JP2014025806A - 電力測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易に各種の設定項目の設定を行うことが可能な電力測定装置を提供する。
【解決手段】電力測定装置10は、各種の設定に関する情報を一連の表示順序に従って表示装置61に表示させる制御を行う表示制御手段30と、表示制御手段30での表示制御に基づいて測定に際して必要とされる設定を行う設定手段50とを備え、表示制御手段30は、結線方式をユーザに選択させるための結線方式選択部101を表示装置61に表示させる制御を行い、その後に電圧結線図を表示装置61に表示させる制御を行い、さらに電圧結線図の表示に前後して、電流結線図を表示装置61に表示させる制御を行い、その後に、被測定電路からの電流に関する情報と共に電流レンジをユーザに選択させるための電流レンジ選択部141を表示装置61に表示させる制御を行う。設定手段50は、選択に基づく結線方式の設定を行い、選択に基づく電流レンジの設定を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、交流電力を測定するための電力測定装置に関する。
たとえば単相2線、三相3線、三相4線といった交流電力を測定するために、電力測定装置が用いられている。この電力測定装置は、電圧コードとクランプセンサとを介して、電圧および電流(電流に対応する信号)が入力され、電圧や電流を始めとして、種々の測定が可能となっている。
このような電力測定装置としては、たとえば特許文献1に示すものがある。特許文献1に示す電力測定装置は設定部を備えていて、この設定部を介して、測定に必要な各種の項目が、ユーザによって入力される。また、クランプセンサを誤結線した場合に、その誤結線がどのクランプセンサで生じているかを表示可能となっている。
特開2000−258484号公報
ところで、特許文献1では、設定部を介して測定に必要な各種の設定項目をユーザが設定する必要はある。また、特許文献1においては、電流結線の誤りを表示可能となってはいる。しかしながら、設定項目には、電流結線を正しく行うことを含めて種々のものがある。そのため、上述の各種の項目の設定は、ユーザにとって煩わしく、各種の設定項目を覚えるまでの間、ユーザは取扱説明書をその都度確認する必要がある。
具体的には、ある設定項目において設定を行う場合、取扱説明書を読みながらその設定に対応するボタンを押し、また別の項目の設定を行う場合、取扱説明書の別の頁等を読みながら、その設定に対応するボタンを押す等する。そして、全ての設定項目を適切に設定するまで、このような動作を繰り返し行うものとなっている。そのため、上述の各種の項目の設定は、ユーザにとって煩わしく、手間のかかるものとなっている。
本発明は上記の事情にもとづきなされたもので、その目的とするところは、簡易に各種の設定項目の設定を行うことが可能な電力測定装置を提供しよう、とするものである。
上記課題を解決するために、本発明の第1の観点によると、被測定電路の電力の測定を行う電力測定装置であって、電力の測定に際して必要とされる各種の設定に関する情報を、表示順序に従って表示装置に表示させる制御を行う表示制御手段と、表示制御手段での表示制御に基づいて被測定電路の測定に際して必要とされる設定を行う設定手段とを備え、表示制御手段は、被測定電路における電力の測定に必要な設定に関して、被測定電路との間の結線方式をユーザに選択させるための結線方式選択部を表示装置に表示させる制御を行い、一連の表示順序において結線方式選択部を表示させる制御の後に、被測定電路の電圧結線に必要な電圧結線図を表示装置に表示させる制御を行い、さらに一連の表示順序において電圧結線図の表示装置の表示制御に前後して、被測定電路の電流結線に必要な電流結線図を表示装置に表示させる制御を行い、一連の表示順序において電流結線図の表示制御の後に、被測定電路から入力される電流に関する情報と共に電流レンジをユーザに選択させるための電流レンジ選択部を表示装置に表示させる制御を行い、設定手段は、結線方式選択部での結線方式の選択に基づいて当該結線方式の設定を行い、電流レンジ選択部での電流レンジの選択に基づいて当該電流レンジの設定を行う、ことを特徴とする電力測定装置が提供される。
また、本発明の他の側面は、上述の発明において、表示制御手段は、電圧結線図の表示に際して、電圧結線が正しいか否かを判定し、その判定結果を示す電圧判定結果表示部を表示装置に表示させる制御を行う、ことが好ましい。
また、本発明の他の側面は、上述の発明において、表示制御手段は、一連の表示順序において電流レンジ選択部での電流レンジの後に、電流結線が正しいか否かを判定し、その判定結果を示す電流判定結果表示部を表示装置に表示させる制御を行う、ことが好ましい。
また、本発明の他の側面は、上述の発明において、表示制御手段は、一連の表示順序において電圧判定結果表示部の表示制御の後に、被測定電路の電流結線に必要な電流結線図を表示装置に表示させる制御を行う、ことが好ましい。
また、本発明の他の側面は、上述の発明において、表示制御手段は、一連の表示順序において、電圧結線図の表示制御、電流レンジ選択部の表示制御、電圧判定結果表示部の表示制御、電流判定結果表示部のうち、いずれかの後の表示制御の後に、被測定電路の電力の測定開始を確認するための開始確認選択部を表示装置に表示させる制御を行い、設定手段は、開始確認選択部での測定開始の選択に基づいて、電力の測定開始のための設定を行う、ことが好ましい。
