JP5142751B2 - 端子金具及びワイヤーハーネス - Google Patents

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Description

本発明は、端子金具及びワイヤーハーネスに関する。
従来より、電線の端末に接続される端子金具として、例えば特許文献1に記載のものが知られている。この端子金具は、金属板材からなると共に電線の端末から露出する線心に外側からかしめられる圧着部と、この圧着部に連なって相手側端子と接続する接続部と、を備える。
上記した線心の表面に酸化膜が形成されると、線心と圧着部との間に酸化膜が介在することにより、線心と圧着部との間の接触抵抗が大きくなることが懸念される。
そこで、従来技術においては、圧着部の内側(線心側)には、電線の軸方向と交差する方向に連続して延びる凹部(セレーション)が形成されている。この凹部は、電線の軸方向に並んで複数形成されている。
電線の線心に圧着部をかしめつけると、線心は圧着部に押圧されて軸方向に延びる。すると、線心の表面に形成された酸化膜が、凹部の開口縁と摺接することにより、剥離される。すると、線心の新生面と、圧着部とが接触する。これにより、電線と端子金具との間の接触抵抗を小さくすることができる。
特開平10−125362号公報
近年、線心の材料としてアルミニウム又はアルミニウム合金の使用が検討されている。このアルミニウム又はアルミニウム合金の表面には酸化膜が比較的に形成されやすい。このため、例えば、アルミニウム又はアルミニウム合金を電線の線心に用いた場合には、凹部を形成した場合でも、線心と圧着部との間の接触抵抗を十分に小さくすることができないおそれがある。
そこで、圧着部の圧縮率を高くすることが考えられる。これにより、線心に形成された酸化膜が十分に剥離されると共に、線心に対して凹部の開口縁が食い込むので、線心と圧着部との間の接触抵抗を小さくできることが期待される。
しかし、上記のように圧着部の圧縮率を高めると、圧着部が電線の軸方向に大きく塑性変形する。すると、圧着部のうち比較的に板厚の小さな凹部における機械的強度が低下することが懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、電線との間の接触抵抗を向上させると共に、機械的強度の低下を抑制した端子金具及びこの端子金具を備えたワイヤーハーネスを提供することを目的とする。
本発明は、電線の端末に外側からかしめられる圧着部と、前記圧着部に連なって相手側端子金具と接続される接続部と、を有する端子金具であって、前記圧着部のうち前記電線側の面には、前記電線の軸方向と交差する方向に延び、且つ前記電線の軸方向に並ぶ複数の凹部により凹部群が形成されており、前記凹部群は、前記電線の軸方向と交差する方向に間隔を空けて複数組並んで形成されており、前記凹部群を構成する前記各凹部の底面は、前記電線の軸方向に対して傾斜して形成されており、前記凹部群は、前記電線の軸方向について、間隔を空けて複数の列に形成されており、前記電線の軸方向に隣接する前記凹部群は、前記電線の軸方向について互いにずれた位置に千鳥状に配されていることを特徴とする。
本発明は、導体を含む電線と、前記電線の端末から露出する前記導体に接続される端子金具と、を備えたワイヤーハーネスであって、前記端子金具は、前記電線の端末に外側からかしめられる圧着部と、前記圧着部に連なって相手側端子金具と接続される接続部と、を備え、前記圧着部のうち前記電線側の面には、前記電線の軸方向と交差する方向に延び、且つ前記電線の軸方向に間隔を空けて並ぶ複数の凹部により凹部群が形成されており、前記凹部群は、前記電線の軸方向と交差する方向に間隔を空けて複数組並んで形成されており、前記凹部群を構成する前記各凹部の底面は、前記電線の軸方向に対して傾斜して形成されており、前記凹部群は、前記電線の軸方向について、間隔を空けて複数の列に形成されており、前記電線の軸方向に隣接する前記凹部群は、前記電線の軸方向について互いにずれた位置に千鳥状に配されていることを特徴とする。
