JP2014020417A - 荷台昇降機構の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 荷台を下降させている途中でいったん停止し、再びそれを下降させるときにショックが発生しないようにしたものである。
【解決手段】 リフトシリンダLCを収縮させて荷台1を下降させるときには、電動モータM及び油圧ポンプPを逆回転させながら、その電動モータMの回転数でスピード制御をする。そして、上記下降途中で荷台1をいったん停止した後に再び荷台1を下降させるときには、上記電動モータM及び油圧ポンプPを正回転させて流路2の圧力を少し上昇させ、その後に荷台1の下降を再開する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、荷台に重量物を載せて、それを昇降させる荷台昇降機構の制御装置に関する。
この種の制御装置として、特許文献1に記載されたものが従来から知られている。この従来の装置は、油圧ポンプとリフトシリンダとの間に開閉制御弁を設けるとともに、油圧ポンプはインバータ制御される電動モータを駆動源としている。
そして、リフトシリンダを伸張させて荷台を上昇させるときには、電動モータを駆動して油圧ポンプを正転させる。このときの荷台の上昇速度は、インバータ制御された電動モータの回転数すなわち油圧ポンプの回転数で制御されることになる。
また、リフトシリンダを収縮させて荷台を下降させるときには、電動モータを駆動して油圧ポンプを逆転させる。このときの荷台の下降速度は、インバータ制御された電動モータの回転数すなわち油圧ポンプの回転数で制御されることになる。
上記のように荷台を下降させ、その下降を停止するときには、電動モータの回転数を十分に落として下降速度を減速させるとともに、十分に減速された段階で、上記開閉制御弁を閉じるようにしている。
特開平8−26697号公報
上記のようにした従来の制御装置では、荷台を下降させてそれを停止した後、再び荷台を下降するときに、荷台等のガタ付き音が発生するが、その理由は次のとおりである。
上記したように荷台の下降時にそれを停止させるときには、電動モータの回転数を十分に落としてから開閉制御弁を閉位置に切り換えるが、このときに電動モータ及び油圧ポンプはそれらの慣性によって瞬時に止まることができない。そのために、上記油圧ポンプは、開閉制御弁が閉じた後も、ほんのわずかの間ではあるが、逆回転を継続することになる。
開閉制御弁が閉じているにもかかわらず、油圧ポンプが上記のように逆回転を続けると、油圧ポンプと開閉制御弁間の流路の圧力が下がるので、開閉制御弁を境にして、リフトシリンダ側の圧力よりも油圧ポンプ側の圧力の方が低くなってしまう。
上記のように油圧ポンプ側の圧力が低い状態で、再び荷台を下降させるために、開閉制御弁を開くと、上記圧力差のために、瞬間的に荷台が急下降してショックが発生する。
しかし、上記荷台等は機械的にガタ付きがあるので、上記ショックが発生したとき、そのガタ付きのために、ガチャンという音が発生する。特に、荷台に物を載せていなかったり、あるいは軽いものを載せていたりしたときに、そのガタ付き音が大きくなる。例えば、荷台に重量物を載せているときには、荷台等におけるガタ付きが、重量物の重さで規制されるので、荷台が急激に移動してもそれほど音がしない。しかし、荷台に物を載せていないときなどは、上記ガタ付きがほとんど規制されないので、そのガタの分だけ大きな音が発生してしまう。
いずれにしても、上記従来の装置では、荷台の下降中にいったんそれを停止させた後、それを再び下降させるときに音が発生するという問題があった。
この発明の目的は、荷台の下降中にいったん停止させた後、それを再び下降させるときにも音が発生しない荷台昇降機構の制御装置を提供することである。
