JP5142751B2 - 端子金具及びワイヤーハーネス - Google Patents
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Description
本発明は、導体を含む電線と、前記電線の端末から露出する前記導体に接続される端子金具と、を備えたワイヤーハーネスであって、前記端子金具は、前記電線の端末に外側からかしめられる圧着部と、前記圧着部に連なって相手側端子金具と接続される接続部と、を備え、前記圧着部のうち前記電線側の面には、前記電線の軸方向と交差する方向に延び、且つ前記電線の軸方向に間隔を空けて並ぶ複数の凹部により凹部群が形成されており、前記凹部群は、前記電線の軸方向と交差する方向に間隔を空けて複数組並んで形成されており、前記凹部群を構成する前記各凹部の底面は、前記電線の軸方向に対して傾斜して形成されており、前記凹部群は、前記電線の軸方向について、間隔を空けて複数の列に形成されており、前記電線の軸方向に隣接する前記凹部群は、前記電線の軸方向について互いにずれた位置に千鳥状に配されていることを特徴とする。
本発明は、電線の端末に外側からかしめられる圧着部と、前記圧着部に連なって相手側端子金具と接続される接続部と、を有する端子金具であって、前記圧着部のうち前記電線側の面には、前記電線の軸方向と交差する方向に延び、且つ前記電線の軸方向に並ぶ複数の凹部により凹部群が形成されており、前記凹部群は、前記電線の軸方向と交差する方向に間隔を空けて複数組並んで形成されており、前記凹部群を構成する前記各凹部の底面は、前記電線の軸方向に対して傾斜して形成されており、前記凹部群は4つ以上の前記凹部からなり、前記各凹部群のうち前記電線の軸方向の一側に位置する一対の前記凹部の底面の形状と、前記電線の軸方向の他側に位置する一対の前記凹部の底面の形状とは、前記電線の軸方向について対称に形成されていることを特徴とする。
本発明は、電線の端末に外側からかしめられる圧着部と、前記圧着部に連なって相手側端子金具と接続される接続部と、を有する端子金具であって、
前記圧着部のうち前記電線側の面には、前記電線の軸方向と交差する方向に延び、且つ前記電線の軸方向に並ぶ複数の凹部により凹部群が形成されており、前記凹部群は、前記電線の軸方向と交差する方向に間隔を空けて複数組並んで形成されており、前記凹部群を構成する前記各凹部の底面は、前記電線の軸方向に対して傾斜して形成されており、前記凹部群は4つ以上の前記凹部からなり、前記各凹部群のうち前記電線の軸方向の一側に位置する一対の前記凹部の底面の形状と、前記電線の軸方向の他側に位置する一対の前記凹部の底面の形状とは、同一であり、前記凹部群のうち前記電線の一側又は他側に位置する前記一対の凹部のうち、前記電線の軸方向の一側に位置する前記凹部の底面は、前記電線の軸方向の一側に向かうに従って下降傾斜しており、前記電線の軸方向の他側に位置する前記凹部の底面は、前記電線の他側に向かうに従って下降傾斜していることを特徴とする。
本発明は、導体を含む電線と、前記電線の端末から露出する前記導体に接続される端子金具と、を備えたワイヤーハーネスであって、前記端子金具は、前記電線の端末に外側からかしめられる圧着部と、前記圧着部に連なって相手側端子金具と接続される接続部と、を備え、前記圧着部のうち前記電線側の面には、前記電線の軸方向と交差する方向に延び、且つ前記電線の軸方向に間隔を空けて並ぶ複数の凹部により凹部群が形成されており、前記凹部群は、前記電線の軸方向と交差する方向に間隔を空けて複数組並んで形成されており、前記凹部群を構成する前記各凹部の底面は、前記電線の軸方向に対して傾斜して形成されており、前記凹部群は4つ以上の前記凹部からなり、前記各凹部群のうち前記電線の軸方向の一側に位置する一対の前記凹部の底面の形状と、前記電線の軸方向の他側に位置する一対の前記凹部の底面の形状とは、前記電線の軸方向について対称に形成されていることを特徴とする。
