JP2014020261A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】多種燃料を用いる内燃機関においてノッキングを回避しつつ熱効率の一層の向上を図るようにした内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】吸気バルブの開閉時期を変更可能なバルブ開閉時期可変機構を備えると共に、インジェクタから噴射された多種燃料を吸気と混合させて生成した混合気を燃焼させて出力を生じる内燃機関の制御装置において、多種燃料のアルコール濃度を検出し(S12)、少なくとも機関回転数と機関出力トルクとからノッキングの発生する確率がしきい値以上か否か判定し(S14)、しきい値以上と判定されるとき、検出されたアルコール濃度に基づいて目標圧縮比(実効圧縮比)を算出し(S18)、算出された目標圧縮比となるようにバルブ開閉時期可変機構を動作させて吸気バルブの閉じ時期を吸気行程の下死点よりも進角させる(S20)。
【選択図】図3

Description

この発明は内燃機関の制御装置に関し、より詳しくはガソリンとアルコール(エタノール)からなる多種燃料を用いる内燃機関の制御装置に関する。
近時、多種燃料を用いる内燃機関の制御装置が種々提案されており、その例として下記の特許文献1から3記載の技術を挙げることができる。特許文献1記載の技術にあっては、燃料のオクタン価を検出し、検出されたオクタン価に基づいて吸気バルブと排気バルブの間のバルブオーバーラップ量と点火時期を変化させるように制御している。
特許文献2記載の技術にあっては、低オクタン価燃料の濃度が増えるとき、吸気バルブの閉じ時期を吸気行程の下死点よりも遅角させ、よって実効圧縮比を低下させてノッキングを回避するように制御している。
特許文献3記載の技術にあっては、アルコール混合燃料のアルコール濃度が低いとき、吸気バルブの閉じ時期を吸気行程の下死点後の領域で遅角させ、同様に実効圧縮比を低下させてノッキングを回避するように制御している。
特開2008−175177号公報 特開2008−106766号公報 特開2010−223068号公報
特許文献1から3記載の技術にあっては上記のように構成することで多種燃料を用いる内燃機関においてノッキングの回避と熱効率の向上を目指しているが、バルブ開閉時期の変更などに関して未だ改良の余地があった。
即ち、圧縮比と膨張比が等しいオットーサイクルでは圧縮比を上げることで理論熱効率は向上するが、ノッキングの発生により圧縮比は制限される。その点で、機械圧縮比を上げる一方、吸気バルブの閉じ時期を遅角させて吸気量を減少させ、実効圧縮比をオットーサイクルと同様に抑えることで、ノッキングを回避しつつ、実質的に熱効率を支配する膨張比(機械圧縮比)を高めるようにしたアトキンソンサイクル(「ミラーサイクル」とも呼ばれる)が知られている。
通常、アトキンソンサイクルでは吸気バルブの閉じ時期を遅角させて一旦吸入した吸気を排出することで吸気量を低減させるように、いわゆる遅閉じアトキンソンで制御される。
特許文献1から3記載の技術もこの遅閉じアトキンソンを利用してノッキングの回避と熱効率の向上を目指しているが、吸気バルブの閉じ時期を遅角させると、開き時期も遅角するため、排気バルブと吸気バルブが共に閉じられる負のオーバーラップによってポンプ損失が増加する。また吸気バルブの閉じ時期を遅角させて一旦吸入した吸気を排出するときに吸気の吹き戻しが生じ、それが吸気脈動となって空燃比の外乱となる。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、多種燃料を用いる内燃機関においてノッキングを回避しつつ熱効率の一層の向上を図るようにした内燃機関の制御装置を提供することにある。
