JP2014020243A - 横断流送風装置 - Google Patents

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JP2014020243A JP2012158346A JP2012158346A JP2014020243A JP 2014020243 A JP2014020243 A JP 2014020243A JP 2012158346 A JP2012158346 A JP 2012158346A JP 2012158346 A JP2012158346 A JP 2012158346A JP 2014020243 A JP2014020243 A JP 2014020243A
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孝 杉尾
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Abstract

【課題】風量増加と騒音低減を図った横断流送風装置を提供する。
【解決手段】吸込口7と吹出口4とを連通する送風路17に設けた羽根車1の前後に配された第一スタビライザ2及びリアガイダ3と、第一スタビライザ2とは反対側の位置でかつリアガイダ3の上部に配された第二スタビライザ11とを備え、第一スタビライザ2の近傍から第二スタビライザ11の近傍にわたり羽根車1を取り囲む熱交換器12、12Aが配され、第二スタビライザ11は、羽根車1に隣接して羽根車1の回転軸(図示せず)と平行に配置されると共には、近傍の熱交換器12Aと羽根車1との間に配置された板状の構造で、かつ熱交換器12Aに向かって突き出す突起13を有するもので、第二スタビライザ11と熱交換器12A間を上昇してきた流れを突起13で抑制し、羽根車1内部の第二スタビライザ11側にできる循環を小さくして、風量増加、騒音低減が図れる。
【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和機などに用いられる横断流送風装置に関するものである。
従来、この種の横断流送風装置は、図3のような構成になっている(例えば、特許文献1参照)。図3は、前記特許文献1に記載された従来の横断流送風装置の断面図である。
図3において、従来の横断流送風装置は、複数のブレード1aとこのブレード1aを支持する支持板1bからなる羽根車1を備え、その羽根車1を中心としてその前後に第一スタビライザ2およびリアガイダ3があり、リアガイダ3の上部には第二スタビライザ11がある。第一スタビライザ2は、羽根車1に隣接して羽根車1の回転軸(図示せず)と実質的に平行に配置されている。第二スタビライザ11は、羽根車1を挟んで第一スタビライザ2とは反対側の位置に、羽根車1に隣接して羽根車1の回転軸と実質的に平行に配置されている。
熱交換器12、12Aは、第一スタビライザ2の近傍から第二スタビライザ11近傍にわたり、羽根車1を周方向から取り囲むようにして配置されている。第二スタビライザ11は、第二スタビライザ11近傍の熱交換器12Aと羽根車1との間に配置され、近傍で発生する羽根車1の後方の循環10を安定的に保持するように、所定の長さを有するとともに、その熱交換器12Aと実質的に平行に配置されている。
羽根車1が回転すると、空気が吸込口7から吸引され、吹出口4から外部に排出される。このように、第二スタビライザ11に後方の循環10を安定させる役割を持たせるように設計することで、横断流送風装置の空気の流れを安定させることができ、騒音を低下させることも可能である。
なお、一般には、横断流送風装置におけるスタビライザとは、前方の循環5を安定させる機能を有する、上記第一スタビライザ2を指すが、上述のようにリアガイダ3の上部についても、第一スタビライザ2と類似の機能を有するため、本明細書では、この部分を第二スタビライザ11と呼んで、説明をする。
特開平11−83061号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたような従来の横断流送風装置においては、第二スタビライザ11のサイズの最適化については述べられているが、形状と後方の循環10の関連についての記載は不十分であり、後方の循環10を適切に制御して、乱れを抑制しながら、十分に風量増加と騒音低減を図ることは出来なかった。
