の入力の外、スライド操作の入力、回転操作の入力、引っ張る操作の入力等、種々の操作の入力に対応したものを適用することができる。
なお、本発明に係る表示装置は、本実施形態の時計100について説明したとおり、大きさを大きくすることなく、かつ、重量を重くすることがないため、携帯用の時計(腕時計や懐中時計等)などの、大きさが小さいものを適用した場合に、特に有効に効果が発揮される。
また、本実施形態の時計100は、各立体セグメント20は、文字板10の表面14と略面一の状態と文字板10の表面14から上方に突出した状態との間で互いに独立して上下動可能に設けられ、略面一の状態に付勢された、上下方向Hに高さを有する立体セグメントであり、また、セグメント移動部材が、各立体セグメント20に対応して各立体セグメント20の下方にそれぞれ配置された、選択回路によって選択された立体セグメント20に対応するものが選択されていない立体セグメント20に対応するものよりも上方に突出する表示セグメント選択ピン70と、押しボタン80の変位を、全ての表示セグメント選択ピン70を同時に上方に持ち上げる動作として伝達する伝達リンク90とを備えたものである。
本実施形態の時計100は、この構成により、選択回路が、1つの数字ごとに7つの立体セグメント20のうち表示しようとする数字に対応して組み合わされるべき複数の立体セグメント20を選択し、各立体セグメント20の下方にそれぞれ配置された表示セグメント選択ピン70のうち、選択回路によって選択された立体セグメント20に対応する表示セグメント選択ピン70が、選択されていない立体セグメント20に対応する表示セグメント選択ピン70よりも上方に突出し、この状態のとき、外部から例えば使用者の手動操作等によって押しボタン80に押す操作が入力されると、押しボタン80は、この入力された押す操作に応じて変位し、押しボタン80の変位は伝達リンク90に伝達され、伝達リンク90は、伝達された押しボタン80の変位により、全ての表示セグメント選択ピン70を一体的に回路基板60ごと上方に持ち上げる。
この結果、上方に持ち上げられた全ての表示セグメント選択ピン70のうち、選択回路によって選択されたことによって上方に突出している状態(立ち上がっている状態)の起伏部材73は、その上方に配置されている、文字板10の表面14と略面一の状態に付勢された立体セグメント20を上方に持ち上げ、この結果、持ち上げられた立体セグメント20は、文字板10の表面14から上方に突出した状態となる。
一方、選択回路によって選択されていない表示セグメント選択ピン70は、その上方に配置されている立体セグメント20に当たらないため、この立体セグメント20を上方に持ち上げることがなく、したがって、この選択されていない表示セグメント選択ピン70に対応した立体セグメント20は付勢されたままの状態、すなわち文字板10の表面14から上方に突出せずに文字板10の表面14と略面一の状態に維持される。
この結果、文字板10の表面14からは、表示しようとする現在時刻を表す数字に対応して組み合わされるべき立体セグメント20だけが上方に突出した状態となり、これらの突出した立体セグメント20により、現在時刻を表す数字を、文字板10の表面14から突出したものとして立体的に表示させることができる。
なお、本実施形態の時計100は、表示セグメント選択ピン70として、起伏部材73と永久磁石72とコイル71とを備えたものなどを適用したが、本発明に係る表示装置におけるセグメント押上部材は、この実施形態の構成のものに限定されるものではない。
また、本発明に係る表示装置における伝達部材も、本実施形態における伝達リンク90の構成に限定されるものではなく、また、伝達部材は操作入力部材と一体であってもよいし、別体であってもよい。
さらに、伝達部材は単一の部材であってもよいし、複数の部材がからなるものであってもよい。
本実施形態の時計100は、立体セグメント20が文字板10の表面14から突出していない状態では、各立体セグメント20の上面21が文字板10の表面14と略面一となり、しかも各立体セグメント20の上面21が文字板10の表面14と略同一の色彩および略同一の模様(ヘアライン加工など)で形成されていることにより、外観上、各立体セグメント20の上面21が文字板10の表面14に溶け込んだように、文字板10の表面14と区別しにくくなり、各立体セグメント20の存在を使用者に視認させにくくして、立体セグメント20を突出させた状態(現在時刻の立体表示の状態)との外観上の差異を際立たせることができる。
なお、各立体セグメント20の上面21は、例えば、文字板10の表面14と同一の素材の板状体や薄膜等を付する(接着や溶着、蒸着など種々の方法で付したものを適用することができる。)ことで、各立体セグメント20の上面21を、文字板10の表面14と略同一の色彩および略同一の模様とすることができる。
本実施形態の時計100は、文字板10よりも下方に位置する回路基板60上に、例えば白色の可視光を発するLED65(光源)が多数設けられ、回路基板60の点消灯回路によって、これらのLED65が点灯または消灯されるように制御されている。
そして、点消灯回路の制御によりLED65が点灯しているときは、図12に示すように、回路基板60上に配置された複数のLED65からそれぞれ出射した可視光Lが、立体セグメント20の下面23等から立体セグメント20の内部を通って直接、または立体セグメント20の内部を通って金属製の薄板21で反射して、胴体部24の表面から外部に出射する。
したがって、文字板10の表面14から上方に突出した状態の立体セグメント20については、文字板10の表面14から上方に突出した胴体部24から可視光Lが出射される。
したがって、例えば周囲が暗い状況であるため、文字板10の表面14から上方に突出した立体セグメント20の組み合わせによって形作られる数字を視認することができない場合であっても、突出した立体セグメント20から出射する可視光Lにより、突出した立体セグメント20で形作られる数字を視認することができる。
