JP2014023105A - 音響装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 聴取エリアにおいては音圧を十分に維持し、非聴取エリアにおいては音圧を急峻に減少させることが可能な音響装置を提供する。
【解決手段】 実施形態の音響装置は、超音波帯の周波数を有する搬送波信号に対して、音響信号を用いて振幅変調して第1信号を得る振幅変調部と、前記第1信号の位相を制御して、互いの位相が略逆位相の第2信号及び第3信号を得る位相制御部と、前記第2信号に応じて、所定の第1制御点に向けて第1音波を放射する第1パラメトリックスピーカと、音波を受ける面が凹状の第1湾曲反射面を有し、前記第1湾曲反射面で反射する前記音波の集束点を前記第1制御点に有する第1反射部と、前記第3信号に応じて、前記第1湾曲反射面に向けて第2音波を放射する第2パラメトリックスピーカとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、超指向性を有する音響装置に関する。
パラメトリックスピーカを利用した超指向性を有する音響装置では、聴取者が音を聴取する聴取エリアと音を聴取しない非聴取エリアを分離するために様々な手法が提案されている。例えば、音の伝搬方向に聴取エリアと非聴取エリアを分離することが望まれている。これについては、放射する音波が同一の音圧分布特性を有する2個のパラメトリックスピーカを用いて、それぞれのパラメトリックスピーカからの音波を干渉させることで、非聴取エリアにおける音圧を相殺する方法がある。
しかしながら、上記の方法では、非聴取エリアだけでなく聴取エリアにおいても音圧の相殺量が大きくなることで、聴取エリアにおいて干渉した合成音の音圧を十分に維持することが難しい。
特開平8−149592号公報
聴取エリアにおいては音圧を十分に維持し、非聴取エリアにおいては音圧を急峻に減少させることが可能な音響装置を提供する。
実施形態の音響装置は、超音波帯の周波数を有する搬送波信号に対して、音響信号を用いて振幅変調して第1信号を得る振幅変調部と、前記第1信号の位相を制御して、互いの位相が略逆位相の第2信号及び第3信号を得る位相制御部と、前記第2信号に応じて、所定の第1制御点に向けて第1音波を放射する第1パラメトリックスピーカと、音波を受ける面が凹状の第1湾曲反射面を有し、前記第1湾曲反射面で反射する前記音波の集束点を前記第1制御点に有する第1反射部と、前記第3信号に応じて、前記第1湾曲反射面に向けて第2音波を放射する第2パラメトリックスピーカとを備える。
第1の実施形態に係る音響装置の構成図。 第1の実施形態に係る第1パラメトリックスピーカの可聴エリアを説明する図。 第1の実施形態に係る第2音波の集束点位置を説明する図。 第1の実施形態に係る第1パラメトリックスピーカ及び第2パラメトリックスピーカの設置位置を説明する図。 第1の実施形態に係る音響装置の作用を説明する図。 第2の実施形態に係る音響装置の構成図。 第2の実施形態に係る第2音波の集束点位置を説明する図。 第3の実施形態に係る音響装置の構成図。 第3の実施形態に係る第2音波及び第3音波の集束点位置を説明する図。 第3の実施形態に係る音響装置の作用を説明する図。 第4の実施形態に係る音響装置の構成図。 パラメトリックスピーカを説明する図。
以下、発明を実施するための実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る音響装置100の構成図である。本実施形態の音響装置100は、例えば電子広告や展示場等における音声ガイダンスのために用いることができる。このような音声ガイダンスを、例えば一部の聴取者のみに伝えることが好ましい状況では、視聴エリアを制限することが好ましい。すなわち、図12に示すように一般的なスピーカでは照射する音波が広がり、音声ガイダンスは周囲にいる全ての聴取者に伝わる。そこで、音響装置100では、指向性を有する音波を照射するパラメトリックスピーカを用いる。これにより、音声ガイダンスを一部の聴取者のみに伝えることが可能になる。
