JP2014027623A - 測定システム - Google Patents

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Abstract

【課題】振動伝達により音を伝える振動体を有する電子機器を正しく評価でき、スペック管理を容易にでる測定システムを提供する。
【解決手段】筐体101に保持された振動体102を人体の耳に押し当てて振動伝達により音をユーザに伝える電子機器100を評価するための測定システムであって、振動体102を振動させる音源情報を記憶する記憶部103を備え、振動体102を記憶部103に記憶されている音源情報により振動させて、該振動体102の振動を測定装置10の振動検出部55により検出して電子機器100を評価する。
【選択図】図4

Description

本発明は、筐体に保持された振動体を人間の耳に押し当てることで振動伝達により音をユーザに伝える電子機器を測定装置により評価するための測定システムに関するものである。
特許文献1には、携帯電話などの電子機器として、気導音と骨導音とを利用者(ユーザ)に伝えるものが記載されている。また、特許文献1には、気導音とは、物体の振動に起因する空気の振動が外耳道を通って鼓膜に伝わり、鼓膜が振動することによって利用者の聴覚神経に伝わる音であることが記載されている。また、特許文献1には、骨導音とは、振動する物体に接触する利用者の体の一部(例えば外耳の軟骨)を介して利用者の聴覚神経に伝わる音であることが記載されている。
特許文献1に記載された電話機では、圧電バイモルフ及び可撓性物質からなる短形板状の振動体が、筐体の外面に弾性部材を介して取り付けられる旨が記載されている。また、特許文献1には、この振動体の圧電バイモルフに電圧が印加されると、圧電材料が長手方向に伸縮することにより振動体が振動し、利用者が耳介に振動体を接触させると、気導音と骨導音とが利用者に伝えられることが記載されている。また、本出願人は、上記特許文献1に記載された電話機とは異なり、携帯電話の表面に配置された表示パネルや保護パネル等のパネルを圧電素子により振動させ、これにより発生する気導音と、振動するパネルを人間の耳に当てた時に伝わる振動伝達による音成分である振動音とを用いて音を伝える携帯電話を開発している。
特開2005−348193号公報
ところで、特許文献1のような電話機や本出願人が開発している携帯電話等の振動により何らかの音を伝える圧電レシーバ等の振動体を備える電子機器は、機器のスペックを管理する上で、製造段階において振動体の特性を検査して、機器を評価することが望まれる。しかしながら、従来は、振動体を備える電子機器の評価及びスペック管理については、何ら考慮されていない。
本発明は、上述した観点に鑑みてなされたもので、振動伝達により音を伝える振動体を有する電子機器を正しく評価でき、スペック管理を容易にできる測定システムを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成する本発明に係る測定システムの発明は、筐体に保持された振動体を人体の耳に押し当てて振動伝達により音をユーザに伝える電子機器を評価するための測定システムであって、
前記振動体を振動させる音源情報を記憶する記憶部を備え、前記振動体を前記記憶部に記憶されている前記音源情報により振動させて、該振動体の振動を測定装置の振動検出部により検出して前記電子機器を評価する。
前記記憶部は、前記電子機器のメモリであってもよい。
前記記憶部は、前記測定装置が備えてもよい。
前記測定装置は、前記電子機器を着脱自在に保持する電子機器装着部と、前記振動検出部の出力に基づいて前記電子機器を評価する測定部と、を備えてもよい。
前記測定部は、前記振動検出部の出力を処理する信号処理部と、該信号処理部を制御する制御部と、を備えてもよい。
前記信号処理部は、前記記憶部に記憶されている前記音源情報により前記振動体を振動させてもよい。
前記制御部は、前記記憶部に記憶されている前記音源情報により前記振動体を振動させてもよい。
前記音源情報は、記録媒体又はネットワークを介してダウンロードされてもよい。
前記音源情報は、試験音情報又は該試験音情報を生成するアプリケーションとして前記記憶部に記憶されてもよい。
前記電子機器装着部は、人体の耳を模した耳型部を備え、
前記振動検出部は、前記耳型部に形成された人工外耳道の周辺部に配置されてもよい。
前記電子機器装着部は、人体の頭部模型をさらに備え、
