JP2014022211A - 端子金具及び端子金具付き被覆電線 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧着接続信頼性の向上を図ることができる端子金具及び端子金具付き被覆電線を提供する。
【解決手段】複数の導体素線を撚り合わせてなる芯線の外周面に絶縁被覆が施された被覆電線の端末部に装着される端子金具であって、芯線を把持して包み込むように圧着されるワイヤーバレル部と、接続相手に接続される接続部と、を備える端子金具において、ワイヤーバレル部の内面に、芯線の外周形状に応じた断面円弧形状の溝部を複数条形成するとともに、溝部にセレーションを形成する。
【選択図】図4

Description

本発明は、被覆電線の端末部に圧着される端子金具、及び端子金具付き被覆電線に関する。
一般に、導体素線を撚り合わせてなる芯線の外周部に絶縁被覆を形成した被覆電線の端末部には、端子金具が装着される。端子金具としては、絶縁被覆が除去された芯線部分を把持するU字状のワイヤーバレル部を備え、このワイヤーバレル部をかしめることにより被覆電線と電気的に接続される圧着端子が知られている。
通常、ワイヤーバレル部の内面(芯線と接触する面)には、セレーションと呼ばれる係止部が形成される。セレーションを形成することにより、ワイヤーバレル部と芯線との接触面積が増えるため、電線保持力を高めることができる。また、セレーションのエッジが芯線に食い込んで、芯線の表面に形成された酸化皮膜を破壊するため、良好な電気的接続性が得られる。例えば、銅電線に装着される端子金具においては、幅方向(芯線の軸と直交する方向)に延びる複数本(例えば3本)の溝が、芯線の配置方向(芯線の長手方向)に離間して形成された横溝型のセレーションが一般的である。
近年、自動車の車内配線等に用いられるワイヤーハーネスの分野では、銅電線の代替として、アルミ電線が使用され始めている。しかしながら、アルミニウムは、銅に比較して、表面が酸化しやすい、導電率が低い、引張強度が低い、という物性を有するため、銅電線用の端子金具をそのまま適用すると、所望の圧着接続信頼性(電線保持性、電気的接続性等)を確保することが困難となる。
そこで、アルミ電線用の端子金具に好適な技術として、ワイヤーバレル部に矩形状の細かな凹部又は凸部を点在させ凹凸型のセレーションが提案されている(例えば特許文献1、2)。また、セレーションの他の態様として、ワイヤーバレル部に芯線の長手方向に沿って階段状の凹部を形成したもの(例えば特許文献3)や、複数の円柱状の凹部を形成したもの(例えば特許文献4)もある。
特開2010−10000号公報 特開2010−272508号公報 特開2010−55931号公報 特開2009−193890号公報
しかしながら、従来の端子金具を被覆電線に圧着する場合、端子金具と芯線を密着させるために高い圧縮力(例えば27MPa)でワイヤーバレル部をかしめる必要がある。そのため、かしめた後の導体素線の変形(潰れ)が大きくなり、引張強度が低下するおそれがある。
本発明の目的は、圧着接続信頼性の向上を図ることができる端子金具及び端子金具付き被覆電線を提供することである。
本発明に係る端子金具は、複数の導体素線を撚り合わせてなる芯線の外周面に絶縁被覆が施された被覆電線の端末部に装着される端子金具であって、
前記芯線を把持して包み込むように圧着されるワイヤーバレル部と、
接続相手に接続される接続部と、を備え、
前記ワイヤーバレル部の内面に、前記芯線の外周形状に応じた断面円弧形状の溝部が複数条形成されるとともに、前記溝部にセレーションが形成されていることを特徴とする。
本発明に係る端子金具付き被覆電線は、被覆電線の端末部に、上記の端子金具が圧着されていることを特徴とする。
本発明によれば、それぞれの溝部に導体素線がはまり込んで芯線が固定された状態でワイヤーバレル部がかしめられるので、導体素線には均一な圧力が加わることとなる。したがって、圧着時の導体素線の変形が抑制されるので、引張強度の向上を図ることができる。
また、溝部の内面に形成されたセレーションが芯線に確実に食い込むため、導体素線の表面に形成された酸化皮膜が効率的に破壊されて良好な電気的接続性を得ることができる。さらには、端子金具と芯線との密着性が飛躍的に向上するので、高い電線保持性を確保することができる。したがって、本発明によれば、圧着接続信頼性が格段に向上する。
実施の形態で用いる被覆電線を示す斜視図である。 実施の形態に係る端子金具を示す斜視図である。 被覆電線に端子金具を圧着した状態を示す斜視図である。 ワイヤーバレル部を展開した状態を示す平面図である。 ワイヤーバレル部を拡大して示す斜視図である。 被覆電線に端子金具を圧着したときのワイヤーバレル部の断面図である。 変形例に係るワイヤーバレル部を展開した状態を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、実施の形態で用いる被覆電線2を示す斜視図である。図1に示すように、被覆電線2は、複数の導体素線211を撚り合わせてなる芯線21の外周面に絶縁被覆22が施された構成を有する。
