JP2009170217A - 圧着端子、端子付電線及びその製造方法 - Google Patents

圧着端子、端子付電線及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】圧着端子の圧着高さを軸方向に大きく変えずに、端子付電線の機械的強度の確保と、電線と圧着端子との間の接触抵抗の低下を両立させることを可能にする。
【解決手段】圧着端子10は、電線の導体22に圧着される電線圧着部14を有する。電線圧着部14は、導体22の根元側に圧着される第1の圧着部14aと、先端側に圧着される第2の圧着部14bとを有し、電線圧着部14の内側面には食い込み促進のための凹部が形成される。第2の圧着部14bに形成される凹部13bは、端子幅方向に分割され、または第1の圧着部14aに形成される凹部13aよりも浅い。あるいは、第2の凹部13bの形成が省略されて第1の凹部13aのみが形成される。圧着部14a,14bは互いに同等の厚みを有し、同等の圧着高さで導体22に圧着されるが、第1の圧着部14aの軸方向の伸びが第2の圧着部14bの軸方向の伸びよりも大きい分、第2の圧着部14bが第1の圧着部14aよりも高圧縮で圧着される。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動車等に配索される電線の端末に圧着される圧着端子と、当該圧着端子を有する端子付電線及びその製造方法に関するものである。
従来、絶縁電線の端末に端子を装着するための手段として、圧着技術が多用されている。この圧着は、予め前記端子に形成されている導体バレルを金型によって前記絶縁電線の導体の端末にかしめることにより、行われる。
しかし、この圧着技術では、前記導体バレルの圧着高さ(クリンプハイト)の設定が難しい。当該圧着高さを小さく設定すると、当該導体バレルと前記電線の導体との接触抵抗が下がるという利点が得られる半面、導体断面積の減少率が高いために機械的強度、特に衝撃的な荷重に対する引張強度(より具体的には圧着端子が電線を保持する強度)が低下するという不都合が生じる。逆に、前記圧着高さを大きく設定すると、機械的強度は高く維持することが可能である半面、当該導体バレルと前記電線の導体との接触抵抗が大きくなるという不都合が生じる。
特に近年は、電線に含まれる導体の材質としてアルミニウムまたはアルミニウム合金の使用が検討されており、その使用にあたって前記圧着高さの設定が非常に難しいものとなっている。具体的に、当該アルミニウムまたはアルミニウム合金の表面には接触抵抗低下の要因となる酸化皮膜が形成されやすく、その酸化皮膜の形成にかかわらず接触抵抗を十分に低下させるためには圧着高さを低くする設定しなければならない事情がある。従って、このようなアルミニウムまたはアルミニウム合金からなる導体をもつ端子付電線の機械的強度と接触抵抗の双方を満足させるような圧着高さの設定及び管理は容易ではない。
そこで、特許文献1では、前記導体バレルに、圧着高さの大きい部分と圧着高さの小さい部分とを同時に形成する技術が開示されている。前記圧着高さの大きい部分は、導体の先端側部分に形成され、機械的強度の維持に寄与する。一方、前記圧着高さの小さい部分は、接触抵抗の低下に寄与する。
特開2005−50736号公報
前記特許文献1に記載される端子付電線では、その端子のうち圧着高さの大きい部分と圧着高さの小さい部分との間に不連続な段差が存在する。この段差が大きくなるほど、端子に亀裂等の損傷が生じ易くなる。また、当該段差の大きい端子付電線を単一の圧着用金型にて製造することは事実上困難であり、実際には互いに圧着高さの異なる部分についてそれぞれ別の圧着用金型を用いなければならず、その管理はきわめて面倒である。
