JP2014018103A - ガレート型カテキン含有容器詰飲料 - Google Patents
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Abstract
【課題】ガレート型カテキンを安定に含有しながら、苦渋味の低減したアルカリ性の容器詰飲料を提供すること。
【解決手段】pH7.1以上に調整されたガレート型カテキン含有飲料であって、ガレート型カテキン中のエピカテキンガレートの割合が50〜100重量%であり、エピカテキンガレート0.04〜0.2重量%および水溶性タンパク質0.2〜3.0重量%を含有することを特徴とする容器詰飲料。前記水溶性タンパク質がコラーゲンであってもよい。また、安定剤として水溶性大豆食物繊維をさらに含有してもよい。
【選択図】なし
【解決手段】pH7.1以上に調整されたガレート型カテキン含有飲料であって、ガレート型カテキン中のエピカテキンガレートの割合が50〜100重量%であり、エピカテキンガレート0.04〜0.2重量%および水溶性タンパク質0.2〜3.0重量%を含有することを特徴とする容器詰飲料。前記水溶性タンパク質がコラーゲンであってもよい。また、安定剤として水溶性大豆食物繊維をさらに含有してもよい。
【選択図】なし
Description
本発明は、アルカリ性下でも経時的に安定なガレート型カテキン含有容器詰飲料に関する。
近年、食生活の偏りやストレス、喫煙、飲酒、運動不足などにより、ガン、心疾患、脳卒中、糖尿病、高血圧、メタボリック症候群などの生活習慣病が問題となっており、日本人の死因の6割以上とも言われている。生活習慣病は完全な治療が困難なものも多く、また、厚生労働省の調べによると、2010年度の国民医療費は36兆6000億円に上ることからも、病気を「治療する」よりも、病気を「予防する」ことが必要な時代に差し掛かっている。その観点から、消費者の間でも健康志向が高まっており、特定保健用食品や栄養機能食品などの健康食品やサプリメントの市場は大きな成長を遂げている。
中でも、水や茶などの日常的に摂取する飲料に関して、消費者の健康への意識は高く、水の中でもいわゆる機能水としてアルカリイオン整水器やアルカリイオン飲料水は大きな市場を形成している。また、茶の中では緑茶が最も大きな市場を形成している。
アルカリイオン水は、人体の血液のpHが7.4と弱アルカリ性であることからも健康によいとされ、天然水や家庭用整水器の形で市場に出回っており、慢性下痢、便秘、消化不良、胃腸内異常発酵、胃酸過多などに対する効果が期待されている。
一方、緑茶に多く含まれるカテキン類には、抗酸化作用、抗菌作用、ガン抑制作用、コレステロール低下作用、インフルエンザウイルスの不活化、紫外線に対する皮膚保護作用などの生理活性が期待されている。既に、カテキン類の生理活性に着目した商品は数多く出されており、多様な心血管病予防にも関係した健康機能を高めるための茶、コレステロールの吸収を防ぐための茶、体脂肪の蓄積抑制や燃焼促進効果を有する茶などの茶飲料だけでなく、カテキン類を高濃度に含有させた清涼飲料などが新たな市場を形成している。
カテキン類の中でも特にエピカテキンガレート(ECg)、エピガロカテキンガレート(EGCg)、カテキンガレート(Cg)、ガロカテキンガレート(GCg)のような分子内にガロイル基を有するガレート型カテキンは、ヒトインフルエンザウイルスの不活化、LDLコレステロールの酸化抑制などに対して高い生理活性を有していることが明らかになっている。本発明者らも、以前に、酸化LDLによる血管内皮細胞への作用を媒介する受容体であるレクチン様酸化低密度リポ蛋白質受容体(LOX−1)に着目し、ECgやCgが強力なLOX−1アンタゴニスト活性を有することを見出している(特許文献1)。そのため、ガレート型カテキンを手軽に摂取できる安定な飲料が求められている。
上述した茶とアルカリイオン水について、それらを組合せたものとしては、茶葉の処理工程や抽出工程でアルカリイオン水を作用させる技術が提案されているものの(特許文献2〜4)、アルカリイオン水とガレート型カテキンの効果を両立させた飲料は今まで存在しなかった。また、茶にアルカリを作用させる提案もいくつかなされているが(特許文献5〜7)、これらもガレート型カテキンを安定に提供できるアルカリ性飲料ではない。
植物ポリフェノールとコラーゲンを含む飲食品に塩基性アミノ酸を含有させpHを7.5以上に調整することによって濁りおよび沈殿を防止する提案もなされている(特許文献8)。しかし、ガレート型カテキンやその安定性に関する示唆も記述もない。
