JP2014022949A - 車両用情報提供装置、および車両用情報提供システム - Google Patents
車両用情報提供装置、および車両用情報提供システム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】 運転者と同乗者とのコミュニケーションをより適切に活性化する。
【解決手段】 端末装置2が、車両Cの現在位置および進行方向に基づいて、車両Cの進行方向前方の地点に関する情報(POI情報)をコンテンツの少なくとも一部として提示する。それゆえ、例えば、同乗者がコンテンツを見ている場合には、運転者の見ているものと同乗者の見ているものとを共通化できる。これにより、提示された情報を話題として、運転者と同乗者とのコミュニケーションをより適切に活性化できる。
【選択図】図1
【解決手段】 端末装置2が、車両Cの現在位置および進行方向に基づいて、車両Cの進行方向前方の地点に関する情報(POI情報)をコンテンツの少なくとも一部として提示する。それゆえ、例えば、同乗者がコンテンツを見ている場合には、運転者の見ているものと同乗者の見ているものとを共通化できる。これにより、提示された情報を話題として、運転者と同乗者とのコミュニケーションをより適切に活性化できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、車両用情報提供装置、および車両用情報提供システムに関する。
従来、この種の技術としては、例えば、特許文献1に記載の従来技術がある。
この従来技術では、車両の運転席側と後部座席側とにモニタを備え、後部座席側のモニタが映画を再生するとともに、再生している映画に関連する情報を運転席側のモニタに提供する。これにより、この従来技術では、再生している映画を話題として、運転者と後部座席の乗員とのコミュニケーションを活性化するようになっている。
この従来技術では、車両の運転席側と後部座席側とにモニタを備え、後部座席側のモニタが映画を再生するとともに、再生している映画に関連する情報を運転席側のモニタに提供する。これにより、この従来技術では、再生している映画を話題として、運転者と後部座席の乗員とのコミュニケーションを活性化するようになっている。
しかしながら、上記従来技術では、後部座席側のモニタに映画を再生するようになっている。そのため、上記従来技術では、後部座席側の乗員の興味が映画の鑑賞に向いてしまい、運転者と後部座席の乗員とのコミュニケーションが乏しくなる可能性があった。
本発明は、上記のような点に着目し、運転者と同乗者とのコミュニケーションをより適切に活性化可能とすることを目的とする。
本発明は、上記のような点に着目し、運転者と同乗者とのコミュニケーションをより適切に活性化可能とすることを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様では、車両の現在位置および車両の進行方向に基づいて、車両の進行方向前方の地点に関する情報を表示部に表示するコンテンツの少なくとも一部として提示する。
本発明の一態様では、例えば、同乗者がコンテンツを見ている場合には、運転者の見ているものと同乗者の見ているものとを共通化できる。これにより、提示された情報を話題として、運転者と同乗者とのコミュニケーションをより適切に活性化できる。
次に、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態は、本発明を、運転者と同乗者とのコミュニケーションを活性化するための車両用情報提供システムSに適用したものである。
(構成)
図1は、車両用情報提供システムSの概略構成を示す図である。
図1に示すように、車両用情報提供システムSは、車両Cが搭載する車載装置1、および車両Cの同乗者が視認可能な表示部14に情報を提示する端末装置2を備える。車載装置1と端末装置2とは、通信路3を介して情報の送受信を行う。
本実施形態は、本発明を、運転者と同乗者とのコミュニケーションを活性化するための車両用情報提供システムSに適用したものである。
(構成)
図1は、車両用情報提供システムSの概略構成を示す図である。
図1に示すように、車両用情報提供システムSは、車両Cが搭載する車載装置1、および車両Cの同乗者が視認可能な表示部14に情報を提示する端末装置2を備える。車載装置1と端末装置2とは、通信路3を介して情報の送受信を行う。
(車載装置1の構成)
図1に示すように、車載装置1は、車速検出部4、ナビゲーション装置5、および車両制御装置6を備える。
車速検出部4は、車両Cの車速を検出する。そして、車速検出部4は、検出結果(車速)の情報を車両制御装置6に出力する。
ナビゲーション装置5は、現在位置検出部7、進行方向検出部8、目的地設定部9、およびルート案内部10を備える。
図1に示すように、車載装置1は、車速検出部4、ナビゲーション装置5、および車両制御装置6を備える。
車速検出部4は、車両Cの車速を検出する。そして、車速検出部4は、検出結果(車速)の情報を車両制御装置6に出力する。
ナビゲーション装置5は、現在位置検出部7、進行方向検出部8、目的地設定部9、およびルート案内部10を備える。
現在位置検出部7は、車両Cの現在位置を検出する。そして、現在位置検出部7は、検出結果(現在位置)の情報を車両制御装置6およびルート案内部10に出力する。
進行方向検出部8は、車両Cの進行方向を検出する。そして、進行方向検出部8は、検出結果(進行方向)の情報を車両制御装置6およびルート案内部10に出力する。
目的地設定部9は、運転者の操作に応じて目的地を設定する。そして、目的地設定部9は、設定結果(目的地)の情報をルート案内部10に出力する。また、目的地設定部9は、端末装置2から目的地を設定(変更)させる制御指令を受信すると、受信した制御指令に従って、制御指令が指定する地点を目的地として設定(変更)する。
進行方向検出部8は、車両Cの進行方向を検出する。そして、進行方向検出部8は、検出結果(進行方向)の情報を車両制御装置6およびルート案内部10に出力する。
目的地設定部9は、運転者の操作に応じて目的地を設定する。そして、目的地設定部9は、設定結果(目的地)の情報をルート案内部10に出力する。また、目的地設定部9は、端末装置2から目的地を設定(変更)させる制御指令を受信すると、受信した制御指令に従って、制御指令が指定する地点を目的地として設定(変更)する。