本発明は、電線の端末に外側からかしめられる圧着部と、前記圧着部に連なって相手側端子金具と接続される接続部と、を有する端子金具であって、前記圧着部のうち前記電線側の面には、前記電線の軸方向と交差する方向に延び、且つ前記電線の軸方向に並ぶ複数の凹部により凹部群が形成されており、前記凹部群は、前記電線の軸方向と交差する方向に間隔を空けて複数組並んで形成されており、前記凹部群を構成する前記各凹部の底面は、前記電線の軸方向に対して傾斜して形成されており、前記凹部群は4つ以上の前記凹部からなり、前記各凹部群のうち前記電線の軸方向の一側に位置する一対の前記凹部の底面の形状と、前記電線の軸方向の他側に位置する一対の前記凹部の底面の形状とは、前記電線の軸方向について対称に形成されていることを特徴とする。
本発明は、電線の端末に外側からかしめられる圧着部と、前記圧着部に連なって相手側端子金具と接続される接続部と、を有する端子金具であって、
前記圧着部のうち前記電線側の面には、前記電線の軸方向と交差する方向に延び、且つ前記電線の軸方向に並ぶ複数の凹部により凹部群が形成されており、前記凹部群は、前記電線の軸方向と交差する方向に間隔を空けて複数組並んで形成されており、前記凹部群を構成する前記各凹部の底面は、前記電線の軸方向に対して傾斜して形成されており、前記凹部群は4つ以上の前記凹部からなり、前記各凹部群のうち前記電線の軸方向の一側に位置する一対の前記凹部の底面の形状と、前記電線の軸方向の他側に位置する一対の前記凹部の底面の形状とは、同一であり、前記凹部群のうち前記電線の一側又は他側に位置する前記一対の凹部のうち、前記電線の軸方向の一側に位置する前記凹部の底面は、前記電線の軸方向の一側に向かうに従って下降傾斜しており、前記電線の軸方向の他側に位置する前記凹部の底面は、前記電線の他側に向かうに従って下降傾斜していることを特徴とする。
本発明は、導体を含む電線と、前記電線の端末から露出する前記導体に接続される端子金具と、を備えたワイヤーハーネスであって、前記端子金具は、前記電線の端末に外側からかしめられる圧着部と、前記圧着部に連なって相手側端子金具と接続される接続部と、を備え、前記圧着部のうち前記電線側の面には、前記電線の軸方向と交差する方向に延び、且つ前記電線の軸方向に間隔を空けて並ぶ複数の凹部により凹部群が形成されており、前記凹部群は、前記電線の軸方向と交差する方向に間隔を空けて複数組並んで形成されており、前記凹部群を構成する前記各凹部の底面は、前記電線の軸方向に対して傾斜して形成されており、前記凹部群は4つ以上の前記凹部からなり、前記各凹部群のうち前記電線の軸方向の一側に位置する一対の前記凹部の底面の形状と、前記電線の軸方向の他側に位置する一対の前記凹部の底面の形状とは、前記電線の軸方向について対称に形成されていることを特徴とする。
本発明は、導体を含む電線と、前記電線の端末から露出する前記導体に接続される端子金具と、を備えたワイヤーハーネスであって、前記端子金具は、前記電線の端末に外側からかしめられる圧着部と、前記圧着部に連なって相手側端子金具と接続される接続部と、を備え、前記圧着部のうち前記電線側の面には、前記電線の軸方向と交差する方向に延び、且つ前記電線の軸方向に間隔を空けて並ぶ複数の凹部により凹部群が形成されており、前記凹部群は、前記電線の軸方向と交差する方向に間隔を空けて複数組並んで形成されており、前記凹部群を構成する前記各凹部の底面は、前記電線の軸方向に対して傾斜して形成されており、前記凹部群は4つ以上の前記凹部からなり、前記各凹部群のうち前記電線の軸方向の一側に位置する一対の前記凹部の底面の形状と、前記電線の軸方向の他側に位置する一対の前記凹部の底面の形状とは、同一であり、前記凹部群のうち前記電線の一側又は他側に位置する前記一対の凹部のうち、前記電線の軸方向の一側に位置する前記凹部の底面は、前記電線の軸方向の一側に向かうに従って下降傾斜しており、前記電線の軸方向の他側に位置する前記凹部の底面は、前記電線の他側に向かうに従って下降傾斜していることを特徴とする。
