JP2014017570A - カラオケ歌唱映像のインデックス画像作成システム - Google Patents

カラオケ歌唱映像のインデックス画像作成システム Download PDF

Info

Publication number
JP2014017570A
JP2014017570A JP2012152042A JP2012152042A JP2014017570A JP 2014017570 A JP2014017570 A JP 2014017570A JP 2012152042 A JP2012152042 A JP 2012152042A JP 2012152042 A JP2012152042 A JP 2012152042A JP 2014017570 A JP2014017570 A JP 2014017570A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
singing
karaoke
video
index image
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012152042A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayasu Ishikawa
雅康 石川
Naotaka Nomura
直孝 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiichikosho Co Ltd
Original Assignee
Daiichikosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiichikosho Co Ltd filed Critical Daiichikosho Co Ltd
Priority to JP2012152042A priority Critical patent/JP2014017570A/ja
Publication of JP2014017570A publication Critical patent/JP2014017570A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】 カラオケ歌唱を行っている利用者の歌唱姿態及び歌唱音声を録画して公開する際に、当該歌唱映像のインデックス画像として、歌唱者の顔を的確に識別することができる画像を用いる。
【解決手段】 任意のカラオケ楽曲を歌唱している利用者の歌唱姿態を撮影する撮影手段23と、撮影した歌唱姿態とマイクロホン24から入力された歌唱音声とカラオケ楽曲の演奏音とを同期させて歌唱映像データ43bを作成する歌唱映像作成手段48と、撮影した歌唱映像データについて歌唱者の顔画像認識を行い、利用者の顔の隠蔽率を演算する顔画像認識手段49と、利用者の顔の隠蔽率が所定値以下の歌唱映像の中からインデックス画像として抽出するインデックス画像抽出手段50とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カラオケ歌唱映像のインデックス画像作成システムに関するものであり、詳しくは、カラオケ歌唱を行っている利用者の歌唱姿態及び歌唱音声を録画して公開する際に、当該歌唱映像のインデックス画像を作成するためのシステムに関するものである。
現在普及しているカラオケシステムでは、カラオケ歌唱を行っている利用者の歌唱姿態及び歌唱音声を録画して、ウェブサイトにアップロードして公開する機能を有しているものがある。この際、録画したカラオケ歌唱映像の内容を容易に把握することができるようにするため、インデックス画像を表示するのが一般的である。
従来、ビデオ映像を投稿して公開する際に、インデックス画像(サムネイル画像)を表示するシステムが種々提案されている(特許文献1参照)。特許文献1に記載されている技術は、ビデオ映像投稿者が投稿したビデオ映像を配信するための映像コンテンツ配信サービスシステムに関する技術である。この映像コンテンツ配信サービスシステムでは、ストリーミングビデオ用の映像コンテンツデータを加工して作成し、サーバにアップロードする。視聴者が端末を起動すると、カテゴリ別に配信回数の順に順序付けられた映像コンテンツ情報が表示される。視聴者が映像コンテンツ情報を選択すると、サーバは選択された映像コンテンツのコンテンツデータをその視聴者の端末にインターネットを介して配信するようになっている。この際、映像コンテンツ情報と共に、インデックス画像(サムネイル画像)が表示される。
特開2004−186830号公報
ところで、カラオケ歌唱を行う利用者は、マイクロホンを口に近づけて歌唱を行うのが一般的であり、カラオケ歌唱映像を撮影すると、歌唱者の顔がマイクロホンで隠れてしまう場合がある。そして、歌唱者の顔がマイクロホンで隠れている画像をインデックス画像として表示したのでは、誰が歌唱しているのか判別するのが難しく、インデックス画像を表示している意味が無くなってしまう。
