JP2014020319A - タービンのシール装置および火力発電システム - Google Patents

タービンのシール装置および火力発電システム Download PDF

Info

Publication number
JP2014020319A
JP2014020319A JP2012161714A JP2012161714A JP2014020319A JP 2014020319 A JP2014020319 A JP 2014020319A JP 2012161714 A JP2012161714 A JP 2012161714A JP 2012161714 A JP2012161714 A JP 2012161714A JP 2014020319 A JP2014020319 A JP 2014020319A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
seal
stationary
sealing device
turbine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012161714A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5865798B2 (ja
Inventor
Yuki Mimura
村 勇 樹 見
Akihiro Onoda
昭 博 小野田
Tomohiko Tsukuda
知 彦 佃
Naoki Shibukawa
川 直 紀 渋
Toshio Hirano
野 俊 夫 平
Iwataro Sato
藤 岩太郎 佐
Kazutaka Tsuruta
田 和 孝 鶴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2012161714A priority Critical patent/JP5865798B2/ja
Priority to US13/783,540 priority patent/US9777587B2/en
Priority to EP13157966.6A priority patent/EP2687681B1/en
Priority to CN201310072367.XA priority patent/CN103573301B/zh
Publication of JP2014020319A publication Critical patent/JP2014020319A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5865798B2 publication Critical patent/JP5865798B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D11/00Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
    • F01D11/08Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages for sealing space between rotor blade tips and stator
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D9/00Stators
    • F01D9/06Fluid supply conduits to nozzles or the like
    • F01D9/065Fluid supply or removal conduits traversing the working fluid flow, e.g. for lubrication-, cooling-, or sealing fluids
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D11/00Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
    • F01D11/001Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages for sealing space between stator blade and rotor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D11/00Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages
    • F01D11/02Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages by non-contact sealings, e.g. of labyrinth type
    • F01D11/04Preventing or minimising internal leakage of working-fluid, e.g. between stages by non-contact sealings, e.g. of labyrinth type using sealing fluid, e.g. steam
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D25/00Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
    • F01D25/08Cooling; Heating; Heat-insulation
    • F01D25/12Cooling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D5/00Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
    • F01D5/12Blades
    • F01D5/14Form or construction
    • F01D5/18Hollow blades, i.e. blades with cooling or heating channels or cavities; Heating, heat-insulating or cooling means on blades
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D9/00Stators
    • F01D9/06Fluid supply conduits to nozzles or the like
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C7/00Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
    • F02C7/28Arrangement of seals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
  • Engine Equipment That Uses Special Cycles (AREA)
  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)

