JP2014020919A - 三次元測定装置の校正装置及び校正方法 - Google Patents

三次元測定装置の校正装置及び校正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】サンプル板の表面性状の影響を低減させることが可能な校正装置及び校正方法を提供する。
【解決手段】複数のスリットが並列に設けられた校正用のサンプル板を載置する載置台と、前記載置台に載置された前記サンプル板にレーザーを照射し、前記サンプル板の各スリットを横断走査するレーザー照射手段と、前記レーザーが照射されたサンプル板を撮像する撮像手段と、前記撮像手段の撮像画像に含まれる前記レーザーの軌跡部分の前記走査方向の画素位置から、校正位置を設定する設定手段と、前記撮像画像に含まれる前記レーザーの軌跡部分の前記走査方向に直交する方向の画素位置を波高値として取得する取得手段と、前記波高値を平滑化した校正値を算出する校正値算出手段と、前記校正値算出手段で算出された校正値を、当該校正値の算出に係る軌跡部分の校正位置と関連付け、校正データとして出力する出力手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、三次元測定装置の校正装置及び校正方法に関する。
従来、被検査物に照射したレーザー光の反射光を撮像し、この反射光に基づいて光切断法で被検査物の高さ等の形状を測定する三次元形状測定装置がある。係る三次元測定装置では、撮像画像中の反射光の各位置と、実際の位置関係とを対応付けるため、校正用のサンプル板等を用いることでキャリブレーションが行われている。
特開2012−13593
ところで、レーザーの反射光は、サンプル板の表面性状の影響を受けることが分かっている。そのため、サンプル板の表面性状が均一でなく粗さや歪み等がある場合、その反射光から得られるデータ値にばらつきが生じるため、キャリブレーションの精度が低下するという問題がある。
実施の形態の校正装置は、光切断法により被測定物の表面形状を測定する三次元測定装置の校正装置であって、載置台と、レーザー照射手段と、撮像手段と、設定手段と、取得手段と、校正値算出手段と、出力手段とを備える。載置台は、複数のスリットが並列に設けられた校正用のサンプル板を載置する。レーザー照射手段は、前記載置台に載置された前記サンプル板にレーザーを照射し、前記サンプル板の各スリットを横断走査する。撮像手段は、前記レーザーが照射されたサンプル板を撮像する。設定手段は、前記撮像手段の撮像画像に含まれる前記レーザーの軌跡部分の前記走査方向の画素位置から、校正位置を設定する。取得手段は、前記撮像画像に含まれる前記レーザーの軌跡部分の前記走査方向に直交する方向の画素位置を波高値として取得する。校正値算出手段は、前記波高値を平滑化した校正値を算出する。出力手段は、前記校正値算出手段で算出された校正値を、当該校正値の算出に係る軌跡部分の校正位置と関連付け、校正データとして出力する。
図1は、実施形態に係る三次元測定装置の側面図である。 図2は、実施形態に係る三次元測定装置の上面図である。 図3は、実施形態に係る校正サンプル板の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る校正データ生成部の構成を模式的に示す図である。 図5は、図4に示した校正位置設定部の動作を説明するための図である。 図6は、図4に示した校正位置設定部の動作を説明するための図である。 図7は、図4に示した校正位置設定部の動作を説明するための図である。 図8は、図4に示した波高値取得部により取得される波高値の一例を示す図である。 図9は、図4に示した校正テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 図10は、実施形態の校正データ生成部が行う校正データ生成処理の手順を示すフローチャートである。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る校正装置及び校正方法の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る三次元測定装置1の側面図である。また、図2は、本実施形態に係る三次元測定装置1の上面図である。ここで、三次元測定装置1は、後述する光切断部30を用いた光切断法により被測定物の高さ等の表面形状を測定する三次元測定装置である。なお、三次元測定装置1は、自装置のキャリブレーションを行う校正装置としての機能を備えている。
三次元測定装置1は、自装置の土台となるベース部10と、ベース部10上に設けられるサンプル載置部20と、サンプル載置部20の上部に設けられる光切断部30とを備える。