第1の発明は、荷台を上下させるリフトシリンダと、上記リフトシリンダに流路を介して接続した流体圧ポンプと、上記流路に設けるとともに、開位置で上記リフトシリンダと流体圧ポンプとを連通させ、閉位置でリフトシリンダと流体圧ポンプとの連通を遮断する開閉バルブ機構と、上記開閉バルブ機構と流体圧ポンプとの間における上記流路に圧力流体を導く補助流体圧供給手段とを設けを設けている。そして、上記開閉バルブ機構を切り換えて荷台を下降させるとき、上記補助流体圧供給手段から圧力流体を供給した後に、上記開閉バルブ機構を開く点に特徴を有する。
第2の発明は、上記リフトシリンダからの戻り流体で作動する回生機構を備え、上記回生機構は、流体圧モータを駆動源として作動する点に特徴を有する。
第3の発明は、上記流体圧ポンプが、正逆回転可能にするとともに、回生機構を作動させる流体圧モータを兼ねた点に特徴を有する。
第4の発明は、上記流体圧ポンプが補助流体圧供給手段を兼ねた点に特徴を有する。
第5の発明は、流体圧ポンプと補助流体圧供給手段とを別に設けるとともに、補助流体圧供給手段は、流体圧ポンプと開閉バルブ機構を結ぶ上記流路に接続した点に特徴を有する。
第6の発明は、上記流体圧ポンプの駆動源となる電動モータと、上記電動モータのオンオフ及び正逆転を制御するための操作手段と、上記操作手段からの信号に応じて閉位置、微小開位置あるいは全開位置のいずれかに切り換えられる開閉バルブ機構とを備えた点に特徴を有する。
第7の発明は、上記操作手段及び電動モータのそれぞれにコントローラCを接続し、上記コントローラは、上記操作手段の操作信号に応じて、電動モータのオンオフ及び正逆転を制御する機能を備えた点に特徴を有する。
第1の発明によれば、開閉バルブ機構を切り換えて荷台を下降させるときには、開閉バルブ機構と油圧ポンプとの間に、補助流体圧供給手段から圧力流体が供給されるので、開閉バルブ機構を境にして、リフトシリンダ側と油圧ポンプ側間に圧力差が発生しない。したがって、荷台の下降中にいったん停止させた後、それを再び下降させるときにも音などが発生しない。
第2の発明によれば、リフトシリンダの戻り流体の流体エネルギーを回収できるので、エネルギーを再利用することができる。
第3の発明によれば、流体圧ポンプが回生機構を作動させる流体圧モータを兼ねているので、構成を簡単にできる。
第4の発明によれば、流体圧ポンプが補助流体圧供給手段を兼ねるので、わざわざ補助流体圧供給手段を設ける必要がなく、その分、構成が簡素化されるとともに、コストダウンを図ることができる。
第5の発明によれば、流体圧ポンプと補助流体圧供給手段とを別々に設けたので、装置の構成要素は多くなるが、流体圧ポンプを瞬間的に正逆回転させなくてもよくなるので、流体圧ポンプの耐久性を保つことができる。
第6の発明によれば、荷台の下降中にいったん停止させた後、それを再び下降させるときに、開閉バルブ機構を、先ず微小開度位置に切り換え、その後に全開位置に切り換えることによって、さらに確実にショックを緩和させることができる。
第7の発明によれば、上記操作手段及び電動モータのそれぞれにコントローラCを接続し、上記コントローラは、上記操作手段の操作信号に応じて、電動モータのオンオフ及び正逆回転を制御する機能を備えたので、自動制御が可能になる。
図1は第1実施形態を示す回路図である。 図2は第2実施形態を示す回路図である。 図3は第3実施形態を示す回路図である。 図4は第4実施形態を示す回路図である。
図1に示した第1実施形態は、荷台1を昇降させる単動型のリフトシリンダLCと、この発明の流体圧ポンプである正逆回転可能な油圧ポンプPとの間を流路2で接続するとともに、この流路2にはこの発明の開閉バルブ機構を構成する第1電磁切換弁V1及び第2電磁切換弁V2を設けている。