Abstract

【課題】シール装置における旋回流成分を低減可能なタービンのシール装置および発電システムを提供する。
【解決手段】シール装置108は、回転体103と、これを取り囲むように配置される静止体104との間の隙間に設けられるシール部材109と、前記静止体から径方向内側に向かって延在される静翼の冷却に用いた冷却媒体を前記静止体の内部に取り込んだ後に前記シール部材の少なくとも上流側に流し込む、前記静止体の内部に形成される流体経路4,8と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明の実施形態は、タービンのシール装置および火力発電システムに関する。
ターボ式流体機械の一例である蒸気タービンでは、高温および高圧の蒸気からなる流体を作動流体として用いてタービンロータを高速回転させる。タービンロータの外周面側には、ステータが対向配置されており、タービンロータの回転時にステータの内周面に接触しないように、タービンロータの外周面とステータの内周面との間には隙間が設けられている。
この隙間を介して漏れ出た流体はタービンロータの回転駆動には使用されないため、隙間から漏れ出る流体をできるだけ抑制するためにシール装置が設けられている。
シール装置は、タービンロータの外周面またはステータの内周面に多数の非接触型のシールフィンを配設して、シールフィンの先端と対向面との隙間をより狭くして、漏洩流体の流量を減らしている。
しかしながら、シール装置を設けても、依然として流体の漏れは生じる。シール装置における漏れ流速が円周方向成分を持った状態で径方向に変位すると、シール装置内の円周方向圧力分布に不平衡が生じ、タービンロータを不安定化させる流体力が発生する。この不安定流体力は主に、シール装置の上流側における旋回流成分により引き起こされる。
旋回流成分が増えるほど不安定力が増大し、タービンロータが不安定な自励振動を起こしやすくなる。このことは、経験やモデル試験、流体解析プログラムにより把握されており、シール装置の上流側での旋回流成分を低減することが、軸系自励振動の抑制に効果があることが判明している。この種の自励振動は、蒸気タービンにおいてはスチールホワールとして知られており、蒸気条件の高圧化に伴って問題となっている。
特開平7−19005号公報
本発明の実施形態は、シール装置における旋回流成分を低減可能なタービンのシール装置および発電システムを提供するものである。
本実施形態によれば、回転体と、これを取り囲むように配置される静止体との間の隙間に設けられるシール部材と、前記静止体から径方向内側に向かって延在される静翼の冷却に用いた冷却媒体を前記静止体の内部に取り込んだ後に前記シール部材の少なくとも上流側に流し込む、前記静止体の内部に形成される流体経路と、を備えることを特徴とするタービンのシール装置が提供される。
本実施形態に適用可能なCOタービン101の主要部の軸方向断面図。 シール装置108の周辺を拡大した断面図。 ステータ104内に設けられる流体経路4とそれに繋がる流体経路8の一例を示す平面図。 旋回流成分を低減できる理由を説明する図。 図4の一変形例を示す図。 上段側シールフィン109の1段目と2段目の間に孔7を形成するとともに、4段目と5段目の間にも孔7を形成する例を示す図。 孔7の内壁をテーパ状にした例を示す図。 円周方向に隣接する2つの静翼106の間に位置する孔7を形成する前に、予め切り欠き9を形成する例を示す図。 流体経路4,8から冷却COガスが流れ込む孔7の周辺のシールフィン109を変形させて、孔7の位置周辺のシールフィン109の間隔を狭める例を示す図。 タービンロータ103側にシールフィン109を配設した例を模式的に示す図。 タービンロータ103側に設けたシールフィン109に対向配置されるように、ステータ104側にハニカムシート10を設ける例を示す図。 ハニカムシート10の平面図。 図1のCOタービン101を利用する火力発電システムの一例を示す概略構成図。
図1は本実施形態に適用可能なCOタービン101の主要部の軸方向断面図である。本実施形態に係るCOタービン101は、内側ケーシング102の周囲を外側ケーシングで覆った二重構造のケーシングを備えている。
タービンロータ103から径方向外側に、環状に一定間隔で動翼105が配設されている。これら動翼105は、軸方向にも所定間隔で配設され、軸方向に隣接する動翼105の間には、静翼106が配設されている。静翼106は、環状に一定間隔で配設されている。動翼105の基部はタービンロータ103の外周面に植設される。
図1では、動翼105と静翼106を軸方向に交互に5個ずつ配設した5段構成の例を示しているが、動翼105と静翼106の段数に特に制限はない。
図1のCOタービン101は、超臨界状態のCOを作動流体として用いてタービンロータ103を駆動するとともに、COタービン101から排気されたCOを循環させてCOタービン101内に注入し、各部の冷却に用いている。
COは31℃、7.4MPaに臨界点があり、図1のCOタービン101は、この臨界点よりも高温かつ高圧でCOを使用することを前提としている。