従来のカラオケ歌唱映像の撮影機能を有するカラオケシステムでは、カラオケ楽曲を演奏開始してから所定時間経過後の画像を、一律にインデックス画像としている。したがって、上述したように、インデックス画像から歌唱者を認識することができない場合があり、改善が望まれていた。
なお、特許文献1には、ビデオ映像をデジタルデータ化して、加工、編集し、ストリーミングビデオ用の映像コンテンツデータ(映像データ及び音声データ)及びインデックス画像データを作成することは記載されているが、どのような手法でインデックス画像を作成するかについては、何ら言及されていない。
本発明は、上述した事情に鑑み提案されたもので、カラオケ歌唱を行っている利用者の歌唱姿態及び歌唱音声を録画して公開する際に、当該歌唱映像のインデックス画像として、歌唱者の顔を的確に識別することが可能なインデックス画像を作成するためのシステムを提供することを目的とする。
本発明のカラオケ歌唱映像のインデックス画像作成システムは、上述した目的を達成するため、以下の特徴点を有している。すなわち、本発明のカラオケ歌唱映像のインデックス画像作成システムは、カラオケ歌唱を行っている利用者の歌唱姿態及び歌唱音声を録画して公開する際に、当該歌唱映像のインデックス画像を作成するためのシステムであって、撮影手段と、歌唱映像作成手段と、顔画像認識手段と、インデックス画像抽出手段とを備えたことを特徴とするものである。
撮影手段は、任意のカラオケ楽曲を歌唱している利用者の歌唱姿態を撮影するための手段である。歌唱映像作成手段は、撮影した歌唱姿態とマイクロホンから入力された歌唱音声とカラオケ楽曲の演奏音とからなる歌唱映像データを作成するための手段である。顔画像認識手段は、撮影した歌唱映像データについて歌唱者の顔画像認識を行って、利用者の顔の隠蔽率を演算するための手段である。インデックス画像抽出手段は、歌唱映像データの中で、利用者の顔の隠蔽率が所定値以下である歌唱姿態の映像をインデックス画像として抽出するための手段である。
このような構成からなるカラオケ歌唱映像のインデックス画像作成システムでは、カラオケ歌唱映像の撮影録画モードを選択した利用者がカラオケ楽曲の歌唱を行う際に、撮影手段の機能により、歌唱姿態を撮影し、歌唱映像作成手段の機能により、撮影した歌唱姿態とマイクロホンから入力された歌唱音声とカラオケ楽曲の演奏音とからなる歌唱映像データを作成する。
また、顔画像認識手段の機能により、撮影した歌唱映像データについて歌唱者の顔画像認識を行って、歌唱者の顔の面積に対して、マイクロホン等が映り込んで顔が隠蔽されている面積の割合を演算する。そして、インデックス画像抽出手段の機能により、歌唱映像データの中で、利用者の顔の隠蔽率が所定値以下である歌唱姿態の映像をインデックス画像として抽出する。抽出されたインデックス画像は、歌唱映像データに関連付けて記憶される。
本発明のカラオケ歌唱映像のインデックス画像作成システムによれば、撮影した歌唱姿態の中からインデックス画像を抽出する際に、歌唱者の顔の隠蔽率が所定値以下の映像をインデックス画像としている。したがって、カラオケ歌唱を行っている利用者の歌唱姿態及び歌唱音声を録画して公開する際に、歌唱者の顔を的確に識別することが可能なインデックス画像を表示することができる。
本発明の実施形態に係るカラオケ歌唱映像のインデックス画像作成システムを適用するカラオケ演奏装置のブロック図。 インデックス画像の作成過程を説明する説明図。
以下、図面を参照して、本発明のカラオケ歌唱映像のインデックス画像作成システム(以下、インデックス画像作成システムと略記する)の実施形態を説明する。図1はインデックス画像作成システムを適用するカラオケ演奏装置のブロック図、図2はインデックス画像の作成過程を説明する説明図である。
本発明の実施形態に係るインデックス画像作成システムは、カラオケ演奏装置10の構成要素となるもので、カラオケ歌唱を行っている利用者の歌唱姿態及び歌唱音声を録画して公開する際に、当該歌唱映像のインデックスとして使用する適切なインデックス画像を抽出することができる。このインデックス画像作成システムは、撮影手段23と、歌唱映像作成手段48と、顔画像認識手段49と、インデックス画像抽出手段50とを備えている。
<カラオケ演奏装置>
本発明の実施形態に係るカラオケ演奏装置10は、図1に示すように、カラオケ本体21、カラオケリモコン装置22、撮影手段23、マイクロホン24、スピーカ25、ミキシングアンプ26、表示装置27を備えている。
<カラオケリモコン装置>