芯線21は、外径0.32mmの導体素線211を7本撚り合わせた構成を有する。導体素線211は、例えばアルミニウム又はアルミニウム合金で構成される。
絶縁被覆22は、例えば塩化ビニル等の樹脂で構成され、例えば被覆電線2の外径が1.0mm(断面積で0.5mm2)となるように仕上げられる。
なお、導体素線211の外径、撚り本数、材質、また絶縁被覆22の厚さ、材質等は、ここで説明したものに限定されない。
実施の形態に係る端子金具1を被覆電線2に装着するに際し、被覆電線2の端末部は、所定長の絶縁被覆22が剥がされ、芯線21が露出した状態とされる。そして、端子金具1が装着された被覆電線(図3に示す端子金具付き被覆電線)は、例えば自動車の車内配線等に用いられる。
図2は、実施の形態に係る端子金具1を示す斜視図である。図3は、被覆電線2に端子金具1を圧着した状態を示す斜視図である。
図2、3に示す端子金具1は、例えばコネクタの雄型端子金具が接続される雌型端子金具である。端子金具1は、例えば黄銅又はリン青銅からなる金属板材のプレス加工により所定の形状に成形される。
図2、3に示すように、端子金具1は、接続相手となる雄型端子金具に接続される接続部11、接続部11に連設されるワイヤーバレル部10、及びワイヤーバレル部10に連設される被覆バレル部12を備える。
接続部11は、雄型端子金具(図示略)の雄タブを挿入可能な筒状に形成され、内部に弾性接触片11aを有する。弾性接触片11aと雄型端子金具(図示略)の雄タブとが弾性的に接触することにより、端子金具1と雄型端子金具(図示略)とが電気的に接続される。
ワイヤーバレル部10は、全体として断面U字状に成形され、被覆電線2の端末部の芯線21を把持して包み込むように圧着される(図3参照)。また、ワイヤーバレル部10の内面には、端子金具1の圧着接続信頼性を向上させるために、特徴的な加工が施されている。ワイヤーバレル部10の内面形状については後述する。
被覆バレル部12は、ワイヤーバレル部10と同様に全体として断面U字状に成形され、被覆電線2の端末部の絶縁被覆22を把持して包み込むように圧着される(図3参照)。
図4は、ワイヤーバレル部10を展開した状態を示す平面図である。図5は、ワイヤーバレル部10を拡大して示す斜視図である。
図4、5に示すように、ワイヤーバレル部10の内面には、被覆電線2の芯線21の撚り方向(長手方向)に沿って、所定深さdを有する断面円弧形状の溝部101が形成される。ここでは、被覆電線2の芯線21を構成する最外周の導体素線211が6本であるので、ワイヤーバレル部10の内面には6条の溝部101が形成される。
また、溝部101を規定する円弧形状の直径D1(図5参照)は、導体素線211の直径D0と略同一とされる。すなわち、ワイヤーバレル部10の内面には、芯線21の外周形状に応じた溝部101が形成される。端子金具1を被覆電線2に圧着する際、それぞれの溝部101に導体素線211がはまり込むことにより、ワイヤーバレル部10に芯線21が固定されることとなる。
さらに、溝部101には、端子金具1の圧着接続信頼性を向上させるためのセレーション102が形成される。セレーション102は、ワイヤーバレル部10に形成される凸部又は凹部であり、圧着したときに導体素線211に食い込む構造を有する。すなわち、ワイヤーバレル部10をかしめたときに、セレーション102が個々の導体素線211に食い込み、導体素線211の表面に形成された酸化皮膜を破壊する。セレーション102は、例えば端子金具1のプレス加工時に形成される。
図4、5で示すセレーション102は、溝部101の内面から突出する凸型のセレーションである。より詳細には、セレーション102Aは、溝部101の円弧形状に沿って形成される部分円環形状の凸部である。セレーション102Aは、所定の高さ(厚さ)h、所定の幅wを有し、長さ方向に所定の間隔Lで形成される。
図4、5では、隣接する溝部101、101において、セレーション102Aが長手方向に互い違いに配置されているが、セレーション102Aの配置態様は特に制限されない。
端子金具1を被覆電線2に圧着する場合、被覆電線2の端末部から露出する芯線21を端子金具1のワイヤーバレル部10に載置するとともに、被覆電線2の端末部の絶縁被覆22を端子金具1の被覆バレル部12に載置する。この状態で端子金具1をアンビル(鉄製の台)上に位置決めし、端子金具1の上方に配置されたクリンパを下降させ、ワイヤーバレル部10を所定の圧縮力で押し潰す。これにより、ワイヤーバレル部10は、クリンパの内面形状に応じて芯線21を包み込むようにかしめられる(図6参照)。