ベース部10は、支持台11と、支持脚12と、支持部13と、架台14とを有する。支持台11は、箱型に構成されており、当該支持台11の底部に固定された支持脚12により支持されている。支持脚12は、例えばアジャスタボルト等であって、支持台11が水平となるよう高さ調節が行われている。また、支持台11の上面には、支持部13が垂直に固定されている。架台14は、支持部13により支持台11と平行となるよう支持されており、その上面にサンプル載置部20が設けられている。
サンプル載置部20は、一軸テーブル21と、垂直支持板22と、載置台23と、校正サンプル板24とを有する。一軸テーブル21は、垂直支持板22に支持されることで、架台14の上面に対し垂直に立設されている。また、一軸テーブル21は、載置台23をZ軸方向(図1参照)に移動可能に支持する。この載置台23の上面には、後述する校正データを生成するための校正サンプル板24が載置される。
図3は、校正サンプル板24の一例を示す図である。同図に示すように、校正サンプル板24は、長方形状の板状体で形成されており、当該板状体の面上に矩形状のスリット241が所定間隔で設けられている。同図では、校正サンプル板24上においてレーザーが走査される方向(X軸方向)の略中央を基準位置“0”としており、この基準位置から正方向及び負方向に20mm間隔で幅10mmのスリット241を設けた例を示している。なお、同図では、基準位置を識別するため、+20mmの位置でのスリット幅を他のスリット幅と異なる値(5mm)としている。以下、校正サンプル板24でのX軸方向の位置を幅位置という。
図1に戻り、光切断部30は、レーザー光源31と、撮像部32とを備える。
レーザー光源31は、半導体レーザーやコリメーションレンズ等を有したレーザー照射装置であって、校正サンプル板24の上面をX軸方向(図2参照)に走査することで、当該校正サンプル板24の各スリット241上を走査するよう設定されている。なお、走査方法は特に問わないものとする。例えば、プリズム等を用いることで、X軸方向に集光させた線状(又は帯状)のレーザーにより、スリット241を一度に横断走査する形態としてもよい。また、ポリゴンミラー等を用いることで点状のレーザーにより、各スリット241をある一方向に横断走査する形態としてもよい。
撮像部32は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサを有している。撮像部32は、校正サンプル板24の上面を撮像する。なお、撮像部32の種類や個数は特に問わず、例えば、校正サンプル板24上の特定位置を撮像範囲とする一次元の撮像装置としてもよいし、校正サンプル板24のスリット241部分を撮像範囲とする二次元の撮像装置としてもよい。
また、図1では、校正サンプル板24の真上からレーザーLを照射し、このレーザーLの入射方向とは異なる撮像方向Rで校正サンプル板24を撮像する構成としているが、レーザー光源31及び撮像部32の設置位置(高さ)や設置角度は、図1の例に限らないものとする。
また、三次元測定装置1は、光切断部30で取得された撮像画像から、校正データを生成する校正データ生成部40を装置内部又は装置の外部に備える。
図4は、校正データ生成部40の構成を模式的に示す図である。同図に示すように、校正データ生成部40は、CPU(Central Processing Unit)41、ROM(Read Only Memory)42及びRAM(Random Access Memory)43及び記憶部44等のコンピュータ構成を備える。
CPU41は、ROM42や記憶部44に記憶された各種プログラムを実行することにより、校正データ生成部40を統括的に制御する。ROM42は、基本動作を行うためのプログラムを記憶している。RAM43は、校正データ生成部40の主記憶装置であって、CPU41のワークエリアとして機能する。記憶部44は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の記憶装置であって、各種プログラムや後述する校正テーブル441(図8参照)を記憶する。
また、CPU41は、ROM42や記憶部44に記憶されたプログラムとの協働により、画像取得部411、校正位置設定部412、波高値取得部413、校正値算出部414及び格納処理部415を実現させる。
画像取得部411は、撮像部32で撮像された画像データ(以下、撮像画像という)を取得する。なお、撮像画像の取得方法は特に問わず、例えば、画像取得部411と撮像部32との間に接続された接続線(図示せず)を介して取得する形態としてもよいし、撮像画像が保持された記憶媒体(例えば、メモリカード等)を介して取得する形態としてもよい。
