JP2014025624A - 化学物質排出システム - Google Patents

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Abstract

【課題】作業者の安全を確保すると共に、作業性の向上を図る。
【解決手段】本発明は、化学物質の発生源11を載置するための作業テーブル1と、作業テーブル1の作業者側の端部1aの上方に設けられる天井吹出し口3と、作業者側の端部1aより作業者Pを基準として前方の作業テーブル1上に設けられるファンユニット2と、ファンユニット2の上方に設けられる天井吸込み口4と、を備え、ファンユニット2は、化学物質の発生源11に対向するように設けられる吸込み口13と、天井吸込み口4に対向するように設けられる吹出し口14と、を有し、天井吹出し口3から鉛直下向きに吹き出された空気は、作業者側の端部1aから吸込み口13に向かって作業テーブル1に沿うように流れる過程で化学物質を回収した後、ファンユニット2により吹出し口14から鉛直上向きに吹き出され、天井吹出し口4を介して室外に排出されることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、室内で作業者が作業する時に発生する化学物質を室外に排出させるための化学物質排出システムに関する。
一般に、病理検査室では、ホルムアルデヒド等の化学物質を取り扱うため、作業者が化学物質に曝露し健康を害する虞がある。そこで、従来、このような環境下における作業者の安全を確保するため、化学物質を室外に排出する各種技術が提案されている。
この種の従来の関連技術としては、例えば、前面が開放された箱状のチャンバ本体内に化学物質を設置して作業を行い、チャンバ本体に接続されているダクトを介して化学物質を室外に排出するように構成したドラフトチャンバや(特許文献1参照)、或いは、化学物質の発生源の極近傍に排気口を接近させて化学物質が室内に拡散する前に排気するように構成した局所排気装置や、或いは、開口面から一定の風速で送風するプッシュフードとプッシュ気流を捕集して吸引するプルフードとを備えたプッシュプル型換気装置や(特許文献2,3参照)、或いは、フードの端部から給気することでエアカーテンを形成してフード中央部から吸引するように排気する方式の給排気装置や(特許文献4参照)、或いは、床面から天井に向かって吹き出した空気の一部を室外に排気すると共にエアカーテンとして天井から床面へ再度吹き出すことで空気の流れを喫煙スペースとそれ以外の空間とを形成する換気システム(特許文献5参照)等が公知である。
実用新案登録第3076991号公報 特開平10−47722号公報 特開2007−003156号公報 特開2001−124381号公報 特開2001−33072号公報
しかしながら、上記した従来のドラフトチャンバでは、作業テーブル上に大きな箱状のチャンバ本体を設置しているため、チャンバ本体を設置するための広いスペースやドラフトチャンバを設置するための大掛かりな設備が必要となるという問題がある。
また、上記した従来の局所排気装置では、化学物質を排気するためのダクトが必要となり、該ダクトが作業の邪魔になるという問題や、化学物質を十分に排出するためには大きな排気量が必要となり、外気処理のための空調エネルギーが大きくなるという問題がある。
また、上記した従来のプッシュプル型換気装置では、作業テーブル等の横や上方に換気装置を設置する必要があると共に給排気用のダクトの設置スペースが必要となるため、作業の邪魔になるという問題がある。
また、上記した従来の給排気装置では、厨房において主に水蒸気や燃焼排気ガスを除去することを目的としており、これらの気体は温度が高いため、上昇気流が発生するが、ホルムアルデヒド等の化学物質の排気では、厨房のように上昇気流が発生しない。したがって、上記した従来の給排気装置を化学物質の排出に使用した場合、エアカーテン全体に化学物質が拡散してしまい、効率よく排気口まで空気を流すことができないという問題がある。
また、上記した従来の換気システムでは、汚染物質が発生している室内空気の一部を循環してエアカーテンに利用しており、エアカーテンからは室内を区切るために必要な4m/s程度の風速で空気が吹き出すことを必要とする。したがって、上記した従来の換気システムを化学物質の排出に利用した場合、エアカーテンからの吹き出される空気によって作業者がドラフトを感じるため、作業環境の向上を図ることが難しいという問題や、エアカーテンからの空気によって化学物質を室内に巻き上げてしまうことが考えられるため、エアカーテン内の化学物質濃度が高くなり、エアカーテン内全体を作業スペースとして利用することができないという問題や、天井吹出し口からの空気の吹出し風速が低い場合にはショートサーキットしてしまい、良好な作業環境を形成することができないという問題などがある。
