JP2014019530A - エレベーター用音響装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】エレベーターの構造体を音響体として利用することで、コストが低減され、また構造体が吊天井の場合には、エレベーターの利用状況(立ち位置、会話、混雑具合等)や乗客の身体(性別、年齢、身長、健康状態など)によらず、安定したアナンス効果が得られるエレベーター用音響装置を得る。
【解決手段】この発明に係るエレベーター用音響装置20は、乗客に面して設けられたエレベーターの吊天井3と、この吊天井3の乗客に面した面と反対側の面側に設けれ、吊天井3を振動させる圧電セラミックスで構成された振動子21と、を備え、吊天井3は、振動により音源となる音響体である。
【選択図】図2
【解決手段】この発明に係るエレベーター用音響装置20は、乗客に面して設けられたエレベーターの吊天井3と、この吊天井3の乗客に面した面と反対側の面側に設けれ、吊天井3を振動させる圧電セラミックスで構成された振動子21と、を備え、吊天井3は、振動により音源となる音響体である。
【選択図】図2
Description
この発明は、エレベーターの構造体を音響体とするエレベーター用音響装置に関する。
従来のエレベーター用音響装置として、かご操作盤組込みスピーカ、壁組込みスピーカ、天蓋上や天井内部に設けたスピーカ等が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来のエレベーター用音響装置は、エレベーターに個別に取付けられたスピーカであり、コストが嵩むという問題点があった。
この発明は、かかる問題点を解決することを課題とするものであって、エレベーターの構造体を音響体として利用することで、コストが低減されたエレベーター用音響装置を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベーター用音響装置は、エレベーターの構造体と、
この構造体に設けられた、構造体を振動させる振動子と、を備え、
前記構造体は、振動により音源となる音響体である。
この構造体に設けられた、構造体を振動させる振動子と、を備え、
前記構造体は、振動により音源となる音響体である。
この発明のエレベーター用音響装置は、エレベーターの構造体を振動により音源となる音響体として利用することで、コストを低減することができる。
以下、この発明の各実施の形態のエレベーター用音響装置について図に基づいて説明するが、各図において、同一、または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1は、エレベーターにおいて、この発明の各実施の形態のエレベーター用音響装置20,40,50,60の部位を示す概略構成図であり、図2(a)は、図1に示された実施の形態1のエレベーター用音響装置20を示す断面図である。
図1に示されたエレベーターは、床1上を四方で囲った壁6と、壁6の上部を覆った天蓋2と、天蓋2に吊り下げられた吊天井3と、開閉可能なかご側扉8と、このかご側扉8に対向して設けられかご側扉8と連動して開閉可能な乗場側扉9と、壁6に取り取付けられた、鏡や広告用パネルであるパネル4と、を備えている。
ここで、床1、壁6、天蓋2及びかご側扉8により、かご室を構成している。
図1は、エレベーターにおいて、この発明の各実施の形態のエレベーター用音響装置20,40,50,60の部位を示す概略構成図であり、図2(a)は、図1に示された実施の形態1のエレベーター用音響装置20を示す断面図である。
図1に示されたエレベーターは、床1上を四方で囲った壁6と、壁6の上部を覆った天蓋2と、天蓋2に吊り下げられた吊天井3と、開閉可能なかご側扉8と、このかご側扉8に対向して設けられかご側扉8と連動して開閉可能な乗場側扉9と、壁6に取り取付けられた、鏡や広告用パネルであるパネル4と、を備えている。
ここで、床1、壁6、天蓋2及びかご側扉8により、かご室を構成している。
図2(a)に示されたエレベーター用音響装置20は、吊天井3で構成された音響体26と、この音響体26に下端部のねじ部が螺着したスタッド24と、このスタッド24にナット23、ワッシャ22により挟まれて固定された円形の振動子21と、この振動子21に接続された配線25と、を備えている。
ここで、スタッド24、ナット23及びワッシャ22により、振動子21を吊天井3に固定する固定手段を構成している。
このエレベーター用音響装置20は、圧電セラミックスで構成された振動子21が、配線25を通じて音響信号として電圧を入力することで振動する。
この振動は、スタッド24、ワッシャ22及びナット23を通じて音響体26に伝達され、音響体26、即ち吊天井3が振動して音源となり、かご室内の乗客は、情報を知ることができる。
ここで、スタッド24、ナット23及びワッシャ22により、振動子21を吊天井3に固定する固定手段を構成している。
このエレベーター用音響装置20は、圧電セラミックスで構成された振動子21が、配線25を通じて音響信号として電圧を入力することで振動する。
この振動は、スタッド24、ワッシャ22及びナット23を通じて音響体26に伝達され、音響体26、即ち吊天井3が振動して音源となり、かご室内の乗客は、情報を知ることができる。