また、本実施形態の音響装置100では、音圧分布特性の異なる音波を干渉させることで、音声ガイダンスが到達する距離を制御することができる。このとき、聴取者に対して音声ガイダンスを聴かせたいエリアを聴取エリアと呼ぶ。また、聴取者に対して音声ガイダンスを聴かせたくないエリアを非聴取エリアと呼ぶ。
図1の音響装置100は、音声ガイダンス等の音響信号を振幅変調部30に対して供給する供給部10と、超音波帯の周波数を有する搬送波信号を生成する生成部20を備えている。また、振幅変調部30は、供給部10が供給する音響信号を用いて、生成部20が生成する搬送波信号に対して振幅変調する。位相制御部40は、振幅変調部30が振幅変調した第1振幅変調信号の位相を制御して、互いの位相が略逆位相の第2振幅変調信号及び第3振幅変調信号を得る。また、増幅部50は、第2振幅変調信号及び第3振幅変調信号を増幅する。
第1パラメトリックスピーカ60は、増幅部50が増幅した第2振幅変調信号に応じて、事前に定める所定の制御点に向けて第1音波を放射する。また、第2パラメトリックスピーカ70は、増幅部50が増幅した第3振幅変調信号に応じて第2音波を放射する。反射部80は、第2パラメトリックスピーカ70が放射する第2音波を反射して、第2音波を所定の制御点に集束する。
第1パラメトリックスピーカ60が放射する第1音波及び第2パラメトリックスピーカ70が放射する第2音波は、空気中を伝搬するとともに波形歪みが発生し、音響信号と同じ可聴音が復調される。ここで、第1音波より復調された可聴音を第1可聴音と呼び、第2音波より復調された可聴音を第2可聴音と呼ぶ。
すなわち、図1の音響装置100では、聴取者は第1パラメトリックスピーカ60が放射する第1音波より復調された第1可聴音と、第2パラメトリックスピーカ70が放射して反射部80が反射する第2音波より復調された第2可聴音との合成音を音声ガイダンスとして聴取することができる。このとき、第1可聴音と第2可聴音の音圧分布の特性を異ならせ、第1可聴音と第2可聴音を干渉させることで合成音の音圧分布を制御する。これにより、聴取者が合成音を聴取可能な範囲を制御することができる。
ここでは、聴取エリアと非聴取エリアの境界として、第1パラメトリックスピーカ60から見て第1方向の所定の位置に制御点を予め定めることで、この制御点における第1可聴音の音圧分布を急峻に減少させる。一旦制御点で減少した音圧はそれ以降も低い音圧に保たれることが確かめられている。すなわち、本実施形態では、この現象を利用することで、聴取エリアと非聴取エリアの分離をはかるものである。
以下、図1の音響装置100の構成について詳細に説明する。
供給部10は、ソースとなる音響信号を取得し、取得した音響信号を振幅変調部30に対して供給する。供給部10が音響信号を取得する方法としては様々なバリエーションが考えられる。例えば、予めマイクロフォンにより音声等を録音することで音響信号を取得することができる。また、例えば、TV、オーディオ機器或いはAV機器などのような、地上放送又は衛星放送等により、音響信号を含むコンテンツ(例えば、音響信号のみを含むコンテンツ、動画像や静止画像を伴う音響信号を含むコンテンツ、それらに更に他の関連情報を含むコンテンツなど)(以下、単にコンテンツと呼ぶ)を取得することができる。また、インターネット又はイントラネット若しくはホームネット等のネットワークを介してコンテンツを取得してもよいし、CD、DVD、または内臓のディスク装置等の記録媒体に格納されたコンテンツを読み込むことで取得してもよい。
生成部20は、超音波帯の周波数を有する搬送波信号を生成する。なお、ここでの超音波帯の周波数とは、少なくともヒトが聴取不可能な周波数であることが必要であるため、例えば20kHz以上の周波数と定義する。
振幅変調部30は、供給部10から音響信号を、生成部20から搬送波信号を得る。振幅変調部30は、音響信号を用いて、搬送信号に対して振幅変調を行うことで、搬送波信号が振幅変調された第1振幅変調信号を得る。ここでは、次式で表される信号S(t)を生成する。
Figure 2014023105
一例として、ここでは音響信号に正弦波を選ぶこととするとs(t)は次のように表せる。
Figure 2014023105