上記リフトシリンダLCは、ピストンLC1で区画されたヘッド側室LC2を上記流路2に接続する一方、ピストンロッドLC3の先端には上記荷台1を設けている。
上記第1電磁切換弁V1の上記閉位置(a)には一対のチェック弁3,4を反対向きにして直列に設けている。そして、一方のチェック弁3は油圧ポンプPからリフトシリンダLCへの流通のみを許容し、他方のチェック弁4はリフトシリンダLCから油圧ポンプPへの流通のみを許容する構成にしている。
また、第1電磁切換弁V1の上記開位置(b)には連通路5を設けている。
さらに、上記流路2には迂回路6を接続するとともに、この迂回路6に第2電磁切換弁V2を設けている。そして、第2電磁切換弁V2は、図示のノーマル位置である閉位置(x)と、図面右側の切換位置である絞り通路位置(y)とに切り換え可能にしている。
なお、上記閉位置(x)においては、互いに反対向きにした一対のチェック弁7a、7bを設けている。
この第2電磁切換弁V2の上記絞り通路位置(y)にはオリフィス8を設け、このオリフィス8を通過する流体に絞り抵抗を付与するようにしている。
一方、上記油圧ポンプPには電動モータMを連係するとともに、この電動モータMには電気的に制御されるブレーキ機構Bを設け、これら電動モータM及びブレーキ機構BをコントローラCに接続している。そして、このコントローラCを介して、電動モータMをバッテリー9に接続している。
また、上記コントローラCには、この発明の操作手段としてのジョイスティック10が接続されている。そして、コントローラCは、ジョイスティック10の傾け方向に応じて、電動モータMを正転させたり逆転させたりする。また、その傾け量すなわち傾け角に応じて電動モータMの回転数を制御する。
さらに、上記ジョイスティック10は、第1,2電磁切換弁V1,V2にも電気的に接続されている。そして、ジョイスティック10を所定の方向に傾けて油圧ポンプPを逆回転させるとき、言い換えるとリフトシリンダLCを収縮して荷台1を下降させるときには、先ず第2電磁切換弁V2を閉位置(x)から絞り通路位置(y)に切り換え、その後に、第1電磁切換弁V1を閉位置(a)から開位置(b)に切り換えるようにしている。
なお、上記第1,2電磁切換弁V1,V2でこの発明の開閉バルブ機構を構成するが、上記開位置(b)がこの発明の全開位置となり、絞り通路位置(y)がこの発明の微小開位置となる。
また、油圧ポンプPからリフトシリンダLCへの流れに対して、第1電磁切換弁V1よりも上流側における流路2に、分岐流路11,12を接続するとともに、これら分岐流路11,12には、第3電磁切換弁V3を介してチルトシリンダTCを接続している。
上記第3電磁切換弁V3は、4ポート3位置を備えた切換弁で、ポート13,14を分岐流路11,12に接続し、ポート15,16をチルトシリンダTCに接続している。
なお、図中符号17はチェック弁で、第3電磁切換弁V3から油圧ポンプPへの流通のみを許容するものである。
上記チルトシリンダTCは荷台1を傾斜させて荷台1に載せた物などが落ちないようにするためのものである。
なお、符号18はオペレートチェック弁で、通常は第3電磁切換弁V3からチルトシリンダTCのロッド側室19への流通のみを許容するが、チルトシリンダTCのヘッド側室20の圧力が上記ロッド側室19の圧力よりも高いとき、上記ロッド側室19から第3電磁切換弁V3への流れを許容するものである。
また、上記第3電磁切換弁V3を切り換え操作するのが上記したジョイスティック10である。
なお、図中符号21はリリーフ弁である。
次に、この第1実施形態の作用を説明する。
