JP2010205697A - 高強度細径線用圧着端子 - Google Patents

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Abstract

【課題】高強度細径線に、それより引張強度の低い端子材料からなる圧着端子を圧着して、良好な電気的接続状態を得ることができる高強度細径線用圧着端子を提供する。
【解決手段】圧着端子材料の引張強度より高い引張強度を有する高強度細径線7に、ワイヤーバレル部3を圧着する圧着端子であって、ワイヤーバレル部3の内面に形成したセレーション5の幅Pが高強度細径線の直径Dの0.8倍以上、1.3倍以下であることを特徴とする。セレーションの深さは前記高強度細径線の素線の直径の40〜60%であることが好ましい。セレーションの断面形状は逆台形であり、その両側壁面の傾き角は5〜25°であることが好ましい。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車のワイヤーハーネス等に使用される高強度細径線用圧着端子に関するものである。
昨今の地球温暖化における対策として自動車には、車両軽量化によるCO排出量削減が求められている。一方、安全・快適・利便性のニーズに応えるため電装システムの多機能・高機能化が進められており、これらを支えるワイヤーハーネスの使用量が増加する傾向にある。そのため車両軽量化には、ワイヤーハーネスの軽量化が不可欠であり、その7割弱を占める電線を、より軽くする技術開発が重要となっている。具体的な施策の一つは導体の細径化であるが、細くする分、導体の強度を向上させる必要がある。
このような背景から、従来の軟銅線に代わり例えばコルソン合金線等の細くて引張強度の高い銅合金線が採用され始めている。細径線に用いられるコルソン合金線の引張強度は1200MPaであり、これまでワイヤーハーネス用の端子材料として用いられてきた銅合金の引張強度(例えば、FAS680(古河電気工業株式会社製の銅合金板)の引張強度は600〜700MPa)を大幅に上回る。
細径線の引張強度が端子材料の引張強度よりも高い場合には、端子圧着により細径線の酸化皮膜を破壊することが難しいので、何らかの対策が必要となる。
図9に従来の圧着端子の一例を示す。圧着端子1は一般に、相手方端子との接触部2と、電線の導体端部に圧着されるワイヤーバレル部3と、電線の絶縁被覆端部に圧着されるインシュレーションバレル部4とを有している(特許文献1、2参照)。ワイヤーバレル部3の内面にはセレーション5が形成されている。セレーション5は、端子圧着により導体の酸化皮膜を破壊して良好な電気的接続状態を得ると共に、圧着強度を高めるために形成される。図示の例は接触部2が雌型の場合であるが、接触部2は雄型の場合、締め付け端子型の場合もある。
特許文献1には、セレーションを、断面形状が逆台形で且つ外側の角部が内側の角部より大きな鈍角で左右非対称形に形成すると、端部寄りのセレーションの導体に対するせん断力が小さくなり、導体に与えるダメージが減少するので、導体保持力が強化され、安定な電気的接続状態を得ることができる旨、開示されている。
また特許文献2には、セレーションの溝に導体の食い込み量が異なるように、溝の深さを異ならせること、そして中央寄りに位置する溝より端部寄りに位置する溝の深さを浅くすることで、導体径にかかわらずセレーション溝への導体の食い込みを適度にして、機械的、電気的接続性能の向上を図ることが開示されている。
特許第3343880号公報 特許第3868234号公報
特許文献1では、導体ダメージを減少させることに着目しているが、高強度細径線の場合は、端子材料より高強度細径線の方が引張強度が高い(硬い)ので、圧着端子側のダメージが問題となる。
また特許文献2では、セレーションの溝深さを異ならせることが提案されているが、高強度細径線に用いる圧着端子の板厚は0.1〜0.3mmと薄く、溝深さを異ならせることは困難である上、高強度細径線は変形し難いので、深い溝に入り込ませることは難しい。
このようなことから、これまでの技術では高強度細径線に通常の端子材料からなる圧着端子を圧着して、良好な電気的接続状態を得ることは困難である。
本発明の目的は、高強度細径線に、それより引張強度の低い端子材料からなる圧着端子を圧着して、良好な電気的接続状態を得ることができる高強度細径線用圧着端子を提供することにある。