カラオケリモコン装置22は、ユーザインタフェース機能を備えており、カラオケ本体21の送受信手段45に対して有線方式又は無線方式によりデータの送受信を行うようになっている。このカラオケリモコン装置22は、楽曲検索手段22aとして機能するプログラム、楽曲索引データベース22b、利用者ID取得手段22cとして機能する回路基板及びプログラム、データの送受信を行うための回路基板及びプログラム、フラッシュメモリ等からなる記憶手段(図示せず)を備えている。このカラオケリモコン装置22に付帯するスイッチ類や、入出力表示部(図示せず)に表示される各種のアイコン等を操作することにより、選曲操作、歌唱映像の撮影指示操作等が行われる。
<楽曲検索手段/楽曲索引データベース>
楽曲検索手段22aは、利用者の指示に基づき、楽曲索引データベース22bを参照して楽曲を検索するためのプログラムからなる。楽曲索引データベース22bは、カラオケ演奏装置10で演奏に供されるカラオケ楽曲についての属性情報を記述したデータベースであり、例えば、楽曲番号・曲名・歌手名・歌い出し部分の歌詞・流行時期・音楽ジャンル区分・デュエット曲か否かなど、種々の属性情報がこれに含まれている。
<利用者ID取得手段>
利用者ID取得手段22cは、利用者がカラオケ演奏装置10を利用する際に、利用者が所持するID媒体31から利用者IDを取得するための電子回路及びプログラムからなる。利用者ID取得手段22cで取得した利用者IDは、RAM43に一時的に記憶され、ログイン利用者管理手段47で管理される。ID媒体31は、例えば、非接触型のIDカード、携帯電話、携帯情報端末等からなり、利用者IDを記憶して、利用者ID取得手段22cとの間でデータの送受信を行うことができるようになっている。利用者ID取得手段22cで取得した利用者IDは、歌唱映像を公開する際に、利用者を特定するために使用される。
<撮影手段>
撮影手段23は、歌唱者を撮影するための手段で、例えば、主たる構成要素であるビデオカメラと、その付帯装置から構成される。ビデオカメラは、撮像レンズ23a、撮像素子23b、フォーカシング機構23c、ズーミング機構23d、付帯装置としてパン・チルト機構23eを備えている。本実施形態の撮像レンズ23aは、複数のレンズ群から構成されるズームレンズからなり、この撮像レンズ23aにより、被写体からの光線を撮像素子23b上に結像させてビデオ信号に変換する。このビデオ信号は、カラオケ本体21に送信される。
フォーカシング機構23cは、被写体像を撮像素子23b上に合焦して結像させるための機構であり、オートフォーカス機構を備えていることが好ましい。オートフォーカス機構としては、例えば、適宜な間隔を隔てて設置した2つのセパレートレンズを用いて被写体を撮影し、被写体像を撮像素子23b上に結像させ、両画像の位相差に基づいて物体距離を検知する方式や、被写体上に赤外光を照射して、被写体からの拡散反射光をレンズで集光し、その結像位置に基づいて物体距離を検知する方式や、撮像素子23bから被写体のコントラスト情報を抽出し、結像状態を直接判定する方式等が知られている。なお、被写界深度の深いレンズからなる固定焦点の撮像レンズ23aを用いることによりフォーカシング機構23cを省略してもよい。
ズーミング機構23dは、ビデオカメラの画角を変更するための機構で、広角端から望遠端に至る所定の範囲で連続的に画角を変更できるようになっており、画角の変更を行うために、ズームレンズ群を構成する各レンズを光軸に沿って移動させるための機構を備えている。ズームレンズ群を構成する各レンズを光軸に沿って移動させるための機構は、例えば、レンズを光軸に沿って移動可能に支持する支持機構、及びレンズを光軸に沿って移動させるアクチュエータ等からなる。
なお、ズーミング機構23dは、歌唱者の顔領域の大きさが予め設定した面積とほぼ等しくなるように画角調整を行うための画角調整手段を備えることが好ましい。また、歌唱者が移動した場合であっても、歌唱者の顔領域の大きさが予め設定した面積とほぼ等しくなるような環境に撮影手段23が設置されている場合には、ズーミング機構23dを省略することができる。さらに、利用者の所望に応じて画角調整を行うようにしてもよい。
パン・チルト機構23eは、ビデオカメラをパン及びチルトさせるための機構であり、互いに直交する2軸方向にそれぞれ回転するパンテーブル及びチルトテーブルと、このパンテーブル及びチルトテーブルを互いに直交する2軸方向にそれぞれ回転駆動するステッピングモータと、ステッピングモータの駆動制御装置とを備えている。
なお、画角及びビデオカメラの向き(撮影方向)を調整するための被写体追従手段を設け、この被写体追従手段の機能により、ズーミング機構23d及びパン・チルト機構23eを制御して、適正な大きさ及び適正な方向を向いた顔画像を有する歌唱姿態を撮影することが好ましい。
<カラオケ本体>
カラオケ本体21は、中央制御手段41、ROM42、RAM43、HDD44、送受信手段45、予約管理手段46、ログイン利用者管理手段47、歌唱映像作成手段48、顔画像認識手段49、インデックス画像抽出手段50、撮影データ受信手段51、A/Dコンバータ52、音楽再生制御手段53、映像再生制御手段54を備えている。