本発明は上記した各種課題を解決すべくなされたものであり、作業者の安全を確保すると共に、作業性の向上を図ることのできる化学物質排出システムを提供することを目的とするものである。
上記した目的を達成するため、本発明は、室内で作業者が作業する時に発生する化学物質を室外に排出させるための化学物質排出システムであって、前記作業者が作業する時に前記化学物質の発生源を載置するための作業テーブルと、該作業テーブルの前記作業者側の端部の上方に設けられる天井吹出し口と、前記作業者側の端部より該作業者を基準として前方の前記作業テーブル上に設けられるファンユニットと、該ファンユニットの上方に設けられる天井吸込み口と、を備え、前記ファンユニットは、前記化学物質の発生源に対向するように設けられる吸込み口と、前記天井吸込み口に対向するように設けられる吹出し口と、を有し、前記天井吹出し口から鉛直下向きに吹き出された空気は、前記作業テーブルの作業者側の端部から前記吸込み口に向かって前記作業テーブルに沿うように流れる過程で前記化学物質を回収した後、前記ファンユニットにより前記吹出し口から鉛直上向きに吹き出され、前記天井吹出し口を介して室外に排出されることを特徴とする。
この特徴によれば、発生源から発生した化学物質は、天井吹出し口からファンユニットを介して天井吸込み口に至る気流に乗って外部に確実に排出され、作業者の呼吸域に拡散するのを防止することができるため、作業者に対する化学物質曝露量を減少させることができ、作業の安全性を高めることができる。また、室内には、作業テーブル上にファンユニットが設置されている以外、給気ダクトや排気ダクト等が露出しておらず、さらに、化学物質の濃度が高い領域はファンユニットから天井吸込み口に至る限定された空間だけであり、広い作業空間を確保することができるため、作業性の向上を図ることができる。
また、本発明に係る化学物質排出システムにおいて、前記天井吹出し口の前記天井吸込み口側端部に垂れ壁が設けられていてもよい。
この特徴によれば、天井吹出し口から吹き出された空気が天井吸込み口にショートサーキットするのを防止することができる。
また、本発明に係る化学物質排出システムにおいて、前記天井吹出し口に整流格子が設けられていてもよい。
この特徴によれば、天井吹出し口からより真下に空気が吹き出され易くなり、周囲への空気の拡散量が減少するため、化学物質の拡散をより確実に防止し、作業者の化学物質の曝露量を削減することができると共に、天井吹出し口から天井吸込み口へのショートサーキットもより確実に防止することができる。
また、本発明に係る化学物質排出システムにおいて、前記天井吸込み口の周囲にフードが設けられていてもよい。
この特徴によれば、ファンユニットの吹出し口から鉛直上向きに吹き出された空気は天井吸込み口に確実に捕集され、室内に拡散するのをより確実に防止することができる。
また、本発明に係る化学物質排出システムにおいて、前記フード内に傾斜姿勢のパネルが設けられ、該パネルに前記天井吸込み口が設けられていてもよい。
この特徴によれば、ファンユニットの吹出し口から鉛直上向きに吹き出された空気はコアンダ効果によってパネルに沿いながら天井吸込み口に確実に吸い込まれるため、フードの外側への空気漏れを防止することができる。
また、本発明に係る化学物質排出システムにおいて、前記作業テーブル上に前記ファンユニットの吸込み口に連通するようにチャンバーボックスが設けられ、該チャンバーボックスの上面に前記化学物質の発生源が載置され、該チャンバーボックスの上面には前記化学物質の発生源の近傍に吸込み口が設けられていてもよい。
この特徴によれば、化学物質の発生面であるチャンバーボックスの上面から吸込み口を介してチャンバーボックス内に化学物質を速やかに回収することができるため、化学物質の拡散をより確実に防止し、作業者に対する化学物質の曝露量を減少させることができ、安全性のさらなる向上を図ることができる。また、化学物質の発生源とチャンバーボックスの吸込み口とが非常に近接しており、排気効率を高めることができるため、給気量及び排気量を削減することができ、省エネルギー効果を高めることができる。
また、本発明に係る化学物質排出システムにおいて、前記天井吸込み口から排出された空気中から前記化学物質を除去する化学物質除去装置を備え、該化学物質除去装置により前記化学物質を除去された空気が前記天井吹出し口から室内に吹き出されて循環するように構成してもよい。