また、本発明の他の側面は、上述の発明において、表示制御手段でのそれぞれの表示制御において、表示制御手段は、一連の表示順序における以後の表示制御を終了する制御を行う、ことが好ましい。
本発明によると、電力測定装置において、簡易に各種の設定項目の設定を行うことが可能となる。
本発明の一実施の形態に係る電力測定装置の外観を示す平面図である。 電力測定装置の概略的な構成を示すブロック図である。 電力測定装置で実行される設定ナビゲーション機能において実行される概略的な処理フローを示す図である。 図3の処理フローにおけるステップS4で表示される画面表示を示す図である。 図3の処理フローにおけるステップS5で表示される画面表示を示す図である。 図3の処理フローにおけるステップS6で表示される画面表示を示す図である。 図3の処理フローにおけるステップS7で表示される画面表示を示す図である。 図3の処理フローにおけるステップS8で表示される画面表示を示す図である。 図3の処理フローにおけるステップS9で表示される画面表示を示す図である。 図3の処理フローにおけるステップS10で表示される画面表示を示す図である。 図3の処理フローにおけるステップS11で表示される画面表示を示す図である。 図3の処理フローにおけるステップS12で表示される画面表示を示す図である。 図3の処理フローにおけるステップS13で表示される画面表示を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態に係る電力測定装置10について、図面に基づいて説明する。
<電力測定装置10の構成について>
図1は、電力測定装置10の外観を示す平面図である。また、図2は、電力測定装置10の概略的な構成を示すブロック図である。電力測定装置10は、電圧コード71およびクランプセンサ72を介して、電圧および電流(電流に対応する信号)が入力され、入力された電圧や電流に基づいて、測定対象となる電路の電力を測定するものである。
図2に示すように、電力測定装置10は、入力部20、処理部30、記憶部40、設定部50および表示部60を備えている。入力部20は、電圧コード71の接続部が接続される入力端子21、およびクランプセンサ72の接続部が接続される入力端子22を備えている。これら入力端子21,22は、それぞれの測定対象の電路について電圧および電流(電流に対応する信号)を1チャンネルずつ入力可能に構成されている。
なお、図2に示す構成では、入力端子21が4つ、入力端子22が3つ設けられていて、たとえば3チャンネル分の電圧および電流(電流に対応する信号)を入力可能となっている。また、入力端子21および入力端子22は、チャンネル別に色分けされた状態で着色されている。また、電圧コード71およびクランプセンサ72も、それぞれ異なる色に着色されているが、その着色は、電圧コード71およびクランプセンサ72が接続されるチャンネルに対応させたものとなっている。なお、電圧コード71やクランプセンサ72においては、上述した着色以外に、次のような手法を用いても良い。すなわち、電圧コード71やクランプセンサ72につけるカラーラベルやタグ等の色を、チャンネル毎にそれぞれ変えることで、互いに識別可能としても良い。
ここで、入力端子21には、電圧コード71を介して電路の電圧が入力される。また、入力端子22には、磁気コアを備えるクランプセンサ72を介して交流電圧が入力されるが、この交流電圧は、電路を流れる電流に対応して生じる交流電圧となっている。
また、入力部20は不図示の増幅器を備えていて、入力端子21,22から入力された電圧および電流は、この増幅器によって、チャンネル毎に設定されているレンジに対応した倍率で増幅される。さらに、入力部20は不図示のA/D変換器を備えていて、増幅器で増幅された電圧および電流は、このA/D変換器によって所定のサンプリング周期毎にサンプリングされた後にデジタルデータへと変換され、処理部30へと送出される。
処理部30は、たとえばCPUから構成され、記憶部40に記憶されている動作プログラムに従って所定の処理を実行する。具体的には、処理部30が行う処理としては、入力部20から出力される電流データおよび電圧データを記憶部40へ記憶させる処理と、各チャンネルで測定する電路の種類を記憶部40に記憶させる処理と、電力の算出等に際して設定が必要となる内部項目の内容を設定する内部項目の設定処理等がある。その他にも、入力部20から出力される電流データおよび電圧データに基づいて、高調波データや電力に関するデータを算出する処理等を実行する。なお、処理部30には、表示部60の表示を制御するための表示コントローラを有するものとしても良い。
記憶部40は、ROM、RAMおよびフラッシュメモリ等が該当し、処理部30のための動作プログラムが予め記憶されていると共に、処理部30のワークメモリとして機能する。なお、後述する設定データ記憶部43に記憶される設定に関する情報は、RAMに一時的に記憶された後に、当該設定に関する情報の全部または一部が、フラッシュメモリに記憶される。本実施の形態では、フラッシュメモリは、電力測定装置10に予め搭載されている(すなわち内部メモリが存在する)ものの、電力測定装置10に予め搭載されていなくても良い。また、本実施の形態では、電力測定装置10は、可搬性を有するフラッシュメモリ(メモリカード)を差し込んでデータの受け渡しを行う接続部を備える構成としている。しかしながら、電力測定装置10は、そのような接続部を備えない構成としても良い。