圧着部を電線にかしめつけると、電線は圧着部に押圧されて軸方向に延びる。本発明によれば、凹部群を構成する各凹部の間の領域においては、電線に対して比較的に大きな応力が集中する。すると、各凹部の間に位置する開口縁においては、電線の表面に形成された酸化膜が剥離され、電線の新生面が露出する。この電線の新生面と、圧着部とが接触することにより、電線と端子金具との接触抵抗を小さくすることができる。
そして、電線に対して比較的に大きな応力が集中することにより、電線の変形が促進される。これにより、電線に対して各凹部の間に位置する開口縁が食い込むので、電線と端子金具との接触抵抗を一層小さくすることができる。
さらに、凹部群を構成する各凹部の底面は、電線の軸方向に対して傾斜して形成されている。これにより、圧着部を電線にかしめつけたときに、電線が凹部の底面に案内されて、電線の変形が促進される。これにより、電線と端子金具との接触面積が大きくなるので、電線と端子金具との接触抵抗を一層小さくすることができる。
また、圧着部を電線にかしめつけると、圧着部も電線の軸方向に塑性変形する。この点に鑑み、本発明においては、凹部群は、電線の周方向に間隔を空けて並んで複数組形成される構成とした。これにより、凹部群同士の間には、凹部が存在しない領域が形成される。この、凹部が存在しない領域により、圧着部を電線の軸方向に塑性変形させる力が吸収されるので、凹部が電線の軸方向に大きく塑性変形することが抑制される。この結果、端子金具の機械的強度を保持できる。
本発明の実施態様としては、以下の構成が好ましい。
前記凹部群は、前記電線の軸方向について、間隔を空けて複数の列に形成されていてもよい。
上記の構成により、凹部群が一列だけ形成されている場合に比べて、電線と端子金具との接触面積を大きくできる。これにより、電線と端子金具との間の接触抵抗を一層小さくすることができる。
前記電線の軸方向に隣接する前記凹部群は、前記電線の軸方向について互いにずれた位置に配されていてもよい。
電線の軸方向と交差する方向について凹部群が形成されていない領域においては、電線と各凹部の開口縁とが摺接しないことになる。すると、電線と端子金具との間の接触抵抗が不均一になることが懸念される。
上記の点に鑑み、本構成においては、凹部群は、電線の軸方向について互いにずれた位置に配される構成とした。これにより、電線の軸方向について、各凹部を分散して配することができる。すると、電線と各凹部とが、電線の軸方向について平均して摺接するので、電線と端子金具との間の接触抵抗を均等化することができる。
前記導体は、アルミニウム又はアルミニウム合金からなる構成としてもよい。
導体がアルミニウム又はアルミニウム合金からなる場合、導体の表面に形成された酸化被膜を破って接触抵抗を小さくするためには、高い圧縮率で圧着部を線心にかしめつける必要がある。このような場合に、本構成は有効である。
本発明によれば、電線と端子金具との間の接触抵抗を向上させると共に、端子金具の機械的強度の低下を抑制できる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図5を参照しつつ説明する。本実施形態に係るワイヤーハーネス10は、電線11と、この電線11の端末に接続された雌端子金具12(端子金具に相当)を含む。
図1に示すように、電線11は、線心(導体に相当)13の外周を絶縁被覆14で包囲してなる。線心13は、アルミニウム、若しくはアルミニウム合金、又は銅、若しくは銅合金等、必要に応じて任意の金属を用いることができる。また、線心13は、多数の細線を寄り合わせた撚り線でもよく、また、単芯線でもよい。
図1に示すように、雌端子金具12は、図示しない金属板材を所定形状にプレス成形してなる。雌端子金具12は、電線11の絶縁被覆14を外側から抱くようにしてかしめるインシュレーションバレル15を有する。インシュレーションバレル15の図1における左方には、インシュレーションバレル15に連なって、電線11の芯線を外側から抱くようにしてかしめるワイヤーバレル16(圧着部に相当)が形成されている。
ワイヤーバレル16の図1における左方には、ワイヤーバレル16に連なって、図示しない雄端子金具(相手側端子金具に相当)と嵌合して電気的に接続される、筒状の接続部17が形成されている。