本発明は、従来技術の有するこのような課題に鑑みてなされたものであり、第二スタビライザ付近の流れを理解することによって、より後方の循環を単純な形状とし、十分な風量増加と騒音低減を実現できる横断流送風装置を提供することを目的としている。
上記従来の課題を解決するために、本発明の横断流送風装置は、吸込口と吹出口とを連通する送風路と、前記送風路に設けられ複数のブレードとこのブレードを支持する支持板からなる羽根車と、前記羽根車を中心としてその前後に配された第一スタビライザ及びリアガイダと、前記リアガイダの上部に配された第二スタビライザとを備え、前記第一スタビライザの近傍から前記第二スタビライザの近傍にわたり前記羽根車を周方向から取り囲むように熱交換器が配され、前記第二スタビライザは、前記羽根車を挟んで前記第一スタビライザとは反対側の位置に、前記羽根車に隣接して前記羽根車の回転軸と実質的に平行に配置され、さらに、前記第二スタビライザは、前記第二スタビライザ近傍の前記熱交換器と前記羽根車との間に配置された板状の構造で、かつ前記近傍の前記熱交換器に向かって突き出す突起を有するもので、第二スタビライザと近傍の熱交換器間を上昇してきた流れを突起の部分で抑制し、第二スタビライザの上端を迂回して羽根車に入る流れを下方向に曲げるように誘導し、羽根車内部の第二スタビライザ側にできる循環を小さくして、羽根車を横断する流路を拡げることで、風量増加、騒音低減を図ることができる。
本発明の横断流送風装置は、羽根車内部の第二スタビライザ側にできる循環を小さくすることで、羽根車を横断する流路が拡がり、風量増加、騒音低減を図ることができる。
本発明の実施の形態1における横断流送風装置の断面を示す図 同横断流送風装置の要部拡大図及び流れを示す模式図 従来の横断流送風装置の断面図
第1の発明は、吸込口と吹出口とを連通する送風路と、前記送風路に設けられ複数のブレードとこのブレードを支持する支持板からなる羽根車と、前記羽根車を中心としてその前後に配された第一スタビライザ及びリアガイダと、前記リアガイダの上部に配された第二スタビライザとを備え、前記第一スタビライザの近傍から前記第二スタビライザの近傍にわたり前記羽根車を周方向から取り囲むように熱交換器が配され、前記第二スタビライザは、前記羽根車を挟んで前記第一スタビライザとは反対側の位置に、前記羽根車に隣接して前記羽根車の回転軸と実質的に平行に配置され、さらに、前記第二スタビライザは、前記第二スタビライザ近傍の前記熱交換器と前記羽根車との間に配置された板状の構造で、かつ前記近傍の前記熱交換器に向かって突き出す突起を有するもので、第二スタビライザと近傍の熱交換器間を上昇してきた流れを突起の部分で抑制し、第二スタビライザの上端を迂回して羽根車に入る流れを下方向に曲げるように誘導し、羽根車内部の第二スタビライザ側にできる循環を小さくして、羽根車を横断する流路を拡げることで、風量増加、騒音低減を図ることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の第二スタビライザの上端面は、羽根車側の角を切り落とした鋭角形状をしているもので、第二スタビライザの上方から羽根車内へ流れる吸込み流れをより下方に誘導することが出来るので、一層の風量増加、騒音低減を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における横断流送風装置の断面図、図2は、同横断流送風装置の要部拡大図及び流れを示す模式図である。なお、上記従来の横断流送風装置と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
図1、2において、本実施の形態に係る横断流送風装置は、複数のブレード1aと、このブレード1aを支持する支持板1bからなる羽根車1を備え、その羽根車1の中心として、その前後に、各々、第一スタビライザ2とリアガイダ3が設けられており、リアガイダ3の上部には、第二スタビライザ11が配され、この構成によって、吸込口7と吹出口4を連通する送風路17内で風の流れが形成されるとともに、循環5、10が形成される。
前記第一スタビライザ2は、羽根車1から所定の寸法(ここでは羽根車1の直径の3〜6%)離れて隣接して羽根車1の回転軸(図示せず)と実質的に平行に配置され、羽根車1の外周とほぼ同心円を成す。前記第二スタビライザ11は、さらに羽根車1を挟んで第一スタビライザ2とは反対側の位置に、かつ羽根車1から所定の寸法(ここでは最短の位置で羽根車1の直径の3〜6%)離れて隣接して羽根車1の回転軸と実質的に平行に配置され、上方に行くに従って羽根車1の外周と離れていく、略平板形状を成している。