前記耳型部は、前記頭部模型を構成する人工耳として、当該頭部模型に着脱自在であってもよい。
前記耳型部は、耳模型と、該耳模型に結合された人工外耳道部とを備え、
前記人工外耳道部に前記人工外耳道が形成されていてもよい。
前記人工外耳道は、20mmから40mmの長さを有してもよい。
前記電子機器を保持する保持部をさらに備えてもよい。
前記保持部は、人が前記電子機器を自身の耳に押し当てるように、当該電子機器を少なくとも2箇所において支持する支持部を備えてもよい。
前記保持部は、前記電子機器を前記耳型部に対して押圧する方向に移動調整可能であってもよい。
前記保持部は、前記電子機器を前記耳型部に対して押圧する方向に回動調整可能であってもよい。
前記保持部は、前記振動体を前記耳型部に対して0Nから10Nの範囲で押圧力を調整可能であってもよい。
前記保持部は、前記振動体を前記耳型部に対して3Nから8Nの範囲で押圧力を調整可能であってもよい。
前記保持部は、前記耳型部に対する前記電子機器の接触姿勢を変更可能に、前記電子機器を前記耳型部に対して当該電子機器の上下方向に移動調整可能であってもよい。
前記接触姿勢は、前記振動体が前記耳型部を覆うように、前記電子機器を前記耳型部に接触させる姿勢を含んでもよい。
前記接触姿勢は、前記振動体の一部が前記耳型部に接触するように、前記電子機器を前記耳型部に接触させる姿勢を含んでもよい。
前記耳型部は、IEC60318−7に準拠した素材からなってもよい。
前記振動検出部は、前記人工外耳道の周辺部に配置された複数個の振動検出素子を備えてもよい。
前記振動検出部は、前記人工外耳道の周辺部を取り囲むように配置された円弧状の2個の振動検出素子を備えてもよい。
前記振動検出部は、前記人工外耳道の周辺部を取り囲むように配置されたリング状の振動検出素子を備えてもよい。
前記耳型部は、前記人工外耳道を経て伝播される音の音圧を測定するための音圧測定部をさらに備えてもよい。
前記音圧測定部は、前記人工外耳道の外壁から延在するチューブ部材に保持されたマイクを備えてもよい。
前記音圧測定部は、前記人工外耳道の外壁からフローティング状態で配置されたマイクを備えてもよい。
本発明によれば、振動伝達により音を伝える振動体を有する電子機器を正しく評価でき、スペック管理が容易になる。
本発明の第1実施の形態に係る測定システムの概略構成を示す図である。 測定対象の電子機器の一例を示す平面図である。 図1の測定装置の部分詳細図である。 図1の測定システムの要部の機能ブロック図である。示す図である。 本発明の第2実施の形態に係る測定システムを構成する測定装置の要部の概略構成を示す図である。 図5の測定装置の部分詳細図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。
(第1実施の形態)
図1は、本発明の第1実施の形態に係る測定システムの概略構成を示す図である。本実施の形態に係る測定システムは、振動体を有する測定対象の電子機器100を評価するための測定装置10を備える。測定装置10は、電子機器装着部20と、該電子機器装着部20及び電子機器100に接続される測定部200とを備える。電子機器装着部20は、基台30に支持された耳型部50と、測定対象の電子機器100を保持する保持部70とを備える。なお、以下の説明において、電子機器100は、図2に平面図を示すように、矩形状の筐体101の表面に、人の耳よりも大きい矩形状のパネル102を有するスマートフォン等の携帯電話で、パネル102が振動体として振動するものとする。また、電子機器100は、図1に示すように外付け或いは内蔵のメモリ103を備えている。先ず、電子機器装着部20の構成について説明する。
耳型部50は、人体の耳を模したもので、耳模型51と、該耳模型51に結合された人工外耳道部52とを備える。人工外耳道部52は、耳模型51を覆う大きさを有し、中央部に人工外耳道53が形成されている。耳型部50は、人工外耳道部52の周縁部において、支持部材54を介して基台30に支持されている。
耳型部50は、例えば人体模型のHATS(Head And Torso Simulator)やKEMAR(ノウルズ社の音響研究用の電子マネキン名)等に使用される平均的な耳模型の素材と同様の素材、例えば、IEC60318−7に準拠した素材からなる。この素材は、例えば硬度35から55のゴム等の素材で形成することができる。なお、ゴムの硬さは、例えばJIS K 6253やISO 48 などに準拠した国際ゴム硬さ(IRHD・M 法)に準拠して測定されるとよい。また、硬さ測定装置としては、株式会社テクロック社製 全自動タイプIRHD・M法マイクロサイズ 国際ゴム硬さ計GS680が好適に使用される。なお、耳型部50は、年齢による耳の硬さのばらつきを考慮して、大まかに、2から3種類程度、硬さの異なるものを準備し、これらを付け替えて使用するとよい。