また、周囲が明るい状況であるために、突出した立体セグメント20によって形作られる数字を視認することができる場合であっても、突出した立体セグメント20から出射する可視光Lにより、突出した立体セグメント20で形作られる数字の立体感を一層際立たせることができる。
さらに、LED65から出射した可視光Lは、回路基板60と文字板10との間の空間で拡がるため、個々の立体セグメント20ごとにLED65を備える必要がなく、LED65の数を立体セグメント20の数よりも少なくして、コストを低減することができる。
なお、本実施形態の時計100は、大きさが小さく、かつ小さな電力で高い輝度の可視光Lを発することができるLED65を光源として適用したが、本発明に係る表示装置における光源は、LEDに限定されるものではない。
また、本実施形態の時計100における立体セグメント20は、光透過性の部材として、可視光Lに対して無色透明のものであるが、有色透明のものであってもよい。
また、本実施形態の時計100は、文字板10および各立体セグメント20の上面21が、LED65から発せられる可視光Lを透過しない特性の金属であるため、各立体セグメント20の上面21および文字板10表面14からは可視光Lが発せられず、立体セグメント20の突出した胴体部24の周面から可視光Lが発せされるため、文字板10の表面14を正面から見たとき、立体セグメント20の上面21は影となり、上面21の輪郭形状の外側に向かって可視光Lが出射された状態となるため、複数の突出した立体セグメント20によって形作られた数字のコントラストを高めて視認し易くすることができる。
なお、LED65から発せられる可視光Lを透過しない特性を有するものとしては、上述した金属製の薄板21を貼付したものや、金属膜を蒸着したものなどの外、濃色の樹脂などであってもよい。
本実施形態の腕時計100は、点消灯回路が、押しボタン80に押す操作が入力されていないときはLED65を消灯させ、押しボタン80に押す操作が入力されただけLED65を点灯させるように制御するものであり、このような点消灯の制御により、使用者が時刻を確認するために押しボタン80に押す操作を入力したとき以外は、LED65を消灯させて、LED65の点灯による電力の消費を抑制することができる。
なお、この場合、押しボタン80に押す操作が入力されたことによる押しボタン80の変位または伝達リンク90の変位に連動して、点消灯回路がLED65を点灯させればよく、例えば、押しボタン80の変位または伝達リンク90の変位を検出する、点消灯切替スイッチ等を設け、この点消灯切替スイッチ等による検出結果に応じて、点消灯回路がLED65の点灯または消灯を切り替えればよい。
本実施形態の時計100は、現在時刻を数字で表示するものであるため、線状のディジットであるセグメントを立体セグメントとして適用したものであるが、例えば視覚障害者のための点字を表示する表示装置などに適用する場合は、上述した立体セグメントとして点状のドットを適用することもできる。
また、線状のディジットの立体セグメントと点状のドットの立体セグメントとを組み合わせたものとしてもよい。
10 文字板
14 表面
20 立体セグメント
21 上面、薄板
22 張出部
23 下面
24 胴体部
30 ケース
50 ムーブメント
60 回路基板(選択回路)
65 LED
70 表示セグメント選択ピン(セグメント移動部材)
80 押しボタン(操作入力部材)
90 伝達リンク(セグメント移動部材)
100 (腕)時計(表示装置)

Claims (6)

  1. 複数のセグメントのうち選択されたセグメントの組み合わせに応じて、互いに異なる数字、文字または絵柄を表示する表示装置であって、
    前記複数のセグメントは、互いに独立して表示板面から突出するように上下動可能に設けられ、前記上下動可能の方向に高さを有する立体セグメントであり、
    前記複数のセグメントのうち、表示しようとする数字、文字または絵柄に対応して組み合わされるべきセグメントを選択する選択回路と、
    外部からの操作が入力され、この入力された操作に応じて変位する操作入力部材と、
    前記操作入力部材の変位により、前記選択回路で選択された立体セグメントを上方に移動させるセグメント移動部材を、を備えたことを特徴とする表示装置。
  2. 前記複数のセグメントは、表示板面に略面一の状態と表示板面から上方に突出した状態との間で互いに独立して上下動可能に設けられ、前記略面一の状態に付勢された、少なくとも前記上下動可能の方向に高さを有する立体セグメントであり、
    前記セグメント移動部材は、前記各セグメントに対応して各セグメントの下方にそれぞれ配置された、前記選択回路によって選択されたセグメントに対応するものが選択されていないセグメントに対応するものよりも上方に突出するセグメント押上部材と、前記操作入力部材の変位を、全ての前記セグメント押上部材を上方に持ち上げる動作として伝達する伝達部材と、を備えたものであることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記各立体セグメントのうち前記表示板面と略面一となる上面は、前記表示板面と略同一の色彩および略同一の模様で形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記表示板面よりも下方には、光を発する光源が設けられ、
    前記立体セグメントのうち、少なくとも前記表示板面から上方に突出した部分は、前記光源から発せられた光を透過する光透過性の部材によって形成されていることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記表示板および前記各立体セグメントのうち前記表示板面と略面一となる上面は、前記光源から発せられる光を透過しない特性を有するものであることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記光源は、前記操作入力部材に操作が入力されていないときは消灯し、前記操作入力部材に操作が入力されたときは点灯するものであることを特徴とする請求項4または5に記載の表示装置。
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