上記の目的を解決するために、請求項1にあっては、吸気バルブの開閉時期を変更可能なバルブ開閉時期可変機構と点火手段とを備えると共に、インジェクタから噴射された多種燃料を吸気と混合させて生成した混合気を燃焼室においてピストンで圧縮し、前記点火手段によって点火・燃焼させて出力を生じる内燃機関の制御装置において、前記多種燃料のアルコール濃度を検出するアルコール濃度検出手段と、少なくとも機関回転数と機関出力トルクとからノッキングの発生する確率がしきい値以上か否か判定するノッキング判定手段と、前記ノッキングの発生する確率がしきい値以上と判定されるとき、前記検出されたアルコール濃度に基づいて目標圧縮比を算出する目標圧縮比算出手段と、前記算出された目標圧縮比となるように前記バルブ開閉時期可変機構を動作させて前記吸気バルブの閉じ時期を吸気行程の下死点よりも進角させる吸気バルブ閉じ時期進角手段を備える如く構成した。
請求項2に係る内燃機関の制御装置にあっては、前記吸気バルブ閉じ時期進角手段によって前記吸気バルブの閉じ時期が進角させられたとき、前記内燃機関の出力が目標出力に到達可能か否か判定する出力判定手段と、前記出力判定手段によって前記出力が前記目標出力に到達可能と判定されない場合、前記アルコール濃度が増加可能か否か判定し、増加可能と判定されるとき、前記アルコール濃度を増加させるアルコール濃度増加手段とを備える如く構成した。
請求項3に係る内燃機関の制御装置にあっては、前記インジェクタが前記多種燃料を噴射する第1インジェクタとアルコールを噴射する第2インジェクタとからなる如く構成した。
請求項4に係る内燃機関の制御装置にあっては、前記第1インジェクタが前記燃焼室内に前記多種燃料を直接噴射するインジェクタからなり、前記第2インジェクタが前記燃焼室の手前の吸気ポートに前記アルコールを噴射するインジェクタからなる如く構成した。
請求項1に係る内燃機関の制御装置にあっては、多種燃料のアルコール濃度を検出し、少なくとも機関回転数と機関出力トルクとからノッキングの発生する確率がしきい値以上か否か判定し、ノッキングの発生する確率がしきい値以上と判定されるとき、検出されたアルコール濃度に基づいて目標圧縮比を算出すると共に、算出された目標圧縮比となるように、吸気バルブの開閉時期を変更可能なバルブ開閉時期可変機構を動作させて吸気バルブの閉じ時期を吸気行程の下死点よりも進角させる如く構成したので、アルコールを燃料に用いることで低燃費かつ高出力の内燃機関を実現することができる。
一方、アルコール濃度に応じて目標圧縮比を算出し、算出された目標圧縮比となるように吸気バルブの閉じ時期を進角させるように構成したので、アルコールの供給が制約される場合でも、アルコール燃料の供給が制約されることによるノッキングの発生を抑制することができる。
また、吸気バルブの閉じ時期を吸気行程の下死点よりも進角させるように構成したので、換言すれば吸気バルブの閉じ時期を遅角させる遅閉じアトキンソンではなく、吸気バルブの閉じ時期を進角させる(以下これを「早閉じアトキンソン」という)ようにしたので、特許文献1から3記載の技術のような不都合が生じることがない。
図10を参照して説明すると、同図(a)に示す通常のオットーサイクル、即ち、圧縮比と膨張比が等しいオットーサイクルにおいて、同図(b)に示す如く、リフト吸気バルブの閉じ時期を遅角させて遅閉じアトキンソンにすると、吸気バルブの閉じ時期の遅角につれて(リフト量を変えない場合には)開き時期も自動的に遅角するため、負のオーバーラップによってポンプ損失が増加すると共に、吸気の吹き戻しが生じ、それが吸気脈動となって空燃比の外乱となる。
それに対し、この発明においては、同図(c)に示す如く、吸気バルブの閉じ時期を進角させる早閉じアトキンソンとしたので、吸気バルブの閉じ時期を進角させることで(リフト量は変えないために)開き時期も自動的に進角するが、正のオーバーラップが増加するのみで悪影響が生じることがない。
即ち、特許文献1から3記載の技術のように、遅閉じアトキンソンにすると、同図(d)に示す如く、網掛け部の負の仕事が増える分、熱効率が悪化するが、同図(e)に示すような早閉じアトキンソンではそのような不都合が起きることがない。
さらに、早閉じアトキンソンを利用することによって低負荷域の熱効率を向上させることができ、アルコールを燃料に用いることとあいまって低燃費かつ高出力のエンジン10を実現することができる。