カテキン類のアルカリ領域での挙動については、既に報告がなされている。非特許文献1、2では、アルカリ領域におけるEGCg、EGC(エピガロカテキン)、ECgおよびEC(エピカテキン)の量について研究されており、いずれのカテキン類もアルカリ領域で不安定であり、EGCgは特に不安定であることが報告されている。カテキン類の内で茶葉の加工品に最も多く含有されているのはEGCgであり、通常、カテキン類全体の50〜60重量%を占める。そのため、一般的に茶や茶抽出物はアルカリ領域において不安定であり、ガレート型カテキンを高含有する安定なアルカリ性容器詰飲料は存在していなかった。
カテキン類のアルカリ領域での挙動については、既に報告がなされている。非特許文献1、2では、アルカリ領域におけるEGCg、EGC(エピガロカテキン)、ECgおよびEC(エピカテキン)の量について研究されており、いずれのカテキン類もアルカリ領域で不安定であり、EGCgは特に不安定であることが報告されている。カテキン類の内で茶葉の加工品に最も多く含有されているのはEGCgであり、通常、カテキン類全体の50〜60重量%を占める。そのため、一般的に茶や茶抽出物はアルカリ領域において不安定であり、ガレート型カテキンを高含有する安定なアルカリ性容器詰飲料は存在していなかった。
J.Agric.Food Chem.,45,4624−4628(1997)
Food Chemistry,83,189−195(2003)
本発明の目的は、ガレート型カテキンを安定に含有しながら、苦渋味の低減したアルカリ性の容器詰飲料を提供することである。
前記目的を達成するため、本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、一定量のタンパク質とエピカテキンガレートを含有することにより、アルカリ性下でも安定であり、しかも苦渋味の低減したガレート型カテキン含有容器詰飲料を作製できることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の要旨は、
(1)pH7.1以上に調整されたガレート型カテキン含有飲料であって、
ガレート型カテキン中のエピカテキンガレートの割合が50〜100重量%であり、
エピカテキンガレート0.04〜0.2重量%および水溶性タンパク質0.2〜3.0重量%を含有することを特徴とする容器詰飲料、
(2)水溶性タンパク質がコラーゲンである(1)に記載の容器詰飲料、
(3)安定剤として水溶性大豆食物繊維を含有する(1)または(2)に記載の容器詰飲料、
に関する。
(1)pH7.1以上に調整されたガレート型カテキン含有飲料であって、
ガレート型カテキン中のエピカテキンガレートの割合が50〜100重量%であり、
エピカテキンガレート0.04〜0.2重量%および水溶性タンパク質0.2〜3.0重量%を含有することを特徴とする容器詰飲料、
(2)水溶性タンパク質がコラーゲンである(1)に記載の容器詰飲料、
(3)安定剤として水溶性大豆食物繊維を含有する(1)または(2)に記載の容器詰飲料、
に関する。
本発明の容器詰飲料は、ガレート型カテキンを含有しているにもかかわらず、アルカリ性下でも安定で、しかも苦渋味が低減された飲料であり、常温流通および長期保存をした場合でも品質を維持することが可能である。
以下、本発明をさらに詳しく説明する。
本発明において、容器詰飲料とは、清涼飲料等に用いられる缶、ガラス瓶、紙、プラスチック製の容器など密封容器に充填された飲料をいう。
カテキンとは、緑茶、紅茶あるいはウーロン茶などのカメリア属に分類される植物の茶に多く含まれているポリフェノールの一種であり、主にEC、ECg、EGC、EGCg、C(カテキン)、Cg、GCgなどのフラバン−3−オール類の総称であるが、本発明に用いる「ガレート型カテキン」とは、分子内にガロイル基を有するカテキンであり、具体的には、ECg、EGCg、Cg、GCgなどを指す。これらのガレート型カテキンは、精製品の他、粗製品でも良く、ECg、EGCg、Cg、GCgを含有する天然物もしくはその加工品でも良い。
本発明の容器詰飲料に含有されるガレート型カテキン中のECgの割合は50〜100重量%である。このようにガレート型カテキンの主成分としてECgを用いることで、アルカリ性飲料とした場合でも、ガレート型カテキンの減少を抑えて安定性を向上させることができる。最小限の苦味で安定なガレート型カテキンを摂取するためには、ガレート型カテキン中のECgの割合は70重量%以上であることが好ましい。
本発明の容器詰飲料におけるECgの含有量は0.04〜0.2重量%である。前記含有量が0.04重量%未満では、ガレート型カテキンとしての十分な生理活性効果が期待できない。また、前記含有量が0.2重量%を超えると、苦渋味が強くなりすぎてしまう。前記含有量は、味および生理作用の観点から、0.04〜0.15重量%が好ましい。
