JP2014020848A - 測定システム及び測定方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】筐体に保持された振動体を人体の耳に押し当てて、振動体の振動に基づく音をユーザに伝える電子機器を評価するための測定システムであって、人体の耳を模した耳型部と、耳型部に形成された人工外耳道の周辺部に配置された振動検出部と、人工外耳道を経て伝播される音の音圧を測定するための音圧測定部と、振動検出部の出力の位相及び音圧測定部の出力の位相を相対的に調整可能な位相調整部430と、周波数解析部450と、を備える。
【選択図】図4
Description
人体の耳を模した耳型部と、
該耳型部に形成された人工外耳道の周辺部に配置された振動検出部と、
前記人工外耳道を経て伝播される音の音圧を測定するための音圧測定部と、
前記振動検出部の出力の位相及び前記音圧測定部の出力の位相を相対的に調整可能な位相調整部と、
周波数解析部と、を備える。
前記周波数解析部は、前記振動検出部の出力の周波数成分或いは音圧測定部の出力の周波数成分或いは前記出力合成部の合成出力の周波数成分を解析してもよい。
前記人工外耳道部に前記人工外耳道が形成されていてもよい。
人体の耳を模した耳型部に前記振動体を押し当て、該振動体の振動により前記耳型部に形成された人工外耳道の周辺部を伝達する振動を振動検出部により検出すると共に、前記人工外耳道を経て伝播される音の音圧を音圧測定部により測定するステップと、
前記振動検出部の出力の位相及び前記音圧測定部の出力の位相を位相調整部により相対的に調整するステップと、
を含む。
前記出力合成部の合成出力の周波数成分を周波数解析部により解析するステップと、をさらに含んでもよい。
図1は、本発明の第1実施の形態に係る測定システムの概略構成を示す図である。本実施の形態に係る測定システム10は、電子機器装着部20と、測定部200とを備える。電子機器装着部20は、基台30に支持された耳型部50と、測定対象の電子機器100を保持する保持部70とを備える。なお、以下の説明において、電子機器100は、図2に平面図を示すように、矩形状の筐体101の表面に、人の耳よりも大きい矩形状のパネル102を有するスマートフォン等の携帯電話で、パネル102が振動体として振動するものとする。先ず、電子機器装着部20の構成について説明する。
図9は、本発明の第2実施の形態に係る測定システムの要部の概略構成を示す図である。本実施の形態に係る測定システム110は、電子機器装着部120の構成が第1実施の形態における電子機器装着部20と異なるもので、その他の構成は第1実施の形態と同様である。したがって、図9においては、第1実施の形態で示した測定部200の図示を省略してある。電子機器装着部120は、人体の頭部模型130と、測定対象の電子機器100を保持する保持部150とを備える。頭部模型130は、例えばHATSやKEMAR等からなる。頭部模型130の人工耳131は、頭部模型130に対して着脱自在である。
20 電子機器装着部
30 基台
50 耳型部
51 耳模型
52 人工外耳道部
53 人工外耳道
54 支持部材
55 振動検出部
56 振動検出素子
60 音圧測定部
61 チューブ部材
62 マイク
70 保持部
71 支持部
72 アーム部
73 移動調整部
100 電子機器
101 筐体
102 パネル(振動体)
110 測定システム
120 電子機器装着部
130 頭部模型
131 人工耳
132 耳模型
133 人工外耳道
134 人工外耳道部
135 振動検出部
136 音圧測定部
150 保持部
151 頭部固定部
152 支持部
153 多関節アーム部
200 測定部
300 感度調整部
400 信号処理部
410 A/D変換部
420 周波数特性調整部
430 位相調整部
440 出力合成部
450 周波数解析部
460 記憶部
470 信号処理制御部
500 PC
520 表示部
600 プリンタ
Claims (27)
- 筐体に保持された振動体を人体の耳に押し当てて、前記振動体の振動に基づく音をユーザに伝える電子機器を評価するための測定システムであって、
人体の耳を模した耳型部と、
該耳型部に形成された人工外耳道の周辺部に配置された振動検出部と、
前記人工外耳道を経て伝播される音の音圧を測定するための音圧測定部と、
前記振動検出部の出力の位相及び前記音圧測定部の出力の位相を相対的に調整可能な位相調整部と、
周波数解析部と、
を備える測定システム。 - 前記位相調整部により相対的に位相調整された前記振動検出部の出力及び前記音圧測定部の出力を合成する出力合成部をさらに備え、