図1のCOタービン101の上流側には、スリーブ管107が設けられており、このスリーブ管107から超臨界状態のCOガスが作動流体としてタービン内に注入される。注入されたCOガスは、軸方向に沿って、上流側から下流側に流れ、不図示の排気管から排気される。
タービンロータ103は、動翼105に流体が衝突した力を利用して回転駆動するものであり、動翼105の外周面側の隙間と静翼106の内周面側の隙間を通って漏れてしまう。この漏れを抑制するために、動翼105の外周面側と静翼106の内周面側にはそれぞれシール装置108が配設されている。
シール装置108は、タービンロータ103側の動翼105の外周面および静翼106の対向面と、ステータ104側の静翼106の外周面および動翼105の対向面との少なくとも一方に所定間隔でシールフィン109を配設したものであり、これにより、隙間を狭くして流体が漏れにくくしている。
シール装置108は、動翼105または静翼106の外周面とその対向面だけでなく、最上段の静翼106よりも上段側にあるグランドパッキン111にも設けられている。
シール装置108を設けても、動翼105と静翼106の外周面側を高温の流体が流れるため、動翼105と静翼106は高温に晒されることになる。そこで、図1のCOタービン101では、外部から供給された低温のCOガス(以下、冷却COガス)を用いて、動翼105と静翼106を冷却するようにしてもよい。
冷却COガスの一部は、内側ケーシング102内に設けられた流体経路113を通って、静翼106を冷却するために利用される。静翼106の冷却に用いられたCOガスは、動翼105駆動用の主流の流体経路114に合流して、タービンロータ103を回転駆動するために再利用される。
上述したように、シール装置108の特に上流側における旋回流成分は、タービンロータ103を不安定化させる流体力を引き起こし、タービンロータ103が自励振動を起こしやすくなる。この対策のために、本実施形態に係るCOタービンは、シール装置108に構造的な工夫を施している。
図2はシール装置108の周辺を拡大した断面図である。図2の矢印y1は内側ケーシング102内の流体経路113から分岐した流体経路1から静翼106の方向に流れる冷却COガス(冷却媒体)の経路を示し、矢印y2は動力発生用の高温かつ高圧のCOガスの主流経路を示している。
図2に示すように、内側ケーシング102内に設けられた流体経路113を流れる冷却COガスは、静翼106の基部側に設けられた流体経路1を通って、ステータ104を介して静翼106の内部に導入されて、静翼106を冷却する。静翼106の内輪2まで達した冷却COガスは、静翼106の外輪3まで戻って、ステータ104内に設けられる流体経路4に流れ込む。
図3はステータ104内に設けられる流体経路4とそれに繋がる流体経路8の一例を示す平面図であり、流体経路4,8からタービンロータ103側を見た平面図である。図3のx方向が軸方向、y方向が円周方向である。静翼106とシールフィン109は、図3の紙面の裏面側に延在されている。
図2および図3に示すように、内側ケーシング102内の流体経路113から分岐した流体経路1に繋がるステータ104内の孔5から冷却COガスが静翼106に導入され、この冷却COガスは静翼106の内輪2を通って外輪3の外周面の孔(第1の孔)6からステータ104内の流体経路4に流れ込む。この孔6に繋がる流体経路4は、軸方向に伸びて、シール装置106上の孔(第2の孔)7を通過した後に、円周方向に向きを変えて、別の流体経路8に合流する。この流体経路8は、ステータ104の軸方向に沿って延在しており、軸方向の同じ円周位置に並んだ複数の静翼106を冷却した冷却COガスを流すものである。流体経路8にも孔7が設けられている。
このように、流体経路8は、ステータ104の軸方向の同じ円周位置に並んだ複数の静翼106に対応づけて設けられるため、円周方向にn個(nは2以上の整数)の静翼106が配設されているとすると、流体経路8もn個、軸方向に沿って所定間隔で設けられることになる。
図3では、一つの静翼106に対して2個の孔7を設けており、いずれの孔7も上流側1段目と2段目のシールフィン109の間に配置している。一方の孔7は流体経路4上に設けられており、他方の孔7は流体経路8上に設けられている。これらの孔7には、静翼106の外輪3の孔6から流体経路4に流れ込んだ冷却COガスの一部が流れ込んで、シールフィン109の周囲を冷却する。
なお、一つの静翼106に対して設けられる孔7の数には特に制限はない。後述するように、孔7は、必ずしもシールフィン109の上段側1段目と2段目の間に設ける必要はないが、旋回流成分の低減という観点からは、シールフィン109の上段側に設けるのが望ましい。
上述したように、ステータ104内の軸方向に伸びる流体経路8には、軸方向の同じ円周位置に並んだ複数の静翼106を冷却した冷却COガスが流れるため、この流体経路8上に、シールフィン109の位置に合わせて孔7を設ければ、この孔7からシールフィン109に流れ込む冷却COガスの流量を増やすことができ、シールフィン109の冷却効果を向上できる。シールフィン109を冷却することにより、シールフィン109の形状変化を抑制でき、耐久性も向上する。
また、上述した孔7からシールフィン109に冷却COガスを流し込むことで、シール装置108の周囲に発生する旋回流成分を低減できる。
