JPH11500284A - ヒトの乳様突起をシュミレートする装置及び方法 - Google Patents

ヒトの乳様突起をシュミレートする装置及び方法

Info

Publication number
JPH11500284A
JPH11500284A JP8525129A JP52512996A JPH11500284A JP H11500284 A JPH11500284 A JP H11500284A JP 8525129 A JP8525129 A JP 8525129A JP 52512996 A JP52512996 A JP 52512996A JP H11500284 A JPH11500284 A JP H11500284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
vibration
septum
bone conduction
damping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8525129A
Other languages
English (en)
Inventor
デイヴィス,ラリー・ジェイ
Original Assignee
ラーソン−デイヴィス・インコーポレーテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ラーソン−デイヴィス・インコーポレーテッド filed Critical ラーソン−デイヴィス・インコーポレーテッド
Publication of JPH11500284A publication Critical patent/JPH11500284A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01HMEASUREMENT OF MECHANICAL VIBRATIONS OR ULTRASONIC, SONIC OR INFRASONIC WAVES
    • G01H1/00Measuring characteristics of vibrations in solids by using direct conduction to the detector
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2460/00Details of hearing devices, i.e. of ear- or headphones covered by H04R1/10 or H04R5/033 but not provided for in any of their subgroups, or of hearing aids covered by H04R25/00 but not provided for in any of its subgroups
    • H04R2460/13Hearing devices using bone conduction transducers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R25/00Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ヒトの乳様突起をシュミレートする装置及び方法が開示されている。該装置は、質量と、弾力性と、ヒトの頭蓋骨及び該頭蓋骨を覆う皮膚のインピーダンスを従来のテスト装置よりもより厳密に再現するに十分な減衰手段(118)とを有する隔膜(110)を含む。好ましい実施形態において、該方法は、隔膜(110)を人工耳(124)の中央開口部(120)上に位置づける工程と、隔膜(110)の頂部上に骨導聴覚装置(hearing device)(158)を位置づける工程と、を含む。上記中央開口部(120)の下に配置されたマイクロフォン(170)は、振動により発生した音を計測する。これらの計測値は、骨導聴覚装置(hearing device)(158)が正確に機能しているか否かの表示となる。当該装置及び方法は、従来の装置及び方法に比べて、容易に使用でき、廉価であるだけでなく、従来の装置及び方法よりも優れて正確ではないにしても同様の正確性を示す。

Description

【発明の詳細な説明】 ヒトの乳様突起をシュミレートする装置及び方法 発明の背景 本発明は、ヒトの乳様突起をシュミレートする装置及び方法に関し、特に、補 聴器がヒトの乳様突起により与えられるインピーダンスを越えるとして容認され た基準に適合することを保証するため、骨導タイプの補聴器及び骨導テスト装置 をテストする装置及び方法に関する。 補聴器及び関連する装置の分野における当業者には、ヒトの乳様突起(又はヒ トの頭蓋内の他の骨)及びその上に設けられている皮膚のインピーダンスを越え る骨導聴覚装置(heanng device)の能力を計測するための再現可能な基準(re- producible standard)を開発することに対する切実な必要性があることがよく 知られている。加えて、当業者は、現在適切である均一な基準(uniform standa rds)に追従していることを保証するために用いられるであろう装置に対する切 実な必要性があることも認めるであろう。 多くの聴力障害者は、中耳の部分が損傷を受けているか、あるいは単純な音の 増幅が聞き取れるほどに十分ではないのである。この問題を解決するために、骨 導聴覚装置(hearing device)は、乳様突起又は他の頭蓋骨を介して内耳に振動 を伝達することにより、基本的に中耳の機能をバイパスする。ゆえに、骨導聴覚 装置(hearing device)は、典型的には、頭蓋骨を振動させることにより聴覚作 用を作り出す電気機械的トランスデューサーである。これは、典型的には、骨導 聴覚装置(hearing device)をユーザーの耳の後ろに置き、乳様突起を覆っている 皮膚の上に骨導聴覚装置(hearing device)の振動要素を置くことにより行われ る。音波は、振動力に変換されて、皮膚に与えられる。振動は、皮膚及び乳様突 起を通って伝わり、健聴者の内耳での振動の受け取りと同様の態様にて内耳に受 け取られる。 骨導聴覚装置(hearing device)が正確に作動しているか否かを決定するため に、装置の計測基準並びに基準を実行するテスト機構を確立することが必要であ る。加えて、かような基準及び機構は、ヒトの乳様突起をテストして、振動力に 正常に応答して機能するかを決定するために用いることができる。それぞれにつ いて、いくつかのアプローチがなされている。 米国特許第3,019,307号明細書には、骨導レシーバー計測のための再 現可能な基準を計測するための装置が提案されている。この装置に用いられた基 準は(The standard to which the device is drawn)、国立標準局の結果であ って、Jonal Acoustical Society1955年11月号に詳細に記載されていたも のである。基準に対する平均的な乳様突起上で用いる補聴器をテストするために 提案された機械の電気等価回路ダイアグラムは、図1Aに示されている。図1A において、ヒトの頭部に対して位置づけられた骨導レシーバの表示は、レシーバ により振動を与えられた皮膚と骨との質量を表す指標mと、皮膚による粘度減衰 を表す抵抗器rと、コンプライアンスすなわち皮膚の弾性を表すコンデンサー1 /kを含む。 この回路を実行するために、かなり複雑で、高価で、嵩高い機械が用いられて いた。この機械の一実施例の断面図を図1Bに示す。骨導振動機(14)は、1 以上のアーム(16)により支持されているマグネシウム盤(10)の上に置か れている。骨導振動機が作動すると、力は、ピストンブロック(22)を通して 伝えられ、加速度計(50)により計測される。