上述の記憶部40には、次のような記憶部がある。すなわち、簡易に各種の設定項目の設定を行うことが可能な設定ナビゲーション機能に関するプログラムを記憶するプログラム記憶部41と、その設定ナビゲーション機構を実行する際に必要とされるナビ用データを記憶するナビ用データ記憶部42とが存在している。また、記憶部40には、設定部50キー操作に基づき処理部30から出力される設定記憶に関する信号に基づいて、電力の測定に際しての設定に関する設定データを記憶させるための設定データ記憶部43も存在する。
また、記憶部40には、実際に測定を行った際に測定データを記憶させるための測定データ記憶部44も存在しているが、この測定データ記憶部44は、電力測定装置10が備える内部メモリと、メモリカードとから、後述する保存先選択部103で選択可能となっている。
設定部50は、電力測定装置10の筐体の表面に露出する各種の機能キー51a〜51hや、表示パネル61に表示される項目を上下左右に移動して選択可能なカーソルキー52(図1では上下左右それぞれに1つずつで合計4つ)、その4つのカーソルキー52に囲まれた決定キー53が該当する。その他、表示パネル61にタッチパネルが重畳される場合には、このタッチパネルを設定部50としても良い。また、電力測定装置10とは別に、リモートコントローラを用いて有線または無線での通信によって表示パネル61に表示される項目の選択や決定が可能な場合には、そのリモートコントローラを設定部50としても良い。
なお、図1に示すように、機能キー51a〜51hには、たとえば測定値を表示させる画面に切り替えるための測定キー51a、各種設定を表示させるための設定キー51b、各種ファイルを操作する場合に用いられるファイルキー51c、結線図を表示させるための結線キー51d、各種の測定の開始・終了の操作を行うための開始/停止キー51e、画面に表示されている画面データを、RAMやフラッシュメモリにコピーするための画面コピーキー51f、後述する設定ナビゲーション機能を実行するための設定ナビキー51g、各種の設定をキャンセルさせるための取消キー51h、その他の各種の機能を割り付け可能なファンクションキー51i等がある。これらそれぞれの機能キー51a〜51hには、その機能キー51a〜51hが押下された際に実行される各種のプログラムや読み出される各種のデータが、それぞれ割り当てられている。
表示部60は、液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等のような表示パネル61(表示装置に対応)と、その表示パネル61を駆動させる駆動回路62等を備えていて、処理部30での制御に基づいて、駆動回路62が表示パネル61を駆動させ、所定の情報を表示させる。
なお、処理部30は、表示部60の駆動回路62と共に、あるいは処理部30単独で、表示制御手段を構成する。また、表示部60の表示パネル61は表示装置に対応するが、表示パネル61と共に駆動回路62も表示装置に対応するものとしても良く、さらに駆動回路62と共に処理部30も表示装置に対応するものとしても良い。また、設定部50は設定手段に対応するが、この設定部50と共に処理部30も設定手段に対応するものとしても良い。
<設定ナビゲーション機能に関する動作について>
以上のような構成の電力測定装置10においては、簡易に各種の設定項目の設定を行うことが可能な、図3に示すような処理フローに沿って進行する設定ナビゲーション機能が実行可能となっている。この設定ナビゲーション機能は、図4から図13に示す画面表示100〜190が、一連の表示順序に従って表示されるように、処理部30および表示部60で制御されている。また、画面表示の中には、複数の選択肢の中からユーザが選択可能な表示部を備えるものも存在しており、複数の選択肢の中からいずれかが選択された場合には、処理部30は、その選択肢に関する設定項目を、設定データ記憶部43に記憶させている。以下、この設定ナビゲーション機能に関する動作について、以下に説明する。
ステップS1:ユーザは、不図示の電源ボタンを押下する等によって、電力測定装置10の電源を投入する。すると、処理部30での制御に基づいて、以下のステップS2以降の設定ナビゲーション機能に関する各処理が実行可能となる。ただし、設定によっては、電源を投入した際に、ステップS2以降の設定ナビゲーション機能に関する各処理を実行しないようにすることも可能である。また、電源投入時のみならず、電源が投下された後に電力測定装置10を使用している際に、設定ナビキー51gが押下された場合には、以下のステップS2以降の設定ナビゲーション機能に関する各処理を実行する。
ステップS2:続いて、処理部30での表示制御に基づいて、測定に関する設定および記録設定の初期化を行うか否かの問い合わせを行う。このとき、初期化を問い合わせる画面表示(図示省略)が表示されるが、その画面表示内における「はい」の文字表記のある部分(表示部分)を選択して決定キー53を押下するか、「はい」に対応するキー(たとえば決定キー53)を押下すると、次のステップS3の処理へと進行する。ただし、画面表示内における「いいえ」の表示部分を選択して決定キー53を押下するか、「いいえ」に対応するキー(たとえば取消キー51h)を押下すると、以後のステップS3以降の設定ナビゲーション機能に関する動作が終了し、ステップS14において後述するような通常の画面の表示へと移行する。