請求項2に係る内燃機関の制御装置にあっては、吸気バルブの閉じ時期が進角させられたとき、内燃機関の出力が目標出力に到達可能か否か判定し、目標出力に到達可能と判定されない場合、アルコール濃度が増加可能か否か判定し、増加可能と判定されるとき、アルコール濃度を増加させる如く構成したので、上記した効果に加え、アルコール濃度が増加可能と判定される限り、内燃機関の出力を目標出力に到達させることが可能となる。
請求項3に係る内燃機関の制御装置にあっては、インジェクタが多種燃料を噴射する第1インジェクタとアルコールを噴射する第2インジェクタとからなる如く構成したので、上記した効果に加え、ガソリンとアルコールが混合された多種燃料を単一のインジェクタから噴射する場合に比し、所望量のアルコール燃料を確実に機関に供給することができる。
請求項4に係る内燃機関の制御装置にあっては、第1インジェクタが燃焼室内に多種燃料を直接噴射するインジェクタからなり、第2インジェクタが燃焼室の手前の吸気ポートにアルコールを噴射するインジェクタからなる如く構成したので、上記した効果に加え、第1インジェクタが多種燃料を燃焼室内に直接噴射するインジェクタとすることで噴射された多種燃料の潜熱によって異常燃焼を回避できると共に、第2インジェクタがアルコールを吸気ポートに噴射するインジェクタとすることで加圧ポンプなどの部品の精度やコストを下げることができて構成を簡易にすることができる。
以下、添付図面に即してこの発明に係る内燃機関の制御装置を実施するための最良の形態について説明する。
この発明の実施例に係る内燃機関の制御装置を全体的に示す概略図である。 図1に示すECUの動作を機能的に示すブロック図である。 図1に示すECUの動作をより具体的に示すフロー・チャートである。 図3フロー・チャートの処理で言及される、ノッキングの発生確率の算出を示す説明図である。 図3フロー・チャートの処理で言及される、アルコール濃度に対する実効圧縮比の特性を示す説明図である。 図3フロー・チャートの処理で言及される、吸気バルブ閉じ時期に対する実効圧縮比の特性を示す説明図である。 図3フロー・チャートの処理で言及される、吸気バルブ早閉じアトキンソンサイクルの指圧線図である。 図3フロー・チャートの処理で言及される、吸気バルブ閉弁タイミンングを示す説明図である。 図3フロー・チャートの処理の効果を示す説明図である。 図1に示す装置におけるオットーサイクルとアトキンソンの相違を説明する説明図である。
図1はこの発明の実施例に係る内燃機関の制御装置を全体的に示す概略図である。
図1において、符号10は、車両(図示せず)に搭載される、4気筒(シリンダ)4サイクルの内燃機関(1気筒のみ図示。以下「エンジン」という)を示す。エンジン10において、エアクリーナ(図示せず)から吸入される吸気は吸気管12を流れ、スロットルバルブ14で流量を調節されて吸気マニホルド16を流れ、2個の吸気バルブ(1個のみ図示)20が開弁(開放)されるとき、燃焼室22に流入する。
スロットルバルブ14は、車両運転席床面に配置されたアクセルペダル24との機械的な接続を絶たれ、DBW(Drive By Wire)機構26で開閉が制御される。即ち、スロットルバルブ14はアクチュエータ(電動モータ)26aに接続され、アクチュエータ26aで駆動されて開閉する。
燃焼室22を臨む位置には第1インジェクタ(燃料噴射弁)30が配置されると共に、吸気バルブ20の手前の吸気ポート16aには第2インジェクタ(燃料噴射弁)32が配置される。
第1インジェクタ30には、メイン燃料タンク34に貯留される多種燃料がタンク内部に配置されたメイン燃料ポンプ34aで汲み上げられ、燃料供給管36を介して圧送される。第1インジェクタ30は圧送された多種燃料を燃焼室22に直接噴射する。以下、第1インジェクタ30を「直噴インジェクタ」ともいう。
多種燃料としては、ガソリンとエタノール(エチルアルコール)の混合燃料、具体的にはガソリン90%とエタノール10%の混合燃料(E10)などのアルコール濃度が比較的低い燃料の使用が予定される。