さて、図2には、電線11にかしめる前の状態におけるワイヤーバレル16を示す。図2における紙面手前側の面が、電線11をワイヤーバレル16にかしめた時に内側となって、電線11側に位置するようになっている。ワイヤーバレル16のうち図2における紙面手前側の面には、紙面奥側に陥没する複数の凹部18が形成されている。凹部18は、電線11にワイヤーバレル16をかしめた状態における電線11の軸方向(図2において矢線Aで示す方向)と交差する方向(図2において矢線Bで示す方向)に延びて細長い略矩形状をなしている。
図2に示すように、凹部18は、電線11の軸方向(矢線Aで示す方向)に間隔を空けて複数(本実施形態では4つ)並んで凹部群30を形成している。凹部群30は、電線11の軸方向と交差する方向に一定の間隔を空けて複数組並んで形成されている。
また、凹部群30は、電線11の軸方向について、間隔を空けて複数の列(本実施形態では2列)に形成されている。また、電線11の軸方向に隣接する凹部群30同士は、電線11の軸方向について互いにずれた位置に配されている。これにより、凹部群30は、全体として、いわゆる千鳥状に配されている。
図3に示すように、凹部18のうち電線11の軸方向と交差する方向の断面は略台形状をなしており、凹部18の底面から開口縁に向かうにつれて幅広形状に形成されている。凹部18の開口縁には、エッジが形成されている。
一方、図4に示すように、凹部18の底面は、電線11の軸方向(図4において矢線Cで示す方向)について傾斜して形成されている。一つの凹部群30のうち電線11の軸方向の一側(図4における左側)に位置する一対の凹部18A,18Aの底面の形状と、電線11の軸方向の他側(図4における右側)位置する一対の凹部18B,18Bの底面の形状とは、電線11の軸方向について対称に形成されている。
そして、凹部群30のうち電線11の軸方向の一側(図4における左側)に位置する一対の凹部18A,18Aの底面は、電線11の軸方向の一側に向かうに従って下降傾斜している。そして、一対の凹部18A,18Aの内側面のうち、電線11の軸方向の一側に位置する内側面は切り立って形成されている。
一方、電線11の軸方向の他側(図4における右側)に位置する一対の凹部18B,18Bの底面は、電線11の軸方向に他側に向かうに従って下降傾斜している。そして、一対の凹部18B,18Bの内側面のうち、電線11の軸方向の他側に位置する内側面は切り立って形成されている。
また、図5に示すように、一対の凹部18,18同士は、比較的に近接した位置に並んで配されている。
次に、本実施形態の作用、効果について説明する。以下に、電線11に対する雌端子金具12の取付け工程の一例を示す。まず、金属板材をプレス成形することで所定の形状に形成する。このとき、凹部18を同時に形成してもよい。
その後、所定形状に形成された金属板材を曲げ加工することで接続部17を形成する。このときに凹部18を形成してもよい。
続いて、電線11の絶縁被覆14を剥がして線心13を露出させる。線心13をワイヤーバレル16の上に載置し、絶縁被覆14をインシュレーションバレル15の上に載置した状態で、図示しない金型により、両バレルを電線11に対して外側からかしめる。
ワイヤーバレル16を線心13にかしめつけると、線心13はワイヤーバレル16に押圧されて軸方向に塑性変形して延びる。本実施形態においては、凹部群30を構成する各凹部18の間の領域においては、線心13に対して比較的に大きな応力が集中する。これにより、本実施形態においては、一対の凹部18,18を構成する各凹部18の間の領域においては、線心13に対して比較的に大きな応力が集中する。すると、各凹部18の間に位置する開口縁においては、線心13の表面に形成された酸化膜が剥離され、線心13の新生面が露出する。この線心13の新生面と、ワイヤーバレル16とが接触することにより、電線11と雌端子金具12との接触抵抗を小さくすることができる。
さらに、線心13に対して比較的に大きな応力が集中することにより、線心13の変形が促進される。これにより、線心13に対して各凹部18の間に位置する開口縁が食い込むので、電線11と雌端子金具12との接触抵抗を一層小さくすることができる。