ステップS3:ステップS2において初期化の実行に対応する「はい」の文字表記のある部分(表示部分)を選択して決定キー53を押下するか、「はい」に対応するキー(たとえば決定キー53)を押下すると、測定に関する設定および記録設定が初期化される。
ステップS4:続いて、処理部30での表示制御に基づいて、電圧コード71やクランプセンサ72を結線するのに先立って、測定に関する各項目の設定を行う。このとき、図4に示すような画面表示100が表示される。この図4における画面表示100では、結線方式を複数の選択肢の中から選択する結線方式選択部101と、クランプセンサ72の種類を複数の選択肢の中から選択するセンサ選択部102と、測定データの保存先(記憶先;具体的には測定データ記憶部44)を複数の選択肢の中から選択する保存先選択部103と、時計設定を行うための時計設定選択部104とが表示されている。
なお、測定データの保存先(記憶先)の設定とは、たとえば、測定データをメモリーカードに保存(記憶)させるのか、あるいは電力測定装置10の内部メモリに記憶させるのか等といった設定をさす。
その他にも、たとえば、電路を流れる交流電力の周波数を選択する周波数選択部、電圧レンジを選択する電圧レンジ選択部、VT(PT)比を選択するVT比選択部、CT比を選択するCT比選択部等を画面表示100内に表示させるようにしても良いが、測定に関する各項目の設定を2画面以上の画面表示に分けて、それぞれの画面表示内でそれぞれの選択部を表示させるようにしても良い。各項目の設定が終わり、ユーザが図4における「次へ」の表示部105を選択し、決定キー53を押下すると、ステップS4の処理へと移行する。また、ユーザが図4における「終了」の表示部106を選択し、決定キー53を押下すると、以後のステップS5以降の設定ナビゲーション機能に関する動作が終了し、ステップS14における通常の画面の表示へと移行する。
ここで、設定項目の中で、結線方式としては、たとえば、単相2線式、単相3線式、三相3線式、三相3線式、3相4線式等があり、それらを含めた各結線方式の中からいずれかを選択する。また、VT(PT比)の設定、およびCT比の設定は、必要に応じて行われる。
ステップS5:続いて、処理部30での表示制御に基づいて、図5に示すような画面表示110が表示される。この画面表示110では、電圧コード71およびクランプセンサ72と本体(電力測定装置10)との間の接続の態様を示す図が表示されると共に、メモリーカード(フラッシュメモリ)の挿入イメージが表示される。ここでは、チャンネル別に接続される電圧コード71およびクランプセンサ72が、それぞれのチャンネルに対応する着色となるように表示されている。また、図5に示すような画面表示110においては、電圧コード71とクランプセンサ72に色分けがあることのメッセージも表示し、色分けに応じて電圧コード71とクランプセンサ72とが適切なチャンネルに接続されることが重要である(組み合わせが重要である)旨のメッセージを表示するようにしても良い。
なお、ユーザが、図5における「次へ」の表示部111を選択し、決定キー53を押下すると、ステップS6の処理へと移行する(以下の各ステップでも同様)。逆に、ユーザが、図5における「戻る」の表示部112を選択し、決定キー53を押下すると、ステップS4の処理へと戻る。
ステップS6:次に、処理部30での表示制御に基づいて、表示パネル61に、たとえば図6に示すような電圧結線図が表示されている画面表示120を表示させる。このときの電圧結線図は、上述したステップS4で設定された、あるいは既に設定されている結線方式に対応するものを表示させる。そして、ユーザが、電圧結線図に従って電圧コード71を電路に結線した場合、処理部30は、電圧結線が正しいか否かの判定を行い、画面表示120には、その判定結果である電圧判定結果表示部121が表示される。
ここで、上述の判定において、電圧結線が正しくないと判定された場合に、ユーザが「次へ」の文字表示のある表示部122を選択して決定キー53を押下すると、電圧結線について注意を促す旨のメッセージが表示されるようにしても良い。そのようなメッセージとしては、たとえば、「電圧コードの結線が正しくない可能性があります。ご確認願います。」といったものがある。また、図6における「戻る」の表示部123を選択し、決定キー53を押下すると、ステップS5の処理へと戻る。また、ユーザが図6における「終了」の表示部124を選択し、決定キー53を押下すると、以後のステップS7以降の設定ナビゲーション機能に関する動作が終了し、通常の画面の表示へと移行する。
なお、このステップS6における判定においては、測定された電圧が所定の閾値(第1閾値とする)以下または第1閾値未満のときに、電圧結線が正しくないと判定するようにしても良い。また、単相2線以外で電圧値の小さい方が大きい方に対する割合が、所定の閾値(第2閾値とする)以下または第2閾値未満のときに、電圧結線が正しくないと判定するようにしても良い。また、それぞれ測定された電圧値の位相が、本来あるべき位相の値から所定の閾値(第3閾値とする)以上または第3閾値を超えた場合に、電圧位相が正しくないと判定するようにしても良い。なお、第1閾値としては、たとえば50Vとするものがあり、第2閾値としては、たとえば70%とするものがあり、第3閾値としては、たとえばプラスマイナス10%とするものがある。