なお、この発明は、リフトシリンダLCの制御に特徴があるので、以下には、第1,2電磁切換弁V1、V2に関する作動を説明する。
リフトシリンダLCを伸張させて荷台1を上昇させるときには、ジョイスティック10を、リフトシリンダLCを伸長させる方向に傾けて電動モータM及び油圧ポンプPを正回転させるとともに、第1電磁切換弁V1を閉位置(a)から開位置(b)に切り換える。
そして、上記のように油圧ポンプPが正回転すれば、その吐出油が流路2から流路5を通ってリフトシリンダLCのヘッド側室LC2に供給される。したがって、リフトシリンダLCが伸張するとともに、荷台1が上昇する。
このときには、ジョイスティック10の傾け角に応じてコントローラCが電動モータMの回転数すなわち油圧ポンプPの回転数を制御するので、荷台1の上昇速度は、ジョイスティック10の傾け角に応じて制御されることになる。
上記のようにしてリフトシリンダLCを伸張させて荷台1を上昇させるとともに、それを上昇位置で止めるときには、ジョイスティック10を中立位置に復帰させる。ジョイスティック10を中立位置に復帰させれば、電動モータMにブレーキが作用して減速し、最終的にはブレーキ機構Bが動作して電動モータMの停止状態を維持する。
一方、荷台1の上昇位置からリフトシリンダLCを収縮させて当該荷台1を下降させるときには、ジョイスティック10を、リフトシリンダLCを収縮させる方向に傾ける。これによって電動モータMが逆回転するとともに、油圧ポンプPも逆回転して、リフトシリンダLCからの戻り油をタンクTの戻す。
また、ジョイスティック10を上記収縮方向に傾けると、それにともなって、先ず、第2電磁切換弁V2が閉位置(x)から絞り通路位置(y)に切り換わる。第2電磁切換弁V2が絞り通路位置(y)に切り換われば、リフトシリンダLCの戻り油はオリフィス8を通って流れる。したがって、リフトシリンダLCはゆっくりと収縮し、荷台1の降下時のショックを緩和させる。
第2電磁切換弁V2が絞り通路位置(y)に切り換わってから、あらかじめ設定した時間経過後、第1電磁切換弁V1が閉位置(a)から開位置(b)に切り換わる。このように第1電磁切換弁V1が開位置(b)に切り換われば、リフトシリンダLCの戻り油は連通路5を通って戻されるが、このときのリフトシリンダLCの戻り速度は、油圧ポンプPの回転数すなわち電動モータMの回転数によって制御される。そして、その回転数は、ジョイスティック10の上記収縮方向への傾け角によってコントローラCが制御する。
荷台1の下降途中でリフトシリンダLCを停止させるときには、ジョイスティック10を中立位置に復帰させる。このときコントローラCは、電動モータMを電気的にオフにしてフリー回転可能にする。また、上記のようにジョイスティック10を中立位置に復帰させても、第1電磁切換弁V1は例えば所定時間開位置(b)を保つようにしている。
第1電磁切換弁V1は所定時間開位置(b)を保っていれば、リフトシリンダLCの戻り油が油圧ポンプPに供給されることになり、油圧ポンプPはリフトシリンダLCの慣性エネルギーによって回転する。
そして、荷台1の下降速度が減速された段階、すなわち上記所定の時間経過後に、第1電磁切換弁V1が開位置(b)から閉位置(a)に切り換わるとともに、第2電磁切換弁V2も絞り通路位置(y)から閉位置(x)に切り換わり、リフトシリンダLCを完全に停止させる。
ただし、第1,2電磁切換弁V1,V2が上記のように切り換わって、リフトシリンダLCが完全に停止した後にも、油圧ポンプPは、その慣性の影響で瞬時に止まることができない。そのために、第1,2電磁切換弁V1、V2と油圧ポンプP間の圧力が、第1,2電磁切換弁V1、V2とリフトシリンダLC間の圧力よりも相対的に低く保たれる。