人工外耳道部52の厚さ、つまり人工外耳道53の長さは、人の鼓膜(蝸牛)までの長さに相当するもので、例えば20mmから40mmの範囲で適宜設定される。本実施の形態では、人工外耳道53の長さを、ほぼ30mmとしている。
耳型部50には、人工外耳道部52の耳模型51側とは反対側の端面において、人工外耳道53の開口周辺部に位置するように振動検出部55が配置されている。振動検出部55は、振動するパネル102を耳型部50に当てた際に外耳道部52を経て伝わる振動量を検出する。つまり、振動検出部55は、パネル102を人体の耳に押し当てた際に、パネル102の振動が直接内耳を揺らし、鼓膜を経由しないで聴く骨導成分に相当する振動量を検出する。このような振動検出部55は、例えば、電子機器100の測定周波数範囲(例えば、0.1kHz〜30kHz)においてフラットな出力特性を有し、軽量で微細な振動でも正確に計測できる、圧電式加速度ピックアップ等の振動ピックアップからなる振動検出素子56により構成される。
図3(a)は、耳型部50を基台10側から見た平面図である。図3(a)では、人工外耳道53の開口周辺部を取り囲むようにリング状の振動検出素子56を配置した場合を例示しているが、振動検出素子56は、1個だけでなく、複数個であってもよい。複数個の振動検出素子56を配置する場合は、人工外耳道53の周辺部に適時の間隔で配置してもよいし、人工外耳道53の開口周辺部を取り囲むように円弧状の2個の振動検出素子を配置してもよい。なお、図3(a)において、人工外耳道部52は矩形状を成しているが、人工外耳道部52は任意の形状とすることができる。
さらに、耳型部50には、音圧測定部60が配置されている。音圧測定部60は、人工外耳道53を経て伝播される音の音圧を測定する。つまり、音圧測定部60は、パネル102を人体の耳に押し当てた際に、パネル102の振動により空気が振動して直接鼓膜を経由して聴く気導成分に相当する音圧、及び、パネル102の振動により外耳道内部が振動して耳自体で発生した音を鼓膜経由で聴く気導成分に相当する音圧を測定する。
音圧測定部60は、図3(b)に図3(a)のb−b線断面図を示すように、人工外耳道53の外壁(穴の周壁)から、リング状の振動検出素子56の開口部を通して延在するチューブ部材61に保持されたマイク62を備える。例えば、電子機器100の測定周波数範囲においてフラットな出力特性を有し、自己雑音レベルの低い計測用コンデンサマイクにより構成される。マイク62は、音圧検出面が人工外耳道部52の端面にほぼ一致するように配置される。なお、マイク62は、例えば、人工外耳道部52や基台10に支持して、人工外耳道53の外壁からフローティング状態で配置してもよい。
次に、保持部70について説明する。電子機器100が、スマートフォン等の平面視で矩形状を成す携帯電話の場合、人が当該携帯電話を片手で保持して自身の耳に押し当てようとすると、通常、携帯電話の両側面部を手で支持することになる。また、耳に対する携帯電話の押圧力や接触姿勢は、人(利用者)によって異なったり、使用中に変動したりする。本実施の形態では、このような携帯電話の使用態様を模して、電子機器100を保持する。
そのため、保持部70は、電子機器100の両側面部を支持する支持部71を備える。支持部71は、電子機器100を耳型部50に対して押圧する方向に、y軸と平行な軸y1を中心に回動調整可能にアーム部72の一端部に取り付けられている。アーム部72の他端部は、基台30に設けられた移動調整部73に結合されている。移動調整部73は、アーム部72を、y軸と直交するx軸と平行な方向で、支持部71に支持される電子機器100の上下方向x1と、y軸及びx軸と直交するz軸と平行な方向で、電子機器100を耳型部50に対して押圧する方向z1とに移動調整可能に構成されている。
これにより、支持部71に支持された電子機器100は、軸y1を中心に支持部71を回動調整することで、又は、アーム部72をz1方向に移動調整することで、振動体(パネル102)の耳型部50に対する押圧力が調整される。本実施の形態では、0Nから10Nの範囲、好ましくは3Nから8Nの範囲で押圧力が調整される。もちろん、軸y1に加え、他の軸を中心に支持部71を回動自在に構成されてもよい。