この特徴によれば、化学物質除去装置により化学物質を除去した空気を室内に循環させて、外気処理量を減少させることができるため、外気処理のための空調エネルギーを低減させることができ、さらなる省エネルギー効果を得ることができる。
また、本発明に係る化学物質排出システムにおいて、前記ファンユニットは前記作業者側の端部の反対側の端部に設けられ、前記作業テーブルは前記反対側の端部と室内の壁との間を作業者が通行不能となる程度に該壁に近接して配置されていてもよく、或いは、前記作業テーブルは少なくとも異なる2方向の端部と室内の壁との間を作業者が通行可能となる程度に配置され、前記前記天井吹出し口は前記作業テーブルの少なくとも異なる2方向の端部の上方に設けられていてもよい。
この特徴によれば、ファンユニットから天井吸込み口に至る化学物質の濃度が高い領域の近くを作業者が通行することができないため、作業者に対する化学物質の曝露量をさらに減少させることができ、安全性のさらなる向上を図ることができる。
本発明によれば、作業者の安全を確保することができると共に、作業性の向上を図ることができる等、種々の優れた効果を得ることができる。
本発明の実施の形態に係る化学物質排出システムの全体構成を示す模式図である。 本発明の実施の形態に係る化学物質排出システムを三次元的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る化学物質排出システムの作用をCFD解析した結果を示しており、(a)は風速ベクトル図であり、(b)はホルムアルデヒドの濃度分布図である。 本発明の実施の形態に係る化学物質排出システムの天井吹出し口の変形例を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る化学物質排出システムの天井吸込み口の変形例を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係る化学物質排出システムの変形例を示す模式図である。 本発明の実施の形態に係る化学物質排出システムの別の変形例を示す模式図である。 本発明の実施の形態に係る化学物質排出システムの別の変形例において他の化学物質除去装置を示す模式図である。 本発明の実施の形態に係る化学物質排出システムのさらに別の変形例を示す模式図である。 本発明の実施の形態に係る化学物質排出システムのさらに別の変形例を示す模式図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態に係る化学物質排出システムについて説明する。なお、以下の説明では、本発明の除去対象である化学物質をホルムアルデヒドとし、室内におけるホルムアルデヒドの濃度が、特定化学物質障害予防規則に規定されている管理濃度の0.1ppm以下となるように構成した場合について例示して説明する。
図1は本発明の実施の形態に係る化学物質排出システムの全体構成を示す模式図であり、図2は本発明の実施の形態に係る化学物質排出システムを三次元的に示す斜視図である。この化学物質排出システムは、病理検査室内の床上に載置される作業テーブル1と、作業テーブル1の上に載置されるファンユニット2と、天井に取り付けられる天井吹出し口3及び天井吸込み口4と、天井吹出し口3に給気ダクト5を介して接続される外気処理空調機6と、天井吸込み口4に排気ダクト7を介して接続される排気ファン8と、を備えて構成されている。
作業テーブル1は、横長長方形の天板9と、天板9の下面側四隅に取り付けられる脚部10と、を備えており、作業テーブル1の周囲を作業者Pが通行可能なように病理検査室内のほぼ中央に配置されている。作業テーブル1には、長辺側一端部1aの長手方向略中央に化学物質の発生源11が載置され、作業時には、この発生源11に向き合うように作業者Pが対峙する。なお、作業時、作業者Pは起立した姿勢又は椅子に着座した姿勢のいずれの姿勢であってもよく、作業者Pの姿勢に合せて脚部10の長さが設定される。
ファンユニット2は、作業テーブル1の長辺側一端部1aより作業者Pを基準として前方の長辺側他端部1b上に配置され、作業テーブル1の長手方向に沿って横長直方体形状のケーシング12と、ケーシング12の内部に配設されるファン13と、を備えて構成されている。ケーシング12には、化学物質の発生源11に対向する側面12aに吸込み口13が設けられ、上面12bに吹出し口14が設けられており、ファンユニット2は、吹出し口14からの吹出し風速が3.0m/s以下となるように設定されている。なお、ファンユニット2の吹出し口14には、整流板(図示せず)を取り付けてもよく、これによって、吸込み口13から吸い込んだ空気をより拡散させることなく吹出し口14から鉛直上向きに吹き出すことができる。