このとき、被覆電線2の最外周に配置された6本の導体素線211のそれぞれが、溝部101に落とし込まれるようにする。半自動のクリンパ圧着の場合は、例えば作業者が目視により調整すればよい。また、自動のクリンパ圧着の場合は、例えばワイヤーバレル部10への芯線21の載置状態を監視し、この載置状態を示す信号(例えばモニターからの映像信号)に基づいて被覆電線2を回転させる機構を設けておけばよい。
上述した圧着工程により、端子金具1は被覆電線2に圧着される。圧着後のワイヤーバレル部10の断面は図6に示すようになる。すなわち、最外周の導体素線211がそれぞれ溝部101に落とし込まれて固定されるとともに、溝部101に形成されたセレーション102Aが導体素線211に対して弧を描くように直角に食い込む。
これにより、導体素線211の表面に形成された酸化皮膜が効率よく破壊され、導体素線211の新生面とワイヤーバレル部10が電気的に接続される。また、被覆電線2の端子金具1からの抜けが効果的に防止される。
このように、実施の形態に係る端子金具1は、芯線21を把持して包み込むように圧着されるワイヤーバレル部10と、接続相手(ここでは雄型端子金具)に接続される接続部11とを備える。
そして、ワイヤーバレル部10の内面に、芯線21の外周形状に応じた断面円弧形状の溝部101が複数条(ここでは6条)形成されるとともに、溝部101にセレーション102が形成される。
具体的には、セレーション102は、溝部101の内面から突出する凸型のセレーション102Aで構成される。より具体的には、セレーション102Aは、溝部101の円弧形状に沿って形成される部分円環形状を有し、長手方向に所定間隔で形成される。
端子金具1によれば、それぞれの溝部101に導体素線211がはまり込み、芯線21が固定された状態でワイヤーバレル部10がかしめられるので、導体素線211には均一な圧縮力が加わることとなる。したがって、圧着時の導体素線211の変形が抑制されるので、引張強度の向上を図ることができる。また、従来の端子金具を圧着する場合に比較して、圧着条件(圧縮力)を緩和しても、同等の引張強度を実現することができる。
また、溝部101の内面に形成されたセレーション102Aが芯線21に確実に食い込むため、導体素線211の表面に形成された酸化皮膜が効率的に破壊されて良好な電気的接続性を得ることができる。さらには、端子金具1と芯線21との密着性が飛躍的に向上するので、高い電線保持性を確保できる。したがって、端子金具1によれば、圧着接続信頼性が格段に向上する。
特に、導体素線211がアルミニウム又はアルミニウム合金で構成されている場合、表面に強固な酸化皮膜が形成されやすく、圧着時の素線変形が大きくなるため有用である。
ここで、導体素線211の直径をD0としたとき、溝部101の深さd(図5参照)は、0.1D0以上0.5D0以下であることが好ましい。例えば、導体素線径D0が0.4mmの場合、溝部101の深さdの好適な範囲は、0.04mm以上0.20mm以下となる。溝部101の深さdを上記範囲とすることで、圧着時に、それぞれの溝部101に導体素線211を1本ずつ落とし込んで、容易に拘束することができる。
なお、隣接する溝部101、101の間隔g(図5参照)は、溝部101の深さdに依存する。すなわち、溝部101の深さdが浅いほど間隔gは広くなり、深さdが深いほど間隔gは狭くなる。例えば、溝部101の深さdが0.5D0(導体素線211の半径に相当)である場合、間隔gは0となる。
また、個々のセレーション102Aの高さh(図5参照)は、0.1d以上0.5d以下(d:溝部101の深さ)であることが好ましい。さらには、セレーション102Aは、幅w(図5参照)が0.1mm以上0.5mm以下で、間隔L(図5参照)が0.1mm以上1.0mm以下であることが好ましい。
これにより、セレーション102Aの導体素線211への食い込みによって導体素線211の引張強度が低下することなく、導体素線211の表面に形成された酸化皮膜を効率よく破壊して電気的接続性を向上できるとともに、所望の電線保持性を確保できる。
[変形例]
図7は、変形例に係るワイヤーバレル部10を展開した状態を示す平面図である。
図7に示すように、変形例に係るワイヤーバレル部10においては、ワイヤーバレル部10の内面に、被覆電線2の芯線21の撚り方向に沿って、所定深さdを有する断面円弧形状の溝部101が形成される。また、溝部101には、端子金具1の圧着接続信頼性を向上させるための凸型のセレーション102が形成される。これらの構成は、実施の形態で示したワイヤーバレル部10(図4参照)と同様である。