皮膚をシュミレートするために マグネシウム盤(10)の減衰は、マグネシウム盤及びピストン(30)の間の 空間(32)により与えられる。 追加的な研究がなされ、理想的な平均な頭蓋骨(乳様突起又は他のもののいず れか)のための機械的インピーダンスの値は、1970年以前に国際標準化機構 (ISO)により創設され、ANAI S3.13−1972(R−1977) 、(聴力測定骨振動計の較正のための人工頭蓋骨のアメリカンナショナルスタン ダード)及びIEC公報373(1971)に組み込まれた。理想的な人工頭蓋 骨の適当な等価回路は、図1Cに示されている。ここで、mは0.77×10-3 kgの質量であり、rは19.3Nsm-1であり、kは2.25×105Nm-1である。 等価回路の目標は、表1に示すような平均的な頭蓋骨のインピーダンスを表すこ とができるテスト装置を提供することにあった。 ANAI S3.13−1987にて、テスト周波数として8kHzを印加した 。 しかしながら、ANAI S3.26−1981において、閉鎖公差内でイン ピーダンス値に適合し得る市販品はなく、インピーダンス値に適合させようとし た装置のいくつかは互いに矛盾していたことに留意すべきだ。その理由は、選り ずぐりのテスト装置であるタイプ4930人工乳様突起は入手可能な最も正確な 装置であったことは明らかで、ANSI S3.26−1981付表に示された 基準に適合する入手可能なテスト装置がなかったからである。部分断面図が図1 Dに示されている。該装置は、ブチルゴムのカバー(62)とネオプレン盤(6 4)との間にサンドイッチされた荷重体(loading mass)(60)を含む。ブチル ゴムのカバーとネオプレン盤とは、ガイドピン(68)とセラミック盤(70) とアウトプット(74)に連結されている中央の電極(72)との上に位置づけ られたドーム状のベース(66)の上に置かれている。慣性質量(76)もまた 設けられている。 当業者には、この装置はなじみのあるものとなるであろう。この装置は、比較 的高価で、較正が困難である。正確な結果を保証するために、多くのスプリング を調節しなければならない。これらの因子ゆえに、多くの聴覚専門家は、骨導聴 覚装置(hearing device)の伝達テスト用の装置を購入しない。むしろ、彼らは、 人工耳、聴覚テストに使用されるイヤホーンを較正するための装置を購入するだ けである。 人工耳の側面断面図が図1Eに示されている。人工耳は、国際的に認容された 仕様に基づいて製作され、一端部に開口部(82)を有する概して円筒状のハウ ジング(80)を含む。小さなベントホール(84)が、精密なマイクロフォン (88)のコードを受け入れるためのホール(86)と共に、ハウジング内に設 けられている。開口部(82)とマイクロフォン(8)との間の空隙の体積は、 ヒトの耳内の空気の平均体積である6cm3である。 人工耳の広範な入手可能性及び人工の乳様突起よりも遥かに廉価であるという 事実ゆえに、人工耳を骨導聴覚装置(heanng device)のテストのために用いるこ とを可能とする装置及び方法を見いだすことは有利である。加えて、もしかよう な装置及び方法が、ヒトの乳様突起のインピーダンスを表す点において従来の装 置と同じくらい又は従来の装置よりも正確であれば有利である。 発明の目的及び概要 本発明の目的は、骨導聴覚装置(hearing device)をテストするための装置及び 方法を提供することにある。 本発明の別の目的は、現在入手可能なテスト装置よりも廉価な上記装置及び方 法を提供することにある。 さらに本発明の別の目的は、現在入手可能なテスト装置よりも正確な上記装置 及び方法を提供することにある。 またさらに本発明の別の目的は、現在入手可能なテスト装置よりも使いやすい 上記装置及び方法を提供することにある。 本発明の上記目的及び他の目的は、ヒトの乳様突起をシュミレートするための 装置及び方法の特に図示された実施形態において認められる。ヒトの乳様突起を シュミレートするための装置は、表1に示すような平均的ヒトの乳様突起を示す 機械的インピーダンスを有する隔膜(diaphram)を含む。該隔膜は、中央部分及び 該中央部分から延びる周縁フランジを有し、これらは、隔膜の質量及び剛性に基 づく、骨導トランスデューサーにより発生する力などの振動力に対する所望のリ アクタンス及び抵抗を与えるような形状及び組成に構成されており、ヒトの乳様 突起骨のインピーダンスをシュミレートする。 好ましい実施形態において、該方法は、人工耳の開口部上に隔膜を置く工程と 、隔膜の反対側に骨導トランスデューサーを置く工程と、を含む。5.4Nの錘 が骨導トランスデューサーに対して置かれ、現実に使用されている骨導聴覚装置 (hearing device)をシュミレートする。骨導トランスデューサーは、表1に示す ように選択された周波数でテストされる。人工耳内のマイクロフォンにより得ら れる読みとり値は、従来入手可能であったものよりもより正確な読みとり値を与 える。人工耳を使用することにより、ほぼ全ての聴覚学者により所有されている 装置でも同様となる。 本発明の別の特徴によれば、シュミレートされた乳様突起のインピーダンスは 、レーザー及び/又は位置センサーの使用によるなどの他の方法においてモニタ ーされて、骨導トランスデューサーの有効性を決定する。 本発明の別の特徴によれば、人工耳以外の装置は、骨導トランスデューサーの 有効性を決定するために、隔膜と共に用いることができる。 図面の簡単な説明 本発明の上記及び他の目的、特徴及び利点は、添付図面と以下の詳細な説明と を参酌することにより明らかになるであろう。ここで、 図1Aは、従来技術の教示による骨導聴覚装置(hearing device)をテストする ための装置の電気等価回路を示す。 図1Bは、従来の骨導聴覚装置(hearing device)をテストするための装置の側 面断面図を示す。 図1Cは、骨導聴覚装置(hearing device)を較正するための人工頭蓋骨用のア メリカンナショナルスタンダードに適当な等価回路を示す。 図1Dは、骨導聴覚装置(hearing device)をテストするための他の従来の装置 の側面一部断面図を示す。 図1Eは、聴力損失をテストするために用いられるイヤホンを較正するために 典型的に用いられており、骨導聴覚装置(hearing device)を較正するために本発 明のシュミレートされたヒトの乳様突起と共に用いることができる従来の人工耳 を示す。 図2は、本発明の原理に従って製作された隔膜の斜視図を示す。 図3は、図1Eに示すような慣用の人工耳に配置された図2の隔膜及び人工耳 に隣接した適所に隔膜を保持するための複数の支持部材の側面断面図を示す。 図4は、本発明の原理に従って製作された好ましい実施形態を示す別の隔膜の 側面断面図を示す。 図5は、アメリカンナショナルスタンダードに従う人工の乳様突起の理想的な 応答並びに図1Dに示した従来の装置及び図4に示す本発明の実施形態における 現実の応答を表すグラフを示す。 図6は、本発明の原理に従って製作された別の隔膜の断面図を示す。 図7は、本発明を実施するための別の方法を示す。 詳細な説明 本発明の種々の要素が符号によって示され、当業者が実施可能な程度に記載さ れた図面を参照しながら、本発明を説明する。図2を参照すれば、概して110 で表示されている隔膜が示されている。隔膜110は、補剛プレート114と、 好ましくは補剛プレートに接着的に取り付けられている減衰層118と、からな る。ヒトの乳様突起及び乳様突起を覆う皮膚を正確にシュミレートするために、 テスト装置は、表1に示すような平均的な人にみられるインピーダンスに対応す るインピーダンス(リアクタンス及び抵抗)を達成するために相互関係にある弾 力性、減衰性及び質量を有していることが必要である。