天井吹出し口3及び天井吸込み口4は、いずれも、作業テーブル1の長手方向に沿って横長矩形状に形成されており、長辺方向の長さが作業テーブル1の長さとほぼ等しくなるように形成されている。また、天井吹出し口3及び天井吸込み口4の短辺方向の長さは、0.5m以下であるのが好ましく、さらに、天井吹出し口3から鉛直下向きに吹出す空気は、空気が作業者Pに当たっても作業者Pの快適性を損なわず、且つ、作業テーブル1上の化学物質を回収するのに十分な気流を確保できるように、吹出し風速が0.5m/s以下となるように決定されるのが好ましい。
天井吹出し口3は、作業テーブル1の長辺側一端部1aの上方に配設され、天井吸込み口4は、ファンユニット2の上方に配設されており、天井吹出し口3からの吹出し風量と天井吸込み口4からの吸込み風量は同値となるように設定されている。天井吹出し口3と天井吸込み口4は、互いに平行を成し、作業テーブル1の大きさ等を考慮すると、天井吹出し口3の端部と天井吸込み口4の端部の離間距離が0.3〜0.7mとなるように配置されるのが好ましい。
天井吹出し口3の天井吸込み口4側の端部には、アクリルパネルやロールスクリーン等の垂れ壁15が垂下されており、垂れ壁13の高さは、好ましくは1.0m以下であり、より好ましくは、0.3〜0.7mである。また、病理検査室内の熱負荷を処理するため、室内にファンコイルユニット(FCU)等の空調機(図示省略)を設置する場合には、化学物質を排出させる気流の形成の邪魔にならないような場所に前記空調機を設置すると共に、図2に示すように、天井吹出し口3の天井吸込み口4の反対側の端部にも、垂れ壁16を取り付けるのが好ましく、この垂れ壁16は天井吸込み口4側の垂れ壁15より高さが低い方が好ましい。
天井吸込み口4の周囲にはフード17が垂下されており、フード17の高さは、好ましくは0.7m以下である。なお、フード17を垂下する代わりに、天井吸込み口4を取り付ける天井部分を上方に凹ませて折上げ天井としてもよい。
外気処理空調機6は、箱形状のケーシング18の内部に、空気の流れ方向に沿って上流側から、冷水コイル19、温水コイル20、加湿器21、及び給気ファン22が順次配設されて構成されており、天井裏のスペース又は空調機械室に設置されている。
次に、上記した構成を備えた本発明の実施の形態に係る化学物質排出システムの作用について説明する。
先ず、外部から外気処理空調機6に取り入れられた外気は、外気処理空調機6において、冷水コイル19又は温水コイル20によって冷却又は加熱されると共に、加湿器21によって加湿され、所定の温湿度の空気に調整される。その後、該空気は、給気ファン22によって外気処理空調機6から送出され、給気ダクト5を通って天井吹出し口3から鉛直下向きに病理検査室内に吹き出される。この時、天井吹出し口3に垂れ壁15が取り付けられているため、天井吹出し口3から吹き出された空気が天井吸込み口4にショートサーキットするのを防止することができる。
天井吹出し口3から鉛直下向きに吹き出された空気は、化学物質の発生源11に向き合っている作業者P側に流れると共に、作業テーブル1の長辺側一端部1aに向かって流れる。そして、空気が作業テーブル1の長辺側一端部1aに当たると、コアンダ効果によって、長辺側一端部1aからファンユニット2の吸込み口13に向かって作業テーブル1の上面に沿うように流れる。
このように空気が作業テーブル1の上面を沿うように流れる過程において、作業テーブル1上の発生源11から発生した化学物質はこの気流に乗ってファンユニット2の吸込み口13に吸い込まれ、吹出し口14から鉛直上向きに吹き出される。そして、このように化学物質を回収して吹出し口14から鉛直上向きに吹き出された空気は、天井吸込み口4に向かい、排気ダクト7を通って、排気ファン8によって外部に排出される。
図3は本発明の実施の形態に係る化学物質排出システムをCFD(Computational Fluid Dynamics)解析した結果を示しており、(a)は風速ベクトル図であり、(b)はホルムアルデヒドの濃度分布図である。
図3(a)によれば、天井吹出し口3から吹き出された空気は、ショートサーキットすることなく鉛直下向きに流れ、作業テーブル1の長辺側一端部1aに当たると、ファンユニット2を通って鉛直上向きに吹き出され、天井吸込み口4に吸い込まれる気流を形成することが分かる。
また、図3(b)によれば、化学物質(ホルムアルデヒド)を回収した空気はファンユニット2を通り、フード17から溢れて病理検査室内に拡散することなく、天井吸込み口4に吸い込まれて外部に排出されることが分かる。
