JP2014016779A - 画像形成装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】原稿に対して画像処理を実行するのに先立って文書の優先度に基づき原稿の関連文書を抽出して提示する。
【解決手段】文書記憶手段に記憶される文書の属性の各属性値に対応させて設定された優先度情報を記憶する優先度情報記憶部26と、ユーザにより設定されたキーワードに基づき検索を行うことで文書サーバ15に記憶された文書の中から原稿の関連文書の候補となる文書を絞り込む絞込部222と、抽出条件を満たす優先度情報が設定された属性値を、優先度情報記憶部26から抽出する属性値抽出部223と、抽出された属性値に基づき絞込部222に絞り込まれた文書を検索することにより、当該原稿に関連する関連文書を抽出する関連文書抽出部224と、処理実行部226により画像処理が実施される前に抽出された関連文書を特定する情報をユーザに提示する提示処理部225と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置及びプログラムに関する。
画像形成装置を用いて印刷を行う場合において原稿の画像形成に必要な助言情報をユーザに提示する技術として、従来においては、画像形成装置が、原稿を読み取り、その読み取った原稿の属性を表す特性値を抽出し、その抽出された特性値に対応する助言情報(設定ジョブパラメータ)を印刷設定に先立って表示する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。
特開2006−201712号公報
本発明は、原稿に対して画像処理を実行するのに先立って文書の優先度に基づき原稿の関連文書を抽出して提示することを目的とする。
本発明に係る画像形成装置は、文書記憶手段に記憶される文書の属性の各属性値に対応させて設定された優先度情報を記憶する優先度情報記憶手段と、予め設定された抽出条件を満たす優先度情報が設定された属性値を前記優先度情報記憶手段から抽出する属性値抽出手段と、前記属性値抽出手段により抽出された属性値に基づき検索することにより、前記文書記憶手段に記憶される文書の中から当該原稿に関連する関連文書を抽出する関連文書抽出手段と、前記実行手段により画像処理が実施される前に前記関連文書抽出手段により抽出された当該原稿の関連文書を特定する情報を前記ユーザに提示する提示手段と、を有することを特徴とする。
また、取得した原稿の読取画像を解析することによって得られた当該原稿の特性を示す特性値に基づき前記文書記憶手段を検索することにより当該原稿の関連文書の候補となる文書を絞り込む絞込手段を有し、前記関連文書抽出手段は、前記属性値抽出手段により抽出された属性値に基づき検索することにより前記絞込手段により絞り込まれた文書の中から当該原稿の関連文書を抽出することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、画像形成装置に搭載されたコンピュータを、取得した原稿に対してユーザにより指定された画像処理を実行する実行手段、予め設定された抽出条件を満たす優先度情報が設定された属性値を、文書記憶手段に記憶される文書の属性の各属性値に対応させて設定された優先度情報を記憶する優先度情報記憶手段から抽出する属性値抽出手段、前記属性値抽出手段により抽出された属性値に基づき検索することにより、前記文書記憶手段に記憶される文書の中から当該原稿に関連する関連文書を抽出する関連文書抽出手段、前記実行手段により画像処理が実施される前に前記関連文書抽出手段により抽出された当該原稿の関連文書を特定する情報を前記ユーザに提示する提示手段、として機能させるためのものである。
請求項1記載の発明によれば、原稿に対して画像処理を実行するのに先立って文書の優先度に基づき原稿の関連文書を抽出して提示することができる。
請求項2記載の発明によれば、当該原稿の特性値に基づき原稿の関連文書の候補となる文書を事前に絞り込むことができる。
請求項3記載の発明によれば、原稿に対して画像処理を実行するのに先立って文書の優先度に基づき原稿の関連文書を抽出して提示することができる。