本発明の容器詰飲料は、前記ECgを含むガレート型カテキンとして、茶葉から水もしくはエタノールなどの有機溶媒によって抽出された茶抽出物を用いてもよいし、この茶抽出物の濃縮物を水や前記有機溶媒に再度溶解させて調製してもよい。本発明では、茶抽出物の濃縮物を用いることでガレート型カテキンを高濃度で含有することが可能になる。ここでいう茶抽出物の濃縮物とは、茶葉から水もしくはエタノールなどの有機溶媒によって抽出された抽出物を濃縮したものであって、市販品では、「サンフェノン」(太陽化学株式会社製)、「ポリフェノン」(伊藤園株式会社製)などが挙げられる。また、カラムなどによって分離・精製したものも使用できる。なお、原料の茶葉は緑茶葉もしくは紅茶葉を用いることが好ましい。
本発明の容器詰飲料は、pHを7.1以上に調整する。本発明では、中性付近(pH7.1)からアルカリ性(pH8以上)に調整した場合でも、ガレート型カテキンが安定しているため、長期間保存しても品質を維持することができる。本発明の容器詰飲料のpHは、好ましくは7.2〜10.0、さらに好ましくはpH7.3〜8.0である。
なお、本発明の容器詰飲料のpHは、ミネラル塩などのpH調整剤やアルカリイオン水などによって調整すればよい。
なお、本発明の容器詰飲料のpHは、ミネラル塩などのpH調整剤やアルカリイオン水などによって調整すればよい。
本発明の容器詰飲料は、水溶性タンパク質を含有することで、苦味が低減し、さらにガレート型カテキンの安定性も向上する。
本発明に用いられる「水溶性タンパク質」とは、水に溶解可能なタンパク質全般を示す。例えば、コラーゲン、乳タンパク、卵白、大豆タンパク、小麦タンパク、およびそれらの加水分解物なども含み、由来や製法に特に限定はない。また、前記乳タンパクとしては、ガゼイン、ホエイタンパクが含まれる。前記水溶性タンパク質の中でも、苦渋味低減効果に優れる点からコラーゲンが好ましい。
本発明の容器詰飲料において水溶性タンパク質の含有量は、0.2〜3.0重量%である。前記含有量が0.2重量%を下回ると、ガレート型カテキンの安定性や苦渋味のマスキングが不十分になり、3.0重量%を超えると、ゲル化や不快味の発生など好ましくない現象が生じる。好ましくは、0.3〜1.0重量%である。
本発明の容器詰飲料は、特にコラーゲンを含有することで、大幅な苦味の低減と安定性の向上が可能になる。
本発明に用いられる「コラーゲン」とは、非水溶性の固体状コラーゲンを加熱・変性・分解などの処理を施して水溶性にしたコラーゲンである。具体的には、コラーゲンペプチドやゼラチンである。
前記コラーゲンペプチドは、コラーゲンあるいはゼラチン等の変性コラーゲンを酸やアルカリあるいは酵素等で加水分解させたものをいう。当該原料となるコラーゲンの由来は特に限定されず、豚、牛、鶏、魚など多様な動物から抽出されたものを使用できる。
コラーゲンペプチドの平均分子量は、4,000以上であることが好ましい。前記平均分子量が4,000より少ない場合、苦渋味のマスキングの効果が不十分となり、さらにコラーゲンの臭いや不快味が強く、嗜好性に劣るものとなってしまう。前記平均分子量は、好ましくは5,000以上であり、より好ましくは7,000以上、さらに好ましくは10,000以上である。
なお、前記分子量に関する情報は、粘度測定やHPLCおよびゲルろ過法等の定量方法によって得られ、すでに公知の手法を使用することが可能である。ここで平均分子量とは重量平均分子量をいう。
コラーゲンペプチドの平均分子量は、4,000以上であることが好ましい。前記平均分子量が4,000より少ない場合、苦渋味のマスキングの効果が不十分となり、さらにコラーゲンの臭いや不快味が強く、嗜好性に劣るものとなってしまう。前記平均分子量は、好ましくは5,000以上であり、より好ましくは7,000以上、さらに好ましくは10,000以上である。
なお、前記分子量に関する情報は、粘度測定やHPLCおよびゲルろ過法等の定量方法によって得られ、すでに公知の手法を使用することが可能である。ここで平均分子量とは重量平均分子量をいう。
本発明では、前記コラーゲンペプチドのかわりにまたは前記コラーゲンペプチドとともにゼラチンを使用することもできる。
本発明に用いられるゼラチンとは、動物の骨や皮に多く含まれるタンパク質である非水溶性の固体状コラーゲンを、加熱・変性させて得られるものであり、平均分子量数万〜30万程度の可溶性タンパク質であればよい。本発明においてゼラチンは、由来生物や製法、ゼリー強度に関して特に限定されずに使用することができる。
本発明では、前記コラーゲンペプチドとゼラチンとをあわせて「コラーゲン」と呼ぶ。