この実施の形態のエレベーター用音響装置20は、エレベーターの構造体である吊天井3を音源となる音響体26として利用しており、コストが低減される。
また、音源は、乗客の頭上である吊天井3であり、かつ音源の面積が大きいので、エレベーターの利用状況(立ち位置、会話、混雑具合等)や乗客の身体(性別、年齢、身長、健康状態など)によらず、安定したアナンス効果が得られる。
また、音源は、乗客の頭上である吊天井3であり、かつ音源の面積が大きいので、エレベーターの利用状況(立ち位置、会話、混雑具合等)や乗客の身体(性別、年齢、身長、健康状態など)によらず、安定したアナンス効果が得られる。
なお、この実施の形態では、意匠面となる吊天井3にスタッド24のねじ部が螺着されており、吊天井3にスタッド痕が残り、吊天井3の意匠性が悪くなる可能性がある。
図2(b)は、このような不都合を解消すべくなされたもので、このエレベーター用音響装置27では、吊天井3に両面テープ29を介して補助板29が接着されている。この補助板29にスタッド24のねじ部が螺着されている。
他の構成は、図2(a)のエレベーター用音響装置20と同じである。
この例では、補助板29にスタッド24のねじ部が螺着されているので、吊天井3にスタッド痕が形成されることはなく、吊天井3の意匠性が向上する。
また、吊天井3に両面テープ29を用いて振動子21を取付けることができ、既存のエレベーターにそのままエレベーター用音響装置27を設置することができる。
図2(b)は、このような不都合を解消すべくなされたもので、このエレベーター用音響装置27では、吊天井3に両面テープ29を介して補助板29が接着されている。この補助板29にスタッド24のねじ部が螺着されている。
他の構成は、図2(a)のエレベーター用音響装置20と同じである。
この例では、補助板29にスタッド24のねじ部が螺着されているので、吊天井3にスタッド痕が形成されることはなく、吊天井3の意匠性が向上する。
また、吊天井3に両面テープ29を用いて振動子21を取付けることができ、既存のエレベーターにそのままエレベーター用音響装置27を設置することができる。
また、上記実施の形態では、円形の振動子21は、圧電セラミックスで構成されていたが、図3(a)に示すように、超磁歪材料で構成された振動子31を有するエレベーター用音響装置30であってもよい。
このエレベーター用音響装置30は、吊天井3で構成された音響体26と、この音響体26に下端部のねじ部が螺着したスタッド24と、このスタッド24にナット23、ワッシャ22により固定された有底円筒形状の取付金32と、この取付金32の内部に収納された振動子31と、この振動子31と吊天井3とを接続した振動伝達部31aと、振動子31に接続された配線25と、を備えている。
このエレベーター用音響装置30は、振動子31が、配線25を通じて音響信号として電圧を入力することで振動する。
この振動は、振動伝達部31aを通じて音響体26に伝達され、音響体26、即ち吊天井3が振動して音源となり、かご室内の乗客は、情報を知ることができる。
このエレベーター用音響装置30は、吊天井3で構成された音響体26と、この音響体26に下端部のねじ部が螺着したスタッド24と、このスタッド24にナット23、ワッシャ22により固定された有底円筒形状の取付金32と、この取付金32の内部に収納された振動子31と、この振動子31と吊天井3とを接続した振動伝達部31aと、振動子31に接続された配線25と、を備えている。
このエレベーター用音響装置30は、振動子31が、配線25を通じて音響信号として電圧を入力することで振動する。
この振動は、振動伝達部31aを通じて音響体26に伝達され、音響体26、即ち吊天井3が振動して音源となり、かご室内の乗客は、情報を知ることができる。
このエレベーター用音響装置30では、振動子31が超磁歪材料で構成されているので、高速の応答性をもち、圧電セラミックスで構成された振動子21と比較してより大きなパワー(モーメント)が得られることから、質量の大きなものを振動させるのに適している。
なお、このエレベーター用音響装置30は、図2(a)のエレベーター用音響装置20と同様に吊天井3にスタッド痕が形成され、吊天井3の意匠性が悪くなる可能性がある。
図3(b)は、このような不都合を解消すべくなされたもので、このエレベーター用音響装置33では、吊天井3に両面テープ29を介して補助板29が接着されている。この補助板29にスタッド24のねじ部が螺着されている。
他の構成は、図3(a)のエレベーター用音響装置30と同じである。
この例では、補助板29にスタッド24のねじ部が螺着されているので、吊天井3にスタッド痕が形成されることはなく、吊天井3の意匠性が向上する。
また、吊天井3に両面テープ29を用いて振動子31を取付けることができ、既存のエレベーターにそのままエレベーター用音響装置33を設置することができる。
他の構成は、図3(a)のエレベーター用音響装置30と同じである。
この例では、補助板29にスタッド24のねじ部が螺着されているので、吊天井3にスタッド痕が形成されることはなく、吊天井3の意匠性が向上する。
また、吊天井3に両面テープ29を用いて振動子31を取付けることができ、既存のエレベーターにそのままエレベーター用音響装置33を設置することができる。
実施の形態2.