<中央制御手段>
中央制御手段41は、カラオケ本体21を総合的に制御するための手段であり、例えばCPU及びその周辺機器により構成されており、CPU等がROM42等に記憶されたアプリケーションプログラムに従って動作することにより、制御機能を発揮することができるようになっている。
<ROM/RAM>
ROM42は、カラオケ本体21を構成する各機器を制御するためのアプリケーションプログラムデータや数値データを記憶するための機器で、例えば半導体メモリ等で構成される。また、RAM43は、アプリケーションプログラムや各種データを一時的に記憶する一時記憶領域として機能するもので、例えば半導体メモリ等で構成される。なお、物理的な半導体メモリによりRAM43を構成するのではなく、ハードディスク記憶装置等を用いて仮想的なRAM43を構成してもよい。本実施形態では、RAM43に、予約待ち行列43a、歌唱映像データ43bが記憶されるようになっている。なお、歌唱映像データ43bにはインデックス画像が含まれている。
<HDD>
HDD44は、大容量記憶装置として機能するもので、楽曲データベース44a、映像データベース44bが格納されている。なお、HDD44に替えて、あるいはHDD44とともに、データを書き替え可能なDVD等の大容量記憶装置を用いてもよい。
楽曲データベース44aは、演奏データ(MIDI規格データ)及び歌詞テロップデータが同期されて構成される楽曲データについて、楽曲IDと対応付けてそれぞれ格納したデータベースである。演奏データは各楽曲の演奏データをデジタル化したものであり、歌詞テロップデータは演奏データに同期されたカラオケ楽曲の歌詞文字データである。なお、歌詞文字データには、歌詞文字の表示色データ、色変わりデータ等が含まれている。映像データベース44bは、演奏されるカラオケ楽曲に対応した背景映像を、当該カラオケ楽曲の楽曲IDに対応させた映像ファイルとして所定数格納したデータベースである。
<送受信手段>
送受信手段45は、カラオケ本体21とカラオケリモコン装置22との間で、データの送受信を行うための電子回路及びプログラムからなる。本実施形態では、赤外線通信により、カラオケ本体21とカラオケリモコン装置22との間で、データの送受信が行われる。
<予約管理手段>
予約管理手段46は、利用者により楽曲検索手段22aの機能を用いて選曲され、送受信手段45を介して受信した当該選曲者の利用者情報(例えば利用者ID)及び選曲された楽曲IDを対応付けて予約待ち行列43aとしてRAM43に格納し、管理するためのプログラムである。なお、楽曲選択の表示や予約待ち行列43aの表示は、カラオケリモコン装置22の入出力表示部(図示せず)及び表示装置27のいずれか一方、あるいは双方で行うことができる。
<ログイン利用者管理手段>
ログイン利用者管理手段47は、現に当該カラオケ演奏装置10にログインしている利用者を、利用者IDに基づき特定して管理するためのプログラムからなる。すなわち、ログイン利用者管理手段47では、利用者ID取得手段22cにより利用者IDが取得された場合に、この利用者IDに基づいてカラオケ演奏装置10にログインしている利用者を特定して管理する。取得した利用者IDは、選曲予約楽曲や歌唱映像データの特定を行う際に利用される。すなわち、予約待ち行列43aを構成する各データ及び歌唱映像データ43bを構成する各データに利用者IDを紐付けておくことにより、楽曲予約を行った利用者や、撮影対象となった利用者を特定することができる。
<音楽再生制御手段>
音楽再生制御手段53は、楽曲IDに基づいて楽曲データベース44aから抽出された演奏データをデジタル再生するとともにアナログ変換してミキシングアンプ26に出力するための電子回路である。ミキシングアンプ26は、マイクロホン24から入力された歌唱者の歌唱音声信号と、音楽再生制御手段53から送出される演奏音声信号とをミキシングするとともに、アンプ機能により増幅してスピーカ25より出力させるための装置である。なお、本実施形態では、歌唱音声の録音に歌唱音声信号を利用するため、マイクロホン24からの歌唱音声信号がA/Dコンバータ52へ入力されている。
<映像再生制御手段>
映像再生制御手段54は、カラオケ楽曲の演奏中に、映像データベース44bから抽出した映像データ及び楽曲データベース44aから抽出した楽曲データのうちの歌詞テロップデータ(歌詞文字データ)を、当該カラオケ楽曲の演奏データに同期させて表示装置27に出力するための電子回路である。この際、カラオケ楽曲の演奏進行に従って、歌詞文字が色変わりして表示される。
<撮影データ受信手段>
撮影データ受信手段51は、撮影手段23からのビデオ信号を受信するための回路基板及びプログラムからなる。
<歌唱映像作成手段>