そのうえ、凹部群30を構成する各凹部18の底面は、電線11の軸方向に対して傾斜して形成されている。これにより、ワイヤーバレル16を線心13にかしめつけたときに、線心13が凹部18の底面に案内されて、線心13の変形が促進される。詳細には、線心13が電線11の軸方向に塑性変形して延びると、凹部18のうち下降傾斜する側の底面に誘い込まれるようになっている。これにより、線心13とワイヤーバレル16との接触面積が大きくなるので、電線11と雌端子金具12との接触抵抗を一層小さくすることができる。
さらに、凹部18のうち、切り立って形成された内側面の開口縁が線心13に食い込むことにより、電線11と雌端子金具12との接触抵抗を一層小さくすることができる。
また、本実施形態においては、凹部群30は、電線11の軸方向について、間隔を空けて複数の列に形成されている。これにより、凹部群30が一列だけ形成されている場合に比べて、線心13と端子金具との接触面積を大きくできる。これにより、電線11と端子金具との間の接触抵抗を一層小さくすることができる。
また、ワイヤーバレル16を電線11にかしめつけると、ワイヤーバレル16も電線11の軸方向に塑性変形して延びる。すると、ワイヤーバレル16に形成された凹部18が引き伸ばされて、凹部18における機械的強度が低下することが懸念される。
この点に鑑み、本発明においては、凹部群30は、電線11の軸方向と交差する方向に間隔を空けて並んで形成される構成とした。これにより、凹部群30同士の間には、凹部18が存在しない領域が形成される。この、凹部18が存在しない領域により、ワイヤーバレル16を電線11の軸方向に塑性変形させる力が吸収されるので、凹部18が電線11の軸方向に大きく塑性変形することを抑制できる。この結果、雌端子金具12の機械的強度を保持できる。
また、本実施形態においては、凹部群30は、電線11の軸方向について、間隔を空けて複数の列に形成されている。これにより、凹部群30が一列だけ形成されている場合に比べて、線心13と端子金具との接触面積を大きくできる。これにより、電線11と雌端子金具12との間の接触抵抗を一層小さくすることができる。
また、電線11の軸方向と交差する方向について凹部群30が形成されていない領域においては、線心13と各凹部18の開口縁とが摺接しないことになる。すると、電線11と雌端子金具12との間の接触抵抗が不均一になることが懸念される。
上記の点に鑑み、本実施形態においては、凹部群30は、電線11の軸方向について互いにずれた位置に配される構成とした。これにより、電線11の軸方向について、各凹部18群を分散して配することができる。すると、線心13と各凹部18とが、電線11の軸方向について平均して摺接するので、電線11と雌端子金具12との間の接触抵抗を均等化することができる。
なお、線心13がアルミニウム又はアルミニウム合金からなる場合、線心13の表面に形成された酸化被膜を破って接触抵抗を小さくするためには、高い圧縮率(例えば40〜70%程度)でワイヤーバレル16を線心13にかしめつける必要がある。このような場合に、本実施形態は極めて有効となる。なお、圧縮率は、{(圧縮後導体面積)/(圧縮前導体面積)}×100 で定義される。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図6ないし図8を参照しつつ説明する。図6に示すように、本実施形態においては、凹部18は、電線11の軸方向(矢線Aで示す方向)に複数(本実施形態では4つ)並んで凹部群30を形成している。
各凹部群30のうち、図6における左側に位置する一対の凹部18I,18Jは、間隔を空けずに並んで形成されており、右側に位置する一対の凹部18K,18Lも、間隔を空けずに並んで形成されている。そして、一対の凹部18I,18Jと、一対の凹部18K,18Lとは、間隔を空けて並んで形成されている。
各凹部群30のうち電線11の軸方向(図7において矢線Fで示す方向)の一側(図7における左側)に位置する一対の凹部18I,18Jの底面の形状と、電線11の軸方向の他側(図7における右側)に位置する一対の凹部18K,18Lの底面の形状とは、同一に形成されている。