この実施の形態のエレベーター用音響装置60は、図1に示されており、このエレベーター用音響装置60は、エレベーターの構造体であるかご側扉8及び乗場側扉9が音響体である点が図2(a)のエレベーター用音響装置20と異なる。
この実施の形態では、振動子21の振動が音響体42に伝達され、音響体42、即ちかご側扉8及び乗場側扉9が振動して音源となり、かご室内の乗客は、情報を知ることができる。
また、視覚や聴覚障害者は、かご側扉8及び乗場側扉9に触れることで、触覚を通じて情報を知ることができる。
この実施の形態のエレベーター用音響装置60は、図1に示されており、このエレベーター用音響装置60は、エレベーターの構造体であるかご側扉8及び乗場側扉9が音響体である点が図2(a)のエレベーター用音響装置20と異なる。
この実施の形態では、振動子21の振動が音響体42に伝達され、音響体42、即ちかご側扉8及び乗場側扉9が振動して音源となり、かご室内の乗客は、情報を知ることができる。
また、視覚や聴覚障害者は、かご側扉8及び乗場側扉9に触れることで、触覚を通じて情報を知ることができる。
また、このエレベーター用音響装置60では、閉じる乗場側扉9、かご側扉8に乗客が接近したときに、乗場側扉9、かご側扉8が反転して開くように作動させる扉の安全装置の作動に振動子21が連動しており、例えばブザー音や注意を促す音声ガイドを乗客に知らせることができる。
実施の形態3.
図4はこの発明の実施の形態3のエレベーター用音響装置40を示す断面図である。
このエレベーター用音響装置40は、エレベーターの構造体である、壁6に取付けられた音響体42と、この音響体42に下端部のねじ部が壁6の穴6aを貫通して螺着したスタッド24と、このスタッド24にナット23、ワッシャ22により挟まれて固定された円形の振動子21と、この振動子21に接続された配線25と、を備えている。
図4はこの発明の実施の形態3のエレベーター用音響装置40を示す断面図である。
このエレベーター用音響装置40は、エレベーターの構造体である、壁6に取付けられた音響体42と、この音響体42に下端部のねじ部が壁6の穴6aを貫通して螺着したスタッド24と、このスタッド24にナット23、ワッシャ22により挟まれて固定された円形の振動子21と、この振動子21に接続された配線25と、を備えている。
このエレベーター用音響装置40は、振動子21が、配線25を通じて音響信号として電圧を入力することで振動する。
この振動は、ワッシャ22、ナット23及びスタッド24を通じて音響体42に伝達され、音響体42、即ちパネル4が振動して音源となり、かご室内の乗客は、情報を知ることができる。
また、この実施の形態では、視覚や聴覚障害者は、パネル4に触れることで、触覚を通じて情報を知ることができる。
この振動は、ワッシャ22、ナット23及びスタッド24を通じて音響体42に伝達され、音響体42、即ちパネル4が振動して音源となり、かご室内の乗客は、情報を知ることができる。
また、この実施の形態では、視覚や聴覚障害者は、パネル4に触れることで、触覚を通じて情報を知ることができる。
なお、この実施の形態でも、意匠面となるパネル4にスタッド24のねじ部が螺着されており、パネル4にスタッド痕が形成され、パネル4の意匠性が悪くなる可能性がある。
これに対しては、図2(b)に示したものと同様に、パネル4に両面テープ29を介して補助板29を接着し、この補助板29にスタッド24のねじ部を螺着し、補助板29を介してパネル4に振動子21を取付けるようにしてもよい。
これに対しては、図2(b)に示したものと同様に、パネル4に両面テープ29を介して補助板29を接着し、この補助板29にスタッド24のねじ部を螺着し、補助板29を介してパネル4に振動子21を取付けるようにしてもよい。
また、圧電セラミックスで構成された円形の振動子21の代わりに、図5に示すように、超磁歪材料で構成された振動子31を有するエレベーター用音響装置43であってもよい。
このエレベーター用音響装置43は、エレベーターの構造体であるパネル4と、壁6に、スタッド24、ナット23及びワッシャ22による固定手段により固定された有底円筒形状の取付金32と、この取付金32の内部に収納された振動子31と、この振動子31とパネル4とを壁6の穴6aを貫通して接続した振動伝達部31aと、振動子31に接続された配線25と、を備えている。