テスト装置を作る物質は さほど重要ではない。むしろ、重要なことは、テスト装置が科学的な研究によっ て決定された基準に適合するインピーダンス特性を有することである。すなわち 、質量、弾力性及び減衰性は、平均的な乳様突起と同様のインピーダンス(リア クタンス及び抵抗)を与えるために一体に形成されなければならない。理想的な 応答範囲及び本発明の一実施形態並びに従来の装置により与えられる応答範囲を 表すグラフは図5に示されており、以下に詳細に説明される。 ヒトの乳様突起をシュミレートするための従来の試みは、むしろ単純な第2の オーダーシステム(simple second order system)である他の構造体に作用する複 雑な構造体を含んでいた。これに対して、本発明のシュミレートされた乳様突起 は、単純な第2のオーダーシステム(sinple,second order system)すなわち隔膜 110を備える。 典型的には、隔膜の補剛プレート114は、アルミニウムなどの金属から作ら れ、減衰層は、ネオプレンなどの公知の密度を有する合成ゴム様の材料から作ら れるであろう。しかしながら、本開示に照らして、当業者には、補剛プレート1 14及び減衰層118が正確な弾力性、質量及び減衰特性を有している限り、隔 膜の材料は重要ではないことが認められるであろう。以下に記載するように、補 剛プレート114及び減衰層118は、複合体(composite)などの単一の材料か ら形成することさえできる。 図2に示す実施形態において、補剛プレート114は、約0.5〜1グラムの 範囲、好ましくは約0.77グラムの質量を有するアルミニウム盤である。補剛 プレートの形状は、インピーダンスの成分が適合する限り、重要ではない。補剛 プレートを作る適当な材料としては、例えば、マグネシウム、グラファイト複合 体(graphaite composite)、プラスチック、ベリリウム、ステンレススチール、 モネル(monel)及びアルミニウムを挙げることができる。 同様に、減衰層は0.1〜3グラムの質量を有し、概して盤形状であるが、他 の形状でもよい。減衰層を作る材料としては、ネオプレンゴム、ブチルゴム、ポ リウレタン、ビニル、及び他の粘弾性ポリマー(発泡でも発泡でなくてもよい) などを挙げることができるが、これらに限定されるものではない。 典型的には、補剛プレート114は、約1.5〜3インチの範囲の直径を有し 、約0.05〜0.3インチの厚みを有する。減衰層118は、より小さな直径 、典型的には1インチ未満の直径を有する。明らかに、隔膜は、弾力性、質量及 び減衰性が容認されている基準に記載されていると同様のインピーダンスを達成 できるような適当な相互関係にある限り、均一な厚さである必要はない。事実、 図4に関して記載するように、好ましい実施形態において、補剛プレートは均一 な厚さではない。 さて、図3を参照すれば、慣用の人工耳に配置されている隔膜及び人工耳に隣 接した適所に隔膜を保持する複数の支持部材の断面図が示されている。特に、隔 膜110は、補剛プレート114が人工耳124内の開口部120内に置かれる ように、位置づけられている。 図3に示すように、補剛プレート114は、一対の保持リング134及び13 8によって支持されている。下方にある保持リング134は、人工耳124の環 状リング144の上に収められ、補剛プレート114の底部に支えられている。 上方の保持リング138は、補剛プレート114から上方に延びて、錘拘束プレ ート150を支持する。名前が示すように、錘拘束プレート150は、その中に 錘154を保持するために形成されたホールを有する。容認された基準に従って 、錘154は典型的には5.4Nの重量であり、骨導トランスデューサー158 の頂部に置かれ、骨導トランスデューサー158を隔膜110の減衰層118と 堅固に接触するように保持する。錘拘束プレート10は、骨導トランスデューサ ー158に対する電力コード162の位置決めを促進するために小さなワイヤカ ット160を有していてもよい。 使用時には、骨導トランスシューサー158は、慣用の態様にて振動するよう に賦活される。骨導トランスデューサー158によって発生する振動は、隔膜1 10を通して搬送され、人工耳124内に位置づけられているマイクロフォン1 70に搬送される音となる。振動が隔膜110の質量体を通過する際に、減衰層 118によって振動は減衰され、インピーダンスの弾力成分が補剛プレート11 4の中央部分180と補剛プレートの周縁外側部分184との間のヒンジ様の相 互作用により得られる。本開示及び一般に知られている他の情報に照らして、当 業者には、この相互作用は中央部分180の質量、周縁外側部分184の厚さ、 並びに補剛プレート114を形成している材料の剛性に依存することが明白であ ろう。 マイクロフォン170により受け取られた音は、電気的インパルスに変えられ て、ケーブル190を介して記録器機に送られる。音、すなわち中央部分180 の変位の計測により、マイクロフォン170は、骨導トランスデューサー158 の有効性を示す。図示された装置は、従来のテスト装置と少なくとも同様の正確 性であるばかりでなく、さらに非常に使用しやすく、遥かに廉価である。ほとん どの聴覚専門家は、人工耳124を所有しており、新規な装置のコストは従来の テスト装置の約1/4である。二次的なものであるが、人工耳124は人工の乳 様突起に変更することができ、骨導聴覚装置(hearing device)をテストするため に使用することができる。 マイクロフォン170は、隔膜110により与えられたインピーダンスを通過 する振動を計測する好ましい方法であるが、加速時計194を振動力を決定する ために用いることもできる。事実、骨導トランスデューサー158が正確に機能 するか否かを決定するために、隔膜110の振動を決定することができるいかな る計測方法でも用いることができる。 ゆえに、図3に示した実施形態により、骨導トランスデューサー158に関し て、正確な結果を得ることができる。加えて、テスト方法の容易さ及びコスト減 少ゆえに、多くの聴覚専門家は彼らの患者のために骨導聴覚装置(hearing devic e)をテストすることができるようになるであろう。 さて図4を参照すれば、本発明の原理に従って作られた隔膜の別の実施形態の 側面断面図が示されている。この実施形態は本発明の好ましい実施形態と信じる ものである。特に、概して210で表されている隔膜は、補剛プレート214及 び減衰層218を含む。補剛プレート214は、アルミニウムから作られており 、0.8グラムよりわずかに重い質量を有する。図4から明らかなように、質量 のほとんど(約0.77グラム)は、約1.3インチの直径と約0.06インチ の厚みを有する中央部分222に配されている。薄い周縁フランジ226は、中 央 部分222から半径方向外方に約0.45インチほど延びる。周縁フランジ部分 226は、約0.02インチの厚みを有する。約0.02インチの厚みの環状フ ランジ228は、周縁フランジ226から下方に、中央部分22から約0.28 インチほど延びる。周縁フランジ226の部分は、環状フランジ228の両側と 同じ厚みであるが、環状フランジの内側より薄くてもすなわち0.01インチ、 あるいは厚くてもすなわち0.03〜0.05インチでもよい。本開示に照らし て明らかなように、厚みを変えることは、周縁フランジ226により与えられる 弾力性を変えることになる。 減衰層218は、接着剤230によって補剛プレート214に取り付けられる 。減衰層218は、一定の公知の密度を有するシリコンゴムなどの合成ゴム様材 料から作られる。典型的には、減衰層は、約0.05インチの厚みで、約1イン チの直径を有する。 図4に示された実施形態を用いる場合には、隔膜210は、人工耳(図3に示 す)の開口部120内に中央部分222が収まり、周縁フランジ226が開口部 を形成する人工耳の端部に載るように、セットされる。