ルート案内部10は、現在位置検出部7が出力した情報(現在位置)に基づき、目的地設定部9が設定した目的地までの案内ルートを探索する。そして、ルート案内部10は、現在位置検出部7および進行方向検出部8が出力した情報(現在位置、進行方向)に基づき、探索した案内ルートに沿って車両Cを案内するための案内情報を運転者に提示する。
車両制御装置6は、車速検出部4およびナビゲーション装置5が出力した情報(以下、車両状態情報とも呼ぶ)を端末装置2に送信する。
車両制御装置6は、車速検出部4およびナビゲーション装置5が出力した情報(以下、車両状態情報とも呼ぶ)を端末装置2に送信する。
(端末装置2の構成)
端末装置2は、POI情報記憶部11、地図情報記憶部12、タッチパネル13、表示部14、および演算部15を備える。端末装置2としては、例えば、スマートフォンやゲーム機、車両Cに搭載された車載情報端末等がある。
端末装置2は、POI情報記憶部11、地図情報記憶部12、タッチパネル13、表示部14、および演算部15を備える。端末装置2としては、例えば、スマートフォンやゲーム機、車両Cに搭載された車載情報端末等がある。
POI情報記憶部11は、車両Cが走行する地域に予め設定されている設定地点のPOI(Point Of Interest)情報を記憶している。設定地点としては、例えば、遊園地、水族館等の施設や、都市、地域等のエリアがある。また、設置点のそれぞれには、有名度(有名度高、有名度中、有名度低)が設定されている。また、POI情報としては、例えば、設定地点の緯度経度(位置)、POI詳細情報、およびクーポン詳細情報等を含む情報がある。POI詳細情報としては、例えば、設定地点に存在する施設やエリアの説明文、画像等がある。クーポン詳細情報としては、例えば、設定地点に存在する施設やエリアで使用可能なクーポンの情報、クーポンの情報を取得するためにゲーム内で撃破する敵機の画像がある。なお、クーポン詳細情報は、POI情報に含まれていない場合もある。
地図情報記憶部12は、車両Cが走行する地域の地図情報および地図情報に応じた道路や街並みの画像を記憶している。地図情報としては、例えば、リンクやノードがある。
タッチパネル13は、表示部14の表示画面に形成されている。タッチパネル13は、端末装置2の利用者(以下、単に端末利用者とも呼ぶ)がタッチした表示画面上の位置を検出する。そして、タッチパネル13は、検出結果を演算部15に出力する。
タッチパネル13は、表示部14の表示画面に形成されている。タッチパネル13は、端末装置2の利用者(以下、単に端末利用者とも呼ぶ)がタッチした表示画面上の位置を検出する。そして、タッチパネル13は、検出結果を演算部15に出力する。
図2は、表示部14の表示内容を表す図である。
表示部14は、演算部15から制御指令を取得すると、取得した制御指令に従って、図2に示すように、演算部15が実行する後述するゲーム処理が実現するシミュレーションゲーム(コンテンツ)の映像およびPOI情報等を表示画面に表示(提示)する。
演算部15は、A/D(Analog to Digital)変換回路、D/A(Digital to Analog)変換回路、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)等から構成した集積回路を備える。ROMは、1または2以上のプログラムを記憶している。CPUは、ROMが記憶しているプログラムに基づいて各種処理を実現し、コンテンツ提供部15a、およびパラメータ設定部15bを実現する。
表示部14は、演算部15から制御指令を取得すると、取得した制御指令に従って、図2に示すように、演算部15が実行する後述するゲーム処理が実現するシミュレーションゲーム(コンテンツ)の映像およびPOI情報等を表示画面に表示(提示)する。
演算部15は、A/D(Analog to Digital)変換回路、D/A(Digital to Analog)変換回路、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)等から構成した集積回路を備える。ROMは、1または2以上のプログラムを記憶している。CPUは、ROMが記憶しているプログラムに基づいて各種処理を実現し、コンテンツ提供部15a、およびパラメータ設定部15bを実現する。
コンテンツ提供部15aは、車載装置1が送信した車両状態情報、およびタッチパネル13が出力した情報に基づき、シューティングゲーム、つまり、弾丸等を自機から発射して敵機を破壊するゲームを実現するためのゲーム処理を実行する。ゲーム処理では、コンテンツ提供部15aは、シューティングゲームの画像(例えば、自機画像、敵機画像、背景画像)を表示させる制御指令を表示部14に出力する。具体的には、コンテンツ提供部15aは、タッチパネル13が出力した情報、つまり、端末利用者のタッチ操作に基づいて自機の動作を演算し、演算結果に基づいて自機画像を生成する。また、コンテンツ提供部15aは、自機の動作に基づいて敵機画像の動作を演算し、演算結果に基づいて敵機画像を生成する。また、コンテンツ提供部15aは、パラメータ設定部15bが設定するパラメータ(以下、情報取得範囲とも呼ぶ)および車両状態情報に基づき、地図情報記憶部12が記憶している地図情報のうちから、情報取得囲内の各地点の地図情報を取得する。続いて、コンテンツ提供部15aは、取得した地図情報に基づき、該地図情報に応じた道路や街並みの画像をシューティングゲームの背景画像として表示させる制御信号を表示部14に出力する。背景画像としては、例えば、車両Cの現在位置の設定距離(例えば、20m)上方の位置から、車両Cの進行方向を見下ろした状態の画像がある。また、コンテンツ提供部15aは、POI情報記憶部11が記憶しているPOI情報のうちから、情報取得範囲内の設定地点のPOI情報を取得する。続いて、コンテンツ提供部15aは、取得したPOI情報のうちの設定地点の緯度経度および画像に基づき、シューティングゲームの背景画像内の該緯度経度に対応する位置に該画像を表示させる制御信号を表示部14に出力する。これにより、表示部14が、情報取得範囲内の地図情報に応じた道路や街並みの画像およびPOI情報をシューティングゲームの背景画像として提示する。そして、表示部14が、車両状態情報に応じてシューティングゲームの背景画像を順次変更する。
パラメータ設定部15bは、車載装置1が送信した車両状態情報を受信する。そして、パラメータ設定部15bは、受信した情報に基づいて、情報取得範囲を設定するパラメータ変更処理を実行する。パラメータ変更処理の詳細については後述する。