電線11の軸方向の一側(図7における左側)に位置する凹部18Iの底面は、電線11の一側に向かうに従って上向かうに従って下降傾斜しており、電線11の軸方向の他側(図7における右側)に位置する凹部18Kの底面は、電線11の他側に向かうに従って下降傾斜している。これにより、図8に示すように、一対の凹部18I,18Jの間には、稜部31が形成される。
同様に、電線11の軸方向(図7における矢線Fで示す方向)の他側(図7における右側)に位置する凹部18Kの底面は、電線11の一側(図7における左側)に向かうに従って下降傾斜しており、電線11の軸方向の他側(図7における右側)に位置する凹部18Lの底面は、電線11の他側に向かうに従って下降傾斜している。これにより、図8に示すように、一対の凹部18K,18Lの間には、稜部31が形成される。
上記の構成の他は、実施形態1と略同じ構成なので、同一部材については同一符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態においては、線心13にワイヤーバレル16をかしめると、線心13に対して、一対の凹部18I,18Jの間に位置する稜部31と、一対の凹部18K,18Lの間に位置する稜部31とが、食い込む。この結果、電線11と雌端子金具12との間の接触抵抗を小さくすることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)凹部群30を形成する凹部18の底面の傾斜は、全て同一形状であってもよいし、また、各凹部群30ごとに異なる形状としてもよく、必要に応じて任意の形状をとりうる。
(2)本実施形態においては、各凹部群30は4つの凹部18からなる構成としたが、これに限られず、各凹部群30は、2つ、3つ、又は5つ以上の凹部18から構成されていてもよい。
(3)本実施形態においては、凹部群30は、電線11の軸方向と交差する方向について一定の間隔を空けて並ぶ構成としたが、これに限られず、ワイヤーバレル16における応力の分布に応じて、凹部群30同士の間隔を異ならせてもよい。
(4)本実施形態においては、凹部群30は、電線11の軸方向について一定の間隔を空けて複数の列をなす構成としたが、これに限られず、電線11の軸方向についての凹部群30の間隔は、等間隔でなくともよく、ワイヤーバレル16における応力の分布に応じて異ならせてもよい。
(5)本実施形態においては、電線11の軸方向に隣接する凹部群30同士は電線11の軸方向にずれて配される構成としたが、これに限られず、凹部群30は、電線11の軸方向および軸方向と交差する方向について整列して形成されてもよい。
(6)凹部18の深さ寸法は、全て同一であってもよいし、また、凹部18の形成される部位に応じて異なっていてもよい。
(7)本実施形態においては、端子金具は雌端子金具12としたが、これに限られず、雄端子金具としてもよく、また、円板を貫通する貫通孔が形成された形状(いわゆるLA端子)としてもよい。すなわち、端子金具の接続部17は、必要に応じて任意の形状を取りうる。
(8)本実施形態においては、電線11は被覆電線としたが、これに限られず、周囲との絶縁がなされる場合には裸電線でもよく、また、シールド電線でもよく、必要に応じて任意の電線を用いることができる。電線11の導体は、被覆電線の線心13でもよく、また、シールド電線の中心導体、又は編組線でもよく、必要に応じて任意の構成を取りうる。
(9)インシュレーションバレル15のバレル片の形状は、3本以上が左右両側から互い違いに形成されていたもよく、また、1本のみが形成されていてもよい。
(10)凹部群30は、電線11の軸方向について、1列だけ形成されてもよいし、また、3列以上に並んで形成されてもよい。
本実施形態における実施形態1のワイヤーハーネスの要部拡大側面図 電線にかしめる前のワイヤーバレルの状態を示す要部拡大平面図 図2におけるIII−III線断面図 図2におけるIV−IV線断面図 凹部を示す要部拡大斜視図 実施形態2に係る雌端子金具について、電線にかしめる前のワイヤーバレルの状態を示す要部拡大平面図 図6におけるVII−VII線断面図 凹部を示す要部拡大斜視図