本発明に用いられるゼラチンとは、動物の骨や皮に多く含まれるタンパク質である非水溶性の固体状コラーゲンを、加熱・変性させて得られるものであり、平均分子量数万〜30万程度の可溶性タンパク質であればよい。本発明においてゼラチンは、由来生物や製法、ゼリー強度に関して特に限定されずに使用することができる。
本発明では、前記コラーゲンペプチドとゼラチンとをあわせて「コラーゲン」と呼ぶ。
また、本発明の容器詰飲料は、さらに水溶性大豆食物繊維を含有することが、飲料に含有される成分の沈殿を防止して、より安定な容器詰飲料を提供できることから好ましい。
本発明において「水溶性大豆食物繊維」とは、大豆多糖類とも呼ばれ、大豆タンパク製造の際に生じる不溶性食物繊維(オカラ)から、弱酸性下で抽出、精製、殺菌、乾燥の工程を経て調製される水溶性の多糖類である。当該水溶性大豆食物繊維は、ガラクトース、アラビノース、ガラクツロン酸、ラムノース、キシロース、フコース、グルコースなどの糖から構成され、詳細は不明であるがラムノガラクツロン酸鎖にガラクタンとアラビナンが結合した構造が推定されている。
このような水溶性大豆食物繊維としては、例えば、「SM−1200」(三栄源エフ・エフ・アイ株式会社製)、「ソヤファイブ−S」シリーズ(不二製油株式会社製)などの市販品が挙げられる。
本発明において「水溶性大豆食物繊維」とは、大豆多糖類とも呼ばれ、大豆タンパク製造の際に生じる不溶性食物繊維(オカラ)から、弱酸性下で抽出、精製、殺菌、乾燥の工程を経て調製される水溶性の多糖類である。当該水溶性大豆食物繊維は、ガラクトース、アラビノース、ガラクツロン酸、ラムノース、キシロース、フコース、グルコースなどの糖から構成され、詳細は不明であるがラムノガラクツロン酸鎖にガラクタンとアラビナンが結合した構造が推定されている。
このような水溶性大豆食物繊維としては、例えば、「SM−1200」(三栄源エフ・エフ・アイ株式会社製)、「ソヤファイブ−S」シリーズ(不二製油株式会社製)などの市販品が挙げられる。
本発明の容器詰飲料において水溶性大豆食物繊維の含有量は、飲料の味などに影響を与えない程度であれば特に限定はないが、0.01〜0.5重量%が好ましい。
また、本発明の容器詰飲料は、所望により、糖質、果汁、野菜汁、豆乳、乳製品、コーヒー、アルコール類、酸味料、炭酸ガス、香料、着色料、食物繊維、ビタミン類、ミネラル類、アミノ酸、油脂、乳化剤、高甘味度甘味料、安定剤等の任意成分を含有してもよい。これらの任意成分を適宜選択することで、本発明の容器詰飲料の嗜好性の幅を広げることができる。尚、前記任意成分は、容器詰飲料の嗜好性、物理的安定性、pHなどに悪影響を与えない範囲で使用すればよい。
本発明の容器詰飲料の水分値は、特に限定はないが、50〜99.9重量%が好ましい。
本発明の容器詰飲料は、清涼飲料等に用いられる缶、瓶、紙、プラスチック製の容器内で前記の各種成分を添加・混合したり、予め前記の各種成分を混合したものを清涼飲料等に用いられる缶、ガラス瓶、紙、プラスチック製の容器内に充填することで作製することができる。
(実施例1)
[ECg高含有粉末1の作製]
茶ポリフェノール抽出物(商品名:ポリフェノン70S、三井農林株式会社製)500gを1000mLの20%(v/v)エタノール水溶液に溶解させ、茶ポリフェノール溶液を調製した。
次に、合成吸着剤ダイヤイオンHP20(商品名、三菱化学株式会社製)を8.0L充填したカラムを作製し、20%(v/v)エタノール水溶液にて平衡化した。このカラムに上記茶ポリフェノール溶液を通液し、各種茶ポリフェノール類を吸着させた。次いで、20%(v/v)エタノール水溶液30LをSV=2〜3で通液し、さらに25%(v/v)エタノール水溶液7.5Lを同様にSV=2〜3で通液し、これらは非回収画分とした。
その後、25%(v/v)エタノール水溶液20LをSV=2〜3で通液し、目的のECgを高濃度に含む溶出画分として、この溶出画分を全て回収した。回収した溶出液を乾固し、固形物44.7gを得た。得られた固形物を一定量の水に溶解し、下記に示すHPLC定量により各ガレート型カテキンの含有量を算出したところ、本固形物全重量中にEGCg:3.8重量%、ECg:55.5重量%、Cg:6.9重量%、GCg:0.0重量%が検出された。したがって、前記固形物をECg高含有粉末1として、以降の実験に用いた。
[ECg高含有粉末1の作製]
茶ポリフェノール抽出物(商品名:ポリフェノン70S、三井農林株式会社製)500gを1000mLの20%(v/v)エタノール水溶液に溶解させ、茶ポリフェノール溶液を調製した。