ヒトの乳様突起及び乳様 突起を覆う皮膚のインピーダンスを正確にシュミレートするために、テスト装置 は、ヒトの乳様突起を再現する減衰、弾力性及び質量を呈する必要がある。骨導 トランスデューサーが減衰層に当たると、減衰が減衰層218により与えられる 。弾力性は、周縁フランジ226及び周縁フランジ226と中央部分222との 相互作用により与えられる。特に、周縁フランジ及び半径方向に延びる周縁フラ ンジ226は、線A−Aに沿って、中央部分226に対する同心的ヒンジを形成 する。質量は、隔膜210特にその中央部分222により与えられる必要がある 。 当業者には、規定された質量、寸法などが特定の材料から作られた隔膜に適当 であることが認められるであろう。他の材料が用いられる場合には、あるいはい ずれかの寸法を変える場合には、密度並びに弾力性及び減衰能力における差を規 定するための補償をなすべく調節を必要とする。当業者であれば、理想的なシュ ミレートされた乳様突起を表す図5に示された理想曲線から得られるインピーダ ンスと比較することにより、過度の実験をすることなしに、用いられるかもしれ ない他の材料に対する的確な寸法を決定することができるであろう。 図4に示した実施形態の主要な利点の一つは、中央部分222の増加した厚み により、人工耳(図3)の開口部に収まり易い点にある。開口部内の中央部分2 2ゆえに、隔膜210の側方移動は大幅に減少し、図3に示す支持リング134 及び138並びに錘拘束プレート150を不要とする。むしろ、骨導トランスデ ューサー(図3)は減衰層218上に置くことができ、5.4Nの錘はトランス デューサーの頂部に置くことができる。隔膜が人工耳の上に正確に置かれるなら ば、隔膜の側方移動は、トランスデューサー又は錘を人工耳の上に落とすに十分 ではない。 さて、図5を参照すれば、上述の基準を示す理想曲線範囲308を表すグラフ が示されている。理想曲線範囲308の上端は310で示され、下端は312で 示されている。図1Dに示した従来の装置のテスト応答を表す曲線は314で示 されている。さらに、図4において議論した実施形態のテスト中に得られた読み 取り値を表す曲線318も示されている。見てわかるように、図4において議論 された実施形態は、理想曲線310に等しい正確な再現性、よって平均的なヒト の乳様突起に等しい正確な再現性を示す。ゆえに、骨導聴覚装置(hearing devic e)をテストするために使用する場合には、本発明は、コストを大幅に減少しなが ら、利便性に優れ、同様な正確性を呈することができる。 図4に示した実施形態は、概して理想状態において、図1Dに示した従来の装 置と等しい正確性であるが、温度を変えることにより正確性を有意に高めること ができる。図5に示した読み取り値は、約23℃にて処理したテスト結果である 。しかしながら、この温度からいずれかの方向に温度を変化させると、従来の装 置では大幅に正確性が劣る。これに対して、本発明の隔膜は、同様の曲線を維持 できる。当業者であれば、従来の装置を室温に等しくするために数時間を要して いたことから、かような差異は顕著なものであることが理解できるであろう。こ れは、いくつかのラボ間で往来し、テスト機器が所望の温度に等しくなるまで待 つことができない、テストサービスの契約をしている多くのラボ(研究所)にと って特に重要である。 対比して、本発明の隔膜は、数分内で室温に等しくすることができ、上述の温 度よりも大幅に高い温度又は低い温度でも正確に用いることさえできる。 さて、図6を参照すれば、本発明の別の実施形態が示されている。合成減衰層 や金属補剛プレートを有する図2及び図4に示す隔膜と比べて、本実施形態は単 一の複合体盤410を備える隔膜である。盤410は、ヒトの乳様突起のインピ ーダンスを再現するに必要な弾力性、減衰性及び質量を組み込むように形成され ている。明らかに、盤の的確な寸法は、用いられる複合体のタイプ、すなわちグ ラファイトか又は他の複合体かに依存するであろう。加えて、新規な複合体の開 発における顕著な成長は、本願に記載されている隔膜にとって適当ないくつかの 複合体を提供するであろう。 さらに、盤410は、下方に延びる環状フランジ416を含む。図1E及び3 に関して記載されたような人工耳と共に用いられる場合には、環状フランジ41 6は、開口部の内側に収められ、盤410の側方移動を最小化し、図3に関して 記載したような支持構造体の全てを用いずに、盤を使用することができる。 さて、図7を参照すれば、本発明を実施するための別の実施形態の側面断面図 が示されている。図3に示すような閉鎖された空気層の上に置く代わりに、隔膜 510は概して開放されたベース514の上に置かれる。骨導トランスデューサ ー520は、隔膜510の頂部に置かれ、5.4Nの錘524により隔膜に対し て保持される。前述した実施形態でのように、骨導トランスデューサー520の 有効性を決定するために、隔膜510の振動がモニターされる。これは、隔膜5 10の下に位置づけられたレーザー干渉計530と、位置センサー534とを備 えることによって、達成される。反射面538は、隔膜510の下側に位置決め され、骨導トランスデューサー520により生じる振動の大きさは位置センサー 534によりモニターされる。これは、レーザー干渉計530からのレーザーの 放射と位置センサー534による受け取りとの間の時間変化を計測することによ る。当業者には、位置センサからの読み取り値は、次いで、隔膜510により表 されたように、平均的なヒトの乳様突起のンピーダンスを越える骨導トランスデ ューサー520の有効性を決定するために使用され得ることが認められるであろ う。 当業者であれば、本実施形態は、図3に示す人工耳に設けられている囲包され た空気層を要求しないことがわかるであろう。むしろ、ベース514は、隔膜5 10をレーザー干渉計530及び位置センサ534の上方に支持するためにのみ 必要である。ベース514の形状は、比較的重要ではない。 以上、ヒトの乳様突起をシュミレートする装置及び方法を開示する。該装置は 、典型的には、ヒトの乳様突起(又は他の頭蓋骨)及びこれらを覆う皮膚の特徴 を再現する質量、弾力性及び減衰手段からなる小さな隔膜を備える。隔膜は、一 般的に聴覚専門家により所有されている較正された人工耳とともに効果的に用い ることができる。支持構造体は、隔膜、骨導トランスシューサー及び適所に置か れた錘を保持するために設けることができるが、隔膜を人工耳の開口部内に収め ることにより、これらの構造体又は同様の目的を奏するある装置を不必要とする べく、隔膜を設計することもできる。当業者には、本発明の精神を逸脱しない限 りにおいて、多くの改変がなされ得ることが認められるであろう。添付の請求の 範囲は、かような改変をもカバーするものである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年1月16日 【補正内容】 請求の範囲 1.ヒトの乳様突起をシュミレートする装置であって、 質量及び弾力性に基づいて、骨導トランスデューサーにおいて発生するような 振動力に対する所望のリアクタンス及び抵抗を与えるような形状と組成とを有す る中央部分及び周縁部分を有し、ヒトの乳様突起骨のインピーダンスをシュミレ ートする隔膜と、 人の耳を機械的にシュミレートするように一端部に開口部を有し、内部に空隙 を有するハウジングと、 上記空隙内の振動エネルギーを検出するため、上記空隙に隣接して配設された 加速度計を備えるセンサ手段と、を備え、 骨導トランスデューサーが上記隔膜に当たる際に、振動が上記空隙内に伝達さ れて上記センサ手段によって検出されるように、上記隔膜は、上記空隙の開口部 を横切って配置されることを特徴とする装置。 2.