本発明に係る画像形成装置の一実施の形態を示したブロック構成図である。 本実施の形態における画像形成装置のハードウェア構成図である。 本実施の形態における優先度情報記憶部に記憶される優先度情報のデータ構成例を示した図である。 本実施の形態における画像形成装置に用意されたメインメニュー(1ページ目)の一例を示した図である。 本実施の形態における画像形成装置に用意されたメインメニュー(2ページ目)の一例を示した図である。 本実施の形態における画像処理を示したフローチャートである。 本実施の形態におけるキーワード設定画面の一例を示した図である。 本実施の形態における関連文書一覧画面の一例を示した図である。
以下、図面に基づいて、本発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、本発明に係る画像形成装置の一実施の形態を示したブロック構成図である。図1には、画像形成装置20と文書サーバ15とがネットワーク16にて接続された構成が示されている。文書サーバ15には、電子文書(以下、単に「文書」ともいう)が格納されている。なお、ネットワーク16には、文書の保存先として複数のサーバコンピュータと、文書の利用先として複数の画像形成装置20とが接続されてもよいが、それぞれ同様の構成、機能を有していればよいので、図1には、便宜的に1台ずつ示した。
図2は、本実施の形態における画像形成装置20のハードウェア構成図である。画像形成装置20は、コピー機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能等各種機能を搭載した複合機であり、コンピュータを内蔵した装置である。図2において、CPU1は、ROM9に格納されたプログラムにしたがってスキャナ4やプリンタエンジン6等本装置に搭載された各種機構の動作制御を行う。アドレスデータバス2は、CPU1の制御対象となる各種機構と接続してデータの通信を行う。操作パネル3は、ユーザからの指示の受け付け、情報の表示を行う。スキャナ4は、ユーザがセットした原稿を読み取り、電子データとしてHDD(Hard Disk Drive)5等に蓄積する。HDD5は、スキャナ4を使用して読み取った文書、文書サーバ15から取得した文書等を格納する。本実施の形態で利用する親展ボックスは、HDD5に設けられる。プリンタエンジン6は、CPU1で実行される制御プログラムからの指示に従い出力用紙上に画像を印字する。ネットワークインタフェース(I/F)7は、ネットワーク16を接続し、電子データの送受信、電子メールの送受信、またブラウザ経由による本装置へのアクセスなどに利用される。RAM8は、プログラム実行時のワークメモリや電子データ送受信時の通信バッファとして利用される。ROM9は、本装置の制御や各種機能を有する各種プログラムが格納される。各種プログラムが実行されることで後述する各構成要素が所定の処理機能を発揮する。外部メディアインタフェース(I/F)10は、USBメモリ、フラッシュメモリ等の外部メモリ機器とのインタフェースである。
また、文書サーバ15は、CPU、ROM、RAM、HDD、入出力手段及び通信手段等を有する汎用的なハードウェア構成で実現してよい。
図1に戻り、本実施の形態における画像形成装置20は、指示受付部21、画像処理部22、優先度情報更新部23、制御部24、キーワード記憶部25、優先度情報記憶部26及び文書情報保持部27を有している。なお、図1には、本実施の形態の説明に必要な構成要素のみを図示している。指示受付部21は、画像処理機能等の選択、パラメータの設定操作等操作パネル3を操作することによってユーザにより入力された指示を受け付ける。画像処理部22は、コピー、スキャン等画像形成装置20に搭載されている各種機能を実現するための画像処理を実行する。優先度情報更新部23は、優先度情報記憶部26に記憶されている優先度情報を更新する。制御部24は、画像形成装置20に搭載された各種処理機能の全体制御を行う。
本実施の形態における画像処理部22は、キーワード設定部221、文書絞込部222、属性値抽出部223、関連文書抽出部224、提示処理部225及び処理実行部226を有している。キーワード設定部221は、キーワード記憶部25を参照するなどして原稿に関連する関連文書を絞り込む際に用いるキーワードを設定する。文書絞込部222は、絞込手段として設けられ、取得した原稿の読取画像を解析することによって得られた当該原稿の特性を示す特性値に基づき文書サーバ15を検索することにより当該原稿に関連する関連文書の候補となる文書を絞り込み、その絞り込んだ文書に関する情報を文書情報保持部27に登録する。本実施の形態では、特性値として文書内の文字列を検索するためのキーワードを用いる。