変形例では、セレーション102として、矩形状(平行四辺形状を含む)のセレーション102Bが採用される。セレーション102Bは、溝部101の円弧形状に沿って所定間隔で、かつ長手方向に所定間隔で形成される。すなわち、セレーション102Bは、それぞれの溝部101において縦横に点在して配置される。
ワイヤーバレル部10において、溝部101に上述したセレーション102Bを形成することにより、実施の形態で説明したのと同様の効果が奏される。
ここで、個々のセレーション102Bの高さh(図5参照)は、0.1d以上0.5d以下(d:溝部101の深さ)であることが好ましい。さらに、セレーション102Bは、一辺の長さが0.1mm以上0.3mm、長手方向の間隔が0.2mm以上2mm以下であり、溝部101の円弧形状に沿って2〜3個形成されることが好ましい。
これにより、セレーション102Bの導体素線211への食い込みによって導体素線211の引張強度が低下することなく、導体素線211の表面に形成された酸化皮膜を効率よく破壊して電気的接続性を向上できるとともに、所望の電線保持性を確保できる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、溝部101に形成されるセレーションの形状は、実施の形態及び変形例で示したセレーション102A、102Bに限定されない。溝部101に形成されるセレーション102は、例えば溝や矩形状の凹み等の凹型のセレーションであってもよいし、円柱状の凸型又は凹型のセレーションであってもよい。
実施形態では、本発明を適用しうる端子金具1として雌型の接続部を有する雌型端子金具を示したが、接続部11の構成は実施の形態で説明したものに限定されない。例えば、雄型端子金具、リング型端子金具、フック型端子金具、Y型端子金具等、ワイヤーバレル部を有する様々な端子金具に、本発明を適用することができる。
また、被覆電線2の導体素線211は、銅又は銅合金で構成されていてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 端子金具
10 ワイヤーバレル部
101 溝部
102、102A、102B セレーション
11 接続部
12 被覆バレル部
2 被覆電線
21 芯線
211 導体素線
22 絶縁被覆

Claims (11)

  1. 複数の導体素線を撚り合わせてなる芯線の外周面に絶縁被覆が施された被覆電線の端末部に装着される端子金具であって、
    前記芯線を把持して包み込むように圧着されるワイヤーバレル部と、
    接続相手に接続される接続部と、を備え、
    前記ワイヤーバレル部の内面に、前記芯線の外周形状に応じた断面円弧形状の溝部が複数条形成されるとともに、前記溝部にセレーションが形成されていることを特徴とする端子金具。
  2. 前記導体素線の直径をD0としたとき、前記溝部の深さが、0.1D0以上0.5D0以下であることを特徴とする請求項1に記載の端子金具。
  3. 前記セレーションが、前記溝部の内面から突出する凸型のセレーションであることを特徴とする請求項1又は2に記載の端子金具。
  4. 前記溝部の深さをdとしたとき、
    前記凸型のセレーションの高さが、0.1d以上0.5d以下であることを特徴とする請求項3に記載の端子金具。
  5. 前記凸型のセレーションは、前記溝部の円弧形状に沿って形成される部分円環形状を有し、長手方向に所定間隔で形成されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の端子金具。
  6. 前記凸型のセレーションは、幅が0.1mm以上0.5mm以下で、間隔が0.1mm以上1.0mm以下であることを特徴とする請求項5に記載の端子金具。
  7. 前記凸型のセレーションは、矩形状を有し、前記溝部の円弧形状に沿って所定間隔で、かつ長手方向に所定間隔で形成されていることを特徴とする請求項3又は4に記載の端子金具。
  8. 前記凸型のセレーションは、一辺の長さが0.1mm以上0.3mm以下で、長手方向の間隔が0.2mm以上2mm以下であり、前記溝部の円弧形状に沿って2〜3個形成されていることを特徴とする請求項7に記載の端子金具。
  9. 前記導体素線が、アルミニウム又はアルミニウム合金で構成されることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の端子金具。
  10. 黄銅又はリン青銅で構成されていることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の端子金具。
  11. 被覆電線の端末部に、請求項1から10のいずれか一項に記載の端子金具が圧着されていることを特徴とする端子金具付き被覆電線。
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