このように、天井吸込み口4にフード17が取り付けられているため、ファンユニット2の吹出し口14から鉛直上向きに吹き出された空気は、天井吸込み口4に確実に捕集され、病理検査室内に拡散するのを防止することができる。また、この時にファンユニット2の吹出し口14から吹き出される風量は天井吸込み口4の吸込み風量の1/4〜1/2に設定されるのが好ましく、さらに、ファンユニット2の吹出し口14からの吹出し風速が3.0m以下となるように設定されるのが好ましい。そして、このように設定することによって、ファンユニット2の吹出し口14から吹き出された空気がフード17から溢れて病理検査室内に拡散するのをより確実に防止することができる。
上記したように本発明の実施の形態に係る化学物質排出システムによれば、病理検査室内には、作業テーブル1上にファンユニット2が設置されている以外、給気ダクトや排気ダクト等が露出していないため、室内の作業スペースを広く確保することができ、作業性の向上を図ることができる。
また、ファンユニット2は作業テーブル1上に据え置くだけであり、設置が容易であるため、施工性の向上を図ることができる。
また、発生源11から発生した化学物質は、天井吹出し口3からファンユニット2を介して天井吸込み口4に至る気流に乗って外部に排出され、作業者Pの呼吸域に拡散するのを防止することができるため、作業の安全性を高めることができる。
また、病理検査室内において化学物質の濃度が高い領域は、ファンユニット2から天井吸込み口4に至る限定された空間だけであるため、この空間以外は作業空間として広く使用することができるため、作業性のさらなる向上を図ることができる。
また、天井吹出し口3からの空気の吹出し風速が0.5m/s以下となるように調整されているため、この空気が作業者Pに当たっても作業者Pの快適性を損なうことはなく、また、作業テーブル1上の化学物質を回収するのに十分な気流を確保することができる。
なお、図4に示すように、天井吹出し口3に垂れ壁15,16の代わりに整流格子23を取り付けてもよい。この場合、天井吹出し口3からより真下に空気が吹き出され易くなり、周囲への空気の拡散量が減少するため、化学物質の拡散をより確実に防止し、作業者Pの化学物質の曝露量を削減することができると共に、天井吹出し口3から天井吸込み口4へのショートサーキットもより確実に防止することができる。
また、図5に示すように、フード17内に傾斜姿勢のパネル24を取り付け、このパネル24に天井吸込み口4を設けてもよい。この場合、ファンユニット2の吹出し口14から鉛直上向きに吹き出された空気はコアンダ効果によってパネル24に沿いながら天井吸込み口4に吸い込まれるため、フード17の外側への空気漏れを防止することができる。これにより、病理検査室内への化学物質の拡散を防止することができ、作業者Pに対する化学物質曝露量を減少させることができ、安全性のさらなる向上を図ることができる。
さらに、図6は本発明の実施の形態に係る化学物質排出システムの変形例を示す模式図であり、この変形例では、作業テーブル1上にファンユニット2の吸込み口13に連通するようにチャンバーボックス25が載置されている。そして、このチャンバーボックス25の上面25aに化学物質の発生源11が載置され、この上面25aが作業台として使用されるようになっており、この上面25aには化学物質の発生源11の近傍に吸込み口26が設けられている。
この変形例の場合、化学物質の発生面であるチャンバーボックス25の上面25aから吸込み口26を介してチャンバーボックス25内に化学物質を速やかに回収することができるため、化学物質の拡散をより確実に防止し、作業者Pに対する化学物質の曝露量を減少させることができ、安全性のさらなる向上を図ることができる。また、化学物質の発生源11とチャンバーボックス25の吸込み口26とが非常に近接しており、排気効率を高めることができるため、給気量及び排気量を削減することができ、省エネルギー効果を高めることができる。
さらにまた、図7は本発明の実施の形態に係る化学物質排出システムの別の変形例を示す模式図であり、この変形例では、天井吸込み口4から排出された空気中から化学物質を除去する化学物質除去装置30を設け、この化学物質除去装置30により化学物質を除去された空気が天井吹出し口3から再び室内に吹き出されて循環されるように構成している。