次に、合成吸着剤ダイヤイオンHP20(商品名、三菱化学株式会社製)を8.0L充填したカラムを作製し、20%(v/v)エタノール水溶液にて平衡化した。このカラムに上記茶ポリフェノール溶液を通液し、各種茶ポリフェノール類を吸着させた。次いで、20%(v/v)エタノール水溶液30LをSV=2〜3で通液し、さらに25%(v/v)エタノール水溶液7.5Lを同様にSV=2〜3で通液し、これらは非回収画分とした。
その後、25%(v/v)エタノール水溶液20LをSV=2〜3で通液し、目的のECgを高濃度に含む溶出画分として、この溶出画分を全て回収した。回収した溶出液を乾固し、固形物44.7gを得た。得られた固形物を一定量の水に溶解し、下記に示すHPLC定量により各ガレート型カテキンの含有量を算出したところ、本固形物全重量中にEGCg:3.8重量%、ECg:55.5重量%、Cg:6.9重量%、GCg:0.0重量%が検出された。したがって、前記固形物をECg高含有粉末1として、以降の実験に用いた。
<HPLC定量分析条件>
カラム:逆相用カラム「COSMOSIL Cholester」(ナカライテスク、4.6mmi.d.×250mm)
移動相:A;H2O(0.1%トリフルオロ酢酸(TFA)), B;アセトニトリル(0.1%TFA)
流速:1mL/min
注入:10μL
検出:280nm
勾配(容量%):95%A/5%Bから70%A/30%Bまで25分間、70%A/30%Bから100%Bまで2分間、100%Bで8分間(全て直線)
カラム:逆相用カラム「COSMOSIL Cholester」(ナカライテスク、4.6mmi.d.×250mm)
移動相:A;H2O(0.1%トリフルオロ酢酸(TFA)), B;アセトニトリル(0.1%TFA)
流速:1mL/min
注入:10μL
検出:280nm
勾配(容量%):95%A/5%Bから70%A/30%Bまで25分間、70%A/30%Bから100%Bまで2分間、100%Bで8分間(全て直線)
検量線は、各種標準品、EGCg、ECg、Cg、GCg(全て和光純薬社製)を用いて作成した。
[紅茶抽出液の作製]
紅茶茶葉(商品名:ダージリンBOP、京都グレインシステム株式会社製)10gに対し、水400mLを添加し、80℃にて2時間加熱した。得られた抽出液を綿布にて濾過し、室温まで放冷し、紅茶抽出液を得た。
[容器詰飲料の作製]
上記ECg高含有粉末1を1.0g、紅茶抽出液100mLに溶かし、さらに水を加えて水溶液A500mLを作製した。
コラーゲン(商品名:AP−250、新田ゼラチン株式会社製、以下同じ)5.0g、水溶性大豆食物繊維(商品名:SM−1200、三栄源エフ・エフ・アイ株式会社製、以下同じ)5.0gを溶かした水溶液B500mLを作製した。
次に、水溶液Aと水溶液Bとを混合し、全量1.0Lの混合液を得た。混合液のpHは4.9であった。その後、pH7.7となるようにリン酸水素二ナトリウムを混合液に添加し、100mLのガラスびんに詰めて容器詰飲料を調製した。
調製直後および24時間室温で静置した後(以下、24時間経過後という)の容器詰飲料から10mLを取り出し、それぞれについて濃塩酸を0.1mL加え、酢酸エチルで抽出し、分析試料を調製した。そして上記のHPLC分析条件に従い、飲料中のガレート型カテキン量を定量した。これらの結果を表1に示す。
紅茶茶葉(商品名:ダージリンBOP、京都グレインシステム株式会社製)10gに対し、水400mLを添加し、80℃にて2時間加熱した。得られた抽出液を綿布にて濾過し、室温まで放冷し、紅茶抽出液を得た。
[容器詰飲料の作製]
上記ECg高含有粉末1を1.0g、紅茶抽出液100mLに溶かし、さらに水を加えて水溶液A500mLを作製した。
コラーゲン(商品名:AP−250、新田ゼラチン株式会社製、以下同じ)5.0g、水溶性大豆食物繊維(商品名:SM−1200、三栄源エフ・エフ・アイ株式会社製、以下同じ)5.0gを溶かした水溶液B500mLを作製した。
次に、水溶液Aと水溶液Bとを混合し、全量1.0Lの混合液を得た。混合液のpHは4.9であった。その後、pH7.7となるようにリン酸水素二ナトリウムを混合液に添加し、100mLのガラスびんに詰めて容器詰飲料を調製した。
調製直後および24時間室温で静置した後(以下、24時間経過後という)の容器詰飲料から10mLを取り出し、それぞれについて濃塩酸を0.1mL加え、酢酸エチルで抽出し、分析試料を調製した。そして上記のHPLC分析条件に従い、飲料中のガレート型カテキン量を定量した。これらの結果を表1に示す。
(比較例1)
実施例1のコラーゲンを添加しない以外は実施例1と同様にして容器詰飲料を調製した。実施例1と同様にガレート型カテキン量を定量した結果を表1に示す。
実施例1のコラーゲンを添加しない以外は実施例1と同様にして容器詰飲料を調製した。実施例1と同様にガレート型カテキン量を定量した結果を表1に示す。