このエレベーター用音響装置43は、振動子31が、配線25を通じて音響信号として電圧を入力することで振動する。
この振動は、振動伝達部31aを通じて音響体42に伝達され、音響体42、即ちパネル4が振動して音源となり、かご室内の乗客は、情報を知ることができる。
このエレベーター用音響装置43は、エレベーターの構造体であるパネル4と、壁6に、スタッド24、ナット23及びワッシャ22による固定手段により固定された有底円筒形状の取付金32と、この取付金32の内部に収納された振動子31と、この振動子31とパネル4とを壁6の穴6aを貫通して接続した振動伝達部31aと、振動子31に接続された配線25と、を備えている。
このエレベーター用音響装置43は、振動子31が、配線25を通じて音響信号として電圧を入力することで振動する。
この振動は、振動伝達部31aを通じて音響体42に伝達され、音響体42、即ちパネル4が振動して音源となり、かご室内の乗客は、情報を知ることができる。
実施の形態4.
図6(a)は、実施の形態4のエレベーター用音響装置50を示す平面図、図6(b)は、図6(a)のエレベーター用音響装置50を示す断面図である。
このエレベーター用音響装置50は、壁6に手摺ブラケット52を介して取付けられた手摺5で構成された音響体51と、中空の手摺5の中心部に配置され、上下のボルト53、ナット23及びワッシャ22で挟んで固定された振動子21と、ボルト53の先端部と音響体51の内壁面との間に介在した緩衝材54と、振動子21に接続され手摺5及び手摺ブラケット52を通過した配線25と、を備えている。
図6(a)は、実施の形態4のエレベーター用音響装置50を示す平面図、図6(b)は、図6(a)のエレベーター用音響装置50を示す断面図である。
このエレベーター用音響装置50は、壁6に手摺ブラケット52を介して取付けられた手摺5で構成された音響体51と、中空の手摺5の中心部に配置され、上下のボルト53、ナット23及びワッシャ22で挟んで固定された振動子21と、ボルト53の先端部と音響体51の内壁面との間に介在した緩衝材54と、振動子21に接続され手摺5及び手摺ブラケット52を通過した配線25と、を備えている。
このエレベーター用音響装置50は、振動子21が、配線25を通じて音響信号として電圧を入力することで振動する。
この振動は、ボルト53を通じて音響体51に伝達され、音響体51、即ち手摺5が振動して音源となり、かご室内の乗客は情報を知ることができる。
また、この実施の形態のエレベーター用音響装置50では、手摺5が音源として機能するとともに、軽度聴覚障害者が手摺5に触れることにより、その振動が聴覚に伝わり音として聴き取ることができる。
この振動は、ボルト53を通じて音響体51に伝達され、音響体51、即ち手摺5が振動して音源となり、かご室内の乗客は情報を知ることができる。
また、この実施の形態のエレベーター用音響装置50では、手摺5が音源として機能するとともに、軽度聴覚障害者が手摺5に触れることにより、その振動が聴覚に伝わり音として聴き取ることができる。
また、圧電セラミックスで構成された円形の振動子21の代わりに、図7に示すように、超磁歪材料で構成された振動子31を有するエレベーター用音響装置55であってもよい。
このエレベーター用音響装置55は、振動子31が、配線25を通じて音響信号として電圧を入力することで振動する。
この振動は、振動伝達部31aを通じて音響体51に伝達され、音響体51、即ち手摺5が振動して、かご室内の乗客は情報を知ることができる。
このエレベーター用音響装置55は、振動子31が、配線25を通じて音響信号として電圧を入力することで振動する。
この振動は、振動伝達部31aを通じて音響体51に伝達され、音響体51、即ち手摺5が振動して、かご室内の乗客は情報を知ることができる。
なお、上記各実施の形態に示した構造体である、吊天井3、パネル4、手摺5、かご側扉8、乗場側扉9は、何れも乗客に面した構造体であるが、エレベーターの構造体は、必ずしも乗客に面してなくともよい。
このエレベーター用音響装置の場合、構造体に触れることで、触覚を通じて情報を知ることができないものの、乗客は、聴覚により情報を知ることができる。
また、エレベーターの構造体の材質については限定されない。