他方、メイン燃料タンク34に貯留される多種燃料はサブ燃料ポンプ34bで汲み上げられて管路40を介して気液分離装置42に送られ、そこで加熱・冷却されてアルコール成分とその他の成分に分離・抽出される。
分離されたアルコール成分は一定範囲のアルコール濃度を備えたアルコール燃料としてサブ燃料タンク44に貯留されると共に、その他の成分は管路46を介してメイン燃料タンク34に戻される。サブ燃料タンク44に貯留されるアルコール燃料はタンク内部に配置された燃料ポンプ44aで汲み上げられ、燃料供給管50を介して第2インジェクタ32に圧送される。
第2インジェクタ32は圧送されたアルコール燃料を吸気ポート16aに噴射する。以下、第2インジェクタ32を「ポートインジェクタ」ともいう。噴射されたアルコール燃料は吸気バルブ20が開弁されたとき、燃焼室22に流入する。
直噴インジェクタ30あるいはポートインジェクタ32は、ドライバ(駆動回路。図2に示す)52を通じてECU(Electronic Control Unit。電子制御ユニット)54に電気的に接続され、ECU54から開弁(開放)時間を示す駆動信号がドライバ52を通じて供給されると開弁し、開弁時間に応じた燃料を燃焼室22あるいは吸気ポート16aに噴射する。噴射された燃料は、流入した空気と混合して混合気を生成する。
燃焼室22には点火プラグ56が配置される。点火プラグ56はイグナイタなどからなる点火装置60に接続される。点火装置60はECU54からドライバ52を介して点火信号が供給されると、点火プラグ56の電極間に火花放電を生じさせる。混合気はそれによって着火されて燃焼し、燃焼室22の内部に摺動自在に収容されるピストン62を下方に駆動する。
燃焼室22が形成されるシリンダブロック64の内部には、ピストン62に接続され、ピストン62の上下運動を回転運動に変換するクランクシャフト(図示せず)が収容される。
燃焼によって生じた排気(排ガス)は、2個の排気バルブ(1個のみ図示)70が開弁するとき、排気ポート72を通って排気マニホルド74から排気管76に流れる。排気管76には触媒装置(図示せず)が配置され、排気は触媒装置でHC,CO,NOxなどの有害成分を除去されてエンジン外の大気に放出される。
シリンダヘッド64aにはバルブ開閉時期可変機構(以下「VTC」という)80が設けられる。VTC80は油圧を介してカムシャフトを駆動してクランクシャフトに対するカムシャフトの位相角として規定される、吸気バルブの燃焼室を開閉する時期を変更可能な油圧モータからなる。尚、VTC80に加え、吸気カム80bの開閉位相角とリフト量を複数のカム(カム)に従って変更可能な機構を備えても良い。
尚、エンジン10の出力は自動変速機に送られ、そこで変速されて駆動輪に伝達されるが、自動変速機などの図示は省略する。
エンジン10のカムシャフトの付近にはパルサと磁気ピックアップとからなるクランク角センサ82が配置され、気筒判別信号と、各気筒のTDC(上死点)あるいはその付近のクランク角度を示すTDC信号と、TDC信号を細分してなるCRK信号を出力する。
エアクリーナの付近には温度検出素子を備えたエアフローメータ84が配置され、エアクリーナから吸入される空気(吸気)量Qと吸気温度TAに応じた信号を出力する。
吸気管12においてスロットルバルブ14の下流にはMAPセンサ86が配置され、吸気管内圧力PBAを絶対圧で示す信号を出力すると共に、DBW機構26にはスロットル開度センサ90が配置され、スロットルバルブ14の位置(スロットル開度TH)に応じた信号を出力する。
エンジン10のクランクケース64aに形成された冷却水通路(図示せず)には水温センサ92が配置されてエンジン冷却水温(エンジン温度)TWに応じた信号を出力すると共に、その付近にはノッキングセンサ94が配置され、ノッキングに起因してエンジン10に生じる振動に応じた信号を出力する。
排気系において触媒装置の上流にはA/Fセンサ(広域空燃比センサ)96が配置され、理論空燃比からリッチあるいはリーンに至るまでの広い範囲において排気中の酸素濃度、換言すれば実際の空燃比KACTを示す信号を出力する。