属性値抽出部223は、属性値抽出手段として設けられ、予め設定された抽出条件を満たす優先度情報が設定された属性値を優先度情報記憶部26から抽出する。関連文書抽出部224は、関連文書抽出手段として設けられ、属性値抽出部223により抽出された属性値に基づき検索することにより、文書サーバ15に記憶される文書の中から当該原稿に関連する関連文書を抽出する。本実施の形態においては、関連文書抽出部224が文書サーバ15に直接アクセスして原稿の関連文書を抽出せずに、文書絞込部222により絞り込まれた文書、すなわち文書情報保持部27に記憶された文書に関する情報から特定される文書の中から原稿の関連文書を抽出する。提示処理部225は、提示手段として設けられ、処理実行部226により画像処理が実行される前に関連文書抽出部224により抽出された当該原稿の関連文書を特定する情報をユーザに提示する。処理実行部226は、実行手段として設けられ、取得した原稿に対してユーザにより指定された画像処理を実行する。
キーワード記憶部25には、画像形成装置20において原稿に関連する関連文書を絞り込む際に用いるキーワードの候補が予め記憶されている。文書情報保持部27には、文書絞込部222により絞り込んだ文書に関する情報を保持する。文書に関する情報というのは、文書そのものの電子データでもよいが、本実施の形態では、文書の名称、格納先情報等文書を特定するための情報を想定している。優先度情報記憶部26は、優先度情報記憶手段として設けられ、文書サーバ15に記憶される文書の属性の各属性値に対応させて設定された優先度情報を記憶する。この優先度情報について図3を用いて説明する。
図3は、本実施の形態における優先度情報記憶部26に設定される優先度情報のデータ構成例を示した図である。本実施の形態においては、文書の属性及び文書そのものに対する信頼度を表す指標値で優先度情報を設定する。図3には、文書の属性の一例として文書の作成者が示されている。図3に例示したように、作成者毎に信頼度として評価値(高、中、低)が設定される。作成者に対する信頼度は、当該ユーザが作成した文書に対する利用頻度、評価等を参照に文書管理者等によって設定される。高い評価値の作成者ほど信頼度が高くなり、後述する属性値抽出処理で抽出される可能性が高くなる。なお、本実施の形態では、高、中、低という3段階で信頼度を設定したが、これに限定する必要はない。
更に、本実施の形態においては、信頼度を文書毎に設定している。具体的には、文書名という属性により特定される文書それぞれに対して引用回数及び参照回数という指標値を用いて信頼度を表している。「引用回数」というのは、他の文書から引用された回数である。「参照回数」というのは、当該文書が閲覧された回数である。引用回数、参照回数共に大きい数ほど信頼度が高くなり、後述する属性値抽出処理で抽出される可能性が高くなる。参照回数は、後述するようにいずれかのユーザによって画像処理が実行され文書が印刷等の際に参照されることによって自動的に積算される。また、引用回数は、文書に引用されたことが検出されることによって自動的にあるいは文書作成者等によって積算される。
なお、本実施の形態では、作成者及び名称という文書の属性に対して優先度情報を設定したが、これ以外の、あるいはこれを含む属性に対しても優先度情報を設定してもよい。また、各文書に対する信頼度は、引用回数及び参照回数という指標の例に限らず、他の指標又は他の指標と組み合わせて表してもよい。
画像形成装置20における各構成要素21〜24は、画像形成装置20に搭載されたコンピュータ及びスキャナ4等の各装置と、コンピュータに搭載されたCPU1で動作するプログラムとの協調動作により実現される。また、各記憶手段25〜27は、画像形成装置20に搭載されたHDD5又はRAM8にて実現される。
また、本実施の形態で用いるプログラムは、通信手段により提供することはもちろん、外部メディアインタフェース10に接続可能な外部メモリ機器等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して提供することも可能である。通信手段や記録媒体から提供されたプログラムはコンピュータにインストールされ、CPU1がプログラムを順次実行することで各種処理が実現される。