なお、前記端子が電線を保持する強度を高め、また、前記接触抵抗を効果的に低下させる手段として、例えば特開平10−125362号公報に示されるように、圧着端子において電線端末の導体にかしめられる導体圧着部の内側面に、その軸方向と平行な方向に並ぶ複数本の凹溝からなるセレーションを形成することが行われている。このセレーションは、前記圧着端子における導体圧着部と前記導体との接触面積を増加させるとともに、当該セレーションの形成するエッジ、特に端子軸方向と直交する方向に延びるエッジが前記導体に食い込むことで、当該導体圧着部による当該導体の保持強度を高め、また接触抵抗も低下させる。しかし、前記のように高圧縮での圧着が行われた場合、前記圧着端子における端子圧着部の塑性変形(特にその軸方向の延びと肉厚の減少)が著しいため、当該端子圧着部に前記のような凹溝が形成されていると、その凹溝が形成されている部分、すなわち局所的に肉厚の小さい部分で破断が生じるおそれがある。従って、前記端子圧着部に前記セレーション等の凹部を形成する場合、その圧着について圧縮率の下限、すなわち高圧縮の限界設定には著しい制約がある。
本発明は、このような事情に鑑み、圧着端子における導体圧着部に当該導体圧着部の当該導体への食い込みを促進するための凹部を形成しながら、電線に対する圧着端子の圧着高さを軸方向に大きく変えることなく、端子付電線の機械的強度の確保と、電線と圧着端子との間の接触抵抗の低下を両立させることを可能にする技術の提供を目的とする。
前記課題を解決するための手段として、本発明は、相手方の端子と嵌合して電気的に接続される電気接続部と、端末において導体が露出する電線の当該端末に圧着される導体圧着部とを有する圧着端子であって、前記導体圧着部は、前記圧着端子の軸方向について均一な厚みを有し、前記端末の導体を抱き込むように当該導体に圧着されることが可能な板状をなし、この導体圧着部の内側面には、前記導体に食い込むエッジを形成するための凹部であって前記端子の軸方向と直交する方向について連続する第1の凹部と、前記導体に食い込むエッジを形成するための凹部であって、前記第1の凹部よりも前記電気接続部に近い位置にあり、前記端子の軸方向と直交する方向に分割され且つ当該方向に互いに離間する複数の第2の凹部とが形成されているものである。
また、本発明に係る圧着端子は、前記導体圧着部の内側面に、前記導体に食い込むエッジを形成するための凹部であって前記端子の軸方向と直交する方向について連続する第1の凹部と、前記導体に食い込むエッジを形成するための凹部であって、前記第1の凹部よりも前記電気接続部に近い位置にあり、前記第1の凹部の最大深さよりも小さい最大深さを有する第2の凹部とが形成されているものでもよい。
なお、ここでいう導体圧着部の「厚み」とは、前記凹部が形成されていない部分の厚みを意味する。従って、「前記圧着端子の軸方向について均一な厚みを有し、」とは、前記凹部の形成による局所的な厚みの減少は含まない趣旨である。
このような圧着端子であれば、圧着端子における導体圧着部に導体との接触抵抗を低下させるための凹部を形成しながら、電線に対する圧着端子の圧着高さを軸方向に大きく変えることなく、端子付電線の機械的強度の確保と、電線と圧着端子との間の接触抵抗の低下を両立させることが可能である。具体的には、通常の圧着端子と同様に前記導体圧着部の圧着高さが圧着端子の軸方向について略均一になるように当該導体圧着部を変形させれば、当該導体圧着部のうち前記第1の凹部が形成されている第1の圧着部が前記第2の凹部が形成されている第2の圧着部よりも前記軸方向に伸びて厚みが減少することにより、当該第1の圧着部よりも高圧縮で前記第2の圧着部が前記導体に圧着される。
従って、前記第1の凹部は、そのエッジが前記導体に食い込むことにより、第1の圧着部による導体の圧縮が抑えられても当該導体を保持する力を高め、また、当該第1の圧着部と当該導体との接触抵抗を低下させる。しかも、当該第1の圧着部での圧縮の抑制は、前記第1の凹部が形成された部分で端子に破断が生じることを防ぐ。
その一方、前記第2の凹部は、端子軸方向と直交する方向に分割されて互いに離間し、または第1の圧着部に形成される凹部よりも最大深さが小さいので、当該凹部に起因する破断を抑制しながら、しかも、当該第2の凹部が形成される第2の圧着部の伸びを抑えることで結果的に高圧縮で前記導体に圧着することが可能である。
すなわち、この発明では、圧着高さに差を与えなくても、第1の凹部と第2の凹部との形状の相違により、当該第1の凹部が形成された第1の圧着部よりも高圧縮で、当該第2の凹部が形成された第2の圧着部を導体に圧着することが可能であり、これによって、端子付電線の機械的強度の確保と、電線と圧着端子との間の接触抵抗の低下を両立させることができる。しかも、第2の圧着部では、凹部による食い込み効果が第1の圧着部よりも低下するものの、高圧下での圧着時における凹部での端子の破断を抑制もしくは防止することが可能であり、その一方で第1の圧着部における凹部により十分な食い込み効果を得ることができる。