校正位置設定部412は、画像取得部411で取得された撮像画像に含まれるレーザー(反射光)の各軌跡のX軸方向の画素位置から、校正データの生成に係る校正位置を設定する。以下、図5〜図7を参照して、校正位置設定部412の動作について説明する。
まず、校正テーブル情報の生成に際し、レーザー光源31により校正サンプル板24が走査されると、図5に示すようにレーザーL1は各スリット241を横断する形で照射される。このとき、撮像部32により、校正サンプル板24の上面が撮像されると、画像取得部411は、図6に示すようにレーザーL1の軌跡L2を表す撮像画像Gを取得する。撮像画像Gに含まれる軌跡L2は、スリット241に対応する部分が欠けた断破線状となる。なお、図6では、撮像画像の解像度を1312画素×400画素とした例を示しているが、これに限らないものとする。
校正位置設定部412は、スリット241により分断された各軌跡L2の一端に対応するX軸方向の画素位置をそれぞれ検出し、この画素位置を校正位置に設定する。また、校正位置設定部412は、図6に示した各軌跡L2のX軸方向の長さに基づき、図3に示した基準位置(X=0の位置)に対応する校正位置を特定する。そして、校正位置設定部412は、特定した校正位置に基づいて、他の校正位置を図3に示した校正サンプル板24上での対応するX軸方向での幅位置(−400mm〜+400mm)と関連付ける。
なお、画素位置の検出に際し、例えば、撮像画像中の各画素を所定の閾値に基づき二値化することで軌跡L2部分を際立たせ、この二値化したデータを用いて各軌跡の画素位置を検出する形態としてもよい。
図7は、図6に示す撮像画像を二値化した結果の一例を示す図である。図7では、閾値THを基準に、この閾値TH未満の画素値を階調“0”とし、閾値TH以上の画素値を階調“255”とした例を示している。縦軸は階調を表し、横軸は図6に示したX軸方向の画素位置に対応する。
ここで、閾値THをレーザーLの輝度値に応じて定めることで、レーザーLの軌跡部分を階調“255”で表すことができる。この場合、校正位置設定部412は、例えば図7に示すパルスPの立ち上がり位置(x1〜x9)をそれぞれ検出し、この検出位置に対応するX軸方向の画素位置を校正位置とする。なお、本実施形態では、X軸方向の画素位置“1”から画素位置“1312”に向けて検出処理を行う例を想定しているため、図6に示した各軌跡の左端に対応する画素位置が校正位置となる。また、校正サンプル板24の縁部の軌跡L2については、校正位置に含めてもよいし、校正位置から除外してもよい。
図4に戻り、波高値取得部413は、画像取得部411で取得された撮像画像に含まれるレーザーの各軌跡について、当該軌跡部分を構成するY軸方向(図2参照)の画素位置を波高値として取得する。
校正値算出部414は、波高値取得部413で取得された各軌跡部分の波高値のばらつきを平滑化し、その平滑化した波高値を校正値として出力する。以下、図6及び図8を参照して、波高値取得部413及び校正値算出部414の動作について説明する。
波高値取得部413は、図6に示した各軌跡L2について、その軌跡部分を構成するY軸方向の画素位置を波高値として取得する。ここで、波高値は校正サンプル板24の表面性状の影響を受けるため、例えば表面の“粗さ”や“うねり”に応じて、図8に示すようにその値にばらつきが生じる。ここで、図8は、波高値取得部413により取得される波高値の一例を示す図であって、図6に示した撮像画像の一部を拡大したものである。なお、縦軸がY軸方向の画素位置、横軸がX軸方向の画素位置を意味する。
そこで、校正値算出部414は、波高値のばらつき、つまり校正サンプル板24の表面性状の影響を低減するための校正値を校正位置単位で導出し、この校正位置と校正値とを関連付けた校正データを生成する。
具体的に、校正値算出部414は、波高値取得部413で取得された波高値を所定の方式で平均化することで平均値を算出し、算出したその平均値を校正値として導出する。なお、平均値の算出方法は特に問わず、例えば、軌跡L2毎にその軌跡L2部分から得られた波高値の平均値を算出する形態としてもよいし、軌跡L2全体から得られた波高値から一の平均値を算出する形態としてもよい。また、平均値の算出対象から、波高値の最大値や最小値を除外する形態としてもよい。
図4に戻り、格納処理部415は、校正値算出部414が生成した校正データを、その校正データに含まれた校正位置に対応する校正サンプル板24の幅位置と、その校正データを生成した際の載置台23のZ軸方向の高さ位置と関連付けて校正テーブル441に格納する。