なお、振幅変調信号を得る手段としては上記以外にもいくつかの方式が考えられる。例えば、SSB方式、MDSB方式、VSB方式などパラメトリックスピーカの音質改善が期待できる手法を適用することも可能である。振幅変調部30は、この第1振幅変調信号を位相制御部40に対して供給する。
位相制御部40は、振幅変調部30から第1振幅変調信号を得る。位相制御部40は、第1振幅変調信号の位相を制御して、2つの信号が可聴エリア内で重なり合う際の位相が互いに逆位相の(または逆位相に近い)第2振幅変調信号及び第3振幅変調信号を得る。このようにして得られる第2振幅変調信号と第3振幅変調信号の位相差は180°であることが好ましいが、制御点における合成音の音圧が予め定める所定の閾値(例えば、最小可聴値:2×10-5 Pa)以下に納まる範囲の誤差であれば許容し得る。このとき、位相制御部40は、例えば第2振幅変調信号の位相を第1振幅変調信号の位相と同一とし、第3振幅変調信号の位相を第1振幅変調信号の位相から180°変化させることができる。位相制御部40は、第2振幅変調信号及び第3振幅変調信号を増幅部50に対して供給する。
増幅部50は、第2振幅変調信号及び第3振幅変調信号を得る。増幅部50は、第2振幅変調信号及び第3振幅変調信号の振幅を増幅することで、第2振幅変調信号の振幅が増幅された第4振幅変調信号及び第3振幅変調信号の振幅が増幅された第5振幅変調信号を得る。増幅部50は、第4振幅変調信号を第1パラメトリックスピーカ60に対して、第5振幅変調信号を第2パラメトリックスピーカ70に対して供給する。
なお、増幅部50は、空気の非線形現象が生ずる程度の強度(例えば、振幅:120 dB以上)をもつ音波を、パラメトリックスピーカから放射できるレベルまで、振幅変調信号を増幅する。また、好ましくは制御点における第1可聴音の音圧と第2可聴音の音圧が等しくなるように第2振幅変調信号及び第3振幅変調信号を増幅する。
第1パラメトリックスピーカ60は、第4振幅変調信号を得て、この第4振幅変調信号に応じて制御点に向けて第1音波を放射する。第1パラメトリックスピーカ60は第1面積を持つ例えば円形の放射面を有しており、第1音波はこの放射面から放射される。第1パラメトリックスピーカ60が放射する第1音波は、復調され第1可聴音となった後、第1パラメトリックスピーカ60の放射面に水平な複数の断面を考えた際に各断面の中で第1可聴音の音圧が最大となる点を結ぶ軸(指向軸)Aを有する。ここでは、指向軸Aは放射面の中心を通る法線と一致する。また、ここでは、事前に定められる制御点が指向軸A上に位置するように配置される。したがって、第1パラメトリックスピーカ60は、指向軸Aの一方向である方向X1に位置する制御点に向けて第1音波を放射する。
このとき、図2に示すように、第1パラメトリックスピーカ60は、水平面内において指向軸Aを中心として、互いの成す角度が半値角θである2本の軸B、Cで囲まれる領域(可聴エリア)を生成する。聴取者はこの可聴エリア内で聴取をすることが好ましい。なお、半値角とは、軸上における音圧が指向軸Aにおける音圧の1/2に減衰する2本の軸の成す角度である。このとき、方向X1及び半値角θは、例えば予め定められる聴取者の聴取位置に基づいて事前に設定することができる。
第2パラメトリックスピーカ70は、第5振幅変調信号を得て、この第5振幅変調信号に応じて第2音波を放射する。第2パラメトリックスピーカ70は第2面積を持つ例えば円形の放射面を有しており、第2音波はこの放射面から放射される。なお、ここでは第2面積は第1パラメトリックスピーカ60の第1面積と等しいものとする。第2パラメトリックスピーカ70が放射する第2音波は、復調され第2可聴音となった後、第2パラメトリックスピーカ70の放射面に水平な複数の断面を考えた際に各断面の中で第2可聴音の音圧が最大となる点を結ぶ軸(指向軸)Dを有する。ここでは、指向軸Dは放射面の中心を通る法線と一致する。
第2パラメトリックスピーカ70は、指向軸Dを第1パラメトリックスピーカ60の指向軸Aと一致させて、かつ放射面を指向軸A及びDにおいて方向X1と逆の方向X2に向けて配置される。したがって、第2パラメトリックスピーカ70は、方向X2に向けて第2音波を放射する。なお、以下の説明では、指向軸A及び指向軸Dを合わせて指向軸とする。