文書は、複数のユーザから引用、参照等アクセスされることになるが、本実施の形態では、アクセスされる回数が多い文書は客観的に信頼されるに値する文書であると推定した。そこで、本実施の形態においては、後述するように文書サーバ15に格納されている文書の中から、ある基準を満たす文書、詳細には、優先度情報に含まれる属性値が所定の抽出条件を満たす場合、その属性値を抽出し、その属性値に合致する文書を抽出して画像処理対象の原稿の関連文書としてユーザに提示するようにした。本実施の形態では、信頼度の高い属性値を持つ文書が優先的に抽出されることになる。本実施の形態では、「信頼度」を「優先度」と同義に扱う。
次に、本実施の形態における動作について説明する。
本実施の形態では、図4A及び図4Bに例示した2ページにわたるメインメニューが画像形成装置20に予め用意されている。図4Aに例示した1ページ目のメインメニューが操作パネル3に表示されている場合、所定のフリック操作、例えば1本の指先をメインメニュー上のいずれかの部分に触れさせた状態で右方向に移動させると、図4Bに例示した2ページ目のメインメニューが表示される。また、2ページ目のメインメニューが操作パネル3に表示されているときに所定のフリック操作、例えば1本の指先をメインメニュー上のいずれかの部分に触れさせた状態で右方向に移動させると、3ページ目のメインメニューが存在しないので、1ページ目のメインメニューに戻る。あるいは、左方向へのフリック操作により、1ページ目のメインメニューに戻るようにしてもよい。
そして、メインメニューに表示されている機能選択ボタンの中から実行した機能に対応するボタンに指先を触れさせた状態で所定のフリック操作、例えば1本の指先を下方向に移動させると、その触れていたボタンに対応する機能の実行を開始できるようになる。ここでは、「コピー」が選択された場合を例にして、本実施の形態における画像処理(すなわち、コピー処理)について図5に示したフローチャートを用いて説明する。
ユーザが1本の指先を「コピー」ボタンに触れさせた状態で下方向にフリック操作すると、指示受付部21は、この操作を受け付ける。制御部24は、この操作指示がコピー機能の実行であると認識すると、コピー機能処理を起動する。これにより、画像処理部22は、コピー機能処理の実行を開始する。
コピー機能処理が開始されると、まず最初にキーワード設定部221によりキーワードの設定が行われる(ステップ101)。すなわち、ユーザによる所定のフリック操作に応じて、キーワード設定部221は、図6に示したキーワード設定画面を操作パネル3に表示する。そして、ユーザは、このキーワード設定画面からコピー原稿に関連する関連文書を抽出するためのキーワードを入力する。キーワード設定部221は、このようにキーワード設定画面から入力指定されたキーワードを受け付けることでキーワードを設定する。
ところで、キーワードの設定に関しては、上記以外の方法を採用してもよい。例えば、キーワード設定部221は、キーワード記憶部25に記憶されているキーワードの候補となる文字列を読み出して、キーワード設定画面にリスト表示する。そして、そのキーワードの候補の中からキーワードをユーザに選択させるようにしてもよい。あるいは、初期値として予め設定されている文字列のみをキーワード設定画面に表示するようにしてもよい。ユーザは、画面に表示されているキーワードの候補となる文字列の中からキーワードとして設定したい文字列を選択したり、あるいは設定したいキーワード以外の文字列を削除するなどしてキーワードを選択してもよい。
なお、本実施の形態では、1本の指による下方向へのフリック操作によりコピー機能が選択されると、キーワードの設定処理を自動的に行えるようにしたが、例えば、コピー機能の選択とは異なる所定の操作、例えば、1本の指先をメインメニュー上のいずれかの部分に触れさせた状態で上方向に移動させることで、キーワードの設定処理に移行できるようにしてもよい。この場合、キーワードの設定処理を実行してから、1本の指による下方向へのフリック操作を行うことでコピー機能の実行開始を別途指示することになる。
このように、キーワード設定処理の実行を、コピー機能処理の実行と異なるユーザ操作に割り当てておくと、本実施の形態において説明する機能を利用せずに従前からの単なるコピー機能を利用したい場合、あるいは初期設定されているキーワードをそのまま利用するためにキーワードの設定処理を実行させる必要がない場合には、キーワード設定機能を起動せずにすむので有用である。