ここで、ステップS6において、電圧結線について注意を促す旨のメッセージが表示されたにも拘わらず、「次へ」の表示部122を選択して決定キー53を押下したときには、ステップS6の処理に移行させないようにしても良いが、移行させるようにしても良い。
ステップS7:次に、処理部30での表示制御に基づいて、表示パネル61に、たとえば図7に示すような電流結線図が存在する画面表示130を表示させる。このときの電流結線図は、上述したステップS4で設定された、あるいは既に設定されている結線方式に対応するものを表示させる。なお、ステップS6においては、電圧結線が正しいか否かの判定を行っていたが、このステップS7においては、「次へ」の表示部131を選択して決定キー53を押下しても、電流結線が正しいか否かの判定は行わない。なぜならば、電流結線が正しくても電流レンジが適切でない場合もあるからであり、このステップS7では電流結線が正しいか否かの判定は行わない。
なお、図7における「次へ」の表示部131を選択し、決定キー53を押下すると、ステップS8の処理へと移行し、「戻る」の表示部132を選択し、決定キー53を押下すると、ステップS6の処理へと戻る。また、ユーザが図7における「終了」の表示部133を選択し、決定キー53を押下すると、以後のステップS8以降の設定ナビゲーション機能に関する動作が終了し、通常の画面の表示へと移行する。
ステップS8:次に、処理部30での表示制御に基づいて、図8に示すような電流測定値を表示させると共に、電流レンジの設定のための画面表示140を表示させる。この電流レンジの設定においては、電流レンジを複数の選択肢の中から選択する電流レンジ選択部141が表示される。
かかる電流レンジ選択部141での電流レンジの設定においては、当該電流レンジが小さすぎると、測定中にオーバーレンジになってしまう。また、電流レンジが大きすぎると、測定の誤差が大きくなり、正確な電流の測定ができなくなる。そのため、適切な電流レンジを設定すべき旨のメッセージが表示される。そのようなメッセージとしては、たとえば、「負荷の定格、稼働状況やブレーカなどの定格から、適切なレンジを選択します。」といったものがある。
なお、図8における「次へ」の表示部142を選択し、決定キー53を押下すると、ステップS9の処理へと移行し、「戻る」の表示部143を選択し、決定キー53を押下すると、ステップS7の処理へと戻る。また、ユーザが図8における「終了」の表示部144を選択し、決定キー53を押下すると、以後のステップS9以降の設定ナビゲーション機能に関する動作が終了し、ステップS14における通常の画面の表示へと移行する。
ステップS9:次に、処理部30は、電流結線の確認のための画面表示150を表示させる。たとえば、図9に示すように、必要に応じてベクトル図を表示させると共に、各クランプセンサ72から入力される電流値および位相、電力、基本波力率等の各項目が表示される。また、図9に示す画面表示150には、各項目の中で正しいか否かを判定可能なものに関しては、その判定を行うと共に、その判定結果についての電流判定結果表示部151を表示させる。この電流判定結果表示部151では、判定の結果、正しくない項目がある場合には、その項目が正しくない旨が表示される。正しくない旨の表示としては、図9では、「FAIL」という文字表示と、該当する項目とを表示させ、さらには、これら文字表示および該当項目を赤等のような注意をイメージする着色にて表示するものがある。すなわち、判定の結果、正しくない項目がある場合には、その項目は、正しい項目と色分けして表示される。
なお、このステップS9における判定においては、測定された電流値の電流レンジに対する割合が所定の閾値(第4閾値とする)以下または第4閾値未満のときに、電流結線が正しくないと判定するようにしても良い。また、測定された電流値の電流レンジに対する割合が所定の閾値(第5閾値とする)以下または第5閾値未満のときに、電流結線について要チェックと判定するようにしても良い。また、三相3線式、三相4線式の電流結線を行った場合に、電流位相の相順が逆相となっている場合に、正しくないと判定するようにしても良い。
また、三相3線式、三相4線式の電流結線を行った場合に、各相の電圧を基準にして、各相の電流が所定の角度閾値以上の場合(範囲外の場合;第6閾値とする)または第6閾値を超える場合に、正しくないと判定するようにしても良い。この場合は、たとえば、各相において電流位相Inと電圧位相Unの差を算出して、上述の判定が判定される。また、力率が所定の閾値(第7閾値とする)以下または第7閾値未満のときに、電流結線が正しくないと判定するようにしても良い。
なお、第4閾値としては、たとえば電流レンジの1%とするものがあり、第5閾値としては、たとえば電流レンジの10%とするものがある。また、第6閾値としては、たとえばプラスマイナス90度とするものがあり、第7閾値としては、たとえば0.5とするものがある。
