JP2014024580A - 鏡餅飾り - Google Patents
鏡餅飾り Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014024580A JP2014024580A JP2012166541A JP2012166541A JP2014024580A JP 2014024580 A JP2014024580 A JP 2014024580A JP 2012166541 A JP2012166541 A JP 2012166541A JP 2012166541 A JP2012166541 A JP 2012166541A JP 2014024580 A JP2014024580 A JP 2014024580A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- mirror
- bowl
- cake
- edible
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)
- Packages (AREA)
Abstract
【解決手段】容器一体型の食用餅が充填される鏡餅容器の内面がアンダーカットのない形状となっており、且つ、鏡餅容器の天井部を底面側に向かって押圧して前記食用餅を前記開口部から取り出す際に、下段側の餅の部分から上段側の餅の部分の順に段階的に食用餅が容器内面から離れるように、下段側の餅の肩の部分が水平となっているか或いは水平線に対して20度以下の角度で下方に傾斜させたことにより、取出し時において容器内面との摩擦が各段に分割される。その結果、餅を取り出すのに要する力(摩擦に対向する力)を分割によって軽減することができ、食用餅を容易に取り出すことが可能となる。
【選択図】図2
Description
(1)餅を上下方向に重ねてなる鏡餅を模した外形を呈し、食用餅取出し用の開口部が底面側に形成されている鏡餅容器と、前記鏡餅容器内に充填された容器一体型の食用餅と、を有する鏡餅飾りであって、前記鏡餅容器の内面がアンダーカットのない形状となっており、且つ、前記鏡餅容器の天井部を底面側に向かって押圧して前記食用餅を前記開口部から取り出す際に、下段側の餅の部分から上段側の餅の部分の順に段階的に食用餅が容器内面から離れるように、下段側の餅の肩の部分が水平となっているか或いは水平線に対して20度以下の角度で下方に傾斜していることを特徴とする鏡餅飾り。
(2)前記肩の部分から容器底面に至る側壁面が垂直となっているか或いは垂直線に対して20度以下の角度で外方側に向けて傾斜していることを特徴とする。
(3)上段側の餅の側面の部分には、少なくとも下段側の餅の上端の部分にまで延びる空気導入用の突起又は溝が形成されていることを特徴とする。
(4)前記空気導入用の突起又は溝は、下段側の餅に向かうにつれて幅が小さくなるように形成されていることを特徴とする。
(5)前記空気導入用の突起又は溝は、上段側の餅の周方向に沿って旋回するように形成されていることを特徴とする。
(6)上段側の餅の側面の部分には、食用餅が充填された際に空気溜まりを形成する機能性突起が形成されていることを特徴とする。
(7)前記機能性突起は、前記天井部に載置される象形体を囲う保護カバーの凹部と係合して前記保護カバーを留める係止部を兼ねることを特徴とする。
図1は、本発明の第1実施形態に従う鏡餅飾り1の外観斜視図である。図1に示すように、鏡餅飾り1は、上下に餅を重ねてなる鏡餅を模した鏡餅容器2を備えている。鏡餅容器2の天井部には、例えば橙を模した象形体3が載置され、さらに象形体3を保持するための透明性の保護カバー31が上段の餅の部分に嵌合して着脱可能に設けられている。上段の餅と下段の餅との境の部分には、例えば伸縮性を有する環状の紐32が巻き掛けられており、紐32によって水引33が鏡餅容器2の前面位置に取り付けられている。象形体3や水引33の形状は限定されることなく変形が可能である。また、装飾物が橙や水引に限定されることもなく、他の縁起物に代えることも可能である。
まず、好ましくは装飾物をすべて外した後、底面開口部21を封止しているラップ等の封止部材を外す。そして、両手で鏡餅容器2を持ち、フランジ部22の下面側を人差し指や中指などで押えた状態で、親指で鏡餅容器2の天井部を押圧する。本実施形態の鏡餅容器2においては、図3に模式的に示すような力点−作用点−支点が作用し、作用点となっている下段の餅2bの肩の部分が変形し易い設計となっている。さらに、容器内面にアンダーカットのない形状であるため、結果として図4(a)に模式的に示すように、下段の餅2bの部分が離型し易く、肩の部分が変形した分、食用餅Mが鏡餅容器2から排出される。従って、押圧力は下段の餅2bの部分の摩擦に対向する力で足りる。さらに継続して天井部の押圧をすることによって、上段の餅2aの部分が離型する。この場合も、既に下段の餅2bの部分が離型しているので、押圧力は、上段の餅2aの部分の摩擦に対向する力で足りる。すなわち、摩擦が各段の餅に分割される。
続いて、本発明の第2実施形態に従う鏡餅飾り1について説明する。
本実施形態の鏡餅飾り1は、鏡餅容器2に空気導入用の突起又は溝を設けたことを除けば、第1実施形態の鏡餅容器2と同様の構成である。従って、空気導入用の突起又は溝について詳しく説明する一方で、第1実施形態の鏡餅容器2と同じ構成については同じ符号を付すことによって詳しい説明を省略する。