なお、上記例では、フリック操作の方向で実行すべき処理を指示していたが、例えば、1本の指でのフリック操作はキーワードの設定有りでのコピー機能の開始、2本の指でのフリック操作はキーワードの設定無しでのコピー機能の開始と、フリック操作を行う指の本数で使い分けるようにしてもよい。
続いて、画像処理部22は、ユーザ操作に従いパラメータの設定を行う(ステップ102)。ここでいうパラメータというのは、コピーの場合、拡縮倍率、コピー枚数、用紙選択等である。なお、パラメータには、通常初期値が設定されているので、前述したキーワードにおいて説明したようにパラメータ設定処理を実行する必要がない場合には、所定のフリック操作、例えば2本の指による下方向へのフリック操作がされることで、キーワードの設定に加えてパラメータの設定も行わずに、ジョブ(ここでは、コピー)が起動されるようにしてもよい。すなわち、ステップ101,102を実行せずにステップ103に移行できるようにしてもよい。
ここで、コピーの実行の開始指示に相当する所定のフリック操作が行われると、指示受付部21は、その開始指示を受け付ける(ステップ103)。一般的には、実行開始ボタンのクリック操作によってコピーが開始されることになるが、本実施の形態においては、ボタン操作をせずにフリック操作によりコピーが開始されるようにしている。
この所定のフリック操作に応じて、スキャナ4が原稿台に置かれている原稿を読み取ると、文書絞込部222は、その読取画像に対してOCR処理を実行することで、読取画像から文字列を抽出する(ステップ104)。続いて、文書絞込部222は、キーワード設定部221により設定されたキーワードと読取画像から抽出された文字列とを比較し、キーワードと一致する文字列の有無を判定する。キーワードと一致する文字列が存在しない場合(ステップ105でN)、通常の画像処理、この例では読み取られた原稿のコピー処理が処理実行部226により実行される(ステップ115)。一方、キーワードと一致する文字列が存在する場合(ステップ105でY)、文書絞込部222は、いずれかの文字列と一致したキーワードに基づき文書サーバ15に格納されている文書を検索することで、そのキーワードを含む文書を抽出する。このように、本実施の形態では、第1段階としてキーワードに基づき原稿に関連する関連文書の候補となる文書を絞り込む(ステップ106)。そして、文書絞込部222は、絞り込んだ文書に関する情報を文書情報保持部27に登録する。文書に関する情報というのは、文書の格納先を特定する情報、文書の属性情報等である。文書本体を取得して保持してもよいが、絞り込まれた文書は、この段階ではまだ関連文書候補なので効率的ではない。
ここで、上記絞込処理により該当する文書が存在しなかった場合(ステップ107でN)、通常の画像処理、この例では読み取られた原稿のコピー処理が処理実行部226により実行される(ステップ115)。一方、文書が存在した場合(ステップ107でY)、続いて、属性値抽出部223は、抽出条件に合致する優先度情報に含まれる属性値を優先度情報記憶部26から読み出す(ステップ108)。抽出条件は、画像形成装置20又は文書の管理者等によって予め設定されている条件である。抽出条件としては、例えば作成者信頼度が「高」以上である、又は文書信頼度において引用回数が20以上かつ参照回数が20以上である、という一定の閾値が設定される。この例に従うと、図3に例示した優先度情報の中では、ユーザA及び文書名Dという各属性値に対して設定されている信頼度が上記抽出条件を満たすので、属性値抽出部223は、これらの抽出条件を満たす優先度情報に含まれる属性値「ユーザA」及び「文書名D」を抽出する。
続いて、関連文書抽出部224は、属性値抽出部223により抽出された属性値に基づき文書情報保持部27を検索することにより、当該属性値に合致する文書を関連文書として抽出する(ステップ109)。なお、この処理で明らかなように、文書情報保持部27に保持される文書に関する情報には、属性値が少なくとも含まれている必要がある。
ここで、関連文書が存在しない場合(ステップ110でN)、通常の画像処理、この例では読み取られた原稿のコピー処理が処理実行部226により実行される(ステップ115)。