以上のようなステップS9での判定に基づく電流判定結果表示部151の存在により、ユーザは、電流結線においてどこが間違っているのかを容易に認識可能となる。なお、ステップS9において、正しくない項目があるにも拘わらず、「次へ」の表示部152を選択して決定キー53を押下したときには、ステップS10の処理に移行させないようにしても良いが、移行させるようにしても良い。なお、図9において「戻る」の表示部153を選択し、決定キー53を押下すると、ステップS8の処理へと戻る。また、図9における「終了」の表示部154を選択し、決定キー53を押下すると、以後のステップS10以降の設定ナビゲーション機能に関する動作が終了し、通常の画面の表示へと移行する。
ステップS10:続いて、処理部30での表示制御に基づいて、表示パネル61に、図10に示すような画面表示160を表示させて、記録設定を行う。この記録設定においては、測定したデータを保存(記憶)させるインターバル(保存インターバル)を複数の選択肢の中から選択するインターバル選択部161と、測定データを保存する期間を複数の選択肢の中から選択する期間選択部162と、保存(記憶)させる項目(保存項目)を複数の選択肢の中から選択する項目選択部163と、記録開始方法を複数の選択肢の中から選択する開始方法選択部164と、記録終了方法を複数の選択肢の中から選択する終了方法選択部165と、ファイル名の設定を複数の選択肢の中から選択するファイル名選択部166等がある。
なお、保存インターバルの設定とは、たとえば、測定データを保存(記憶)する時間間隔の設定を指す。図10に示す例では、たとえば5分間隔毎に測定データを保存(記憶)させる場合が示されているが、この時間間隔は選択的または任意に種々設定可能である。また、保存項目の設定とは、たとえば、通常測定される電圧値、電流値の測定をONとするかOFFとするか、高調波の測定をONとするかOFFとするか、測定されるデータの平均値、測定されるデータの瞬時の値(瞬時値)、測定されるデータの最大値、測定されるデータの最小値等がある。
なお、図10における「次へ」の表示部167を選択し、決定キー53を押下すると、ステップS11の処理へと移行するが、「戻る」の表示部168を選択し、決定キー53を押下すると、ステップS9の処理へと戻る。また、ユーザが図10における「終了」の表示部169を選択し、決定キー53を押下すると、以後のステップS11以降の設定ナビゲーション機能に関する動作が終了し、ステップS14における通常の画面の表示へと移行する。
ステップS11:次に、処理部30での表示制御に基づいて、図11に示すような画面表示170を表示パネル61に表示させる。この画面表示170においては、保存可能時間を表示させると共に、記録を開始しても良いか否かの問い合わせ(開始確認選択部171)を表示させる。この開始確認選択部171では、記録を開始しても良い場合(「はい」の場合)には、開始/停止キー51eを押下する。また、記録の開始を行わない場合(「いいえ」の場合)には、取消キー51hを押下するが、この取消キー51hを押下した場合には、ステップS14における通常の画面表示が表示される。
なお、開始確認選択部171内の「はい」の表示部および「いいえ」の表示部をそれぞれ選択可能としても良い。また、ステップS11に到達した場合に、取消キー51hを押下しても、ここまでの設定状態で、後ほど開始/停止キー51eを押下することにより、ステップS12以降の処理へと移行可能となる。また、図11における「次へ」の表示部172を選択し、決定キー53を押下すると、ステップS12の処理へと移行する。また、ユーザが図11における「終了」の表示部173を選択し、決定キー53を押下すると、以後のステップS12以降の設定ナビゲーション機能に関する動作が終了し、ステップS14における通常の画面の表示へと移行する。
ステップS12:ステップS11で開始/停止キー51eを押下すると、処理部30での表示制御に基づいて、記録開始処理がなされ、直ぐに記録が行える待機状態となる。また、待機状態となると共に、表示パネル61に図12に示すような画面表示180が表示される。この画面表示180では、測定の開始に関する開始情報が表示されるが、この開始情報には、いつ記録が開始されるかの開始情報が含まれる。なお、図12に示すような待機状態のメッセージと開始情報を示す画面は、その画面表示180の中の「閉じる」の表示部に対応するいずれかのキーを押下することにより、画面表示180が閉じ状態となる。
なお、ステップS12の段階で、既に測定データの取得を行うが記録は行わないものとしても良いが、ステップS12においては、測定データの取得は行わないものとしても良い。
ステップS13:ステップS12の表示パネル61で表示される開始情報の時刻に到達すると、測定データを取得いつつ、取得された測定データの記憶(記録)を開始する。そして、測定データの記録が開始されると、図13に示すような画面表示190が表示される。この画面表示190の中には、記録の停止を案内する停止案内表示部も表示される。そして、画面表示190の中の「閉じる」の表示部に対応するいずれかのキーを押下することにより、画面表示190が閉じ状態となる。また、停止案内表示部に対応する開始/停止キー51eを押下した場合には、測定データの記録が停止される。
ステップS14:ステップS2およびステップS12において「いいえ」の選択に対応するキーを押下した場合、またはステップS4、S6〜11において「終了」の表示部106,124,133,144,154,169,173を選択して決定キー53を押下した場合、設定ナビゲーション機能は終了し、通常の画面表示へと戻る。なお、「終了」を押下した場合には、それまでに設定された項目については、記憶部40の測定データ記憶部44に記憶されている。また、次に設定ナビゲーション機能を開始した場合には、それまでに設定された項目の再度の設定は要求されずに、未設定の設定項目の設定を開始するようにしても良い。ただし、既に設定された項目を表示させながら、図3に示す全ての処理フローを実行するようにしても良い。