メイン燃料タンク34と気液分離装置40を接続する管路40にはアルコールセンサ100が配置されて管路40を流れる多種燃料、より具体的にはメイン燃料タンク34に貯留される多種燃料のアルコール濃度を示す信号を出力すると共に、サブ燃料タンク44にはレベルセンサ102が配置され、サブ燃料タンク44に貯留されるアルコール燃料のレベル(液面高さ)、換言すればアルコール燃料の残量を示す信号を出力する。
アクセルペダル24の付近にはアクセル開度センサ104が設けられ、運転者のアクセルペダル踏み込み量を示すアクセル開度APに応じた信号を出力する。ドライブシャフト(図示せず)の付近には車速センサ106が設けられ、ドライブシャフトの所定角回転当たりにパルス信号を出力する。
上記したセンサ群の出力は、ECU54に入力される。ECU54はマイクロコンピュータからなり、CPU,ROM,RAM,I/Fなどを備える。ECU54は入力信号の内、クランク角センサ82の出力(CRK信号)と車速センサ106の出力の時間間隔を計測してエンジン回転数NEと車速Vを算出(検出)する。
図2はECU54の動作を機能的に示すブロック図である。
ECU54においてCPU54aはI/F54bを介して入力されたセンサ出力に基づき、算出部54a1においてエンジン回転数NEとエンジン負荷から適宜な特性(マップ)を検索してエンジン10に供給すべき燃料噴射量TOUTを算出する。
即ち、CPU54aはエンジン回転数NEとエンジン負荷に応じて基本燃料噴射量TIMを算出すると共に、検出された空燃比KACTを目標空燃比KCMDに制御する空燃比フィードバック制御においてそれらの偏差に応じて空燃比補正係数(空燃比フィードバック補正係数)KAFを算出し、さらにアルコール濃度補正係数(アルコール濃度学習値)KREFBSなどのその他の補正係数を算出して基本燃料噴射量を補正することで、燃料噴射量TOUTを算出する。
CPU54aは、算出された燃料噴射量TOUTに基づき、直噴インジェクタ30を駆動する。アルコール濃度補正係数は空燃比補正係数KAFを用いて学習され、アルコール濃度が学習される。
尚、この実施例ではアルコールセンサ100が設けられていることから、上記したアルコール濃度補正係数(アルコール濃度学習値)KREFBSなどを用いることなく、アルコールセンサ100の出力から燃料噴射量TOUTを算出するようにしても良い。
CPU54aはさらに、目標位相算出部54a2においてVTC80の吸気カム80bの目標位相角、即ち、吸気バルブ20の開閉時期を算出(設定)し、算出された目標位相角となるようにVTC80のアクチュエータを駆動すると共に、点火時期算出部54a3においてエンジン回転数NEとエンジン負荷に応じてエンジン10に供給すべき点火時期IGを算出し、それに基づいて点火装置60を介した点火プラグ56による点火を制御する。
CPU54aはさらにスロットル開度算出部54a4において目標スロットル開度THDを算出する。CPU54aは先ず要求トルクPCMDを以下のように算出する。
PCMD=k・PSE/NE
上記でk:定数、PSE:アクセル開度APとエンジン回転数NEから予め設定された特性(マップ)を検索して得られるエンジン10の要求出力を示す。
次いでCPU54aは、算出された要求トルクPCMDとなるように目標スロットル開度THDを決定し、決定された目標スロットル開度THDとなるようにDBW機構26のアクチュエータを駆動する。
図3は上記したECU54の動作をより具体的に示すフロー・チャートである。
以下説明すると、S10において検出されたエンジン回転数NEと算出された要求トルクPCMDを読み込み、S12に進み、現在使用している(メイン燃料タンク34に貯留されている)多種燃料のアルコール濃度を検出する。即ち、アルコールセンサ100の出力からメイン燃料タンク34に貯留される多種燃料のアルコール濃度を検出する。