ヒトの乳様突起の機械的インピーダンスをシュミレートする隔膜であって、 弾力性を与える補剛プレートと、 合成材料から形成され、減衰を与える減衰層と、を有し、 上記隔膜は、質量、弾力性及び減衰性を含み、隔膜の質量及び弾性力に基づい て、骨導トランスデューサーにおいて発生する振動力に対するリアクタンス及び 抵抗を与えるような形状及び組成を有する中央部分及び周縁部分を形成するよう に配置されており、こうしてヒトの乳様突起のインピーダンスをシュミレートす ることを特徴とする隔膜。 3.請求項2の隔膜であって、前記補剛プレートは金属から形成されることを特 徴とする隔膜。 4.請求項3の隔膜であって、前記補剛プレートは、アルミニウム、マグネシウ ム、アルミニウム合金、ステンレススチール、モネル、真鍮、ニッケル、チタニ ウム、タングステンからなる群より選ばれる金属から形成されることを特徴とす る隔膜。 5.請求項2の隔膜であって、前記減衰層は、ネオプレンゴム、ブチルゴム、ポ リウレタン、ビニル、及び粘弾性ポリマーからなる群より選ばれる材料から形成 されることを特徴とする隔膜。 6.請求項2の隔膜であって、前記減衰層は、前記補剛プレートに接着的に取り 付けられていることを特徴とする隔膜。 7.請求項2の隔膜であって、前記中央部分は、0.5〜1.0グラムの質量を 有することを特徴とする隔膜。 8.請求項2の隔膜であって、前記中央部分及び周縁部分は、該周縁部分が該中 央部分に対して同心的ヒンジを形成するように、単一の材料片から一体に形成さ れていることを特徴とする隔膜。 9.骨導トランスデューサーの正確な振動応答をテストする方法であって、 a)ヒトの乳様突起をシュミレートするための支持された隔膜の自由運動を阻害 しない支持構造体である開口部を有する支持ベースを選択する工程と、 b)質量と振動に応答する弾力性とを有し、ヒトの乳様突起をシュミレートする 隔膜を選択する工程と、 c)上記隔膜を上記支持構造体の開口部に位置づける工程と、 d)上記隔膜の振動を発生させるために、所望の周波数範囲で、骨導トランスデ ューサーを振動させる工程と、 e)上記隔膜の振動をモニターして、骨導トランスデューサーの振動アウトプッ トを決定する工程と、を備えることを特徴とする方法。 10.請求項9の方法であって、前記工程(a)は、人工耳を選択する工程を含 むことを特徴とする方法。 11.請求項9の方法であって、前記工程(b)は、ヒトの乳様突起と同様のイ ンピーダンスを提供するべく、質量、弾力性及び減衰手段を有する隔膜を選択す る工程を含むことを特徴とする方法。 12.請求項9の方法であって、前記工程(e)は、骨導トランスデューサーの 振動アウトプットを決定するべく、隔膜の振動により発生した音をモニタするた めにマイクロフォンを特に用いる工程を含むことを特徴とする方法。 13.請求項9の方法であって、前記工程(e)は、骨導トランスデューサーの 振動アウトプットを決定するべく、隔膜の振動により発生した力をモニタするた めに加速度計を特に用いる工程を含むことを特徴とする方法。 14.請求項9の方法であって、前記工程(e)は、骨導トランスデューサーの 振動アウトプットを決定するべく、隔膜の振動により発生した隔膜の位置変化を モニタするためにレーザー干渉計及び位置センサを特に用いる工程を含むことを 特徴とする方法。 15.請求項9の方法であって、前記所望の周波数範囲は、約125Hzから約 8000Hzであることを特徴とする方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),UA(AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BB,BG ,BR,BY,CA,CH,CN,CZ,DE,DK, EE,ES,FI,GB,GE,HU,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG ,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ヒトの乳様突起をシュミレートするための隔膜であって、 隔膜の質量及び弾性力に基づいて、骨導トランスデューサーにおいて発生する ような振動力に対する所望のリアクタンス及び抵抗を与える形状及び組成である 中央部分及び周縁部分を有し、ヒトの乳様突起骨のインピーダンスをシュミレー トすることを特徴とする隔膜。 2.請求項1の隔膜であって、前記隔膜はさらに、振動力を減衰するための減衰 手段を備えることを特徴とする隔膜。 3.請求項2の隔膜であって、前記隔膜は、質量、弾力性及び減衰性を備え、前 記隔膜は、弾性力を与える補剛プレート及び減衰性を与える減衰層を備えること を特徴とする隔膜。 4.請求項3の隔膜であって、前記補剛プレートは金属から形成されることを特 徴とする隔膜。 5.請求項4の隔膜であって、前記補剛プレートは、アルミニウム、マグネシウ ム、アルミニウム合金、ステンレススチール、モネル、真鍮、ニッケル、チタニ ウム、タングステンからなる群より選ばれる金属から形成されることを特徴とす る隔膜。 6.請求項3の隔膜であって、前記減衰層は、合成材料を含むことを特徴とする 隔膜。 7.請求項6の隔膜であって、前記減衰層は、ネオプレンゴム、ブチルゴム、ポ リウレタン、ビニル、及び粘弾性ポリマーからなる群より選ばれる材料から形成 されることを特徴とする隔膜。 8.請求項3の隔膜であって、前記減衰層は、前記補剛プレートに接着的に取り 付けられていることを特徴とする隔膜。 9.請求項1の隔膜であって、前記中央部分は、0.5〜1.0グラムの質量を 有することを特徴とする隔膜。 10.請求項1の隔膜であって、前記中央部分及び周縁部分は、該周縁部分が該 中央部分に対して同心的ヒンジを形成するように、単一の材料片から一体に形成 されていることを特徴とする隔膜。 11.請求項1の隔膜であって、前記隔膜は複合体盤からなることを特徴とする 隔膜。 12.請求項1の隔膜を備えるヒトの乳様突起をシュミレートする装置であって 、 ヒトの耳を機械的にシュミレートするべく、一端部に開口部を有し、内部に空 隙を有するハウジングと、 該空隙に隣接して設けられ、空隙内の振動エネルギーを検出するセンサ手段と 、を備え、 骨導トランスデューサーが隔膜に当たる際に、上記振動が上記空隙内に伝達さ れて上記センサ手段により検出されるように、隔膜が上記空隙の開口部を横切っ て配設されていることを特徴とする装置。 13.請求項12の装置であって、前記センサ手段は、マイクロフォンを備える ことを特徴とする装置。 14.請求項12の装置であって、前記センサ手段は、加速度計を備えることを 特徴とする装置。 15.請求項12の装置であって、さらに、前記ハウジング内に隔膜を安定させ るための少なくとも1の支持リングを備えることを特徴とする装置。 16.骨導トランスデューサーの正確な振動応答をテストする方法であって、 a)ヒトの乳様突起をシュミレートするための支持された隔膜の自由運動を阻害 しない支持構造体である開口部を有する支持ベースを選択する工程と、 b)質量と振動に応答する弾力性とを有し、ヒトの乳様突起をシュミレートする 隔膜を選択する工程と、 c)上記隔膜を上記支持構造体の開口部に位置づける工程と、 d)上記隔膜の振動を発生させるために、所望の周波数範囲で、骨導トランスデ ューサーを振動させる工程と、 e)上記隔膜の振動をモニターして、骨導トランスデューサーの振動アウトプッ トを決定する工程と、を備えることを特徴とする方法。 17.請求項16の方法であって、前記工程(a)は、人工耳を選択する工程を 含むことを特徴とする方法。 18.請求項16の方法であって、前記工程(b)は、ヒトの乳様突起と同様の インピーダンスを提供するべく、質量、弾力性及び減衰手段を有する隔膜を選択 する工程を含むことを特徴とする方法。 19.請求項16の方法であって、前記工程(e)は、骨導トランスデューサー の振動アウトプットを決定するべく、隔膜の振動により発生した音をモニタする ためにマイクロフォンを特に用いる工程を含むことを特徴とする方法。 20.請求項16の方法であって、前記工程(e)は、骨導トランスデューサー の振動アウトプットを決定するべく、隔膜の振動により発生した力をモニタする ために加速度計を特に用いる工程を含むことを特徴とする方法。 21.請求項16の方法であって、前記工程(e)は、骨導トランスデューサー の振動アウトプットを決定するべく、隔膜の振動により発生した隔膜の位置変化 をモニタするためにレーザー干渉計及び位置センサを特に用いる工程を含むこと を特徴とする方法。 22.請求項16の方法であって、前記所望の周波数範囲は、約125Hzから 約8000Hzであることを特徴とする方法。