圧着端子を圧着する細径線の引張強度が圧着端子材料の引張強度より高い場合は、圧着の際に細径線がセレーションに押し付けられてセレーションのエッジ部が潰れやすいので、セレーションのエッジ部によるせん断効果は期待できず、この場合の細径線の酸化皮膜破壊のメカニズムはセレーションによる細径線の伸びが支配的となる。したがって圧着端子を圧着する細径線の引張強度が圧着端子材料の引張強度より高い場合は、圧着の際に、セレーションが潰れないように、また細径線を伸ばし易いようにすることが重要である。そこで、ワイヤーバレル部のセレーションの幅と、深さと、両側壁面の角度が、圧着部の接触抵抗に及ぼす影響について実験を重ねた結果、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明に係る圧着端子は、圧着端子材料の引張強度より高い引張強度を有する高強度細径線に、ワイヤーバレル部を圧着する圧着端子であって、前記ワイヤーバレル部の内面に形成したセレーションの幅が前記高強度細径線の直径の0.8倍以上、1.3倍以下であることを特徴とするものである。
実験によれば、セレーション幅が高強度細径線の直径の0.8倍以上、1.3倍以下の範囲で、圧着部の接触抵抗を減少させる効果が高く、0.8倍未満では圧着部の接触抵抗を減少させる効果が低くなることが分かった。また1.3倍より広くなるとワイヤーバレル部に形成できるセレーションの本数が少なくなるので好ましくない。
本発明に係る圧着端子は、セレーションの深さが前記高強度細径線の素線の直径の40〜60%であることが好ましい。
実験によれば、セレーション深さは、高強度細径線の素線の直径の40〜60%の範囲で、圧着部の接触抵抗を減少させる効果が高く、40%より小さくなると、又は60%を超えると圧着部の接触抵抗を減少させる効果が低くなることが分かった。
また本発明に係る圧着端子は、セレーションの断面形状が逆台形であり、その両側壁面の傾き角が5〜25°であることが好ましい。
実験によれば、セレーションの両側壁面の傾き角は、5〜25°の範囲で、圧着部の接触抵抗を減少させる効果が高く、5°より小さくなると、又は25°を超えると圧着部の接触抵抗を減少させる効果が低くなることが分かった。
本発明によれば、高強度細径線に、それより引張強度の低い端子材料からなる圧着端子を圧着して、圧着部の接触抵抗が低い、良好な電気的接続状態を得ることができる。
本発明における高強度細径線とセレーション幅との関係を示す説明図。 高強度細径線に圧着端子を圧着した圧着部の接触抵抗を測定する測定器の回路図。 高強度細径線に圧着端子を圧着した場合のセレーション幅と接触抵抗の関係を示すグラフ。 図3のSTEP1の値をSTEP2の値に重なるように調整して作成したグラフ。 本発明における高強度細径線とセレーション深さとの関係を示す説明図。 高強度細径線に圧着端子を圧着した場合のセレーション深さと接触抵抗の関係を示すグラフ。 本発明における高強度細径線とセレーション両側壁面の傾き角との関係を示す説明図。 高強度細径線に圧着端子を圧着した場合のセレーション両側壁面の傾き角と接触抵抗の関係を示すグラフ。 従来の圧着端子の一例を示す斜視図。
以下、本発明の実施例について図面を参照して詳細に説明する。前述のように、高強度細径線に、それより引張強度の低い端子材料からなる圧着端子を圧着して、良好な電気的接続状態を得るためには、ワイヤーバレル部内面に形成するセレーションの幅と、深さと、両側壁面の角度を適切に設定することが重要である。
ここで、高強度細径線は、線径(直径)dが0.45mm以下(断面積で0.13mm以下)で、圧着端子1の材料の引張強度よりも高い引張強度を有している。なお、ここで圧着端子1の材料の引張強度は、当該材料でJISZ2201に準拠してJIS5号形状のサンプルをJISZ2241に準拠して測定したものである。高強度細径線6の引張強度も、JISZ2241に準拠して測定したものである。
<セレーション幅について>
セレーション幅とは、図1に示すように、圧着端子のワイヤーバレル部3の内面に周方向に形成されたセレーション5のエッジ部6間の距離aである。セレーション幅aを広くすれば圧着の際に細径線7がセレーションに押し込まれ易くなり、細径線7を伸ばし易くなる。一方、ワイヤーバレル部の軸線方向寸法は限られているから、セレーション幅を広くすると、セレーションの数が減って細径線7の酸化皮膜が破壊される箇所が少なくなる。また、ワイヤーバレル部の限られた寸法の中で、セレーションの数を減らさずにセレーション幅を広くしようとすると、セレーション間隔sが狭くなり、逆にセレーション5の間の山部8が潰れやすくなってしまう。