なお、本実施形態では、端末装置2(コンテンツ提供部15a、パラメータ設定部15b)が、車載装置1から車両状態情報(車両Cの現在位置、車両Cの進行方向)を取得する例を示したが、他の構成を採用することもできる。例えば、端末装置2が、現在位置検出部7および進行方向検出部8を備える構成を採用してもよい。
なお、本実施形態では、端末装置2(コンテンツ提供部15a、パラメータ設定部15b)が、車載装置1から車両状態情報(車両Cの現在位置、車両Cの進行方向)を取得する例を示したが、他の構成を採用することもできる。例えば、端末装置2が、現在位置検出部7および進行方向検出部8を備える構成を採用してもよい。
(演算処理)
次に、パラメータ設定部15bが実行するパラメータ変更処理について説明する。パラメータ変更処理は、パラメータ設定部15bが車両状態情報を受信するたびに実行する。
図3は、パラメータ変更処理を表すフローチャートである。
図3に示すように、ステップS101では、パラメータ設定部15bは、車両Cが停車しているか否かを判定する。具体的には、パラメータ設定部15bは、車両状態情報(車速)に基づいて、車両Cの車速が0km/hであるか否かを判定する。そして、パラメータ設定部15bは、0km/hであると判定した場合には(Yes)車両Cが停車していると判定し、ステップS105に移行する。一方、パラメータ設定部15bは、0km/h以外であると判定した場合には(No)車両Cが停車していないと判定し、ステップS102に移行する。
次に、パラメータ設定部15bが実行するパラメータ変更処理について説明する。パラメータ変更処理は、パラメータ設定部15bが車両状態情報を受信するたびに実行する。
図3は、パラメータ変更処理を表すフローチャートである。
図3に示すように、ステップS101では、パラメータ設定部15bは、車両Cが停車しているか否かを判定する。具体的には、パラメータ設定部15bは、車両状態情報(車速)に基づいて、車両Cの車速が0km/hであるか否かを判定する。そして、パラメータ設定部15bは、0km/hであると判定した場合には(Yes)車両Cが停車していると判定し、ステップS105に移行する。一方、パラメータ設定部15bは、0km/h以外であると判定した場合には(No)車両Cが停車していないと判定し、ステップS102に移行する。
前記ステップS102では、パラメータ設定部15bは、車両Cが高速走行を行っているか否かを判定する。具体的には、パラメータ設定部15bは、車両状態情報(車速)に基づいて、車両Cの車速が設定車速(例えば、100km/h)以上であるか否かを判定する。そして、パラメータ設定部15bは、設定車速(100km/h)未満であると判定した場合には(No)車両Cが高速走行を行っていないと判定し、ステップS103に移行する。一方、パラメータ設定部15bは、設定車速(100km/h)以上であると判定した場合には(Yes)車両Cが高速走行を行っていると判定し、ステップS105に移行する。
図4は、進行方向側近傍範囲を説明するための図である。
前記ステップS103では、パラメータ設定部15bは、図4に示すように、車両状態情報に基づき、進行方向側近傍範囲を情報取得範囲として設定した後、ステップS106に移行する。進行方向側近傍範囲としては、例えば、車両Cの現在位置を基準として車両Cの進行方向側の道路近傍の範囲で、且つ車両Cが現在走行中の道路近傍の範囲がある。道路近傍の範囲としては、例えば、車両Cから設定距離(例えば、100m)以内の範囲がある。すなわち、パラメータ設定部15bは、運転者の視界に入っている範囲を情報生得範囲とする。これにより、コンテンツ提供部15aが、設定した情報取得範囲および車両状態情報に基づき、地図情報記憶部12が記憶している地図情報のうちから、進行方向側近傍範囲内の各地点の地図情報を取得する。続いて、コンテンツ提供部15aが、取得した地図情報に基づき、該地図情報に応じた道路や街並みの画像をシューティングゲームの背景画像として表示させる制御信号を表示部14に出力する。また、コンテンツ提供部15aが、POI情報記憶部11が記憶しているPOI情報のうちから、進行方向側近傍範囲内の設定地点のPOI情報を取得する。続いて、コンテンツ提供部15aが、取得したPOI情報のうちの設定地点の緯度経度および画像に基づき、シューティングゲームの背景画像内の該緯度経度に対応する位置に該画像を表示させる制御信号を表示部14に出力する。そして、表示部14が、進行方向側近傍範囲内の地図情報に応じた道路や街並みの画像およびPOI情報をシューティングゲームの背景画像として提示する。
前記ステップS103では、パラメータ設定部15bは、図4に示すように、車両状態情報に基づき、進行方向側近傍範囲を情報取得範囲として設定した後、ステップS106に移行する。進行方向側近傍範囲としては、例えば、車両Cの現在位置を基準として車両Cの進行方向側の道路近傍の範囲で、且つ車両Cが現在走行中の道路近傍の範囲がある。道路近傍の範囲としては、例えば、車両Cから設定距離(例えば、100m)以内の範囲がある。すなわち、パラメータ設定部15bは、運転者の視界に入っている範囲を情報生得範囲とする。これにより、コンテンツ提供部15aが、設定した情報取得範囲および車両状態情報に基づき、地図情報記憶部12が記憶している地図情報のうちから、進行方向側近傍範囲内の各地点の地図情報を取得する。続いて、コンテンツ提供部15aが、取得した地図情報に基づき、該地図情報に応じた道路や街並みの画像をシューティングゲームの背景画像として表示させる制御信号を表示部14に出力する。また、コンテンツ提供部15aが、POI情報記憶部11が記憶しているPOI情報のうちから、進行方向側近傍範囲内の設定地点のPOI情報を取得する。続いて、コンテンツ提供部15aが、取得したPOI情報のうちの設定地点の緯度経度および画像に基づき、シューティングゲームの背景画像内の該緯度経度に対応する位置に該画像を表示させる制御信号を表示部14に出力する。そして、表示部14が、進行方向側近傍範囲内の地図情報に応じた道路や街並みの画像およびPOI情報をシューティングゲームの背景画像として提示する。