JP8525129A 1995-02-16 1996-02-16 ヒトの乳様突起をシュミレートする装置及び方法 Pending JPH11500284A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/389,903 1995-02-16
US08/389,903 US5624377A (en) 1995-02-16 1995-02-16 Apparatus and method for simulating a human mastoid
PCT/US1996/002033 WO1996025727A1 (en) 1995-02-16 1996-02-16 Apparatus and method for simulating a human mastoid

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11500284A true JPH11500284A (ja) 1999-01-06

Family

ID=23540235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8525129A Pending JPH11500284A (ja) 1995-02-16 1996-02-16 ヒトの乳様突起をシュミレートする装置及び方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5624377A (ja)
EP (1) EP0809837A1 (ja)
JP (1) JPH11500284A (ja)
AU (1) AU4868196A (ja)
CA (1) CA2212739A1 (ja)
WO (1) WO1996025727A1 (ja)

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013172039A1 (ja) * 2012-05-18 2013-11-21 京セラ株式会社 測定装置、測定システム及び測定方法
JP2014020848A (ja) * 2012-07-13 2014-02-03 Kyocera Corp 測定システム及び測定方法
JP2014020849A (ja) * 2012-07-13 2014-02-03 Kyocera Corp 測定システム及び測定方法
JP2014027623A (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 Kyocera Corp 測定システム
WO2014020873A1 (ja) * 2012-07-31 2014-02-06 京セラ株式会社 耳型、頭部模型及びこれらを用いた測定装置ならびに測定方法
JP2014027622A (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 Kyocera Corp 測定装置
JP2014060467A (ja) * 2012-09-14 2014-04-03 Kyocera Corp 測定装置及び測定方法
WO2014064924A1 (ja) * 2012-10-24 2014-05-01 京セラ株式会社 振動ピックアップ装置、振動測定装置、測定システム及び測定方法
JP2014085258A (ja) * 2012-10-24 2014-05-12 Kyocera Corp 振動ピックアップ装置及び振動測定ヘッド
JP2014099927A (ja) * 2014-02-20 2014-05-29 Kyocera Corp 測定装置及び測定方法
WO2014080557A1 (ja) * 2012-11-22 2014-05-30 京セラ株式会社 耳型部、人工頭部及びこれらを用いた測定装置ならびに測定方法
JP2014103701A (ja) * 2014-03-12 2014-06-05 Kyocera Corp 測定装置及び測定方法
JP2014140223A (ja) * 2014-03-12 2014-07-31 Kyocera Corp 測定システム
JP2014150545A (ja) * 2014-03-12 2014-08-21 Kyocera Corp 測定装置
JP2014171125A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Kyocera Corp 測定システム及び測定方法
JP2014171126A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Kyocera Corp 測定装置及び測定方法
WO2014208085A1 (ja) * 2013-06-26 2014-12-31 京セラ株式会社 測定装置及び測定システム
WO2014208084A1 (ja) * 2013-06-27 2014-12-31 京セラ株式会社 計測システム
JP2015012338A (ja) * 2013-06-26 2015-01-19 京セラ株式会社 測定装置
WO2015011891A1 (ja) * 2013-07-25 2015-01-29 京セラ株式会社 測定システム
JP2015023536A (ja) * 2013-07-23 2015-02-02 京セラ株式会社 測定システム
JP2015046854A (ja) * 2014-02-10 2015-03-12 京セラ株式会社 測定装置及び測定方法
WO2015059847A1 (ja) * 2013-10-23 2015-04-30 京セラ株式会社 耳型部、人工頭部及びこれらを用いた測定システムならびに測定方法
WO2015098009A1 (ja) * 2013-12-26 2015-07-02 京セラ株式会社 測定システム及び測定方法
JP2015165717A (ja) * 2015-05-22 2015-09-17 京セラ株式会社 測定システムならびに測定方法
JP2017098963A (ja) * 2016-12-02 2017-06-01 京セラ株式会社 測定装置

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5859916A (en) * 1996-07-12 1999-01-12 Symphonix Devices, Inc. Two stage implantable microphone
US5771298A (en) * 1997-01-13 1998-06-23 Larson-Davis, Inc. Apparatus and method for simulating a human mastoid
US6093144A (en) 1997-12-16 2000-07-25 Symphonix Devices, Inc. Implantable microphone having improved sensitivity and frequency response