次いでS14に進み、ノッキング発生確率(ノッキングが発生する確率)がしきい値以上か否か判断する。ノッキング発生確率は図4に示す特性(マップ)をエンジン回転数NEとエンジントルクとで検索して得られる値(例えば点a)を意味する。
従ってS14の判断は検索して得られる値(例えば点a)をしきい値bと比較してそれ以上か否かを判断することで行う。S14の判断に際しては、S10で読み込まれた要求トルクPCMDから該当するしきい値bを選択し、それと検索値を比較することで行う。
図3フロー・チャートの説明に戻ると、S14で否定されてノッキング発生確率がしきい値以上ではないと判断されるときはS16に進み、VTC80の吸気カム80bの目標位相角を通常の位相角(換言すればエンジン10が通常の(圧縮比と膨張比が等しい)オットーサイクルの圧縮比で運転されるバルブ開閉時期に対応する位相角)に設定し、その位相角となるようにVTC80を動作させる。
一方、S14で肯定されてノッキング発生確率がしきい値以上と判断されるときはS18に進み、ノッキングの発生しない圧縮比を選択する。即ち、S12で検出されたアルコール濃度に基づいて図5に示す特性(マップ)を検索して実効圧縮比を選択、換言すれば目標圧縮比として算出する。
次いでS20に進み、S18で選択された実効圧縮比(目標圧縮比)となる(下げる)ようにVTC80の吸気カム80bの目標位相角を設定する。即ち、VTC80を動作させて吸気バルブ20の閉弁時期を進角させて早閉じアトキンソンのバルブ開閉時期に変更する。
図7にその早閉じアトキンソンの特性を、オットーサイクル(破線)に対比させて示す。
より具体的には、S18で選択された実効圧縮比に基づいて図6に示す特性(マップ)を検索して吸気バルブ20の閉じ時期を、ABDC−80度からABDC−20度の間の任意の値に設定する。
図8に吸気バルブ20(と排気バルブ70)の開閉時期を示す。S20の処理においては吸気バルブ20の閉じ時期を、ABDC−80度(ATDC100度)からABDC−20度(ATDC160度)の間の任意の値に設定し、換言すれば吸気行程の下死点BDCよりも進角するように設定する。
図3フロー・チャートの説明に戻ると、次いでS22に進み、エンジン10の出力が目標出力に到達可能か否か判断し、肯定されるときは以降の処理をスキップする。
他方、S22で否定されて目標出力に到達可能と判定されないときはS24に進み、アルコール残量を検出する。即ち、レベルセンサ102の出力からサブ燃料タンク44に貯留されるアルコール燃料の残量を検出する。
次いでS26に進み、検出されたアルコール燃料の残量が所定値以上、換言すればエンジン10に供給可能な程度以上か否か判断し、肯定されるときはS28に進み、サブ燃料タンク44に貯留されるアルコール燃料をポートインジェクタ32から吸気ポート16aに噴射させる(換言すればエンジン10に供給される燃料のアルコール濃度を増加させる)。次いでS12に進み、上記した処理を繰り返す。
一方、S26で否定されるときはS30に進み、点火時期を調整してノッキングの起こらない条件でエンジン10を運転する。即ち、ノッキングセンサ94の出力に基づいてノッキングが発生しないように点火時期を制御する。
図9は上記した処理の効果を示す説明図である。
多種燃料としてアルコール濃度が比較的低いE10エタノール燃料を使用したとしても、図3フロー・チャートのS14でノッキングの発生確率がしきい値以上と判断されるときはS18に進み、エンジン10を上記した早閉じアトキンソンで駆動して実効圧縮比を下げることにより、(しきい値以上ではないと判断されてS16に進んで通常のオットーサイクルで運転する場合に比し、)ノッキングを回避しつつ、点火時期を遅角することなく、エンジン10を高い熱効率で燃焼させることが可能となることが、同図から見てとれよう。
即ち、吸気を圧縮する容積比(圧縮比)と膨張比が等しいオットーサイクルでは圧縮比を上げるほど熱効率が上昇するが、通常のガソリンエンジンでは圧縮比を上げ過ぎるとノッキングが発生してしまう。またポンプ損失は負荷が低下するにつれて増大することから、低負荷域での熱効率は高負荷域に比して低い。