<効果>
以上のような構成の電力測定装置10によると、簡易に各種の設定項目の設定を行うことが可能となる。より具体的には、本実施の形態では、処理部30は、結線方式を選択した後に、電圧結線図を表示パネル61に表示させるように制御している。そのため、ユーザは、結線方式に基づいた電圧結線図を確認しながら電圧結線を行うことが可能となり、電圧結線の間違いを防止することが可能となる。また、電圧結線図が表示される場合には、電流結線に関する図は表示されないため、ユーザの電圧結線の間違いをより効果的に防止可能となる。
また、本実施の形態では、処理部30は、電流結線図を表示させた後に、電流の測定値と共に電流レンジを選択するための電流レンジ選択部141を表示パネル61に表示させるように制御している。このため、ユーザは、電流結線図を確認しながら電流結線を行うことが可能となり、電流結線の間違いが防止可能となる。また、電流の測定値と共に電流レンジ選択部141が表示されるため、電流レンジの選択間違いが防止可能となる。
また、本実施の形態では、処理部30は、電圧結線図の表示に際して、電圧結線が正しいか否かを判定し、その判定結果を示す電圧判定結果表示部121を表示パネル61に表示させるように制御している。このため、ユーザは、電圧結線が行った後に、その電圧結線が正しいか否かを容易に認識可能となる。また、処理部30では、電流結線の判定とは別に、電圧結線の判定のみを行うように制御しているため、電圧結線の接続誤りを容易に特定可能となる。
また、本実施の形態では、処理部30は、電流レンジ選択部141での電流レンジの後に、電流結線が正しいか否かを判定し、その判定結果を示す電流判定結果表示部151を表示パネル61に表示させるように制御している。このため、ユーザは、電流結線が行った後に、その電流結線が正しいか否かを容易に認識可能となる。また、処理部30では、電圧結線の判定とは別に、電流結線の判定のみを行うように制御しているため、電流結線の接続誤りを容易に特定可能となる。
また、本実施の形態では、処理部30は、ステップS1〜S13の画面表示の一連の表示順序において、ステップS6の電圧判定結果表示部121を表示させた後に、ステップS7にて電流結線図を表示パネル61に表示させる制御を行っている。すなわち、電流結線図の表示および電流結線の正誤の判定よりも先に、電圧結線の正誤の判定を行っている。ここで、電流結線の正誤の判定は、結線が間違っているのか、それとも電流レンジの設定が適切でないのかが判別し難い。このため、電流結線の正誤および電流レンジの設定よりも先に、電圧結線の正誤の判定を行うようにすれば、先ずは電圧結線を正しいものとすることが可能となり、電力測定装置の扱いに慣れていないユーザであっても、当該電力測定装置10の設定を容易化することが可能となる。
また、本実施の形態では、処理部30は、電流結線の正誤の判定を行った後に、電力の測定開始を確認するための開始確認選択部171を表示パネル61に表示させるように制御している。このため、電力測定装置10の設定は行ったものの、開始/停止キー51eの押下を忘れて、電力の測定開始が行われない、という事態が生じるのを防止可能となる。
また、本実施の形態では、図3に示す処理フローにおいては、処理部30は、ステップS4、S6〜10において「終了」の表示部106,124,133,144,154,169,173を選択して決定キー53を押下した場合、設定ナビゲーション機能は終了し、通常の画面表示へと戻るように制御している。このとき、それまでに設定された項目については、記憶部40の設定データ記憶部43に記憶されている。そのため、設定の途中段階で設定ナビゲーション機能を終了させて、別の設定等を行う等することが可能となり、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
<変形例>
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明はこれ以外にも種々変形可能となっている。以下、それについて述べる。
上述の実施の形態においては、図6に示すような電圧結線図を表示させた後に、図7に示すような電流結線図を表示させるようにしている。しかしながら、電圧結線図の表示よりも先に電流結線図を表示させるようにしても良い。この場合には、電圧結線の正誤の判定よりも先に、電流結線の正誤の判定を行うことが好ましい。このため、図3におけるステップS7〜S9の処理を、ステップS6の処理よりも先に行うようにしても良い。
また、上述の実施の形態では、ステップS6の電圧結線図の表示、ステップS7の電流結線図の表示およびステップS8の電流レンジの設定は行うものの、図3におけるその他の処理は設定ナビゲーション機能にて実行せずに、他の設定等において実行するようにしても良い。なお、この場合において、ステップS6における電圧結線の正誤の判定を行うようにしても良く、行わないようにしても良い。また、ステップS9における電流結線の正誤の判定を行うようにしても良く、行わないようにしても良い。