一方、関連文書が存在する場合(ステップ110でY)、提示処理部225は、関連文書一覧画面を操作パネル3に表示することで、抽出された関連文書をリスト表示する(ステップ111)。この操作パネル3に表示される関連文書一覧画面の一例を図7に示す。図7に示したように、関連文書を特定する情報として関連文書の抽出処理により抽出された関連文書の名称に加え、当該関連文書に含まれているキーワード及びページ数が表示される。この表示される内容は、一例であって、その他に文書作成者、引用回数や参照回数等他の当該関連文書の属性値を合わせて表示してもよい。そして、コピー対象の原稿と合わせて印刷したい関連文書があれば、ユーザは、該当する関連文書を所定の操作により選択する。そして、ユーザが関連文書一覧画面上の同時印刷ボタン31を選択すると、処理実行部226は、画像処理、この例の場合は原稿の読取画像をコピーのために印刷すると共に(ステップ112)、選択された関連文書を文書サーバ15から、あるいは文書情報保持部27に記憶されている場合には文書情報保持部27から取り出し、原稿に続けて印刷する(ステップ113)。なお、ユーザが原稿のみ印刷ボタン32を選択した場合には、いずれの関連文書も印刷しない。
以上のようにして画像処理部22によりコピー機能処理が実行されると、優先度情報更新部23は、印刷された関連文書の参照回数を1インクリメントするよう該当する文書の優先度情報を更新する(ステップ114)。
以上説明したように、本実施の形態においては、コピー機能を実行する場合を例にして説明したが、原稿を読み取るだけのスキャン機能や原稿を親展ボックスに保存する機能等画像形成装置20に搭載された他の機能においても同様に、ユーザに選択された機能の実行に加えて原稿の関連文書をユーザに提示し、必要により印刷等の出力を行うようにしてもよい。
1 CPU、2 アドレスデータバス、3 操作パネル、4 スキャナ、5 ハードディスクドライブ(HDD)、6 プリンタエンジン、7 ネットワークインタフェース(I/F)、8 RAM、9 ROM、10 外部メディアインタフェース(I/F)、15 文書サーバ、16 ネットワーク、20 画像形成装置、21 指示受付部、22 画像処理部、23 優先度情報更新部、24 制御部、25 キーワード記憶部、26 優先度情報記憶部、27 文書情報保持部、221 キーワード設定部、222 文書絞込部、223 属性値抽出部、224 関連文書抽出部、225 提示処理部、226 処理実行部。

Claims (3)

  1. 文書記憶手段に記憶される文書の属性の各属性値に対応させて設定された優先度情報を記憶する優先度情報記憶手段と、
    予め設定された抽出条件を満たす優先度情報が設定された属性値を前記優先度情報記憶手段から抽出する属性値抽出手段と、
    前記属性値抽出手段により抽出された属性値に基づき検索することにより、前記文書記憶手段に記憶される文書の中から当該原稿に関連する関連文書を抽出する関連文書抽出手段と、
    前記実行手段により画像処理が実施される前に前記関連文書抽出手段により抽出された当該原稿の関連文書を特定する情報を前記ユーザに提示する提示手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 取得した原稿の読取画像を解析することによって得られた当該原稿の特性を示す特性値に基づき前記文書記憶手段を検索することにより当該原稿の関連文書の候補となる文書を絞り込む絞込手段を有し、
    前記関連文書抽出手段は、前記属性値抽出手段により抽出された属性値に基づき検索することにより前記絞込手段により絞り込まれた文書の中から当該原稿の関連文書を抽出することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 画像形成装置に搭載されたコンピュータを、
    取得した原稿に対してユーザにより指定された画像処理を実行する実行手段、
    予め設定された抽出条件を満たす優先度情報が設定された属性値を、文書記憶手段に記憶される文書の属性の各属性値に対応させて設定された優先度情報を記憶する優先度情報記憶手段から抽出する属性値抽出手段、
    前記属性値抽出手段により抽出された属性値に基づき検索することにより、前記文書記憶手段に記憶される文書の中から当該原稿に関連する関連文書を抽出する関連文書抽出手段、
    前記実行手段により画像処理が実施される前に前記関連文書抽出手段により抽出された当該原稿の関連文書を特定する情報を前記ユーザに提示する提示手段、
    として機能させるためのプログラム。
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