歌唱映像作成手段48は、撮影手段23により撮影した歌唱姿態とマイクロホン24から入力された歌唱音声とカラオケ楽曲の演奏音とからなる歌唱映像データ43bを作成するためのプログラムからなる。すなわち、歌唱映像作成手段48は、撮影手段23により撮影され、撮影データ受信手段51により受信したビデオ信号と、マイクロホン24から入力され、A/Dコンバータ52によりデジタル変換された音声入力信号と、音楽再生制御手段53によりデジタル再生された演奏音とを用いて歌唱映像データ43bを作成し、RAM43に記憶する。
RAM43に記憶された歌唱映像データ43bは、図示しないが、インターネット回線を介してサーバに蓄積することによりウェブ配信することができる。また、RAM43に記憶された歌唱映像データ43bをDVDドライブ等の記録装置及び書込ソフトウエアを用いてDVD等の記憶媒体に記憶してもよい。なお、このような撮影サービスは、カラオケ演奏装置10を利用したカラオケ楽曲の歌唱という基本サービスに付加するサービスであるため、一般的に有料となっていることが多い。そこで、歌唱映像作成手段48による歌唱映像データ43bの作成及び記憶は、利用者の指示があった場合のみに行う構成とすることが好ましい。すなわち、利用者がカラオケリモコン装置22を操作することにより歌唱映像データ43bの作成及び記憶を指示した場合に、歌唱映像作成手段48の機能により、歌唱映像データ43bの作成及び記憶が行われる。
<顔画像認識手段>
顔画像認識手段49は、撮影した歌唱映像データについて歌唱者の顔画像認識を行って、利用者の顔の隠蔽率を演算するためのプログラムからなる。すなわち、顔画像認識手段49は、歌唱者の歌唱映像の中から顔画像を識別するとともに、識別した顔画像領域内で、その輪郭、目、鼻、口の位置を利用して、当該顔画像全体に対して隠蔽されている領域の割合を演算する。
歌唱者の顔画像データを識別するためには、例えば、特開2000−2833号公報に記載されているように、エッジ検出により、撮影視野内に存在する画像の輪郭を抽出する。そして、輪郭で囲まれた領域のうち所定の大きさの面積を有する領域を顔画像領域として認識する。続いて、顔画像領域内で、その輪郭、目、鼻、口の位置を利用し、顔画像全体に対して、マイクロホン等により隠蔽されている領域の割合を演算することができる。
<インデックス画像抽出手段>
インデックス画像抽出手段50は、歌唱映像データの中で、利用者の顔の隠蔽率が所定値以下である歌唱姿態の映像をインデックス画像として抽出するためのプログラムからなる。抽出されたインデックス画像は、歌唱映像データ43bと関連付けられてRAM43に記憶される。なお、抽出するインデックス画像の枚数に制限はなく、例えば、隠蔽率が基準値以下である歌唱映像画像の中から、隠蔽率が低い順に1枚、2枚、あるいは3枚以上の歌唱映像画像をインデックス画像とすることができる。なお、隠蔽率の基準値は適宜設定可能であるが、特に歌唱者が誰であるのかを認識できる程度の隠蔽率であることを必要とする。
<表示装置>
表示装置27は、カラオケ演奏時の映像、歌詞テロップ、警告メッセージ等を表示するための装置で、例えば、CRTディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ等により構成される。
<インデックス画像の抽出>
図1及び図2を参照して、本実施形態のインデックス画像作成システムにおいてインデックス画像を抽出する手順を説明する。本実施形態のインデックス画像作成システムでは、カラオケ歌唱映像の撮影モードが選択されると、当該利用者がカラオケ楽曲の歌唱を行う際に、撮影手段23の機能により歌唱姿態を撮影する。そして、歌唱映像作成手段48の機能により、撮影した歌唱姿態とマイクロホン24から入力された歌唱音声とカラオケ楽曲の演奏音とからなる歌唱映像データ43bを作成する。
歌唱映像データ43bが作成されると、顔画像認識手段49の機能により、撮影した歌唱映像データについて歌唱者の顔画像認識を行う。そして、インデックス画像抽出手段50の機能により、歌唱映像データの中で、利用者の顔の隠蔽率が所定値以下である歌唱姿態の映像をインデックス画像として抽出し、歌唱映像データ43bに関連付けてRAM43に記憶する。例えば、図2(a)に示す画像は、歌唱者の顔がマイクロホンで隠れているため顔の隠蔽率が所定値を超えているので、インデックス画像として抽出しない。一方、図2(b)に示す画像は、歌唱者の顔がマイクロホンで隠れていないため顔の隠蔽率が所定値以下となっているためインデックス画像に適しており、この画像をインデックス画像として抽出する。
なお、図2では、インデックス画像の抽出の説明を容易なもとするために、2枚の顔画像を例にとっているが、インデックス画像の抽出対象となる歌唱姿態の映像は3枚以上存在するのが一般的である。また、インデックス画像を複数抽出した場合には、利用者に所望の画像を選択させてもよい。この場合には、カラオケリモコン装置22にインデックス画像選択手段を設け、カラオケリモコン装置22の表示画面にインデックス画像をサムネイル表示して、利用者に選択させればよい。