反射部80は、第2パラメトリックスピーカ70の放射面に対向して設けられ、この放射面に向けて凹状の反射面を有する湾曲部材である。また、反射面で受けた音波を反射する際の音波の集束点が制御点に一致するように設けられる。反射部80は、第2パラメトリックスピーカ70が放射した第2音波を反射面で反射する。図3に示すように、反射部80の反射面で反射された第2音波(第2可聴音)は集束点に集束されることで、この集束点、すなわち制御点において第2可聴音の音圧分布は点状の最大のピークを持つ。反射部80の材質としては、超音波を反射する材料であればよく、例えば金属を用いることができる。
本実施形態では、反射部80の反射面として、楕円をその長軸周りに回転させることで得られる回転楕円面を採用し、その二次曲線としての性質を利用することで集束点位置を設定する。この場合、2つの焦点を有する楕円の、一方の焦点から放射された音波は反射されることで、他方の焦点に集束される性質を利用する。
そこで、反射部80の回転楕円面の2つの焦点のうち反射部80からの距離が近い第1焦点に第2パラメトリックスピーカ70が位置し、かつ反射部80からの距離が遠い第2焦点が制御点に一致するように反射部80を設ける。すなわち、第2焦点(制御点)と集束点を一致させる。これにより、第2可聴音の音圧分布は可聴エリア内の第2焦点(制御点)において最大のピークを持つ。
なお、図4に示すように、第1パラメトリックスピーカ60と第2パラメトリックスピーカ70の設置位置により、第1可聴音と第2可聴音との間には行路差が生じることになる。したがって、位相制御部40は、この行路差を加味することで、第1パラメトリックスピーカ60、第2パラメトリックスピーカ70、反射部80の位置関係に応じた第2振幅変調信号及び第3振幅変調信号を得る。
第1可聴音と第2可聴音の行路差により生じる、第1可聴音と第2可聴音の時間位相差Δt1[s]は次式で表される。
Figure 2014023105
例えば、第1可聴音と第2可聴音の角度位相差を180°とする場合、第1可聴音と第2可聴音には、(式3)で表される行路差により生じるΔt1に、角度位相差を180°変化させるためのΔt2を加えた次式により表される時間位相差Δtを与える。ここで、fsは第1音響信号の周波数である。
Figure 2014023105
以下、図5を参照しながら、音響装置100の作用について説明する。
図5は、指向軸上における第1可聴音及び第2可聴音の音圧分布を示す図である。なお、図5の横軸である距離rは、第1パラメトリックスピーカ60の位置を原点として、指向軸上での第1可聴音が伝搬する方向への距離を示す。
図5に示すように、第1可聴音は、伝搬とともに音圧が増加し、距離r1において音圧が最大となる。そして、距離r1以降は音圧が徐々に減少する。また、第2可聴音は、制御点である距離r2において音圧が最大となり、制御点を中心に山型の音圧分布となる。すなわち、制御点から離れるに従い、第2可聴音の音圧は第1可聴音の音圧の減少に比べて急峻に減少する。このように、反射部80が第2音波を反射することで、この第2音波より復調された第2可聴音の音圧分布は、反射されない場合の音圧分布に比べて特性が変化することになる。したがって、第1可聴音と第2可聴音の音圧分布は特性が異なる。ここでは、この音圧分布の特性が異なる2つの可聴音を可聴エリア内で干渉させることで、可聴エリア内において第1パラメトリックスピーカ60を基準として制御点より近くの領域では音圧を十分に維持し、かつ制御点においては音圧を急峻に減少させることができる。前述したように第1可聴音の音圧は、一旦急峻に減少するとそれ以降には低い音圧に保たれることが確かめられており、制御点より遠くの領域では音圧を十分に低減させることができる。すなわち、制御点を境界にして聴取エリアと非聴取エリアを分離することができる。以下、詳細に説明する。