図4は旋回流成分を低減できる理由を説明する図であり、タービンロータ103とステータ104との円周方向の断面構造を模式的に示す図である。図4に示すように、流体経路4,8上の孔7からシールフィン109の上流側1段目と2段目の間に注入される冷却COガスは、径方向に沿って流れる。これに対して、旋回流成分はタービンロータ103の円周方向に形成されるため、冷却COガスによって、旋回流成分の流れが妨げられ、旋回流成分を低減することができる。
図5は図4の一変形例を示す図であり、ステータ104を複数のセグメント(分割構造体)104a〜104dに分けた例を示している。図5の例では、ステータ104を4つのセグメント104aから104dに分けており、各セグメントにシールフィン109に通じる孔7と流体経路4,8とを設けている。
図5のように、ステータ104を複数のセグメント104a〜104dに分けることで、流体経路4,8と孔7を加工形成しやすくなるとともに、ステータ104の組立作業性も向上する。
なお、セグメント化する単位は必ずしも4つに限定されない。ステータ104の製造のしやすさと組立作業性を考えると、円周方向に設ける孔7と流体経路4,8の数に応じてセグメント化するのがよい。すなわち、各セグメントに孔7と流体経路4,8を設けるようにすれば、ステータ104を比較的容易に製造でき、またステータ104の組み付けも行いやすくなる。
図2および図3では、上端側1段目と2段目のシールフィン109の間に孔7を形成する例を示したが、3段目以降のシールフィン109の間にも孔7を形成してもよい。図6は上段側シールフィン109の1段目と2段目の間に孔7を形成するとともに、4段目と5段目の間にも孔7を形成する例を示している。これにより、シール装置108の上流側の旋回流成分だけでなく、下流側の旋回流成分も低減できる。
上述した図1〜図5では、流体経路4,8からシールフィン109に冷却COガスを流し込むための孔7の形状については特に限定していない。ただし、シール装置108の旋回流成分を低減し、かつシールフィン109を冷却するという観点からは、孔7からシールフィン109に流し込む冷却COガスの流速を上げるのが望ましい。このため、図7は孔7の内壁をテーパ状にした例を示している。図7の孔7は、シールフィン109およびロータ103に近づくにつれ、孔径を小さくしている。これにより、孔7を通過する冷却COガスの圧力はシールフィン109に近づくにつれて高くなり、冷却COガスの流速は高くなる。したがって、旋回流成分をより効率的に低減でき、またシール装置108の冷却効果を向上できる。
流体経路4,8上のすべての孔7をテーパ状に加工する必要はなく、一部の孔7のみをテーパ状に加工してもよい。テーパ状に加工する孔7については、孔7をテーパ状に加工しやすいように、流体経路4,8上の孔7の形成位置に予め切り欠きを形成しておいてもよい。
例えば、図8は、円周方向に隣接する2つの静翼106の間に位置する孔7について、この孔7を形成する前に、予め切り欠き9を形成する例を示している。切り欠き9の形状は問わないが、例えば、半円形状でもよい。このような切り欠き9が予め形成されていれば、切り欠き9の中心部を掘り下げて貫通させることで、図7のようなテーパ状の孔を容易に形成できる。
図7では、冷却COガスの流速を高速化する一手法を示したが、冷却COガスの流速を高くする代わりに、あるいは流速を高くすることに加えて、作動流体の旋回流成分の形成箇所を制御することも考えられる。例えば、図9は、流体経路4,8から冷却COガスが流れ込む孔7の周辺のシールフィン109を変形させて、孔7の位置周辺のシールフィン109の間隔を狭める例を示している。図9では、円周方向に延在するシールフィン109の一部を変形させている。より具体的には、流体経路4,8に接続される孔7の位置付近のシールフィン109の間隔を部分的に狭めて、この狭めた部分で、冷却COガスの流速が一時的に高くなるようにしている。
シールフィン109の間隔を部分的に狭めることで、隣接するシールフィン109の間を流れる作動流体の旋回流成分が狭めた部分に集約され、この部分に冷却COガスを流し込むことで、旋回流成分を効率的に低減できる。
上述した図1〜図9では、ステータ104側にシールフィン109を列設する例を示したが、タービンロータ103側にシールフィン109を列設してもよい。図10はタービンロータ103側にシールフィン109を配設した例を模式的に示す図である。より具体的には、タービンロータ103に植設された動翼105の先端面と、ステータ104に植設された静翼106の対向面とにシールフィン109が配設される。
シールフィン109をタービンロータ103側に設けると、仮にシールフィン109の先端部分がステータ104に接触して熱が発生したとしても、その熱がタービンロータ103側に伝達することはなく、シールフィン109をステータ104側に設けた場合と比べて、シールフィン109の接触時の熱伸びやラビング振動の発生を抑制できる。
図10の変形例として、図11に示すように、タービンロータ103側に設けたシールフィン109に対向配置されるように、ステータ104側にハニカムシート10を設けてもよい。ハニカムシート10は、軸系自励振動を抑制できるという長所がある一方、上流側と下流側に高い圧力差があると、ハニカム構造が損傷するという耐久性上の短所がある。