この化学物質除去装置30として、例えば、本件と同一の出願人による特開2011−110079号公報に記載されている装置を使用することができ、この装置には、空気の流れの方向に沿って上流側から順に、除塵フィルター31、ホルムアルデヒド除去セクション32、水洗浄セクション33、ブロアー34がそれぞれ配設されている。そして、ホルムアルデヒド除去セクション32には、ホルムアルデヒド除去剤を貯留する薬液槽35と、ホルムアルデヒド除去剤を空気に接触させるための気液接触メディア36が2段並設されて構成される接液部と、該接液部と薬液槽35との間でホルムアルデヒド除去剤を循環させるための循環ポンプ37及び循環配管38と、が設けられ、エアワッシャー方式で空気中に含まれるホルムアルデヒドを除去するようになっている。また、水洗浄セクション33には、水洗浄用メディア40と、水洗浄用メディア40に上方から水を供給する給水配管41と、水洗浄用メディア40からの排水を薬液槽35に返送すると共に弁(図示省略)の切換えにより外部に排出する排水配管42と、が設けられており、ホルムアルデヒド除去セクション32からのホルムアルデヒド除去剤の飛散を水洗浄用メディア40で受け止めるようになっている。
また、他の化学物質除去装置30’の例として、図8に示すように、アルデヒド除去装置50と除去液供給装置60とにより構成された装置を使用することもできる。この場合、アルデヒド除去装置50には、空気の流れの方向に沿って上流側から順に、除塵フィルター51、アルデヒド除去セクション52及びドレンアップポンプ53、除塵フィルター54、ブロアー55が配設され、また、除去液供給装置60には、2個の貯留タンク61と、流路切り替え用バルブ62及び63と、除去液輸送用ポンプ64と、純水補給装置65と、が配設されており、アルデヒド除去装置50に対して除去液供給装置60から除去液を供給する操作と該供給を停止する操作とが繰り返されるようになっている。
図7及び図8に示されているように、化学物質除去装置30,30’を設置した変形例の場合、化学物質除去装置30,30’により化学物質を除去した空気を室内に循環させて、外気処理量を減少させることができるため、外気処理のための空調エネルギーを低減させることができ、さらなる省エネルギー効果を得ることができる。
具体的には、例えば、外気濃度を0.005ppm、室内濃度を0.100ppm、化学物質除去装置30,30’通過後の濃度を0.010ppm(すなわち、室内濃度に対して化学物質を90%除去)、化学物質除去装置30,30’を設置しない場合の外気処理空調機6の外気導入量を100、化学物質除去装置30,30’を設置した場合の外気処理空調機6の外気導入量を30、化学物質除去装置30,30’の通過風量を70とそれぞれ仮定して試算する。
そうすると、化学物質除去装置30,30’を設置した場合、外気と化学物質除去装置30,30’通過後の空気とを混合すると、濃度が0.0085ppmとなるから、室内濃度を0.100ppmに保つためには、化学物質除去装置30,30’を設置しない場合の1.7倍の風量が必要となる。したがって、外気処理空調機6に導入する外気量は、100×0.3×1.7=51となり、化学物質除去装置30,30’を設置した場合には、化学物質除去装置30,30’を設置しない場合と比べて約50%の外気導入量を削減することができる。すなわち、省エネルギー効果として、約50%の空調負荷を低減させることができることが分かる。
さらに、図9及び図10は本発明の実施の形態に係る化学物質排出システムのさらに別の変形例を示す模式図であり、図9の変形例では、作業テーブル1が長辺側他端部1bと室内の壁Wとの間を作業者Pが通行不能となる程度に壁Wに近接して配置されている。
また、図10の変形例では、上記した本発明の実施の形態の場合と同様に、作業テーブル1がその周囲を作業者Pが通行可能なように病理検査室内のほぼ中央に配置されているが、ファンユニット2が作業テーブル1の中央に配置されていると共に天井吸込み口4がファンユニット2の上方に配設され、天井吹出し口3が作業テーブル1の異なる2方向の端部1a,1bの上方に配設されている。なお、この場合、作業テーブル1は少なくとも異なる2方向の端部と室内の壁Wとの間を作業者が通行可能となる程度に配置されていれば、必ずしも病理検査室内のほぼ中央に配置されていなくとも良い。
図9及び図10に示されているような変形例の場合、ファンユニット2から天井吸込み口4に至る化学物質の濃度が高い領域の近くを作業者Pが通行することができないため、作業者Pに対する化学物質の曝露量をさらに減少させることができ、安全性のさらなる向上を図ることができる。