上記のように第1,2電磁切換弁V1,V2と油圧ポンプP間の圧力が相対的に低い状態で、再びジョイスティック10を、リフトシリンダLCを収縮させる方向に傾けると、先ず、第2電磁切換弁V2が閉位置(x)から絞り通路位置(y)に切り換わる。したがって、リフトシリンダLCの戻り油はオリフィス8を通るので、リフトシリンダLCは減速されながら収縮することになる。
しかし、オリフィス8を通過するといえども、上記したように第1,2電磁切換弁V1,V2と油圧ポンプP間の圧力が相対的に低くなっているので、第2電磁切換弁V2が閉位置(x)から絞り通路位置(y)に切り換わった瞬間にショックが発生する。
そこで、この第1実施形態では、上記のように荷台1を下降させるとともに、その下降途中でいったんリフトシリンダLCを停止させ、再びリフトシリンダLCを収縮動作させるシチュエーションでは、コントローラCは電動モータMとともに油圧ポンプPを瞬間的に正転させて、第1,2電磁切換弁V1,V2と油圧ポンプP間の圧力を上昇させる。
そして、上記圧力が上昇した後に、第2電磁切換弁V2が閉位置(x)から絞り通路位置(y)に切り換わるようにしている。
上記のことからも明らかなように、リフトシリンダLCを停止させ、再びリフトシリンダLCを収縮動作させるときに、油圧ポンプPが正回転する機能は、この発明の補助流体圧供給手段としての機能である。したがって、この第1実施形態では、油圧ポンプPが補助流体圧供給手段を兼ねている。
なお、荷台1の下降途中でいったんリフトシリンダLCを停止させ、再びリフトシリンダLCを収縮動作させるシチュエーションは、ジョイスティック10が上記収縮方向に連続的に切り換えられる操作特性からコントローラCが判定できるようにしている。
また、油圧ポンプPから上記のように補助圧が供給されるが、その補助圧を、例えば
圧力センサーなどで検出してコントローラCに入力するとともに、コントローラCがその検出信号に応じて、電動モータM及び油圧ポンプPを正回転から逆回転に変えるタイミングを決めるようにしている。
ただし、この発明において、補助圧の供給タイミングをどのように設定するかは、特に限定されるものではない。例えば、コントローラCにタイマーを備え、補助圧の供給時間を制御するようにしてもよい。
また、オペレータがジョイスティック10を急激に操作して、荷台1の下降速度を上げようとすることも考えられる。このような場合に、第1電磁切換弁V1が開位置(b)に一気に切り換えられることも容易に想定できる。
そこで、上記ジョイスティック10に角速度センサーを設け、この角速度センサーからの検出信号をコントローラCに入力して、コントローラCが、上記補助圧の供給タイミングを制御するようにしてもよい。
さらに、第1,2電磁切換弁V1,V2前後の圧力を圧力センサにより計測し、それらの差圧により補助流体圧供給手段を制御してもよい。
油圧ポンプPに補助流体圧供給手段として機能させた後は、コントローラCは、再び電動モータM及び油圧ポンプPを逆回転させて、リフトシリンダLCを収縮して荷台1を下降させる。
なお、上記第1実施形態では、油圧ポンプPに補助流体圧供給手段としての機能を兼ね備えるようにしたが、例えば油圧ポンプPと別の油圧ポンプとを、第1,2電磁切換弁V1,V2に対して並列に接続してもよい。
このように油圧ポンプPとは別の油圧ポンプを設けた場合には、いずれの油圧ポンプも正逆回転を繰り返さなくてもよくなるので、その分、耐久性という面で有利になる。
また、この第1実施形態では、リフトシリンダLCの戻り油すなわちリフトシリンダLCの慣性エネルギーで油圧ポンPを回転し、電動モータMを回転させてこの電動モータMに発電機として機能させることができが、この場合には、その発電電力をバッテリー9に蓄電させることできる。そして、上記油圧ポンプPは、この発明の再生機構を構成する流体圧モータとなる。