その点で、特許文献1から3記載の技術の如く、機械圧縮比を上げる一方、吸気バルブ閉じ時期を遅らせて吸気量を減少させ、実効圧縮比をオットーサイクルと同様に抑えることで、ノッキングを回避しつつ、実質的に熱効率を支配する膨張比(機械圧縮比)を高めるようにしたアトキンソンサイクルが利用される。しかしながら、通常の遅閉じアトキンソンでは、図10を参照して説明したように負のオーバーラップによってポンプ損失が増加すると共に、吸気の吹き戻しが生じ、それが吸気脈動となって空燃比の外乱となる。
それに対し、この実施例においては、同図(c)に示す如く、吸気バルブ20の閉じ時期を進角させる早閉じアトキンソンとしたので、吸気バルブ20の閉じ時期を進角させることで開き時期も自動的に進角するが、正のオーバーラップが増加するのみであるため、ポンプ損失の増加や空燃比の外乱となる悪影響が生じることがない。
従って、この早閉じアトキンソンを利用することによって低負荷域の熱効率を向上させることができ、アルコールを燃料に用いることとあいまって低燃費かつ高出力のエンジン10を実現することができる。尚、図9で「負荷率」は全開スロットル開度(WOT)に対する割合を意味する。
上記した如く、この実施例にあっては、吸気バルブ20の開閉時期(位相角)を変更可能なバルブ開閉時期可変機構(VTC)80と点火手段(点火装置60、点火プラグ56)とを備えると共に、インジェクタ(直噴インジェクタ)32から噴射された多種燃料を吸気と混合させて生成した混合気を燃焼室22においてピストン62で圧縮し、前記点火手段によって点火・燃焼させて出力を生じる内燃機関(エンジン)10の制御装置において、前記多種燃料のアルコール濃度を検出するアルコール濃度検出手段(アルコールセンサ100,ECU54,S12)と、少なくとも機関回転数(エンジン回転数)NEと機関出力トルク(エンジントルク)とからノッキングの発生する確率がしきい値以上か否か判定するノッキング判定手段(ECU54,S14)と、前記ノッキングの発生する確率がしきい値以上と判定されるとき、前記検出されたアルコール濃度に基づいて目標圧縮比(実効圧縮比)を算出する目標圧縮比算出手段(ECU54,S18)と、前記算出された目標圧縮比となるように前記バルブ開閉時期可変機構を動作させて前記吸気バルブの閉じ時期を吸気行程の下死点よりも進角させる吸気バルブ閉じ時期進角手段(ECU54,S20)を備える如く構成したので、アルコールを燃料に用いることで低燃費かつ高出力のエンジン10を実現することができる。
一方、アルコール濃度に応じて目標圧縮比(実効圧縮比)を算出し、算出された目標圧縮比となるように吸気バルブ20の閉じ時期を進角させるように構成したので、アルコールの供給が制約される場合でも、アルコール燃料の供給が制約されることによるノッキングの発生を抑制することができる。
また吸気バルブの閉じ時期を吸気行程の下死点よりも進角させるように構成したので、換言すれば吸気バルブの閉じ時期を遅角させる遅閉じアトキンソンではなく、吸気バルブの閉じ時期を進角させる早閉じアトキンソンにしたので、図10を参照して説明した如く特許文献1から3記載の技術のようなポンプ損失の増加や空燃比の外乱となる不都合が生じることがない。
さらに、早閉じアトキンソンを利用することによって低負荷域の熱効率を向上させることができ、アルコールを燃料に用いることとあいまって低燃費かつ高出力のエンジン10を実現することができる。
また前記吸気バルブ閉じ時期進角手段によって前記吸気バルブ20の閉じ時期が進角させられたとき、前記内燃機関の出力が目標出力に到達可能か否か判定する出力判定手段と(ECU54,S22)、前記出力判定手段によって前記出力が前記目標出力に到達可能と判定されない場合、前記アルコール濃度が増加可能か否か判定し、増加可能と判定されるとき、前記アルコール濃度を増加させるアルコール濃度増加手段(ECU54,S24からS28)とを備える如く構成したので、上記した効果に加え、アルコール濃度が増加可能と判定される限り、エンジン10の出力を目標出力に到達させることが可能となる。