このように、本実施形態では、車両Cの現在位置および進行方向に基づいて、車両Cの進行方向前方の地点および設定地点に関する情報(地図情報、POI情報)をコンテンツの少なくとも一部(シューティングゲームの背景画像)として提示する。それゆえ、例えば、同乗者がシューティングゲームをプレイしている場合には、運転者の見ている施設やエリア等の設定地点と同乗者の見ている背景画像(地図画情報、POI情報)とを共通化できる。そのため、提示された地図情報、POI情報を話題として、運転者と同乗者とのコミュニケーションをより適切に活性化できる。
なお、本実施形態では、地図情報に応じた道路や街並みの画像をシューティングゲームの背景画像として表示する例を示したが、他の構成を採用することもできる。例えば、車両Cの前方を撮影するカメラを備え、カメラが撮影した映像、つまり、車両Cの進行方向の映像を背景画像として表示する構成としてもよい。また、例えば、現在時刻に応じて提示する背景画像およびPOI情報を変更する構成としてもよい。
また、コンテンツ提供部15aは、取得したPOI情報のうちにクーポン詳細情報が含まれている場合には、クーポン詳細情報から敵機の画像を取得する。そして、コンテンツ提供部15aは、取得した画像をシューティングゲームの敵機画像として表示させる制御信号を表示部14に出力する。これにより、表示部14が、シューティングゲームの敵機画像としてPOI情報(敵機の画像)を表示する。シューティングゲームでは、敵機を撃墜することで自機がクーポン詳細情報を取得できる。
図5は、進行方向側遠方範囲を説明するための図である。
一方、前記ステップS104では、パラメータ設定部15bは、図5に示すように、車両状態情報に基づき、進行方向側遠方範囲を情報取得範囲として設定した後、前記ステップS106に移行する。進行方向側遠方範囲としては、例えば、車両Cの現在位置を基準として車両Cの進行方向側の範囲で、且つ進行方向側近傍範囲よりも車両C遠方側の範囲がある。すなわち、パラメータ設定部15bは、運転者の視界に将来入るであろう範囲を情報生得範囲とする。これにより、コンテンツ提供部15aが、設定した情報取得範囲および車両状態情報に基づき、地図情報記憶部12が記憶している地図情報のうちから、進行方向側遠方範囲内の各地点の地図情報を取得する。続いて、コンテンツ提供部15aが、取得した地図情報に基づき、該地図情報に応じた道路や街並みの画像をシューティングゲームの背景画像として表示させる制御信号を表示部14に出力する。また、コンテンツ提供部15aが、POI情報記憶部11が記憶しているPOI情報のうちから、進行方向側遠方範囲内で、且つ設定されている有名度が設定度合い(有名度高)より高い設定地点のPOI情報を取得する。続いて、コンテンツ提供部15aが、取得したPOI情報のうちの設定地点の緯度経度および画像に基づき、シューティングゲームの背景画像内の該緯度経度に対応する位置に該画像を表示させる制御信号を表示部14に出力する。そして、表示部14が、進行方向側遠方範囲内の地図情報に応じた道路や街並みの画像およびPOI情報をシューティングゲームの背景画像として提示する。
一方、前記ステップS104では、パラメータ設定部15bは、図5に示すように、車両状態情報に基づき、進行方向側遠方範囲を情報取得範囲として設定した後、前記ステップS106に移行する。進行方向側遠方範囲としては、例えば、車両Cの現在位置を基準として車両Cの進行方向側の範囲で、且つ進行方向側近傍範囲よりも車両C遠方側の範囲がある。すなわち、パラメータ設定部15bは、運転者の視界に将来入るであろう範囲を情報生得範囲とする。これにより、コンテンツ提供部15aが、設定した情報取得範囲および車両状態情報に基づき、地図情報記憶部12が記憶している地図情報のうちから、進行方向側遠方範囲内の各地点の地図情報を取得する。続いて、コンテンツ提供部15aが、取得した地図情報に基づき、該地図情報に応じた道路や街並みの画像をシューティングゲームの背景画像として表示させる制御信号を表示部14に出力する。また、コンテンツ提供部15aが、POI情報記憶部11が記憶しているPOI情報のうちから、進行方向側遠方範囲内で、且つ設定されている有名度が設定度合い(有名度高)より高い設定地点のPOI情報を取得する。続いて、コンテンツ提供部15aが、取得したPOI情報のうちの設定地点の緯度経度および画像に基づき、シューティングゲームの背景画像内の該緯度経度に対応する位置に該画像を表示させる制御信号を表示部14に出力する。そして、表示部14が、進行方向側遠方範囲内の地図情報に応じた道路や街並みの画像およびPOI情報をシューティングゲームの背景画像として提示する。
このように、本実施形態では、車速が設定車速(100km/h)以上である場合には、車両Cの現在位置および進行方向に基づいて、設定したPOI情報をコンテンツの少なくとも一部(シューティングゲームの背景画像)として提示する。提示するPOI情報としては、例えば、車両Cから該車両Cの進行方向前方に設定距離(100m)以上離れており且つ設定されている有名度が設定度合い(有名度高)以上である設定地点に関する情報(POI情報)を設定する。それゆえ、例えば、高速道路を走行中、車両Cの遠方に存在する有名エリア等に運転者が興味を持つようになった場合に、車両Cの遠方に存在する有名エリア等の設定地点に関する情報を同乗者に提示できる。それゆえ、提示された情報を話題として、運転者と同乗者とのコミュニケーションをより適切に活性化できる。
なお、本実施形態では、車両Cから該車両Cの進行方向前方に設定距離以上離れており且つ有名度が有名度高以上である設定地点に関する情報(POI情報)をコンテンツの少なくとも一部として提示する例を示したが、他の構成を採用することもできる。例えば、車速が設定車速(100km/h)以上である場合には、車両Cの現在位置および進行方向に基づいて、車両Cの進行方向前方の設定地点を含む地域に関する情報のPOI情報をコンテンツの少なくとも一部として表示する構成としてもよい。地域に関する情報としては、例えば、横浜、鎌倉、湘南等の地域の名称、該地域の説明文がある。この場合、例えば、高速道路を走行中、地域の名称等の大きな括りの情報に運転者が興味を持つようになった場合に、大きな括りの情報を同乗者に提示できる。
また、コンテンツ提供部15aは、取得したPOI情報のうちにクーポン詳細情報が含まれている場合には、クーポン詳細情報から敵機の画像を取得する。そして、コンテンツ提供部15aは、取得した画像をシューティングゲームの敵機画像として表示させる制御信号を表示部14に出力する。これにより、表示部14が、シューティングゲームの敵機画像としてPOI情報(敵機の画像)を表示する。