ここで、図9は、校正テーブル441のデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、校正テーブル441は、Z軸方向の高さ位置毎に、X軸方向の各幅位置に対応する校正データを関連付けて管理している。ここでは、校正データを構成する校正位置と校正値との組を“(x,y)”の座標形式で表している。軌跡L2全体の平均値を校正値とした場合、同一高さ位置での校正値は全て同値となる。
このように生成された校正テーブル441は、校正サンプル板24を用いたキャリブレーションの実行時に、CPU41により載置台23の高さ位置及びレーザーが捉えられた幅位置(画素位置)を元に参照され、該当する幅位置での校正データに基づいてキャリブレーションが実行される。なお、キャリブレーションの方法は、特に問わず、公知の技術を用いることが可能であるとする。
以下、図10を参照して、校正データ生成部40の動作について説明する。ここで、図10は、校正データ生成部40が行う校正データ生成処理の手順を示すフローチャートである。なお、本処理の前提として、レーザー光源31が校正サンプル板24上を走査した際の状態が、撮像部32により撮像されているものとする。
まず、画像取得部411は、撮像部32で撮像された撮像画像を取得する(ステップS11)。続いて、校正位置設定部412は、画像取得部411で取得された撮像画像に含まれるレーザー(反射光)の各軌跡部分のX軸方向の画素位置から、校正データの生成に係る校正位置を設定する(ステップS12)。なお、校正位置設定部412は、校正位置の設定時に、これら校正位置の各々を校正サンプル板24上での対応する幅位置と関連付けるものとする。
波高値取得部413は、画像取得部411で取得された撮像画像に含まれるレーザーの各軌跡について、当該軌跡部分を構成するY軸方向の画素位置を波高値として取得する(ステップS13)。校正値算出部414は、波高値取得部413で取得された各軌跡部分の波高値を平滑化し、その平滑化した波高値を校正値として導出する(ステップS14)。続いて、校正値算出部414は、導出した校正値と、当該校正値の算出に係る軌跡部分の校正位置とを関連付け、それを校正データとして生成する(ステップS15)。
次いで、格納処理部415は、ステップS15で生成された校正データを、当該校正データに含まれた校正位置に対応する校正サンプル板24の幅位置と、その校正データを生成した際の載置台23の高さ位置と関連付け、校正テーブル441に格納する(ステップS16)。
そして、上記の校正データ生成処理は、一軸テーブル21のZ軸方向の高さ位置毎に実行されることで、図8に示した二次元配列状の校正テーブル441が生成される。
以上のように、本実施形態の三次元測定装置1によれば、複数のスリット241が所定間隔で並列に設けられた校正サンプル板24をレーザーで横断走査し、このときの撮像画像に含まれる各軌跡の、レーザー走査方向(X軸方向)の画素位置から、校正データの生成に係る校正位置を設定する。また、撮像画像に含まれる各軌跡の、レーザー走査方向に直行する方向(Y軸方向)の画素位置を波高値として取得し、当該波高値を平滑化することで校正値を導出する。そして、出力された校正値を、その校正値の算出に係る軌跡部分の校正位置と関連付けた校正データを、当該校正位置に対応する校正サンプル板24の幅位置と、その校正データを生成した際の載置台23の高さ位置と関連付け、校正テーブル441に格納する。
これにより、校正サンプル板24の表面性状に応じて、そのばらつきを平滑化させるための校正データを簡易な構成で生成することができる。また、当該校正データを用いることでサンプル板の表面性状の影響を低減させた状態で三次元測定装置1のキャリブレーションを行うことができるため、キャリブレーションの精度を向上させることができ、その結果として被測定物の測定精度を向上させることができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。上記実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、追加等を行うことができる。また、上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態では、載置台23の各高さ位置において、同一の校正サンプル板24を用いて校正データを生成することを想定しているが、これに限らず、載置台23の各高さ位置に応じて、スリット241の設置位置や設置間隔、スリット間隔等が異なる校正サンプル板24を使い分ける形態としてもよい。
また、上記実施形態では、校正サンプル板24のY軸方向の一つの位置でレーザーを走査(照射)する形態としたが、これに限らず、Y軸方向の複数の位置(但しスリット241を横断走査する位置)でレーザーを走査する形態としてもよい。この場合、校正データは、X軸方向の各位置(幅位置)とY軸方向の各位置について取得されることになるため、X軸方向及びY軸方向の各位置に対応する校正データを格納した校正テーブル441が、載置台23の高さ位置毎に設けられることになる。