<他の実施形態>
本発明のカラオケ歌唱映像のインデックス画像作成システム及びその周辺装置を構成する機器や手段は上述したものに限定されず、その利用目的に応じて、必要な機器や手段のみの構成としたり、適宜他の機器や手段を付加したりすることができる。また、各手段をそれぞれ別個のものとして構成するのではなく、複数の機能を統合した手段として構成してもよい。
<ネットワークカラオケシステム>
また、上述した実施形態は、カラオケ演奏装置10をスタンドアロンで使用した例を示しているが、各カラオケ店舗等に設置されたカラオケ演奏装置10を端末装置とし、インターネット回線等を用いて、端末装置とホスト装置とをネットワーク接続した構成とすることもできる。この場合には、ホスト装置において、利用者ID等を集中管理することにより、ネットワーク接続された各カラオケ演奏装置10において同様のサービスを提供することができる。
10 カラオケ演奏装置
21 カラオケ本体
22 カラオケリモコン装置
22a 楽曲検索手段
22b 楽曲索引データベース
22c 利用者ID取得手段
23 撮影手段
23a 撮像レンズ
23b 撮像素子
23c フォーカシング機構
23d ズーミング機構
23e パン・チルト機構
24 マイクロホン
25 スピーカ
26 ミキシングアンプ
27 表示装置
31 ID媒体
41 中央制御手段
42 ROM
43 RAM
43a 予約待ち行列
43b 歌唱映像データ
44 HDD
44a 楽曲データベース
44b 映像データベース
45 送受信手段
46 予約管理手段
47 ログイン利用者管理手段
48 歌唱映像作成手段
49 顔画像認識手段
50 インデックス画像抽出手段
51 撮影データ受信手段
52 A/Dコンバータ
53 音楽再生制御手段
54 映像再生制御手段

Claims (1)

  1. カラオケ歌唱を行っている利用者の歌唱姿態及び歌唱音声を録画して公開する際に、当該歌唱映像のインデックス画像を作成するためのシステムであって、撮影手段と、歌唱映像作成手段と、顔画像認識手段と、インデックス画像抽出手段と、を備え、
    前記撮影手段は、任意のカラオケ楽曲を歌唱している利用者の歌唱姿態を撮影し、
    前記歌唱映像作成手段は、前記撮影した歌唱姿態とマイクロホンから入力された歌唱音声とカラオケ楽曲の演奏音とからなる歌唱映像データを作成し、
    前記顔画像認識手段は、前記撮影した歌唱映像データについて歌唱者の顔画像認識を行って、利用者の顔の隠蔽率を演算し、
    前記インデックス画像抽出手段は、前記歌唱映像データの中で、利用者の顔の隠蔽率が所定値以下である歌唱姿態の映像をインデックス画像として抽出する、
    ことを特徴とするカラオケ歌唱映像のインデックス画像作成システム。
JP2012152042A 2012-07-06 2012-07-06 カラオケ歌唱映像のインデックス画像作成システム Pending JP2014017570A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012152042A JP2014017570A (ja) 2012-07-06 2012-07-06 カラオケ歌唱映像のインデックス画像作成システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012152042A JP2014017570A (ja) 2012-07-06 2012-07-06 カラオケ歌唱映像のインデックス画像作成システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014017570A true JP2014017570A (ja) 2014-01-30

Family

ID=50111922

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012152042A Pending JP2014017570A (ja) 2012-07-06 2012-07-06 カラオケ歌唱映像のインデックス画像作成システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014017570A (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0916752A (ja) * 1995-07-03 1997-01-17 Sanyo Electric Co Ltd カラオケシステム
JP2002328689A (ja) * 2001-05-02 2002-11-15 Fuji Photo Film Co Ltd 音声画像記録プログラム並びに音声画像記録装置及び音声画像記録方法