第1可聴音と第2可聴音の位相差は180°(または180°に近い)であるため、第1可聴音と第2可聴音を干渉させることで第1可聴音の音圧が相殺される。図5に示すように、距離r2の手前(r<r2)までは、第1可聴音の音圧と第2可聴音の音圧との差が大きい。この結果、第1可聴音の音圧が支配的となり、合成音の音圧はほぼ第1可聴音の音圧と等しくなる。距離r2以降(r≧r2)では、第2可聴音が最大の音圧となるため、第1可聴音の音圧と第2可聴音の音圧との差が小さい。この結果、距離r2において、合成音の音圧は急峻に減少する。すなわち、第2可聴音の音圧が距離r2において最大となる山型の音圧分布を有するために、第1可聴音の音圧が相殺された場合でも、距離r2の手前までは音圧を十分に維持し、距離r2以降は音圧を急峻に減少させることができる。このとき、距離r2の手前までの領域が、聴取者が聴取するための聴取エリア、距離r2以降が、聴取者が聴取しない非聴取エリアとなる。
本実施形態の音響装置100によれば、聴取エリアにおいては音圧を十分に維持することができ、非聴取エリアにおいては音圧を急峻に減少させることができる。このとき、回転楕円面を用いることで、集束点(制御点)における第2音波の集束効率を向上させることができ、集束点(制御点)における合成音の音圧をより低減させることができる。これにより、聴取エリアと非聴取エリアを明確に分離することが可能となる。
なお、本実施形態では、第1パラメトリックスピーカ60の指向軸Aと第2パラメトリックスピーカ70の指向軸Dを一致させることを例に説明を行ったが、指向軸Aと指向軸Dは必ずしも一致させる必要はなく、第2音波(第2可聴音)の集束点が第1パラメトリックスピーカ60の可聴エリア内の制御点に一致するように第1パラメトリックスピーカ60と第2パラメトリックスピーカ70を設ければよい。
(変形例)
本変形例では、反射部80の反射面として、放物線をその対称軸周りに回転させることで得られる回転放物面を採用し、その二次曲線としての性質を利用することで集束点位置を設定する。この場合、放物線から見て、放物線の焦点よりも近い位置から放射された音波は反射されることで拡散し、焦点よりも遠い位置から放射された音波は所定の範囲内に集束する性質を利用する。ここでは、第2可聴音の音圧分布が最大のピークとなる位置を集束点とする。
この場合、例えば第2パラメトリックスピーカ70と反射部80の位置と集束点の位置との関係を、事前の実験やシミュレーション等により予め調べておくことができる。このように事前に調べられた関係に基づいて、集束点が制御点に一致するように反射部80を設ける。これにより、第2可聴音の音圧分布は可聴エリア内の集束点(制御点)において最大のピークを持つ。
(第2の実施形態)
図6は、第2の実施形態に係る音響装置200の構成図である。
図6の音響装置200は、指向軸に沿って、第2パラメトリックスピーカ70を第1パラメトリックスピーカ60と反射部80との間で移動させる可動部90を備える。可動部90としては、例えば直線移動機構等の公知の技術を用いることができるので詳細な説明を省略する。また、反射部80の反射面としては回転放物面を用いる。
音響装置200では、可動部90が、第2パラメトリックスピーカ70を指向軸に沿って移動させることで、図7に示すように第2音波(第2可聴音)の集束点を指向軸に沿って移動させることができる。すなわち、第2パラメトリックスピーカ70を反射部80に近づけると、第2音波(第2可聴音)の集束点は指向軸に沿って反射部80から遠ざかる方向に移動する。また、第2パラメトリックスピーカ70を反射部から遠ざけると、第2音波(第2可聴音)の集束点は指向軸に沿って反射部80に近づく方向に移動する。
これにより、第2音波(第2可聴音)の集束点、すなわち合成音の音圧が急峻に減少する位置を指向軸に沿って移動させることができ、聴取エリアと非聴取エリアの境の距離を制御することが可能となる。すなわち、言い換えると聴取エリアの範囲を制御することができる。
(第3の実施形態)
図8は、第3の実施形態に係る音響装置300の構成図である。
図8の音響装置300では、位相制御部40は、第2振幅変調信号及び第3振幅変調信号に加え、2つの信号が重なり合う際に第2振幅変調信号の位相に対して略逆位相となる第6振幅変調信号を得る。また、増幅部50は、第6振幅変調信号を得て、第6振幅変調信号の振幅を増幅することで、第6振幅変調信号の振幅が増幅された第7振幅変調信号を得る。
第2パラメトリックスピーカ70は、図8中のz軸において第1パラメトリックスピーカ60の指向軸Aと第2パラメトリックスピーカ70の指向軸Dが角度−θ1で交わるように設けられる。ここでのθ1は図8中のz軸まわりのR方向に回転する角度を正と定義される。