図6は、車両周辺範囲を説明するための図である。
一方、前記ステップS105では、パラメータ設定部15bは、図6に示すように、車両状態情報に基づき、車両周辺範囲を情報取得範囲として設定した後、前記ステップS106に移行する。車両周辺範囲としては、例えば、車両Cを中心とする円形状の範囲で、且つ車両Cから設定距離(例えば、50m)以内の範囲がある。これにより、コンテンツ提供部15aが、設定した情報取得範囲および車両状態情報に基づき、地図情報記憶部12が記憶している地図情報のうちから、車両周辺範囲内の各地点の地図情報を取得する。続いて、コンテンツ提供部15aが、取得した地図情報に基づき、該地図情報に応じた道路や街並みの画像をシューティングゲームの背景画像として表示させる制御信号を表示部14に出力する。また、コンテンツ提供部15aが、POI情報記憶部11が記憶しているPOI情報のうちから、車両周辺範囲内の設定地点のPOI情報を取得する。続いて、コンテンツ提供部15aが、取得したPOI情報のうちの設定地点の緯度経度および画像に基づき、シューティングゲームの背景画像内の該緯度経度に対応する位置に該画像を表示させる制御信号を表示部14に出力する。そして、表示部14が、車両周辺範囲内の地図情報に応じた道路や街並みの画像およびPOI情報をシューティングゲームの背景画像として提示する。
一方、前記ステップS105では、パラメータ設定部15bは、図6に示すように、車両状態情報に基づき、車両周辺範囲を情報取得範囲として設定した後、前記ステップS106に移行する。車両周辺範囲としては、例えば、車両Cを中心とする円形状の範囲で、且つ車両Cから設定距離(例えば、50m)以内の範囲がある。これにより、コンテンツ提供部15aが、設定した情報取得範囲および車両状態情報に基づき、地図情報記憶部12が記憶している地図情報のうちから、車両周辺範囲内の各地点の地図情報を取得する。続いて、コンテンツ提供部15aが、取得した地図情報に基づき、該地図情報に応じた道路や街並みの画像をシューティングゲームの背景画像として表示させる制御信号を表示部14に出力する。また、コンテンツ提供部15aが、POI情報記憶部11が記憶しているPOI情報のうちから、車両周辺範囲内の設定地点のPOI情報を取得する。続いて、コンテンツ提供部15aが、取得したPOI情報のうちの設定地点の緯度経度および画像に基づき、シューティングゲームの背景画像内の該緯度経度に対応する位置に該画像を表示させる制御信号を表示部14に出力する。そして、表示部14が、車両周辺範囲内の地図情報に応じた道路や街並みの画像およびPOI情報をシューティングゲームの背景画像として提示する。
このように、本実施形態では、車両Cが停車していると判定した場合には、車両Cの現在位置に基づいて、車両Cの周囲の設定地点に関する情報(POI情報)をコンテンツの少なくとも一部(シューティングゲームの背景画像)として提示する。それゆえ、例えば、運転者が車両Cを停車し、停車した車両Cの周囲に存在する施設等に運転者が興味を持つようになった場合に、車両Cの周囲に存在する施設等の設定地点に関する情報(POI情報)を同乗者に提示できる。それゆえ、提示された情報を話題として、運転者と同乗者とのコミュニケーションをより適切に活性化できる。
また、コンテンツ提供部15aは、取得したPOI情報のうちにクーポン詳細情報が含まれている場合には、クーポン詳細情報から敵機の画像を取得する。そして、コンテンツ提供部15aは、取得した画像をシューティングゲームの敵機画像として表示させる制御信号を表示部14に出力する。これにより、表示部14が、シューティングゲームの敵機画像としてPOI情報(敵機の画像)を表示する。
前記ステップS106では、パラメータ設定部15bは、タッチパネル13が出力した情報に基づき、表示部14の表示画面におけるPOI情報(設置地点の画像)の表示位置を端末利用者がタッチしたか否かを判定する。そして、パラメータ設定部15bは、POI情報の表示位置を端末利用者がタッチしたと判定した場合には(Yes)ステップS107に移行する。一方、パラメータ設定部15bは、POI情報の表示位置を端末利用者がタッチしていないと判定した場合には(Yes)ステップS110に移行する。
前記ステップS107では、パラメータ設定部15bは、端末利用者がタッチしたPOI情報(設置地点の画像)に対応するPOI詳細情報(説明文)をシューティングゲームの背景画像に重ねて表示させる制御信号を表示部14に出力する。また、パラメータ設定部15bは、表示中のPOI詳細情報に対応する設定地点(施設、エリア)を案内ルートの目的地とするか否かの判断を促すメッセージを制御信号を表示部14に出力する。これにより、表示部14が、シューティングゲームの背景画像に重ねてPOI詳細情報を表示する。また、表示部14が、表示中のPOI詳細情報に対応する設定地点を案内ルートの目的地とするか否かの判断を促すメッセージを表示する。なお、コンテンツ提供部15aは、POI詳細情報を表示している間は、敵機の攻撃および出現を禁止する。
続いてステップS108に移行して、パラメータ設定部15bは、タッチパネル13が出力した情報に基づき、表示部14の表示画面におけるPOI詳細情報(説明文)の表示位置を端末利用者がタッチしたか否かを判定する。そして、パラメータ設定部15bは、POI詳細情報の表示位置を端末利用者がタッチしたと判定した場合には(Yes)ステップS109に移行する。一方、パラメータ設定部15bは、POI情報の表示位置を端末利用者がタッチしていないと判定した場合には(Yes)この演算処理を終了する。
前記ステップS109では、パラメータ設定部15bは、端末利用者がタッチしたPOI詳細情報に対応する設定地点(施設、エリア)を案内ルートの目的地として設定させる制御指令をナビゲーション装置5に送信した後、この演算処理を終了する。これにより、ナビゲーション装置5は、POI詳細情報に対応する設定地点を目的地として案内ルートを生成し、生成した案内ルートに沿って車両Cを走行させる案内情報を提供する。
一方、前記ステップS110では、パラメータ設定部15bは、シューティングゲーム内でクーポン詳細情報を取得したか否かを判定する。具体的には、パラメータ設定部15bは、端末利用者が操作する自機がクーポンに対応する形状の敵機を撃破したか否かを判定する。そして、パラメータ設定部15bは、該敵機を撃破したと判定した場合には(Yes)クーポン詳細情報を取得したと判定し、ステップS109に移行する。一方、パラメータ設定部15bは、該敵機を撃破していないと判定した場合には(No)クーポン詳細情報を取得していないと判定し、ステップS110に移行する。