なお、前記第2の凹部が端子軸方向と直交する方向に分割されて当該方向に互いに離間している場合、当該凹部が存在しない領域では当該凹部による導体への食い込み効果が生じないことになるが、その分割された凹部が、端子軸方向に並ぶ複数の列にそれぞれ配され、それぞれの列に設けられる凹部の位置が当該列に隣接する列に設けられる凹部の位置に対して当該列の方向にずれていれば、その端子軸方向と直交する方向について、食い込み効果のばらつきを均等化することが可能である。
前記導体圧着部としては、前記電気接続部から軸方向に延びる基部と、この基部から前記軸方向と交差する方向に延びる金属板からなり、前記電線の端末において露出する導体を抱き込むように曲げ加工される導体バレルとを有するものが好適である。この場合、前記第1の凹部及び前記第2の凹部は、いずれも、前記基部及び前記導体バレルのうちの少なくとも一方の内側面に形成されればよい。
また本発明は、端末において導体が露出する電線と、その端末に圧着される前記の圧着端子とを有する端子付電線であって、前記圧着端子の導体圧着部が前記電線の端末の導体に対して外側から圧着されるとともに、その圧着高さが圧着端子の軸方向について略均一になるように当該導体圧着部が変形させられ、かつ、当該導体圧着部のうち前記第1の凹部が形成されている第1の圧着部が前記第2の凹部が形成されている第2の圧着部よりも前記軸方向に伸びて厚みが減少することにより、当該第1の圧着部よりも高圧縮で前記第2の圧着部が前記導体に圧着されているものである。
この端子付電線では、導体圧着部における第1の圧着部における圧縮の抑制と当該第1の圧着部に形成された第1の凹部とが、当該導体圧着部による導体保持力を高く保持する一方、前記第2の凹部が高圧縮で前記導体の先端側部分に圧着されることが、両者間の接触抵抗を低下させる。従って、この発明は、高圧縮での圧着、すなわち低圧縮率での圧着が要求される場合に特に有効である。例えば、前記電線の導体が表面に酸化皮膜が形成されやすいアルミニウムやアルミニウム合金で形成される場合、その酸化皮膜を破って接触抵抗を低下させるためには例えば40〜70%程度の圧縮率が要求されることがあり、その場合に本発明はきわめて有効となる。
また本発明は、端末において導体が露出する電線と、その端末に圧着される圧着端子とを有する端子付電線を製造するための方法であって、金属板から前記の圧着端子を成形する端子成形工程と、前記圧着端子の導体圧着部を前記電線の端末の導体に外側から圧着するとともに、前記圧着端子の軸方向に圧着高さが均一な金型を用いて前記導体圧着部を前記電線の端末の導体に対して外側から圧着する圧着工程とを含み、前記圧着工程では、前記導体圧着部のうち前記第1の凹部が形成されている第1の圧着部が前記第2の凹部が形成されている第2の圧着部よりも前記軸方向に伸びて厚みが減少することにより、当該第1の圧着部よりも高圧縮で前記第2の圧着部が前記導体に圧着される当該導体圧着部のうち第1の圧着部よりも高圧縮で前記第2の圧着部を前記導体に圧着するものである。
以上のように、本発明によれば、圧着端子における導体圧着部の圧着高さを軸方向について特に変化させなくても、当該導体圧着部のうち前記第1の凹部が形成されている第1の圧着部が前記第2の凹部が形成されている第2の圧着部よりも前記軸方向に伸びて厚みが減少することにより、当該第1の圧着部よりも高圧縮で前記第2の圧着部を前記導体に圧着することが可能であり、これにより、端子付電線の機械的強度の確保と、電線と圧着端子との間の接触抵抗の低下を両立させることができる。また、前記第1の凹部が形成される第1の圧着部は、その圧縮の抑制と前記第1の凹部による食い込み促進効果とにより導体の保持強度を高く確保することが可能である一方、前記第1の圧着部よりも高圧縮で導体に圧着される第2の圧着部に形成される第2の凹部は、端子軸方向と直交する方向に分割され、または第1の圧着部よりも浅いため、当該凹部の形成に起因する端子の破断を回避しながら前記高圧縮で当該第2の圧着部を前記導体の先端側部分に圧着することができる。