また、上述の実施の形態では、画面表示100〜190の中には、複数の選択肢の中から選択を行う選択部101,102,103,104,141,161,162,163,164,165,166,171について説明している。しかしながら、かかる選択部においては、選択肢の中からいずれかを選択するものとはせずに、たとえば選択肢に対応する数値を入力することで選択を行うようにしたり、選択肢に対応する文字入力を行うことによって選択を行うようにしても良い。
10…電力測定装置、20…入力部、21,22…入力端子、30…処理部(表示制御部に対応)、40…記憶部、41…プログラム記憶部、42…ナビ用データ記憶部、43…設定データ記憶部、44…測定データ記憶部、50…設定部(設定手段に対応)、51a…機能キー、51a…測定キー、51b…設定キー、51c…ファイルキー、51d…結線キー、51e…停止キー、51f…画面コピーキー、51g…設定ナビキー、51h…取消キー、51i…ファンクションキー、52…カーソルキー、53…決定キー、60…表示部、61…表示パネル(表示装置に対応)、62…駆動回路、71…電圧コード、72…クランプセンサ、100,110,120,130,140,150,160,170,180,190…画面表示、101…結線方式選択部、102…センサ選択部、103…保存先選択部、104…時計設定選択部、105,106,111,112,122〜124,131〜133,142〜144,152〜154,167〜169,172,173…表示部、121…電圧判定結果表示部、141…電流レンジ選択部、151…電流判定結果表示部、161…インターバル選択部、162…期間選択部、163…項目選択部、164…開始方法選択部、165…終了方法選択部、166…ファイル名選択部、171…開始確認選択部

Claims (6)

  1. 被測定電路の電力の測定を行う電力測定装置であって、
    前記電力の測定に際して必要とされる各種の設定に関する情報を、一連の表示順序に従って表示装置に表示させる制御を行う表示制御手段と、
    前記表示制御手段での表示制御に基づいて前記被測定電路の測定に際して必要とされる設定を行う設定手段とを備え、
    前記表示制御手段は、
    前記被測定電路における前記電力の測定に必要な設定に関して、前記被測定電路との間の結線方式をユーザに選択させるための結線方式選択部を前記表示装置に表示させる制御を行い、
    前記一連の表示順序において前記結線方式選択部を表示させる制御の後に、前記被測定電路の電圧結線に必要な電圧結線図を前記表示装置に表示させる制御を行い、
    さらに前記一連の表示順序において前記電圧結線図の前記表示装置の表示制御に前後して、前記被測定電路の電流結線に必要な電流結線図を前記表示装置に表示させる制御を行い、
    前記一連の表示順序において前記電流結線図の表示制御の後に、前記被測定電路から入力される電流に関する情報と共に電流レンジをユーザに選択させるための電流レンジ選択部を前記表示装置に表示させる制御を行い、
    前記設定手段は、
    前記結線方式選択部での前記結線方式の選択に基づいて当該結線方式の設定を行い、
    前記電流レンジ選択部での前記電流レンジの選択に基づいて当該電流レンジの設定を行う、
    ことを特徴とする電力測定装置。
  2. 請求項1記載の電力測定装置であって、
    前記表示制御手段は、
    前記電圧結線図の表示に際して、前記電圧結線が正しいか否かを判定し、その判定結果を示す電圧判定結果表示部を前記表示装置に表示させる制御を行う、
    ことを特徴とする電力測定装置。
  3. 請求項1または2記載の電力測定装置であって、
    前記表示制御手段は、
    前記一連の表示順序において前記電流レンジ選択部での前記電流レンジの後に、前記電流結線が正しいか否かを判定し、その判定結果を示す電流判定結果表示部を前記表示装置に表示させる制御を行う、
    ことを特徴とする電力測定装置。
  4. 請求項2記載の電力測定装置であって、
    前記表示制御手段は、
    前記一連の表示順序において前記電圧判定結果表示部の表示制御の後に、前記被測定電路の電流結線に必要な電流結線図を前記表示装置に表示させる制御を行う、
    ことを特徴とする電力測定装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の電力測定装置であって、
    前記表示制御手段は、前記一連の表示順序において、前記電圧結線図の表示制御、前記電流レンジ選択部の表示制御、前記電圧判定結果表示部の表示制御、前記電流判定結果表示部のうち、いずれかの後の表示制御の後に、前記被測定電路の電力の測定開始を確認するための開始確認選択部を前記表示装置に表示させる制御を行い、
    前記設定手段は、前記開始確認選択部での測定開始の選択に基づいて、前記電力の測定開始のための設定を行う、
    ことを特徴とする電力測定装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の電力測定装置であって、
    前記表示制御手段でのそれぞれの前記表示制御において、前記表示制御手段は、前記一連の表示順序における以後の表示制御を終了する制御を行う、
    ことを特徴とする電力測定装置。
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