なお、上記した本発明の実施の形態の説明は、本発明に係る化学物質排出システムにおける好適な実施の形態を説明しているため、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限り、これらの態様に限定されるものではない。すなわち、上記した本発明の実施の形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、かつ、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能であり、上記した本発明の実施の形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
1 作業テーブル
1a 長辺側一端部(作業者側の端部)
1b 長辺側他端部(反対側の端部)
2 ファンユニット
3 天井吹出し口
4 天井吸込み口
11 化学物質の発生源
15 垂れ壁
17 フード
23 整流格子
24 パネル
25 チャンバーボックス
25a 上面
26 吸込み口
30,30’ 化学物質除去装置
P 作業者
W 壁

Claims (9)

  1. 室内で作業者が作業する時に発生する化学物質を室外に排出させるための化学物質排出システムであって、
    前記作業者が作業する時に前記化学物質の発生源を載置するための作業テーブルと、
    該作業テーブルの前記作業者側の端部の上方に設けられる天井吹出し口と、
    前記作業者側の端部より該作業者を基準として前方の前記作業テーブル上に設けられるファンユニットと、
    該ファンユニットの上方に設けられる天井吸込み口と、
    を備え、
    前記ファンユニットは、前記化学物質の発生源に対向するように設けられる吸込み口と、前記天井吸込み口に対向するように設けられる吹出し口と、を有し、前記天井吹出し口から鉛直下向きに吹き出された空気は、前記作業テーブルの作業者側の端部から前記吸込み口に向かって前記作業テーブルに沿うように流れる過程で前記化学物質を回収した後、前記ファンユニットにより前記吹出し口から鉛直上向きに吹き出され、前記天井吹出し口を介して室外に排出されることを特徴とする化学物質排出システム。
  2. 前記天井吹出し口の前記天井吸込み口側端部に垂れ壁が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の化学物質排出システム。
  3. 前記天井吹出し口に整流格子が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の化学物質排出システム。
  4. 前記天井吸込み口の周囲にフードが設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1の請求項に記載の化学物質排出システム。
  5. 前記フード内に傾斜姿勢のパネルが設けられ、該パネルに前記天井吸込み口が設けられていることを特徴とする請求項4に記載の化学物質排出システム。
  6. 前記作業テーブル上に前記ファンユニットの吸込み口に連通するようにチャンバーボックスが設けられ、該チャンバーボックスの上面に前記化学物質の発生源が載置され、該チャンバーボックスの上面には前記化学物質の発生源の近傍に吸込み口が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1の請求項に記載の化学物質排出システム。
  7. 前記天井吸込み口から排出された空気中から前記化学物質を除去する化学物質除去装置を備え、該化学物質除去装置により前記化学物質を除去された空気が前記天井吹出し口から室内に吹き出されて循環するように構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1の請求項に記載の化学物質排出システム。
  8. 前記ファンユニットは前記作業者側の端部の反対側の端部に設けられ、前記作業テーブルは前記反対側の端部と室内の壁との間を作業者が通行不能となる程度に該壁に近接して配置されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1の請求項に記載の化学物質排出システム。
  9. 前記作業テーブルは少なくとも異なる2方向の端部と室内の壁との間を作業者が通行可能となる程度に配置され、前記前記天井吹出し口は前記作業テーブルの少なくとも異なる2方向の端部の上方に設けられていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1の請求項に記載の化学物質排出システム。
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