本発明の好ましい実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態において製造される端子付電線を示す。この端子付電線は、電線20と圧着端子10とを有する。前記電線20は、導体22と、この導体22を径方向外側から覆う絶縁被覆24とからなり、その端末において前記絶縁被覆24が部分的に除去されることにより前記導体22が露出している。そして、この電線20の端末に前記圧着端子10が圧着されている。
なお、前記導体22の材質は特に限定されず、通常用いられる銅や銅合金の他、種々の材料が設定可能である。しかし、本発明は、アルミニウムやアルミニウム合金のように表面に酸化皮膜が形成されやすく、圧着に高圧縮が要求されるものに特に有効である。
この端子付電線は、次の端子成形工程及び圧着工程によって製造される。
1)端子成形工程
この工程では、図2及び図3に示されるような圧着端子10、すなわち、電線の端末に圧着される前の圧着端子10が成形される。この成形は、通常の端子と同様、金属板から図2に示すような端子原板を打ち抜く工程と、その端子原板を曲げ加工する工程とにより行われる。
前記圧着端子10は、従来の端子と同様、電気接続部12と電線圧着部14とを前後に有する。この実施の形態において、前記電気接続部12は雌型であって図略の雄型端子が嵌入可能な箱型に成形されている。前記電線圧着部14は、前記電気接続部12から軸方向に沿って後方に延びる基部15と、この基部15から前記軸方向と交差する方向(図では直交する方向)に延びる左右一対の導体バレル16と、これらの導体バレル16と略並行に延びる左右一対のインシュレーションバレル18とを含む。前記両導体バレル16は、図2に示すようなU字状の正面形状をなし、前記両インシュレーションバレル18も同様の形状をなす。
前記各導体バレル16は、その曲げ加工に伴って前記電線20の導体22に密着する内側面17を有する。この導体バレル16及び当該導体バレル16がつながる基部15の部分が導体圧着部を構成する。この導体圧着部の内側面及び外側面に段差はなく、板厚はその全体にわたって均一である。ただし、前記内側面17には後述のような第1の凹部13a及び第2の凹部13bが形成されていてその部分は局所的に薄肉となっている。
この電線圧着部14のうち、前記導体22の根元側部分に圧着される領域には、その内側面17に複数の第1の凹部13aが形成される第1の圧着部14aが含まれ、前記導体22の先端側部分に圧着される領域には、その内側面に複数の第2の凹部13bが形成される第2の圧着部14bが含まれる。各凹部13a,14bは、いずれも、その前後に端子幅方向に延びるエッジを形成する。このエッジは、圧着端子10の圧着時に前記導体22に食い込むことにより、当該圧着端子10による導体22の保持強度を高め、また、当該導体22の表面に形成された酸化皮膜を破ることにより当該導体22と圧着端子10との接触抵抗の低下を促進する。
前記両凹部13a,13bのうち、前記第1の凹部13aは、前記基部15の内側面に形成されている。各第1の凹部13aは、端子の軸方向と直交する方向すなわち端子の幅方向に連続して延びる細溝であり、これら第1の凹部13aは端子の軸方向に互いに平行に複数列(図例では2列)にわたって設けられている。
前記第2の凹部13bは、左右の導体バレル16の内側面とこれらの導体バレル16に挟まれる基部15の内側面とに跨る領域に配列されている。各第2の凹部13bは小さな矩形状をなし、前後複数列(図例では2列)にわたって配列されている。各列では、複数の第2の凹部13bが端子の幅方向に互いに間隔をおいて配され、かつ、前列の第2の凹部13bの位置と後列の第2の凹部13bの位置とが端子幅方向に半ピッチ分ずらされている。すなわち、これらの第2の凹部13bは千鳥状に配列されている。
この配列は、後述のように前記第1の圧着部14aが圧着されたときの圧着端子10の破断を回避し、かつ、当該第1の圧着部14aの伸びを抑制して圧縮率を下げる(すなわち圧縮度合いを上げる)ためのものである。すなわち、凹部が形成される部分では電線圧着部14を構成する金属板の肉厚が局所的に小さく、その部分で特に破断が生じやすくかつ伸び易いため、当該凹部を端子幅方向に分散させることにより、端子軸方向に圧着端子10が分断されるのを回避し、かつ、同方向への伸びを抑制するものである。