前記ステップS111では、パラメータ設定部15bは、取得したクーポン詳細情報に対応する設定地点(クーポンを使用可能な施設、エリア)を案内ルートの目的地とするか否かの判断を促すメッセージ(以下、判断メッセージとも呼ぶ)を制御信号を表示部14に出力する。これにより、表示部14が、判断メッセージを表示する。
続いてステップS112に移行して、パラメータ設定部15bは、タッチパネル13が出力した情報に基づき、表示部14の表示画面における判断メッセージの表示位置を端末利用者がタッチしたか否かを判定する。そして、パラメータ設定部15bは、判断メッセージの表示位置を端末利用者がタッチしたと判定した場合には(Yes)ステップS113に移行する。一方、パラメータ設定部15bは、判断メッセージの表示位置を端末利用者がタッチしていないと判定した場合には(Yes)この演算処理を終了する。
続いてステップS112に移行して、パラメータ設定部15bは、タッチパネル13が出力した情報に基づき、表示部14の表示画面における判断メッセージの表示位置を端末利用者がタッチしたか否かを判定する。そして、パラメータ設定部15bは、判断メッセージの表示位置を端末利用者がタッチしたと判定した場合には(Yes)ステップS113に移行する。一方、パラメータ設定部15bは、判断メッセージの表示位置を端末利用者がタッチしていないと判定した場合には(Yes)この演算処理を終了する。
前記ステップS113は、パラメータ設定部15bは、端末利用者がタッチした判断メッセージに対応する設定地点(施設、エリア)を案内ルートの目的地として設定させる制御指令をナビゲーション装置5に送信した後、この演算処理を終了する。これにより、ナビゲーション装置5は、判断メッセージに対応する設定地点を目的地として案内ルートを生成し、生成した案内ルートに沿って車両Cを走行させる案内情報を提供する。
本実施形態では、図1のパラメータ設定部15bが位置取得部、方向取得部、車速取得部および情報受信部を構成する。以下同様に、図1の端末装置2が車両情報提供装置を構成する。さらに、図1のコンテンツ提供部15aおよびパラメータ設定部15b、図3のステップS103、S104、S105が情報提示部を構成する。また、図1のパラメータ設定部15b、図3のステップS101が停車判定部を構成する。さらに、図1の端末装置2が車両用情報提供装置を構成する。また、図1の現在位置検出部7が位置検出部を構成する。さらに、図1の進行方向検出部8が方向検出部を構成する。また、図1の車両制御装置6が情報送信部を構成する。
(動作その他)
次に、車両用情報提供システムSの動作について説明する。
まず、車両C走行中、同乗者が端末装置2でシューティングゲームをプレイしていたとする。すると、車両Cの車載装置1が、車速検出部4およびナビゲーション装置5が出力した車両状態情報(車速、車両Cの現在位置、車両Cの進行方向)を端末装置2に送信する。続いて、端末装置2が、車両制御装置6が送信した車両状態情報を受信する。ここで、車両Cが40km/hで走行していたとする。すると、端末装置2が、受信した車両状態情報(車速)に基づき、車両Cが停車しておらず且つ高速走行を行っていないと判定する(図3のステップS101「No」、S102「No」)。続いて、端末装置2が、車両状態情報(車速、車両Cの現在位置、車両Cの進行方向)に基づき、進行方向側近傍範囲を情報取得範囲として設定する(図3のステップS103)。これにより、端末装置2が、設定した情報取得範囲および車両状態情報に基づき、地図情報記憶部12が記憶している地図情報のうちから、進行方向側近傍範囲内の各地点の地図情報を取得する。続いて、端末装置2が、取得した地図情報に基づき、該地図情報に応じた道路や街並みの画像をシューティングゲームの背景画像として表示させる制御信号を表示部14に出力する。また、端末装置2が、POI情報記憶部11が記憶しているPOI情報のうちから、進行方向側近傍範囲内の設定地点のPOI情報を取得する。続いて、端末装置2が、取得したPOI情報のうちの設定地点の緯度経度および画像に基づき、シューティングゲームの背景画像内の該緯度経度に対応する位置に該画像を表示させる制御信号を表示部14に出力する。そして、表示部14が、進行方向側近傍範囲内の地図情報に応じた道路や街並みの画像およびPOI情報をシューティングゲームの背景画像として提示する。
次に、車両用情報提供システムSの動作について説明する。
まず、車両C走行中、同乗者が端末装置2でシューティングゲームをプレイしていたとする。すると、車両Cの車載装置1が、車速検出部4およびナビゲーション装置5が出力した車両状態情報(車速、車両Cの現在位置、車両Cの進行方向)を端末装置2に送信する。続いて、端末装置2が、車両制御装置6が送信した車両状態情報を受信する。ここで、車両Cが40km/hで走行していたとする。すると、端末装置2が、受信した車両状態情報(車速)に基づき、車両Cが停車しておらず且つ高速走行を行っていないと判定する(図3のステップS101「No」、S102「No」)。続いて、端末装置2が、車両状態情報(車速、車両Cの現在位置、車両Cの進行方向)に基づき、進行方向側近傍範囲を情報取得範囲として設定する(図3のステップS103)。これにより、端末装置2が、設定した情報取得範囲および車両状態情報に基づき、地図情報記憶部12が記憶している地図情報のうちから、進行方向側近傍範囲内の各地点の地図情報を取得する。続いて、端末装置2が、取得した地図情報に基づき、該地図情報に応じた道路や街並みの画像をシューティングゲームの背景画像として表示させる制御信号を表示部14に出力する。また、端末装置2が、POI情報記憶部11が記憶しているPOI情報のうちから、進行方向側近傍範囲内の設定地点のPOI情報を取得する。続いて、端末装置2が、取得したPOI情報のうちの設定地点の緯度経度および画像に基づき、シューティングゲームの背景画像内の該緯度経度に対応する位置に該画像を表示させる制御信号を表示部14に出力する。そして、表示部14が、進行方向側近傍範囲内の地図情報に応じた道路や街並みの画像およびPOI情報をシューティングゲームの背景画像として提示する。