そこで、図11のハニカムシート10は、流体経路4,8からの冷却COガスをシールフィン109の上流側に流し込むための孔7をハニカムシート10に形成している。
図12はハニカムシート10の平面図である。ハニカムシート10は、ベース基板11の上に編み目(蜂の巣)構造が形成されている。編み目構造の部分は、流体を通過させることができるが、ベース基板11は流体を遮断するため、ハニカムシート10のままでは、ベース基板11側から流体を通過させることができない。
そこで、図12に示すように、ベース基板11の縦方向一列に所定サイズの孔12を複数個形成することにより、これらの孔12を介して流体経路からの冷却COガスをシールフィン109に流し込むことができる。なお、ベース基板11のどこに何個の孔12を形成するかは任意であり、シールフィン109の位置に合わせて、必要な数だけ孔12を形成すればよい。
このような孔12を形成して冷却COガスをシールフィン側に流すことで、圧力差を低減でき、耐久性上の問題を起こすことなく、ハニカムシート10を使用できる。
このように、本実施形態では、静翼106を冷却するために用いた冷却COガスを通過させる流体経路4,8をステータ104内に設け、この流体経路4,8からシール装置108内のシールフィン109の間に冷却COガスを流し込むための孔7を形成するため、シールフィン109の周囲に生じる旋回流成分を低減できるとともに、シールフィン109を効率よく冷却できる。
図2〜図12では、図1に示すCOタービン内のシールフィン109の周囲に生じる旋回流成分の低減とシールフィン109の冷却とを行う例を示したが、本発明は、シール装置108を備えた種々のタービンに適用可能であり、必ずしもCOタービンのシール装置108に限定されるものではない。すなわち、本発明は、シールフィン109の周囲に旋回流成分を引き起こす種々のタイプのタービンのシール装置108に適用可能である。
図1のCOタービン101は、発電とCOの分離および回収とが同時に可能な火力発電システムに組み込むことができる。図13は図1のCOタービン101を利用する火力発電システムの一例を示す概略構成図である。図13の火力発電システム120は、酸素製造装置121と、燃焼器122と、図1に示したCOタービン101と、発電機123と、再生熱交換器124と、冷却器125と、湿分分離器126とを有する。
酸素製造装置121は、空気に含まれる窒素を除去して、酸素のみを抽出する。燃焼器122は、酸素製造装置121で抽出した酸素と、燃料と、COとを用いて高温の燃焼ガスを生成する。この燃焼ガスの成分は、COと水である。燃焼器122が用いる燃料は、メタンガス等の窒素を用いない天然ガスが用いられる。
燃焼器122で生成された高温かつ高圧のCOガスは図1に示したCOタービン101に注入されて、タービンロータ103の回転駆動に用いられる。タービンロータ103の回転軸には、発電機123が接続されており、発電機123はタービンロータ103の回転駆動力を利用して発電を行う。
COタービン101から排出されたCOと水蒸気は、再生熱交換器124で冷却された後、さらに冷却器125にて冷却される。その後、湿分分離器126で水が除去されて、COのみが抽出される。このCOはCOポンプにて圧縮されて昇圧される。
COポンプで昇圧した高圧のCOの一部は、再生熱交換器124で400℃程度まで昇温される。再生熱交換器124から排出されたCOは、冷却COとしてCOタービン101の冷却に用いられるとともに、燃焼器122にも供給される。
COポンプで昇圧した高圧のCOのうち、再生熱交換器124を介して発電に再利用されるCO以外の余剰のCOは、貯蔵したり、他の用途での利用(例えば、石油掘削量増大のための利用)のために回収される。
このように、図13の発電システムは、燃焼によって生成したCOと水のみを用いて発電を行い、COの大部分は循環させて再利用するため、有害ガスであるNOxを排出するおそれがなく、またCOを分離および回収する設備を別個に設ける必要もない。さらに、余剰のCOは、そのまま高純度の状態で回収でき、発電以外の種々の用途に用いることが容易である。
本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではなく、当業者が想到しうる種々の変形も含むものであり、本発明の効果も上述した内容に限定されない。すなわち、特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
1 流体経路、2 内輪、3 外輪、4 流体経路、5〜7 孔、8 流体経路、9 切り欠き、10 ハニカムシート、11 ベース基板、12 孔、101 COタービン、102 内側ケーシング、103 タービンロータ、104 ステータ、105 動翼、106 静翼、107 スリーブ管、108 シール装置、109 シールフィン、110 ハニカム材、111 グランドパッキン、113 流体経路、114 流体経路、120 火力発電システム、121 酸素製造装置、122 燃焼器、123 発電機、124 再生熱交換器、125 冷却器、126 湿分分離器