なお、両凹部13a,13bの最大深さについて、第1の凹部13aをより深くするようにしても良いが、両凹部13a,13bを互いに同じ深さにするようにしても良い。
2)圧着工程
この工程では、前記電線圧着部14の基部15の上に電線20の端末がセットされ、その状態で導体バレル16及び前記インシュレーションバレル18が図4に示すような通常の金型台28および金型30によりかしめられることにより、両バレル16,18を含む電線圧着部14が前記電線20の端末における導体22及びその直ぐ後ろ側の絶縁被覆24にそれぞれ圧着される。より具体的には、前記金型台28上に前記圧着端子10および電線20の端末が載置され、その上に圧着後の形状に対応する押圧面32をもつ金型30が降下することにより、前記各バレル16,18がそれぞれ前記導体22及び絶縁被覆24を抱き込むように曲げ加工される。
ここで、前記金型30の押圧面32は、端子軸方向について高さが均一である形状を有する。従って、圧着後の導体バレル16の圧着高さHも同方向についてほぼ均一となる(図7(a)(b))。しかしながら、当該圧着時には、端子幅方向に連続する第1の凹部13aが形成された第1の圧着部14aの伸びが、端子幅方向に連続していない(すなわち分割された)第2の凹部14aが形成された第2の圧着部14bの伸びよりも大きいため、その分、当該第2の圧着部14bの肉厚が当該第1の圧着部14aの肉厚よりも小さくなるるこのことは、図6及び図7に示されるように、前記第2の圧着部14bによる導体22の(先端側部分の)圧縮率を前記第1の圧着部14aによる導体22の(根元側部分の)圧縮率よりも低くする。従って、当該導体22の先端側部分での高圧縮による圧着が当該導体22と導体バレル16との間の接触抵抗を有効に低下させる一方、当該導体22の根元側部分での相対的な圧縮の抑制が、端子付電線の引張強度、より具体的には導体バレル16による導体22の保持強度を高く確保することを可能にする。つまり、接触抵抗の低下と高い機械的強度の確保との両立を可能にする。
しかも、相対的に低い圧縮力で圧着される第1の圧着部14aの内側面に形成される第1の凹部13aは、端子幅方向に連続しており、高圧縮で圧着される前記第2の圧着部14bの内側面に形成される第2の凹部13bは、端子幅方向に分割されて同方向に互いに離間しているため、前記第1の圧着部14aでは前記第1の凹部13aによる十分な食い込み効果を享受しながら、前記第2の圧着部14bにおいて高圧縮(低圧縮率)での圧着に起因する破断が生じるのを回避することが可能である。
具体的に、前記第1の圧着部14aに形成される第1の凹部13aは、端子幅方向に連続しているため、同方向に連続するエッジを形成することが可能であり、このエッジが端子幅方向に連続する領域にわたって十分な食い込み効果を発揮することができる。しかも、この第1の圧着部14aでの圧縮度合いは第2の圧着部14bでの圧縮度合いよりも低いため、当該第1の凹部13aが端子幅方向に連続していても当該凹部13aの形成箇所で端子が破断するのを回避することが可能である。
これに対し、前記第2の圧着部14bに形成される第2の凹部13bは、端子幅方向に間欠的に配列されている(すなわち同方向に分散されている)ため、当該第2の圧着部14bで高圧縮での圧着がなされても圧着端子10の破断は生じにくい。例えば、前記導体22がアルミニウムまたはアルミニウム合金からなる場合、その表面に形成される酸化皮膜を打ち破って接触抵抗を低下させるためには、前記第2の圧着部14bに40%〜70%程度の低い圧縮率が要求される場合があるが、この場合でも当該第2の圧着部14bでの破断を回避することが可能である。
さらに、この実施の形態のように、前記第2の圧着部14bに設けられる複数の第2の凹部13bが、端子軸方向に並ぶ複数の列にそれぞれ配され、それぞれの列に設けられる凹部の位置が当該列に隣接する列に設けられる凹部の位置に対して当該列の方向にずれている(すなわち千鳥状に配列されている)ことは、その端子幅方向に第2の凹部13bが間欠的に配列されているにもかかわらず、当該端子幅方向についての食い込み効果の均一化を図ることを可能にする。