第3パラメトリックスピーカ75は、第7振幅変調信号を得て、この第7振幅変調信号に応じて第3音波を放射する。第3パラメトリックスピーカ75は第3面積を持つ例えば円形の放射面を有しており、第3音波はこの放射面から放射される。なお、ここでは第3面積は第2パラメトリックスピーカ70の第2面積と等しいものとする。第3パラメトリックスピーカ75が放射する第3音波は、復調され第3可聴音となった後、第3パラメトリックスピーカ75の放射面に水平な複数の断面を考えた際に各断面の中で第3可聴音の音圧が最大となる点を結ぶ軸(指向軸)Eを有する。ここでは、指向軸Eは放射面の中心を通る法線と一致する。
また、第3パラメトリックスピーカ75は、図8中のz軸において第1パラメトリックスピーカ60の指向軸Aと第3パラメトリックスピーカ75の指向軸Eが角度θ2で交わるように設けられる。ここでのθ2は図8中のz軸まわりのR方向に回転する角度を正と定義される。なお、本実施形態では、θ2=θ1とする。
反射部80は、第2音波(第2可聴音)の集束点及び第3音波(第3可聴音)の集束点、すなわち第2可聴音及び第3可聴音の音圧の最大のピークが第1パラメトリックスピーカ60の可聴エリア内に含まれるように反射する。これには、例えば2つの制御点を事前に定めておき、第2音波(第2可聴音)及び第3音波(第3可聴音)の集束点が2つの制御点に一致するように反射部80を設ける。ここでは反射部80を1つとして説明しているが、2つの反射部80を用いることができる。
このとき、図9に示すように、第2音波(第2可聴音)の集束点L1及び第3音波(第3可聴音)の集束点L2は、第1パラメトリックスピーカ60の指向軸Aに対して垂直な方向であるy軸方向にそれぞれずれることになる。
図10は、集束点L1及びL2の指向軸方向の距離r2における第1可聴音、第2可聴音及び第3可聴音の合成音のy軸方向の音圧分布である。図10に示すように、第1可聴音と位相差が180°(または180°に近い)の第2可聴音及び第3可聴音が第1可聴音と合成されることで、y軸方向に沿って第1可聴音の音圧が相殺される。
これにより、合成音の音圧が急峻に減少する領域、すなわち非聴取エリアの範囲をy軸方向に拡大することが可能となる。したがって、y軸方向においても聴取エリアと非聴取エリアを明確に分離することができる。
なお、本実施形態では、第2パラメトリックスピーカ70と第3パラメトリックスピーカ75の2つのスピーカを用いることを例に説明を行ったが、指向軸が異なる方向を向くさらに複数のスピーカを用いることができる。
また、第2パラメトリックスピーカ70と第3パラメトリックスピーカ75を平面内で配置する例を説明したが、さらに複数のパラメトリックスピーカを用いる場合には、空間内で、すなわち、図8に示すz軸方向に設けることもできる。
また、図1の音響装置100において、第2パラメトリックスピーカ70の放射面の第2面積を第1パラメトリックスピーカ60の放射面の第1面積よりも大きくすることもできる。これにより、第2音波(第2可聴音)の集束点をy軸方向に拡大させることで、複数のスピーカを設けることと同様に、非聴取エリアの範囲をy軸方向に拡大することができる。
(第4の実施形態)
図11は、第4の実施形態に係る音響装置400の構成図である。
図11の音響装置400では、第2パラメトリックスピーカ70及び第3パラメトリックスピーカ75が、指向軸D及び指向軸Eを第1パラメトリックスピーカ60の指向軸Aに対してy軸方向にずらして、かつ指向軸D及び指向軸Eを指向軸Aと平行にして設けられる。ここでは、図11中のy軸方向の距離L3の位置に第2パラメトリックスピーカ70を設ける。また、距離−L3の位置に第3パラメトリックスピーカ75を設ける。
このとき、反射部85の反射面として、軸外し放物面を用いる。これにより、第1パラメトリックスピーカ60と第2パラメトリックスピーカ70及び第3パラメトリックスピーカ75の指向軸が一致しない場合でも、反射部85は、第2音波(第2可聴音)の集束点及び第3音波(第3可聴音)の集束点、すなわち第2可聴音及び第3可聴音の音圧の最大のピークが第1パラメトリックスピーカ60の可聴エリア内に含まれるように反射することができる。