ここで、0Nから10Nの範囲は、人間が電子機器を耳に押し当てて通話等の使用をする際に想定される押し当て力よりも十分な広い範囲での測定を可能とすることを目的としている。なお、0Nの場合として、例えば耳型部50に接触しているが押し当てていない場合のみならず、耳型部50から1cmきざみで離間させて保持でき、それぞれの離間距離において測定ができるようにしてもよい。これにより、気導音の距離による減衰の度合いもマイク62による測定により可能となり、測定システムとしての利便性が向上する。また、3Nから8Nの範囲は、通常、健聴者が従来型のスピーカを用いて通話をする際に耳に押し当てる平均的な力の範囲を想定している。人種、性別により差があるかもしれないが、要は従来型のスピーカを搭載したスマートフォンや従来型携帯電話等の電子機器において、通常、ユーザが押し付ける程度の押圧力において振動音や気導音を測定できることが好ましい。
また、アーム部72をx1方向に移動調整することで、耳型部50に対する電子機器100の接触姿勢が、例えば、振動体の一例であるパネル102が耳型部50のほぼ全体を覆う姿勢や、図1に示されるように、パネル102が耳型部50の一部を覆う姿勢に調整される。なお、アーム部72を、y軸と平行な方向に移動調整可能に構成したり、x軸やz軸と平行な軸回りに回動調整可能に構成したりして、耳型部50に対して電子機器100を種々の接触姿勢に調整可能に構成してもよい。なお、振動体は、もちろんパネルのような耳を幅広く覆うものに限られず、耳型部50の一部、例えば耳珠の部位だけに対して振動を伝達させるような突起や角部を有する電子機器であっても本発明の測定対象となり得る。
次に、図4を参照して、図1の測定部200の構成について説明する。図4は、図1の測定システムの要部の機能ブロック図である。測定部200は、信号処理部400、PC(パーソナルコンピュータ)500及びプリンタ600を備える。信号処理部400には、耳型部50に設けられた振動検出部55及び音圧測定部60が接続される。信号処理部400は、例えば、振動検出部55及び音圧測定部60からの入力信号をそれぞれA/D変換するA/D変換部410や、A/D変換された出力を合成する出力合成部440、及び各部の動作を制御する信号処理制御部470を備える。
信号処理部400は、例えば、USB,RS−232C,SCSI、PCカード等のインターフェース用の接続ケーブル510を介してPC500に接続され、PC500からのコマンドに基づいて、信号処理制御部470により信号処理動作が制御される。これにより、信号処理部400は、振動検出部55及び音圧測定部60の出力に基づいて、測定対象の電子機器100の振動によって耳型部50を介して伝わる振動量と音圧、つまり骨導音と気導音とを同時に測定することが可能となる。なお、信号処理部400は、CPU(中央処理装置)等の任意の好適なプロセッサ上で実行されるソフトウェアとして構成したり、DSP(デジタルシグナルプロセッサ)によって構成したりすることができる。
PC500は、制御部を構成するもので、電子機器100の評価アプリケーションを有する。評価アプリケーションは、例えば、CD−ROMやネットワーク等を介してダウンロードされる。PC500は、例えば、評価アプリケーションに基づくアプリケーション画面を表示部520に表示する。そして、PC500は、アプリケーション画面を介して入力される情報に基づいて信号処理部400にコマンドを送信する。また、PC500は、信号処理部400からのコマンド応答やデータを受信し、受信したデータに基づいて所定の処理を施して、アプリケーション画面に測定結果を表示する。また、必要に応じて測定結果をプリンタ600に出力して印刷する。
なお、図4において、信号処理部400は、例えば電子機器装着部20の基台30上に搭載し、PC500及びプリンタ600は、基台30から離れて設置して、信号処理部400とPC500とを接続ケーブル510を介して接続することができる。
本実施の形態に係る測定システムでは、測定対象の電子機器100の内蔵メモリ103に、パネル102を振動させる再生音源フォーマットに応じた音源情報が、例えば、記録媒体又はネットワークを介してダウンロードされて記憶される。ここで、音源情報は、電子機器100を評価するための試験音情報であり、電子機器100に応じて記憶される。例えば、電子機器100が携帯電話の場合は、3GPPに定義されている音響特性の測定時(3GPP TS26.131/132)に使用される試験音(非会話擬似信号、ピンクノイズ、ホワイトノイズ、擬似雑音、マルチサイン波、サイン波、人工音声)とすることができる。なお、音源情報は、試験音情報として記憶されてもよいし、該試験音情報を生成するアプリケーションとして記憶されてもよい。