符号の説明
10…ワイヤーハーネス
11…電線
12…雌端子金具(端子金具)
13…線心
14…絶縁被覆
16…ワイヤーバレル(圧着部)
17…接続部
18…凹部

Claims (13)

  1. 電線の端末に外側からかしめられる圧着部と、前記圧着部に連なって相手側端子金具と接続される接続部と、を有する端子金具であって、
    前記圧着部のうち前記電線側の面には、前記電線の軸方向と交差する方向に延び、且つ前記電線の軸方向に並ぶ複数の凹部により凹部群が形成されており、前記凹部群は、前記電線の軸方向と交差する方向に間隔を空けて複数組並んで形成されており、
    前記凹部群を構成する前記各凹部の底面は、前記電線の軸方向に対して傾斜して形成されており、
    前記凹部群は、前記電線の軸方向について、間隔を空けて複数の列に形成されており、
    前記電線の軸方向に隣接する前記凹部群は、前記電線の軸方向について互いにずれた位置に千鳥状に配されていることを特徴とする端子金具。
  2. 電線の端末に外側からかしめられる圧着部と、前記圧着部に連なって相手側端子金具と接続される接続部と、を有する端子金具であって、
    前記圧着部のうち前記電線側の面には、前記電線の軸方向と交差する方向に延び、且つ前記電線の軸方向に並ぶ複数の凹部により凹部群が形成されており、前記凹部群は、前記電線の軸方向と交差する方向に間隔を空けて複数組並んで形成されており、
    前記凹部群を構成する前記各凹部の底面は、前記電線の軸方向に対して傾斜して形成されており、
    前記凹部群は4つ以上の前記凹部からなり、前記各凹部群のうち前記電線の軸方向の一側に位置する一対の前記凹部の底面の形状と、前記電線の軸方向の他側に位置する一対の前記凹部の底面の形状とは、前記電線の軸方向について対称に形成されていることを特徴とする端子金具。
  3. 請求項2に記載の端子金具であって、前記凹部群のうち前記電線の軸方向の一側に位置する一対の前記凹部の底面は、前記電線の軸方向の一側に向かうに従って下降傾斜しており、前記電線の軸方向の他側に位置する一対の前記凹部の底面は、前記電線の軸方向に他側に向かうに従って下降傾斜していることを特徴とする端子金具。
  4. 電線の端末に外側からかしめられる圧着部と、前記圧着部に連なって相手側端子金具と接続される接続部と、を有する端子金具であって、
    前記圧着部のうち前記電線側の面には、前記電線の軸方向と交差する方向に延び、且つ前記電線の軸方向に並ぶ複数の凹部により凹部群が形成されており、前記凹部群は、前記電線の軸方向と交差する方向に間隔を空けて複数組並んで形成されており、
    前記凹部群を構成する前記各凹部の底面は、前記電線の軸方向に対して傾斜して形成されており、
    前記凹部群は4つ以上の前記凹部からなり、前記各凹部群のうち前記電線の軸方向の一側に位置する一対の前記凹部の底面の形状と、前記電線の軸方向の他側に位置する一対の前記凹部の底面の形状とは、同一であり、
    前記凹部群のうち前記電線の一側又は他側に位置する前記一対の凹部のうち、前記電線の軸方向の一側に位置する前記凹部の底面は、前記電線の軸方向の一側に向かうに従って下降傾斜しており、前記電線の軸方向の他側に位置する前記凹部の底面は、前記電線の他側に向かうに従って下降傾斜していることを特徴とする端子金具。
  5. 請求項2ないし請求項4に記載の端子金具であって、前記凹部群は、前記電線の軸方向について、間隔を空けて複数の列に形成されていることを特徴とする端子金具。
  6. 請求項5に記載の端子金具であって、前記電線の軸方向に隣接する前記凹部群は、前記電線の軸方向について互いにずれた位置に配されていることを特徴とする端子金具。
  7. 導体を含む電線と、前記電線の端末から露出する前記導体に接続される端子金具と、を備えたワイヤーハーネスであって、
    前記端子金具は、前記電線の端末に外側からかしめられる圧着部と、前記圧着部に連なって相手側端子金具と接続される接続部と、を備え、