本発明は、導体を含む電線と、前記電線の端末から露出する前記導体に接続される端子金具と、を備えたワイヤーハーネスであって、前記端子金具は、前記電線の端末に外側からかしめられる圧着部と、前記圧着部に連なって相手側端子金具と接続される接続部と、を備え、前記圧着部のうち前記電線側の面には、前記電線の軸方向と交差する方向に延び、且つ前記電線の軸方向に間隔を空けて並ぶ複数の凹部により凹部群が形成されており、前記凹部群は、前記電線の軸方向と交差する方向に間隔を空けて複数組並んで形成されており、前記凹部群を構成する前記各凹部の底面は、前記電線の軸方向に対して傾斜して形成されており、前記凹部群は4つ以上の前記凹部からなり、前記各凹部群のうち前記電線の軸方向の一側に位置する一対の前記凹部の底面の形状と、前記電線の軸方向の他側に位置する一対の前記凹部の底面の形状とは、同一であり、前記凹部群のうち前記電線の一側又は他側に位置する前記一対の凹部のうち、前記電線の軸方向の一側に位置する前記凹部の底面は、前記電線の軸方向の一側に向かうに従って下降傾斜しており、前記電線の軸方向の他側に位置する前記凹部の底面は、前記電線の他側に向かうに従って下降傾斜していることを特徴とする。
前記凹部群は、前記電線の軸方向について、間隔を空けて複数の列に形成されていてもよい。
本発明の実施形態1を図1ないし図5を参照しつつ説明する。本実施形態に係るワイヤーハーネス10は、電線11と、この電線11の端末に接続された雌端子金具12(端子金具に相当)を含む。
次に、本発明の実施形態2を図6ないし図8を参照しつつ説明する。図6に示すように、本実施形態においては、凹部18は、電線11の軸方向(矢線Aで示す方向)に複数(本実施形態では4つ)並んで凹部群30を形成している。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)凹部群30を形成する凹部18の底面の傾斜は、全て同一形状であってもよいし、また、各凹部群30ごとに異なる形状としてもよく、必要に応じて任意の形状をとりうる。
(2)本実施形態においては、各凹部群30は4つの凹部18からなる構成としたが、これに限られず、各凹部群30は、2つ、3つ、又は5つ以上の凹部18から構成されていてもよい。
(3)本実施形態においては、凹部群30は、電線11の軸方向と交差する方向について一定の間隔を空けて並ぶ構成としたが、これに限られず、ワイヤーバレル16における応力の分布に応じて、凹部群30同士の間隔を異ならせてもよい。
(4)本実施形態においては、凹部群30は、電線11の軸方向について一定の間隔を空けて複数の列をなす構成としたが、これに限られず、電線11の軸方向についての凹部群30の間隔は、等間隔でなくともよく、ワイヤーバレル16における応力の分布に応じて異ならせてもよい。
(5)本実施形態においては、電線11の軸方向に隣接する凹部群30同士は電線11の軸方向にずれて配される構成としたが、これに限られず、凹部群30は、電線11の軸方向および軸方向と交差する方向について整列して形成されてもよい。
(6)凹部18の深さ寸法は、全て同一であってもよいし、また、凹部18の形成される部位に応じて異なっていてもよい。
(7)本実施形態においては、端子金具は雌端子金具12としたが、これに限られず、雄端子金具としてもよく、また、円板を貫通する貫通孔が形成された形状(いわゆるLA端子)としてもよい。すなわち、端子金具の接続部17は、必要に応じて任意の形状を取りうる。
(8)本実施形態においては、電線11は被覆電線としたが、これに限られず、周囲との絶縁がなされる場合には裸電線でもよく、また、シールド電線でもよく、必要に応じて任意の電線を用いることができる。電線11の導体は、被覆電線の線心13でもよく、また、シールド電線の中心導体、又は編組線でもよく、必要に応じて任意の構成を取りうる。
(9)インシュレーションバレル15のバレル片の形状は、3本以上が左右両側から互い違いに形成されていたもよく、また、1本のみが形成されていてもよい。