図7(a)に示すように、空気導入用の突起24は、上段の餅2aの周方向に沿って旋回するように形成することもできる。一例として、長さを25mm、幅を3mm、水平線に対する傾斜角を10度に設定することができる。この場合も、空気導入用の突起24は、少なくとも下段の餅2bの上端にまで延びるように形成する。さらに、旋回方向を揃えた空気導入用の突起24を、上段の餅2aの周方向に間隔をあけて複数形成することが好ましく、例えば90度間隔に均等配置することが更に好ましい。このような突起24を設けても、図7(b)に示すように、下段の餅2bの部分が離型して肩の部分が変形してときに、自然と空気が上段の餅2aの部分に導入される。さらに、周方向に旋回させた形状としたことによって突起24自体に強度をもたせることができ、肩の部分が変形した際に潰れてしまうのを防止する。特に、旋回方向を揃えた空気導入用の突起24を、周方向に間隔をあけて複数形成した場合、容器天井部を押圧した際にねじれの作用が働き、食用餅Mの離型を促進できる利点がある。なお、空気導入用の突起23(24)に代えて、或いは突起23(24)と共に、内側に凹んだ空気導入用の溝を形成してもよい。
続いて、本発明の第3実施形態に従う鏡餅飾りについて説明する。
本実施形態の鏡餅飾りは、食用餅が充填された際に空気溜まりを形成する機能性突起を設けたことを除けば、第1実施形態の鏡餅容器と同様の構成である。従って、機能性突起について詳しく説明する一方で、第1実施形態の鏡餅容器と同じ構成については同じ符号を付すことによって詳しい説明を省略する。
2 鏡餅容器
21 底面開口部
22 フランジ部
23 空気導入用の突起
24 空気導入用の突起
25 機能性突起
Claims (7)
- 餅を上下方向に重ねてなる鏡餅を模した外形を呈し、食用餅取出し用の開口部が底面側に形成されている鏡餅容器と、前記鏡餅容器内に充填された容器一体型の食用餅と、を有する鏡餅飾りであって、
前記鏡餅容器の内面がアンダーカットのない形状となっており、且つ、
前記鏡餅容器の天井部を底面側に向かって押圧して前記食用餅を前記開口部から取り出す際に、下段側の餅の部分から上段側の餅の部分の順に段階的に食用餅が容器内面から離れるように、下段側の餅の肩の部分が水平となっているか或いは水平線に対して20度以下の角度で下方に傾斜していることを特徴とする鏡餅飾り。 - 前記肩の部分から容器底面に至る側壁面が垂直となっているか或いは垂直線に対して20度以下の角度で外方側に向けて裾拡がりに傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の鏡餅飾り。
- 上段側の餅の側面の部分には、少なくとも下段側の餅の上端の部分にまで延びる空気導入用の突起又は溝が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の鏡餅飾り。
- 前記空気導入用の突起又は溝は、下段側の餅に向かうにつれて幅が小さくなるように形成されていることを特徴とする請求項3に記載の鏡餅飾り。
- 前記空気導入用の突起又は溝は、上段側の餅の周方向に沿って旋回するように形成されていることを特徴とする請求項3に記載の鏡餅飾り。
- 上段側の餅の側面の部分には、食用餅が充填された際に空気溜まりを形成する機能性突起が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の鏡餅飾り。
- 前記機能性突起は、前記天井部に載置される象形体を囲う保護カバーの凹部と係合して前記保護カバーを留める係止部を兼ねることを特徴とする請求項6に記載の鏡餅飾り。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012166541A JP6188119B2 (ja) | 2012-07-27 | 2012-07-27 | 鏡餅飾り |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012166541A JP6188119B2 (ja) | 2012-07-27 | 2012-07-27 | 鏡餅飾り |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014024580A true JP2014024580A (ja) | 2014-02-06 |
JP6188119B2 JP6188119B2 (ja) | 2017-08-30 |
Family
ID=50198622
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012166541A Active JP6188119B2 (ja) | 2012-07-27 | 2012-07-27 | 鏡餅飾り |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6188119B2 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5843752A (ja) * | 1981-09-10 | 1983-03-14 | Tajimahatsutarou Shoten:Kk | 包装鏡餅の製造方法 |
JPH0678290U (ja) * | 1993-04-14 | 1994-11-04 | 有限会社ナカイ | 鏡餅型のお供え容器 |
JP2000000070A (ja) * | 1998-06-17 | 2000-01-07 | Marushin Shokuhin Kk | 鏡もちおよび鏡もち用容器 |
US20060024492A1 (en) * | 2004-08-02 | 2006-02-02 | Ecolab Inc. | Packaging for solid product release |
JP2006296347A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Echigo Seika Co Ltd | 飾り鏡餅 |
US20080011767A1 (en) * | 2006-07-14 | 2008-01-17 | Ecolab Inc. | Solid product packaging |