    前記圧着部のうち前記電線側の面には、前記電線の軸方向と交差する方向に延び、且つ前記電線の軸方向に間隔を空けて並ぶ複数の凹部により凹部群が形成されており、前記凹部群は、前記電線の軸方向と交差する方向に間隔を空けて複数組並んで形成されており、
    前記凹部群を構成する前記各凹部の底面は、前記電線の軸方向に対して傾斜して形成されており、
    前記凹部群は、前記電線の軸方向について、間隔を空けて複数の列に形成されており、
    前記電線の軸方向に隣接する前記凹部群は、前記電線の軸方向について互いにずれた位置に千鳥状に配されていることを特徴とするワイヤーハーネス。
  8. 導体を含む電線と、前記電線の端末から露出する前記導体に接続される端子金具と、を備えたワイヤーハーネスであって、
    前記端子金具は、前記電線の端末に外側からかしめられる圧着部と、前記圧着部に連なって相手側端子金具と接続される接続部と、を備え、
    前記圧着部のうち前記電線側の面には、前記電線の軸方向と交差する方向に延び、且つ前記電線の軸方向に間隔を空けて並ぶ複数の凹部により凹部群が形成されており、前記凹部群は、前記電線の軸方向と交差する方向に間隔を空けて複数組並んで形成されており、
    前記凹部群を構成する前記各凹部の底面は、前記電線の軸方向に対して傾斜して形成されており、
    前記凹部群は4つ以上の前記凹部からなり、前記各凹部群のうち前記電線の軸方向の一側に位置する一対の前記凹部の底面の形状と、前記電線の軸方向の他側に位置する一対の前記凹部の底面の形状とは、前記電線の軸方向について対称に形成されていることを特徴とするワイヤーハーネス。
  9. 請求項8に記載のワイヤーハーネスであって、前記凹部群のうち前記電線の軸方向の一側に位置する一対の前記凹部の底面は、前記電線の軸方向の一側に向かうに従って下降傾斜しており、前記電線の軸方向の他側に位置する一対の前記凹部の底面は、前記電線の軸方向に他側に向かうに従って下降傾斜していることを特徴とするワイヤーハーネス。
  10. 導体を含む電線と、前記電線の端末から露出する前記導体に接続される端子金具と、を備えたワイヤーハーネスであって、
    前記端子金具は、前記電線の端末に外側からかしめられる圧着部と、前記圧着部に連なって相手側端子金具と接続される接続部と、を備え、
    前記圧着部のうち前記電線側の面には、前記電線の軸方向と交差する方向に延び、且つ前記電線の軸方向に間隔を空けて並ぶ複数の凹部により凹部群が形成されており、前記凹部群は、前記電線の軸方向と交差する方向に間隔を空けて複数組並んで形成されており、
    前記凹部群を構成する前記各凹部の底面は、前記電線の軸方向に対して傾斜して形成されており、
    前記凹部群は4つ以上の前記凹部からなり、前記各凹部群のうち前記電線の軸方向の一側に位置する一対の前記凹部の底面の形状と、前記電線の軸方向の他側に位置する一対の前記凹部の底面の形状とは、同一であり、
    前記凹部群のうち前記電線の一側又は他側に位置する前記一対の凹部のうち、前記電線の軸方向の一側に位置する前記凹部の底面は、前記電線の軸方向の一側に向かうに従って下降傾斜しており、前記電線の軸方向の他側に位置する前記凹部の底面は、前記電線の他側に向かうに従って下降傾斜していることを特徴とするワイヤーハーネス。
  11. 請求項8ないし請求項10に記載のワイヤーハーネスであって、前記凹部群は、前記電線の軸方向について、間隔を空けて複数の列に形成されていることを特徴とするワイヤーハーネス。
  12. 請求項11に記載のワイヤーハーネスであって、前記電線の軸方向に隣接する前記凹部群は、前記電線の軸方向について互いにずれた位置に配されていることを特徴とするワイヤーハーネス。
  13. 請求項7ないし請求項12のいずれか一項に記載のワイヤーハーネスであって、前記導体は、アルミニウム又はアルミニウム合金からなることを特徴とする。
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