Claims (11)

  1. 回転体と、これを取り囲むように配置される静止体との間の隙間に設けられるシール部材と、
    前記静止体から径方向内側に向かって延在される静翼の冷却に用いた冷却媒体を前記静止体の内部に取り込んだ後に前記シール部材の少なくとも上流側に流し込む、前記静止体の内部に形成される流体経路と、を備えることを特徴とするタービンのシール装置。
  2. 前記流体経路には、対応する前記静翼の冷却に用いた冷却媒体を取り込む第1の孔と、前記シール部材の少なくとも上流側に前記冷却媒体を流し込む第2の孔とが設けられることを請求項1に記載のシール装置。
  3. 前記シール部材は、軸方向に沿って配設された複数のシールフィンを備え、
    前記第2の孔は、前記複数のシールフィンのうち、上流側の1段目および2段目のシールフィンの間に設けられることを特徴とする請求項2に記載のシール装置。
  4. 前記第2の孔は、複数個設けられ、そのうちの一部の孔は、前記複数のシールフィンのうち、上流側の3段目以降のシールフィンの間に設けられることを特徴とする請求項3に記載のシール装置。
  5. 前記第2の孔は、隣接する2つの前記シールフィンの間に設けられ、
    これら2つのシールフィンの間隔は、前記第2の孔の周囲で狭まっていることを特徴とする請求項3または4に記載のシール装置。
  6. 前記複数のシールフィンは、前記静翼の外周面と、前記回転体の外周面から径方向外側に向かって延在される動翼に面する前記静止体の対向面とに設けられることを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載のシール装置。
  7. 前記複数のシールフィンは、前記回転体の外周面から径方向外側に向かって延在される動翼の外周面と、前記静翼に面する前記回転体の対向面とに設けられることを特徴とする請求項3乃至5のいずれかに記載のシール装置。
  8. 前記第2の孔は、前記シール部材に近い面側の孔径が、対向面側の孔径よりも小さいテーパ状であることを特徴とする請求項2乃至7のいずれかに記載のシール装置。
  9. 前記静止体は、それぞれが軸方向に延在されており、それぞれを円周方向に接合可能な複数の分割構造体を有し、
    前記複数の分割構造体のそれぞれごとに前記第2の孔と前記流体経路とが設けられることを特徴とする請求項2乃至8のいずれかに記載のシール装置。
  10. 前記シール部材は、前記回転体の外周面から径方向外側に向かって延在される動翼に面する前記静止体の対向面と、前記回転体の外周面に面する前記静翼の対向面との少なくとも一方に設けられる内周面側に開口した複数の穴を有する開口部材を有し、
    前記開口部材の少なくとも上流側に前記第2の孔が形成されることを特徴とする請求項2乃至9のいずれかに記載のシール装置。
  11. 空気から酸素を抽出する酸素製造装置と、
    前記酸素製造装置で抽出した酸素と、窒素を含まない燃料と、COとを利用して、COおよび水からなる燃料ガスを生成する燃焼器と、
    前記燃焼器で生成したCOを作動流体として利用して前記回転体を回転させるとともに、COおよび水を排気する請求項1乃至8のいずれかに記載のシール装置を有するCOタービンと、
    前記COタービンの回転体の回転軸の回転駆動力により発電する発電機と、
    前記COタービンから排気されたCOおよび水を冷却する再生熱交換器と、
    前記再生熱交換器で冷却されたCOおよび水をさらに冷却する冷却器と、
    前記冷却器で冷却したCOおよび水を分離して水を除去する湿分分離器と、
    前記湿分分離器で分離されたCOを昇圧する昇圧器と、を備え、
    前記昇圧器で昇圧されたCOの少なくとも一部は、前記再生熱交換器で昇温された後に、前記燃焼器と前記COタービンとに注入される火力発電システム。
JP2012161714A 2012-07-20 2012-07-20 タービンのシール装置および火力発電システム Active JP5865798B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012161714A JP5865798B2 (ja) 2012-07-20 2012-07-20 タービンのシール装置および火力発電システム
US13/783,540 US9777587B2 (en) 2012-07-20 2013-03-04 Seal apparatus of turbine and thermal power system
EP13157966.6A EP2687681B1 (en) 2012-07-20 2013-03-06 Seal apparatus of turbine and thermal power system
CN201310072367.XA CN103573301B (zh) 2012-07-20 2013-03-07 涡轮机的密封装置及火力发电系统