ここで、同乗者が、端末装置2の表示画面におけるPOI情報の表示位置をタッチしたとする。すると、端末装置2が、タッチパネル13が出力した情報に基づき、同乗者がタッチしたPOI情報(設置地点の画像)に対応するPOI詳細情報(説明文)をコンテンツに重ねて表示させる制御信号を表示部14に出力する(図3のステップS106「Yes」、S107)。これにより、表示部14が、シューティングゲームの背景画像に重ねて、POI詳細情報を表示する。また、表示部14が、表示中のPOI詳細情報に対応する設定地点を案内ルートの目的地とするか否かの判断を促すメッセージを表示する。
また、同乗者が、表示部14の表示画面におけるPOI詳細情報(説明文)の表示位置を端末利用者がタッチしたとする。すると、端末装置2が、同乗者がタッチしたPOI詳細情報に対応する設定地点(施設、エリア)を案内ルートの目的地として設定させる制御指令をナビゲーション装置5に送信する(図3のステップS108「Yes」、S109)。続いて、ナビゲーション装置5が、端末装置2が送信した制御指令に従って、POI詳細情報に対応する設定地点を目的地として案内ルートを生成する。続いて、ナビゲーション装置5が、生成した案内ルートに沿って車両Cを走行させる案内情報を提供する。
このように、本実施形態では、端末装置2が、車両Cの現在位置および進行方向に基づいて、車両Cの進行方向前方の設定地点のPOI情報をシューティングゲームの背景画像として提示する。それゆえ、例えば、同乗者がシューティングゲームをプレイしている場合には、運転者の見ている施設やエリア等の設定地点と同乗者の見ている背景画像内のPOI情報(設定地点の画像)とを共通化できる。そのため、提示されたPOI情報を話題として、運転者と同乗者とのコミュニケーションをより適切に活性化できる。
(本実施形態の効果)
本実施形態は、次のような効果を奏する。
(1)端末装置2が、車両Cの現在位置および進行方向に基づいて、車両Cの進行方向前方の地点に関する情報(地図情報、POI情報)をコンテンツの一部として提示する。
このような構成によれば、例えば、同乗者がコンテンツを見ている場合には、運転者の見ているものと同乗者の見ているものとを共通化できる。これにより、提示された情報を話題として、運転者と同乗者とのコミュニケーションをより適切に活性化できる。
本実施形態は、次のような効果を奏する。
(1)端末装置2が、車両Cの現在位置および進行方向に基づいて、車両Cの進行方向前方の地点に関する情報(地図情報、POI情報)をコンテンツの一部として提示する。
このような構成によれば、例えば、同乗者がコンテンツを見ている場合には、運転者の見ているものと同乗者の見ているものとを共通化できる。これにより、提示された情報を話題として、運転者と同乗者とのコミュニケーションをより適切に活性化できる。
(2)端末装置2が、車両Cが停車していると判定した場合には、車両Cの周囲の地点に関する情報(POI情報)をコンテンツの少なくとも一部として提示する。
このような構成によれば、例えば、運転者が車両Cを停車し、停車した車両Cの周囲に存在する施設等に運転者が興味を持つようになった場合に、車両Cの周囲に存在する施設等の地点に関する情報を同乗者に提示できる。それゆえ、提示された情報を話題として、運転者と同乗者とのコミュニケーションをより適切に活性化できる。
このような構成によれば、例えば、運転者が車両Cを停車し、停車した車両Cの周囲に存在する施設等に運転者が興味を持つようになった場合に、車両Cの周囲に存在する施設等の地点に関する情報を同乗者に提示できる。それゆえ、提示された情報を話題として、運転者と同乗者とのコミュニケーションをより適切に活性化できる。
(3)端末装置2が、車速が設定車速以上である場合には、車両Cから該車両Cの進行方向に設定距離(100m)以上離れており且つ有名度が設定度合い(有名度高)以上である地点に関する情報(POI情報)をコンテンツの少なくとも一部として提示する。
このような構成によれば、例えば、高速道路を走行中、車両Cの遠方に存在する有名エリア等に運転者が興味を持つようになった場合に、車両Cの遠方に存在する有名エリア等の地点に関する情報を同乗者に提示できる。それゆえ、提示された情報を話題として、運転者と同乗者とのコミュニケーションをより適切に活性化できる。
このような構成によれば、例えば、高速道路を走行中、車両Cの遠方に存在する有名エリア等に運転者が興味を持つようになった場合に、車両Cの遠方に存在する有名エリア等の地点に関する情報を同乗者に提示できる。それゆえ、提示された情報を話題として、運転者と同乗者とのコミュニケーションをより適切に活性化できる。
(4)端末装置2が、車速が設定車速(例えば、100km/h)以上である場合には、車両Cの進行方向前方の設定地点を含む地域に関する情報(POI情報)をコンテンツの少なくとも一部として提示する。
このような構成によれば、例えば、高速道路を走行中、地域の名称等の大きな括りの情報に運転者が興味を持つようになった場合に、地域の名称を同乗者に提示できる。
このような構成によれば、例えば、高速道路を走行中、地域の名称等の大きな括りの情報に運転者が興味を持つようになった場合に、地域の名称を同乗者に提示できる。
(5)車載装置1が、車両Cの現在位置および進行方向を検出する。続いて、車載装置1が、検出した現在位置および進行方向の情報を送信する。続いて、端末装置2が、受信した情報に基づいて、車両Cの進行方向前方の地点に関する情報(地図情報、POI情報)をコンテンツの一部として提示する。
このような構成によれば、例えば、同乗者がコンテンツを見ている場合には、運転者の見ているものと同乗者の見ているものとを共通化できる。これにより、提示された情報を話題として、運転者と同乗者とのコミュニケーションをより適切に活性化できる。
このような構成によれば、例えば、同乗者がコンテンツを見ている場合には、運転者の見ているものと同乗者の見ているものとを共通化できる。これにより、提示された情報を話題として、運転者と同乗者とのコミュニケーションをより適切に活性化できる。
(変形例)
図7は、表示部14の表示内容を表す図である。
図7は、表示部14の表示内容を表す図である。