また、熱交換器12、12Aは、第一スタビライザ2の近傍から第二スタビライザ11近傍にわたり、羽根車1を周方向から取り囲むようにして配置されている。前記第二スタビライザ11は、第二スタビライザ11の近傍の熱交換器12Aと羽根車1との間に配置されている。
さらに、第二スタビライザ11の、第二スタビライザ近傍の熱交換器12A側の面には、第二スタビライザ11の近傍の熱交換器12A側に向かって突き出す突起13が設けられる。また、第二スタビライザ11の上端面14は、羽根車1側の角を切り落とした鋭角形状をしている。
次いで、第二スタビライザ11近傍の流れを模式図にした図2をもとに、作用を説明する。図2において、破線矢印は、従来の横断流送風装置の場合の空気の流れ、実線は、本実施の形態における横断流送風装置の場合の空気の流れを表す。
横断流送風装置においては、羽根車1の中央を横断して吸込口7から吹出口4に向かう主流部分の前後に循環5、10が形成されるが、この循環5、10の領域が小さいほど上記の主流部分の流路幅が広くなり、風量が増加し、騒音が低下するという傾向がある。
また、第二スタビライザ11の上端部付近の小さい流れを調べると、吸込口7から第二スタビライザ11の近傍の熱交換器12Aを通過して直接羽根車1に入る吸込み流れSがあり、第二スタビライザ11と第二スタビライザ11の近傍の熱交換器12Aの下部の間の隙間を上昇してきた洩れ流れLがある。
第二スタビライザ11において、第二スタビライザ11近傍の熱交換器12A側の面には、第二スタビライザ11の近傍の熱交換器12A側に向かって突き出す突起13が設けることで、第二スタビライザ11と第二スタビライザ11の近傍の熱交換器12Aの下部の間の隙間を上昇してきた洩れ流れLを弱めることができるので、第二スタビライザ11の上方から羽根車1内へ流れる吸込み流れをより下方に誘導することができる。
さらに、第二スタビライザ11の上端面14を羽根車1側角を切り落とした鋭角形状とすることで、よりいっそう、第二スタビライザ上方から羽根車1内へ流れる吸込み流れをより下方に誘導する。
これらの小さい流れの方向を変えることで、結果的に循環10は図2のように小型化し、主流部分の流路幅が広くなり、風量が増加し、騒音が低下する。
本発明に係る横断流送風装置は低騒音大風量が実現できるので、空気調和機、扇風機、複写機等に有用である。
1 羽根車
1a ブレード
1b 支持板
2 第一スタビライザ
3 リアガイダ
4 吹出口
5、10 循環
7 吸込口
11 第二スタビライザ
12、12A 熱交換器
13 突起
14 上端面
17 送風路

Claims (2)

  1. 吸込口と吹出口とを連通する送風路と、前記送風路に設けられ複数のブレードとこのブレードを支持する支持板からなる羽根車と、前記羽根車を中心としてその前後に配された第一スタビライザ及びリアガイダと、前記リアガイダの上部に配された第二スタビライザとを備え、前記第一スタビライザの近傍から前記第二スタビライザの近傍にわたり前記羽根車を周方向から取り囲むように熱交換器が配され、前記第二スタビライザは、前記羽根車を挟んで前記第一スタビライザとは反対側の位置に、前記羽根車に隣接して前記羽根車の回転軸と実質的に平行に配置され、さらに、前記第二スタビライザは、前記第二スタビライザ近傍の前記熱交換器と前記羽根車との間に配置された板状の構造で、かつ前記近傍の前記熱交換器に向かって突き出す突起を有することを特徴とする横断流送風装置。
  2. 第二スタビライザの上端面は、羽根車側の角を切り落とした鋭角形状をしていることを特徴とする請求項1に記載の横断流送風装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105387592A (zh) * 2014-09-01 2016-03-09 日立空调·家用电器株式会社 空调机
WO2023182025A1 (ja) * 2022-03-22 2023-09-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 空気調和機

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