なお、前記第1の凹部13a及び前記第2の凹部13bは、いずれも、前記基部15及び前記導体バレル16のうちの少なくとも一方の内側面に形成されていればよい。例えば、第2の実施の形態として図8及び図9に示されるように、前記第2の凹部13bに加えて前記第1の凹部13aも基部15と両導体バレル16とに跨る領域に形成されていてもよい。
前記第2の凹部13bの配列は、適宜変更が可能である。例えば、第3の実施の形態として図10および図11に示すように、複数の第2の凹部13bが端子幅方向に並ぶ列が端子軸方向に密に並んでいてもよい。すなわち、複数の矩形状の第2の凹部13bがいわゆる市松模様をなすように形成されてもよい。あるいは、第4の実施の形態として図12及び図13に示すように、複数の第2の凹部13bが縦横に整列していてもよい。
本発明の第5の実施の形態を図14〜図16に示す。ここでは、第1の凹部13aよりも前側(図1に示される電気接続部12側)に位置する第2の凹部13bが、当該第1の凹部13aと同様に端子幅方向に連続する長尺溝状に形成されている。しかし、当該第2の凹部13bの深さ寸法は当該第1の凹部13aの深さ寸法よりも小さい寸法に設定されている。
この実施の形態においても、前記第2の凹部13bの深さ寸法が抑えられる分、当該第2の凹部13bが形成される第2の圧着部14bの圧着時の軸方向の伸びが、第1の凹部13aが形成される第1の圧着部14aの圧着時の伸びよりも抑えられるため、当該第2の圧着部14bが当該第1の圧着部14aよりも高圧縮で導体22に圧着される。しかも、前記第1の凹部13aの深さ寸法が小さい分、前記第1の圧着部14aの厚み寸法が大きく確保されるため、当該第2の圧着部14bが高圧縮で圧着されることによる破断が有効に抑止される。一方、相対的に圧縮度合いの低い第1の圧着部14aではそこに形成される第1の凹部13aに十分な深さ寸法が与えられることにより、当該第1の凹部13aによる高い食い込み効果を得ることができる。
さらに、前記第1の実施の形態等に示されるように、第1の凹部13aが端子幅方向に連続し、第2の凹部13bが端子幅方向に分割されて同方向に互いに離間しているものにおいて、当該第2の凹部13bの深さ寸法よりも第1の凹部13aの深さ寸法が大きく設定されれば、本発明の効果はより顕著なものとなる。
なお、各凹部の具体的な深さ寸法は、圧着端子10を構成する金属板の厚みや材質、当該凹部の平面形状や配列、各圧着部での圧縮率、等に基いて適宜設定されればよい。一般には、金属板の厚みが0.25mmである場合、第1の凹部13aの深さ寸法は0.05mm程度、第2の凹部13bの深さ寸法は0.03mm程度が好適である。
また、第1の凹部13a、第2の凹部13bがそれぞれ複数存在する場合に、各第1の凹部13aの深さ寸法は互いに同一でなくてもよく、同様に各第2の凹部13bの深さ寸法は互いに同一でなくてもよい。また、各凹部の深さ寸法が当該凹部全域にわたって一定でなくてもよい。その場合、第1の凹部の最大深さが第2の凹部の最大深さよりも大きければよい。
本発明の第1の実施の形態に係る端子付電線の側面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る圧着端子の展開図である。 図2に示される圧着端子の成形後の形状を示す斜視図である。 前記端子付電線を製造するための圧着工程を示す正面図である。 前記端子付電線の圧着部分を示す斜視図である。 前記圧着部分の断面側面図である。 (a)は図6の7A−7A線断面図、(b)は図6の7B−7B線断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る圧着端子の展開図である。 図8に示される圧着端子の成形後の形状を示す斜視図である。 本発明の第3の実施の形態に係る圧着端子の展開図である。 図10に示される圧着端子の成形後の形状を示す斜視図である。 本発明の第4の実施の形態に係る圧着端子の展開図である。 図12に示される圧着端子の成形後の形状を示す斜視図である。 本発明の第5の実施の形態に係る圧着端子の展開図である。 図14に示される圧着端子の成形後の形状を示す斜視図である。 図14のA−A線断面図である。
符号の説明
10 圧着端子
12 電気接続部
13a 第1の凹部
13b 第2の凹部
14a 第1の圧着部
14b 第2の圧着部
15 基部
16 導体バレル
17 導体圧着部の内側面
20 電線
22 導体
24 絶縁被覆