前記周波数解析部は、前記振動検出部の出力の周波数成分或いは音圧測定部の出力の周波数成分或いは前記出力合成部の合成出力の周波数成分を解析する、請求項1に記載の測定システム。 - 前記位相調整部は、前記振動検出部の出力の位相を調整する、請求項2に記載の測定システム。
- 前記周波数解析部は、さらに前記位相調整部により相対的に位相調整された前記振動検出部の出力の周波数成分及び前記音圧測定部の出力の周波数成分を解析する、請求項2又は3に記載の測定システム。
- 前記振動検出部及び前記音圧測定部の感度を調整可能な感度調整部をさらに備える、請求項1から4のいずれか一項に記載の測定システム。
- 前記振動検出部の出力の周波数特性及び前記音圧測定部の出力の周波数特性を調整可能な周波数特性調整部をさらに備える、請求項1から5のいずれか一項に記載の測定システム。
- 前記周波数解析部による解析結果を表示する表示部をさらに備える、請求項1から6のいずれか一項に記載の測定システム。
- 人体の頭部模型をさらに備え、前記耳型部は、前記頭部模型を構成する人工耳として、当該頭部模型に着脱自在である、請求項1から7のいずれか一項に記載の測定システム。
- 前記耳型部は、耳模型と、該耳模型に結合された人工外耳道部とを備え、
前記人工外耳道部に前記人工外耳道が形成されている、請求項1から8のいずれか一項に記載の測定システム。 - 前記人工外耳道は、20mmから40mmの長さを有する、請求項1から9のいずれか一項に記載の測定システム。
- 前記電子機器を保持する保持部をさらに備える、請求項1から10のいずれか一項に記載の測定システム。
- 前記保持部は、人が前記電子機器を自身の耳に押し当てるように、当該電子機器を少なくとも2箇所において支持する支持部を備える、請求項11に記載の測定システム。
- 前記保持部は、前記電子機器を前記耳型部に対して押圧する方向に移動調整可能である、請求項11又は12に記載の測定システム。
- 前記保持部は、前記電子機器を前記耳型部に対して押圧する方向に回動調整可能である、請求項11又は12に記載の測定システム。
- 前記保持部は、前記振動体を前記耳型部に対して0Nから10Nの範囲で押圧力を調整可能である、請求項13又は14に記載の測定システム。
- 前記保持部は、前記振動体を前記耳型部に対して3Nから8Nの範囲で押圧力を調整可能である、請求項13又は14に記載の測定システム。
- 前記保持部は、前記耳型部に対する前記電子機器の接触姿勢を変更可能に、前記電子機器を前記耳型部に対して当該電子機器の上下方向に移動調整可能である、請求項11から16のいずれか一項に記載の測定システム。
- 前記接触姿勢は、前記振動体が前記耳型部を覆うように、前記電子機器を前記耳型部に接触させる姿勢を含む、請求項17に記載の測定システム。
- 前記接触姿勢は、前記振動体の一部が前記耳型部に接触するように、前記電子機器を前記耳型部に接触させる姿勢を含む、請求項17に記載の測定システム。
- 前記耳型部は、IEC60318‐7に準拠した素材からなる、請求項1から19のいずれか一項に記載の測定システム。
- 前記振動検出部は、前記人工外耳道の周辺部に配置された複数個の振動検出素子を備える、請求項1から20のいずれか一項に記載の測定システム。
- 前記振動検出部は、前記人工外耳道の周辺部を取り囲むように配置された円弧状の2個の振動検出素子を備える、請求項1から20のいずれか一項に記載の測定システム。
- 前記振動検出部は、前記人工外耳道の周辺部を取り囲むように配置されたリング状の振動検出素子を備える、請求項1から20のいずれか一項に記載の測定システム。
- 前記音圧測定部は、前記人工外耳道の外壁から延在するチューブ部材に保持されたマイクを備える、請求項1から23のいずれか一項に記載の測定システム。
- 前記音圧測定部は、前記人工外耳道の外壁からフローティング状態で配置されたマイクを備える、請求項1から23のいずれか一項に記載の測定システム。
- 筐体に保持された振動体を人体の耳に押し当てて、前記振動体の振動に基づく音をユーザに伝える電子機器を評価するにあたり、
人体の耳を模した耳型部に前記振動体を押し当て、該振動体の振動により前記耳型部に形成された人工外耳道の周辺部を伝達する振動を振動検出部により検出すると共に、前記人工外耳道を経て伝播される音の音圧を音圧測定部により測定するステップと、
前記振動検出部の出力の位相及び前記音圧測定部の出力の位相を位相調整部により相対的に調整するステップと、
を含む、測定方法。 - 前記位相調整部により相対的に位相調整された前記振動検出部の出力及び前記音圧測定部の出力を出力合成部により合成するステップと、
前記出力合成部の合成出力の周波数成分を周波数解析部により解析するステップと、をさらに含む、請求項26に記載の測定方法。
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