(10)凹部群30は、電線11の軸方向について、1列だけ形成されてもよいし、また、3列以上に並んで形成されてもよい。
11…電線
12…雌端子金具(端子金具)
13…線心
14…絶縁被覆
16…ワイヤーバレル(圧着部)
17…接続部
18…凹部
Claims (13)
- 電線の端末に外側からかしめられる圧着部と、前記圧着部に連なって相手側端子金具と接続される接続部と、を有する端子金具であって、
前記圧着部のうち前記電線側の面には、前記電線の軸方向と交差する方向に延び、且つ前記電線の軸方向に並ぶ複数の凹部により凹部群が形成されており、前記凹部群は、前記電線の軸方向と交差する方向に間隔を空けて複数組並んで形成されており、
前記凹部群を構成する前記各凹部の底面は、前記電線の軸方向に対して傾斜して形成されており、
前記凹部群は、前記電線の軸方向について、間隔を空けて複数の列に形成されており、
前記電線の軸方向に隣接する前記凹部群は、前記電線の軸方向について互いにずれた位置に千鳥状に配されていることを特徴とする端子金具。 - 電線の端末に外側からかしめられる圧着部と、前記圧着部に連なって相手側端子金具と接続される接続部と、を有する端子金具であって、
前記圧着部のうち前記電線側の面には、前記電線の軸方向と交差する方向に延び、且つ前記電線の軸方向に並ぶ複数の凹部により凹部群が形成されており、前記凹部群は、前記電線の軸方向と交差する方向に間隔を空けて複数組並んで形成されており、
前記凹部群を構成する前記各凹部の底面は、前記電線の軸方向に対して傾斜して形成されており、
前記凹部群は4つ以上の前記凹部からなり、前記各凹部群のうち前記電線の軸方向の一側に位置する一対の前記凹部の底面の形状と、前記電線の軸方向の他側に位置する一対の前記凹部の底面の形状とは、前記電線の軸方向について対称に形成されていることを特徴とする端子金具。 - 請求項2に記載の端子金具であって、前記凹部群のうち前記電線の軸方向の一側に位置する一対の前記凹部の底面は、前記電線の軸方向の一側に向かうに従って下降傾斜しており、前記電線の軸方向の他側に位置する一対の前記凹部の底面は、前記電線の軸方向に他側に向かうに従って下降傾斜していることを特徴とする端子金具。
- 電線の端末に外側からかしめられる圧着部と、前記圧着部に連なって相手側端子金具と接続される接続部と、を有する端子金具であって、
前記圧着部のうち前記電線側の面には、前記電線の軸方向と交差する方向に延び、且つ前記電線の軸方向に並ぶ複数の凹部により凹部群が形成されており、前記凹部群は、前記電線の軸方向と交差する方向に間隔を空けて複数組並んで形成されており、
前記凹部群を構成する前記各凹部の底面は、前記電線の軸方向に対して傾斜して形成されており、
前記凹部群は4つ以上の前記凹部からなり、前記各凹部群のうち前記電線の軸方向の一側に位置する一対の前記凹部の底面の形状と、前記電線の軸方向の他側に位置する一対の前記凹部の底面の形状とは、同一であり、
前記凹部群のうち前記電線の一側又は他側に位置する前記一対の凹部のうち、前記電線の軸方向の一側に位置する前記凹部の底面は、前記電線の軸方向の一側に向かうに従って下降傾斜しており、前記電線の軸方向の他側に位置する前記凹部の底面は、前記電線の他側に向かうに従って下降傾斜していることを特徴とする端子金具。 - 請求項2ないし請求項4に記載の端子金具であって、前記凹部群は、前記電線の軸方向について、間隔を空けて複数の列に形成されていることを特徴とする端子金具。
- 請求項5に記載の端子金具であって、前記電線の軸方向に隣接する前記凹部群は、前記電線の軸方向について互いにずれた位置に配されていることを特徴とする端子金具。
- 導体を含む電線と、前記電線の端末から露出する前記導体に接続される端子金具と、を備えたワイヤーハーネスであって、
前記端子金具は、前記電線の端末に外側からかしめられる圧着部と、前記圧着部に連なって相手側端子金具と接続される接続部と、を備え、