また、電子機器100は、測定部200により制御可能に、USB等のインターフェース用の接続ケーブル511を介して測定部200に接続される。なお、接続ケーブル511による電子機器100と測定部200との接続は、図4に実線で示すように、電子機器100と信号処理部400の信号処理制御部470とが接続されてもよいし、図4に仮想線で示すように、電子機器100とPC500とが接続されてもよい。
そして、本実施の形態に係る測定システムは、測定部200により測定対象の電子機器100を制御する。つまり、信号処理部400の信号処理制御部470により、PC500からの測定開始のコマンドの受信に同期して電子機器100を制御する。或いは、PC500により、信号処理部400に対する測定開始のコマンド送信に同期して、電子機器100を直接制御する。これにより、内蔵メモリ103に記憶されている所定の音源情報を読み出し、該読み出した音源情報に基づいて、パネル102を振動させる。また、信号処理部400は、パネル102の振動に同期して、振動検出部55及び音圧測定部60の出力処理を開始して、耳型部50を介して伝わる骨導音と気導音とを測定する。これらの測定結果は、表示部520に表示され、また、必要に応じてプリンタ600に出力されて、電子機器100の評価に供される。
このように、本実施の形態に係る測定システムは、測定対象の電子機器100の内蔵メモリ103に音源情報を記憶させ、電子機器100を測定装置10の測定部200により制御して、電子機器100のパネル102を内蔵メモリ103に記憶されている音源情報により振動させる。そして、パネル102の振動に同期して、測定部200により、振動検出部55及び音圧測定部60の出力に基づいて、耳型部50を介して伝わる骨導音と気導音とを測定し、その測定結果に基づいて電子機器100を評価する。したがって、電子機器100を所望の音源情報で振動させることができるので、電子機器100を正しく評価することができ、電子機器100のスペック管理が容易になる。また、パネル102の振動開始に同期したインパルス応答特性等も測定できるので、より詳細な評価が可能となる。
しかも、振動検出部55により、耳型部50を介して人体の耳への振動伝達の特徴が重み付けされた振動レベルを測定することができるので、電子機器100をより正しく評価することができる。また、振動レベルと同時に音圧測定部60により耳型部50の人工外耳道53を介しての音圧レベルも測定できる。これにより、人間の耳への振動伝達量に相当する振動レベルと気導音に相当する音圧レベルとが合成された聴感レベルを測定できるので、電子機器100をより詳細に評価することが可能となる。さらに、保持部70は、電子機器100の耳型部50に対する押圧力を可変できるとともに、接触姿勢も可変できるので、電子機器100を種々の態様で評価することが可能となる。
(第2実施の形態)
図5は、本発明の第2実施の形態に係る測定システムを構成する測定装置の要部の概略構成を示す図である。本実施の形態に係る測定装置110は、電子機器装着部120の構成が第1実施の形態における電子機器装着部20と異なるもので、その他の構成は第1実施の形態と同様である。したがって、図5においては、第1実施の形態で示した測定部200の図示を省略してある。電子機器装着部120は、人体の頭部模型130と、測定対象の電子機器100を保持する保持部150とを備える。頭部模型130は、例えばHATSやKEMAR等からなる。頭部模型130の人工耳131は、頭部模型130に対して着脱自在である。
人工耳131は、耳型部を構成するもので、図6(a)に頭部模型130から取り外した側面図を示すように、第1実施の形態の耳型部50と同様の耳模型132と、該耳模型132に結合され、人工外耳道133が形成された人工外耳道部134とを備える。人工外耳道部134には、人工外耳道133の開口周辺部に、第1実施の形態の耳型部50と同様に、振動検出素子を備える振動検出部135が配置されている。また、頭部模型130の人工耳131の装着部には、図6(b)に人工耳131を取り外した側面図を示すように、中央部にマイクを備える音圧測定部136が配置されている。音圧測定部136は、頭部模型130に人工耳131が装着されると、人工耳131の人工外耳道133を経て伝播される音の音圧を測定するように配置されている。なお、音圧測定部136は、第1実施の形態の耳型部50と同様に、人工耳131側に配置してもよい。振動検出部135を構成する振動検出素子及び音圧測定部136を構成するマイクは、第1実施の形態と同様に測定部に接続される。