また、上記実施形態では、三次元測定装置1が有する機能の一部として校正装置が実現される構成について説明したが、これに限らず、三次元測定装置1を校正データの生成に特化させることで、単体の校正装置とする形態としてもよい。
また、載置台23の高さ位置を校正データ生成部40が調整する形態としてもよい。例えば、画像取得部411が、一軸テーブル21が有する載置台23の高さ位置の移動に係るアクチュエータ(図示せず)を制御することで、載置台23の高さ位置を所定間隔(例えば、10mm間隔)毎に移動させ、その移動毎に撮像部32で撮像された撮像画像を取得する。なお、校正データ生成部40が、レーザー光源31及び撮像部32の駆動制御を行う形態としてもよく、例えば、画像取得部411がレーザー光源31の照射タイミングと撮像部32の撮像タイミングとを同期させて、撮像画像を取得する形態としてもよい。
1 三次元測定装置
10 ベース部
11 支持台
12 支持脚
13 支持部
14 架台
20 サンプル載置部
21 一軸テーブル
22 垂直支持板
23 載置台
24 校正サンプル板
241 スリット
30 光切断部
31 レーザー光源
32 撮像部
40 校正データ生成部
41 CPU
411 画像取得部
412 校正位置設定部
413 波高値取得部
414 校正値算出部
415 格納処理部
42 ROM
43 RAM
44 記憶部
441 校正テーブル

Claims (9)

  1. 光切断法により被測定物の表面形状を測定する三次元測定装置の校正装置であって、
    複数のスリットが並列に設けられた校正用のサンプル板を載置する載置台と、
    前記載置台に載置された前記サンプル板にレーザーを照射し、前記サンプル板の各スリットを横断走査するレーザー照射手段と、
    前記レーザーが照射されたサンプル板を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段の撮像画像に含まれる前記レーザーの軌跡部分の前記走査方向の画素位置から、校正位置を設定する設定手段と、
    前記撮像画像に含まれる前記レーザーの軌跡部分の前記走査方向に直交する方向の画素位置を波高値として取得する取得手段と、
    前記波高値を平滑化した校正値を算出する校正値算出手段と、
    前記校正値算出手段で算出された校正値を、当該校正値の算出に係る軌跡部分の校正位置と関連付け、校正データとして出力する出力手段と、
    を備える校正装置。
  2. 前記校正値算出手段は、前記波高値を平均化することで前記校正値を算出する請求項1に記載の校正装置。
  3. 前記校正値算出手段は、前記レーザーの軌跡部分毎に前記校正値を算出する請求項1又は2に記載の校正装置。
  4. 前記校正値算出手段は、前記レーザーの全ての軌跡部分から前記校正値を算出する請求項1又は2に記載の校正装置。
  5. 前記校正データを、当該校正データに含まれた前記校正位置に対応する、前記サンプル板での位置と関連付けて管理する管理手段を更に備える請求項1〜4の何れか一項に記載の校正装置。
  6. 前記載置台の高さ位置を移動させることが可能な一軸テーブルを更に備え、
    前記出力手段は、前記載置台の高さ位置毎に前記校正データを出力し、
    前記管理手段は、前記校正データを、当該校正データが生成された際の前記載置台の高さ位置と関連付けて管理する請求項5に記載の校正装置。
  7. 前記レーザー照射手段は、線状又は点状のレーザーにより、前記スリットを横断走査する請求項1に記載の校正装置。
  8. 前記撮像手段は、一次元又は二次元の撮像装置である請求項1に記載の校正装置。
  9. 光切断法により被測定物の表面形状を測定する三次元測定装置の校正方法であって、
    設定手段が、複数のスリットが並列に設けられた校正用のサンプル板の各スリットをレーザーで横断走査した際の前記サンプル板の撮像画像に含まれる前記レーザーの軌跡部分の前記走査方向の画素位置から、校正位置を設定する設定工程と、
    取得手段が、前記撮像画像に含まれる前記レーザーの軌跡部分の前記走査方向に直交する方向の画素位置を波高値として取得する取得工程と、
    校正値算出手段が、前記波高値を平滑化した校正値を算出する校正値算出工程と、
    出力手段が、前記校正値算出工程で算出された校正値を、当該校正値の算出に係る軌跡部分の校正位置と関連付け、校正データとして出力する出力工程と、
    を含む校正方法。
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