なお、本実施形態では、端末装置2が、シューティングゲームをコンテンツとして提供する例を示したが、他の構成を採用することもできる。例えば、端末装置2が、施設や地域等の情報を掲載した地域情報提供誌をコンテンツとして提供する構成としてもよい。この場合、コンテンツ提供部15aは、地域情報提供誌を実現するための誌面作成処理を実行する。誌面作成処理では、コンテンツ提供部15aは、POI情報記憶部11が記憶しているPOI情報のうちから、パラメータ設定部15bが設定したパラメータである情報取得範囲内に存在する設定地点のPOI情報を取得する。続いて、誌面作成処理では、取得したPOI情報(設定地点の緯度経度(位置)、POI詳細情報(施設やエリアの説明文、画像)、およびクーポン詳細情報(施設やエリアで使用可能なクーポンの情報)等)を配列して地域情報提供誌の誌面の画像を生成する。そして、コンテンツ提供部15aは、生成した画像を表示させる制御指令を表示部14に出力する。これにより、表示部14は、情報取得範囲内に存在する設定地点のPOI情報を提示する。そして、表示部14は、車両状態情報に応じて地域情報提供誌の誌面の画像を順次変更する。なお、パラメータ設定部15bは、端末利用者がPOI情報の表示位置をタッチし、タッチしたPOI情報に対応するPOI詳細情報を表示部14が表示している間は(図3のステップS106、S107)、車両Cが移動しても、地域情報提供誌の誌面の画像の変更を禁止する。その際、パラメータ設定部15bは、POI詳細情報が表す設定地点の位置を車両Cが通り過ぎてしまうので、通り過ぎた距離を把握可能な情報を表示部14に表示させる。
1 車載装置(車載端末)
2 端末装置(車両用情報提供装置)
6 車両制御装置(情報送信部)
7 現在位置検出部(位置検出部)
8 進行方向検出部(方向検出部)
15a コンテンツ提供部(情報提示部)
15b パラメータ設定部(位置取得部、方向取得部、車速取得部、情報提示部、停車判定部、情報受信部)
ステップS101(停車判定部)
ステップS103、S104、S105(情報提示部)
2 端末装置(車両用情報提供装置)
6 車両制御装置(情報送信部)
7 現在位置検出部(位置検出部)
8 進行方向検出部(方向検出部)
15a コンテンツ提供部(情報提示部)
15b パラメータ設定部(位置取得部、方向取得部、車速取得部、情報提示部、停車判定部、情報受信部)
ステップS101(停車判定部)
ステップS103、S104、S105(情報提示部)
Claims (5)
- 車両の同乗者が視認可能な表示部に情報を提示する車両用情報提供装置であって、
前記車両の現在位置を取得する位置取得部と、
前記車両の進行方向を取得する方向取得部と、
前記位置取得部が取得した前記現在位置および前記方向取得部が取得した前記進行方向に基づいて、前記車両の進行方向前方の地点に関する情報を前記表示部に表示するコンテンツの少なくとも一部として提示する情報提示部と、を備えたことを特徴とする車両用情報提供装置。 - 前記車両の車速を取得する車速取得部と、
前記車速取得部が取得した前記車速に基づいて、前記車両が停車しているか否かを判定する停車判定部と、を備え、
前記情報提示部は、前記停車判定部が前記車両が停車していると判定した場合には、前記位置取得部が取得した前記現在位置に基づいて、前記車両の周囲の地点に関する情報を前記表示部に表示するコンテンツの少なくとも一部として提示することを特徴とする請求項1に記載の車両用情報提供装置。 - 各地点のそれぞれには、有名度が設定されており、
前記車両の車速を取得する車速取得部を備え、
前記情報提示部は、前記車速取得部が取得した前記車速が設定車速以上である場合には、前記位置取得部が取得した前記現在位置および前記方向取得部が取得した前記進行方向に基づいて、前記車両から該車両の進行方向方前方に設定距離以上離れており且つ設定されている有名度が設定度合い以上である地点に関する情報を前記表示部に表示するコンテンツの少なくとも一部として提示することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用情報提供装置。 - 前記車両の車速を取得する車速取得部を備え、
前記情報提示部は、前記車速取得部が取得した前記車速が設定車速以上である場合には、前記位置取得部が取得した前記現在位置および前記方向取得部が取得した前記進行方向に基づいて、前記車両の進行方向前方の地点を含む地域に関する情報を前記表示部に表示するコンテンツの少なくとも一部として提示することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用情報提供装置。 - 車両に搭載された車載装置と、前記車両の車室内において乗員にコンテンツを提示する車両用情報提供装置と、を備えた車両用情報提供システムであって、
前記車載装置は、
前記車両の現在位置を検出する位置検出部と、
前記車両の進行方向を検出する方向検出部と、
前記位置検出部が検出した前記車両の現在位置の情報および前記方向検出部が検出した前記車両の進行方向の情報を前記車両用情報提供装置に送信する情報送信部と、を備え、
前記車両用情報提供装置は、
前記車載装置が送信した情報を受信する情報受信部と、
前記情報受信部が受信した情報に基づいて、前記車両の進行方向の地点に関する情報を前記表示部に表示するコンテンツの少なくとも一部として提示する情報提示部と、を備えたことを特徴とする車両用情報提供システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012159893A JP2014022949A (ja) | 2012-07-18 | 2012-07-18 | 車両用情報提供装置、および車両用情報提供システム |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=50197387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2012159893A Pending JP2014022949A (ja) | 2012-07-18 | 2012-07-18 | 車両用情報提供装置、および車両用情報提供システム |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2012-07-18 JP JP2012159893A patent/JP2014022949A/ja active Pending
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