そこで、まず高強度細径線に好適なセレーション幅aを検討した。使用した高強度細径線は、直径0.11mmコルソン合金素線を7本撚り合わせた直径d=0.31mmの撚線で、その引張強度は約1200MPaである。
なお、高強度細径線の材料としては、コルソン合金以外に、Cu−Ni−Si合金(コルソン合金)をベースに微量元素(Zn、Sn、Mgなど)を添加した合金(例えば、Cu−2.3Ni−0.55Si−0.15Sn−0.5Zn−0.1Mg合金、Cu−3.75Ni−0.9Si−0.15Sn−0.5Zn−0.1Mg合金)や、ベリリウム銅合金(C1720W)などが使用されることもある。
一方、圧着端子の試作品は次のとおりである。STEP1の実験では、端子材料としてコルソン合金(Cu−Ni−Si合金)をベースに微量元素(Zn、Sn、Mg)を添加した合金(古河電気工業株式会社製:FAS680H)の板を使用し、セレーション間隔sが0.2mm、0.4mm、0.6mm、セレーション本数が1〜3本、セレーション深さwが0.03mm、0.05mm、0.07mmの圧着端子について、それぞれセレーション幅0.1mm、0.2mm、0.3mmの圧着端子を試作した。STEP2の実験では、端子材料として、(1) C2600RH=黄銅(古河電気工業株式会社製、JIS H 3100参照)、(2)
C5210−8PEH=リン青銅(古河電気工業株式会社製、JIS H 3130参照)、(3) STEP1と同じコルソン合金(FAS680H)の、3種類の板を使用し、セレーション間隔sが0.3mm、0.35mm、0.4mm、セレーション本数が3本の圧着端子について、それぞれセレーション幅0.2mm、0.3mm、0.4mmの圧着端子を試作した。圧着端子材料の引張強度はいずれも600〜700MPaである。試作した圧着端子をそれぞれ高強度細径線に圧着して測定試料とした。
それぞれの試料について圧着部の接触抵抗を測定した。接触抵抗の測定は図2に示す測定器で行った(JIS K 7194準拠)。この測定器は次のようにして圧着部の接触抵抗を求めるものである。まず高強度細径線7に圧着端子1を圧着した測定試料9に10mAの電流を流して(電流計Aで測定)、圧着部10と、そこから長さ100mmの高強度細径線7とを含む区間の電圧降下を電圧計Vで測定することにより抵抗Rを求める。その一方で、基準となる高強度細径線7Sに電流を流して(電流計Aで測定)、基準高強度細径線7Sの長さ100mm区間の電圧降下を電圧計Vで測定することにより抵抗Rを求める。次にR−Rの計算で、長さ100mmの高強度細径線7の抵抗を除外して、圧着部10の接触抵抗Rを求めるのである。試験条件は−40℃×15分←→120℃×15分のヒートサイクルを経た後である。
測定結果を図3に示す。図3によれば、STEP1、STEP2ともセレーション幅が0.2mmを超えると接触抵抗が減少し始めることが分かる。セレーション幅0.2mmから0.3mmにかけての接触抵抗減少傾向はSTEP1、STEP2とも同じであるので、STEP2の値に、セレーション幅0.2mmの値がSTEP1のセレーション幅0.2mmの値と同じになるように一定係数を掛けて、STEP1のグラフにSTEP2のグラフを重ね合わせると図4のようになる。図4によれば、セレーション幅が0.25mm(線径0.31mmの0.8倍)になると接触抵抗減少の効果が確実に現れることが分かる。さらにセレーション幅が0.3mm(線径の1倍)、0.4mm(線径の1.3倍)と広くなるに従い、接触抵抗低下の効果が顕著に現れる。したがってセレーション幅は線径の0.8倍以上にすることが好ましく、1倍以上にすることがさらに好ましい。
一方、セレーション幅は、ワイヤーバレル部のサイズが限られているため、線径の1.3倍より広くすると、セレーションの数を減らさざるを得なくなり、効果的に高強度細径線の酸化皮膜の破壊ができなくなる。またセレーションの数を減らさないようにすると、セレーション間隔sが狭くなり、圧着時にセレーション5の間の山部8が潰れてしまう。このようなことからセレーション幅は1.3mm以下にすることが好ましい。