保持部150は、頭部模型130に着脱自在に取り付けられるもので、頭部模型130への頭部固定部151と、測定対象の電子機器100を支持する支持部152と、頭部固定部151及び支持部152を連結する多関節アーム部153と、を備える。保持部150は、多関節アーム部153を介して、支持部152に支持された電子機器100の人工耳131に対する押圧力及び接触姿勢を、第1実施の形態の保持部70と同様に調整可能に構成されている。
本実施の形態に係る測定システムによると、第1実施の形態の測定システムと同様の効果が得られる。特に、測定装置110は、人体の頭部模型130に、振動検出用の人工耳131を着脱自在に装着して電子機器100を評価するので、頭部の影響が考慮された実際の使用態様により即した評価が可能となる。
なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。例えば、上記実施の形態では、音源情報の記憶部として、測定対象の電子機器100の内蔵メモリ103を利用したが、測定装置側に音源情報の記憶部を設けてもよい。例えば、信号処理部400又はPC500の内蔵メモリを利用したり、信号処理部400又はPC500に音源情報専用の記憶部を設けたりして、信号処理部400又はPC500により、対応する内蔵メモリや記憶部から所定の音源情報を読み出して電子機器100に供給することにより、パネル102を振動させるようにしてもよい。また、測定装置側に信号処理部400やPC500と独立して、音源情報専用の記憶部を設けてもよい。
また、上記実施の形態では、測定部200に、信号処理部400と分離してPC500を設けるようにしたが、PC500によって実行する評価アプリケーションの機能を信号処理部400に搭載して、PC500を省略してもよい。さらに、測定部200は、独立型ですべての機能を集約した構成に限らず、一または複数のPCや外部サーバーに分かれて配置されている場合のように、ネットワークシステムやクラウドを活用した構成であってもよいことはいうまでもない。
また、上記実施の形態では、測定対象の電子機器100として、スマートフォン等の携帯電話で、パネル102が振動体として振動するものを想定したが、折り畳み式の携帯電話で、通話等の使用態様において耳に接触するパネルが振動する電子機器も同様に評価することが可能である。また、携帯電話に限らず、他の圧電レシーバも同様に評価することが可能である。さらに、振動体の直接的な振動を測定する等、振動体の測定する特性によっては、耳型部50及び音圧測定部60を省略することも可能である。
10 測定装置
20 電子機器装着部
30 基台
50 耳型部
51 耳模型
52 人工外耳道部
53 人工外耳道
54 支持部材
55 振動検出部
56 振動検出素子
60 音圧測定部
61 チューブ部材
62 マイク
70 保持部
71 支持部
72 アーム部
73 移動調整部
75 信号処理部
76 出力部
100 電子機器
101 筐体
102 パネル(振動体)
103 メモリ
110 測定装置
120 電子機器装着部
130 頭部模型
131 人工耳
132 耳模型
133 人工外耳道
134 人工外耳道部
135 振動検出部
136 音圧測定部
150 保持部
151 頭部固定部
152 支持部
153 多関節アーム部
200 測定部
400 信号処理部
500 PC
510,511 接続ケーブル

Claims (29)

  1. 筐体に保持された振動体を人体の耳に押し当てて振動伝達により音をユーザに伝える電子機器を評価するための測定システムであって、
    前記振動体を振動させる音源情報を記憶する記憶部を備え、前記振動体を前記記憶部に記憶されている前記音源情報により振動させて、該振動体の振動を測定装置の振動検出部により検出して前記電子機器を評価する、測定システム。
  2. 前記記憶部は、前記電子機器のメモリからなる、請求項1に記載の測定システム。
  3. 前記記憶部は、前記測定装置が備える、請求項1に記載の測定システム。
  4. 前記測定装置は、前記電子機器を着脱自在に保持する電子機器装着部と、前記振動検出部の出力に基づいて前記電子機器を評価する測定部と、を備える請求項1から3のいずれか一項に記載の測定システム。