(比較例2)
実施例1のECg高含有粉末1を市販の茶抽出物(商品名:サンフェノン90S、太陽化学株式会社製)に変えた以外は実施例1と同様にして容器詰飲料を調製した。実施例1と同様にガレート型カテキン量を定量した結果を表1に示す。
実施例1のECg高含有粉末1を市販の茶抽出物(商品名:サンフェノン90S、太陽化学株式会社製)に変えた以外は実施例1と同様にして容器詰飲料を調製した。実施例1と同様にガレート型カテキン量を定量した結果を表1に示す。
表1の結果より、実施例1で得られた容器詰飲料は、比較例1、2で得られた容器詰飲料に比べて室温で24時間静置した後のガレート型カテキン残存率が高いことから安定性に優れていることがわかる。
(試験例1:官能評価試験)
5名のパネラーにより、(1)実施例1で得られたpH調製後のサンプル、(2)実施例1で得られたpH調整前のサンプル、(3)比較例1で得られたサンプルに対して、3点比較法による官能試験を行なった。最も苦渋味の少ないサンプルを選択させたところ、5名全員が前記(1)のサンプルを選択した。
その結果より、コラーゲンを添加し、かつpHを上げることにより、苦渋味が低減していることがわかる。
5名のパネラーにより、(1)実施例1で得られたpH調製後のサンプル、(2)実施例1で得られたpH調整前のサンプル、(3)比較例1で得られたサンプルに対して、3点比較法による官能試験を行なった。最も苦渋味の少ないサンプルを選択させたところ、5名全員が前記(1)のサンプルを選択した。
その結果より、コラーゲンを添加し、かつpHを上げることにより、苦渋味が低減していることがわかる。
(実施例2)
ECg高含有粉末1を2.5g、紅茶抽出液100mLに溶かし、さらに水を加えて水溶液A′500mLを作製した。
コラーゲン10.0g、水溶性大豆食物繊維5.0gを溶かした水溶液B′500mLを作製した。
次に、水溶液A′と水溶液B′とを混合し、全量1.0Lの混合液を得た。混合液のpHは4.5であった。その後、pH7.3となるようにリン酸水素二ナトリウムを混合液に添加し、100mLのPETボトルに詰めて容器詰飲料を調製した。
そして、実施例1と同様に調製直後および24時間経過後の容器詰飲料中のガレート型カテキン量を定量した。上記の容器詰飲料はコラーゲンを2.5重量%、エピカテキンガレートを0.14重量%含有し、ガレート型カテキン中のエピカテキンガレートの割合は83重量%(24時間後は85重量%)、ガレート型カテキン残存率は95%以上であった。
ECg高含有粉末1を2.5g、紅茶抽出液100mLに溶かし、さらに水を加えて水溶液A′500mLを作製した。
コラーゲン10.0g、水溶性大豆食物繊維5.0gを溶かした水溶液B′500mLを作製した。
次に、水溶液A′と水溶液B′とを混合し、全量1.0Lの混合液を得た。混合液のpHは4.5であった。その後、pH7.3となるようにリン酸水素二ナトリウムを混合液に添加し、100mLのPETボトルに詰めて容器詰飲料を調製した。
そして、実施例1と同様に調製直後および24時間経過後の容器詰飲料中のガレート型カテキン量を定量した。上記の容器詰飲料はコラーゲンを2.5重量%、エピカテキンガレートを0.14重量%含有し、ガレート型カテキン中のエピカテキンガレートの割合は83重量%(24時間後は85重量%)、ガレート型カテキン残存率は95%以上であった。
(試験例2:官能評価試験)
5名のパネラーにより、(4)実施例2で得られたpH調整後のサンプル、(5)実施例2で得られたpH調整前のサンプルに対して、2点比較法による官能試験を行なった。より苦渋味の少ないサンプルを選択させたところ、5名全員が(4)のサンプルを選択した。その結果より、pHを上げることにより苦渋味が低減していることがわかる。
5名のパネラーにより、(4)実施例2で得られたpH調整後のサンプル、(5)実施例2で得られたpH調整前のサンプルに対して、2点比較法による官能試験を行なった。より苦渋味の少ないサンプルを選択させたところ、5名全員が(4)のサンプルを選択した。その結果より、pHを上げることにより苦渋味が低減していることがわかる。
以上のことから、本発明の容器詰飲料は、ガレート型カテキンを含有しているにもかかわらず、アルカリ性下でも安定で、しかも苦渋味が低減された飲料であることから、常温流通および長期保存をした場合でも品質を維持することが可能である。
(実施例3)
[ECg高含有粉末2の作製]
茶ポリフェノール抽出物(商品名:ポリフェノン70S、三井農林株式会社製)500gを1000mLの20%(v/v)エタノール水溶液に溶解させ、茶ポリフェノール溶液を調製した。