また、振動子21,31についても、圧電セラミックス、超磁歪材料のもの以外のものであってもよく、また数量に関しても、構造体の振動の態様に応じて増減される。
このエレベーター用音響装置の場合、構造体に触れることで、触覚を通じて情報を知ることができないものの、乗客は、聴覚により情報を知ることができる。
また、エレベーターの構造体の材質については限定されない。
また、振動子21,31についても、圧電セラミックス、超磁歪材料のもの以外のものであってもよく、また数量に関しても、構造体の振動の態様に応じて増減される。
1 振動子、2 天蓋、3 吊天井、4 パネル、5 手摺、6 壁、6a 穴、8 かご側扉、9 乗場側扉、20,27,30,33,40,43,50,55,60 エレベーター用音響装置、22 ワッシャ、23 ナット、25 配線、26,42,51 音響体、52 手摺ブラケット、53 ボルト、54 緩衝材。
Claims (10)
- エレベーターの構造体と、
この構造体に設けられた、構造体を振動させる振動子と、を備え、
前記構造体は、振動により音源となる音響体であることを特徴とするエレベーター用音響装置。 - 前記構造体は、乗客に面しており、
前記振動子は、前記構造体の前記乗客に面した面と反対側の面側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のエレベーター用音響装置。 - 前記構造体は、吊天井であることを特徴とする請求項2に記載のエレベーター用音響装置。
- 前記構造体は、周囲を囲った、かご室の壁に取り付けられたパネルであることを特徴とする請求項2に記載のエレベーター用音響装置。
- 前記構造体は、周囲を囲った、かご室の壁に取り付けられた手摺であることを特徴とする請求項2に記載のエレベーター用音響装置。
- 前記構造体は、乗場側扉またはかご側扉であることを特徴とする請求項2に記載のエレベーター用音響装置。
- 前記振動子は、前記構造体に面接合された補助板に固定手段により取り付けられていることを特徴とする請求項2〜6の何れか1項に記載のエレベーター用音響装置。
- 前記振動子は、閉じる前記乗場側扉、前記かご側扉に前記乗客が接近したときに、乗場側扉、かご側扉が反転して開くように作動させる扉の安全装置の作動と連動し、振動することを特徴とする請求項6または7に記載のエレベーター用音響装置。
- 前記振動子は、圧電セラミックスで構成されていることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載のエレベーター用音響装置。
- 前記振動子は、超磁歪材料で構成されていることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載のエレベーター用音響装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015183394A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-10-22 | 大日工業株式会社 | 手すりユニットおよび手すり設備 |
DE102017005863A1 (de) * | 2017-06-21 | 2018-12-27 | Thyssenkrupp Ag | Aufzugskabine mit Kommunikationseinrichtung |
EP3453667A1 (en) * | 2017-09-07 | 2019-03-13 | Otis Elevator Company | Elevator sound systems |
CN110950218A (zh) * | 2019-12-31 | 2020-04-03 | 江苏同明新材料科技有限公司 | 一种具有多功能的电梯轿厢围护结构 |
-
2012
- 2012-07-18 JP JP2012159233A patent/JP2014019530A/ja active Pending
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CN109466991A (zh) * | 2017-09-07 | 2019-03-15 | 奥的斯电梯公司 | 电梯声音系统 |
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