AU2003903576A0 (en) * 2003-07-11 2003-07-24 Cochlear Limited Audio path diagnostics
EP2124729A1 (en) * 2006-11-17 2009-12-02 Balance International Innovations Gmbh System and method for providing body sway feedback to a body of a subject
EP2393309B1 (en) 2010-06-07 2019-10-09 Oticon Medical A/S Device and method for applying a vibration signal to a human skull bone
CN102579192A (zh) * 2012-03-21 2012-07-18 陕西科技大学 振动式皮肤听声传感器
RU2613583C2 (ru) * 2015-08-21 2017-03-17 Михаил Юрьевич Прилепко Способ калибровки преобразователей переменной силы
CN115134732A (zh) * 2022-07-18 2022-09-30 北京瑞森新谱科技股份有限公司 一种用于骨振测试的窄带通讯仿真乳突

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1698407A (en) * 1924-10-02 1929-01-08 Bertram Grigsby Sound reproducer
US1772163A (en) * 1925-05-22 1930-08-05 Thomas O Mclendon Diaphragm for sound-reproducing machines
US2910539A (en) * 1956-07-27 1959-10-27 William L Hartsfield Microphones
US2957954A (en) * 1957-03-07 1960-10-25 Turner Company Microphone
US4988333A (en) * 1988-09-09 1991-01-29 Storz Instrument Company Implantable middle ear hearing aid system and acoustic coupler therefor
US5218337A (en) * 1992-02-10 1993-06-08 Atoma International Inc. Automotive vehicle tone generator
US5425107A (en) * 1992-04-09 1995-06-13 Bertagni Electronic Sound Transducers, International Corporation Planar-type loudspeaker with dual density diaphragm

Cited By (44)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013172039A1 (ja) * 2012-05-18 2013-11-21 京セラ株式会社 測定装置、測定システム及び測定方法
US9618385B2 (en) 2012-05-18 2017-04-11 Kyocera Corporation Measuring apparatus, measuring system and measuring method
US9866980B2 (en) 2012-05-18 2018-01-09 Kyocera Corporation Measuring apparatus, measuring system and measuring method
JP2014020848A (ja) * 2012-07-13 2014-02-03 Kyocera Corp 測定システム及び測定方法
JP2014020849A (ja) * 2012-07-13 2014-02-03 Kyocera Corp 測定システム及び測定方法
JP2014027623A (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 Kyocera Corp 測定システム
JP2014027622A (ja) * 2012-07-30 2014-02-06 Kyocera Corp 測定装置
WO2014020873A1 (ja) * 2012-07-31 2014-02-06 京セラ株式会社 耳型、頭部模型及びこれらを用いた測定装置ならびに測定方法
US9949670B2 (en) 2012-07-31 2018-04-24 Kyocera Corportion Ear model, head model, and measuring apparatus and measuring method employing same
JP2014030156A (ja) * 2012-07-31 2014-02-13 Kyocera Corp 耳型、頭部模型及びこれらを用いた測定装置ならびに測定方法
JP2014060467A (ja) * 2012-09-14 2014-04-03 Kyocera Corp 測定装置及び測定方法
WO2014064924A1 (ja) * 2012-10-24 2014-05-01 京セラ株式会社 振動ピックアップ装置、振動測定装置、測定システム及び測定方法
JP2014085258A (ja) * 2012-10-24 2014-05-12 Kyocera Corp 振動ピックアップ装置及び振動測定ヘッド
US9462374B2 (en) 2012-10-24 2016-10-04 Kyocera Corporation Vibration pickup device, vibration measurement device, measurement system, and measurement method
US9596535B2 (en) 2012-10-24 2017-03-14 Kyocera Corporation Vibration pickup device, vibration measurement device, measurement system, and measurement method
US9591401B2 (en) 2012-10-24 2017-03-07 Kyocera Corporation Vibration pickup device, vibration measurement device, measurement system, and measurement method
WO2014080557A1 (ja) * 2012-11-22 2014-05-30 京セラ株式会社 耳型部、人工頭部及びこれらを用いた測定装置ならびに測定方法
US9992594B2 (en) 2012-11-22 2018-06-05 Kyocera Corporation Ear model unit, artificial head, and measurement device and method using said ear model unit and artificial head
US9877125B2 (en) 2012-11-22 2018-01-23 Kyocera Corporation Ear model unit, artificial head, and measurement device and method using said ear model unit and artificial head