次に、合成吸着剤ダイヤイオンHP20(商品名、三菱化学株式会社製)を8.0L充填したカラムを作製し、20%(v/v)エタノール水溶液にて平衡化した。このカラムに上記茶ポリフェノール溶液を通液し、各種茶ポリフェノール類を吸着させた。次いで、20%(v/v)エタノール水溶液30LをSV=2〜3で通液し、さらに25%(v/v)エタノール水溶液10Lを同様にSV=2〜3で通液し、これらは非回収画分とした。
その後、25%(v/v)エタノール水溶液20LをSV=2〜3で通液し、目的のECgを高濃度に含む溶出画分として、この溶出画分を全て回収した。回収した溶出液を乾固し、固形物41.6gを得た。得られた固形物を一定量の水に溶解し、下記に示すHPLC定量により各ガレート型カテキンの含有量を算出したところ、本固形物全重量中にEGCg:0.4重量%、ECg:46.2重量%、Cg:6.2重量%、GCg:0.1重量%が検出された。したがって、前記固形物をECg高含有粉末2として、以降の実験に用いた。
[容器詰飲料の作製]
ECg高含有粉末2を2.0g溶かした水溶液A″500mLを作製した。
コラーゲン7.0g、水溶性大豆食物繊維4.0gを溶かした水溶液B″500mLを作製した。
次に、水溶液A″と水溶液B″とを混合し、全量1.0Lの混合液を得た。混合液のpHは4.9であった。その後、pH7.4となるように1Nの水酸化ナトリウム水溶液を混合液に添加し、100mLのガラスびんに詰めて容器詰飲料を調製した(アルカリ飲料)。また、同時に水酸化ナトリウム水溶液を添加しない飲料も調製し(pH無調整飲料)、それぞれ30℃で72時間静置した。
そして、実施例1と同様に、pH調整およびpH無調整の容器詰飲料に対してガレート型カテキン量を定量した。これらの結果を表2に示す。pH無調整飲料に対するアルカリ飲料中のガレート型カテキン合計量の比をガレート型カテキン残存比とした。
[ECg高含有粉末2の作製]
茶ポリフェノール抽出物(商品名:ポリフェノン70S、三井農林株式会社製)500gを1000mLの20%(v/v)エタノール水溶液に溶解させ、茶ポリフェノール溶液を調製した。
次に、合成吸着剤ダイヤイオンHP20(商品名、三菱化学株式会社製)を8.0L充填したカラムを作製し、20%(v/v)エタノール水溶液にて平衡化した。このカラムに上記茶ポリフェノール溶液を通液し、各種茶ポリフェノール類を吸着させた。次いで、20%(v/v)エタノール水溶液30LをSV=2〜3で通液し、さらに25%(v/v)エタノール水溶液10Lを同様にSV=2〜3で通液し、これらは非回収画分とした。
その後、25%(v/v)エタノール水溶液20LをSV=2〜3で通液し、目的のECgを高濃度に含む溶出画分として、この溶出画分を全て回収した。回収した溶出液を乾固し、固形物41.6gを得た。得られた固形物を一定量の水に溶解し、下記に示すHPLC定量により各ガレート型カテキンの含有量を算出したところ、本固形物全重量中にEGCg:0.4重量%、ECg:46.2重量%、Cg:6.2重量%、GCg:0.1重量%が検出された。したがって、前記固形物をECg高含有粉末2として、以降の実験に用いた。
[容器詰飲料の作製]
ECg高含有粉末2を2.0g溶かした水溶液A″500mLを作製した。
コラーゲン7.0g、水溶性大豆食物繊維4.0gを溶かした水溶液B″500mLを作製した。
次に、水溶液A″と水溶液B″とを混合し、全量1.0Lの混合液を得た。混合液のpHは4.9であった。その後、pH7.4となるように1Nの水酸化ナトリウム水溶液を混合液に添加し、100mLのガラスびんに詰めて容器詰飲料を調製した(アルカリ飲料)。また、同時に水酸化ナトリウム水溶液を添加しない飲料も調製し(pH無調整飲料)、それぞれ30℃で72時間静置した。
そして、実施例1と同様に、pH調整およびpH無調整の容器詰飲料に対してガレート型カテキン量を定量した。これらの結果を表2に示す。pH無調整飲料に対するアルカリ飲料中のガレート型カテキン合計量の比をガレート型カテキン残存比とした。
(比較例3)
実施例3のコラーゲンと水溶性大豆食物繊維を添加しない以外は実施例3と同様にして容器詰飲料を調製した。実施例3と同様にガレート型カテキン量を定量した結果を表2に示す。
実施例3のコラーゲンと水溶性大豆食物繊維を添加しない以外は実施例3と同様にして容器詰飲料を調製した。実施例3と同様にガレート型カテキン量を定量した結果を表2に示す。
(実施例4)
実施例3のコラーゲンをホエイタンパク(商品名:WPC−T、タンパク含量約80%、森永乳業株式会社製)に変え、容器詰飲料を調製した。実施例3と同様にガレート型カテキン量を定量した結果を表2に示す。