  5. 前記測定部は、前記振動検出部の出力を処理する信号処理部と、該信号処理部を制御する制御部と、を備える、請求項4に記載の測定システム。
  6. 前記信号処理部は、前記記憶部に記憶されている前記音源情報により前記振動体を振動させる、請求項5に記載の測定システム。
  7. 前記制御部は、前記記憶部に記憶されている前記音源情報により前記振動体を振動させる、請求項5に記載の測定システム。
  8. 前記音源情報は、記録媒体又はネットワークを介してダウンロードされる、請求項1から7のいずれか一項に記載の測定システム。
  9. 前記音源情報は、試験音情報又は該試験音情報を生成するアプリケーションとして前記記憶部に記憶される、請求項1から8のいずれか一項に記載の測定システム。
  10. 前記電子機器装着部は、人体の耳を模した耳型部を備え、
    前記振動検出部は、前記耳型部に形成された人工外耳道の周辺部に配置される、請求項4に記載の測定システム。
  11. 前記電子機器装着部は、人体の頭部模型をさらに備え、
    前記耳型部は、前記頭部模型を構成する人工耳として、当該頭部模型に着脱自在である、請求項10に記載の測定システム。
  12. 前記耳型部は、耳模型と、該耳模型に結合された人工外耳道部とを備え、
    前記人工外耳道部に前記人工外耳道が形成されている、請求項10又は11に記載の測定システム。
  13. 前記人工外耳道は、20mmから40mmの長さを有する、請求項10から12のいずれか一項に記載の測定システム。
  14. 前記電子機器を保持する保持部をさらに備える、請求項10から13のいずれか一項に記載の測定システム。
  15. 前記保持部は、人が前記電子機器を自身の耳に押し当てるように、当該電子機器を少なくとも2箇所において支持する支持部を備える、請求項14に記載の測定システム。
  16. 前記保持部は、前記電子機器を前記耳型部に対して押圧する方向に移動調整可能である、請求項14又は15に記載の測定システム。
  17. 前記保持部は、前記電子機器を前記耳型部に対して押圧する方向に回動調整可能である、請求項14又は15に記載の測定システム。
  18. 前記保持部は、前記振動体を前記耳型部に対して0Nから10Nの範囲で押圧力を調整可能である、請求項16又は17に記載の測定システム。
  19. 前記保持部は、前記振動体を前記耳型部に対して3Nから8Nの範囲で押圧力を調整可能である、請求項16又は17に記載の測定システム。
  20. 前記保持部は、前記耳型部に対する前記電子機器の接触姿勢を変更可能に、前記電子機器を前記耳型部に対して当該電子機器の上下方向に移動調整可能である、請求項14から19のいずれか一項に記載の測定システム。
  21. 前記接触姿勢は、前記振動体が前記耳型部を覆うように、前記電子機器を前記耳型部に接触させる姿勢を含む、請求項20に記載の測定システム。
  22. 前記接触姿勢は、前記振動体の一部が前記耳型部に接触するように、前記電子機器を前記耳型部に接触させる姿勢を含む、請求項20に記載の測定システム。
  23. 前記耳型部は、IEC60318−7に準拠した素材からなる、請求項10から22のいずれか一項に記載の測定システム。
  24. 前記振動検出部は、前記人工外耳道の周辺部に配置された複数個の振動検出素子を備える、請求項10から23のいずれか一項に記載の測定システム。
  25. 前記振動検出部は、前記人工外耳道の周辺部を取り囲むように配置された円弧状の2個の振動検出素子を備える、請求項10から23のいずれか一項に記載の測定システム。
  26. 前記振動検出部は、前記人工外耳道の周辺部を取り囲むように配置されたリング状の振動検出素子を備える、請求項10から23のいずれか一項に記載の測定システム。
  27. 前記耳型部は、前記人工外耳道を経て伝播される音の音圧を測定するための音圧測定部をさらに備える、請求項10から26のいずれか一項に記載の測定システム。
  28. 前記音圧測定部は、前記人工外耳道の外壁から延在するチューブ部材に保持されたマイクを備える、請求項27に記載の測定システム。
  29. 前記音圧測定部は、前記人工外耳道の外壁からフローティング状態で配置されたマイクを備える、請求項27に記載の測定システム。
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