また前記インジェクタが前記多種燃料を噴射する第1インジェクタ(直噴インジェクタ)30と前記アルコールを噴射する第2インジェクタ(ポートインジェクタ)32とからなる如く構成したので、上記した効果に加え、ガソリンとアルコールが混合された燃料を単一のインジェクタから噴射する場合に比し、所望量のアルコール燃料を確実にエンジン10に供給することができる。
また前記第1インジェクタが前記燃焼室22内に前記多種燃料を直接噴射するインジェクタ30からなり、前記第2インジェクタが前記燃焼室22の手前の吸気ポート16にアルコールを噴射するインジェクタ32からなる如く構成したので、上記した効果に加え、第1インジェクタ30がガソリンを主成分とする多種燃料を燃焼室22内に直接噴射するインジェクタとすることで噴射された多種燃料のガソリン潜熱によって異常燃焼を回避できると共に、第2インジェクタ32がアルコールを吸気ポート16aに噴射するインジェクタとすることで加圧ポンプなどの部品の精度やコストを下げることができて構成を簡易にすることができる。
尚、上記において、メイン燃料タンク34にアルコール燃料を含む多種燃料、サブ燃料タンク44にアルコール燃料を貯留するようにしたが、メイン燃料タンク34にガソリン燃料、サブ燃料タンク44にアルコール燃料を貯留するようにしても良い。
10 内燃機関(エンジン)、14 スロットルバルブ、20 吸気バルブ、22 燃焼室、26 DBW機構、30 第1(直噴)インジェクタ、32 第2(ポート)インジェクタ、34 メイン燃料タンク、42 気液分離装置、44 サブ燃料タンク、54 ECU(電子制御ユニット)、56 点火プラグ(点火手段)、60 点火装置(点火手段)、80 VTC(バルブ開閉時期可変機構)、82 クランク角センサ、84 エアフローメータ、86 MAPセンサ、90 スロットル開度センサ、96 A/Fセンサ、100 アルコールセンサ、102 レベルセンサ、104 アクセル開度センサ

Claims (4)

  1. 吸気バルブの開閉時期を変更可能なバルブ開閉時期可変機構と点火手段とを備えると共に、インジェクタから噴射された多種燃料を吸気と混合させて生成した混合気を燃焼室においてピストンで圧縮し、前記点火手段によって点火・燃焼させて出力を生じる内燃機関の制御装置において、前記多種燃料のアルコール濃度を検出するアルコール濃度検出手段と、少なくとも機関回転数と機関出力トルクとからノッキングの発生する確率がしきい値以上か否か判定するノッキング判定手段と、前記ノッキングの発生する確率がしきい値以上と判定されるとき、前記検出されたアルコール濃度に基づいて目標圧縮比を算出する目標圧縮比算出手段と、前記算出された目標圧縮比となるように前記バルブ開閉時期可変機構を動作させて前記吸気バルブの閉じ時期を吸気行程の下死点よりも進角させる吸気バルブ閉じ時期進角手段を備えたことを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記吸気バルブ閉じ時期進角手段によって前記吸気バルブの閉じ時期が進角させられたとき、前記内燃機関の出力が目標出力に到達可能か否か判定する出力判定手段と、前記出力判定手段によって前記出力が前記目標出力に到達可能と判定されない場合、前記アルコール濃度が増加可能か否か判定し、増加可能と判定されるとき、前記アルコール濃度を増加させるアルコール濃度増加手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記インジェクタが前記多種燃料を噴射する第1インジェクタとアルコールを噴射する第2インジェクタとからなることを特徴とする請求項1または2記載の内燃機関の制御装置。
  4. 前記第1インジェクタが前記燃焼室内に前記多種燃料を直接噴射するインジェクタからなり、前記第2インジェクタが前記燃焼室の手前の吸気ポートに前記アルコールを噴射す
    るインジェクタからなることを特徴とする請求項3記載の内燃機関の制御装置。
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