JPWO2014080557A1 (ja) * 2012-11-22 2017-01-05 京セラ株式会社 測定装置及び測定方法
JP2014171126A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Kyocera Corp 測定装置及び測定方法
JP2014171125A (ja) * 2013-03-04 2014-09-18 Kyocera Corp 測定システム及び測定方法
JP2015012338A (ja) * 2013-06-26 2015-01-19 京セラ株式会社 測定装置
WO2014208085A1 (ja) * 2013-06-26 2014-12-31 京セラ株式会社 測定装置及び測定システム
US9872113B2 (en) 2013-06-26 2018-01-16 Kyocera Corporation Measurement device and measurement system
WO2014208084A1 (ja) * 2013-06-27 2014-12-31 京セラ株式会社 計測システム
JP2015012378A (ja) * 2013-06-27 2015-01-19 京セラ株式会社 計測システム
US10092223B2 (en) 2013-06-27 2018-10-09 Kyocera Corporation Measurement system
JP2015023536A (ja) * 2013-07-23 2015-02-02 京セラ株式会社 測定システム
JP2015026965A (ja) * 2013-07-25 2015-02-05 京セラ株式会社 測定システム
WO2015011891A1 (ja) * 2013-07-25 2015-01-29 京セラ株式会社 測定システム
US9699569B2 (en) 2013-07-25 2017-07-04 Kyocera Corporation Measurement system
US10264378B2 (en) 2013-10-23 2019-04-16 Kyocera Corporation Ear model, artificial head, and measurement system and measurement method using the ear model and artificial head
WO2015059847A1 (ja) * 2013-10-23 2015-04-30 京セラ株式会社 耳型部、人工頭部及びこれらを用いた測定システムならびに測定方法
JP2015126408A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 京セラ株式会社 測定システム及び測定方法
US10175097B2 (en) 2013-12-26 2019-01-08 Kyocera Corporation Measurement system and measurement unit
WO2015098009A1 (ja) * 2013-12-26 2015-07-02 京セラ株式会社 測定システム及び測定方法
JP2015046854A (ja) * 2014-02-10 2015-03-12 京セラ株式会社 測定装置及び測定方法
JP2014099927A (ja) * 2014-02-20 2014-05-29 Kyocera Corp 測定装置及び測定方法
JP2014140223A (ja) * 2014-03-12 2014-07-31 Kyocera Corp 測定システム
JP2014103701A (ja) * 2014-03-12 2014-06-05 Kyocera Corp 測定装置及び測定方法
JP2014150545A (ja) * 2014-03-12 2014-08-21 Kyocera Corp 測定装置
JP2015165717A (ja) * 2015-05-22 2015-09-17 京セラ株式会社 測定システムならびに測定方法
JP2017098963A (ja) * 2016-12-02 2017-06-01 京セラ株式会社 測定装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0809837A1 (en) 1997-12-03
AU4868196A (en) 1996-09-04
WO1996025727A1 (en) 1996-08-22
US5624377A (en) 1997-04-29
CA2212739A1 (en) 1996-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11500284A (ja) ヒトの乳様突起をシュミレートする装置及び方法
US9866980B2 (en) Measuring apparatus, measuring system and measuring method
US5771298A (en) Apparatus and method for simulating a human mastoid
EP2797345B1 (en) Ear model, mock model of head, and measuring device and measuring method employing same
US8577050B2 (en) Calibration of audiometric bone conduction vibrators
RU2706811C2 (ru) Модель уха, искусственная голова и измерительная система и способ измерения с использованием модели уха и искусственной головы
CN105210385B (zh) 声学设备以及使用该声学设备的方法
US10237667B2 (en) Measurement system and measurement method
JP6174409B2 (ja) 測定システム
Karaböce Force sensitivity determination of artificial mastoid used for audiometric bone-conduction measurements
Charan et al. Evaluation of new couplers for circumaural earphones
US20220360885A1 (en) Impedance apparatus and systems for simulating an effect of the head on vibration of a vibration unit
Whittle et al. An artificial mastoid for the calibration of bone vibrators
US1833055A (en) Diaphragm for sound reproducing apparatus
Whittle Problems of calibration in bone conduction
CN115134732A (zh) 一种用于骨振测试的窄带通讯仿真乳突
Lundberg The determination of normal bone conducted speech results utilizing a radioear B-72 bone oscillator
CN86107182A (zh) 模拟人头振动仪