前記圧着部のうち前記電線側の面には、前記電線の軸方向と交差する方向に延び、且つ前記電線の軸方向に間隔を空けて並ぶ複数の凹部により凹部群が形成されており、前記凹部群は、前記電線の軸方向と交差する方向に間隔を空けて複数組並んで形成されており、
前記凹部群を構成する前記各凹部の底面は、前記電線の軸方向に対して傾斜して形成されており、
前記凹部群は、前記電線の軸方向について、間隔を空けて複数の列に形成されており、
前記電線の軸方向に隣接する前記凹部群は、前記電線の軸方向について互いにずれた位置に千鳥状に配されていることを特徴とするワイヤーハーネス。 - 導体を含む電線と、前記電線の端末から露出する前記導体に接続される端子金具と、を備えたワイヤーハーネスであって、
前記端子金具は、前記電線の端末に外側からかしめられる圧着部と、前記圧着部に連なって相手側端子金具と接続される接続部と、を備え、
前記圧着部のうち前記電線側の面には、前記電線の軸方向と交差する方向に延び、且つ前記電線の軸方向に間隔を空けて並ぶ複数の凹部により凹部群が形成されており、前記凹部群は、前記電線の軸方向と交差する方向に間隔を空けて複数組並んで形成されており、
前記凹部群を構成する前記各凹部の底面は、前記電線の軸方向に対して傾斜して形成されており、
前記凹部群は4つ以上の前記凹部からなり、前記各凹部群のうち前記電線の軸方向の一側に位置する一対の前記凹部の底面の形状と、前記電線の軸方向の他側に位置する一対の前記凹部の底面の形状とは、前記電線の軸方向について対称に形成されていることを特徴とするワイヤーハーネス。 - 請求項8に記載のワイヤーハーネスであって、前記凹部群のうち前記電線の軸方向の一側に位置する一対の前記凹部の底面は、前記電線の軸方向の一側に向かうに従って下降傾斜しており、前記電線の軸方向の他側に位置する一対の前記凹部の底面は、前記電線の軸方向に他側に向かうに従って下降傾斜していることを特徴とするワイヤーハーネス。
- 導体を含む電線と、前記電線の端末から露出する前記導体に接続される端子金具と、を備えたワイヤーハーネスであって、
前記端子金具は、前記電線の端末に外側からかしめられる圧着部と、前記圧着部に連なって相手側端子金具と接続される接続部と、を備え、
前記圧着部のうち前記電線側の面には、前記電線の軸方向と交差する方向に延び、且つ前記電線の軸方向に間隔を空けて並ぶ複数の凹部により凹部群が形成されており、前記凹部群は、前記電線の軸方向と交差する方向に間隔を空けて複数組並んで形成されており、
前記凹部群を構成する前記各凹部の底面は、前記電線の軸方向に対して傾斜して形成されており、
前記凹部群は4つ以上の前記凹部からなり、前記各凹部群のうち前記電線の軸方向の一側に位置する一対の前記凹部の底面の形状と、前記電線の軸方向の他側に位置する一対の前記凹部の底面の形状とは、同一であり、
前記凹部群のうち前記電線の一側又は他側に位置する前記一対の凹部のうち、前記電線の軸方向の一側に位置する前記凹部の底面は、前記電線の軸方向の一側に向かうに従って下降傾斜しており、前記電線の軸方向の他側に位置する前記凹部の底面は、前記電線の他側に向かうに従って下降傾斜していることを特徴とするワイヤーハーネス。 - 請求項8ないし請求項10に記載のワイヤーハーネスであって、前記凹部群は、前記電線の軸方向について、間隔を空けて複数の列に形成されていることを特徴とするワイヤーハーネス。
- 請求項11に記載のワイヤーハーネスであって、前記電線の軸方向に隣接する前記凹部群は、前記電線の軸方向について互いにずれた位置に配されていることを特徴とするワイヤーハーネス。
- 請求項7ないし請求項12のいずれか一項に記載のワイヤーハーネスであって、前記導体は、アルミニウム又はアルミニウム合金からなることを特徴とする。
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