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012161714A JP5865798B2 (ja) 2012-07-20 2012-07-20 タービンのシール装置および火力発電システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014020319A true JP2014020319A (ja) 2014-02-03
JP5865798B2 JP5865798B2 (ja) 2016-02-17

Family

ID=47827026

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012161714A Active JP5865798B2 (ja) 2012-07-20 2012-07-20 タービンのシール装置および火力発電システム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9777587B2 (ja)
EP (1) EP2687681B1 (ja)
JP (1) JP5865798B2 (ja)
CN (1) CN103573301B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016061250A (ja) * 2014-09-19 2016-04-25 株式会社東芝 シール構造およびタービン
WO2018146946A1 (ja) * 2017-02-10 2018-08-16 三菱日立パワーシステムズ株式会社 地熱タービン

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9279340B2 (en) * 2010-03-23 2016-03-08 General Electric Company System and method for cooling gas turbine components
JP6284447B2 (ja) * 2014-06-27 2018-02-28 三菱日立パワーシステムズ株式会社 静翼ユニット及び蒸気タービン
US9938842B2 (en) * 2015-01-20 2018-04-10 United Technologies Corporation Leakage air systems for turbomachines
KR101946184B1 (ko) 2015-01-27 2019-02-08 미츠비시 히타치 파워 시스템즈 가부시키가이샤 회전 기계
WO2016135779A1 (ja) * 2015-02-26 2016-09-01 株式会社 東芝 タービン動翼及びタービン
US10781709B2 (en) * 2018-01-09 2020-09-22 General Electric Company Turbine engine with a seal
JP7029317B2 (ja) * 2018-03-09 2022-03-03 三菱重工業株式会社 回転機械
US10941709B2 (en) * 2018-09-28 2021-03-09 Pratt & Whitney Canada Corp. Gas turbine engine and cooling air configuration for turbine section thereof
FR3106609B1 (fr) * 2020-01-27 2022-06-24 Safran Aircraft Engines Dispositif amélioré de limitation de débit de fuite pour turbines d’aéronef
JP7390920B2 (ja) * 2020-02-14 2023-12-04 三菱重工業株式会社 昇圧装置、二酸化炭素サイクルプラント及びコンバインドサイクルプラント
JP7414580B2 (ja) * 2020-02-26 2024-01-16 東芝エネルギーシステムズ株式会社 タービン
CN111706405B (zh) * 2020-05-12 2021-11-30 中国核动力研究设计院 一种干气密封自冷却结构及方法
CN111706404B (zh) * 2020-05-12 2022-08-30 中国核动力研究设计院 带螺旋冷却结构的超临界二氧化碳干气密封装置及方法
CN111794807B (zh) * 2020-06-24 2022-01-11 中船重工龙江广瀚燃气轮机有限公司 一种燃驱压缩机组用动力涡轮进口导向器

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55123639U (ja) * 1979-02-27 1980-09-02
JPS564723B2 (ja) * 1977-03-16 1981-01-31
JPS57116103A (en) * 1981-01-09 1982-07-20 Hitachi Ltd Preventive device for leakage of working fluid for axial-flow turbine and compressor
JPS6056863U (ja) * 1983-09-27 1985-04-20 三菱重工業株式会社 回転機械用ラビリンスシ−ル装置
JPS63205404A (ja) * 1987-02-20 1988-08-24 Toshiba Corp 軸流タ−ビンの漏洩防止装置
JPH0719005A (ja) * 1993-06-30 1995-01-20 Toshiba Corp ラビリンスシール装置
JPH1047006A (ja) * 1996-07-31 1998-02-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 熱回収式ガスタービン
JPH1047083A (ja) * 1996-07-31 1998-02-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 蒸気冷却ガスタービン
JP2005009441A (ja) * 2003-06-20 2005-01-13 Hitachi Ltd ガスタービン
JP2008309051A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Ihi Corp タービンシュラウドの冷却構造
JP2009203860A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Takeo Tomota 原動機システム
WO2012040214A1 (en) * 2010-09-21 2012-03-29 Palmer Labs, Llc High efficiency power production methods, assemblies, and systems

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3291447A (en) * 1965-02-15 1966-12-13 Gen Electric Steam turbine rotor cooling
IT1063035B (it) * 1975-05-09 1985-02-11 Maschf Augsburg Nuernberg Ag Apparato per la realizzazione del procedimento per elevare il limite dinamico di potenza di turbine a vapore od a gas o di compressori
US4113406A (en) * 1976-11-17 1978-09-12 Westinghouse Electric Corp. Cooling system for a gas turbine engine
JP3260437B2 (ja) * 1992-09-03 2002-02-25 株式会社日立製作所 ガスタービン及びガスタービンの段落装置
US6189892B1 (en) * 1997-04-30 2001-02-20 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. High differential pressure type end rotor seal
JP2003214113A (ja) * 2002-01-28 2003-07-30 Toshiba Corp 地熱タービン
GB0319002D0 (en) * 2003-05-13 2003-09-17 Alstom Switzerland Ltd Improvements in or relating to steam turbines
US7654320B2 (en) * 2006-04-07 2010-02-02 Occidental Energy Ventures Corp. System and method for processing a mixture of hydrocarbon and CO2 gas produced from a hydrocarbon reservoir
US8573940B2 (en) * 2006-07-07 2013-11-05 United Technologies Corporation Interlocking knife edge seals
JP2009085185A (ja) * 2007-10-03 2009-04-23 Toshiba Corp 軸流タービンおよび軸流タービン段落構造
US8052375B2 (en) * 2008-06-02 2011-11-08 General Electric Company Fluidic sealing for turbomachinery
US8079803B2 (en) 2008-06-30 2011-12-20 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Gas turbine and cooling air supply structure thereof
CN102325964B (zh) * 2009-02-25 2015-07-15 三菱日立电力系统株式会社 蒸汽涡轮发电设备的冷却方法及装置
JP5558120B2 (ja) * 2010-01-12 2014-07-23 株式会社東芝 蒸気タービンのロータ冷却装置及びこの冷却装置を備えた蒸気タービン