JP2010058805A (ja) * | 2008-09-02 | 2010-03-18 | Marushin Shokuhin Kk | 鏡餅容器 |
-
2012
- 2012-07-27 JP JP2012166541A patent/JP6188119B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5843752A (ja) * | 1981-09-10 | 1983-03-14 | Tajimahatsutarou Shoten:Kk | 包装鏡餅の製造方法 |
JPH0678290U (ja) * | 1993-04-14 | 1994-11-04 | 有限会社ナカイ | 鏡餅型のお供え容器 |
JP2000000070A (ja) * | 1998-06-17 | 2000-01-07 | Marushin Shokuhin Kk | 鏡もちおよび鏡もち用容器 |
US20060024492A1 (en) * | 2004-08-02 | 2006-02-02 | Ecolab Inc. | Packaging for solid product release |
JP2006296347A (ja) * | 2005-04-22 | 2006-11-02 | Echigo Seika Co Ltd | 飾り鏡餅 |
US20080011767A1 (en) * | 2006-07-14 | 2008-01-17 | Ecolab Inc. | Solid product packaging |
JP2010058805A (ja) * | 2008-09-02 | 2010-03-18 | Marushin Shokuhin Kk | 鏡餅容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6188119B2 (ja) | 2017-08-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2009500252A (ja) | 食品製品用の包装 | |
AU2011300987B2 (en) | A cotton pad dispenser and a method for its production | |
TWI537186B (zh) | 射出成型封蓋 | |
TWI545062B (zh) | 射出成型封蓋 | |
USD674537S1 (en) | Set of oral tobacco articles | |
TW201704107A (zh) | 射出成型封蓋 | |
JP6188119B2 (ja) | 鏡餅飾り | |
GB2506855A (en) | Spherical cosmetics container | |
JP2006296347A (ja) | 飾り鏡餅 | |
JP5442089B1 (ja) | 食品用容器 | |
JP3204925U (ja) | 回転開封容器 | |
CN204737207U (zh) | 一种包装盒 | |
KR101326136B1 (ko) | 이물질의 끼이지 않도록 이중사출로 성형된 밀폐용기 | |
JPH11301717A (ja) | 蓋付成形容器 | |
EP3366174B1 (en) | Display packaging for pans and the like | |
JP6091101B2 (ja) | 鏡餅容器 | |
JP2018100123A (ja) | 鏡餅飾り保護キャップおよび鏡餅形パック・セット | |
JP6430423B2 (ja) | 押し寿司及びその包装容器 | |
USD714151S1 (en) | Container for package | |
CN210902476U (zh) | 一种杯盖及包含其的杯子 | |
JP4847920B2 (ja) | 飾り鏡餅 | |
JP2022076848A (ja) | 鏡餅型装飾具 | |
CN201808716U (zh) | 一种塑料玩具胶囊 | |
JP2009102059A (ja) | 食品用容器 | |
KR20190018873A (ko) | 성형틀 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20140922 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150715 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160527 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160607 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160803 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170117 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170315 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170711 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170728 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6188119 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |