JP2014022886A - レポート出力システム、レポート出力方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】予め定められたフォーマットの用紙サイズと、ユーザー所望の用紙サイズとが異なる場合であっても、レポートを所望の状態で印刷することができるレポート出力システムを提供すること。
【解決手段】所定の用紙サイズに対応付けられ予め定められたレポートのフォーマットを記憶する記憶ユニットと、ユーザーによる所定の用紙サイズ情報の入力を受け付ける入力ユニットと、入力ユニットにより受け付けた用紙サイズ情報に応じてフォーマットを変更する制御ユニットと、を有するレポート出力システム。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子機器のレポート出力に関する。
複合機等の電子機器には、ユーザーが使用した送受信の履歴等をレポートとして編集し出力する機能がある。
特許文献1には、契約を一意に識別する契約IDを指定して特定される契約情報に基づき、所定のフォーマットを有するテンプレートファイルを選択的に組み合わせて契約書を作成することで、契約種別毎に、適切な条文、条項が選択された契約書を容易に作成することができる契約書作成装置が開示されている。
また、ユーザーが使用した送受信の履歴等をレポートとして編集し出力する機能を有する複合機等を開示する特許文献としては、特許文献2乃至4がある。
特開2008−269551 特開平9−185772 特開2007−106064 特開2008−147874
しかし、特許文献1には、次の問題点があった。すなわち、特許文献1においては、所定のフォーマットを有するテンプレートを組み合わせて作成された契約書フォーマットとユーザー所望の用紙サイズとが一致しない場合に、契約書が所望の状態で印刷されないという問題があった。例えば、用紙内にフォーマットが納まらない状態で契約書が印刷されたり、用紙内の所定の位置にフォーマットが偏った状態で契約書が印刷されたりする場合がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決するレポート出力システム、レポート出力方法を提供することにある。
本発明のレポート出力システムは、所定の用紙サイズに対応付けられ予め定められたレポートのフォーマットを記憶する記憶ユニットと、ユーザーによる所定の用紙サイズ情報の入力を受け付ける入力ユニットと、入力ユニットにより受け付けた用紙サイズ情報に応じてフォーマットを変更する制御ユニットと、を有する。
本発明のレポート出力方法は、所定の用紙サイズに対応付けられ予め定められたレポートのフォーマットを記憶する記憶ステップと、ユーザーによる所定の用紙サイズ情報の入力を受け付ける入力受付ステップと、入力ユニットにより受け付けた用紙サイズ情報に応じてフォーマットを変更する変更ステップと、を含む。
本発明によれば、予め定められたフォーマットの用紙サイズと、ユーザー所望の用紙サイズとが異なる場合であっても、レポートを所望の状態で印刷することができる。
第1の実施形態にかかるレポート出力システム1の構成を示す模式図である。 第1の実施形態にかかるレポート出力システム1の動作を示すタイミングチャートである。 第2の実施形態にかかるレポート出力システムにおける複合機10の構成を示す模式図である。 第2の実施形態にかかるレポート出力システムにおけるサーバー20の構成を示す模式図である。 第2の実施形態にかかるレポート出力システムにおいて用いられるフォーマット通知情報100の模式図である。 第2の実施形態にかかるレポート出力システムにおいて用いられるフォーマット情報200の模式図である。 第2の実施形態にかかるレポート出力システムにおいて用いられるフォーマットテンプレート情報300の模式図である。 第2の実施形態にかかるレポート出力システムにおけるフォーマット自動登録処理の動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態にかかるレポート出力システムにおけるフォーマット自動登録処理を示す概念図である。 第3の実施形態にかかるレポート出力システムにおいて用いられるユーザー情報400の模式図である。 第3の実施形態にかかるレポート出力システムにおいて用いられるフォーマット情報200bの模式図である。 第3の実施形態にかかるレポート出力システムにおいて用いられるユーザーフォーマット通知情報500、フォーマット編集要求情報600、フォーマット編集応答情報700、フォーマット登録要求情報800、フォーマット登録応答情報900の模式図である。 第3の実施形態にかかるレポート出力システムの動作を示すタイミングチャートである。 第3の実施形態にかかるレポート出力システムにおけるユーザーフォーマット通知の動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態にかかるレポート出力システムにおけるフォーマットテンプレート取得処理の動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態にかかるレポート出力システムにおけるユーザーフォーマット編集処理の動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態にかかるレポート出力システムにおけるフォーマット登録処理の動作を示すフローチャート図である。 第4の実施形態にかかる電子機器4の構成を示す模式図である。
[第1の実施形態]
[構成]
図1は、第1の実施形態にかかるレポート出力システム1の構成を示す図である。
レポート出力システム1は、ネットワーク30に接続されている電子機器10a、10b(以下総称して電子機器10とする)と、同じくネットワーク30に接続されているサーバー20を含んで構成される。
電子機器10は、ユーザーによる所定の用紙サイズ情報の入力を受け付ける入力ユニット14を有する。
サーバー20は、所定の用紙サイズに対応付けられ予め定められたレポートのフォーマットを記憶する記憶ユニット22と、入力ユニット14により受け付けた用紙サイズ情報に応じてフォーマットを変更する制御ユニット21と、を有する。
[動作]
図2は、レポート出力システム1の動作を示すタイミングチャートである。
サーバー20の記憶ユニット22は、所定の用紙サイズに対応付けられ予め定められたレポートのフォーマットを記憶する(ステップS1)。電子機器10の入力ユニットは、ユーザーによる所定の用紙サイズ情報の入力を受け付ける(ステップS2)。そして、サーバー20の制御ユニット21は、入力ユニット14がステップS2で受け付けた用紙サイズ情報に応じてフォーマットを変更する(ステップS3)。
[作用効果]
第1の実施形態にかかるレポート出力システム1によれば、制御ユニット21により、ユーザー所望の用紙サイズに応じてフォーマットが変更されるため、フォーマットが用紙サイズに対応付けられて予め定められており、当該用紙サイズがユーザー所望の用紙サイズと異なる場合であっても、レポートを所望の状態で印刷することができる。
[変形例]
上記説明では、サーバー20側でフォーマットを変更する態様を示したが、電子機器10側でフォーマットを変更する態様も考えられる。また、上記説明では、サーバー20においてフォーマットを保持する態様を示したが、サーバー20と電子機器10との間でフォーマットを同期させて保持しておく態様も考えられる。すなわち、上記説明では、便宜的に電子機器10やサーバー20を用いて説明したが、所定の用紙サイズに対応付けられ予め定められたレポートのフォーマットを記憶する記憶ユニットと、ユーザーによる所定の用紙サイズ情報の入力を受け付ける入力ユニットと、入力ユニットにより受け付けた用紙サイズ情報に応じてフォーマットを変更する制御ユニットと、を有することで上記作用効果を奏する。
[第2の実施形態]
[構成]
第2の実施形態にかかるレポート出力システムの構成は、第1の実施形態にかかるレポート出力システム1の構成と同様である。
第2の実施形態では、電子機器として複合機を用いて説明する。ここで、複合機とは、プリンタ、コピー、ファックス等の複数の機能を一台の筐体にて実現する機器をいう。
図3は、複合機10の構成を示す図である。
複合機10は、制御ユニット11、記憶ユニット12、ネットワーク通信ユニット13、入力ユニット14、出力ユニット15を有する。
制御ユニット11は、サーバー20から取得したフォーマット通知情報100に含まれるフォーマット120を記憶ユニット12へ記憶させる。また、フォーマット120のサンプル画像情報360を出力ユニット15へ表示させる。さらに、フォーマット情報200とフォーマットテンプレート情報300とを解析し新たなフォーマット情報200aを生成するフォーマット自動登録処理を行う。
記憶ユニット12は、フォーマット通知情報100に含まれるフォーマット120を記憶する。また、制御ユニット11により生成されたフォーマット情報200を記憶する。さらに、テンプレート番号情報310や表示位置情報を一時的に記憶する。
ネットワーク通信ユニット13は、ネットワーク30上の別の複合機10又はサーバー20との間で、フォーマット通知情報100等を送受信する。
入力ユニット14は、ユーザーによる操作を受け付け、ユーザーによる入力内容を制御ユニット11へ通知する。
出力ユニット15は、フォーマット通知情報100の応答コード110に基づき、ユーザーに対する通知内容を出力する。また、フォーマットテンプレート情報300のサンプル画像情報360や表示サイズ情報340を表示する。
図4は、サーバー20の構成を示す図である。
サーバー20は、制御ユニット21、記憶ユニット22、ネットワーク通信ユニット23を有する。
制御ユニット21は、複合機10からの要求に応じて、複合機10のフォーマット通知情報100を生成する。
記憶ユニット22は、予め定義されたフォーマットテンプレート情報300を記憶する。
ネットワーク通信ユニット23は、ネットワーク30上の複合機10との間で、フォーマット通知情報500等を送受信する。
図5〜7を用いて、第2の実施形態で用いられる各種情報について説明する。
図5は、フォーマット通知情報100の構成を示す図である。
フォーマット通知情報100は、サーバー20から複合機10にフォーマットに関する情報を通知する際に用いられる情報である。フォーマット通知情報100は、サーバー20から複合機10に通知される内容が正常あるいは異常であることを示す応答コード110と上記フォーマット情報200に対応したフォーマット情報120を含む。
図6は、フォーマット情報200の構成を示す図である。
フォーマット情報200は、複合機10に固有のレポートフォーマットに関する情報である。フォーマット情報200は、複合機10がサーバー20に対して後述のフォーマット登録要求を行うことでサーバー20の記憶ユニット22に記憶されるものである。また、フォーマット情報200は、複合機識別子210、レポート種別220、フォント情報230、テンプレート情報240、用紙サイズ情報250を含む。ここで、レポート種別220は、どの種類のレポートかを示す。フォント情報230は、レポートに印字する文字のフォント、サイズ、色など等を定義する。テンプレート情報240は、ひとつ又は複数(1〜nのn個)のフォーマットテンプレート情報を指定する。また、テンプレート情報240は、どのフォーマットテンプレートを印字するかを決めるテンプレート番号241と、どの位置(ページ番号、ページ内の位置等)にフォーマットテンプレートを印字するかを決める表示位置情報242を含む。用紙サイズ情報250は、A4等の用紙サイズごとに複合機10及びサーバー20にて共通に定義された値である。
図7は、フォーマットテンプレート情報300の構成を示す図である。
フォーマットテンプレート情報300は、複合機10にて、フォーマット情報200を編集、作成する際に用いられる情報である。フォーマット情報200の編集、作成については第3の実施形態で説明する。また、フォーマットテンプレート情報300は、サーバー20の記憶ユニット22に予め記憶されており、レポート種別ごとにひとつ又は複数のテンプレートで定義された情報である。フォーマットテンプレート情報300は、テンプレート番号310、レポート種別320、テンプレート名330、表示サイズ情報340、添付画像情報350、サンプル画像情報360、フォント情報370を含む。テンプレート番号310は、フォーマットテンプレートを特定するための識別子である。レポート種別320は、どの種類のレポートかを示す。表示サイズ情報340は、フォーマットテンプレートのサイズを示す。添付画像情報350は、送信画像等レポートに印刷する画像の種類を特定し、複合機側で定義された値をもつ。サンプル画像情報360は、フォーマットテンプレートのサンプル画像ファイルであり出力ユニット15に表示される。フォント情報370は、レポートに印字する文字のフォント、サイズ、色等を定義する。
[動作]
図8と図9を用いて、第2の実施形態にかかるレポート出力システムの動作について説明する。
図8は、フォーマット自動登録(フォーマット変更)処理を示すフローチャートである。
図9は、フォーマット自動登録(フォーマット変更)処理を示す概念図である。
まず、複合機10からサーバー20に対し、フォーマットの送信要求がなされる。用紙サイズ情報250aをもつ複合機10からフォーマット送信要求があった場合、サーバー20では、フォーマット情報200aが記憶ユニット22に記憶されているか否か検索を行い(ステップS101)、その検索結果により次のように条件分岐させる(ステップS102)。フォーマット情報200aに一致するフォーマット情報が記憶されていない場合(ステップS102でN)、用紙サイズ情報250aをもつフォーマット情報200aを新しく生成し(ステップS103)、フォーマット自動登録処理を行う(ステップS104〜ステップS109)。一方、フォーマット情報200aに一致するフォーマット情報が記憶されている場合(ステップS102でY)、フォーマット自動登録処理は行わない。
フォーマット自動登録処理では、サーバー20において、予め定められたテンプレート情報240aのテンプレート番号241aに該当するフォーマットテンプレート情報300を検索し、該当するフォーマットテンプレート情報300の表示サイズ情報330を取得して記憶ユニット22に記憶する。また、現在編集中のページ数を示すページ番号を記憶ユニット22に記憶する。さらに、サーバー20において、フォーマット情報200aの用紙サイズ情報250aから用紙ごとのページサイズ情報を求め、記憶ユニット22に記憶する。ページサイズ情報とは、用紙サイズから得られる用紙ごとのサイズ情報である。例えばA4用紙:210[mm]×297[mm]で100dpiの場合に、Xmax=826[dot]、Ymax=1169[dot]と定義する。さらに、フォーマットテンプレートを1ページのどの位置に配置可能かを数値により示した配置可否情報を生成し、記憶ユニット22に記憶する。配置可否情報には、例えばA4用紙で100dpiの場合に[Ymax][Xmax]のサイズを持つ配列を定義する。そして、例えば0<y<Ymax、0<x<Xmaxを値域とする座標(x,y)にフォーマットテンプレート情報300で特定されるフォーマットテンプレートを配置可能ならば[y][x]=0、配置不可ならば[y][x]=1を設定する。
以下、フォーマット自動登録処理のフローについて詳細に説明する。サーバー20では、まず、テンプレート処理番号nを1とした上で、ページ番号mを1[page]とし、配置可否情報をすべて配置可能とする。すなわち、上記配列可否情報をすべて0で初期化する(ステップS104)。なお、該当するフォーマットテンプレートがない場合、すなわち、テンプレート処理番号nの最大値nmaxが0の場合には、フォーマットの自動登録処理は行わない。
次に、上記配置可否情報に基づいて、フォーマットテンプレート情報300が配置可能かを判別する(ステップS106)。すなわち、配置可否情報に基づいて、表示サイズ情報340(例えば、210×29[mm]、100dpiの場合には、826×114[dot]という情報)分のサイズが配置可能な箇所を検索する。例えば、フォーマットテンプレート情報300を上から順に並べる場合には、配置可否情報の1列目([y][0]、0<y<Ymax)の値が「0」である箇所を探し、表示サイズ情報340(上記例では116[dot])分の配置可否情報が0であるかを判別する。そして、当該配置可否情報が0であれば配置可能とする。一方、配置可否情報が0である箇所を検索できない、もしくは、配置可否情報が0である箇所が表示サイズ情報340(上記例では114[dot])分ない場合には、配置不可とする。
上記判別の結果配置不可の場合(ステップS106でN)には、ページ番号mをインクリメントした上で、配置可否情報をすべて配置可能とし(すなわち、上記配列可否情報をすべて0で初期化し)(ステップS107)、フォーマットテンプレート情報300が配置可能かを再度判別する(ステップS106)。一方、配置可能の場合(ステップS106でY)には、フォーマットテンプレート情報300を配置した箇所について、配置可否情報を1(当該箇所には他のフォーマットテンプレートを配置不可)に更新して記憶する(ステップS108)。そして、テンプレート情報240aの表示位置情報242aの情報を更新する。すなわち、表示位置情報242aのページ情報に上記ページ番号mの値を設定し、配置可能な座標情報を設定する。そして、次のテンプレート情報240aを処理するためにテンプレート処理番号nをインクリメントさせる(ステップS109)。
上記ステップS105〜ステップS109の処理を繰り返し行うことで、すべてのテンプレート情報240aの表示位置情報242aを更新する。そして、テンプレート処理番号nが最大値nmaxとなった場合(ステップS105でY)に、フォーマット自動登録処理を終了させる。
フォーマット自動登録処理終了後、サーバー20は、複合機10に対して当該自動登録したフォーマットにてフォーマット通知を行う。
当該フォーマット通知を受信した複合機10では、変更されたフォーマットにて作成されたレポートが出力ユニット15に表示される。これにより、ユーザーは、用紙内にフォーマットが納まっているか否か等を確認することができる。そして、複合機10では、当該変更されたフォーマットにて作成されたレポートが印刷される。
[作用効果]
第2の実施形態にかかるレポート出力システムは、フォーマットの送信要求を行った複合機10のフォーマット情報200aがサーバー20に記憶されていない場合には、当該フォーマット情報200aを新しく生成し、フォーマット自動登録処理を行う。これにより、当該複合機10の用紙サイズ情報250aを含んだフォーマット情報200aが自動生成されるため、複合機10の用紙サイズ、すなわちユーザー所望の用紙サイズにあわせてレポートのフォーマットを変更することができる。したがって、例えば用紙内にフォーマットが納まらない状態や、用紙内の所定の位置にフォーマットが偏った状態でレポートが印刷されるということはなく、レポートを所望の状態で印刷することができる。
[変形例1]
フォーマット自動登録処理において、フォーマットテンプレートの配置順序を変更したり、フォーマット自動登録フォーマットテンプレートの配置角度を変更したりすることにより、フォーマットテンプレートの配置を最適化することができる。これにより。省スペース化を図ることができ、印刷するページの合計を最小とすることができる。
[変形例2]
第2の実施形態では、所定のテンプレートの組み合わせにより構成されるフォーマットを用い、複合機10の用紙サイズに応じてテンプレートを再配置する態様について説明した。しかし、所定のテンプレートの組み合わせではなく、ひとつのテンプレートからなるフォーマットを用いる場合であっても、複合機10の用紙サイズに応じて当該テンプレートを縮小/拡大することによって本発明の効果が得られる。具体的には、添付画像情報350を縮小/拡大したり、文字主体のレポートの場合にはテンプレート中の文字サイズを縮小/拡大したりすることができる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態では、さらに、複合機10のユーザーごとにレポートフォーマットを作成、登録することができるレポート出力システムについて説明する。
[構成]
第3の実施形態にかかるレポート出力システムにおける複合機及びサーバーの構成は、第1又は2の実施形態における電子機器(複合機)10、及びサーバー20の構成と以下の点で異なる。以下で説明を省略する構成については、第1又は2の実施形態と同様とする。
第3の実施形態にかかる複合機10の制御ユニット11は、サーバー20から取得したユーザーフォーマット通知情報500に含まれるユーザーフォーマット情報520を記憶ユニット12へ記憶させる。また、入力ユニット14からのユーザー操作を受けてフォーマット編集要求情報600を生成する。さらに、サーバー20から取得したフォーマット編集応答情報700に含まれるフォーマットテンプレート情報720を取得し記憶ユニット12へ記憶させる。また、フォーマットテンプレート情報720のサンプル画像情報360を出力ユニット15へ表示させる。さらに、ユーザーフォーマット情報520及びフォーマットテンプレート情報300をもとにユーザーフォーマット情報400を生成、編集し、フォーマット登録要求情報800を生成する。また、認証(ログイン・ログアウト)情報を生成する。
記憶ユニット12は、ユーザーフォーマット通知情報500に含まれるユーザーフォーマット情報520、フォーマット編集応答情報700に含まれるフォーマットテンプレート情報720、生成されたユーザーフォーマット情報400等を記憶する。また、テンプレート番号情報310や表示位置情報を一時的に記憶する。さらに、認証(ログイン・ログアウト)状態を記憶する。
ネットワーク通信ユニット13は、ネットワーク30上の別の複合機10又はサーバー20との間で、ユーザーフォーマット通知情報500、フォーマット編集要求情報600、フォーマット編集応答情報700、フォーマット登録要求情報800、フォーマット登録応答情報900、認証(ログイン・ログアウト)情報等を送受信する。
入力ユニット14は、ユーザーの操作を検出し、制御ユニット11へ通知する。
出力ユニット15は、ユーザーフォーマット通知情報500、フォーマット編集応答情報700、フォーマット登録応答情報900の応答コードに基づき、ユーザーに対する通知内容を表示する。また、フォーマットテンプレート情報300のサンプル画像情報360や表示サイズ情報340を表示する。
サーバー20の制御ユニット21は、複合機10からの認証(ログイン・ログアウト)要求に対して、認証処理を行う。また、複合機10のユーザー認証が成功した(正常にログインされた)場合に、当該認証に成功した複合機10のユーザーフォーマット通知情報500を生成する。さらに、複合機10からのフォーマット編集要求情報600に応じて、予め記憶ユニット22に記憶されているフォーマットテンプレート情報300をフォーマット編集応答情報700として生成する。また、複合機10からのフォーマット登録要求情報800に応じて、ユーザーフォーマット情報820を記憶ユニット22へ記憶させる。さらに、フォーマット登録応答情報900を生成する。
記憶ユニット22は、予め定義されたフォーマットテンプレート情報300、フォーマット登録要求情報800のユーザーフォーマット情報820、認証情報等を記憶する。
ネットワーク通信ユニット23は、ネットワーク30上の複合機10との間で、ユーザーフォーマット通知情報500、フォーマット編集要求情報600、フォーマット編集応答情報700、フォーマット登録要求情報800、フォーマット登録応答情報900、認証(ログイン・ログアウト)情報等を送受信する。
ここで、ユーザー認証用のサーバーは、サーバー20とは別のサーバーでもよい。
以下、図10〜12を用いて、第3の実施形態で用いられる各種情報について説明する。
図10は、ユーザー情報400の構成を示す図である。
ユーザー情報400は、複合機10のユーザー認証時等に使用される情報である。また、ユーザー情報400は、サーバー20の記憶ユニット22に予め記憶されており、複合機10の各ユーザーに固有の情報である。ユーザー情報400は、社員名等のユーザー名410、ユーザーに対して通知が可能なメールアドレス420、ユーザーID・社員番号等ユーザーを特定するためのユーザー識別子430を含む。
図11は、ユーザーフォーマット情報200bの構成を示す図である。
ユーザーフォーマット情報200bは、第1の実施形態にかかるフォーマット情報200に相当する情報であるが、複合機10の各ユーザーに固有のレポートフォーマットに関する情報であるという点で異なる。
図12は、ユーザーフォーマット通知情報500、フォーマット編集要求情報600、フォーマット編集応答情報700、フォーマット登録要求情報800、フォーマット登録応答情報900の構成を示す図である。
ユーザーフォーマット通知情報500は、サーバー20から複合機10にユーザーフォーマットに関する情報を通知する際に用いられる情報であり、第1の実施形態にかかるフォーマット通知情報100に相当するものである。
フォーマット編集要求情報600は、複合機10からサーバー20にフォーマット編集要求を送信する際に用いられる情報である。フォーマット編集要求情報600は、ユーザーを特定するユーザー識別子610、ユーザーが編集するレポートを特定するレポート種別620を含む。なお、レポート種別620は、複合機10にて行った送受信の履歴を表示する通信管理レポート、ユーザーが複合機10に設定した情報を表示するレポート、複合機10の設定値やプロトコル情報の履歴等の情報を表示する保守員向けのレポート等、レポートの種類ごとに定義された識別値とする。
フォーマット編集応答情報700は、サーバー20が、複合機10からのフォーマット編集要求に対して応答する際に用いられる情報である。フォーマット編集応答情報700は、要求が正常あるいは異常で応答されたことを示す応答コード710、複数の上記フォーマットテンプレート情報300に対応するフォーマットテンプレート情報720を含む。
フォーマット登録要求情報800は、複合機10がサーバー20に対して、編集が完了したフォーマットの登録を要求する際に用いられる情報である。フォーマット登録要求情報800は、ユーザーを特定するユーザー識別子810、ユーザーが編集した上記ユーザーフォーマット情報200bに対応するユーザーフォーマット情報820を含む。
フォーマット登録応答情報900は、サーバー20が、複合機10からのフォーマット登録要求に対して応答する際に用いられる情報である。フォーマット登録応答情報900は、要求が正常あるいは異常で応答されたことを示す応答コード910を含む。
[動作]
第3の実施形態にかかるレポート出力システムの動作について説明する。
図13は、第3の実施形態にかかるレポート出力システムの動作を示すタイミングチャートである。
はじめに、入力ユニット14がユーザー操作を受け付けることにより、複合機10からサーバー20に対してログイン要求が行われる(ステップS10)。
当該ログイン要求を受信したサーバー20では、複合機10のユーザー認証が行われ、ネットワーク通信ユニット23により、複合機10に対して認証結果及び/又はユーザーフォーマット通知情報500が送信される(ステップS11a、ステップS11b)。ユーザー認証後、ユーザーフォーマット通知までの処理は、後述の図14(ユーザーフォーマット通知処理)にて詳細に説明する。
入力ユニット14がユーザーからのユーザーフォーマットの編集要求を受け付けた場合、複合機10は、ネットワーク通信ユニット13により、サーバー20に対してフォーマット編集要求情報600を送信する(ステップS12)。
当該編集要求を受信したサーバー20は、ユーザーフォーマット編集処理を行い、ネットワーク通信ユニット23により、複合機10に対してフォーマット編集応答情報700を送信する(ステップS13)。複合機10がフォーマット編集要求600を送信してからフォーマット編集応答情報700を受信するまでの処理は、後述の図15(フォーマットテンプレート取得処理)及び図16(ユーザーフォーマット編集処理)にて詳細に説明する。
ユーザーによるフォーマットの編集が完了し、入力ユニット14がユーザーからのユーザーフォーマット登録要求を受け付けた場合、複合機10は、ネットワーク通信ユニット13により、サーバー20に対してフォーマット登録要求情報800を送信する(ステップS14)。
当該登録要求を受信したサーバー20は、フォーマット登録処理を行い、ネットワーク通信ユニット23により、複合機10に対してフォーマット登録応答情報900を送信する(ステップS15)。複合機10がフォーマット登録要求800を送信してからフォーマット登録応答情報900を受信するまでの処理は、後述の図17(フォーマット登録処理)にて詳細に説明する。
入力ユニット14がユーザーからのログアウト要求を受け付けた場合、複合機10からサーバー20に対してログアウト要求が行われる(ステップS16)。
当該ログアウト要求を受信したサーバー20は、複合機10のログアウト処理を行い、複合機10に対してログアウトした旨を通知する(ステップS17)。
図14は、サーバー20における、ユーザーフォーマット通知処理を示すフローチャートである。
複合機10のユーザー認証が成功した場合には、成功した旨の応答がなされる。その後、制御ユニット21により、認証されたユーザーのユーザー情報400からユーザー識別子430が取得され、当該ユーザー識別子430をキーにして、記憶ユニット22内に当該ユーザーに対応するユーザーフォーマット情報200bがあるか否か検索が行われる(ステップS201)。該当するユーザーフォーマット情報200bがない場合(ステップS201でN)には、応答コード510を「該当なし」としてユーザーフォーマット通知情報500を生成する(ステップS205)。一方、該当するユーザーフォーマット情報200bがある場合(ステップS201でY)には、ユーザーフォーマット情報200bが初期値のままでないか否か(未編集であるか否か)を確認する(ステップS202)。初期値でない、すなわちユーザーによる編集が既にある場合(ステップS202でY)には、応答コード510を「正常」にし、上記取得したユーザーフォーマット情報200bをユーザーフォーマット情報520として設定したユーザーフォーマット通知情報500を生成する(ステップS203)。ユーザーフォーマット情報200bが初期値の場合(ステップS202でN)には、応答コード510を「編集なし」としてユーザーフォーマット通知情報500を生成する(ステップS204)。生成されたユーザーフォーマット通知情報500は、ネットワーク通信ユニット23により、ユーザーフォーマット通知として複合機10へ送信される(ステップS206)。
複合機10では、受信したユーザーフォーマット通知情報500から、応答コード510を取得する。制御ユニット11は、応答コード510が「正常」の場合には、ユーザーフォーマット通知情報500からユーザーフォーマット情報520を取得し、記憶ユニット12へ記憶させる。一方、応答コード510が「該当なし」「編集なし」の場合には、ユーザーフォーマット情報520は生成されないため、複合機10にて定義されているフォーマット等、ユーザー固有でないレポートフォーマット情報を用いてレポートが作成される。
図15は、ユーザーフォーマットテンプレート取得処理を示すフローチャートである。
入力ユニット14が、ユーザーからのユーザーフォーマットの編集要求を受け付けた場合、複合機10では、認証されたユーザーの識別子をユーザー識別子610、ユーザーが編集しようとするレポートの種類をレポート種別620としたフォーマット編集要求情報600を生成し(ステップS300)、ネットワーク通信ユニット13により、フォーマット編集要求としてサーバー20へ送信する(ステップS301)。
サーバー20では、当該フォーマット編集要求を受信すると、フォーマット編集要求情報600に基づいて要求パラメータのチェックを行い、パラメータが異常の場合(ステップS302でN)には、応答コード710を「異常」としてフォーマット編集応答情報700を生成する(ステップS307)。一方、パラメータが正常の場合(ステップS302でY)には、レポート種別620をキーにして記憶ユニット22内に当該キーに対応するテンプレートがあるか否か検索が行われる(ステップS303)。該当するテンプレートがあった場合(ステップS304でY)には、応答コード710を「正常」にし、上記取得したテンプレートをフォーマットテンプレート情報720として設定したフォーマット編集応答情報700を生成する(ステップS305)。一方、該当するフォーマットがなかった場合(ステップS304でN)には、応答コード710を「該当無し」としてフォーマット編集応答情報700を生成する(ステップS306)。生成されたフォーマット編集応答情報700は、フォーマット編集応答として、ネットワーク通信ユニット23により、複合機10へ送信される(ステップS308)。
当該フォーマット編集応答を受信した複合機10では、フォーマット編集応答情報700の応答コード710が「正常」の場合には、フォーマットテンプレート情報720を記憶ユニット12へ記憶する。一方、フォーマット編集応答情報700の応答コード710が「該当無し」の場合には、参照するフォーマットテンプレートが存在しない旨を出力ユニット15に表示する。そして、応答コード710が「異常」の場合には、フォーマットテンプレートが取得できなかった旨を出力ユニット15に表示する(ステップS309)。
図16は、ユーザーフォーマット編集処理を示すフローチャートである。
複合機10では、記憶ユニット12に記憶されたフォーマットテンプレート情報720に基づき、出力ユニット15にサンプル画像情報360が表示される。複合機10のユーザーは、出力ユニット15に表示されるサンプル画像情報360等を参照し、入力ユニット14を介してユーザーフォーマット情報200bの編集、作成を行う。複合機10は、ユーザーによる編集、作成を受け付け、任意のレイアウトを持つユーザーフォーマット情報200bを作成する(ステップS401からステップS405)。
ユーザーからのフォーマットテンプレート情報300の入力を受け付けるごとに、複合機10では、ユーザーフォーマット情報200bのテンプレート情報240bが更新される。複合機10にてユーザーフォーマット情報200bが編集、作成される場合には、まず、制御ユニット11により、ユーザーフォーマット情報200bを生成し、記憶ユニット12へ記憶させる(ステップS401)。そして、制御ユニット11は、表示位置情報(初期値0とする)を定義、保持する(ステップS402)。次に、制御ユニット11は、出力ユニット15にサンプル画像情報360や、表示サイズ情報340を表示させる(ステップS403)。そして、入力ユニット14がフォーマットテンプレート情報300の選択入力を受け付けたか(ユーザーがフォーマットテンプレート情報300を選択入力したか)否かを判断する(ステップS404)。フォーマットテンプレート情報300の選択入力を受け付けた場合(ステップS404でY)には、制御ユニット11は、ユーザーにより選択入力されたフォーマットテンプレート情報300に基づき、テンプレート番号情報310を記憶ユニット12へ記憶させる(ステップS405)。また、制御ユニット11は、ステップS402にて定義した表示位置情報(初期値0とする)を、ユーザーにより選択入力されたフォーマットテンプレート情報300の表示サイズ情報340に基づき更新して記憶ユニット12へ記憶させる。
最後に、制御ユニット11は、記憶ユニット12に記憶させたテンプレート番号情報310と表示位置情報とに基づき、記憶ユニット12に記憶されているユーザーフォーマット情報200bのテンプレート番号241bと表示位置情報242bの値を更新し、記憶ユニット12へ記憶させる(ステップS405)。
なお、ユーザーは、表示位置情報242bを入力ユニット14に直接入力して設定することもできる。
ユーザーによる編集が完了し、入力ユニット14がユーザーフォーマット情報200bの登録要求を受け付けた場合(ステップS406)には、制御ユニット11により、フォーマット登録処理が行われる(ステップS207)。一方、ユーザーフォーマット情報の登録要求がなかった場合には、ユーザーフォーマット情報200bの破棄を行い(ステップS408)、ユーザーフォーマット編集処理が終了した旨をユーザーへ通知する(ステップS409)。
図17は、ユーザーフォーマット登録処理を示すフローチャートである。
入力ユニット14が、ユーザーからのユーザーフォーマット情報200bの登録要求を受け付けた場合、複合機10では、認証したユーザーの識別子をユーザー識別子810、ユーザーが作成したフォーマットのユーザーフォーマット情報200bをユーザーフォーマット情報820として設定したフォーマット登録要求情報800を生成し(ステップS500)、ネットワーク通信ユニット13により、フォーマット登録要求としてサーバー20へ送信する(ステップS501)。
サーバー20では、フォーマット登録要求情報800に基づいて要求パラメータのチェックを行い、パラメータが異常の場合(ステップS502でN)には、応答コード910を「異常」としてフォーマット編集応答情報を生成する(ステップS508)。一方、パラメータが正常の場合(ステップS502でY)には、制御ユニット21により、ユーザー識別子810をキーにして、当該ユーザーに対応するユーザーフォーマット情報200bが記憶ユニット22に記憶されているか否か検索が行われる(ステップS503)。当該ユーザーに対応するユーザーフォーマット情報200bがある場合(ステップS504でY)には、記憶ユニット22の該当レコードにユーザーフォーマット情報820を上書きして保存する(ステップS505)。また、対応するデータがない場合(ステップS504でN)には、ユーザーフォーマット情報820を記憶ユニット22に新規に保存する(ステップS506)。そして、応答コード910を「正常」としたフォーマット登録応答情報900を生成し(ステップS507)、フォーマット登録応答として、ネットワーク通信ユニット23により、複合機10へ送信する(ステップS509)。
複合機10では、サーバー20から受信したフォーマット登録応答にて、フォーマット登録応答情報900の応答コード910が「異常」の場合には、フォーマット登録のリトライ時に使用するため、記憶ユニット12に保存されているユーザーフォーマット情報200bを破棄せず保存しておく。一方、応答コード910が「正常」の場合には、ユーザーが編集したユーザーフォーマット情報200bを破棄する。
ユーザーからレポートの印刷要求があった場合、複合機10では、制御ユニット11が、印刷要求のあったレポート種別を確認し、ユーザー識別子210bとレポート種別220bとをキーにしてユーザーフォーマット情報200bが記憶ユニット22に登録されているか否か検索を行う。制御ユニット11は、検索の結果、当該ユーザーに対応するユーザーフォーマット情報200bが登録されていない場合には、複合機10にて予め定義されているレポート種別に対応したフォーマット情報に基づいてレポート画像データを生成する。一方、対応するユーザーフォーマット情報200bが登録されている場合には、テンプレート情報240b(n=1)のテンプレート番号241bに該当するフォーマットテンプレート情報300を記憶ユニット22から取得する。また、テンプレート番号310に相当するデータ(予め複合機10にて定義されており、文字列で構成されるデータ、もしくは、添付画像情報350で指定される画像データ)を複合機10にて取得し、表示位置情報242bから得られるページ情報と位置情報とに基づく出力画像を作成するための画像化処理を行う。同様に、すべてのテンプレート情報240b(nの最大値nmaxまで)について上記画像化処理を行うことで、ユーザーから印刷要求のあったレポート種別についてのレポート画像データを生成する。そして、生成したレポート画像データを印刷する。
[作用効果]
第3の実施形態にかかるレポート出力システムでは、複合機10のユーザーが任意に編集したレポートフォーマット情報(ユーザーフォーマット情報200b)をサーバー20に登録し、複合機10は、当該レポートフォーマット情報をサーバー20から取得する。このようにレポートフォーマット情報をサーバー20にて保持しているため、異なる複合機においてユーザー固有のレポートフォーマット情報を使用することができる。
[変形例]
なお、サーバー20と複合機10との間でユーザーフォーマット情報200bを同期させて保持することもできる。これは、例えば、複合機10にてサーバー20上のデータをキャッシュとして保持することで実現する。
この場合は、記憶ユニット12に予めユーザーフォーマット情報200bを記憶させておき、ユーザーフォーマット編集処理(図16)のユーザーフォーマット情報200bの生成(ステップS401)に代えて、記憶ユニット12に予め記憶されているユーザーフォーマット情報200bを用いることができる。また、複合機10では、複合機10上のユーザーフォーマット情報200bとサーバー20上のユーザーフォーマット情報200bとの同期をとるため、サーバー20から受信したフォーマット登録応答にてフォーマット登録応答情報900の応答コード910が「異常」の場合には、フォーマット登録のリトライをするならばユーザーフォーマット情報200bを破棄せず保存しておき、リトライしないならば破棄する。一方、応答コード910が「正常」の場合には、ユーザーフォーマット情報200bを保持しておく。さらに、ユーザーからレポートの印刷要求があった場合、複合機10の記憶ユニット12に保存されているユーザーフォーマット情報200bを用いて印刷を行ってもよい。
このように、サーバー20と複合機10との間でユーザーフォーマット情報200bを同期させて保持することで、ネットワーク通信異常の際には複合機10上のキャッシュを利用することができるため、サーバー20と複合機10との通信状況にかかわらずフォーマット編集やレポート印刷等を行うことができる。また、サーバー20へのアクセス時間が不要となり、フォーマット編集や印刷までの時間を短縮することができる。
[第4の実施形態]
第4の実施形態では、第1乃至3の実施形態にかかるレポート出力システムの機能を実現する電子機器4について説明する。
図18は、電子機器4の構成を示す図である。
電子機器4は、制御ユニット41と、記憶ユニット42と、入力ユニット44と、を有する。制御ユニット41、記憶ユニット42の機能は、それぞれ第1乃至3の実施形態における制御ユニット21、記憶ユニット22と同様である。入力ユニット44の機能は第1乃至3の実施形態における入力ユニット14の機能と同様である。
電子機器4の動作は、第1乃至3の実施形態にかかるレポート出力システム1乃至3の動作を単体の電子機器4内で実現するものである。
第4の実施形態によれば、予め定められたフォーマットの用紙サイズと、ユーザー所望の用紙サイズとが異なる場合であっても、レポートを所望の状態で印刷することのできる電子機器を提供することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、他の変形例、応用例を含むことは言うまでもない。
1 レポート出力システム
4 電子機器
10、10a、10b 電子機器(複合機)
11 制御ユニット
12 記憶ユニット
13 ネットワーク通信ユニット
14 入力ユニット
15 出力ユニット
20 サーバー
21 制御ユニット
22 記憶ユニット
23 ネットワーク通信ユニット
30 ネットワーク
41 制御ユニット
42 記憶ユニット
44 入力ユニット
200、200a フォーマット情報
200b ユーザーフォーマット情報
210 複合機識別子
210b ユーザー識別子
220 レポート種別
230 フォント情報
240、240b テンプレート情報
241、241b テンプレート番号
242、242b 表示位置情報
250、250a 用紙サイズ情報
300 フォーマットテンプレート情報
310 テンプレート番号
320 レポート種別
330 テンプレート名
340 表示サイズ情報
350 添付画像情報
360 サンプル画像情報
370 フォント情報
400 ユーザー情報
410 ユーザー名
420 メールアドレス
430 ユーザー識別子
500 ユーザーフォーマット通知情報
510 応答コード
520 ユーザーフォーマット情報
600 フォーマット編集要求情報
610 ユーザー識別子
620 レポート種別
700 フォーマット編集応答情報
710 応答コード
720 フォーマットテンプレート情報
800 フォーマット登録要求情報
810 ユーザー識別子
820 ユーザーフォーマット情報
900 フォーマット登録応答情報
910 応答コード

Claims (10)

  1. 所定の用紙サイズに対応付けられ予め定められたレポートのフォーマットを記憶する記憶ユニットと、
    ユーザーによる所定の用紙サイズ情報の入力を受け付ける入力ユニットと、
    前記入力ユニットにより受け付けた前記用紙サイズ情報に応じて前記フォーマットを変更する制御ユニットと、を有するレポート出力システム。
  2. 前記制御ユニットは、前記フォーマットを縮小/拡大することにより前記フォーマットを変更する、請求項1に記載のレポート出力システム。
  3. 前記フォーマットは、所定のテンプレートの組み合わせにより構成され、
    前記制御ユニットは、前記フォーマットを構成するテンプレートを再配置することで前記フォーマットを変更する、請求項1又は2に記載のレポート出力システム。
  4. 前記制御ユニットは、前記変更後のフォーマットを前記記憶ユニットに自動登録させる、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のレポート出力システム。
  5. 前記入力受付ユニットは、さらにユーザーによる前記フォーマットの作成に関する情報の入力を受け付け、
    前記制御ユニットは、前記入力ユニットにより受け付けられた情報に基づいて前記ユーザー固有のフォーマットを作成する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のレポート出力システム。
  6. 所定の用紙サイズに対応付けられ予め定められたレポートのフォーマットを記憶する記憶ステップと、
    ユーザーによる所定の用紙サイズ情報の入力を受け付ける入力受付ステップと、
    前記入力ユニットにより受け付けた前記用紙サイズ情報に応じて前記フォーマットを変更する変更ステップと、を含むレポート出力方法。
  7. 前記変更ステップは、前記フォーマットを縮小/拡大することにより前記フォーマットを変更する、請求項6に記載のレポート出力方法。
  8. 前記フォーマットは、所定のテンプレートの組み合わせにより構成され、
    前記変更ステップは、前記フォーマットを構成するテンプレートを再配置することで前記フォーマットを変更する、請求項6又は7に記載のレポート出力方法。
  9. 前記変更後のフォーマットを前記記憶ユニットに自動登録させる登録ステップをさらに含む、請求項6乃至8のいずれか一項に記載のレポート出力方法。
  10. 前記入力受付ステップは、さらにユーザーによる前記フォーマットの作成に関する情報の入力を受け付け、
    前記入力受付ステップにより受け付けられた情報に基づいて前記ユーザー固有のフォーマットを作成する作成ステップを含む、請求項6乃至9のいずれか一項に記載のレポート出力方法。
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