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS564723B2 (ja) * 1977-03-16 1981-01-31
JPS55123639U (ja) * 1979-02-27 1980-09-02
JPS57116103A (en) * 1981-01-09 1982-07-20 Hitachi Ltd Preventive device for leakage of working fluid for axial-flow turbine and compressor
JPS6056863U (ja) * 1983-09-27 1985-04-20 三菱重工業株式会社 回転機械用ラビリンスシ−ル装置
JPS63205404A (ja) * 1987-02-20 1988-08-24 Toshiba Corp 軸流タ−ビンの漏洩防止装置
JPH0719005A (ja) * 1993-06-30 1995-01-20 Toshiba Corp ラビリンスシール装置
JPH1047006A (ja) * 1996-07-31 1998-02-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 熱回収式ガスタービン
JPH1047083A (ja) * 1996-07-31 1998-02-17 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 蒸気冷却ガスタービン
JP2005009441A (ja) * 2003-06-20 2005-01-13 Hitachi Ltd ガスタービン
JP2008309051A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Ihi Corp タービンシュラウドの冷却構造
JP2009203860A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Takeo Tomota 原動機システム
WO2012040214A1 (en) * 2010-09-21 2012-03-29 Palmer Labs, Llc High efficiency power production methods, assemblies, and systems

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016061250A (ja) * 2014-09-19 2016-04-25 株式会社東芝 シール構造およびタービン
WO2018146946A1 (ja) * 2017-02-10 2018-08-16 三菱日立パワーシステムズ株式会社 地熱タービン
US10935007B2 (en) 2017-02-10 2021-03-02 Mitsubishi Power, Ltd. Geothermal turbine

Also Published As

Publication number Publication date
JP5865798B2 (ja) 2016-02-17
US9777587B2 (en) 2017-10-03
US20140020359A1 (en) 2014-01-23
CN103573301A (zh) 2014-02-12
EP2687681B1 (en) 2022-06-15
EP2687681A2 (en) 2014-01-22
EP2687681A3 (en) 2017-07-26
CN103573301B (zh) 2016-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5865798B2 (ja) タービンのシール装置および火力発電システム
JP5865204B2 (ja) 軸流タービン及び発電プラント
JP2014020509A (ja) シール装置、軸流タービン、および発電プラント
EP2386724A2 (en) Rotary machine with a labyrinth seal with curved teeth
JP6013288B2 (ja) タービン、及び発電システム
JP6186133B2 (ja) タービンシステムの移行ダクト用の重畳シール
US9382810B2 (en) Closed loop cooling system for a gas turbine
EP2246598B1 (en) Packing seal rotor lands
US11187093B2 (en) Face seal assembly with thermal management circuit and an associated method thereof
JP2011085136A (ja) ターボ機械ロータ冷却
JP2013204818A (ja) 楕円クリアランスを備えたブラシシールシステム
US9228588B2 (en) Turbomachine component temperature control
US10641174B2 (en) Rotor shaft cooling
JP2013076341A (ja) 蒸気タービンのシール構造
JP5216802B2 (ja) 2軸式ガスタービンの冷却空気供給構造
JP6637455B2 (ja) 蒸気タービン
JP4413732B2 (ja) 蒸気タービンプラント
JP5909081B2 (ja) ターボ機械のシーリング組立体及びその組立方法
US20140205435A1 (en) Inner casing for steam turbine engine
JP2012067747A (ja) ターボ機械で使用するシーリング組立体及びそれを組立てる方法
JP2016006299A (ja) 封止構造体およびロータ組立体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150813

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150901

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151102

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20151204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20151228

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5865798

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350