実施例3のコラーゲンをホエイタンパク(商品名:WPC−T、タンパク含量約80%、森永乳業株式会社製)に変え、容器詰飲料を調製した。実施例3と同様にガレート型カテキン量を定量した結果を表2に示す。
(実施例5)
実施例3のコラーゲンを卵白粉末(商品名:乾燥卵白Wタイプ、タンパク含量82%、キューピータマゴ株式会社製)に変え、容器詰飲料を調製した。実施例3と同様にガレート型カテキン量を定量した結果を表2に示す。
実施例3のコラーゲンを卵白粉末(商品名:乾燥卵白Wタイプ、タンパク含量82%、キューピータマゴ株式会社製)に変え、容器詰飲料を調製した。実施例3と同様にガレート型カテキン量を定量した結果を表2に示す。
(試験例3:官能評価試験)
5名のパネラーにより、実施例3、4、5および比較例3のサンプルに対して、4点比較法による官能試験を行なった。方法としては、各パネラーが苦渋味の少ない順にサンプルを並べ、少ないサンプルから順に1〜4点の点数を付け、5名のパネラーの平均点を苦渋味強度とした。結果を表2に示す。
5名のパネラーにより、実施例3、4、5および比較例3のサンプルに対して、4点比較法による官能試験を行なった。方法としては、各パネラーが苦渋味の少ない順にサンプルを並べ、少ないサンプルから順に1〜4点の点数を付け、5名のパネラーの平均点を苦渋味強度とした。結果を表2に示す。
表2の結果より、実施例3、4、5で得られた容器詰飲料は、比較例3で得られた容器詰飲料に比べて、30℃で72時間静置した後でも、ガレート型カテキン残存比が有意に高いことから安定性に優れていることがわかる。また、苦渋味に関しても、実施例3、4、5で得られた容器詰飲料は、比較例3で得られた容器詰飲料に比べて顕著に低減していることがわかる。また、実施例3で得られた容器詰飲料の苦渋味が最も低減されていたことから、水溶性タンパク質の中でもコラーゲンがガレート型カテキン由来の苦渋味を抑える効果が優れていることがわかる。
Claims (3)
- pH7.1以上に調整されたガレート型カテキン含有飲料であって、
ガレート型カテキン中のエピカテキンガレートの割合が50〜100重量%であり、
エピカテキンガレート0.04〜0.2重量%および水溶性タンパク質0.2〜3.0重量%を含有することを特徴とする容器詰飲料。 - 水溶性タンパク質がコラーゲンである請求項1に記載の容器詰飲料。
- 安定剤として水溶性大豆食物繊維を含有する請求項1または2に記載の容器詰飲料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012157394A JP2014018103A (ja) | 2012-07-13 | 2012-07-13 | ガレート型カテキン含有容器詰飲料 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015154758A (ja) * | 2014-02-21 | 2015-08-27 | 新田ゼラチン株式会社 | コラーゲンペプチド含有茶飲料 |
JPWO2017135286A1 (ja) * | 2016-02-02 | 2018-11-29 | 株式会社ダイセル | ウロリチン類含有水溶液、その乾燥固形組成物、および、それらの製造方法、ならびにウロリチン類の安定化方法 |
JP2019062771A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | キリン株式会社 | ポリフェノール含有飲料およびその製造方法 |
-
2012
- 2012-07-13 JP JP2012157394A patent/JP2014018103A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015154758A (ja) * | 2014-02-21 | 2015-08-27 | 新田ゼラチン株式会社 | コラーゲンペプチド含有茶飲料 |
JPWO2017135286A1 (ja) * | 2016-02-02 | 2018-11-29 | 株式会社ダイセル | ウロリチン類含有水溶液、その乾燥固形組成物、および、それらの製造方法、ならびにウロリチン類の安定化方法 |
JP2019062771A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | キリン株式会社 | ポリフェノール含有飲料およびその製造方法 |
JP7062394B2 (ja) | 2017-09-29 | 2022-05-06 | キリンホールディングス株式会社 | ポリフェノール含有飲料およびその製造方法 |
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