Claims (8)

  1. 相手方の端子と嵌合して電気的に接続される電気接続部と、端末において導体が露出する電線の当該端末に圧着される導体圧着部とを有する圧着端子であって、
    前記導体圧着部は、前記圧着端子の軸方向について均一な厚みを有し、前記端末の導体を抱き込むように当該導体に圧着されることが可能な板状をなし、
    この導体圧着部の内側面には、前記導体に食い込むエッジを形成するための凹部であって前記端子の軸方向と直交する方向について連続する第1の凹部と、前記導体に食い込むエッジを形成するための凹部であって、前記第1の凹部よりも前記電気接続部に近い位置にあり、前記端子の軸方向と直交する方向に分割され且つ当該方向に互いに離間する複数の第2の凹部とが形成されていることを特徴とする圧着端子。
  2. 請求項1記載の圧着端子において、
    前記第2の凹部は、端子軸方向に並ぶ複数の列にそれぞれ配され、それぞれの列に設けられる凹部の位置が当該列に隣接する列に設けられる凹部の位置に対して当該列の方向にずれていることを特徴とする圧着端子。
  3. 相手方の端子と嵌合して電気的に接続される電気接続部と、端末において導体が露出する電線の当該端末に圧着される導体圧着部とを有する圧着端子であって、
    前記導体圧着部は、前記圧着端子の軸方向について均一な厚みを有し、前記端末の導体を抱き込むように当該導体に圧着されることが可能な板状をなし、
    この導体圧着部の内側面には、前記導体に食い込むエッジを形成するための凹部であって前記端子の軸方向と直交する方向について連続する第1の凹部と、前記導体に食い込むエッジを形成するための凹部であって、前記第1の凹部よりも前記電気接続部に近い位置にあり、前記第1の凹部の最大深さよりも小さい最大深さを有する第2の凹部とが形成されていることを特徴とする圧着端子。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の圧着端子において、
    前記導体圧着部は、前記電気接続部から軸方向に延びる基部と、この基部から前記軸方向と交差する方向に延びる金属板からなり、前記電線の端末において露出する導体を抱き込むように曲げ加工される導体バレルとを有し、
    前記第1の凹部及び前記第2の凹部は、いずれも、前記基部及び前記導体バレルのうちの少なくとも一方の内側面に形成されていることを特徴とする圧着端子。
  5. 端末において導体が露出する電線と、
    その端末に圧着される請求項1〜4のいずれかに記載の圧着端子とを有する端子付電線であって、
    前記圧着端子の導体圧着部が前記電線の端末の導体に対して外側から圧着されるとともに、その圧着高さが圧着端子の軸方向について略均一になるように当該導体圧着部が変形させられ、かつ、当該導体圧着部のうち前記第1の凹部が形成されている第1の圧着部が前記第2の凹部が形成されている第2の圧着部よりも前記軸方向に伸びて厚みが減少することにより、当該第1の圧着部よりも高圧縮で前記第2の圧着部が前記導体に圧着されていることを特徴とする端子付電線。
  6. 請求項5記載の端子付電線において、
    前記電線の導体がアルミニウムまたはアルミニウム合金からなることを特徴とする端子付電線。
  7. 端末において導体が露出する電線と、その端末に圧着される圧着端子とを有する端子付電線を製造するための方法であって、
    金属板から請求項1〜4のいずれかに記載の圧着端子を成形する端子成形工程と、
    前記圧着端子の軸方向に圧着高さが均一な金型を用いて前記導体圧着部を前記電線の端末の導体に対して外側から圧着する圧着工程とを含み、
    前記圧着工程では、前記導体圧着部のうち前記第1の凹部が形成されている第1の圧着部が前記第2の凹部が形成されている第2の圧着部よりも前記軸方向に伸びて厚みが減少することにより、当該第1の圧着部よりも高圧縮で前記第2の圧着部が前記導体に圧着されることを特徴とする端子付電線の製造方法。
  8. 請求項7記載の端子付電線の製造方法において、
    前記での導体がアルミニウムまたはアルミニウム合金からなることを特徴とする端子付電線の製造方法。
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