JP2005227957A (ja) * 2004-02-12 2005-08-25 Mitsubishi Electric Corp 最適顔画像記録装置及び最適顔画像記録方法
JP2012027340A (ja) * 2010-07-26 2012-02-09 Brother Ind Ltd カラオケ装置及びカラオケ歌唱者の静止画出力方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0916752A (ja) * 1995-07-03 1997-01-17 Sanyo Electric Co Ltd カラオケシステム
JP2002328689A (ja) * 2001-05-02 2002-11-15 Fuji Photo Film Co Ltd 音声画像記録プログラム並びに音声画像記録装置及び音声画像記録方法
JP2005227957A (ja) * 2004-02-12 2005-08-25 Mitsubishi Electric Corp 最適顔画像記録装置及び最適顔画像記録方法
JP2012027340A (ja) * 2010-07-26 2012-02-09 Brother Ind Ltd カラオケ装置及びカラオケ歌唱者の静止画出力方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3942437B1 (en) Systems and methods for multimedia swarms
KR101444103B1 (ko) 상태 정보를 이용하여 미디어 신호를 생성하는 방법 및장치
CN103842936A (zh) 将多个实况视频剪辑和静态照片记录、编辑和合并为成品组合作品
KR101830786B1 (ko) 스크립트 생성 장치, 동영상 재생 장치 및 360도 동영상에 대한 화면 제어 방법
CN114449252A (zh) 基于解说音频的现场视频动态调整方法、装置、设备、系统和介质
JP2005094713A (ja) データ表示システム、データ表示方法、プログラムおよび記録媒体
CN105791883A (zh) 多媒体数据播放方法、装置和系统
EP2942949A1 (en) System for providing complex-dimensional content service using complex 2d-3d content file, method for providing said service, and complex-dimensional content file therefor
JP2010262072A (ja) デジタルテレビ対応カラオケシステム
JP5325012B2 (ja) 歌唱者画像撮影機能を有するカラオケシステム
JP6533108B2 (ja) カラオケ楽曲演奏時における背景映像対応システム
WO2013187796A1 (ru) Способ автоматического монтажа цифровых видеофайлов
JP6110731B2 (ja) ジェスチャーによるコマンド入力識別システム
JP2014017570A (ja) カラオケ歌唱映像のインデックス画像作成システム
JP2010256643A (ja) 不適切行為の撮影排除機能を有するカラオケシステム
JP2014109681A (ja) 歌唱音声に対応する歌唱動画選択システム
JP2011215222A (ja) カラオケ歌唱者映像及び歌唱音声記録システム
JP2005191892A (ja) 情報取得装置及びこれを用いたマルチメディア情報作成システム
JP2021101530A (ja) 録画装置、動画システム、録画方法、及びプログラム
JP2004349832A (ja) 撮影装置
JP2011215221A (ja) カラオケ歌唱者映像及び歌唱音声記録システム
JP6242083B2 (ja) 背景映像表示システム
JP6121139B2 (ja) カラオケ歌唱映像の歌唱音声選択システム
JP2013182073A (ja) コラボレーション歌唱の録画システム
JP2019096950A (ja) 撮像装置、撮像方法及び撮像プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141003

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150917

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150929

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20151127

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160115