JP2014021176A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. 少なくとも第一極性に帯電した第一粒子と、第二極性に帯電した第二粒子とを含む複数の粒子が溶媒に分散されている電気泳動材料において、
   前記第一粒子の平均半径は、前記第二粒子の平均半径よりも大きく、
   前記溶媒の体積を前記粒子の総数で割った体積を自由体積と称し、前記粒子の平均体積と前記自由体積との和が占める球形空間の半径を自由体積半径と称したとき、
   前記自由体積半径と前記第一粒子の平均半径との差は、前記第二粒子の平均半径よりも大きい事を特徴とする電気泳動材料。
2. 前記第二粒子の帯電量は前記第一粒子の帯電量よりも大きい事を特徴とする請求項１に記載の電気泳動材料。
3. 前記第二粒子の表面は前記第二極性を有する官能基を含む高分子にて被覆されている事を特徴とする請求項１または２に記載の電気泳動材料。
4. 前記第一粒子と前記第二粒子との表面は無極性高分子にて被覆されており、
   前記第一粒子の表面の前記無極性高分子による被覆率は、前記第二粒子の表面の前記無極性高分子による被覆率よりも大きい事を特徴とする請求項１または２に記載の電気泳動材料。
5. 前記第一粒子は白色であり、前記第二粒子は前記白色とは異なる有色である事を特徴とする請求項１乃至４のいずれか一項に記載の電気泳動材料。
6. 前記第一粒子の体積濃度は前記第二粒子の体積濃度よりも大きい事を特徴とする請求項５に記載の電気泳動材料。
7. 前記第一粒子の屈折率と前記溶媒の屈折率との比は１よりも大きく、
   前記第一粒子平均半径は０．０５μｍ以上０．４μｍ以下の範囲にある事を特徴とする請求項５又は６に記載の電気泳動材料。
8. 前記第一粒子平均半径は０．１μｍ以上０．１５μｍ以下の範囲にある事を特徴とする請求項７に記載の電気泳動材料。
9. 前記第一粒子は内部に光学界面を含む樹脂である事を特徴とする請求項５又は６に記載の電気泳動材料。
10. 前記第一粒子は内部に空隙を含む事を特徴とする請求項９に記載の電気泳動材料。
11. 請求項１乃至１０のいずれか一項に記載の電気泳動材料を備えた事を特徴とする電気泳動表示装置。
12. 請求項１１に記載の電気泳動表示装置を備えた事を特徴とする電子機器。