なお、実験では直径0.31mmの高強度細径線を用いたが、細径線の直径dとセレーション幅aは以下に説明するように比例関係にあるので、直径の異なる細径線についても同様に考えることができる。すなわち、断面形状が円の断面2次モーメントIは、直径をdとすると、I=πd/64となる。2点で支持された断面円形のはりに長手方向に均等な分布加重が(圧力)pが加えられた時のはりの最大たわみ量vは、はりのヤング率をEとすると、v=5pa/384EI=5pa/6Eπdとなる(機械工学便覧より)。ここで、最大たわみ量vがセレーション深さwより大きければ接触抵抗を小さくすることができる。したがって、a≧(6Eπw/5p)1/4d=kd〔ただしk=(6Eπw/5p)1/4〕となる。よって、導体径dとセレーション幅aは比例関係にある。
<セレーション深さについて>
次に高強度細径線に好適なセレーションの深さを検討した。セレーション深さとは、図5に示すように、ワイヤーバレル部3の内面からセレーション5の底面までの距離wである。セレーション深さwは、浅すぎると高強度細径線7がセレーション5に入り込まず、深すぎると圧着力でセレーション5のエッジ部6が破壊されるおそれがある。セレーション間隔sが0.2、0.4mm、0.6mm、セレーション本数が1〜3本、セレーション幅aが0.1mm、0.2mm、0.3mmの圧着端子について、それぞれセレーション深さwが0.03mm、0.05mm、0.07mmの圧着端子を試作した(端子材料は前記STEP1と同じ)。
これらの圧着端子を高強度細径線(セレーション幅の場合と同じ)に圧着して測定試料とし、各試料について圧着部の接触抵抗を測定した。その結果を図6に示す。図6によれば、セレーション深さは、約0.04mm〜0.06mm(高強度細径線7の素線7aの直径ds=0.11mmの約40〜60%)の範囲で接触抵抗低減の効果が現れており、0.05mm(素線径dsの50%)のときに接触抵抗が最低になることが分かる。したがってセレーションの深さは高強度細径線の素線径dsの40〜60%にすることが好ましく、高強度細径線の素線径dsの50%にすることがさらに好ましい。
<セレーションの両側壁面の傾き角について>
次に高強度細径線に好適なセレーションの両側壁面の傾き角を検討した。セレーションの両側壁面の傾き角とは、図7に示すように、断面逆台形のセレーション5の両側壁面11の、ワイヤーバレル部3の軸線方向に垂直な面に対する傾き角θである。両側壁面11の傾き角θは、小さいほど圧着時にセレーション5のエッジ部6が壊れやすくなると考えられる。そこで、セレーション間隔sが0.2、0.4mm、0.6mm、セレーション本数が1〜3本、セレーション幅aが0.1mm、0.2mm、0.3mmの圧着端子について、それぞれセレーションの両側壁面11の傾き角θが1°、15°、30°の圧着端子を試作した(端子材料は前記STEP1と同じ)。
これらの圧着端子を高強度細径線7(セレーション幅の場合と同じ)に圧着して測定試料とし、各試料について圧着部の接触抵抗を測定した。その結果を図8に示す。図8によれば、セレーションの両側壁面の傾き角は、5〜25°の範囲で接触抵抗低減の効果が現れており、15°のときに接触抵抗が最低になることが分かる。したがってセレーションの両側壁面の傾き角は、5〜25°にすることが好ましく、15°にすることがさらに好ましい。
1:圧着端子
2:接触部
3:ワイヤーバレル部
4:インシュレーションバレル部
5:セレーション
6:エッジ部
7:高強度細径線
8:山部
9:測定試料
10:圧着部
11:側壁面
d:高強度細径線の直径
ds:高強度細径線の素線の直径
a:セレーション幅
s:セレーション間隔
w:セレーション深さ
θ:側壁面の傾き角

Claims (3)

  1. 圧着端子材料の引張強度より高い引張強度を有する高強度細径線に、ワイヤーバレル部を圧着する圧着端子であって、前記ワイヤーバレル部の内面に形成したセレーションの幅が前記高強度細径線の直径の0.8倍以上、1.3倍以下であることを特徴とする高強度細径線用圧着端子。
  2. セレーションの深さが前記高強度細径線の素線の直径の40〜60%である請求項1記載の高強度細径線用圧着端子。
  3. セレーションの断面形状が逆台形であり、その両側壁面の傾き角が5〜25°である請求項1又は2記載の高強度細径線用圧着端子。
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