本実施形態の音響装置400によれば、第1パラメトリックスピーカ60の指向軸に対して第2パラメトリックスピーカ70及び第3パラメトリックスピーカ75の指向軸をy軸方向にずらすために、反射部85が反射した後復調される第2可聴音及び第3可聴音が第1パラメトリックスピーカ60に妨げられることで音圧のピークが低減することを防ぐことができる。したがって、非聴取エリアにおいて合成音の音圧をさらに減少させることが可能となる。なお、反射部85の反射面としては、軸外し楕円面を用いることもできる。
以上説明した少なくとも1つの実施形態の音響装置によれば、聴取エリアにおいては音圧を十分に維持し、非聴取エリアにおいては音圧を急峻に減少させることが可能となる。
これら実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、様々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同時に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10・・・供給部
20・・・生成部
30・・・振幅変調部
40・・・位相制御部
50・・・増幅部
60・・・第1パラメトリックスピーカ
70・・・第2パラメトリックスピーカ
75・・・第3パラメトリックスピーカ
80、85・・・反射部
90・・・可動部
100、200、300、400・・・音響装置

Claims (9)

  1. 超音波帯の周波数を有する搬送波信号に対して、音響信号を用いて振幅変調して第1信号を得る振幅変調部と、
    前記第1信号の位相を制御して、互いの位相が略逆位相の第2信号及び第3信号を得る位相制御部と、
    前記第2信号に応じて、所定の第1制御点に向けて第1音波を放射する第1パラメトリックスピーカと、
    音波を受ける面が凹状の第1湾曲反射面を有し、前記第1湾曲反射面で反射する前記音波の集束点を前記第1制御点に有する第1反射部と、
    前記第3信号に応じて、前記第1湾曲反射面に向けて第2音波を放射する第2パラメトリックスピーカと、
    を備える音響装置。
  2. 前記第1反射部は、第1焦点と、前記第1制御点の位置に第2焦点とを有する回転楕円面を前記第1湾曲反射面として有し、
    前記第2パラメトリックスピーカは、前記第1焦点の位置に設けられる請求項1に記載の音響装置。
  3. 前記第1反射部は、第1焦点を有する回転放物面を前記第1湾曲反射面として有し、
    前記第2パラメトリックスピーカは、前記第1反射部を基準として前記第1焦点よりも遠くの位置に設けられる請求項1に記載の音響装置。
  4. 前記第2信号及び前記第3信号を増幅する増幅部を備える請求項1乃至3いずれか1項に記載の音響装置。
  5. 前記第2パラメトリックスピーカは、前記第2音波を放射する方向に軸を有し、前記回転放物面の対称軸と前記軸を一致させて設けられ、
    前記軸方向に前記第2パラメトリックスピーカを移動させる可動部をさらに備える請求項3に記載の音響装置。
  6. 前記位相制御部は、前記第1信号の位相を制御して、前記第2信号の位相に対して略逆位相の第4信号をさらに得て、
    前記第1パラメトリックスピーカは、さらに所定の第2制御点に向けて前記第1音波を放射し、
    音波を受ける面が凹状の第2湾曲反射面を有し、前記第2湾曲反射面で反射する前記音波の集束点を前記第2制御点に有する第2反射部と、
    前記第4信号に応じて、前記第2湾曲反射面に向けて第3音波を放射する第3パラメトリックスピーカをさらに備える請求項1に記載の音響装置。
  7. 前記増幅部は、前記第4信号を増幅する請求項6に記載の音響装置。
  8. 前記超音波帯の周波数とは、20kHz以上の周波数である請求項1乃至7いずれか1項に記載の音響装置。
  9. 前記第1信号の位相と、前記第2信号の位相または前記第3信号の位相のいずれか一方とが等しい請求項1乃至8いずれか1項に記載の音響装置。
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