このように電動モータMを発電機として機能させたときには、リフトシリンダLCの慣性エネルギーが発電エネルギーとして消費されるので、リフトシリンダLCの収縮速度すなわち荷台1の下降速度が減速されることになる。
なお、上記油圧ポンプPがこの発明の再生機構を構成することになる。
図2に示した第2実施形態は、油圧ポンプPとは別に、補助流体圧供給手段としての補助ポンプSPを設けたもので、この補助ポンプSPは、チェック弁22を介して上記流路2に接続している。そして、この補助ポンプSPを設けた以外は、第1実施形態と同じでなので、その詳細な説明は省略する。
図3に示した第3実施形態は、第2電磁切換弁V2の絞り通路位置(y)からリフトシリンダLCのヘッド側室LC1に連通する通路過程にオリフィス8を設けたもので、その他の点は、第1実施形態と同じである。
また、図4に示した第4実施形態は、第2電磁切換弁V2の絞り通路位置(y)から油圧ポンプPに連通する通路過程にオリフィス8を設けたもので、その他の点は、第1実施形態と同じである。
したがって、第3,4実施形態において、オリフィス8以外の構成については、第1実施形態の説明を援用し、その詳細な説明は省略する。
なお、上記第3,4実施形態の場合には、第2電磁切換弁V2にオリフィスを設けなくてもよいので、第1,2電磁切換弁V1,V2を共通化できるメリットがある。
フォークリフトに用いるのに最適である。
1 荷台
LC リフトシリンダ
P 油圧ポンプ
2 流路
V1 開閉バルブ機構を構成する第1電磁切換弁
V2 開閉バルブ機構を構成する第2電磁切換弁
10 操作手段を構成するジョイスティック
M 電動モータ
C コントローラ

Claims (7)

  1. 荷台を上下させるリフトシリンダと、
    上記リフトシリンダに流路を介して接続した流体圧ポンプと、
    上記流路に設けるとともに、開位置で上記リフトシリンダと流体圧ポンプとを連通させ、閉位置でリフトシリンダと流体圧ポンプとの連通を遮断する開閉バルブ機構と、
    上記開閉バルブ機構と流体圧ポンプとの間における上記流路に圧力流体を導く補助流体圧供給手段とを設け、
    上記開閉バルブ機構を切り換えて荷台を下降させるとき、上記補助流体圧供給手段から圧力流体を供給した後に、上記開閉バルブ機構を開く荷台昇降機構の制御装置。
  2. 上記リフトシリンダからの戻り流体で作動する回生機構を備え、上記回生機構は、流体圧モータを駆動源として作動する請求項1に記載の荷台昇降機構の制御装置。
  3. 上記流体圧ポンプは、正逆回転可能にするとともに、回生機構を作動させる流体圧モータを兼ねた請求項2に記載の荷台昇降機構の制御装置。
  4. 上記流体圧ポンプが補助流体圧供給手段を兼ねた請求項1又は2記載の荷台昇降機構の制御装置。
  5. 流体圧ポンプと補助流体圧供給手段とを別に設けるとともに、補助流体圧供給手段は、流体圧ポンプと開閉バルブ機構を結ぶ上記流路に接続してなる請求項1記載の荷台昇降機構の制御装置。
  6. 上記流体圧ポンプの駆動源となる電動モータと、上記電動モータのオンオフ及び正逆転を制御するための操作手段と、上記操作手段からの信号に応じて閉位置、微小開位置あるいは全開位置のいずれかに切り換えられる開閉バルブ機構とを備えた請求項1〜5のいずれか1に記載の荷台昇降機構の制御装置。
  7. 上記操作手段及び電動モータのそれぞれにコントローラCを接続し、上記コントローラは、上記操作手段の操作信号に応じて、電動モータのオンオフ及び正逆転を制御する機能を備えた請求項6記載の荷台昇降機構の制御装置。
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